JP2002160462A - 感熱記録体 - Google Patents
感熱記録体Info
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Abstract
白紙部、画像部とも保存性に優れる感熱記録体を提供す
ることにある。 【解決手段】支持体上に、電子供与性染料前駆体と電子
受容性呈色剤を含有する記録層を有する感熱記録体にお
いて、電子受容性呈色剤として、4,4'−ビス[(4−
メチル−3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)ウ
レイド]ジフェニルスルホンおよび2,2−ビス[4−
(4−メチル−3−フェニルウレイドフェニル)アミノ
カルボニルオキシフェニル]プロパンから選ばれる少な
くとも一種と、N−p−トルエンスルホニル−N'−3
−(p−トルエンスルホニルオキシ)フェニルウレア、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニ
ルエタンおよびp−トルエンスルホニル−p−アミノフ
ェノールから選ばれる少なくとも一種を併用した感熱記
録体。
Description
(ロイコ染料)と呈色剤との発色反応を利用した感熱記録
体に関し、特に高感度で高耐熱かつ画像保存性の良好な
感熱記録体に関するものである。
し、熱により記録像を得るようにした感熱記録体はよく
知られている。このような感熱記録体は比較的安価であ
り、また記録機器がコンパクトでかつその保守も容易な
ため、ファクシミリや各種計算機等のアウトプット、科
学計測機器のプリンター等の記録媒体としてだけでなく
POSラベル、ATM、CAD、ハンディーターミナ
ル、各種チケット用紙などの各種プリンターの記録媒体
として広範囲に使用されている。
t of sales)システム用のレジ用紙およびチケット用紙が挙
げられるが、同システムの拡大とともにその使用環境、
使用方法も多様化しており、厳しい条件下での使用が増
加してきている。またプリンタの印字速度も年々増加
し、更に低い印字エネルギーでも印字できる事が望まれ
ている。さらに領収書として使用されるため、記録部の
油や可塑剤、事務用品、ハンドクリームなど種々の薬品
に対する保存性や捺印性が良好な事も必要である。
する感熱発色層を設けた感熱記録体にあっては、発色反
応が可逆的であるため、発色画像が経時的に消色する事
が知られている。この消色は曝光、高温、高湿雰囲気下
で加速され、さらに可塑剤、油などの接触によって速や
かの進行し、記録画像が読み取り不可能なまで消色して
しまう。また、パーキングチケット用紙になると車中に
放置され、特に夏場は高温の過酷な雰囲気下におかれる
ため、感熱記録体の非印字部が発色してしまい、印字部
とのコントラストがなくなりひどい場合には読み取りが
不可能となる。これらに対し、記録の保存性を向上させ
るため、感熱発色層上に保護層を設ける方法、感熱発色
層中にエポキシ化合物を添加する方法などが提案されて
いるが、いずれも油や可塑剤に対し十分な効果が得られ
ていない。また保護層を設けた場合、感度の低下や表面
の吸収性が低下するため、捺印性が悪化してしまうとい
う欠点を有していた。また、近年高保存性の呈色剤の開
発が進み、上記問題も解決されつつあるが発色感度が低
いという欠点がある。また国際特許公報WO00/14
058号にウレアウレタン化合物を顕色剤として用いる
記載がなされているが、記録感度が低いと言う問題があ
るうえ、本発明にかかる顕色剤を併用するという記載は
ない。さらに高温に対する非印字部の安定性をあげるた
めには、高融点の呈色剤を用いることが効果的である
が、発色感度が低下してしまうと言う欠点がある。
解決し、高温の過酷な雰囲気下におかれても白紙部、画
像部とも保存性に優れる感熱記録体を提供することにあ
る。
電子供与性染料前駆体と電子受容性呈色剤を含有する記
録層を有する感熱記録体において、電子受容性呈色剤と
して、4,4'−ビス[(4−メチル−3−フェノキシカ
ルボニルアミノフェニル)ウレア]ジフェニルスルホン
および2,2−ビス[4−(4−メチル−3−フェニル
ウレイドフェニル)アミノカルボニルオキシフェニル]
プロパンから選ばれる少なくとも一種と、N−p−トル
エンスルホニル−N'−3−(p−トルエンスルホニル
オキシ)フェニルウレア、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−1−フェニルエタンおよびp−トルエン
スルホニル−p−アミノフェノールから選ばれる少なく
とも一種を併用したことを特徴とする感熱記録体であ
る。本発明は、電子供与性染料前駆体が3−(N−エチ
ル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オランである感熱記録体に係る。
与性染料前駆体と電子受容性呈色剤を含有する記録層を
有する感熱記録体において、電子受容性呈色剤として、
特定のウレアウレタン化合物である4,4'−ビス[(4
−メチル−3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)
ウレイド]ジフェニルスルホンおよび2,2−ビス[4
−(4−メチル−3−フェニルウレイドフェニル)アミ
ノカルボニルオキシフェニル]プロパンから選ばれる少
なくとも一種と、N−p−トルエンスルホニル−N'−
3−(p−トルエンスルホニルオキシ)フェニルウレ
ア、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フ
ェニルエタンおよびp−トルエンスルホニル−p−アミ
ノフェノールから選ばれる少なくとも一種を併用するこ
とで本発明を完成した。
3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)ウレイド]
