JP3455385B2 - ガスケット - Google Patents
ガスケットInfo
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- JP3455385B2 JP3455385B2 JP35864296A JP35864296A JP3455385B2 JP 3455385 B2 JP3455385 B2 JP 3455385B2 JP 35864296 A JP35864296 A JP 35864296A JP 35864296 A JP35864296 A JP 35864296A JP 3455385 B2 JP3455385 B2 JP 3455385B2
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- Japan
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- gasket
- tightening
- hole
- bolt
- sealed
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/10—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing
- F16J15/12—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing with metal reinforcement or covering
- F16J15/121—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing with metal reinforcement or covering with metal reinforcement
- F16J15/122—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing with metal reinforcement or covering with metal reinforcement generally parallel to the surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板からなる基
板の少なくとも一面に、発泡ラバーにより成形された弾
性材を貼着してなるガスケット、あるいは少なくとも一
外面の発泡ラバーにより成形されたガスケット材を含む
複数のガスケット材を積層することにより形成されたガ
スケットにおいて、発泡ラバーが圧潰されることによる
締付ボルトの締付力の低下を抑止したガスケットに関す
る。
板の少なくとも一面に、発泡ラバーにより成形された弾
性材を貼着してなるガスケット、あるいは少なくとも一
外面の発泡ラバーにより成形されたガスケット材を含む
複数のガスケット材を積層することにより形成されたガ
スケットにおいて、発泡ラバーが圧潰されることによる
締付ボルトの締付力の低下を抑止したガスケットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、内燃機関のシリンダブロックと
シリンダヘッドとの間に装着されるシリンダヘッドガス
ケットにおいて、金属板からなる基板の少なくとも一面
に、発泡ラバーにより成形された弾性材を貼着したも
の、あるいは、少なくとも一外面の発泡ラバーにより成
形されたガスケット材を含む複数のガスケット材を積層
することにより形成されたものは、従来より広く利用さ
れている。
シリンダヘッドとの間に装着されるシリンダヘッドガス
ケットにおいて、金属板からなる基板の少なくとも一面
に、発泡ラバーにより成形された弾性材を貼着したも
の、あるいは、少なくとも一外面の発泡ラバーにより成
形されたガスケット材を含む複数のガスケット材を積層
することにより形成されたものは、従来より広く利用さ
れている。
【0003】この従来のガスケットは、シール性能は良
好である一方で、ガスケットにおける弾性材あるいはガ
スケット材の一部が発泡ラバーにより成形されているた
め、そのまま締付ボルトで締め付けると、ボルト孔の周
囲における発泡ラバーが締付ボルトの締付力によって次
第に圧潰され、該締付ボルトの締付力が大きく低下する
ため、その都度増し締めを行わない限り面圧を維持でき
ないという問題点があった。
好である一方で、ガスケットにおける弾性材あるいはガ
スケット材の一部が発泡ラバーにより成形されているた
め、そのまま締付ボルトで締め付けると、ボルト孔の周
