JP2002158821A - ファクシミリ送信機、ファクシミリ受信機、音声リーダ装置、ファクシミリ送受信機及びファクシミリ通信方式 - Google Patents

ファクシミリ送信機、ファクシミリ受信機、音声リーダ装置、ファクシミリ送受信機及びファクシミリ通信方式

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JP2002158821A
JP2002158821A JP2000355308A JP2000355308A JP2002158821A JP 2002158821 A JP2002158821 A JP 2002158821A JP 2000355308 A JP2000355308 A JP 2000355308A JP 2000355308 A JP2000355308 A JP 2000355308A JP 2002158821 A JP2002158821 A JP 2002158821A
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JP2000355308A
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Yoshihiro Ariyama
義博 有山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ画像通信の利便性と音声コミュ
ニケーションの利便性の両方を備えたファクシミリ通信
方式を提供する。 【解決手段】 送信側では、音声を入力して音声符号化
部で音声を符号化する。この音声符号は画像変換部でビ
ットマップ形式の画像化音声データに変換され、送信画
像を符号化した画像符号と合成された後、ファクシミリ
変調されて回線上に送出される。受信側では、この画像
信号を受信し、画像化音声データが音声符号抽出部で抽
出される。画像化音声データは画像変換部で音声符号デ
ータに再変換され、音声復号部で復号化された後、音声
出力部から音声として出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ送信
機、ファクシミリ受信機、音声リーダ装置、ファクシミ
リ送受信機及びファクシミリ通信方式に関し、特に、画
像メッセージに加え音声メッセージを伝送できるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】電話回線を用いたコミュニケーション手
段としてのファクシミリ通信はよく知られており、昨今
の家庭用ファクシミリの普及により、オフィスのみなら
ず一般家庭でも非常にポピュラーな通信手段となってい
る。従来のファクシミリ通信には国際標準であるITU
−T T.30に基づいた通信方式が用いられている。
これは画像を基本とした通信手段であり、一般的には画
像とテキストのコメントによる通信が中心である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在のファクシミリ通
信は電話回線を利用しているが、ファクシミリ通信の際
には画像データのみを通信する。音声によるコメント等
をつけたい場合は、改めて電話をかける必要があり、不
便である。PHSのように通話ごとに回線使用料を必要
とする場合などは通信費も余計にかかる。
【0004】また、文面によるコミュニケーションの場
合、文章の細やかなニュアンスが伝わりにくい場合があ
る。結果的に誤解などを解消するためのやり取りが必要
になる場合もある。
【0005】本発明は、上述した課題に鑑みて、ファク
シミリ通信の利便性と音声コミュニケーションの利便性
の両方を備えたファクシミリ通信方式、並びに、それに
対応したファクシミリ送信機、受信機、送受信機及び音
声リーダ装置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、ファクシミリ通信に音声
メッセージ機能を盛り込んだファクシミリ通信方式、並
びに、それに対応したファクシミリ送信機、受信機、送
受信機及び音声リーダ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ送
信機は、音声信号を符号化し符号化音声信号を出力する
音声符号化部と、画像信号を符号化し符号化画像信号を
出力する画像符号化部と、符号化音声信号を符号化画像
信号に合成し画像符号信号を出力する画像合成部と、画
像符号信号をファクシミリ信号に変調するファクシミリ
変調部と、ファクシミリ変調部からの変調信号を回線上
に送出する送信部を備える。これにより、画像メッセー
ジと音声メッセージを画像イメージで伝送することが可
能となる。
【0008】本発明のファクシミリ受信機は、ファクシ
ミリ信号を受信するファクシミリ受信部と、ファクシミ
リ信号を復調し復調信号を出力するファクシミリ復調部
と、復調信号から前記ファクシミリ信号に合成された音
声画像化データを抽出する音声画像化データ抽出部と、
抽出した音声画像化データを音声符号化データに変換す
る画像変換部と、音声符号化データを復号する音声復号
部と、音声復号部によって復号された音声を出力する音
声出力部と、復調信号を復号して画像データを得る画像
復号部と、復号された画像データを基に画像を出力する
画像出力部を備える。これにより、音声を画像化して伝
送された、音声メッセージを含むファクシミリ信号を受
信して音声メッセージを再生することが可能になる。
【0009】本発明の音声リーダ装置は、ファクシミリ
画像信号を入力するファクシミリ画像入力部と、ファク
シミリ画像信号から前記ファクシミリ画像信号に合成さ
れた音声画像化データを抽出する音声画像化データ抽出
部と、抽出した音声画像化データを音声符号化データに
変換する画像変換部と、音声符号化データを復号する音
声復号部と、音声復号部によって復号された音声を出力
する音声出力部を備える。これにより、音声メッセージ
を含むファクシミリ信号を受信して音声メッセージを発
音出力することが可能となる。
【0010】本発明のファクシミリ送受信機では、送信
画像を入力する画像入力部と、画像入力部から入力され
た画像データから音声信号が画像化された音声画像化デ
ータを抽出する音声画像化データ抽出部と、抽出した音
声画像化データを音声符号化データに変換する画像変換
部と、音声符号化データを復号する音声復号部と、音声
復号部によって復号された音声を出力する音声出力部を
備える。これにより、送受信機能を有するファクシミリ
装置で音声メッセージを再生する場合に、本来ファクシ
ミリ送受信機が有する機能を流用することができ、簡単
に音声メッセージを再生する機能を付加させることがで
きる。
【0011】本発明のファクシミリ通信方式は、本発明
のファクシミリ送信機と本発明のファクシミリ受信機と
が対向しているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】(A)ファクシミリ送信機の第1
の実施形態 図1に、本発明の音声メッセージ付ファクシミリ送信機
