JP2002167172A - クローラクレーン - Google Patents

クローラクレーン

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JP2002167172A
JP2002167172A JP2000368591A JP2000368591A JP2002167172A JP 2002167172 A JP2002167172 A JP 2002167172A JP 2000368591 A JP2000368591 A JP 2000368591A JP 2000368591 A JP2000368591 A JP 2000368591A JP 2002167172 A JP2002167172 A JP 2002167172A
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JP2000368591A
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Tokuo Murate
徳夫 村手
Kimikazu Yamashita
公主 山下
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Nippon Sharyo Ltd
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Nippon Sharyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロアブームを取り付けたままの輸送状態でト
レーラでの輸送が可能なクローラクレーンを提供するこ
と。 【解決手段】 下部走行体に対して旋回可能に設けられ
た上部旋回体に、作業装置を吊設するためのブーム6が
軸支されたものであって、ブーム6を回転支持するブー
ム用支持部材11が、上部旋回体を構成するメインフレ
ーム5の先端部上面に突設されたクローラクレーン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブームを備えたク
ローラクレーンに関し、特にブームを軸支するメインフ
レームの支持部構造に特徴を有するクローラクレーンに
関する。
【0002】
【従来の技術】建築・土木作業などに使用されるクロー
ラクレーンは、履帯によって走行可能な下部走行体に対
して上部旋回体が旋回可能に取り付けられ、その上部旋
回体の前方に作業装置を吊設するためのブームが起伏可
能に取り付けられている。ここで、図8は、そうしたク
ローラクレーンを示した側面図である。クローラクレー
ン100は、様々な作業装置を吊設することができ、所
定の作業を行うためのベース機として使用される。例え
ば、掘削工事においては、図8に示すように、ブーム1
01を介して送られたワイヤロープ102に掘削バケッ
ト200が吊り下げられ、アースドリル機として使用さ
れる。
【0003】こうしたクローラクレーン100は、上部
旋回体103が旋回ベアリングを介して下部走行体10
4に取り付けられ、図9に示すように、特に剛性を高め
た上部旋回体103のメインフレーム120が、その旋
回ベアリング110にボルト締めされて固定されてい
る。なお、図9は、メインフレーム120を示した側面
図である。旋回ベアリング110の外径は作業時にかか
るモーメントに応じた大きさのものが選定され、メイン
フレーム120が下部補強板121によって旋回ベアリ
ング110に取付ボルトでしっかりと固定されている。
【0004】メインフレーム120には上面にも上部補
強板122が設けられ、上下の補強板121,122に
よってブーム101を支持するブーム用ブラケット13
0が固定されている。また、上部補強板122には更に
ガントリ105の前脚105aを支持する支持ブラケッ
ト140が固定されており、このメインフレーム120
が、クローラクレーン100にかかる大きな荷重を受け
るようしている。ところで、従来のクローラクレーン1
00では、図9に示すようにブーム用ブラケット130
がメインフレーム120の前方に突き出るようにして固
定されていた。これは、ブーム101の支点となるピン
孔131を、旋回ベアリング110の外径より外側前方
に位置させることで後方安定性を良くし、また、その支
点位置を上部補強板122の高さと同じかやや低めにし
て機体の安定性を図るためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした従来
のクローラクレーン100には、上部旋回体103に装
