JPH09313701A

JPH09313701A - 遊技予約管理装置

Info

Publication number: JPH09313701A
Application number: JP13674996A
Authority: JP
Inventors: Takatoshi Takemoto; 孝俊武本
Original assignee: Ace Denken KK
Current assignee: Ace Denken KK
Priority date: 1996-05-30
Filing date: 1996-05-30
Publication date: 1997-12-09

Abstract

(57)【要約】【課題】複数のパチンコ遊技機を設置したパチンコホー
ルに設けられ、通信回線を介して接続された利用者端末
を利用している利用者が行った、所望のパチンコ遊技機
での遊技の予約を受け付けて、予約情報を管理している
遊技予約管理装置において、該予約情報に基づいたパチ
ンコホールの運営を支援する。【解決手段】遊技予約管理装置１０は、複数のパチンコ
遊技機ごとに、該パチンコ遊技機を表す情報である遊技
機情報と、該パチンコ遊技機での遊技を予約した利用者
を表す情報である利用者情報、および、該パチンコ遊技
機での遊技が予約されている時間帯である予約時間帯か
らなる予約情報とを管理しており、該予約情報を自身の
表示装置に表示すると共に、各パチンコ遊技機に対して
設けられた複数の表示装置の各々に、該表示装置が対応
して設けられたパチンコ遊技機の遊技機情報に対応する
予約時間帯を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパチンコ遊
技機を設置したパチンコホールに設けられ、通信回線を
介して接続された利用者端末を利用している利用者が行
った、所望のパチンコ遊技機での遊技の予約を受け付け
て、予約情報を管理している遊技予約管理装置におい
て、該予約情報に基づいたパチンコホールの運営を支援
することを可能とする技術に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】現在、各種タイプのパチンコ遊技機を設
置したパチンコホールが繁盛している。

【０００３】以下、現在主流となっているタイプのパチ
ンコ遊技機の構成、および、該パチンコ遊技機での遊技
の様子について説明する。

【０００４】図４７は現在主流となっているタイプのパ
チンコ遊技機の正面図である。

【０００５】図４７に示すように、パチンコ遊技機は、
遊技媒体であるパチンコ玉を移動させるための空間を構
成する遊技盤４７０と、遊技盤４７０を一定間隔を保っ
て覆うガラス板（図示せず。）と、遊技盤４７０とガラ
ス板とで仕切られる空間内にパチンコ玉を発射するため
の発射機構（図示せず。）とを有しており、遊技盤４７
０が、鉛直方向に実質的に平行となるように、設置され
ている。

【０００６】また、パチンコ遊技機の前面には、利用者
がパチンコ玉を打ち出す操作を行うための発射ハンドル
４７１と、パチンコ玉を貯溜するための受皿４７２とが
設けられている。発射ハンドル４７１は、上述した発射
機構の一部を構成するものである。すなわち、利用者
は、発射ハンドル４７１を所望の角度だけ回転すると、
受皿４７２に貯溜されているパチンコ玉は、該回転角度
に応じた強さで１個ずつ発射される。

【０００７】また、遊技盤４７０を囲むように、ガイド
レール４７３が設けられている。ガイドレール４７３
は、発射ハンドル４７１によって発射されたパチンコ玉
を、これに沿って案内し、遊技盤４７０の鉛直方向の上
方位置に送り出すものである。

【０００８】また、遊技盤４７０には、パチンコ玉がそ
こに入って遊技盤４７０の裏面に排出されると入賞とな
る入賞部４７４，特定入賞部４７５，変動入賞部４７６
と、これらの入賞部４７４，特定入賞部４７５，変動入
賞部４７６のいずれにも入らなかったパチンコ玉が最終
的に集まって、遊技盤４７０の裏面に排出される１個の
アウト玉排出部４７７とが設けられている。なお、入賞
部４７４，特定入賞部４７５，変動入賞部４７６にパチ
ンコ玉が入ると、予め定めた個数のパチンコ玉が受皿４
７２に支払われるようになっている。また、変動入賞部
４７６は、後述するように、特別な場合に、パチンコ玉
が入ることが可能な状態（以下、「入賞可能状態」と称
す。）に変化するようになっている。

【０００９】また、遊技盤４７０には、遊技盤４７０に
沿って落下するパチンコ玉が頻繁に衝突して、その運動
方向に揺らぎを生ずるように、多数の障害釘が、パチン
コ玉の直径相当の長さ分、遊技盤４７０から突出した状
態で、実質的に垂直に配置されている。パチンコホール
は、これらの障害釘の傾き具合を微妙に調整することに
より、入賞部４７４，特定入賞部４７５，変動入賞部４
７６へのパチンコ玉の入りやすさを変更することができ
る。

【００１０】さらに、遊技盤４７０には、特定入賞部４
７５にパチンコ玉が入ると、少なくとも２種類の遊技状
態のうちのいずれか１種類の遊技状態を提供するという
動作を行う遊技状態提供部４７８が設けられている。

【００１１】変動入賞部４７６は、遊技状態提供部４７
８が提供した遊技状態が予め定めた特定の遊技状態（以
下、「大当り状態」と称す。）である場合に、予め定め
た回数だけ、入賞可能状態に変化する。詳しくは、変動
入賞部４７６は、蓋を有し、この蓋は、通常時は、遊技
盤４７０と一体化するように閉鎖された状態となってい
るが、蓋を開放してパチンコ玉が入る空間を確保するこ
とにより、入賞可能状態に変化する。

【００１２】なお、変動入賞部４７６は、入賞可能状態
において、予め定めた個数のパチンコ玉が入るかまたは
予め定めた時間が経過すると、蓋を閉鎖して入賞可能状
態を解除するようになっている。

【００１３】また、遊技状態提供部４７８が動作中に特
定入賞部４７５にパチンコ玉が入ることを考慮して、特
定入賞部４７５に入ったパチンコ玉の個数を最大４個ま
で入賞個数表示部４７９に表示し、遊技状態提供部４７
８の動作を保証することができるようになっている。

【００１４】なお、遊技盤４７０において、入賞部４７
４，特定入賞部４７５，変動入賞部４７６，遊技状態提
供部４７８，入賞個数表示部４７９が設けられる位置
は、図４７に示した位置に限るものではない。

【００１５】次に、上述したパチンコ遊技機での遊技の
様子について説明する。

【００１６】利用者は、遊技開始時に、金額に応じた個
数のパチンコ玉を借り受け、受皿４７２に該パチンコ玉
を投入する。そして、発射ハンドル４７１を所望の角度
だけ回転すると、受皿４７２に貯溜されているパチンコ
玉は、該回転角度に応じた強さで１個ずつ発射され、ガ
イドレール４７３に案内されながら遊技盤４７０の上方
位置に導かれる。遊技盤４７０においては、パチンコ玉
は、自由落下を始め、この落下途中で、障害釘にぶつか
って、進路を不規則に変えていく。

【００１７】そして、特定入賞部４７５にパチンコ玉が
入ると、予め定めた個数（例えば、７個）のパチンコ玉
が受皿４７２に支払われると共に、遊技状態提供部４７
８が動作を行い、いずれか１種類の遊技状態を提供す
る。

【００１８】ここでは、遊技状態提供部４７８が、
「Ａ」〜「Ｐ」の１６種類のアルファベットを描いた絵
柄のうちのいずれか１種類の同じ絵柄からなる３個の絵
柄の組み合わせを表示することで、大当り状態を提供す
るものとし、２種類の絵柄または３種類の絵柄からなる
３個の絵柄の組み合わせを表示することで、大当り状態
以外の遊技状態（以下、「ハズレ状態」と称す。）を提
供するものとする。また、遊技状態提供部４７８は、１
個目の絵柄，２個目の絵柄，３個目の絵柄という順序
で、時間的なズレが生じるようにして、３個の絵柄の組
み合わせを表示するものとする。

【００１９】遊技状態提供部４７８が２個目の絵柄を表
示したときに、該２個目の絵柄と既に表示した１個目の
絵柄とが同じ絵柄である場合は、利用者にとっては、３
個の絵柄が全て同じとなって大当り状態が提供される可
能性があることから、このときの状態を「リーチがかか
る」と称する。

【００２０】リーチがかかった状態となり、さらに、遊
技状態提供部４７８が３個目の絵柄を表示し、３個の絵
柄が全て同じ絵柄である場合は、大当り状態が提供され
たことを意味しているので、変動入賞部４７６は、予め
定めた回数（例えば、１６回）だけ、蓋を開放して入賞
可能状態に変化し、予め定めた個数（例えば、１０個）
のパチンコ玉が入るかまたは予め定めた時間（例えば、
３０秒）が経過すると、蓋を閉鎖して入賞可能状態を解
除する。変動入賞部４７６が１回蓋を開放してから閉鎖
するまでの間を「ラウンド」と称し、１回のラウンド中
に変動入賞部４７６に入ったパチンコ玉の各々につい
て、予め定めた個数（例えば、１５個）のパチンコ玉が
受皿４７２に支払われる。

【００２１】なお、１回のラウンド中に、変動入賞部４
７６中の特定部位にパチンコ玉が入った場合にのみ、次
のラウンドに進むようにすることもできる。

【００２２】一方、入賞部４７４，特定入賞部４７５，
変動入賞部４７６のいずれにも入らなかったパチンコ玉
は、アウト玉排出部４７７に入り、パチンコホールに回
収される。

【００２３】なお、遊技状態提供部４７８が３個の絵柄
を表示する表示位置は、例えば、プラズマディスプレイ
や液晶ディスプレイ等の少なくとも１個の表示装置から
なるようにすることができる。

【００２４】また、通常、遊技状態提供部４７８の動作
中には、利用者の気分を高揚させるために、パチンコ遊
技機から効果音が流され、特に、リーチがかかった状態
となっている間には、利用者の期待を増加させるため
に、別の効果音が流される。また、変動入賞部４７６が
入賞可能状態に変化している間には、利用者の喜びを増
加させるために、さらに別の効果音が流される。

【００２５】利用者は、遊技終了時に、手元に残ったパ
チンコ玉を、その個数に応じて、各種景品に交換するこ
とができるので、いかにして多くのパチンコ玉を獲得す
るかが遊技の目的となっている。

【００２６】さて、上述したパチンコ遊技機の動作は、
パチンコ遊技機の内部に設けられたプロセッサによって
実現されるようになっている。

【００２７】図４８はプロセッサの動作の流れを示すフ
ローチャートである。

【００２８】プロセッサは、特定入賞部４７５に入った
パチンコ玉の各々について、図４８に示すよう動作す
る。

【００２９】すなわち、プロセッサは、図４８に示すよ
うに、まず、３個の絵柄を表示すべき３個の表示位置の
各々に、「Ａ」〜「Ｐ」の１６種類のアルファベットを
描いた絵柄を、３個の表示位置の各々に表示される絵柄
が順次動的に変化するよう、遊技状態提供部４７８に表
示させる（ステップ４８０１）。

【００３０】ステップ４８０１の動作は、遊技状態提供
部４７８の前回の動作と今回の動作とを利用者が区別す
ることを可能とするために行うものであり、「Ａ」〜
「Ｐ」の１６種類のアルファベットを描いた絵柄とは別
の絵柄を表示させるようにしてもよい。

【００３１】続いて、プロセッサは、遊技状態提供部４
７８が提供する遊技状態（すなわち、大当り状態および
ハズレ状態のいずれか）を、予め定めた確率に基づいて
決定し（ステップ４８０２）、大当り状態とすると決定
した場合には（ステップ４８０３）、大当り状態を実現
するような３個の絵柄の組み合わせ、すなわち、「Ａ」
〜「Ｐ」の１６種類のアルファベットを描いた絵柄のう
ちのいずれか１種類の同じ絵柄からなる３個の絵柄の組
み合わせを決定する（ステップ４８０４）。

【００３２】続いて、プロセッサは、予め定めた時間が
経過すると、ステップ４８０４で決定した３個の絵柄の
組み合わせのうちの１個目の絵柄を、遊技状態提供部４
７８に表示させる（ステップ４８０５）。

【００３３】同様に、プロセッサは、予め定めた時間が
経過すると、ステップ４８０４で決定した３個の絵柄の
組み合わせのうちの２個目の絵柄を、遊技状態提供部４
７８に表示させる（ステップ４８０６）。なお、このと
きは、リーチがかかった状態となる。

【００３４】同様に、プロセッサは、予め定めた時間が
経過すると、ステップ４８０４で決定した３個の絵柄の
組み合わせのうちの３個目の絵柄を遊技状態提供部４７
８に表示させる（ステップ４８０７）。

【００３５】このときは、大当り状態が提供されたこと
となるので、プロセッサは、予め定めた回数だけ、変動
入賞部４７６を入賞可能状態に変化させる（ステップ４
８０８）。

【００３６】一方、プロセッサは、ハズレ状態とすると
決定した場合には（ステップ４８０３）、ハズレ状態を
実現するような３個の絵柄の組み合わせ、すなわち、
「Ａ」〜「Ｐ」の１６種類のアルファベットを描いた絵
柄のうちのいずれか２種類または３種類の絵柄からなる
３個の絵柄の組み合わせを決定する（ステップ４８０
９）。

【００３７】続いて、プロセッサは、予め定めた時間が
経過すると、ステップ４８０９で決定した３個の絵柄の
組み合わせのうちの１個目の絵柄を、遊技状態提供部４
７８に表示させる（ステップ４８１０）。

【００３８】同様に、プロセッサは、予め定めた時間が
経過すると、ステップ４８０９で決定した３個の絵柄の
組み合わせのうちの２個目の絵柄を、遊技状態提供部４
７８に表示させる（ステップ４８１１）。なお、このと
き、決定された３個の絵柄の組み合わせによっては、リ
ーチがかかった状態となる場合もある。すなわち、例え
ば、「Ａ，Ａ，Ｂ」というように、１個目の絵柄と２個
目の絵柄とが同じ絵柄であるような組み合わせが決定さ
れた場合は、リーチがかかった状態となる。

【００３９】同様に、プロセッサは、予め定めた時間が
経過すると、ステップ４８０９で決定した３個の絵柄の
組み合わせのうちの３個目の絵柄を、遊技状態提供部４
７８に表示させる（ステップ４８１２）。

【００４０】上述したパチンコ遊技機の例は、特公昭６
３−２１５１１号公報や特公平２−５１０２号公報に記
載されている。

【００４１】

【発明が解決しようとする課題】ところで、パチンコホ
ールにおいては、様々なパチンコ遊技機が設置されてい
るが、パチンコ遊技機の種類によって、大当り状態が提
供される確率が異なっていたり、変動入賞部に入賞した
パチンコ玉に対して支払われるパチンコ玉の個数が異な
っていたり、ラウンド数が異なっていたりするので、パ
チンコホールの経営者や従業員が障害釘の傾き具合を調
整して、特定入賞部へのパチンコ玉の入りやすさを変更
しているにも関わらず、一部のパチンコ遊技機に利用者
の人気が集中してしまう場合が多い。

【００４２】また、新たに設置されたパチンコ遊技機に
人気が集中する場合が多く、さらに、パチンコ遊技機の
種類によっては、遊技状態提供部が表示する絵柄が人気
のキャラクターであるという理由で、人気が集中する場
合がある。

【００４３】しかしながら、現状では、景品獲得に熱心
で時間的に余裕のある利用者が、パチンコホールの営業
開始時刻とほぼ同時に来場し、所望のパチンコ遊技機で
遊技するようになっており、このような利用者は、該パ
チンコホールの常連客である場合が多い。そこで、常連
客以外の利用者は、遊技対象として希望するパチンコ遊
技機があっても、そのパチンコ遊技機で常連客が遊技し
ている場合が多く、所望のパチンコ遊技機で遊技するこ
とができないという不満が生じる。

【００４４】このような不満を解消するためには、利用
者による遊技の予約を受け付けることを可能とすればよ
いが、実際に、パチンコホールにおいて、利用者による
遊技の予約を人手により受け付けるようにすると、予約
受け付けミスなどの新たな課題が生じることとなる。

【００４５】また、利用者にとっても、遊技の予約を行
うためにパチンコホールに来場しなくてはならないとい
う手間がかかることから、通信回線を介して接続された
利用者端末を利用している利用者が行った、所望のパチ
ンコ遊技機での遊技の予約を受け付けて、予約情報を管
理する遊技予約管理装置を、パチンコホールに設けるよ
うにすることが好ましい。

