JP2002161821A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給装置

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JP2002161821A
JP2002161821A JP2000363391A JP2000363391A JP2002161821A JP 2002161821 A JP2002161821 A JP 2002161821A JP 2000363391 A JP2000363391 A JP 2000363391A JP 2000363391 A JP2000363391 A JP 2000363391A JP 2002161821 A JP2002161821 A JP 2002161821A
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mixed fuel
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Yoshimasa Watanabe
義正 渡辺
Toshiaki Motoi
敏明 許斐
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料を様々な形態で供給する。 【解決手段】 噴射弁2が接続されたコモンレール4は
非混合燃料用レール6と混合燃料用レール8とのうちい
ずれか一方に選択的に接続されるようになっている。非
混合燃料用レール6内には被混合流体を含まない液体燃
料からなる非混合燃料が供給されている。混合燃料用レ
ール8内には、液体燃料と超臨界状態にある被混合流体
とからなる混合燃料が供給されている。通常運転時には
コモンレール4に混合燃料用レール8を接続して機関1
に混合燃料を供給する。高負荷時又は低負荷時にはコモ
ンレール4に非混合燃料用レール6を接続して機関1に
非混合燃料を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の燃料噴射
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンクから供給された液体燃料に被
混合流体タンクから供給された被混合流体を混合させた
混合燃料であってこの被混合流体が超臨界状態になって
いる混合燃料を形成し、この混合燃料を噴射弁から噴射
するようにした内燃機関が公知である(特許第2651
974号公報参照)。
【0003】詳しくは後述するが、このようにすると液
体燃料の微粒化を促進することができ、従って良好な燃
焼を確保することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、被混合流体
を含んでいない液体燃料のみからなる非混合燃料の場合
に比べて、混合燃料を噴射する場合には被混合流体の分
だけ噴射時間が長くなり、即ち噴射率が低下する。ま
た、燃料滴が小さくなるので貫徹力も小さくなる。従っ
て、例えば機関高負荷運転時のように高噴射率、高貫徹
力が要求される場合には、混合燃料よりも非混合燃料を
噴射するのが好ましいことになる。しかしながら、上述
の内燃機関では混合燃料しか供給することができない。
【0005】そこで本発明の目的は、燃料を様々な形態
で供給することができる内燃機関の燃料供給装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に1番目の発明によれば、燃料タンクから供給される液
体燃料に被混合流体タンクから供給される被混合流体が
混合された混合燃料であって該被混合流体が超臨界状態
になっている混合燃料を形成して供給するための混合燃
料供給手段と、燃料タンクから供給される液体燃料を被
混合流体を含まない非混合燃料として供給するための非
混合燃料供給手段とを具備し、これら混合燃料供給手段
と非混合燃料供給手段とのうちいずれか一方の供給手段
を選択的に噴射弁に接続して噴射弁から機関に供給され
る燃料を混合燃料と非混合燃料との間で切り替え可能に
している。即ち1番目の発明では、機関に供給される燃
料の形態が変更可能にされる。
【0007】2番目の発明では1番目の発明において、
噴射弁に接続される供給手段を混合燃料供給手段と非混
合燃料供給手段との間で、機関運転状態に応じて切り替
えるようにしている。即ち2番目の発明では、機関に供
給される燃料が機関運転状態に応じて切り替えられる。
3番目の発明では2番目の発明において、機関負荷が予
め定められた設定負荷よりも高いときに噴射弁に非混合
燃料供給手段を接続して噴射弁から機関に非混合燃料を
供給するようにしている。即ち3番目の発明では、機関
高負荷運転時に噴射燃料の高噴射率及び高貫徹力が確保
される。
【0008】4番目の発明では1番目の発明において、
噴射弁に接続される供給手段を混合燃料供給手段から非
混合燃料供給手段に切り替えるべきときに噴射弁と非混
合燃料供給手段との間の燃料通路内に残存する混合燃料
を機関に供給することなく該燃料通路外に排出すると共
に、噴射弁に接続される供給手段を非混合燃料供給手段
から混合燃料供給手段に切り替えるべきときに噴射弁と
混合燃料供給手段との間の燃料通路内に残存する非混合
燃料を機関に供給することなく該燃料通路外に排出する
ようにしている。即ち4番目の発明では、噴射弁に接続
される供給手段が切り替えられてから、噴射弁から機関
に実際に供給される燃料が切り替わるまでの遅れが短縮
される。
【0009】5番目の発明では4番目の発明において、
噴射弁が容積部に接続されると共に、該容積部に混合燃
料供給手段及び非混合燃料供給手段が選択的に接続され
るようになっており、該容積部に通常は閉弁される排出
弁を設け、噴射弁に接続される供給手段を切り替えるべ
きときに該排出弁を一時的に開弁して容積部内に残存す
る混合燃料又は非混合燃料を容積部外へ排出するように
している。即ち5番目の発明では、簡単な構成でもって
前記遅れが短縮される。
【0010】6番目の発明では5番目の発明において、
噴射弁に接続される供給手段を混合燃料供給手段及び非
混合燃料供給手段のうち一方の供給手段から他方の供給
手段に切り替えるべきときに一方の供給手段と容積部と
の接続を遮断すると共に排出弁を開弁し、次いで予め定
められた設定時間が経過した後に他方の供給手段を容積
