JP2002157511A - 花粉情報提供方法およびシステム - Google Patents

花粉情報提供方法およびシステム

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JP2002157511A
JP2002157511A JP2000354553A JP2000354553A JP2002157511A JP 2002157511 A JP2002157511 A JP 2002157511A JP 2000354553 A JP2000354553 A JP 2000354553A JP 2000354553 A JP2000354553 A JP 2000354553A JP 2002157511 A JP2002157511 A JP 2002157511A
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pollen
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JP2000354553A
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Takeshi Toriyama
剛 鳥山
Motohisa Hirano
元久 平野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 花粉の常に変動するリアルタイムな情報のみ
でなく、飛散する花粉量のマクロ的な状態の変化、地域
分布、更に各個人毎に異なる花粉量と花粉症状のワント
ゥワン情報をネットワークを介して提供する花粉情報提
供方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 複数の花粉センサ1で複数の地域の花粉
量を検出し、この検出した花粉量情報を通信中継装置3
を介して基地装置5のコントローラ51で収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報を花粉情報データベー
ス53に蓄積し、この蓄積した複数の地域の花粉量情報
に対して情報処理手段55で情報処理を行ない、この情
報処理した花粉量情報を生の花粉量情報とともにWWW
サーバ59を介して通信機器7に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の地域に飛散
する花粉量を検出し、必要により情報処理し、通信手段
を介して提供する花粉情報提供方法およびシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】花粉の飛散は、花粉症を患う者にとって
非常に脅威であり、花粉の飛散シーズンの到来を早めに
知ったり、花粉が大量に飛散している地域を早めに知
り、その地域から自分の居住地域への影響や到来時期を
予測して、その地域に出かけることを極力避けたり、場
合によっては予防の薬などを服用するなどのように各人
毎に自分なりの対策を早めに立てることが重要である。
【0003】また、花粉症の症状は、各花粉症患者毎に
異なり、花粉がほんの僅か飛散しているような状態でも
花粉に敏感に反応する人もいれば、僅かな飛散くらいで
は問題ない人などのように花粉の飛散に対する各人の対
応は様々であり、大気中における花粉の飛散量と各人の
花粉症の発症には個人差がある。
【0004】従来、環境情報として気温、湿度、気圧、
風向きなどの気象情報を観測して公開するものはある
が、花粉の大気中での飛散数量を計測し収集して流通す
るシステムはない。
【0005】また、従来から提供されている環境情報
は、一般に温度のような物理量であり、個人の感受性に
依存した環境情報の提供は行なわれていない。すなわ
ち、大気中の花粉量と花粉症の発症には個人差がある
が、このように花粉数量と各個人の花粉症状とを1対1
に対応つけて各個人毎にワントゥワンの情報として提供
するものはない。
【0006】更に、ある時点での一時的な花粉の飛散量
ではなく、マクロ的な飛散花粉量のベースラインの変化
やベースラインの状態の地域分布情報などの提供も行な
われていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、花粉の大気中で
の飛散数量を計測し収集して流通する適切なシステムが
ないという問題があり、花粉症の患者にとって対策を早
めに立てることもできず、このように大気中に飛散する
花粉の数量を計測して提供するシステムが要望されてい
る。
【0008】また、上述したように、大気中に飛散する
花粉量に対する各個人の花粉症の症状の程度は種々であ
るため、花粉量に対する各個人毎の花粉症の症状を各個
人に1対1に対応して提供する各個人毎のワントゥワン
情報が花粉症患者にとっては必要なものであるが、従来
このようなワントゥワン情報の提供は行なわれていない
という問題がある。
【0009】更に、ある時点での一時的な花粉の飛散数
量ではなく、マクロ的な飛散花粉数量のベースラインの
変化やベースラインの状態の地域分布情報などの提供も
花粉症の患者にとっては必要なものであるが、このよう
な情報の提供は従来行なわれていないという問題があ
る。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、花粉の常に変動するリアルタ
イムな情報のみでなく、飛散する花粉量のマクロ的な状
態の変化、地域分布、更に各個人毎に異なる花粉量と花
粉症状のワントゥワン情報をネットワークを介して提供
する花粉情報提供方法およびシステムを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、複数の地域において飛散
する花粉量を検出して複数の地域の花粉量情報を生成
し、この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段
を介して収集し、この収集した複数の地域の花粉量情報
に対して地域毎および時間毎の積分処理および平均化処
理を含む統計的な情報処理を行ない、この情報処理した
花粉量情報を前記検出した生の花粉量情報とともに花粉
情報データベースに蓄積し、この蓄積した花粉量情報を
通信手段を介して提供することを要旨とする。
【0012】請求項1記載の本発明にあっては、複数の
地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報に対して情報処理を行
ない、この情報処理した花粉量情報を生の花粉量情報と
ともに花粉情報データベースに蓄積し、通信手段を介し
て提供するため、各地域におけるリアルタイムな生の花
粉量情報のみならず、統計的情報処理した花粉量情報も
距離に依存することなく適確かつ容易に取得することが
でき、利便性を向上することができる。
【0013】また、請求項2記載の本発明は、複数の地
域において飛散する花粉量を検出して複数の地域の花粉
量情報を生成し、この生成された複数の地域の花粉量情
報を通信手段を介して収集し、この収集した複数の地域
の花粉量情報を、該花粉量情報を生成した日時情報とと
もに蓄積し、この蓄積された複数の地域の花粉量情報を
各地域毎に日時情報の関数として情報処理し、この情報
処理した結果に基づいて各地域における花粉量が花粉量
の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花粉
増大状態であるかを判断し、この判断した各地域毎の花
粉少量状態および花粉増大状態をそれぞれ各地域毎の花
粉少量情報および花粉増大情報として通信手段を介して
提供することを要旨とする。
【0014】請求項2記載の本発明にあっては、複数の
地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報を日時情報とともに蓄
積し、各地域毎に日時情報の関数として情報処理し、こ
の情報処理結果に基づいて各地域における花粉量が花粉
量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花
粉増大状態であるかを判断し、この各地域毎の花粉少量
状態および花粉増大状態をそれぞれ各地域毎の花粉少量
情報および花粉増大情報として通信手段を介して提供す
るため、各地域がそれぞれ花粉少量状態にあるのかまた
は花粉増大状態にあるのかを適確に知ることができ、例
えば旅行などを行なう場合において旅行先が花粉増大状
態にあるのか否かを予め知ることができ、旅行に先だっ
て予防などを行なうことができるなどの利便性を向上す
ることができる。
【0015】更に、請求項3記載の本発明は、複数の地
域において飛散する花粉量を検出して複数の地域の花粉
量情報を生成し、この生成された複数の地域の花粉量情
報を通信手段を介して収集し、この収集した複数の地域
の花粉量情報を、該花粉量情報を生成した日時情報とと
もに蓄積し、この蓄積された複数の地域の花粉量情報を
各地域毎に日時情報の関数として情報処理し、この情報
処理した結果に基づいて各地域における花粉量が花粉量
の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花粉
増大状態であるかを判断し、この判断した各地域毎の花
粉少量状態および花粉増大状態に基づいて花粉の少ない
地域と花粉の多い地域を地図化した花粉分布エリア情報
および花粉の少ない地域と花粉の多い地域の境界を示す
花粉境界情報を生成し、この生成した花粉分布エリア情
報および花粉境界情報を通信手段を介して提供すること
を要旨とする。
【0016】請求項3記載の本発明にあっては、複数の
地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報を日時情報とともに蓄
積し、各地域毎に日時情報の関数として情報処理し、こ
の情報処理した結果に基づいて各地域における花粉量が
花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多
い花粉増大状態であるかを判断し、この各地域毎の花粉