ジフェニルスルホンは下記化学式(1)で示される。
3−フェニルウレイドフェニル)アミノカルボニルオキ
シフェニル]プロパンは下記化学式(2)で示される。
独で使用しても良いし、また併用使用されても良い。ま
た、化学式(1)、(2)の化合物についてはフェニル
基の4位の水素がメチル基で置換されているが、このメ
チル基がフェニル基の4位以外の何処に付いていても良
く、またウレア基とウレタン基の和は4であるが、反応
により、ウレア基とウレタン基の数が増えて、ウレア基
とウレタン基の和が10程度の化合物まで含んでいても
良い。本発明は、主成分として4,4’−ビス[(4−
メチル−3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)ウ
レイド]ジフェニルスルホンおよび2,2−ビス[4−
(4−メチル−3−フェニルウレイドフェニル)アミノ
カルボニルオキシフェニル]プロパンの少なくとも一種
を含んでおれば良い。主成分とはその効果を発現する量
を含んでいればいいことを意味するものである。なかで
も、4,4’−ビス[(4−メチル−3−フェノキシカ
ルボニルアミノフェニル)ウレイド]ジフェニルスルホ
ンが特に感度、保存性などの品質面に優れ好ましい。
電子受容性呈色剤としてN−p−トルエンスルホニル−
N'−3−(p−トルエンスルホニルオキシ)フェニル
ウレア、1、1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1
−フェニルエタンおよびp−トルエンスルホニル−p−
アミノフェノールを併用することで、耐可塑剤性、耐熱
性等に優れた感熱記録体が得られる。特に電子受容性呈
色剤として、4,4’−ビス[(4−メチル−3−フェ
ノキシカルボニルアミノフェニル)ウレイド]ジフェニ
ルスルホンとN−p−トルエンスルホニル−N'−3−
(p−トルエンスルホニルオキシ)フェニルウレアを併
用し、電子供与性染料前駆体として3−(N−エチル−
p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ンと組合せ使用すると、100℃を超える領域で白紙部
のカブリ性が優れた感熱記録体が得られる。本発明の特
定のウレアウレタン化合物の量は特に限定されないが、
ロイコ染料1重量部に対し本発明の特定のウレアウレタ
ン化合物の量は0.1〜5重量部、好ましくは0.2〜
3重量部であり、N−p−トルエンスルホニル−N'−
3−(p−トルエンスルホニルオキシ)フェニルウレ
ア、1、1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フ
ェニルエタンおよびp−トルエンスルホニル−p−アミ
ノフェノールは、0.3〜4重量部、好ましくは0.5
〜3重量部である。
り層を形成することが好ましい。下塗り層は、顔料と接
着剤を主成分し、顔料としては特に限定されないが、J
IS−K−5101による吸油量が70〜200ml/
100gである特定の吸油性顔料、または有機中空粒子
が特に記録感度に優れ好ましい。かかる顔料の平均粒子
径としては0.5〜20μm程度、好ましくは0.5〜
3μm程度である。
00g未満になると記録感度を高める効果が少なく、か
つヘッド粕が多くなったりスティックする可能性が高な
る。200ml/100gを越えると均一な下塗り層が
形成され難くなり記録画質が低下する恐れがある。
オリン、炭酸マグネシウム、無定型シリカ、ケイ酸アル
ミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、炭
酸カルシウム、尿素−ホルリン樹脂フィラー等が挙げら
れる。
ル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリロニト
リル、スチレン等の単量体を主成分とする樹脂またはこ
れらの単量体を主成分とする共重合樹脂等を殻とする粒
子が挙げられる。有機中空粒子の中空度(粒子の全体積
に対する粒子内空隙部の体積の比率)としては、50〜
98%程度が好ましい。
中空粒子と共に併用される接着剤としては、例えばゼラ
チン、カゼイン、デンプンおよびその誘導体、メチルセ
ルローズ、エチルセルローズ、ヒドロキシエチルセルロ
ーズ、カルボキシメチルセルローズ、メトキシセルロー
ズ、完全(部分)ケン化ポリビニルアルコール、カルボ
キシ変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル変性ポ
リビニルアルコール、ケイ素変性ポリビニルアルコー
ル、アクリルアミド−アクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−無水マレイン酸共重合体塩、イソブチレン−無水
マレイン酸共重合体塩等の水溶性高分子、およびスチレ
ン−ブタジエン系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、酢
酸ビニル樹脂、アクリル系樹脂等の疎水性高分子が挙げ
られる。疎水性高分子はラテックスの形態で使用するの
が好ましい。
性顔料、有機中空粒子および接着剤の使用量としては、
特定の吸油性顔料が60〜95重量%程度、有機中空粒
子が20〜95重量%程度、接着剤が5〜35重量%程
度が好ましい。また本発明の効果を損なわない範囲で保
護層を設ける事も可能である。
吸油性顔料または有機中空粒子、接着剤、および必要に
より助剤とを共に混合攪拌して調製された下塗り層用塗
液を支持体上に、乾燥後の塗布量が2〜15g/m2 程
度となるように塗布乾燥して形成される。下塗り層用塗
液中に含有される助剤としては、吸油量が70ml/1
00g未満の顔料、界面活性剤、着色染料、蛍光染料、
滑剤等が挙げられる。
は、各種公知のものが使用できる。かかるロイコ染料の