【００４６】このような遊技予約管理装置をパチンコホ
ールに設けるようにした場合に、パチンコホールの経営
者や従業員は、複数の利用者による遊技の予約を予約管
理装置に任せることができ、人手による予約受け付けミ
スも防ぐことができるようになるが、予約による遊技が
円滑に行われるようにするための運営が要求されるの
で、パチンコホールの経営者や従業員にとって、新たな
負担が生じてしまう。

【００４７】そこで、本発明の目的は、複数のパチンコ
遊技機を設置したパチンコホールに設けられ、通信回線
を介して接続された利用者端末を利用している利用者が
行った、所望のパチンコ遊技機での遊技の予約を受け付
けて、予約情報を管理している遊技予約管理装置におい
て、該予約情報に基づいたパチンコホールの運営を支援
することを可能とする技術を提供することにある。

【００４８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第１の態様として、複数のパチンコ遊技
機の各々に対応して設けられた複数の表示装置の各々と
接続され、上記複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチン
コ遊技機を表す情報である遊技機情報と、該パチンコ遊
技機での遊技を予約した利用者を表す情報である利用者
情報、および、該パチンコ遊技機での遊技が予約されて
いる時間帯である予約時間帯からなる予約情報とを記憶
している予約情報記憶手段と、上記予約情報記憶手段の
記憶内容を表示する予約情報表示手段と、上記表示装置
の各々に、上記予約情報記憶手段が予約情報として記憶
している予約時間帯のうちの、該表示装置が対応して設
けられたパチンコ遊技機の遊技機情報に対応する予約時
間帯を表示する予約時間帯表示手段とを備えた遊技予約
管理装置を提供している。

【００４９】第１の態様によれば、パチンコホールの経
営者や従業員は、遊技予約管理装置の管理内容を見るこ
とで、予約による遊技が円滑に行われるような運営を行
うことが可能となり、パチンコホールに来場している利
用者は、各パチンコ遊技機に対応して設けられた表示装
置の表示内容を見ることで、各パチンコ遊技機がいずれ
の時間帯に遊技が予約されているかを知ることができる
ので、遊技が予約されている時間帯を避けて遊技するこ
とが可能となる。従って、予約による遊技が円滑に行わ
れるような運営に係るパチンコホールの経営者や従業員
の負担を軽減することが可能となる。

【００５０】また、本発明は、第２の態様として、第１
の態様において、上記予約情報記憶手段が予約情報とし
て記憶している予約時間帯の開始時刻となった場合に、
該予約時間帯に対応する遊技機情報が表すパチンコ遊技
機に対応して設けられた表示装置に、予約した遊技が開
始される可能性がある旨を表示する遊技開始予告表示手
段を備えた遊技予約管理装置を提供している。

【００５１】第２の態様によれば、パチンコホールに来
場して遊技している利用者は、自身が遊技しているパチ
ンコ遊技機に対応して設けられた表示装置の表示内容を
見ることで、遊技を終了すべき可能性があることを知る
ことできるので、予約による遊技をスムーズに開始する
ことが可能となる。

【００５２】なお、第２の態様において、さらに、遊技
開始予約表示手段は、上記予約情報記憶手段が予約情報
として記憶している予約時間帯の開始時刻より予め定め
た時間だけ前の時刻となった場合に、該予約時間帯に対
応する遊技機情報が表すパチンコ遊技機に対応して設け
られた表示装置に、予約した遊技が開始される可能性が
ある旨を表示するようにすることができる。

【００５３】また、第２の態様において、さらに、上記
遊技開始予告表示手段は、上記複数のパチンコ遊技機の
各々が動作中であるか否かを判定し、動作中であると判
定したパチンコ遊技機に対応して設けられた表示装置に
のみ、予約した遊技が開始される可能性がある旨を表示
するようにすることができる。

【００５４】また、本発明は、第３の態様として、第１
の態様および第２の態様のいずれかにおいて、上記予約
情報記憶手段が記憶している予約情報のうちの、予約し
た遊技が開始される予約情報を指定する情報である遊技
開始情報の入力を受け付ける遊技開始受付手段と、上記
遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合に、
該遊技開始情報によって指定された予約情報に対応する
遊技機情報が表すパチンコ遊技機に対応して設けられた
表示装置に、予約した遊技が開始される旨を表示する遊
技開始表示手段とを備えた遊技予約管理装置を提供して
いる。

【００５５】第３の態様によれば、パチンコホールに来
場して遊技している利用者は、自身が遊技しているパチ
ンコ遊技機に対応して設けられた表示装置の表示内容を
見ることで、遊技を終了すべきであることを知ることが
できるので、予約による遊技をスムーズに開始すること
が可能となる。

【００５６】なお、第３の態様において、さらに、上記
遊技開始表示手段は、上記複数のパチンコ遊技機の各々
が動作中であるか否かを判定し、動作中であると判定し
たパチンコ遊技機に対応して設けられた表示装置にの
み、予約した遊技が開始される旨を表示するようにする
ことができる。

【００５７】また、本発明は、第４の態様として、第１
の態様および第２の態様のいずれかにおいて、上記予約
情報記憶手段が記憶している予約情報のうちの、予約し
た遊技が開始される予約情報を指定する情報である遊技
開始情報の入力を受け付ける遊技開始受付手段と、上記
遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合に、
該遊技開始情報によって指定された予約情報に対応する
遊技機情報が表すパチンコ遊技機に対応して設けられた
表示装置に、該遊技開始情報によって指定された予約情
報のうちの予約時間帯の終了時刻までの所要時間を表示
する遊技時間表示手段とを備えた遊技予約管理装置を提
供している。

【００５８】第４の態様によれば、遊技を予約した利用
者は、パチンコホールに来場して予約通りに遊技してい
るときに、自身が遊技しているパチンコ遊技機に対応し
て設けられた表示装置の表示内容を見ることで、予約に
よる遊技が可能な残り時間を知ることができるので、予
約による遊技をスムーズに終了することが可能となる。

【００５９】また、本発明は、第５の態様として、第１
の態様および第２の態様のいずれかにおいて、上記予約
情報記憶手段が記憶している予約情報のうちの、予約し
た遊技が開始される予約情報を指定する情報である遊技
開始情報の入力を受け付ける遊技開始受付手段と、上記
遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合に、
該遊技開始情報によって指定された予約情報のうちの予
約時間帯の終了時刻となったならば、該遊技開始情報に
よって指定された予約情報に対応する遊技機情報が表す
パチンコ遊技機に対応して設けられた表示装置に、予約
した遊技の終了時刻である旨を表示する遊技終了表示手
段とを備えた遊技予約管理装置を提供している。

【００６０】第５の態様によれば、遊技を予約した利用
者は、パチンコホールに来場して予約通りに遊技してい
るときに、自身が遊技しているパチンコ遊技機に対応し
て設けられた表示装置の表示内容を見ることで、遊技
（予約による遊技）を終了すべきであることを知ること
ができるので、予約による遊技をスムーズに終了するこ
とが可能となる。

【００６１】なお、第５の態様において、さらに、上記
遊技終了表示手段は、上記遊技開始受付手段が遊技開始
情報を受け付けた場合に、該遊技開始情報によって指定
された予約情報のうちの予約時間帯の終了時刻より予め
定めた時間だけ前の時刻となったならば、該遊技開始情
報によって指定された予約情報に対応する遊技機情報が
表すパチンコ遊技機に対応して設けられた表示装置に、
予約した遊技の終了時刻が間近である旨を表示するよう
にすることができる。

【００６２】また、本発明は、第６の態様として、第１
の態様および第２の態様のいずれかにおいて、上記予約
情報記憶手段が記憶している予約情報のうちの、予約し
た遊技が開始される予約情報を指定する情報である遊技
開始情報の入力を受け付ける遊技開始受付手段と、上記
遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合に、
該遊技開始情報によって指定された予約情報のうちの予
約時間帯の終了時刻となったならば、該遊技開始情報に
よって指定された予約情報に対応する遊技機情報を表示
する遊技終了遊技機表示手段とを備えた遊技予約管理装
置を提供している。

【００６３】第６の態様によれば、パチンコホールの経
営者や従業員は、遊技を予約した利用者が予約通りに遊
技しているときに、予約による遊技が終了する時刻にな
ったパチンコ遊技機を知ることができるので、該パチン
コ遊技機で遊技している利用者に遊技の終了を促すこと
が可能となる。

【００６４】なお、第６の態様において、さらに、上記
遊技終了遊技機表示手段は、上記遊技開始受付手段が遊
技開始情報を受け付けた場合に、該遊技開始情報によっ
て指定された予約情報のうちの予約時間帯の終了時刻よ
り予め定めた時間だけ前の時刻となったならば、該遊技
開始情報によって指定された予約情報に対応する遊技機
情報を表示するようにすることができる。

【００６５】また、本発明は、第７の態様として、第１
の態様〜第６の態様のいずれかにおいて、上記予約情報
記憶手段が記憶している遊技機情報、および、該遊技機
情報に対応する予約情報のうちの予約時間帯を、通信回
線を介して接続された利用者端末に対して送信する予約
情報送信手段と、上記利用者端末から送信されてくる、
遊技対象として希望するパチンコ遊技機の遊技機情報、
および、該パチンコ遊技機での遊技を希望する時間帯で
ある遊技希望時間帯からなる予約要求情報を受信する予
約要求受信手段と、上記予約要求受信手段が受信した予
約要求情報のうちの遊技希望時間帯が、該予約要求情報
のうちの遊技機情報に対応して上記予約情報記憶手段が
記憶している予約情報のうちの予約時間帯と重複してい
ない場合に、該予約要求情報の受け付けを許可する予約
許可手段と、上記予約許可手段が予約要求情報の受け付
けを許可した場合に、上記利用者端末の利用者の利用者
情報、および、該予約要求情報のうちの遊技希望時間帯
を、各々、該予約要求情報のうちの遊技機情報に対応す
る予約情報の予約時間帯および利用者情報として、上記
予約情報記憶手段に格納する予約情報格納手段とを備え
た遊技予約管理装置を提供している。

【００６６】第７の態様によれば、通信回線を介して遊
技予約管理装置に接続された利用者端末を利用している
利用者は、パチンコホールに来場しなくても、他の利用
者による予約と重複していない限り、所望のパチンコ遊
技機での遊技を予約することが可能となり、パチンコホ
ールの経営者や従業員は、複数の利用者による遊技の予
約を遊技予約管理装置に任せることができるので、人手
による予約受け付けミスを防ぐことが可能となる。

【００６７】なお、第７の態様において、さらに、上記
利用者端末から送信されてくる利用者情報を受信する利
用者情報受信手段を備えるようにし、上記予約情報格納
手段は、上記利用者情報受信手段が受信した利用者情報
を、上記予約情報記憶手段に格納するようにすることが
できる。

【００６８】また、第７の態様において、さらに、複数
の利用者ごとに、該利用者の利用者情報、および、該利
用者が所持している利用者端末を表す情報である端末情
報を記憶している利用者情報記憶手段を備えるように
し、上記予約情報格納手段は、上記利用者情報記憶手段
が記憶している利用者情報のうちの、上記利用者端末の
端末情報に対応する利用者情報を、上記予約情報記憶手
段に格納するようにすることができる。

【００６９】また、本発明は、第８の態様として、第７
の態様において、上記予約許可手段が予約要求情報の受
け付けを許可したか否かを表す情報である予約結果情報
を、上記利用者端末に対して送信する予約結果送信手段
を備えた遊技予約管理装置を提供している。

【００７０】第８の態様によれば、通信回線を介して遊
技予約管理装置に接続された利用者端末を利用している
利用者は、自身による予約が受け付けられたか否かを知
ることが可能となる。

【００７１】また、本発明は、第９の態様として、第７
の態様および第８の態様のいずれかにおいて、上記複数
のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機の遊技機情
報と、該パチンコ遊技機での遊技に関する情報である遊
技情報とを記憶している遊技情報記憶手段と、上記遊技
情報記憶手段が記憶している遊技機情報、および、該遊
技機情報に対応する遊技情報を、上記利用者端末に対し
て送信する遊技情報送信手段とを備えた遊技予約管理装
置を提供している。

【００７２】第９の態様によれば、通信回線を介して遊
技予約管理装置に接続された利用者端末を利用している
利用者は、遊技の予約を行う際に、遊技情報に基づい
て、遊技対象として希望するパチンコ遊技機を選択する
ことが可能となる。

【００７３】なお、第９の態様において、さらに、上記
複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機が予め
定めた特定の遊技状態に変化した回数を計数し、計数結
果を、該パチンコ遊技機の遊技機情報に対応する遊技情
報として上記遊技情報記憶手段に格納する遊技情報格納
手段を備えるようにすることができる。

【００７４】また、第９の態様において、さらに、上記
複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機がいず
れかの遊技状態に変化した回数を計数し、計数結果を、
該パチンコ遊技機の遊技機情報に対応する遊技情報とし
て上記遊技情報記憶手段に格納する遊技情報格納手段を
備えるようにすることができる。

【００７５】また、第９の態様において、さらに、上記
複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機が予め
定めた特定の遊技状態に変化した後にそれ以外の遊技状
態に変化した回数を計数し、計数結果を、該パチンコ遊
技機の遊技機情報に対応する遊技情報として上記遊技情
報記憶手段に格納する遊技情報格納手段を備えるように
することができる。

【００７６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００７７】まず、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第１の実施形態につ
いて説明する。

【００７８】図１は第１の実施形態の遊技予約管理シス
テムの構成図である。

【００７９】図１において、１０は遊技予約管理装置、
２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装置で
ある。

【００８０】第１の実施形態においては、図１に示すよ
うに、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機の
各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、対
応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約時
間帯を表示するためのものである。

【００８１】また、第１の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図１に示すように、（１）複数のパ
チンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機を表す情報であ
る遊技機情報と、該パチンコ遊技機での遊技を予約した
利用者を表す情報である利用者情報、および、該パチン
コ遊技機での遊技が予約されている時間帯である予約時
間帯からなる予約情報とを記憶している予約情報記憶手
段１０１、（２）予約情報記憶手段１０１の記憶内容を
表示する予約情報表示手段１０２、（３）表示装置４０
の各々に、予約情報記憶手段１０１が予約情報として記
憶している予約時間帯のうちの、該表示装置が対応して
設けられたパチンコ遊技機の遊技機情報に対応する予約
時間帯を表示する予約時間帯表示手段１０３、（４）予
約情報記憶手段１０１が記憶している遊技機情報、およ
び、該遊技機情報に対応する予約情報のうちの予約時間
帯を、通信回線３０を介して接続された利用者端末２０
に対して送信する予約情報送信手段１０４、（５）利用
者端末２０から送信されてくる、遊技対象として希望す
るパチンコ遊技機の遊技機情報、および、該パチンコ遊
技機での遊技を希望する時間帯である遊技希望時間帯か
らなる予約要求情報を受信する予約要求受信手段１０
５、（６）利用者端末２０から送信されてくる利用者情
報を受信する利用者情報受信手段１０６、（７）予約要
求受信手段１０５が受信した予約要求情報のうちの遊技
希望時間帯が、該予約要求情報のうちの遊技機情報に対
応して予約情報記憶手段１０１が記憶している予約情報
のうちの予約時間帯と重複していない場合に、該予約要
求情報の受け付けを許可する予約許可手段１０７、
（８）予約許可手段１０７が予約要求情報の受け付けを
許可した場合に、利用者端末情報受信手段１０６が受信
した利用者情報、および、該予約要求情報のうちの遊技
希望時間帯を、各々、該予約要求情報のうちの遊技機情
報に対応する予約情報の予約時間帯および利用者情報と
して、予約情報記憶手段１０１に格納する予約情報格納
手段１０８、（９）予約許可手段１０７が予約要求情報
の受け付けを許可したか否かを表す情報である予約結果
情報を、利用者端末２０に対して送信する予約結果送信
手段１０９、を備えるようにしている。