部に接続するようにしている。即ち6番目の発明では、
混合燃料と非混合燃料とが混在するのが阻止される。
【0011】7番目の発明では4番目の発明において、
前記噴射弁を、供給された燃料を機関に供給することな
くその外部に排出することが可能な噴射弁から形成し、
噴射弁に接続される供給手段を切り替えるべきときに該
噴射弁に供給された燃料を機関に供給することなく噴射
弁外に排出し、それにより燃料通路内に残存する混合燃
料又は非混合燃料を燃料通路外に排出するようにしてい
る。即ち7番目の発明では、噴射弁が一般的に備えてい
る機構を用いて混合燃料又は非混合燃料が燃料通路外に
排出されるので、特別な構成を設ける必要がなくされ
る。
【0012】8番目の発明では1番目の発明において、
機関に混合燃料が供給されるときに用いられる機関制御
パラメータと機関に非混合燃料が供給されるときに用い
られる機関制御パラメータとが互いに異なっており、噴
射弁に接続される供給手段を切り替えるべきときから予
め定められた遅れ時間が経過するまで機関制御パラメー
タを切り替えず、該遅れ時間が経過したときに機関制御
パラメータを切り替えるようにしている。即ち8番目の
発明では、機関に実際に供給される燃料に適した機関制
御パラメータでもって内燃機関が制御される。
【0013】9番目の発明では8番目の発明において、
噴射弁に接続される供給手段を切り替えるべきときか
ら、噴射弁から実際に機関に供給される燃料が切り替わ
るまでに要する所要時間を求めて前記遅れ時間を該所要
時間に設定している。即ち9番目の発明では、遅れ時間
が正確に設定される。10番目の発明では1番目の発明
において、機関を停止すべきときには、噴射弁に非混合
燃料供給手段を接続した後に機関を停止するようにして
いる。即ち、噴射弁と供給手段との間の燃料通路内に混
合燃料が存在した状態で機関が停止されると、この混合
燃料中の被混合流体が機関停止中に超臨界状態でなくな
って液体燃料から分離する恐れがある。この場合、次い
で機関が再始動されると、互いに分離した液体燃料及び
被混合流体が機関に供給されることになる。そこで10
番目の発明では、機関を停止すべきときに燃料通路内に
混合燃料が存在しないようにしている。
【0014】なお、ある物質の圧力がその臨界圧力より
も高くかつこの物質の温度がその臨界温度よりも高い場
合にこの物質が超臨界状態にあるというのが一般的であ
る。しかしながら、本明細書にいう超臨界状態には、物
質の圧力及び温度がその臨界圧力及び臨界温度よりもわ
ずかばかり低い場合も含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明を車両用ディーゼル
機関に適用した場合を示している。しかしながら、火花
点火式ガソリン機関又は車両用でない内燃機関に本発明
を適用することもできる。図1を参照すると、機関本体
1は複数例えば四つの気筒1aを具備し、各気筒1aは
例えば電磁式の噴射弁2を具備する。これら噴射弁2は
それぞれ対応する分配管3を介してこれら噴射弁2に対
し共通の容積部又はコモンレール4に接続される。コモ
ンレール4は一方では非混合燃料管5を介して非混合燃
料用容積部又はレール6に接続され、他方では混合燃料
管7を介して混合燃料用容積部又はレール8に接続され
る。
【0016】非混合燃料用レール6は高圧管9を介して
燃料ポンプ10の吐出側に接続され、この燃料ポンプ1
0の吸入側は燃料タンク11に接続される。燃料タンク
11内には液体燃料、本実施態様では軽油が収容されて
いる。混合燃料用レール8は高圧管12を介して別の燃
料ポンプ13の吐出側に接続され、この燃料ポンプ13
の吸入側は燃料ポンプ10と共通の燃料タンク11に接
続される。更に、高圧管12にはフィード管14の流出
端が接続される。フィード管14の流入端は被混合流体
ポンプ15の吐出側に接続され、被混合流体ポンプ15
の吸入側は被混合流体タンク16に接続される。
【0017】なお、高圧管12の流入端を高圧管9に接
続して燃料ポンプ13を省略するようにしてもよい。被
混合流体タンク(ボンベ)16内には、液体燃料と異な
る被混合流体が液体の形で収容されている。被混合流体
として、例えば水、二酸化炭素、水素、アルコール、メ
タンやエタンなどの炭化水素のなかから選択された少な
くとも一つを用いることができる。
【0018】なお、各ポンプ10,13,15は例えば
機関駆動式又は電動式の、吐出圧を制御可能なポンプか
ら形成されている。これらポンプ10,13,15の吐
出圧はコモンレール4内の燃料圧、又は対応するレール
6,8内の燃料圧が目標となる燃料圧になるように制御
される。更に図1を参照すると、非混合燃料管5内及び
混合燃料管7内には、例えば電磁弁からなる非混合燃料
供給弁17及び混合燃料供給弁18がそれぞれ配置され
る。
【0019】また、コモンレール4内の非混合燃料又は
混合燃料をコモンレール4外に排出するための排出弁1
9がコモンレール4に取り付けられる。同様に、非混合
燃料用レール6内の非混合燃料をレール6外に排出する
ための排出弁20がレール6に取り付けられ、混合燃料
用レール8内の混合燃料をレール8外に排出するための
排出弁21がレール8に取り付けられる。各排出弁1
9,20,21は例えば電磁弁から形成されている。な
お、各排出弁の流出端は図示しない排出管に接続されて
いる。
【0020】電子制御ユニット(ECU)30はデジタ
ルコンピュータからなり、双方向性バス31を介して相
互に接続されたROM(リードオンリメモリ)32、R
AM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイク
ロプロセッサ)34、常時電源に接続されているB−R
AM(バックアップRAM)35、入力ポート36、お
よび出力ポート37を具備する。コモンレール4にはコ
モンレール4内の圧力に比例した出力電圧を発生する圧
力センサ38が取り付けられる。また、例えば吸入空気
量やアクセルペダルの踏み込み量などの機関負荷を表す
出力電圧を発生する負荷センサ39が設けられる。これ
らセンサ38,39の出力電圧はそれぞれ対応するAD
コバータ40を介して入力ポート36に入力される。更
に、機関回転数を表す出力パルスを発生する回転数セン
サ41が入力ポート36に接続される。
【0021】一方、出力ポート37はそれぞれ対応する
