JP2002158897A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP2002158897A
JP2002158897A JP2000350901A JP2000350901A JP2002158897A JP 2002158897 A JP2002158897 A JP 2002158897A JP 2000350901 A JP2000350901 A JP 2000350901A JP 2000350901 A JP2000350901 A JP 2000350901A JP 2002158897 A JP2002158897 A JP 2002158897A
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Seiji Muramoto
誠二 村本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で、かつ、安定した保持力を有し
てCRTディスプレイあるいは液晶ディスプレイに取付
けることのできるビデオカメラを提供する。 【解決手段】 本体ケースとスタンド部8とを接続する
保持部は、保持部上と保持部下7とから構成される。保
持部下7の一端側には、スタンド部8に収納される略球
形形状部7aが設けられ、他端側は保持部上に接続され
ている。スタンド部8の上部の中央付近には、略球形形
状部7aを覆うドーム状の上面部8aが設けられてい
る。この上面部8aとスタンド底板9とによって略球形
形状部7aが挟持されている。保持部は、略球形形状部
7aの中心を支点として回転摺動可能に保持されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオカメラに関
し、特に、コンピュータ等の情報機器に画像情報を入力
するためのビデオカメラであって、液晶ディスプレイ等
に容易に取付けたり据えつけることができるビデオカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ会議システムやテレビ電話
システムにおいて使用されるビデオカメラは、デスクト
ップタイプのパーソナルコンピュータの使用を前提とし
ているため、CRTディスプレイの上面に載置されて使
用されるものがほとんどであった。
【0003】最近、液晶ディスプレイなどの厚み(奥行
き)の比較的薄いディスプレが急増している。たとえば
特開2000−152037号公報では、そのような液
晶ディスプレイに取り付け可能なビデオカメラが提案さ
れている。
【0004】特開2000−152037号公報に記載
されたビデオカメラでは、被写体を撮像するカメラ部と
映像信号処理制御を行うカメラ制御部とを内蔵する本体
ケース、この本体ケースを回動自在に保持する保持部、
この保持部を回動可能に保持するスタンド部、スタンド
部底部の前方に立設され被取付体に当接する当接片、ス
タンド底部の後方に回動自在に取付けられたレバー部お
よびこのレバー部をスタンド底部の方へ付勢する付勢手
段を備えている。
【0005】レバー部は一端をスタンド部に軸支される
レバー本体と、このレバー本体の他端に形成された被取
付体に当接する当接部とから構成される。レバー部は、
使用時には当接部と当接片により被取付体を挟持し、使
用しないときにはスタンド部に圧接するように収納され
る方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ビデオカメラでは、次のような問題点があった。本体ケ
ースをスタンド部に対して保持する保持部は保持部上と
保持部下とから構成されている。その保持部下はスタン
ド部に設けられた三角状の突設片に回動自在に軸支さ
れ、保持部下の円筒状の凹部に保持部上の円筒状の凸部
が回転可能に嵌合されている。
【0007】このように、本体ケースをスタンド部に対
して回動自在に保持するための構造が比較的複雑であ
り、そのために、部品点数も多くなった。また、スタン
ド部における保持部の保持が摺動部の部品の摩擦力に依
存しているため、その部品の外形の成形仕上がり精度や
部品の磨耗によって保持力が変動するおそれがあった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、簡易な構造で、かつ、安定した保持力
を有してCRTディスプレイあるいは液晶ディスプレイ
に取付けることのできるビデオカメラを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るビデオカメ
ラは、カメラ本体部と、そのカメラ本体部を支持するカ
メラ支持部と、そのカメラ支持部を保持するスタンド部
とを備えている。カメラ支持部は、略球状体部と、その
略球状体部から延びカメラ本体部を支持する支柱部とを
