JP2004093031A - 電気式膨張弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷媒圧の変動に応答して主弁を迅速に開閉させて流量を増減させ、過冷媒圧に伴う冷凍サイクル或いは膨張弁の機械的損傷を未然に防止する。
【解決手段】ブロック本体10に冷媒が可逆的に流動可能な第1の出入口11と第2の出入口12とを設け、両出入口間に形成された流体通路に主弁室14を形成する。この主弁室に電磁式の制御部50によって流量制御される主弁71を設ける。流入側の冷媒を制御部の制御により導入し、所定以上の流入側の冷媒圧に対しては、制御部の制御に拘わらず、主弁の開度を拡大させる。主弁は制御部に制御されるピストン弁70により開閉される。ピストン弁は、両出入口とは別に設けられた外均口91から導入される流入側冷媒圧により作動され、所定以上の流入側冷媒圧が外均口に作用した場合は、制御部の制御に拘わらず、ピストン弁を介して主弁の開度を拡大させる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気式膨張弁に関し、更に詳しくは、流体の流入孔とは別の外均口から電磁式の制御部により導入される流入側の冷媒圧に応答して主弁が開閉する可逆電気式膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用空調機等の冷凍サイクルにおいて、例えば、エンジンと直結する圧縮機の作動により一時的に過大な冷媒圧が発生して、冷凍サイクル或いは膨張弁を損傷するという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消することにあり、冷媒圧の変動に応答して主弁を迅速に開閉させて流量を増減させ、過冷媒圧に伴う冷凍サイクル或いは膨張弁の機械的損傷を未然に防止することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明は、以下の手段を採用した。即ち、
請求項1記載の電気式膨張弁は、ブロック本体に流体が可逆的に流動可能な第1の出入口と第2の出入口とを設け、両出入口間に形成された流体通路に主弁室を形成し、この主弁室に電磁式の制御部によって流量制御される主弁を設けると共に流入側の冷媒を上記制御部の制御により導入し、所定以上の流入側の冷媒圧に対しては、上記制御部の制御に拘わらず、主弁の開度を拡大させることを特徴とする。
請求項2記載の電気式膨張弁は、上記電気式膨張弁において、前記主弁は制御部に制御されるピストン弁により開閉されるように形成され、前記ピストン弁は、上記両出入口とは別に設けられた外均口から導入される流入側冷媒圧により作動され、所定以上の流入側冷媒圧が外均口に作用した場合は、上記制御部の制御に拘わらず、ピストン弁を介して主弁の開度を拡大させることを特徴とする。
【0005】
請求項3記載の電気式膨張弁は、請求項1又は請求項2記載の電気式膨張弁において、ブロック本体に電磁式の制御部を装着するに当たって、ブロック本体に上記主弁室と連通させて取付穴を形成し、該取付穴には吸引子を装着すると共に該吸引子の下部にはピストン弁室を形成し、且つ、該ピストン弁室には主弁と一体のピストン弁を上下摺動可能に設けると共に、ピストン弁には上下に貫通する均圧孔を設け、更に、ピストン弁の作動をピストン弁室の流体圧の制御により行なうことを特徴とする。
【0006】
請求項4記載の電気式膨張弁は、請求項3記載の電気式膨張弁において、吸引子の上部には、筒状のスリーブが装着され、該スリーブの内部には、パイロット弁室が形成され、該パイロット弁室にはパイロット弁が上下動可能に配置されると共に、吸引子にはピストン弁室と上方のパイロット弁室とを連通する連通孔が形成され、上記パイロット弁室の上部には上流側の流体をパイロット弁室に導入する外均口継手が装着されていることを特徴とする。
【0007】
請求項5記載の電気式膨張弁は、請求項4記載の電気式膨張弁において、上記外均口継手には外均口と、外均口とパイロット弁室とを連通させる外均小孔を形成し、該外均小孔のパイロット弁室側開口部に対向するパイロット弁には弁突部を形成することを特徴とする。
請求項6記載の電気式膨張弁は、請求項5記載の電気式膨張弁において、上記主弁には、上記外均口の流体圧の作用が開方向に作用するように配置されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1はその実施形態の断面構造図である。なお、以下、図面に従って説明するが、上・下・左・右・表・裏という表現は、図面の記載に伴うものであり、実際の位置関係とは、必ずしも一致するものではない。