囲における発泡ラバーが締付ボルトの締付力によって次
第に圧潰され、該締付ボルトの締付力が大きく低下する
ため、その都度増し締めを行わない限り面圧を維持でき
ないという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、ガスケットの構成部材のうち発泡ラバーにより成形
された弾性材、あるいは積層されたガスケット材のうち
発泡ラバーにより成形されたガスケット材において、締
付ボルトの締付力で発泡ラバーが次第に圧潰されること
による締付ボルトの締付力の低下を抑止することにあ
る。
は、ガスケットの構成部材のうち発泡ラバーにより成形
された弾性材、あるいは積層されたガスケット材のうち
発泡ラバーにより成形されたガスケット材において、締
付ボルトの締付力で発泡ラバーが次第に圧潰されること
による締付ボルトの締付力の低下を抑止することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1のガスケットは、周辺をシールされる
べき少なくとも1つの通孔を有する機器のためのガスケ
ットであって、金属板からなる基板の少なくとも一面
に、発泡ラバーにより成形された弾性材を貼着してな
り、上記ガスケットは、シールされるべき通孔に対応す
る少なくとも1つの孔と、締付ボルトで締め付けるため
のボルト孔とを有し、少なくともシール用面圧を作用さ
せるべきシール部分を除く、上記ボルト孔の周囲の締付
ボルトの締付力の作用域において、発泡ラバーにおける
気泡を予め圧潰することにより成形したことを特徴とす
るものである。
め、本発明の第1のガスケットは、周辺をシールされる
べき少なくとも1つの通孔を有する機器のためのガスケ
ットであって、金属板からなる基板の少なくとも一面
に、発泡ラバーにより成形された弾性材を貼着してな
り、上記ガスケットは、シールされるべき通孔に対応す
る少なくとも1つの孔と、締付ボルトで締め付けるため
のボルト孔とを有し、少なくともシール用面圧を作用さ
せるべきシール部分を除く、上記ボルト孔の周囲の締付
ボルトの締付力の作用域において、発泡ラバーにおける
気泡を予め圧潰することにより成形したことを特徴とす
るものである。
【0006】また、本発明の第2のガスケットは、周辺
をシールされるべき少なくとも1つの通孔を有する機器
のためのガスケットであって、少なくとも一外面に発泡
ラバーにより成形されたガスケット材を含む複数のガス
ケット材を積層することにより形成されており、上記ガ
スケットは、シールされるべき通孔に対応する少なくと
も1つの孔と、締付ボルトで締め付けるためのボルト孔
とを有し、少なくともシール用面圧を作用させるべきシ
ール部分を除く、上記ボルト孔の周囲の締付ボルトによ
る締付力の作用域において、発泡ラバーにより成形され
たガスケット材における気泡を予め圧潰することにより
成形したことを特徴とするものである。さらに、本発明
の第3のガスケットは、周辺をシールされるべき少なく
とも1つの通孔を有する機器のためのガスケットであっ
て、金属板からなるガスケット材と、少なくとも位置外
面に位置する発泡ラバーにより成形された弾性材と、ビ
ードプレートとを積層することにより形成されており、
上記ガスケットは、シールされるべき通孔に対応する少
なくとも1つの孔と、締付ボルトで締め付けるためのボ
ルト孔とを有し、上記弾性材は、少なくともシール用面
圧を作用させるべきシール部を除く、上記ボルト孔の周
囲の締付ボルトによる締付力の作用域において、発泡ラ
バーにより成形されたガスケット材における気泡を予め
圧潰することにより成形し、上記ビードプレートに、上
記シール部に対向するビードを設けたことを特徴とする
ものである。
をシールされるべき少なくとも1つの通孔を有する機器
のためのガスケットであって、少なくとも一外面に発泡
ラバーにより成形されたガスケット材を含む複数のガス
ケット材を積層することにより形成されており、上記ガ
スケットは、シールされるべき通孔に対応する少なくと
も1つの孔と、締付ボルトで締め付けるためのボルト孔
とを有し、少なくともシール用面圧を作用させるべきシ
ール部分を除く、上記ボルト孔の周囲の締付ボルトによ
る締付力の作用域において、発泡ラバーにより成形され
たガスケット材における気泡を予め圧潰することにより
成形したことを特徴とするものである。さらに、本発明
の第3のガスケットは、周辺をシールされるべき少なく
とも1つの通孔を有する機器のためのガスケットであっ
て、金属板からなるガスケット材と、少なくとも位置外
面に位置する発泡ラバーにより成形された弾性材と、ビ
