JP2002160607A - 車載部品の取付構造 - Google Patents

車載部品の取付構造

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JP2002160607A
JP2002160607A JP2000358174A JP2000358174A JP2002160607A JP 2002160607 A JP2002160607 A JP 2002160607A JP 2000358174 A JP2000358174 A JP 2000358174A JP 2000358174 A JP2000358174 A JP 2000358174A JP 2002160607 A JP2002160607 A JP 2002160607A
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JP
Japan
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bracket
side wall
wiper motor
mounting structure
slit
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JP2000358174A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Matsumoto
幸礼 松本
Akira Hayashi
章 林
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイパモータの自動車への取付作業性やスペ
ース性を向上する。 【解決手段】 ワイパモータの取付構造は、エンジンル
ーム内に固定される側壁11とワイパモータ30が据え
付けられて側壁11の背面に取り付けられるブラケット
20とを備えている。側壁11の下端部には横長のスリ
ット14が下端辺と平行に開設され、ブラケット20の
下端部には挿入部22が大略S字形状に屈曲されてい
る。ブラケット20の側壁11への取り付けに際し、ブ
ラケット20の挿入部22がスリット14に上方から挿
入され、ボルト24がブラケット20の背面側から固定
孔21に挿入されて雌ねじ孔17にねじ込まれる。 【効果】 ボルトはブラケットのワイパモータの上方位
置でねじ込めばよいため、取付作業性がよく、また、余
分なスペースは最小限で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の車載部品を
自動車のエンジンルームの側壁に取り付けるための車載
部品の取付構造に関し、例えば、ワイパモータをエンジ
ンルームの側壁に取り付けるのに利用して有効なものに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のエンジンルームに取り
付けられる車載部品の一例であるワイパモータは、エン
ジンがエンジンルームの中央部に設置されている関係か
ら、エンジンルームの側壁(縦壁)に取り付けられるこ
とが多い。従来のワイパモータの取付構造として、ワイ
パモータが据え付けられた長方形平板形状のブラケット
がエンジンルームの側壁に当接されて、ブラケットの四
隅がボルトナットにより締結されるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のワイパ
モータの取付構造においては、前述のようなエンジンの
設置の関係上、ブラケットの四隅のボルトナットの締結
作業のうちワイパモータよりも下側にある二隅について
の締結作業が困難になり、また、締結工具等が通るスペ
ースが必要になるため、メンテナンス等を考慮してその
分のスペースを確保しておくことが必要になるという問
題点がある。
【0004】本発明の目的は、ワイパモータ等の車載部
品の自動車への取付作業性を向上することができるとと
もに、余分なスペースを低減することができる車載部品
の取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車載部品の
取付構造は、自動車のエンジンルームの側壁に水平方向
に開設されたスリットに車載部品が設置されるブラケッ
トの一端部が挿入され、このブラケットの他端部が前記
側壁に固定されていることを特徴とする。
【0006】前記した手段によれば、ブラケットの側壁
への取付作業はブラケットの一端部をスリットに挿入し
他端部を固定すれば済むため、容易かつ迅速に実行する
ことができ、また、固定作業は片側で済むため、ブラケ
ットの挿入側の余分なスペースを低減することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。
【0008】本実施の形態において、本発明に係る車載
部品の取付構造は、図1および図2に示されているよう
に、ワイパモータを自動車のエンジンルームに取り付け
るワイパモータの取付構造として構成されている。この
ワイパモータの取付構造は、自動車のエンジンルーム内
のウインド付近に固定される側壁11と、ワイパモータ
30が据え付けられて側壁11の片面(以下、背面とす
る。)に固定的に取り付けられるブラケット20とを備
えている。
【0009】側壁11は自動車の室内とエンジンルーム
とを仕切る壁として構成されており、本実施の形態では
