JP2002162798A - 画像形成装置および本体ケース - Google Patents

画像形成装置および本体ケース

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JP2002162798A
JP2002162798A JP2000361829A JP2000361829A JP2002162798A JP 2002162798 A JP2002162798 A JP 2002162798A JP 2000361829 A JP2000361829 A JP 2000361829A JP 2000361829 A JP2000361829 A JP 2000361829A JP 2002162798 A JP2002162798 A JP 2002162798A
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JP
Japan
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cover
main body
body case
opening
knockout
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JP2000361829A
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English (en)
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Toshio Udagawa
敏夫 宇田川
Naochika Iida
直親 飯田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 本体ケースの再利用が容易な画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置(1)は、オプション機器
用開口(39,48,49)を開けるためのノックアウ
トホール部(36)が本体ケース(2)に設けられてい
る。そして、ノックアウトホール部(36)の周囲の前
記本体ケース(2)の裏面には、ノックアウトホール部
(36)が開けられた際に形成される前記オプション機
器用開口(39,48,49)を塞ぐカバー(43)が
取り付けられる取付部(41)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体ケースにオプ
ション機器用開口および前記オプション機器用開口を形
成するためのノックアウトホール部が形成された本体ケ
ースを有する画像形成装置、並びに前記ノックアウトホ
ール部が開口した本体ケースを再使用した画像形成装置
に関する。また、本発明は前記画像形成装置やその他の
装置に使用可能な本体ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファックス、プリンターやこれ
らの複合機などの画像形成装置は、従来、ユーザーの要
望により、ソーターやフィニッシャーなどのオプション
機器が取り付けられている。このオプション機器を取り
付けるために、画像形成装置の本体ケースには、オプシ
ョン機器用開口が形成される。このオプション機器用開
口は、オプション機器が取り付けられる前は、本体ケー
スに着脱可能なカバーまたは本体ケースに一体成形され
たノックアウトパネル(ノックアウト(押したり叩いた
りすること)により切り取られるカバー)等で塞がれて
いる。これらのカバーはオプション機器取付時に取り外
して、オプション機器用開口を形成するとともに、取り
外したカバーは廃棄している。すると、廃棄物が増大す
るので、特開平10−133443号公報に記載の画像
形成装置では、カバーに、カバー以外の機能を持たせ
て、フックやペントレイなどとして有効利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成装
置を回収して本体ケースを再利用する際には、本体ケー
スにオプション機器用開口が開いているものと、開いて
いないものとがあり、また、オプション機器用開口の形
状や大きさに種々のものがある。また、前述のノックア
ウトパネルは本体ケースから切り取られた場合、再度本
体ケースに取り付ける取付手段を有していない。したが
って、本体ケースを再利用する際には、ノックアウトホ
ール(ノックアウトパネルを切り取ったときに形成され
る開口)を塞ぐために、新規に種々の形状や大きさのカ
バーを製造することが必要となる。そのため、従来は、
オプション機器用開口の開いた本体ケースは、再利用し
ていなかった。そして、材料をリサイクルにすることも
検討されているが、材料リサイクルのシステムを確立す
るには、多大のコストと検討時間が必要である。
【0004】本発明は前記問題点に鑑み、次の記載内容