有している。スタンド部は、略球状体部の中心を支点と
して略球状体部を回動可能に挟持するとともに、略球状
体部の動きに合わせて支柱部が動くのを許容する挟持部
を有している。
【0010】このビデオカメラによれば、挟持部により
カメラ支持部の略球状体部を挟持するという極めて簡単
な構造で、略球状体部の中心を支点としてカメラ支持部
を回動自在に保持することができる。
【0011】そのような挟持部としては、具体的に、支
柱部が形成されている側とは反対の側に位置する一方側
挟持部と、一方側挟持部から略球状体部を覆うように形
成され、支柱部が形成されている側に位置する他方側挟
持部とを含んでいることが好ましい。この場合には、容
易に挟持部を形成することができる。
【0012】また、保持部の回動動作のためには、他方
側挟持部は支柱部が挿通され支柱部が動くのを許容する
開口部を含んでいることが好ましい。
【0013】さらに、他方側挟持部は開口部の周からさ
らに外側に向かって支柱部の動きを許容するスリット部
を含んでいることが好ましい。
【0014】この場合には、保持部の回動範囲をさらに
広げることができ、カメラ本体部による撮像範囲を拡大
することができる。
【0015】好ましくは、略球状体部は少なくとも表面
に形成された滑り止め体を含んでいる。
【0016】この場合には、略球状体と挟持部との間に
摩擦力が生じて回動自在に動く保持部を任意の位置にお
いてより安定して保持することができる。
【0017】また好ましくは、受入部は略球状体部を一
方側挟持部または他方側挟持部の側へ押付けるための付
勢手段を含んでいる。
【0018】この場合には、略球状体または挟持部が回
動動作により磨耗したとしても付勢手段により略球状体
と挟持部との間に摩擦力を生じさせることができ、保持
部を任意の位置に保持するための保持力が安定して得ら
れる。
【0019】そのような付勢手段としては、一方側挟持
部と略球状体部との間に装着された弾性部材を含んでい
ることが好ましい。
【0020】この場合には、略球状体が他方側挟持部に
押付けらることで安定した保持力が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係るビデオカメラについて説明
する。図1に示すように、ビデオカメラにおけるカメラ
部1は、被写体を撮像するためのレンズと、被写体から
の光を固体撮像素子に集光して電気信号に変換する撮像
回路とから構成される。
【0022】カメラ部1からの電気信号は、映像信号処
理および制御を行うためのカメラ制御部2において映像
信号に処理されて、本体ケース3の後面に挿通した信号
ケーブルから出力される。なお、カメラ部1とカメラ制
御部2は本体ケース3の内部に固定されている。この本
体ケース3とスタンド部8とは、後述する保持部5を介
して接続されている。
【0023】この保持部5は、本体ケース3に嵌合し回
動自在に保持する保持部上6と支柱形状の保持部下7と
から構成される。保持部下7の一端側には、スタンド部
8に収納される略球形形状部7aが設けられ、他端側は
保持部上6に接続されている。保持部5は、スタンド部
8に対して保持部下7の略球形形状部7aの中心を支点
として回転摺動可能に保持されている。
【0024】スタンド部8の上部の中央付近には、略球
形形状部7aを収納するドーム状の上面部8aが設けら
れている。この上面部8aとスタンド底板9とによって
略球形形状部7aが挟持されている。保持部下7の支柱
部分が上面部8aに設けられた穴8bから突出してい
る。この穴8bは、保持部下7の支柱部分が回動自在に
なるように、その支柱部分の径よりも十分に大きく、か
つ、略球形形状部7aが抜けない程度の穴径を有してい
る。
【0025】本体ケース3の後部には円筒部が形成され
ている。保持部上6の上端には上方に向かって開いた略
C型形状部が設けられている。この略C型形状部に本体
ケース3の円筒部が挿入されることで、本体ケース3が
保持部上6に対して回動可能に保持されている。
【0026】なお、通常の状態では、本体ケース3と保
持部上6とは、本体ケース3の軸方向には脱着できない
ようになっている。脱着するには、プラスティックある
いは金属からなる保持部上6の弾性力を利用して、保持
部上6の略C型形状部のそれぞれの端部を外側に向かっ
て広げることで容易に本体ケース3を保持部上6から脱
着することができる。
【0027】図2に示すように、スタンド部8は、底面
が開口する箱型であり、上から見た形状は略長方形であ
る。その略長方形の長手方向がCRTディスプレイの前
後方向と一致している。スタンド部8の底にはレバー部
12が設けられている。このレバー部12の一端側は、
スタンド部8の後方に設けられた回転軸11に回動自在
に軸支されている。このレバー部12とスタンド部8と
