JP2002157744A - 信号再生回路 - Google Patents

信号再生回路

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JP2002157744A
JP2002157744A JP2000350229A JP2000350229A JP2002157744A JP 2002157744 A JP2002157744 A JP 2002157744A JP 2000350229 A JP2000350229 A JP 2000350229A JP 2000350229 A JP2000350229 A JP 2000350229A JP 2002157744 A JP2002157744 A JP 2002157744A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、DCフリー変調の変調信号に含ま
れる低域成分に起因する再生ジッタを低減することがで
きる信号再生回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 RF信号を固定の閾値と比較して2値化
信号を出力する比較手段24と、2値化信号からクロッ
ク及び前記変調信号を再生する弁別手段28と、弁別手
段で再生された変調信号を積分してDCフリー変調の変
調信号に含まれる低域成分を得る第1積分手段30と、
RF信号と第1積分手段で得られた低域成分とを加算し
て前記比較手段に供給する加算手段22とを有するた
め、第1積分手段30で低域成分を正確かつ容易に得る
ことができ、RF信号に低域成分が重畳されるためにR
F信号のエンベロープの上下変動がなくなり、2値化時
に発生する再生ジッタを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号再生回路に関
し、特に、情報が記録された光ディスク等の記録媒体を
再生する装置に用いられ信号を再生する信号再生回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を記録した光ディスクと
して例えばコンパクトディスク(CD)がある。コンパ
クトディスクに記録されるディジタル信号の変調方式と
してEFMが用いられている。EFM(Eight t
o Fourteen Modulation)は、誤
り訂正符号CIRCを含む各シンボル8ビットを14チ
ャネルビットからなるパターンに変換し、その後、各パ
ターンの間に3チャネルビットのマージンビットを付加
して、パルス幅が3T〜11Tの中にあるというEFM
ルールを満足させ、かつ、信号自体の持つ低域成分を低
減させて基本的には低域成分を0としている。このた
め、EFMはDCフリー変調信号と呼ばれている。な
お、基準時間幅Tは標準速度(1倍速)にて周波数4.
32MHzの1周期であり、約230nsecである。
【0003】図7は、従来の信号再生回路の一例のブロ
ック図を示す。同図中、端子10には、所定の回転速度
で回転駆動される光ディスクに光ピックアップのレーザ
ダイオードからレーザ光を照射し、その反射光を光ピッ
クアップの光検出器で検出して得られた再生RF信号が
入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ11で直流
成分を除去されてコンパレータ12の非反転入力端子に
供給される。コンパレータ12の反転入力端子には基準
電圧源13から固定の閾値Vth0が供給されており、
コンパレータ12はRF信号を閾値Vth0と比較する
ことにより2値化する。この2値化信号はPLL(Ph
ase Locked Loop)及びディテクタ16
に供給される。
【0004】PLL及びディテクタ16は、PLLで供
給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成
して端子18より出力すると共に、ディテクタで上記ク
ロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルス
の有無を検出することにより信号REFMを弁別再生し
端子19より出力する。
【0005】図8は、従来の信号再生回路の他例のブロ
ック図を示す。同図中、端子10には、所定の回転速度
で回転駆動される光ディスクに光ピックアップのレーザ
ダイオードからレーザ光を照射し、その反射光を光ピッ
クアップの光検出器で検出して得られた再生RF信号が
入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ11で直流
成分を除去されてコンパレータ12の非反転入力端子に
供給される。コンパレータ12の反転入力端子には低域
フィルタ及びアンプ14から閾値Vth1が供給されて
おり、コンパレータ12はRF信号を閾値Vth1と比
較することにより2値化する。この2値化信号は低域フ
ィルタ及びアンプ14とPLL及びディテクタ16と供
給される。
【0006】低域フィルタ及びアンプ14は2値化信号
