JP2002160143A - 楕円包絡線割り出し装置 - Google Patents

楕円包絡線割り出し装置

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JP2002160143A
JP2002160143A JP2000354939A JP2000354939A JP2002160143A JP 2002160143 A JP2002160143 A JP 2002160143A JP 2000354939 A JP2000354939 A JP 2000354939A JP 2000354939 A JP2000354939 A JP 2000354939A JP 2002160143 A JP2002160143 A JP 2002160143A
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shaft
axis
rotating
sun gear
cylinder
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JP2000354939A
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Toru Koike
徹 小池
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ワーク10aを固定した第2スライドテ
ーブルを第3軸の軸心56が楕円66を描くように縦横
に移動させるとともに、第2スライドテーブルをロータ
リテーブルと共に回転させ、静止させた切削工具10b
でワーク10aを、楕円66上を円73の中心が移動す
るときの円73の軌跡に外接する楕円包絡線75の形状
に切削する際に、切削工具10bのすくい角を常に一定
に保つことができる構成にした。 【効果】 楕円包絡線を切削工具で切削する際に、切削
工具のすくい角を常に一定に保ち、楕円包絡線形状を有
するワークに安定した仕上げ面を形成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楕円上に円の中心
を置き、この円を前記楕円上を移動させたときの円の軌
跡に外接する包絡線を楕円包絡線と呼ぶときに、この楕
円包絡線に沿って切削するために工作物の割り出しを行
うことのできる楕円包絡線割り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11(a),(b)はエンジンのシリ
ンダの比較図である。 (a)は真円シリンダの平面略図であり、真円シリンダ
100の中央に点火プラグ101を配置し、この点火プ
ラグ101を囲うように4個のバルブ102・・・(・
・・は複数個を示す。以下同様。)を配置したシリンダ
である。
【0003】(b)は断面が楕円包絡線の内面を有する
シリンダ(ここでは、以下「長楕円状シリンダ」と称す
る。)の平面略図であり、長楕円状シリンダ110は、
2個の点火プラグ111,111と、これらを囲う合計
8個のバルブ112・・・とを配置することのできるシ
リンダである。
【0004】長楕円状シリンダ110は、(a)の真円
シリンダ100を2個並べて排気量を同一にしたものに
比較してエンジンの幅を短縮することができ、エンジン
のコンパクト化を図ることができる。しかし、長楕円状
シリンダ110は、真円シリンダ100に比べ機械加工
が格段に難しくなるという短所を有する。
【0005】図中に想像線で示した楕円シリンダ120
は、長径を2a、短径を2bとしたときに、x2/a2
2/b2=1で一義的に決まる形状のシリンダである。
この楕円シリンダ120に対して、上記した長楕円状シ
リンダ110は、その長径を楕円シリンダ120と同一
の2a、短径を2cとすると、2c<2bとなり、より
偏平な形状になるとともに、4隅に斜線を施したエリア
d(全4ヶ所)は、長楕円状シリンダ110に特有に含
まれ、長楕円状シリンダ110は、楕円シリンダ120
に比較してバルブレイアウト上で格段に有利となる。
【0006】上記した長楕円状シリンダのような楕円に
近い形状に加工することのできる加工装置としては、例
えば、特開平5−84602号公報「長楕円ピストンの
外面切削加工方法および装置」が知られている。
【0007】上記公報の図4には、ピストン素材1′を
その回転軸線Cまわりに一定速度で回転させながら回転
軸線Cと直交するX軸に沿って移動させ、ピストン素材
1′の回転軸線Cと平行でかつX軸と直交するZ軸まわ
りに回転する刃具11をZ軸に沿って一定速度で往復移
