JP2002157678A - Its歩行者支援システム - Google Patents

Its歩行者支援システム

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JP2002157678A
JP2002157678A JP2000351876A JP2000351876A JP2002157678A JP 2002157678 A JP2002157678 A JP 2002157678A JP 2000351876 A JP2000351876 A JP 2000351876A JP 2000351876 A JP2000351876 A JP 2000351876A JP 2002157678 A JP2002157678 A JP 2002157678A
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Tadashi Yoshida
正 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報通信機能があるITS歩行者支援システム
を提供する。 【解決手段】平坦で車椅子の移動や身体障害者の歩行に
対する障害がない通路の路面3を高機能舗装2によって
形成する。交通情報ターミナル7からの地域情報を伝送
するための光ファイバケーブル4を、例えば通路と隣接
の一般舗装道との間に設けた凹所5に布設する。歩行者
が容易に携帯できる歩行者側送受信器19により、問合せ
信号を発信する。その信号に感応する通路側無線装置6
を通路沿いに一定間隔でケーブル4へ接続して設ける。
各無線装置6には、固有の地点情報を記憶させると共
に、問合せ信号に応じて固有地点情報と前記地域情報と
を応答信号として送出させる。各送受信器19が、歩行者
近傍の通路側無線装置6の応答信号の内容を検知し、可
聴音や可視画像などの認識可能な態様に変換して歩行者
に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はITS(Intelligen
t Transportation Systems)歩行者支援システムに関
し、とくに高齢者・障害者その他の弱者の安全で円滑な
歩行及び健常者への情報提供を支援するITS歩行者支
援システムに関する。ここにITSとは、最先端の情報
通信技術などを活用して創り出す高度道路交通システム
の総称である。
【0002】
【従来の技術】最近の歩道は、歩行のための条件整備が
進められ、天候に左右されない歩行路面を作る舗装化が
進んでいる。しかし従来の歩道には、高齢者・子供・身
体障害者などの人達(以下、弱者という場合がある。)
のために次のような問題点が指摘されている。
【0003】(1)点字ブロックの凹凸は車椅子や乳母
車の移動の障害となる。 (2)雨天又は積雪時には、傘が邪魔になる等のため、
弱者の移動が更に困難となる。 (3)視聴覚障害者は、工事等に起因する様々な理由に
より、いつも通るルートを通れないと迷いがちになる。 (4)視聴覚障害者は、車両通過を音で判断している
が、工事現場などの騒音がある場所では車両通過の判断
が困難となる。 (5)先天性障害者は、健常者が考えるより五感が発達
しているので、一般歩道での移動が十分可能であること
が認識されていない。 (6)視覚障害者にとっては、交通量が少ない交差点の
方が危険である。 (7)現状の歩道には、違法駐車、看板の張出し、段ボ
ールの平積み等による邪魔物がしばしば存在している。
【0004】更に現在の歩行用施設は、健常者のための
もの又は健常者が考えた障害者のためのものとなってい
るので、これを、健常者のみならず高齢者・障害者など
全ての弱者をも含めた全ての使用者にとって優しいユニ
バーサル・デザインの施設とする必要性も指摘されてい
る。ここに「使用者にとって優しい」とは、歩行を支援
するものであってしかも不所望の作用を伴わないの意で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】弱者の歩行を支援する