を積分したのち所定ゲインで増幅することにより閾値V
th1を生成してコンパレータ12に供給する。コンパ
レータ12と低域フィルタ及びアンプ14はアシンメト
リ補正回路15を構成しており、2値化信号のハイレベ
ル期間とローレベル期間とが総和として等しくなるよう
に閾値Vth1を決定している。このアシンメトリ補正
回路15の応答特性は低域フィルタ及びアンプ14の時
定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレータ1
2の出力電圧を調整して最適化される。
【0007】PLL及びディテクタ16は、PLLで供
給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成
して端子18より出力すると共に、ディテクタで上記ク
ロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルス
の有無を検出することにより信号REFMを弁別再生し
端子19より出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】EFM信号の各パター
ンの間に付加されるマージンビットは、パルス幅が3T
〜11Tの中にあるというEFMルールを満足させ、か
つ、DSV(Digital Sum Variati
on)を計算して低域成分が極力少なくなるように選択
されるが、この付加ビットだけでは1フレーム単位でこ
の低域成分(DSVエラー成分)を完全に除去すること
はできない。なお、図9(A)に低域成分(DSVエラ
ー成分)の波形を示す。
【0009】本来、再生RF信号のエンベロープは上下
に変動することはないのであるが、コンデンサ11によ
って上記の低域成分(DSVエラー成分)が除去される
ために、コンデンサ11の出力するRF信号のエンベロ
ープは上下に変動し、RF信号に低域成分(DSVエラ
ーの反転成分)が含まれてしまう。このために、コンパ
レータ12における2値化時に再生ジッタが発生し、コ
ンパレータ12の出力する2値化信号は低域成分(DS
Vエラー成分)を含んだものとなるという問題があっ
た。
【0010】また、図8に示す従来回路のアシンメトリ
補正回路15では、光ディスク表面の傷、汚れ、反射率
むらに追随して正確にRF信号を2値化するため、応答
時定数をEFM周波数成分と干渉しない程度の範囲で充
分高く設定している。このため、コンデンサ11の出力
するRF信号に含まれる上記低域成分にアシンメトリ補
正回路15が応答して、コンパレータ12に供給される
閾値Vth1は図9(B)に示すように上記の低域成分
に応答して変動し、この閾値Vth1の変動によって再
生ジッタが劣化するという問題があった。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、DCフリー変調の変調信号に含まれる低域成分に起
因する再生ジッタを低減することができる信号再生回路
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、DCフリー変調の変調信号が記録された記録媒体か
ら読み取られるRF信号を供給されて前記変調信号を再
生する信号再生回路において、前記RF信号を固定の閾
値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、前記2
値化信号からクロック及び前記変調信号を再生する弁別
手段と、前記弁別手段で再生された変調信号を積分して
前記DCフリー変調の変調信号に含まれる低域成分を得
る第1積分手段と、前記RF信号と前記第1積分手段で
得られた低域成分とを加算して前記比較手段に供給する
加算手段とを有するため、第1積分手段で低域成分を正
確かつ容易に得ることができ、RF信号に低域成分が重
畳されるためにRF信号のエンベロープの上下変動がな
くなり、2値化時に発生する再生ジッタを低減できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、DCフリー変調
の変調信号が記録された記録媒体から読み取られるRF
信号を供給されて前記変調信号を再生する信号再生回路
において、前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を
出力する比較手段と、前記2値化信号からクロック及び
前記変調信号を再生する弁別手段と、前記弁別手段で再
生された変調信号を積分して前記DCフリー変調の変調
信号に含まれる低域成分を得る第1積分手段と、固定の
基準値から前記第1積分手段で得られた低域成分を減算
して閾値として前記比較手段に供給する減算手段とを有
するため、エンベロープが上下変動するRF信号と同様
に閾値が変動することから低域成分が相殺され、コンパ
レータにおける再生ジッタの発生を低減できる。
【0014】請求項3に記載の発明は、DCフリー変調
の変調信号が記録された記録媒体から読み取られるRF
信号を供給されて前記変調信号を再生する信号再生回路
