JP2002162132A - 双方向型電磁弁および空気調和機 - Google Patents
双方向型電磁弁および空気調和機Info
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Abstract
も弁閉状態を安定維持できる双方向型電磁弁を提供する
こと。 【解決手段】 第2の入出口ポート13より第1の入出
口ポート12へ向けて流体が流れるモードにおいて、主
弁体18が弁閉位置にある状態においては、副弁体35
が第2の入出口ポート13の側の流体圧により開弁し、
弁閉維持用圧力室30に第2の入出口ポート13の側の
流体圧が導入され、この流体圧によって主弁体18が弁
閉位置に位置する弁閉状態を維持する。
Description
および空気調和機に関し、特に、サイクルドライ(除
湿)モードを有する空気調和機で使用される双方向型電
磁弁およびサイクルドライモードを有する空気調和機に
関するものである。
内交換器が2分割され、その2個の室内交換器間に、弁
閉状態で、絞り弁となるような電磁弁(サイクルドライ
弁)が設けられ、除湿運転時には、絞り弁として作用す
る電磁弁を冷媒が流れることにより、2分割された室内
交換器のうちの上流側の室内交換器を凝縮器、下流側の
室内交換器を蒸発器とし、室内空気に対して下流側の室
内交換器によって冷却・除湿を行い、上流側の室内交換
器によって加熱を行い、温度を下げずに除湿を行うこと
ができる空気調和機が知られている。
776号公報、特開平7−91778号(特許第304
7702号公報、特開平11−51514号公報等に示
されている。
サイクルドライ用の電磁弁は、冷房モード時には、弁体
に対して冷媒圧が弁閉方向に作用し、大きい弁閉力を要
することなく、弁閉状態が維持され、サイクルドライモ
ード時(除湿運転時)に必要な絞り弁として有効に作用
するが、ヒートポンプによる暖房モード時には、サイク
ルドライ用の電磁弁に対して冷媒が、冷房モード時とは
逆方向に流れ、弁体に対して冷媒圧が弁開方向に作用
し、大きい弁閉力が与えられていないと、弁閉状態が維
持されず、絞り弁として作用することができない。
ラスや壁面の結露を除去、防止したり、室内で洗濯物を
乾燥したりするための、暖房モードで除湿を行う暖房時
サイクルドライモードを得ることができない。
ためになされたもので、冷房モード時と暖房モード時の
何れにおいても、すなわち冷媒のような流体の流れ方向
が反転しても弁閉状態を安定維持できる双方向型電磁
弁、および冷房モード時と暖房モード時の何れにおいて
も除湿運転を行うことができる空気調和機を提供するこ
とを目的としている。
めに、この発明による双方向型電磁弁は、第1の入出口
ポートと第2の入出口ポートとの間に弁ポートが設けら
れ、前記第1の入出口ポートの側に形成された弁室に主
弁体が設けられ、前記主弁体は、前記弁ポートの周りに
画定されている弁座に着座した弁閉位置と前記弁座より
離れた弁開位置との間に移動可能になっており、前記主
弁体と連結されて当該主弁体を前記弁開位置と前記弁閉
位置との間に駆動するプランジャを含む電磁式駆動手段
が設けられ、前記プランジャの背部に弁閉維持用圧力室
が画定され、前記弁閉維持用圧力室に前記第2の入出口
ポートの側の流体圧を導く流体圧通路が形成され、前記
流体圧通路の途中に、前記第2の入出口ポートの側の流
体圧を及ぼされることにより開弁する副弁体が設けら
れ、前記第1の入出口ポートより前記第2の入出口ポー
トへ向けて流体が流れるモードにおいて、前記主弁体が
前記弁閉位置に位置する状態で、前記弁室に導入された
前記第1の入出口ポート側の流体圧により前記主弁体が
前記弁閉位置に位置する弁閉状態を維持すると共に、前
記第2の入出口ポートより前記第1の入出口ポートへ向
けて流体が流れるモードにおいて、前記主弁体が前記弁
閉位置にある状態において、前記副弁体が前記第2の入
出口ポートの側の流体圧により開弁し、弁閉維持用圧力
室に前記第2の入出口ポートの側の流体圧が導入され、
当該流体圧によって前記主弁体が前記弁閉位置に位置す
る弁閉状態を維持するものである。
り第2の入出口ポートへ向けて流体が流れるモードで
は、主弁体が弁閉位置にある状態において、その流体圧
は弁室にて主弁体に対して弁閉方向に直接作用し、これ
に対し、第2の入出口ポートより第1の入出口ポートへ