の間には、レバー部12を常時スタンド部8の側に付勢
するためのねじりコイルばねなどの弾性体15が内設さ
れている。
【0028】また、図3に示すように、レバー部12に
はプレート13がレバー部12に対して回動自在に軸支
されている。プレート13は、後述するように、液晶デ
ィスプレイなどの比較的薄いディスプレイを挟持する場
合に用いられる部材である。
【0029】このプレート13は、CRTディスプレイ
などの比較的厚いディスプレイにビデオカメラを取付け
る際には、スタンド部8に収納された状態になる。スタ
ンド部8に収納された状態では、プレート13の平面部
分は下方を向くように配置される。
【0030】プレート13の後方には、プレート13を
引出すためのツマミ14が突設されている。このツマミ
14は、レバー部12の中央付近に設けられた略円形の
穴に臨むように配置される。また、プレート13の平面
部分にはゴムなどの摩擦抵抗の大きい材料からなる滑り
止め体が設けられている。
【0031】スタンド部8の前方(ディスプレイの画面
側)には、ディスプレイの前面に沿ってスタンド部8を
取付けるための下方に向かって延びる縁部10が設けら
れている。縁部10には、スタンド部8がディスプレイ
に対して滑らないように、パッド41が設けられてい
る。
【0032】さらに、スタンド部8の周囲には下方に向
かって立壁21が形成されている。スタンド部8にレバ
ー部12が収納された状態でのレバー部12の底面部分
の位置とプレート13の平面部分の位置はほぼ同じ位置
にあり、しかも、この位置は立壁21の底面部分よりも
低い位置にある。スタンド部8にレバー部12が収納さ
れた状態で、ツマミ14がプレート13の平面部分より
も下方に突出しないように、レバー部12には段落し1
8が設けられている。
【0033】ツマミ14の先端部分はレバー部12の中
央部に設けられた円形の穴の内接円よりも少し内側にま
で入り込むように配置されている。また、ツマミ14の
先端部分は、指で引っ張る際に滑りにくいように断面が
略円形の膨らみが設けられている。
【0034】次に、このビデオカメラを、たとえばCR
Tディスプレイなどの比較的厚みのあるディスプレイに
据え付ける場合について説明する。上述したように、レ
バー部12は弾性体15により常時スタンド部8の側に
付勢されているため、通常の状態ではレバー部12はス
タンド部8に収納された状態にある。
【0035】この状態で、レバー部12の底面部分とプ
レート13の平面部分とをCRTディスプレイの上面に
面接触させるとともに、スタンド部8の前方に設けらた
縁部10をCRTディスプレイの前面にパッド41を介
して面接触させる。これにより、図3に示すように、ス
タンド部8を含むビデオカメラがCRTディスプレイ5
1に容易に据え付けられる。
【0036】次に、このビデオカメラを、たとえば液晶
ディスプレイなどの比較的薄いディスプレイに取付ける
場合について説明する。この場合には、図4に示すよう
に、まず、レバー部12の穴に指を入れてツマミ14を
引張ってレバー部12を引き起す。そして、スタンド部
8の縁部10とプレート13の平面部分とでディスプレ
イを挟み込むようにしてツマミ14を離す。
【0037】レバー部12の先端部分に回動可能に軸支
されたプレート13には、弾性体15の弾性力により縁
部10とでディスプレイを挟み込む方向の付勢力が常時
作用する。これにより、スタンド部8を含むビデオカメ
ラが液晶ディスプレイに容易に取付けられる。
【0038】なお、ビデオカメラを液晶ディスプレイか
ら取外すときは、図4に示された状態からツマミ14を
下方へ引張ることで挟持状態が解除されて、液晶ディス
プレイからビデオカメラを簡単に取外すことができる。
【0039】上述したビデオカメラによれば、本体ケー
ス3とスタンド部8とを接続する保持部5のスタンド部
8側に略球形形状部7aが設けられている。一方、スタ
ンド部8には上面部8aとスタンド底部が設けられてい
る。この上面部8aとスタンド底部とでこの球形形状部
を挟持することで、保持部5は、スタンド部8に対して
略球形形状部7aの中心を支点として回転摺動可能に保
持されることになる。
【0040】これにより、保持部5の支柱部分が上面部
8aに設けられた穴8bの範囲内を移動できる範囲内
で、任意の位置にビデオカメラを固定することができ
る。しかも、その位置において支柱部分を軸としてビデ
オカメラを360°回転させることもできる。
【0041】このように、略球形形状部7aを上面部8
aとスタンド底部とで挟み込むという比較的簡単な構造
によって、カメラ部1を搭載した本体ケース3をスタン
ド部8に対して容易に向きを変えることができる。
【0042】実施の形態2 本発明の実施の形態2に係るビデオカメラについて説明
する。保持部下7の略球形形状部7aを覆っている上面
