JP2002165622A - 留め具および装身用チェーンのスライド構造 - Google Patents

留め具および装身用チェーンのスライド構造

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JP2002165622A JP2000363798A JP2000363798A JP2002165622A JP 2002165622 A JP2002165622 A JP 2002165622A JP 2000363798 A JP2000363798 A JP 2000363798A JP 2000363798 A JP2000363798 A JP 2000363798A JP 2002165622 A JP2002165622 A JP 2002165622A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、装身用チェーンの留め具の
位置を任意の位置にスライドして変更することができる
と共に、装身用チェーンに損傷を与えることなく挟圧力
を作用させうる装身用チェーンの留め具スライド構造に
関する。 【解決手段】 この発明は、留め具が、装身用チェーン
を貫挿する出入口を離間位置に一対に設けた中空状のケ
ーシングと、該ケーシングの中空内で抜け出さないよう
に内蔵されてケーシング内の装身用チェーンに外嵌され
る弾性体とからなっており、該弾性体が、長手方向にス
リット状の切れ目を設けて端部が切り離されたバネ性を
有する略筒体に形成されており、内部に装身用チェーン
を貫挿すると装身用チェーンの外周を締付ける方向に付
勢力が作用する径に設定された構成からなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、弾性材を内蔵し
た留め具およびその留め具を用いた装身用チェーンのス
ライド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アジャスターを用いて装身用チェ
ーンやループタイの長さを調整する構造として、例えば
実用新案登録第3042071号公報には、装身用鎖を
押通して留める留め具であって、球状その他の形状をし
ていて、装身用鎖を挿通する貫通孔を有しており、内部
には、装身用鎖が外れるのを防止する弾性体が入ってい
ることを特徴とする装身用鎖の留め具の構造が知られて
いる。この弾性体は、1枚のバネ板の両端を、同じ側に
半円筒状に折り曲げて、互いに背中合わせの円弧状板バ
ネに形成しており、その背中合わせの円弧状弾性体部の
間に左右一対の装身用鎖を押通して挟圧している。その
ため、装身用鎖と上記弾性体との接触面が狭く、挟圧力
が局部的にしか作用しないので、挟圧力を強める必要が
あるが、そのことは装身用鎖に局所的に傷をつけやすい
欠点となっている。また、特開2000−50922号
では、中空球形状のケーシング中にOリングを内蔵し
て、ケーシングを貫通する紐部材をスライドさせて所望
位置で拘束しうる構成が開示されている。これによれ
ば、Oリングを用いるので紐部材に傷をつけにくい。し
かし、この構成では、Oリングに負荷がかかっていなく
てもOリングの外周がケーシングの中空部の内壁面に圧
接しているため、Oリング内を通るチェーンがその長手
方向の軸に対して回転する方向に捻れる際には、Oリン
グの孔の内周壁面の弾性反発力による抵抗がチェーンに
かかり、捻れにくいという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、留
め具としてケーシングに内蔵した弾性体が外周方向に回
転方向に捻れたり撓んだりすることができるようにした
留め具、およびこれを用いた装身用チェーンのスライド
構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1の留め具の発明では、中空体からなるケー
シングに弾性体を内蔵した留め具において、ケーシング
は、互いに対向する位置に一対の孔を形成してケーシン
グの外部から中空部へ通じており、弾性体は、前記孔に
連通可能に貫通孔部を有する弾性チューブからなってお
り、 該弾性チューブは、その外周壁とケーシングの中
