JP2002161805A - チェーンケース付きエンジン用金属製ガスケット - Google Patents

チェーンケース付きエンジン用金属製ガスケット

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JP2002161805A
JP2002161805A JP2000365419A JP2000365419A JP2002161805A JP 2002161805 A JP2002161805 A JP 2002161805A JP 2000365419 A JP2000365419 A JP 2000365419A JP 2000365419 A JP2000365419 A JP 2000365419A JP 2002161805 A JP2002161805 A JP 2002161805A
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Yutaka Furuta
裕 古田
Hiroshi Uemura
浩 植村
Tomoyoshi Uogairi
智義 魚返
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Nippon Gasket Co Ltd
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    • F02F11/002Arrangements of sealings in combustion engines  involving cylinder heads
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡ゴムシール部材を実用に耐える形で適用
し、長期信頼性および耐久性に優れたチェーンケース付
きエンジン用金属製ガスケットを提供する。 【解決手段】 金属製ガスケットの全構成板をチェーン
ケース部まで延長して延長部を設けるとともに、この延
長部にチェーンケース孔を設け、チェーンケース2とシ
リンダーブロック3とシリンダーヘッド4との三面合わ
せ部を含むチェーンケース開口部13をシールする発泡
ゴムシール部材18を備える構成とし、この発泡ゴムシ
ール部材18を、発泡ゴム層19,19間に金属芯板2
0を有し、シート状でかつループ状の一体構造の独立し
た部材とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーンケース付
きエンジン用金属製ガスケットに関し、詳しくはシリン
ダーヘッドがチェーンケース部分まで延長されてなるエ
ンジンにおいて、シリンダーヘッド、シリンダーブロッ
クおよびチェーンケースの三面合わせ部をシールするチ
ェーンケース付きエンジン用金属製ガスケットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、チェーンケース付きエンジンに
おいては、シリンダーヘッド、シリンダーブロックおよ
びチェーンケースの三面合わせ部の上端面に元々段差が
生じていることが多く、またその段差がエンジンの運転
に伴う熱膨張差によって拡大することが多い。このこと
から、この三面合わせ部をシールする構成要素として、
発泡した多孔質弾性材、とりわけ発泡ゴムが多く用いら
れる。その理由は、この発泡ゴムは、通常のゴムと比較
して自己圧縮性および自在圧縮性を備え、かつ外力に対
して大きな撓み特性を備えており、この撓み特性を活用
すれば、締め付け厚さの薄いガスケットにも適用できる
からである。
【0003】前述のような三面合わせ部をシールする金
属製ガスケットの先行技術として、次に示すものが知ら
れている。
【0004】(1)特開平7−133870号公報に示
されているように、発泡された多孔質弾性材を金属芯材
の両面に設けてなるシール材を、三面合わせ部に対応す
る部位に局部的に設けたもの。 (2)実用新案登録第2597677号公報(図11)
に示されているように、構成金属板の1枚としての補助
板(調整板)51をチェーンケース部まで延長してチェ
ーンケース孔52を設け、この孔周縁における補助板5
1の両面全周に独立気泡性の発泡シール材53,53を