【００８２】また、第１の実施形態においては、利用者
端末２０は、図１に示すように、（１）遊技予約管理装
置１０に対して発信し、遊技予約管理装置１０との間を
通信回線３０を介して接続する発信手段２０１、（２）
遊技予約管理装置１０から通信回線３０を介して送信さ
れてくる遊技機情報および予約時間帯を受信する予約情
報受信手段２０２、（３）予約情報受信手段２０２が受
信した遊技機情報および予約時間帯を表示する予約情報
表示手段２０３、（４）遊技対象として希望するパチン
コ遊技機の遊技機情報、および、該パチンコ遊技機での
遊技を希望する時間帯である遊技希望時間帯からなる予
約要求情報の入力を受け付ける予約要求受付手段２０
４、（５）自身を利用している利用者の利用者情報の入
力を受け付ける利用者情報受付手段２０５、（６）予約
要求受付手段２０４が受け付けた予約要求情報、およ
び、利用者情報受付手段２０５が受け付けた利用者情報
を、遊技予約管理装置１０に対して送信する予約要求送
信手段２０６、（７）遊技予約管理装置１０から送信さ
れてくる予約結果情報を受信する予約結果受信手段２０
７、（８）予約結果受信手段２０７が受信した予約結果
情報を表示する予約結果表示手段２０８、を備えるよう
にしている。

【００８３】なお、第１の実施形態においては、通信回
線３０は、図１に示すように、有線通信網であるものと
しているが、無線通信網であっても、無線通信網および
有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【００８４】まず、第１の実施形態における遊技予約管
理装置１０について説明する。

【００８５】図２は第１の実施形態における遊技予約管
理装置１０のハードウェア構成図である。

【００８６】図２において、１１はキーボードやマウス
等の入力装置、１２はＣＲＴ等のディスプレイ、１３は
プロセッサ、１４はメモリ、１５は通信回線インタフェ
ースである。

【００８７】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【００８８】すなわち、予約情報記憶手段１０１は、メ
モリ１４によって実現することができ、予約情報表示手
段１０２，予約時間帯表示手段１０３，予約情報送信手
段１０４，予約要求受信手段１０５，利用者情報受信手
段１０６，予約許可手段１０７，予約情報格納手段１０
８，予約結果送信手段１０９は、プロセッサ１３がメモ
リ１４に記憶されているプログラムを実行することで実
現することができる。

【００８９】図３は第１の実施形態におけるメモリ１４
の記憶内容の一部を示す説明図である。

【００９０】図３に示すように、メモリ１４には、予約
情報記憶手段１０１に相当している予約情報テーブル３
００が記憶されている。

【００９１】予約情報テーブル３００は、パチンコ遊技
機の遊技機情報３０１と、パチンコ遊技機での遊技を予
約した利用者の利用者情報３０２と、パチンコ遊技機で
の遊技が予約されている予約時間帯３０３とから構成さ
れている。

【００９２】なお、図３においては、遊技機情報３０１
が、パチンコ遊技機に固有に付与されている遊技機番号
であるものとし、利用者情報３０２が、利用者に固有に
付与されている利用者番号であるものとし、予約時間帯
３０３が、開始時刻および終了時刻であるものとしてい
る。

【００９３】また、予約情報テーブル３００のフォーマ
ットは、図３に示した例に限るものではない。

【００９４】また、遊技の予約は、当日または翌日以降
の任意の日数に渡って行うようにしてもよいが、説明を
簡単にするために、以下の説明では、翌日の１日分だけ
に限って遊技の予約を受け付けるものとする。従って、
メモリ１４は、図３に示した予約情報テーブル３００
を、翌日の１日分だけ遊技の予約を受け付けるために、
１個だけ記憶している。

【００９５】図４は第１の実施形態における予約管理処
理の処理フローチャートである。

【００９６】図４に示すように、プロセッサ１３は、利
用者端末２０からの着信に対して通信回線インタフェー
ス１５が応答した場合には（ステップ４０１）、メモリ
１４に記憶されている予約情報テーブル３００から利用
者情報３０２を除いた部分（すなわち、遊技機情報３０
１および予約時間帯３０３）を、通信回線インタフェー
ス１５を介して利用者端末２０に対して送信する（ステ
ップ４０２）。

【００９７】その後は、後述するように、利用者端末２
０から、利用者端末２０を利用している利用者の利用者
情報が送信されてくると共に、該利用者が遊技対象とし
て希望するパチンコ遊技機の遊技機情報、および、該パ
チンコ遊技機での遊技を希望する時間帯である遊技希望
時間帯からなる予約要求情報が送信されてくることとな
る。

【００９８】そこで、プロセッサ１３は、利用者情報お
よび予約要求情報を通信回線インタフェース１５を介し
て受信した場合には（ステップ４０３）、受信した予約
要求情報のうちの遊技希望時間帯と、予約情報テーブル
３００中の、該予約要求情報のうちの遊技機情報と同じ
遊技機情報３０１に対応する予約時間帯３０３とが重複
しているか否かを判定することで、受信した予約要求情
報の受け付けを許可するか否かを判定する（ステップ４
０４）。

【００９９】ステップ４０４で重複していないと判定し
た場合は、受信した予約要求情報の受け付けを許可する
ことを意味しているので、プロセッサ１３は、該予約要
求情報のうちの遊技希望時間帯を、該予約要求情報のう
ちの遊技機情報と同じ遊技機情報３０１に対応する予約
時間帯３０３として予約情報テーブル３００に書き込む
と共に、受信した利用者情報を、該予約要求情報のうち
の遊技機情報と同じ遊技機情報３０１に対応する利用者
情報３０２として予約情報テーブル３００に書き込むこ
とで、予約情報テーブル３００の内容を更新する（ステ
ップ４０５）。

【０１００】続いて、プロセッサ１３は、更新後の予約
情報テーブル３００の内容をディスプレイ１２に表示し
（ステップ４０６）、受信した予約要求情報の受け付け
を許可した旨を表す予約結果情報を、通信回線インタフ
ェース１５を介して利用者端末２０に対して送信してか
ら（ステップ４０７）、利用者端末２０との間を接続し
ている通信回線３０を通信回線インタフェース１５に切
断させる（ステップ４０８）。

【０１０１】なお、ステップ４０６においては、例え
ば、図５に示すように、予約情報テーブル３００中の予
約時間帯（ここでは、開始時刻および終了時刻）３０３
を、視覚的に分かりやすい形式に加工してから、ディス
プレイ１２に表示するようにしてもよい。

【０１０２】また、ステップ４０６においては、例え
ば、図５に示すように、予約情報テーブル３００中の利
用者情報（ここでは、利用者番号）３０２を利用者名に
変換してから、ディスプレイ１２に表示するようにして
もよい。この場合、メモリ１４に、図６に示すように、
複数の利用者ごとに、該利用者の利用者情報６０１と、
該利用者の利用者名６０２とから構成された利用者名テ
ーブル６００を記憶させておくようにする必要がある。

【０１０３】続いて、プロセッサ１３は、予約情報テー
ブル３００に遊技希望時間帯を書き込んだ予約時間帯３
０３を、該予約時間帯３０３に対応する遊技機情報３０
１が表すパチンコ遊技機に対して設けられた表示装置４
０に表示し（ステップ４０９）、ステップ４０１に戻
る。

【０１０４】なお、ステップ３０９においては、例え
ば、図７に示すように、予約時間帯３０３を表示装置４
０に表示するようにすることができる。

【０１０５】一方、ステップ４０４で重複していると判
定した場合は、受信した予約要求情報の受け付けを許可
しないことを意味しているので、プロセッサ１３は、該
予約要求情報の受け付けを拒否した旨を表す予約結果情
報を、通信回線インタフェース１５を介して利用者端末
２０に対して送信してから（ステップ４１０）、利用者
端末２０との間を接続している通信回線３０を回線イン
タフェース１５に切断させ（ステップ４１１）、ステッ
プ４０１に戻る。

【０１０６】なお、プロセッサ１３は、図４に示した予
約管理処理の終了前に、利用者端末２０との間を接続し
ている通信回線３０を利用者端末２０が切断した場合に
は、それまでに行っていた処理を無効とし、ステップ４
０１に戻る。

【０１０７】また、数多くの遊技の予約を１度に受け付
けることを可能とするために、通信回線インタフェース
１５が、１度に複数の着信に対して応答することができ
るようにし、プロセッサ１３が、図４に示した予約管理
処理を、通信回線インタフェース１５が１度に応答可能
な数だけ並行して行うようにすることが好ましい。

【０１０８】次に、第１の実施形態における利用者端末
２０について説明する。

【０１０９】図８は第１の実施形態における利用者端末
２０のハードウェア構成図である。

【０１１０】図８において、２１はキーパッド等の入力
装置、２２は液晶ディスプレイ等のディスプレイ、２３
はプロセッサ、２４はメモリ、２５は通信回線インタフ
ェースである。

【０１１１】利用者端末２０も、遊技予約管理装置１０
と同様に、実際には、通信機能を有する情報処理装置で
実現することができるが、利用者端末２０の利用形態を
考えると、携帯用の小型情報処理装置で実現することが
好ましい。

【０１１２】すなわち、予約要求受付手段２０４，利用
者情報受付手段２０５は、入力装置２１によって実現す
ることができ、発信手段２０１，予約情報受信手段２０
２，予約情報表示手段２０３，予約要求送信手段２０
６，予約結果受信手段２０７，予約結果表示手段２０８
は、プロセッサ２３がメモリ２４に記憶されているプロ
グラムを実行することで実現することができる。

【０１１３】図９は第１の実施形態における予約要求処
理の処理フローチャートである。

【０１１４】図９に示すように、プロセッサ２３は、遊
技予約管理装置１０に対して発信する旨の発信指示が入
力装置２１から入力された場合には（ステップ９０
１）、通信回線インタフェース２５に遊技予約管理装置
１０に対して発信させ、遊技予約管理装置１０との間を
通信回線３０を介して接続させる（ステップ９０２）。

【０１１５】なお、ステップ９０１において、入力装置
２１から入力される発信指示は、遊技予約管理装置１０
との間を通信回線３０を介して接続するために必要な遊
技予約管理装置１０のアクセス番号（例えば、電話番
号）を利用者が入力することであってもよいし、入力装
置２１に設けられた特定のキーを利用者が押下すること
であってもよい。後者の場合は、メモリ２４に、遊技予
約管理装置１０のアクセス番号を記憶させておくように
する必要がある。

【０１１６】遊技予約管理装置１０との間の接続に成功
すると（ステップ９０３）、その後は、上述したよう
に、遊技予約管理装置１０から、予約情報テーブル３０
０中の遊技機情報３０１および予約時間帯３０３が送信
されてくることとなる。

【０１１７】そこで、プロセッサ２３は、遊技機情報３
０１および予約時間帯３０３を通信回線インタフェース
２５を介して受信した場合には（ステップ９０４）、受
信した遊技機情報３０１および予約時間帯３０３をディ
スプレイ２２に表示する（ステップ９０５）。

【０１１８】なお、ステップ９０５においては、例え
ば、図１０に示すように、予約時間帯（ここでは、開始
時刻および終了時刻）３０３を、視覚的に分かりやすい
形式に加工してから、ディスプレイ２２に表示するよう
にしてもよい。

【０１１９】また、プロセッサ２３は、遊技予約管理装
置１０との間の接続に失敗した場合には（ステップ９０
３）、ステップ９０２に戻る。

【０１２０】続いて、プロセッサ２３は、自身の利用者
の利用者情報が入力装置２１から入力されると共に、該
利用者が遊技対象として希望するパチンコ遊技機の遊技
機情報、および、該パチンコ遊技機での遊技を希望する
時間帯である遊技希望時間帯からなる予約要求情報が入
力装置２１から入力された場合には（ステップ９０
６）、入力された利用者情報および予約要求情報を、通
信回線インタフェース２５を介して遊技予約管理装置１
０に対して送信する（ステップ９０７）。

【０１２１】なお、ステップ９０６において、利用者端
末２０を利用している利用者は、例えば、遊技情報３０
１および予約時間帯３０３を、図１０に示すようにディ
スプレイ２２に表示するようにした場合には、ディスプ
レイ２２に表示された予約時間帯３０３を表す部分にカ
ーソルを合わせてから特定のキーを押下することで、予
約時間帯３０３の指定と同時に、遊技機情報３０１の指
定を行うことが可能となる。

【０１２２】その後は、上述したように、遊技予約管理
装置１０から、送信した予約要求情報の受け付けが許可
されたか否かを表す予約結果情報が送信されてくること
となる。

【０１２３】そこで、プロセッサ２３は、予約結果情報
を通信回線インタフェース２５を介して受信した場合に
は（ステップ９０８）、受信した予約結果情報をディス
プレイ２２に表示してから（ステップ９０９）、ステッ
プ９０１に戻る。

【０１２４】なお、プロセッサ２３は、図９に示した予
約要求処理の終了前に、遊技予約管理装置１０との間を
接続している通信回線３０を切断する旨の切断指示が入
力装置２１から入力された場合には、それまでに行って
いた処理を無効とし、遊技予約管理装置１０との間を接
続している通信回線３０を通信回線インタフェース１５
に切断させてから、ステップ９０１に戻る。

【０１２５】以上説明したように、第１の実施形態によ
れば、パチンコホールに来場している利用者は、表示装
置４０の表示内容（予約時間帯３０３）を見ることで、
各パチンコ遊技機がいずれの時間帯に遊技が予約されて
いるかを知ることができるので、遊技が予約されている
時間帯を避けて遊技することができるという効果があ
る。従って、予約による遊技が円滑に行われるような運
営に係るパチンコホールの経営者や従業員の負担を軽減
することができるという効果がある。

【０１２６】また、第１の実施形態によれば、パチンコ
ホールの経営者や従業員は、複数の利用者による遊技の
予約を遊技予約管理装置１０に任せることができるの
で、人手による予約受け付けミスを防ぐことができると
いう効果がある。

【０１２７】また、第１の実施形態によれば、パチンコ
ホールの経営者や従業員は、ディスプレイ１２の表示内
容（予約情報テーブル３００）を見ることで、遊技予約
管理装置１０の管理内容を知ることができるので、予約
による遊技が円滑に行われるような運営を行うことがで
きるという効果がある。

【０１２８】また、第１の実施形態によれば、通信回線
３０を介して遊技予約管理装置１０に接続された利用者
端末２０を利用している利用者は、予約要求情報を入力
装置２１から入力することで、パチンコホールに来場し
なくても、他の利用者による予約と重複していない限
り、所望のパチンコ遊技機での遊技を予約することがで
きるという効果がある。

【０１２９】また、第１の実施形態によれば、通信回線
３０を介して遊技予約管理装置１０に接続された利用者
端末２０を利用している利用者は、ディスプレイ２２の
表示内容（遊技機情報３０１および予約時間帯３０３）
を見ることで、受け付けが許可されるような予約要求情
報を入力することができるという効果がある。

【０１３０】また、第１の実施形態によれば、通信回線
３０を介して遊技予約管理装置１０に接続された利用者
端末２０を利用している利用者は、ディスプレイ２２の
表示内容（予約結果情報）を見ることで、自身による予
約が受け付けられたか否かを知ることができるという効
果がある。

【０１３１】なお、パチンコホールの経営者は、パチン
コホールに設置されている全てのパチンコ遊技機を遊技
の予約対象としてもよいし、予約対象とするパチンコ遊
技機と予約対象としないパチンコ遊技機とに分けてもよ
い。

【０１３２】ところで、第１の実施形態では、利用者端
末２０において、プロセッサ２３が、入力装置２１から
入力された利用者情報を、通信回線インタフェース２５
を介して遊技予約管理装置１０に対して送信するように
しているが、利用者端末２０において、メモリ２４に、
自身の利用者の利用者情報を記憶させておくようにすれ
ば、プロセッサ２３は、メモリ２４に記憶されている利
用者情報を、通信回線インタフェース２５を介して遊技
予約管理装置１０に対して送信するようにすることがで
きる。

【０１３３】そこで、このようにした場合には、利用者
端末２０は、利用者情報受付手段２０５を備える必要は
ない。

【０１３４】また、遊技予約管理装置１０において、メ
モリ１４に、図１１に示すように、複数の利用者ごと
に、該利用者の利用者情報１１０１と、該利用者が所持
している利用者端末２０を表す情報である端末情報（例
えば、電話番号）１１０２とから構成された利用者情報
テーブル１１００を記憶させておくようにすれば、プロ
セッサ１３は、利用者情報テーブル１１００中の、受信
した予約要求情報の送信元の利用者端末２０の端末情報
と同じ端末情報１１０２に対応する利用者情報１１０１
を、該予約要求情報に含まれている遊技機情報と同じ遊
技機情報３０１に対応する利用者情報３０２として、予
約情報テーブル３００に書き込むようにすることができ
る。

