JP2001193511A - エンジンの燃料供給制御装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給制御装置

Info

Publication number
JP2001193511A
JP2001193511A JP2000003900A JP2000003900A JP2001193511A JP 2001193511 A JP2001193511 A JP 2001193511A JP 2000003900 A JP2000003900 A JP 2000003900A JP 2000003900 A JP2000003900 A JP 2000003900A JP 2001193511 A JP2001193511 A JP 2001193511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel supply
engine
switching
cng
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000003900A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Harada
隆行 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000003900A priority Critical patent/JP2001193511A/ja
Publication of JP2001193511A publication Critical patent/JP2001193511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/021Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine
    • F02D41/0215Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine in relation with elements of the transmission
    • F02D41/023Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine in relation with elements of the transmission in relation with the gear ratio shifting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 気体燃料と液体燃料との燃料切換えの際の違
和感を抑制しつつ制御を簡素化し、制御応答性を向上し
て迅速に燃料を切換える。 【解決手段】 エンジンがクランキングされた場合、主
止弁をONして燃料ボンベからプレッシャレギュレータ
を介してCNG噴射用インジェクタに燃料を供給し(S
3)、CNGを燃料としてエンジンを始動させる。そし
て、触媒の温度が活性化温度以上になっているか否かを
調べ(S5)、触媒の温度が活性化温度以上になると、
燃料切換制御を実行し、変速操作が有った場合に主止弁
をOFFしてCNG供給を停止し、吸気通路内に残留す
るCNGの残存量を考慮して決定した燃料噴射量をガソ
リン噴射用インジェクタから噴射させ、CNGからガソ
リンへの燃料切換えを行う(S6)。これにより、簡素
な制御で、運転者に違和感を与えることなく迅速に燃料
を切換え、制御応答性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体燃料と液体燃
料とを切換えて使用するエンジンの燃料供給制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車においては、大気汚染及び
省資源の観点からガソリンや軽油等の液体燃料に対する
代替燃料として天然ガス等の気体燃料が注目されてお
り、従来の液体燃料と気体燃料とを選択切換え可能な、
いわゆるバイフューエル車が開発されている。
【0003】このバイフューエル車では、性状の異なる
燃料を切換え使用することから燃料切換え時にショック
が発生し易く、運転者に違和感を与えるという問題があ
り、これに対処するに、特開平7−34915号公報に
は、ガソリン燃料からCNG燃料への燃料切換時に、ガ
ス燃料供給通路に介装される燃料カット弁を開弁してC
NG燃料の供給を開始すると共にガソリン燃料供給用の
燃料噴射弁からのガソリン供給停止時期を遅らせ、逆
に、CNG燃料からガソリン燃料への燃料切換時には、
燃料カット弁を閉弁してCNG燃料の供給を停止すると
共に燃料噴射弁からのガソリン供給開始時期を遅らせる
ことにより、燃料切換時における空燃比段差を吸収する
技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
先行技術では、液体燃料からガス燃料に切換える際に
は、吸気通路内の液体燃料の壁流の消滅時間、制御応答
遅れ時間、ガス燃料における燃料カット弁下流の燃料供
給系内へのガス充填に要する時間等を考慮する必要があ
り、また、ガス燃料から液体燃料に切換える際には、燃
料カット弁下流の燃料供給系内に残存するガス燃料がエ
ンジンに供給され続ける時間、液体燃料が壁流を形成す
る時間、制御応答遅れ時間等を考慮する必要があるた
め、制御が複雑化せざるを得ず、制御装置の負荷が増加
するばかりでなく、燃料切換えに時間を要し、過渡時に
制御性が悪化する虞がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、気体燃料と液体燃料との燃料切換えの際の違和感を