少量状態および花粉増大状態に基づいて花粉の少ない地
域と花粉の多い地域を地図化した花粉分布エリア情報お
よび花粉の少ない地域と花粉の多い地域の境界を示す花
粉境界情報を生成し、通信手段を介して提供するため、
花粉の少ないエリアと多いエリアからなる花粉分布エリ
ア情報および両エリアの花粉境界情報を適確に知ること
ができ、これらの情報からどの地域の花粉量が多いかが
わかり、例えば旅行などを行なう場合に有効である。
【0017】請求項4記載の本発明は、複数の地域にお
いて飛散する花粉量を検出して複数の地域の花粉量情報
を生成し、この生成された複数の地域の花粉量情報を通
信手段を介して収集し、この収集した複数の地域の花粉
量情報を、該花粉量情報を生成した日時情報とともに蓄
積し、この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域
毎に日時情報の関数として情報処理し、この情報処理し
た結果に基づいて生成した各地域における花粉量を複数
の花粉量段階のうちの該当する花粉量段階に分類して、
各地域の花粉量段階として花粉情報データベースに蓄積
し、ユーザからの通信手段を介したアクセスを受け付け
て、該ユーザから入力されるユーザID情報、ユーザ指
定の地域名情報、および複数の花粉量段階に対するユー
ザの複数の花粉症状段階からなる対応表を受け付けて個
人情報データベースに格納しておき、前記ユーザ指定の
地域名情報に基づいて前記花粉情報データベースを検索
し、該ユーザ指定地域における花粉量段階を取得し、前
記ユーザID情報に基づいて前記個人情報データベース
を検索し、該ユーザの前記対応表を読み出し、この読み
出した対応表から前記ユーザ指定地域における花粉量段
階に対する花粉症状段階を取得し、この花粉症状段階を
花粉警告情報として通信手段を介してユーザに通知する
ことを要旨とする。
【0018】請求項4記載の本発明にあっては、複数の
地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日時情報
の関数として情報処理し、この情報処理結果に基づいて
生成した各地域における花粉量を複数の花粉量段階のう
ちの該当する花粉量段階に分類して花粉情報データベー
スに蓄積し、ユーザから入力されるユーザID情報、ユ
ーザ指定の地域名情報、花粉量段階に対するユーザの花
粉症状段階の対応表を受け付けて個人情報データベース
に格納し、ユーザ指定の地域の花粉量情報を花粉情報デ
ータベースから検索して取得し、また個人情報データベ
ースを検索してユーザの対応表を読み出し、この対応表
からユーザ指定地域における花粉量段階に対するユーザ
の花粉症状段階を取得し、花粉警告情報として通信手段
を介してユーザに通知するため、花粉情報データベース
から検索して取得した花粉量段階に対してユーザの対応
表から対応したユーザの花粉症状段階を花粉警告情報と
してユーザに通知するので、具体的にはユーザの対応表
において花粉量段階が例えば「少ない」という段階であ
ったとしても、この花粉量段階に対するユーザの花粉症
状が「ややひどい」という花粉症状段階に対応表で設定
されていたとすると、花粉量段階が「少ない」であった
としても、ユーザには花粉症状として「ややひどい」と
いう花粉警告情報を通知するということで、ユーザにお
ける花粉に対する予防などを更に確実に行なうことがで
きるようになる。
【0019】また、請求項5記載の本発明は、複数の地
域において飛散する花粉量を検出して複数の地域の花粉
量情報を生成し、この生成された複数の地域の花粉量情
報を通信手段を介して収集し、この収集した複数の地域
の花粉量情報を、該花粉量情報を生成した日時情報とと
もに蓄積し、この蓄積された複数の地域の花粉量情報を
各地域毎に日時情報の関数として情報処理し、この情報
処理した結果に基づいて各地域における花粉量が花粉量
の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花粉
増大状態であるかを判断し、この判断した各地域毎の花
粉少量状態および花粉増大状態をそれぞれ各地域毎の花
粉少量情報および花粉増大情報として花粉情報データベ
ースに蓄積し、ユーザからの通信手段を介したアクセス
に応答し、該ユーザから入力されるユーザID情報およ
びユーザ指定の地域名情報を受け付けて個人情報データ
ベースに格納しておき、前記各地域における花粉量が花
粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い
花粉増大状態であるかについての判断を新たに検出した
花粉量に対して行なった結果、花粉少量状態または花粉
増大状態が前記花粉情報データベースに格納されている
花粉少量状態または花粉増大状態と異なって変化してい
る場合、この変化した花粉少量状態または花粉増大状態
で当該変化した地域の花粉情報データベースの内容を更
新するとともに、この変化した地域名で前記個人情報デ
ータベースを検索して、該地域名に一致するすべてのユ
ーザ指定の地域名のユーザID情報を取得し、この取得
したユーザIDのユーザにユーザ指定地域の花粉少量状
態または花粉増大状態が変化したことを通信手段を介し
て通知することを要旨とする。
【0020】請求項5記載の本発明にあっては、複数の
地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日時情報
の関数として情報処理し、この情報処理結果に基づいて
各地域における花粉量が花粉量の少ない花粉少量状態で
あるかまたは花粉量の多い花粉増大状態であるかを判断
し、この各地域毎の花粉少量状態および花粉増大状態を
花粉情報データベースに蓄積し、ユーザから入力される
ユーザID情報およびユーザ指定の地域名情報を個人情
報データベースに格納し、各地域における花粉量が花粉
量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花
粉増大状態であるかについての判断を新たに検出した花
粉量に対して行なった結果、花粉少量状態または花粉増
大状態が花粉情報データベースに格納されている状態と
異なる場合、この異なる花粉少量状態または花粉増大状
態で花粉情報データベースの内容を更新するとともに、
この状態の変化した地域名をユーザ指定の地域名として
有するすべてのユーザに該ユーザ指定地域の花粉少量状
態または花粉増大状態が変化したことを通信手段を介し
て通知するため、ユーザは自分が指定した地域の花粉量
状態が花粉少量状態または花粉増大状態に変化したこと
をリアルタイムで知ることができ、これにより花粉シー
ズンが到来したことまたは終焉したことをいち早く知る
ことができる。
【0021】更に、請求項6記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、ユーザからの通信手段を介したア
クセスに応答して該ユーザから花粉情報要求情報を受け
付けた場合、当該ユーザの予め登録されている位置また
は自動的に検出した位置に基づいて当該位置または当該
位置に最も近い地域の花粉量情報を前記花粉情報データ
ベースから検索し、この検索した花粉量情報を通信手段
を介してユーザに提供することを要旨とする。
【0022】請求項6記載の本発明にあっては、ユーザ
から花粉情報要求情報を受け付けた場合、ユーザの位置
または該位置に最も近い地域の花粉量情報を花粉情報デ
ータベースから検索し、通信手段を介してユーザに提供
するため、ユーザは自分が現在存在する地域における花
粉情報を迅速に取得することができ、花粉症がひどくな
る前に花粉に対する予防などを確実に行なうことができ
る。
【0023】請求項7記載の本発明は、複数の地域にお
いて飛散する花粉量を検出して複数の地域の花粉量情報
を生成する検出手段と、この生成された複数の地域の花
粉量情報を通信手段を介して収集する収集手段と、この
収集した複数の地域の花粉量情報に対して地域毎および
時間毎の積分処理および平均化処理を含む統計的な情報
処理を行なう情報処理手段と、この情報処理した花粉量
情報を前記検出した生の花粉量情報とともに蓄積する花
粉情報データベースと、この蓄積した花粉量情報を通信
手段を介して提供する提供手段とを有することを要旨と
する。
【0024】請求項7記載の本発明にあっては、複数の
地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報に対して情報処理を行
ない、この情報処理した花粉量情報を生の花粉量情報と
ともに花粉情報データベースに蓄積し、通信手段を介し
て提供するため、各地域におけるリアルタイムな生の花
粉量情報のみならず、統計的情報処理した花粉量情報も
距離に依存することなく適確かつ容易に取得することが
でき、利便性を向上することができる。
【0025】また、請求項8記載の本発明は、複数の地
域において飛散する花粉量を検出して複数の地域の花粉
量情報を生成する検出手段と、この生成された複数の地
域の花粉量情報を通信手段を介して収集する収集手段
と、この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量
情報を生成した日時情報とともに蓄積する花粉情報デー
タベースと、この蓄積された複数の地域の花粉量情報を
各地域毎に日時情報の関数として情報処理する情報処理
手段と、この情報処理した結果に基づいて各地域におけ
る花粉量が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは
花粉量の多い花粉増大状態であるかを判断する花粉量判
断手段と、この判断した各地域毎の花粉少量状態および
花粉増大状態をそれぞれ各地域毎の花粉少量情報および
花粉増大情報として通信手段を介して提供する提供手段
とを有することを要旨とする。
【0026】請求項8記載の本発明にあっては、複数の
地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報を日時情報とともに蓄
積し、各地域毎に日時情報の関数として情報処理し、こ
の情報処理結果に基づいて各地域における花粉量が花粉