部8aには、図5および図6に示すように、穴8bも周
から外側に向かって保持部下7の支柱部がさらに移動で
きる幅を有した案内溝22が形成されている。
【0043】たとえば、撮影方向の前方と後方とにこの
ような案内溝22を設けることで、保持部下7の支柱部
をこの溝22に沿って移動させることができて、図6に
示すように、カメラ本体3を球形形状部の支点を軸とし
てその撮影方向を大きく拡大することができる。これに
より、保持部5によりカメラ本体3を保持してディスプ
レイ等に設置した場合に、撮像範囲を広げることが可能
になる。
【0044】実施の形態3 本発明の実施の形態3に係るビデオカメラについて説明
する。図7に示すように、保持部50は保持部上6、保
持部支柱23および保持部下24を備えている。保持部
上6は本体ケース3に嵌合し回動自在に保持する。
【0045】保持部下24には、スタンド部8の上面部
8aに収納される略球形形状部24aが設けられてい
る。特に、この略球形形状部24aの少なくとも表面に
はゴムなどの滑り止めが設けられている。保持部上6と
保持部下24とは支柱23により連結されている。保持
部50がスタンド部8に対して保持部下24の略球形形
状部24aの中心を支点として回転摺動できるように、
略球形形状部24aは上面部8aと底板9との間に挟持
され、保持部支柱23が上面部8aに設けられた穴8b
から突出している。
【0046】上面部8aに設けられた穴8bは保持部支
柱23が回動自在になるように、保持部支柱23の径よ
りも十分大きく、かつ、略球形形状部24aを上面部8
aと底板9とで挟持したときに略球形形状部24aが抜
け落ちない程度の穴径を有している。
【0047】このビデオカメラによれば、略球形形状部
24aを上面部8aと底板9とで挟持する際に略球形形
状部24aの表面に設けられた滑り止め体により、略球
形形状部24aと上面部8aおよび底板9との間に摩擦
力が生じて、保持部下24が滑りにくくなる。その結
果、保持部50を任意の位置においてより安定に保持す
ることが可能になる。
【0048】実施の形態4 本発明の実施の形態4に係るビデオカメラについて説明
する。図8に示すように、保持部の保持部下5の略球形
形状部5aがスタンド部8の上面部8aに保持されてい
る。その略球形形状部5aと底板9との間には、略球形
形状部5aを上面部8aの側に付勢するための板バネ2
5が装着されている。なお、これ以外の構成については
実施の形態1において説明した図2に示す構造と同様な
ので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略す
る。
【0049】付勢手段として装着される部材としては、
略球形形状部5aがその中心部を支点として回動運動を
しても、付勢力を常に上面部8aの側に加えることので
きる部材であることが好ましく、U字型に曲げられた板
ばね25には限られない。また、この上面部8aに実施
の形態2において説明した案内溝を設けることが好まし
い。
【0050】このビデオカメラによれば、略球形形状部
5aが板ばね25により常に上面部8aの側に付勢され
た状態で、略球形形状部5aの中心を支点とし略球形形
状部5aが回動運動することになる。このため、そのよ
うな板ばね25がない場合と比べると、磨耗等に起因す
る略球形形状部5aと上面部8aおよび底板9部との摩
擦抵抗の変動が抑制されて、カメラ本体を任意の位置に
安定して保持することができる。
【0051】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記の説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0052】
【発明の効果】本発明に係るビデオカメラによれば、挟
持部によりカメラ支持部の略球状体部を挟持するという
極めて簡単な構造で、略球状体部の中心を支点としてカ
メラ支持部を回動自在に保持することができる。
【0053】そのような挟持部としては、具体的に、支
柱部が形成されている側とは反対の側に位置する一方側
挟持部と、一方側挟持部から略球状体部を覆うように形
成され、支柱部が形成されている側に位置する他方側挟
持部とを含んでいることで、容易に挟持部を形成するこ
とができる。
【0054】また、保持部の回動動作のためには、他方
側挟持部は支柱部が挿通され支柱部が動くのを許容する
開口部を含んでいることが好ましい。
【0055】さらに、他方側挟持部は開口部の周からさ
らに外側に向かって支柱部の動きを許容するスリット部
を含んでいることで、保持部の回動範囲をさらに広げる
ことができ、カメラ本体部による撮像範囲を拡大するこ
とができる。
【0056】好ましくは、略球状体部は少なくとも表面
に形成された滑り止め体を含んでいることで、略球状体