動させ、ピストン素材1′のX軸に沿う移動速度及び移
動量を長楕円ピストンの外面形状に応じて可変制御する
構成が記載されている。また、同公報の図7(a)〜
(d)には、加工中のピストン素材1′と刃具11との
位置関係の経過が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】長楕円ピストンの外面
切削を行うには、他に、例えば、刃具11をZ軸回り
に回転させずに固定して、ピストン素材1′をその回転
軸線Cまわりに一定速度で回転させながら回転軸線Cと
直交するX軸に沿って移動させ、更に、ピストン素材
1′をZ軸に平行に一定速度で移動させる方法、ピス
トン素材1′を固定し、刃具11をZ軸まわりに回転さ
せずに回転軸線Cまわりに周回させながらX軸に沿って
移動させる方法がある。
【0009】上記,のうち、の方法について次図
で説明する。即ち、刃具は固定し、ワークを回転させ
る。なお、上記公報と同一の構成については符号を振り
直した。図12(a)〜(d)はピストン素材の外面を
長楕円に加工する方法を説明する説明図である。(a)
において、回転中のピストン素材130の長軸131が
X軸132に一致し、長軸131の端部131aを刃具
133で切削する場合、刃具133のすくい角を角度α
1とする。なお、134はピストン素材130の自転の
中心となる回転軸、135はピストン素材130外面の
切削部分の接線である。
【0010】(b)において、ピストン素材130がX
軸132に対して角度θ1だけ時計回りに回転するとと
もにX軸132に沿って刃具133側へ移動すると、刃
具133のすくい角は角度α1(図(a)参照)よりも
大きい角度α2となる。同様に、(c)において、ピス
トン素材130がX軸132に対して角度θ2(θ2>
θ1)だけ時計回りに回転するとともにX軸132に沿
って刃具133側へ移動すると、刃具133のすくい角
は角度α2(図(b)参照)よりも大きい角度α3とな
る。
【0011】この後、ピストン素材130が時計回りに
更に回転するとともに刃具133側へ移動すると、刃具
133のすくい角は次第に小さくなり、(d)におい
て、ピストン素材130がX軸132に対して90°だ
け時計回りに回転して、ピストン素材130の短軸13
6がX軸132に一致し、短軸136の端部136aを
刃具133が切削するときには、刃具133のすくい角
は、(a)のときと同じ角度α1となる。
【0012】このように、刃具133のすくい角は、ピ
ストン素材130の回転角によって刻々変化するので、
切削抵抗や切削温度が変化し、安定した仕上げ面を形成
するのが難しくなる。
【0013】そこで、本発明の目的は、楕円包絡線割り
出し装置において、切削工具のすくい角を常に一定に保
つことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、回転系に対して非回転状態にしたベース
部と、このベース部に対して回転自在に配置した第1回
転筒と、この第1回転筒に固定した第1軸と、この第1
軸に回転自在に取付けたロータリテーブル及び第2回転
筒と、この第2回転筒に、第1軸の軸心から距離R12
だけ軸心をオフセットさせた状態で固定した第2軸と、
この第2軸に回転自在に取付けた第3回転筒と、この第
3回転筒に、第2軸の軸心から距離R23だけ軸心をオ
フセットさせた状態で回転自在に取付けた第3軸と、こ
の第3軸に固定するとともにロータリテーブル上を縦横
に滑り且つロータリテーブルの回転に伴って第1軸の軸
心を中心に回転するスライドテーブルと、第1回転筒
に、第1軸の軸心から距離R14だけ軸心をオフセット
させた状態で回転自在に取付けた第4軸と、この第4軸
に固定した第4回転筒と、この第4回転筒に、第4軸の
軸心から距離R45だけオフセットさせた状態で回転自
在に取付けた円筒部材と、この円筒部材を案内するため
にベース部に取付けたガイド手段と、第1回転筒の回転
に伴って第2軸、第3軸及び第4軸を回転させるため
に、第1軸に設けた第1サンギヤ、この第1サンギヤを
周回させるために第2軸と同軸に設けた非回転とした第
1遊星ギヤ、これらの第1サンギヤ及び第1遊星ギヤの
それぞれに噛み合う第1アイドルギヤ、第2軸に設けた
第2サンギヤ、この第2サンギヤを周回させるために第
3軸に設けた第2遊星ギヤ、これらの第2サンギヤ及び
第2遊星ギヤのそれぞれに噛み合う第2アイドルギヤ、
第1軸と同軸に且つロータリテーブルに設けた第3サン
ギヤ、この第3サンギヤを周回させるために第4軸に設
けた第3遊星ギヤ、これらの第3サンギヤ及び第3遊星