その長辺である上端辺および下端辺には上側フランジ1
2および下側フランジ13が互いに反対方向に直角にそ
れぞれ屈曲されている。側壁11の下端部には横長のス
リット14が下端辺と平行に開設されており、スリット
14の長辺側である上辺および下辺には上側案内部15
および下側案内部16がそれぞれ弯曲されている。上側
案内部15は正面側に向けられて四半円弧形状に弯曲さ
れており、下側案内部16は背面側に向けられて四半円
弧形状に弯曲されている。
【0010】ブラケット20は鋼板が使用されて上側が
台形で下側が正方形の六角形の平板形状に形成されてお
り、上端部の中央には固定孔21が開設されている。ブ
ラケット20の下端部には挿入部22が間延びした大略
S字形状に屈曲成形されており、挿入部22は側壁11
のスリット14に挿入された状態で、下端部が下側案内
部16の正面側に係合するようになっている。すなわ
ち、挿入部22はブラケット20の下端部が鈍角に曲げ
られた後に、その屈曲線よりも下端側が上端部分と平行
になるように曲げ戻された状態に構成されている。図1
に示されているように、ブラケット20の挿入部22の
中央部には位置決め部23が、挿入部22の一部分が長
方形に切り欠かれて形成されており、位置決め部23は
挿入部22が挿入された状態において下側案内部16の
上端に突合するように設定されている。
【0011】車載部品としてのワイパモータ30は原動
機部としてのモータ部31と、モータ部31の回転軸の
回転を減速するウオーム歯車減速装置部(以下、減速装
置部という。)32とを備えており、モータ部31と減
速装置部32とが一体的に組み付けられている。減速装
置部32のギヤボックス33には複数本の取付脚34が
互いに平行に配されて一方向に突設されており、各取付
脚34がブラケット20の背面に当接された状態で反対
側である正面側からボルト35がそれぞれねじ込まれる
ことにより、ワイパモータ30はブラケット20に据え
付けられている。この据え付け状態において、ワイパモ
ータ30の出力軸36はブラケット20の正面側に突出
した状態になっている。側壁11におけるブラケット2
0の当接部位にはボルト35、ワイパモータ30の出力
軸36が貫通する開口部18が開設されている。
【0012】次に、前記構成に係るブラケット20の側
壁11への取付作業およびその作用効果を説明する。
【0013】ワイパモータ30が予め据え付けられたブ
ラケット20は側壁11の背面側に配置され、挿入部2
2がスリット14に上方から挿入される。このとき、ス
リット14には上側案内部15および下側案内部16が
挿入部22を迎え入れるようにそれぞれ形成されている
ため、挿入部22のスリット14への挿入作業は狭いエ
ンジンルーム内であっても、容易かつ迅速に実行するこ
とができる。
【0014】挿入部22がスリット14に所定の深さだ
け挿入されると、位置決め部23が下側案内部16の上
端に突合するため、ブラケット20は側壁11に対して
予め設定された所定の高さで位置決めされた状態にな
る。この位置決めにより、ブラケット20の固定孔21
は側壁11に予め開設された雌ねじ孔17に整合され
る。また、ボルト35とワイパモータ30の出力軸36
は側壁11の開口部18内に位置する。ちなみに、セル
フタップ式の雄ねじ部材が使用される場合には、雌ねじ
孔17の予めの開設を省略することができる。また、雌
ねじ孔17および固定孔21を貫通孔として、側壁11
へナットを溶接固定してもよい。
【0015】続いて、ボルト24がブラケット20の背
面側から固定孔21に挿入されて雌ねじ孔17にねじ込
まれると、ブラケット20にはスリット14の上側案内
部15を支点として挿入部22を下側案内部16の正面
に押し付けるモーメントが作用するため、ブラケット2
0は側壁11に押し付けられるとともにブラケット20
自体の弾性力によって強固に固定された状態になる。こ
のボルト24のねじ込み作業はブラケット20のワイパ
モータ30の上方位置について実行すればよいため、容
易かつ迅速に実行することができ、ブラケット20の上
辺における中央部の一箇所について実行すればよいた
め、より一層容易かつ迅速に実行することができる。そ
して、側壁11を貫通させられたワイパモータ30の出
力軸の先端には図示しないリンク機構が取り付けられ
て、自動車のフロントウインドを払拭する状態になる。
【0016】図3は本発明の第二の実施の形態であるワ
イパモータの取付構造を示す側面断面図である。
【0017】本実施の形態が前記実施の形態と異なる点
は、側壁11とブラケット20との合わせ面間にゴムま
たは樹脂からなるクッション部材25が挟み込まれてい
る点である。
【0018】本実施の形態によれば、前記実施の形態の
作用および効果に加えて、ブラケット20が側壁11に
クッション部材25を介してフローティング支持される
ため、ワイパモータ30の振動が側壁11に伝達される
のを防止することにより、騒音の発生を防止することが
できるという作用効果が奏される。
【0019】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
更が可能であることはいうまでもない。
【0020】例えば、図4に示されているように、側壁
11のスリット14およびブラケット20の挿入部22
は互いに噛合するくし歯形状にそれぞれ形成してもよ
い。
【0021】また、図5に示されているように、ブラケ
ット20の位置決め部23は省略してもよい。これによ
り、ブラケット20の挿入部22は曲げのみの加工で済
み、さらに、側壁11のスリット14、上側案内部1
5、下側案内部16の加工も単純となる。
【0022】側壁およびブラケットは鋼板によって形成
するに限らず、アルミダイカストや樹脂等によって形成
してもよい。
【0023】ブラケットはワイパモータのギヤボックス
の外殻の一部等によって構成してもよい。
【0024】ブラケットの挿入部と反対側の端部を固定
する手段としては、ねじ止め手段を使用するに限らず、
リベット等のかしめ加工による締結手段、スポット溶接
等のその他の固定手段等を使用してもよい。
【0025】前記実施の形態においてはワイパモータの
取付構造について説明したが、本発明はこれに限らず、
ブレーキの倍力装置やABS(アンチスキッド・ブレー
キ・システム)のオイルタンク、ワイパのウオッシャタ
ンクおよびエンジンのコントロールリレーボックス等の
エンジンルームに設置される車載部品の取付構造全般に
適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車載部品のエンジンルームへの取付作業性を向上するこ
とができ、また、余分なスペースを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるワイパモータの取
付構造を示す斜視図である。
【図2】図1のII−IIに沿う断面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態であるワイパモータ
の取付構造を示す側面断面図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態であるワイパモータ
の取付構造を示す側面断面図である。
【図5】本発明の第四の実施の形態であるワイパモータ
の取付構造を示す側面断面図である。
【符号の説明】
11…側壁、12…上側フランジ、13…下側フラン
ジ、14…スリット、15…上側案内部、16…下側案
内部、17…雌ねじ孔、18…開口部、20…ブラケッ
ト、21…固定孔、22…挿入部、23…位置決め部、
24…ボルト、25…クッション部材、30…ワイパモ
ータ(車載部品)、31…モータ部、32…ウオーム歯
車減速装置部(減速装置部)、33…ギヤボックス、3
4…取付脚、35…ボルト、36…出力軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D003 AA18 BB02 CA03 DA12 3D025 AA01 AC01 AD01 AE02 5H605 AA08 BB05 CC02 CC05 CC08 DD09 FF01 FF06 GG06 GG16 5H607 BB01 CC03 DD09 EE32 EE36 JJ04 JJ05 JJ08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジンルームの側壁に開設さ
    れたスリットに車載部品が設置されるブラケットの一端
    部が挿入され、このブラケットの他端部が前記側壁に固
    定されていることを特徴とする車載部品の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記スリットは水平方向に開設されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の車載部品の取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットと前記側壁との間にクッ
    ション部材が介在されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の車載部品の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記車載部品がワイパを駆動するワイパ
    モータであることを特徴とする請求項1、2または3に
    記載の車載部品の取付構造。
JP2000358174A 2000-11-24 2000-11-24 車載部品の取付構造 Abandoned JP2002160607A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008238929A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Mitsuba Corp ワイパモータ
JP2009073251A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Mazda Motor Corp 自動車のガラス支持構造
JP2015027860A (ja) * 2013-07-31 2015-02-12 株式会社ミツバ ワイパ装置
JP2017114479A (ja) * 2015-12-18 2017-06-29 ヴァレオ システム デシュヤージュValeo Systemes D’Essuyage ウインドスクリーンワイパー用の歯車付きモータユニット

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