【０１３５】そこで、このようにした場合には、利用者
端末２０は、利用者情報受付手段２０５を備える必要は
なく、予約要求送信手段２０６は、利用者情報を遊技予
約管理装置１０に対して送信する必要はない。

【０１３６】次に、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第２の実施形態につ
いて説明する。

【０１３７】図１２は第２の実施形態の遊技予約管理シ
ステムの構成図である。

【０１３８】図１２において、１０は遊技予約管理装
置、２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装
置である。

【０１３９】第２の実施形態においては、図１２に示す
ように、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機
の各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、
対応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約
時間帯を表示すると共に、表示された予約時間帯の開始
時刻となった場合に、予約した遊技が開始される可能性
がある旨を表示するためのものである。

【０１４０】また、第２の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図１２に示すように、（１）第１の
実施形態と同様の予約情報記憶手段１０１、（２）第１
の実施形態と同様の予約情報表示手段１０２、（３）第
１の実施形態と同様の予約時間帯表示手段１０３、
（４）第１の実施形態と同様の予約情報送信手段１０
４、（５）第１の実施形態と同様の予約要求受信手段１
０５、（６）第１の実施形態と同様の利用者情報受信手
段１０６、（７）第１の実施形態と同様の予約許可手段
１０７、（８）第１の実施形態と同様の予約情報格納手
段１０８、（９）第１の実施形態と同様の予約結果送信
手段１０９、（１０）予約情報記憶手段１０１が予約情
報として記憶している予約時間帯の開始時刻となった場
合に、該予約時間帯に対応する遊技機情報が表すパチン
コ遊技機に対応して設けられた表示装置４０に、予約し
た遊技が開始される可能性がある旨を表示する遊技開始
予告表示手段１１０、を備えるようにしている。

【０１４１】また、第２の実施形態においては、利用者
端末２０は、図１２に示すように、（１）第１の実施形
態と同様の発信手段２０１、（２）第１の実施形態と同
様の予約情報受信手段２０２、（３）第１の実施形態と
同様の予約情報表示手段２０３、（４）第１の実施形態
と同様の予約要求受付手段２０４、（５）第１の実施形
態と同様の利用者情報受付手段２０５、（６）第１の実
施形態と同様の予約要求送信手段２０６、（７）第１の
実施形態と同様の予約結果受信手段２０７、（８）第１
の実施形態と同様の予約結果表示手段２０８、を備える
ようにしている。

【０１４２】なお、第２の実施形態においては、通信回
線３０は、図１２に示すように、有線通信網であるもの
としているが、無線通信網であっても、無線通信網およ
び有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【０１４３】図１２からも分かるように、第２の実施形
態において、利用者端末２０は、第１の実施形態と同様
であるので、以下では、遊技予約管理装置１０について
のみ説明する。

【０１４４】第２の実施形態における遊技予約管理装置
１０のハードウェア構成図は、図２と同様である。

【０１４５】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【０１４６】すなわち、予約情報記憶手段１０１は、メ
モリ１４によって実現することができ、予約情報表示手
段１０２，予約時間帯表示手段１０３，予約情報送信手
段１０４，予約要求受信手段１０５，利用者情報受信手
段１０６，予約許可手段１０７，予約情報格納手段１０
８，予約結果送信手段１０９，遊技開始予告表示手段１
１０は、プロセッサ１３がメモリ１４に記憶されている
プログラムを実行することで実現することができる。

【０１４７】なお、メモリ１４には、第１の実施形態と
同様に、図３に示した予約情報テーブル３００が記憶さ
れている。

【０１４８】第２の実施形態においては、プロセッサ１
３は、図４に示した予約管理処理を行うと共に、予約管
理処理とは独立に、図１３に示す遊技開始予告表示処理
を行うようになっている。

【０１４９】図１３は第２の実施形態における遊技開始
予告表示処理の処理フローチャートである。

【０１５０】なお、図１３に示す遊技開始予告表示処理
は、予め定めた時間（例えば、１分間）ごとに、周期的
に起動されるようになっている。

【０１５１】図１３に示すように、プロセッサ１３は、
予約情報テーブル３００中の予約時間帯３０３の開始時
刻の中に、現在時刻に達している開始時刻がある場合に
は、そのような開始時刻がなくなるまで（ステップ１３
０１）、予約した遊技が開始される可能性がある旨を、
該予約時間帯３０３に対応する遊技機情報３０１が表す
パチンコ遊技機に対応して設けられた表示装置４０に表
示してから（ステップ１３０２）、ステップ１３０１に
戻る。

【０１５２】なお、ステップ１３０２においては、例え
ば、図１４に示すように、予約した遊技が開始される可
能性がある旨を、表示装置４０に表示するようにするこ
とができる。

【０１５３】また、ステップ１３０２においては、例え
ば、表示装置４０に表示されている予約時間帯３０３の
うちの、該当する予約時間帯３０３の表示態様を変化さ
せるようにしてもよい。

【０１５４】以上説明したように、第２の実施形態によ
れば、第１の実施形態による効果に加えて、パチンコホ
ールに来場して遊技している利用者は、表示装置４０の
表示内容（予約した遊技が開始される可能性がある旨）
を見ることで、遊技を終了すべき可能性があることを知
ることできるので、予約による遊技をスムーズに開始す
ることができるという効果がある。従って、予約による
遊技が円滑に行われるような運営に係るパチンコホール
の経営者や従業員の負担を軽減することができるという
効果がある。

【０１５５】なお、第２の実施形態においては、プロセ
ッサ１３が、予約時間帯３０３の開始時刻が現在時刻に
達している場合に、予約した遊技が開始される可能性が
ある旨を表示装置４０に表示するようにしているが、予
約時間帯３０３の開始時刻より予め定めた時間だけ前の
時刻となった場合に、予約した遊技が開始される可能性
がある旨を表示するようにしてもよい。

【０１５６】また、第２の実施態様において、さらに、
プロセッサ１３が、複数のパチンコ遊技機の各々が動作
中であるか否かを判定し、動作中であると判定したパチ
ンコ遊技機に対応して設けられた表示装置４０にのみ、
予約した遊技が開始される可能性がある旨を表示するよ
うにしてもよい。

【０１５７】このようにするためには、例えば、遊技予
約管理装置１０と複数のパチンコ遊技機の各々とを接続
するようにし、各パチンコ遊技機が、動作中である場合
に、その旨を表す動作信号を遊技予約管理装置１０に出
力するようにすれば、遊技管理装置１０において、プロ
セッサ１３が、各パチンコ遊技機から出力されてくる動
作信号を検知することで、動作中のパチンコ遊技機を識
別することが可能となる。

【０１５８】次に、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第３の実施形態につ
いて説明する。

【０１５９】図１５は第３の実施形態の遊技予約管理シ
ステムの構成図である。

【０１６０】図１５において、１０は遊技予約管理装
置、２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装
置である。

【０１６１】第３の実施形態においては、図１５に示す
ように、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機
の各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、
対応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約
時間帯を表示すると共に、対応するパチンコ遊技機での
遊技が予約通りに開始される場合に、予約した遊技が開
始される旨を表示するためのものである。

【０１６２】また、第３の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図１５に示すように、（１）第１の
実施形態と同様の予約情報記憶手段１０１、（２）第１
の実施形態と同様の予約情報表示手段１０２、（３）第
１の実施形態と同様の予約時間帯表示手段１０３、
（４）第１の実施形態と同様の予約情報送信手段１０
４、（５）第１の実施形態と同様の予約要求受信手段１
０５、（６）第１の実施形態と同様の利用者情報受信手
段１０６、（７）第１の実施形態と同様の予約許可手段
１０７、（８）第１の実施形態と同様の予約情報格納手
段１０８、（９）第１の実施形態と同様の予約結果送信
手段１０９、（１０）予約情報記憶手段１０１が記憶し
ている予約情報のうちの、予約した遊技が開始される予
約情報を指定する情報である遊技開始情報の入力を受け
付ける遊技開始受付手段１１１、（１１）遊技開始受付
手段１１１が遊技開始情報を受け付けた場合に、該遊技
開始情報によって指定された予約情報に対応する遊技機
情報が表すパチンコ遊技機に対応して設けられた表示装
置４０に、予約した遊技が開始される旨を表示する遊技
開始表示手段１１２、を備えるようにしている。

【０１６３】また、第３の実施形態においては、利用者
端末２０は、図１５に示すように、（１）第１の実施形
態と同様の発信手段２０１、（２）第１の実施形態と同
様の予約情報受信手段２０２、（３）第１の実施形態と
同様の予約情報表示手段２０３、（４）第１の実施形態
と同様の予約要求受付手段２０４、（５）第１の実施形
態と同様の利用者情報受付手段２０５、（６）第１の実
施形態と同様の予約要求送信手段２０６、（７）第１の
実施形態と同様の予約結果受信手段２０７、（８）第１
の実施形態と同様の予約結果表示手段２０８、を備える
ようにしている。

【０１６４】なお、第３の実施形態においては、通信回
線３０は、図１５に示すように、有線通信網であるもの
としているが、無線通信網であっても、無線通信網およ
び有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【０１６５】図１５からも分かるように、第３の実施形
態において、利用者端末２０は、第１の実施形態と同様
であるので、以下では、遊技予約管理装置１０について
のみ説明する。

【０１６６】第３の実施形態における遊技予約管理装置
１０のハードウェア構成図は、図２と同様である。

【０１６７】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【０１６８】すなわち、予約情報記憶手段１０１は、メ
モリ１４によって実現することができ、遊技開始受付手
段１１１は、入力装置１１によって実現することがで
き、予約情報表示手段１０２，予約時間帯表示手段１０
３，予約情報送信手段１０４，予約要求受信手段１０
５，利用者情報受信手段１０６，予約許可手段１０７，
予約情報格納手段１０８，予約結果送信手段１０９，遊
技開始表示手段１１２は、プロセッサ１３がメモリ１４
に記憶されているプログラムを実行することで実現する
ことができる。

【０１６９】なお、メモリ１４には、第１の実施形態と
同様に、図３に示した予約情報テーブル３００が記憶さ
れている。

【０１７０】第３の実施形態においては、プロセッサ１
３は、図４に示した予約管理処理を行うと共に、予約管
理処理とは独立に、図１６に示す遊技開始表示処理を行
うようになっている。

【０１７１】図１６は第３の実施形態における遊技開始
表示装置の処理フローチャートである。

【０１７２】図１６に示すように、プロセッサ１３は、
予約通りに遊技を開始しようとしている利用者の利用者
情報３０２，該利用者が遊技を予約していたパチンコ遊
技機の遊技機情報３０１，該利用者が遊技を予約してい
た時間帯を表す予約時間帯３０３を指定する情報である
遊技開始情報が入力装置１１から入力された場合には
（ステップ１６０１）、予約した遊技が開始される旨
を、入力された遊技開始情報によって指定された遊技機
情報３０１が表すパチンコ遊技機に対応して設けられた
表示装置４０に表示してから（ステップ１６０２）、ス
テップ１６０１に戻る。

【０１７３】なお、ステップ１６０１において、パチン
コホールの経営者や従業員は、例えば、予約情報テーブ
ル３００の内容を、図５に示すようにディスプレイ１２
に表示するようにした場合には、ディスプレイ１２に表
示された予約情報テーブル３００中の予約時間帯３０３
を表す部分をマウスでクリックすることで、予約時間帯
３０３の指定と同時に、遊技機情報３０１および利用者
情報３０２の指定を行うことが可能となる。

【０１７４】また、ステップ１６０２においては、例え
ば、図１７に示すように、予約した遊技が開始される旨
を、表示装置４０に表示するようにすることができる。

【０１７５】また、ステップ１６０２においては、例え
ば、表示装置４０に表示されている予約時間帯３０３の
うちの、該当する予約時間帯３０３の表示態様を変化さ
せるようにしてもよい。

【０１７６】以上説明したように、第３の実施形態によ
れば、第１の実施形態による効果に加えて、パチンコホ
ールに来場して遊技している利用者は、表示装置４０の
表示内容（予約した遊技が開始される旨）を見ること
で、遊技を終了すべきであることを知ることできるの
で、予約による遊技をスムーズに開始することができる
という効果がある。従って、予約による遊技が円滑に行
われるような運営に係るパチンコホールの経営者や従業
員の負担を軽減することができるという効果がある。

【０１７７】なお、第３の実施形態において、さらに、
プロセッサ１３が、複数のパチンコ遊技機の各々が動作
中であるか否かを判定し、動作中であると判定したパチ
ンコ遊技機に対応して設けられた表示装置４０にのみ、
予約した遊技が開始される旨を表示するようにしてもよ
い。

【０１７８】このようにするためには、例えば、遊技予
約管理装置１０と複数のパチンコ遊技機の各々とを接続
するようにし、各パチンコ遊技機が、動作中である場合
に、その旨を表す動作信号を遊技予約管理装置１０に出
力するようにすれば、遊技管理装置１０において、プロ
セッサ１３が、各パチンコ遊技機から出力されてくる動
作信号を検知することで、動作中のパチンコ遊技機を識
別することが可能となる。

【０１７９】次に、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第４の実施形態につ
いて説明する。

【０１８０】図１８は第４の実施形態の遊技予約管理シ
ステムの構成図である。

【０１８１】図１８において、１０は遊技予約管理装
置、２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装
置である。

【０１８２】第４の実施形態においては、図１８に示す
ように、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機
の各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、
対応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約
時間帯を表示すると共に、対応するパチンコ遊技機での
遊技が予約通りに行われた場合に、該遊技の終了時刻ま
での所要時間を表示するためのものである。

【０１８３】また、第４の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図１８に示すように、（１）第１の
実施形態と同様の予約情報記憶手段１０１、（２）第１
の実施形態と同様の予約情報表示手段１０２、（３）第
１の実施形態と同様の予約時間帯表示手段１０３、
（４）第１の実施形態と同様の予約情報送信手段１０
４、（５）第１の実施形態と同様の予約要求受信手段１
０５、（６）第１の実施形態と同様の利用者情報受信手
段１０６、（７）第１の実施形態と同様の予約許可手段
１０７、（８）第１の実施形態と同様の予約情報格納手
段１０８、（９）第１の実施形態と同様の予約結果送信
手段１０９、（１０）第３の実施形態と同様の遊技開始
受付手段１１１、（１１）遊技開始受付手段１１１が遊
技開始情報を受け付けた場合に、該遊技開始情報によっ
て指定された予約情報に対応する遊技機情報が表すパチ
ンコ遊技機に対応して設けられた表示装置４０に、該遊
技開始情報によって指定された予約情報のうちの予約時
間帯の終了時刻までの所要時間を表示する遊技時間表示
手段１１３、を備えるようにしている。

【０１８４】また、第４の実施形態においては、利用者
端末２０は、図１８に示すように、（１）第１の実施形
態と同様の発信手段２０１、（２）第１の実施形態と同
様の予約情報受信手段２０２、（３）第１の実施形態と
同様の予約情報表示手段２０３、（４）第１の実施形態
と同様の予約要求受付手段２０４、（５）第１の実施形
態と同様の利用者情報受付手段２０５、（６）第１の実
施形態と同様の予約要求送信手段２０６、（７）第１の
実施形態と同様の予約結果受信手段２０７、（８）第１
の実施形態と同様の予約結果表示手段２０８、を備える
ようにしている。

【０１８５】なお、第４の実施形態においては、通信回
線３０は、図１８に示すように、有線通信網であるもの
としているが、無線通信網であっても、無線通信網およ
び有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【０１８６】図１８からも分かるように、第４の実施形
態において、利用者端末２０は、第１の実施形態と同様
であるので、以下では、遊技予約管理装置１０について
のみ説明する。

【０１８７】第４の実施形態における遊技予約管理装置
１０のハードウェア構成図は、図２と同様である。

【０１８８】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【０１８９】すなわち、予約情報記憶手段１０１は、メ
モリ１４によって実現することができ、遊技開始受付手
段１１１は、入力装置１１によって実現することがで
き、予約情報表示手段１０２，予約時間帯表示手段１０
３，予約情報送信手段１０４，予約要求受信手段１０
５，利用者情報受信手段１０６，予約許可手段１０７，
予約情報格納手段１０８，予約結果送信手段１０９，遊
技時間表示手段１１３は、プロセッサ１３がメモリ１４
に記憶されているプログラムを実行することで実現する
ことができる。

