JPH01137772A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画原稿を走査して読取った画情報をディジタ
ル符号化し、所定の基準にしたがって伝送するファクシ
ミリ装置に関する。

〔発明の背景〕

近年、ファクシミリ装置の普及に併い、ダイレクトメー
ルを被呼者の用紙負担で転送し、また無意味な画原稿を
転送するなど、被呼者負担の記録また一方、画像の一斉
同報・時刻指定送信などノ魅力する多くのサービスを提
供するファクシミリ通信専用網が実現し、この通信専用
網に接続されるファクシミリ装置も多くなった。

〔従来の技術〕

従来のファクシミリ装置は、画情報の伝送手順に先立つ
、伝送準備手順で接続先装置の機能確認を実行した。従
って、ファクシミリ装置は画情報を受信し記録する前の
伝送準備手順の中で、接続先装置の確認をする非標準装
置の情報を授受し、例えば未だ標準化されていない独自
の機能を発揮する。また、ファクシミリ装置は伝送準備
手順の中で受信した発信者符号を調べ、予め拒否が設定
された発信者符号に対しては記録を開始しない処置がと
られていた。

一方、新設されるファクシミリ通信専用網は画情報の伝
送準備手順の中で、多彩なサービスを指定するので、準
備手順を詳細に基準設定している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のように、パ従Ｎ来のファクシミリ装置は、例えば
新機能サービスを画情報の伝送に先立つ伝送準備手順で
特定手順を設定して実現しているに拘らず、ファクシミ
リ通信専用網では伝送準備手順を詳細・に規定され、例
えば特定の発信者情報は画情報の伝送準備手順で伝送さ
れるように構成されているので、画情報の伝送準備手順
を詳細に基準設定されたファクシミリ通信専用網では特
定の発信者情報が転送されず、受信した不要画像を記録
用紙に自動記録してしまうというなど、新機能サービス
を有するファクシミリ装置をファクシミリ通信専用網に
接続できないという問題点があった。

本発明の目的は、ファクシミリ装置同志で授受する、例
えば新サービスの情報を画情報の伝送手順における画情
報に含ませ、また例えば画情報の伝送手順で伝送される
画情報の所定位置に、装置情報を画情報と同一基準で伝
送することにより上記問題点を解決したファクシミリ装
置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によるファクシミリ装置は、画以外の原稿から予
め設定した条件に従って形成した送信符号を、画情報か
ら形成されたディジタル符号と同一基準による符号形態
に変換し、画情報として伝送する。

本発明による受信側での一手段は、画情報として受信し
た一行分の符号情報から前記送信符号の受信を識別し、
受信した情報を送信符号に変換し、更に変換結果を解読
して原稿情報を出力する。

また、本発明の一具体的手段は、一頁の画情報の所定位
置に、発信する装置に付与された個有の装置情報を、画
情報の伝送手順の際の画情報のディジタル符号化と同一
基準による符号形態に変換し、た符号情報で挿入して伝
送する。この場合の受信側の一具体手段は、装置情報を
受信したとき予め設定された情報に一致したとき画像記
録部を自動駆動して記録用紙に画像記録させる符号情報
解読部を有する。

〔作用〕

上記手段によ九ば、本発明のファクシミリ装置は実行す
る伝送準備手順を含め、画情報の伝送手順も国際標準お
よび利用する通信専用網の基準を満足するので発信側か
ら受信側までの画情報の伝送が可能であり、且つファク
シミリ装置相互間の特定情報は画情報として授受し、画
情報を変換して特定情報が復元できるので画情報以外の
情報の伝送も可能である。

また、上記手段によれば、本発明のファクシミリ装置は
通信路が形成された装置同志で直接授受する画情報に、
画以外の符号情報の伝送が可能となり、且つ画情報の伝
送手順を含めた手順は国際標準および利用する通信専用
網の基準を満足する。

〔実施例〕

次に本発明のファクシミリ装置について図面を参照して
説明する。

第１図は本発明の発信側の一実施例を示すブロック図で
ある。第１図において伝送される画情報は画像読取部１
１１画信号符号化部１２．送信情報形成部１３および情
報送信部１４を介して伝送路へ送信さｈる。画情報伝送
の準備および画情報伝送の終了確認の手順でファクシミ
リ装置間に授受される制御信号は制御信号形成部１５か
ら情報送信部１４を介して送信される。本発明による情
報は、追加される原稿作成部１６から送信符号形成部１
７および画信号形成部１８を介して、画信号符号化部１
２へ接続される。

画像読取部１１は画原稿を走査線に添って走査し、画信
号（例えば論を符号０・黒を符号１）のディジタル符号
と、走査線−行の開始・終了時にＥＯＬ符号とを出力す
る。画信号符号化部１２は入力した一行分の連続したデ
ィジタル符号を、例えばＭＨ符号化などの技術により圧
縮符号化し、送信情報形成部１３は記録機構が要する一
行の最小時間にＥＯＬ符号を送信するため、圧縮符号化
された符号情報に補充ビットであるＦＩＬＬ符号を付加
して送信情報を形成する。情報送信部１４は送信情報形
成部１３から符号情報の送信準備ができたとき制御信号
形成部１５か６送信のための制御信号を発信し、受信側
から受信準備完了信号−二＼。

を受信したとき、送信゛情報形成部１３から送信端１．
゛１．！ 轡錯／ ・報を発信する。

原稿作成部１６は、例えば数字および文字で原稿を作成
する。送信符号形成部１７は原稿の数字および１文字を
、予め定めた数字０・１〜９および英字Ａ−Ｂ−Ｆの１
６符号（以後送信符号）による順列組合せで形成する。

画信号形成部１８は送信符号を画信号のディジタル符号
に変換すると共に画像読取部１１が作成する画信号列と
同じく例えばＡ４サイズの一行分のディジタル符号に対
してＥＯＬ符号を付加し、例えば一部分の必要量のディ
ジタル符号を挿入して、前述の画信号符号化部１２へ出
力する。

第２図は送信符号と画信号とを対照させた一例を示す構
成図である。送信符号０・１・・・Ａ・・・Ｆに対して
画信号００００・０００１・・・１０１０・・・１１１
１がそれぞれ対応する。

次に第３図は本発明の受信側の一実施例を示すブロック
図である。発信側から受信した発信要求の制御信号は、
情報受信部２１．受信情報識別部２２を介して制御！縛
受信部２３へ接続される。

ｓ、５’＋、　１ ノ′ 発信要求に対して画情報の受信準備完了信号を別回路に
より返信すると共に、制御情報受信部２３は用紙搬送部
２４を駆動して記録用紙を送り出し且つ画像記録部２５
を駆動する。画情報は受信準備完了信号の送信に対して
一連のディジタル符号により情報受信部２１を介して受
信情報識別部２２が識別し、画信号復号化部２６へ接続
される。

画信号復号化部２６は伝送されたファクシミリ画情報を
、例えば−行ごとの走査線上の黒白信号に復元して画像
記録部２５へ転送し、画素ごとに印刷記録される。

本発明により符号形態識別部３１２画信号変換部３２お
よび符号情報解読部３３が従来の設備に対して追加され
る。符号形態識別部３１は画信号復号化部２６で復元さ
れた走査線−行を形成する一連のディジタル符号の形態
を調べ、画原稿以外の原稿符号の送信を意味する所定の
形態を識別したとき、この行に続く画信号を画信号変換
部３２に入力させる。画信号変換部３２は画信号のディ
ジタル符号を第２図により１６種の送信符号に変換する
。符号情報解読部３３は送信符号の１６種の符号列から
所定の情報を解読して出力する。

原稿が文字の場合、符号情報解読部３３が印刷機に接続
され、受信した画情報が印刷機から文字印刷されて出力
する。この場合、画像記録部２５の駆動は停止してよい
。

画原稿の最初と最後とは通常余白があるので、この部分
に文字・データなどの情報を挿入することができる。画
以外の情報の伝送を意味する符号形態は一行全体でなく
、−行の頭初１６番目から３２番目までの部分形態でも
よい。

本実施例によれば、ファクシミリ装置とファクシミリ通
信専用網とを使用して、画情報でなく文字情報を文字印
刷機により出力させることができる。

上記実施例では情報を１６種の送信符号で形成し、４ビ
ツトのディジタル符号により画信号としてファクシミリ
通信すると説明したが、送信符号について上記説明が本
発明を限定するものではない。

また、第４図は、例えば文字情報を上記実施例に従って
ファクシミリ伝送する場合、画像記録部がファクシミリ
受信して記録した記録紙から文字情報を印刷出力する部
分の一例を示すブロック図である。第４図は、第１図お
よび第３図と同一の構成要素で形成されるので同一番号
符号を付与してブロックの説明は省略する。文字情報の
記録は画像を読取ったものモはないので、画にはならな
いが、画像読取部１１が画信号として読取ることはでき
る。従って、符号形態識別部３１が識別したとき、画信
号変換部３２および符号情報解読部３３を介して、例え
ばタイプライタ−のような印刷機によって文字出力でき
る。

次に、第５図は本発明の一実施例を示す画情報構成図で
ある。画情報は画情報の伝送手順で一括して伝送される
ので、画情報の変更が従来の手順を変更させることはな
い。第５図においてＪＩＳ規格Ａ４版の縦長２９．７　
ｃｍは１ｍｍ当りの走査線を４本とするとき、一頁当り
走査線番号１がら走査線番号１１　ｓ　８１まｔ＋、”
Ｑの画情報が、行の開始信号であるＥＯＬ信号から始ま
り、行ごとの区切りの行の終了信号であるＥＯＬ信号で
挟まれて伝送され、一頁の最終走査線の情報に次いで頁
終了信号が伝送される。頁終了信号は受信側装置の記録
紙の送り、記録、切断、排出の実行を制御する制御情報
になる。

第５図が従来と相違する点は、走査線番号１〜１０が画
情報に代わる文字転送信号であり、走査線番号１１・１
２が装置情報（１）・（２）である。文字転送信号は例
えば転送文字の種別が装置情報であり、二律の走査線に
わたるとの情報を有する。同じ信号の１０行連続は最初
の行の伝送不良を避ける。第５図では１０行としたが、
回行でもよい。

受信側では例えば３行以上、所定の符号形態の文字転送
信号を受信したとき、この文字転送信号の意味によって
、第５図の例では走査線番号１１・１２を装置情報（１
）・（２）として文字情報受信する。

装置情報は走査線ごとに所定の順序で所定の情報を有す
る。

第５図では文字による装置情報の転送を例示し説明した
が、画風外の符号情報でもよい。装置情報は走査線の開
始、すなわち画面の走査開始部分に挿入すると図示し説
明したが、頁終了信号の直前または直後に、−行の文字
転送信号とともに挿入してもよい。

次に第６図を参照して受信側の機能動作について説明す
る。第６図は本発明の受信側の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。第６図においてファクシミリ装置は情報
受信識別部４２．制御情報受信部４３．用紙搬送部４４
２画像記録部４５゜画信号復号化部４６２画信号蓄積部
４７．装置情報識別部３１１画信号変換部３２および符
号情報解読部３３を有する。

情報受信識別部４２は伝送路から所定手順で受信した情
報を識別し、画情報の伝送手順以外で伝送された制御情
報を制御情報受信部４３へ転送する一方、画情報の伝送
手順で受信した画符号を画信号復号化部４６へ転送する
。制御情報受信部４３は画情報の伝送手順で一部分の画
情報の伝送を終了したとき用紙搬送部４４および画像記
録部４５を駆動して、受信した画情報を記録用紙に記録
して排出する。また、用紙搬送部４４および画像記録部
４５は符号情報解読部３３から許可信号があまたときだ
け画情報を記録用紙に記録するよう稼働し、許可信号が
ない場合は記録しない。

画信号復号化部４６は伝送路上を転送された、ファクシ
ミリ通信の圧縮化符号を情報受信識別部４２から受信し
て復号化し、走査線ごとの画信号として画信号蓄積部４
７に出力して蓄積させる。

画信号蓄積部４７は画像記録部４５により記録する画信
号を順次取出される。

装置情報識別部３１は画信号蓄積部４７に蓄積された画
信号を走査線ごとに取出して、所定の符号形態を、例え
ば第５図の文字転送信号および装置情報と識別し、画信
号変換部３２を駆動して走査線番号１１・１２の画信号
（実際は装置情報）を取出させ、情報の符号に変換させ
る。変換された符号情報を符号情報解読部３３が解読し
、指定第６図において、制御情報受信部４３が用紙搬送
部４４および画像記録部４５を駆動して記録すると図示
し説明したが、常に画信号の蓄積を待ち符号情報解読部
３３の許可信号に従って記録を開始することもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明のファクシミリ装置によれば
、画原稿以−外の原稿を入力し画情報として画信号に変
換しファクシミリ通信するので、ファクシミリ装置同志
をファクシミリ通信専用網を介して接続し、ファクシミ
リ装置特有の情報を伝送できると共に、伝送する画情報
の中に発信側の装置情報を符号情報で挿入し、受信側で
発信装置を識別することにより、特定発信者以外の自動
記録を停止して記録用紙の無駄使いを防止する効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の発信側の一実施例を示すブＡ’・−′ を示す信号構成図、第３図は本発明の受信側の一実施例
を示すブロック図、第４図は記録紙から文字を活字印刷
する印刷機へ出力する部分の一例を示すブロック図、第
５図は本発明のファクシミリ装置による画情報部分の一
実施例を示す画情報構成図、第６図は第５図を実現する
ファクシミリ装置の受信側の一例を示す機能ブロック図
である。 １１・・・・・・画像読取部、１２・・・・・・画信号
符号化部、１３・・・・・・送信情報形成部、１７・・
・・・・送信符号形成部、１８・・・・・・画信号形成
部、２２・・・・・・受信情報識別部、２５．４５・・
・・・・画像記録部、２６．４６・・・・・・画信号復
号化部、３１・・・・・・符号形態識別部、３２・・・
・・・画信号変換部、３３・・・・・・符号情報解読部
。 代理人　弁理士　　内　原　　　音 楽　１　図 箒　２　　図 第　４ｍ ＄　３　回 第　５　Ｔａ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）画原稿を走査して読取った画情報をディジタル符
   号化し所定の基準にしたがって伝送するファクシミリ装
   置において、画以外の原稿から予め設定した条件にした
   がって形成した送信符号を、前記画情報のディジタル符
   号と同一基準による符号形態に変換し画情報として伝送
   することを特徴とするファクシミリ装置。
2. （２）画情報として受信した一行分の符号情報から前記
   送信符号の受信を識別したとき、受信した情報を前記送
   信符号に変換し、変換結果の送信符号を解読して原稿情
   報を出力することを特徴とする特許請求の範囲第（１）
   項記載のファクシミリ装置。
3. （３）一頁の前記画情報の所定位置に、発信する装置に
   付与された個有の装置情報を前記符号情報として挿入し
   伝送することを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
   載のファクシミリ装置。
4. （４）前記装置情報を受信したとき予め設定された情報
   に一致したとき画像記録部を自動駆動して記録用紙に画
   像記録させる符号情報解読部を有することを特等とする
   特許請求の範囲第（３）項記載のファクシミリ装置