JP2002164699A - 電子部品搭載装置 - Google Patents

電子部品搭載装置

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JP2002164699A
JP2002164699A JP2000361246A JP2000361246A JP2002164699A JP 2002164699 A JP2002164699 A JP 2002164699A JP 2000361246 A JP2000361246 A JP 2000361246A JP 2000361246 A JP2000361246 A JP 2000361246A JP 2002164699 A JP2002164699 A JP 2002164699A
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Japan
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electronic component
flux
suction nozzle
recognition device
vacuum
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JP2000361246A
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Toshiaki Suzuki
利昭 鈴木
Satoshi Ishikura
聡 石倉
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラックス塗布時における電子部品と電子部
品吸着ノズルとの位置ずれを補正して高精度な電子部品
の搭載を実現することができる電子部品搭載装置を提供
する。 【解決手段】 電子部品吸着ノズル18と、ヘッド部2
0と、X−Y駆動部22と、フラックス塗布器24と、
電子部品14のバンプの位置を検出可能である画像認識
装置26と、電子部品制御部30と、を備えた電子部品
搭載装置10において、前記ヘッド部20に支持されて
該ヘッド部20と共にX−Y方向移動自在とされ、前記
電子部品吸着ノズル18に真空吸着された電子部品14
の側面位置を、フラックス塗布前後において検出可能で
ある光学センサ(外形認識装置)28を設けると共に、
該フラックス塗布前後の電子部品の側面位置から前記制
御部30がフラックス塗布時における電子部品の位置ず
れを算出すると共に、この位置ずれを補正可能であるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を基板上
に搭載する電子部品搭載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品搭載装置は、テープフィ
ーダ等の電子部品供給装置により供給される電子部品を
基板上の所定の位置に搭載するために、先端において電
子部品を真空吸着、解放可能である電子部品吸着ノズル
と、この電子部品吸着ノズルをZ方向移動自在、且つ、
θ軸廻りに回転自在に支持するヘッド部と、このヘッド
部をX−Y方向移動自在に支持するX−Y駆動部と、電
子部品の端子部にフラックスを塗布可能であるフラック
ス塗布器と、前記電子部品吸着ノズルに真空吸着された
電子部品の端子部の位置を検出可能である画像認識装置
と、この画像認識装置により検出される電子部品の端子
部の位置から電子部品の吸着誤差を算出すると共に、こ
の吸着誤差を補正して電子部品を基板上に搭載可能であ
る制御部と、を備えている。
【0003】画像認識装置は、略水平に配置されたカバ
ーガラスと、このカバーガラスの下方に配置され、上方
を監視するCCDカメラとカバーガラスを囲む壁体内側
の照明用光源とを有し、照明用光源がカバーガラスの上
方の電子部品を照らし出し、CCDカメラがカバーガラ
スを介して下方から電子部品の像を認識するようにされ
ている。
【0004】近年、例えばフリップチップのようにバン
プ(端子部)の間隔が微小な電子部品が増加する傾向に
あり、このような電子部品を基板上に正確に搭載するた
めに、電子部品の吸着誤差の高精度な補正が求められて
いる。
【0005】このため電子部品のバンプ位置から電子部
品の吸着誤差を算出することにより、電子部品の製造誤
差の影響を排除した高精度な吸着誤差の補正が実現され
ている。
【0006】すなわち、画像認識装置は、電子部品下面
のバンプ位置を認識し、このバンプ位置から制御部が実
際のバンプ位置と正規のバンプ位置との差である吸着誤
差を算出すると共に、この吸着誤差を補正して電子部品
のバンプと基板上のパッドとを一致させるようにされて
いる。
【0007】このように電子部品のバンプ位置に基づい
て電子部品の吸着誤差を補正するのは、フリップチップ
