JP2002165996A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2002165996A
JP2002165996A JP2000368371A JP2000368371A JP2002165996A JP 2002165996 A JP2002165996 A JP 2002165996A JP 2000368371 A JP2000368371 A JP 2000368371A JP 2000368371 A JP2000368371 A JP 2000368371A JP 2002165996 A JP2002165996 A JP 2002165996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
big hit
time
mode
jackpot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000368371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4644932B2 (ja
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeya Co Ltd filed Critical Takeya Co Ltd
Priority to JP2000368371A priority Critical patent/JP4644932B2/ja
Publication of JP2002165996A publication Critical patent/JP2002165996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4644932B2 publication Critical patent/JP4644932B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】短時間であっても遊技を楽しむことができ、遊
技を終了した際に無念感を残しにくい遊技機を提供する
こと。 【解決手段】マイコン40は、終了予定時刻が記憶され
ていて(s21:YES)、切替時刻になった場合(s
22:YES)、大当りの選択される確率が第2確率で
あれば(s23:YES)、大当りの選択される確率を
第3確率に設定する(s24)。そして、s24の処理
を終えるか、s23の処理で大当りの選択される確率が
第2確率でなければ(s23:NO)、マイコン40
は、Nに1を代入する(s25)。一方、s21の処理
で終了予定時刻が記憶されていない場合(s21:N
O)、およびs22の処理で切替時刻でない場合(s2
2:NO)、マイコン40は、Nに0を代入する(s2
6)。これにより以降の遊技処理をNが1であれば終了
モードで行い、Nが0であれば通常モードで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコホールな
どの遊技場で利用される遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大当りが選択されると大当り遊技
が開始されるパチンコ遊技機の一つとして、複数ある大
当りの内のいくつかが特定大当りとされていて、選択さ
れた大当りが特定大当りである場合、次回に大当りが選
択されるまで、または、大当りの選択が所定回数行われ
るまで、次に大当りの選択される確率が高い状態(以
降、高確率状態とする)になるものが知られている。こ
のようなパチンコ遊技機では、高確率状態で続けて特定
大当りとなれば、高確率状態がさらに継続されることに
なるため、利用者は多くの賞球を獲得しやすい状態で遊
技を楽しむことができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような遊
技機においては、高確率状態が長時間継続する場合があ
るため、利用者に用事がある場合や遊技場の営業終了時
間など遊技の終了時間が決まっている場合、利用者は高
確率状態が継続しているのにも拘わらず遊技を終了しな
ければならないことがあるため、短時間では遊技を行い
にくいものとなっていた。また、このように高確率状態
が継続している状態で遊技を終了した利用者に無念感が
残ることがあった。
【0004】本発明は、短時間であっても遊技を楽しむ
ことができる遊技機の提供を目的とし、さらに、遊技を
終了した際に利用者に無念感を残しにくい遊技機を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記問
題を解決するため請求項1に記載の遊技機は、所定の第
1条件が成立した場合に、大当り遊技に移行する遊技機
であって、遊技状態を大当り遊技への移行しやすさが異
なる複数の遊技状態のいずれかに変更する遊技状態変更
手段と、遊技モードを切り替える切替時刻を設定可能な
切替時刻設定手段と、該切替時刻設定手段によって設定
された前記切替時刻になった際に、遊技モードを通常モ
ードから終了モードに切り替える遊技モード切替手段と
を備え、遊技モードが前記通常モードであるときは、所
定の第2条件が成立した場合に、前記遊技状態変更手段
が、遊技状態を通常の遊技状態である第1遊技状態か
ら、該第1遊技状態よりも前記大当り遊技に移行しやす
い第2遊技状態に変更し、遊技モードが前記終了モード
であるときは、前記第2条件が成立した場合、または、
遊技状態が前記第2遊技状態になっている場合に、前記
遊技状態変更手段が、遊技状態を前記第2遊技状態より
も前記大当り遊技に移行しやすい第3遊技状態に変更す
ることを特徴とする。
【0006】この遊技機における切替時刻設定手段は、
切替時刻を設定することができるものであれば、具体的
な構成は特に限定されない。例えば、時刻を入力可能な
入力装置を遊技機の外側に設けて、この入力装置を使っ
て利用者が任意に入力した時刻を各遊技機の備える記憶
手段(例えば、RAM)が記憶することによって切替時
刻が設定されるように構成すればよい。また、各遊技機
の稼働状況を監視するホールコンピュータが切替時刻設
定手段としての機能を実行できるように構成し、遊技場
の従業員が営業終了時刻などに合わせて複数の遊技機に
おける切替時刻を設定できるように構成してもよい。
【0007】この遊技機において、遊技モードは、遊技
の開始時は通常モードに設定されている。通常モードで
は、第2条件が成立した場合に、遊技状態変更手段が、
遊技状態を第1遊技状態から、第1遊技状態より大当り
遊技に移行しやすい第2遊技状態に変更する。
【0008】また、切替時刻設定手段によって設定され
た切替時刻になった際には、遊技モード切替手段が、遊
技モードを通常モードから、終了モードに切り替える。
終了モードでは、通常モードから切り替えられた際に、
遊技状態が第2遊技状態となっている場合は、遊技状態
変更手段が、遊技状態を第2状態よりも大当り遊技に移
行いやすい第3遊技状態に変更する。また、通常モード
の場合と同様の手順を経て第2条件が成立すると、遊技
状態変更手段が、遊技状態を第3遊技状態に変更する。
【0009】このように構成された遊技機によれば、切
替時刻になると遊技モードが終了モードに切り替わり、
遊技状態が、第1遊技状態や第2遊技状態よりも大当り
遊技に移行しやすい第3遊技状態に変更され得るように
なる。そのため、利用者が遊技の終了を希望する時間に
合わせて、切替時刻を設定すれば、短時間であっても遊
技を楽しむことができる。具体的な例として、利用者が
遊技の終了を希望する時間の10分前を切替時間として
設定すれば、切替時間以後の10分間を大当りの選択さ
れやすい状態で遊技できるようになる。
【0010】また、この遊技機の具体的な例として、請
求項2に記載の遊技機は、大当りかはずれかを選択する
大当り選択手段と、該大当り選択手段により大当りが選
択された場合に特定大当りか非特定大当りかを選択する
特定大当り選択手段とを備え、前記大当り選択手段によ
って大当りが選択されたことを前記第1条件とし、前記
特定大当り選択手段によって特定大当りが選択されたこ
とを前記第2条件とし、前記第1条件が成立した場合
に、大当り遊技に移行する遊技機であって、遊技モード
が前記通常モードであるときは、前記第2条件が成立し
た場合に、前記遊技状態変更手段が、大当りの選択され
る確率を通常の確率である第1確率から、該第1確率よ