空部の内壁との間に環状に連続して、あるいは断続して
隙間を有するように内蔵されてなる、という技術的手段
を講じている。請求項2の発明では、弾性体は、該弾性
体の外径となる直径がケーシングの孔の直径より長く設
定されると共に、貫通孔部の直径がケーシングの孔の直
径より短く設定されてなる、という技術的手段を講じて
いる。また、請求項3の発明では、弾性体のチューブ
が、断面円形、断面楕円形、または断面多角形の筒体か
らなっている、という技術的手段を講じている。
【0005】次に、請求項4の装身用チェーンのスライ
ド構造の発明では、中空体からなるケーシングに弾性体
を内蔵した留め具と、該留め具により所望の位置で拘束
されるチェーンとからなる装身用チェーンのスライド構
造であって、前記留め具は、請求項1から3のいずれか
に記載されたものであり、前記チェーンは、前記留め具
の前記ケーシングを貫通し、前記弾性体によって弾性的
に保持される、という技術的手段を講じている。請求項
5の発明では、前記チェーンによって形成されるリング
が留め具によって長さ調整可能となっている、という技
術的手段を講じている。請求項6の発明では、チェーン
に対する留め具の取付位置が変位するように調整可能と
なっている、という技術的手段を講じている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の留め具および
装身用チェーンのスライド構造の好適実施例について説
明する。留め具10は、図2、図3に示すように、ケー
シング1と、これに内蔵される弾性チューブ4とからな
っている。ケーシング1は、図示例では略円筒形状のパ
イプを扁平に潰して断面が略楕円形状のオーバル・パイ
プとしたものを使用している(図1(d)参照)が、こ
の発明では外面が多面体のものや、卵状やダルマ状、球
状など、任意の中空体形状が可能であり、装身用チェー
ン2を挿通できる形態のものであればよい。ケーシング
1を中空の球状とした場合を図9に示す。
【0007】装身用チェーン2は、ネックレスやブレス
レットなどを構成する鎖であり、フラットチェーンやコ
ンパクトチェーン、オーバルチェーン、リンクチェー
ン、または異形チェーンその他の公知形状のチェーンを
用いることができる。
【0008】この装身用チェーン2を、留め具10に貫
挿するため、ケーシング1には、その長手方向の両端で
互いに対向する位置に一対の孔3a、3bを設けてい
る。この一対の孔3a、3bは、同一形状からなってケ
ーシング1の外部からその中空部1aへ通じており、ケ
ーシング1を貫通する際の出入口となるように形成され
ている。
【0009】次ぎに、弾性チューブ4は、本実施例では
円筒状の合成ゴムからなっており、図3(a)で示すよ
うに、弾性チューブ4の外径となる直径L2がケーシン
グ1の孔3a(3b)の直径L1より長く(L2>L
1)設定されると共に、貫通孔部4aの直径L3が前記
ケーシング1の孔3a(3b)の直径L1より短く(L
3<L1)設定されている。また、装身用チェーン2の
最大外周部分の直径L4は、前記孔の直径L1より僅か
に短いが、貫通孔部4aの直径L3はその直径L4より
短く設定されている。即ち、L2>L1>L4>L3と
なる。従って、この弾性チューブ4は、内部に装身用チ
ェーン2を貫挿すると該装身用チェーン2の外周を締付
ける方向に付勢力が作用する。
【0010】この弾性チューブ4の長さは、負荷がかか
らない場合に、その両端がケーシング1の中空部1aの
内壁に強く圧接せずに、両端が上記内壁に接する程度の
長さ(図3(a)参照)、または接触しない程度の長さ
(図3(b)参照)に設定されることが好ましい。弾性
チューブ4が圧縮された状態でケーシング1に収納され
ると、弾性チューブ4は負荷がかからなくてもケーシン
グ1の孔近傍の内壁に対して弾性チューブ4の長手方向
の両端が強く圧接するので、弾性チューブ4が回転しづ
らくなる。
【0011】また、この弾性チューブ4の直径L2は、
ケーシング1の中空部の直径(オーバル形状の場合は最
短の直径)L5よりも短く設定(L2<L5)されてい
る。従って、上記弾性チューブ4は、その外周壁に沿っ