着したロアブームを倒した場合、その全長が長すぎると
いう問題があった。クローラクレーン100の輸送には
トレーラが使用されるが、その際、クローラクレーン1
00は、図10に示すようにロアブーム101aを装着
したまま輸送できることが望ましい。ロアブーム101
aを外さないで輸送できれば、施工現場での分解や組立
作業の効率が良くなり、また輸送費を抑えることもでき
るからである。ところが、従来のクローラクレーン10
0は、そうした状態でトレーラ150に載せた場合、倒
したロアブーム101aが荷台151の後方からはみ出
してしまい、そのはみ出し長さL´が、交通の安全から
制限されている所定長さを超えてしまうため、輸送時に
はロアブーム101aを取り外さなければならなかっ
た。
【0006】また、従来のクローラクレーン100を図
8に示すようにアースドリル機として使用した場合、最
大角θの傾きで起立させたブーム101に掘削バケット
200を吊設するが、特に全高の高い大型の掘削バケッ
ト200を装着した場合には、掘削バケット200内の
土が落ちきるだけの吊設高さH´が十分にとれなかった
ため、排土効率がよくなかった。更に、ブーム101の
支点を前方に位置させたため、前述したように後方安定
性は良いが、掘削バケット200などの大型作業装置を
吊設した場合、前方にかかる荷重が大きくなって逆に安
定性が悪くなるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、かかる課題を解決すべ
く、ロアブームを取り付けたままの輸送状態でトレーラ
での輸送が可能なクローラクレーンを提供することを目
的とする。また、掘削バケットを装着した際には排土効
率の良いクローラクレーンを提供することを目的とす
る。更には、作業時の安定性の良いクローラクレーンを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のクローラクレー
ンは、下部走行体に対して旋回可能に設けられた上部旋
回体に、作業装置を吊設するためのブームが軸支された
ものであって、前記ブームを回転支持するブーム用支持
部材が、前記上部旋回体を構成するメインフレームの先
端部上面に突設されたものであることを特徴とする。よ
って、本発明のクローラクレーンによれば、ブームの支
点が後方に移行したので、ロアブームを倒した際の全長
が短くなり、ロアブームを取り付けたままでトレーラで
の輸送が可能になり、また作業時には作業装置の吊り下
げ位置が後退して安定性も良くなった。更に、ブームの
支点が後方にも移行したので、立ち上げたブームの先端
位置が上がった分、掘削バケットからの排土効率が良く
なった。
【0009】また、本発明のクローラクレーンは、下部
走行体に対して旋回可能に設けられた上部旋回体に、作
業装置を吊設するためのブームが軸支され、そのブーム
を引き起こすウインチからのワイヤロープを高い位置か
ら前方に送るためのガントリが設けられたものであり、
前記上部旋回体を構成するメインフレームの先端部上面
に前記ブームを回転支持するブーム用支持部材が突設さ
れ、そのブーム用支持部材に一端が軸着された前支持脚
と、前記メインフレームに対して前記ブーム用支持部材
の後方で一端が軸着された後支持脚とが、互いに他端側
同士で軸着された支持構造体を有し、その支持構造体に
前記ガントリが軸支されたものであることを特徴とす
る。
【0010】よって、本発明のクローラクレーンによれ
ば、ブームの支点が後方に移行したので、ロアブームを
倒した際の全長が短くなり、ロアブームを取り付けたま
まの状態でトレーラでの輸送が可能になり、また作業時
には作業装置の吊り下げ位置が後退して安定性も良くな
った。更に、ブームの支点が上方にも移行したので、立
ち上げたブームの先端位置が上がった分だけ掘削バケッ
トを高く吊すことができ、排土効率が良くなった。加え
て、ブーム用支持部材を含む支持構造体にガントリを軸
支したことで、ブームの引き起こしの際、ガントリを介
して作用する荷重と、ブームから直接作用する荷重とが
ブーム用支持部材で打ち消し合い、メインフレームに固
定された支持部材の負荷を小さくすることができた。
【0011】また、本発明のクローラクレーンは、前記
ブームに設けられた油圧シリンダに作動油を送るための
油圧ホースを、メインフレームのフロント部分から送り
出すように配管したものであることを特徴とする。よっ
て、本発明のクローラクレーンによれば、従来、メイン
フレームの前方にあったブームの支持部を上方に移行さ
せたことによって、油圧ホースをフロント部分から送り