被着した構成のもの。なお、図中、符号54にて示され
るのは主板(ビード基板)である。 (3)実開昭63−48059号公報もしくは特開平7
−119836号公報に示されているように、構成金属
板の1枚をチェーンケース部まで延長してチェーンケー
ス孔を設け、この孔周縁の片面または両面の全周に軟質
シートを設けた構成のもの。 (4)特開平10−292865号公報に示されている
ように、全構成板をチェーンケース部まで延長するよう
にしたものにおいて、構成金属板における三面合わせ部
の対向面にフルビードを形成し、このフルビードの凹部
に弾性体を充填するようにしたもの。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、三面合わせ
部におけるシール上の問題の一つは、高温でミスト状に
なったオイルが漏れ易いことにある。このような漏れ
は、冷熱に伴うアルミニウム製のチェーンケースと鋳鉄
製のシリンダーブロックとの熱膨張差によって、低温か
らの立ち上がり時に三面合わせ部における段差が拡大し
て漏れ通路が最大になった時点で最も発生し易い。
【0006】しかしながら、三面合わせ部に対応する部
位のみに局部的に発泡ゴム等よりなるシール部材を配設
する前記従来例では、このシール部材の装着部近傍にお
いてそのシール部材とガスケット基材との間に隙間が生
じ易く、前述の段差が拡大した場合に信頼性の高い完全
なシール性能が達成できないという問題点がある。
【0007】発泡ゴム材そのものは前述のような特性を
有しているが、特に発泡率の高いものを単体シートとし
て用いた場合には、その長所と表裏一体をなして逆に形
状安定性および耐久性に劣ることとなる。すなわち、外
力によって、歪み、変形またはフローによる破壊を受け
易く、長期間安定した面圧を確保することができない。
このため、発泡ゴムの単体シート材は比較的大型のシー
ル材としては不適当であり、この単体シート材を、10
0〜150℃程度の雰囲気で、しかも長期信頼性および
耐久性が要求されるチェーンケース部のシール材として
用いる前記従来技術は、実際上はほとんど実現不可能で
ある。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、発泡ゴムシール部材を実用に耐える形で適
用し、長期信頼性および耐久性に優れたチェーンケース
付きエンジン用金属製ガスケットを提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前記目
的を達成するために、第1発明によるチェーンケース付
きエンジン用金属製ガスケットは、少なくとも2枚の構
成板よりなり、全構成板がチェーンケース部まで延長さ
れてなる延長部と、この延長部に形成されるチェーンケ
ース孔とを備えるとともに、前記延長部のチェーンケー
ス側の面に装着され、チェーンケースとシリンダーブロ
ックとシリンダーヘッドとの三面合わせ部を含むチェー
ンケース開口部をシールする発泡ゴムシール部材を備え
てなるチェーンケース付きエンジン用金属製ガスケット
において、前記発泡ゴムシール部材は、発泡ゴム層間に
前記構成板とは別の金属芯板を有し、シート状でかつル
ープ状の一体構造の独立した部材であることを特徴とす
るものである。
【0010】本発明によれば、チェーンケース開口部側
と、チェーンケースとシリンダーブロックとシリンダー
ヘッドとの三面合わせ部との被さりによって、チェーン
ケース開口部の周縁に、自己圧縮性、自在圧縮性を有
し、かつ大きい撓み特性を有する発泡ゴムシール部材に
よるシールループが形成されるので、このチェーンケー
ス開口部の周縁部のシール性を確保することができる。
また、前記発泡ゴムシール部材は、発泡ゴム層間に金属
芯板を有するように補強されているので、発泡ゴムシー
ル部材を単体シート材のまま用いるものに比べて、形状
安定化作用を有し、長期信頼性および耐久性に優れたも
のとなる。
【0011】前記第1発明において、前記構成板は、シ
リンダーヘッド側に配される1枚のビード基板を有し、
前記発泡ゴムシール部材はそのビード基板の延長部に装
着されるのが好ましい(第2発明)。ここで、前記ビー
ド基板の材質は弾性金属板であれば適宜の材質を選択す