具体例としては、例えば下記のものが挙げられる。3,
3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチ
ルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−メ
チルフェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェニル)
−6−ジメチルアミノフタリド等の青発色性染料;3−
(N−エチル−N−p−トリル)アミノ−7−N−メチ
ルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−アニ
リノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジル
アミノフルオラン等の緑発色性染料;3,6−ビス(ジ
エチルアミノ)フルオラン−γ−アニリノラクタム、3
−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−
ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−ブロモフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン、3−ジエチルブチルアミノ−7−クロロフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラン、
3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチルフル
オラン、3−ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオ
ラン等の赤発色性染料;3−(N−エチル−N−イソア
ミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−(N−メチル−N−シクロヘキシル)アミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジメチルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ
(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−ジ(n−アミル)アミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o
−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジ(n−ブチル)
アミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオ
ラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−(o−フルオ
ロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−
(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジ
ノ)−6−メチル−7−(p−トルイジノ)フルオラ
ン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリル)
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−メチル−N−n−プロピル)アミノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
クロロ−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−
N−n−プロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル
−7−m−トルイジノフルオラン、3−(N−n−ヘキ
シル−N−エチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−(N−エチル−N−イソブチル)アミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−p−エトキシアニリノフル
オラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、2,2−ビス{4−〔6−(N−シクロヘ
キシル−N−メチルアミノ)−3−メチルスピロ[フタ
リド−3,9−キサンテン]−2−イソアミル〕フェニ
ル}プロパン等の黒発色染料;3,3−ビス〔1−(4
−メトキシフェニル)−1−(4−ジメチルアミノフェ
ニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラ
クロロフタリド、3,3−ビス〔1−(4−メトキシフ
ェニル)−1−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−
2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、
3,3−ビス〔1,1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラブ
ロモフタリド、3−p−(p−ジメチルアミノアニリ
ノ)アニリノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3
−p−(p−クロロアニリノ)アニリノ−6−メチル−
7−クロロフルオラン、3,6−ビス(ジメチルアミ
ノ)フルオレン−9−スピロ−3−(6−ジメチルアミ
ノ)フタリド等の発色時に近赤外領域に吸収波長を有す
る染料等。
く、また必要に応じて二種以上を併用することもでき