出すことができるようになり、配管構造が簡単になっ
た。加えて、メインフレーム上から送りだせば、ブーム
を下げた際の油圧ホースのたるみが下部走行体に干渉す
るようなこともなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るクローラクレ
ーンの一実施形態について図面を参照しながら以下に説
明する。図1は、本実施形態におけるクローラクレーン
のメインフレームを示した側面図であり、図2は、その
メインフレームのフロント部分を拡大した側面図であ
る。そして、図3は、本実施形態におけるクローラクレ
ーンのメインフレームを示した平面図である。更に、図
4は、クローラクレーンによるアースドリル機を示した
側面図である。本実施形態におけるクローラクレーン1
は、図4に示すように、前述した従来例のものと同様、
上部旋回体2が、下部走行体3との間に旋回ベアリング
を介在させて旋回可能に設けられたものであり、その特
徴は、図1及び図2に示すように、ブーム6やガントリ
7をメインフレーム5に対して軸支するための支持構造
体10にある。
【0013】メインフレーム5は、旋回ベアリングに固
定する底面の下部補強板21の他、上面両サイドにも肉
厚の上部補強板22,22が設けられ(図3参照)、そ
れぞれにブーム用ブラケット11と支持ブラケット1
2,12が固定されている。図9に示す従来のブーム用
ブラケット130は、メインフレーム120から前方に
突設されていたが、本実施形態では取付位置に変更を加
え、ブーム用ブラケット11をメインフレーム5の上方
かつ先端部分に突設させている。そして、このブーム用
ブラケット11の後方には、2枚の支持ブラケット1
2,12が平行に突設されている。
【0014】そして、ブーム用ブラケット11にはパイ
プ状の前支持脚13が、支持ブラケット12,12には
プレート状の後支持脚14がそれぞれ下端部で軸着さ
れ、そうした前支持脚13と後支持脚14とが更に上端
部で軸着されている。本実施形態のクローラクレーン1
には、こうしてメインフレーム5上の特に上部補強板2
2上に、ブーム用ブラケット11、前支持脚13と後支
持脚14が連結された略三角形状の支持構造体10が構
成されている。支持構造体10は、メインフレーム5の
両側にある上部補強板22,22上に左右対称に設けら
れ、両ブーム用ブラケット11にはロアブーム6aが軸
支され、後支持脚14には左右に設けられたガントリ7
の前脚7aとブームシリンダ8とがそれぞれに軸支され
ている。
【0015】次に、図5は、クローラクレーン1をトレ
ーラに載せた状態を示した図である。クローラクレーン
1は、ブーム6について上部旋回体2に直接軸支したロ
アブーム6aだけを残し、それをほぼ水平に倒した形を
輸送状態とする。クローラクレーン1は、トレーラ30
に対して後ろ向きに載せられ、下部走行体3が荷台31
の先端に当たる前方ぎりぎりの位置に配置される。それ
でもロアブーム6aは荷台31の後方からはみ出してし
まう。ところが本実施形態では、ブーム用ブラケット1
1の位置をメインフレーム5上に移したことにより、ロ
アブーム6aの支点6pが従来のものに比べて上部旋回
体2の後方に移ったため、はみ出し長さLがその分だけ
短くなった。これにより、トレーラ30の荷台31から
のはみ出し長さLを制限範囲内に納めることができ、ク
ローラクレーン1は、ロアブーム6aを装着したままで
も輸送することができるようになった。
【0016】また、本実施形態では、図4に示すように
クローラクレーン1をアースドリル機とした場合、支持
構造体10によって掘削バケット32を吊設した作業状
態での安定性が良くなり、掘削バケットからの排土が効
率良く行えるようになった。図8に示す従来のクローラ
クレーン100の場合は、ブーム101の先端にあるト
ップシーブの位置が低く、吊り下げた大型の掘削バケッ
ト200と地面との間が狭くなってしまい、排土させた
土が落ちきらずに残ってしまっていた。これに対して本
実施形態のクローラクレーン1によれば、ブーム用ブラ
ケット11の位置をメインフレーム5の上に移したこと
により、ロアブーム6aの支点6pが従来のものに比べ
て上方に位置するようになった。そのため、高い位置で
掘削バケット32を吊り下げることが可能となった。
【0017】そこで、クローラクレーン1は、図4に示
すようにブーム6を従来と同様に最大角θの傾きで起立
させ、その上端にあるトップシーブ25を介したワイヤ
ロープで掘削バケット32を吊り下げる。このとき、ブ
ーム6の傾きは従来と同じでもトップシーブ31の位置
