JP3203438U - 携帯情報端末用支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えばスマートフォンやタブレット端末等の、カメラ機能を搭載した携帯情報端末を片手でしっかりと支持することを可能とし、かつ、携帯情報端末を片手でしっかりと支持した状態のままで撮影を行うことを可能にする携帯情報端末用支持具を提供する。【解決手段】 携帯情報端末用支持具1は、略直方体状の外観を呈し、携帯情報端末2が装着可能なケース3と、ケース3の一端部側に枢着され、当該ケース3の裏面側で回動可能なグリップ4と、を備えている。そして、グリップ4は、ケース3とのなす角度が若干鈍角となる回動位置、及び、折り畳んだ回動位置で節度をもって保持されるように構成されている。【選択図】 図1

Description

本考案は、例えばスマートフォンやタブレット端末等の、カメラ機能を搭載した携帯情報端末を装着して使用される携帯情報端末用支持具に関する。更に詳細には、本考案は、携帯情報端末を片手でしっかりと支持することを可能とし、かつ、携帯情報端末を片手でしっかりと支持した状態のままで撮影を行うことを可能にする携帯情報端末用支持具に関する。
スマートフォンでの写真撮影や動画撮影は、その都度、ポケットやバッグから当該スマートフォンを取り出して行われている。 しかし、特に観光地等においては、何度もシャッターを切るチャンスがあり、スマートフォンをいちいち仕舞ったり取り出したりしていたのでは、シャッターチャンスを逃してしまう虞がある。
そこで、従来、スマートフォンに装着して片手で安定して支持することのできるスマートフォンケースが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されたスマートフォンケースは、スマートフォンに装着可能なケース本体部と、該ケース本体部の背面に指挿通部を形成し得る支持部と、を備えたことを特徴としている。 そして、特許文献1に開示されたスマートフォンケースの構成によれば、スマートフォンにケース本体部を装着した状態で、支持部に指を挿通してケース本体部を把持することにより、スマートフォンを片手で安定して支持しておくことができるので、当該スマートフォンをいちいち仕舞ったり取り出したりする必要がない。その結果、シャッターチャンスを逃す可能性を低くすることが可能となる。
特開2013−17059号公報
しかし、特許文献1に開示されたスマートフォンケースでは、スマートフォンを落としてしまわないようにしっかり把持しておくと(特許文献1の図4のような状態)、撮影可能な状態(特許文献1の図3のような状態)に持って行くのに時間がかかり、やはりシャッターチャンスを逃してしまう虞がある。一方、シャッターチャンスに備えてスマートフォンを撮影可能な状態のまま軽く把持しておくと(2〜3本の指での把持 特許文献1の図3のような状態)、スマートフォンを落としてしまう虞がある。また、撮影の際には、このようにスマートフォンを軽く把持することとなるため、高所や足場の悪い場所での撮影の際にスマートフォンを落としてしまう危険性がある。
本考案は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、例えばスマートフォンやタブレット端末等の、カメラ機能を搭載した携帯情報端末を片手でしっかりと支持することを可能とし、かつ、携帯情報端末を片手でしっかりと支持した状態のままで撮影を行うことを可能にする携帯情報端末用支持具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る携帯情報端末用支持具の構成は、
(1)略直方体状の外観を呈し、携帯情報端末が装着可能な支持具本体と、前記支持具本体の一端部側に枢着され、当該支持具本体の裏面側で回動可能なグリップと、を備え、前記グリップが所定の回動位置で保持されるように構成されていることを特徴とする。
本考案においては、支持具本体として、例えば、スマートフォンケース等の直方体状のケース、スマホ自撮り棒におけるスマホホルダ、スマートフォン車載ホルダにおけるホルダ部分等を用いることができる。
支持具本体として直方体状のケースを用いる場合には、携帯情報端末を、ケースの上端開口部から当該ケース内に装着するようにしてもよく、ケースの側面開口部から当該ケース内に装着するようにしてもよい。
また、支持具本体として直方体状のケースを用いる場合には、ケースの底面の、携帯情報端末のメインカメラのレンズに対応する箇所に開口が設けられていてもよく、当該箇所を透明な部材で形成するようにしてもよい。