ため、例えば道路情報の提供を機械的手段によって行な
うことが従来行なわれてきた。横断歩道の存在や道路面
の歩行部分などを示す点字ブロックはその一例である。
このような機械的手段による支援は、一定の効果をあげ
てきたが、同時に上記指摘のように当初予想しなかった
別の障害の原因となる問題点をもっていた。
【0006】歩行支援の情報の送受を機械的手段に代え
て通信手段によって行なえば、点字ブロックなどに関す
る予想外の障害を解決することができるはずである。
【0007】そこで本発明の目的は、この問題点を解決
し弱者にとって優しい通路を建設するために、相互情報
通信機能があるITS歩行者支援システムを提供するに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、たとえ点字ブロックを使用せずに路面
を一般歩道部に比較的準じたレベルの平坦なものとして
も、光ファイバケーブル利用の情報技術によれば、弱者
に対して十分に優しい通路を構築できることに注目し
た。
【0009】図1及び2を参照するに、本発明のITS
歩行者支援システム1は、地域情報を伝送する光ファイ
バケーブル4を通路に布設し、歩行者26の操作に応じ歩
行者側送受信器19が送出する問合せ信号に感応する通路
側無線装置6を通路沿いに一定間隔で設け、各通路側無
線装置6を前記ケーブル4へ接続して前記地域情報を受
信すると共に各通路側無線装置6に当該装置6の地点情
報を書き込み、各通路側無線装置6をして前記問合せ信
号の受信に応じ当該装置6の地点情報と前記地域情報と
を応答信号として送出させ、歩行者側送受信器19をして
歩行者近傍の通路側無線装置6からの応答信号の内容を
歩行者に伝えさせるものである。
【0010】好ましくは、光ファイバケーブル4を路面
3の下に設け、通路側無線装置6と歩行者側送受信器19
との間の通信を専用狭域通信方式(Dedicated Short Ra
ngeCommunications、DSRC)とする。更に好ましく
は、歩行者側送受信器19が、各通路側無線装置6に書き
込まれた当該各通路側無線装置6周辺の道路面の凹凸や
マンホール口その他の歩行障害物の有無及び水溜りその
他の一時的支障の有無等の地点情報と、光ファイバケー
ブル4から伝送される気象状況その他の地域情報とを、
可聴音声、可視画像又は可触振動等の態様で歩行者26に
伝える。
【0011】
【発明の実施の形態】図1の一実施例により本発明のI
TS歩行者支援システム1の作用を説明する。光ファイ
バケーブル4に、情報ターミナル7から当該ITS歩行
者支援システム1の周辺の交通情報等の地域情報が送り
込まれる。ケーブル4にはまた通路側無線装置6が一定
間隔、例えば5〜10メートル間隔で接続される。この
例では、歩行者26の操作により、手に持った歩行者側送
受信器19から問合せ信号が送出される。
【0012】歩行者側送受信器19は例えば、カード型の
送受信器でありGHz帯の問合せ信号を送出する。この問
合せ信号に応答して通路側無線装置6が送出する前記応
答信号を、歩行者側送受信器19が検出し且つその応答信
号の内容を歩行者が認識できる態様に変換して歩行者26
に伝える。その態様は、例えば可聴音声、可視画像、又
は可触振動である。これに類似した歩行者側送受信器19
の一例は、ノンストップ自動料金収納システムで使用さ
れているものである((財)道路新産業開発機構発行、
「ITSハンドブック1999−2000」参照)。
【0013】従って、点字ブロックのように、車椅子の
移動に対する障害や杖を使う弱者に対する支障を生じさ
せる機械的な凹凸を設けなくとも、例えば5〜10メー
トル毎の適宜間隔で設置される通路側無線装置6を有す
る本発明のITS歩行者支援システム1によって、歩行
者の安全を図ることができる。即ち、弱者にとって優し
い歩行者支援システムを作ることができる。本発明によ
れば、単に路面の凹凸などの通路の路面状況だけでな