る。なかでも、3−(N−エチル−N−イソアミル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N
−メチル−N−シクロヘキシル)アミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−
アミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−p−ト
ルイジノ)−6−メチル−7−(p−トルイジノ)フル
オラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−(o−クロ
ロアニリノ)フルオランおよび3−ジエチルアミノ−7
−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオランは良
好な記録感度と保存性が得られるため好ましく用いられ
る。さらに、この中でも3−(N−エチル−p−トルイ
ジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオランは高耐熱
性、高白色度が得られるため高耐熱用感熱記録紙を得る
ためにはより好ましい。
体例としては、例えばメチルセルロース、メトキシセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロー
ス、セルロース、完全(部分)ケン化ポリビニルアルコ
ール、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール、ケイ
素変性ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニ
ルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアク
リル酸、デンプン及びその誘導体、カゼイン、ゼラチ
ン、スチレン−無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、
イソ(又はジイソ)ブチレン−無水マレイン酸共重合体
のアルカリ塩等の水溶性接着剤、およびエチレン−酢酸
ビニル共重合体、アクリル系ラテックス、ポリウレタン
系ラテックス、スチレン−ブタジエン系ラテックス等の
水分散性接着剤が挙げられる。接着剤の使用量としては
感熱記録層用塗液の全固形量に対して5〜50重量%程
度、好ましくは5〜30重量%である。
より高めるための保存性改良剤、および記録感度を高め
るための増感剤を含有させることもできる。保存性改良
剤の具体例としては、例えば2,2’−メチレンビス
(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、
2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−tert−
ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(4,
6−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,4’−チ
オビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノー
ル)、4,4’−チオビス(2−メチル−6−tert
−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(6
−tert−ブチル−m−クレゾール)、2,5−ジ
(tert−アミル)ハイドロキノン、1,1,3−ト
リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシ
ルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブ
タン、4−ベンジルオキシ−4′−(2−メチルグリシ
ジルオキシ)ジフェニルスルホン、4,4’−ジグリシ
ジルオキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキ
シ−3,3’,5,5’−テトラブロモジフェニルスル
ホン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ3.5−ジメチル
フェニル)プロパン、N,N’−ジ−2−ナフチル−p
−フェニレンジアミン等が挙げられる。
ン酸アミド、ステアリン酸メチレンビスアミド、ステア
リン酸エチレンビスアミド、4−ベンジルビフェニル、
p−トリルビフェニルエーテル、ジ(p−メトキシフェ
ノキシエチル)エーテル、1,2−ジ(3−メチルフェ
ノキシ)エタン、1,2−ジ(4−メチルフェノキシ)
エタン、1,2−ジ(4−メトキシフェノキシ)エタ
ン、1,2−ジ(4−クロロフェノキシ)エタン、1,
2−ジフェノキシエタン、1−(4−メトキシフェノキ
シ)−2−(3−メチルフェノキシ)エタン、2−ナフ
チルベンジルエーテル、1−(2−ナフチルオキシ)−
2−フェノキシエタン、1,3−ジ(ナフチルオキシ)
プロパン、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ−p−メチ
ル−ベンジル、シュウ酸ジ−p−クロルベンジル、テレ
フタル酸ジブチル、テレフタル酸ジベンジル、パラアセ
トトルイジド、1−ヒドロキシナフトエ酸フェニル等が
挙げられる。
ナフチルベンジルエーテル、1,2−ジフェノキシエタ
ン、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、シュ
ウ酸ジ−p−メチル−ベンジルおよびシュウ酸ジ−p−
クロルベンジル、パラアセトトルイジド、ジフェニルス
ルホンは記録感度を高める効果に優れ、好ましい。増感
剤の使用量としては、ロイコ染料1重量部に対して0.