向けて流体が流れるモードにおいては、主弁体が弁閉位
置にある状態において、その流体圧は主弁体に対して弁
開方向に直接作用するが、その流体圧により副弁体が開
弁し、弁閉維持用圧力室に第2の入出口ポートの側の流
体圧が導入され、弁閉維持用圧力室に導入された流体圧
が主弁体に対して弁閉方向に作用し、何れのモードで
も、主弁体が弁閉位置に位置する弁閉状態が安定維持さ
れる。
流体圧通路は前記主弁体を弁リフト方向に貫通して形成
され、前記副弁体は前記主弁体に組み込まれている構成
にすることができ、小型化設計が可能になる。
前記電磁式駆動手段が、内部ばねを含む電磁ソレノイド
装置により構成され、非通電時には内部ばねのばね力に
より前記主弁体を前記弁開位置へ駆動し、通電時には内
部ばねのばね力に抗して前記主弁体を前記弁閉位置へ駆
動する常開型のものとすることができ、電力消費量の低
減を図ることができる。
前記弁閉位置に位置する前記主弁体と前記弁座との間に
形成される間隙により、前記主弁体の前記閉弁位置にお
いて前記第1の入出口ポートと前記第2の入出口ポート
との間に微少流量の流れが確保される絞り状態が得られ
る構成にすることができ、双方向型の絞り弁を構成する
ことが可能になる。
発明による空気調和機は、圧縮機と、室外熱交換器と、
第1の室内交換器と、第2の室内熱交換器と、これらを
ループ接続する冷媒通路と、前記室外熱交換器と前記第
1の室内交換器との間の冷媒通路に設けられた膨張弁
と、冷房モードと暖房モードとの切換のためにループ接
続された冷媒通路における冷媒の流れ方向を反転する四
方弁とを有し、前記第1の室内交換器と前記第2の室内
熱交換器との間に上述の発明による双方向型電磁弁が接
続され、冷房モードと暖房モードの何れにおいても、前
記双方向型電磁弁が弁閉状態になることにより、除湿運
転が行えるものである。
明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこの発明によ
る双方向型電磁弁の一つの実施の形態を示している。双
方向型電磁弁は、全体を符号10により示されており、
金属等により構成された弁ハウジング11を有してい
る。
12と、第2の入出口ポート13と、第1の入出口ポー
ト12と第2の入出口ポート13との間に形成された弁
室14および弁ポート15とを有している。弁ポート1
5の周りには円環状の弁座部16が画定されており、弁
座部16には後述する主弁体18と共働して絞り通路を
画定する逃げ溝17が弁座周方向の複数箇所に設けられ
ている。
あり、弁室14には主弁体18が図にて上下方向(弁リ
フト方向)に移動可能に設けられている。主弁体18
は、弁ポート15の周りに画定されている弁座部16に
着座して逃げ溝17により微少流量の流れを確保する絞
り状態を得る弁閉位置(図3、図4参照)と、弁座部1
6より離れた弁開位置(図1、図2参照)との間に移動
可能になっている。
20が取り付けられている。電磁ソレノイド装置20
は、弁ハウジング11の上部に一体形成されたプランジ
ャチューブ部21と、プランジャチューブ部21内の底
部に固定された吸引子22と、プランジャチューブ部2
1内に移動可能に設けられたプランジャ23と、プラン
ジャチューブ部21の上端部に取り付けられたコイルガ
イド部材24と、プランジャ23の外側に設けられ、ボ
ルト25によってコイルガイド部材24に固定された電
磁コイル部26および外凾27と、吸引子22とプラン
ジャ23との間に設けられた内部ばね28と、プランジ
ャ23に設けられたストップリング29とを有してい
る。
を貫通し、上端部19aにてプランジャ23とかしめ結
合されている。これにより、電磁ソレノイド装置20
は、電磁コイル部26に通電が行われていない非通電時
には、内部ばね28のばね力によってプランジャ23と
共に主弁体18を上方(弁開方向)へ駆動し、これに対
し、電磁コイル部26に通電が行われている通電時に
は、プランジャ23が内部ばね28のばね力に抗して吸
引子22側に磁気的に吸引されることにより、主弁体1
8を下方(弁閉方向)へ駆動する。
通電時には内部ばね28のばね力により主弁体18を弁
座部16より離れた弁開位置へ駆動し、通電時には内部
ばね28のばね力に抗して主弁体18を弁座部16に着
座させて逃げ溝17により微少流量の流れを確保する絞
り状態を得る弁閉位置へ駆動する常開型になっている。