く、歩行位置の地番や歩行中の場所の天気予報などの関
連情報をも光ファイバケーブル4上の地域情報として提
供し、一層の安全及び便宜を図ることができる。
【0014】こうして、本発明の目的、即ち「情報通信
機能があるITS歩行者支援システム」の提供を達成す
ることができる。
【0015】
【実施例】図1及び2を参照するに、例えば一般舗装道
20に接してITS歩行者支援システム1を設け、高機能
舗装2により歩行用の路面3を形成する。ここに、高機
能舗装2とは透水性アスファルト材を用いた方式の舗装
であり、水はね防止、すべり抵抗性の維持などの機能を
有する。図2では、光ファイバケーブル4をITS歩行
者支援システム1と一般舗装道20との間の凹所5内の路
面3下に布設している。路面3より下とするのは、路面
上の歩行に対する障害となるのを避けるためである。但
し光ファイバケーブル4の布設方法は、図2の例に限定
されない。図10(A)は、幅員1.5〜2mの高機能
舗装2の底部両側に沿って光ファイバケーブル4を布設
した他の実施例の断面図を示す。
【0016】通路側無線装置6を歩行用の路面3に沿っ
て適当な間隔、例えば5〜10メートル間隔で設け、各
通路側無線装置6を光ファイバケーブル4に接続する。
更に、光ファイバケーブル4の一端を交通情報ターミナ
ル7に接続し、交通情報ターミナル7からの地域情報を
全ての通路側無線装置6へ供給する。図10(B)は、
通路側無線装置6を含む部位の同図(A)と対応する高
機能舗装2の断面図の一例を示す。同図では、高機能舗
装2の幅方向両側に沿って適宜間隔で一対の通路側無線
装置6、6を設置し、一対の通路側無線装置6、6を光
ファイバケーブル4により交通情報ターミナル7と接続
している。
【0017】各通路側無線装置6には、それぞれの設置
位置の地点情報を書き込む。その書き込みのために、適
当なメモリを各通路側無線装置6に設けることができ
る。また、例えば位置表示用として、光ファイバケーブ
ル4で所要エネルギーを供給できるような発光器具8を
適宜に光ファイバケーブル4に取付けることができる。
強い照明が必要な場合には、電流容量の大きな照明用電
源ケーブル(図示せず)を、光ファイバケーブル4とは
別に布設することができる。発光器具8は、図10
(B)に示すように通路側無線装置6に取付けるか又は
発光器具8を通路側無線装置6と一体のものとすること
ができる。
【0018】交通情報ターミナル7から供給される地点
情報には、当該通路側無線装置6の設置位置の地番や地
図、工事に係る場合の迂回ルート等を含めることができ
る。また、通路側無線装置6に書き込む地域情報には、
径路案内としての工事用迂回ルートや目的地への案内、
情報提供としての一般的な道路情報、工事情報(以下に
説明する作業帯の設置位置、工事時間など)、公共施設
情報(役所、公衆便所、公民館など)、交通機関情報
(バス、電車、列車、船、飛行機など)、気象情報、観
光情報、その他の情報(周辺の行事案内、買い物、映
画、レジャー、その他)を含めることができる。緊急情
報には、至近の警察署、消防署、病院の所在位置や電話
番号等を含めることができる。
【0019】また、ITS歩行者支援システム1に隣接
して送受信器19の受信機能を持つ情報型ガードレール9
(図1参照)を設け、これを光ファイバケーブル4に接
続し、その通信機能により地点情報、地域情報及び/又
は緊急情報を例えば音声として提供することができる。
この場合には、送受信器19を持たない歩行者や休息者に
対して地域情報等を提供することができる。
【0020】また、ITS歩行者支援システム1に隣接
して障害物検知システム16を設け、駐車違反の車両その
他の予期しない障害物を検知し、検知した情報を交通情
報ターミナル7へ送るようにしてもよい。この検知情報
を更に歩行者26へ伝達すれば、歩行者の更なる安全を図
ることができる。
【0021】通路側無線装置6と歩行者側送受信器19と
の間の無線通信を、好ましくはITSで使われる専用狭
域通信方式とするのは、この方式が電波の伝播範囲を限