て、ケーシング1の中空部1aの内壁との間に隙間Sを
有するように内蔵される。
【0012】そして、弾性チューブ4は、縮めて、上記
孔3a、3bのいずれか一方からケーシング1の中空部
1a内に押し込んでもよい。あるいは、ケーシング1の
製作過程において、パイプ11の孔をやや狭めたパイプ
12のままの段階(図1(b)参照)で予め弾性チュー
ブ4(図1(e)参照)を内蔵し、次いで孔の径を絞っ
て狭めたパイプ13(図1(c)参照)として弾性チュ
ーブ4が抜け出ないようにし、更にオーバル状に扁平に
潰してケーシング1を製作(図1(d)参照)してもよ
い。
【0013】このように構成されているので、弾性チュ
ーブ4に装身用チェーン2を挿通させると、装身用チェ
ーン2の外周面によって弾性チューブ4が拡開方向に押
し広げられ、弾性チューブ4自体は縮小方向に付勢力が
作用する。これによって弾性チューブ4に挿入された装
身用チェーン2は、弾性チューブ4の付勢力による締付
けによって、常時弾性チューブ4によって挟圧される。
【0014】ここで弾性チューブ4は、留め具10のケ
ーシング1の中空部1a内で、装身用チェーン2の動き
と連動する。従って、図2に示すように、装身用チェー
ン2に沿って留め具10のケーシング1をいずれかに引
っ張ると、弾性チューブ4が連動して引っ張られ弾性チ
ューブ4の端部がケーシング1の孔3aまたは3b近傍
の内壁と衝合し、動きが拘束される。
【0015】更に留め具10のケーシング1を強く引っ
張ると、弾性チューブ4は衝合側が圧縮されると共に弾
性チューブ4の付勢力に抗して弾性チューブ4の貫通孔
部4aを広げながら装身用チェーン2が引き出される。
これによって装身用チェーン2に沿って留め具10をス
ライドして装身用チェーン2に対する位置を変更するこ
とができる。
【0016】留め具10を逆方向に引っ張れば、装身用
チェーン2を挟圧する弾性チューブ4は留め具10内で
逆方向に動いて反対側の孔の内壁と衝合し、前記と同様
に弾性チューブ4から装身用チェーン2が逆方向に引き
出されるので、留め具10を逆方向にスライドさせるこ
とができる。
【0017】また、弾性チューブ4は、ケーシング1の
中空部1a内で、弾性チューブ4の外周と中空部1aの
内壁との間に環状に隙間が形成されているので、弾性チ
ューブ4に負荷がかかっていない状態では、ケーシング
1の中空内で弾性チューブ4の軸線に沿って容易に旋回
することができる。この際に、弾性チューブ4の長手方
向の両端または一端がケーシング1の内壁に接していて
も上記旋回を妨げるような抵抗力は生じない。従って、
装身用チェーンが捻れた場合に、ケーシング1内で上記
弾性チューブ4もこれに連動して捻れ方向に容易に回転
することができる。なお、図2中、符号20はチェーン
2の先端に固着された止め輪、符号30はケーシングに
固着されたリング21に止められて前記止め輪20を着
脱自在に掛け止める掛止具である。
【0018】上記実施例では、弾性チューブ4の外周に
沿って環状に連続して隙間が形成される場合を示した
が、一部が前記中空部の内壁と接触する構造でもよい。
その場合も、弾性チューブ4が内壁に強く圧接されると
旋回の障碍となるので、単に接する程度が望ましい。
【0019】また、弾性チューブ4の長手方向の両端
も、チェーン2をスライドする際は、少なくとも牽引さ
れた側の端部がケーシング1の孔3a(3b)の近傍の
周壁に圧接される。そのような負荷がかからなくなった
場合には、元に戻って、ケーシング1の中空部1aの内
壁に接しないものであれば、前記チェーン2の旋回の邪
魔にならないし、内壁に接する程度であっても、その抵
抗は小さく、同様に前記チェーンの旋回を比較的容易に
行うことができる。
【0020】このように、弾性チューブ4の外周に沿っ
て連続して、あるいは断続して隙間Sが形成されるの
で、弾性チューブ4で挟圧されたチェーンは軸線を中心
に旋回させたり、隙間部分に撓ませたりすることができ
る。上記実施例では、1本の装身用チェーン2に取り付
けられた留め具10をスライドして取付位置の変更を行
う構成を例示したが、図4には一対に並んだ装身用チェ
ーン2を束ねる留め具10がスライドして位置を変更す
る構成を示す。
