JP2002163025A - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

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JP2002163025A
JP2002163025A JP2000359165A JP2000359165A JP2002163025A JP 2002163025 A JP2002163025 A JP 2002163025A JP 2000359165 A JP2000359165 A JP 2000359165A JP 2000359165 A JP2000359165 A JP 2000359165A JP 2002163025 A JP2002163025 A JP 2002163025A
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Kimiyoshi Mizoe
公義 三添
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電圧電源での動作と、外部入力電圧による
出力電流の調整・制御と、ソース、シンク両方向の出力
電流の確保と、出力電流の温度変化の抑止。 【解決手段】 差動増幅器1の+側入力端子には制御用
の電圧Viを、−側入力端子には電流−電圧変換回路1
の出力電圧を、それぞれ印加する。差動増幅器1の出力
電圧は極性タイプが同じMOSトランジスタ4、5のゲ
ートに入力する。MOSトランジスタ4のドレイン出力
は、該MOSトランジスタと極性タイプが逆の複数のM
OSトランジスタを含む1入力−多出力のカレントミラ
ー回路6に入力する。カレントミラー回路6の第1出力
端子8を差動増幅器1のバイアスに、第2出力端子9を
電流−電圧変換回路3に、それぞれ入力する。カレント
ミラー回路6の第1、第2以外の出力10及び前記複数
のMOSトランジスタの他のドレイン出力を出力電流と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定電流回路に関
し、特に、半導体集積回路内で使用する定電流回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路を構成する個々の
回路では、定電流回路(定電流源)から供給される定電
流を使用している。このような定電流源は、外部回路か
ら供給される場合も有るが、定電流の供給を受ける個々
の回路と共に同一の半導体集積回路内に設置されること
も多い。
【0003】図9は、従来の定電流回路の回路構成の1
例を示す回路図である。図9に示す定電流回路では、演
算増幅器を含む差動増幅器81と、NMOSトランジス
タMn81と、抵抗器R81(抵抗値もR81とする)
とで構成している部分で、定電流を発生させ、PMOS
トランジスタMp81,Mp82で構成している部分
(カレントミラー回路)を用いて、この発生させた定電
流を出力端子84から出力している。
【0004】差動増幅器81の部分で発生する電流、即
ち、NMOSトランジスタMn81のドレインに流れる
電流の値は、NMOSトランジスタMn81のソース電
圧が入力端子82に印加される入力電圧Viと等しくな
るように動作するので、入力電圧Viと抵抗器R81の
抵抗値(=R81)とで決められる。ここで、NMOS
トランジスタMn81のドレインに流れる電流値をId
81とすると、下記の(1)式が成立する。
【0005】
【数1】 Id81=Vi/R81 …………………………………………………(1) ここで、PMOSトランジスタMp81とPMOSトラ
ンジスタMp82のトランジスタサイズが同一であると
すると、図9に示す定電流回路の出力端子84から出力
される出力電流の電流値(I08とする)は、下記の
(2)式で与えられる。
【0006】
【数2】 IO8=Vi/R81 ……………………………………………………(2) 図10は、従来の定電流回路の回路構成の他の1例を示
す回路図である。
【0007】図10に示す定電流回路では、NPNトラ
ンジスタQ91と、NPNトランジスタ群Q92と、抵
抗器R91(抵抗値もR91とする)とで構成している
部分で、起動器92の起動により、定電流を発生させ、
NPNトランジスタ群Q92のコレクタ電流を、PMO
SトランジスタMp91,Mp92で構成しているカレ
ントミラー回路で折り返し、NPNトランジスタQ91
のコレクタ電流として戻す自己バイアス方式の構成とな
っている。
【0008】PMOSトランジスタMp91とPMOS
トランジスタMp92とが同一トランジスタサイズであ
り、NPNトランジスタ群Q92に含まれるトランジス
タの個数がNPNトランジスタQ91の個数のn倍であ
るとすると、NPNトランジスタ群Q92のコレクタ電
流の電流値(Ic92とする)は、下記の(3)式で与
えられる。
【0009】
【数3】 Ic92=VT×ln(n)/R91,VT=kT/q ……………(3) 但し、(3)式では、Tを絶対温度、kをボルツマン係
数、qを電子の電荷量とする。また、(3)式に含まれ
るVTは熱電圧を意味する。
【0010】ここで、カレントミラー回路を構成してい
るPMOSトランジスタMp92とPMOSトランジス
タMp93のトランジスタサイズが同一であるとする
と、図10に示す定電流回路の出力端子94から出力さ
れる出力電流の電流値(I94とする)は、下記の
(4)式で与えられる。
【0011】
【数4】 I94=VT/R91 ……………………………………………………(4)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9に示す
従来の定電流回路では、入力電圧Viとして、電圧値が
安定しているバンドギャップ基準電圧レベルの電圧、即
ち、1(V)程度の電圧を用いようとすると、NMOS
トランジスタMn81のソース電位が、この入力電圧V
iと同じレベルの電位、即ち、1(V)程度の電位とな
り、また、PMOSトランジスタMp81のゲート−ド
レインの接続線の電位(NMOSトランジスタMn81
のドレイン電位)も、同様に1(V)程度となってしま
うので、電源電圧を2V程度の低電圧にすると、その結
果、NMOSトランジスタMn81のソース−ドレイン
間の電圧は0となってしまうといった問題点が有った。
【0013】また、この場合、NMOSトランジスタM
n81のソース−ドレイン間の電圧は、最低限でも0.