(1),(2)を課題とする。 (1)本体ケースの再利用を容易に行えるようにするこ
と。 (2)本体ケースの再利用が容易な画像形成装置を提供
すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】(第1発明)前記課題を
解決するために、第1発明の画像形成装置(1)は、次
の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とす
る。 (A01)除去された時にオプション機器用開口(39,
48,49)であるノックアウトホールが形成されるノ
ックアウトパネル(36)と前記ノックアウトパネル
(36)の周囲に形成された複数のスリット(37)と
を有するノックアウトホール部(35)が設けられた本
体ケース(2)、(A02)前記ノックアウトホール部
(35)の周囲の前記本体ケース(2)の裏面に設けら
れるとともに、前記ノックアウトパネル(36)が除去
された際に形成される前記ノックアウトホール(39,
48,49)を塞ぐカバー(43)が取り付けられるカ
バー取付部(41)。
【0006】(第1発明の作用)前記構成を備えた第1
発明の画像形成装置(1)では、本体ケース(2)にノ
ックアウトホール部(35)が設けられており、オプシ
ョン機器を接続する際には、このノックアウトホール部
(35)のノックアウトパネルを除去して、オプション
機器着脱用用開口(39,48,49)であるノックア
ウトホールを形成する。そして、この画像形成装置
(1)が使用済などになって工場に戻って来た際には、
本体ケース(2)の裏面に予め形成されている取付部
(41)を利用してカバー(43)をビスなどで取り付
けて、ノックアウトホール(39,48,49)を塞ぐ
ことにより再利用が可能である。
【0007】(第2発明)第2発明の画像形成装置
(1)は、次の構成要件(B01)〜(B03)を備えたこ
とを特徴とする。 (B01)開口(39,48,49)が形成された本体ケ
ース(2)、(B02)前記開口(39,48,49)周
囲の前記本体ケース(2)の裏面に設けられ、前記開口
(39,48,49)を塞ぐ所定形状のカバー(43)
が取り付けられるカバー取付部(41)、(B03)前記
カバー取付部(41)に着脱可能に取り付けられ且つ前
記開口(39,48,49)を塞ぐカバー(43)。
【0008】(第2発明の作用)第2発明の画像形成装
置(1)は、前記開口(39,48,49)が必要な場
合はカバー(43)を取り外して使用し、前記開口(3
9,48,49)が不必要な場合はカバー(43)を取
り付けて使用することができる。また、カバー取付部
(41)は、本体ケース(2)の裏面に設けられている
ので、外観も良く、邪魔になることがない。さらに、使
用済の場合に、本体ケース(2)に形成された開口(3
9,48,49)を、カバー取付部(41)に着脱可能
に取り付けたカバー(43)で塞ぐことにより、新たな
画像形成装置の本体ケース(2)として再利用すること
ができる。
【0009】(第3発明)第3発明の本体ケースは、次
の構成要件(C01),(C02)を備えたことを特徴とす
る。 (C01)除去された時にノックアウトホール(39,4
8,49)が形成されるノックアウトパネル(36)と
前記ノックアウトパネル(36)の周囲に形成された複
数のスリット(37)とを有するノックアウトホール部
(35)、(C02)前記ノックアウトホール部(35)
の周囲の前記本体ケース(2)の裏面に設けられるとと
もに、前記ノックアウトパネル(36)が除去された際
に形成される前記ノックアウトホール(39,48,4
9)を塞ぐカバー(43)が取り付けられるカバー取付
部(41)。
【0010】(第3発明の作用)前記構成を備えた第3
発明の本体ケース(2)にはノックアウトホール部(3
5)が設けられている。ノックアウトホール(39,4
8,49)が必要な場合には、前記ノックアウトホール
部(35)のノックアウトパネル(36)を除去して、
ノックアウトホール(39,48,49)を形成する。
そして、このケース本体(2)が使用済などになって工
場に戻って来た際には、本体ケース(2)の裏面に予め
形成されている取付部(41)を利用してカバー(4
3)をビスなどで取り付けて、ノックアウトホール(3
9,48,49)を塞ぐことにより再利用が可能であ
る。
【0011】(第4発明)第4発明の本体ケースは、次
の構成要件(D01)〜(D03)を備えたことを特徴とす
る。 (D01)本体ケースに形成された開口、(D02)前記開
口周囲の前記本体ケースの裏面に設けられ、前記開口を
塞ぐ所定形状のカバーが取り付けられるカバー取付部、
(D03)前記カバー取付部に着脱可能に取り付けられ且
つ前記開口を塞ぐカバー。
【0012】(第4発明の作用)前記構成を備えた第3
発明の本体ケース(2)は、前記開口(39,48,4
9)が必要な場合はカバー(43)を取り外して使用
し、前記開口(39,48,49)が不必要な場合はカ