定するためである。伝播範囲を限定すれば、その範囲外
に不所望の影響を生じさせるおそれが少ないからであ
る。
【0022】通路側無線装置6には、歩行者側送受信器
19からの問合せに応じ当該装置6の地域情報の範囲内の
目的地への道順案内を地図により作成し、且つ問合せた
歩行者側送受信器19へ送信するコンピュータ・プログラ
ムを搭載することができる。
【0023】好ましくは、ITS歩行者支援システムに
おける交差点の通路の路面下に人間検知用の感圧板又は
圧電パネル11を取付ける。更に、そのパネル11の出力の
有無でオン・オフされ且つ交差点の交通信号のゴー・ス
トップ表示に対応して交差点信号を送出する装置(図示
せず)を設ける。歩行者側送受信器19をして、この交差
点信号を検出させ歩行者26に交通信号のゴー・ストップ
の表示を伝えさせてもよい。更に好ましくは、交差点に
おいて、本発明のITS歩行者支援システム1の路面と
同じ高さの通路を横断部分に設けて段差をなくし、弱者
の横断歩行の便を図ることができる。
【0024】図1及び3を参照するに、道路工事を実施
する際には、例えば一般舗装道20に接して情報通信型の
工事作業帯10を設定する。ITS歩行者支援システム1
で使われる地域情報伝送用の光ファイバケーブル4を工
事作業帯10の地表面3aの下に設ける。歩行者側送受信器
19からの問合せ信号に応動する作業帯側無線装置6aを作
業帯10内又は周縁に設け、これを光ファイバケーブル4
へ接続する。各作業帯側無線装置6aに工事情報を書き込
み、歩行者側送受信器19からの問合せ信号の受信に応
じ、書き込まれた工事情報と光ファイバケーブル4から
の地域情報とを作業帯側装置6aから応答信号として送出
する。歩行者側送受信器19が、歩行者近傍の作業帯側無
線装置6aの応答信号を受信し、その内容を歩行者26に伝
える。
【0025】工事作業帯10の場合にも、作業帯側無線装
置6aと歩行者側送受信器19との間の通信を、好ましくは
周辺への影響が少ない専用狭域通信方式とし、歩行者側
送受信器19は、作業帯側無線装置6aからの応答信号の内
容を可聴、可視又は可触態様で歩行者26に伝えるものと
する。作業帯10の適当な部位に、光ファイバケーブル4
に接続した発光器具8を一定間隔で設けてもよい。作業
帯側無線装置6aを使用する場合においても、歩行者側送
受信器19を、カード型送受信器、PHS端末機、携帯電
話機、又は通信機能付きモバイルコンピュータとするこ
とができる。更に歩行者側送受信器19を、衣服、盲人用
白杖、車椅子等に固定したものとしてもよい。
【0026】工事作業帯10の工事情報には作業に伴う危
険警告を含めることができ、好ましくは、その危険警告
を、最新の工事時間、工事内容等に基づき更新してリア
ルタイム情報とする。工事情報には、工事が影響する地
域を迂回する径路の案内を含めることができる。工事作
業により歩行者が影響を受ける範囲、即ち工事作業帯10
の範囲を歩行者26等に示すため、光ファイバケーブル4
に発光器具8を一定間隔で接続することが望ましい。
【0027】工事作業帯10の内部または近傍外部には、
図示例に示すように、工事関係情報の表示を一層確実に
するため、光ファイバケーブル4に接続した可搬形の弱
者対応バリケード14や可搬形の情報発信標識17を適宜設
けることができる。好ましくは、バリケード14や標識17
を所要の線に沿って配置し、歩行者に対し例えば工事作
業帯の周縁の位置情報を提供する。
【0028】情報発信標識17は、作業員が容易に移動で
きる円錐形位置表示手段である。図8に示す情報発信標
識17は、可搬型円錐形の標識本体17aと、コネクタ4aで
光ファイバケーブル4に接続したジャンパ線4bを介して
交通情報ターミナル7ヘ結合した標識側無線装置17bと
を有する。標識側無線装置17bは、当該情報発信標識17
に特有の情報を記憶する点以外では、作業帯側無線装置
6aと同様な機能を有する。即ち、標識側無線装置17b
が、歩行者側送受信機19からの問合せ信号に応じて当該