【0009】
ブロック本体10は、金属製の直方体形状からなり、その上面10aには制御部50を装着するための取付穴13が形成されると共にブロック本体10の左面10bには第1の出入口11が形成される。また、ブロック本体10の下面10cには第2の出入口12が形成され、該第2の出入口12の上底部には弁孔15が穿設されている。また、第1の出入口11と取付穴13とは主弁室14を介して連通し、主弁室14の底部には上記弁孔15が開口している。
【0010】
次に吸引子60について説明する。
上記取付穴13には、円柱状の吸引子60がネジ止めされる。該吸引子60の下部径大部分には内壁面が円柱状のピストン弁室61が所定深さで形成され、吸引子60の上部径小部分には後述のスリーブ73、コイルハウジング76、ボビン86に捲き回されたコイル87等が装着される。
また、上記ピストン弁室61内には、上下摺動可能に円柱状のピストン弁70が嵌合される。そして、該ピストン弁70の下面中心部分には主弁孔74が形成され、該主弁孔74には棒状の主弁71が固定状態で嵌入している。
前記吸引子60の上面は、中心下がりのテーパー部75が形成され,その中心部には凹状のバネ受凹部64が形成されると共に、その底面にはピストン弁室61に連通する連通孔63が形成される。さらに、吸引子60の上方周部には円筒状のスリーブ73が装着・固定されており、このスリーブ73内に形成されるパイロット弁室89にはパイロット弁80が上下摺動可能に設けられている。
【0011】
前記主弁71の下端部は弁孔15を貫通してその下部まで延設され、その下端部は末広がり形状の弁部71aとして形成されている。したがって、ピストン弁70が吸引子60に対して上下に摺動することで、主弁71の弁部71aが弁孔15の下面に離接し弁孔15を開閉することになる。
【0012】
次にピストン弁70について説明する。
ピストン弁70の下面と弁孔15の上縁部に形成されたバネ受部16の間にはバネ62が配置されており、該バネ62はピストン弁70を上方に弾持している。また、ピストン弁70には、ピストン弁室61と主弁室14とを連通させる均圧孔72が形成されている。
【0013】
次にパイロット弁80について説明する。
パイロット弁80は、パイロット弁室89内でその外周面がスリーブ73の内周に当接して上下で摺動可能に設けられている。該パイロット弁80の下部は、中心部が下方に突出するようにテーパー部81が形成され、吸引子60側のテーパー部75に対応している。また、テーパー部75の下端部には所定の深さでバネ室84が形成されている。そして、このバネ室84と吸引子60側のバネ受凹部64との間にはバネ85が内装されている。このバネ85は、後述の弁突部83が後述の外均小孔92に当接するように縮装されている。
また、このパイロット弁80の上面中心部には所定の高さで弁突部83が形成され、パイロット弁80の上部にパイロット弁室89が確保されると共に、パイロット弁80の上面と下方のテーパー部81との間を連通させる均圧孔82が穿設されている。
【0014】
次に外均口継手90について説明する。
外均口継手90はスリーブ73の上端部に嵌入・固定され、その下部にはパイロット弁室89が形成される。外均口継手90の上部には流入側の冷媒が供給される外均口91が形成されるとともに、径小部93を介して外均小孔92が形成され、該外均小孔92の下部はパイロット弁室89に開口している。
【0015】
次に制御部50について説明する。
制御部50は電磁式であり、前記スリーブ73及び吸引子60の外周にボビン86が配置され、このボビン86にはコイル87が捲回されてコイルハウジング76に内装されており、該コイルハウジング76は吸引子60及びスリーブ73に支持されている。また、コイル87にはリード線88が連結されている。そして、このリード線88からコイル87に電流を印加することによって吸引子60を磁化させ、その磁化の程度に応じてパイロット弁80をバネ85の弾発力に抗して印加量に応じて吸引(下動)設定させることができる。
【0016】
次に、かかる構成による実施形態の動作について説明する。本実施の形態の電気式の膨張弁4は、図2に示すように、空調機の冷凍サイクルに用いており、公知の冷凍サイクル同様に室外熱交換器3と室内熱交換器5との間の管路6に配置されるもので、冷房サイクル又は暖房サイクルの冷媒のいずれの流れ方向においても機能するものである。