において、前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を
出力する比較手段と、前記2値化信号からクロック及び
前記変調信号を再生する弁別手段と、前記弁別手段で再
生された変調信号を積分して前記DCフリー変調の変調
信号に含まれる低域成分を得る第1積分手段と、前記R
F信号に前記第1積分手段で得た低域成分を加算して前
記比較手段に供給する加算手段と、前記2値化信号を積
分して前記比較手段の閾値を生成する第2積分手段とを
有するため、エンベロープが上下変動するRF信号に、
低域成分が加算により重畳されてRF信号のエンベロー
プの上下変動がなくなり、コンパレータにおける2値化
時に発生する再生ジッタを低減できる。
【0015】請求項4に記載の発明は、DCフリー変調
の変調信号が記録された記録媒体から読み取られるRF
信号を供給されて前記変調信号を再生する信号再生回路
において、前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を
出力する比較手段と、前記2値化信号からクロック及び
前記変調信号を再生する弁別手段と、前記弁別手段で再
生された変調信号を積分して前記DCフリー変調の変調
信号に含まれる低域成分を得る第1積分手段と、前記2
値化信号から前記第1積分手段で得た低域成分を減算し
た後、積分して前記比較手段の閾値を生成する第3積分
手段とを有するため、直流成分を除去されエンベロープ
が上下変動するRF信号と同様に閾値が変動することか
ら、低域成分が相殺され、コンパレータにおける再生ジ
ッタの発生を低減できる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4記載の信号再生回路において、前記弁別手段で再生さ
れた変調信号を等化して前記第1積分手段に供給する等
化手段を有するため、変調信号を波形等化により、記録
媒体から読み取られたRF信号と同等の波形にすること
によって、高い精度で低域成分を得ることができ、より
大きいジッタ低減効果を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の信号再生回路の
第1実施例のブロック図を示す。同図中、端子20に
は、所定の回転速度で回転駆動される光ディスクに光ピ
ックアップのレーザダイオードからレーザ光を照射し、
その反射光を光ピックアップの光検出器で検出して得ら
れた再生RF信号が入力され、高域フィルタとしてのコ
ンデンサ21で直流成分を除去されて加算回路22に供
給される。加算回路22では、直流成分を除去されたR
F信号に低域フィルタ及びアンプ30の出力を加算して
コンパレータ24の非反転入力端子に供給する。
【0018】コンパレータ24の反転入力端子には基準
電圧源26から図9(C)に示す固定値の閾値Vth0
が供給されており、コンパレータ24はRF信号を閾値
Vth0と比較することにより2値化する。この2値化
信号はPLL及びディテクタ28に供給される。
【0019】PLL及びディテクタ28は、PLLでコ
ンパレータ24から供給される2値化信号に同期したク
ロックPCLKを生成して端子32より出力すると共
に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定めら
れた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信
号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子3
4から出力されると共に、低域フィルタ及びアンプ30
に供給される。
【0020】ここで、再生RF信号のエンベロープは上
下に変動することはないのであるが、コンデンサ21に
よって上記の低域成分(DSVエラー成分)が除去され
るために、コンデンサ21の出力するRF信号のエンベ
ロープは上下に変動し、RF信号に低域成分(DSVエ
ラーの反転成分)が含まれてしまう。なお、図9(A)
に低域成分(DSVエラー成分)の波形を示す。
【0021】低域フィルタ及びアンプ30は、クロック
PCLKに同期して時間軸方向に補正された信号REF
Mを積分したのち所定ゲインで増幅することにより、図
9(A)に示す低域成分(DSVエラー成分)を抽出し
て加算回路22に供給する。
【0022】このため、加算回路22では、コンデンサ
21の出力する低域成分(DSVエラー成分)が除去さ
れ上下変動するRF信号に、低域フィルタ及びアンプ3
0から供給される低域成分(DSVエラー成分)が加算
により重畳され、コンパレータ24に供給されるRF信
号のエンベロープの上下変動がなくなる。これによっ
て、コンパレータ24における2値化時に発生する再生
ジッタを低減できる。
【0023】図2は、本発明の信号再生回路の第2実施
例のブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同
一符号を付す。図2において、端子20には、所定の回