【０１９０】なお、メモリ１４には、第１の実施形態と
同様に、図３に示した予約情報テーブル３００が記憶さ
れている。

【０１９１】第４の実施形態においては、プロセッサ１
３は、図４に示した予約管理処理を行うと共に、予約管
理処理とは独立に、図１９および図２０に示す遊技時間
表示処理を行うようになっている。

【０１９２】図１９および図２０は第４の実施形態にお
ける遊技時間表示処理の処理フローチャートである。

【０１９３】なお、図１９および図２０に示す遊技時間
表示処理のうち、図２０に示す処理は、予め定めた時間
（例えば、１分間）ごとに、周期的に起動されるように
なっている。

【０１９４】図１９に示すように、プロセッサ１３は、
予約通りに遊技を開始しようとしている利用者の利用者
情報３０２，該利用者が遊技を予約していたパチンコ遊
技機の遊技機情報３０１，該利用者が遊技を予約してい
た時間帯を表す予約時間帯３０３を指定する情報である
遊技開始情報が入力装置１１から入力された場合には
（ステップ１９０１）、入力された遊技開始情報によっ
て指定された予約時間帯３０３の終了時刻から現在時刻
を減算し（ステップ１９０２）、減算した結果得られた
時間（すなわち、予約時間帯３０３の終了時刻までの所
要時間）を、入力された遊技開始情報によって指定され
た遊技機情報３０１が表すパチンコ遊技機に対応して設
けられた表示装置４０に表示してから（ステップ１９０
３）、ステップ１９０１に戻る。

【０１９５】なお、ステップ１９０１において、パチン
コホールの経営者や従業員は、例えば、予約情報テーブ
ル３００の内容を、図５に示すようにディスプレイ１２
に表示するようにした場合には、ディスプレイ１２に表
示された予約情報テーブル３００中の予約時間帯３０３
を表す部分をマウスでクリックすることで、予約時間帯
３０３の指定と同時に、遊技機情報３０１および利用者
情報３０２の指定を行うことが可能となる。

【０１９６】また、ステップ１９０３においては、例え
ば、図２１に示すように、予約時間帯３０３の終了時刻
までの所要時間を、表示装置４０に表示するようにする
ことができる。

【０１９７】また、図２０に示すように、プロセッサ１
３は、「０」でない所要時間が表示されている表示装置
４０がある場合には、そのような表示装置４０がなくな
るまで（ステップ２００１）、該所要時間を、該所要時
間から予め定めた時間（例えば、１分間）を減算した結
果に変更する（ステップ２００２）。

【０１９８】以上説明したように、第４の実施形態によ
れば、第１の実施形態による効果に加えて、遊技を予約
した利用者は、パチンコホールに来場して予約通りに遊
技しているときに、表示装置４０の表示内容（予約によ
る遊技の終了時刻までの所要時間）を見ることで、予約
による遊技が可能な残り時間を知ることができるので、
予約による遊技をスムーズに終了することができるとい
う効果がある。従って、予約による遊技が円滑に行われ
るような運営に係るパチンコホールの経営者や従業員の
負担を軽減することができるという効果がある。

【０１９９】次に、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第５の実施形態につ
いて説明する。

【０２００】図２２は第５の実施形態の遊技予約管理シ
ステムの構成図である。

【０２０１】図２２において、１０は遊技予約管理装
置、２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装
置である。

【０２０２】第５の実施形態においては、図２２に示す
ように、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機
の各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、
対応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約
時間帯を表示すると共に、対応するパチンコ遊技機での
遊技が予約通りに行われた場合に、該遊技の終了時刻と
なったならば、予約した遊技の終了時刻である旨を表示
するためのものである。

【０２０３】また、第５の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図２２に示すように、（１）第１の
実施形態と同様の予約情報記憶手段１０１、（２）第１
の実施形態と同様の予約情報表示手段１０２、（３）第
１の実施形態と同様の予約時間帯表示手段１０３、
（４）第１の実施形態と同様の予約情報送信手段１０
４、（５）第１の実施形態と同様の予約要求受信手段１
０５、（６）第１の実施形態と同様の利用者情報受信手
段１０６、（７）第１の実施形態と同様の予約許可手段
１０７、（８）第１の実施形態と同様の予約情報格納手
段１０８、（９）第１の実施形態と同様の予約結果送信
手段１０９、（１０）第３の実施形態と同様の遊技開始
受付手段１１１、（１１）遊技開始受付手段１１１が遊
技開始情報を受け付けた場合に、該遊技開始情報によっ
て指定された予約情報のうちの予約時間帯の終了時刻と
なったならば、該遊技開始情報によって指定された予約
情報に対応する遊技機情報が表すパチンコ遊技機に対応
して設けられた表示装置４０に、予約した遊技の終了時
刻である旨を表示する遊技終了表示手段１１４、を備え
るようにしている。

【０２０４】また、第５の実施形態においては、利用者
端末２０は、図２２に示すように、（１）第１の実施形
態と同様の発信手段２０１、（２）第１の実施形態と同
様の予約情報受信手段２０２、（３）第１の実施形態と
同様の予約情報表示手段２０３、（４）第１の実施形態
と同様の予約要求受付手段２０４、（５）第１の実施形
態と同様の利用者情報受付手段２０５、（６）第１の実
施形態と同様の予約要求送信手段２０６、（７）第１の
実施形態と同様の予約結果受信手段２０７、（８）第１
の実施形態と同様の予約結果表示手段２０８、を備える
ようにしている。

【０２０５】なお、第５の実施形態においては、通信回
線３０は、図２２に示すように、有線通信網であるもの
としているが、無線通信網であっても、無線通信網およ
び有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【０２０６】図２２からも分かるように、第５の実施形
態において、利用者端末２０は、第１の実施形態と同様
であるので、以下では、遊技予約管理装置１０について
のみ説明する。

【０２０７】第５の実施形態における遊技予約管理装置
１０のハードウェア構成図は、図２と同様である。

【０２０８】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【０２０９】すなわち、予約情報記憶手段１０１は、メ
モリ１４によって実現することができ、遊技開始受付手
段１１１は、入力装置１１によって実現することがで
き、予約情報表示手段１０２，予約時間帯表示手段１０
３，予約情報送信手段１０４，予約要求受信手段１０
５，利用者情報受信手段１０６，予約許可手段１０７，
予約情報格納手段１０８，予約結果送信手段１０９，遊
技終了表示手段１１４は、プロセッサ１３がメモリ１４
に記憶されているプログラムを実行することで実現する
ことができる。

【０２１０】なお、メモリ１４には、第１の実施形態と
同様に、図３に示した予約情報テーブル３００が記憶さ
れている。

【０２１１】第５の実施形態においては、プロセッサ１
３は、図４に示した予約管理処理を行うと共に、予約管
理処理とは独立に、図２３および図２４に示す遊技終了
表示処理を行うようになっている。

【０２１２】図２３および図２４は第５の実施形態にお
ける遊技終了表示処理の処理フローチャートである。

【０２１３】なお、図２３および図２４に示す遊技終了
表示処理のうち、図２４に示す処理は、予め定めた時間
（例えば、１分間）ごとに、周期的に起動されるように
なっている。

【０２１４】図２３に示すように、プロセッサ１３は、
予約通りに遊技を開始しようとしている利用者の利用者
情報３０２，該利用者が遊技を予約していたパチンコ遊
技機の遊技機情報３０１，該利用者が遊技を予約してい
た時間帯を表す予約時間帯３０３を指定する情報である
遊技開始情報が入力装置１１から入力された場合には
（ステップ２３０１）、入力された遊技開始情報によっ
て指定された遊技機情報３０１および予約時間帯３０３
の終了時刻を、例えば、図２５に示すように、遊技中遊
技機情報としてメモリ１４に記憶してから（ステップ２
３０２）、ステップ２３０１に戻る。

【０２１５】なお、ステップ２３０１において、パチン
コホールの経営者や従業員は、例えば、予約情報テーブ
ル３００の内容を、図５に示すようにディスプレイ１２
に表示するようにした場合には、ディスプレイ１２に表
示された予約情報テーブル３００中の予約時間帯３０３
を表す部分をマウスでクリックすることで、予約時間帯
３０３の指定と同時に、遊技機情報３０１および利用者
情報３０２の指定を行うことが可能となる。

【０２１６】また、図２４に示すように、プロセッサ１
３は、遊技中遊技機情報としてメモリ１４に記憶されて
いる予約時間帯３０３の終了時刻の中に、現在時刻に達
している終了時刻がある場合には、そのような終了時刻
がなくなるまで（ステップ２４０１）、予約した遊技の
終了時刻である旨を、該終了時刻に対応する遊技機情報
３０１が表すパチンコ遊技機に対応して設けられた表示
装置４０に表示すると共に（ステップ２４０２）、遊技
中遊技機情報として記憶した該終了時刻および該遊技機
情報３０１を、メモリ１４から削除する（ステップ２４
０３）。

【０２１７】なお、ステップ２４０２においては、例え
ば、図２６に示すように、予約した遊技の終了時刻であ
る旨を、表示装置４０に表示するようにすることができ
る。

【０２１８】以上説明したように、第５の実施形態によ
れば、第１の実施形態による効果に加えて、遊技を予約
した利用者は、パチンコホールに来場して予約通りに遊
技しているときに、表示装置４０の表示内容（予約した
遊技の終了時刻である旨）を見ることで、予約による遊
技を終了すべきであることを知ることができるので、予
約による遊技をスムーズに終了することができるという
効果がある。従って、予約による遊技が円滑に行われる
ような運営に係るパチンコホールの経営者や従業員の負
担を軽減することができるという効果がある。

【０２１９】なお、第５の実施形態においては、プロセ
ッサ１３が、予約時間帯３０３の終了時刻が現在時刻に
達している場合に、予約による遊技の終了時刻である旨
を表示装置４０に表示するようにしているが、予約時間
帯３０３の終了時刻より予め定めた時間だけ前の時刻と
なった場合に、予約による遊技の終了時刻が間近である
旨を表示するようにしてもよい。

【０２２０】次に、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第６の実施形態につ
いて説明する。

【０２２１】図２７は第６の実施形態の遊技予約管理シ
ステムの構成図である。

【０２２２】図２７において、１０は遊技予約管理装
置、２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装
置である。

【０２２３】第６の実施形態においては、図２７に示す
ように、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機
の各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、
対応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約
時間帯を表示するためのものである。

【０２２４】また、第６の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図２７に示すように、（１）第１の
実施形態と同様の予約情報記憶手段１０１、（２）第１
の実施形態と同様の予約情報表示手段１０２、（３）第
１の実施形態と同様の予約時間帯表示手段１０３、
（４）第１の実施形態と同様の予約情報送信手段１０
４、（５）第１の実施形態と同様の予約要求受信手段１
０５、（６）第１の実施形態と同様の利用者情報受信手
段１０６、（７）第１の実施形態と同様の予約許可手段
１０７、（８）第１の実施形態と同様の予約情報格納手
段１０８、（９）第１の実施形態と同様の予約結果送信
手段１０９、（１０）第３の実施形態と同様の遊技開始
受付手段１１１、（１１）遊技開始受付手段１１１が遊
技開始情報を受け付けた場合に、該遊技開始情報によっ
て指定された予約情報のうちの予約時間帯の終了時刻と
なったならば、該遊技開始情報によって指定された予約
情報に対応する遊技機情報を表示する遊技終了遊技機表
示手段１１５、を備えるようにしている。

【０２２５】また、第６の実施形態においては、利用者
端末２０は、図２７に示すように、（１）第１の実施形
態と同様の発信手段２０１、（２）第１の実施形態と同
様の予約情報受信手段２０２、（３）第１の実施形態と
同様の予約情報表示手段２０３、（４）第１の実施形態
と同様の予約要求受付手段２０４、（５）第１の実施形
態と同様の利用者情報受付手段２０５、（６）第１の実
施形態と同様の予約要求送信手段２０６、（７）第１の
実施形態と同様の予約結果受信手段２０７、（８）第１
の実施形態と同様の予約結果表示手段２０８、を備える
ようにしている。

【０２２６】なお、第６の実施形態においては、通信回
線３０は、図２７に示すように、有線通信網であるもの
としているが、無線通信網であっても、無線通信網およ
び有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【０２２７】図２７からも分かるように、第６の実施形
態において、利用者端末２０は、第１の実施形態と同様
であるので、以下では、遊技予約管理装置１０について
のみ説明する。

【０２２８】第６の実施形態における遊技予約管理装置
１０のハードウェア構成図は、図２と同様である。

【０２２９】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【０２３０】すなわち、予約情報記憶手段１０１は、メ
モリ１４によって実現することができ、遊技開始受付手
段１１１は、入力装置１１によって実現することがで
き、予約情報表示手段１０２，予約時間帯表示手段１０
３，予約情報送信手段１０４，予約要求受信手段１０
５，利用者情報受信手段１０６，予約許可手段１０７，
予約情報格納手段１０８，予約結果送信手段１０９，遊
技終了遊技機表示手段１１５は、プロセッサ１３がメモ
リ１４に記憶されているプログラムを実行することで実
現することができる。

【０２３１】なお、メモリ１４には、第１の実施形態と
同様に、図３に示した予約情報テーブル３００が記憶さ
れている。

【０２３２】第６の実施形態においては、プロセッサ１
３は、図４に示した予約管理処理を行うと共に、予約管
理処理とは独立に、図２８および図２９に示す遊技終了
遊技機表示処理を行うようになっている。

【０２３３】図２８および図２９は第６の実施形態にお
ける遊技終了遊技機表示処理の処理フローチャートであ
る。

【０２３４】なお、図２８および図２９に示す遊技終了
遊技機表示処理のうち、図２９に示す処理は、予め定め
た時間（例えば、１分間）ごとに、周期的に起動される
ようになっている。

【０２３５】図２８に示すように、プロセッサ１３は、
予約通りに遊技を開始しようとしている利用者の利用者
情報３０２，該利用者が遊技を予約していたパチンコ遊
技機の遊技機情報３０１，該利用者が遊技を予約してい
た時間帯を表す予約時間帯３０３を指定する情報である
遊技開始情報が入力装置１１から入力された場合には
（ステップ２８０１）、入力された遊技開始情報によっ
て指定された遊技機情報３０１および予約時間帯３０３
の終了時刻を、例えば、図２５に示すように、遊技中遊
技機情報としてメモリ１４に記憶してから（ステップ２
８０２）、ステップ２８０１に戻る。

【０２３６】なお、ステップ２８０１において、パチン
コホールの経営者や従業員は、例えば、予約情報テーブ
ル３００の内容を、図５に示すようにディスプレイ１２
に表示するようにした場合には、ディスプレイ１２に表
示された予約情報テーブル３００中の予約時間帯３０３
を表す部分をマウスでクリックすることで、予約時間帯
３０３の指定と同時に、遊技機情報３０１および利用者
情報３０２の指定を行うことが可能となる。

【０２３７】また、図２９に示すように、プロセッサ１
３は、遊技中遊技機情報としてメモリ１４に記憶されて
いる予約時間帯３０３の終了時刻の中に、現在時刻に達
している終了時刻がある場合には、そのような終了時刻
がなくなるまで（ステップ２９０１）、該終了時刻に対
応する遊技機情報３０１をディスプレイ１２に表示する
と共に（ステップ２９０２）、遊技中遊技機情報として
記憶した該終了時刻および該遊技機情報３０１を、メモ
リ１４から削除する（ステップ２９０３）。

【０２３８】なお、ステップ２９０２においては、例え
ば、図３０に示すように、予約情報テーブル３００の内
容とは別に、遊技機情報３０１をディスプレイ１２に表
示するようにしてもよい。

【０２３９】また、ステップ２９０２においては、例え
ば、ディスプレイ１２にその内容が表示されている予約
情報テーブル３００について、遊技機情報３０１の表示
態様を変化させるようにしてもよい。