の第1の実施形態の構成を示す。
【0013】このファクシミリ送信機は、音声入力部1
01、音声符号化部102、画像変換部103、音声バ
ッファ104からなる音声処理部Aと、画像入力部10
5、画像符号化部106及び画像バッファ107からな
る画像処理部Bと、音声バッファ104及び画像バッフ
ァ107に接続された画像合成部108、ファクシミリ
変調部109、送出部110及び全体を制御するファク
シミリ制御部111を有する。
【0014】音声入力部101からはマイクロフォン等
から入力された音声信号Sが取り込まれ、音声符号化部
102に供給される。音声符号化部102では音声信号
Sを音声符号Scに符号化する。この音声符号化の方法
には既に知られた様々な手法が適用できる。例として
は、AD−PCMやVSELP、EVRCなどの符号化
方式が挙げられるが、これらに限定されることはない。
当然圧縮率の高い符号化方式を用いればより効率的な通
信が可能になる。
【0015】画像変換部103では音声符号Scをビッ
トイメージ符号Sbcに変換し、音声バッファ104にバ
ッファリングする。
【0016】一方、画像データは一般のファクシミリと
同じように処理される。画像入力105にてイメージス
キャナ等で取り込まれた画像信号Gが画像符号化部10
6に供給され、画像符号化部106で画像信号Gが画像
符号Gcに符号化され、画像バッファ107に保持され
る。
【0017】画像合成部108にて音声バッファ104
に保持されたビットイメージ符号Sbcと画像バッファ1
07に保持された画像符号Gcが合成され、送信符号S
Gcが出力される。送信符号SGcはファクシミリ変調部
109にてITU−T T.30に基づいた変調が施さ
れ、変調信号SGmが送出部110から電話回線に送出
される。
【0018】ファクシミリ制御部111はこれらの全て
の構成要素(モジュール)を制御するものである。な
お、図1では、個々のモジュールへの制御信号線は記述
を省略している。
【0019】勿論、ファクシミリ装置としての電話番号
設定機能等の通常の機能を果たすモジュールが必要に応
じて組み合わされることはいうまでもないが、本発明に
直接関係しないので省略してある。
【0020】次に、第1の実施形態のファクシミリ送信
機の動作を説明する。
【0021】ファクシミリ送信の際に、音声メッセージ
を第1の実施形態もファクシミリ送信機に装着されたマ
イクロフォン等から入力する。マイクロフォンとして
は、ファクシミリの受話器を用いることができる。入力
された音声信号Sは音声符号化部102によってディジ
タル符号に変換される。このディジタル符号は画像変換
部103によってファクシミリで取り扱える白黒のビッ
トマップのパターンに変換される。この際にエラー訂正
符号を付加するなどしてエラー耐性を与えることも考え
られる。
【0022】これと同時に、ファクシミリとして送信す
る画像を画像入力部105で取り込み、画像符号化部1
06でファクシミリ画像として加工し、画像バッファ1
07に保持する。音声バッファ104のビットイメージ
符号Sbcと、画像バッファ107に保持された画像符号
Gcを画像合成部108で合成する。
【0023】合成の起動は、利用者が指示するものであ
っても良い。また、音声バッファ104及び画像バッフ
ァ107の双方にデータがあれば自動的に合成するよう
にしても良い。さらには、音声メッセージを最初に入力
し、その後に、イメージスキャナなどから画像が読み込
まれた際に、自動的に合成するものであっても良い。
【0024】画像合成部108でのビットイメージ符号
Sbcと画像符号Gcの合成方法にはいろいろなやり方が
あるが、一例として、送信画像の先頭部に付加する方
法、末尾に付加する方法、画像の1ライン毎に少しずつ
挿入する(縦方向に合成する)方法のいずれを適用して
も良い。着信側で音声符号化データが判別できる構造で
あればこれら以外の方法でも構わない。また、復号時の
音声データの取り扱いに関する情報を付加する事もでき
る。
【0025】後述する音声情報を一旦画像として印刷し
た後に再度音声に復号化する場合などには、音声情報の
抽出を容易にするためには音声情報は各ページの先頭ま
たは末尾などの特定の領域に合成する事が望ましい。
【0026】以上のように、第1の実施形態のファクシ
ミリ送信機によれば、音声データをファクシミリデータ
として送信可能な画像データに変換して送信画像と合成
することによって、従来画像しか送出できなかったファ
クシミリから音声データの混在した画像データを送出で
きるようになる。
【0027】この画像データは後述するファクシミリ受
信機、データ通信端末などを用いて音声として復号する
ことができる。これにより、ファクシミリ通信において
画像と音声とを同時に扱えるようになるとともに、音声
メッセージを相手が任意の条件で読み出せる形で送出す
ることが可能になる。
【0028】なお、この構造はファクシミリ送信機とい
うハードウエアによる実現に限らず、パーソナルコンピ
ュータのFAXモデムのようなソフトウエアによる実装
も可能である。この場合、FAXモデム内に全機能を実
装することも、パーソナルコンピュータ側で音声、画像
などの処理を分担することもできる。
【0029】ここで、音声情報と画像情報の分離を容易
にするために音声情報がイメージ化された部分の先頭及
び末尾に音声情報の領域であることを示す特定のパター
ン画像を形成することも好ましい。
【0030】(B)ファクシミリ受信機の第1の実施形
態 次に、第1の実施形態のファクシミリ送信機から送出さ
れた画像データを受信するファクシミリ受信機の第1の
実施形態を説明する。
【0031】図2は、第1の実施形態のファクシミリ受
信機の構成を示すブロック図である。ファクシミリ送信
機から送出されたファクシミリ信号を受信してファクシ
ミリ信号Fを出力するファクシミリ受信部201と、フ
ァクシミリ信号Fを復調してファクシミリデータFdを
出力するファクシミリ復調部202と、ファクシミリデ
ータFdから音声画像化データSgを抽出する音声画像
化データ抽出部203と、音声画像化データSgを音声
符号データSdに変換する画像変換部204と、音声符
号データSdをバッファリングする音声バッファ205
と、音声符号データSdを復号して音声信号Soを生成
する音声復号部206と、音声出力部207と、ファク
シミリデータFdをバッファリングする画像バッファ2
08と、ファクシミリデータFdを復号して画像出力G
oを生成する画像復号部209と、画像出力部210と
を備え、ファクシミリ制御部211が全体をコントロー
ルするように構成されている。
【0032】画像出力部210としては、プリンタや蓄
積デバイスなどを適用可能であるが、この限りではな
い。
【0033】次に、第1の実施形態のファクシミリ受信
機の動作を説明する。
【0034】ファクシミリ受信部201にて図1のファ
クシミリ送信機から送出されたファクシミリ信号を受信
すると、従来のファクシミリ同様に、ファクシミリ復調
部202で画像データであるファクシミリデータFdに
