JP2002162435A - 部品試験装置 - Google Patents

部品試験装置

Info

Publication number
JP2002162435A
JP2002162435A JP2000360117A JP2000360117A JP2002162435A JP 2002162435 A JP2002162435 A JP 2002162435A JP 2000360117 A JP2000360117 A JP 2000360117A JP 2000360117 A JP2000360117 A JP 2000360117A JP 2002162435 A JP2002162435 A JP 2002162435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
tray
test
components
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000360117A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Fukukawa
義章 福川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2000360117A priority Critical patent/JP2002162435A/ja
Publication of JP2002162435A publication Critical patent/JP2002162435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストヘッドに対する部品の供給及び試験後
の部品の収納をより効率良く行えるようにする。 【解決手段】 部品取出装置21A及び部品供給装置4
1A(供給側搬送装置)によりトレイTrから部品を取
出して部品受け取り位置P3に搬送し、この部品をイン
デクサ40A,40Bによりテストヘッドへ搬送して位
置決めし、試験後の部品は、部品受け取り位置P3に搬
送し、部品排出装置41B及び部品収納装置21B(収
納側搬送装置)によりトレイTrに収納するように部品
試験装置1を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップ等の電
子部品を試験する部品試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置などの製造過程においては、
最終的に製造されたICチップ等の電子部品に対して各
種試験を施す試験装置が必要であり、例えば、その一つ
として次のような装置が従来から知られている。
【0003】例えば、ロジック回路等を内蔵したICチ
ップの電気的試験を行う装置として、テストヘッドと、
該テストヘッドに対してICチップを搬送するハンドラ
とを備え、ハンドラによってトレイ載置部にセットされ
たトレイからICチップを取出してテストヘッドに供給
する一方で、試験後のICチップをハンドラによりその
試験結果に応じた別のトレイに仕分けするように構成さ
れた装置が知られている(特開平11−333775号
公報)。
【0004】このような装置において、前記ハンドラに
は、トレイ載置部にセットされたトレイに対してICチ
ップを出し入れする第1移動装置と、トレイ載置部とテ
ストヘッド近傍との間を移動する第1及び第2のバッフ
ァと、テストヘッドに対してICチップを移載する第2
移動装置とが設けられている。そして、ICチップの供
給時には、トレイに収納された試験前のICチップを第
1移動装置により取出して第1のバッファに載せ、第1
のバッファによりテストヘッド近傍まで搬送した後、第
2移動装置によりバッファ上のICチップをテストヘッ
ドに載せて試験を行う。そして試験後は、第2移動装置
によりテストヘッドから第2のバッファにICチップを
移載してトレイ載置部まで搬送した後、第1移動装置に
よって試験結果に応じた所定のトレイ上にICチップを
移し替えるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の装
置では、トレイ載置部にセットされたトレイからの部品
の取出しと、試験後の部品のトレイへの収納を共通の移
動装置(第1移動装置)で行うように構成されているた
め、これらの作業(部品の取出しと、部品の収納)を並
行することはできない。
【0006】そのため、試験に要する時間(テストヘッ
ドでの試験時間)が短い場合には、部品の供給が間に合
わないことも考えられ、この場合には、部品が供給され
るまでの間第2移動装置を待機させる必要があり、効率
の良い試験は望めない。
【0007】特に、近年では、より効率良く部品の試験
を行うべく一つのテストヘッドに対して一対の第2移動
手段を設け、テストヘッドへの部品の搬入と、テストヘ
ッドからの部品の搬出を同時に行うことによって、テス
トヘッドに対する部品のスループット(テストヘッドに
対する部品の供給と、試験後の部品の排出(収納))を
向上させることも考えられており、このような装置で
は、部品の供給や排出をより短時間で行うことが要求さ
れるが、トレイからの部品の取出し、及びトレイへの部
品の収納を共通の移動装置(第1移動装置)で行う従来
のような構成では、このような要求に対応することがで
きないという問題がある。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、ICチップ等の部品試験装置において、テス
トヘッドに対する部品の供給及び試験後の部品の収納を