転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックアップの
レーザダイオードからレーザ光を照射し、その反射光を
光ピックアップの光検出器で検出して得られた再生RF
信号が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ21
で直流成分を除去されてコンパレータ24の非反転入力
端子に供給される。
【0024】コンパレータ24の反転入力端子には減算
回路36より閾値が供給されており、コンパレータ24
はRF信号を閾値と比較することにより2値化する。こ
の2値化信号はPLL及びディテクタ28に供給され
る。
【0025】PLL及びディテクタ28は、PLLでコ
ンパレータ24から供給される2値化信号に同期したク
ロックPCLKを生成して端子32より出力すると共
に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定めら
れた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信
号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子3
4から出力されると共に、低域フィルタ及びアンプ30
に供給される。
【0026】ここで、再生RF信号のエンベロープは上
下に変動することはないのであるが、コンデンサ21に
よって上記の低域成分(DSVエラー成分)が除去され
るために、コンデンサ21の出力するRF信号のエンベ
ロープは上下に変動し、RF信号に低域成分(DSVエ
ラーの反転成分)が含まれてしまう。なお、図9(A)
に低域成分(DSVエラー成分)の波形を示す。
【0027】低域フィルタ及びアンプ30は、クロック
PCLKに同期して時間軸方向に補正された信号REF
Mを積分したのち所定ゲインで増幅することにより、図
9(A)に示す低域成分(DSVエラー成分)を抽出し
て減算回路36に供給する。減算回路36では、基準電
圧源26より供給される図9(C)に示す固定値の閾値
Vth0から、低域フィルタ及びアンプ30より供給さ
れる低域成分(DSVエラー成分)を減算することによ
り重畳し閾値を変動させてコンパレータ24の反転入力
端子に供給する。従って、コンパレータ24において、
直流成分を除去されエンベロープが上下変動するRF信
号と同様に閾値が変動することから低域成分(DSVエ
ラー成分)が相殺され、コンパレータ24における再生
ジッタの発生を低減できる。
【0028】図3は、本発明の信号再生回路の第3実施
例のブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同
一符号を付す。図3において、端子20には、所定の回
転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックアップの
レーザダイオードからレーザ光を照射し、その反射光を
光ピックアップの光検出器で検出して得られた再生RF
信号が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ21
で直流成分を除去されて加算回路22に供給される。加
算回路22では、直流成分を除去されたRF信号に低域
フィルタ及びアンプ30の出力を加算してコンパレータ
24の非反転入力端子に供給する。
【0029】コンパレータ24の反転入力端子には低域
フィルタ及びアンプ38から閾値が供給されており、コ
ンパレータ24は加算回路22の出力信号を閾値と比較
することにより2値化する。この2値化信号は低域フィ
ルタ及びアンプ38及びPLL及びディテクタ28に供
給される。
【0030】PLL及びディテクタ28は、PLLで供
給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成
して端子32より出力すると共に、ディテクタで上記ク
ロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルス
の有無を検出することにより信号REFMを弁別再生す
る。この信号REFMは端子34から出力されると共
に、低域フィルタ及びアンプ30に供給される。
【0031】ここで、再生RF信号のエンベロープは上
下に変動することはないのであるが、コンデンサ21に
よって上記の低域成分(DSVエラー成分)が除去され
るために、コンデンサ21の出力するRF信号のエンベ
ロープは上下に変動し、RF信号に低域成分(DSVエ
ラーの反転成分)が含まれてしまう。なお、図9(A)
に低域成分(DSVエラー成分)の波形を示す。
【0032】低域フィルタ及びアンプ30は、クロック
PCLKに同期して時間軸方向に補正された信号REF
Mを積分したのち所定ゲインで増幅することにより、図
9(A)に示す低域成分(DSVエラー成分)を抽出し
て加算回路22に供給する。
【0033】低域フィルタ及びアンプ38は、コンパレ
ータ24と共にアシンメトリ補正回路を構成しており、
低域フィルタ及びアンプ38は2値化信号を積分したの
ち所定ゲインで増幅することにより、2値化信号のハイ
レベル期間とローレベル期間とが総和として等しくなる
ようにして、閾値を生成しコンパレータ24に供給す
る。コンパレータ24では、光ディスク表面の傷、汚
れ、反射率むらに追随して正確にRF信号を2値化する
ため、低域フィルタ及びアンプ26の応答時定数はEF
M周波数成分と干渉しない程度に充分高く設定してい
る。
【0034】加算回路22では、コンデンサ21の出力
する低域成分(DSVエラー成分)が除去されエンベロ
ープが上下変動するRF信号に、低域フィルタ及びアン
プ30から供給される低域成分(DSVエラー成分)が
加算により重畳され、コンパレータ24に供給されるR
F信号のエンベロープの上下変動がなくなる。これによ
って、コンパレータ24における2値化時に発生する再
生ジッタを低減できる。
【0035】図4は、本発明の信号再生回路の第4実施
例のブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同
一符号を付す。図4において、端子20には、所定の回
転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックアップの
レーザダイオードからレーザ光を照射し、その反射光を
光ピックアップの光検出器で検出して得られた再生RF
信号が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ21
で直流成分を除去されてコンパレータ24の非反転入力
端子に供給される。
【0036】コンパレータ24の反転入力端子には低域
フィルタ及びアンプ40より閾値が供給されており、コ
ンパレータ24はRF信号を閾値と比較することにより
2値化する。この2値化信号はPLL及びディテクタ2
8と低域フィルタ及びアンプ40に供給される。
【0037】PLL及びディテクタ28は、PLLで供
給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成
して端子32より出力すると共に、ディテクタで上記ク
ロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルス
の有無を検出することにより信号REFMを弁別再生す
る。この信号REFMは端子34から出力されると共
に、低域フィルタ及びアンプ30に供給される。
【0038】ここで、再生RF信号のエンベロープは上
下に変動することはないのであるが、コンデンサ21に
よって上記の低域成分(DSVエラー成分)が除去され
るために、コンデンサ21の出力するRF信号のエンベ
ロープは上下に変動し、RF信号に低域成分(DSVエ
ラーの反転成分)が含まれてしまう。なお、図9(A)
に低域成分(DSVエラー成分)の波形を示す。
【0039】低域フィルタ及びアンプ30は、クロック
PCLKに同期して時間軸方向に補正された信号REF
Mを積分したのち所定ゲインで増幅することにより、図
9(A)に示す低域成分(DSVエラー成分)を抽出し
て低域フィルタ及びアンプ40に供給する。
【0040】低域フィルタ及びアンプ40は、コンパレ
ータ24と共にアシンメトリ補正回路を構成しており、
低域フィルタ及びアンプ40はコンパレータ24出力の
2値化信号から低域フィルタ及びアンプ30の出力(D
SVエラー成分)を減算したのち積分し、更に所定ゲイ
ンで増幅することにより、2値化信号のハイレベル期間
とローレベル期間とが総和として等しくなるようにし
て、閾値を生成しコンパレータ24に供給する。コンパ
レータ24では、光ディスク表面の傷、汚れ、反射率む
らに追随して正確にRF信号を2値化するため、低域フ
ィルタ及びアンプ26の応答時定数はEFM周波数成分
と干渉しない程度に充分高く設定している。
【0041】このため、コンパレータ24において、直
流成分を除去されエンベロープが上下変動するRF信号
と同様に閾値が変動することから、低域成分(DSVエ
ラー成分)が相殺され、コンパレータ24における再生
ジッタの発生を低減できる。
【0042】図5は、本発明の信号再生回路の第5実施
例のブロック図を示す。この実施例は図3に示す実施例
にイコライザ42を追加したものであり、図5中、図3
と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図5において、PLL及びディテクタ28の出力する信
号REFMは端子34から出力されると共に、イコライ
ザ42に供給される。イコライザ42は信号REFMの
波形等化を行って低域フィルタ及びアンプ30に供給す
る。
【0043】この実施例においても、加算回路22で
は、コンデンサ21の出力する低域成分(DSVエラー
成分)が除去されエンベロープが上下変動するRF信号
に、低域フィルタ及びアンプ30から供給される低域成
分(DSVエラー成分)が加算により重畳され、コンパ
レータ24に供給されるRF信号のエンベロープの上下
変動がなくなる。これによって、コンパレータ24にお
ける2値化時に発生する再生ジッタを低減できる。ま