り、背部側にコイルガイド部材24との間に弁閉維持用
圧力室30を画定している。プランジャ23の外周に
は、弁閉維持用圧力室30の気密性を得るためのシール
リング31が取り付けられている。弁閉維持用圧力室3
0におけるプランジャ23の有効径は弁ポート15の有
効径より大きく、弁閉維持用圧力室30に導入される流
体圧はプランジャ23に対して主弁体18を弁閉位置へ
付勢する方向に作用する。
連通する内部通路(流体圧通路)32が弁リフト方向に
貫通形成されている。内部通路32は下端側にて第2の
入出口ポート13と対向する主弁体底部の開口33によ
って第2の入出口ポート13に向けて開口している。
4と、弁座部材34に対して離接することにより内部通
路32の連通遮断を行う副弁体35と、副弁体35を弁
閉方向に付勢する弁閉ばね36とが組み込まれている。
副弁体35は、主弁体18が弁閉状態にある状態におい
て、第2の入出口ポート13の側の流体圧を弁開方向に
及ぼされ、この流体圧によって開弁する。なお、副弁体
35が弁開すると、弁座部材34、副弁体35と内部通
路32との間隙、副弁体35に形成された孔35a、3
5bを介して内部通路32が連通状態になる。
のプランジャ内圧逃がし用のブリード孔37が形成され
ている。このブリード孔37が形成されていることで、
電磁ソレノイド装置20の通電停止時に、磁気的に吸引
されているプランジャ23の内部ばね28のばね力によ
る吸引子22からの離間が、弁閉維持用圧力室30内の
流体圧によりよって阻止されてしまうことがなくなる。
なお、ブリード孔37は、弁閉維持用圧力室30が有効
に作用するよう、副弁体35が弁開している状態で内部
通路32を流れる流体の流量よりブリード流量が小流量
になるように口径を設定されている。
10の動作について説明する。 (第1の入出口ポート12より第2の入出口ポート13
へ向けて流体(冷媒)が流れるモード(冷房モード)
時)電磁ソレノイド装置20に通電が行われていない状
態では、図1及び図2に示されているように、電磁ソレ
ノイド装置20の内部ばね28のばね力によってプラン
ジャ23と共に主弁体18が持ち上げられて弁座部16
より離れ、全開の実質的な絞り作用がない弁開状態が得
られる。
と、図3に示されているように、内部ばね28のばね力
に抗してプランジャ23が吸引子22側に磁気的に吸引
され、主弁体18が弁閉方向へ駆動され、主弁体18が
弁座部16に着座する。この弁閉状態では、逃げ溝17
により微少流量の流れを確保する絞り状態が得られる。
また、この弁閉状態では、第1の入出口ポート12より
弁室14に流入する一次圧が主弁体18に対してこれを
弁座部16に押し付ける方向に作用し、主弁体18の弁
閉状態が安定維持される。
ート13の側は、下流側で、低圧状態(二次圧)になっ
ているから、副弁体35が弁開することがないし、その
必要もない。
口ポート12へ向けて流体(冷媒)が流れるモード(暖
房モード)時)電磁ソレノイド装置20に通電が行われ
ていない状態では、図1及び図2に示されているよう
に、電磁ソレノイド装置20の内部ばね28のばね力に
よってプランジャ23と共に主弁体18が持ち上げられ
て弁座部16より離れ、全開の実質的な絞り作用がない
弁開状態が得られる。
と、図4に示されているように、内部ばね28のばね力
に抗してプランジャ23が吸引子22側に磁気的に吸引
され、主弁体18が弁閉方向へ駆動され、主弁体18が
弁座部16に着座する。この弁閉状態では、逃げ溝17
により微少流量の流れを確保する絞り状態が得られる。
3の一次圧が主弁体18に対して弁開方向に作用する
が、次の動作により、この場合も、弁閉状態が安定維持
される。
2の入出口ポート13の流体圧が副弁体35に作用し、
副弁体35が弁閉ばね36のばね力に抗して弁開し、内
部通路32の連通が確立する。これにより、弁閉維持用
圧力室30に第2の入出口ポート13の一次圧が入り、
一次圧がプランジャ23に対して弁閉方向に作用し、主
弁体18が弁座部16に押し付けられ、主弁体18の弁
閉状態が安定維持される。
実施の形態を示している。この空気調和機は、圧縮機5
0と、室外熱交換器51と、第1の室内交換器52と、
第2の室内熱交換器53と、これらをループ接続する冷
媒通路55〜63と、室外熱交換器51と第1の室内交
換器52との間の冷媒通路(57、58、59)に設け
られた膨張弁54と、冷房モードと暖房モードとの切換