り高い第2確率に変更し、遊技モードが前記終了モード
であるときは、前記第2条件が成立した場合、または、
大当りの選択される確率が前記第2確率になっている場
合に、前記遊技状態変更手段が、大当りの選択される確
率を前記第2確率よりも高い第3確率に変更することを
特徴とする。
【0011】この遊技機において通常モードでは、従来
の遊技機同様、遊技球が所定の始動口に入賞または所定
の始動ゲートを通過した後、大当り選択手段が、大当り
かはずれかを選択する。大当りの選択される確率は、通
常は第1確率(第1遊技状態)に設定されている。この
遊技機では、大当り選択手段によって大当りが選択され
たことを第1条件としており、第1条件が成立、つま
り、大当り選択手段によって大当りが選択されると、特
定大当り選択手段が、特定大当りか非特定大当りかを選
択する。特定大当りの選択される確率は遊技機毎に任意
に設定されている。この遊技機では、特定大当り選択手
段によって大当りが選択されたことを第2条件としてお
り、第2条件が成立、つまり、特定大当り選択手段によ
って特定大当りが選択されると、遊技状態変更手段が、
大当り選択手段による次回以降の選択において大当りの
選択される確率を、第1確率より高い第2確率(第2遊
技状態)に変更する。
【0012】また、切替時刻設定手段によって設定され
た切替時刻になった際には、遊技モード切替手段が、遊
技モードを終了モードに切り替える。終了モードでは、
通常モードから切り替えられた際に、大当りの選択され
る確率が第2確率となっている場合は、遊技状態変更手
段が大当りの選択される確率を第2確率よりも高い第3
確率(第3遊技状態)に変更する。また、通常モードの
場合と同様の手順を経て特定大当り選択手段が特定大当
りを選択すると、遊技状態変更手段が、大当り選択手段
による次回以降の選択において大当りの選択される確率
を第3確率(第3遊技状態)に変更する。
【0013】このように構成された遊技機によれば、切
替時刻になると遊技モードが終了モードに切り替わり、
大当りの選択される確率が、第1確率や第2確率よりも
高い第3確率に変更され得るようになるため、通常より
短時間で大当りを引き当てやすくなる。そのため、利用
者が遊技の終了を希望する時間に合わせて、切替時刻を
設定すれば、短時間であっても遊技を楽しむことができ
る。
【0014】なお、この遊技機における第3確率は、そ
の具体的な値は特に限定されないが、その値が高確率で
あるほど大当りが選択されるまでの時間が短時間とな
り、利用者は、より短時間での遊技を楽しむことができ
る。また、通常モードにおいて大当りの選択される確率
が第2確率となっている状態は、従来の遊技機と同様、
次回以降の選択において特定大当り選択手段が非特定大
当りを選択するまで、あるいは、大当り選択手段による
選択が所定回数行われるまで継続されるように構成すれ
ばよい。また、第2確率となっている状態が終了した後
は、遊技状態変更手段が、大当りの選択される確率を第
1確率に変更する。
【0015】一方、終了モードにおいて大当りの選択さ
れる確率が第3確率となっている状態についても、次回
以降の選択において大当り選択手段が大当りを選択する
まで、あるいは、大当り選択手段による選択が所定回数
行われるまで継続されるように構成すればよい。第3確
率となっている状態が終了した後は、遊技状態変更手段
が、大当りの選択される確率を第1確率に変更するよう
に構成すればよく、第2確率に変更するように構成して
もよい。
【0016】また、具体的な別の例として、請求項3に
記載の遊技機は、前記第1条件および前記第2条件が続
けて成立する条件であって、前記第1条件が成立するま
でまたは前記第2条件が成立するまでに要する必要時間
が、遊技中に2通り以上に変化する遊技機であって、遊
技モードが前記通常モードであるときは、前記第2条件
が成立した場合に、前記遊技状態変更手段が、前記必要
時間を通常の時間である第1時間から、該第1時間より
短い第2時間に変更し、遊技モードが前記終了モードで
あるときは、前記第2条件が成立した場合、または、前
記必要時間が前記第2時間になっている場合に、前記遊
技状態変更手段が、前記必要時間を前記第2時間よりも
短い第3時間に変更することを特徴とする。
【0017】この遊技機においては、第1条件は、大当
り選択手段が大当りを選択することとすればよく、順次
成立する複数の条件であってもよい。第2条件は、第1
条件が成立した後に成立するものであればよい。例え
ば、第1条件が大当り選択手段が大当りを選択すること
である場合、第2条件として、その後に行われる特定大
当り選択手段によって特定大当りが選択されることとす
ればよい。以降、より具体的な例として、遊技球が所定
の始動口に入賞または所定の始動ゲートを通過して最終
的に大当り選択手段によって大当りが選択されることを
第1条件とし、大当り選択手段が大当りを選択した後
に、特定大当り選択手段が特定大当りを選択することを
第2条件として説明する。
【0018】この遊技機において通常モードでは、従来
の遊技機同様、遊技球が所定の始動口に入賞または所定
の始動ゲートを通過した後、大当り選択手段による選択
が行われる。この遊技機では、大当り選択手段によって
大当りが選択されたことを第1条件としており、第1条
件が成立、つまり、大当り選択手段によって大当りが選
択されると、特定大当り選択手段が、特定大当りか非特
定大当りかを選択する。特定大当りの選択される確率は
遊技機毎に任意に設定されている。この遊技機では、特
定大当り選択手段によって大当りが選択されたことを第
2条件としており、特定大当り選択手段によって特定大
当りが選択されると第2条件が成立する。これらの条件
を成立させるまでに要する必要時間は、通常は第1時間
(第1遊技状態)に設定されている。必要時間として
は、例えば、大当り選択手段によって大当りが選択され
た後に大当り遊技に移行するまでの時間などである。そ
して、第2条件が成立すると、遊技状態変更手段が、必
要時間を第1時間よりも短い第2時間(第2遊技状態)
に変更する。必要時間を短くする方法としては、例え
ば、大当り選択手段によって大当りが選択された後に大
当り遊技に移行するまでの時間を短くする制御を行うな
どの方法でよい。
【0019】また、切替時刻設定手段によって設定され
た切替時刻になった際には、遊技モード切替手段が、遊
技モードを終了モードに切り替える。終了モードでは、
通常モードから切り替えられた際に、必要時間が第2時
間に変更されている場合、遊技状態変更手段が必要時間
を第2時間よりも短い第3時間(第3遊技状態)に変更
する。また、通常モードの場合と同様の手順を経て特定
大当り選択手段が特定大当りを選択すると、遊技状態変
更手段が、必要時間を第2時間よりも短い第3時間(第
3遊技状態)に変更する。
【0020】このように構成された遊技機によれば、切
替時刻になると遊技モードが終了モードに切り替わり、
複数の条件を成立させるまでに要する必要時間が、第1
時間や第2時間よりも短い第3時間に変更され得るよう
になるため、通常より短時間で大当りを引き当てやすく
なる。そのため、利用者が遊技の終了を希望する時間に
合わせて、切替時刻を設定すれば、短時間であっても遊
技を楽しむことができる。
【0021】なお、この遊技機における第3時間は、そ
の具体的な時間数は特に限定されないが、その時間数が
短時間であるほど、より短時間での遊技を楽しむことが
できる。また、通常モードにおいて必要時間が第2時間
となっている状態は、例えば、次回以降の選択において
特定大当り選択手段が非特定大当りを選択するまで、あ
るいは、大当り選択手段による選択が所定回数行われる
まで継続されるように構成すればよい。また、第2時間
となっている状態が終了した後は、遊技状態変更手段
が、必要時間を第1確率に変更する。
【0022】一方、終了モードにおいて必要時間が第3
時間となっている状態についても、次回以降の選択にお
いて大当り選択手段が大当りを選択するまで、あるい
は、大当り選択手段による選択が所定回数行われるまで
継続されるように構成すればよい。第3時間となってい
る状態が終了した後は、遊技状態変更手段が、必要時間
を第1時間に変更するように構成すればよく、第2時間
に変更するように構成してもよい。
【0023】なお、本遊技機は、従来の遊技機と同様
に、はずれ、非特定大当りまたは特定大当りが選択され
ると、遊技機の備える図柄表示装置に、それぞれに対応