冷凍サイクルが無作動状態では、制御部50のスイッチはオフ状態となっており、パイロット弁80はバネ85の弾発力により上動しており、弁突部83が外均小孔92に当接し閉止している。
【0017】
冷房サイクル時においては、管路6を流れる冷媒は、図2に示す矢印のように、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、膨張弁4、室内熱交換器5、四方弁2、圧縮機1と循環する。この流れにおいては、冷媒は、膨張弁4の第1の出入口11から流入し、第2の出入口12から流出する。この場合は、外均口91にも第1の出入口11側の高圧冷媒が作用している。
【0018】
圧縮機1がオン(起動状態)となり、コイル87への通電に伴う吸引子60の磁化によりパイロット弁80が下動して弁孔15が「開」となり、室外熱交換器3から第1の出入口11に流入した高圧冷媒は、弁孔15において膨張されて第2の出入口12から流出し、室内熱交換器5に送出される。この間、コイル87に対する通電量を変えることにより、弁開度を変更して設定できる。即ち、上記のように所定の電流を印加するとパイロット弁80が下動し、パイロット弁80が下動すると、入口側に連通されている外均口91から高圧冷媒が径小部93及び外均小孔92を介してパイロット弁室89内に導入される。この高圧冷媒の導入はパイロット弁80の下動量に応じて大となる。
そうすると、パイロット弁室89内の高圧冷媒は均圧孔82、テーパー部75とテーパー部81の間の隙間、バネ受け凹部64、連通孔63及びピストン弁室61に至り、ピストン弁70に対するピストン弁室61からの冷媒圧は高くなり、弁孔15の開度を大とし、また、該開度に応じて冷媒を膨張させる(定常運転状態)。
【0019】
そして、この定常の運転状態において、冷媒が所定圧を超えた場合(異常高圧の発生)には、外均口91と連通状態にあるパイロット弁室89内の冷媒圧も高くなり、ピストン弁70に対する主弁室14側(下方)からの冷媒圧よりもピストン弁室61内の冷媒圧が一時的に高くなるから、ピストン弁70は下動し主弁71を押し下げて弁孔15を一挙に大きく開放して冷媒を流出させ、冷凍サイクル内の冷媒圧の異常上昇を防止することができるのである。
そして、第1の出入口11から第2の出入口12への流量が増大したあと、冷媒圧が所定以下となった段階で、パイロット弁80はバネ85の弾発力により上動し、主弁も上動して流量は制御部50で設定した状態に回復することになる。
【0020】
また、暖房サイクルにおいては、管路6を流れる冷媒は、図2に示す矢印とは反対方向、即ち、圧縮機1、四方弁2、室内熱交換器5(暖房作用)、膨張弁4、室外熱交換器3、四方弁2、圧縮機1と循環する。この暖房サイクルにおいては、冷媒は膨張弁4の第2の出入口12から流入し、第1の出入口11から流出し、冷房サイクルと同様の動作を行なう。
【0021】
即ち、圧縮機1がオン(起動状態)となり、室内熱交換器5より第2の出入口12に流入した高圧冷媒は、コイル87への通電によりパイロット弁80が下動して弁孔15が「開」となり、第1の出入口11から流出し、室外熱交換器3に送出される。この間、コイル87に対する通電量を変えることにより、弁開度を迅速に設定でき、第1の出入口11に流出する冷媒量を制御できる。
しかも、第2の出入口12に流入する冷媒が所定の圧力以上であると、冷房時と同様、外均口91の冷媒がパイロット弁室89を介してピストン弁70を押し下げ、主弁71を下動させて弁孔15を迅速に開状態とし、第1の出入口11より流出するので、冷凍サイクル内の冷媒圧の異常上昇を防止することができるのである。
【0022】
即ち、定常の運転状態において、冷媒が所定圧を超えた場合(異常高圧の発生)には、パイロット弁室89内の冷媒圧も高くなり、更には、パイロット弁室89と連通状態にあるピストン弁室61内の冷媒圧も高くなるから、主弁71を一挙に押し下げて弁孔15を一挙に大きく開放して冷媒を流出させることになる。
そして、第2の出入口12から第1の出入口11への流量が増大したあと、冷媒圧が所定以下となった段階で、パイロット弁80はバネ85の弾発力により上動し、主弁15も上動して流量は制御部50で設定した状態に回復することになる。
【0023】