ギヤのそれぞれに噛み合う第3アイドルギヤとからな
り、距離R12、R23、R14及びR45の関係を下
記の式に設定することで、工作物を固定したスライドテ
ーブルを第3軸の軸心が楕円を描くように縦横に移動さ
せるとともに、スライドテーブルをロータリテーブルと
共に回転させ、静止させた切削工具で工作物を、楕円上
を円の中心が移動するときの円の軌跡に外接する楕円包
絡線形状に切削する際に、切削工具のすくい角を常に一
定に保つことができる構成にしたことを特徴とする。
【0015】
【数2】
【0016】上記構成により、楕円包絡線を切削工具で
切削する際に、切削工具のすくい角を常に一定に保つこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る楕円包絡線割り出し装
置を示す断面図であり、楕円包絡線割り出し装置10
(以下「割り出し装置10」と記す。)は、エンジンの
ピストン(以下「ワーク10a」と記す。)等の外面を
切削工具10bで楕円包絡線形状に切削するために、固
定した切削工具10bに対して工作物としてのワーク1
0aの位置、角度を設定する装置であり、非回転状態に
した有底筒状のベース部11と、このベース部11に回
転自在に取付けたロータリテーブル12と、このロータ
リテーブル12の回転中心と同軸になるようにロータリ
テーブル12に回転自在に取付けた第1軸13と、この
第1軸13の一端部にナット14で取付けた第1回転筒
15と、この第1回転筒15に回転力を伝えるためにベ
ース部11に回転自在に取付けた駆動側シャフト16
と、上記第1軸13の他端部に回転自在に取付けた第2
回転筒17と、この第2回転筒17にナット18で固定
した第2軸21と、この第2軸21に回転自在に取付け
た第1スライドテーブル22及び第3回転筒23と、こ
の第3回転筒23に回転自在に取付けた第3軸24と、
この第3軸24にナット25で固定した第2スライドテ
ーブル26と、この第2スライドテーブル26に設けた
ワーク取付部27と、第1回転筒15に回転自在に取付
けた第4軸28と、この第4軸28にナット31で固定
した第4回転筒32と、この第4回転筒32に回転自在
に取付けた円筒部材としてのローラ33と、このローラ
33を案内するためにベース部11に取付けたガイド手
段としてのガイドレール34とからなる。なお、36は
第1回転筒15に取付けたリングギヤ、37は駆動側シ
ャフト16に設けたギヤである。
【0018】第1スライドテーブル22は、回転はしな
いが第2軸21に直交する面に沿って移動することので
きる部材であり、第2スライドテーブル26は、ロータ
リテーブル12上を縦横に滑り、且つロータリテーブル
12の回転に伴って第1軸13の軸心を中心に回転する
ことのできる部材である。
【0019】図示しないが、割り出し装置10は、静止
させた切削工具10bに対してワーク10aをワーク1
0aの軸心の延びる方向(図の上下方向)に移動させ
る、又はワーク10aに対して切削工具10bをワーク
10aの軸心の延びる方向(図の上下方向)に移動させ
る機構を備え、ワーク10aの外周面全体を加工するこ
とができるようにしたものである。なお、割り出し装置
10にシリンダ等のワークを取付ければ、切削工具10
bでワークの内面を楕円包絡線形状に切削することがで
きる。
【0020】図2は本発明に係る割り出し装置の第1要
部拡大図であり、図1に示した細部の部品は省略した。
割り出し装置10は、第1回転筒15及び第1軸13の
回転に伴って第2軸21を回転させるために、第1軸1
3に設けた第1サンギヤ41、この第1サンギヤ41を
周回させるために第2軸21と同軸に且つ第1スライド
テーブル22に設けた第1遊星ギヤ42、これらの第1
サンギヤ41及び第1遊星ギヤ42のそれぞれに噛み合
う第1アイドルギヤ43とを備える。
【0021】図3は本発明に係る割り出し装置の第2要
部拡大図であり、図1に示した細部の部品は省略した。
割り出し装置10は、第2軸21の回転に伴って第3軸
24を回転させるために、第2軸21に設けた第2サン
ギヤ45、この第2サンギヤ45を周回させるために第
3軸24に設けた第2遊星ギヤ46、これらの第2サン
ギヤ45及び第2遊星ギヤ46のそれぞれに噛み合う第
2アイドルギヤ47とを備える。
【0022】図2に戻って、割り出し装置10は、第1
回転筒15の回転に伴って第4軸28を回転させるため
に、第1軸13と同軸に且つロータリテーブル12に設
けた第3サンギヤ51、この第3サンギヤ51を周回さ
せるために第4軸28に設けた第3遊星ギヤ52、これ
らの第3サンギヤ51及び第3遊星ギヤ52のそれぞれ