復調する。復調された画像データには音声信号が合成さ
れているので、音声画像化データ抽出部203によって
ファクシミリデータFdから音声画像化データSgを抽
出する。この抽出は、ファクシミリデータFdにおける
音声画像化データSgの挿入位置が、上述したように、
予め定められているので、問題なく行うことができる。
【0035】音声画像化データSgは画像変換部204
で音声符号化データに変換される。音声符号化データは
音声復号部206で復号され音声信号Soとして音声出
力部207に供給され、音声として再生される。この際
に、前述のように符号化時に音声データの取り扱いに関
する情報を付加してあれば、これを復号化してこの情報
に基づいて再生タイミング等の再生動作を制御すること
もできる。
【0036】一方、ファクシミリデータFdは、画像バ
ッファ208にも供給され、通常のファクシミリ同様
に、画像復号部209及び画像出力部210を経て出力
デバイス(プリンタ、メモリ等)に出力又は記録され
る。ファクシミリデータFdには音声画像化データSg
も含まれているので、プリンタ等で印刷された画像には
音声画像化データSgに応じた白黒模様がヘッダ部等の
特定の領域に形成されることになる。
【0037】画像出力部210の出力をメモリに蓄積し
ておく場合には、同様に画像に関係付けて音声メッセー
ジもメモリに記録しておくこともできる。
【0038】また、図2の点線で示すように音声抽出部
203でファクシミリデータFdから音声画像化データ
Sgを分離したファクシミリデータFd’を生成し、画
像バッファ208に供給することで印刷される画像から
音声メッセージを取り除いてしまうことも可能であり、
秘匿性の高いメッセージは着信時の1回だけ再生するよ
うにすることもできる。
【0039】第1の実施形態のファクシミリ受信機は、
従来のファクシミリ送信機からの信号を受信した場合に
は画像データのみが処理され、従来のファクシミリ受信
機と同様の動作を行うことになる。
【0040】なお、ファクシミリ送信機及びファクシミ
リ受信機間で授受する制御情報に、音声データを含むか
否かの情報を含めるようにしておくと、ファクシミリ受
信機のファクシミリ制御部211は、それに応じて効率
的に各部を制御できる。
【0041】以上のように、第1の実施形態のファクシ
ミリ受信機によれば、第1の実施形態のファクシミリ送
信機からの、音声データ及び画像データが混在している
ファクシミリデータを受信し、音声データ及び画像デー
タをそれぞれ、所望の形式で出力することができる。
【0042】(C)ファクシミリ送受信機の第1の実施
形態 次に、本発明によるファクシミリ送受信機の第1の実施
形態を説明する。
【0043】第1の実施形態のファクシミリ送受信機
(ファクシミリ装置)は、図2のファクシミリ受信機で
一旦音声画像化データSgを含んで印刷されたファクシ
ミリ画像から再度音声メッセージを再生する機能を持た
せたものである。すなわち、ファクシミリ受信構成に特
徴を有するものである。
【0044】第1の実施形態のファクシミリ送受信機
は、図1のファクシミリ送信機構成と、図2に示すファ
クシミリ受信機構成とを装備した装置を前提としている
が、図3には、音声再生機能に関係する部分だけを示し
てある。
【0045】画像入力部301は、イメージスキャナ等
の画像入力装置であり、通常のファクシミリ装置では送
信画像に入力用に用いられるものであり、この画像入力
装置によって、画像が記録された紙を読み取り、画像入
力部301は、画像データFdを出力する。入力バッフ
ァ302は、この画像データFdをバッファリングす
る。音声符号抽出部303は、画像データFdから音声
画像化データSgを抽出する。画像変換部304は抽出
した音声画像化データSgを音声符号化データSdに変
換する。音声復号部305は音声符号化データSdを復
号して音声信号Soを音声出力部307から出力する。
【0046】次に、第1の実施形態のファクシミリ送受
信機の特徴的な動作を説明する。
【0047】図2のファクシミリ受信機等で着信、印刷
した記録紙上のファクシミリメッセージをファクシミリ
送信機の入力部である画像入力部301を用いて再度画
像データFdに変換する。この入力された画像データF
dには画像とともに音声信号が合成されており、この合
成された音声信号を音声符号抽出部303で画像データ
Fdから分離する。分離された音声画像化データSgは
画像変換部304で音声符号化データSdに変換された
後、音声復号部305で復号され、音声信号Soとして
音声出力部307から出力される。
【0048】入力された画像データFd(白黒データ)
における音声画像化データSgは、受信した際のものと
同様であるので、容易に分離できる。なお、音声画像化
データSgは、同一内容を複数ラインずつ画像データF
dに挿入するようにしておくと、分離は一段と容易にな
る。
【0049】また、この場合も、符号化時に音声データ
の取り扱いに関する情報を付加してあれば、この情報に
基づいて再生タイミング等の再生動作を制御することも
可能である。
【0050】このように、第1の実施形態のファクシミ
リ送受信機では、一旦、印刷された音声メッセージ付の
ファクシミリ画像から再び音声を再生することが可能と
なる。このとき、ファクシミリメッセージが記録された
記録紙以外の音声記録媒体を必要とせず、入力装置とし
てファクシミリ送受信機に備えているイメージスキャナ
を用いることで特別な回路構成を必要とせずに、簡単な
構成で画像メッセージにあわせた音声メッセージを伝え
ることが可能になる。
【0051】なお、この構造はハードウエアによる実現
に限らず、パーソナルコンピュータのFAXモデムのよ
うなソフトウエアによる実装も可能である。この場合、
FAXモデム内に全機能を実装する事も、パーソナルコ
ンピュータ側で音声、画像などの処理を分担することも
できる。
【0052】(D)音声リーダ装置の第1の実施形態 次に、本発明による音声リーダ装置の第1の実施形態を
説明する。
【0053】第1の実施形態の音声リーダ装置(ファク
シミリ装置)は、図2のファクシミリ受信機で音声画像
化データSgを含んで一旦印刷されたファクシミリ画像
から再度音声メッセージを再生する専用装置(音声リー
ダ装置)であり、図4に、その主要部構成を示してい
る。図4の例ではポータブルなリーダ装置のような形態
を想定しているが、実装形態はこの限りではない。
【0054】画像入力部401は、ハンドイメージスキ
ャナやペンタイプの画像リーダで構成され、音声画像化
データを含んで印刷された紙を読み取り、画像データF
dを出力する。入力バッファ402は、この画像データ
Fdをバッファリングする。画像リーダ制御部409は
この画像入力部401と入力バッファ402を制御す
る。
【0055】この画像データFdは印刷時、又は、読み
取り時のゆがみやスキャン方向のずれ等から原画像デー
タとの差が生じているので、このまま再生した場合に
は、原音声をまったく異なった単なる雑音として再生さ
れる恐れがあるので、画像の4隅の位置等をマーカとし
て原画像におけるラインとのずれを補正すると共に、不
要な(音声再生のためには不要な)画像データを除去
し、音声画像化データSgを出力する音声符号整形部4
03を備える。
【0056】なお、上述した第1の実施形態のファクシ
ミリ送受信機(図3)においても、このような音声符号
整形部を設けても良い。
【0057】音声符号整形部403の出力は画像変換部
404に供給される。画像変換部404は、音声画像化
データSgから音声符号化データSdを生成する。音声
バッファ405は、音声符号化データSdをバッファリ
ングする。音声復号部406は、音声符号データSdを
復号して音声信号Soを音声出力部407から出力す
る。音声リーダ制御部408は全体を制御する制御部で
ある。
【0058】なお、画像入力部401、入力バッファ4
02及び画像リーダ制御部409などを有する入力部4
0だけを別体のハンドヘルドイメージスキャナとするこ
ともできる。
【0059】次に、第1の実施形態の音声リーダ装置の
動作を説明する。
【0060】図2のファクシミリ受信機等で着信、印刷
した用紙上のファクシミリメッセージを入力部40の画
像入力部401を用いてスキャンし、画像データFdを
得る。この入力された画像データFdには画像とともに
音声信号がイメージとして合成されており、この合成さ
れた音声信号のイメージを音声符号整形部403で補
正、抽出する。抽出された音声画像化データSgは画像
変換部404で音声符号データSdに変換された後、音
声復号部406で復号され、音声信号Soとして音声出
力部407から出力される。
【0061】以上のように、第1の実施形態の音声リー
ダ装置によれば、通常のファクシミリ受信機で着信、印
刷した音声メッセージ付きのファクシミリメッセージか
ら、音声信号のみを読み取って音声として再生できる。
したがって、音声再生機能を有しないファクシミリ送受
信機を有しているユーザーにとっても、簡単に音声メッ
セージの受信機能を利用することができる。
【0062】なお、音声リーダ装置の構造は、ハンドイ
メージスキャナ等の専用ハードウエアによる実現形態の
他にも、一般のパーソナルコンピュータによるイメージ
スキャナとソフトウエアによる実現形態も可能である。
【0063】(E)ファクシミリ送信機の第2の実施形
態 次に、本発明によるファクシミリ送信機の第2の実施形
態を説明する。
【0064】図5に示す第2の実施形態のファクシミリ
送信機は、図1に示した第1の実施形態のファクシミリ
送信機の構成を基本にしているので、図1の構成と異な
る構成要件を中心に説明を行う。なお、図5において、
図1と同一の名称が付与された機能ブロックは、同一の
機能を担うものである。
【0065】第2の実施形態のファクシミリ送信機で
は、図1の構成に加え、音声符号化部503に異なる符
号化特性を有する複数の音声符号化器503−1、50
3−2、…を備え、外部からの選択情報に基づき音声符
号化部503の複数の音声符号化器503−1、503
−2、…から1つの音声符号化器を選択する音声符号化
器選択部502を備える。
【0066】音声符号化器の特性の例としては、回線条
件によって、あるいは、再生される音声の品質レベルに
応じて特性を変える。例えば、回線状態の悪い地域への
ファクシミリ伝送では、画像が忠実に再生されない場合
もあるので、音声情報にも冗長度をもたせたり、エラー
訂正符号を強化するなどすることが好ましい。冗長度を
高める一つの例としては、同一の音声情報を複数のスキ
ャンラインに渡って合成する方法を挙げることができ
る。1本のスキャンラインよりも2本あるいは3本を用
いる場合には、受信側で第1の実施形態の音声リーダ装
置で再スキャンした場合のトレースミスの影響を低く抑
えることができる。ただし、同じ情報の音声を送るのに
より多くの記録紙面積を必要とすることになるので、第
2の実施形態のファクシミリ送信機では情報の多寡、受
信側条件等を考慮して符号化条件を変えられるようにし
ている。
【0067】また、音声入力部501で、入力した音声
信号Sをディジタル化する場合のビットレートを変える
ことにより、音声の品質を変えることもできる。さらに
画像変換部504で白黒画像に変換する場合の最大諧調
数を変えることにより、音声データの再現性を高めるこ
ともできる。この場合にも、最大諧調数が少なければ同
一データを伝送するのに要する記録紙面積を多く消費す
ることになる。
【0068】また、乱数を加算した上で符号化すること
により秘匿性を高めることも好ましい。どの乱数条件を
用いたかを別途、または画像で同時に伝送することによ
り、簡単な暗号化機能を持たせることもできる。
【0069】以上のように、第2の実施形態のファクシ
ミリ送信機によれば、第1の実施形態のファクシミリ送
信機の効果に加えて、音声符号を回線条件などに応じて
選択できるという効果をも奏する。
【0070】(F)ファクシミリ受信機の第2の実施形
態 次に、本発明によるファクシミリ受信機の第2の実施形
態を説明する。第2の実施形態のファクシミリ受信機
は、図5に示す第2の実施形態のファクシミリ送信機に
対応したものである。
【0071】図6は、第2の実施形態のファクシミリ受
信機の構成例を示している。図6のファクシミリ受信機
は、図2に示す第1の実施形態のファクシミリ受信機の
構成を基本にしているので、図2の構成と異なる構成要
件を中心に説明を行う。なお、図6において、図2と同
一の名称が付与された機能ブロックは、同一の機能を担
うものである。
【0072】第2の実施形態のファクシミリ受信機は、
図2の構成に加え、音声復号部607に異なる復号特性
を有する複数の音声復号器607−1、607−2、…
を備え、また、外部からの選択情報に基づき、音声復号
部607の複数の音声復号器607−1、607−2、
…から1つの音声復号器を選択する音声復号器選択部6
06を備える。
【0073】音声変換部604は、音声符号抽出部60
3で抽出された画像データSgを音声符号化データSd
に変換する。この際、音声符号化データSdに音声復号
器の選択情報(音声復号器選択情報)が含まれている場
合には、音声復号器選択部606にこの音声復号器選択
情報を伝達する。音声復号器選択部606は、音声変換
部604から若しくは外部からの音声復号器選択情報に
基づいて複数存在する音声復号器607−1、607−
2、…の中から一つの音声復号器を選択し、選択された
音声復号器は自己の復号特性に従って音声符号化データ
Sdを復号して音声信号Soを生成する。
【0074】次に、第2の実施形態のファクシミリ受信
機の動作を説明する。
【0075】第2の実施形態のファクシミリ送信機から
のファクシミリ信号を受信すると、従来のファクシミリ
受信機と同様に画像データに復調する。復調された画像
データには音声信号が対応する白黒画像パターンの形態
で合成されている。この合成された音声信号を音声符号
抽出部603で抽出分離する。この際、音声復号器選択
情報が含まれる場合は同時にこの情報が抽出され、この
音声復号器選択情報に基づいて、音声復号部607の複