量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花
粉増大状態であるかを判断し、この各地域毎の花粉少量
状態および花粉増大状態をそれぞれ各地域毎の花粉少量
情報および花粉増大情報として通信手段を介して提供す
るため、各地域がそれぞれ花粉少量状態にあるのかまた
は花粉増大状態にあるのかを適確に知ることができ、例
えば旅行などを行なう場合において旅行先が花粉増大状
態にあるのか否かを予め知ることができ、旅行に先だっ
て予防などを行なうことができるなどの利便性を向上す
ることができる。
【0027】更に、請求項9記載の本発明は、複数の地
域において飛散する花粉量を検出して複数の地域の花粉
量情報を生成する検出手段と、この生成された複数の地
域の花粉量情報を通信手段を介して収集する収集手段
と、この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量
情報を生成した日時情報とともに蓄積する花粉情報デー
タベースと、この蓄積された複数の地域の花粉量情報を
各地域毎に日時情報の関数として情報処理する情報処理
手段と、この情報処理した結果に基づいて各地域におけ
る花粉量が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは
花粉量の多い花粉増大状態であるかを判断する花粉量判
断手段と、この判断した各地域毎の花粉少量状態および
花粉増大状態に基づいて花粉の少ない地域と花粉の多い
地域を地図化した花粉分布エリア情報および花粉の少な
い地域と花粉の多い地域の境界を示す花粉境界情報を生
成する花粉分布/境界情報生成手段と、この生成した花
粉分布エリア情報および花粉境界情報を通信手段を介し
て提供する提供手段とを有することを要旨とする。
【0028】請求項9記載の本発明にあっては、複数の
地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、この
収集した複数の地域の花粉量情報を日時情報とともに蓄
積し、各地域毎に日時情報の関数として情報処理し、こ
の情報処理した結果に基づいて各地域における花粉量が
花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多
い花粉増大状態であるかを判断し、この各地域毎の花粉
少量状態および花粉増大状態に基づいて花粉の少ない地
域と花粉の多い地域を地図化した花粉分布エリア情報お
よび花粉の少ない地域と花粉の多い地域の境界を示す花
粉境界情報を生成し、通信手段を介して提供するため、
花粉の少ないエリアと多いエリアからなる花粉分布エリ
ア情報および両エリアの花粉境界情報を適確に知ること
ができ、これらの情報からどの地域の花粉量が多いかが
わかり、例えば旅行などを行なう場合に有効である。
【0029】請求項10記載の本発明は、複数の地域に
おいて飛散する花粉量を検出して複数の地域の花粉量情
報を生成する検出手段と、この生成された複数の地域の
花粉量情報を通信手段を介して収集する収集手段と、こ
の収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報を
生成した日時情報とともに蓄積する花粉情報データベー
スと、この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域
毎に日時情報の関数として情報処理する情報処理手段
と、この情報処理した結果に基づいて生成した各地域に
おける花粉量を複数の花粉量段階のうちの該当する花粉
量段階に分類して、各地域の花粉量段階として蓄積する
花粉情報データベースと、ユーザからの通信手段を介し
たアクセスを受け付けて、該ユーザから入力されるユー
ザID情報、ユーザ指定の地域名情報、および複数の花
粉量段階に対するユーザの複数の花粉症状段階からなる
対応表を受け付けて格納する個人情報データベースと、
前記ユーザ指定の地域名情報に基づいて前記花粉情報デ
ータベースを検索し、該ユーザ指定地域における花粉量
段階を取得する花粉量段階取得手段と、前記ユーザID
情報に基づいて前記個人情報データベースを検索し、該
ユーザの前記対応表を読み出す対応表読出し手段と、こ
の読み出した対応表から前記ユーザ指定地域における花
粉量段階に対する花粉症状段階を取得し、この花粉症状
段階を花粉警告情報として通信手段を介してユーザに通
知する花粉警告情報通知手段とを有することを要旨とす
る。
【0030】請求項10記載の本発明にあっては、複数
の地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、こ
の収集した複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日時情
報の関数として情報処理し、この情報処理結果に基づい
て生成した各地域における花粉量を複数の花粉量段階の
うちの該当する花粉量段階に分類して花粉情報データベ
ースに蓄積し、一方ユーザから入力されるユーザID情
報、ユーザ指定の地域名情報、花粉量段階に対するユー
ザの花粉症状段階の対応表を受け付けて個人情報データ
ベースに格納し、ユーザ指定の地域の花粉量情報を花粉
情報データベースから検索して取得し、また個人情報デ
ータベースを検索してユーザの対応表を読み出し、この
対応表からユーザ指定地域における花粉量段階に対する
ユーザの花粉症状段階を取得し、花粉警告情報として通
信手段を介してユーザに通知するため、花粉情報データ
ベースから検索して取得した花粉量段階に対してユーザ
の対応表から対応したユーザの花粉症状段階を花粉警告
情報としてユーザに通知するので、具体的にはユーザの
対応表において花粉量段階が例えば「少ない」という段
階であったとしても、この花粉量段階に対するユーザの
花粉症状が「ややひどい」という花粉症状段階に対応表
で設定されていたとすると、花粉量段階が「少ない」で
あったとしても、ユーザには花粉症状として「ややひど
い」という花粉警告情報を通知するということで、ユー
ザにおける花粉に対する予防などを更に確実に行なうこ
とができるようになる。
【0031】また、請求項11記載の本発明は、複数の
地域において飛散する花粉量を検出して複数の地域の花
粉量情報を生成する検出手段と、この生成された複数の
地域の花粉量情報を通信手段を介して収集する収集手段
と、この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量
情報を生成した日時情報とともに蓄積する花粉情報デー
タベースと、この蓄積された複数の地域の花粉量情報を
各地域毎に日時情報の関数として情報処理する情報処理
手段と、この情報処理した結果に基づいて各地域におけ
る花粉量が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは
花粉量の多い花粉増大状態であるかを判断する花粉量判
断手段と、この判断した各地域毎の花粉少量状態および
花粉増大状態をそれぞれ各地域毎の花粉少量情報および
花粉増大情報として蓄積する花粉情報データベースと、
ユーザからの通信手段を介したアクセスに応答し、該ユ
ーザから入力されるユーザID情報およびユーザ指定の
地域名情報を受け付けて格納する個人情報データベース
と、前記花粉量判断手段による各地域における花粉量が
花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多
い花粉増大状態であるかについての判断を前記検出手段
で新たに検出した花粉量に対して行なった結果、花粉少
量状態または花粉増大状態が前記花粉情報データベース
に格納されている花粉少量状態または花粉増大状態と異
なって変化している場合、この変化した花粉少量状態ま
たは花粉増大状態で当該変化した地域の花粉情報データ
ベースの内容を更新するとともに、この変化した地域名
で前記個人情報データベースを検索して、該地域名に一
致するすべてのユーザ指定の地域名のユーザID情報を
取得するユーザID取得手段と、この取得したユーザI
Dのユーザにユーザ指定地域の花粉少量状態または花粉
増大状態が変化したことを通信手段を介して通知する花
粉状態変化通知手段とを有することを要旨とする。
【0032】請求項11記載の本発明にあっては、複数
の地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集し、こ
の収集した複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日時情
報の関数として情報処理し、この情報処理結果に基づい
て各地域における花粉量が花粉量の少ない花粉少量状態
であるかまたは花粉量の多い花粉増大状態であるかを判
断し、この各地域毎の花粉少量状態および花粉増大状態
を花粉情報データベースに蓄積し、ユーザから入力され
るユーザID情報およびユーザ指定の地域名情報を個人
情報データベースに格納し、各地域における花粉量が花
粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い
花粉増大状態であるかについての判断を新たに検出した
花粉量に対して行なった結果、花粉少量状態または花粉
増大状態が花粉情報データベースに格納されている状態
と異なる場合、この異なる花粉少量状態または花粉増大
状態で花粉情報データベースの内容を更新するととも
に、この状態の変化した地域名をユーザ指定の地域名と
して有するすべてのユーザに該ユーザ指定地域の花粉少
量状態または花粉増大状態が変化したことを通信手段を
介して通知するため、ユーザは自分が指定した地域の花
粉量状態が花粉少量状態または花粉増大状態に変化した
ことをリアルタイムで知ることができ、これにより花粉
シーズンが到来したことまたは終焉したことをいち早く
知ることができる。
【0033】更に、請求項12記載の本発明は、請求項
7記載の発明において、ユーザからの通信手段を介した
アクセスに応答して該ユーザから花粉情報要求情報を受
け付けた場合、当該ユーザの予め登録されている位置ま