が高くなったため、大型の掘削バケット32の吊り位置
が上昇し、バケット内の掘削土が落ちるだけの高さが確
保でき、適切に排土することができるようになった。ま
た、図4に示すように最大角θの傾きで起立させたブー
ム6は、トップシーブ31の位置が後退しているため、
クローラクレーン1の重心に掘削バケット32が近づい
たことによって作業の安定性が増すことになった。
【0018】本実施形態では、ブーム用ブラケット11
の移動に伴う支持構造体10の構造によって、ブーム6
及びガントリ7から作用する荷重のつり合い状態をつく
りだし、支持部材であるブーム用ブラケット11にかか
る負荷を軽減することができた。ここで、図6は本実施
形態における力の関係を示した図であり、図7は従来の
それを示した図である。クローラクレーン1がブーム6
(便宜的に直線で示している)を引き起こす場合には、
ガントリ7の立上げシーブ7g(図1参照)を介してワ
イヤロープ26がウインチで巻き上げられ、ブーム6が
ワイヤーロープを連結した先端から引っ張り起こされ
る。
【0019】ブーム6には下向きに自重Wがかかってお
り、引き起こしの際には、ブーム6には圧縮力が、ワイ
ヤロープ26には引張力が作用する。こうしたブーム6
を圧縮させる力の反力Nがブーム用ブラケット11に作
用し、ワイヤロープ26を引っ張る力の反力Rがガント
リ7に作用する。ガントリ7に働く反力Rは、前脚7a
及び後脚7bの軸力とつり合い、前脚7aには圧縮力R
1が、後脚7bには引張力R2がそれぞれ分力として作
用する。支持構造体10には、そうした前脚7aを圧縮
させる圧縮力R1の反力R10が作用し、前支持脚13
及び後支持脚14に、それぞれ反力R10の分力として
圧縮力R11,R12が作用する。そして更に、前支持
脚13を圧縮させる圧縮力R11の反力R20がブーム
用ブラケット11に作用する。従って、ブーム用ブラケ
ット11には、支持構造体10によって最終的に伝達さ
れたワイヤロープ26からの荷重R20と、ブーム6か
らの直接の荷重Nとの合力Fが作用することとなる。
【0020】一方、従来のクローラクレーン100の場
合には、図7に示すようにブーム101(便宜的に直線
で示している)を圧縮させる圧縮力の反力が、ブーム用
ブラケット130に荷重N´として作用する。また、ワ
イヤロープ106を引っ張る力の反力R´がガントリ1
05に作用し、その反力R´は前脚105a及び後脚1
05bの軸力とつり合い、前脚105aには圧縮力R1
´が、後脚105bには引張力R2´がそれぞれ分力と
して作用する。そして、その前脚105aを圧縮させる
圧縮力R1´の反力R10´が、支持ブラケット140
に作用することとなる。
【0021】ブームを引き起こす際にかかる力は、最終
的にはメインフレームに固定された支持部材によって受
け止められる。しかし、従来のクローラクレーン100
の場合は、ブーム101から直接、或いはガントリ10
5を介して間接的に作用する2方向からの力を、ブーム
用ブラケット130と支持ブラケット140で別々に受
けていた。そのため、支持ブラケット140に働く荷重
R10´の水平分力によるモーメントが大きく、メイン
フレーム120に対する支持ブラケット140の固定面
への負荷が大きかった。これに対して本実施形態では、
2方向からの荷重N,R20がいずれもブーム用ブラケ
ット11に作用する。その際、荷重N,R20の水平成
分は打ち消し合うため、合力Fの水平分力は極めて小さ
くなり、作用方向が下向きになる。従って、モーメント
によるメインフレーム5に対するブーム用ブラケット1
1の固定面への負荷を軽減させることができた。
【0022】続いて、本実施形態のクローラクレーン1
は、図2に示すように上部旋回体2からブーム6内に設
けられた不図示の油圧シリンダに作動油を送るための油
圧ホース27が、メインフレーム5からブーム6へと配
管できるようになった。これは、ブーム用ブラケット1
1をメインフレーム5上に設けたことによって、油圧ホ
ース27の配管スペースが確保され、適切な接続が簡易
に行えるようになったからである。一方、図9に示す従
来例の場合には、ブームをメインフレームの前方で軸支
していたので、油圧ホースを前方へ送るためにはブーム
の支持部を回避する必要があり、油圧ホースをたるませ
ておいてブーム内の油圧シリンダへまわす必要があっ
た。
【0023】しかし、こうした油圧ホースのたるみは、
ブームを下げたときに更にたるみ量が大きくなるため、
そうした状態で上部旋回体を旋回させると、下部走行体
に引っかかる問題があった。従って、従来は、メインフ
レームの側部から一旦油圧ホースを出し、その油圧ホー