さらに、本考案において、グリップは、支持具本体に直接枢着されていてもよく、他の部材を介して支持具本体に間接的に枢着されていてもよい。
本考案の携帯情報端末用支持具の上記(1)の構成によれば、グリップが、例えば、支持具本体とのなす角度が若干鈍角となる回動位置、及び、折り畳んだ回動位置で保持されるように構成することにより、撮影を行わない場合には、グリップを、折り畳んだ回動位置に保持し、支持具本体に装着された携帯情報端末を支持具本体ごと片手で把持してしっかりと支持しておくことができる。そして、シャッターチャンスが訪れたら、この状態から支持具本体の自由端を開いて、グリップを、支持具本体とのなす角度が若干鈍角となる回動位置に保持し、当該グリップのみを把持して、携帯情報端末を片手でしっかりと支持する。このとき、グリップを把持している手の親指は、携帯情報端末の上面のホームボタンの近傍に位置した状態となるので、ホームボタンを当該親指で押すことにより、携帯情報端末の画面上に写真撮影ボタン、動画撮影ボタン等のアイコンを出現させて、撮影可能な状態にすることができる。撮影可能な状態にしたら、支持具本体の裏面側を被写体に向け、グリップを把持している手の親指を移動させて携帯情報端末の画面上の写真撮影ボタンのアイコンをタッチすることにより、被写体を撮影することができる。
従って、上記(1)の構成を備えた本考案の携帯情報端末用支持具を使用すれば、例えばスマートフォンやタブレット端末等の、カメラ機能を搭載した携帯情報端末を片手でしっかりと支持することが可能となり、かつ、携帯情報端末を片手でしっかりと支持した状態のままで撮影を行うことが可能となる。
尚、シャッターチャンスが訪れた際の上記の一連の動作は、瞬時に行うことができるので、シャッターチャンスを逃してしまう虞はない。
本考案の携帯情報端末用ケースの上記(1)の構成においては、以下の(2)、(3)のような構成にすることが好ましい。
(2)前記グリップは、略長方形状の板材からなり、当該グリップを把持したときに親指以外の指が当たる辺が、人差し指側から小指側に向かって下り傾斜となるように形成されている。
上記(2)の好ましい構成によれば、グリップが、それを把持したときの手にうまくフィットするため、携帯情報端末の上面のホームボタンや、画面上の写真撮影ボタン、動画撮影ボタン等のアイコンの、親指による操作性を向上させることができる。また、携帯情報端末を装着した状態で、グリップを、支持具本体とのなす角度が若干鈍角となる回動位置に保持し、把持したときに親指以外の指が当たる辺を下にして横置きすることにより、携帯情報端末の画面が斜め上方を向くようにすることができる。その結果、横置きした状態での携帯情報端末の画面が見やすくなる。
(3)前記グリップは、ハンドストラップを備えている。
上記(3)の好ましい構成によれば、グリップを把持している手の甲及び親指以外の指を確実に固定することができるので、より安定した撮影を行うことが可能となる。また、グリップを把持している手の力が多少緩んだとしても、携帯情報端末を落としてしまう虞はない。
本考案によれば、例えばスマートフォンやタブレット端末等の、カメラ機能を搭載した携帯情報端末を片手でしっかりと支持することを可能とし、かつ、携帯情報端末を片手でしっかりと支持した状態のままで撮影を行うことを可能にする携帯情報端末用支持具を提供することができる。従って、本考案の携帯情報端末用支持具を使用すれば、携帯情報端末を落としてしまうことがないと共に、シャッターチャンスを逃してしまうこともない。
本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具の構成を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具の構成を示す分解斜視図である。 本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具の構成を示す側面図である。 図3の矢印Aの方向から見た斜視図である。 本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具を折り畳んだ状態を示す側面図である。 本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具のグリップの形状を説明するための裏面図である。 携帯情報端末が装着された本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具を横置きした状態を示す斜視図である。 