数の音声復号器から一つが選択される。画像データに音
声復号器選択情報が含まれていない場合は、端子cを通
じて外部から指定された音声復号器選択情報に基づい
て、音声復号器が選択される。
【0076】画像変換部604で変換された音声符号化
データSdは選択された音声復号器によって復号されて
音声信号Soが生成される。この際、合成した音声信号
に制御信号を付加して、音声の再生動作を制御すること
もできる。
【0077】これと並行して、復調された画像データ
は、従来のファクシミリ装置と同様に出力デバイス(プ
リンタ、メモリ等)へ出力される。この際、画像データ
には合成した音声データ信号を同時に記録しておくこと
で、音声メッセージも記録しておくことも可能になる。
制御によっては音声データを取り除いてしまう動作も可
能であり、秘匿性の高いメッセージを着信時のみに音声
を再生することも可能である。従来のファクシミリ送信
機からの信号を受信した場合には、画像データの扱いの
みになり、従来のファクシミリと同様の動作をする。
【0078】以上のように、第2の実施形態のファクシ
ミリ受信機によれば、送信相手先から指定された復号化
条件に応じて適切な復号を行うことにより、適切な品質
の音声メッセージの受け渡しが可能になる。また、送信
データと別途取り決めた条件に従って音声復号器を選択
することにより、簡単な暗号化機能を持たせることがで
きる。
【0079】なお、この機能はファクシミリ受信機とい
うハードウエアによる実現に限らず、パーソナルコンピ
ュータのFAXモデムのようなソフトウエアによる実装
も可能である。この場合、FAXモデム内に全機能を実
装することも、パーソナルコンピュータ側で音声、画像
などの処理を分担することもできる。
【0080】(G)ファクシミリ送受信機の第2の実施
形態 次に、本発明によるファクシミリ送受信機の第2の実施
形態を説明する。
【0081】図7は、第2の実施形態のファクシミリ送
受信機の構成例を示している。図7のファクシミリ送受
信機は、図3に示す第1の実施形態のファクシミリ送受
信機の構成を基本にしているので、図3の構成と異なる
構成要件を中心に説明を行う。なお、図7において、図
3と同一の名称が付与された機能ブロックは、同一の機
能を担うものである。
【0082】第2の実施形態のファクシミリ送受信機
は、第2の実施形態のファクシミリ受信機と同様に、音
声復号器の選択機能を持たせたものである。
【0083】第2の実施形態のファクシミリ送受信機
は、第1の実施形態のファクシミリ送受信機の構成に加
え、音声復号部707に異なる復号特性を有する複数の
音声復号器707−1、707−2、…を備え、また、
外部からの選択情報に基づき、音声復号部707の複数
の音声復号器707−1、707−2、…から1つの音
声復号器を選択する音声復号器選択部706を備える。
【0084】画像入力部701は、イメージスキャナ等
の送信用画像の入力装置であり、画像が記録された紙を
読み取り、画像データFdを出力する。入力バッファ7
02は、この画像データFdをバッファリングする。音
声符号抽出部703は、画像データFdから音声画像化
データSgを抽出する。画像変換部704は、抽出した
音声画像化データSgを音声符号データSdに変換す
る。この際、音声画像化データSgに音声復号器選択情
報が含まれる場合は、同時に、この情報が抽出され、音
声復号器選択部706に送られ、この音声復号器選択情
報に基づいて、音声復号部707の複数の音声復号器か
ら一つが選択される。画像データに音声復号器選択情報
が含まれていない場合は、端子cを通じて外部から指定
された音声復号器選択情報に基づいて、音声復号器が選
択される。画像変換部704で変換された音声符号化デ
ータSdは、選択された音声復号器によって復号され音
声信号Soが生成され、音声出力部708から出力され
る。
【0085】第2の実施形態のファクシミリ送受信機
は、第1の実施形態のファクシミリ送受信機の効果に加
え、回線状態等に応じた適切な品質の音声メッセージの
交換が可能となる。また、別途取り決めた音声復号器を
指定してやり取りを行うことで、簡易な暗号化機能を持
たせることができる。
【0086】なお、この機能は、ファクシミリ送受信機
というハードウエアによる実現に限らず、パーソナルコ
ンピュータのFAXモデムのようなソフトウエアによる
実装も可能である。この場合、FAXモデム内に全機能
を実装することも、パーソナルコンピュータ側で音声、
画像などの処理を分担することもできる。
【0087】(H)音声リーダ装置の第2の実施形態 次に、本発明による音声リーダ装置の第2の実施形態を
説明する。
【0088】図8に示す第2の実施形態の音声リーダ装
置は、第1の実施形態の音声リーダ装置に、第2の実施
形態のファクシミリ送信機に対応した再生機能を具備し
たものである。
【0089】第2の実施形態の音声リーダ装置は、第1
の実施形態の音声リーダ装置の構成(図4)に加え、音
声復号部807に異なる復号特性を有する複数の音声復
号器807−1、807−2、…を備え、また、外部か
らの選択情報に基づき、音声復号部807の複数の音声
復号器807−1、807−2、…から1つの音声復号
器を選択する音声復号器選択部806を備える。他の構
成は、第1の実施形態の音声リーダ装置と同様であるの
で説明を省略する。
【0090】画像入力部801は、イメージスキャナ等
の画像入力装置であり、画像が記録された紙を読み取
り、画像データFdを出力する。入力バッファ802
は、この画像データFdをバッファリングする。音声符
号抽出部803は、画像データFdから音声画像化デー
タSgを抽出する。画像変換部804は、抽出しされ音
声画像化データSgを音声符号データSdに変換する。
この際、音声画像化データSgに音声復号器選択情報が
含まれる場合は、同時に、この情報が抽出され、音声復
号器選択部806に送られ、この音声復号器選択情報に
基づいて、音声復号部807の複数の音声復号器から一
つが選択される。画像データに音声復号器選択情報が含
まれていない場合は、端子cを通じて外部から指定され
た音声復号器選択情報に基づいて、音声復号器が選択さ
れる。画像変換部804で変換された音声符号化データ
Sdは選択された音声復号器によって復号され音声信号
Soが生成され、音声出力部808から出力される。
【0091】第2の実施形態の音声リーダ装置は、第1
の実施形態の音声リーダ装置の効果に加え、回線状態等
に応じた適切な品質の音声メッセージの交換が可能とな
る。また、別途取り決めた音声復号器を指定してやり取
りを行うことで、簡易な暗号化機能を持たせることがで
きる。
【0092】なお、この機能は、ハードウエアによる実
現に限らず、ソフトウエアによる実装も可能である。
【0093】(I)ファクシミリ送信機の第3の実施形
態 次に、本発明によるファクシミリ送信機の第3の実施形
態を説明する。
【0094】第3の実施形態のファクシミリ送信機は、
第1の実施形態のファクシミリ送信機に類似しており、