【0021】この留め具10は、ケーシング1に一対に
並んだ装身用チェーン2を並行して嵌装し、ケーシング
1内で各装身用チェーン2にそれぞれ弾性チューブ4が
外嵌した構成からなっている。ここで図示例の場合、説
明の便宜上、複数設けられた同一構成には符号に「’」
を付けて区別する。即ち、ケーシング1には両端に一対
の孔3a,3a’と3b,3b’が対向して形成されて
いる。
【0022】そして、それぞれの孔3a,3b間、およ
び3a’、3b’間には弾性チューブ4,4’が配置さ
れて、上記孔3a,3a’と3b,3b’を貫通する2
本並列の装身用チェーン2,2’に嵌め込まれている。
【0023】この装身用チェーン2,2’は、並行に二
重に巻いたチェーンであって、2本のチェーン2,2’
を束ねるために留め具10が用いられている。あるい
は、1本の装身用チェーンの一対の端部側のチェーン
2,2’を束ねるために留め具10が用いられている場
合であってもよい。
【0024】この場合もそれぞれの装身用チェーン2,
2’に対して留め具10のケーシング1を引っ張ること
によって、装身用チェーン2,2’に対する留め具10
の位置を変更することができる。
【0025】次ぎに、図5には複数(4本)の装身用チ
ェーンに対して留め具10をスライド自在とした異なる
実施例を示す。この場合も前記実施例と同様に、1つの
ケーシング1に入出口用の孔として4つづつの孔3a,
3bを設け、それぞれに対応して4つの弾性チューブ4
を設けている。その他の構成は前記実施例と同様である
ので、その説明を省略する。
【0026】図6は、留め具10が、分離可能に連結す
る複数のケーシング1A,1Bからなり、各ケーシング
1A,1B内に弾性チューブ4が内蔵されており、各ケ
ーシング1A,1Bを、これに嵌装された装身用チェー
ン2,2’に沿ってそれぞれスライドして位置を変更す
ることができる。ケーシング1A,1Bには、それぞれ
に、係合手段または掛止構造、その他の着脱可能な連結
手段のそれぞれの構成部20が設けられており、分離可
能に一体に連結することができる。
【0027】例えば、フックとこれを受ける受部の構
造、凹凸係合する構造、磁石の磁着を用いる構造、その
他の種々構造を用いることができる。この留め具10
は、例えばループタイ式のネックレスなどに用いること
ができる。この場合、それぞれのケーシング1A,1B
を分離してネックレスを外すことができ、また、ケーシ
ング1A,1Bは一体に連結して、または分離したまま
でそれぞれの装身用チェーン2に対して引っ張って位置
を調整することができる。
【0028】図7に示す弾性チューブ4は、その周壁に
内方へ突出する隆起部7を一体に設けている。この隆起
部7は、図示例の場合に、外周に沿って略環状に形成さ
れているが、このように外周に沿って連続する隆起でな
くても断続的に隆起するものでもよい。これにより、装
身用チェーン2が、弾性チューブ4との接触面積が大き
い球体などの立体形状の駒を含まずにリングを組み合わ
せたチェーンだけからなる例えばアズキ形状などの場合
であっても、隆起部7が上記チェーンと衝合して、確実
に付勢力を作用させることができる。
【0029】また、弾性チューブ4の貫通孔部4aは、
図1の実施例では断面が同じ径からなるが、端部側41
をチェーンの外周と略同じ大径とし、漸次小径となるテ
ーパ状の中途部42を介して中央部分43は弾性による
付勢力が作用するように小径に設定する形状として、チ
ェーンの挿入を容易にしてもよい。また弾性チューブ4
の端部には、鍔を設けたり厚みを厚くしておき、ケーシ
ングの孔が広がっても弾性体が抜け出ないようにしても
よい。その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範
囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の装身用チ
ェーンの留め貝スライド構造では、弾性体を装身用チェ
ーンに外嵌して拘束するようにしたので、留め具を装身
用チェーンに沿ってスライドしても装身用チェーンとの
挟正面積を広くして挟圧力を高めると共に装身用チェー
ンが損傷されにくい。また、弾性体がケーシングの内周