する図柄(はずれ図柄、非特定大当た図柄、特定大当り
図柄)を表示するように構成されている。そして、利用
者は、表示される図柄によって、遊技状態を確認するこ
とができる。
【0024】通常モードにおいては、例えば、大当りが
選択され、図柄表示手段に特定大当り図柄が表示された
場合は、以降の遊技状態が第2遊技状態となったことが
確認でき、また、大当りが選択され、図柄表示手段に非
特定大当り図柄が表示された場合は、以降の遊技状態が
第1遊技状態となったことが確認できる。
【0025】終了モードにおいては、遊技状態が第3遊
技状態である場合に大当り選択手段によって大当りが選
択されると、以降の遊技状態が第1遊技状態に変更され
るように構成されているため、遊技状態と図柄表示手段
が表示する図柄の対応を合わせるために、終了モードに
おいては、特定大当り選択手段が非特定大当りしか選択
しなくなるように構成するとよい。このように構成すれ
ば、通常モードと同様に、例えば、大当りが選択され、
図柄表示手段に第3遊技状態となることを示す図柄が表
示された場合は、以降の遊技状態が第3遊技状態となっ
たことが確認でき、また、大当りが選択され、図柄表示
手段に非特定大当り図柄が表示された場合は、以降の遊
技状態が第1遊技状態となったことが確認できる。な
お、第3遊技状態となることを示す図柄は、特定大当り
図柄と同じものであってもよい。
【0026】また、遊技状態と図柄表示手段が表示する
図柄の対応を合わせる別の構成として、請求項4に記載
の遊技機のように、はずれ図柄、非特定大当り図柄また
は特定大当り図柄のうち、いずれかを表示するように構
成された図柄表示手段を備え、該図柄表示手段が、前記
通常モードにおいて、前記大当り選択手段によってはず
れが選択された場合には前記はずれ図柄を表示し、前記
大当り選択手段によって大当りが選択されて前記特定大
当り選択手段によって非特定大当りが選択された場合に
前記非特定大当り図柄を表示し、前記大当り選択手段に
よって大当りが選択されて前記特定大当り選択手段によ
って特定大当りが選択された場合に前記特定大当り図柄
を表示し、前記終了モードにおいて、前記大当り選択手
段によってはずれが選択された場合には前記はずれ図柄
を表示し、前記大当り選択手段によって大当りが選択さ
れた場合には前記特定大当り選択手段の選択結果に拘わ
らず前記非特定大当り図柄を表示するとよい。
【0027】このように構成された遊技機によれば、終
了モードにおいて、大当りが選択された際、図柄表示手
段は、特定大当り選択手段の選択結果に拘わらず非特定
大当り選択手段を表示することになる。ところで、この
ような構成の遊技機は、遊技状態が第2遊技状態よりも
利用者にとって有利な状態となるため、同一の利用者
に、終了モードでの遊技が長時間にわたって継続的に行
われると、不当に多くの賞球が獲得されてしまう恐れが
ある。このような問題に対しては、例えば、店内のルー
ルとして、終了モードとなってからの大当り遊技の回数
を1回まで等と規制し、そのルールを守って遊技が行わ
れるように従業員が利用者の指導を行ってもよい。しか
し、このような方法では利用者に遊技の終了を促す必要
が生じるなど従業員の負担が大きくなる。
【0028】そこで、請求項5に記載の遊技機のよう
に、前記終了モードにおいて、遊技状態が前記第3遊技
状態になっている状態で前記第2条件が成立した場合、
前記遊技状態変更手段が、遊技状態を前記第1遊技状態
に変更するとよい。
【0029】このように構成された遊技機によれば、第
3遊技状態となっている状態で第2条件が成立した場
合、その後遊技状態が、第1遊技状態に変更されるた
め、利用者にとって有利な状態が継続することはなく、
利用者に多くの賞球を不当に獲得される恐れがない。ま
た、第2条件が成立したら、次回以降に遊技状態が、第
1遊技状態となるため、利用者にとって有利な状態が継
続しているのにも拘わらず遊技を終了しなければならな
いといったことがなく、利用者に無念感が残りにくい。
【0030】さらに、請求項6に記載の遊技機のよう
に、前記終了モードにおいて、遊技状態が前記第3遊技
状態になっている状態で前記第2条件が成立した場合、
前記遊技状態変更手段が、遊技状態を前記第1遊技状態
に変更した後、遊技状態を変更しなくなるとよい。
【0031】このように構成された遊技機によれば、終
了モードにおいて最初に第2条件が成立した後、遊技状
態が通常の第1遊技状態より有利な状態となることがな
いため、利用者は無念感を残すことなく遊技を終了する
ことができる。また、請求項7に記載の遊技機は、遊技
の終了予定時刻を利用者が任意に入力可能な終了時刻入
力手段を備え、前記切替時刻設定手段が、前記終了時刻
入力手段によって入力された前記終了予定時刻から、あ
らかじめ定められた時間だけ前の時刻を、前記切替時刻
として設定するように構成されていることを特徴とす
る。
【0032】この遊技機における、終了時刻入力手段
は、終了予定時刻を入力可能であれば、その具体的な構
成は特に限定されない。例えば、入力ボタン、ダイヤル
などによって時刻を入力できるように構成すればよい。
切替時刻設定手段は、終了時刻入力手段によって入力さ
れた時刻を基に、あらかじめ定められた時間だけ前の時
刻を切替時刻として設定する。あらかじめ定められた時
間は、切替時刻となって後に終了モードで遊技が行われ
る時間であって、具体的な時間数は特に限定されない。
例えば、遊技機毎に固有の時間数としてもよく、各遊技
機における大当りが選択されるまでの平均時間間隔とし
てもよい。また、遊技機の稼働状況(例えば、大当り選
択手段による選択回数など)に応じて時間数を算出して
もよい。具体的な算出方法として、各遊技機において、
遊技球が単位時間当り始動口に入賞または始動ゲートを
通過した回数(以降、単位始動数とする)が多いほど、
大当り選択手段による選択回数が多くなる。同じ時間内
であれば大当り選択手段による選択回数が多いほど大当
りが選択されるまでの時間も短くなる。よって、単位始
動数が多い遊技機ほど時間数が少なくなるように算出す
ればよい。
【0033】また、終了予定時刻が経過した後は、遊技
モード切替手段が、遊技モードを直ちに終了モードから
通常モードに変更するように構成すればよく、終了予定
時刻経過後の最初に選択された大当りの後に、遊技モー
ド切替手段が、遊技モードを通常モードに変更するよう
に構成してもよい。また、終了予定時刻が経過した後
は、遊技球の発射装置を停止して遊技球を発射できなく
なるように構成してもよい。また、遊技球の貸機が遊技
機に備えられていれば、終了予定時刻以降に遊技球を借
りられなくなるように構成してもよい。
【0034】このように構成された遊技機によれば、利
用者が遊技の終了を希望する時刻が到来する前に必ず一
定時間は終了モードでの遊技を楽しむことができる。ま
た特に、切替時刻から終了予定時刻までの時間が、大当
りが選択されるまでの平均時間間隔である場合、大当り
が選択されるまでに充分な時間であるため、終了予定時
刻までに大当りを引き当てることが期待できる。また、
切替時刻から終了予定時刻までの時間が、遊技機の稼働
状況によって算出された場合、終了モードの時間数を各
遊技機に対して公平に設定することができる。
【0035】なお、この遊技機においては、第3遊技状
態が、終了予定時刻となるまでに、時間経過と共に大当
り遊技に移行しやすくなるように構成してもよい。例え
ば、遊技状態変更手段によって終了予定時刻に近づくほ
ど大当りの選択される確率が高確率に変更されるように
構成すればよい。また、遊技状態変更手段によって終了
予定時刻に近づくほど必要時間が短時間に変更されるよ
うに構成すればよい。このように構成すれば、より終了
予定時刻までに大当り遊技に移行しやすくなる。
【0036】また、請求項8に記載の遊技機は、前記終
了予定時刻までの時間経過または前記終了予定時刻とな
ったことのいずれか一方または両方を利用者に報知可能
な第1報知手段を備えていることを特徴とする。
【0037】この遊技機における第1報知手段は、終了
予定時刻までの時間経過または終了予定時刻となったこ
とのいずれか一方または両方を利用者に報知することが
できれば、その具体的な構成は特に限定されない。例え
ば、終了予定時刻までの時間経過を表示可能な表示装置
で構成したり、終了予定時刻となった際に、ランプが点
灯するように構成したり、スピーカーから音声を出力す
るように構成して、利用者に報知すればよい。
【0038】このように構成された遊技機によれば、利