そのため、第1の実施形態と異なる部分のみを説明し、
その他は説明を省略する。
【0095】図9に示す第3の実施形態のファクシミリ
送信機で追加された符号暗号化部912は、音声符号化
部902で変換した音声符号を暗号化するモジュールで
ある。ここでの暗号化方法は、一般的に用いられる各種
方法が適用できる。鍵方式の暗号化方法を適用した場合
には、暗号化鍵を送信データに折り込むことも、別途相
手に送付することもできる。その他のモジュールは第1
の実施形態の該当する名称のモジュールと同じである。
【0096】ファクシミリ送信の際に、音声メッセージ
をファクシミリ装置に用意された音声入力部901から
入力する。入力された音声Sは、音声符号化部902に
よってディジタル符号Scに変換される。このディジタ
ル符号Scを符号暗号化部912で暗号化する。画像変
換部903で暗号化したデータSxcをファクシミリで
取り扱える白黒のビットマップ形式のデータSbcに変
換する。この際にエラー訂正符号を付加するなどしてエ
ラー耐性を与えることは好ましい。
【0097】これと並行してファクシミリとして送信す
る画像を画像入力部905から入力し、画像符号化部9
06でファクシミリ画像Geとして加工する。このファ
クシミリ画像GeとデータSbcを画像合成部908に
て合成する。合成された画像データSGeはファクシミ
リ変調部909で変調され(SGm)、送出部910か
ら回線上に送出される。
【0098】第3の実施形態のファクシミリ送信機によ
れば、第1の実施形態のファクシミリ送信機の効果に加
え、音声符号化データを暗号化することで、音声メッセ
ージに秘匿性を持たせることができる。暗号化の際の鍵
をファクシミリメッセージと別途送付する方法をとれ
ば、より秘匿性を高めることができる。
【0099】なお、この構造は、ファクシミリ送信機と
いうハードウエアによる実現に限らず、パーソナルコン
ピュータのFAXモデムのようなソフトウエアによる実
装も可能である。この場合、FAXモデム内に全機能を
実装することも、パーソナルコンピュータ側で音声、画
像などの処理を分担することもできる。
【0100】(j)ファクシミリ受信機の第3の実施形
態 次に、本発明によるファクシミリ受信機の第3の実施形
態を説明する。
【0101】第3の実施形態のファクシミリ受信機は、
第3の実施形態のファクシミリ送信機に対応するもので
あって、図2に示す第1実施形態のファクシミリ受信機
と類似した構成を有する。そのため、第1の実施形態の
構成と異なる部分のみを説明し、その他は説明を省略す
る。
【0102】図10に示す第3の実施形態のファクシミ
リ受信機は、図2に示す第1実施形態のファクシミリ受
信機の構成に加え、暗号復号部1012を備える。暗号
復号部1012は、符号データSxdを暗号復号して音
声符号データSdを生成する。この他のモジュールの動
作は第2の実施形態のファクシミリ受信機の同一名称モ
ジュールと同じである。
【0103】第3の実施形態のファクシミリ送信機から
のファクシミリ信号Fを受信すると、従来のファクシミ
リと同様に画像データFdに復調する。復調された画像
データFdには音声信号が合成されており、この合成さ
れた音声信号を音声抽出部1003で分離する。分離さ
れた音声信号Sgは、画像変換部1004で暗号化音声
符号データSxdに変換され、暗号復号部1012で復
号されて音声データSdとして音声復号部1006に供
給される。音声復号部1006で音声出力Soに変換さ
れ、音声出力部1007から音声として出力される。こ
の際に合成された音声信号に制御信号が含まれる場合に
はその制御信号に応じて音声の再生動作が制御されるよ
うにしても良い。
【0104】これと並行して、復調された画像データは
従来のファクシミリ受像機と同様に出力デバイス(プリ
ンタ、メモリ)へ出力される。
【0105】以上のように、第3の実施形態のファクシ
ミリ受信機では、第1の実施形態のファクシミリ受信機
の効果に加え、音声符号化データを暗号化することで、
音声メッセージに秘匿性を付加することができる。暗号
化の際の鍵をファクシミリメッセージと別途送付する方
法をとれば、より秘匿性を高めることができる。
【0106】なお、この構造は、ファクシミリ受信機と
いうハードウエアによる実現に限らず、パーソナルコン
ピュータのFAXモデムのようなソフトウエアによる実
装も可能である。この場合、FAXモデム内に全機能を
実装することも、パーソナルコンピュータ側で音声、画
像などの処理を分担することもできる。
【0107】(K)ファクシミリ送受信機の第3の実施
形態 次に、本発明によるファクシミリ送受信機の第3の実施
形態を説明する。
【0108】第3の実施形態のファクシミリ送受信機
は、第3の実施形態のファクシミリ送信機に対応したフ
ァクシミリ受信機能を有するファクシミリ送受信機であ
って、図3に示す第1の実施形態のファクシミリ送受信
機と類似した構成を有する。そのため、第1の実施形態
の構成と異なる部分のみを説明し、その他は説明を省略
する。
【0109】図11に示す第3の実施形態のファクシミ
リ送受信機は、図3に示す第1の実施形態のファクシミ
リ送受信機の構成に加え、暗号復号部1109を備え
る。暗号復号部1109は、符号データSxdを暗号復
号して音声符号データSdを生成する。この他のモジュ
ールの動作は第1の実施形態のファクシミリ送受信機の
同一名称モジュールと同じである。
【0110】図10に示す第3の実施形態のファクシミ
リ受信機等で着信、印刷した用紙上のファクシミリメッ
セージをファクシミリ送信機の入力部である画像入力部
1101を用いて画像データFdに変換する。この入力
された画像データFdには画像とともに音声信号が画像
化されて合成されており、この合成された音声信号を音
声符号抽出部1103で画像データFdから分離抽出す
る。分離抽出された音声画像化データSgは、画像変換
部1104で音声符号データSxdに変換された後、暗
号復号部1109で音声符号データSdに復号される。
この音声符号データSdは、音声復号部1106で復号
され、音声信号Soとして音声出力部307から出力さ
れる。
【0111】この場合も、復号時に音声データの取り扱
いに関する情報を付加してあれば、この情報に基づいて
再生タイミング等の再生動作を制御する事もできる。
【0112】以上のように、第3の実施形態のファクシ
ミリ送受信機によれば、第1の実施形態のファクシミリ
送受信機の効果に加え、音声符号化データを暗号化する
ことで、音声メッセージに秘匿性を付加することができ
る。暗号化の際の鍵をファクシミリメッセージと別途送
付する方法をとれば、より秘匿性を高めることができ
る。
【0113】なお、この構造はファクシミリ送受信機と
いうハードウエアによる実現に限らず、パーソナルコン
ピュータのFAXモデムのようなソフトウエアによる実
装も可能である。この場合、FAXモデム内に全機能を
実装することも、パーソナルコンピュータ側で音声、画
像などの処理を分担することもできる。
【0114】(L)音声リーダ装置の第3の実施形態 次に、本発明による音声リーダ装置の第3の実施形態を