駆動回路42を介して噴射弁2、ポンプ10,13,1
5、供給弁17,18、及び排出弁19,20,21に
接続されている。また、混合燃料用レール8にはレール
8内の混合燃料の温度を制御するための温度制御装置4
3が取り付けられる。この温度制御装置43は例えば加
熱装置としての電気ヒータからなり、対応する駆動回路
42を介して出力ポート37に接続されている。
【0022】本実施態様の噴射弁2は供給された混合燃
料又は非混合燃料を機関1に供給することなく噴射弁2
の外部に排出する燃料排出作用を備えている。次に、図
2を参照して噴射弁2を詳しく説明する。図2を参照す
ると、60はハウジング、61はニードル収容孔62内
に摺動可能に収容されたニードル、63はニードル61
と一体的に形成されかつフランジ収容孔64内に移動可
能に収容されたフランジ、65はフランジ63と一体的
に形成されかつピストン収容孔66内に摺動可能に収容
されたピストン、67はピストン65の頂面とピストン
収容孔66の内壁面とにより画定される高圧室、68は
高圧室67と低圧室69とを互いに連通する排出孔、7
0は低圧室69内に移動可能に収容されて排出孔68を
開放又は遮断する弁体、71は低圧室69を噴射弁2外
部の排出管72(図1も参照)に接続する排出通路、7
3は分配管3とニードル収容孔62周りの環状の燃料溜
まり74とを接続する燃料通路、75は高圧室67を燃
料通路73に接続する絞り通路、76はフランジ63と
フランジ収容孔64の内壁面間に配置されてニードル6
1を閉弁方向に付勢する圧縮バネ、77は弁体70と低
圧室69の内壁面間に配置されて弁体70を閉弁方向に
付勢する圧縮バネ、78は弁体70を駆動するためのア
クチュエータをそれぞれ示す。なお、弁体71及びアク
チュエータ78はそれぞれ、例えば磁性材料及びソレノ
イドコイルから形成される。ここで、弁体71及びアク
チュエータ78は高圧室67と低圧室69間の連通を制
御する制御弁を構成しているという見方もできる。
【0023】分配管3から燃料通路73内に供給された
燃料の一部は燃料溜まり74内に流入し、残りの燃料は
絞り通路75を介して高圧室67内に流入する。また、
低圧室69内には高圧室67から燃料が流入しうる。従
って、高圧室67、低圧室69、及び燃料溜まり74は
燃料で満たされている。高圧室67内の燃料圧はピスト
ン65の頂面に作用し、圧縮バネ76のバネ力と共に噴
射弁閉弁力として作用する。一方、燃料溜まり74内の
燃料圧はニードル61の環状受圧面79に作用し、噴射
弁開弁力として作用する。
【0024】噴射弁2を開弁すべきときにはソレノイド
コイル78が付勢される。ソレノイドコイル78が付勢
されると弁体70が上昇せしめられて排出孔68が開放
され、従って高圧室67が低圧室69と連通せしめられ
る。その結果、高圧室67内の燃料が低圧室69内に一
気に流出し、このとき絞り通路75によって高圧室67
内の燃料圧は直ちに上昇しないので、噴射弁閉弁力が低
下する。次いで、噴射弁閉弁力が噴射弁開弁力よりも小
さくなるとニードル61が上昇し始め、斯くして噴孔8
0が開放されて燃料噴射が開始される。
【0025】噴射弁2を閉弁すべきときにはソレノイド
コイル78が消勢される。ソレノイドコイル78が消勢
されると弁体70が下降せしめられて排出孔68が閉鎖
され、高圧室67が低圧室69から遮断せしめられる。
その結果、高圧室67内の燃料圧が次第に上昇し、噴射
弁閉弁力が噴射弁開弁力よりも大きくなるとニードル6
1が下降し始め、斯くして噴孔80が閉鎖されて燃料噴
射が停止される。
【0026】上述したように、ソレノイドコイル78を
付勢すると高圧室67内の燃料が低圧室69内に流出
し、この燃料は次いで排出通路71を介し排出管72内
に流入する。即ち、噴射弁2外部に排出される。一方、
ソレノイドコイル78を付勢してから実際に燃料噴射が
開始されるまでには一定の遅れが存在する。そこで、ソ
レノイドコイル78を付勢した後、実際に燃料噴射が開
始される前にソレノイドコイル78を消勢すれば、噴射
弁2に供給された燃料を機関1に供給することなく噴射
弁2外部に排出することができる。このようにして燃料
排出作用が行われる。
【0027】本実施態様では、噴射弁2から機関1に供
給される燃料を非混合燃料と混合燃料との間で切り替え
ることができる。次に、この供給燃料切替作用について
説明する。燃料タンク11内の液体燃料は燃料ポンプ1
0により非混合燃料用レール6内に供給され、従って非
混合燃料用レール6内は被混合流体を含まない液体燃料
からなる非混合燃料で満たされる。一方、燃料タンク1
1内の液体燃料及び被混合流体タンク15内の被混合流
体は燃料ポンプ13及び被混合流体ポンプ15により混
合燃料用レール8に供給され、即ち混合燃料用レール6
には液体燃料に被混合流体を混合させた混合体が供給さ
れる。燃料ポンプ13及び被混合流体ポンプ15の吐出
圧は混合燃料用レール8内の燃料圧が被混合流体の臨界
圧力PCよりも高い圧力P1に維持されるように制御さ
れており、ヒータ43の出力は混合燃料用レール8内の
燃料温度が被混合流体の臨界温度TCよりも高い温度T
1に維持されるように予め設定されている。即ち、混合
燃料用レール8内において混合体は被混合流体を超臨界
状態にする超臨界生成環境に晒されることになる。その
結果、被混合流体は混合燃料用レール8内において超臨
界状態にせしめられ、即ち混合燃料用レール8が液体燃
料と超臨界状態にある被混合流体とからなる混合燃料に
より満たされることになる。
【0028】ここで、上述した超臨界生成環境は燃料ポ
ンプ13、被混合流体ポンプ15、及びヒータ43によ
って形成される。従って、これら燃料ポンプ13、被混
合流体ポンプ15、及びヒータ43は超臨界状態生成装
置を形成しているという見方もできる。噴射弁2から非
混合燃料を供給すべきときには非混合燃料供給弁17が
開弁され、混合燃料供給弁18が閉弁され、それによっ
てコモンレール4に非混合燃料用レール6のみが接続さ
れる。その結果、コモンレール4に非混合燃料が供給さ
れ、この非混合燃料は次いで噴射弁2から機関1に供給
される。
【0029】これに対し、噴射弁2から混合燃料を供給
すべきときには混合燃料供給弁18が開弁され、非混合
燃料供給弁17が閉弁され、それによってコモンレール
4に混合燃料用レール8のみが接続される。その結果、