ードプレートとを積層することにより形成されており、
上記ガスケットは、シールされるべき通孔に対応する少
なくとも1つの孔と、締付ボルトで締め付けるためのボ
ルト孔とを有し、上記弾性材は、少なくともシール用面
圧を作用させるべきシール部を除く、上記ボルト孔の周
囲の締付ボルトによる締付力の作用域において、発泡ラ
バーにより成形されたガスケット材における気泡を予め
圧潰することにより成形し、上記ビードプレートに、上
記シール部に対向するビードを設けたことを特徴とする
ものである。
【0007】上記構成を有する本発明のガスケットは、
当該ガスケットの構成部材のうち発泡ラバーにより成形
された弾性材、あるいは積層されたガスケット材のうち
発泡ラバーにより成形されたガスケット材の、少なくと
もシール用面圧が作用するシール部分を除く、上記ボル
ト孔の周囲における締付ボルトの締付力の作用域を、発
泡ラバーにおける気泡を予め圧潰することにより成形し
ているので、従来の発泡ラバーを用いたガスケットのよ
うに、使用中に締付ボルトの締付力で発泡ラバーの気泡
が次第に圧潰されて、該締付ボルトの締付力が低下する
のを抑止することができるので、結果的にシール部分の
面圧が維持され、増し締めの必要性をなくすことができ
る。
当該ガスケットの構成部材のうち発泡ラバーにより成形
された弾性材、あるいは積層されたガスケット材のうち
発泡ラバーにより成形されたガスケット材の、少なくと
もシール用面圧が作用するシール部分を除く、上記ボル
ト孔の周囲における締付ボルトの締付力の作用域を、発
泡ラバーにおける気泡を予め圧潰することにより成形し
ているので、従来の発泡ラバーを用いたガスケットのよ
うに、使用中に締付ボルトの締付力で発泡ラバーの気泡
が次第に圧潰されて、該締付ボルトの締付力が低下する
のを抑止することができるので、結果的にシール部分の
面圧が維持され、増し締めの必要性をなくすことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明するに、図1及び図2は本発明
のガスケットの第1実施例であり、本発明のガスケット
をシートパッキンに適用した場合を示している。
面に基づいて詳細に説明するに、図1及び図2は本発明
のガスケットの第1実施例であり、本発明のガスケット
をシートパッキンに適用した場合を示している。
【0009】このシートパッキンは、図1及び図2に示
すように、金属板からなる基板1Aの一面に、発泡ラバ
ーにより成形された弾性材1Bを貼着することにより成
形されており、周辺をシールされるべき機器の通孔に対
応する必要数の流体孔2、及び該流体孔2の周囲に分散
して、締付ボルトで締め付けるための必要数のボルト孔
6を備えている。そして、図1及び図2からわかるよう
に、上記弾性材1Bは、シール用面圧が作用するシール
部8を除く、上記ボルト孔6の周囲における締付ボルト
の締付力の作用域6aを、発泡ラバーにおける気泡を予
め圧潰することにより他の部分よりも薄く成形してい
る。
すように、金属板からなる基板1Aの一面に、発泡ラバ
ーにより成形された弾性材1Bを貼着することにより成
形されており、周辺をシールされるべき機器の通孔に対
応する必要数の流体孔2、及び該流体孔2の周囲に分散
して、締付ボルトで締め付けるための必要数のボルト孔
6を備えている。そして、図1及び図2からわかるよう
に、上記弾性材1Bは、シール用面圧が作用するシール
部8を除く、上記ボルト孔6の周囲における締付ボルト
の締付力の作用域6aを、発泡ラバーにおける気泡を予
め圧潰することにより他の部分よりも薄く成形してい
る。
【0010】当該シートパッキンにおける弾性材1Bを
成形する発泡ラバーは、耐熱性、耐摩耗性に優れたシリ
コンゴム、ポリウレタンゴム、あるいはフッ素ゴム等を
使用するのが適切であるが、その他の各種のゴム材料を
使用することができる。
成形する発泡ラバーは、耐熱性、耐摩耗性に優れたシリ
コンゴム、ポリウレタンゴム、あるいはフッ素ゴム等を
使用するのが適切であるが、その他の各種のゴム材料を
使用することができる。
【0011】なお、上記弾性材1Bは、図2に示すよう
に片面に貼着したものに限らず、図3に示すように両面
に貼着した構成とすることもできる。また、当該シート
パッキンのシール面における上記締付力の作用域6aの
他の部分には、必要に応じて非圧潰の流体孔シール部等
を適宜形成することができるのはいうまでもない。
に片面に貼着したものに限らず、図3に示すように両面
に貼着した構成とすることもできる。また、当該シート
パッキンのシール面における上記締付力の作用域6aの