28(V)程度は必要であり、動作の余裕度を考慮する
と、電源電圧を2.5(V)以上に設定しなければ上記
の問題点が解消しないといった問題点が有った。
【0014】さらに、この場合、差動増幅器81の面か
ら検討しても、NMOSトランジスタMn81のソース
電位が1(V)程度であるとすると、NMOSトランジ
スタMn81のソース−ドレイン間の電圧は1(V)程
度は必要になり、差動増幅器81の出力電圧の最大値は
2(V)程度に設定する必要が有り、回路を安定に動作
させるためには電源電圧を2.5(V)以上に設定しな
ければならないといった問題点が有った。
【0015】即ち、入力電圧Viとして、電圧値が安定
しているバンドギャップ基準電圧レベルの電圧を用いよ
うとすると、電源電圧を2.5(V)以下に低電圧化す
ることができないといった問題点を有していた。
【0016】また、差動増幅器81を実際に動作させる
ためには、他回路からバイアス電流を供給する必要が有
り、従って、他にバイアス回路を設置する必要が有っ
た。図10に示す従来の定電流回路では、出力端子94
から出力される出力電流の電流値I94が、(4)式に
示すように、熱電圧VTと、抵抗値R91により決めら
れ、自己バイアス動作をするので、図9に示す定電流回
路が必要とした他回路からのバイアス電流の供給を受け
る必要は無いが、熱電圧VTなる固定された電圧で出力
電流が決まってしまうため、外部から、この出力電流を
調整したり、制御したりすることができないといった問
題点が有った。
【0017】また、熱電圧VT及び抵抗値R91は温度
依存性を有しており、そのために出力電流が温度によっ
て変化するといった問題点が有った。さらに、この場
合、熱電圧VTの温度依存性と抵抗値R91の温度依存
性とが打ち消しあうような整合回路を設けたり、これら
の温度依存性を補償するような回路を設けると、回路が
複雑化して、コストアップとなってしまう問題点が有っ
た。
【0018】なお、図9と図10に示す従来の定電流回
路に共通する問題点として、出力電流としてソース(吐
き出し)電流しか得られないといった問題点が有り、こ
の点を改善して、出力電流としてシンク(吸い込み)が
得られるようにするためには、出力段にNMOSトラン
ジスタ等で構成したカレントミラー回路を追加接続する
必要が生じ、今度は、このカレントミラー回路が余計な
経路となって消費電流を増やす結果となる。
【0019】本発明は、以上のような従来の定電流回路
における問題点に鑑みてなされたものであり、低電圧電
源で動作し、かつ外部からの入力電圧により出力電流の
調整・制御が可能で、かつソース、シンクのいずれの方
向の出力電流も得ることができ、かつ出力電流が温度変
化の影響を受けることを抑止することができる定電流回
路を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明では上記の課題を
解決するために、演算増幅器を含む差動増幅器を備えた
定電流回路において、前記差動増幅器の一方の入力端子
には制御用の任意の電圧を、他方の入力端子には電流−
電圧変換回路の出力電圧をそれぞれ印加し、かつ前記差
動増幅器の出力電圧を、極性タイプが同じ複数のMOS
トランジスタのゲートの各々に入力し、前記複数のMO
Sトランジスタの1つのドレイン出力を、該複数のMO
Sトランジスタと極性タイプが逆の複数のMOSトラン
ジスタを含む1入力−多出力のカレントミラー回路に入
力し、前記カレントミラー回路の第1の出力を前記差動
増幅器のバイアスに、第2の出力を前記電流−電圧変換
回路に、それぞれ入力し、前記カレントミラー回路の前
記第1、第2以外の出力及び前記複数のMOSトランジ
スタの他のドレイン出力を出力電流とすることを特徴と
する定電流回路が提供される。
【0021】即ち、本発明では、演算増幅器を含む差動
増幅器の非反転入力(+側の入力)を、所定の電圧(即
ち、制御用の入力電圧等)とし、かつ反転入力(−側の
入力)を、後述の電流−電圧変換回路の出力とし、ま
た、上記差動増幅器の出力を第1のMOSトランジスタ
のゲート入力とし、かつ第1のMOSトランジスタのド
レイン出力は第1のMOSトランジスタとは極性タイプ
(即ち、P型とN型)が逆のMOSトランジスタで構成
されたカレントミラー回路の入力とし、さらに、このカ
レントミラー回路の第1の出力を上記差動増幅器のバイ
アス入力とし、第2の出力を前述の電流−電圧変換回路
の入力とする回路構成を備え、これにより、上記の差動
増幅器、第1のMOSトランジスタ、カレントミラー回
路、電流−電圧変換回路、再び上記の差動増幅器と連な