コモンレール4に混合燃料が供給され、この混合燃料は
次いで噴射弁2から機関1に供給される。ここで、コモ
ンレール4に非混合燃料用レール6と混合燃料用レール
8とが選択的に接続されるという見方もできる。また、
非混合燃料供給弁17、非混合燃料用レール6、燃料ポ
ンプ10などがコモンレール4に非混合燃料を供給する
非混合燃料供給装置を構成しており、混合燃料供給弁1
8、混合燃料用レール8、燃料ポンプ11、被混合流体
ポンプ15などがコモンレール4に混合燃料を供給する
混合燃料供給装置を構成しているという見方もできる。
【0030】噴射弁2から非混合燃料を噴射すると、噴
射率を高くしかつ貫徹力を大きくすることができる。こ
れに対し、噴射弁2から混合燃料を噴射すると、液体燃
料の微粒化を促進することができ、従って、良好な燃焼
を確保することができる。この場合の微粒化促進作用の
メカニズムは必ずしも明らかにされていない。しかしな
がら、このメカニズムは次のように説明できると考えら
れている。
【0031】即ち、超臨界状態になると被混合流体の分
子は液体状態にある場合に比べてはるかに自由に動くこ
とができる。このため、被混合流体分子が液体燃料の分
子間に容易に入り込み、それにより液体燃料の表面張力
を低下せしめる。その結果、液体燃料は噴射された後
に、寸法が大きい液滴を形成することができず、即ち寸
法が小さい液滴を形成する。このようにして微粒化が促
進される。
【0032】被混合流体だけでなく液体燃料も超臨界状
態にしてもよい。しかしながら、上述のメカニズムを考
えると被混合流体だけを超臨界状態にすれば微粒化促進
作用を確保できる。また、両方を超臨界状態にするのは
エネルギ消費の観点から好ましくない。そこで本実施態
様では、超臨界状態にない燃料と、超臨界状態にある被
混合流体との混合燃料を形成し、この混合燃料を噴射す
るようにしている。言い換えると、被混合流体は超臨界
状態になるが液体燃料は超臨界状態にならないように、
混合燃料用レール8内の圧力及び温度が設定されてい
る。
【0033】これを可能にするには被混合流体は次の条
件を満たしていなければならない。即ち、被混合流体の
臨界圧力と臨界温度とのうち少なくとも一方は液体燃料
の対応する値よりも小さくなければならない。図3は噴
射弁2から機関1に供給すべき燃料を示している。図3
からわかるように、機関負荷Lが予め定められた第1の
設定負荷L1よりも高くかつ第1の設定負荷L1よりも
高く定められた第2の設定負荷L2よりも低い通常運転
時には、機関1に混合燃料が供給される。その結果、通
常運転時に安定した燃焼を得ることができる。
【0034】これに対し、L≦L1である機関低負荷運
転時又はL≧L2である機関高負荷運転時には機関1に
非混合燃料が供給される。その結果、高噴射率及び高貫
徹力の噴射燃料を得ることができる。また、機関1に供
給すべき燃料量が少ない低負荷運転時に液体燃料のみを
供給することで、安定した燃焼を得ることができる。次
に、機関1に供給すべき燃料を切り替えるべきときの制
御方法について説明する。
【0035】機関1に供給すべき燃料、即ちコモンレー
ル4に供給すべき燃料を例えば非混合燃料から混合燃料
に切り替えるためには、開弁している非混合燃料供給弁
17を閉弁し、閉弁している混合燃料供給弁18を開弁
するだけでもよい。しかしながら、この場合コモンレー
ル4、分配管3、及び噴射弁2内に残存している全ての
非混合燃料が噴射弁2から機関1に供給されない限り、
機関1に混合燃料が供給されない。即ち、機関1に実際
に供給される燃料を速やかに切り替えることができな
い。
【0036】そこで本実施態様では、機関1に供給すべ
き燃料を切り替えるべきときにはこれらコモンレール
4、分配管3、及び噴射弁2内に残存している燃料を機
関1に供給することなくこれらの外部に排出するように
している。具体的に説明すると、機関1に供給すべき燃
料を例えば非混合燃料から混合燃料に切り替えるべきと
きには、まず非混合燃料供給弁17が閉弁され、コモン
レール4の排出弁19が開弁される。その結果、コモン
レール4が非混合燃料用レール6から遮断され、コモン
レール4内に残存している非混合燃料が排出弁19から
コモンレール4外に排出される。また、このとき噴射弁
2の燃料排出作用が行われ、コモンレール4、分配管
3、及び噴射弁2内に残存している非混合燃料がこれら
外部に排出される。
【0037】このような供給燃料切替制御が開始されて
から予め定められた一定時間が経過すると、混合燃料供
給弁18が開弁され、排出弁19が閉弁され、噴射弁2
の燃料排出作用が停止される。その結果、コモンレール
4に混合燃料用レール8が接続されて混合燃料が供給さ
れ、この混合燃料は次いで噴射弁2から機関1に供給さ
れる。
【0038】この一定時間を過度に短くすると残存して
いる非混合燃料を十分に排出することができず、過度に
長くするとコモンレール4内の燃料圧が過度に低下して
燃料を噴射できなくなる恐れがある。そこで本実施態様
では、これらの不具合が生じないように、一定時間が予
め定められている。このようにすると、機関1に供給さ
れる燃料を切り替えるべきときから、機関1に実際に供
給される燃料が切り換わるまでの遅れを短縮することが
できる。また、非混合燃料供給弁17を閉弁した後に混
合燃料供給弁18を開弁するようにしているので、コモ
ンレール4内で非混合燃料と混合燃料とが混在するのが
抑制される。
【0039】同様に、機関1に供給すべき燃料を混合燃
料から非混合燃料に切り替えるべきときには、まず混合
燃料供給弁18が閉弁され、排出弁19が開弁され、噴
射弁2の燃料排出作用が開始される。次いで一定時間が
経過すると、非混合燃料供給弁17が開弁され、排出弁
19が閉弁され、噴射弁2の燃料排出作用が停止され
る。
【0040】図4は上述した供給燃料切替制御を実行す
るためのルーチンを示している。このルーチンは予め定
められた設定時間ごとの割り込みによって実行される。
図4を参照すると、まずステップ101では図3のマッ
プを用いて機関1に混合燃料を供給すべきか否かが判別
される。機関1に混合燃料を供給すべきとき、即ちL1
<L<L2のときには次いでステップ102に進み、現
在機関1に非混合燃料が供給されているか否かが判別さ
れる。現在機関1に混合燃料が供給されているとき、即
ち機関1に供給すべき燃料を切り替える必要がないとき
には、処理サイクルを終了する。これに対し、現在機関
1に非混合燃料が供給されているときには次いでステッ
プ103に進み、混合燃料への切替制御ルーチンが実行
される。この混合燃料への切替制御ルーチンは図5
(A)に示されている。
【0041】図5(A)を参照すると、まずステップ1
11ではカウンタCCが一定値C1よりも大きいか否か
が判別される。このカウンタCCは供給燃料切替制御が
開始されてからの時間を表しており、一定値C1は上述
の一定時間に相当する。CC≦C1のときには次いでス
テップ112に進み、噴射弁2の燃料排出作用が開始さ
れる。続くステップ113では非混合燃料供給弁17が
閉弁され、続くステップ114では排出弁19が開弁さ
れ、続くステップ115ではカウンタCCが1だけイン
クリメントされる。次いでステップ111に戻る。
【0042】CC>C1になるとステップ111からス
テップ116に進み、噴射弁2の燃料排出作用が停止さ
れる。続くステップ117では混合燃料供給弁18が開
弁され、続くステップ118では排出弁19が閉弁さ
れ、続くステップ119ではカウンタCCがクリアされ
る。これに対し、ステップ101において機関1に非混
合燃料を供給すべきとき、即ちL≦L1又はL≧L2の
ときには次いでステップ104に進み、現在機関1に混
合燃料が供給されているか否かが判別される。現在機関
1に非混合燃料が供給されているとき、即ち機関1に供
給すべき燃料を切り替える必要がないときには、処理サ
イクルを終了する。これに対し、現在機関1に混合燃料
が供給されているときには次いでステップ105に進
み、非混合燃料への切替制御ルーチンが実行される。こ
の非混合燃料への切替制御ルーチンは図5(B)に示さ
れている。
【0043】図5(B)を参照すると、まずステップ1
21ではカウンタCCが一定値C1よりも大きいか否か
が判別される。CC≦C1のときには次いでステップ1
22に進み、噴射弁2の燃料排出作用が開始される。続
くステップ123では混合燃料供給弁18が閉弁され、
続くステップ124では排出弁19が開弁され、続くス
テップ125ではカウンタCCが1だけインクリメント
される。次いでステップ121に戻る。
【0044】CC>C1になるとステップ121からス
テップ126に進み、噴射弁2の燃料排出作用が停止さ
れる。続くステップ127では非混合燃料供給弁17が
開弁され、続くステップ128では排出弁19が閉弁さ
れ、続くステップ129ではカウンタCCがクリアされ
る。次に、図6(A)及び(B)を参照しつつ、供給燃
料切替制御の別の実施態様を説明する。
【0045】混合燃料への切替制御ルーチンを示す図6
(A)を参照すると、まずステップ131ではCC>C
1であるか否かが判別される。CC≦C1のときには次
いでステップ132に進み、噴射弁2の燃料排出作用が
開始される。続くステップ133では非混合燃料供給弁
17が閉弁され、続くステップ134では排出弁19が
開弁され、続くステップ135では混合燃料供給弁18
が開弁される。続くステップ136ではカウンタCCが
1だけインクリメントされる。次いでステップ131に
戻る。CC>C1になるとステップ131からステップ
137に進み、噴射弁2の燃料排出作用が停止される。
続くステップ138では排出弁19が閉弁され、続くス
テップ139ではカウンタCCがクリアされる。
【0046】一方、非混合燃料への切替制御ルーチンを
示す図6(B)を参照すると、まずステップ141では
CC>C1であるか否かが判別される。CC≦C1のと
きには次いでステップ142に進み、噴射弁2の燃料排
出作用が開始される。続くステップ143では混合燃料
供給弁18が閉弁され、続くステップ144では排出弁
19が開弁され、続くステップ145では非混合燃料供
給弁17が開弁される。続くステップ146ではカウン
タCCが1だけインクリメントされる。次いでステップ
141に戻る。CC>C1になるとステップ141から
ステップ147に進み、噴射弁2の燃料排出作用が停止
される。続くステップ148では排出弁19が閉弁さ
れ、続くステップ149ではカウンタCCがクリアされ
る。
【0047】即ち、この実施態様では、機関1に供給さ
れる燃料を例えば非混合燃料から混合燃料に切り替える
べきときに、排出弁19が開弁されるので、コモンレー
ル4内の非混合燃料が排出弁19を介し排出される。し
かも、このとき混合燃料供給弁18が開弁されるので、
コモンレール4内に流入する混合燃料によってコモンレ
ール4内の非混合燃料が押し出されるようになる。その
結果、残存燃料をさらに速やかに排出することができ
る。
【0048】次に、図7(A)及び(B)を参照しつ
つ、供給燃料切替制御の更に別の実施態様を説明する。
混合燃料への切替制御ルーチンを示す図7(A)を参照
すると、まずステップ151ではCC>C1であるか否
かが判別される。CC≦C1のときには次いでステップ
152に進み、噴射弁2の燃料排出作用が開始される。
続くステップ153では非混合燃料用レール6の排出弁
20が開弁され、続くステップ154ではカウンタCC
が1だけインクリメントされる。次いでステップ151
に戻る。CC>C1になるとステップ151からステッ
プ155に進み、噴射弁2の燃料排出作用が停止され
る。続くステップ156では排出弁20が閉弁され、続
くステップ157では非混合燃料供給弁17が閉弁さ
れ、続くステップ158では混合燃料供給弁18が開弁
される。続くステップ159ではカウンタCCがクリア
される。
【0049】一方、非混合燃料への切替制御ルーチンを
示す図7(B)を参照すると、まずステップ161では
CC>C1であるか否かが判別される。CC≦C1のと
きには次いでステップ162に進み、噴射弁2の燃料排
出作用が開始される。続くステップ163では混合燃料
用レール8の排出弁21が開弁され、続くステップ16
4ではカウンタCCが1だけインクリメントされる。次
いでステップ161に戻る。CC>C1になるとステッ
プ161からステップ165に進み、噴射弁2の燃料排
出作用が停止される。続くステップ166では排出弁2
1が閉弁され、続くステップ167では混合燃料供給弁
18が閉弁され、続くステップ168では非混合燃料供
給弁17が開弁される。続くステップ169ではカウン
タCCがクリアされる。
【0050】即ち、この実施態様では、機関1に供給さ
れる燃料を例えば非混合燃料から混合燃料に切り替える
べきときに、非混合燃料供給弁17及び排出弁20が開
弁されるので、コモンレール4内の非混合燃料が非混合
燃料用レール6内に逆流し、非混合燃料用レール6内の
非混合燃料と共に排出弁20から排出される。このと
き、燃料ポンプ10を停止するようにしてもよい。更
に、このとき混合燃料供給弁18を開弁してコモンレー
ル4内に流入する混合燃料によりコモンレール4内の非
混合燃料を非混合燃料用レール6内に押し出すようにす
ることもできる。
【0051】ところで、噴射弁2から混合燃料を噴射す
るときには、被混合流体の分だけ噴射時間を長くする必
要がある。従って、噴射弁2から噴射すべき燃料に応じ
て噴射時間及び噴射時期を異ならせる必要がある。ま
た、機関燃焼室に形成される燃料滴の大きさを考える
と、点火時期も噴射弁2から噴射すべき燃料に応じて異
ならせるべきである。
【0052】そこで、噴射時間や点火時期といった機関
1を制御するためのパラメータを機関制御パラメータと
称すると、図1の機関1では、機関1に非混合燃料が供
給されるときに用いられる機関制御パラメータである非
混合燃料用パラメータと、機関1に混合燃料が供給され
るときに用いられる機関制御パラメータである混合燃料
用パラメータとが互いに異なるように予め設定されてい
る。
【0053】ところが、例えば機関負荷Lが第1の設定
負荷L1よりも低くなったといっても、機関1に実際に
供給される燃料が混合燃料から非混合燃料に切り替わる
までには、上述の供給燃料切替制御を行ったとしても、
ある程度の時間を要する。従って、L<L1になったと
いうことで直ちに混合燃料用パラメータから非混合燃料
用パラメータに切り替えると、しばらくの間は最適な機
関制御パラメータによる制御が行われないということに
なる。
【0054】そこで図1に示す実施態様では、機関1に
供給される燃料を切り替えるべきときから予め定められ
た遅れ時間が経過するまで機関制御パラメータを切り替
えず、遅れ時間が経過したときに機関制御パラメータを
切り替えるようにしている。従って、機関1に実際に供
給される燃料に適した機関制御パラメータでもって機関
1を制御することが可能になる。
【0055】この遅れ時間は機関制御パラメータの最適
な切替タイミングを与える限り、どのように設定しても
よい。しかしながらこの実施態様では、機関1に供給さ
れる燃料を切り替えるべきときから、機関1に実際に供
給される燃料が切り替わるまでに要する所要時間を求め
て遅れ時間をこの所要時間に設定している。ここで、非
混合燃料供給弁17又は混合燃料供給弁18と噴射弁2
との間の燃料通路の容積、噴射弁2の燃料噴射量及び燃
料排出作用による排出量、並びに排出弁19,20,2
1からの排出量などに基づいて所要時間を求めることが
できる。
【0056】図8は機関制御パラメータの切替制御ルー
チンを示している。このルーチンは予め定められた設定
時間毎の割り込みによって実行される。図8を参照する
と、まずステップ171では図3のマップを用いて機関
1に混合燃料を供給すべきか否かが判別される。機関1
に混合燃料を供給すべきときには次いでステップ172
に進み、現在機関1に非混合燃料が供給されているか否
かが判別される。現在機関1に混合燃料が供給されてい
るとき、即ち機関1に供給すべき燃料を切り替える必要
がないときには、処理サイクルを終了する。従って、機
関制御パラメータが混合燃料用パラメータに維持され
る。これに対し、現在機関1に非混合燃料が供給されて
いるときには次いでステップ173に進み、カウンタC
Pが一定値C2よりも大きいか否かが判別される。この
カウンタCPは本切替制御ルーチンが実行されてからの
時間を表しており、一定値C2は上述の遅れ時間に相当
する。CP≦C2のときには次いでステップ174に進
んでカウンタCPを1だけインクリメントした後に、ス
テップ173に戻る。CP>C2になるとステップ17
3からステップ175に進み、カウンタCPがクリアさ
れる。続くステップ176では、機関制御パラメータが
混合燃料用パラメータに切り替えられる。
【0057】これに対し、ステップ171において機関
1に非混合燃料を供給すべきときには次いでステップ1
77に進み、現在機関1に混合燃料が供給されているか
否かが判別される。現在機関1に非混合燃料が供給され
ているとき、即ち機関1に供給すべき燃料を切り替える
必要がないときには、処理サイクルを終了する。従っ
て、機関制御パラメータが非混合燃料用パラメータに維
持される。これに対し、現在機関1に混合燃料が供給さ
れているときには次いでステップ178に進み、カウン
タCPが一定値C2よりも大きいか否かが判別される。
CP≦C2のときには次いでステップ179に進んでカ
ウンタCPを1だけインクリメントした後に、ステップ
178に戻る。CP>C2になるとステップ178から
ステップ180に進み、カウンタCPがクリアされる。
続くステップ181では、機関制御パラメータが非混合
燃料用パラメータに切り替えられる。
【0058】なお、非混合燃料供給弁17又は混合燃料
供給弁18と噴射弁2との間の燃料通路の容積は通常、
噴射弁2毎に異なっている。そこで、遅れ時間を噴射弁
2毎に異ならせて設定することもできる。次に、機関1
の停止制御及び始動時制御について説明する。コモンレ
ール4に混合燃料用レール8が接続されているときに機
関1が停止されると、機関1が再び始動されるまでの機
関停止中コモンレール4内は混合燃料により満たされ続
ける。ところが、機関停止中にはコモンレール4内の被
混合流体が必ずしも超臨界状態に維持されず、その結果
コモンレール4内の混合燃料が液体燃料と超臨界状態に
ない被混合流体とに分離する恐れがある。この状態で機
関1が再始動されると、液体燃料及び被混合流体が分離
したまま機関1に供給されることになり、好ましくな
い。あるいは、コモンレール4内で液体燃料及び被混合
流体が層状に分離した場合には、機関再始動時に機関1
に液体燃料が供給されず、被混合流体のみが供給される
恐れすらある。
【0059】そこで図1の実施態様では、機関1を停止
すべきときにはコモンレール4に非混合燃料用レール6
を接続した後に機関1を停止するようにしている。具体
的に説明すると、例えばイグニッションスイッチ(図示
しない)がオフにされたときにコモンレール4に混合燃
料用レール8が接続されているときには、コモンレール
4に非混合燃料用レール6が接続される。即ち、混合燃
料供給弁18が閉弁され、非混合燃料供給弁17が開弁
される。このとき、排出弁19,21や噴射弁2の燃料
排出作用を行うようにしてもよい。次いで、一定時間が
経過するまで機関運転が継続され、この一定時間が経過
すると機関1が停止される。ここで、この一定時間は混
合燃料供給弁18から噴射弁2までの燃料通路内に混合
燃料がほとんど残存しなくなるまでに必要な時間であ
り、例えば予め実験により求められている。従って、混
合燃料供給弁18から噴射弁2までの燃料通路内に混合
燃料がほとんど残存しなくなると、機関1が停止される
ということになる。その結果、機関1の始動時に、超臨
界状態になくかつ液体燃料から分離した被混合流体が機
関1に供給されるのが阻止される。
【0060】なお、機関停止時には非混合燃料供給弁1
7及び混合燃料供給弁18は閉弁される。ところが、こ
のような停止制御をしたとしても、混合燃料用レール8
内の被混合流体が機関停止中に超臨界状態でなくなる恐
れがある。この被混合流体は機関1が始動されても直ち
に超臨界状態にならず、従って機関1が始動されたとき
にコモンレール4に混合燃料用レール8を接続すると、
同様な問題が生じうる。
【0061】そこで図1の実施態様では、機関始動時
に、コモンレール4に混合燃料用レール8を接続するの
を禁止し、非混合燃料用レール4を接続するようにして
いる。具体的に説明すると、例えばイグニッションスイ
ッチがオンにされると非混合燃料供給弁17が開弁され
る。次いで、一定時間が経過するまで混合燃料用レール
8がコモンレール4に接続され続け、この一定時間が経
過すると図4を参照して説明した供給燃料切替制御が開
始される。ここで、この一定時間は混合燃料用レール8
内の被混合流体を超臨界状態にするのに必要な時間であ
り、例えば予め実験により求められている。従って、機
関1が始動されてから混合燃料用レール8内の被混合流
体が超臨界状態になるまでコモンレール4に非混合燃料
用レール6が接続され、混合燃料用レール8の接続が禁
止されるということになる。あるいは、超臨界状態の被
混合流体を含む混合燃料が供給可能になるまで、機関1
に非混合燃料が供給され、混合燃料の供給が禁止される
ということにもなる。その結果、機関1の始動時に、超
臨界状態になくかつ液体燃料から分離した被混合流体が
機関1に供給されるのが確実に阻止される。
【0062】図9は停止制御ルーチンを示している。こ
のルーチンは例えばイグニッションスイッチがオフにさ
れたときに一回だけ実行される。図9を参照すると、ま
ずステップ191では、現在コモンレール4に混合燃料
用レール8が接続されているか否かが判別される。現在
コモンレール4に混合燃料用レール8が接続されている
ときには次いでステップ192に進み、コモンレール4
に非混合燃料用レール6が接続される。続くステップ1
93では、カウンタCSが一定値C3よりも大きいか否
かが判別される。このカウンタCSはコモンレール4に
非混合燃料用レール6が接続されてからの時間を表して
おり、一定値C3は上述の一定時間に相当する。CS≦
C3のときには次いでステップ194に進んでカウンタ
CSを1だけインクリメントした後にステップ193に
戻る。次いで、CS>C3になるとステップ193から
ステップ195に進んでカウンタCSをクリアする。続
くステップ196では、機関1が停止される。これに対
し、ステップ191において現在コモンレール4に非混
合燃料用レール6が接続されているときには次いでステ
ップ196にジャンプし、直ちに機関1を停止する。
【0063】図10は始動時制御ルーチンを示してい
る。このルーチンはイグニッションスイッチがオンにさ
れたときに一回だけ実行される。図10を参照すると、
まずステップ201では、カウンタCRが一定値C4よ
りも大きいか否かが判別される。このカウンタCRは機
関1が始動されてからの時間を表しており、一定値C4
は上述の一定時間に相当する。CR≦C4のときには次
いでステップ202に進み、コモンレール4に非混合燃
料用レール6が接続される。次いで、ステップ203に
進んでカウンタCRを1だけインクリメントした後にス
テップ201に戻る。CR>C4になるとステップ20
1からステップ204に進んで処理サイクルを終了す
る。従って、この後は図4に示す供給燃料切替制御ルー
チンによる制御が行われる。
【0064】これまで述べてきた実施態様では、混合燃
料用レール8内に形成される混合燃料の混合割合、即ち
液体燃料量に対する被混合流体量の割合は一定に維持さ
れている。しかしながら、この混合割合を例えば機関運
転状態に応じて変更することもできる。また、コモンレ
ール4を設けることなく、噴射弁2を例えばそれぞれ対
応する三方弁を介し非混合燃料用レール6及び混合燃料
用レール8に接続し、これら三方弁を制御することによ
り噴射弁2に供給される燃料を切り替えるようにするこ
ともできる。
【0065】
【発明の効果】燃料を様々な形態で供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディーゼル機関の全体図である。
【図2】噴射弁の拡大断面図である。
【図3】機関に供給すべき燃料を示す線図である。
【図4】供給燃料切替制御ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図5】混合燃料への切替制御ルーチン及び非混合燃料
への切替制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】別の実施態様による混合燃料への切替制御ルー
チン及び非混合燃料への切替制御ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図7】更に別の実施態様による混合燃料への切替制御
ルーチン及び非混合燃料への切替制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図8】機関制御パラメータ切替制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図9】停止制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図10】始動時制御ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…機関本体 2…噴射弁 4…コモンレール 6…非混合燃料用レール 8…混合燃料用レール