より効率良く行えるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、部品を試験するテストヘッドと、試験前
の部品を収納したトレイ及び試験後の部品を収納するト
レイを載置するトレイ載置部と、テストヘッドの近傍に
配設される部品の供給部及び排出部と、これら部品の供
給部及び排出部とトレイ載置部との間で部品を搬送する
第1搬送手段と、供給部に供給される部品を保持してテ
ストヘッドに搬送するとともに、試験後の部品をテスト
ヘッドから排出部に搬送する第2搬送手段とを備えた部
品試験装置において、第1搬送手段として、トレイ載置
部のトレイから部品を取出して前記供給部に搬送する供
給側搬送装置と、これとは別に設けられて、排出部から
トレイ載置部まで試験後の部品を搬送してトレイに収納
する収納側搬送装置とを備えているものである。
【0010】この装置によると、トレイから供給部への
部品の搬送と、排出部からトレイ内への部品(試験後の
部品)の収納を並行して行うことができる。そのため、
例えば試験時間が短い場合でも、より確実に部品を供給
できるようになる。
【0011】このような装置において、供給側搬送装置
は、トレイから部品を取出す部品取出装置と、この部品
取出装置により取出された部品を供給部に搬送する部品
供給装置とから構成するのが好ましい(請求項2)。ま
た、同様に、部品取出供給装置は、前記排出部の部品を
トレイ収納領域まで搬送する部品排出装置と、この部品
排出装置によりトレイ収納領域内に搬送された部品をト
レイ内に収納する部品収納装置とから構成されるのが好
ましい(請求項3)。
【0012】このようにすれば、「発明の実施の形態」
中で説明するように、供給側搬送装置と第2搬送手段と
の干渉、あるいは収納側搬送装置と第2搬送手段との干
渉を良好に回避することが可能となる。
【0013】なお、一対の第2搬送手段を備え、テスト
ヘッドにおいて部品の試験が連続的に行われるように、
供給部から排出部に至る部品の搬送動作を各第2搬送手
段の間で位相をずらした状態で行う部品試験装置(請求
項4)においては、速いサイクルで部品の供給や排出を
行うことが要求されるため、上記請求項1〜3記載の構
成は、このような一対の第2搬送手段を備えた部品試験
装置に特に有用である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0015】図1及び図2は、本発明に係る部品試験装
置を概略的に示している。これらの図に示すように、部
品試験装置1(以下、試験装置1という)は、部品の搬
送及び試験中の部品保持という機械的な役割を担うハン
ドラ2と、このハンドラ2に組込まれる試験装置本体3
とから構成されている。
【0016】試験装置本体3は、図6に示すように、上
面にテストヘッド4を備えた箱型の装置で、前記ハンド
ラ2に対して脱着可能に構成されている。試験装置本体
3のハンドラ2への装着は、同図に示すように試験装置
本体3を専用の台車Caに載せた状態でハンドラ2の所
定の挿着位置に挿入し、ハンドラ2の基台2aに形成さ
れた開口部からテストヘッド4を後記テスト領域Taに
臨ませて固定することにより行われる。なお、試験装置
本体3は、対象となる電子部品の種類に応じて複数種類
が準備されており、部品の種類に応じてその都度付け替
えられ、テストヘッド4を介して部品の入力端子にテス
ト電流を供給しつつ部品の出力端子からの出力電流を受
けることにより部品の品質を検知判断するようになって
いる。なお、試験装置本体3をさらにテストヘッド4と
その他の部分とに分離し、テストヘッド4のみをハンド
ラ2に組付け、その他の部分をハンドラ2から離間した
位置に配置してテストヘッド4に対して電気ケーブルで
電気的に接続するようにしてもよい。
【0017】ハンドラ2は、図1及び図2に示すよう
に、上部が側方に迫出した略箱型の装置で、トレイに収
納された部品を取出して前記テストヘッド4に搬送し、
さらに試験後の部品をその試験結果に応じて仕分けする
ように構成されている。以下、その構成について具体的
に説明する。
【0018】ハンドラ2は、大きく分けて、トレイが収
納されるトレイ収納領域Sa(トレイ載置部)と、テス
トヘッド4等が配置されるテスト領域Taの二つの領域
に分けられている。
【0019】トレイ収納領域Saには、X軸方向(図2
の左右方向)に複数のトレイ収納部が並設されており、
当実施形態においては、図2の左側から順に第1〜第4
の4つのトレイ収納部11〜14が並設されている。そ
して、第1トレイ収納部11に試験前の部品を載せたト
レイTrが、第2トレイ収納部12に空のトレイTr
が、第3トレイ収納部13に試験後の部品のうち合格品
を載せたトレイTrが、第4トレイ収納部14に試験後
の部品のうち不合格品を載せたトレイTrが夫々収納さ
れている。なお、各トレイTrは何れも共通の構造を有
しており、図示を省略するが、例えばその表面には格子
状に区画形成された複数の部品収納部が設けられ、IC
チップ等の部品が各部品収納部に収納されるように構成
されている。
【0020】各トレイ収納部11〜14は、夫々複数の
トレイTrを積み重ねた状態で収納できるように構成さ
れており、最上位のトレイTrのみを基台2a上に配置
し、それ以外のトレイTrを基台下のスペースに収納す
るように構成されている。
【0021】具体的には、図3及び図4に示すように、
各トレイ収納部11〜14には、テーブル15が設けら
れ、このテーブル15が上下方向(Z軸方向)のレール
16に移動可能に装着されている。また、サーボモータ