携帯情報端末が装着された本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具を折り畳んで把持した状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具に装着された携帯情報端末を操作している状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具の他の構成を示す側面図である。 本考案の実施の形態2における携帯情報端末用支持具を折り畳んだ状態を示す裏面図である。 携帯情報端末が装着された本考案の実施の形態2における携帯情報端末用支持具を折り畳んで把持した状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態3における携帯情報端末用支持具の構成を示す斜視図である。
以下、好適な実施の形態を用いて本考案をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施の形態は本考案を具現化した例に過ぎず、本考案はこれに限定されるものではない。
[実施の形態1]
(携帯情報端末用支持具の構成)
まず、本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具の構成について、図1〜図7を参照しながら説明する。
図1は、本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具の構成を示す斜視図、図2は、当該携帯情報端末用支持具の構成を示す分解斜視図、図3は、当該携帯情報端末用支持具の構成を示す側面図、図4は、図3の矢印Aの方向から見た斜視図、図5は、当該携帯情報端末用支持具を折り畳んだ状態を示す側面図、図6は、当該携帯情報端末用支持具のグリップの形状を説明するための裏面図、図7は、携帯情報端末が装着された当該携帯情報端末用支持具を横置きした状態を示す斜視図である。
図1〜図5に示すように、本実施の形態の携帯情報端末用支持具1は、略直方体状の外観を呈し、携帯情報端末2が装着可能な、支持具本体としてのケース3と、ケースス3の一端部側に枢着され、当該ケース3の裏面側で回動可能なグリップ4(図3の矢印D,E参照)と、を備えている。そして、グリップ4は、所定の回動位置で節度をもって保持されるように構成されている。
ケース3は、柔らかい素材であるシリコンゴム等からなり、携帯情報端末2の外部との接続部が遮蔽されないように、その側面の数箇所が開けられている。
また、ケース3は、上端が開口しており、ケース3の上端開口部から当該ケース3内に携帯情報端末2を装着できるようにされている。そして、ケース3の上端開口縁には、外れ防止部3aが一体形成されており、これにより、ケース3内に装着した携帯情報端末2が簡単に外れてしまうことがないようにされている。
また、ケース3の底面には、携帯情報端末2のメインカメラのレンズ(図示せず)に対応する箇所に開口8が設けられている。
グリップ4は、ヒンジ機構5を介してケース3の一端部側に枢着されている。
ヒンジ機構5は、矩形状の固定板6の一端部の裏面に設けられた一対の雌型ヒンジ部6a,6aと、グリップ4の一端部に設けられ、一対の雌型ヒンジ部6a,6aにヒンジ連結される雄型ヒンジ部4aと、を備え、固定板6の上面にケース3が固定されている。
尚、固定板6は、ケース3の底面の開口8を遮蔽しない大きさであればよい。
雄型ヒンジ部4aと雌型ヒンジ部6aの連結部分には、グリップ4を、ケース3とのなす角度が若干鈍角(例えば、約95度〜約110度)となる回動位置(図3の(イ)参照)に保持する第1の節度発生部(図示せず)と、グリップ4を、折り畳んだ回動位置(図5の(ロ)参照)に保持する第2の節度発生部(図示せず)と、グリップ4を、ケース3とのなす角度が鋭角(例えば、約45度〜約60度)となる回動位置(図3の(ハ)参照)に保持する第3の節度発生部(図示せず)と、が設けられている。第1〜第3の節度発生部は、例えば、雄型ヒンジ部4a側に固定されたバネ部材と、雌型ヒンジ部6a側に形成され、前記バネ部材の先端R部が入り込む3つの窪みと、により構成することができる。
グリップ4を、ケース3とのなす角度が若干鈍角となる回動位置に保持すれば、後述のように、当該グリップ4を片手でしっかりと把持した状態のままで(携帯情報端末2を片手でしっかりと支持した状態のままで)で携帯情報端末2の上面のホームボタン7や、画面上の写真撮影ボタン、動画撮影ボタン等のアイコン(図示せず)を操作することができる(撮影を行うことができる)(図9参照)。