他の部分には、必要に応じて非圧潰の流体孔シール部等
を適宜形成することができるのはいうまでもない。
【0012】上記構成を有するシートパッキンは、弾性
材1Bのボルト孔6の周囲における締付ボルトの締付力
の作用域6aを、予め発泡ラバーを圧潰することにより
成形しているので、使用中に締付ボルトの締付力で発泡
ラバーが次第に圧潰されることがなく、したがって該締
付ボルトの締付力が低下するのが抑止され、結果的に増
し締めの必要性をなくすことができる。
材1Bのボルト孔6の周囲における締付ボルトの締付力
の作用域6aを、予め発泡ラバーを圧潰することにより
成形しているので、使用中に締付ボルトの締付力で発泡
ラバーが次第に圧潰されることがなく、したがって該締
付ボルトの締付力が低下するのが抑止され、結果的に増
し締めの必要性をなくすことができる。
【0013】図4は本発明の第2実施例を示しており、
本発明のガスケットをシートパッキンに適用した場合の
他の実施態様を示している。このシートパッキンは、基
本的な構成態様は前記第1実施例と同様であるが、図4
からわかるように、ボルト孔6の周囲を除く全面が非圧
潰の発泡ラバーにより成形されている。このように構成
することにより、より良好なシール効果を得ることがで
きる。
本発明のガスケットをシートパッキンに適用した場合の
他の実施態様を示している。このシートパッキンは、基
本的な構成態様は前記第1実施例と同様であるが、図4
からわかるように、ボルト孔6の周囲を除く全面が非圧
潰の発泡ラバーにより成形されている。このように構成
することにより、より良好なシール効果を得ることがで
きる。
【0014】次に、図5及び図6は本発明の第3実施例
であり、本発明のガスケットを内燃機関のシリンダヘッ
ドとシリンダブロックとの間に装着されるシリンダヘッ
ドガスケットに適用した場合を示している。
であり、本発明のガスケットを内燃機関のシリンダヘッ
ドとシリンダブロックとの間に装着されるシリンダヘッ
ドガスケットに適用した場合を示している。
【0015】このガスケットは、図6からわかるよう
に、発泡ラバーにより成形されたガスケット材10A
と、金属板からなるガスケット材10Bとの間に、ビー
ドプレート10Cを積層することにより形成されてお
り、図5に示すように、シールされるべき通孔、即ち必
要数の燃焼室孔12、並びに、図示は省略するが、水孔
及びオイル孔等からなる必要数の流体孔に対応する孔
と、燃焼室孔12の周囲に分散して必要数のボルト孔6
を備えている。そして、図6からわかるように、上記発
泡ラバーで成形されたガスケット材10Aのボルト孔6
の周囲における締付ボルトの締付力の作用域6aは、発
泡ラバーにおける気泡を予め圧潰することにより他の部
分よりも薄く形成され、ビードプレート10Cには、上
記シール部8に対向するビードを設けている。
に、発泡ラバーにより成形されたガスケット材10A
と、金属板からなるガスケット材10Bとの間に、ビー
ドプレート10Cを積層することにより形成されてお
り、図5に示すように、シールされるべき通孔、即ち必
要数の燃焼室孔12、並びに、図示は省略するが、水孔
及びオイル孔等からなる必要数の流体孔に対応する孔
と、燃焼室孔12の周囲に分散して必要数のボルト孔6
を備えている。そして、図6からわかるように、上記発
泡ラバーで成形されたガスケット材10Aのボルト孔6
の周囲における締付ボルトの締付力の作用域6aは、発
泡ラバーにおける気泡を予め圧潰することにより他の部
分よりも薄く形成され、ビードプレート10Cには、上
記シール部8に対向するビードを設けている。
【0016】なお、この実施例においては、発泡ラバー
のガスケット材10Aと金属製のガスケット材10Bと
の間にビードプレート10Cを積層した構成としたが、
それに限定されるものではなく、少なくとも一外面に発
泡ラバーで成形されたガスケット材を積層した構成であ
れば、適宜の枚数のガスケット材あるいはビードプレー
ト等を積層したり、燃焼室孔列の配列方向の両端部にシ
ム等を重設した構成とすることができる。
のガスケット材10Aと金属製のガスケット材10Bと
の間にビードプレート10Cを積層した構成としたが、
それに限定されるものではなく、少なくとも一外面に発
泡ラバーで成形されたガスケット材を積層した構成であ
れば、適宜の枚数のガスケット材あるいはビードプレー
ト等を積層したり、燃焼室孔列の配列方向の両端部にシ
ム等を重設した構成とすることができる。
【0017】ここで、上記第2実施例及び第3実施例の
その他の構成及び作用は、実質的に前記第1実施例と同