標識特有の情報が含まれる応答信号を送出し、歩行者側
送受信機19がその応答信号を検出し且つ該応答信号の内
容を歩行者26が認識できる態様に変換して歩行者26に伝
える。従って、視力障害者などの弱者が情報発信標識17
からも工事情報を適時に入手し安全・円滑に歩行するこ
とができる。
【0029】さらに、弱者対応バリケード14は、弱者に
対して安全な工事作業帯の外縁境界線等の位置表示手段
である。従来の工事作業帯用のA型バリケード12は、図
9(A)に示すように、例えばヒンジ結合された開閉枠
対12a、12aを開くことにより自立して工事作業帯の外縁
境界線等の線を示す。この従来のバリケード12には、視
覚障害者にとって白い杖(図示せず)が開閉枠対12a、1
2aの空隙部を通過した場合にバリケード12の存在を認め
ることができず、その後に杖が開閉枠対12aにぶつかっ
て初めて障害物を知るので危険性が高い点が指摘されて
いた。弱者対応バリケード14は、図9(B)、(C)に
示すように、従来と同様なヒンジ14hで結合した自立用
の開閉保持枠対14a、14aを用いるが、着脱式遮蔽体14b
をフック部14cにより開閉保持枠対14aに取付け、白い杖
がぶつからずに通過する空隙部を塞いだものである。更
に、開かれた開閉保持枠対14a、14aの空間に介在する中
間脚14dを設け、白い杖が無衝突通過する空隙部を狭く
することができる。
【0030】弱者対応バリケード14には、特有の情報を
記憶する点以外では作業帯側無線装置6aと機能が同様で
あるバリケード側無線装置14e(図3参照)を設ける。
バリケード側無線装置14eは、光ファイバケーブル4に
接続され、歩行者側送受信機19からの問合せ信号に応じ
て当該バリケード14特有の情報が含まれる応答信号を送
出する。歩行者側送受信機19がその応答信号を検出し且
つ該応答信号の内容を歩行者26が認識できる態様に変換
して歩行者26に伝える。従って視力障害者などの弱者
は、弱者対応バリケード14からも工事情報を適時に入手
できるので、安全・円滑な歩行が一層確保される。
【0031】図示例の工事作業帯10では、安全のために
頂部をノンスリップ機能のある例えばアスファルト舗装
の覆工板15(図1参照)で覆っている。更に工事作業帯
10と接する路面3に人間の体重に応答する圧電パネル11
(図3参照)を設け、その出力を作業帯側無線装置6aの
工事情報に加え、歩行者側送受信器19の保持者に工事の
存在を知らせることができる。工事の規模や期間によっ
ては、作業帯側無線装置6aに記憶させた工事情報と光フ
ァイバケーブル4からの地域情報とを表示する電子式工
事情報パネル13(図3参照)、例えばLED情報パネル
を工事作業帯10の内又は外に設けることができる。
【0032】図4は、本発明のITS歩行者支援システ
ム1をバス23が走る一般舗装道20に隣接して設けた例を
示す。バス停留所22を、通路上に一般舗装道20を臨むよ
うに設け、待機中の人々を雨や日射に対して保護する。
図示例では、通路に隣接して融雪システム21付きの休息
連絡施設24を設け、更に雨天時待機エリア25を設けてい
る。
【0033】図5は、電車の駅などの交通施設における
ITS歩行者支援システムの一例を示す。縦・水平移動
エレベータ30が弱者の昇降及び水平移動を支援し、階段
には、小段差でノンスリップ床と2段手すり付きの高齢
者用通路31を設けている。床には光ファイバーケーブル
4を埋設している。路面には、バリアフリールート案内
等のための電子交通案内板33、及び電車のプラットフォ
ームへの昇降機付き弱者専用ゲート34を設けている。
【0034】図6は、駅前広場におけるITS歩行者支
援システムの一例を示す。駅構内と同様な電子交通案内
板33等の施設に加え、自動開閉式屋根であるインテリジ
ェントルーフ35及び太陽電池パネル37(図7も参照)が
ペドストリアンデッキ36に設けられている。太陽電池
は、融雪及び路面乾燥のために太陽エネルギーを使うた
めのものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明のITS歩行
者支援システムは、情報通信機能を有するので次の顕著
な効果を奏する。
【0036】(イ)平坦路面の弱者に優しい通路を提供
できる。 (ロ)健常者には、場所・径路案内などの情報を専用狭
域通信によりリアルタイムで提供できる。 (ハ)弱者にも、歩行者側送受信器となる携帯端末によ
り各種情報を認識し易い態様で提供できる。 (ニ)光ファイバーで付勢される発光器具によって夜間
に歩行通路を明示できる。 (ホ)保守が容易なITS歩行者支援システムを提供で
きる。 (ヘ)工事作業帯の正確な形状・位置情報を専用狭域通
信DSRCによりリアルタイムで提供できる。 (ト)工事影響エリアに対する迂回路を自動的に案内で
きる。 (チ)日々の具体的工事情報(工事時間・工事内容)を
提供できる。 (リ)工事に関連する危険警告を提供できる。 (ヌ)地域ごとの交通機関や気象などの関連情報を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明のITS歩行者支援システムを含む
道路の例の斜視図である。
【図2】は、本発明による歩行者支援システムの実施例
の一部破砕斜視図である。
【図3】は、本発明による工事作業帯の実施例の一部破
砕斜視図である。
【図4】は、本発明の歩行者支援システムを含む道路の
他の例の斜視図である。
【図5】は、交通施設における本発明による歩行者支援
システムの一実施例の説明である。
【図6】は、駅前広場における本発明による歩行者支援
システムの一実施例の説明である。
【図7】は、本発明において使用する高機能舗装ペデス
トリアン・デッキの図式的斜視図である。
【図8】は、本発明による歩行者支援システムで使う情
報発信標識の一実施例の説明である。
【図9】は、本発明による歩行者支援システムの工事作
業帯に設ける弱者対応バリケードの一実施例の説明であ
る。
【図10】は、本発明の歩行者支援システムの実施例の
断面図である。
【符号の説明】
1…ITS歩行者支援システム 2…高機能舗装 3…路面 4…光ファイバケーブル 4a…コネクタ 4b…ジャンパ線 5…凹所 6…通路側無線装置 6a…作業帯側無線装置 7…情報ターミナル 8…発光器具 9…情報型ガードレール 10…工事作業帯 11…感圧版又は圧電パネル 12…バリケード 12a…開閉枠対 13…電子式工事情報パネル 14…弱者対応バリケード 14a…開閉保持枠対 14b…着脱式遮蔽体 14c…フック部 14d…中間脚 14e…バリケード側無線装置 14h…ヒンジ 15…ノンスリップ覆工 16…障害物検知システム 17…情報発信標識 17a…標識本体 17b…標識側無線装置 19…歩行者側送受信器 20…一般舗装道 21…融雪システム 22…バス停留所 23…バス 24…休息連絡施設 25…降雨時待機エリア 26…歩行者 30…縦・水平移動エレベータ 31…高齢者用通路 33…電子交通案内板 34…弱者用ゲート 35…インテリジェントルーフ 36…ペドストリアンデッキ 37…太陽電池パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/22 H04B 9/00 A 10/00

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地域情報を伝送する光ファイバケーブルを
    通路に布設し、歩行者の操作に応じ歩行者側送受信器が
    送出する問合せ信号に感応する通路側無線装置を通路沿
    いに一定間隔で設け、前記各通路側無線装置を前記ケー
    ブルへ接続して前記地域情報を受信すると共に各通路側
    無線装置に当該装置の地点情報を書き込み、各通路側無
    線装置をして前記問合せ信号の受信に応じ当該装置の地
    点情報と前記地域情報とを応答信号として送出させ、前
    記歩行者側送受信器をして歩行者近傍の前記通路側無線
    装置からの応答信号の内容を歩行者に伝えさせてなるI