のためにループ接続された冷媒通路55〜63における
冷媒の流れ方向を反転する四方弁64とを有している。
器53との間の冷媒通路60には上述した構成による双
方向型電磁弁10が接続されている。この場合、双方向
型電磁弁10の第1の入出口ポート12は第1の室内交
換器52の出口側に接続され、第2の入出口ポート13
が第2の室内熱交換器53の入口側に接続される。
いる方向に冷媒が循環する。この時には、双方向型電磁
弁10においては、第1の入出口ポート12より第2の
入出口ポート13へ向けて冷媒が流れ、双方向型電磁弁
10が弁開している状態で、冷房モードが得られ、双方
向型電磁弁10が弁閉している状態では、双方向型電磁
弁10が絞り弁として作用し、冷房サイクルドライモー
ド(冷房時除湿)が得られる。
いる方向とは逆方向に冷媒が循環する。この時には、双
方向型電磁弁10においては、第2の入出口ポート13
より第1の入出口ポート12へ向けて冷媒が流れ、双方
向型電磁弁10が弁開している状態で、暖房モードが得
られ、双方向型電磁弁10が弁閉している状態では、双
方向型電磁弁10が絞り弁として作用し、暖房サイクル
ドライモード(暖房時除湿)が得られる。
ように、第2の入出口ポート13に現れる一次圧が双方
向型電磁弁10の主弁体18に対して弁開方向に作用す
るが、この時には、一次圧によって副弁体35が弁開
し、弁閉維持用圧力室30に第2の入出口ポート13の
一次圧が入り、主弁体18の弁閉状態が安定維持され
る。これにより、暖房サイクルドライモードも安定して
得られる。
方向型電磁弁10´を、図6に示すように、空気調和機
の冷凍サイクル上において、逃げ溝17による絞り機能
を代替するキャピラリチューブ65と並列に接続するよ
うにしてもよい。
明による双方向型電磁弁によれば、第1の入出口ポート
より第2の入出口ポートへ向けて流体が流れるモードで
は、主弁体が弁閉位置にある状態において、その流体圧
は弁室にて主弁体に対して弁閉方向に直接作用し、これ
に対し、第2の入出口ポートより第1の入出口ポートへ
向けて流体が流れるモードにおいては、主弁体が弁閉位
置にある状態において、その流体圧は主弁体に対して弁
開方向に直接作用するが、その流体圧により副弁体が開
弁し、弁閉維持用圧力室に第2の入出口ポートの側の流
体圧が導入され、弁閉維持用圧力室に導入された流体圧
が主弁体に対して弁閉方向に作用するから、何れのモー
ドでも、すなわち、流体の流れ方向が反転しても、他の
電磁アクチュエータ等を必要とすることなく、弁閉状態
が安定維持される。
れば、弁閉位置に位置する主弁体と弁座との間に形成さ
れる間隙により、主弁体の閉弁位置において第1の入出
口ポートと第2の入出口ポートとの間に微少流量の流れ
が確保される絞り状態が得られるから、双方向型の絞り
弁を構成することが可能になる。
ば、第1の室内交換器と第2の室内熱交換器との間に、
上述の双方向型電磁弁が接続されていることにより、冷
房モードと暖房モードの何れにおいても、双方向型電磁
弁が弁閉状態になることにより、除湿運転が行えるよう
になる。
形態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
の主弁体弁閉状態を示す断面図である。
の主弁体弁閉状態を示す断面図である。
を示すブロック図である。
示すブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の入出口ポートと第2の入出口ポー
トとの間に弁ポートが設けられ、前記第1の入出口ポー
トの側に形成された弁室に主弁体が設けられ、前記主弁
体は、前記弁ポートの周りに画定されている弁座に着座
した弁閉位置と前記弁座より離れた弁開位置との間に移
動可能になっており、前記主弁体と連結されて当該主弁
体を前記弁開位置と前記弁閉位置との間に駆動するプラ
ンジャを含む電磁式駆動手段が設けられ、前記プランジ
ャの背部に弁閉維持用圧力室が画定され、前記弁閉維持
用圧力室に前記第2の入出口ポートの側の流体圧を導く
流体圧通路が形成され、前記流体圧通路の途中に、前記
第2の入出口ポートの側の流体圧を及ぼされることによ
り開弁する副弁体が設けられ、 前記第1の入出口ポートより前記第2の入出口ポートへ
向けて流体が流れるモードにおいて、前記主弁体が前記
弁閉位置に位置する状態で、前記弁室に導入された前記