等であるから、同一部分または相当部分に同一符号を付
して、それらの説明を省略する。
その他の構成及び作用は、実質的に前記第1実施例と同
等であるから、同一部分または相当部分に同一符号を付
して、それらの説明を省略する。
【0018】また、上述した各実施例の図面では、機器
の通孔の周囲を囲む一条のシール部8のみを非圧潰の発
泡ラバーとする場合、あるいはボルト孔の周囲を除く全
面を非圧潰の発泡ラバーとする場合について例示してい
るが、さらに多重のシール部を設けたり、ボルト孔から
離れた位置に適宜非圧潰部分を設けることができる。
の通孔の周囲を囲む一条のシール部8のみを非圧潰の発
泡ラバーとする場合、あるいはボルト孔の周囲を除く全
面を非圧潰の発泡ラバーとする場合について例示してい
るが、さらに多重のシール部を設けたり、ボルト孔から
離れた位置に適宜非圧潰部分を設けることができる。
【0019】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明のガスケ
ットによれば、当該ガスケットを構成する発泡ラバーに
より成形された弾性材、あるいは積層されたガスケット
材のうち発泡ラバーにより成形されたガスケット材のボ
ルト孔の周囲における締付ボルトの締付部を、発泡ラバ
ーにおける気泡を予め圧潰することにより成形している
ので、締付ボルトの締付力で発泡ラバーの気泡が圧潰す
ることがなく、それによって該締付ボルトの締付力が低
下するのを抑止し、増し締めの必要性をなくすことがで
きる。
ットによれば、当該ガスケットを構成する発泡ラバーに
より成形された弾性材、あるいは積層されたガスケット
材のうち発泡ラバーにより成形されたガスケット材のボ
ルト孔の周囲における締付ボルトの締付部を、発泡ラバ
ーにおける気泡を予め圧潰することにより成形している
ので、締付ボルトの締付力で発泡ラバーの気泡が圧潰す
ることがなく、それによって該締付ボルトの締付力が低
下するのを抑止し、増し締めの必要性をなくすことがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例を示す部分破断平面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】シール部の他の構成例を示すA−A断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す平面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
1A 基板
1B 弾性材
2 流体孔
6 ボルト孔
6a 作用域
8 シール部
10A,10B ガスケット材
12 燃焼室孔
Claims (3)
- 【請求項1】周辺をシールされるべき少なくとも1つの
通孔を有する機器のためのガスケットであって、金属板
からなる基板の少なくとも一面に、発泡ラバーにより成
形された弾性材を貼着してなり、 上記ガスケットは、シールされるべき通孔に対応する少
なくとも1つの孔と、締付ボルトで締め付けるためのボ
ルト孔とを有し、 少なくともシール用面圧を作用させるべきシール部分を
除く、上記ボルト孔の周囲の締付ボルトの締付力の作用
域において、発泡ラバーにおける気泡を予め圧潰するこ
とにより成形した、ことを特徴とするガスケット。 - 【請求項2】周辺をシールされるべき少なくとも1つの
通孔を有する機器のためのガスケットであって、少なく
とも一外面に発泡ラバーにより成形されたガスケット材
を含む複数のガスケット材を積層することにより形成さ
れており、 上記ガスケットは、シールされるべき通孔に対応する少
なくとも1つの孔と、締付ボルトで締め付けるためのボ
ルト孔とを有し、 少なくともシール用面圧を作用させるべきシール部分を
除く、上記ボルト孔の周囲の締付ボルトによる締付力の
作用域において、発泡ラバーにより成形されたガスケッ
ト材における気泡を予め圧潰することにより成形した、
ことを特徴とするガスケット。 - 【請求項3】周辺をシールされるべき少なくとも1つの
通孔を有する機器のためのガスケットであって、金属板
からなるガスケット材と、少なくとも位置外面に位置す
る発泡ラバーにより成形された弾性材と、ビードプレー
トとを積層することにより形成されており、 上記ガスケットは、シールされるべき通孔に対応する少
なくとも1つの孔と、締付ボルトで締め付けるためのボ
ルト孔とを有し、 上記弾性材は、少なくともシール用面圧を作用させるべ
きシール部を除く、上 記ボルト孔の周囲の締付ボルトに
よる締付力の作用域において、発泡ラバーにより成形さ