に噛み合う第3アイドルギヤ53とを備える。
【0023】以上の図2及び図3に述べた第1サンギヤ
41、第1遊星ギヤ42、第1アイドルギヤ43、第2
サンギヤ45、第2遊星ギヤ46、第2アイドルギヤ4
7、第3サンギヤ51、第3遊星ギヤ52及び第3アイ
ドルギヤ53は、歯数がすべて同一のものとする。
【0024】以上に述べた割り出し装置10の作用を以
降で説明する。図4(a)〜(k)は本発明に係る割り
出し装置の作用を説明する第1作用図であり、ワーク1
0aの動作を把握するための図である。なお、長楕円状
のワーク10a及び切削工具10bを模式的に描いた。
(a)はワーク10aの長軸を水平にし、この長軸の端
に切削工具10bを当ててワーク10aの切削加工を開
始する状態を示す。
【0025】ここで、55を第1軸13の軸心、56を
ワーク10aの中心軸(即ち、第3軸24の軸心)、5
7を切削工具10bの先端、58(太い実線)を第1軸
13の軸心55と切削工具10bの先端57とを結ぶ線
分とする(第1軸の軸心55の位置は一定であり、ま
た、切削工具10bは静止しているため、線分58の長
さは常に一定である。)と、切削工具10bの先端57
を通る長楕円状のワーク10aの接線59は線分58と
直交する、即ち線分58は長楕円状のワーク10aの法
線になる。
【0026】この状態から矢印のようにワーク10aが
回転を開始すると、ワーク10aは、(b)〜(e)に
示すように、切削工具10bの先端57に接しながら
(切削工具10bに切削されながら)回転するととも
に、ワーク10aの中心軸56が第1軸の軸心55に近
づくように移動し、(a)の状態から90°回転して
(f)の状態になる。(f)で線分58は長楕円状のワ
ーク10aの短径に一致する。
【0027】更にワーク10aは、(g)〜(j)に示
すように、切削工具10bの先端57に接しながら(切
削工具10bに切削されながら)回転するとともに、ワ
ーク10aの中心軸56が第1軸13の軸心55から離
れるように移動し、(a)の状態から180°回転して
(k)の状態になる。この後、(a)の状態から180
°を越え、360°までの動作は上記した(a)〜
(k)の状態と同様になるため、説明は省略する。
【0028】以上の(a)〜(k)では、長楕円状のワ
ーク10aの法線である線分58上に常に切削工具10
bの先端57が存在するとともに線分58に対して常に
同じ向きに切削工具10bが位置する、即ち、切削工具
10bのすくい角を常に一定に保つように、割り出し装
置10はワーク10aを回転及び移動させる。
【0029】図4で説明したワーク10aの動作を各軸
の自転及び公転を基に図5〜図10で詳細に説明する。
図5は本発明に係る割り出し装置の作用を説明する第2
作用図である。なお、図では、各軸、各回転筒及び各ギ
ヤの配置の理解を容易にするために、各回転筒及び各ギ
ヤを各軸毎に記載し、各軸毎にx軸を設け、第1軸の軸
心55をxy座標の原点に配置した。
【0030】図2及び図3にも示したが、第2軸21
は、第1軸13の軸心55から距離R12だけ軸心61
をオフセットさせたものであり、第3軸24は、第2軸
21の軸心61から距離R23だけ軸心56をオフセッ
トさせたものであり、第4軸28は、第1軸13の軸心
55から距離R14だけ軸心63をオフセットさせたも
のである。また、ローラ33は、第4軸28の軸心63
から距離R45だけ軸心64をオフセットさせたもので
ある。
【0031】例えば、第1回転筒15を矢印のように時
計回りに回転させると、この第1回転筒15に固定した
第1軸13が時計回りに回転し、この第1回転軸13に
取付けた第1サンギヤ41から第1アイドルギヤ43を
介して第1遊星ギヤ42に回転が伝わり、第1遊星ギヤ
42を設けた第1スライドテーブル22は回転せずに第
1軸13を白抜き矢印のように周回する。
【0032】これにより、第2回転筒17とともに第2
軸21が反時計回りに回転し、第2軸21に取付けた第
2サンギヤ45から第2アイドルギヤ47を介して第2
遊星ギヤ46に回転が伝わり、第2遊星ギヤ46を取付
けた第3軸24がロータリテーブル12上では回転せず
に第2軸21を白抜き矢印のように周回する。
【0033】また、第1回転筒15を矢印のように時計
回りに回転させると、第4軸28が第1軸13を白抜き
矢印のように周回し、これに伴って第4軸28が時計
回りに回転するため、第4軸28に取付けた第3遊星ギ
ヤ52から第3アイドルギヤ53を介して第3サンギヤ
51に回転が伝わり、第3サンギヤ51に一体に連結す