スをなるべくたるませないようにしてブーム側へと送る
ようにしていた。こうした場合には、旋回時の引っかか
り問題はなくなるが、メインフレーム及び配管構造が複
雑で面倒になる別の問題があった。その点、本実施形態
では、油圧ホース27をメインフレーム5の上から送り
出しているため、旋回時にたるみが引っかかることはな
くなり、構造も簡素化された。
【0024】なお、本発明は、前記実施形態のものに限
定されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。例えば、前記実施形態では、ア
ースドリル機を構成した際のクローラクレーンについて
説明したが、装着する作業装置には掘削バケット以外の
ものであってもかまわない。
【0025】
【発明の効果】本発明は、ブームを回転支持するブーム
用支持部材を、上部旋回体を構成するメインフレームの
先端部上面に突設したので、ロアブームを取り付けたま
まの輸送状態でトレーラでの輸送が可能なクローラクレ
ーンを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態におけるクローラクレーンのメイン
フレームを示した側面図である。
【図2】メインフレームのフロント部分を拡大した側面
図である。
【図3】一実施形態におけるクローラクレーンのメイン
フレームを示した平面図である。
【図4】一実施形態のクローラクレーンによるアースド
リル機を示した側面図である。
【図5】一実施形態のクローラクレーンをトレーラに載
せた状態を示した図である。
【図6】本実施形態におけるブーム引き起こし時の力の
関係を示した図である。
【図7】従来例におけるブーム引き起こし時の力の関係
を示した図である。
【図8】従来のクローラクレーンによるアースドリル機
を示した側面図である。
【図9】従来のクローラクレーンにおけるメインフレー
ムを示した側面図である。
【図10】従来のクローラクレーンをトレーラに載せた
状態を示した図である。
【符号の説明】
1 クローラクレーン 2 上部旋回体 3 下部走行体 5 メインフレーム 6 ブーム 6a ロアブーム 7 ガントリ 10 支持構造体 11 ブーム用ブラケット 12 支持ブラケット 13 前支持脚 14 後支持脚 21 下部補強板 22 上部補強板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体に対して旋回可能に設けられ
    た上部旋回体に、作業装置を吊設するためのブームが軸
    支されたクローラクレーンにおいて、 前記ブームを回転支持するブーム用支持部材が、前記上
    部旋回体を構成するメインフレームの先端部上面に突設
    されたものであることを特徴とするクローラクレーン。
  2. 【請求項2】 下部走行体に対して旋回可能に設けられ
    た上部旋回体に、作業装置を吊設するためのブームが軸
    支され、そのブームを引き起こすウインチからのワイヤ
    ロープを高い位置から前方に送るためのガントリが設け
    られたクローラクレーンにおいて、 前記上部旋回体を構成するメインフレームの先端部上面
    に前記ブームを回転支持するブーム用支持部材が突設さ
    れ、そのブーム用支持部材に一端が軸着された前支持脚
    と、前記メインフレームに対して前記ブーム用支持部材
    の後方で一端が軸着された後支持脚とが、互いに他端側
    同士で軸着された支持構造体を有し、その支持構造体に
    前記ガントリが軸支されたものであることを特徴とする
    クローラクレーン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のクローラ
    クレーンにおいて、 前記ブームに設けられた油圧シリンダに作動油を送るた
    めの油圧ホースを、メインフレームのフロント部分から
    送り出すように配管したものであることを特徴とするク
    ローラクレーン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102267670A (zh) * 2011-07-29 2011-12-07 徐州重型机械有限公司 一种连接架及具有该连接架的臂架系统和起重机械
CN110589680A (zh) * 2019-08-19 2019-12-20 中铁九桥工程有限公司 一种应用于桥面架梁起重机的多点均载支承行走系统

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