説明する。第3の実施形態の音声リーダ装置は、第3の
実施形態のファクシミリ送信機に対応する音声リーダ装
置であって、図4に示す第1の実施形態の音声リーダ装
置と類似した構成を有する。そのため、第1の実施形態
の構成と異なる部分のみを説明し、その他は説明を省略
する。
【0115】図12に示す第4の実施形態の音声リーダ
装置は、図4に示す第1の実施形態の音声リーダ装置の
構成に加え、暗号復号部1210を備える。暗号復号部
1210は、符号データSxdを暗号復号して音声符号
データSdを生成する。この他のモジュールの動作は第
1の実施形態の音声リーダ装置の同一名称モジュールと
同じである。
【0116】図10に示す第3の実施形態のファクシミ
リ受信機等で着信、印刷した用紙上のファクシミリメッ
セージを入力部の画像入力部1201を用いてスキャン
し、画像データFdを得る。入力された画像データFd
には画像とともに音声信号が合成されており、この合成
された音声信号を音声符号整形部1203で抽出する。
抽出された音声画像化データSgは、画像変換部120
4で暗号化されている音声符号データSxdに変換され
た後、暗号復号部1210で暗号が解除され、音声符号
データSdに変換され、音声復号部1206で復号さ
れ、音声信号Soとして音声出力部407から音声とし
て再生出力される。
【0117】このように、第3の実施形態の音声リーダ
装置によれば、第1の実施形態の音声リーダ装置の効果
に加え、音声符号化データを暗号化することで、音声メ
ッセージに秘匿性を付加することができる。暗号化の際
の鍵をファクシミリメッセージと別途送付する方法をと
れば、より秘匿性を高めることができる。
【0118】なお、この構造は、ハードウエアによる実
現に限らず、ソフトウエアによる実装も可能である。
【0119】(M)他の実施形態 上記各実施形態では、音声符号化データをビットマップ
データに変換してファクシミリ信号に挿入するものを示
したが、ビットマップデータに変換することなく、ファ
クシミリ信号に挿入するようにしても良い。
【0120】以上の説明では、音声メッセージ付のファ
クシミリシステムを、そのシステムを構成するファクシ
ミリ送信機、ファクシミリ受信機に分割して記述した
が、システムとしてとらえた場合には、これらのファク
シミリ送信機とファクシミリ受信機を組み合わせてシス
テムを構成できることは言うまでもない。
【0121】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ファク
シミリ画像通信の利便性と音声コミュニケーションの利
便性の両方を備えたファクシミリ通信方式及びそれに対
応したファクシミリ送信機、ファクシミリ受信機、ファ
クシミリ送受信機及び音声リーダ装置を提供することが
できる。
【0122】また、本発明によれば、ファクシミリ通信
に音声メッセージ機能を盛り込んだファクシミリ通信方
式、それに対応したファクシミリ送信機、ファクシミリ
受信機、ファクシミリ送受信機及び音声リーダ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ送信機の第1の実施形態の主要部
を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ受信機の第1の実施形態の主要部
を示すブロック図である。
【図3】ファクシミリ送受信機の第1の実施形態の主要
部を示すブロック図である。
【図4】音声リーダ装置の第1の実施形態の主要部を示
すブロック図である。
【図5】ファクシミリ送信機の第2の実施形態の主要部
を示すブロック図である。
【図6】ファクシミリ受信機の第2の実施形態の主要部
を示すブロック図である。
【図7】ファクシミリ送受信機の第2の実施形態の主要
部を示すブロック図である。
【図8】音声リーダ装置の第2の実施形態の主要部を示
すブロック図である。
【図9】ファクシミリ送信機の第3の実施形態の主要部
を示すブロック図である。
【図10】ファクシミリ受信機の第2の実施形態の主要
部を示すブロック図である。
【図11】ファクシミリ送受信機の第3の実施形態の主
要部を示すブロック図である。
【図12】音声リーダ装置の第3の実施形態の主要部を
示すブロック図である。
【符号の説明】
101、501、901…音声入力部 102、503、902…音声符号化部 103、504、903…画像変換部 104、505、904…音声バッファ 105、305、401、506、701、801、9
05、1101、1201…画像入力部 106、507、906…画像符号化部 107、508、907…画像バッファ 108、509、908…画像合成部 109、510、909…ファクシミリ変調部 110、511、910…送出部 111、211、308、512、612、709、9
11、1011、1108…ファクシミリ制御部 201、601、1001…ファクシミリ受信部 202、602、1002…ファクシミリ復調部 203、303、603、703、803、1003、
1103…音声符号抽出部 204、304、404、604、704、804、1
004、1104、1204…画像変換部 205、305、405、605、705、805、1
005、1105、1205…音声バッファ 206、306、406、607、707、807、1
006、1106、1206…音声復号部 207、307、407、608、708、808、1
007、1107、1207…音声出力部 208、609、1008…画像バッファ 209、610、1009…画像復号部 210、611、1010…画像出力部 302、402、702、802、1102、1202
…入力バッファ 403、1203…音声符号整形部 408、809、1209…音声リーダ制御部 409、810、1210…画像リーダ制御部 502…音声符号化器選択部 606、706、806…音声復号器選択部 912…符号暗号化部 1012、1109、1210…暗号復号部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を符号化し符号化音声信号を出
    力する音声符号化部と、画像信号を符号化し符号化画像
    信号を出力する画像符号化部と、前記符号化音声信号を
    前記符号化画像信号に合成し画像符号信号を出力する画
    像合成部と、前記画像符号信号をファクシミリ信号に変
    調するファクシミリ変調部と、前記ファクシミリ変調部
    からの変調信号を回線上に送出する送信部を備えたこと
    を特徴とするファクシミリ送信機。
  2. 【請求項2】 前記音声符号化部は異なる符号化特性を
    有する複数の符号化器を備え、前記複数の符号化器から
    一つの符号化器を選択して前記音声信号を符号化するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ送信機。
  3. 【請求項3】 前記音声符号化部は前記複数の符号化器