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 19/06 F02D 19/06 A B 19/12 19/12 A 41/04 375 41/04 375 F02M 25/00 F02M 25/00 K 25/022 63/00 R 63/00 U 25/02 D Fターム(参考) 3G066 AA01 AA07 AB02 AB04 AB08 AC09 CB16 CB19 CC68U CE22 DB06 DB19 DC01 DC04 DC09 DC15 DC18 3G092 AA02 AB03 AB05 AB08 AB09 AB14 AB15 AB17 BB20 CA01 DE03S DF03 DF06 DG09 EA11 EA12 EA14 EA17 EA28 EA29 FA08 GA10 GA14 HA01Z HA11Z HB03Z HB05Z HE01Z HF08Z 3G301 HA01 HA02 HA22 HA23 HA26 JA00 KA06 KA28 LB11 LB17 LC01 NB11 NB12 NC02 PA01A PA17A PB01A PB08A PE01A PE09A PF03A PF16A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクから供給される液体燃料に被
    混合流体タンクから供給される被混合流体が混合された
    混合燃料であって該被混合流体が超臨界状態になってい
    る混合燃料を形成して供給するための混合燃料供給手段
    と、燃料タンクから供給される液体燃料を被混合流体を
    含まない非混合燃料として供給するための非混合燃料供
    給手段とを具備し、これら混合燃料供給手段と非混合燃
    料供給手段とのうちいずれか一方の供給手段を選択的に
    噴射弁に接続して噴射弁から機関に供給される燃料を混
    合燃料と非混合燃料との間で切り替え可能にした内燃機
    関の燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 噴射弁に接続される供給手段を混合燃料
    供給手段と非混合燃料供給手段との間で、機関運転状態
    に応じて切り替えるようにした請求項1に記載の内燃機
    関の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 機関負荷が予め定められた設定負荷より
    も高いときに噴射弁に非混合燃料供給手段を接続して噴
    射弁から機関に非混合燃料を供給するようにした請求項
    2に記載の内燃機関の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 噴射弁に接続される供給手段を混合燃料
    供給手段から非混合燃料供給手段に切り替えるべきとき
    に噴射弁と非混合燃料供給手段との間の燃料通路内に残
    存する混合燃料を機関に供給することなく該燃料通路外
    に排出すると共に、噴射弁に接続される供給手段を非混
    合燃料供給手段から混合燃料供給手段に切り替えるべき
    ときに噴射弁と混合燃料供給手段との間の燃料通路内に
    残存する非混合燃料を機関に供給することなく該燃料通
    路外に排出するようにした請求項1に記載の内燃機関の
    燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 噴射弁が容積部に接続されると共に、該
    容積部に混合燃料供給手段及び非混合燃料供給手段が選
    択的に接続されるようになっており、該容積部に通常は
    閉弁される排出弁を設け、噴射弁に接続される供給手段
    を切り替えるべきときに該排出弁を一時的に開弁して容
    積部内に残存する混合燃料又は非混合燃料を容積部外へ
    排出するようにした請求項4に記載の内燃機関の燃料供
    給装置。
  6. 【請求項6】 噴射弁に接続される供給手段を混合燃料
    供給手段及び非混合燃料供給手段のうち一方の供給手段
    から他方の供給手段に切り替えるべきときに一方の供給
    手段と容積部との接続を遮断すると共に排出弁を開弁
    し、次いで予め定められた設定時間が経過した後に他方
    の供給手段を容積部に接続するようにした請求項5に記
    載の内燃機関の燃料供給装置。
  7. 【請求項7】 前記噴射弁を、供給された燃料を機関に
    供給することなくその外部に排出することが可能な噴射
    弁から形成し、噴射弁に接続される供給手段を切り替え
    るべきときに該噴射弁に供給された燃料を機関に供給す
    ることなく噴射弁外に排出し、それにより燃料通路内に
    残存する混合燃料又は非混合燃料を燃料通路外に排出す
    るようにした請求項4に記載の内燃機関の燃料供給装
    置。
  8. 【請求項8】 機関に混合燃料が供給されるときに用い
    られる機関制御パラメータと機関に非混合燃料が供給さ
    れるときに用いられる機関制御パラメータとが互いに異
    なっており、噴射弁に接続される供給手段を切り替える
    べきときから予め定められた遅れ時間が経過するまで機
    関制御パラメータを切り替えず、該遅れ時間が経過した
    ときに機関制御パラメータを切り替えるようにした請求
    項1に記載の内燃機関の燃料供給装置。
  9. 【請求項9】 噴射弁に接続される供給手段を切り替え
    るべきときから、噴射弁から実際に機関に供給される燃
    料が切り替わるまでに要する所要時間を求めて前記遅れ
    時間を該所要時間に設定した請求項8に記載の内燃機関
    の燃料供給装置。
  10. 【請求項10】 機関を停止すべきときには、噴射弁に
    非混合燃料供給手段を接続した後に機関を停止するよう
    にした請求項1に記載の内燃機関の燃料供給装置。
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