用者は、終了予定時刻となったことを確認できるため、
終了予定時刻となるまでは安心して遊技を行うことがで
きる。また特に、終了予定時刻までの時間経過を報知す
るように構成されている場合には、利用者は、終了予定
時刻までの時間経過を随時確認しながら遊技を行うこと
ができる。
【0039】また、請求項9に記載の遊技機は、前記大
当り遊技によって遊技を行うことができると考えられる
予想大当り遊技時間があらかじめ設定されている遊技機
であって、前記終了予定時刻までの残り時間が、前記予
想大当り遊技時間よりも短くなったことを利用者に報知
可能な第2報知手段を備えていることを特徴とする。
【0040】この遊技機における第2報知手段は、終了
予定時刻までに大当り遊技が終了しないことを利用者に
報知することができれば、その具体的な構成は特に限定
されない。例えば、大当り遊技時間が平均で3分間と想
定されている遊技機の場合、大当り遊技時間をあらかじ
め3分間と定めておき、終了予定時刻までの残り時間が
3分より短くなった際に、文字表示装置がメッセージを
表示するように構成したり、ランプが点灯するように構
成したり、スピーカーから音声が出力されるように構成
すればよい。
【0041】このように構成された遊技機によれば、大
当り遊技が終了予定時刻を超えることをあらかじめ知る
ことができるため、利用者は報知されるまでは終了予定
時刻を気にすることなく安心して遊技を楽しむことがで
きる。また、請求項10に記載の遊技機は、前記遊技モ
ード切替手段が遊技モードを前記通常モードから前記終
了モードに切り替えたことを、利用者に報知可能な第3
報知手段を備えていることを特徴とする。
【0042】この遊技機における第3報知手段は、遊技
モードが終了モードに切り替えられたことを利用者に報
知することができれば、その具体的な構成は特に限定さ
れない。例えば、遊技モードが終了モードに切り替えら
れた際に、ランプが点灯するように構成したり、スピー
カーから音声が出力されるように構成すればよい。ま
た、遊技モードが終了モードに切り替えられたら、図柄
表示手段が、終了モードに切り替えられたことを示す図
柄等の表示物を表示するように構成してもよい。
【0043】このように構成された遊技機によれば、利
用者は、遊技モードが終了モードに切り替えられたこと
を確認することができるため、遊技状態の変化を確認し
ながら遊技を楽しむことができる。また、請求項11に
記載の遊技機は、前記大当り遊技中に行われる大当り遊
技制御として、前記通常モードにおいては通常大当り遊
技制御を行い、前記終了モードにおいては前記通常大当
り遊技制御より短時間で大当り遊技を終了させることが
可能な終了大当り遊技制御を行う大当り遊技制御手段を
備えていることを特徴とする。
【0044】また、通常大当り遊技制御は、従来の大当
り遊技の際に実行される制御と同様に、大当り選択手段
により大当りが選択されたら入賞口を開いて、入賞口に
所定の個数の遊技球が入賞することにより入賞口を閉じ
るといった処理をあらかじめ定められた回数繰り返して
処理を終了する。一方、終了大当り遊技制御では、通常
大当り制御による大当り遊技よりも短時間で終了させる
ことが可能であれば、その具体的な制御方法は特に限定
されない。例えば、入賞口に所定の個数の遊技球が入賞
して入賞口を閉じた後、再度入賞口を開くまでの時間を
通常大当り制御よりも短くする制御を行えばよい。
【0045】このように構成された遊技機によれば、通
常大当り遊技制御よりも終了大当り遊技制御による大当
り遊技の方が、短時間で終了するため、大当り遊技が終
了予定時刻を超えてしまうような場合でも通常大当り遊
技制御による大当り遊技よりも短時間で大当り遊技を終
了して遊技を終了することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て一例を挙げて説明する。 [全体構成]遊技機1は、図1に示すように、タブレッ
ト10、始動ゲート30、特別図柄表示装置50、普通
図柄表示装置60、大入賞装置70および可変入賞装置
80などを備え、これらが遊技盤90上に配設されてい
る。なお、遊技盤90には、周知の通り、多数の遊技釘
や風車等も配設されている。
【0047】また、この遊技機1は、図2に示すよう
に、遊技機全体の動作を制御するマイクロコンピュータ
40(以降、マイコン40とする)が内蔵されている。
タブレット10は、遊技機1の下側に備えられたもので
あって、その構成は、図3に示すように、終了予定時刻
の入力を開始するための終了予定入力ボタン12、入力
した時刻を終了予定時刻として設定するための設定実行
ボタン14、時刻を入力するための数字ボタン16と、
取消ボタン18と、現在時間表示装置20と、入力され
た終了予定時刻を表示する終了予定時刻表示装置22
と、終了予定時刻を設定した状態で遊技を行っているこ
とを利用者に報知する終了予定時刻設定遊技ランプ24
と、CPU26と、RAM28とを備えている。
【0048】始動ゲート30は、遊技盤90上に2つ配
設されており、それぞれに遊技球の通過を検出する始動
センサ32が組み込まれている。普通図柄表示装置60
は、遊技球が始動ゲート30を通過する毎に作動して、
複数ある普通図柄の内のいずれかを択一的に表示する装
置で、本実施形態において、普通図柄表示装置60は、
7セグメントLEDを備えた数字表示器によって構成さ
れている。この普通図柄表示装置60が表示する普通図
柄には、当り図柄とはずれ図柄とがあり、本実施形態に
おいては、当り図柄として「7」を表示し、はずれ図柄
として「7」以外の数字を表示するようになっている。
【0049】可変入賞装置80は、電動式のチューリッ
プ型入賞装置で、左右対称に開閉動作する一対の可動片
82と、この可動片を駆動して開閉動作させるソレノイ
ド84と、遊技球が可変入賞装置80に入賞したことを
検出可能な入賞センサ86とを備えている。この可変入
賞装置80の可動片82は、常時は閉じた状態とされて
いて、この状態では、可変入賞装置80の近傍にある遊
技釘が障害となるため、遊技球は実質的に可変入賞装置
80に入賞不能である。一方、普通図柄表示装置60に
当り図柄(本実施形態では「7」)が表示された場合、
可変入賞装置80の可動片82は開いた状態にされ、こ
れに伴って、遊技球は可変入賞装置80に入賞可能な状
態となる。開いた状態になった可動片82は、遊技球が
可変入賞装置80に入賞するか所定時間が経過すると再
び閉じられる。
【0050】特別図柄表示装置50は、マイコン40か
ら出力されてきた制御信号によって作動し、複数ある図
柄の内のいずれかを表示する。特別図柄表示装置50が
表示する図柄として、大当り図柄は、(111)、(2
22)、(333)、...、(777)、(88
8)、(999)、(○○○)、(△△△)、(◎◎
◎)、(☆☆☆)の13図柄である。この内(33
3)、(777)、(☆☆☆)の3図柄が特定大当り図
柄であり、残りの10図柄が非特定大当り図柄である。
また、はずれ図柄は、2種類以上の数字、記号で構成さ
れた図柄(例えば、(112)、(12○)など)であ
る。この特別図柄表示装置50は、マイコン40から送
られてきた制御信号が、特定大当り図柄を表示する内容
の制御信号であれば特定大当り図柄を表示し、非特定大
当り図柄を表示する内容の制御信号であれば非特定大当
り図柄を表示し、はずれ図柄を表示する内容の制御信号
であればはずれ図柄を表示する。
【0051】大入賞装置70は、通称アタッカーと呼ば
れる装置であり、遊技盤90の盤面に対して前後方向に
開閉動作する可動部材72と、この可動部材72を駆動
して開閉動作させるソレノイド74と、遊技球が大入賞
装置70の内部に設けられた特定領域(通称Vゾーンと
呼ばれる領域)を通過したことを検出可能な特定領域セ
ンサ76と、大入賞装置70に入賞した遊技球の数をカ
ウントするカウントセンサ78とを備えている。この大
入賞装置70の可動部材72は、常時は直立した状態と
なって大入賞口を閉鎖しており、マイコン40からの制
御信号によって、大入賞装置70の可動部材72は前傾
した状態となって大入賞口を開放する。この開放状態で
は、上方から落下してくる遊技球が可動部材72に載っ
て大入賞口内へと案内される。前傾した状態になった可
動部材72は、所定個数の遊技球が大入賞装置70に入
賞するか所定時間が経過すると再び閉じられる。なお、
大入賞装置70に入賞した遊技球が特定領域を通過した