たは自動的に検出した位置または当該位置に最も近い地
域の花粉量情報を前記花粉情報データベースから検索す
る検索手段と、この検索した花粉量情報を通信手段を介
してユーザに提供する手段とを有することを要旨とす
る。
【0034】請求項12記載の本発明にあっては、ユー
ザから花粉情報要求情報を受け付けた場合、ユーザの位
置または該位置に最も近い地域の花粉量情報を花粉情報
データベースから検索し、通信手段を介してユーザに提
供するため、ユーザは自分が現在存在する地域における
花粉情報を迅速に取得することができ、花粉症がひどく
なる前に花粉に対する予防などを確実に行なうことがで
きる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
花粉情報提供方法を実施する花粉情報提供システムの構
成を示すブロック図である。同図に示す花粉情報提供シ
ステムは、花粉の発生しそうな複数の地域に設置され、
各地域において飛散する花粉数量、すなわち花粉量を検
出し、各地域に対応した花粉量情報をそれぞれ出力する
複数の花粉センサ1a,1b,1c、これら複数の花粉
センサ1に無線回線などのような通信回線などを介して
接続され、これらの花粉センサ1からそれぞれ出力され
る花粉量情報を受け取り、例えば増幅などを行ないなが
ら中継する複数の通信中継装置3a,3b、この通信中
継装置3に通信回線などを介して接続され、この通信中
継装置3で中継される複数の花粉センサ1からの花粉量
情報を受け取り、この受け取った花粉量情報を処理し、
種々の花粉量情報として提供する基地装置5、および該
基地装置5にインターネットなどを含む通信手段を介し
て接続される例えば携帯電話などの通信機器7a,7
b,7cから構成されている。
【0036】なお、図1においては、花粉センサ1とし
て3台の花粉センサ1a,1b,1c、通信中継装置3
として2台の通信中継装置3a,3b、通信機器7とし
て3台の通信機器7a,7b,7cのみが図示されてい
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0037】基地装置5は、複数の花粉センサ1で検出
した各地域毎の花粉量情報を格納する花粉情報データベ
ース53、花粉センサ1を設置する地域や花粉が飛散す
る地域、更には日本全国の地図情報を格納する地図情報
データベース61、花粉量情報を必要とする各個人の情
報を格納する個人情報データベース57、前記通信中継
装置3から花粉量情報を受け取り、この花粉量情報を花
粉情報データベース53に格納するように制御するコン
トローラ51、花粉情報データベース53に格納された
花粉量情報を情報処理する情報処理手段55、前記通信
機器7にインターネットなどのような通信手段を介して
接続され、通信機器7からのアクセスに対して各種花粉
量情報を提供するWWWサーバ59から構成されてい
る。なお、個人情報データベース57に格納される個人
情報はセキュリティ技術によって保護されているもので
ある。
【0038】各花粉センサ1は、詳細には図2に示すよ
うに、花粉量を花粉数量として検出して計測する計測部
13、この計測部13で計測した花粉量を情報処理する
情報処理部11、この情報処理部11で情報処理して得
た花粉量情報を例えば日時情報とともに格納する計測情
報データベース15、およびこの計測情報データベース
15に蓄積された花粉量情報を通信中継装置3を介して
基地装置5に送信する通信部17から構成されている。
【0039】次に、以上のように構成される実施形態の
作用について図3以降に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0040】まず、図3に示すフローチャートを参照し
て、花粉センサ1で花粉量を計測し、この花粉計測値を
基地装置5で収集して格納する処理について説明する。
【0041】基地装置5は、通信中継装置3を介して複
数の花粉センサ1のうち、まずA地域の花粉センサ1に
アクセスし、このA地域の花粉センサ1と通信を確立す
る(ステップS11)。なお、本発明は、このように基
地装置5の制御のもとに基地装置5から通信中継装置3
を介して花粉センサ1に対する通信の確立を行なうこと
に限定されるものでなく、通信中継装置3の制御のもと
に、通信中継装置3が基地装置5のコントローラ51と
通信を行ない、これにより通信中継装置3を介して花粉
センサ1と基地装置5との間の通信を確立してもよいも
のであるし、または花粉センサ1の制御のもとに花粉セ
ンサ1から通信中継装置3を介して基地装置5に対する
通信を確立してもよいものである。
【0042】上述したように、基地装置5とA地域の花
粉センサ1との間で通信中継装置3を介して通信回線が
確立されると、基地装置5はA地域の花粉センサ1で検
出した花粉量の計測データを獲得し、この花粉量の計測
データを花粉センサの計測地域情報および計測日時情報
などとともにコントローラ51の制御により花粉情報デ
ータベース53に格納する(ステップS13,S1
5)。それから、この花粉情報データベース53に格納
された花粉量情報を情報処理手段55で例えば一定時間
毎に情報処理し、例えば地域毎および時間毎の積分処理
や平均化処理などを含む統計的情報処理を行なう(ステ
ップS17)。
【0043】以上のように基地装置5において収集され
た花粉情報データベース53に格納された花粉量情報
は、ユーザの携帯電話を含む通信機器7から電話回線、
インターネットなどの通信システムを介して基地装置5
のWWWサーバ59にアクセスして取得することができ
る。また、ユーザは通信機器7から指定した地域または
事前に個人情報データベース57に登録した地域または
通信に付随する情報によって検知された位置から最も近
い地域での花粉量情報を同様に通信機器7から通信シス
テムを介して取得することができる。
【0044】なお、花粉センサ1における花粉計測値の
取得は、花粉センサ1の計測情報データベース15に例
えば観測条件を設定しておき、この観測条件に従って例
えば一定時刻毎に情報処理部11から計測部13を起動
し、これにより計測部13に花粉量の計測を実施させ、
この計測した花粉量計測データを計測情報データベース
15に格納する。そして、計測情報データベース15に
格納された計測データを情報処理部11の制御により通
信部17から例えば無線回線などの通信回線などを介し
て通信中継装置3に送信する。なお、本発明は、このよ
うに花粉センサ1における制御のもとに花粉量計測デー
タを花粉センサ1から基地装置5に一定時刻毎に送信さ
れるものに限定されるものでなく、基地装置5から花粉
センサ1に対して所定の時刻毎にアクセスして、花粉セ
ンサ1に対し花粉量計測データを送信するように要求
し、この要求に応答して花粉センサ1から送信される花
粉量計測データを基地装置5で取得してもよいものであ
る。
【0045】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、花粉シーズンの到来の判定処理について説明する。
【0046】花粉は常に発生しているのでなく、花粉量
が少ない状態と花粉量が多い状態があり、この花粉量が
少ない状態をオフセット状態と称し、花粉量が多い状態
をオンセット状態と称することにする。そして、花粉量
が多いオンセット状態にある期間を花粉シーズンと称す
る。このように花粉量が多いオンセット状態である花粉
シーズンが到来すると、花粉症の患者にとっては注意す
る必要があることになる。従って、花粉シーズンが到来
したのかどうかを適確に判定することが重要であり、図
4に示すフローチャートはこのような花粉シーズンの到
来を判定しようとするものである。
【0047】図4では、まず最初は花粉量が少ないオフ
セット状態にあるものとし、このオフセット状態におい
て基地装置5のコントローラ51は花粉センサ1から収
集した花粉量を各地域毎に一日単位で毎日積算し、この
一日当たりの花粉量の積算値Fnを日付情報とともに花
粉情報データベース53に格納する(ステップS2
1)。
【0048】また、基地装置5においては、各地域にお
ける花粉量の少ないオフセット状態での例えば過去1ヶ
月の花粉量計測データの平均値Foffをオフセット状
態での定常値として算出し、このオフセット状態での定
常値Foffを花粉情報データベース53に格納する
(ステップS23)。そして、このオフセット状態での
定常値Foffに対する前記一日当たりの積算値Fnの
変動を監視し、この一日当たりの積算値Fnが前記オフ
セット状態での定常値Foffより例えば所定の閾値よ
りも大きく増大するということ、すなわち一日当たりの
花粉量が所定の閾値よりも増大したことが所定の日数以
上(例えば、3日以上)継続した場合に、花粉シーズン
の到来、すなわちオンセット状態の確定と判定するよう
にしている。なお、この閾値は、例えば定常値Foff
の数倍、具体的には3倍程度に設定される。また、上述
した定常値Foffをオフセット状態でのベースライン
と称し、また同様に後述するオンセット状態における定
常値Fonをオンセット状態でのベースラインと称す
る。
【0049】次のステップS25では、ステップS21
で積算した一日当たりの花粉量の積算値Fnからオフセ
ット状態での定常値Foffを減算した値が前記閾値よ
りも大きいか否かを判定し、大きくない場合には、ステ
ップS21に戻り、同じ処理を繰り返し行なうが、閾値
よりも大きい場合、すなわち一日当たりの花粉量がオフ
セット状態での定常値Foffに閾値を加えた値よりも
増大した場合には、この増大した日数を計数するための
パラメータmを1に設定し、このパラメータmが上述し
た所定の日数(例えば、3日)より大きいか否かを判定
する(ステップS27)。この判定の結果、パラメータ
mが所定の日数よりも大きくない場合には、このパラメ
ータmである1を加えた次の日の一日当たりの花粉量の
積算値Fn+mを花粉情報データベース53から読み出
して、この一日当たりの花粉量の積算値Fn+mからオ
フセット状態での定常値Foffを減算した値が閾値よ
りも大きいか否かを判定する(ステップS29)。