【０２４０】以上説明したように、第６の実施形態によ
れば、第１の実施形態による効果に加えて、パチンコホ
ールの経営者や従業員は、遊技を予約した利用者が予約
通りに遊技しているときに、ディスプレイ１２の表示内
容（予約情報テーブル３００）を見ることで、予約によ
る遊技の終了時刻となったパチンコ遊技機を知ることが
できるので、該パチンコ遊技機で遊技している利用者に
遊技の終了を促すことができるいう効果がある。従っ
て、予約による遊技が円滑に行われるような運営に係る
パチンコホールの経営者や従業員の負担を軽減すること
ができるという効果がある。

【０２４１】なお、第６の実施形態においては、プロセ
ッサ１３が、予約時間帯３０３の終了時刻が現在時刻に
達している場合に、遊技機情報３０１をディスプレイ１
２に表示するようにしているが、予約時間帯３０３の終
了時刻より予め定めた時間だけ前の時刻となった場合
に、遊技機情報３０１をディスプレイ１２に表示するよ
うにしてもよい。

【０２４２】次に、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第７の実施形態につ
いて説明する。

【０２４３】図３１は第７の実施形態の遊技予約管理シ
ステムの構成図である。

【０２４４】図３１において、１０は遊技予約管理装
置、２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装
置である。

【０２４５】第７の実施形態においては、図３１に示す
ように、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機
の各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、
対応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約
時間帯を表示するためのものである。

【０２４６】また、第７の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図３１に示すように、（１）第１の
実施形態と同様の予約情報記憶手段１０１、（２）第１
の実施形態と同様の予約情報表示手段１０２、（３）第
１の実施形態と同様の予約時間帯表示手段１０３、
（４）第１の実施形態と同様の予約情報送信手段１０
４、（５）第１の実施形態と同様の予約要求受信手段１
０５、（６）第１の実施形態と同様の利用者情報受信手
段１０６、（７）第１の実施形態と同様の予約許可手段
１０７、（８）第１の実施形態と同様の予約情報格納手
段１０８、（９）第１の実施形態と同様の予約結果送信
手段１０９、（１０）複数のパチンコ遊技機ごとに、該
パチンコ遊技機の遊技機情報と、該パチンコ遊技機での
遊技に関する情報である遊技情報とを記憶している遊技
情報記憶手段１１６、（１１）遊技情報記憶手段１１６
が記憶している遊技機情報、および、該遊技機情報に対
応する遊技情報を、利用者端末２０に対して送信する遊
技情報送信手段１１７、（１２）複数のパチンコ遊技機
ごとに、該パチンコ遊技機が予め定めた特定の遊技状態
（すなわち、上述した「大当り状態」である。）に変化
した回数を計数し、計数結果を、該パチンコ遊技機の遊
技機情報に対応する遊技情報として遊技情報記憶手段１
１６に格納する遊技情報格納手段１１８、を備えるよう
にしている。

【０２４７】また、第７の実施形態においては、利用者
端末２０は、図３１に示すように、（１）第１の実施形
態と同様の発信手段２０１、（２）第１の実施形態と同
様の予約情報受信手段２０２、（３）第１の実施形態と
同様の予約情報表示手段２０３、（４）第１の実施形態
と同様の予約要求受付手段２０４、（５）第１の実施形
態と同様の利用者情報受付手段２０５、（６）第１の実
施形態と同様の予約要求送信手段２０６、（７）第１の
実施形態と同様の予約結果受信手段２０７、（８）第１
の実施形態と同様の予約結果表示手段２０８、（９）遊
技予約管理装置１０から送信されてくる遊技機情報およ
び遊技情報を受信する遊技情報受信手段２０９、（１
０）遊技情報受信手段２０９が受信した遊技機情報およ
び遊技情報を表示する遊技情報表示手段２１０、を備え
るようにしている。

【０２４８】なお、第７の実施形態においては、図３１
に示すように、遊技予約管理装置１０と複数のパチンコ
遊技機の各々とが接続されており、各パチンコ遊技機
は、大当り状態に変化した場合に、その旨を表す大当り
信号を遊技予約管理装置１０に出力するようになってい
る。

【０２４９】また、第７の実施形態においては、通信回
線３０は、図３１に示すように、有線通信網であるもの
としているが、無線通信網であっても、無線通信網およ
び有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【０２５０】まず、第７の実施形態における遊技予約管
理装置１０について説明する。

【０２５１】第７の実施形態における遊技予約管理装置
１０のハードウェア構成図は、図２と同様である。

【０２５２】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【０２５３】すなわち、予約情報記憶手段１０１，遊技
情報記憶手段１１６は、メモリ１４によって実現するこ
とができ、予約情報表示手段１０２，予約時間帯表示手
段１０３，予約情報送信手段１０４，予約要求受信手段
１０５，利用者情報受信手段１０６，予約許可手段１０
７，予約情報格納手段１０８，予約結果送信手段１０
９，遊技情報送信手段１１７，遊技情報格納手段１１８
は、プロセッサ１３がメモリ１４に記憶されているプロ
グラムを実行することで実現することができる。

【０２５４】図３２は第７の実施形態におけるメモリ１
４の記憶内容の一部を示す説明図である。

【０２５５】図３２に示すように、メモリ１４には、図
３に示した予約情報テーブル３００が記憶されている。

【０２５６】また、図３２に示すように、メモリ１４に
は、遊技情報記憶手段１１６に相当している遊技情報テ
ーブル３２００が記憶されている。

【０２５７】遊技情報テーブル３２００は、パチンコ遊
技機の遊技機情報３２０１と、該パチンコ遊技機が大当
り状態に変化した回数（以下、「大当り回数」と称
す。）３２０２とから構成されている。

【０２５８】図３３は第７の実施形態における予約管理
処理の処理フローチャートである。

【０２５９】図３３に示すように、プロセッサ１３は、
利用者端末２０からの着信に対して通信回線インタフェ
ース１５が応答した場合には（ステップ３３０１）、メ
モリ１４に記憶されている遊技情報テーブル３２００の
内容（すなわち、遊技機情報３２０１および大当り回数
３２０２）を、通信回線インタフェース１５を介して利
用者端末２０に対して送信すると共に（ステップ３３０
２）、メモリ１４に記憶されている予約情報テーブル３
００から利用者情報３０２を除いた部分（すなわち、遊
技機情報３０１および予約時間帯３０３）を、通信回線
インタフェース１５を介して利用者端末２０に対して送
信する（ステップ３３０３）。

【０２６０】その後は、後述するように、利用者端末２
０から、利用者端末２０を利用している利用者の利用者
情報が送信されてくると共に、該利用者が遊技対象とし
て希望するパチンコ遊技機の遊技機情報、および、該パ
チンコ遊技機での遊技を希望する時間帯である遊技希望
時間帯からなる予約要求情報が送信されてくることとな
る。

【０２６１】そこで、プロセッサ１３は、利用者情報お
よび予約要求情報を通信回線インタフェース１５を介し
て受信した場合には（ステップ３３０４）、受信した予
約要求情報のうちの遊技希望時間帯と、予約情報テーブ
ル３００中の、該予約要求情報のうちの遊技機情報と同
じ遊技機情報３０１に対応する予約時間帯３０３とが重
複しているか否かを判定することで、受信した予約要求
情報の受け付けを許可するか否かを判定する（ステップ
３３０５）。

【０２６２】ステップ３３０５で重複していないと判定
した場合は、受信した予約要求情報の受け付けを許可す
ることを意味しているので、プロセッサ１３は、該予約
要求情報のうちの遊技希望時間帯を、該予約要求情報の
うちの遊技機情報と同じ遊技機情報３０１に対応する予
約時間帯３０３として予約情報テーブル３００に書き込
むと共に、受信した利用者情報を、該予約要求情報のう
ちの遊技機情報と同じ遊技機情報３０１に対応する利用
者情報３０２として予約情報テーブル３００に書き込む
ことで、予約情報テーブル３００の内容を更新する（ス
テップ３３０６）。

【０２６３】続いて、プロセッサ１３は、更新後の予約
情報テーブル３００の内容をディスプレイ１２に表示し
（ステップ３３０７）、受信した予約要求情報の受け付
けを許可した旨を表す予約結果情報を、通信回線インタ
フェース１５を介して利用者端末２０に対して送信して
から（ステップ３３０８）、利用者端末２０との間を接
続している通信回線３０を通信回線インタフェース１５
に切断させる（ステップ３３０９）。

【０２６４】なお、ステップ３３０７においては、例え
ば、図５に示すように、予約情報テーブル３００中の予
約時間帯（ここでは、開始時刻および終了時刻）３０３
を、視覚的に分かりやすい形式に加工してから、ディス
プレイ１２に表示するようにしてもよい。

【０２６５】また、ステップ３３０７においては、例え
ば、図５に示すように、予約情報テーブル３００中の利
用者情報（ここでは、利用者番号）３０２を利用者名に
変換してから、ディスプレイ１２に表示するようにして
もよい。この場合、メモリ１４に、図６に示すように、
複数の利用者ごとに、該利用者の利用者情報６０１と、
該利用者の利用者名６０２とから構成された利用者名テ
ーブル６００を記憶させておくようにする必要がある。

【０２６６】続いて、プロセッサ１３は、予約情報テー
ブル３００に遊技希望時間帯を書き込んだ予約時間帯３
０３を、該予約時間帯３０３に対応する遊技機情報３０
１が表すパチンコ遊技機に対して設けられた表示装置４
０に表示し（ステップ３３１０）、ステップ３３０１に
戻る。

【０２６７】なお、ステップ３３１０においては、例え
ば、図７に示すように、予約時間帯３０３を表示装置４
０に表示するようにすることができる。

【０２６８】一方、ステップ３３０５で重複していると
判定した場合は、受信した予約要求情報の受け付けを許
可しないことを意味しているので、プロセッサ１３は、
該予約要求情報の受け付けを拒否した旨を表す予約結果
情報を、通信回線インタフェース１５を介して利用者端
末２０に対して送信してから（ステップ３３１１）、利
用者端末２０との間を接続している通信回線３０を回線
インタフェース１５に切断させ（ステップ３３１２）、
ステップ３３０１に戻る。

【０２６９】なお、プロセッサ１３は、図３３に示した
予約管理処理の終了前に、利用者端末２０との間を接続
している通信回線３０を利用者端末２０が切断した場合
には、それまでに行っていた処理を無効とし、ステップ
３３０１に戻る。

【０２７０】また、数多くの遊技の予約を１度に受け付
けることを可能とするために、通信回線インタフェース
１５が、１度に複数の着信に対して応答することができ
るようにし、プロセッサ１３が、図３３に示した予約管
理処理を、通信回線インタフェース１５が１度に応答可
能な数だけ並行して行うようにすることが好ましい。

【０２７１】さらに、第７の実施形態においては、プロ
セッサ１３は、図３３に示した予約管理処置とは独立
に、図３４に示す遊技情報格納処理を行うようになって
いる。

【０２７２】図３４は第７の実施形態における遊技情報
格納処理の処理フローチャートである。

【０２７３】図３４に示すように、プロセッサ１３は、
いずれかのパチンコ遊技機から大当り信号が出力されて
くると（ステップ３４０１）、遊技情報テーブル３２０
０中の大当り回数３２０２のうち、大当り信号の出力元
のパチンコ遊技機を表す遊技機情報３２０１に対応する
大当り回数３２０２を「１」加算し（ステップ３４０
２）、ステップ３４０１に戻る。

【０２７４】次に、第７の実施形態における利用者端末
２０について説明する。

【０２７５】第７の実施形態における利用者端末２０の
ハードウェア構成図は、図８と同様である。

【０２７６】利用者端末２０も、遊技予約管理装置１０
と同様に、実際には、通信機能を有する情報処理装置で
実現することができるが、利用者端末２０の利用形態を
考えると、携帯用の小型情報処理装置で実現することが
好ましい。

【０２７７】すなわち、予約要求受付手段２０４，利用
者情報受付手段２０５は、入力装置２１によって実現す
ることができ、発信手段２０１，予約情報受信手段２０
２，予約情報表示手段２０３，予約要求送信手段２０
６，予約結果受信手段２０７，予約結果表示手段２０
８，遊技情報受信手段２０９，遊技情報表示手段２１０
は、プロセッサ２３がメモリ２４に記憶されているプロ
グラムを実行することで実現することができる。

【０２７８】図３５は第７の実施形態における予約要求
処理の処理フローチャートである。

【０２７９】図３５に示すように、プロセッサ２３は、
遊技予約管理装置１０に対して発信する旨の発信指示が
入力装置２１から入力された場合には（ステップ３５０
１）、通信回線インタフェース２５に遊技予約管理装置
１０に対して発信させ、遊技予約管理装置１０との間を
通信回線３０を介して接続させる（ステップ３５０
２）。

【０２８０】なお、ステップ３５０１において、入力装
置２１から入力される発信指示は、遊技予約管理装置１
０との間を通信回線３０を介して接続するために必要な
遊技予約管理装置１０のアクセス番号（例えば、電話番
号）を利用者が入力することであってもよいし、入力装
置２１に設けられた特定のキーを利用者が押下すること
であってもよい。後者の場合は、メモリ２４に、遊技予
約管理装置１０のアクセス番号を記憶させておくように
する必要がある。

【０２８１】遊技予約管理装置１０との間の接続に成功
すると（ステップ３５０３）、その後は、上述したよう
に、遊技予約管理装置１０から、遊技情報テーブル３２
００の内容が送信されてくると共に、予約情報テーブル
３００中の遊技機情報３０１および予約時間帯３０３が
送信されてくることとなる。

【０２８２】そこで、プロセッサ２３は、遊技情報テー
ブル３２００の内容、並びに、遊技機情報３０１および
予約時間帯３０３を通信回線インタフェース２５を介し
て受信した場合には（ステップ３５０４）、受信した遊
技情報テーブル３２００の内容、並びに、受信した遊技
機情報３０１および予約時間帯３０３をディスプレイ２
２に表示する（ステップ３５０５）。

【０２８３】なお、ステップ３５０５においては、例え
ば、図３６に示すように、予約時間帯（ここでは、開始
時刻および終了時刻）３０３を、視覚的に分かりやすい
形式に加工してから、ディスプレイ２２に表示するよう
にしてもよい。

【０２８４】また、プロセッサ２３は、遊技予約管理装
置１０との間の接続に失敗した場合には（ステップ３５
０３）、ステップ３５０２に戻る。

【０２８５】続いて、プロセッサ２３は、自身の利用者
の利用者情報が入力装置２１から入力されると共に、該
利用者が遊技対象として希望するパチンコ遊技機の遊技
機情報、および、該パチンコ遊技機での遊技を希望する
時間帯である遊技希望時間帯からなる予約要求情報が入
力装置２１から入力された場合には（ステップ３５０
６）、入力された利用者情報および予約要求情報を、通
信回線インタフェース２５を介して遊技予約管理装置１
０に対して送信する（ステップ３５０７）。

【０２８６】なお、ステップ３５０６において、利用者
端末２０を利用している利用者は、例えば、遊技情報３
０１および予約時間帯３０３を、図３６に示すようにデ
ィスプレイ２２に表示するようにした場合には、ディス
プレイ２２に表示された予約時間帯３０３を表す部分に
カーソルを合わせてから特定のキーを押下することで、
予約時間帯３０３の指定と同時に、遊技機情報３０１の
指定を行うことが可能となる。

【０２８７】その後は、上述したように、遊技予約管理
装置１０から、送信した予約要求情報の受け付けが許可
されたか否かを表す予約結果情報が送信されてくること
となる。

【０２８８】そこで、プロセッサ２３は、予約結果情報
を通信回線インタフェース２５を介して受信した場合に
は（ステップ３５０８）、受信した予約結果情報をディ
スプレイ２２に表示してから（ステップ３５０９）、ス
テップ３５０１に戻る。

【０２８９】なお、プロセッサ２３は、図３５に示した
予約要求処理の終了前に、遊技予約管理装置１０との間
を接続している通信回線３０を切断する旨の切断指示が
入力装置２１から入力された場合には、それまでに行っ
ていた処理を無効とし、遊技予約管理装置１０との間を
接続している通信回線３０を通信回線インタフェース１
５に切断させてから、ステップ３５０１に戻る。