壁に圧接せずに隙間を有しているので、チェーンを通し
た弾性体をケーシング内で軸線を中心に回転させたり、
回転方向に捻りやすくすることができ、また隙間を利用
して撓ませることもできる。また、留め具と弾性体の簡
単な構造からなっているので、軽量であると共に製造が
容易であり、工業的量産に適してコストダウンを図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】留め具の成形手順を示す説明図である。
【図2】留め具の断面図である。
【図3】ケーシングに弾性体を内蔵した留め具の断面図
であって、(a)は弾性チューブの両端が内壁に接する
もの、(b)は接しないものである。
【図4】2つの弾性チューブを1つのケーシングに内蔵
した実施例を示す断面図である。
【図5】一対の装身用チェーンに留め具を取り付けた場
合の正面図である。
【図6】ケーシングが着脱可能に分離する留め具の断面
図である。
【図7】隆起部を有する弾性チューブの実施例を示す斜
視図である。
【図8】テーパ部を有する弾性チューブの実施例を示す
斜視図である。
【図9】ケーシングを球状とした留め具の異なる実施例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 装身用チェーン 3a,3b 孔 4 弾性チューブ 4a 貫通孔部 7 隆起部 10 留め具 20 止め輪 30 固定用の掛止具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空体からなるケーシングに弾性体を内
    蔵した留め具において、 ケーシングは、互いに対向する位置に一対の孔を形成し
    てケーシングの外部から中空部へ通じており、 弾性体は、前記孔に連通可能に貫通孔部を有する弾性チ
    ューブからなっており、 該弾性チューブは、その外周
    壁とケーシングの中空部の内壁との間に環状に連続し
    て、あるいは断続して隙間を有するように内蔵されてな
    ることを特徴とする留め具。
  2. 【請求項2】 弾性体は、該弾性体の外径となる直径が
    ケーシングの孔の直径より長く設定されると共に、貫通
    孔部の直径がケーシングの孔の直径より短く設定されて
    なることを特徴とする請求項1に記載の留め具。
  3. 【請求項3】 弾性体のチューブが、断面円形、断面楕
    円形、または断面多角形の筒体からなっていることを特
    徴とする請求項1または2に記載の留め具。
  4. 【請求項4】 中空体からなるケーシングに弾性体を内
    蔵した留め具と、該留め具により所望の位置で拘束され
    るチェーンとからなる装身用チェーンのスライド構造で
    あって、 前記留め具は、請求項1から3のいずれかに記載された
    ものであり、 前記チェーンは、前記留め具の前記ケーシングを貫通
    し、前記弾性体によって弾性的に保持されることを特徴
    とする装身用チェーンのスライド構造。
  5. 【請求項5】 チェーンによって形成されるリングが留
    め具によって長さ調整可能となっていることを特徴とす
    る請求項4に記載の装身用チェーンのスライド構造。
  6. 【請求項6】 チェーンに対する留め具の取付位置が変
    位するように調整可能となっていることを特徴とする請
    求項4に記載の装身用チェーンのスライド構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009045344A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Burein:Kk ネックレス
JP2009297325A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Planet:Kk 首飾り用すべり止め具、及び、首飾り
WO2012126167A1 (zh) * 2011-03-21 2012-09-27 设计2有限公司 锁扣隐藏式项链

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