    TS歩行者支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1のシステムにおいて、前記光ファ
    イバケーブルを通路の路面下に設けてなるITS歩行者
    支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のシステムにおいて、前記
    通路側無線装置と歩行者側送受信器との間の通信を専用
    狭域通信方式(Dedicated Short Range Communication
    s、DSRC)としてなるITS歩行者支援システム。
  4. 【請求項4】請求項1から3の何れかのシステムにおい
    て、前記歩行者側送受信器をして前記応答信号の内容を
    可聴、可視又は可触態様で歩行者に伝えさせてなるIT
    S歩行者支援システム。
  5. 【請求項5】請求項1から4の何れかのシステムにおい
    て、前記通路の路面を車椅子移動進行に対する抵抗の小
    さい平坦面としてなるITS歩行者支援システム。
  6. 【請求項6】請求項1から5の何れかのシステムにおい
    て、前記通路の路面を透水性アスファルト材による高機
    能舗装により形成してなるITS歩行者支援システム。
  7. 【請求項7】請求項1から6の何れかのシステムにおい
    て、前記光ファイバケーブルに発光器具を一定間隔で接
    続してなるITS歩行者支援システム。
  8. 【請求項8】請求項1から7の何れかのシステムにおい
    て、前記歩行者側送受信器を、カード型送受信器、PH
    S(Personal Handyphone System)端末機、携帯電話
    機、又は通信機能付きモバイルコンピュータとしてなる
    ITS歩行者支援システム。
  9. 【請求項9】請求項1から8の何れかのシステムにおい
    て、前記歩行者側送受信器を、衣服、盲人用白杖、車椅
    子、又は他の歩行者と共に移動するものに固定してなる
    ITS歩行者支援システム。
  10. 【請求項10】請求項1から9の何れかのシステムにお
    いて、前記通路側無線装置を5〜10メートル間隔で設
    置してなるITS歩行者支援システム。
  11. 【請求項11】請求項1から10の何れかのシステムに
    おいて、前記地点情報に、当該通路側無線装置の設置場
    所の地番、当該無線装置の設置場所周辺の地図、当該無
    線装置の設置場所に至近の公共施設・建物の位置と電話
    番号等、当該地域の気象情報、当該地域周辺の交通機関
    の情報、工事情報及び/又は当該地域周辺の案内情報を
    含めてなるITS歩行者支援システム。
  12. 【請求項12】請求項11のシステムにおいて、前記無
    線装置をして、歩行者側送受信器からの問合せに応じ当
    該地域周辺の目的地への道順案内を前記地図により作成
    させ且つ前記問合せた歩行者側送受信器へ送信させてな
    るITS歩行者支援システム。
  13. 【請求項13】請求項1から12の何れかのシステムに
    おいて、交差点の通路の路面下に人間検知用の感圧板を
    設け、感圧板の出力の有無によりオン・オフされ且つ交
    通信号に対応して交差点信号を送出する装置を設け、歩
    行者側送受信器をしてこの交差点信号を検出して歩行者
    に伝えさせてなるITS歩行者支援システム。
  14. 【請求項14】地域情報を伝送する光ファイバケーブル
    を工事作業帯の地表面下に設け、歩行者の操作に応じ歩
    行者側送受信器が送出する問合せ信号に感応する作業帯
    側無線装置を前記工事作業帯内又は周縁に設け、前記各
    作業帯側無線装置を前記ケーブルヘ接続して前記地域情
    報を受信すると共に各作業帯側無線装置に工事情報を書
    き込み、前記各作業帯側無線装置をして前記問合せ信号