ることができ、またその厚さについても適宜選択可能で
ある。
【0012】次に、前記第1発明をより具体化した第3
発明によるチェーンケース付きエンジン用金属製ガスケ
ットは、シリンダーヘッド側の第1ビード基板と、シリ
ンダーブロック側の第2ビード基板と、これら第1ビー
ド基板および第2ビード基板間に介挿される少なくとも
1枚の中間構成板とよりなり、全構成板がチェーンケー
ス部まで延長されてなる延長部と、この延長部に形成さ
れるチェーンケース孔とを備えるとともに、前記延長部
のチェーンケース側の面に装着され、チェーンケースと
シリンダーブロックとシリンダーヘッドとの三面合わせ
部を含むチェーンケース開口部をシールする発泡ゴムシ
ール部材を備えてなるチェーンケース付きエンジン用金
属製ガスケットにおいて、前記第1ビード基板は、前記
延長部において、前記チェーンケース開口部と対向し
て、前記シリンダーブロックに対し張り出されたリテー
ナー部によりその第1ビード基板の長手方向に前記チェ
ーンケース開口部よりも狭い幅の小チェーンケース孔を
有し、かつ前記発泡ゴムシール部材の外周縁の外側近傍
位置にハーフビードを有し、前記第1ビード基板を除く
他の構成板は、前記延長部において、前記チェーンケー
ス開口部と対向して、それら構成板の長手方向に前記チ
ェーンケース開口部よりも広い幅でそのチェーンケース
開口部と同一形状の大チェーンケース孔をそれぞれ有
し、前記発泡ゴムシール部材の前記シリンダーブロック
側の端縁は、前記三面合わせ部の段差を越えてシリンダ
ーブロックのシール面まで達する小さい幅の張り出し部
を有するとともに、この発泡ゴムシール部材の外周縁
は、前記大チェーンケース孔の内周縁と整合する形状を
有し、この発泡ゴムシール部材の内周縁は、前記小チェ
ーンケース孔の内周縁と整合する形状を有し、かつその
発泡ゴムシール部材は、前記第1ビード基板に形成され
るリテーナー部においてその第1ビード基板に固定さ
れ、前記中間構成板は、前記延長部において、前記発泡
ゴムシール部材の外周縁の外側近傍位置にはハーフビー
ドを有しておらず、前記第2ビード基板は、前記第1ビ
ード基板に形成される前記ハーフビードに対向してハー
フビードを有していることを特徴とするものである。
【0013】このような構成を採用することにより、発
泡ゴムシール部材の外側に第1ビード基板および第2ビ
ード基板の各ハーフビードが併設されることになり、ま
た特にリテーナー部は発泡ゴムシール部材の押し付け形
状を安定化する作用を有し、これらによって発泡ゴムシ
ール部材が本来備えている自己圧縮性、大圧縮性、大き
い撓み性および良シール性という優れた特性とともにチ
ェーンケース開口部周縁の基本シールが確保され、実用
性と信頼性とを両立させることができる。ここで、前記
中間構成板の枚数、厚さおよび材質は適宜選択すること
ができる。望ましい態様は、ボア孔周りに折り返し部を
有する中間構成板1枚とするか、あるいはその中間構成
板と、もう1枚の中間構成板の2枚構成である。
【0014】前記第3発明においては、締め付け前の自
由状態において、前記発泡ゴムシール部材の全厚さが前
記シリンダーブロック側の積層金属部分の全厚さより厚
く、締め付け後の圧縮状態においては、前記シリンダー
ブロック側の積層金属部分の全厚さが前記発泡ゴムシー
ル部材の全圧縮を防止するストッパーとして機能し、か
つ前記第1ビード基板のリテーナー部が前記発泡ゴムシ
ール部材の押し付け形状を安定化する安定板として機能
する構成を採用するのが好ましい(第4発明)。
【0015】このような構成により、締め付け後の圧縮
状態において、チェーンケース開口部上であるリテーナ
ー部に張り出した発泡ゴムシール部材が、圧縮量の差に
より、チェーンケース開口部壁面内に一部入り込んで、
この発泡ゴムシール部材と対応するチェーンケース開口
部の内周端縁、三面合わせ部およびシリンダーブロック
のチェーンケース側端縁に被さるとともに、三面合わせ
部の段差による漏れ通路もシールされる。この漏れ通路
は、(チェーンケースガスケットの厚さ)×(チェーン
ケースガスケット上端面の引っ込め量)に相当し、完全
シールの対象とする観点から見るとかなり大きな空間で
ある場合が多いが、発泡ゴムシール部材の持つ特性の一