第1の入出口ポート側の流体圧により前記主弁体が前記
弁閉位置に位置する弁閉状態を維持すると共に、 前記第2の入出口ポートより前記第1の入出口ポートへ
向けて流体が流れるモードにおいて、前記主弁体が前記
弁閉位置にある状態において、前記副弁体が前記第2の
入出口ポートの側の流体圧により開弁し、弁閉維持用圧
力室に前記第2の入出口ポートの側の流体圧が導入さ
れ、当該流体圧によって前記主弁体が前記弁閉位置に位
置する弁閉状態を維持することを特徴とする双方向型電
磁弁。 - 【請求項2】 前記流体圧通路は前記主弁体を弁リフト
方向に貫通して形成され、前記副弁体は前記主弁体に組
み込まれていることを特徴とする請求項1に記載の双方
向型電磁弁。 - 【請求項3】 前記電磁式駆動手段は、内部ばねを含む
電磁ソレノイド装置により構成され、非通電時には内部
ばねのばね力により前記主弁体を前記弁開位置へ駆動
し、通電時には内部ばねのばね力に抗して前記主弁体を
前記弁閉位置へ駆動する常開型のものであることを特徴
とする請求項1または2に記載の双方向型電磁弁。 - 【請求項4】 前記弁閉位置に位置する前記主弁体と前
記弁座との間に形成される間隙により、前記主弁体の前
記閉弁位置において前記第1の入出口ポートと前記第2
の入出口ポートとの間に微少流量の流れが確保される絞
り状態が得られることを特徴とする請求項1〜3の何れ
か1項に記載の双方向型電磁弁。 - 【請求項5】 圧縮機と、室外熱交換器と、第1の室内
交換器と、第2の室内熱交換器と、これらをループ接続
する冷媒通路と、前記室外熱交換器と前記第1の室内交
換器との間の冷媒通路に設けられた膨張弁と、冷房モー
ドと暖房モードとの切換のためにループ接続された冷媒
通路における冷媒の流れ方向を反転する四方弁とを有
し、前記第1の室内交換器と前記第2の室内熱交換器と
の間に請求項4に記載の双方向型電磁弁が接続され、 冷房モードと暖房モードの何れにおいても、前記双方向
型電磁弁が弁閉状態になることにより、除湿運転が行え
ることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
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JP2000359754A JP4316788B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 双方向型電磁弁および空気調和機 |
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JP2002162132A5 JP2002162132A5 (ja) | 2007-10-18 |
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Cited By (2)
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KR20150095754A (ko) * | 2012-12-11 | 2015-08-21 | 쯔지앙 산화 컴퍼니 리미티드 | 전자 팽창밸브 |
WO2019065548A1 (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-04 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000359754A patent/JP4316788B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101684637B1 (ko) | 2012-12-11 | 2016-12-08 | 쯔지앙 산화 컴퍼니 리미티드 | 전자 팽창밸브 |
WO2019065548A1 (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-04 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
JP2019064325A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
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