1〜4重量部程度である。
て各種の助剤を添加することができる。例えば、ジオク
チルスルホコハク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸エステル・
ナトリウム塩、脂肪酸金属塩等の界面活性剤、ポリエチ
レンワックス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エ
ステルワックス等のワックス類、カオリン、クレー、タ
ルク、炭酸カルシウム、焼成カオリン、酸化チタン、無
定形シリカ、水酸化アルミニウム等の顔料、グリオキザ
ール、ホルマリン、グリシン、グリシジルエステル、グ
リシジルエーテル、ジメチロール尿素、ケテンダイマ
ー、ジアルデヒド澱粉、メラミン樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリアミド−エピクロルヒドリン樹脂、ケトン−ア
ルデヒド樹脂、ホウ砂、ホウ酸、炭酸ジルコニウムアン
モニウム、エポキシ系化合物等の耐水化剤、その他消泡
剤、蛍光染料、着色染料等が挙げられる。
て、ロイコ染料、呈色剤、上記一般式〔1〕で示される
化合物を共に、或いは別々にボールミル、サンドミル等
の攪拌・粉砕機により平均粒子径が少なくとも2μm以
下となるように微粉砕した後、接着剤を添加して調製さ
れた感熱記録層用塗液を下塗り層上に乾燥後の塗布量が
2〜15g/m2程度となるように塗布乾燥して形成さ
れる。
4’−ビス[(4−メチル−3−フェノキシカルボニル
アミノフェニル)ウレイド]ジフェニルスルホンの平均
粒径は1μm以下にすると感度向上効果が高くなるため
望ましい。また必要に応じて接着剤と顔料を主成分とす
る保護層を設けても良い。保護層の塗布量は乾燥後1〜
7g/m2、好ましくは2〜4g/m2となるように塗布
乾燥して形成される。
方法については特に限定されず、例えばエアーナイフコ
ーティング、バリバーブレードコーティング、ピュアー
ブレードコーティング、ロッドブレードコーティング、
ショートドウェルコーティング、カーテンコーティン
グ、ダイコーティング、グラビアコーティング等の公知
の適当な塗布方法により形成される。
プラスチックフィルム、合成紙、不織布、金属蒸着シー
ト等のうちから適宜選択して使用される。増感剤として
シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ−p−メチルベンジ
ル、シュウ酸ジ−p−クロルベンジルを用いるときは中
性紙が好ましい。
要に応じて裏面側にも保護層(バリヤー)を設けたり、
或いは各層の塗布後にスーパーカレンダー掛け等の平滑
化処理を施すこともできる。
説明するが、もちろん本発明の範囲はこれらに限定され
るものではない。各実施例および比較例中、「部」およ
び「%」は特に断らない限りそれぞれ「重量部」および
「重量%」を示す。
0ml/100g、EC社製〕80部、有機顔料〔商品
名:グロスデール104S、固形分46%〕40部、部分
ケン化ポリビニルアルコールの10%水溶液70部、固
形分濃度48%のスチレン−ブタシエン系ラテックス1
5部、ポリアクリル酸ナトリウムの20%水溶液2部お
よび水200部からなる組成物を混合攪拌して下塗り層
用の塗液を得た。
−アニリノフルオラン40部、スルホン酸変性ポリビニ
ルアルコールの20%水溶液20部および水55部から
なる組成物をサンドミルで平均粒子径1.0μm以下に
なるまで粉砕してA液を得た。
ニルアミノフェニル)ウレア]ジフェニルスルホン40
部、スルホン変性ポリビニルアルコールの20%水溶液
20部および水55部からなる組成物をサンドミルで平
均粒子径が1.0μm以下になるまで粉砕してB液を得
た。
ンスルホニルオキシ)フェニルウレア40部、スルホン
変性ポリビニルアルコールの20%水溶液20部および
水55部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が
1.5μm以下になるまで粉砕してC液を得た。
ルエタン40部、スルホン変性ポリビニルアルコールの
20%水溶液20部および水55部からなる組成物をサ
ンドミルで平均粒子径が1.5μm以下になるまで粉砕
してD液を得た。
部、スルホン変性ポリビニルアルコールの20%水溶液
20部および水55部からなる組成物をサンドミルで平
均粒子径が1.5μm以下になるまで粉砕してD液を得
た。
ウ酸ジ−p−クロルベンジルエステル20部、スルホン
酸変性ポリビニルアルコール20%水溶液20部および
水55部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が2
μmになるまで粉砕してE液を得た。
ケン化ポリビニルアルコールの10%水溶液80部、水
酸化アルミニウム15部、無定形シリカ5部、炭酸カル
シウム5部、およびステアリン酸亜鉛の36%分散液1
0部からなる組成物を混合攪拌して感熱記録層用塗液を
得た。
よび感熱記録層用塗液を乾燥後の塗布量がそれぞれ8g
/m2 、5g/m2 となるように順次塗布乾燥して下塗
り層、感熱記録層を形成して感熱記録体を得た。なお、
感熱記録層を形成した後、スーパーカレンダー処理を施
し平滑度(TAPPI NO.5−B)が1000±1
00秒となるようにした。
は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
施例1と同様にして感熱記録体を得た。
は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
チル−7−アニリノフルオラン35部とした以外は、実
施例1と同様にして感熱記録体を得た。
チル−7−アニリノフルオラン35部とした以外は、実
施例1と同様にして感熱記録体を得た。 実施例7 実施例6でF液のシュウ酸ジ−p−メチルベンジルエス
テル20部とシュウ酸ジ−p−クロルベンジルエステル
20部を1,2−ジ(m−トリルオキシ)エタン50部
とした以外は実施例6と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
施例1と同様にして感熱記録体を得た。
ール75部とした以外は実施例1と同様にして感熱記録
体を得た。
チル−7−アニリノフルオラン35部とした以外は、比
較例1と同様にして感熱記録体を得た。
ついての以下の評価を行い、その結果を〔表1〕に記載
した。
用い0.5mJ/dotで各感熱記録体を発色させ、記
録部の発色濃度、および未記録部をマクベス濃度計〔R
D−914、マクベス社製〕のビジュアルモードで測定
した。
24時間放置、100℃で1時間放置後の未記録部をマ
クベス濃度計のビジュアルモードで測定した。
ルム(商品名:ハイラップKMA−W、三井化学(株)
製)を3重に巻き付け、その上に発色性の評価条件で発
色された感熱記録体をのせさらにその上にラップフィル
ムを3重に巻き付けて40℃で24時間放置した後に記
録部を下記評価基準にて目視評価した。 ◎:記録部分がはっきり読み取れる ○:記録部分が読み取れる。 △:消色しているものの記録部分が読み取れる。 ×:記録部分が読み取れない。
熱記録体は、記録感度および記録部の保存性に優れ、し
かも耐熱地肌カブリの少ない効果を有するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】支持体上に、電子供与性染料前駆体と電子
受容性呈色剤を含有する記録層を有する感熱記録体にお
いて、電子受容性呈色剤として、4,4'−ビス[(4−
メチル−3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)ウ
レイド]ジフェニルスルホンおよび2,2−ビス[4−
(4−メチル−3−フェニルウレイドフェニル)アミノ
カルボニルオキシフェニル]プロパンから選ばれる少な
くとも一種と、N−p−トルエンスルホニル−N'−3
−(p−トルエンスルホニルオキシ)フェニルウレア、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニ
ルエタンおよびp−トルエンスルホニル−p−アミノフ
ェノールから選ばれる少なくとも一種を併用したことを
特徴とする感熱記録体。 - 【請求項2】電子供与性染料前駆体が3−(N−エチル
−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ランである請求項1記載の感熱記録体。
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