のようにバンプの間隔が微小、且つ、精密な電子部品の
場合、一般的に、バンプの間隔に比してバンプと電子部
品の側面との製造誤差が大きく、例えば電子部品の側面
位置から電子部品のバンプ位置を算出して吸着誤差を補
正すると、算出されたバンプ位置と実際のバンプの中心
位置とが一致せず、バンプが基板上のパッドからずれた
状態で電子部品が基板上に誤搭載される恐れがあるため
である。
【0008】このような電子部品の誤搭載を防止するた
めに、画像認識装置が直接バンプ位置を検出して、該バ
ンプ位置に基づいて制御部が吸着誤差を補正するように
されている。
【0009】一方、電子部品を基板上に確実に接合する
ために、一般的に電子部品のバンプ又はバンプと接合さ
れる基板上のパッドのいずれかにペースト状のフラック
スが塗布される。
【0010】電子部品のバンプの間隔が比較的大きい場
合には、基板上のパッドの間隔も同様に大きく、印刷機
等によりパッド側にフラックスが塗布される。
【0011】これに対してフリップチップのようにバン
プの間隔が微小な電子部品の場合、基板上のパッドの間
隔も微小で、印刷機等でパッド側にフラックスを塗布す
ることは困難であるため、フラックス塗布器上で薄く延
ばされたフラックスに電子部品のバンプを当接させて、
該バンプ側にフラックスを塗布している。
【0012】しかし、フラックスはペースト状で粘性が
強いため、電子部品吸着ノズルに真空吸着された電子部
品をフラックスに当接させるときに該電子部品に不特定
方向の力が作用し、該電子部品と電子部品吸着ノズルと
の位置ずれが生じることがある。
【0013】
【発明の解決しようとする課題】従って、画像認識装置
がフラックス塗布前の電子部品のバンプ位置を検出し、
この検出結果に基づいて制御部が吸着誤差を補正して
も、フラックス塗布器上で生じた電子部品と電子部品吸
着ノズルとの位置ずれは補正されず、電子部品が基板上
に誤搭載されることがあるという問題があった。
【0014】これに対して画像認識装置がフラックス塗
布後の電子部品のバンプ位置を検出し、この検出結果に
基づいて制御部が吸着誤差を補正すれば上記問題は解決
されるが、画像認識装置はフラックスに覆われたバンプ
の位置を正確に認識することができないという問題があ
る。
【0015】更に、フラックスが塗布された電子部品を
画像認識装置の上方に移動させるとフラックスがカバー
ガラス、照明用光源等に落下して画像認識装置の検出精
度を低下させる恐れがある。
【0016】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、フラックス塗布時における電子部品と電子
部品吸着ノズルとの位置ずれを補正して高精度な電子部
品の搭載を実現することができる電子部品搭載装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1のよ
うに、先端において電子部品を真空吸着、解放可能であ
る電子部品吸着ノズルと、この電子部品吸着ノズルをZ
方向移動自在、且つ、θ軸廻りに回転自在に支持するヘ
ッド部と、このヘッド部をX−Y方向移動自在に支持す
るX−Y駆動部と、電子部品の端子部にフラックスを塗
布可能であるフラックス塗布器と、前記電子部品吸着ノ
ズルに真空吸着された電子部品の端子部の位置を検出可
能である画像認識装置と、この画像認識装置により検出
される電子部品の端子部の位置から電子部品の吸着誤差
を算出すると共に、この吸着誤差を補正して電子部品を
基板上に搭載可能である制御部と、を備えた電子部品搭
載装置において、前記ヘッド部に支持されて該ヘッド部
と共にX−Y方向移動自在とされ、前記電子部品吸着ノ
ズルに真空吸着された電子部品の側面位置を、フラック
ス塗布前後において検出可能である外形認識装置が設け
られると共に、この外形認識装置により検出されるフラ
ックス塗布前後の電子部品の側面位置から前記制御部は
フラックス時における電子部品の位置ずれを算出すると
共に、この位置ずれを補正可能とされたことを特徴とす
る電子部品搭載装置により、上記目的を達成することも
のである。
【0018】又、前記外形認識装置を、前記電子部品吸
着ノズルに真空吸着される電子部品のZ方向投射範囲か
らX−Y方向に離間して配置してもよい。
【0019】更に、前記外形認識装置は、前記電子部品
吸着ノズルに真空吸着される電子部品に投光可能である
投光部と、この投光部からの投光を受光して、該電子部
品の影を認知可能である受光部と、を含んでなる光学セ
ンサとしてもよい。
【0020】本発明によれば、フラックス塗布時におけ
る電子部品と電子部品吸着ノズルとの位置ずれを補正し
て高精度な電子部品の搭載を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0022】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭
載装置10は、図1に示されるように、電子部品供給装
置12により供給される電子部品14を基板16上の所
定の位置に搭載するために、先端18aにおいて電子部
品14を真空吸着、解放可能である電子部品吸着ノズル
18と、この電子部品吸着ノズル18をZ方向移動自
在、且つ、θ軸廻りに回転自在に支持するヘッド部20
と、このヘッド部20をX−Y方向移動自在に支持する
X−Y駆動部22と、電子部品14の端子部14aにフ
ラックスを塗布可能であるフラックス塗布器24と、前
記電子部品吸着ノズル18に真空吸着された電子部品1
4のバンプ(端子部)14aの位置を検出可能である画
像認識装置26と、前記ヘッド部20に支持されて該ヘ
ッド部20と共にX−Y方向移動自在とされ、前記電子
部品吸着ノズル18に真空吸着される電子部品14の側
面14b、14cの位置を、フラックス塗布前後におい
て検出可能である光学センサ(外形認識装置)28と備
えている。
【0023】更に、前記電子部品搭載装置10は、前記
画像認識装置26により検出される電子部品14のバン
プ14aの位置から電子部品14の吸着誤差を算出する
と共に、前記光学センサ28により検出されるフラック
ス塗布前後の電子部品14の側面14b位置から前記フ
ラックス塗布時における電子部品14の位置ずれを算出
し、該位置ずれ及び前記吸着誤差を補正して電子部品1
4を前記基板16上に搭載可能である制御部30を備え
ている。
【0024】前記電子部品搭載装置10は、前記光学セ
ンサ28を備え、前期制御部30の制御によりフラック
ス塗布時における電子部品14の位置ずれを補正し、電
子部品14のバンプ14aを基盤16上のパッド16a
に一致させることができることを特徴としている。
【0025】他の構造については従来と同様であるが説
明の便宜のため、一部従来と同様の構造についても説明
を加えつつ、前記光学センサ28、前記制御部30の構
造について説明することとする。
【0026】前記電子部品吸着ノズル18は、前記ヘッ
ド部20に備えられたZ方向の筒状のスライドシャフト
20a下端近傍に着脱自在に支持され、該スライドシャ
フト20aを介して供給される負圧により、自身の先端
18aにおいて電子部品14を真空吸着可能とされてい
る。
【0027】前記ヘッド部20は、前記スライドシャフ
ト20aをZ方向及びθ軸廻りに駆動するZモータ20
b及びθモータ20cを備えている。
【0028】前記X−Y駆動部22は、図示しないXモ
ータ及びYモータを備え、前記ヘッド部20をX−Y方
向駆動可能とされている。
【0029】これにより、前記電子部品搭載装置10
は、前記電子部品供給装置12により供給される電子部
品14を前記電子部品吸着ノズル18で真空吸着して、
前記基板16上に搭載可能とされている。
【0030】前記フラックス塗布器24は、上面側の凹
部24aでペースト状のフラックスを薄く延ばした状態
で保持するようにされている。
【0031】前記画像認識装置26は、略水平に配置さ
れたカバーガラス26aと、このカバーガラス26aの
下方に配置され、上方を監視するCCDカメラ26b
と、前記カバーガラス26aを囲む壁体26cの内側に
設置される照明用光源26dとを有し、この照明用光源
26dが前記カバーガラス26aの上方の電子部品14
を照らし出し、図2に示される該電子部品14の下面側
のバンプ14aの像を前記CCDカメラ26bが認識し
て、該端子部14aの位置を検出するようにされてい
る。
【0032】前記光学センサ28は、図3に示されるよ
うに、前記電子部品吸着ノズル18に真空吸着される電
子部品14に平行なレーザ光を投光可能である投光部2
8aと、この投光部28aからの投光を受光して、電子
部品の影15を検出可能である受光部28bと、から構
成されている。
【0033】これら投光部28a及び受光部28bは、
前記電子部品吸着ノズル18に真空吸着される電子部品
のZ方向投射範囲からX方向に離間して配置されてい
る。
【0034】図4及び図5に示されるように、前記電子
部品14のX方向の側面14b、又はY方向の側面14
cがレーザ光と平行に配置された状態で、前記受光部2
8bはこれら側面14b又は14cの位置を検出可能と
されている。
【0035】前記制御部30は、前記ヘッド部20、前
記X−Y駆動部22、前記画像認識装置26、前記光学
センサ28、吸排気装置(図示省略)と結線されてい
る。又、前記制御部30は前記電子部品吸着ノズル18
に真空吸着される種々の電子部品下面の(設計上の)正
規のバンプ位置及びこれら種々の電子部品の基板上への
正規の搭載位置を記憶している。
【0036】次に、前記電子部品搭載装置10の作用に
ついて説明する。
【0037】前記制御部30は、前記電子部品供給装置
12上の電子部品14を基板16上に搭載するために、