【0050】この判定の結果、閾値よりも大きくない場
合、すなわち花粉量が継続的に増大していない場合に
は、ステップS21に戻り、最初から同じ処理を繰り返
し行なうが、閾値よりも大きい場合には、閾値を越えた
日数を計数するパラメータmを+1インクリメントし
て、ステップS27に戻り、このパラメータmを+1イ
ンクリメントした日数が所定の日数よりも大きいか否か
を判定するという処理を閾値を越えた日数が継続的に所
定の日数を越えるまで繰り返し行なう。そして、この閾
値を継続的に越えた日数が所定の日数、例えば3日を越
えた場合、オンセット状態の確定、すなわち花粉シーズ
ンの到来として確定するとともに、この閾値を越えた日
付n+mを花粉情報データベース53に格納する。以上
のようにして、花粉シーズンが到来したことが判定され
ることになる。
【0051】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、花粉シーズンの終焉を判定する処理について説明す
る。なお、この処理では、前記オフセット状態での定常
値Foffに相当するものとして、オンセット状態での
定常値Fonを設定している。このオンセット状態での
定常値Fonは、定常値Foffと同様に、花粉量の多
いオンセット状態での例えば過去1ヶ月の花粉量計測デ
ータの平均値Fonである。
【0052】図5の処理では、まず最初は花粉量が多い
オンセット状態にあるものとし、このオンセット状態に
おいて基地装置5のコントローラ51は花粉センサ1か
ら収集した花粉量を各地域毎に一日単位で毎日積算し、
この一日当たりの花粉量の積算値Fnを日付情報ととも
に花粉情報データベース53に格納する(ステップS3
1)。
【0053】また、基地装置5においては、上述したよ
うに、各地域における花粉量の多いオンセット状態での
例えば過去1ヶ月の花粉量計測データの平均値Fonを
オンセット状態での定常値として算出し、このオンセッ
ト状態での定常値Fonを花粉情報データベース53に
格納する(ステップS33)。それから、このオンセッ
ト状態での定常値Fonに対する一日当たりの花粉量の
積算値Fnの変動、具体的には低減を監視し、定常値F
onから一日当たりの積算値Fnを減算した値が所定の
閾値よりも大きくなったか否かを判定する(ステップS
35)。なお、この場合の閾値は前述したオフセット状
態での閾値と同じ値である。
【0054】ステップS35の判定の結果、オンセット
状態での定常値Fonから一日当たりの花粉量の積算値
Fnを減算した値が閾値よりも大きくない場合には、ス
テップS31に戻り、同じ処理を繰り返し行なうが、閾
値よりも大きい場合、すなわち一日当たりの花粉量が定
常値Fonよりも閾値分低減した場合には、この低減し
た日数を計数するためパラメータmを1に設定し、この
パラメータmが所定の日数(例えば、3日)より大きい
か否かを判定する(ステップS37)。この判定の結
果、パラメータmが所定の日数よりも大きくない場合に
は、このパラメータmである1を加えた次の日の一日当
たりの花粉量の積算値Fn+mを花粉情報データベース
53から読み出し、この一日当たりの花粉量の積算値F
n+mをオンセット状態での定常値Fonから減算した
値が閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS3
9)。
【0055】この判定の結果、閾値よりも大きくない場
合、すなわち花粉量が継続的に低減していない場合に
は、ステップS31に戻り、最初から同じ処理を繰り返
し行なうが、閾値よりも大きい場合には、閾値を越えた
日数を計数するパラメータmを+1インクリメントし
て、ステップS37に戻り、このパラメータmを+1イ
ンクリメントした日数が所定の日数よりも大きいか否か
を判定するという処理を閾値を越えた日数が継続的に所
定の日数を越えるまで繰り返し行なう。そして、この閾
値を継続的に越えた日数が所定の日数、例えば3日を越
えた場合、オフセット状態の確定、すなわち花粉シーズ
ンの終焉として確定するとともに、この閾値を越えた日
付n+mを花粉情報データベース53に格納する。以上
のようにして、花粉シーズンが終焉したことが判定され
ることになる。
【0056】また、上述したオンセット状態での定常値
Fonおよびオフセット状態での定常値Foffを地図
情報データベース61に格納されている各地域について
求め、この各地域について求めた定常値Fonまたは定
常値Foffを地図上に表示すれば、地図上で花粉量の
多い定常値Fonが分布しているエリアと花粉量の少な
い定常値Foffが分布しているエリアが明確な花粉分
布エリア情報を得ることができる。そして、この花粉分
布エリア情報のうち、花粉量が多い定常値Fonが分布
しているエリアが花粉シーズンに入っているエリアであ
ることがわかる。
【0057】この花粉シーズンのエリアは、月日の経過
とともに逐次変化するが、この花粉シーズンのエリアの
境界、すなわち花粉分布エリア情報のうち花粉量が多い
定常値Fonが分布しているエリアと花粉量が少ない定
常値Foffが分布しているエリアの境界が例えば桜前
線や梅雨前線と同様なものであり、図8に示す花粉前線
であり、この花粉前線は月日の経過とともに逐次移動す
る。
【0058】すなわち、各地域における花粉量が少ない
花粉少量状態であるかまたは花粉量が多い花粉増大状態
であるかを判断し、この判断した各地域毎の花粉少量状
態および花粉増大状態に基づいて花粉の少ないエリアと
花粉の多いエリアを地図化したものが花粉分布エリア情
報であり、このうちの花粉の多いエリアが花粉シーズン
に入ったエリアであり、また花粉の少ないエリアと花粉
の多いエリアの境界が花粉前線である花粉境界情報であ
る。従って、これらの花粉分布エリア情報および花粉前
線である花粉境界情報を地図上にビジュアルに表示する
とともに、通信手段を介してユーザに提供することによ
り、花粉の多いエリアを適確に知ることができ、必要に
より適確な予防を行なうことができるようになる。
【0059】なお、基地装置5の情報処理手段55は、
各地域での花粉量がオンセット状態にあるのかまたはオ
フセット状態にあるのかを花粉情報データベース53か
ら検索することができ、例えばユーザが知りたい地域、
通信アドレス、通知予約などを予め登録しておくことに
より、当該地域での花粉量のオンセット状態またはオフ
セット状態を検索し、オンセット状態になったときに、
花粉シーズン警報をユーザによって登録されたユーザの
アドレスなどに自発的に(プッシュ的)に通知すること
ができる。
【0060】次に、図6および図7に示すフローチャー
トを参照して、ワントゥワン情報の登録および提供につ
いて説明する。
【0061】このワントゥワン情報の登録および提供
は、ユーザからの通信機器7を介したアクセスをWWW
サーバ59で受け付けて、ユーザから入力されるユーザ
個人ID、ユーザ指定の地域名情報、および例えば図6
の下部に図示するようなユーザの複数の花粉症状段階に
対応する複数の花粉数量段階からなる対応表を受け付け
て個人情報データベース57に格納しておくとともに、
また花粉センサ1で検出した各地域における花粉量を情
報処理手段55で情報処理して、複数の花粉量段階のう
ちの該当する花粉量段階に分類して、各地域の花粉量段
階として花粉情報データベース53に蓄積しておく。な
お、図6の下部に図示する対応表では、ユーザの複数の
花粉症状段階として「大変ひどい」「ひどい」「ややひ
どい」「気になる」「症状はない」があり、これに対し
て複数の花粉数量段階として「大変多い」「多い」「や
や多い」「多少」「少ない」があり、この両者における
ユーザ独自の対応関係が両者間に引いた線で関連付けら
れている。
【0062】そして、ユーザから通信機器7を介して基
地装置5のWWWサーバ59にアクセスがあり、ユーザ
がユーザIDとパスワードを入力すると、このユーザ指
定の地域名情報に基づいて花粉情報データベース53を
検索し、ユーザ指定地域における花粉量段階を取得し、
更にユーザIDに基づいて個人情報データベース57を
検索し、ユーザの対応表を読み出し、この読み出した対
応表からユーザ指定地域における花粉量段階の該当する
花粉症状段階を取得し、この花粉症状段階を花粉警告情
報としてユーザに通知するものである。
【0063】具体的に、まず図6を参照して、ワントゥ
ワン情報の登録について説明する。ユーザは通信機器7
から例えば電話回線およびインターネットを介して基地
装置5のWWWサーバ59にアクセスして、WWWサー
バ59との間の通信を確立し(ステップS41)、ユー
ザの個人IDとパスワードを登録すると、これらの情報
は基地装置5の個人情報データベース57に格納される
(ステップS43)。
【0064】また、ユーザは、花粉情報を知らせて欲し
いユーザ指定の地域、例えば地域Aとユーザの各花粉症
状段階に対応する花粉数量段階の情報を登録し、これら
の情報も個人情報データベース57に格納される(ステ
ップS45)。基地装置5では情報処理手段55がこれ
らの情報に基づいてユーザの指定地域Aの各花粉症状段
階に対応する花粉数量段階からなる対応表を図6の下部
に示すように作成して個人情報データベース57に格納
する(ステップS47)。
【0065】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、上述したようにユーザの対応表が作成されて個人情
報データベース57に格納された後に行なわれるワント
ゥワン情報の提供について説明する。
【0066】基地装置5の花粉情報データベース53に
格納された花粉情報はWWWサーバ59によってインタ
ーネットにより各ユーザに公開されているが、ユーザが
通信機器7から例えば電話回線およびインターネットを
介して基地装置5のWWWサーバ59にアクセスして、
WWWサーバ59との間の通信を確立し(ステップS5
1)、ユーザの個人IDとパスワードを入力すると、基
地装置5の情報処理手段55においてパスワードの照合
が行なわれる(ステップS53)。パスワードの照合の
結果、正規のユーザであることを確認すると、情報処理
手段55はユーザのIDに基づき個人情報データベース
57を検索して、ユーザ指定の地域Aにおけるユーザの
各花粉症状段階に対応する花粉数量段階のユーザ対応表
を取得する(ステップS55)。
【0067】それから、情報処理手段55はユーザ指定
の地域Aの情報に基づいて花粉情報データベース53を
検索し、ユーザ指定地域Aにおける花粉量段階を取得
し、この取得した花粉量段階がユーザ対応表におけるど
のユーザの花粉症状段階に相当するかを判定し、この判
定したユーザの花粉症状段階を図7の下部に示すような
花粉警告情報としてユーザに通知すべく提供する(ステ
ップS57)。
【0068】図9は、本発明の花粉情報提供システムを
取り巻く花粉情報マーケットを示す説明図である。同図
に示すように、花粉情報提供システムは花粉情報を一般
ユーザに提供するのみならず、例えば気象機関、公共医
療機関、旅行アウトドア関連会社、地図情報提供会社な
どの専門ユーザにも提供することができるとともに、ま
た例えば病院、薬局などから花粉症に関する情報、薬に
関する情報、また花粉症グッズに関する情報などの種々
の関連情報が入力され、これらの関連情報を合わせて各
ユーザに提供することも可能である。
【0069】図10は、本発明の花粉情報提供システム
を花粉情報提供サービスを行なう事業として運営する場
合の環境を示す説明図である。同図に示すように、本花
粉情報提供サービスのユーザとしては、一般ユーザ(マ
スユーザ)と気象、医療、薬剤などの関係専門機関や団
体が考えられる。一般ユーザに対しては、情報料は無料
とし、広告スポンサを募り、広告宣伝料を取って、関連
サービスや商品の広告を掲載する。また、一般ユーザで
もワントゥワンサービスや警報サービスは有料にするこ
とも考えられる。一方、気象、医療、薬剤などの関係専
門機関や団体の場合には、それ自身でビジネスが成り立
っているはずであるので、有料で詳細な情報を提供す
る。情報流通事業者は一般に自ら事業運営を行なっても
よいが、法的制約などにより自ら事業運営できない場合
には、事業運営者に運営を任せてもよい。この場合、設
備投資費用は事業運営者から回収することになる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の地域の花粉量を検出し、通信手段を介して収集
し、この収集した複数の地域の花粉量情報に対して情報
処理を行ない、この情報処理した花粉量情報を生の花粉
量情報とともに花粉情報データベースに蓄積し、通信手
段を介して提供するので、各地域におけるリアルタイム
な生の花粉量情報のみならず、統計的情報処理した花粉
量情報も距離に依存することなく適確かつ容易に取得す
ることができ、利便性を向上することができる。
【0071】また、本発明によれば、複数の地域の花粉
量を検出し、通信手段を介して収集し、この収集した複
数の地域の花粉量情報を日時情報とともに蓄積し、各地
域毎に日時情報の関数として情報処理し、この情報処理
結果に基づいて各地域における花粉量が花粉量の少ない
花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花粉増大状態
であるかを判断し、この各地域毎の花粉少量状態および
花粉増大状態をそれぞれ各地域毎の花粉少量情報および
花粉増大情報として通信手段を介して提供するので、各
地域がそれぞれ花粉少量状態にあるのかまたは花粉増大
状態にあるのかを適確に知ることができ、例えば旅行な
どを行なう場合において旅行先が花粉増大状態にあるの
か否かを予め知ることができ、旅行に先だって予防など
を行なうことができるなどの利便性を向上することがで
きる。
【0072】更に、本発明によれば、複数の地域の花粉
量を検出し、通信手段を介して収集し、この収集した複
数の地域の花粉量情報を日時情報とともに蓄積し、各地
域毎に日時情報の関数として情報処理し、この情報処理
した結果に基づいて各地域における花粉量が花粉量の少
ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花粉増大
状態であるかを判断し、この各地域毎の花粉少量状態お
よび花粉増大状態に基づいて花粉の少ない地域と花粉の
多い地域を地図化した花粉分布エリア情報および花粉の
少ない地域と花粉の多い地域の境界を示す花粉境界情報
を生成し、通信手段を介して提供するので、花粉の少な
いエリアと多いエリアからなる花粉分布エリア情報およ
び両エリアの花粉境界情報を適確に知ることができ、こ
れらの情報からどの地域の花粉量が多いかがわかり、例
えば旅行などを行なう場合に有効である。
【0073】本発明によれば、複数の地域の花粉量を検
出し、通信手段を介して収集し、この収集した複数の地
域の花粉量情報を各地域毎に日時情報の関数として情報
処理し、この情報処理結果に基づいて生成した各地域に
おける花粉量を複数の花粉量段階のうちの該当する花粉
量段階に分類して花粉情報データベースに蓄積し、一方
ユーザから入力されるユーザID情報、ユーザ指定の地
域名情報、花粉量段階に対するユーザの花粉症状段階の
対応表を受け付けて個人情報データベースに格納し、ユ
ーザ指定の地域の花粉量情報を花粉情報データベースか
ら検索して取得し、また個人情報データベースを検索し
てユーザの対応表を読み出し、この対応表からユーザ指
定地域における花粉量段階に対するユーザの花粉症状段
階を取得し、花粉警告情報として通信手段を介してユー
ザに通知するので、花粉情報データベースから検索して
取得した花粉量段階に対してユーザの対応表から対応し
たユーザの花粉症状段階を花粉警告情報としてユーザに
通知するので、具体的にはユーザの対応表において花粉
量段階が例えば「少ない」という段階であったとして
も、この花粉量段階に対するユーザの花粉症状が「やや
ひどい」という花粉症状段階に対応表で設定されていた
とすると、花粉量段階が「少ない」であったとしても、
ユーザには花粉症状として「ややひどい」という花粉警
告情報を通知するということで、ユーザにおける花粉に
対する予防などを更に確実に行なうことができるように
なる。
【0074】また、本発明によれば、複数の地域の花粉
量を検出し、通信手段を介して収集し、この収集した複
数の地域の花粉量情報を各地域毎に日時情報の関数とし
て情報処理し、この情報処理結果に基づいて各地域にお
ける花粉量が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまた
は花粉量の多い花粉増大状態であるかを判断し、この各
地域毎の花粉少量状態および花粉増大状態を花粉情報デ
ータベースに蓄積し、ユーザから入力されるユーザID
情報およびユーザ指定の地域名情報を個人情報データベ
ースに格納し、各地域における花粉量が花粉量の少ない
花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花粉増大状態
であるかについての判断を新たに検出した花粉量に対し
て行なった結果、花粉少量状態または花粉増大状態が花
粉情報データベースに格納されている状態と異なる場
合、この異なる花粉少量状態または花粉増大状態で花粉
情報データベースの内容を更新するとともに、この状態
の変化した地域名をユーザ指定の地域名として有するす
べてのユーザに該ユーザ指定地域の花粉少量状態または
花粉増大状態が変化したことを通信手段を介して通知す
るので、ユーザは自分が指定した地域の花粉量状態が花
粉少量状態または花粉増大状態に変化したことをリアル
タイムで知ることができ、これにより花粉シーズンが到
来したことまたは終焉したことをいち早く知ることがで
きる。
【0075】更に、本発明によれば、ユーザから花粉情
報要求情報を受け付けた場合、ユーザの位置または該位
置に最も近い地域の花粉量情報を花粉情報データベース
から検索し、通信手段を介してユーザに提供するので、
ユーザは自分が現在存在する地域における花粉情報を迅
速に取得することができ、花粉症がひどくなる前に花粉
に対する予防などを確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る花粉情報提供方法を
実施する花粉情報提供システムの構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示す花粉情報提供システムに使用されて
いる花粉センサの構成を示す図である。
【図3】図1に示す花粉情報提供システムにおいて花粉
センサで花粉量を計測し、この花粉計測値を基地装置で
収集して格納する処理を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す花粉情報提供システムにおける花粉
シーズンの到来の判定処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】図1に示す花粉情報提供システムにおける花粉
シーズンの終焉の判定処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】図1に示す花粉情報提供システムにおけるワン
トゥワン情報の登録処理を示すフローチャートである。
【図7】図1に示す花粉情報提供システムにおけるワン
トゥワン情報の提供処理を示すフローチャートである。
【図8】花粉シーズンのエリア情報および花粉前線を示
す説明図である。
【図9】本発明の花粉情報提供システムを取り巻く花粉
情報マーケットを示す説明図である。
【図10】本発明の花粉情報提供システムを花粉情報提
供サービスを行なう事業として運営する場合の環境を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 花粉センサ 3 通信中継装置 5 基地装置 7 通信機器 51 コントローラ 53 花粉情報データベース 55 情報処理手段 57 個人情報データベース 59 WWWサーバ 61 地図情報データベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月15日(2001.11.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項13】 複数の地域において飛散する花粉に係