バー(43)を取り付けて使用することができる。ま
た、カバー取付部(41)は、本体ケース(2)の裏面
に設けられているので、外観も良く、邪魔になることが
ない。さらに、使用済の場合に、本体ケース(2)に形
成された開口(39,48,49)を、カバー取付部
(41)に着脱可能に取り付けたカバー(43)で塞ぐ
ことにより、新たな本体ケース(2)として再利用する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1は、前記第2発明または第4発明において、次の
構成要件を備えたことを特徴とする。 (B04)形状の異なる開口(39,48,49)に共通
で使用可能な標準カバーにより形成された前記カバー
(43)。なお、実施の形態1において、標準カバーの
形状としては長方形を採用するのことが可能であり、そ
の場合、長方形の標準カバーを組み合わせることにより
異なる形状の開口を塞ぐことが可能となる。 (実施の形態1の作用)前記構成を備えた本発明の実施
の形態1では、前記カバー(43)は形状の異なるノッ
クアウトホール(39,48,49)に共通で使用可能
な標準カバーにより形成されているので、形成された開
口(39,48,49)を、その大きさや形状に合わせ
て、一枚または複数枚の所定形状の共通の標準カバー
(43)を使用して塞ぐことができる。
【0014】(実施の形態2)本発明の実施の形態1
は、前記実施の形態1において、次の構成要件を備えた
ことを特徴とする。 (B04)1個の前記開口(39,48,49)を塞ぐの
に複数枚使用された前記標準カバー(43)。 (実施の形態2の作用)前記構成を備えた本発明の実施
の形態2では、1個の前記開口(39,48,49)
は、形状の異なる開口(39,48,49)に共通で使
用可能な複数枚の標準カバー(43)により塞がれる。
【0015】(実施例)次に、本発明における画像形成
装置の実施形態の具体例(実施例)を図1ないし図5を
用いて説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施の一形態における画像
形成装置の斜視図である。図2は前面下部パネルの裏面
の斜視図で、図2Aが取付フックを具備する前面下部パ
ネルの図、図2Bが収納ポケットを具備する前面下部パ
ネルの図である。図3はノックアウトホール部を開けた
状態での側面パネル3の斜視図で、図3Aが表面側の
図、図3Bが裏面側の図である。図4はオプション機器
用開口を塞ぐ際の分解斜視図である。図5はオプション
機器用開口の変形例の図で、図5Aが2枚の標準カバー
で塞がれる状態の図、図5Bが1枚の標準カバーで塞が
れる状態の図である。
【0016】デジタル複写機である画像形成装置1は画
像形成装置本体21とソータ22とを備えている。画像
形成装置本体21の本体ケース2は、左右の側面パネル
3、背面パネル、前面上部パネル4および前面下部パネ
ル5を具備している。この前面下部パネル5は着脱可能
となっている。また、右側の側面パネル3には、オプシ
ョン機器用開口(オプション機器の制御ボード挿入口)
6(図3参照)が形成されている。そして、オプション
機器としての制御ボード11が取り付けられていない際
には、カバー12がオプション機器用開口6を塞いでい
る。このカバー12は爪12aおよびスナップフィット
12bを有する樹脂の一体成形部品であり、前記爪12
aおよびスナップフィット12bにより本体ケース2に
着脱可能に取り付けられている。また、前面下部パネル
5の裏面には、カバー保管部としての取付フック16,
16′(図2A参照)、または、収納ポケット17,1
7′(図2B参照)のいずれかが設けられている。な
お、本体ケース2は略直方体をしており、この明細書に
おいては、オプション機器用開口6が形成されている側
を右側としている。
【0017】この画像形成装置本体21に、ファックス
やプリンター機能を追加する際には、オプション機器用
開口6を塞いでいるカバー12を本体ケース2から取り
外し、制御ボード11をオプション機器用開口6から画
像形成装置本体21に取り付ける。この取り付けられた
制御ボード11に、パソコン、電話回線またはネットワ
ーク用のケーブルなどを接続する。また、取り外された
カバー12は、前面下部パネル5の取付フック16(図
2A参照)または、収納ポケット17(図2B参照)等
のカバー保管部に収納される。
【0018】そして、この画像形成装置本体21を回収
して、本体ケース2を再利用する際には、前記オプショ
ン機器用開口6を塞ぐために、取付フック16または収
納ポケット17に保管されているカバー12を使用す
る。したがって、オプション機器用開口6が開いている
画像形成装置本体21でも、別途部品を用意したり、本
体ケース2やカバー12に加工を施すことなく、簡単に
オプション機器用開口6を塞ぐことができる。なお、回
収された本体ケース2やカバー12は、工場で洗浄・塗
装などを行って見栄えを良好とする。
【0019】また、オプション機器としてのソータ22
は、断面長方形のパイプ状をしている脚部26を有して
おり、この脚部26は略上下方向に延びる垂直部26a
と、この垂直部26aの下端から略水平に延びる水平部
26bとを有している。この水平部26bの先端面は開
口し先端開口部26cが形成されている。そして、画像
形成装置本体21には、ソータ22を連結するためのオ
プション機器用開口(ソータ連結用開口)31が前面上
部パネル4に設けられている。このオプション機器用開
口31は、ソータ22が接続されていない際には、カバ
ー32で塞がれている。このカバー32は、前述のカバ
ー12と同様に、爪およびスナップフィットにより画像
形成装置本体21に取り付けられている。また、カバー
33はシート排出口を塞ぐカバーであり、爪33aおよ
びスナップフィット33bにより本体ケース2に着脱可
能に取り付けられている。
【0020】そして、この画像形成装置本体21に、ソ
ータ22を接続する際には、カバー33およびカバー3
2を取り外す。カバー32は、ソータ22の脚部26の
先端開口部26cを塞ぐ状態で先端開口部26cに取り
付け、カバー33は前面下部パネル5内部の取付フック
16′(図2A参照)または収納ポケット17′(図2
B参照)に収納する。この様に、画像形成装置本体21
から取り外したカバー32は、ソータ22の部品として
使用されるので、ソータ22の材料コストを節約するこ
とができるとともに、紛失することを防止することがで
きる。そして、ソータ22が接続されていた画像形成装
置1を回収して、本体ケース2を再利用する際には、ソ
ータ22からカバー32を取り外し、画像形成装置本体
21のオプション機器用開口31に取り付け、オプショ
ン機器用開口31を塞ぐことができる。
【0021】さらに、画像形成装置1の本体ケース2の
取り外し可能な側面パネル3には、L字状のノックアウ
トホール部35が形成されている。このノックアウトホ
ール部35は、ノックアウパネル36と、その周縁部に
形成された複数のスリット(細長い切り込み部)37
と、スリット37間に設けた連結部38とを有してい
る。そして、全ての連結部38を切断すると、ノックア
ウトバネル36が除去され(取り外され)、オプション
機器用開口(すなわち、ノックアウトホール)39が形
成される。また、側面パネル3の裏面におけるノックア
ウトホール部35の周囲には、ネジ止め部としてのボス
部(カバー取付部)41が設けられている。このボス部
41は、中央部にねじ込み穴41aが形成されていると
ともに、側面パネル3と一体に成形されている。そし
て、上述のオプション機器用開口39を塞ぐカバー43
は標準化されている。この標準カバー43は長方形で、
ネジ止め部としてのボス部44が設けられている。この
ボス部44は、前記側面パネル3に設けられているボス
部41と同様に、中央部にねじ込み穴44aが形成され
ているとともに、標準カバー43と一体に成形されてい
る。前記標準カバー43は、ビス挿入穴46を有する突
出部47が一体に設けられている。図3および図4に図
示するL字状のオプション機器用開口39の場合には、
3枚の標準カバー43で塞ぐことができる。
【0022】図4はオプション機器用開口を塞ぐ方法を
示す分解斜視図で、図4Aは標準カバーの取付方法の一
例を示す図で、図4Bは他の例を示す図である。図4A
において、側面パネル3の裏面には、各標準カバー43
毎にボス部41が設けられている。そして、標準カバー
43の突出部47をボス部41に重ね合わせて、ビスb
を標準カバー43のビス挿入穴46に挿入してボス部4
1のねじ込み穴41aにねじ込むことにより、標準カバ
ー43を側面パネル3に取り付けることができる。ま
た、図4Bにおいて、標準カバー43の突出部47を他
の標準カバー43のボス部44に重ね合わせて、ビスb
をその突出部47のビス挿入穴46に挿入し、他の標準
カバー43のボス部44のねじ込み穴44aにねじ込む
ことにより、2枚の標準カバー43を一体に組み立てる
ことができる。この組み立てられた2枚の標準カバー4
3内の1枚を、図4Aの場合と同様にして、側面パネル
3のボス部41に取り付ける。したがって、図4Bに図
示する様に、側面パネル3の裏面には、ボス部41を各
標準カバー43毎に設ける必要はなく、少なくとも1個
のボス部41が設けられていれば良い。
【0023】ところで、ノックアウトパネル36の形状
および大きさには種々の変形例があるが、ノックアウト
パネル36が取り外された際に形成されるオプション機
器用開口(ノックアウトホール)39が1枚または複数
枚の標準カバー43で塞ぐことができる形状および大き
さになっている。したがって、オプション機器用開口の
大きさは、略標準カバー43の大きさの整数倍となって
いる。図5Aには2枚の標準カバー43で塞ぐことがで
きるオプション機器用開口48が図示されている。ま
た、図5Bには1枚の標準カバー43で塞ぐことができ
るオプション機器用開口49が図示されている。図5A
において、標準カバー43の突出部47を他の標準カバ
ー43のボス部44に重ね合わせて、ビスbをその突出
部47のビス挿入穴46に挿入し、他の標準カバー43
のボス部44のねじ込み穴44aにねじ込むことによ
り、2枚の標準カバー43を一体に組み立てることがで
きる。この組み立てられた2枚の標準カバー43内の1
枚を、図4の場合と同様にして、側面パネル3のボス部
41に取り付ける。したがって、図5Aに図示する様
に、側面パネル3の裏面には、ボス部41を各標準カバ
ー43毎に設ける必要はなく、少なくとも1個のボス部
41が設けられていれば良い。
【0024】そして、この画像形成装置本体21を回収
して、本体ケース2を再利用する際には、オプション機
器用開口39,48,49を標準カバー43で塞いでい
る。したがって、オプション機器用開口39,48,4
9の大きさや形状に複数種類が存在しても、大きさは一
種類の標準カバー43でオプション機器用開口39,4
8,49を塞ぐことができる。なお、回収された本体ケ
ース2は、工場で洗浄・塗装などを行って見栄えを良好
とする。
【0025】前述のように、この実施例では、ノックア
ウトパネル36を除去して形成されるオプション機器用
開口(ノックアウトホール)39,48,49が、1枚
または複数枚の標準カバー43で塞ぐことができるの
で、カバーの種類を極力少なくすることができる。そし
て、従来再利用されなかったノックアウトホール部35
が開けられた本体ケース2を再利用することができる。
【0026】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変
更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例
示する。(1)前記実施例において、カバー12,32
はスナップフィット12bで取り付けられているが、着
脱可能な取付手段であれば、適宜選択可能で、たとえ
ば、ネジなどで取り付けることも可能である。ただし、
カバー12に一体成形されたスナップフィット12bを
採用したほうが、部品点数が減少するとともに、取付作
業が容易となる。
【0027】(2)前記実施例において、カバー保管用
取付部としては取付フック16であるが、カバー12を
取り付けることができるならばその構造は適宜変更可能
である。たとえば、カバー12がネジ止めされている場
合には、前面下部パネル5の裏面に、ナットを固定し
て、このナットにカバー12をネジで着脱可能に固定す
ることも可能である。また、カバー収納部は収納ポケッ
ト17であるが、カバー12を収納することができるな
らばその構造は適宜変更可能である。たとえば、収納ポ
ケット17に開閉自在な蓋を設けることも可能である。
さらに、カバー保管用取付部やカバー収納部の配置箇所
は適宜選択可能である。しかしながら、カバー12の保
管作業や取出作業を容易にするためには、本体ケース2
が開閉可能なパネル(前面下部パネル5)を具備してお
り、この開閉可能なパネルの裏面に、カバー保管用取付
部やカバー収納部を設けることが好ましい。 (3)オプション機器用開口の配置は、本体ケース2で
あれば、どの箇所でも可能である。また、オプション機
器用開口の形状や大きさは、請求の範囲に明記されてい
ない限り、適宜選択可能である。さらに、ノックアウト
ホール部35に形成されるオプション機器用開口39,
48,49を塞ぐカバーは、請求の範囲に明記されてい
ない限り、必ずしも標準カバー43である必要はない。
【0028】(4)実施例においては、ボス部44を具
備する標準カバー43は、2枚組み合わせて結合された
例が示されているが、3枚以上組み合わせて結合される
ことも可能である。また、標準カバー43の大きさや形
状は複数種類あることも可能である。ただしその種類
は、できる限り少ないことが好ましい。 (5)実施例において、標準カバー43が取り付けられ
る手段としてボス部41が側面パネル3に設けられてい
るが、標準カバー43を取り付けることができるなら
ば、ボス部41以外の取付部でも可能である。たとえ
ば、フックなどでも可能である。また、取付部としてネ
ジ止め部を採用する場合にも、ネジ止め部の構造は、ボ
ス部以外の構造でも可能である。さらに、ボス部はパネ
ルや標準カバーに一体に成形にされていることが好まし
いが、パネルや標準カバーとは別体に成形した後に、パ
ネルや標準カバーに取り付けることも可能である。 (6)実施例においては、画像形成装置1は画像形成装
置本体21およびソータ22を備えているが、ソータ2
2などのオプション機器は必ずしも備えている必要はな
い。
【0029】
【発明の効果】本発明の画像形成装置では、最初の出荷
時には、ケース本体のオプション機器用開口はノックア
ウトホール部で塞がれており、オプション機器用開口を
塞ぐカバーを別部品にする場合と比して、製造コストを
低減することができる。しかも、ノックアウトホール部
が開けられた本体ケースを再利用する際には、本体ケー
スの製造当初に設けられている取付部を利用して、カバ
ーを取り付けることができるので、再利用の作業が容易
となる。また、種々の大きさや形状のオプション機器用
開口が形成されていても、その大きさに合わせて、標準
カバーを1枚または数枚組み合わせて塞がれるので、少
ない種類のカバーで、種々の大きさや形状のオプション
機器用開口を塞ぐことができる。また、本発明のケース
本体は、容易に再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例における画像形成装置
の斜視図である。
【図2】 図2は前面下部パネルの裏面の斜視図で、図
2Aが取付フックを具備する前面下部パネルの図、図2
Bが収納ポケットを具備する前面下部パネルの図であ
る。
【図3】 図3はノックアウトホール部を開けた状態で
の側面パネル3の斜視図で、図3Aが表面側の図、図3
Bが裏面側の図である。
【図4】 図4はオプション機器用開口を塞ぐ方法を示
す分解斜視図で、図4Aは標準カバーの取付方法の一例
を示す図で、図4Bは他の例を示す図である。
【図5】 図5はオプション機器用開口の変形例の図
で、図5Aが2枚の標準カバーで塞がれる状態の図、図
5Bが1枚の標準カバーで塞がれる状態の図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…本体ケース、36…ノックアウ
トホール部、39,48,49…オプション機器用開
口、41…ボス部(取付部)、43…標準カバー44…
ボス部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 BB37 CD28 2H071 AA26 AA44 4E360 AB08 AB14 AB18 AB20 BA03 BA08 BC03 BC04 BC06 BD03 BD05 EA18 EC04 EC05 EC12 ED02 ED03 ED23 ED27 FA08 GA04 GA06 GA22 GA51 GA60 GB48

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の構成要件(A01),(A02)を備え
    た画像形成装置、(A01)除去された時にオプション機
    器用開口であるノックアウトホールが形成されるノック
    アウトパネルと前記ノックアウトパネルの周囲に形成さ
    れた複数のスリットとを有するノックアウトホール部が
    設けられた本体ケース、(A02)前記ノックアウトホー
    ル部の周囲の前記本体ケースの裏面に設けられるととも
    に、前記ノックアウトパネルが除去された際に形成され
    る前記ノックアウトホールを塞ぐカバーが取り付けられ
    るカバー取付部。
  2. 【請求項2】 次の構成要件(B01)〜(B03)を備え
    た画像形成装置、(B01)開口が形成された本体ケー
    ス、(B02)前記開口周囲の前記本体ケースの裏面に設
    けられ、前記開口を塞ぐ所定形状のカバーが取り付けら
    れるカバー取付部、(B03)前記カバー取付部に着脱可
    能に取り付けられ且つ前記開口を塞ぐカバー。
  3. 【請求項3】 次の構成要件(C01),(C02)を備え
    た本体ケース、(C01)除去された時にノックアウトホ
    ールが形成されるノックアウトパネルと前記ノックアウ
    トパネルの周囲に形成された複数のスリットとを有する
    ノックアウトホール部、(C02)前記ノックアウトホー
    ル部の周囲の前記本体ケースの裏面に設けられるととも
    に、前記ノックアウトパネルが除去された際に形成され
    る前記ノックアウトホールを塞ぐカバーが取り付けられ
    るカバー取付部。
  4. 【請求項4】 次の構成要件(D01)〜(D03)を備え
    た本体ケース、(D01)本体ケースに形成された開口、
    (D02)前記開口周囲の前記本体ケースの裏面に設けら
    れ、前記開口を塞ぐ所定形状のカバーが取り付けられる
    カバー取付部、(D03)前記カバー取付部に着脱可能に
    取り付けられ且つ前記開口を塞ぐカバー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004260148A (ja) * 2003-02-07 2004-09-16 Ricoh Co Ltd 外装カバーの再生方法、保護キャップおよび画像形成装置
JP2010126261A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 後処理装置及びこれを用いた記録材処理装置

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