るロータリテーブル12が第1軸13と同一角度、同一
方向(時計回り)に回転する。
【0034】ロータリテーブル12上には図1に示した
ように第2スライドテーブル26が載っているため、ロ
ータリテーブル12の回転に伴って、第2スライドテー
ブル26が回転する。従って、ロータリテーブル12が
回転すれば、第2スライドテーブル26に取付けたワー
ク10a(図1参照)が回転する。図5において、第4
軸28が第1軸13を周回することで、ローラ33はガ
イドレール34による案内で白抜き矢印のように一直
線に移動する。
【0035】図6(a)〜(d)は本発明に係る割り出
し装置の作用を説明する第3作用図であり、図5と同様
に各軸及び各回転筒の自転及び公転を説明する。(a)
において、第1軸13が時計回りに角度θだけ回転(自
転)すると、第2軸21は第1軸13を反時計回りに角
度θだけ周回(公転)し、第3軸24はは第2軸21を
時計回りに角度θだけ周回(公転)する。
【0036】(b)は(a)の状態を各軸の軸心55,
61,56だけで表したものであり、第3軸の軸心56
の座標をA1(x,y)とする。第3軸の軸心56の軌
跡を求める過程を[数3]に示す。
【0037】
【数3】
【0038】従って、第3軸の軸心56は、長軸の半径
が(R12+R23)、短軸の半径が(R12−R2
3)の楕円を描く。(c)において、第1軸13が時計
回りに角度θだけ回転(自転)すると、第4軸28は第
1軸13を時計回りに角度θだけ周回(公転)する。ま
た、ローラ33が白抜き矢印の方向に移動するために第
4軸28は回転角度が拘束され、第4軸28は角度φ
(φ<θ)だけ回転(自転)する。(d)は(c)の状
態を各軸の軸心55,63,64だけで表したものであ
る。
【0039】図7(a),(b)は本発明に係る割り出
し装置の作用を説明する第4作用図であり、第3軸の軸
心56の軌跡について説明する。(a)は上記の[数
3]に示した(5)式で表される楕円66をxy座標上
に描いたものである。
【0040】(b)は(a)に示した楕円66を移動
し、楕円66の中心を第3軸の軸心56、即ちワーク1
0aの中心軸に一致させたものである。このとき、第1
軸の軸心55は楕円66上にある。
【0041】ここで、角度θが変化すれば、第3軸の軸
心56と共にワーク10aは、楕円66が原点が通るよ
うに移動する。この場合、図1に示したように、ワーク
10aは第2スライドテーブル26に取付けたものであ
るため、図7(b)において、ワーク10aは回転せず
にxy座標上を平行移動する。(図中の想像線は、角度
θを増減させたときに平行移動したワーク10aの位置
の例を示す。)
【0042】図8(a),(b)は本発明に係る割り出
し装置の作用を説明する第5作用図であり、ワーク10
aの動作、特に回転について説明する。図7(b)で
は、ワーク10aの平行移動を説明したが、図6(b)
で説明したように、第1軸が角度θだけ回転したとき
に、第4軸が角度φだけ自転するため、図5で説明した
ように、第4軸の自転に伴ってロータリテーブル12が
第4軸と同方向に回転するので、図8(a)に示すよう
に、各軸及びワーク10aはロータリテーブルの回転に
伴って第1軸13を中心に回転する。以上より、ワーク
10aは、平行移動を行いながら回転する。このときの
第4軸28の軸心63とローラ33の軸心64とを結ぶ
線分67の傾き角をφとすると、ワーク10aの長軸に
一致させた線分68の傾き角は、θ+φとなる。
【0043】この傾き角θ+φは、第2軸21が第1軸
13の回りを角度θだけ公転したのに加え、ワーク10
aがロータリテーブルの回転によって時計回りに角度φ
だけ回転したことによるものである。図8(b)は図8
(a)の状態におけるワーク10a及び楕円66を示
す。
【0044】図9(a)〜(k)は本発明に係る割り出
し装置の作用を説明する第6作用図であり、ワークの動
作を把握するために各軸及び楕円66の動作を連続的に
示す。第1軸13を回転させると、(a)〜(f)で
は、第3軸24の軸心56及び楕円66は次第に第1軸
13の軸心55に近づき、楕円66は、第1軸13側に
引き寄せられながら第1軸の軸心55を中心に回転す
る。
【0045】また、(g)〜(k)では、第3軸の軸心
56は次第に第1軸の軸心55から遠ざかり、楕円66
は、第1軸側から離れながら第1軸の軸心55を中心に
回転する。上記の(a)〜(k)を通じて、楕円66
は、常に第1軸の軸心55を通る。
【0046】図10は本発明に係る割り出し装置の作用
を説明する第7作用図であり、図8(b)を、線分68
がx軸と一致するように回転させ、xy座標の原点に第