た、REFM信号を波形等化により、記録媒体から読み
取られたRF信号と同等の波形にすることによって、高
い精度でDSVエラー成分を得ることができ、より大き
いジッタ低減効果を得ることができる。
【0044】図6は、本発明の信号再生回路の第6実施
例のブロック図を示す。この実施例は図4に示す実施例
にイコライザ42を追加したものであり、図6中、図4
と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図6において、PLL及びディテクタ28の出力する信
号REFMは端子34から出力されると共に、イコライ
ザ42に供給される。イコライザ42は信号REFMの
波形等化を行って低域フィルタ及びアンプ30に供給す
る。
【0045】この実施例においても、コンパレータ24
において、直流成分を除去され上下変動するRF信号と
同様に閾値が変動することから、低域成分(DSVエラ
ー成分)が相殺され、コンパレータ24における再生ジ
ッタの発生を低減できる。また、REFM信号を波形等
化により、記録媒体から読み取られたRF信号と同等の
波形にすることによって、高い精度でDSVエラー成分
を得ることができ、より大きいジッタ低減効果を得るこ
とができる。
【0046】なお、本発明は、CD再生装置に限らず、
CD−RやCD−RW等の記録再生装置に適用しても良
く上記実施例に限定されない。また、上記実施例ではコ
ンデンサ21を用いて再生RF信号の直流成分を除去し
ているが、コンデンサ21の代わりに高域フィルタを用
いても良い。また、図4,図6に示すアシンメトリ補正
回路を持つ回路構成では、コンデンサ21は原理的には
必要ないが、コンデンサ21があれば事前に低域成分の
ほとんどがカットされ、アシンメトリ補正回路通過後の
直流成分残留誤差をより低減できる。
【0047】なお、コンパレータ24が請求項記載の比
較手段に対応し、PLL及びディテクタ28が弁別手段
に対応し、低域フィルタ及びアンプ30が第1積分手段
に対応し、低域フィルタ及びアンプ38が第2積分手段
に対応し、低域フィルタ及びアンプ40が第3積分手段
に対応し、加算回路22が加算手段に対応し、減算回路
36が減算手段に対応し、イコライザ42が等化手段に
対応する。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
RF信号を固定の閾値と比較して2値化信号を出力する
比較手段と、前記2値化信号からクロック及び前記変調
信号を再生する弁別手段と、前記弁別手段で再生された
変調信号を積分して前記DCフリー変調の変調信号に含
まれる低域成分を得る第1積分手段と、前記RF信号と
前記第1積分手段で得られた低域成分とを加算して前記
比較手段に供給する加算手段とを有するため、第1積分
手段で低域成分を正確かつ容易に得ることができ、RF
信号に低域成分が重畳されるためにRF信号のエンベロ
ープの上下変動がなくなり、2値化時に発生する再生ジ
ッタを低減できる。
【0049】請求項2に記載の発明は、RF信号を閾値
と比較して2値化信号を出力する比較手段と、前記2値
化信号からクロック及び前記変調信号を再生する弁別手
段と、前記弁別手段で再生された変調信号を積分して前
記DCフリー変調の変調信号に含まれる低域成分を得る
第1積分手段と、固定の基準値から前記第1積分手段で
得られた低域成分を減算して閾値として前記比較手段に
供給する減算手段とを有するため、エンベロープが上下
変動するRF信号と同様に閾値が変動することから低域
成分が相殺され、コンパレータにおける再生ジッタの発
生を低減できる。
【0050】請求項3に記載の発明は、RF信号を閾値
と比較して2値化信号を出力する比較手段と、前記2値
化信号からクロック及び前記変調信号を再生する弁別手
段と、前記弁別手段で再生された変調信号を積分して前
記DCフリー変調の変調信号に含まれる低域成分を得る
第1積分手段と、前記RF信号に前記第1積分手段で得
た低域成分を加算して前記比較手段に供給する加算手段
と、前記2値化信号を積分して前記比較手段の閾値を生
成する第2積分手段とを有するため、エンベロープが上
下変動するRF信号に、低域成分が加算により重畳され
てRF信号のエンベロープの上下変動がなくなり、コン
パレータにおける2値化時に発生する再生ジッタを低減
できる。
【0051】請求項4に記載の発明は、RF信号を閾値
と比較して2値化信号を出力する比較手段と、前記2値
化信号からクロック及び前記変調信号を再生する弁別手
段と、前記弁別手段で再生された変調信号を積分して前
記DCフリー変調の変調信号に含まれる低域成分を得る
第1積分手段と、前記2値化信号から前記第1積分手段
で得た低域成分を減算した後、積分して前記比較手段の
閾値を生成する第3積分手段とを有するため、直流成分
を除去されエンベロープが上下変動するRF信号と同様
に閾値が変動することから、低域成分が相殺され、コン
パレータにおける再生ジッタの発生を低減できる。
【0052】請求項5に記載の発明は、弁別手段で再生
された変調信号を等化して前記第1積分手段に供給する