抑制しつつ制御を簡素化し、制御応答性を向上して迅速
に燃料を切換えることのできるエンジンの燃料供給制御
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、エンジンに液体燃料を供給
する液体燃料供給系と気体燃料を供給する気体燃料供給
系とを備えたエンジンの燃料供給制御装置において、エ
ンジン始動時、上記液体燃料供給系の燃料供給を停止さ
せて上記気体燃料供給系による燃料供給に切換える手段
と、排気系に配設した触媒が活性状態にあるか否かを判
断する手段と、変速機に対する変速操作の有無を検出す
る手段と、エンジン始動後、上記触媒が活性状態にある
と判断され、且つ上記変速機の変速操作が検出されたと
き、上記気体燃料供給系の燃料供給を停止させて上記液
体燃料供給系による燃料供給に切換える手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、液体燃料を供給す
る液体燃料供給系と気体燃料を供給する気体燃料供給系
とを備えたエンジンの燃料供給制御装置において、エン
ジン始動時、上記液体燃料供給系の燃料供給を停止させ
て上記気体燃料供給系による燃料供給に切換える手段
と、排気系に配設した触媒が活性状態にあるか否かを判
断する手段と、エンジンが燃料カットの実施状態にある
か否かを検出する手段と、エンジン始動後、上記触媒が
活性状態にあると判断され、且つ燃料カットの実施によ
り上記気体燃料供給系からの燃料供給が停止されたと
き、燃料カットからの復帰時に上記液体燃料供給系によ
る燃料供給に切換える手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、上記気体燃料供給系による燃料供給
から上記液体燃料供給系による燃料供給に切換える際、
エンジンの吸気通路に残留する気体燃料の残存量に応じ
て液体燃料の供給量を減少させることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記変速機に対する変速操作の有無を、ク
ラッチスイッチのオンオフによって検出することを特徴
とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記変速機に対する変速操作の有無を、上
記変速機のニュートラルポジションを検出するスイッチ
のオンオフによって検出することを特徴とする。
【0011】すなわち、請求項1記載の発明は、エンジ
ン始動時、液体燃料供給系の燃料供給を停止させて気体
燃料供給系による燃料供給に切換え、エンジン始動後、
排気系に配設した触媒が活性状態となり、且つ変速機の
変速操作が検出されたとき、気体燃料供給系の燃料供給
を停止させて液体燃料供給系による燃料供給に切換える
ことで、運転者に違和感を与えることなく迅速に燃料切
換えを行う。
【0012】請求項2記載の発明は、エンジン始動時、
液体燃料供給系の燃料供給を停止させて気体燃料供給系
による燃料供給に切換え、エンジン始動後、排気系に配
設した触媒が活性状態となり、且つ燃料カットの実施に
より気体燃料供給系からの燃料供給が停止されたとき、
燃料カットからの復帰時に液体燃料供給系による燃料供
給に切換えることで、運転者に違和感を与えることなく
迅速に燃料切換えを行う。
【0013】その際、気体燃料供給系による燃料供給か
ら液体燃料供給系による燃料供給への切換えは、請求項
3記載の発明では、エンジンの吸気通路に残留する気体
燃料の残存量に応じて液体燃料の供給量を減少させるこ
とで排気エミッション及び燃費悪化を防止する。
【0014】また、変速機に対する変速操作の有無は、
請求項4記載の発明では、クラッチスイッチのオンオフ
によって検出し、請求項5記載の発明では、変速機のニ
ュートラルポジションを検出するスイッチのオンオフに
よって検出する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の実施の第1
形態に係わり、図1は燃料切換判定ルーチンのフローチ
ャート、図2は燃料切換制御ルーチンのフローチャー
ト、図3は燃料供給系の概略構成図である。
【0016】図3において、符号1は、液体燃料と気体
燃料との2つの燃料供給系を備え、液体燃料と気体燃料
とを切換え使用可能なエンジンであり、吸気側に連通す
る吸気通路2にスロットル弁3が介装され、排気側に連
通する排気通路4に排気中の有害成分を浄化する触媒5
が介装されている。以下の説明では、液体燃料としてガ
ソリンを使用し、気体燃料として圧縮天然ガス(CN
G)を使用する例について説明する。
【0017】ガソリンの燃料供給系としては、スロット
ル弁3の下流に、ガソリン噴射用のインジェクタ6が配
設され、ガソリンを貯留する燃料タンク7に燃料供給ラ
イン8を介して接続されている。燃料供給ライン8に
は、燃料ポンプ9、プレッシャレギュレータ10が介装
されており、燃料ポンプ9によって燃料タンク7内のガ
ソリンが圧送され、プレッシャレギュレータ10により
スロットル弁3下流側の吸気通路2の圧力に対する差圧
が一定になるように調圧されてガソリン噴射用インジェ
クタ6に供給される。
【0018】また、CNGの燃料供給系としては、ガソ
リン噴射用インジェクタ6下流に、CNG噴射用のイン
ジェクタ11が配設され、CNGが高圧で充填された燃
料ボンベ12に燃料供給ライン13を介して接続されて
いる。燃料供給ライン13には、この燃料供給ライン1
3を開閉する電動式或いは電磁式の高圧開閉バルブであ
る主止弁14、プレッシャレギュレータ15が介装され
ており、主止弁14の開弁によって燃料ボンベ12から
CNGが供給され、プレッシャレギュレータ15により
スロットル弁3下流側の吸気通路2の圧力に対する差圧
が一定になるように調圧されてCNG噴射用インジェク
タ11に供給される。
【0019】また、燃料ボンベ12には、燃料充填ライ
ン16が接続されており、この燃料充填ラインに、逆止
弁17、充填弁18が介装され、末端に、図示しないC
NGスタンド等において燃料充填を行うための充填口1
9が設けられている。尚、充填弁18は、図において
は、燃料ボンベ12にCNGを充填する際に手動操作に
よって開かれる操作バルブである。
【0020】以上の2系統の燃料供給系は、電子制御装
置(ECU)20により運転状態に応じて切換えられ
る。ECU20は、マイクロコンピュータ等から構成さ
れるものであり、エンジン1の冷却水温を検出する水温
センサ21を初めとする各種センサ・スイッチ類や自動
変速機制御用の電子制御装置(T/M_ECU)30等
が入力側に接続され、また、上述したインジェクタ6,
11や主止弁14を初めとする各種アクチュエータ類が
出力側に接続される。
【0021】尚、マニュアル変速機搭載車の場合には、
T/M_ECU30に代えて、図示しないシフトレバー
のシフト位置を検出するシフトポジションセンサや図示
しないクラッチの踏み込みを検出するクラッチスイッチ
等が接続される。
【0022】ECU20による燃料の切換処理において
は、エンジン始動時、ガソリンに比較して気化が良好な
CNGを使用して始動性の向上と排気エミッションの改
善を図り、触媒5が活性状態となるまでCNGを燃料と
して運転を行う。そして、触媒5が活性化すると、変速
機の変速操作が行われたタイミングを検出し、このタイ
ミングに合わせてCNGからガソリンへの燃料切換えを
行うことで、燃料切換えによる違和感を抑制する。
【0023】以上の燃料切換処理は、具体的には、図1
に示す燃料切換判定ルーチン及び図2に示す燃料切換制
御ルーチンに従って処理される。
【0024】図1の燃料切換判定ルーチンでは、先ず、
ステップS1で、各センサ・スイッチ類の出力信号に基
づく運転状態を読み込み、ステップS2でエンジン1の
クランキングがスタートされたか否かを調べる。そし
て、エンジン1がクランキングされた場合、ステップS
3で主止弁14をONする。これにより、燃料ボンベ1
2からプレッシャレギュレータ15を介してCNG噴射
用インジェクタ11にCNGが供給され、エンジンが始
動される。この場合、ガソリン噴射用インジェクタ6は
駆動が停止され、CNGを燃料とするエンジン始動によ
り、始動性を向上すると共に、排気エミッションの悪化
を防止する。
【0025】次に、ステップS3からステップS5へ進
み、図示しない温度センサにより直接検出した計測値或
いはエンジン冷却水温から推定した推定値により、触媒
5の温度が活性化温度以上になっているか否かを調べ
る。その結果、触媒5の温度が活性化温度に達しておら
ず、触媒活性状態でない場合には、そのままルーチンを
抜けてCNGを燃料とした運転を継続し、触媒5の温度
が活性化温度以上となり、触媒活性状態になると、ステ
ップS6で、図2の燃料切換制御ルーチンにより、CN
Gからガソリンへの燃料切換えを行う。
【0026】一方、ステップS2において、エンジンク
ランキング中でない場合には、ステップS2からステッ
プS4へ進み、現在、主止弁14がONされているか否
かを調べる。そして、主止弁14がOFFで燃料ボンベ
12からのCNGの供給が遮断されている場合、すなわ
ち、エンジン停止、或いは、既に燃料がCNGからガソ
リンへ切換えられ、現在、ガソリンを燃料として運転さ
れている場合には、そのままルーチンを抜け、主止弁1
4がONの場合、すなわち、CNGを燃料としてエンジ
ンが始動された後、前述のステップS5における触媒5
の活性判定で触媒5が活性化していない場合には、再
度、ステップS5へ戻り、触媒5の活性判定を繰り返
す。
【0027】次に、図2の燃料切換制御ルーチンについ
て説明する。このルーチンでは、先ず、ステップS10
で、変速機の変速操作がなされたか否かを調べる。変速
操作の有無は、自動変速機搭載車においては、T/M_
ECU30からの変速信号による変速操作の有無を判断
し、マニュアル変速機搭載車においては、シフトポジシ
ョンセンサによるニュートラル位置の検出、或いはクラ
ッチスイッチONによるクラッチ踏み込みの検出により
判断する。
【0028】そして、ステップS10において変速操作
がないと判断された場合には、そのままルーチンを抜け
てCNGからガソリンへの燃料切換えを実施せず、変速
操作有りと判断された場合、ステップS11へ進んで主
止弁14をOFFして燃料ボンベ12からのCNG供給
を停止する。
【0029】次いで、ステップS12へ進み、吸気通路
2内に残留するCNGの残存量を考慮してガソリン噴射
用インジェクタ6の噴射時間すなわちガソリンの燃料噴
射量に対する補正量を求め、1行程当たりの吸入空気量
Q/Nに基づく基本燃料噴射時間から補正量を減算して
最終的な燃料噴射時間を決定した後、ステップS13
で、エンジン負荷とエンジン回転数とに基づいて設定さ
れる噴射タイミングでガソリン噴射用インジェクタ6を
駆動してガソリンを噴射し、燃料切換えを実行する。
【0030】すなわち、変速操作時にCNGからガソリ
ンへの燃料切換えを行うことにより、自動変速機搭載車
では通常の変速動作に燃料切換えの違和感が吸収され、
また、マニュアル変速機搭載車では、エンジン1と駆動
輪との間の動力伝達経路が遮断された状態での燃料切換
えとなり、燃料切換えによる違和感を解消することがで
きる。
【0031】図4及び図5は本発明の実施の第2形態に
係わり、図4は燃料切換制御ルーチンのフローチャー
ト、図5は補正量マップの説明図である。
【0032】第2形態は、前述の第1形態に対し、CN
Gを燃料としてエンジンを始動し、触媒5が活性化した
後、燃料カットのタイミングを検出して燃料切換えを実
施するものであり、具体的には燃料カットからの復帰時
に、CNGからガソリンへ燃料を切換える。
【0033】このため、第2形態では、第1形態の燃料
切換制御ルーチン(図2参照)を変更し、図4に示す第
2形態の燃料切換制御ルーチンによってCNGからガソ
リンへの燃料切換えを行う。
【0034】このルーチンでは、先ず、ステップS20
で、現在、燃料カットが実施されているか否かを判断す
る。例えば、現在の運転領域がスロットル開度やエンジ
ン回転数等に基づく減速時の燃料カット実施領域にある
場合、或いはシフトポジションセンサからの信号による
変速機のニュートラル位置での燃料カット実施領域であ
る場合、燃料カットと判断する。
【0035】そして、現在、燃料カットが実施されてい
ない場合には、ステップS20からそのままルーチンを
抜けて燃料切換えを実施せず、燃料カットが実施されて
いる場合、ステップS21へ進んで、主止弁14をOF
Fして燃料ボンベ12からのCNGの供給を停止する。
【0036】次に、ステップS22へ進み、インテーク
マニホルド内のCNGの残存量を考慮してガソリン噴射
用インジェクタ6の噴射時間すなわちガソリンの燃料噴
射量を補正し、最終的な燃料噴射時間を決定する。
【0037】ここに、吸気通路2内に残留するCNGの
残存量は、燃料カット時間Tに依存し、燃料カット時間
Tが短い程、CNGの残存量が多く、燃料カット時間T
が長くなると、CNGの残存量も少なくなり、所定時間
以上ではCNGの残存量を0とすることができる。
【0038】従って、図5に示すように、燃料カット時
間Tの経過に応じて減少する補正量αを、予めシミュレ
ーション或いは実験等により求めてマップ化しておき、
このマップを参照して補正量αを求め、1行程当たりの
吸入空気量Q/Nに基づく基本燃料噴射時間から燃料カ
ット時間に応じた補正量αを減算してガソリン噴射用イ
ンジェクタ6に対する最終的な燃料噴射時間を決定す
る。
【0039】そして、ステップS22からステップS2
3へ進み、燃料カットからの復帰時にガソリン噴射用イ
ンジェクタ6からガソリンを噴射することで、CNGか
らガソリンへの燃料切換えを行い、ルーチンを抜ける。
【0040】すなわち、CNGからガソリンへの燃料切
換えを、燃料カット状態すなわちエンジンが燃料を必要
としていない運転状態から燃料復帰する際に行うこと
で、燃料切換えによる運転上の違和感を解消することが
できる。しかも、全く燃料が噴射されない時間を利用す
ることから、燃料性状の相違を考慮した移行期間を設け
る等の複雑な制御を必要とせず、空燃比の段差による排
気エミッションの悪化や燃費悪化を回避することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、気
体燃料と液体燃料との燃料切換えの際の違和感を抑制し
つつ制御を簡素化し、制御応答性を向上して迅速に燃料
を切換え、燃費、排気性能、車両運転性を良好に維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係わり、燃料切換判
定ルーチンのフローチャート
【図2】同上、燃料切換制御ルーチンのフローチャート
【図3】同上、燃料供給系の概略構成図
【図4】本発明の実施の第2形態に係わり、燃料切換制
御ルーチンのフローチャート
【図5】同上、補正量マップの説明図
【符号の説明】
1 …エンジン 5 …触媒 6 …ガソリン噴射用インジェクタ 7 …燃料タンク 8 …燃料供給ライン 12…燃料ボンベ 13…燃料供給ライン 14…主止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/06 330 F02D 41/06 330S F02M 21/02 F02M 21/02 R 301 301L 311 311L 37/00 37/00 G 341 341D Fターム(参考) 3G092 AA05 AB02 AB08 AB12 BB01 BB10 DC01 DF03 DF08 EA02 EA11 FA03 GA01 GA14 HB01X HD02Z HE08Z HF12Z HF13Z HF15Z 3G093 AA04 BA20 CA01 DA05 DB11 EA05 EC01 FA12 3G301 HA24 KA01 KA26 LB00 MA11 MA25 ND04 NE19 PB03Z PB10Z PD12Z PE01Z PE08Z PF06Z PF07Z PF10Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに液体燃料を供給する液体燃料
    供給系と気体燃料を供給する気体燃料供給系とを備えた
    エンジンの燃料供給制御装置において、 エンジン始動時、上記液体燃料供給系の燃料供給を停止
    させて上記気体燃料供給系による燃料供給に切換える手
    段と、 排気系に配設した触媒が活性状態にあるか否かを判断す
    る手段と、 変速機に対する変速操作の有無を検出する手段と、 エンジン始動後、上記触媒が活性状態にあると判断さ
    れ、且つ上記変速機の変速操作が検出されたとき、上記
    気体燃料供給系の燃料供給を停止させて上記液体燃料供
    給系による燃料供給に切換える手段とを備えたことを特
    徴とするエンジンの燃料供給制御装置。
  2. 【請求項2】 液体燃料を供給する液体燃料供給系と気
    体燃料を供給する気体燃料供給系とを備えたエンジンの
    燃料供給制御装置において、 エンジン始動時、上記液体燃料供給系の燃料供給を停止
    させて上記気体燃料供給系による燃料供給に切換える手
    段と、 排気系に配設した触媒が活性状態にあるか否かを判断す
    る手段と、 エンジンが燃料カットの実施状態にあるか否かを検出す
    る手段と、 エンジン始動後、上記触媒が活性状態にあると判断さ
    れ、且つ燃料カットの実施により上記気体燃料供給系か
    らの燃料供給が停止されたとき、燃料カットからの復帰
    時に上記液体燃料供給系による燃料供給に切換える手段
    とを備えたことを特徴とするエンジンの燃料供給制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記気体燃料供給系による燃料供給から
    上記液体燃料供給系による燃料供給に切換える際、エン
    ジンの吸気通路に残留する気体燃料の残存量に応じて液
    体燃料の供給量を減少させることを特徴とする請求項1
    又は2記載のエンジンの燃料供給制御装置。
  4. 【請求項4】 上記変速機に対する変速操作の有無を、
    クラッチスイッチのオンオフによって検出することを特
    徴とする請求項2記載のエンジンの燃料供給制御装置。
  5. 【請求項5】 上記変速機に対する変速操作の有無を、
    上記変速機のニュートラルポジションを検出するスイッ
    チのオンオフによって検出することを特徴とする請求項
    2記載のエンジンの燃料供給制御装置。
JP2000003900A 2000-01-12 2000-01-12 エンジンの燃料供給制御装置 Pending JP2001193511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003900A JP2001193511A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 エンジンの燃料供給制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003900A JP2001193511A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 エンジンの燃料供給制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001193511A true JP2001193511A (ja) 2001-07-17

Family

ID=18532766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000003900A Pending JP2001193511A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 エンジンの燃料供給制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001193511A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2840026A1 (fr) * 2002-05-22 2003-11-28 Johnson Contr Automotive Elect Procede de gestion de l'alimentation d'un moteur pouvant fonctionner avec au moins un carburant liquide et un carburant gazeux
KR100748466B1 (ko) * 2002-01-15 2007-08-10 아이상 고교 가부시키가이샤 엔진의 가솔린 대체연료 분사 제어 장치
WO2007137642A1 (de) * 2006-05-31 2007-12-06 Volkswagen Bivalente brennkraftmaschine und verfahren zum betrieb einer bivalenten brennkraftmaschine
JP2008101526A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Mazda Motor Corp ハイブリッド車両の制御装置
JP2009228443A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Mazda Motor Corp エンジンの制御方法および装置
WO2011114508A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
WO2011117960A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
WO2011117961A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料供給装置
WO2011125167A1 (ja) * 2010-04-05 2011-10-13 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP2012211524A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Keihin Corp 燃料噴射制御装置
WO2012146968A1 (en) 2011-04-28 2012-11-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel supply control device and control method for engine
ITBO20110291A1 (it) * 2011-05-23 2012-11-24 Magneti Marelli Spa Metodo di controllo dell'iniezione di carburante in un motore a combustione interna poli-carburante in caso di commutazione di carburante durante l'iniezione
JP5418675B2 (ja) * 2010-06-16 2014-02-19 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料制御装置
US8800269B2 (en) * 2010-10-25 2014-08-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection system of an internal combustion engine
CN103993965A (zh) * 2013-02-17 2014-08-20 西安友科电子科技有限公司 一种lpg/cng汽车双燃料电喷控制方法
CN104165098A (zh) * 2013-05-16 2014-11-26 爱三工业株式会社 车辆控制装置和车辆控制方法
CN107489544A (zh) * 2017-09-27 2017-12-19 中国第汽车股份有限公司 发动机燃气喷射系统及天然气喷射时间计算方法

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748466B1 (ko) * 2002-01-15 2007-08-10 아이상 고교 가부시키가이샤 엔진의 가솔린 대체연료 분사 제어 장치
FR2840026A1 (fr) * 2002-05-22 2003-11-28 Johnson Contr Automotive Elect Procede de gestion de l'alimentation d'un moteur pouvant fonctionner avec au moins un carburant liquide et un carburant gazeux
WO2007137642A1 (de) * 2006-05-31 2007-12-06 Volkswagen Bivalente brennkraftmaschine und verfahren zum betrieb einer bivalenten brennkraftmaschine
JP2008101526A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Mazda Motor Corp ハイブリッド車両の制御装置
JP2009228443A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Mazda Motor Corp エンジンの制御方法および装置
WO2011114508A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
US9032936B2 (en) 2010-03-19 2015-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for internal combustion engine
JP5418665B2 (ja) * 2010-03-19 2014-02-19 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
WO2011117960A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
WO2011117961A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料供給装置
CN102597465A (zh) * 2010-03-23 2012-07-18 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置
US8695575B2 (en) 2010-03-23 2014-04-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for internal combustion engine
US8602011B2 (en) 2010-03-23 2013-12-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel supply apparatus for internal combustion engine
WO2011125167A1 (ja) * 2010-04-05 2011-10-13 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
CN102472176A (zh) * 2010-04-05 2012-05-23 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置
JP5418675B2 (ja) * 2010-06-16 2014-02-19 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料制御装置
US8800269B2 (en) * 2010-10-25 2014-08-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection system of an internal combustion engine
EP2634399A4 (en) * 2010-10-25 2015-09-16 Toyota Motor Co Ltd FUEL INJECTION SYSTEM FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE
JP2012211524A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Keihin Corp 燃料噴射制御装置
WO2012146968A1 (en) 2011-04-28 2012-11-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel supply control device and control method for engine
US9239026B2 (en) 2011-04-28 2016-01-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel supply control device and control method for engine
ITBO20110291A1 (it) * 2011-05-23 2012-11-24 Magneti Marelli Spa Metodo di controllo dell'iniezione di carburante in un motore a combustione interna poli-carburante in caso di commutazione di carburante durante l'iniezione
CN103993965A (zh) * 2013-02-17 2014-08-20 西安友科电子科技有限公司 一种lpg/cng汽车双燃料电喷控制方法
CN104165098A (zh) * 2013-05-16 2014-11-26 爱三工业株式会社 车辆控制装置和车辆控制方法
US9745902B2 (en) 2013-05-16 2017-08-29 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle control apparatus and vehicle control method
CN107489544A (zh) * 2017-09-27 2017-12-19 中国第汽车股份有限公司 发动机燃气喷射系统及天然气喷射时间计算方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001193511A (ja) エンジンの燃料供給制御装置
JP4747687B2 (ja) バイフューエルエンジンの制御装置
JP2002322934A (ja) 内燃機関の吸気制御装置
US7591252B1 (en) Gas vapor control system
US6772724B2 (en) Variable displacement engine starting control
US8393313B2 (en) Control apparatus and control method for internal combustion engine
JPH0734915A (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JP2006336499A (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JP4650975B2 (ja) 内燃機関、とりわけ自動車の内燃機関の動作のための方法
JP4586667B2 (ja) 燃料噴射制御装置
CZ309238B6 (cs) Způsob a zařízení pro řízení vstřikování paliva pro motor s vnitřním spalováním
JP2007255360A (ja) エンジン制御装置
AU2012358130A1 (en) Method and device for controlling the fuel supply of an internal combustion engine operated with liquefied gas
US7974764B2 (en) Procedure for the reduction of the torque of an internal combustion engine
JPH07103097A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
WO2013150739A1 (ja) エンジン制御装置
JP4394265B2 (ja) バイフューエルエンジンの供給燃料制御装置
JP2012087733A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御方法
JPH11166432A (ja) 内燃機関の二種燃料切換制御装置
JP5332833B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2001065395A (ja) インジェクタバルブ制御方法及び装置
JP2002180870A (ja) 車両の制御装置
JP3922862B2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JP2004506834A (ja) 内燃機関の駆動方法、コンピュータプログラム、開制御および/または閉ループ制御装置
KR100440164B1 (ko) 엘피아이 차량의 초기 시동시 연료 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081209