18により作動するレール16と平行なボールねじ軸1
7が設けられ、このボールねじ軸17がテーブル15の
ナット部分15aに螺合装着されている。そして、テー
ブル15上に複数のトレイTrが積み重ねられた状態で
載置され、最上位のトレイTrが基台2aに形成された
各開口部11a〜14aを介して基台上に配置されてい
る。すなわち、サーボモータ18によるボールねじ17
の回転駆動に伴いテーブル15が昇降し、これによりト
レイTrの数に拘わらず積み重ねられたトレイTrのう
ち最上位のものを各開口部11a〜14aを介して基台
上に配置するように構成されている。
【0022】なお、ハンドラ2の側壁には、図1に示す
ように各トレイ収納部11〜14に対応して扉19が設
けられており、これらの扉19を開くことにより各トレ
イ収納部11〜14に対してトレイTrを出し入れでき
るように構成されている。
【0023】トレイ収納領域Saには、さらにトレイ移
送装置20、部品取出装置21A及び部品収納装置21
Bが設けられている。
【0024】トレイ移送装置20は、第2トレイ収納部
12とその他のトレイ収納部11,13,14との間で
トレイTrを搬送する装置で、図2〜図4に示すよう
に、X軸方向に延びるレール部材25と、これに沿って
移動するヘッド26とを有している。ヘッド26には、
トレイ吸着用のバキュームパッド27が搭載されてお
り、このパッド27によりトレイTrを吸着した状態で
ヘッド26がレール部材25に沿って移動することによ
りトレイTrを移送するように構成されている。そし
て、後述する部品取出装置21Aによる部品の取出しに
伴い空になったトレイTrを第1トレイ収納部11から
第2トレイ収納部12に移送するとともに、第2トレイ
収納部12に収納されている空のトレイTrを第3又は
第4のトレイ収納部13,14に移送するように構成さ
れている。
【0025】部品取出装置21Aは、第1トレイ収納部
11のトレイTrから部品を取出して後記部品供給装置
41Aのテーブル61上に移載する装置で、Y軸方向に
延びるレール部材30と、これに沿って移動する支持部
材31と、この支持部材31に沿ってX軸方向に移動す
るヘッド32とを有している。
【0026】ヘッド32には、部品吸着用のノズル部材
32aが昇降可能に搭載されており、支持部材31及び
ヘッド32の移動に伴い第1トレイ収納部11にセット
されたトレイTrの所望の部品収納位置にノズル部材を
配置した状態で、該ノズル部材の昇降動作に伴って部品
を吸着して取出すように構成されている。
【0027】部品収納装置21Bは、後記部品排出装置
41Bのテーブル63上に載置されている試験後の部品
を第3トレイ収納部13又は第4トレイ収納部14に移
載する装置である。構成は、部品取出装置21Aと共通
しており、Y軸方向に延びるレール部材36と、これに
沿って移動する支持部材37と、この支持部材37に沿
ってX軸方向に移動するヘッド38とを有しており、ヘ
ッド38には部品吸着用のノズル部材38aが昇降及び
回転(Z軸回りの回転)可能に搭載されている。
【0028】一方、テスト領域Taには、試験装置本体
3の前記テストヘッド4、部品供給装置41A、部品排
出装置41B及び一対のインデクサ40A,40B(必
要に応じて第1インデクサ40A、第2インデクサ40
Bという)が配設されている。
【0029】テストヘッド4は、上述の通り基台2aに
形成された開口部からテスト領域Taの略中央部分に露
出した状態で配設されている。テストヘッド4の表面に
は、部品であるICチップ等の各リードに対応した接触
部(図示せず)が設けられており、各リードが対応する
接触部と接触するように部品をテストヘッド4上に位置
決めした状態でセットすることにより、該部品に対して
導通試験、あるいは入力電流に対する出力特性試験等の
電気的試験を施すように構成されている。
【0030】部品供給装置41Aは、トレイ収納領域S
aからテスト領域Taに部品を供給する装置で、Y軸方
向に延びるレール部材60と、これに沿って移動するテ
ーブル61とを有しており、第1トレイ収納部11近傍
の部品受け取り位置P1(図2に実線で示す位置)にお
いて部品取出装置21Aによりテーブル61上に移載さ
れる部品を、該テーブル61の移動に伴いテストヘッド
4側方の部品受け渡し位置P2(図2に二点鎖線で示す
位置;供給部)まで搬送するように構成されている。つ
まり、前記部品取出装置21Aとこの部品供給装置41
Aとによって本発明の供給側搬送装置が構成されてい
る。
【0031】なお、テーブル61による部品受け取り位
置P1は、図2に示すように第1トレイ収納部11の極
近傍に設定されており、これにより第1トレイ収納部1
1のトレイTrからテーブル61への部品の移載が速や
かに行われ得るように構成されている。また、テーブル
61は、例えば移載された部品をその表面に吸着した状
態で搬送するように構成されており、これにより移送中
の部品の脱落等が防止され得るようになっている。
【0032】部品排出装置41Bは、試験後の部品をテ
スト領域Taからトレイ収納領域Saに排出する装置で
ある。構成は、部品供給装置41Aと基本的に共通して
おり、Y軸方向に延びるレール部材62と、部品を吸着
した状態でレール部材62に沿って移動するテーブル6
3とを有しており、テストヘッド4を挟んで前記部品供
給装置41Aの部品受け渡し位置P2の反対側に配置設
定された部品受け取り位置P3(図2に二点鎖線で示す
位置;排出部)において試験後の部品をテーブル63上
に受け取り、この部品を第4トレイ収納部14近傍の部
品受け渡し位置P4(図2に実線で示す位置)まで搬送
して前記部品収納装置21Bに受け渡すように構成され
ている。すなわち、前記部品収納装置21Bとこの部品
排出装置41Bとによって本発明の収納側搬送装置が構
成されている。
【0033】なお、前記部品供給装置41Aの部品受け
渡し位置P2及び部品排出装置41Bの部品受け取り位
置P3は、テスト領域Taにおいて共にテストヘッド4
の中心を通ってX軸と平行な共通の軸線上(以下、主経
路という)に設定されている。
【0034】インデクサ40A,40Bは、部品供給装
置41Aによってテスト領域Taに供給される部品をテ
ストヘッド4に搬送し、試験中を通じて部品を位置決め
するとともに、試験後の部品をそのまま部品排出装置4
1Bに受け渡す装置である。
【0035】各インデクサ40A,40Bは、図2及び
図5に示すように、Y軸方向に延びる共通のレール部材
対46に沿って夫々移動する支持部材47,51と、支
持部材47,51に沿って夫々X軸方向に移動するヘッ
ド48,52(第2搬送手段)とを有している。
【0036】ヘッド48,52には、夫々部品吸着用の
ノズル部材49が昇降及び回転(Z軸回りの回転)可能
に搭載されており、これによって部品受け渡し位置P2
にセットされたテーブル61上の部品をノズル部材49
により吸着した状態で保持し、ヘッド48の移動に伴い
該部品をテーブル61(部品供給装置41A)→テスト
ヘッド4→テーブル63(部品排出装置41B)へと搬
送するように構成されている。
【0037】各インデクサ40A,40Bのヘッド4
8,52は、支持部材47,51の相対向する面側に配
置されており、前記主経路上に同時に配置され得るよう
に構成されている。また、トレイ収納領域Saから遠方
に位置する第1インデクサ40Aについては、ヘッド4
8にCCDエリアセンサ等からなるテストヘッド認識カ
メラ50が搭載されており、テストヘッド4に付される
基準マークの撮像に基づきテストヘッド4の位置を認識
するように構成されている。
【0038】テスト領域Taには、さらに部品供給装置
41Aによる部品受け渡し位置P2に、CCDエリアセ
ンサ等からなる第1部品認識カメラ65が搭載されてお
り、インデクサ40A,40Bの各ヘッド48,52に
よって吸着された部品をその下側から撮像し得るように
なっている。
【0039】また、部品排出装置41Bによる部品受け
渡し位置P4の近傍にも、同じくCCDエリアセンサ等
からなる第2の部品認識カメラ66が搭載されており、
部品収納装置21Bのヘッド38によって吸着された部
品をその下側から撮像し得るようになっている。
【0040】なお、ハンドラ2の上部には、図1に示す
ように防塵用のカバー2bが装着されており、テスト領
域Ta及びトレイ収納領域Saを含む基台2a上の空間
がこのカバー2aによって覆われている。
【0041】図7は、試験装置1の制御系をブロック図
で示している。この図に示すように、試験装置1は、論
理演算を実行する周知のCPU70aと、そのCPU7
0aを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するR
OM70bと、装置動作中に種々のデータを一時的に記
憶するRAM70cとを備えた制御部70を備えてい
る。
【0042】この制御部70には、I/O部(図示せ
ず)を介して試験装置本体3が電気的に接続されるとと
もに、前記トレイ移送装置20、部品取出装置21A、
部品収納装置21B、第1インデクサ40A、第2イン
デクサ40B、部品供給装置41Aおよび部品排出装置
41Bの各コントローラ71A,71B,72A,72
B,73A,73B,74が電気的に接続されている。
さらに、テストヘッド認識カメラ50,部品認識カメラ
65,66の各撮像素子からの画像信号に対して所定の
処理を施す画像処理部75、各種情報を制御部70に入
出力する操作部76及びCRT77等がこの制御部70
に電気的に接続されている。
【0043】そして、前記ROM70bに記憶されたプ
ログラムに従ってトレイ移送装置20等の各装置が制御
部70により統括的に制御されるようになっている。
【0044】次に、上記制御部70の制御に基づく試験
装置1の動作について、図9を参照しながら、図8のタ
イミングチャートに基づいて説明することにする。
【0045】なお、このタイミングチャートは試験動作
中の特定の時点(t0時点)からの動作を示しており、
該t0時点における各装置21A,21B,40A,4
0B,41A及び41Bの状態は以下の通りである(図
9(a)は、この時点のテスト領域Taの各装置の状態
を模式的に示している)。
【0046】・ 部品取出装置21A ;第1トレイ
収納部11に載置されたトレイTrの上方であって、次
に取出すべき部品に対応する位置にヘッド32が待機し
た状態にある。
【0047】・ 部品供給装置41A ;次の部品を
受け取るべくテーブル61が部品受け取り位置P1に待
機した状態にある。
【0048】・ 第1インデクサ40A ;試験後の部
品を部品受け取り位置P3において部品排出装置41B
(テーブル63)に移載中である。
【0049】・ 部品収納装置21B ;第3トレイ
収納部13又は第4トレイ収納部14のトレイTrに対
して試験後の部品を収納した直後の状態にある。
【0050】・ 部品排出装置41B ;部品受け取
り位置P3にテーブル63を位置決めした状態にある。
【0051】・ 第2インデクサ40B ;ヘッド52
がテストヘッド4上にあり、吸着した部品をテストヘッ
ド4に位置決めして当該部品の試験を開始した状態にあ
る。
【0052】このような状態下において、まず、部品収
納装置21Bのヘッド38が部品排出装置41Bの部品
受け渡し位置P4に移動するとともに(t1時点)、該
部品収納装置21Bに試験後の部品を受け渡すべく部品
排出装置41Bのテーブル63が部品受け取り位置P3
から部品受け渡し位置P4に移動する(t2時点)。
【0053】その一方で、第1インデクサ40Aのヘッ
ド48が次の部品を吸着すべく前記部品受け取り位置P
1から部品供給装置41Aによる部品受け渡し位置P2
に移動する(図9(b))。この際、ヘッド48は、図
9(b)の矢印に示すように、主経路に沿って真っ直ぐ
に移動し、テストヘッド4の直前でY軸方向に移動して
テストヘッド4を越える位置までX軸と平行に移動した
後、再び主経路上に戻り部品受け渡し位置P2に移動す
る。このようにヘッド48がテストヘッド4を迂回しな
がら主経路に沿って移動することにより、ヘッド48が
テストヘッド4に位置決めされている第2インデクサ4
0Bのヘッド52と干渉することのない範囲で最短距離
を通って部品受け渡し位置P2に移動することとなる。
【0054】部品受け渡し位置P2にヘッド48が到達
すると、後述するように事前に部品受け渡し位置P2に
配置されるテーブル61上からヘッド48のノズル部材
により部品が吸着され(t7時点)、さらに第1部品認
識カメラ65による該部品の撮像に基づき部品の吸着状
態が調べられる(t9′時点)。この際、図9(c)に
示すように、部品の吸着後、テーブル61が直ちに部品
受け取り位置P1に移動することにより(t9時点)、
第1部品認識カメラ65による部品の撮像が可能とな
る。
【0055】そして、テストヘッド4による先の部品の
試験が終了すると、図9(d)に示すように、第2イン
デクサ40Bのヘッド52が部品排出装置41Bによる
部品受け取り位置P3に移動するとともに、これと同じ
タイミングで第1インデクサ40Aのヘッド48がテス
トヘッド4に移動し(t10時点)、該ヘッド48に保
持された次の部品がノズル部材の下降に伴いテストヘッ
ド4に押し付けられた状態で位置決めされる(t13時
点)。この際、第1部品認識カメラ65の撮像による部
品の認識結果に基づいてヘッド48の位置及びノズル部
材の回転角が制御(補正)されることによりテストヘッ
ド4に対して部品が正確に位置決めされることとなる。
【0056】なお、先に試験が終了した部品は、第1イ
ンデクサ40Aのヘッド48に保持された部品がテスト
ヘッド4に位置決めされるのと同じタイミング(t13
時点)で第2インデクサ40Bから部品排出装置41B
のテーブル63上に移載される。
【0057】一方で、部品取出装置21A、部品収納装
置21B、部品供給装置41A及び部品排出装置41B
は、第1インデクサ40A及び第2インデクサ40Bに
対する部品の受け渡しが連続的に行われるように以下の
ように動作制御される。
【0058】すなわち、部品受け渡し位置P2に第1イ
ンデクサ40Aのヘッド48が到達すると同時(t7時
点)に該ヘッド48により部品を吸着させるべく、t5
時点で部品供給装置41Aのテーブル61が部品受け取
り位置P1から部品受け渡し位置P2に移動する。そし
て、ヘッド48による部品吸着後は、該部品の第1部品
認識カメラ65による撮像を可能にするためテーブル6
1が直ちに部品受け取り位置P1にリセットされる(t
9時点)。
【0059】また、このように部品受け取り位置P1に
リセットされるテーブル61にさらに次ぎの部品を移載
すべく、t6時点で、部品取出装置21Aのヘッド32
により第1トレイ収納部11のトレイTrから部品が吸
着された後、部品受け取り位置P1にヘッド32が移動
する(t8時点)。そして、部品受け取り位置P1にテ
ーブル61がリセットされると同時にヘッド32からテ
ーブル61上に部品が移載される(t9時点)。
【0060】一方、部品収納装置21Bのヘッド38、
及び部品排出装置41Bのテーブル63が部品受け渡し
位置P4に到達すると(t3時点)、テーブル63上に
保持されている試験後の部品が部品収納装置21Bのヘ
ッド38により吸着され、さらに該ヘッド38の移動に
伴い該部品が第2部品認識カメラ66上に配置される
(t4時点)。これにより第2部品認識カメラ66の撮
像に基づき部品の吸着状態が調べられる。また、その一
方で、部品排出装置41Bのテーブル63が次の部品を
受け取るべく部品受け取り位置P3に移動する(t7時
点)。
【0061】そして、当該部品の試験結果に応じて部品
収納装置21Bのヘッド38が第3トレイ収納部13又
は第4トレイ収納部14上に配置され(t9時点)、ノ
ズルの下降に伴いヘッド38の部品がトレイTr内に収
納される(t12)。この際、第2部品認識カメラ66
の撮像による部品の認識結果に基づいてヘッド38の位
置及びノズル部材の回転角が制御(補正)されることに
よりトレイTrの部品収納部内に部品が正確に収納され
ることとなる。
【0062】その後、次の部品を吸着すべくヘッド38
が部品排出装置41Bの部品受け渡し位置P4に配置さ
れる(t14時点)。
【0063】このようにして以後同様に、第1インデク
サ40A(又は第2インデクサ40B)によりテストヘ
ッド4に部品を位置決めして試験を行う一方で、これと
並行して他方の第2インデクサ40B(又は第1インデ
クサ40A)により試験後の部品の部品排出装置41B
への受け渡し、及び部品供給装置41Aからの次回部品
の受け取りを行うとともに、このような第2インデクサ
40B(又は第1インデクサ40A)に対する部品の受
け渡し等が連続的に行われるように部品取出装置21
A、部品収納装置21B、部品供給装置41A及び部品
排出装置41B等が制御されることとなる。
【0064】なお、上記のような試験装置1の動作にお
いて、トレイ移送装置20は、通常第2トレイ収納部1
2に待機しており、部品取出装置21Aによる部品の取
出しに伴い第1トレイ収納部11のトレイTr(最上位
のトレイ)が空になると、ヘッド26を移動させて該空
トレイTrをバキュームパッド27により吸着した状態
で第1トレイ収納部11から第2トレイ収納部12に移
載するように制御される。これにより第1トレイ収納部
11に収納された次ぎのトレイTrからの部品の取出し
が可能となる。
【0065】また、第3トレイ収納部13又は第4トレ
イ収納部14において、トレイTr(最上位のトレイ)
に部品が満載状態となると、第2トレイ収納部12に収
納されている空トレイTrをヘッド26により吸着して
第3トレイ収納部13又は第4トレイ収納部14に移載
するように制御される。これにより第3トレイ収納部1
3等において試験終了後の次ぎの部品をトレイTrに収
納することができるようになっている。
【0066】以上のようにこの試験装置1では、部品を
供給するための装置(供給側搬送装置)として部品取出
装置21A及び部品供給装置41Aを設ける一方、部品
を排出するための装置(収納側搬送装置)としてこれら
の装置とは別に部品収納装置21B及び部品排出装置4
1Bを設け、これにより部品の供給(トレイTrからの
部品の取出し及び部品受け渡し位置P2への部品の搬
送)と部品の排出(部品受け取り位置P3からの部品の
搬出及びトレイTrへの部品の収納)を並行させ得るよ
うにしているので、このような並行動作が不可能な従来
の装置に比べると部品の供給及び排出を効率良く行うこ
とができるという効果がある。
【0067】特に、この試験装置1では、一対のインデ
クサ40A,40Bによってテストヘッド4に対する部
品の搬入と搬出とを同時に行うべく、部品の試験中に先
の部品(すなわち、先に試験が終了した部品)をトレイ
Trに収納し、さらに次の部品を準備することが要求さ
れるが、上記のように部品の供給動作と排出動作とを並
行させることにより、このような要求にも良好に応える
ことができるという効果がある。すなわち、このような
並行動作が不可能な従来装置では、先の部品を収納した
後でなければ次の部品を準備できないため、試験に要す
る時間によっては次の部品の準備が間に合わない虞れが
あり、このような場合には、部品が供給されるまでイン
デクサを待機させなければならないこととなる。これに
対して上記試験装置1によれば、先の部品の収納が完了
するのを待たずに次ぎの部品を準備できるので、次の部
品を確実に準備することができる。従って、一対のイン
デクサ40A,40Bを用いた上記のような効率の良い
試験動作を良好に実施することができる。
【0068】なお、以上説明した試験装置1は、本発明
に係る部品試験装置の一の実施形態であって、その具体
的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更
可能である。
【0069】例えば、上記の試験装置1では、トレイT
rから部品を取出して部品受け渡し位置P2に搬送する
本発明の供給側搬送装置として部品取出装置21A及び
部品供給装置41Aを設けているが、部品供給装置41
Aを省略し、部品取出装置21AによりトレイTrから
取出した部品を直接部品受け渡し位置P2に搬送するよ
うに構成してもよい。同様に、部品受け取り位置P3か
ら部品を搬出してトレイTrに収納する本発明の収納側
搬送装置として部品収納装置21B及び部品排出装置4
1Bを設けているが、部品排出装置41Bを省略し、部
品収納装置21Bにより部品受け取り位置P3の部品を
直接トレイTrに収納するようにしてもよい。このよう
にすれば、装置構成を簡略化することができるとうい利
点がある。但し、各インデクサ40A,40B、部品取
出装置21A及び部品収納装置21Bは何れも所謂X‐
Yロボットから構成されているため、レイアウト等との
関係で実際には各インデクサ40A,40Bと部品取出
装置21A及び部品収納装置21Bとの干渉が問題にな
る場合が多いので、この場合には、上記のような所謂単
軸ロボットから構成される部品供給装置41A、部品排
出装置41Bを設けて、各インデクサ40A,40Bと
部品取出装置21A及び部品収納装置21Bとの干渉を
物理的に回避できるように構成するのが好ましい。な
お、上記のように部品供給装置41Aや部品排出装置4
1Bを省略する場合には、部品受け渡し位置P2及び部
品受け取り位置P3に夫々部品を載置するテーブルを設
けておくようにすればよい。
【0070】また、上記の試験装置1では、部品受け渡
し位置P2に供給される部品をテストヘッド4に対して
搬入及び搬出する本発明の第2搬送手段として一対のイ
ンデクサ40A,40Bを備えているが、インデクサは
勿論一つであってもよい。
【0071】さらに、試験前に前処理を施す必要がある
場合、例えば、ICチップ等において、試験前に部品の
リードに加熱処理を施す場合には、部品供給装置41A
の部品受け取り位置P1と第1トレイ収納部11との間
に該前処理部を設け、第1トレイ収納部11から前処理
部への部品の搬送、および前処理部から部品供給装置4
1Aへの部品の搬送を部品取出装置21Aにより行うよ
うに構成すればよい。
【0072】図10は本発明の第2の実施形態に係る部
品試験装置の平面図である。
【0073】この第2の実施形態においては、第1の実
施形態の部品供給装置41A、部品排出装置41Bが廃
止され、テーブル61はハンドラ2に固定され、部品受
け取り位置P1と部品受け渡し位置P2とを兼ねる。同
様にテーブル63はハンドラ2に固定され、部品受け取
り位置P3と部品受け渡し位置P4とを兼ねる。
【0074】供給部となるテーブル61上の部品を吸着
し、テストヘッド4へ移動し、テスト中部品をテストヘ
ッド4に押圧保持し、テスト終了後に部品を運搬して排
出部となるテーブル63上へ載置するインデクサ40の
ヘッド48のノズル部材49の動作範囲Ta0と、部品
取出装置21Aのヘッド32のノズル部材32aの動作
範囲Sa1とはテーブル61の上で重複し、上記動作範
囲Ta0と部品排出装置21Bのヘッド38のノズル部
材38aの動作範囲Sa2とはテーブル63の上で重複
する。動作範囲Sa1と動作範囲Sa2とは重複しな
い。
【0075】ノズル部材49がテストヘッド4の手前か
らテストヘッド4を経てテーブル63、さらにテーブル
63からテーブル61の途中までの領域にある時、部品
取出装置21Aのノズル部材32aが第1トレイ収納部
11の部品をテーブル61まで運搬しテーブル61上に
載置した後、動作範囲Ta0から外へ出る。ノズル部材
49がテーブル63とテーブル61との途中部位から、
テーブル61、テストヘッド4を経てテーブル63への
途中までの領域にある時、部品排出装置21Bのノズル
部材38aがテーブル61まで近づき、テーブル61上
のテスト済み部品を吸着して、第3トレイ収納部13あ
るいは第4トレイ収納部14まで運搬する。
【0076】テスト前部品が収納される複数の第1トレ
イ収納部11の内いずれかのトレイTrが空になると、
ヘッド32の支持部材31を挟んでノズル部材32aの
反対側に設けられるバキュームパッド32bで、空のト
レイTrを第2トレイ収納部12aへ移動する。同様に
第3トレイ収納部13あるいは第4トレイ収納部14の
トレイTrが検査後の部品で一杯になると、ヘッド38
の支持部材37を挟んでノズル部材38aの反対側に設
けられるバキュームパッド38bで、空のトレイTrを
第2トレイ収納部12bから移動する。
【0077】なお、部品を吸着したノズル部材49がテ
ーブル61からテストヘッド4に移動する経路途中に配
置される部品認識カメラ65を含め、同一の番号を付し
た各構成品は第1の実施形態と同様のものであり、説明
を省略する。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の部品試験
装置は、テストヘッド近傍に設けられる供給部及び排出
部とトレイ載置部との間で部品を搬送する搬送手段(第
1搬送手段)として、トレイ載置部のトレイから部品を
取出して供給部に搬送する供給側搬送装置と、これとは
別に、排出部からトレイ載置部まで試験後の部品を搬送
してトレイに収納する収納側搬送装置とを設けたので、
部品の供給動作と排出動作を並行させることができる。
従って、このような並行動作が不可能な従来の装置、つ
まり常に部品の排出動作を行った後でなれば部品の供給
動作に移ることができない装置に比べると部品の供給及
び排出を効率良く行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品試験装置を示す斜視概略図で
ある。
【図2】部品試験装置を示す平面図である。
【図3】トレイ収納領域のトレイ収納部の構成を示す断
面図である。
【図4】トレイ収納部の構成を示す図3のA−A断面図
である。
【図5】第1インデクサの構成を示す図2のB−B断面
図である。
【図6】部品試験装置と試験装置本体を支持した台車を
示す斜視図である。
【図7】部品試験装置の制御系を示すブロック図であ
る。
【図8】図7に示す制御系の制御に基づく部品試験装置
の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】テスト領域における各装置の動作を示す模式図
(平面図)である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る部品試験装置
の平面図である。
【符号の説明】
1 部品試験装置 2 ハンドラ 3 試験装置本体 4 テストヘッド 20 トレイ移送装置 21A 部品取出装置(供給側搬送装置;第1搬送手
段) 21B 部品収納装置(収納側搬送装置;第1搬送手
段) 40A 第1インデクサ(第2搬送手段) 40B 第2インデクサ(第2搬送手段) 48,52 ヘッド 41A 部品供給装置(供給側搬送装置;第1搬送手
段) 41B 部品排出装置(収納側搬送装置;第1搬送手
段) 70 制御部 Sa トレイ収納領域 Ta テスト領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を試験するテストヘッドと、試験前
    の部品を収納したトレイ及び試験後の部品を収納するト
    レイを載置するトレイ載置部と、前記テストヘッドの近
    傍に配設される部品の供給部及び排出部と、これら部品
    の供給部及び排出部とトレイ載置部との間で部品を搬送
    する第1搬送手段と、前記供給部に供給される部品を保
    持してテストヘッドに搬送するとともに、試験後の部品
    をテストヘッドから排出部に搬送する第2搬送手段とを
    備えた部品試験装置において、 前記第1搬送手段として、トレイ載置部のトレイから部
    品を取出して前記供給部に搬送する供給側搬送装置と、
    これとは別に設けられて、前記排出部からトレイ載置部
    まで試験後の部品を搬送してトレイに収納する収納側搬