れたガスケット材における気泡を予め圧潰することによ
り成形し、 上記ビードプレートに、上記シール部に対向するビード
を設けた、ことを特徴とするガスケット。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35864296A JP3455385B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ガスケット |
US08/991,540 US5975540A (en) | 1996-12-27 | 1997-12-16 | Gasket with compressible sealing section and hard pressure affecting section |
KR1019970070784A KR100269517B1 (ko) | 1996-12-27 | 1997-12-19 | 가스켓 |
EP97122689A EP0852309B1 (en) | 1996-12-27 | 1997-12-22 | Gasket with compressible sealing section and hard pressure affecting section |
DE69730108T DE69730108T2 (de) | 1996-12-27 | 1997-12-22 | Dichtung mit kompressiblen Dichtungsabschnitt und Druck aufnehmenden Abschnitt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35864296A JP3455385B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10196793A JPH10196793A (ja) | 1998-07-31 |
JP3455385B2 true JP3455385B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=18460371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35864296A Expired - Fee Related JP3455385B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ガスケット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5975540A (ja) |
EP (1) | EP0852309B1 (ja) |
JP (1) | JP3455385B2 (ja) |
KR (1) | KR100269517B1 (ja) |
DE (1) | DE69730108T2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2768211B1 (fr) * | 1997-09-09 | 1999-10-22 | Curty Payen Sa | Joint statique d'etancheite |
JP2000249230A (ja) | 1999-03-01 | 2000-09-12 | Ishikawa Gasket Co Ltd | ガスケット |
DE10048871A1 (de) * | 2000-07-14 | 2002-03-14 | Freudenberg Carl | Flachdichtung |
JP3401484B2 (ja) † | 2000-07-27 | 2003-04-28 | 石川ガスケット株式会社 | 金属ガスケット |
JP2002161805A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-07 | Nippon Gasket Co Ltd | チェーンケース付きエンジン用金属製ガスケット |
US20050218607A1 (en) * | 2004-03-30 | 2005-10-06 | Nichias Corporation | Metal gasket |
US20060267293A1 (en) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Hazel James A | Coverpan gasket |
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