と挟持部との間に摩擦力が生じて回動自在に動く保持部
を任意の位置においてより安定して保持することができ
る。
【0057】また好ましくは、受入部は略球状体部を一
方側挟持部または他方側挟持部の側へ押付けるための付
勢手段を含んでいることで、略球状体または挟持部が回
動動作により磨耗したとしても付勢手段により略球状体
と挟持部との間に摩擦力を生じさせることができ、保持
部を任意の位置に保持するための保持力が安定して得ら
れる。
【0058】そのような付勢手段としては、一方側挟持
部と略球状体部との間に装着された弾性部材を含んでい
ることが好ましく、この場合には、略球状体が他方側挟
持部に押付けらることで安定した保持力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るビデオカメラの
部分断面図である。
【図2】 同実施の形態において、カメラ本体を支持す
るスタンド部の底面図である。
【図3】 同実施の形態において、図1に示すビデオカ
メラの部分拡大断面図である。
【図4】 同実施の形態において、ビデオカメラをディ
スプレイに取付けた状態を示す部分断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るビデオカメラの
正面図である。
【図6】 同実施の形態において、図5に示すビデオカ
メラの可動の様子を示す側面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に係るビデオカメラの
部分断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態4に係るビデオカメラの
部分断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ部、2 カメラ制御部、3 本体ケース、4
信号ケーブル、5保持部、6 保持部上、7 保持部
下、8 スタンド部、8a 上面部(他方側挟持部)、
9 スタンド底板(一方側挟持部)、10 縁部、11
回転軸、12 レバー部、13 プレート、14 ツ
マミ、15 弾性体、21 立壁、22 案内溝、25
板バネ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体部と、 前記カメラ本体部を支持するカメラ支持部と、 前記カメラ支持部を保持するスタンド部とを備え、 前記カメラ支持部は、 略球状体部と、 前記略球状体部から延び、前記カメラ本体部を支持する
    支柱部とを有し、 前記スタンド部は、前記略球状体部の中心を支点として
    前記略球状体部を回動可能に挟持するとともに、前記略
    球状体部の動きに合わせて前記支柱部が動くのを許容す
    る挟持部を有する、ビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 前記挟持部は、 前記支柱部が形成されている側とは反対の側に位置する
    一方側挟持部と、 前記一方側挟持部から前記略球状体部を覆うように形成
    され、前記支柱部が形成されている側に位置する他方側
    挟持部とを含む、請求項1記載のビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 前記他方側挟持部は前記支柱部が挿通さ
    れ前記支柱部が動くのを許容する開口部を含む、請求項
    2記載のビデオカメラ。
  4. 【請求項4】 前記他方側挟持部は前記開口部の周から
    さらに外側に向かって前記支柱部の動きを許容するスリ
    ット部を含む、請求項3記載のビデオカメラ。
  5. 【請求項5】 前記略球状体部は少なくとも表面に形成
    された滑り止め体を含む、請求項1〜4のいずれかに記
    載のビデオカメラ。
  6. 【請求項6】 前記受入部は前記略球状体部を前記一方
    側挟持部または前記他方側挟持部の側へ押付けるための
    付勢手段を含む、請求項1〜5のいずれかに記載のビデ
    オカメラ。
  7. 【請求項7】 前記付勢手段は前記一方側挟持部と前記
    略球状体部との間に装着された弾性部材を含む、請求項
    6記載のビデオカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010032831A1 (ja) * 2008-09-19 2010-03-25 三洋電機株式会社 投写型映像表示装置及び表示システム
WO2022180952A1 (ja) * 2021-02-25 2022-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮影装置

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