また、グリップ4を、折り畳んだ回動位置に保持すれば、後述のように、ケース3に装着された携帯情報端末2をケース3ごと片手で把持してしっかりと支持しておくことができる(図8参照)。
また、グリップ4を、ケース3とのなす角度が鋭角となる回動位置に保持すれば、グリップ4をスタンドとして用いて、携帯情報端末2をテーブル等の上に縦置きしておくことが可能となる。
グリップ4、ヒンジ機構5及び固定板6は、例えば、ABS樹脂、PP樹脂等の、一定の強度と弾性を有する樹脂素材からなっている。
以上のように、本実施の形態の携帯情報端末用支持具1の構成によれば、カメラ機能を搭載した携帯情報端末2を片手でしっかりと支持することを可能とし、かつ、携帯情報端末2を片手でしっかりと支持した状態のままで撮影を行うことを可能にする携帯情報端末用支持具を提供することができる。従って、本実施の形態の携帯情報端末用支持具1を使用すれば、携帯情報端末2を落としてしまうことがないと共に、シャッターチャンスを逃してしまうこともない。
グリップ4は、略長方形状の板材からなっている。そして、図6に示すように、当該グリップ4を把持したときに親指以外の指が当たる辺が、人差し指側から小指側に向かって下り傾斜となるように形成されている。
かかる構成によれば、グリップ4が、それを把持したときの手にうまくフィットするため、携帯情報端末2の上面のホームボタン7や、画面上の写真撮影ボタン、動画撮影ボタン等のアイコンの、親指による操作性を向上させることができる。また、図7に示すように、携帯情報端末2を装着した状態で、グリップ4を、ケース3とのなす角度が若干鈍角となる回動位置に保持し、把持したときに親指以外の指が当たる辺を下にしてテーブル等の上に横置きすることにより、携帯情報端末2の画面が斜め上方を向くようにすることができる。その結果、横置きした状態での携帯情報端末2の画面が見やすくなる。
図1〜図5に示すように、グリップ4は、ハンドストラップ9を備えている。ハンドストラップ9は、帯状の可撓性部材からなり、グリップ4の一端部に設けられた雄型ヒンジ部4aにその一端部が固着されている。また、グリップ4の他端部側には、互いに平行な2つの矩形状の貫通孔4b,4cが形成されており、ハンドストラップ9の他端部は、貫通孔4bに挿通され、貫通孔4cから引き出されて、ハンドストラップ9の表面に面ファスナを用いて長さ調整可能に貼り付けられている。 かかる構成によれば、グリップ4を把持している手の甲及び親指以外の指を確実に固定することができるので(図8参照)、より安定した撮影を行うことが可能となる。また、グリップ4を把持している手の力が多少緩んだとしても、携帯情報端末2を落としてしまう虞はない。
(携帯情報端末用支持具の使用方法)
次に、本実施の形態における携帯情報端末用支持具の使用方法について、図8,図9をも参照しながら説明する。
図8は、携帯情報端末が装着された本考案の実施の形態1における携帯情報端末用支持具を折り畳んで把持した状態を示す斜視図、図9は、当該携帯情報端末用支持具に装着された携帯情報端末を操作している状態を示す斜視図である。
まず、図1,図3に示すように、携帯情報端末2を、ケース3の上端開口部から当該ケース3内に装着する(図1の矢印B、図3の矢印C参照)。
撮影を行わない場合には、図5,図8に示すように、グリップ4を、折り畳んだ回動位置に保持して、ハンドストラップ9に手を挿入する。そして、図8に示すように、ケース3に装着された携帯情報端末2をケース3ごと片手で把持してしっかりと支持しておく。
シャッターチャンスが訪れたら、図8に示す状態からもう一方の手でケース3の自由端を持ち上げて(図8の矢印F参照)、グリップ4を、ケース3とのなす角度が若干鈍角となる回動位置に保持し、当該グリップ4のみを把持して、携帯情報端末2を片手でしっかりと支持する(図9参照)。このとき、図9に示すように、グリップ4を把持している手の親指は、携帯情報端末2の上面のホームボタン7の近傍に位置した状態となるので、ホームボタン7を当該親指で押すことにより、携帯情報端末2の画面上に写真撮影ボタン、動画撮影ボタン等のアイコン(図示せず)を出現させて、撮影可能な状態にすることができる。撮影可能な状態にしたら、ケース3の裏面側を被写体に向け、グリップ4を把持している手の親指を移動させて携帯情報端末2の画面上の写真撮影ボタンのアイコンをタッチすることにより(図9の矢印G参照)、被写体を撮影することができる。
従って、上記の構成を備えた本実施の形態の携帯情報端末用支持具1を使用すれば、例えばスマートフォンやタブレット端末等の、カメラ機能を搭載した携帯情報端末2を片手でしっかりと支持することが可能となり、かつ、携帯情報端末2を片手でしっかりと支持した状態のままで撮影を行うことが可能となる。