る閉ループを構成し、上記差動増幅器の非反転入力とさ
れた入力電圧に対応した安定した定電流を出力してい
る。
【0022】なお、この定電流出力として、上記差動増
幅器の出力をゲート入力とする第2のMOSトランジス
タのドレイン出力(即ち、シンク電流出力)と、上記カ
レントミラー回路の第1、第2以外の出力(即ち、ソー
ス電流出力)との2通りの出力を供給している。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る定電流回路の回路構成を示す回路図である。
【0024】本実施の形態に係る定電流回路は、入力端
子2からの所定の入力電圧Viを、非反転入力とし、か
つ後述の電流−電圧変換回路3の出力を反転入力とする
差動増幅器1(演算増幅器を含む)と、差動増幅器1の
出力をゲート入力とし、かつドレイン出力を後述のカレ
ントミラー回路6の入力とするMOSトランジスタ4
と、差動増幅器1の出力をゲート入力とし、かつドレイ
ン出力端子をシンク電流出力端子11に接続するMOS
トランジスタ5と、MOSトランジスタ4のドレイン出
力端子を入力端子7に接続し、かつ第1出力端子8を差
動増幅器1のバイアス入力端子と接続し、かつ第2出力
端子9を後述の電流−電圧変換回路3の入力端子に接続
し、かつ図示しない第3出力端子をソース電流ソース電
流出力端子10に接続するカレントミラー回路6と、入
力をカレントミラー回路6の第2出力端子9から取り、
出力を差動増幅器1の反転入力とする電流−電圧変換回
路3を備える。
【0025】なお、差動増幅器1は演算増幅器を含むも
のとする。また、MOSトランジスタ5と、シンク電流
出力端子11及びソース電流出力端子10は、後述する
ように、任意個数の増設が可能とする。
【0026】以下、図1を参照して、本実施の形態に係
る定電流回路の動作を説明する。図1に示す差動増幅器
1の非反転入力に入力電圧Viを印加した時、この入力
電圧Viが、反転入力の電圧(即ち、電流−電圧変換回
路3の出力電圧)と差を有している場合、差動増幅器1
は、この差電圧に応じた出力電圧を出力し、この出力電
圧は、MOSトランジスタ4のゲートに印加されて、ド
レイン−ソース間に電流が流れる。ここで、Vampを
差動増幅器1の出力電圧とすると、そのドレイン電流
(電流値はId1とする)は、下記の(5)式で与えら
れる。
【0027】
【数5】 Id1≒K(Vamp−Vth) ………………………………………(5) 但し、(5)式において、Kは、トランジスタのサイズ
とプロセスで決まる定数、Vthは、トランジスタの閾
値電圧とする。
【0028】この電流値Id1のドレイン電流が、カレ
ントミラー回路6の入力端子7からカレントミラー回路
6に入力された後、カレントミラー回路6で折り返さ
れ、カレントミラー回路6の出力端子8,9及びソース
電流出力端子10から、電流値Id1にカレントミラー
回路6内のトランジスタサイズ比を乗じた電流値となっ
て出力される。より具体的には、カレントミラー回路6
内の入力部分のトランジスタと、例えばカレントミラー
回路の第2出力端子9に対応する出力段のトランジスタ
のサイズ比をmとする時のカレントミラー回路の第2出
力端子9から出力される電流(電流値をI2とする)
は、下記の(6)式で与えられる。
【0029】
【数6】 I2=m×Id1 …………………………………………………………(6) この電流値I2の電流は、電流−電圧変換回路3に入力
されて電圧に変換される。この時、電流−電圧変換回路
3の出力電圧として印加される差動増幅器1の反転入力
電圧V2は、下記の(7)式により与えられる。
【0030】
【数7】 V2=f(I2)=f(m×Id1) …………………………………(7) この反転入力電圧V2と、差動増幅器の非反転入力端子
に印加される入力電圧Viとが等しくなるように回路が
動作し、入力電圧Viと反転入力電圧V2とが等しくな
った時の電流値Id1が出力される定電流I0となる。
よって、この時、下記の(8)式が成立する。
【0031】
【数8】 V2=Vi=f(m×IO) ……………………………………………(8) なお、MOSトランジスタ4とMOSトランジスタ5の
サイズが等しいものすると、MOSトランジスタ5のド
レインから、シンク電流としての定電流I0を出力する
ことができる。
【0032】ここで、MOSトランジスタ5の個数を増
やし、その出力をシンク電流とすることにより、シンク
電流出力端子11を複数個形成することも可能である。
また、カレントミラー回路6内の入力部分のトランジス
タと、ソース電流出力端子10に対応する出力段のトラ
ンジスタのサイズが等しいものすると、ソース電流出力
端子10から、ソース電流としての定電流I0を出力す
ることができる。
【0033】さらに、カレントミラー回路内のMOSト
ランジスタの個数を増やし、その出力をソース電流とす
ることにより、ソース電流出力端子10を複数個形成で
きる。
【0034】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係る定電流回路の回路構成を示す回路
図である。
【0035】本実施の形態に係る定電流回路は、図1に
示す本発明の第1の実施の形態に係る定電流回路のカレ
ントミラー回路6の構成をより具体化し、かつMOSト
ランジスタ4とMOSトランジスタ5の極性タイプをよ
り具体化したものである。
【0036】即ち、図1の回路に示すMOSトランジス
タ4,5が、図2に示す回路では、NMOSトランジス
タMn1,Mn2となり、これらのソースは接地され
る。図2に示すカレントミラー回路61は、図1に示す
カレントミラー回路6に相当し、PMOSトランジスタ
Mp1〜Mp4で構成される。
【0037】PMOSトランジスタMp1のドレイン
は、このカレントミラー回路61の入力であり、ドレイ
ン−ゲート間が接続されると共に、NMOSトランジス
タMn1のドレインが接続される。
【0038】また、PMOSトランジスタMp1〜Mp
4のゲートは互いに接続される。さらに、PMOSトラ
ンジスタMp2のドレインは、このカレントミラー回路
61の第1出力端子8に、PMOSトランジスタMp3
のドレインは、第2出力端子9に、PMOSトランジス
タMp4のドレインは、ソース電流ソース電流出力端子
10に、それぞれ接続し、カレントミラー回路の第1出
力端子8は、差動増幅器1のバイアス入力端子に接続し
ている。
【0039】ここで、NMOSトランジスタMn2のド
レイン電流は、NMOSトランジスタMn1とNMOS
トランジスタMn2のトランジスタサイズ比で決められ
る。また、PMOSトランジスタMp2〜Mp4のドレ
イン電流値は、PMOSトランジスタMp1のドレイン
電流値に比例する。即ち、各電流値は、PMOSトラン
ジスタMp1のトランジスタサイズとPMOSトランジ
スタMp2〜Mp4の各々のトランジスタサイズとの比
で決定する。
【0040】なお、PMOSトランジスタMp1〜Mp
4のソースは、正電圧の電源に接続する。本実施の形態
に係る定電圧回路の出力端子は、NMOSトランジスタ
Mn2のドレインに接続されたシンク電流出力端子11
(シンク電流出力)と、PMOSトランジスタMp4の
ドレインに接続されたソース電流出力端子10(ソース
電流出力)との2系統である。
【0041】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施の形態に係る定電流回路の回路構成を示す回路
図である。
【0042】本実施の形態に係る定電流回路は、図2に
示す本発明の第2の実施の形態に係る定電流回路のカレ
ントミラー回路61の構成において、PMOSトランジ
スタをカスコード接続したものである。
【0043】図3に示す回路において、NMOSトラン
ジスタMn1,Mn2の動作は、図に示すものと同じで
ある。図3に示すカレントミラー回路62は、図1に示
すカレントミラー回路6に相当し、PMOSトランジス
タMp1〜Mp4の列とPMOSトランジスタMp10
〜Mp14の列で構成される。
【0044】PMOSトランジスタMp1〜Mp4の動
作は、図に示すものと同じであるが、PMOSトランジ
スタMp1〜Mp4のドレインは、対応するPMOSト
ランジスタMp11〜Mp14のソースにそれぞれ接続
したカスコード回路となっている。
【0045】また、カレントミラー回路62の入力段と
なるPMOSトランジスタMp1のゲートは、PMOS
トランジスタMp11のドレインと接続して、低電圧向
きのカスコードカレントミラー回路を実現している。
【0046】さらに、PMOSトランジスタMp10の
ゲート−ドレイン間を接続し、PMOSトランジスタM
p10〜Mp14のゲート各々を接続しているので、P
MOSトランジスタMp10〜Mp14のゲートに印加
されるバイアス電圧は、PMOSトランジスタMp10
のゲート−ドレイン間を接続する接続点の電位となる。
【0047】また、PMOSトランジスタMp12のド
レインは、このカレントミラー回路62の第1出力端子
8に、PMOSトランジスタMp13のドレインは、第
2出力端子9に、PMOSトランジスタMp14のドレ
インは、ソース電流ソース電流出力端子10に、それぞ
れ接続し、カレントミラー回路62の第1出力端子8
は、差動増幅器1のバイアス入力端子に接続している。
【0048】なお、PMOSトランジスタMp10のバ
イアス電流は、NMOSトランジスタMn3のドレイン
から供給される。ここで、NMOSトランジスタMn2
のドレイン電流は、NMOSトランジスタMn1とNM
OSトランジスタMn2のトランジスタサイズ比で決め
られる。
【0049】また、PMOSトランジスタMp2〜Mp
4のドレイン電流値は、PMOSトランジスタMp1の
ドレイン電流値に比例する。即ち、各電流値は、PMO
SトランジスタMp1のトランジスタサイズとPMOS
トランジスタMp2〜Mp4の各々のトランジスタサイ
ズとの比で決定する。
【0050】なお、PMOSトランジスタMp1〜Mp
4のソースは、正電圧の電源に接続する。本実施の形態
に係る定電圧回路の出力端子は、MMOSトランジスタ
Mn2のドレインに接続されたシンク電流出力端子11
(シンク電流出力)と、PMOSトランジスタMp14
のドレインに接続されたソース電流出力端子10(ソー
ス電流出力)との2系統である。
【0051】ちなみに、カスコードカレントミラー回路
を用いる利点は、各出力の定電流特性が良くなることで
ある。即ち、出力定電流が電源の変動等を受け難くな
り、安定した電流値を示すことである。
【0052】(第4の実施の形態)図4は、本発明の第
4の実施の形態に係る定電流回路の回路構成を示す回路
図である。
【0053】本実施の形態に係る定電流回路は、図2に
示す本発明の第2の実施の形態に係る定電流回路の差動
増幅器1の構成をより具体化したものである。図4に示
すカレントミラー回路61の構成、機能、動作は、図2
に示すカレントミラー回路61の構成、機能、動作と同
じである。
【0054】また、NMOSトランジスタMn1,Mn
2の部分の回路構成、機能、動作については、図2に示
すNMOSトランジスタMn1,Mn2の部分の回路構
成、機能、動作回路と同じである。
【0055】図1に示す差動増幅器1に相当する差動増
幅器1AのPMOSトランジスタMp5のゲートは、入
力電圧Viを受け、PMOSトランジスタMp6のゲー
トは、電流−電圧変換回路3の出力電圧を受ける。
【0056】PMOSトランジスタMp6のドレインに
は、ゲートとドレインを接続したNMOSトランジスタ
Mn4のドレインを接続する。差動増幅器1Aの出力
は、NMOSトランジスタMn4のゲートからである
が、NMOSトランジスタMn4は、次段のNMOSト
ランジスタMn1とカレントミラー回路を構成してい
る。
【0057】NMOSトランジスタMn1のドレイン電
流が一定の電流(電流値をIOとする)に落ち着いた定
常状態においては、入力電圧Viと電流−電圧変換回路
3の出力電圧とは等しくなる。
【0058】なお、PMOSトランジスタMp1とPM
OSトランジスタMp2とのトランジスタサイズの比を
m2とすると、m2は、下記の(9)式で与えられる。
【0059】
【数9】 m2=(W/L)p2/(W/L)p1 …………………………………(9) 但し、(9)式で、(W/L)p2は、PMOSトランジ
スタMp2のチャネル幅とチャネル長の比とし、(W/
L)p1は、PMOSトランジスタMp1のチャネル幅と
チャネル長の比とする。
【0060】この時、差動増幅器1Aに流れるバイアス
電流I1は、下記の(10)式で与えられる。
【0061】
【数10】 I1=m2×IO ………………………………………………………(10) また、PMOSトランジスタMp5とPMOSトランジ
スタMp6のゲート電圧は等しいので、各々のドレイン
電流も等しくなり、PMOSトランジスタMp6のドレ
イン電流の電流値(Id6とする)は、下記の(11)
式で与えられる。
【0062】
【数11】 Id6=I1/2=m2×IO/2……………………………………(11) この電流値Id6は、下段のNMOSトランジスタMn
4に流れ込み、カレントミラー回路61を構成する相手
側のNMOSトランジスタMn1に折り返される。
【0063】ここで、NMOSトランジスタMn1に電
流値IOの電流が流れるためには、NMOSトランジス
タMn4とNMOSトランジスタMn1とのトランジス
タサイズ比を下記の(12)式で示すように設定しなけ
ればならない。
【0064】
【数12】 (W/L)n4/(W/L)n1=Id6/IO=m2/2……………(12) 但し、(12)式で、(W/L)n4は、NMOSトラン
ジスタMn4のチャネル幅とチャネル長の比とし、(W
/L)n1は、NMOSトランジスタMn1のチャネル幅
とチャネル長の比とする。
【0065】(12)式を成立させるように設定するこ
とで、本実施の形態に係る定電流回路は、安定した動作
となる。なお、PMOSトランジスタMp5,Mp6の
サイズ設定は、入力電圧Viの上限値で決定される。
【0066】また、本実施の形態に係る定電流回路は、
自己バイアスとなっているため、図4に示すように起動
回路12を接続し、かつ、発振防止のため、コンデンサ
Ccを接続する。
【0067】(第5の実施の形態)図5は、本発明の第
5の実施の形態に係る定電流回路の回路構成を示す回路
図である。
【0068】本実施の形態に係る定電流回路は、図3に
示す本発明の第3の実施の形態に係る定電流回路の差動
増幅器1の構成をより具体化したものである。より具体
的には、本実施の形態に係る定電流回路は、図3に示す
第3の実施の形態に係る定電流回路と、図4に示す第4
の実施の形態に係る定電流回路とを併合した回路構成と
なっている。
【0069】従って、カレントミラー回路62の構成、
機能、動作については、図3に示すカレントミラー回路
62の構成、機能、動作と、差動増幅器1Aの構成、機
能、動作については、図4に示す差動増幅器1Aの構
成、機能、動作と、NMOSトランジスタMn1〜Mn
3で構成される部分回路の構成、機能、動作について
は、図3に示すNMOSトランジスタMn1〜Mn3で
構成される部分回路の構成、機能、動作に、それぞれ同
じである。
【0070】また、コンデンサCcと起動回路12の接
続方法、機能、動作については、図4に示すコンデンサ
Ccと起動回路12の接続方法、機能、動作と同じであ
る。 (第6の実施の形態)図6は、本発明の第6の実施の形
態に係る定電流回路の回路構成を示す回路図である。
【0071】本実施の形態に係る定電流回路は、図4に
示す本発明の第4の実施の形態に係る定電流回路の差動
増幅器1Aの構成にNMOSトランジスタMn5を追加
したものである。
【0072】本実施の形態に係る定電流回路の差動増幅
器1Bは、図4に示す差動増幅器1AにNMOSトラン
ジスタMn5を追加接続したものであり、NMOSトラ
ンジスタMn5は、図6に示すように、ゲートとドレイ
ンを接続し、さらに、その接続点にPMOSトランジス
タMp5のドレインを接続した構成となっている。
【0073】一般に、図4に示す差動増幅器1AのPM
OSトランジスタMp5のドレイン電流と、PMOSト
ランジスタMp6のドレイン電流とは、チャネル長変調
効果により、完全には等しくならず、僅かの差を生じ
る。NMOSトランジスタMn5の役割は、この差を補
償することであり、このNMOSトランジスタMn5の
存在により、PMOSトランジスタMp5のドレイン電
流とPMOSトランジスタMp6とのドレイン−ソース
間の電圧が等しくなり、両者のドレイン電流の差を最小
限にすることができる。
【0074】PMOSトランジスタMp5のドレイン電
流とPMOSトランジスタMp6とのドレイン電流との
差を最小限にすることにより、前述の動作原理により、
より安定した定電流出力を得ることができる。
【0075】(第7の実施の形態)図7は、本発明の第
7の実施の形態に係る定電流回路の回路構成を示す回路
図である。
【0076】本実施の形態に係る定電流回路は、図5に
示す本発明の第5の実施の形態に係る定電流回路の差動
増幅器1Aの構成にNMOSトランジスタMn5を追加
したものである。
【0077】従って、カレントミラー回路62の構成、
機能、動作については、図3に示すカレントミラー回路
62の構成、機能、動作と、差動増幅器1Bの構成、機
能、動作については、図6に示す差動増幅器1Bの構
成、機能、動作と、NMOSトランジスタMn1〜Mn
3で構成される部分回路の構成、機能、動作について
は、図3に示すNMOSトランジスタMn1〜Mn3で
構成される部分回路の構成、機能、動作に、それぞれ同
じである。
【0078】また、コンデンサCcと起動回路12の接
続方法、機能、動作については、図4に示すコンデンサ
Ccと起動回路12の接続方法、機能、動作と同じであ
る。 (第8の実施の形態)図8は、本発明の第8の実施の形
態に係る定電流回路の回路構成を示す回路図である。
【0079】本実施の形態に係る定電流回路は、図1に
示す本発明の第1の実施の形態に係る定電流回路の電流
−電圧変換回路3の構成をより具体化し、かつ入力電圧
としてバンドギャップ基準電圧回路13の出力電圧を印
加するものである。
【0080】図8に示す電流−電圧変換回路31は、抵
抗器(抵抗値をRとする)のみで構成されている。差動
増幅器1の反転入力電圧V2は、MOSトランジスタ4
に流れる電流の電流値をIOとし、かつ、カレントミラ
ー回路6の入力段のトランジスタ(図示は省略)と、カ
レントミラー回路6の第2出力端子9の出力を構成する
出力段のトランジスタ(図示は省略)とのトランジスタ
サイズ比をmとすると、下記の(13)式が成立する。
【0081】
【数13】 V2=m×IO×R ……………………………………………………(13) 従って、入力電圧Viと、反転入力電圧V2とが等しく
なる条件下では、入力電圧Viに対応する電流値IO
は、下記の(14)式で与えられる。
【0082】
【数14】 IO=Vi/m×R ……………………………………………………(14) ここで、(14)式から温度依存性に関する関係式を求
めると、下記の(15)式が得られる。
【0083】
【数15】 (∂IO/∂T)×m=(∂Vi/∂T)−(∂R/∂T) ……(15) (15)式からは、右辺が、ほぼ0となる場合、即ち、
入力電圧Viの温度依存性と、電流−電圧変換回路31
に含まれる抵抗の温度依存性とが、ほぼ等しくなる条件
下で、電流値IOの温度依存性が最も小さくなることが
分かる。
【0084】なお、入力電圧Viとして温度依存性が小
さい電圧(例えば、バンドギャップ基準電圧回路若しく
はデプレッションMOSを用いたバンドギャップ基準電
圧回路13から供給される電圧Vref)を用い、電流
−電圧変換回路31を構成する抵抗素子も温度依存性が
少ないものを用いることにより、電流値IOの温度依存
性も小さくなり、安定した定電流回路を実現することが
できる。
【0085】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明では、第
1のMOSトランジスタ、第1のMOSトランジスタと
極性タイプの異なるMOSトランジスタで構成されたカ
レントミラー回路、電流−電圧変換回路、再び上記の差
動増幅器と連なる閉ループを構成することで、上記差動
増幅器の非反転入力とされた入力電圧に対応した安定し
た定電流を出力することができる。
【0086】また、この定電流出力として、上記差動増
幅器の出力をゲート入力とする第2のMOSトランジス
タのドレイン出力(即ち、シンク電流出力)と、上記カ
レントミラー回路の第1,第2以外の出力(即ち、ソー
ス電流出力)との2通りの出力を供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る定電流回路の
回路構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る定電流回路の
回路構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る定電流回路の
回路構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る定電流回路の
回路構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る定電流回路の
回路構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る定電流回路の
回路構成を示す回路図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る定電流回路の
回路構成を示す回路図である。
【図8】本発明の第8の実施の形態に係る定電流回路の
回路構成を示す回路図である。
【図9】従来の定電流回路の回路構成の1例を示す回路
図である。
【図10】従来の定電流回路の回路構成の他の1例を示
す回路図である。
【符号の説明】
1,1A.1B……差動増幅器、2……入力端子、3,
31……電流−電圧変換回路、4,5……MOSトラン
ジスタ、6,61,62……カレントミラー回路、7…
…カレントミラー回路の入力端子、8……カレントミラ
ー回路の第1出力端子、9……カレントミラー回路の第
2ソース電流出力端子10……ソース電流出力端子、1
1……シンク電流出力端子、Mn1〜Mn5……NMO
Sトランジスタ、Mp1〜Mp6,Mp10〜Mp14
……PMOSトランジスタ、Vi……入力電圧、V2…
…反転入力電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H420 BB13 CC02 DD02 EA14 EA18 EA23 EA39 EB15 EB23 EB37 LL07 NA17 NA28 NB03 NB12 NB19 NB25 NC02 NC03 NC22 NC23 NE23 NE26 NE28 5J066 AA01 AA59 CA02 CA37 CA98 FA20 HA02 HA10 HA17 HA18 HA25 HA29 KA01 KA02 KA09 KA11 KA27 MA21 ND01 ND12 ND22 ND23 PD01 5J091 AA01 AA59 CA02 CA37 CA98 FA20 HA02 HA10 HA17 HA18 HA25 HA29 KA01 KA02 KA09 KA11 KA27 MA21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算増幅器を含む差動増幅器を備えた定
    電流回路において、 前記差動増幅器の一方の入力端子には制御用の任意の電
    圧を、他方の入力端子には電流−電圧変換回路の出力電
    圧をそれぞれ印加し、かつ前記差動増幅器の出力電圧
    を、極性タイプが同じ複数のMOSトランジスタのゲー
    トの各々に入力し、 前記複数のMOSトランジスタの1つのドレイン出力
    を、該複数のMOSトランジスタと極性タイプが逆の複
    数のMOSトランジスタを含む1入力−多出力のカレン
    トミラー回路に入力し、 前記カレントミラー回路の第1の出力を前記差動増幅器
    のバイアスに、第2の出力を前記電流−電圧変換回路
    に、それぞれ入力し、 前記カレントミラー回路の前記第1、第2以外の出力及
    び前記複数のMOSトランジスタの他のドレイン出力を
    出力電流とすることを特徴とする定電流回路。
  2. 【請求項2】 前記カレントミラー回路の複数のMOS
    トランジスタが、カスコード接続されたことを特徴とす
    る定電流回路。
  3. 【請求項3】 前記差動増幅器は、ソースを共通にして
    前記カレントミラー回路の第1の出力を前記ソースに入
    力する前記複数のMOSトランジスタと極性タイプが逆
    の第1と第2のMOSトランジスタと、ゲートとドレイ
    ンを接続すると共に前記第2のMOSトランジスタのド
    レインにドレインを接続した複数のMOSトランジスタ
    と極性タイプが同じ第3のMOSトランジスタを含み、
    前記第3のMOSトランジスタのゲートと前記複数のM
    OSトランジスタのゲートとを接続することを特徴とす
    る請求項1または請求項2のいずれかに記載の定電流回
    路。
  4. 【請求項4】 前記カレントミラー回路は、電源に接続
    された複数のPMOSトランジスタを含み、かつ前記複
    数のMOSトランジスタを、それぞれ、ソースが接地さ
    れた複数のNMOSトランジスタとすることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の定電流回路。
  5. 【請求項5】 前記電流−電圧変換回路は、抵抗器から
    成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の定電流回路。
  6. 【請求項6】 前記差動増幅器の入力電圧に付随する温
    度特性と、前記電流−電圧変換回路の出力電圧に付随す
    る温度特性とが等しくなるようにすることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の定電流回路。
  7. 【請求項7】 前記差動増幅器の入力電圧をバンドギャ
    ップ基準電圧回路またはデプレッションMOSを用いた
    基準電圧回路から供給し、かつ前記電流−電圧変換回路
    を前記基準電圧回路の温度特性とほぼ等しい抵抗素子で
    構成したことを特徴とする請求項5記載の定電流回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109349A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 定電流回路及びその定電流回路を使用したシステム電源装置
JP2007049233A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Sanyo Electric Co Ltd 定電流回路
JP2008015875A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源回路
WO2016030993A1 (ja) * 2014-08-27 2016-03-03 三菱電機株式会社 バイアス装置及びウェイクアップ回路

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