場合には、大入賞口の開放動作が複数回(本実施形態に
おいては計8回まで)繰り返される。このように大入賞
口の開閉を伴う遊技を、以降大当り遊技とする。
【0052】マイコン40は、各種演算処理や制御を行
うCPU42と、CPU42が実行するプログラムを記
憶しているROM44と、CPU42の処理結果等を一
時的に記憶するRAM46と、入出力インターフェース
48とを備えている。ROM44には、遊技球が始動口
に入賞した後に行われる遊技処理の手順として、通常モ
ードによる処理手順と、終了モードによる処理手順が記
憶されている。CPU42は、この2つの処理手順のい
ずれかに基づいて遊技処理を実行する。また、ROM4
4には、CPU42が大当りかはずれのうち大当りを選
択する確率として、1/350(以降、第1確率とす
る)、1/60(以降、第2確率とする)、1/50
(以降、第3確率とする)の3つの値が記憶されてい
る。なお、CPU42は入出力インターフェース48を
介して、遊技機全体の動作を制御している。具体的に
は、始動ゲート30の始動センサ32、大入賞装置70
の特定領域センサ76およびカウントセンサ78、可変
入賞装置80の入賞センサ86といったセンサ類からの
検出信号を入力し、この検出信号に基づいて各種制御信
号を特別図柄表示装置50、普通図柄表示装置60、大
入賞装置70のソレノイド74、可変入賞装置80のソ
レノイド84などに出力する。なお、マイコン40に
は、図示したもの以外にも、各種センサ類(例えば、普
通入賞口の通過センサ、遊技球発射装置のタッチセンサ
など)からの検出信号を入力し、各種装置(例えば、遊
技球発射装置や賞球払出装置など)に制御信号を出力す
るが、これらについては本発明を理解する上で重要な構
成ではないので、図示および説明を省略する。
【0053】[タブレット10による終了予定時刻入力
処理]まず、タブレット10による終了予定時刻入力処
理を図4に基づいて説明する。なお、本処理は、タブレ
ット10のCPU26が行う処理であり、終了予定入力
ボタン12が押された後に開始される。
【0054】まず、CPU26は、数字ボタン16によ
って終了予定時刻が入力されるまで待機する(s11:
NO)。終了予定時刻が入力されたら(s11:YE
S)、CPU26は、入力された終了予定時刻をRAM
28に記憶させて(s12)、この終了予定時刻を終了
予定時刻表示装置22に表示させる(s13)。
【0055】次に、CPU26は、設定実行ボタン14
が押されたかどうかをチェックする(s14)。この処
理で設定実行ボタン14が押されていなければ(s1
4:NO)、s11の処理に戻って終了予定時刻の入力
待ちとなる。一方、設定実行ボタン14が押されたら
(s14:YES)、終了予定時刻設定遊技ランプ24
を点灯させる(s15)。
【0056】そして、CPU26は、RAM28に記憶
されている終了予定時刻のデータをマイコン40に出力
する(s16)。マイコン40は、終了予定時刻のデー
タをRAM46に確保された終了予定時刻用の記憶領域
(以降、終了予定時刻領域とする)に記憶する。こうし
て、マイコン40は、タブレット10から出力されたデ
ータに基づいて終了予定時刻を設定する。
【0057】[マイコン40による遊技モード設定処
理]次に、マイコン40による遊技モード設定処理を図
5に基づいて説明する。なお、遊技モード設定処理は、
遊技が開始されると共に開始され、その後、繰り返し実
行される。
【0058】まず、マイコン40は、RAM46内に終
了予定時刻が記憶されているかどうかをチェックする
(s21)。終了予定時刻は、図4におけるs16の処
理で、タブレット10からデータとして出力されてき
て、RAM46の終了予定時刻領域に記憶されるもので
ある。終了予定時刻がRAM46内に記憶されている場
合(s21:YES)、マイコン40は、切替時刻にな
ったかどうかをチェックする(s22)。切替時刻は、
終了予定時刻に基づいて算出されるデータであって、終
了予定時刻の10分前の時刻としてRAM46に確保さ
れた切替時刻用の記憶領域(以降、切替時刻領域とす
る)に記憶される。切替時刻になっている場合(s2
2:YES)、マイコン40は、大当りの選択される確
率が第2確率であれば(s23:YES)、大当りの選
択される確率を第3確率に設定する(s24)。
【0059】こうして、s24の処理を終えるか、s2
3の処理で大当りの選択される確率が第2確率でなけれ
ば(s23:NO)、マイコン40は、フラグNに1を
代入する(s25)。このフラグNは、以降の遊技処理
において参照されるものであり、フラグN=1の場合、
終了モードでの遊技が行われることになる。
【0060】一方、s21の処理において、RAM46
内に終了予定時刻のデータが記憶されていない場合(s
21:NO)、および、s22の処理において切替時刻
になっていない場合(s22:NO)、マイコン40
は、フラグNに0を代入する(s26)。フラグN=0
の場合、通常モードでの遊技が行われることになる。
【0061】こうして、s25の処理を終えるか、s2
6の処理を終えることによりマイコン40による遊技モ
ード設定処理を終了する。 [マイコン40の遊技処理]次に、マイコン40が実行
する遊技処理について、図6に基づいて説明する。な
お、遊技処理は、マイコン40が始動信号を受信した後
に開始される。始動信号は、遊技球が始動口に入賞した
ことを始動センサ32が検知したことを示す信号であ
り、始動センサ32から送信されてくるものである。
【0062】まず、マイコン40は、フラグNが0であ
るかどうかをチェックする(s51)。このフラグN
は、図5におけるs25の処理またはs26の処理で1
または0が代入されたものである。この処理で、フラグ
Nが0であれば(s51:YES)、後述する通常モー
ドでの処理を行う(s52)。一方、フラグNが1であ
れば(s51:NO)、後述する終了モードでの処理を
行う(s53)。
【0063】[通常モードにおけるマイコン40の遊技
処理]次に、通常モードでの遊技処理について、図7に
基づいて説明する。なお、本処理は、図6におけるs5
2でマイコン40が行う処理の詳細である。まず、マイ
コン40は、大当りかはずれかの選択を行う(s3
1)。大当りの選択される確率は、遊技開始時には第1
確率に設定されているが、この確率は以降の処理におい
て変更されることになる。この処理において、はずれが
選択された場合(s31:NO)、マイコン40は上述
のはずれ図柄の中から1の図柄をランダムに選択し、そ
の図柄を特別図柄表示装置50に表示して(s38)、
処理を終了する。
【0064】また、s31の処理で大当りが選択された
場合(s31:YES)、マイコン40は、特定大当り
か非特定大当りかを選択する(s32)。この処理で特
定大当りが選択された場合(s32:YES)、マイコ
ン40は、上述の3種類の特定大当り図柄の中から1の
図柄をランダムに選択し、その図柄を特別図柄表示装置
50に表示する(s33)。続いて、マイコン40は、
大当りの選択される確率を第2確率に設定する(s3
4)。
【0065】一方、s32の処理で非特定大当りが選択
された場合(s32:NO)、マイコン40は、上述の
10種類の非特定大当り図柄の中から1の図柄をランダ
ムに選択し、その図柄を特別図柄表示装置50に表示す
る(s35)。続いて、マイコン40は、大当りの選択
される確率を第1確率に設定する(s36)。
【0066】そして、s34の処理またはs36の処理
の後、マイコン40が、大入賞装置70に大当り遊技を
実行させる(s37)。 [終了モードにおけるマイコン40の遊技処理]次に、
終了モードでの遊技処理について、図8に基づいて説明
する。なお、本処理は、図6におけるs53でマイコン
40が行う処理の詳細である。
【0067】まず、マイコン40は、大当りかはずれか
の選択を行う(s41)。大当りの選択される確率は、
遊技開始時には第1確率に設定されているが、この確率
は以降の処理において変更されることになる。この処理
において、はずれが選択された場合(s41:NO)、
マイコン40は上述のはずれ図柄の中から1の図柄をラ
ンダムに選択し、その図柄を特別図柄表示装置50に表
示させて(s48)、処理を終了する。
【0068】また、s41の処理で大当りが選択された
場合(s41:YES)、マイコン40は、大当りの選
択される確率が第1確率であるかどうかをチェックする
(s42)。この処理において、大当りの選択される確