    送装置とを備えていることを特徴とする部品試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の部品試験装置において、 前記供給側搬送装置は、トレイから部品を取出す部品取
    出装置と、この部品取出装置により取出された部品を前
    記供給部に搬送する部品供給装置とから構成されている
    ことを特徴とする部品試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の部品試験装置にお
    いて、 前記収納側搬送装置は、試験後の部品を前記排出部から
    トレイ載置部まで搬送する部品排出装置と、この部品排
    出装置により搬送されてきた部品をトレイ内に収納する
    部品収納装置とから構成されることを特徴とする部品試
    験装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の部品
    試験装置において、 一対の第2搬送手段が設けられ、各第2搬送手段は、前
    記テストヘッドにおいて部品の試験が連続的に行われる
    ように、供給部から排出部に至る部品の搬送動作を、位
    相をずらした状態で行うように構成されていることを特
    徴とする部品試験装置。
JP2000360117A 2000-11-27 2000-11-27 部品試験装置 Pending JP2002162435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000360117A JP2002162435A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 部品試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000360117A JP2002162435A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 部品試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002162435A true JP2002162435A (ja) 2002-06-07

Family

ID=18831765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000360117A Pending JP2002162435A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 部品試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002162435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117915A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Ueno Seiki Kk 電気テストユニット及びそれを備えた電気部品検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117915A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Ueno Seiki Kk 電気テストユニット及びそれを備えた電気部品検査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101854935B1 (ko) 핸들러 및 부품 검사 장치
WO1999025168A1 (fr) Appareil de montage de pieces et appareil d'alimentation en pieces
JP6009695B2 (ja) 部品実装装置、部品実装方法
JPH06252594A (ja) 電子部品の自動装着装置
US11266049B2 (en) Component mounting machine
JP2003035746A (ja) 部品搬送装置
JP2002162435A (ja) 部品試験装置
JP4342716B2 (ja) 部品試験装置
JP2002162438A (ja) 部品試験装置
CN110248777B (zh) 作业机
JPH06247512A (ja) 電子部品の自動装着装置におけるトレー供給装置
JP2000117557A (ja) 部品搭載装置及び部品排出方法
JP2011249646A (ja) 動作時間調整方法
JP2002168910A (ja) 部品試験装置
JP3971216B2 (ja) 部品試験装置
KR20140138429A (ko) 반도체 모듈용 픽업 장치 및 이의 픽업 방법
JP4588913B2 (ja) 部品搬送装置
JP4357763B2 (ja) 部品試験装置
JP4588923B2 (ja) 部品試験装置
JP2017054945A (ja) 部品実装装置および部品実装装置における撮像方法
JP2002311087A (ja) 部品試験装置
JP4298462B2 (ja) 部品認識装置、部品認識方法、表面実装機および部品試験装置
JP4119137B2 (ja) 部品試験装置
KR100412151B1 (ko) 핸들러용 트레이 이송장치
JPWO2003023430A1 (ja) 部品試験装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302