尚、シャッターチャンスが訪れた際の上記の一連の動作は、瞬時に行うことができるので、シャッターチャンスを逃してしまう虞はない。
また、ケース3の裏面側を被写体に向け、グリップ4を把持している手の親指を移動させて携帯情報端末2の画面上の動画撮影ボタンのアイコンをタッチすることにより、被写体の動画撮影を行うこともできる。この場合、ハンディカム(登録商標)と同じような握り、構えとなるので、安定した動画撮影を行うことが可能となる。
尚、本実施の形態においては、グリップ4が固定板6を介してケース3に間接的に枢着されている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ケースがポリカーボネート等の固めの素材からなるものであれば、図10に示すように、グリップ10をケース11の一端部側に直接枢着するようにしてもよい。図10中、参照符号12はヒンジ機構を示しており、当該ヒンジ機構12は、ケース11の一端部の裏面に設けられた一対の雌型ヒンジ部11a,11aと、グリップ10の一端部に設けられ、一対の雌型ヒンジ部11a,11aにヒンジ連結される雄型ヒンジ部10aと、を備えている。
また、本実施の形態においては、グリップ4が所定の回動位置で節度をもって保持されるように構成されている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。グリップは、所定の回動位置で保持されるように構成されていれば十分であり、所定の回動位置で節度感(クリック感)を与えるようにすることは任意である。
また、本実施の形態においては、グリップ4が、ケース3とのなす角度が若干鈍角となる回動位置、折り畳んだ回動位置、及び、ケース3とのなす角度が鋭角となる回動位置で保持される場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。グリップは、どの回動位置で保持されるように構成されていてもよい。
また、本実施の形態においては、グリップ4が略長方形状(縦長台形状)の板材からなる場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。グリップの形状としては、縦長台形平板状のほか、例えば、棒状、楕円形平板状、正方形平板状のものを採用することもできる。また、握りやすくするために、グリップの表面に溝等を形成するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、グリップ4が、当該グリップ4を把持したときに親指以外の指が当たる辺のみが人差し指側から小指側に向かって下り傾斜となるように形成されている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。グリップ4を把持したときに親指以外の指が当たる辺と対向する辺も、同じように傾斜していてよい。
また、本実施の形態においては、ケース3の上端開口部から当該ケース3内に携帯情報端末2を装着する場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。携帯情報端末は、ケースの側面開口部から当該ケース内に装着するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、グリップ4がハンドストラップ9を備えている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。グリップがハンドストラップを備えるようにすることは任意である。
また、本実施の形態においては、ハンドストラップ9の一端部がグリップ4の一端部に設けられた雄型ヒンジ部4aに固着されている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。図10に示すように、グリップ10の両端部分にそれぞれ矩形状の貫通孔10b,10cを形成し、当該貫通孔10b,10cにハンドストラップ13の両端部をそれぞれ挿通させて固定するようにしてもよい。尚、この場合の貫通孔の形状は、例えば、楕円形や円形にすることもできる。
また、本実施の形態においては、帯状の部材からなるハンドストラップ9を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ハンドストラップは、例えば、紐状のものであってもよい。