前記ヘッド部20、前記X−Y駆動部22を駆動して前
記電子部品吸着ノズル18の先端18aを前記電子部品
供給装置12上の前記電子部品14の上面に当接させ、
前記吸排気装置を駆動して前記スライドシャフト20a
を介して前記電子部品吸着ノズル18に負圧を供給す
る。
【0038】これにより前記電子部品14は、前記電子
部品吸着ノズル18の先端18aに真空吸着される。こ
の際、前記電子部品供給装置12の設置誤差等のため、
前記電子部品吸着ノズル18と、この電子部品吸着ノズ
ル18に真空吸着された前記電子部品14との間に吸着
誤差が生ずることがある。
【0039】この吸着誤差を補正するために、前記制御
部30は、まず、前記ヘッド部20を駆動して前記電子
部品14を上昇させ、該電子部品14を前記光学センサ
28の前記投光部28aと前記受光部28bとの間に位
置させると共に、前記電子部品14をθ軸廻りに回転さ
せながら前記受光部28bに投影される前記電子部品1
4の影15の長さが最小になる位相に固定する。これに
より、図4に示されるように、電子部品14のX方向、
Y方向の側面14b、14cはX軸、Y軸と垂直とな
る。
【0040】この状態で、前記制御部30は前記受光部
28b上の前記電子部品14の影15から該電子部品1
4のY方向の側面14cの位置をSY1として認識・記
憶した後、前記ヘッド部20を駆動して図5に示される
ように、前記電子部品14を前記θ軸廻りに90°回転
させ、同様に該電子部品のX方向の側面14b位置をS
X1として認識・記憶する。
【0041】次に前記制御部30は前記X−Y駆動部2
2を駆動して、前記電子部品14を前記画像認識装置2
6の上方に移動させ、前記CCDカメラ26aにより前
記電子部品14下面のバンプ14aの位置を検出し、自
身が記憶する正規のバンプ位置に対する実際のバンプ1
4aのX−Y方向の位置を吸着誤差BX1、BY1とし
て算出し(図2参照)、該吸着誤差BX1、BY1を記
憶する。
【0042】次に、前記制御部30は、前記電子部品1
4を前記フラックス塗布器24まで移動させ、前記電子
部品14下面のバンプ14aを前記フラックス塗布器2
4上面凹部24aに薄く延ばされたフラックスに当接さ
せて、該バンプ14aにフラックスを塗布する。
【0043】フラックスは粘性の強いペースト状である
ので、前記電子部品14がフラックスに当接する際に、
種々の方向の力が作用し、該電子部品14が前記電子部
品吸着ノズル18に対して位置ずれすることがある。
【0044】このフラックス塗布による位置ずれを検出
するために、前記制御部30は前記ヘッド部20を駆動
して前記電子部品14を前記光学センサ28の前記投光
部28aと前記受光部28bとの間に位置させ、フラッ
クス塗布前と同様に、該電子部品14のX方向、Y方向
の側面14b、14cをX軸、Y軸に垂直とし、該側面
14b、14cの位置をSX2、SY2として認識・記
憶する。
【0045】前記電子部品14下面のバンプ14aがフ
ラックスで覆われているので、前記画像認識装置26は
該バンプ14aの位置を正確に検出することができない
が、電子部品14の側面14b、14cにはバンプが付
着していないので、前記光学センサ28は該側面14
b、14cの位置を正確に検出することができる。
【0046】又、前記光学センサ28は、前記電子部品
吸着ノズル18に真空吸着される電子部品14のZ方向
投影範囲からX方向に離間して配置され、且つ、前記ヘ
ッド部20に支持されて、該ヘッド部20と一体でX−
Y方向に移動するので、電子部品のバンプに付着したフ
ラックスが落下・付着することがなく、フラックス付着
により電子部品側面位置の検出精度が低下することがな
い。
【0047】即ち、電子部品の側面位置を検出するため
に、例えば前記画像認識装置26と同様のCCDカメラ
を固定設置して、電子部品の下方から電子部品の側面位
置を検出しようとすると、電子部品のバンプに付着した
フラックスが該CCDカメラ、カバーガラス、光源等に
付着して電子部品の側面位置の検出精度を低下させる恐
れがあるが、本実施の形態の例に係る電子部品搭載装置
10は、このような電子部品の側面位置の検出精度の低
下を防止することができる。
【0048】更に、前記光学センサ28は前記ヘッド部
20に設けられているので、前記側面14b、14cの
位置を測定するために、前記X−Y駆動部22を駆動し
て前記電子部品14をX−Y方向に移動させる必要がな
く、作業効率がよい。
【0049】次に、前記制御部30は前記ヘッド部2
0、前記X−Y駆動部22を駆動して前記電子部品14
を前記基板16上の所定の位置に搭載する。
【0050】この際、前記制御部30は、自身が記憶す
る前記基板16上の正規の搭載位置に対して前記電子部
品14が X方向に −BX1−(SX2−SX1) Y方向に −BX2−(SY2−SY1) ずれるように前記X−Y駆動部22を制御・駆動する。