【０２９０】以上説明したように、第７の実施形態によ
れば、第１の実施形態による効果に加えて、通信回線３
０を介して遊技予約管理装置１０に接続された利用者端
末２０を利用している利用者は、予約要求情報を入力す
る際に、ディスプレイ２２の表示内容（大当り回数３２
０２）を見ることで、遊技対象として希望するパチンコ
遊技機を選択することができるという効果がある。

【０２９１】次に、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第８の実施形態につ
いて説明する。

【０２９２】図３７は第８の実施形態の遊技予約管理シ
ステムの構成図である。

【０２９３】図３７において、１０は遊技予約管理装
置、２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装
置である。

【０２９４】第８の実施形態においては、図３７に示す
ように、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機
の各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、
対応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約
時間帯を表示するためのものである。

【０２９５】また、第８の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図３７に示すように、（１）第１の
実施形態と同様の予約情報記憶手段１０１、（２）第１
の実施形態と同様の予約情報表示手段１０２、（３）第
１の実施形態と同様の予約時間帯表示手段１０３、
（４）第１の実施形態と同様の予約情報送信手段１０
４、（５）第１の実施形態と同様の予約要求受信手段１
０５、（６）第１の実施形態と同様の利用者情報受信手
段１０６、（７）第１の実施形態と同様の予約許可手段
１０７、（８）第１の実施形態と同様の予約情報格納手
段１０８、（９）第１の実施形態と同様の予約結果送信
手段１０９、（１０）第７の実施形態と同様の遊技情報
記憶手段１１６、（１１）第７の実施形態と同様の遊技
情報送信手段１１７、（１２）複数のパチンコ遊技機ご
とに、該パチンコ遊技機がいずれかの遊技状態（すなわ
ち、上述した「大当り状態」および「ハズレ状態」のい
ずれかの遊技状態である。）に変化した回数を計数し、
計数結果を、該パチンコ遊技機の遊技機情報に対応する
遊技情報として遊技情報記憶手段１１６に格納する遊技
情報格納手段１１９、を備えるようにしている。

【０２９６】また、第８の実施形態においては、利用者
端末２０は、図３７に示すように、（１）第１の実施形
態と同様の発信手段２０１、（２）第１の実施形態と同
様の予約情報受信手段２０２、（３）第１の実施形態と
同様の予約情報表示手段２０３、（４）第１の実施形態
と同様の予約要求受付手段２０４、（５）第１の実施形
態と同様の利用者情報受付手段２０５、（６）第１の実
施形態と同様の予約要求送信手段２０６、（７）第１の
実施形態と同様の予約結果受信手段２０７、（８）第１
の実施形態と同様の予約結果表示手段２０８、（９）第
７の実施形態と同様の遊技情報受信手段２０９、（１
０）第７の実施形態と同様の遊技情報表示手段２１０、
を備えるようにしている。

【０２９７】なお、第８の実施形態においては、図３７
に示すように、遊技予約管理装置１０と複数のパチンコ
遊技機の各々とが接続されており、各パチンコ遊技機
は、大当り状態およびハズレ状態のいずれかの遊技状態
に変化した場合に、その旨を表す遊技信号を遊技予約管
理装置１０に出力するようになっている。

【０２９８】また、第８の実施形態においては、通信回
線３０は、図３７に示すように、有線通信網であるもの
としているが、無線通信網であっても、無線通信網およ
び有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【０２９９】図３７からも分かるように、第８の実施形
態において、利用者端末２０は、第７の実施形態と同様
であるので、以下では、遊技予約管理装置１０について
のみ説明する。

【０３００】ただし、第８の実施形態では、図３５に示
した予約要求処理において、ステップ３５０５によるデ
ィスプレイ２２の表示内容は、例えば、図３８に示すよ
うにすることができる。

【０３０１】第８の実施形態における遊技予約管理装置
１０のハードウェア構成図は、図２と同様である。

【０３０２】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【０３０３】すなわち、予約情報記憶手段１０１，遊技
情報記憶手段１１６は、メモリ１４によって実現するこ
とができ、予約情報表示手段１０２，予約時間帯表示手
段１０３，予約情報送信手段１０４，予約要求受信手段
１０５，利用者情報受信手段１０６，予約許可手段１０
７，予約情報格納手段１０８，予約結果送信手段１０
９，遊技情報送信手段１１７，遊技情報格納手段１１９
は、プロセッサ１３がメモリ１４に記憶されているプロ
グラムを実行することで実現することができる。

【０３０４】図３９は第８の実施形態におけるメモリ１
４の記憶内容の一部を示す説明図である。

【０３０５】図３９に示すように、メモリ１４には、図
３に示した予約情報テーブル３００が記憶されている。

【０３０６】また、図３９に示すように、メモリ１４に
は、遊技情報記憶手段１１６に相当している遊技情報テ
ーブル３９００が記憶されている。

【０３０７】遊技情報テーブル３９００は、パチンコ遊
技機の遊技機情報３９０１と、該パチンコ遊技機が大当
り状態およびハズレ状態のいずれかの遊技状態に変化し
た回数（以下、「動作回数」と称す。）３９０２とから
構成されている。

【０３０８】第８の実施形態における予約管理処理の処
理フローチャートは、図３３と同様であるが、ステップ
３３０２において、遊技情報テーブル３２００の内容の
代わりに、遊技情報テーブル３９００の内容を、通信回
線インタフェース１５を介して利用者端末２０に送信す
る点が異なる。

【０３０９】さらに、第８の実施形態においては、プロ
セッサ１３は、図３３に示した予約管理処理と同様の予
約管理処理とは独立に、図４０に示す遊技情報格納処理
を行うようになっている。

【０３１０】図４０は第８の実施形態における遊技情報
格納処理の処理フローチャートである。

【０３１１】図４０に示すように、プロセッサ１３は、
いずれかのパチンコ遊技機から遊技信号が出力されてく
ると（ステップ４００１）、遊技情報テーブル３９００
中の動作回数３９０２のうち、遊技信号の出力元のパチ
ンコ遊技機を表す遊技機情報３９０１に対応する動作回
数３９０２を「１」加算し（ステップ４００２）、ステ
ップ４００１に戻る。

【０３１２】以上説明したように、第８の実施形態によ
れば、第１の実施形態による効果に加えて、通信回線３
０を介して遊技予約管理装置１０に接続された利用者端
末２０を利用している利用者は、予約要求情報を入力す
る際に、ディスプレイ２２の表示内容（動作回数３９０
２）を見ることで、遊技対象として希望するパチンコ遊
技機を選択することができるという効果がある。

【０３１３】次に、本発明の遊技予約管理装置を適用し
て構築した遊技予約管理システムの第９の実施形態につ
いて説明する。

【０３１４】図４１は第９の実施形態の遊技予約管理シ
ステムの構成図である。

【０３１５】図４１において、１０は遊技予約管理装
置、２０は利用者端末、３０は通信回線、４０は表示装
置である。

【０３１６】第９の実施形態においては、図４１に示す
ように、複数の表示装置４０が、複数のパチンコ遊技機
の各々に対応して設けられており、各表示装置４０は、
対応するパチンコ遊技機での遊技が予約されている予約
時間帯を表示するためのものである。

【０３１７】また、第９の実施形態においては、遊技予
約管理装置１０は、図４１に示すように、（１）第１の
実施形態と同様の予約情報記憶手段１０１、（２）第１
の実施形態と同様の予約情報表示手段１０２、（３）第
１の実施形態と同様の予約時間帯表示手段１０３、
（４）第１の実施形態と同様の予約情報送信手段１０
４、（５）第１の実施形態と同様の予約要求受信手段１
０５、（６）第１の実施形態と同様の利用者情報受信手
段１０６、（７）第１の実施形態と同様の予約許可手段
１０７、（８）第１の実施形態と同様の予約情報格納手
段１０８、（９）第１の実施形態と同様の予約結果送信
手段１０９、（１０）第７の実施形態と同様の遊技情報
記憶手段１１６、（１１）第７の実施形態と同様の遊技
情報送信手段１１７、（１２）複数のパチンコ遊技機ご
とに、該パチンコ遊技機が予め定めた特定の遊技状態
（すなわち、上述した「大当り状態」である。）に変化
した後にそれ以外の遊技状態（すなわち、上述した「ハ
ズレ状態」である。）に変化した回数を計数し、計数結
果を、該パチンコ遊技機の遊技機情報に対応する遊技情
報として遊技情報記憶手段１１６に格納する遊技情報格
納手段１２０、を備えるようにしている。

【０３１８】また、第９の実施形態においては、利用者
端末２０は、図４１に示すように、（１）第１の実施形
態と同様の発信手段２０１、（２）第１の実施形態と同
様の予約情報受信手段２０２、（３）第１の実施形態と
同様の予約情報表示手段２０３、（４）第１の実施形態
と同様の予約要求受付手段２０４、（５）第１の実施形
態と同様の利用者情報受付手段２０５、（６）第１の実
施形態と同様の予約要求送信手段２０６、（７）第１の
実施形態と同様の予約結果受信手段２０７、（８）第１
の実施形態と同様の予約結果表示手段２０８、（９）第
７の実施形態と同様の遊技情報受信手段２０９、（１
０）第７の実施形態と同様の遊技情報表示手段２１０、
を備えるようにしている。

【０３１９】なお、第９の実施形態においては、図４１
に示すように、遊技予約管理装置１０と複数のパチンコ
遊技機の各々とが接続されており、各パチンコ遊技機
は、大当り状態に変化した場合に、その旨を表す大当り
信号を遊技予約管理装置１０に出力すると共に、ハズレ
状態に変化した場合に、その旨を表すハズレ信号を遊技
予約管理装置１０に出力するようになっている。

【０３２０】また、第９の実施形態においては、通信回
線３０は、図４１に示すように、有線通信網であるもの
としているが、無線通信網であっても、無線通信網およ
び有線通信網の両方からなる通信網であってもよい。

【０３２１】図４１からも分かるように、第９の実施形
態において、利用者端末２０は、第７の実施形態と同様
であるので、以下では、遊技予約管理装置１０について
のみ説明する。

【０３２２】ただし、第９の実施形態では、図３５に示
した予約要求処理において、ステップ３５０５によるデ
ィスプレイ２２の表示内容は、例えば、図４２に示すよ
うにすることができる。

【０３２３】第９の実施形態における遊技予約管理装置
１０のハードウェア構成図は、図２と同様である。

【０３２４】遊技予約管理装置１０は、実際には、通信
機能を有する情報処理装置で実現することができる。

【０３２５】すなわち、予約情報記憶手段１０１，遊技
情報記憶手段１１６は、メモリ１４によって実現するこ
とができ、予約情報表示手段１０２，予約時間帯表示手
段１０３，予約情報送信手段１０４，予約要求受信手段
１０５，利用者情報受信手段１０６，予約許可手段１０
７，予約情報格納手段１０８，予約結果送信手段１０
９，遊技情報送信手段１１７，遊技情報格納手段１２０
は、プロセッサ１３がメモリ１４に記憶されているプロ
グラムを実行することで実現することができる。

【０３２６】図４３は第９の実施形態におけるメモリ１
４の記憶内容の一部を示す説明図である。

【０３２７】図４３に示すように、メモリ１４には、図
３に示した予約情報テーブル３００が記憶されている。

【０３２８】また、図４３に示すように、メモリ１４に
は、遊技情報記憶手段１１６に相当している遊技情報テ
ーブル４３００が記憶されている。

【０３２９】遊技情報テーブル４３００は、パチンコ遊
技機の遊技機情報４３０１と、該パチンコ遊技機が大当
り状態に変化した後にハズレ状態に変化した回数（以
下、「大当り後動作回数」と称す。）４３０２とから構
成されている。

【０３３０】第９の実施形態における予約管理処理の処
理フローチャートは、図３３と同様であるが、ステップ
３３０２において、遊技情報テーブル３２００の内容の
代わりに、遊技情報テーブル４３００の内容を、通信回
線インタフェース１５を介して利用者端末２０に送信す
る点が異なる。

【０３３１】さらに、第９の実施形態においては、プロ
セッサ１３は、図３３に示した予約管理処理と同様の予
約管理処理とは独立に、図４４に示す遊技情報格納処理
を行うようになっている。

【０３３２】図４４は第９の実施形態における遊技情報
格納処理の処理フローチャートである。

【０３３３】図４４に示すように、プロセッサ１３は、
いずれかのパチンコ遊技機から大当り信号およびハズレ
信号のいずれかの信号が出力されてくると（ステップ４
４０１）、出力されてきた信号が大当り信号である場合
には（ステップ４４０２）、遊技情報テーブル４３００
中の大当り後動作回数４３０２のうち、大当り信号の出
力元のパチンコ遊技機を表す遊技機情報４３０１に対応
する大当り後動作回数４３０２を「０」に初期化し（ス
テップ４４０３）、ステップ４４０１に戻る。

【０３３４】また、出力されてきた信号がハズレ信号で
ある場合には（ステップ４４０２）、遊技情報テーブル
４３００中の大当り後動作回数４３０２のうち、ハズレ
信号の出力元のパチンコ遊技機を表す遊技機情報４３０
１に対応する大当り後動作回数４２０２を「１」加算し
（ステップ４４０４）、ステップ４４０１に戻る。

【０３３５】以上説明したように、第９の実施形態によ
れば、第１の実施形態による効果に加えて、通信回線３
０を介して遊技予約管理装置１０に接続された利用者端
末２０を利用している利用者は、予約要求情報を入力す
る際に、ディスプレイ２２の表示内容（大当り後動作回
数４３０２）を見ることで、遊技対象として希望するパ
チンコ遊技機を選択することができるという効果があ
る。

【０３３６】ところで、上述した第７の実施形態〜第９
の実施形態のうちのいずれか２つの実施形態を組み合わ
せた実施形態や、これらの３つの実施形態を組み合わせ
た実施形態も可能である。

【０３３７】例えば、上述した第７の実施形態〜第９の
実施形態の３つの実施形態を組み合わせた実施形態を考
えると、メモリ１４には、図３に示した予約情報テーブ
ル３００に加えて、図４５に示すように、パチンコ遊技
機の遊技機情報４５０１と、大当り回数４５０２と、大
当り後動作回数４５０３と、動作回数４５０４とから構
成された遊技情報テーブル４５００を記憶させるように
すればよい。

【０３３８】そして、図３５に示した予約要求処理にお
いて、ステップ３５０６によるディスプレイ２２の表示
内容は、例えば、図４６に示すようにすることができ
る。

【０３３９】また、上述した第７の実施形態〜第９の実
施形態において、時間的な情報を加味することで、予め
定めた時間帯ごとの大当り回数，最後に大当り状態が提
供された時刻，１回の大当りに要した動作回数の平均値
等の、様々な情報を遊技情報として定義することも可能
である。

【０３４０】また、上述した第７の実施形態〜第９の実
施形態において、遊技予約管理装置１０は、利用者端末
２０から送信が要求された場合にのみ、遊技情報を該利
用者端末２０に対して送信するようにしてもよい。

【０３４１】また、上述した第７の実施形態〜第９の実
施形態において、遊技予約管理装置１０は、利用者端末
２０から遊技情報の送信が要求されたパチンコ遊技機に
ついて、該パチンコ遊技機に係る遊技情報を該利用者端
末２０に対して送信するようにしてもよい。

【０３４２】さらに、上述した第７の実施形態〜第９の
実施形態のうちのいずれか２つの実施形態を組み合わせ
た実施形態や、これらの３つの実施形態を組み合わせた
実施形態を考えた場合には、遊技予約管理装置１０は、
遊技情報として記憶している複数の情報（大当り回数４
５０２，大当り後動作回数４５０３，動作回数４５０
４）のうちの、利用者端末２０から送信が要求された遊
技情報のみを、該利用者端末２０に対して送信するよう
にしてもよい。

【０３４３】なお、このようにする場合、遊技予約管理
装置１０が、まず、メニュー情報を利用者端末２０に対
して送信し、利用者端末２０から返送されてくるメニュ
ー番号に対応する情報を、利用者端末２０に対して送信
するようにすることが好ましい。

【０３４４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のパチンコ遊技機を設置したパチンコホールに設け
られ、通信回線を介して接続された利用者端末を利用し
ている利用者が行った、所望のパチンコ遊技機での遊技
の予約を受け付けて、予約情報を管理している遊技予約
管理装置において、該予約情報に基づいたパチンコホー
ルの運営を支援することが可能となる。