る花粉情報を通信手段を介して入手し、 広告提供者から広告情報の提供を受け、 ユーザからのアクセスを通信手段を介して受け付け、該
ユーザの要求に応じて要求された地域の花粉情報を前記
広告情報と共に提供し、 該広告情報のユーザへの提供に伴い当該広告情報を提供
する広告提供者へ課金することを特徴とする花粉情報提
供方法。
【請求項14】 複数の地域において飛散する花粉に係
る花粉情報を通信手段を介して入手し、 前記複数の地域で得られた花粉情報に基づいて花粉の飛
散が予想される地域の花粉量に係る花粉量情報を求め、 ユーザからのアクセスを通信手段を介して受け付け、該
ユーザの要求に応じて前記求められた花粉量情報を提供
し、 この花粉量情報の提供に伴い当該ユーザへ課金すること
を特徴とする花粉情報提供方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】また、請求項12記載の本発明は、請求項
7記載の発明において、ユーザからの通信手段を介した
アクセスに応答して該ユーザから花粉情報要求情報を受
け付けた場合、当該ユーザの予め登録されている位置ま
たは自動的に検出した位置または当該位置に最も近い地
域の花粉量情報を前記花粉情報データベースから検索す
る検索手段と、この検索した花粉量情報を通信手段を介
してユーザに提供する手段とを有することを要旨とす
る。また、請求項13記載の本発明は、複数の地域にお
いて飛散する花粉に係る花粉情報を通信手段を介して入
手し、広告提供者から広告情報の提供を受け、ユーザか
らのアクセスを通信手段を介して受け付け、該ユーザの
要求に応じて要求された地域の花粉情報を前記広告情報
と共に提供し、該広告情報のユーザへの提供に伴い当該
広告情報を提供する広告提供者へ課金することを要旨と
する。さらに、請求項14記載の本発明は、複数の地域
において飛散する花粉に係る花粉情報を通信手段を介し
て入手し、前記複数の地域で得られた花粉情報に基づい
て花粉の飛散が予想される地域の花粉量に係る花粉量情
報を求め、ユーザからのアクセスを通信手段を介して受
け付け、該ユーザの要求に応じて前記求められた花粉量
情報を提供し、この花粉量情報の提供に伴い当該ユーザ
へ課金することを要旨とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】請求項12記載の本発明にあっては、ユー
ザから花粉情報要求情報を受け付けた場合、ユーザの位
置または該位置に最も近い地域の花粉量情報を花粉情報
データベースから検索し、通信手段を介してユーザに提
供するため、ユーザは自分が現在存在する地域における
花粉情報を迅速に取得することができ、花粉症がひどく
なる前に花粉に対する予防などを確実に行なうことがで
きる。請求項13記載の本発明にあっては、ユーザから
のアクセスが通信手段を介して受け付けた場合、ユーザ
の要求に応じて要求された任意の地域の花粉情報を広告
提供者から提供された広告情報と共に提供すると共に当
該広告情報を提供する広告提供者へ課金する。請求項1
4記載の本発明にあっては、複数の地域において飛散す
る花粉に係る花粉情報に基づいて花粉の飛散が予想され
る地域の花粉量に係る花粉量情報を求め、ユーザからの
アクセスを通信手段を介して受け付けたときには、ユー
ザの要求に応じてユーザの所在地に限らず任意の地域の
花粉量情報を提供すると共に当該ユーザへ課金する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】更に、本発明によれば、ユーザから花粉情
報要求情報を受け付けた場合、ユーザの位置または該位
置に最も近い地域の花粉量情報を花粉情報データベース
から検索し、通信手段を介してユーザに提供するので、
ユーザは自分が現在存在する地域における花粉情報を迅
速に取得することができ、花粉症がひどくなる前に花粉
に対する予防などを確実に行なうことができる。更に、
本発明によれば、ユーザからのアクセスが通信手段を介
して受け付けた場合、ユーザの要求に応じて要求された
任意の地域の花粉情報を広告提供者から提供された広告
情報と共に提供すると共に当該広告情報を提供する広告
提供者へ課金するので、ユーザへの情報提供に伴う課金
を軽減または無くすることができる。請求項14記載の
本発明にあっては、複数の地域において飛散する花粉に
係る花粉情報に基づいて花粉の飛散が予想される地域の
花粉量に係る花粉量情報を求め、ユーザからのアクセス
を通信手段を介して受け付けたときには、ユーザの要求
に応じて花粉量情報を提供することで当該ユーザへ課金
することができる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の地域において飛散する花粉量を検
    出して複数の地域の花粉量情報を生成し、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集し、 この収集した複数の地域の花粉量情報に対して地域毎お
    よび時間毎の積分処理および平均化処理を含む統計的な
    情報処理を行ない、 この情報処理した花粉量情報を前記検出した生の花粉量
    情報とともに花粉情報データベースに蓄積し、 この蓄積した花粉量情報を通信手段を介して提供するこ
    とを特徴とする花粉情報提供方法。
  2. 【請求項2】 複数の地域において飛散する花粉量を検
    出して複数の地域の花粉量情報を生成し、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集し、 この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報
    を生成した日時情報とともに蓄積し、 この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日
    時情報の関数として情報処理し、 この情報処理した結果に基づいて各地域における花粉量
    が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の
    多い花粉増大状態であるかを判断し、 この判断した各地域毎の花粉少量状態および花粉増大状
    態をそれぞれ各地域毎の花粉少量情報および花粉増大情
    報として通信手段を介して提供することを特徴とする花
    粉情報提供方法。
  3. 【請求項3】 複数の地域において飛散する花粉量を検
    出して複数の地域の花粉量情報を生成し、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集し、 この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報
    を生成した日時情報とともに蓄積し、 この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日
    時情報の関数として情報処理し、 この情報処理した結果に基づいて各地域における花粉量
    が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の
    多い花粉増大状態であるかを判断し、 この判断した各地域毎の花粉少量状態および花粉増大状
    態に基づいて花粉の少ない地域と花粉の多い地域を地図
    化した花粉分布エリア情報および花粉の少ない地域と花
    粉の多い地域の境界を示す花粉境界情報を生成し、 この生成した花粉分布エリア情報および花粉境界情報を
    通信手段を介して提供することを特徴とする花粉情報提
    供方法。
  4. 【請求項4】 複数の地域において飛散する花粉量を検
    出して複数の地域の花粉量情報を生成し、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集し、 この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報
    を生成した日時情報とともに蓄積し、 この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日
    時情報の関数として情報処理し、 この情報処理した結果に基づいて生成した各地域におけ
    る花粉量を複数の花粉量段階のうちの該当する花粉量段
    階に分類して、各地域の花粉量段階として花粉情報デー
    タベースに蓄積し、 ユーザからの通信手段を介したアクセスを受け付けて、
    該ユーザから入力されるユーザID情報、ユーザ指定の
    地域名情報、および複数の花粉量段階に対するユーザの
    複数の花粉症状段階からなる対応表を受け付けて個人情
    報データベースに格納しておき、 前記ユーザ指定の地域名情報に基づいて前記花粉情報デ
    ータベースを検索し、該ユーザ指定地域における花粉量
    段階を取得し、 前記ユーザID情報に基づいて前記個人情報データベー
    スを検索し、該ユーザの前記対応表を読み出し、 この読み出した対応表から前記ユーザ指定地域における
    花粉量段階に対する花粉症状段階を取得し、この花粉症
    状段階を花粉警告情報として通信手段を介してユーザに
    通知することを特徴とする花粉情報提供方法。
  5. 【請求項5】 複数の地域において飛散する花粉量を検
    出して複数の地域の花粉量情報を生成し、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集し、 この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報
    を生成した日時情報とともに蓄積し、 この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日
    時情報の関数として情報処理し、 この情報処理した結果に基づいて各地域における花粉量
    が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の
    多い花粉増大状態であるかを判断し、 この判断した各地域毎の花粉少量状態および花粉増大状
    態をそれぞれ各地域毎の花粉少量情報および花粉増大情
    報として花粉情報データベースに蓄積し、 ユーザからの通信手段を介したアクセスに応答し、該ユ
    ーザから入力されるユーザID情報およびユーザ指定の
    地域名情報を受け付けて個人情報データベースに格納し
    ておき、 前記各地域における花粉量が花粉量の少ない花粉少量状
    態であるかまたは花粉量の多い花粉増大状態であるかに
    ついての判断を新たに検出した花粉量に対して行なった
    結果、花粉少量状態または花粉増大状態が前記花粉情報
    データベースに格納されている花粉少量状態または花粉
    増大状態と異なって変化している場合、 この変化した花粉少量状態または花粉増大状態で当該変
    化した地域の花粉情報データベースの内容を更新すると
    ともに、この変化した地域名で前記個人情報データベー
    スを検索して、該地域名に一致するすべてのユーザ指定
    の地域名のユーザID情報を取得し、 この取得したユーザIDのユーザにユーザ指定地域の花
    粉少量状態または花粉増大状態が変化したことを通信手
    段を介して通知することを特徴とする花粉情報提供方
    法。
  6. 【請求項6】 ユーザからの通信手段を介したアクセス
    に応答して該ユーザから花粉情報要求情報を受け付けた
    場合、当該ユーザの予め登録されている位置または自動
    的に検出した位置に基づいて当該位置または当該位置に
    最も近い地域の花粉量情報を前記花粉情報データベース
    から検索し、 この検索した花粉量情報を通信手段を介してユーザに提
    供することを特徴とする請求項1記載の花粉情報提供方
    法。
  7. 【請求項7】 複数の地域において飛散する花粉量を検
    出して複数の地域の花粉量情報を生成する検出手段と、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集する収集手段と、 この収集した複数の地域の花粉量情報に対して地域毎お
    よび時間毎の積分処理および平均化処理を含む統計的な
    情報処理を行なう情報処理手段と、 この情報処理した花粉量情報を前記検出した生の花粉量
    情報とともに蓄積する花粉情報データベースと、 この蓄積した花粉量情報を通信手段を介して提供する提
    供手段とを有することを特徴とする花粉情報提供システ
    ム。
  8. 【請求項8】 複数の地域において飛散する花粉量を検
    出して複数の地域の花粉量情報を生成する検出手段と、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集する収集手段と、 この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報
    を生成した日時情報とともに蓄積する花粉情報データベ
    ースと、 この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日
    時情報の関数として情報処理する情報処理手段と、 この情報処理した結果に基づいて各地域における花粉量
    が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の
    多い花粉増大状態であるかを判断する花粉量判断手段
    と、 この判断した各地域毎の花粉少量状態および花粉増大状
    態をそれぞれ各地域毎の花粉少量情報および花粉増大情
    報として通信手段を介して提供する提供手段とを有する
    ことを特徴とする花粉情報提供システム。
  9. 【請求項9】 複数の地域において飛散する花粉量を検
    出して複数の地域の花粉量情報を生成する検出手段と、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集する収集手段と、 この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報
    を生成した日時情報とともに蓄積する花粉情報データベ
    ースと、 この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日
    時情報の関数として情報処理する情報処理手段と、 この情報処理した結果に基づいて各地域における花粉量
    が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の
    多い花粉増大状態であるかを判断する花粉量判断手段
    と、 この判断した各地域毎の花粉少量状態および花粉増大状
    態に基づいて花粉の少ない地域と花粉の多い地域を地図
    化した花粉分布エリア情報および花粉の少ない地域と花
    粉の多い地域の境界を示す花粉境界情報を生成する花粉
    分布/境界情報生成手段と、 この生成した花粉分布エリア情報および花粉境界情報を
    通信手段を介して提供する提供手段とを有することを特
    徴とする花粉情報提供システム。
  10. 【請求項10】 複数の地域において飛散する花粉量を
    検出して複数の地域の花粉量情報を生成する検出手段
    と、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集する収集手段と、 この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報
    を生成した日時情報とともに蓄積する花粉情報データベ
    ースと、 この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日
    時情報の関数として情報処理する情報処理手段と、 この情報処理した結果に基づいて生成した各地域におけ
    る花粉量を複数の花粉量段階のうちの該当する花粉量段
    階に分類して、各地域の花粉量段階として蓄積する花粉
    情報データベースと、 ユーザからの通信手段を介したアクセスを受け付けて、
    該ユーザから入力されるユーザID情報、ユーザ指定の
    地域名情報、および複数の花粉量段階に対するユーザの
    複数の花粉症状段階からなる対応表を受け付けて格納す
    る個人情報データベースと、 前記ユーザ指定の地域名情報に基づいて前記花粉情報デ
    ータベースを検索し、該ユーザ指定地域における花粉量
    段階を取得する花粉量段階取得手段と、 前記ユーザID情報に基づいて前記個人情報データベー
    スを検索し、該ユーザの前記対応表を読み出す対応表読
    出し手段と、 この読み出した対応表から前記ユーザ指定地域における
    花粉量段階に対する花粉症状段階を取得し、この花粉症
    状段階を花粉警告情報として通信手段を介してユーザに
    通知する花粉警告情報通知手段とを有することを特徴と
    する花粉情報提供システム。
  11. 【請求項11】 複数の地域において飛散する花粉量を
    検出して複数の地域の花粉量情報を生成する検出手段
    と、 この生成された複数の地域の花粉量情報を通信手段を介
    して収集する収集手段と、 この収集した複数の地域の花粉量情報を、該花粉量情報
    を生成した日時情報とともに蓄積する花粉情報データベ
    ースと、 この蓄積された複数の地域の花粉量情報を各地域毎に日
    時情報の関数として情報処理する情報処理手段と、 この情報処理した結果に基づいて各地域における花粉量
    が花粉量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の
    多い花粉増大状態であるかを判断する花粉量判断手段
    と、 この判断した各地域毎の花粉少量状態および花粉増大状
    態をそれぞれ各地域毎の花粉少量情報および花粉増大情
    報として蓄積する花粉情報データベースと、 ユーザからの通信手段を介したアクセスに応答し、該ユ
    ーザから入力されるユーザID情報およびユーザ指定の
    地域名情報を受け付けて格納する個人情報データベース
    と、 前記花粉量判断手段による各地域における花粉量が花粉
    量の少ない花粉少量状態であるかまたは花粉量の多い花
    粉増大状態であるかについての判断を前記検出手段で新
    たに検出した花粉量に対して行なった結果、花粉少量状
    態または花粉増大状態が前記花粉情報データベースに格
    納されている花粉少量状態または花粉増大状態と異なっ
    て変化している場合、この変化した花粉少量状態または
    花粉増大状態で当該変化した地域の花粉情報データベー
    スの内容を更新するとともに、この変化した地域名で前
    記個人情報データベースを検索して、該地域名に一致す
    るすべてのユーザ指定の地域名のユーザID情報を取得
    するユーザID取得手段と、この取得したユーザIDの
    ユーザにユーザ指定地域の花粉少量状態または花粉増大
    状態が変化したことを通信手段を介して通知する花粉状
    態変化通知手段とを有することを特徴とする花粉情報提
    供システム。
  12. 【請求項12】 ユーザからの通信手段を介したアクセ
    スに応答して該ユーザから花粉情報要求情報を受け付け
    た場合、当該ユーザの予め登録されている位置または自
    動的に検出した位置または当該位置に最も近い地域の花
    粉量情報を前記花粉情報データベースから検索する検索
    手段と、 この検索した花粉量情報を通信手段を介してユーザに提
    供する手段とを有することを特徴とする請求項7記載の
    花粉情報提供システム。
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