率が第1確率である場合(s42:YES)、マイコン
40は、特定大当りか非特定大当りかの選択を行う(s
43)。この処理において、特定大当りが選択された場
合(s43:YES)、マイコン40は、上述の3種類
の特定大当り図柄の中から1の図柄をランダムに選択
し、その図柄を特別図柄表示装置50に表示させる(s
44)。続いて、マイコン40は、大当りの選択される
確率を第3確率に設定する(s45)。
【0069】一方、s42の処理で大当りの選択される
確率が第3確率である場合(s42:NO)、およびs
43の処理で非特定大当りが選択された場合(s43:
NO)、マイコン40は、上述の10種類の非特定大当
り図柄の中から1の図柄をランダムに選択し、その図柄
を特別図柄表示装置50に表示させる(s46)。続い
て、マイコン40は、大当りの選択される確率を第1確
率に設定する(s47)。
【0070】こうして、マイコン40は、s45の処理
を終了するか、s47の処理を終了したら、大当り遊技
を実行させる(s49)。なお、終了予定時刻を経過し
た後、マイコン40は、フラグNに0を代入して、以降
の遊技処理が通常モードで行われるようにする。
【0071】以上、説明した実施形態において、遊技機
1におけるタブレット10は、本発明における終了時刻
入力手段として機能するものである。また、図7におけ
るs31の処理および図8におけるs41の処理を行う
マイコン40は、本発明における大当り選択手段として
機能するものである。
【0072】また、図7におけるs32の処理および図
8におけるs43の処理を行うマイコン40は、本発明
における特定大当り選択手段として機能するものであ
る。また、図5におけるs24の処理と、図7における
s34およびs36の処理と、図8におけるs45およ
びs47の処理を行うマイコン40は、本発明における
遊技状態変更手段として機能するものである。
【0073】また、図4におけるs16の処理でタブレ
ット10からマイコン40に送信された終了予定時刻の
10分前の時刻を切替時刻としてRAM46に記憶する
マイコン40は、本発明における切替時刻設定手段とし
て機能するものである。また、図5におけるs25およ
びs26の処理でフラグNに0または1を代入するマイ
コン40は、本発明における遊技モード切替手段として
機能するものである。
【0074】また、特別図柄表示装置50は、本発明に
おける図柄表示手段として機能するものである。また、
図7におけるs37の処理および図8におけるs49の
処理を行うマイコン40は、本発明における大当り遊技
制御手段として機能するものである。
【0075】[効果]このように構成された遊技機1に
よれば、利用者が遊技の終了を希望する時刻が到来する
前に必ず10分間は終了モードでの遊技を楽しむことが
できる。また、終了予定時刻の10分前になると遊技モ
ードが終了モードに切り替わり、大当りの選択される確
率が、第1確率や第2確率よりも高い第3確率に変更さ
れ得るようになるため、通常より短時間で大当りを引き
当てやすくなる。そのため、短時間であっても遊技を楽
しむことができる。
【0076】また、このように構成された遊技機1によ
れば、第3確率となっている状態で大当りを引き当てた
場合、その後大当りの選択される確率が、通常の確率で
ある第1確率に変更されるため、大当りの選択される確
率が、連続で高確率(第2確率または第3確率)になる
ことはないため、同一の利用者が継続的に遊技を行うこ
とにより多くの賞球を不当に獲得される恐れがない。ま
た、大当り選択手段によって大当りが選択されたら、次
回以降に大当りの選択される確率が、第1確率となるた
め、高確率状態が継続しているのにも拘わらず遊技を終
了しなければならないといったことがなく、利用者に無
念感が残りにくい。
【0077】[変形例]以上、本発明の実施形態につい
て説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限
定されず、このほかにも様々な形態で実施することがで
きる。例えば、上記実施形態においては、タブレット1
0が、終了予定時刻表示装置22によって終了予定時刻
を表示するものを例示したが、終了予定時刻表示装置2
2が、終了予定時刻までの残り時間を表示するように構
成し、本発明における第1報知手段として機能させても
よい。この場合、利用者は、終了予定時刻までの時間経
過を随時確認しながら遊技を行うことができる。また、
タブレット10に、終了予定時刻となったことを利用者
に報知するためのランプやスピーカー(本発明における
第1報知手段)などが備えられていてもよい。この場
合、利用者は終了予定時刻となったことを確認できるた
め、終了予定時刻となるまでは安心して遊技を行うこと
ができる。
【0078】また、上記実施形態において、大当り遊技
時間が平均で3分間と想定されている場合、終了予定時
刻までの残り時間が3分より短くなった際に、大当り遊
技が終了予定時刻を超えることを利用者に報知するため
の文字表示装置、ランプやスピーカー(本発明における
第2報知手段)などが備えられていてもよい。この場
合、利用者は大当り遊技が終了予定時刻を超えることを
あらかじめ知ることができるため、利用者は報知される
までは終了予定時刻を気にすることなく安心して遊技を
楽しむことができる。
【0079】また、上記実施例において、遊技モードが
通常モードから終了モードに切り替わったことを利用者
に報知するためのランプやスピーカー(本発明における
第3報知手段)などが設けられていてもよい。また、通
常モードから終了モードに切り替わったことを示す図柄
等の表示物を図柄表示装置が表示することによって利用
者に報知するように構成してもよい。これらの場合、利
用者は、遊技モードが終了モードに切り替わったことを
確認することができるため、遊技状態の変化を確認しな
がら遊技を楽しむことができる。
【0080】また、上記実施形態において、第3確率が
一定の値(1/50)であるものを例示したが、図9に
示すように、第3確率が、終了モードにおける時間経過
に伴って高確率に変更するように構成してもよい。この
場合、図7におけるs45の処理の代わりに、図10に
示すような処理が行われることになる。この処理で、ま
ずマイコン40は、終了モードでの遊技が5分経過して
いるかどうかをチェックする(s61)。第3確率は、
図9に示すように、時間と共に高確率となり、5分経過
した時点で上限として定められた1/50となる。この
処理において、5分を経過していれば(s61:YE
S)、マイコン40は、大当りの選択される確率を1/
50に設定する(s62)。一方、5分を経過していな
ければ(s61:NO)、マイコン40は、大当りの選
択される確率を経過時間に対応する値に設定する(s6
3)。このように構成されていれば、終了予定時刻に近
づくにつれて、大当りを引き当てやすくなる。
【0081】また、上記実施形態においては、所定個数
の遊技球が入賞口に入賞することによって大当り遊技が
終了するため、終了モードに切り替わった後の大当り遊
技の際に、遊技球が入賞口に入賞しやすくなるような制
御を行うように構成してもよい。具体的には、マイコン
40が、大入賞口の閉じている時間を短くする制御を行
って大入賞口が開いている時間の割合を高めればよく、
また、開閉動作において大入賞口を通常モードよりも大
きく開く制御を行って単位時間当りの大入賞口に遊技球
が入賞する確率を高めればよい。このように構成すれ
ば、通常より遊技球が入賞口に入賞しやすくなるため、
大当り遊技が通常より短時間で終了することを期待でき
る。
【0082】また、上記実施形態においては、終了モー
ドが10分間行われるように構成したものを例示した
が、終了モードの行われる時間数は特に限定されない。
例えば、各遊技機のマイコン40が、大当りが選択され
るまでの平均時間間隔を算出するように構成して、算出
した時間を終了モードでの時間数とすればよい。この場
合 終了モードの行われる時間数が、大当りが選択され
るまでに充分な時間であるため、終了予定時刻までに大
当りを引き当てることを期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明遊技機における実施形態を示す図であ
る。
【図2】本発明遊技機の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明遊技機におけるタブレットの構成を示す