3軸の軸心56を置いたものである。(なお、各軸及び
各ギヤは省略した。)ローラの軸心64の座標をB
(x,y)とすると、軸心64は[数4]で求めた軌跡
を描く。
【0047】
【数4】
【0048】従って、ローラの軸心64は長軸の半径が
(−R12−R23+R14−R45)、短軸の半径が
(−R12+R23−R14−R45)の楕円を描く。
ここで、図5に示した各軸の距離R12,R23,R1
4,R45の関係を、R12=R45、R23=R14
とすると、[数4]に示した(10)式は、x 2+y2
(2・R12)2となり、ローラの軸心64は半径2・
R12の円を描く。次に、第1軸の軸心55とローラの
軸心64とを結ぶ直線71の式を求める過程を[数5]
に示す。
【0049】
【数5】
【0050】従って、直線71の式は、[数5]の(1
7)式のm、(19)式のnを満たすy=mx+nであ
る。次に、楕円66の接点A2(x,y)における接線
72の式を求める過程を[数6]に示す。
【0051】
【数6】
【0052】従って、接線72の式は、(20)式のよ
うになる。図10において、前述の[数5]で求めた
(11)式の直線71と、[数6]で求めた(20)式
の接線72とが直交すれば、直線71及び接線72のそ
れぞれの傾きから[数7]に示す関係が成り立つ。
【0053】
【数7】
【0054】逆に、上記した(21)式が成り立てば、
第1軸の軸心55とローラの軸心64とを結ぶ直線71
は、楕円66の法線となる。
【0055】ここで、ワーク10aの形状を、楕円66
上に円73の中心を置き、この円73を楕円66上を移
動させたときの円73の軌跡に外接する楕円包絡線75
とすると、直線71は楕円66の法線であるから、直線
71と楕円包絡線75との交点76は、楕円包絡線75
上で第1軸の軸心55から最短距離の位置にある。この
ことより、第1軸の軸心55を中心にして楕円包絡線7
5に接する円73を描いたときに、楕円包絡線75上の
交点76は円73上にあり、また、交点76の位置で円
73の接線77を描いたとき、接線77は楕円包絡線7
5の接線にもなる。
【0056】従って、直線71は、楕円包絡線75の法
線であり、交点76に、静止させた切削工具10bの先
端57(図4参照)を一致させれば、切削工具10bの
先端57が楕円包絡線75上のどの位置に接しても法線
を維持することができる。以上より、楕円包絡線75の
形状にワークを切削工具10bで切削する際に、切削工
具10bのすくい角を常に一定に保つことができる。
【0057】以上の図1〜図3及び図10で説明したよ
うに、回転系に対して非回転状態にしたベース部11
と、このベース部11に対して回転自在に配置した第1
回転筒15と、この第1回転筒15に固定した第1軸1
3と、この第1軸13に回転自在に取付けたロータリテ
ーブル12及び第2回転筒17と、この第2回転筒17
に、第1軸13の軸心55から距離R12だけ軸心61
をオフセットさせた状態で固定した第2軸21と、この
第2軸21に回転自在に取付けた第3回転筒23と、こ
の第3回転筒23に、第2軸21の軸心61から距離R
23だけ軸心56をオフセットさせた状態で回転自在に
取付けた第3軸24と、この第3軸24に固定するとと
もにロータリテーブル12上を縦横に滑り且つロータリ
テーブル12の回転に伴って第1軸13の軸心55を中
心に回転する第2スライドテーブル26と、第1回転筒
15に、第1軸13の軸心55から距離R14だけ軸心
63をオフセットさせた状態で回転自在に取付けた第4
軸28と、この第4軸28に固定した第4回転筒32
と、この第4回転筒32に、第4軸28の軸心63から
距離R45だけオフセットさせた状態で回転自在に取付
けたローラ33と、このローラ33を案内するためにベ
ース部11に取付けたガイドレール34と、第1回転筒
15の回転に伴って第2軸21、第3軸24及び第4軸
28を回転させるために、第1軸13に設けた第1サン
ギヤ41、この第1サンギヤ41を周回させるために第
2軸21と同軸に設けた非回転とした第1遊星ギヤ4
2、これらの第1サンギヤ41及び第1遊星ギヤ42の
それぞれに噛み合う第1アイドルギヤ43、第2軸21
に設けた第2サンギヤ45、この第2サンギヤ45を周
回させるために第3軸24に設けた第2遊星ギヤ46、
これらの第2サンギヤ45及び第2遊星ギヤ46のそれ
ぞれに噛み合う第2アイドルギヤ47、第1軸13と同
軸に且つロータリテーブル12に設けた第3サンギヤ5
1、この第3サンギヤ51を周回させるために第4軸2
8に設けた第3遊星ギヤ52、これらの第3サンギヤ5