つである大圧縮量によってその漏れ通路が確実にシール
される。なお、発泡ゴムの気泡については、独立気泡で
あるのが最も好ましい。気泡率の望ましい範囲は、50
〜85%、独立気泡率の望ましい範囲は50%以上、よ
り望ましくは70%以上である。
【0016】前記第3発明または第4発明において、一
組の固定芯出し用のノック孔が前記第1ビード基板のリ
テーナー部およびそのリテーナー部に対応する前記発泡
ゴムシール部材の2箇所以上に設けられているのが好ま
しい(第5発明)。
【0017】発泡ゴムシール部材の固定方法は、かし
め、鳩目などの種々の機械式固定あるいは接着剤による
固定を用いることができる。また、かしめを用いる場合
にも、一部切り開きと拡大部が生ずるスプリット型(割
りかしめ型)、円筒状凹部が生ずるだけのクリンプ型な
どを選択できるが、最も望ましい固定方法は、発泡ゴム
シール部材を複数層とする場合においても、固定芯出し
用のノック孔を併用するスプリット型またはクリンプ型
であり、固定数は2個所である。また、チェーンケース
内でチェーン挿通のための許容スペースが狭く、張り出
したリテーナー部の幅に制約があり、かしめのためのス
ペースを確保することができない場合には、発泡ゴムシ
ール部材を固定する相手側の板、例えば第1ビード基板
または薄い中間構成板にガスケット幅方向に複数の爪を
立ててその爪に発泡ゴムシール部材を固定する爪立て
型、またはそれらの板、すなわちリテーナー部の自由端
側に形成したグロメットによって発泡ゴムシール部材を
抱持固定するクリンチ型などを採用すれば良い。
【0018】前記各発明において、前記発泡ゴムシール
部材は2枚以上積層されているのが好ましい(第6発
明)。こうすることで、形状安定化作用およびシール作
用のそれぞれの効果を増大させることができる。
【0019】前記各発明において、発泡ゴムシール部材
は、チェーンケース取り付けボルト孔の全周領域を含む
ように設けても良いし、あるいは含まないように設けて
も良い。
【0020】また、この発泡ゴムシール部材における発
泡ゴムの材質としては、NBR,H−NBRなど耐油性
が確保できるものであれば種類は問わない。また、金属
芯板の材質についても特に種類は問わず、例えばSPC
C材の薄板を用いることができる。さらに、金属芯板と
発泡ゴムシール部材との接着方法についても適宜選択す
ることができる。なお、通常用いる発泡ゴムシール部材
は、金属芯板の両面にゴム層をコーティングした後、熱
処理によって発泡および加硫を行ったシート材である。
【0021】また、前記三面合わせ部のシール材として
は、液体シールを併用することも可能である。また、構
成金属板の任意の面に、任意の通常ゴムのミクロシール
用コーティングを施すこともできる。さらに、シリンダ
ー孔、水孔、油孔などのシール構造等も適宜選択可能で
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるチェーンケー
ス付きエンジン用金属製ガスケットの具体的な実施の形
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0023】図1には本発明の一実施形態に係る金属製
ガスケットの平面図が示され、図2には図1のA−A断
面図が、図3には図1のB−B断面図が、図4には図1
のC−C断面図が、図5には図1のD−D断面図がそれ
ぞれ示されている。また、図6には、締め付け後の圧縮
状態で示す図1のE−E断面図が示されている。
【0024】本実施形態の金属製ガスケット1は、カム
シャフト駆動用チェーンが走行するチェーンケース2を
取り付けたシリンダーブロック3と、シリンダーヘッド
4との間に介挿され、これらチェーンケース2とシリン
ダーブロック3とシリンダーヘッド4との三面合わせ部
の対向面間をシールするのに使用される。ここで、前記
チェーンケース2は、シリンダーブロック3とは別部品
として形成され、シリンダーブロック3の側面に対しチ
ェーンケースガスケット5を介して取り付けられる。
【0025】前記金属製ガスケット1は、第1ビード基
板6と、第2ビード基板7と、これら両ビード基板6,
7間に介挿される中間構成板(折り返しストッパー板)