図である。
【図4】本発明遊技機におけるタブレットの終了予定時
刻入力処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明遊技機におけるマイコンの遊技モード設
定処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明遊技機におけるマイコンの遊技処理を示
すフローチャートである。
【図7】本発明遊技機におけるマイコンの通常モードに
よる遊技処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明遊技機におけるマイコンの終了モードに
よる遊技処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明遊技機における他の実施形態を示す図で
ある。
【図10】本発明遊技機における他の実施形態につい
て、マイコンの終了モードによる遊技処理の一部を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1・・・遊技機、10・・・タブレット、12・・・終
了予定入力ボタン、14・・・設定実行ボタン、16・
・・数字ボタン、18・・・取消ボタン、20・・・現
在時間表示装置、22・・・終了予定時刻表示装置、2
4・・・終了予定時刻設定遊技ランプ、26・・・CP
U、28・・・RAM、30・・・始動ゲート、32・
・・始動センサ、40・・・マイクロコンピュータ、4
2・・・CPU、44・・・ROM、46・・・RA
M、48・・・入出力インターフェース、50・・・特
別図柄表示装置、60・・・普通図柄表示装置、70・
・・大入賞装置、72・・・可動部材、74・・・ソレ
ノイド、76・・・特定領域センサ、78・・・カウン
トセンサ、80・・・可変入賞装置、82・・・可動
片、84・・・ソレノイド、86・・・入賞センサ、9
0・・・遊技盤。
フロントページの続き (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 AA31 AA42 BC07 BC22 CA27

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の第1条件が成立した場合に、大当り
    遊技に移行する遊技機であって、 遊技状態を大当り遊技への移行しやすさが異なる複数の
    遊技状態のいずれかに変更する遊技状態変更手段と、 遊技モードを切り替える切替時刻を設定可能な切替時刻
    設定手段と、 該切替時刻設定手段によって設定された前記切替時刻に
    なった際に、遊技モードを通常モードから終了モードに
    切り替える遊技モード切替手段とを備え、 遊技モードが前記通常モードであるときは、所定の第2
    条件が成立した場合に、前記遊技状態変更手段が、遊技
    状態を通常の遊技状態である第1遊技状態から、該第1
    遊技状態よりも前記大当り遊技に移行しやすい第2遊技
    状態に変更し、 遊技モードが前記終了モードであるときは、前記第2条
    件が成立した場合、または、遊技状態が前記第2遊技状
    態になっている場合に、前記遊技状態変更手段が、遊技
    状態を前記第2遊技状態よりも前記大当り遊技に移行し
    やすい第3遊技状態に変更することを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】大当りかはずれかを選択する大当り選択手
    段と、該大当り選択手段により大当りが選択された場合
    に特定大当りか非特定大当りかを選択する特定大当り選
    択手段とを備え、 前記大当り選択手段によって大当りが選択されたことを
    前記第1条件とし、前記特定大当り選択手段によって特
    定大当りが選択されたことを前記第2条件とし、前記第
    1条件が成立した場合に、大当り遊技に移行する遊技機
    であって、 遊技モードが前記通常モードであるときは、前記第2条
    件が成立した場合に、前記遊技状態変更手段が、大当り
    の選択される確率を通常の確率である第1確率から、該
    第1確率より高い第2確率に変更し、 遊技モードが前記終了モードであるときは、前記第2条
    件が成立した場合、または、大当りの選択される確率が
    前記第2確率になっている場合に、前記遊技状態変更手
    段が、大当りの選択される確率を前記第2確率よりも高
    い第3確率に変更することを特徴とする請求項1に記載
    の遊技機。
  3. 【請求項3】前記第1条件および前記第2条件が続けて
    成立する条件であって、前記第1条件が成立するまでま
    たは前記第2条件が成立するまでに要する必要時間が、
    遊技中に2通り以上に変化する遊技機であって、 遊技モードが前記通常モードであるときは、前記第2条
    件が成立した場合に、前記遊技状態変更手段が、前記必
    要時間を通常の時間である第1時間から、該第1時間よ
    り短い第2時間に変更し、 遊技モードが前記終了モードであるときは、前記第2条
    件が成立した場合、または、前記必要時間が前記第2時
    間になっている場合に、前記遊技状態変更手段が、前記
    必要時間を前記第2時間よりも短い第3時間に変更する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】はずれ図柄、非特定大当り図柄または特定
    大当り図柄のうち、いずれかを表示するように構成され
    た図柄表示手段を備え、 該図柄表示手段が、 前記通常モードにおいて、前記大当り選択手段によって
    はずれが選択された場合には前記はずれ図柄を表示し、
    前記大当り選択手段によって大当りが選択されて前記特
    定大当り選択手段によって非特定大当りが選択された場
    合に前記非特定大当り図柄を表示し、前記大当り選択手
    段によって大当りが選択されて前記特定大当り選択手段
    によって特定大当りが選択された場合に前記特定大当り
    図柄を表示し、 前記終了モードにおいて、前記大当り選択手段によって
    はずれが選択された場合には前記はずれ図柄を表示し、
    前記大当り選択手段によって大当りが選択された場合に
    は前記特定大当り選択手段の選択結果に拘わらず前記非
    特定大当り図柄を表示することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記終了モードにおいて、遊技状態が前記
    第3遊技状態になっている状態で前記第2条件が成立し
    た場合、前記遊技状態変更手段が、遊技状態を前記第1
    遊技状態に変更することを特徴とする請求項1から請求
    項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記終了モードにおいて、遊技状態が前記
    第3遊技状態になっている状態で前記第2条件が成立し
    た場合、前記遊技状態変更手段が、遊技状態を前記第1
    遊技状態に変更した後、遊技状態を変更しなくなること
    を特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】遊技の終了予定時刻を利用者が任意に入力
    可能な終了時刻入力手段を備え、 前記切替時刻設定手段が、前記終了時刻入力手段によっ
    て入力された前記終了予定時刻から、あらかじめ定めら
    れた時間だけ前の時刻を、前記切替時刻として設定する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1から請
    求項6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】前記終了予定時刻までの時間経過または前
    記終了予定時刻となったことのいずれか一方または両方
    を利用者に報知可能な第1報知手段を備えていることを
    特徴とする請求項7に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】前記大当り遊技によって遊技を行うことが
    できると考えられる予想大当り遊技時間があらかじめ設
    定されている遊技機であって、 前記終了予定時刻までの残り時間が、前記予想大当り遊