1及び第3遊星ギヤ52のそれぞれに噛み合う第3アイ
ドルギヤ53とからなり、距離R12、R23、R14
及びR45の関係を下記の式に設定することで、ワーク
10aを固定した第2スライドテーブル26を第3軸2
4の軸心56が楕円66を描くように縦横に移動させる
とともに、第2スライドテーブル26をロータリテーブ
ル12と共に回転させ、静止させた切削工具10bでワ
ーク10aを、楕円66上を円73の中心が移動すると
きの円73の軌跡に外接する楕円包絡線75の形状に切
削する際に、切削工具10bのすくい角を常に一定に保
つことができる構成にしたことを特徴とする。
【0058】
【数8】
【0059】上記構成により、楕円包絡線75を切削工
具10bで切削する際に、切削工具10bのすくい角を
常に一定に保つことができ、楕円包絡線75の形状を有
するワーク10aに安定した仕上げ面を形成することが
できる。
【0060】尚、本発明の割り出し装置の各ギヤは、
軸、ロータリテーブル又はスライドテーブルに一体に形
成してもよいし、軸、ロータリテーブル又はスライドテ
ーブルと別体にして、軸、ロータリテーブル又はスライ
ドテーブルに取付けてもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の楕円包絡線割り出し装置は、回転系に
対して非回転状態にしたベース部と、このベース部に対
して回転自在に配置した第1回転筒と、この第1回転筒
に固定した第1軸と、この第1軸に回転自在に取付けた
ロータリテーブル及び第2回転筒と、この第2回転筒
に、第1軸の軸心から距離R12だけ軸心をオフセット
させた状態で固定した第2軸と、この第2軸に回転自在
に取付けた第3回転筒と、この第3回転筒に、第2軸の
軸心から距離R23だけ軸心をオフセットさせた状態で
回転自在に取付けた第3軸と、この第3軸に固定すると
ともにロータリテーブル上を縦横に滑り且つロータリテ
ーブルの回転に伴って第1軸の軸心を中心に回転するス
ライドテーブルと、第1回転筒に、第1軸の軸心から距
離R14だけ軸心をオフセットさせた状態で回転自在に
取付けた第4軸と、この第4軸に固定した第4回転筒
と、この第4回転筒に、第4軸の軸心から距離R45だ
けオフセットさせた状態で回転自在に取付けた円筒部材
と、この円筒部材を案内するためにベース部に取付けた
ガイド手段と、第1回転筒の回転に伴って第2軸、第3
軸及び第4軸を回転させるために、第1軸に設けた第1
サンギヤ、この第1サンギヤを周回させるために第2軸
と同軸に設けた非回転とした第1遊星ギヤ、これらの第
1サンギヤ及び第1遊星ギヤのそれぞれに噛み合う第1
アイドルギヤ、第2軸に設けた第2サンギヤ、この第2
サンギヤを周回させるために第3軸に設けた第2遊星ギ
ヤ、これらの第2サンギヤ及び第2遊星ギヤのそれぞれ
に噛み合う第2アイドルギヤ、第1軸と同軸に且つロー
タリテーブルに設けた第3サンギヤ、この第3サンギヤ
を周回させるために第4軸に設けた第3遊星ギヤ、これ
らの第3サンギヤ及び第3遊星ギヤのそれぞれに噛み合
う第3アイドルギヤとからなり、距離R12、R23、
R14及びR45の関係を下記の式に設定することで、
工作物を固定したスライドテーブルを第3軸の軸心が楕
円を描くように縦横に移動させるとともに、スライドテ
ーブルをロータリテーブルと共に回転させ、静止させた
切削工具で工作物を、楕円上を円の中心が移動するとき
の円の軌跡に外接する楕円包絡線形状に切削する際に、
切削工具のすくい角を常に一定に保つことができる構成
にしたので、楕円包絡線を切削工具で切削する際に、切
削工具のすくい角を常に一定に保ち、楕円包絡線形状を
有するワークに安定した仕上げ面を形成することができ
る。
【0062】
【数9】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る楕円包絡線割り出し装置を示す断
面図
【図2】本発明に係る割り出し装置の第1要部拡大図
【図3】本発明に係る割り出し装置の第2要部拡大図
【図4】本発明に係る割り出し装置の作用を説明する第
1作用図
【図5】本発明に係る割り出し装置の作用を説明する第
2作用図
【図6】本発明に係る割り出し装置の作用を説明する第
3作用図
【図7】本発明に係る割り出し装置の作用を説明する第
4作用図
【図8】本発明に係る割り出し装置の作用を説明する第
5作用図
【図9】本発明に係る割り出し装置の作用を説明する第
6作用図
【図10】本発明に係る割り出し装置の作用を説明する
第7作用図
【図11】エンジンのシリンダの比較図
【図12】ピストン素材の外面を長楕円に加工する方法