また、本実施の形態においては、ケース3の底面の、携帯情報端末2のメインカメラのレンズに対応する箇所に開口8が設けられている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ケース3の底面の、携帯情報端末2のメインカメラのレンズに対応する箇所を透明な部材で形成するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、ケース3に装着された携帯情報端末2をケース3ごと片手で把持してしっかりと支持した図8に示す状態からもう一方の手でケース3の自由端を持ち上げて撮影可能な状態に持って行く場合を例に挙げて説明したが、図9に示すグリップ4のみを把持した状態でシャッターチャンスに備えるようにしてもよい。
[実施の形態2]
次に、本考案の実施の形態2における携帯情報端末用支持具の構成について、図11,図12を参照しながら説明する。
図11は、本考案の実施の形態2における携帯情報端末用支持具を折り畳んだ状態を示す裏面図、図12は、携帯情報端末が装着された当該携帯情報端末用支持具を折り畳んで把持した状態を示す斜視図である。
図11に示すように、本実施の形態の携帯情報端末用支持具14は、略直方体状の外観を呈し、携帯情報端末2(図12参照)が装着可能な、支持具本体としてのケース3と、ケースス3の一端部側に枢着され、当該ケース3の裏面側で回動可能なグリップ15と、を備えている。そして、グリップ15は、所定の回動位置で節度をもって保持されるように構成されている。尚、図11中、参照符号17はヒンジ機構を、参照符号15aは雄型ヒンジ部をそれぞれ示している。また、参照符号16はハンドストラップを示している。ハンドストラップ16は、帯状の可撓性部材からなり、グリップ15の一端部に設けられた雄型ヒンジ部15aにその一端部が固着されている。また、グリップ15の他端部側には、互いに平行な2つの矩形状の貫通孔15b,15cが形成されており、ハンドストラップ16の他端部は、貫通孔15bに挿通され、貫通孔15cから引き出されて、ハンドストラップ16の表面に面ファスナを用いて長さ調整可能に貼り付けられている。また、上記実施の形態1における携帯情報端末用支持具1の構成部材と同一の構成部材には同一の参照符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施の形態の携帯情報端末用支持具14においても、上記実施の形態1の携帯情報端末用支持具1と同様に、雄型ヒンジ部15aと雌型ヒンジ部6aの連結部分には、グリップ15を、ケース3とのなす角度が若干鈍角となる回動位置に保持する第1の節度発生部と、グリップ15を、折り畳んだ回動位置に保持する第2の節度発生部と、グリップ15を、ケース3とのなす角度が鋭角となる回動位置に保持する第3の節度発生部と、が設けられている。
グリップ15は、略長方形状の板材からなっている。そして、上記実施の形態1の携帯情報端末用支持具1の場合と同様に、当該グリップ15を把持したときに親指以外の指が当たる辺が、人差し指側から小指側に向かって下り傾斜となるように形成されている。
本実施の形態の携帯情報端末用支持具14においては、グリップ15の長さがケース3の長さよりも短くなっている。グリップ15の長さは、当該グリップ15を折り畳んだときにケース3の底面の開口8を遮蔽しない長さであればよい(図11参照)。
かかる構成によれば、携帯情報端末2が装着された携帯情報端末用支持具14を折り畳んだときに、グリップ15によって携帯情報端末2のメインカメラのレンズが隠れることはないので、携帯情報端末用支持具14を折り畳んだ状態で従来と同様の方法で撮影を行うことも可能となる(特許文献1の図3参照)。また、かかる構成によれば、グリップ15が携帯情報端末2のメインカメラのレンズに当たって当該レンズを傷付けてしまう虞もない。
グリップ15の長さがケース3の長さよりも短くなっているという上記構成によれば、さらに以下のような効果を得ることもできる。すなわち、ケース3に装着された携帯情報端末2をケース3ごと片手で把持してしっかりと支持した図12に示す状態から、ケース3の自由端の底面を足や腕等に押し当てて(図12の矢印H参照)、ケース3の自由端を開き(図12の矢印I参照)、撮影可能な状態(図9参照)に持って行くことができる。
尚、この場合であっても、もう一方の手でケース3の自由端を持ち上げて撮影可能な状態に持って行ってもよい。
[実施の形態3]
次に、本考案の実施の形態3における携帯情報端末用支持具の構成について、図13を参照しながら説明する。
図13は、本考案の実施の形態3における携帯情報端末用支持具の構成を示す斜視図である。