【0051】これにより、前記吸着誤差及び前記フラッ
クス塗布時における位置ずれが補正され、前記電子部品
14下面のバンプ14aと前記基板16上のパッド16
aとが一致する。
【0052】以後同様に電子部品の搭載を繰り返す。
【0053】なお、本発明の実施の形態の例において、
電子部品の側面位置を検出する外形認識装置として光学
センサが使用されているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば前記ヘッド部20に設けられ、該
ヘッド部20とともにY方向に移動するCCDカメラで
電子部品の側面位置を検出する外形認識装置としてもよ
い。
【0054】又、本発明の実施の形態の例において、前
記光学センサ28はX方向に対向して配置される1組の
投光部28aと受光部28bとからなり、電子部品を9
0°回転させることにより電子部品14のX方向、Y方
向の側面位置14b、14cを測定するようにされてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、X方
向、Y方向に対向して配置される2組の投光部と受光部
とからなる光学センサとしてもよい。このようにするこ
とで、電子部品14のX方向、Y方向の側面位置14
b、14cを同時に検出することが可能となり、作業効
率が向上する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フラックス塗布時における電子部品と電子部品吸着ノズ
ルとの位置ずれを補正して高精度な電子部品の搭載を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭載装
置の要部を示す斜視図
【図2】同電子部品搭載装置により搭載される電子部品
のバンプを拡大して示す底面図
【図3】同電子部品搭載装置における光学センサを拡大
して示す底面図
【図4】同電子部品搭載装置における光学センサを拡大
して示す底面図
【図5】同電子部品搭載装置における光学センサを拡大
して示す底面図
【符号の説明】
10…電子部品搭載装置 14…電子部品 14a…バンプ(端子部) 14b…X方向の側面 14c…Y方向の側面 18…電子部品吸着ノズル 20…ヘッド部 22…X−Y駆動部 24…フラックス塗布器 26…画像認識装置 28…光学センサ(外形認識装置) 28a…投光部 28b…受光部 30…制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端において電子部品を真空吸着、解放可
    能である電子部品吸着ノズルと、この電子部品吸着ノズ
    ルをZ方向移動自在、且つ、θ軸廻りに回転自在に支持
    するヘッド部と、このヘッド部をX−Y方向移動自在に
    支持するX−Y駆動部と、電子部品の端子部にフラック
    スを塗布可能であるフラックス塗布器と、前記電子部品
    吸着ノズルに真空吸着された電子部品の端子部の位置を
    検出可能である画像認識装置と、この画像認識装置によ
    り検出される電子部品の端子部の位置から電子部品の吸
    着誤差を算出すると共に、この吸着誤差を補正して電子
    部品を基板上に搭載可能である制御部と、を備えた電子
    部品搭載装置において、 前記ヘッド部に支持されて該ヘッド部と共にX−Y方向
    移動自在とされ、前記電子部品吸着ノズルに真空吸着さ
    れた電子部品の側面位置を、フラックス塗布前後におい
    て検出可能である外形認識装置が設けられると共に、こ
    の外形認識装置により検出されるフラックス塗布前後の
    電子部品の側面位置から前記制御部はフラックス塗布時
    における電子部品の位置ずれを算出すると共に、この位
    置ずれを補正可能とされたことを特徴とする電子部品搭
    載装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記外形認識装置は、
    前記電子部品吸着ノズルに真空吸着される電子部品のZ
    方向投射範囲からX−Y方向に離間して配置されたこと
    を特徴とする電子部品搭載装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記外形認識
    装置は、前記電子部品吸着ノズルに真空吸着される電子
    部品に投光可能である投光部と、この投光部からの投光
    を受光して、該電子部品の影を認知可能である受光部
    と、を含んでなる光学センサであることを特徴とする電
    子部品搭載装置。
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Cited By (3)

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