を説明する説明図
【符号の説明】
10…楕円包絡線割り出し装置、10a…工作物(ワー
ク)、10b…切削工具、11…ベース部、12…ロー
タリテーブル、13…第1軸、15…第1回転筒、17
…第2回転筒、21…第2軸、23…第3回転筒、26
…スライドテーブル(第2スライドテーブル)、28…
第4軸、32…第4回転筒、33…円筒部材(ロー
ラ)、34…ガイド手段(ガイドレール)、41…第1
サンギヤ、42…第1遊星ギヤ、43…第1アイドルギ
ヤ、45…第2サンギヤ、46…第2遊星ギヤ、47…
第2アイドルギヤ、51…第3サンギヤ、52…第3遊
星ギヤ、53…第3アイドルギヤ、55…第1軸の軸
心、56…第3軸の軸心、61…第2軸の軸心、63…
第4軸の軸心、64…ローラの軸心、66…楕円、73
…円、75…楕円包絡線、R12,R23,R14,R
45…距離。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転系に対して非回転状態にしたベース
    部と、このベース部に対して回転自在に配置した第1回
    転筒と、この第1回転筒に固定した第1軸と、この第1
    軸に回転自在に取付けたロータリテーブル及び第2回転
    筒と、この第2回転筒に、前記第1軸の軸心から距離R
    12だけ軸心をオフセットさせた状態で固定した第2軸
    と、この第2軸に回転自在に取付けた第3回転筒と、こ
    の第3回転筒に、前記第2軸の軸心から距離R23だけ
    軸心をオフセットさせた状態で回転自在に取付けた第3
    軸と、この第3軸に固定するとともに前記ロータリテー
    ブル上を縦横に滑り且つロータリテーブルの回転に伴っ
    て前記第1軸の軸心を中心に回転するスライドテーブル
    と、前記第1回転筒に、前記第1軸の軸心から距離R1
    4だけ軸心をオフセットさせた状態で回転自在に取付け
    た第4軸と、この第4軸に固定した第4回転筒と、この
    第4回転筒に、前記第4軸の軸心から距離R45だけオ
    フセットさせた状態で回転自在に取付けた円筒部材と、
    この円筒部材を案内するために前記ベース部に取付けた
    ガイド手段と、前記第1回転筒の回転に伴って第2軸、
    第3軸及び第4軸を回転させるために、第1軸に設けた
    第1サンギヤ、この第1サンギヤを周回させるために第
    2軸と同軸に設けた非回転とした第1遊星ギヤ、これら
    の第1サンギヤ及び第1遊星ギヤのそれぞれに噛み合う
    第1アイドルギヤ、第2軸に設けた第2サンギヤ、この
    第2サンギヤを周回させるために第3軸に設けた第2遊
    星ギヤ、これらの第2サンギヤ及び第2遊星ギヤのそれ
    ぞれに噛み合う第2アイドルギヤ、第1軸と同軸に且つ
    前記ロータリテーブルに設けた第3サンギヤ、この第3
    サンギヤを周回させるために第4軸に設けた第3遊星ギ
    ヤ、これらの第3サンギヤ及び第3遊星ギヤのそれぞれ
    に噛み合う第3アイドルギヤとからなり、 前記距離R12、R23、R14及びR45の関係を下
    記の式に設定することで、工作物を固定したスライドテ
    ーブルを前記第3軸の軸心が楕円を描くように縦横に移
    動させるとともに、スライドテーブルを前記ロータリテ
    ーブルと共に回転させ、静止させた切削工具で前記工作
    物を、前記楕円上を円の中心が移動するときの円の軌跡
    に外接する楕円包絡線形状に切削する際に、切削工具の
    すくい角を常に一定に保つことができる構成にしたこと
    を特徴とする楕円包絡線割り出し装置。 【数1】
JP2000354939A 2000-11-21 2000-11-21 楕円包絡線割り出し装置 Pending JP2002160143A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019089167A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 株式会社ジェイテクト 切削装置及び切削加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019089167A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 株式会社ジェイテクト 切削装置及び切削加工方法

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