8とよりなる3枚の金属板の積層構成とされている。前
記中間構成板8はボア孔9周りに折り返しストッパー部
10を有している。また、各ビード基板6,7にはボア
孔9周りにフルビード11,12が形成され、これらブ
ルビード11,12は互いに隣接するボア孔9,9間に
おいてその中心線が会合するように構成されている。な
お、図2、図3においては、折り返しストッパー部10
と第2ビード基板7とが締め付け前の自由状態で当接し
ているものについて示されているが、これらが当接する
かしないかは、フルビードと外周ビードとの高さ関係に
よって決まる。また、前記折り返しストッパー部10の
形成時に、対向するビード基板との間に隙間を設けるこ
と、およびその隙間に適切な軟質部材を充填することは
任意に選択できる。また、前記フルビード11,12は
接近させたハーフビードとすることもできる。
【0026】前記第1ビード基板6には、前記チェーン
ケース2に形成された開口部(チェーンケース開口部)
13の周りに沿ってハーフビード14が形成され、同様
に、第2ビード板7には前記ハーフビード14に対向す
る位置にハーフビード15が形成されている。
【0027】また、前記第1ビード基板6、第2ビード
基板7および中間構成板8よりなる全構成板は、チェー
ンケース2部まで延長されてなる延長部G(図1参照)
を備えている。この延長部Gにおいて、前記第1ビード
基板6には、前記チェーンケース開口部13と対向し
て、前記シリンダーブロック3に対し張り出されたリテ
ーナー部(張り出し部)Hが設けられ、このリテーナー
部Hによって第1ビード基板6の長手方向に前記チェー
ンケース開口部13よりも狭い幅の小チェーンケース孔
16が形成されている。
【0028】一方、前記第2ビード基板7および中間構
成板8には、前記延長部Gにおいて、前記チェーンケー
ス開口部13と対向して、それら第2ビード基板7およ
び中間構成板8の長手方向に前記チェーンケース開口部
13よりも広い幅でそのチェーンケース開口部13と同
一形状の大チェーンケース孔17,17がそれぞれ形成
されている。
【0029】また、前記第1ビード基板6には、前記リ
テーナー部Hにおけるチェーンケース2側の面に、発泡
ゴムシール部材18(図1にハッチングにて示されてい
る。)が装着されている。この発泡ゴムシール部材18
は、発泡ゴム層19,19間に金属芯板20を積層して
なるシート状で、かつループ状の独立した部材であっ
て、シリンダーブロック3側の端縁に、チェーンケース
2とシリンダーブロック3とシリンダーヘッド4との三
面合わせ部の段差I(図4参照)を越えてシリンダーブ
ロック3のシール面まで達する小さい幅Jの張り出し部
を有している。ここで、発泡ゴム層19の望ましい厚さ
範囲は、締め付け前の自由状態において、金属芯板20
の片側で0.2〜1.0mm程度であり、また金属芯板
20の望ましい厚さ範囲は、0.1〜0.2mm程度で
ある。なお、発泡ゴムの材質としては、NBR,H−N
BRなど耐油性が確保できるものであれば種類は問わな
い。また、金属芯板の材質についても特に種類は問わ
ず、例えばSPCC材の薄板を用いることができる。
【0030】前記発泡ゴムシール部材18は、前記第1
ビード基板6に形成されるリテーナー部Hにおいてその
第1ビード基板6に固定されており、その内周縁形状
は、前記小チェーンケース孔16の内周縁と整合する形
状とされている。また、この発泡ゴムシール部材18の
外周縁は、前記大チェーンケース孔17の内周縁と整合
する形状とされている。なお、本実施形態では、リテー
ナー部Hに2箇所の芯合わせ用のノック孔21,21が
穿設されており、発泡ゴムシール部材18はそのリテー
ナー部Hにおいて機械かしめ43,43によって第1ビ
ード基板6に固定されている。図1の例では、かしめ4
3,43の位置は固定強化のため、ノック孔21,21
を結ぶ線上に2箇所とされている。
【0031】図4、図5に示されているように、締め付
け前の自由状態においては、発泡ゴムシール部材18の
全厚さが積層金属部分の全厚さよりも厚くなるようにさ
れている。一方、図6に示されているように、締め付け
後の圧縮状態においては、発泡ゴムシール部材18のチ
ェーンケース開口部13側における被さり量Kの被さり
によるシール作用と、三面合わせ部における被さり量L
の被さりによるシール作用とが発揮される。これらシー
ル作用とともに、発泡ゴムシール部材18の金属芯板2
0による形状安定化作用、シリンダーブロック3上の構
成板の積層部分の発泡ゴムシール部材18に対するスト
ッパー作用および第1ビード基板6のリテーナー部Hに
よる発泡ゴムシール部材18の押し付け形状安定化作用
が発揮される。
【0032】前記発泡ゴムシール部材18のチェーンケ
ース開口部13側における被さり量Kは、好ましくは
0.5〜1.5mm程度(後述の4枚構成の場合も同
様)である。実際には、所定設計面圧とこの被さり量K
の範囲とが達成できるように、発泡ゴムの気泡・弾性率
などの特性値および厚さ、発泡ゴムシール部材18の積
層枚数などを適正に選択することになる。通常、この被
さり量Kが得られる設計条件を採用すれば、三面合わせ
部の段差Iの程度にもよるが、ほとんどの場合は三面合
わせ部の段差Iの完全シールを達成することができる。
【0033】本実施形態によれば、前述した発泡ゴムシ
ール部材18の金属芯板20による形状安定化作用、発
泡ゴムシール部材18のチェーンケース開口部13側と
三面合わせ部との被さりによるシール作用、シリンダー
ブロック3上の構成板の積層部分の発泡ゴムシール部材
18に対するストッパー作用および第1ビード基板6の
リテーナー部Hによる発泡ゴムシール部材18の押し付
け形状安定化作用によって、発泡ゴムが本来備えている
自己圧縮性、大圧縮性、大きい撓み性および良シール性
という優れた特性と実用性および信頼性とを両立させる
ことができる。こうして、実用に耐え、長期信頼性およ
び耐久性に優れたチェーンケース付きエンジン用金属製
ガスケットを得ることができる。
【0034】本実施形態においては、発泡ゴムシール部
材18が単層のものについて説明したが、本実施形態の
ように3枚構成のガスケットにおいても、発泡ゴムシー
ル部材を複数の積層構成とすることができる。ただし、
このように複数層に構成した場合にも、シリンダーブロ
ック3側の積層金属部分の全厚さが発泡ゴムシール部材
のストッパーとして機能し、さらにその近傍のシリンダ
ーブロック3側のハーフビードがそのストッパー機能を
若干補強するような構成とする必要がある。
【0035】また、チェーンケースにおけるボルト孔2
2,22周辺の構成として、発泡ゴムシール部材18を
それらボルト孔22,22の全周縁に配置しても良い。
ただし、その配置スペースおよびその外部にさらにハー
フビード14,15を配置する余裕が取れる場合に限ら
れる。なお、このように発泡ゴムシール部材18をボル
ト孔22,22の全周縁に配置した場合には、ボルトの
締め付け力のほとんどを発泡ゴムシール部材そのもので
受けることになるため、延長部Gの全厚さがストッパー
として機能することがなく、締め付け面圧の調整の上で
やや不利となる。
【0036】図7には本発明の他の実施形態に係る金属
製ガスケットの断面図(図1のA−A断面図に相当)が
示され、図8には同金属製ガスケットの別位置での断面
図(図1のB−B断面図に相当)が示されている。
【0037】本実施形態の金属製ガスケット30は、第
1ビード基板31と、第2ビード基板32と、これら両
ビード基板31,32間に介挿される2枚の中間構成板
(第1中間構成板33および第2中間構成板34)とよ
りなる4枚の金属板の積層構成とされている。第1中間
構成板33は、ボア孔周りに折り返し部35,35を有
するとともに屈曲部36を有するストッパー板とされ、
第2中間構成板34は、屈曲部37を有しその屈曲部3
7を第2ビード基板32のビードのストッパーとして作
用させるように構成されている。なお、本実施形態にお
いても、各ビード基板31,32に形成されたフルビー
ドは接近させたハーフビードとすることができる。
【0038】図8に示されるように、本実施形態におい
ては、シリンダーブロック側の積層金属部分、言い換え
ればエンジン本体側のガスケットの全厚さの増大に伴っ
て、発泡ゴム層38,38間に金属芯板39を積層して
なる発泡ゴムシール部材40が2層設けられている。
【0039】本実施形態によれば、単体の発泡ゴムシー