等化手段を有するため、変調信号を波形等化により、記
録媒体から読み取られたRF信号と同等の波形にするこ
とによって、高い精度で低域成分を得ることができ、よ
り大きいジッタ低減効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号再生回路の第1実施例のブロック
図である。
【図2】本発明の信号再生回路の第2実施例のブロック
図である。
【図3】本発明の信号再生回路の第3実施例のブロック
図である。
【図4】本発明の信号再生回路の第4実施例のブロック
図である。
【図5】本発明の信号再生回路の第5実施例のブロック
図である。
【図6】本発明の信号再生回路の第6実施例のブロック
図である。
【図7】従来の信号再生回路の一例のブロック図であ
る。
【図8】従来の信号再生回路の他例のブロック図であ
る。
【図9】本発明及び従来の回路各部における信号波形図
である。
【符号の説明】
21 コンデンサ 22 加算回路 24 コンパレータ 26 基準電圧源 28 PLL及びディテクタ 30,38,40 低域フィルタ及びアンプ 36 減算回路 42 イコライザ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DCフリー変調の変調信号が記録された
    記録媒体から読み取られるRF信号を供給されて前記変
    調信号を再生する信号再生回路において、 前記RF信号を固定の閾値と比較して2値化信号を出力
    する比較手段と、 前記2値化信号からクロック及び前記変調信号を再生す
    る弁別手段と、 前記弁別手段で再生された変調信号を積分して前記DC
    フリー変調の変調信号に含まれる低域成分を得る第1積
    分手段と、 前記RF信号と前記第1積分手段で得られた低域成分と
    を加算して前記比較手段に供給する加算手段とを有する
    ことを特徴とする信号再生回路。
  2. 【請求項2】 DCフリー変調の変調信号が記録された
    記録媒体から読み取られるRF信号を供給されて前記変
    調信号を再生する信号再生回路において、 前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比
    較手段と、 前記2値化信号からクロック及び前記変調信号を再生す
    る弁別手段と、 前記弁別手段で再生された変調信号を積分して前記DC
    フリー変調の変調信号に含まれる低域成分を得る第1積
    分手段と、 固定の基準値から前記第1積分手段で得られた低域成分
    を減算して閾値として前記比較手段に供給する減算手段
    とを有することを特徴とする信号再生回路。
  3. 【請求項3】 DCフリー変調の変調信号が記録された
    記録媒体から読み取られるRF信号を供給されて前記変
    調信号を再生する信号再生回路において、 前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比
    較手段と、 前記2値化信号からクロック及び前記変調信号を再生す
    る弁別手段と、 前記弁別手段で再生された変調信号を積分して前記DC
    フリー変調の変調信号に含まれる低域成分を得る第1積
    分手段と、 前記RF信号に前記第1積分手段で得た低域成分を加算
    して前記比較手段に供給する加算手段と、 前記2値化信号を積分して前記比較手段の閾値を生成す
    る第2積分手段とを有することを特徴とする信号再生回
    路。
  4. 【請求項4】 DCフリー変調の変調信号が記録された
    記録媒体から読み取られるRF信号を供給されて前記変
    調信号を再生する信号再生回路において、 前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比
    較手段と、 前記2値化信号からクロック及び前記変調信号を再生す
    る弁別手段と、 前記弁別手段で再生された変調信号を積分して前記DC
    フリー変調の変調信号に含まれる低域成分を得る第1積
    分手段と、 前記2値化信号から前記第1積分手段で得た低域成分を
    減算した後、積分して前記比較手段の閾値を生成する第
    3積分手段とを有することを特徴とする信号再生回路。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の信号再生回路に
    おいて、 前記弁別手段で再生された変調信号を等化して前記第1
    積分手段に供給する等化手段を有することを特徴とする
    信号再生回路。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか記載の信号再
    生回路において、 前記記録媒体から読み取られたRF信号は、直流成分を
    除去して供給されることを特徴とする信号再生回路。
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