    の受信に応じ当該各作業帯側無線装置の工事情報と前記
    地域情報とを応答信号として送出させ、前記歩行者側送
    受信器をして至近の前記作業帯側無線装置の応答信号の
    内容を歩行者に伝えさせてなるITS歩行者支援システ
    ム。
  15. 【請求項15】請求項14のシステムにおいて、前記作
    業帯側無線装置と歩行者側送受信器との間の通信を専用
    狭域通信方式としてなるITS歩行者支援システム。
  16. 【請求項16】請求項14又は15のシステムにおい
    て、前記歩行者側送受信器をして、前記応答信号の内容
    を可聴、可視又は可触態様で歩行者に伝えさせてなるI
    TS歩行者支援システム。
  17. 【請求項17】請求項14から16の何れかのシステム
    において、前記光ファイバケーブルに位置表示用発光器
    具を一定間隔で接続してなるITS歩行者支援システ
    ム。
  18. 【請求項18】請求項14から17の何れかのシステム
    において、前記歩行者側送受信器を、カード型送受信
    器、PHS端末機、携帯電話機、又は通信機能付きモバ
    イルコンピュータとしてなるITS歩行者支援システ
    ム。
  19. 【請求項19】請求項14から18の何れかのシステム
    において、前記歩行者側送受信器を、衣服、盲人用白
    杖、車椅子、又は他の歩行者と共に移動するものに固定
    してなるITS歩行者支援システム。
  20. 【請求項20】請求項14から19の何れかのシステム
    において、前記工事情報に、作業に伴う危険警告を含め
    てなるITS歩行者支援システム。
  21. 【請求項21】請求項20のシステムにおいて、前記危
    険警告を、最新の工事時間、工事内容毎に更新しリアル
    タイム情報としてなるITS歩行者支援システム。
  22. 【請求項22】請求項14から21の何れかのシステム
    において、前記工事情報に、工事影響地域に対する迂回
    径路の案内を含めてなるITS歩行者支援システム。
  23. 【請求項23】請求項14から22の何れかのシステム
    において、前記工事作業帯内又は周縁に、可搬型標識本
    体と該標識本体特有の情報を記憶する標識側無線装置と
    該標識側無線装置を前記光ファイバケーブルへ接続する
    ジャンパ線とを有する情報発信標識を設け、前記情報発
    信標識をして、前記問合せ信号に応答して前記歩行者側
    送受信器で受信可能な前記標識本体特有情報が含まれる
    応答信号を送出してなるITS歩行者支援システム。
  24. 【請求項24】請求項14から22の何れかのシステム
    において、前記工事作業帯内又は周縁に、バリケード本
    体と該バリケード本体特有の情報を記憶するバリケード
    側無線装置と該バリケード側無線装置を前記光ファイバ
    ケーブルへ接続する接続部とを有する情報発信バリケー
    ドを設け、該バリケード側無線装置をして、前記問合せ
    信号に応答して前記歩行者側送受信器で受信可能な前記
    バリケード本体特有情報が含まれる応答信号を送出して
    なるITS歩行者支援システム。
  25. 【請求項25】請求項24のシステムにおいて、前記情
    報発信バリケードを、自立用の開閉保持枠対と、該開閉
    保持枠対へ着脱可能に取付けられ該開閉保持枠対の空隙
    部を塞ぐ着脱式遮蔽体と、該開閉保持枠対の開放時に該
    対の両保持枠の間に介在する中間脚とを有する弱者対応
    バリケードとしてなるITS歩行者支援システム。
  26. 【請求項26】請求項14から25の何れかのシステム
    において、前記工事作業帯に、前記工事情報と前記地域
    情報との内容を表示する電子式工事情報パネルを設けて
    なるITS歩行者支援システム。
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