【０３４５】従って、予約による遊技が円滑に行われる
ような運営に係るパチンコホールの経営者や従業員の負
担を軽減することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１の実施形態の遊技予約管理システムの構成
図。

【図２】第１の実施形態における遊技予約管理装置のハ
ードウェア構成図。

【図３】第１の実施形態におけるメモリの記憶内容の一
部を示す説明図。

【図４】第１の実施形態における予約管理処理の処理フ
ローチャート。

【図５】第１の実施形態における遊技予約管理装置のデ
ィスプレイの表示内容の一例を示す説明図。

【図６】第１の実施形態における利用者名テーブルの構
成図。

【図７】第１の実施形態における表示装置の表示内容の
一例を示す説明図。

【図８】第１の実施形態における利用者端末のハードウ
ェア構成図。

【図９】第１の実施形態における予約要求処理の処理フ
ローチャート。

【図１０】第１の実施形態における利用者端末のディス
プレイの表示内容の一例を示す説明図。

【図１１】第１の実施形態における利用者情報テーブル
の構成図。

【図１２】第２の実施形態の遊技予約管理システムの構
成図。

【図１３】第２の実施形態における遊技開始予告表示処
理の処理フローチャート。

【図１４】第２の実施形態における表示装置の表示内容
の一例を示す説明図。

【図１５】第３の実施形態の遊技予約管理システムの構
成図。

【図１６】第３の実施形態における遊技開始表示装置の
処理フローチャート。

【図１７】第３の実施形態における表示装置の表示内容
の一例を示す説明図。

【図１８】第４の実施形態の遊技予約管理システムの構
成図。

【図１９】第４の実施形態における遊技時間表示処理の
処理フローチャート。

【図２０】第４の実施形態における遊技時間表示処理の
処理フローチャート。

【図２１】第４の実施形態における表示装置の表示内容
の一例を示す説明図。

【図２２】第５の実施形態の遊技予約管理システムの構
成図。

【図２３】第５の実施形態における遊技終了表示処理の
処理フローチャート。

【図２４】第５の実施形態における遊技終了表示処理の
処理フローチャート。

【図２５】第５の実施形態においてメモリに記憶される
遊技中遊技機情報の構成図。

【図２６】第５の実施形態における表示装置の表示内容
の一例を示す説明図。

【図２７】第６の実施形態の遊技予約管理システムの構
成図。

【図２８】第６の実施形態における遊技終了遊技機表示
処理の処理フローチャート。

【図２９】第６の実施形態における遊技終了遊技機表示
処理の処理フローチャート。

【図３０】第６の実施形態における遊技予約管理装置の
ディスプレイの表示内容の一例を示す説明図。

【図３１】第７の実施形態の遊技予約管理システムの構
成図。

【図３２】第７の実施形態におけるメモリの記憶内容の
一部を示す説明図。

【図３３】第７の実施形態における予約管理処理の処理
フローチャート。

【図３４】第７の実施形態における遊技情報格納処理の
処理フローチャート。

【図３５】第７の実施形態における予約要求処理の処理
フローチャート。

【図３６】第７の実施形態における利用者端末のディス
プレイの表示内容の一例を示す説明図。

【図３７】第８の実施形態の遊技予約管理システムの構
成図。

【図３８】第８の実施形態における利用者端末のディス
プレイの表示内容の一例を示す説明図。

【図３９】第８の実施形態におけるメモリの記憶内容の
一部を示す説明図。

【図４０】第８の実施形態における遊技情報格納処理の
処理フローチャート。

【図４１】第９の実施形態の遊技予約管理システムの構
成図。

【図４２】第９の実施形態における利用者端末のディス
プレイの表示内容の一例を示す説明図。

【図４３】第９の実施形態におけるメモリの記憶内容の
一部を示す説明図。

【図４４】第９の実施形態における遊技情報格納処理の
処理フローチャート。

【図４５】第５の実施形態〜第７の実施形態の３つの実
施形態を組み合わせた実施形態における遊技情報テーブ
ルの構成図。

【図４６】第５の実施形態〜第７の実施形態の３つの実
施形態を組み合わせた実施形態における利用者端末のデ
ィスプレイの表示内容の一例を示す説明図。

【図４７】現在主流となっているタイプのパチンコ遊技
機の正面図。

【図４８】パチンコ遊技機の内部に設けられたプロセッ
サの動作の流れを示すフローチャート。

【符号の説明】

１０…遊技予約管理装置、２０…利用者端末、３０…通
信回線、４０…表示装置、１１…入力装置、１２…ディ
スプレイ、１３…プロセッサ、１４…メモリ、１５…通
信回線インタフェース、２１…入力装置、２２…ディス
プレイ、２３…プロセッサ、２４…メモリ、２５…通信
回線インタフェース、１０１…予約情報記憶手段、１０
２…予約情報表示手段、１０３…予約時間帯表示手段、
１０４…予約情報送信手段、１０５…予約要求受信手
段、１０６…利用者情報受信手段、１０７…予約許可手
段、１０８…予約情報格納手段、１０９…予約結果送信
手段、１１０…予約開始予告表示手段、１１１…遊技開
始受付手段、１１２…遊技開始表示手段、１１３…遊技
時間表示手段、１１４…遊技終了表示手段、１１５…遊
技終了遊技機表示手段、１１６…遊技情報記憶手段、１
１７…遊技情報送信手段、１１８…遊技情報格納手段、
１１９…遊技情報格納手段、１２０…遊技情報格納手
段、２０１…発信手段、２０２…予約情報受信手段、２
０３…予約情報表示手段、２０４…予約要求受付手段、
２０５…利用者情報受付手段、２０６…予約要求送信手
段、２０７…予約結果受信手段、２０８…予約結果表示
手段、２０９…遊技情報受信手段、２１０…遊技情報表
示手段、３００…予約情報テーブル、３０１…遊技機情
報、３０２…利用者情報、３０３…予約時間帯、６００
…利用者名テーブル、６０１…利用者情報、６０２…利
用者名、１１００…利用者情報テーブル、１１０１…利
用者情報、１１０２…端末情報、３２００…遊技情報テ
ーブル、３２０１…遊技機情報、３２０２…大当り回
数、３９００…遊技情報テーブル、３９０１…遊技機情
報、３９０２…動作回数、４３００…遊技情報テーブ
ル、４３０１…遊技機情報、４３０２…大当り後動作回
数、４５００…遊技情報テーブル、４５０１…遊技機情
報、４５０２…大当り回数、４５０３…大当り後動作回
数、４５０４…動作回数、４７０…遊技盤、４７１…発
射ハンドル、４７２…受皿、４７３…ガイドレール、４
７４…入賞部、４７５…特定入賞部、４７６…変動入賞
部、４７７…アウト玉排出部、４７８…遊技状態提供
部、４７９…入賞個数表示部。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数のパチンコ遊技機の各々に対応して設
けられた複数の表示装置の各々と接続され、上記複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機を
表す情報である遊技機情報と、該パチンコ遊技機での遊
技を予約した利用者を表す情報である利用者情報、およ
び、該パチンコ遊技機での遊技が予約されている時間帯
である予約時間帯からなる予約情報とを記憶している予
約情報記憶手段と、上記予約情報記憶手段の記憶内容を表示する予約情報表
示手段と、上記表示装置の各々に、上記予約情報記憶手段が予約情
報として記憶している予約時間帯のうちの、該表示装置
が対応して設けられたパチンコ遊技機の遊技機情報に対
応する予約時間帯を表示する予約時間帯表示手段とを備
えたことを特徴とする遊技予約管理装置。
【請求項２】請求項１記載の遊技予約管理装置であっ
て、上記予約情報記憶手段が予約情報として記憶している予
約時間帯の開始時刻となった場合に、該予約時間帯に対
応する遊技機情報が表すパチンコ遊技機に対応して設け
られた表示装置に、予約した遊技が開始される可能性が
ある旨を表示する遊技開始予告表示手段を備えたことを
特徴とする遊技予約管理装置。
【請求項３】請求項２記載の遊技予約管理装置であっ
て、遊技開始予約表示手段は、上記予約情報記憶手段が予約情報として記憶している予
約時間帯の開始時刻より予め定めた時間だけ前の時刻と
なった場合に、該予約時間帯に対応する遊技機情報が表
すパチンコ遊技機に対応して設けられた表示装置に、予
約した遊技が開始される可能性がある旨を表示すること
を特徴とする遊技予約管理装置。
【請求項４】請求項２または３記載の遊技予約管理装置
であって、上記遊技開始予告表示手段は、上記複数のパチンコ遊技機の各々が動作中であるか否か
を判定し、動作中であると判定したパチンコ遊技機に対
応して設けられた表示装置にのみ、予約した遊技が開始
される可能性がある旨を表示することを特徴とする遊技
予約管理装置。
【請求項５】請求項１，２，３または４記載の遊技予約
管理装置であって、上記予約情報記憶手段が記憶している予約情報のうち
の、予約した遊技が開始される予約情報を指定する情報
である遊技開始情報の入力を受け付ける遊技開始受付手
段と、上記遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合
に、該遊技開始情報によって指定された予約情報に対応
する遊技機情報が表すパチンコ遊技機に対応して設けら
れた表示装置に、予約した遊技が開始される旨を表示す
る遊技開始表示手段とを備えたことを特徴とする遊技予
約管理装置。
【請求項６】請求項５記載の遊技予約管理装置であっ
て、上記遊技開始表示手段は、上記複数のパチンコ遊技機の各々が動作中であるか否か
を判定し、動作中であると判定したパチンコ遊技機に対
応して設けられた表示装置にのみ、予約した遊技が開始
される旨を表示することを特徴とする遊技予約管理装
置。
【請求項７】請求項１，２，３または４記載の遊技予約
管理装置であって、上記予約情報記憶手段が記憶している予約情報のうち
の、予約した遊技が開始される予約情報を指定する情報
である遊技開始情報の入力を受け付ける遊技開始受付手
段と、上記遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合
に、該遊技開始情報によって指定された予約情報に対応
する遊技機情報が表すパチンコ遊技機に対応して設けら
れた表示装置に、該遊技開始情報によって指定された予
約情報のうちの予約時間帯の終了時刻までの所要時間を
表示する遊技時間表示手段とを備えたことを特徴とする
遊技予約管理装置。
【請求項８】請求項１，２，３または４記載の遊技予約
管理装置であって、上記予約情報記憶手段が記憶している予約情報のうち
の、予約した遊技が開始される予約情報を指定する情報
である遊技開始情報の入力を受け付ける遊技開始受付手
段と、上記遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合
に、該遊技開始情報によって指定された予約情報のうち
の予約時間帯の終了時刻となったならば、該遊技開始情
報によって指定された予約情報に対応する遊技機情報が
表すパチンコ遊技機に対応して設けられた表示装置に、
予約した遊技の終了時刻である旨を表示する遊技終了表
示手段とを備えたことを特徴とする遊技予約管理装置。
【請求項９】請求項８記載の遊技予約管理装置であっ
て、上記遊技終了表示手段は、上記遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合
に、該遊技開始情報によって指定された予約情報のうち
の予約時間帯の終了時刻より予め定めた時間だけ前の時
刻となったならば、該遊技開始情報によって指定された
予約情報に対応する遊技機情報が表すパチンコ遊技機に
対応して設けられた表示装置に、予約した遊技の終了時
刻が間近である旨を表示することを特徴とする遊技予約
管理装置。
【請求項１０】請求項１，２，３または４記載の遊技予
約管理装置であって、上記予約情報記憶手段が記憶している予約情報のうち
の、予約した遊技が開始される予約情報を指定する情報
である遊技開始情報の入力を受け付ける遊技開始受付手
段と、上記遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合
に、該遊技開始情報によって指定された予約情報のうち
の予約時間帯の終了時刻となったならば、該遊技開始情
報によって指定された予約情報に対応する遊技機情報を
表示する遊技終了遊技機表示手段とを備えたことを特徴
とする遊技予約管理装置。
【請求項１１】請求項１０記載の遊技予約管理装置であ
って、上記遊技終了遊技機表示手段は、上記遊技開始受付手段が遊技開始情報を受け付けた場合
に、該遊技開始情報によって指定された予約情報のうち
の予約時間帯の終了時刻より予め定めた時間だけ前の時
刻となったならば、該遊技開始情報によって指定された
予約情報に対応する遊技機情報を表示することを特徴と
する遊技予約管理装置。
【請求項１２】請求項１，２，３，４，５，６，７，
８，９または１０記載の遊技予約管理装置であって、上記予約情報記憶手段が記憶している遊技機情報、およ
び、該遊技機情報に対応する予約情報のうちの予約時間
帯を、通信回線を介して接続された利用者端末に対して
送信する予約情報送信手段と、上記利用者端末から送信されてくる、遊技対象として希
望するパチンコ遊技機の遊技機情報、および、該パチン
コ遊技機での遊技を希望する時間帯である遊技希望時間
帯からなる予約要求情報を受信する予約要求受信手段
と、上記予約要求受信手段が受信した予約要求情報のうちの
遊技希望時間帯が、該予約要求情報のうちの遊技機情報
に対応して上記予約情報記憶手段が記憶している予約情
報のうちの予約時間帯と重複していない場合に、該予約
要求情報の受け付けを許可する予約許可手段と、上記予約許可手段が予約要求情報の受け付けを許可した
場合に、上記利用者端末の利用者の利用者情報、およ
び、該予約要求情報のうちの遊技希望時間帯を、各々、
該予約要求情報のうちの遊技機情報に対応する予約情報
の予約時間帯および利用者情報として、上記予約情報記
憶手段に格納する予約情報格納手段とを備えたことを特
徴とする遊技予約管理装置。
【請求項１３】請求項１２記載の遊技予約管理装置であ
って、上記利用者端末から送信されてくる利用者情報を受信す
る利用者情報受信手段を備え、上記予約情報格納手段は、上記利用者情報受信手段が受信した利用者情報を、上記
予約情報記憶手段に格納することを特徴とする遊技予約
管理装置。
【請求項１４】請求項１２記載の遊技予約管理装置であ
って、複数の利用者ごとに、該利用者の利用者情報、および、
該利用者が所持している利用者端末を表す情報である端
末情報を記憶している利用者情報記憶手段を備え、上記予約情報格納手段は、上記利用者情報記憶手段が記憶している利用者情報のう
ちの、上記利用者端末の端末情報に対応する利用者情報
を、上記予約情報記憶手段に格納することを特徴とする
遊技予約管理装置。
【請求項１５】請求項１２，１３または１４記載の遊技
予約管理装置であって、上記予約許可手段が予約要求情報の受け付けを許可した
か否かを表す情報である予約結果情報を、上記利用者端
末に対して送信する予約結果送信手段を備えたことを特
徴とする遊技予約管理装置。
【請求項１６】請求項１２，１３，１４または１５記載
の遊技予約管理装置であって、上記複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機の
遊技機情報と、該パチンコ遊技機での遊技に関する情報
である遊技情報とを記憶している遊技情報記憶手段と、上記遊技情報記憶手段が記憶している遊技機情報、およ
び、該遊技機情報に対応する遊技情報を、上記利用者端
末に対して送信する遊技情報送信手段とを備えたことを
特徴とする遊技予約管理装置。
【請求項１７】請求項１６記載の遊技予約管理装置であ
って、上記複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機が
予め定めた特定の遊技状態に変化した回数を計数し、計
数結果を、該パチンコ遊技機の遊技機情報に対応する遊
技情報として上記遊技情報記憶手段に格納する遊技情報
格納手段を備えたことを特徴とする遊技予約管理装置。
【請求項１８】請求項１６記載の遊技予約管理装置であ
って、上記複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機が
いずれかの遊技状態に変化した回数を計数し、計数結果
を、該パチンコ遊技機の遊技機情報に対応する遊技情報
として上記遊技情報記憶手段に格納する遊技情報格納手
段を備えたことを特徴とする遊技予約管理装置。
【請求項１９】請求項１６記載の遊技予約管理装置であ
って、上記複数のパチンコ遊技機ごとに、該パチンコ遊技機が
予め定めた特定の遊技状態に変化した後にそれ以外の遊
技状態に変化した回数を計数し、計数結果を、該パチン
コ遊技機の遊技機情報に対応する遊技情報として上記遊
技情報記憶手段に格納する遊技情報格納手段を備えたこ
とを特徴とする遊技予約管理装置。