    技時間よりも短くなったことを利用者に報知可能な第2
    報知手段を備えていることを特徴とする請求項7または
    請求項8に記載の遊技機。
  10. 【請求項10】前記遊技モード切替手段が遊技モードを
    前記通常モードから前記終了モードに切り替えたこと
    を、利用者に報知可能な第3報知手段を備えていること
    を特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の
    遊技機。
  11. 【請求項11】前記大当り遊技中に行われる大当り遊技
    制御として、前記通常モードにおいては通常大当り遊技
    制御を行い、前記終了モードにおいては前記通常大当り
    遊技制御より短時間で大当り遊技を終了させることが可
    能な終了大当り遊技制御を行う大当り遊技制御手段を備
    えていることを特徴とする請求項1から請求項10のい
    ずれかに記載の遊技機。
JP2000368371A 2000-12-04 2000-12-04 遊技機 Expired - Fee Related JP4644932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000368371A JP4644932B2 (ja) 2000-12-04 2000-12-04 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000368371A JP4644932B2 (ja) 2000-12-04 2000-12-04 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002165996A true JP2002165996A (ja) 2002-06-11
JP4644932B2 JP4644932B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=18838627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000368371A Expired - Fee Related JP4644932B2 (ja) 2000-12-04 2000-12-04 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4644932B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006099A (ja) * 2012-10-09 2013-01-10 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2013006098A (ja) * 2012-10-09 2013-01-10 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP7459706B2 (ja) 2020-07-22 2024-04-02 サクサ株式会社 遊技システム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06319863A (ja) * 1993-05-12 1994-11-22 Sophia Co Ltd 遊技データ送信装置
JPH07610A (ja) * 1993-06-16 1995-01-06 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH08332266A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH09313701A (ja) * 1996-05-30 1997-12-09 Ace Denken:Kk 遊技予約管理装置
JPH1080535A (ja) * 1996-09-11 1998-03-31 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH1099493A (ja) * 1996-09-26 1998-04-21 Fuji Shoji Kk 遊技機
JPH11267308A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Sankyo Kk 弾球遊技機
JP2000079195A (ja) * 1997-10-31 2000-03-21 Aruze Corp 遊技球の計数装置
JP2000279594A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06319863A (ja) * 1993-05-12 1994-11-22 Sophia Co Ltd 遊技データ送信装置
JPH07610A (ja) * 1993-06-16 1995-01-06 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH08332266A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH09313701A (ja) * 1996-05-30 1997-12-09 Ace Denken:Kk 遊技予約管理装置
JPH1080535A (ja) * 1996-09-11 1998-03-31 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH1099493A (ja) * 1996-09-26 1998-04-21 Fuji Shoji Kk 遊技機
JP2000079195A (ja) * 1997-10-31 2000-03-21 Aruze Corp 遊技球の計数装置
JPH11267308A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Sankyo Kk 弾球遊技機
JP2000279594A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006099A (ja) * 2012-10-09 2013-01-10 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2013006098A (ja) * 2012-10-09 2013-01-10 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP7459706B2 (ja) 2020-07-22 2024-04-02 サクサ株式会社 遊技システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4644932B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004008454A (ja) パチンコ遊技機
JP7156664B2 (ja) 遊技機
JP4448506B2 (ja) 遊技機
JP2006314385A (ja) 遊技機
JP2001310010A (ja) スロットマシン
JP2002143448A (ja) パチンコ機
JP2002165996A (ja) 遊技機
JP5759510B2 (ja) 遊技機
JP2003111900A (ja) 遊技機
JP4942798B2 (ja) 遊技機
JP7303570B2 (ja) 遊技機
JPH11253640A (ja) 遊技機
JP7262097B2 (ja) 遊技機
JP7414270B2 (ja) 遊技機
JP5121003B2 (ja) 遊技機
JP7109775B2 (ja) 遊技機
JP6300045B2 (ja) 遊技機
JP2023102209A (ja) 遊技機
JP2023102208A (ja) 遊技機
JP2023102215A (ja) 遊技機
JP2023102214A (ja) 遊技機
JP2023102212A (ja) 遊技機
JP2023102211A (ja) 遊技機
JP2023102216A (ja) 遊技機
JP2023102217A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4644932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees