JP3389453B2 - ガスケット - Google Patents

ガスケット

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JP3389453B2
JP3389453B2 JP13744197A JP13744197A JP3389453B2 JP 3389453 B2 JP3389453 B2 JP 3389453B2 JP 13744197 A JP13744197 A JP 13744197A JP 13744197 A JP13744197 A JP 13744197A JP 3389453 B2 JP3389453 B2 JP 3389453B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスケットに係
り、更に詳しくは、予燃焼室または渦流室等の副室を備
えた副室式エンジンに装着されるのに適したガスケット
に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平1−17635号公報、実公平1
−17636号公報、特公平5−41825号公報また
は特公平5−41826号公報等に掲載されている副室
式エンジンにおいては、図5に示すように、シリンダ室
21の平面形状から副室22の平面形状が一部、三日月
形に食み出しており(食出し部を斜線で示している)、
従来、この種の副室式エンジンに装着されるヘッドガス
ケットとして図6に示すガスケットが知られている。
【0003】すなわちこのガスケットは、ヘッドガスケ
ットとしての基本的な平面レイアウト内にシリンダ室用
孔(ボア部とも称する)51と、水孔等の連通孔52
と、ボルト挿通孔53とをそれぞれ所要数設けるととも
に、図7または図8に示すようにプレートストッパ5
4、プレートアクション55およびスペーサ56よりな
る三種類の金属板を組み合わせたものであって、更に以
下のようなシール構造を備えている。
【0004】すなわち先ず、プレートストッパ54の端
部を折り返してこの折返し部54aにスペーサ56を挾
み込んだ一次シール部57がシリンダ室21の平面形状
に沿って設けられており、またその外周側に、プレート
ストッパ54およびプレートアクション55を積層状態
で折曲したビードよりなる二次シール部58がシリンダ
室21および副室22の平面形状に沿って設けられてい
る。一次シール部57の平面形状は円形であり、二次シ
ール部58の平面形状も円形であるが、後者の二次シー
ル部58の平面形状はその円周の一部が上記した三日月
形の食出し部に沿って外周側に膨らんでいる。
【0005】また図8に示したように、このガスケット
がシリンダヘッド23および副室形成部材24とシリン
ダブロック25との間に装着されるときに、一次シール
部57に大きな面圧が発生してこの一次シール部57が
充分なシール作用を果たすように、一次シール部57の
厚さtがプレートストッパ54およびプレートアクシ
ョン55の厚さの和tより大きく設定されており、よ
って一次シール部57の外周側であってかつシリンダブ
ロック25側(図上下側)に符号aで示す段差が形成さ
れている。また同図に示したようにハーフビードよりな
る二次シール部58がシリンダヘッド23側(図上上
側)に立ち上がっている。
【0006】しかしながらこの従来技術には、以下の不
都合がある。
【0007】すなわち上記従来のガスケットが、シリン
ダヘッド23の下面と副室形成部材24の下面とが面一
であることを前提として設計されているのに対して、実
際にはシリンダヘッド23に副室形成部材24をカチコ
ミする際の組付け精度等の都合で、シリンダヘッド23
の下面と副室形成部材24の下面との間に符号bで示す
段差が形成され、この段差bにより副室形成部材24の
下面がシリンダヘッド23の下面より上方に凹んでいる
ことが多い。
【0008】したがってこのように副室形成部材24の
下面が凹んでいるところに上記ガスケットが装着される
と、図9に示すように一次シール部57の上面が副室形
成部材24の下面に接触せずにこの隙間からシリンダ室
21のガスGが洩れ、よってこのガスGを二次シール部
58でシールしなければならない。しかしながらこの二
次シール部58は本来、水または油等がシリンダ室21
に侵入しないように一次シール部57とは反対方向のシ
ールを担当するものであって、しかもその構造がハーフ
ビードであるためにシール力が一次シール部57より小
さい。したがってこの二次シール部58によってガスG
を充分にシールすることができず、ガスGが最終的に外
部に洩れる虞がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、二次シール部のシール力を高め、もってガスが一次
シール部を通過することがあってもこの二次シール部で
シールすることが可能なガスケットを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるガスケットは、シリンダ室
の平面形状から副室の平面形状が一部食み出した構造の
副室式エンジンに装着されるガスケットであって、シリ
ンダ室用孔の外周側に、二枚のプレートアクションの間
にプレートアウターを挾んだ積層部を設け、前記積層部
の内周縁部に、一方の前記プレートアクションと前記プ
レートアウターとを重ね合わせるとともに他方の前記プ
レートアクションと前記プレートアウターとの間に間隙
を設定した一次シール部を前記シリンダ室の平面形状に
沿って設け、前記積層部の外周縁部に、一方の前記プレ
ートアクションと前記プレートアウターとを重ね合わせ
るとともに他方の前記プレートアクションと前記プレー
トアウターとの間に間隙を設定した二次シール部を前記
シリンダ室および前記副室の平面形状に沿って設け、前
記二枚のプレートアクションおよびプレートアウターが
二次シール部に斜面部を備え、前記斜面部がシリンダヘ
ッドおよびシリンダブロックの間に挾まれるように、シ
リンダ室および副室の平面形状の外周側に配置されてい
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2によるガスケット
は、シリンダ室の平面形状から副室の平面形状が一部食
み出した構造の副室式エンジンに装着されるガスケット
であって、一対のプレートアクションの間に環状のプレ
ートアウターを挟み込んで前記三者による積層部を設
け、前記積層部の内周縁部に一次シール部を設けるとと
もに前記積層部の外周縁部に二次シール部を設け、前記
一次シール部は、一方のプレートアクションにシリンダ
ヘッド側へ斜めに立ち上がった斜面部を有するとともに
他方のプレートアクションにシリンダブロック側へ斜め
に立ち上がった斜面部を有して、シリンダ室の平面形状
に沿って設けられており、前記二次シール部は、一方の
プレートアクションにシリンダヘッド側へ斜めに立ち上
がった斜面部を有するとともに他方のプレートアクショ
ンにシリンダブロック)側へ斜めに立ち上がった斜面部
を有して、シリンダ室および副室の平面形状に沿って設
けられており、かつ装着時に全周に亙ってシリンダヘッ
ドおよびシリンダブロック間に挾まれることを特徴とす
る。
【0012】上記構成を備えた本発明の請求項1による
ガスケットにおいては、一次シール部が「一方のプレー
トアクションとプレートアウターとを重ね合わせるとと
もに他方のプレートアクションとプレートアウターとの
間に間隙を設定したもの」であるのに対して、二次シー
ル部も「一方のプレートアクションとプレートアウター
とを重ね合わせるとともに他方のプレートアクションと
プレートアウターとの間に間隙を設定したもの」であっ
て、両シール部が基本的に同じ構造を備えている。した
がって二次シール部が一次シール部と略同じシール力を
備えており、従来、二次シール部のシール力が一次シー
ル部より小さかったのと比較してそのシール力が高めら
れている。
【0013】またこのような相対的な比較だけでなく、
実質的にも二次シール部のシール力が高められている。
その理由は以下のとおりである。
【0014】 すなわち先ず、一方のプレートアクシ
ョン、プレートアウターおよび他方のプレートアクショ
ンよりなる三層の積層構造が設定されていてその厚さが
大きいために、シリンダヘッドとシリンダブロックの間
に装着されたときに大きな面圧が発生する。
【0015】 また他方のプレートアクションとプレ
ートアウターの間に間隙が設定されていて装着時にこの
間隙を減少または消失するように各プレートが弾性変形
するために、その弾性復帰力により一層大きな面圧が発
生する。すなわちバネ性が備えられている訳である。
【0016】尚、この間隙は、プレートアクションおよ
びプレートアウターが二次シール部に斜面部を備えてい
ることにより形成されるものである。したがってこの斜
面部が装着時に直接シリンダヘッドおよびシリンダブロ
ックの間に挾まれて挟圧されれば、バネ性による弾性復
帰力は特に大きなものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0018】図1に示すように、当該実施形態に係るガ
スケットは、シリンダ室21の平面形状から副室22の
平面形状が一部、三日月形に食み出した構造の副室式エ
ンジンに装着されるヘッドガスケットとしての基本的な
平面レイアウト内にシリンダ室用孔(ボア部とも称す
る)1と、水孔等の連通孔2と、ボルト挿通孔3とをそ
れぞれ所要数設けるとともに、図2または図3に示すよ
うに一対のプレートアクション4,5およびプレートア
ウター6よりなる三種類の金属板を組み合わせたもので
ある。
【0019】プレートアクション4,5の平面形状はそ
れぞれ当該ガスケットの平面形状と同じであり、すなわ
ちこのプレートアクション4,5の平面形状によって当
該ガスケットの平面形状が定められている。これに対し
てプレートアウター6はシリンダ室用孔1の周囲のみに
配置される環状のプレートであり、但しその円周の一部
が副室22による三日月形の食出し部に沿って外周側に
膨らんでいる。またシリンダ室用孔1が複数設けられる
場合、このプレートアウター6はシリンダ室用孔1と同
数がプレートアクション4,5の間に挾み込まれるが、
シリンダ室用孔1と同数の環状体を一枚物に一体成形し
て、これをプレートアクション4,5の間に挾み込むよ
うにしても良い。
【0020】図2または図3における上側の、一方のプ
レートアクション4は片面ゴムコートされており、すな
わちその上面に全面に亙ってゴム(図示せず)がコーテ
ィングされている。また図2または図3における下側
の、他方のプレートアクション5は両面ゴムコートされ
ており、すなわちその上面および下面にそれぞれ全面に
亙ってゴム(図示せず)がコーティングされている。こ
れに対してプレートアウター6はゴムコートされていな
い。
【0021】当該ガスケットは、以下のようなシール構
造ないし積層構造を備えている。
【0022】すなわち先ず、上記したところにしたがっ
てシリンダ室用孔1の外周側に、一対のプレートアクシ
ョン4,5の間にプレートアウター6を挾み込んだ環状
の積層部7が設けられており、この積層部7の内周縁部
に、一方のプレートアクション4とプレートアウター6
とを重ね合わせるとともに他方のプレートアクション5
とプレートアウター6との間に間隙8を設定した一次シ
ール部9がシリンダ室21の平面形状に沿って設けら
れ、また積層部7の外周縁部に、一方のプレートアクシ
ョン4とプレートアウター6とを重ね合わせるとともに
他方のプレートアクション5とプレートアウター6との
間に間隙8を設定した二次シール部10がシリンダ室2
1および副室22の平面形状に沿って設けられ、またこ
の一次シール部9と二次シール部10との間に、一方の
プレートアクション4、プレートアウター6および他方
のプレートアクション5を重ね合わせた環状の重合部1
1が設けられている。
【0023】一次シール部9において、一方のプレート
アクション4は、重合部11に連なる斜面部4aと、こ
の斜面部4aに連なる平面部4bとを備えており、斜面
部4aがシリンダヘッド23側へ斜めに立ち上がってい
る。プレートアウター6はその全面に亙って一方のプレ
ートアクション4と重ね合わされ、重合部11に連なる
斜面部6aと、この斜面部6aに連なる平面部6bとを
備え、斜面部6aがシリンダヘッド23側へ斜めに立ち
上がっている。他方のプレートアクション5は、重合部
11に連なる斜面部5aと、この斜面部5aに連なる平
面部5bとを備えており、斜面部5aがシリンダブロッ
ク25側へ斜めに立ち上がっている。一次シール部9の
平面形状は円形であり、その構成要素である斜面部4
a,5a,6a、平面部4b,5b,6bおよび間隙8
が全て、シリンダ室21の平面形状の外周側に配置され
ている。
【0024】また二次シール部10において、一方のプ
レートアクション4は、重合部11に連なる斜面部4c
と、この斜面部4cに連なる平面部4dとを備えてお
り、斜面部4cがシリンダヘッド23側へ斜めに立ち上
がっている。プレートアウター6はその全面に亙って一
方のプレートアクション4と重ね合わされ、重合部11
に連なる斜面部6cと、この斜面部6cに連なる平面部
6dとを備え、斜面部6cがシリンダヘッド23側へ斜
めに立ち上がっている。他方のプレートアクション5
は、重合部11に連なる斜面部5cと、この斜面部5c
に連なる平面部5dとを備えており、斜面部5cがシリ
ンダブロック25側へ斜めに立ち上がっている。二次シ
ール部10の平面形状は円形であるが、その円周の一部
が副室22による三日月形の食出し部に沿って外周側に
膨らんでおり、装着時、全周に亙ってシリンダヘッド2
3とシリンダブロック25の間に挾まれ、特にその構成
要素である斜面部4c,5c,6c、平面部4d,5
d,6dおよび間隙8が全て、シリンダ室21および副
室22の平面形状の外周側に配置されて、装着時、全周
に亙ってシリンダヘッド23とシリンダブロック25の
間に挾まれるようになっている。またこの二次シール部
10の円周の一部が副室22による三日月形の食出し部
に沿って外周側に膨らんでいることに伴って、重合部1
1の円周上の一部に平面三日月形を呈する幅広の平坦部
11aが設けられている。
【0025】図3に示したように、シリンダヘッド23
の下面と副室形成部材24の下面との間に段差bが形成
されていて、この段差bにより副室形成部材24の下面
がシリンダヘッド23の下面より上方に凹んでいるとこ
ろに上記構成を備えたガスケットが装着されると、一次
シール部9の上面が副室形成部材24の下面に接触せず
にこの隙間からシリンダ室21のガスGが洩れることが
あるが、当該ガスケットによれば、このガスGを以下の
ようにして効果的にシールすることが可能である。
【0026】すなわち装着時、シリンダヘッド23とシ
リンダブロック25の間に挾まれる積層部7以外の一般
部12が一対のプレートアクション4,5よりなる二層
構造であるのに対して、同じくシリンダヘッド23とシ
リンダブロック25の間に挾まれる積層部7の一部であ
る二次シール部10が一対のプレートアクション4,5
およびプレートアウター6よりなる三層構造に設定され
ていてその厚さが大きいために、この二次シール部10
に一次シール部9と同様、大きな面圧が発生する。また
装着時、他方のプレートアクション5とプレートアウタ
ー6の間の設定された間隙8を減少または消失するよう
に各プレート4,5,6が弾性変形するために、その弾
性復帰力により一層大きな面圧が発生する。弾性復帰力
は、斜面部4c,5c,6cが装着時に直接シリンダヘ
ッド23およびシリンダブロック25の間に挾まれるた
めに、特に大きなものである。したがってこれらのこと
から二次シール部10のシール力が高められており、よ
ってシリンダ室21のガスGが一次シール部9を通過し
ても二次シール部10で充分にシールすることができ、
ガスGが外部へ洩れるのを有効に防止することができ
る。また二次シール部10本来の水または油に対するシ
ール力も高められ、更に一次シール部9もバネ性を備え
ているためにシール力が高められている。
【0027】尚、上記実施形態では、片面ゴムコートの
一方のプレートアクション4にプレートアウター6が全
面接着されているが、図4に示すように、両面ゴムコー
トの他方のプレートアクション5にプレートアウター6
を全面接着しても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0029】すなわち、上記構成を備えた本発明のガス
ケットにおいては、シリンダヘッドとシリンダブロック
の間に挾まれる二次シール部が一対のプレートアクショ
ンおよびプレートアウターよりなる三層構造であってそ
の厚さが大きく設定されているために、この二次シール
部に一次シール部と同様、大きな面圧が発生する。また
装着時、他方のプレートアクションとプレートアウター
の間の設定された間隙を減少または消失するように各プ
レートが弾性変形するために、その弾性復帰力により一
層大きな面圧が発生する。したがってこれらのことから
二次シール部のシール力が高く、よってシリンダ室のガ
スが一次シール部を通過してもこの二次シール部で充分
にシールすることができ、ガスが外部へ洩れるのを有効
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るガスケットの一部平面
【図2】同ガスケットの要部斜視図
【図3】図1におけるC−C線拡大断面図
【図4】本発明の他の実施形態に係るガスケットの要部
断面図
【図5】シリンダ室と副室の平面配置関係を示す説明図
【図6】従来例に係るガスケットの一部平面図
【図7】同ガスケットの要部斜視図
【図8】図6におけるB−B線拡大断面図
【図9】同ガスケットの装着状態を示す要部断面図
【符号の説明】
1 シリンダ室用孔 2 連通孔 3 ボルト挿通孔 4,5 プレートアクション 4a,4c,5a,5c,6a,6c 斜面部 4b,4d,5b,5d,6b,6d 平面部 6 プレートアウター 7 積層部 8 間隙 9 一次シール部 10 二次シール部 11 重合部 11a 平坦部 12 一般部 21 シリンダ室 22 副室 23 シリンダヘッド 24 副室形成部材 25 シリンダブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−178072(JP,A) 特開 平8−42697(JP,A) 実開 平6−4466(JP,U) 実開 平6−12869(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16J 15/08 F02F 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ室(21)の平面形状から副室
    (22)の平面形状が一部食み出した構造の副室式エン
    ジンに装着されるガスケットであって、 シリンダ室用孔(1)の外周側に、二枚のプレートアク
    ション(4)(5)の間にプレートアウター(6)を挾
    んだ積層部(7)を設け、 前記積層部(7)の内周縁部に、一方の前記プレートア
    クション(4)と前記プレートアウター(6)とを重ね
    合わせるとともに他方の前記プレートアクション(5)
    と前記プレートアウター(6)との間に間隙(8)を設
    定した一次シール部(9)を前記シリンダ室(21)の
    平面形状に沿って設け、 前記積層部(7)の外周縁部に、一方の前記プレートア
    クション(4)と前記プレートアウター(6)とを重ね
    合わせるとともに他方の前記プレートアクション(5)
    と前記プレートアウター(6)との間に間隙(8)を設
    定した二次シール部(10)を前記シリンダ室(21)
    および前記副室(22)の平面形状に沿って設け、 前記二枚のプレートアクション(4)(5)およびプレ
    ートアウター(6)が二次シール部(10)に斜面部
    (4c)(5c)(6c)を備え、 前記斜面部(4c)(5c)(6c)がシリンダヘッド
    (23)およびシリンダブロック(25)の間に挾まれ
    るように、シリンダ室(21)および副室(22)の平
    面形状の外周側に配置されている ことを特徴とするガス
    ケット。
  2. 【請求項2】 シリンダ室(21)の平面形状から副室
    (22)の平面形状が一部食み出した構造の副室式エン
    ジンに装着されるガスケットであって一対のプレートアクション(4)(5)の間に環状のプ
    レートアウター(6)を挟み込んで前記三者による積層
    部(7)を設け、前記積層部(7)の内周縁部に一次シ
    ール部(9)を設けるとともに前記積層部(7)の外周
    縁部に二次シール部(10)を設け、 前記一次シール部(9)は、一方のプレートアクション
    (4)にシリンダヘッド(23)側へ斜めに立ち上がっ
    た斜面部(4a)を有するとともに他方のプレ ートアク
    ション(5)にシリンダブロック(25)側へ斜めに立
    ち上がった斜面部(5a)を有して、シリンダ室(2
    1)の平面形状に沿って設けられており、 前記二次シール部(10)は、一方のプレートアクショ
    ン(4)にシリンダヘッド(23)側へ斜めに立ち上が
    った斜面部(4c)を有するとともに他方のプレートア
    クション(5)にシリンダブロック(25)側へ斜めに
    立ち上がった斜面部(5c)を有して、シリンダ室(2
    1)および副室(22)の平面形状に沿って設けられて
    おり、かつ装着時に全周に亙ってシリンダヘッド(2
    3)およびシリンダブロック(25)間に挾まれる こと
    を特徴とするガスケット。
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