図13に示すように、本実施の形態の携帯情報端末用支持具18は、略直方体状の外観を呈し、携帯情報端末2が装着可能な支持具本体19と、支持具本体19の一端部側にヒンジ機構24を介して枢着され、当該支持具本体19の裏面側で回動可能なグリップ20と、を備えている。そして、上記実施の形態1,2の場合と同様に、グリップ20は、所定の回動位置で節度をもって保持されるように構成されている。
ヒンジ機構24は、支持具本体19の一端部に設けられた一対の雌型ヒンジ部19a,19aと、グリップ20の一端部に設けられ、一対の雌型ヒンジ部19a,19aにヒンジ連結される雄型ヒンジ部20aと、を備えている。
グリップ20は、略長方形状の板材からなっている。そして、当該グリップ20を把持したときに親指以外の指が当たる辺が、人差し指側から小指側に向かって下り傾斜となるように形成されている。
グリップ20は、ハンドストラップ25を備えている。ハンドストラップ25は、帯状の可撓性部材からなり、グリップ20の一端部に設けられた雄型ヒンジ部20aにその一端部が固着されている。また、グリップ20の他端部側には、互いに平行な2つの矩形状の貫通孔20b,20cが形成されており、ハンドストラップ25の他端部は、貫通孔20bに挿通され、貫通孔20cから引き出されて、ハンドストラップ25の表面に面ファスナを用いて長さ調整可能に貼り付けられている。
支持具本体19は、平行に設けられた棒状の一対の載置部材21a,21bと、一対の載置部材21a,21bの一側部に設けられたストッパ部材22と、一対の載置部材21a,21bの他側側に設けられた当接部材23と、を備えている。ここで、載置部材21bは、上記したヒンジ機構24が兼ねている。
当接部材23は、ストッパ部材22と対向配置される当接体23aと、当該当接体23aを保持し、一対の載置部材21a,21bにそれぞれ挿通される平行な一対の軸体23b,23cと、当接体23aの裏側に設けられた摘み23dと、を備えている。そして、当接部材23は、一対の軸体23b,23cが一対の載置部材21a,21bに入り込む方向にバネ付勢されている。
かかる構成の支持具本体19を用いれば、摘み23dを持って当接体23aを引き出した状態で(図13の矢印J,K参照)、一対の載置部材21a,21b上に携帯情報端末2を横向きに載せ(図13の矢印L参照)、その後、摘み23dを放すことにより、ストッパ部材22と当接体23aとによって携帯情報端末2を挟持することができる。これにより、図9と同じような状態で支持具本体19に携帯情報端末をしっかりと装着することができる。
尚、支持具本体19を、図13に示す状態から水平反時計回り方向に90°回転させた構成にし、携帯情報端末2を縦向きに挟持するようにしてもよい。この場合、ヒンジ機構24は、載置部材21bとは別個に設けられる。
また、支持具本体としては、自動車に装着可能なスマートフォン車載ホルダにおけるホルダ部分等と同様の挟持機能を有するものを用いることもできる。
1,14,18 携帯情報端末用支持具
2 携帯情報端末
3,11 ケース
3a 外れ防止部
4,10,15,20 グリップ
4a,10a,15a,20a 雄型ヒンジ部
4b,4c,10b,10c,15b,15c 貫通孔
5,12,17,24 ヒンジ機構
6 固定板
6a,11a,19a 雌型ヒンジ部
7 ホームボタン
8 開口
9,13,16,25 ハンドストラップ
19 支持具本体
21a,21b 載置部材
22 ストッパ部材
23 当接部材
23a 当接体
23b,23c 軸体
23d 摘み

Claims (3)

  1. 略直方体状の外観を呈し、携帯情報端末が装着可能な支持具本体と、前記支持具本体の一端部側に枢着され、当該支持具本体の裏面側で回動可能なグリップと、を備え、前記グリップが所定の回動位置で保持されるように構成されていることを特徴とする携帯情報端末用支持具。
  2. 前記グリップは、略長方形状の板材からなり、当該グリップを把持したときに親指以外の指が当たる辺が、人差し指側から小指側に向かって下り傾斜となるように形成されている、請求項1に記載の携帯情報端末用支持具。
  3. 前記グリップは、ハンドストラップを備えている、請求項1又は2に記載の携帯情報端末用支持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107302607A (zh) * 2016-04-15 2017-10-27 冷雨泉 一种具有可拆卸自拍杆的手机壳
CN114598343A (zh) * 2022-01-25 2022-06-07 国网安徽省电力有限公司 基于北斗卫星通信的移动作业终端

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