ル部材では使用に耐えない高気泡率、高独立気泡率の発
泡ゴムの持つ大撓み特性および良好なシール特性を得る
ことができ、実用性と信頼性とを両立させることができ
る。
【0040】本実施形態では、発泡ゴムシール部材を2
層構成にした場合について説明したが、図示のような4
枚構成のガスケットに限らず、エンジン本体側のガスケ
ットの全厚さが増大した場合には、金属芯板を有する発
泡ゴムシール部材を2層〜3層など適切に積層すること
により、過大な発泡ゴムの撓みを抑制し、前述のような
適正な被さり量を得ることができるとともに、形状安定
性もより向上させることができる。
【0041】前記各実施形態においては、第1ビード基
板への発泡ゴムシール部材の固定構造として、機械かし
めによる構造を採用した場合を説明したが、リテーナー
部の張り出し幅に余裕がない場合には、図9に示される
ような爪立て型による固定構造を採用しても良い。すな
わち、第1ビード基板6'のリテーナー部に複数の爪4
1を立て、この爪41により発泡ゴムシール部材18を
固定する構造である。なお、この爪41は小さくするこ
とができるので、その位置を小チェーンケース孔16側
に接近させて立てることができる。
【0042】図10には、第1ビード基板への発泡ゴム
シール部材の固定構造の更に他の例(クリンチ型)が示
されている。この例では、第1ビード基板6"の張り出
し側自由端を折り返してグロメット42を形成すること
により、このグロメット42で発泡ゴムシール部材18
を挟持して固定するように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る金属製ガス
ケットの平面図である。
【図2】図2は、図1のA−A断面図である。
【図3】図3は、図1のB−B断面図である。
【図4】図4は、図1のC−C断面図である。
【図5】図5は、図1のD−D断面図である。
【図6】図6は、締め付け後の圧縮状態で示す図1のE
−E断面図である。
【図7】図7は、本発明の他の実施形態に係る金属製ガ
スケットの断面図(図1のA−A断面図に相当)であ
る。
【図8】図8は、本発明の他の実施形態に係る金属製ガ
スケットの別位置での断面図(図1のB−B断面図に相
当)である。
【図9】図9は、爪立て型による固定構造例を示す断面
図である。
【図10】図10は、クリンチ型による固定構造例を示
す断面図である。
【図11】図11は、従来の金属製ガスケットの一例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1,30 金属製ガスケット 2 チェーンケース 3 シリンダーブロック 4 シリンダーヘッド 6,6',6",31 第1ビード基板 7,32 第2ビード基板 8 中間構成板 9 ボア孔 10 折り返しストッパー部 11,12 フルビード 13 チェーンケース開口部 14,15 ハーフビード 16 小チェーンケース孔 17 大チェーンケース孔 18,40 発泡ゴムシール部材 19,38 発泡ゴム層 20,39 金属芯板 33 第1中間構成板 34 第2中間構成板 41 爪 42 グロメット 43 かしめ G 延長部 H リテーナー部 I 三面合わせ部の段差 J 張り出し部の幅 K チェーンケース開口部側における
被さり量 L 三面合わせ部における被さり量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 魚返 智義 大阪府東大阪市加納2丁目1番1号 日本 ガスケット株式会社内 Fターム(参考) 3J040 BA01 EA17 EA28 EA36 EA48 FA01 FA08 HA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2枚の構成板よりなり、全構
    成板がチェーンケース部まで延長されてなる延長部と、
    この延長部に形成されるチェーンケース孔とを備えると
    ともに、前記延長部のチェーンケース側の面に装着さ
    れ、チェーンケースとシリンダーブロックとシリンダー
    ヘッドとの三面合わせ部を含むチェーンケース開口部を
    シールする発泡ゴムシール部材を備えてなるチェーンケ
    ース付きエンジン用金属製ガスケットにおいて、 前記発泡ゴムシール部材は、発泡ゴム層間に前記構成板
    とは別の金属芯板を有し、シート状でかつループ状の一
    体構造の独立した部材であることを特徴とするチェーン
    ケース付きエンジン用金属製ガスケット。
  2. 【請求項2】 前記構成板がシリンダーヘッド側に配さ
    れる1枚のビード基板を有し、前記発泡ゴムシール部材
    がそのビード基板の延長部に装着される請求項1に記載
    のチェーンケース付きエンジン用金属製ガスケット。
  3. 【請求項3】 シリンダーヘッド側の第1ビード基板
    と、シリンダーブロック側の第2ビード基板と、これら
    第1ビード基板および第2ビード基板間に介挿される少
    なくとも1枚の中間構成板とよりなり、全構成板がチェ
    ーンケース部まで延長されてなる延長部と、この延長部
    に形成されるチェーンケース孔とを備えるとともに、前
    記延長部のチェーンケース側の面に装着され、チェーン
    ケースとシリンダーブロックとシリンダーヘッドとの三
    面合わせ部を含むチェーンケース開口部をシールする発
    泡ゴムシール部材を備えてなるチェーンケース付きエン
    ジン用金属製ガスケットにおいて、 前記第1ビード基板は、前記延長部において、前記チェ
    ーンケース開口部と対向して、前記シリンダーブロック
    に対し張り出されたリテーナー部によりその第1ビード
    基板の長手方向に前記チェーンケース開口部よりも狭い
    幅の小チェーンケース孔を有し、かつ前記発泡ゴムシー
    ル部材の外周縁の外側近傍位置にハーフビードを有し、 前記第1ビード基板を除く他の構成板は、前記延長部に
    おいて、前記チェーンケース開口部と対向して、それら
    構成板の長手方向に前記チェーンケース開口部よりも広
    い幅でそのチェーンケース開口部と同一形状の大チェー
    ンケース孔をそれぞれ有し、 前記発泡ゴムシール部材の前記シリンダーブロック側の
    端縁は、前記三面合わせ部の段差を越えてシリンダーブ
    ロックのシール面まで達する小さい幅の張り出し部を有
    するとともに、この発泡ゴムシール部材の外周縁は、前
    記大チェーンケース孔の内周縁と整合する形状を有し、
    この発泡ゴムシール部材の内周縁は、前記小チェーンケ
    ース孔の内周縁と整合する形状を有し、かつその発泡ゴ
    ムシール部材は、前記第1ビード基板に形成されるリテ
    ーナー部においてその第1ビード基板に固定され、 前記中間構成板は、前記延長部において、前記発泡ゴム
    シール部材の外周縁の外側近傍位置にはハーフビードを
    有しておらず、 前記第2ビード基板は、前記第1ビード基板に形成され
    る前記ハーフビードに対向してハーフビードを有してい
    ることを特徴とするチェーンケース付きエンジン用金属
    製ガスケット。
  4. 【請求項4】 締め付け前の自由状態において、前記発
    泡ゴムシール部材の全厚さが前記シリンダーブロック側
    の積層金属部分の全厚さより厚く、締め付け後の圧縮状
    態においては、前記シリンダーブロック側の積層金属部
    分の全厚さが前記発泡ゴムシール部材の全圧縮を防止す
    るストッパーとして機能し、かつ前記第1ビード基板の
    リテーナー部が前記発泡ゴムシール部材の押し付け形状
    を安定化する安定板として機能する請求項3に記載のチ
    ェーンケース付きエンジン用金属製ガスケット。
  5. 【請求項5】 一組の固定芯出し用のノック孔が前記第
    1ビード基板のリテーナー部およびそのリテーナー部に
    対応する前記発泡ゴムシール部材の2箇所以上に設けら
    れている請求項3または4に記載のチェーンケース付き
    エンジン用金属製ガスケット。
  6. 【請求項6】 前記発泡ゴムシール部材が2枚以上積層
    されている請求項1〜5のいずれかに記載のチェーンケ
    ース付きエンジン用金属製ガスケット。
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