    から選択された符号化器を特定する符号化器選択情報を
    前記変調信号と共に送出することを特徴とする請求項2
    に記載のファクシミリ送信機。
  4. 【請求項4】 前記符号化音声信号を暗号化する符号暗
    号化部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のファクシミリ送信機。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ信号を受信するファクシミ
    リ受信部と、前記ファクシミリ信号を復調し復調信号を
    出力するファクシミリ復調部と、前記復調信号から前記
    ファクシミリ信号に合成された音声画像化データを抽出
    する音声画像化データ抽出部と、抽出した音声画像化デ
    ータを音声符号化データに変換する画像変換部と、前記
    音声符号化データを復号する音声復号部と、前記音声復
    号部によって復号された音声を出力する音声出力部と、
    前記復調信号を復号して画像データを得る画像復号部
    と、復号された画像データを基に画像を出力する画像出
    力部を備えたことを特徴とするファクシミリ受信機。
  6. 【請求項6】 前記音声復号部は異なる符号化特性に対
    応した複数の復号器を備え、復号器選択信号に応じて前
    記複数の復号器から一つの復号器を選択して前記音声符
    号化データを復号することを特徴とする請求項5に記載
    のファクシミリ受信機。
  7. 【請求項7】 前記ファクシミリ信号から前記復号器選
    択信号を抽出する復号器選択信号抽出手段を備えたこと
    を特徴とする請求項6に記載のファクシミリ受信機。
  8. 【請求項8】 前記復号器選択信号を入力する復号器選
    択信号入力手段を備えたことを特徴とする請求項6に記
    載のファクシミリ受信機。
  9. 【請求項9】 前記画像変換部から出力され前記音声符
    号化データに暗号化が施された暗号化音声符号化データ
    を解読する暗号復号器を備えたことを特徴とする請求項
    5〜8のいずれかに記載のファクシミリ受信機。
  10. 【請求項10】 ファクシミリ画像信号を入力するファ
    クシミリ画像入力部と、前記ファクシミリ画像信号から
    前記ファクシミリ画像信号に合成された音声画像化デー
    タを抽出する音声画像化データ抽出部と、抽出した音声
    画像化データを音声符号化データに変換する画像変換部
    と、前記音声符号化データを復号する音声復号部と、前
    記音声復号部によって復号された音声を出力する音声出
    力部を備えたことを特徴とする音声リーダ装置。
  11. 【請求項11】 前記ファクシミリ画像入力部は記録紙
    上に記録されたファクシミリ画像をスキャンして前記フ
    ァクシミリ画像信号を得るイメージスキャナを備えたこ
    とを特徴とする請求項10に記載の音声リーダ装置。
  12. 【請求項12】 前記音声復号部は異なる符号化特性に
    対応した複数の復号器を備え、復号器選択信号に応じて
    前記複数の復号器から一つの復号器を選択して前記音声
    符号化データを復号することを特徴とする請求項10又
    は11に記載の音声リーダ装置。
  13. 【請求項13】 前記ファクシミリ画像入力部から入力
    した前記ファクシミリ画像信号から前記復号器選択信号
    を抽出する復号器選択信号抽出手段を備えたことを特徴
    とする請求項12に記載の音声リーダ装置。
  14. 【請求項14】 前記復号器選択信号を入力する復号器
    選択信号入力手段を備えたことを特徴とする請求項12
    に記載の音声リーダ装置。
  15. 【請求項15】 前記画像変換部から出力され前記音声
    符号化データに暗号化が施された暗号化音声符号化デー
    タを解読する暗号復号器を備えたことを特徴とする請求
    項10〜14のいずれかに記載の音声リーダ装置。
  16. 【請求項16】 送信画像を入力する画像入力部と、前
    記画像入力部によって入力された画像データから音声信
    号が画像化された音声画像化データを抽出する音声画像
    化データ抽出部と、抽出した音声画像化データを音声符
    号化データに変換する画像変換部と、前記音声符号化デ
    ータを復号する音声復号部と、前記音声復号部によって
    復号された音声を出力する音声出力部を備えたことを特
    徴とするファクシミリ送受信機。
  17. 【請求項17】 前記音声復号部は異なる符号化特性に
    対応した複数の復号器を備え、復号器選択信号に応じて
    前記複数の復号器から一つの復号器を選択して前記音声
    符号化データを復号することを特徴とする請求項16に
    記載のファクシミリ送受信機。
  18. 【請求項18】 前記画像データから前記復号器選択信
    号を抽出する復号器選択信号抽出手段を備えたことを特
    徴とする請求項17に記載のファクシミリ送受信機。
  19. 【請求項19】 前記復号器選択信号を入力する復号器
    選択信号入力手段を備えたことを特徴とする請求項17
    に記載のファクシミリ送受信機。
  20. 【請求項20】 音声信号を符号化し符号化音声信号を
    出力する音声符号化部と、画像信号を符号化し符号化画
    像信号を出力する画像符号化部と、前記符号化音声信号
    を前記符号化画像信号に合成し画像符号信号を出力する
    画像合成部と、前記画像符号信号をファクシミリ信号に
    変調するファクシミリ変調部と、前記ファクシミリ変調
    部からの変調信号をファクシミリ信号として通信回線上
    に送出する送信部を備えたファクシミリ送信機、 及び、 このファクシミリ送信機に前記通信回線を通じて接続さ
    れ、前記ファクシミリ信号を受信するファクシミリ受信
    部と、前記ファクシミリ信号を復調し復調信号を出力す
    るファクシミリ復調部と、前記復調信号から前記ファク
    シミリ信号に合成された音声画像化データを抽出する音
    声画像化データ抽出部と、抽出した音声画像化データを
    音声符号化データに変換する画像変換部と、前記音声符
    号化データを復号する音声復号部と、前記音声復号部に
    よって復号された音声を出力する音声出力部と、前記復
    調信号を復号して画像データを得る画像復号部と、復号
    された画像データを基に画像を出力する画像出力部を備
    えたことを特徴とするファクシミリ通信方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110570881B (zh) * 2019-08-05 2022-07-22 深圳震有科技股份有限公司 在传真透传模式下切回语音模式方法、装置、设备及介质

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