以上のように、本実施の形態では、冷媒がいずれの流れにおいても、冷媒の流量を任意に制御できるばかりでなく、流入側に所定圧以上の冷媒圧が発生したとき、一挙に主弁71が下動するから、弁部の流入冷媒圧に対する応答性が向上し、逆に、流入側が所定圧以内の冷媒圧に戻った場合には、一挙に主弁が上動するから弁部の通常状態への応答性も向上する。
なお、上記実施の形態の動作は、冷凍サイクルに適用した場合を説明したが、その他の使用に供することができることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されていることから、コイルへの電流量に順応して迅速に応答して開閉する電気式膨張弁が実現でき、冷媒流量を迅速に増減できる(即ち、空調(室内温度の制御)を迅速に行い得る)。また、設定圧力以上の冷媒圧に対しては、一挙に冷媒を流出させて、冷凍サイクル内の冷媒圧力の異常上昇を防止させることができ、主弁の開閉を円滑に行なわせるとともに、その流体の流れが双方向可能となるため、極めて使い勝手のよい電気式膨張弁を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の断面構造図。
【図2】本実施形態を適用する空調機の冷凍サイクル説明図。
【符号の説明】
1・・圧縮機      2・・四方弁     3・・室外熱交換器
4・・膨張弁      5・・室内熱交換器  6・・管路
10・・ブロック本体  10a・・上面    10b・・左面
10c・・下面     11・・第1の出入口 12・・第2の出入口
13・・取付穴 14・・主弁室  15・・弁孔  16・・バネ受部
50・・制御部     60・・吸引子   61・・ピストン弁室
62・・バネ      63・・連通孔   64・・バネ受凹部
70・・ピストン弁   71・・主弁    71a・・弁部
72・・均圧孔     73・・スリーブ  74・・主弁孔
75・・テーパー部   76・・コイルハウジング
80・・パイロット弁  81・・テーパー部 82・・均圧孔
83・・弁突部     84・・バネ室   85・・バネ
86・・ボビン     87・・コイル   88・・リード線
89・・パイロット弁室 90・・外均口継手 91・・外均口
92・・外均小孔    93・・径小部

Claims (6)

  1. ブロック本体に流体が可逆的に流動可能な第1の出入口と第2の出入口とを設け、両出入口間に形成された流体通路に主弁室を形成し、この主弁室に電磁式の制御部によって流量制御される主弁を設けると共に流入側の冷媒を上記制御部の制御により導入し、所定以上の流入側の冷媒圧に対しては、上記制御部の制御に拘わらず、主弁の開度を拡大させることを特徴とする電気式膨張弁。
  2. 前記主弁は、制御部に制御されるピストン弁により開閉されるように形成され、前記ピストン弁は、上記両出入口とは別に設けられた外均口から導入される流入側冷媒圧により作動され、所定以上の流入側冷媒圧が外均口に作用した場合は、上記制御部の制御に拘わらず、ピストン弁を介して主弁の開度を拡大させることを特徴とする請求項1記載の電気式膨張弁。
  3. ブロック本体に電磁式の制御部を装着するに当たって、ブロック本体に上記主弁室と連通させて取付穴を形成し、該取付穴には吸引子を装着すると共に該吸引子の下部にはピストン弁室を形成し、且つ、該ピストン弁室には主弁と一体のピストン弁を上下摺動可能に設けると共に、ピストン弁には上下に貫通する均圧孔を設け、更に、ピストン弁の作動を、ピストン弁室の流体圧の制御により行なうことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気式膨張弁。
  4. 吸引子の上部には、筒状のスリーブが装着され、該スリーブの内部には、パイロット弁室が形成され、該パイロット弁室にはパイロット弁が上下動可能に配置されると共に、吸引子にはピストン弁室と上方のパイロット弁室とを連通する連通孔が形成され、上記パイロット弁室の上部には上流側の流体をパイロット弁室に導入する外均口継手が装着されていることを特徴とする請求項3記載の電気式膨張弁。
  5. 上記外均口継手には外均口と、外均口とパイロット弁室とを連通させる外均小孔を形成し、該外均小孔のパイロット弁室側開口部に対向するパイロット弁には弁突部を形成することを特徴とする請求項4記載の電気式膨張弁。
  6. 上記主弁には、上記外均口の流体圧の作用が開方向に作用するように配置されることを特徴とする請求項5記載の電気式膨張弁。
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