JP2011033400A - 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の要素が原因となってユーザに発現する現象について、ユーザに対して、該現象の発現の注意を促すための確度の高い情報を提供することを課題とする。
【解決手段】所定の要素を原因とする現象がユーザに発現するか否かを判断するための、所定の要素の閾値をユーザ毎に保持する保持部21と、ユーザにおいて実際に現象が発現した際の、発現場所および発現日時における、要素の実測値を取得する情報取得部23と、取得された実測値に基づいて閾値を更新する閾値更新部24と、ユーザの現在または未来の行動に係る場所および日時における、要素の実測値または予測値を取得する情報取得部23と、取得された実測値または予測値が閾値以上である場合に、ユーザが所持する端末に対して通知を送信する送信部25と、を備える環境情報提供装置2とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、地域や時間毎に変化する環境に関する情報を、ユーザの現在の状況または将来の状況に応じて、該ユーザに提供する環境情報提供装置および環境情報提供システムに関する。
従来、中継局において収集した花粉情報を記録しておき、ユーザ端末からの要求に応じて、該ユーザ端末からの要求を中継した最寄りの中継局の花粉情報とその周囲の中継局の花粉情報とを、周辺花粉情報としてユーザ端末へ送信する情報処理システムがある(特許文献1を参照)。
また、携帯電話の発信位置を中継局によって特定し、携帯電話の位置の紫外線量に対応する日焼け等の健康情報を提供する情報処理システムがあり(特許文献2を参照)、花粉量情報を地域毎に蓄積し、花粉量段階とユーザの花粉症状段階との対応表を保持し、ユーザ指定地域における花粉量段階に対応する花粉症状段階を警報としてユーザに通知する花粉情報提供システムがある(特許文献3を参照)。
特開2001−44913号公報 特開2002−358590号公報 特開2002−157511号公報
従来、花粉の飛散量若しくは空中花粉濃度や、紫外線の量、エアロゾル量等、環境に関連する情報をセンシングし、必要に応じてユーザに通知するシステムが提案されている。このようなシステムによれば、花粉や紫外線、エアロゾル等の所定の要素を原因としてユーザに発現する現象(例えば、花粉症や、日焼け、紫外線アレルギー、喘息等)について、ユーザに注意を促すための通知を行うことが出来る。
しかし、このような現象が発現するための条件は、ユーザによって個人差がある。例えば、花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、鼻閉、目のかゆみ、むずむず等)をユーザに発現させる要素となる花粉の飛散量若しくは空中花粉濃度は、ユーザ毎に異なり、また、同一ユーザであっても、花粉曝露量の積算量や体調によって、症状を発現させる花粉の飛散量若しくは空中花粉濃度は時間とともに変化する。このため、単に花粉等の所定の要素をセンシングし、その結果に基づいてユーザに警報を送信するのみでは、ユーザの注意を適切に喚起することが出来ない、ユーザに対して通知が行われたものの症状が発現しない、通知が行われずに症状が発現する、等の問題が発生する虞がある。
本発明は、上記した問題に鑑み、所定の要素が原因となってユーザに発現する現象について、ユーザに対して、該現象の発現の注意を促すための確度の高い情報を提供することを課題とする。
本発明は、所定の現象の発現に係る通知が送信されるべきか否かをユーザ毎の異なる条件に従って判断し、且つこの条件を前記現象の実際の発現に応じて更新することで、所定
の要素が原因となってユーザに発現する現象について、ユーザに対して、該現象の発現の注意を促すための確度の高い情報を提供することを可能とした。
詳細には、本発明は、所定の要素を原因とする現象がユーザに発現するか否かを判断するための、該所定の要素の閾値をユーザ毎に保持する保持手段と、ユーザにおいて実際に前記現象が発現した際の、発現場所および発現日時を含む現象発現報告を受信する受信手段と、前記現象発現報告に示された発現場所および発現日時における、前記要素の実測値を取得する閾値設定用情報取得手段と、前記閾値設定用情報取得手段によって取得された前記要素の実測値に基づいて、前記保持手段によって保持されている、前記現象発現報告に係るユーザに関連付けられた前記閾値を更新する閾値更新手段と、ユーザの現在または未来の行動に係る場所および日時における、前記要素の実測値または予測値を取得する通知判定用情報取得手段と、前記通知判定用情報取得手段によって取得された実測値または予測値が、前記行動に係るユーザに関連付けられた前記閾値以上である場合に、該ユーザが所持する端末に対して、前記現象についての通知を送信する送信手段と、を備える、環境情報提供装置である。
ここで、本発明にいう現象としては、例えば花粉症、日焼け、紫外線アレルギー、喘息等が挙げられ、その原因となる所定の要素としては、花粉の飛散量若しくは空中花粉濃度、紫外線量、エアロゾル量、等が挙げられる。但し、本発明に係る環境情報提供装置は、地域や時間毎に変化する環境に関する情報を、ユーザの現在の状況または将来の状況に応じて、該ユーザに提供するものであればよく、対象となる現象やその原因となる要素は、上記例示したものに限定されない。
本発明に係る環境情報提供装置は、所定の要素を原因とする現象がユーザに発現するか否かを判断し、該現象の発現の虞があると判断した場合に、ユーザに通知を行う、環境情報提供装置である。本発明に係る環境情報提供装置は、前記現象の発現の虞を、閾値を基準として判断する。
判断の基準となる閾値は、保持手段によって保持されるが、通常、アレルギー症状等の現象の発現のし易さは一定ではなく、長期または短期の時間の経過とともに変動することがあり得る。このため、本発明では、保持手段によって保持される閾値は、閾値更新手段によって更新される。閾値更新手段は、ユーザにおいて実際に現象が発現した際の、発現場所および発現日時における実測値に基づいて、閾値を更新する。即ち、本発明によれば、閾値が現象の発現(例えば、花粉症におけるくしゃみ、鼻水、鼻閉、目のかゆみ、むずむず、等)に応じて随時更新されることで、現象発現の虞を判定するための閾値を、ユーザ毎に適切な値に保つことが出来る。本発明に係る環境情報提供装置によれば、このようにして適切な値に管理された閾値を用いて現象発現の虞が判定されるため、ユーザに対して、該現象の発現の注意を促すための確度の高い通知を行い、ユーザの注意を適切に喚起することが可能である。
また、本発明において、前記閾値更新手段は、前記閾値設定用情報取得手段によって取得された前記要素の実測値を、前記保持手段によって現在保持されている前記閾値と比較して、取得された実測値が該閾値より低い場合に、取得された実測値を新たな閾値として閾値を更新してもよい。
通常、花粉症等の症状は、花粉の飛散開始後、時間が経過するにつれてユーザの花粉に対する敏感度が上がり、症状が発現し易くなる。このため、閾値設定用情報取得手段によって取得された実測値と現在の閾値とを比較して、取得された実測値が現在の閾値より低い場合に、取得された実測値を新たな閾値とすることが好ましい。これによって、花粉が飛散する時期に閾値が高いまま維持されてしまい、ユーザにおいて現象が発現する虞があ
るのに、通知がなされないといった状況が発生することを防止することが出来る。
また、本発明において、前記通知判定用情報取得手段は、ユーザが所持する端末によって特定された現在位置を、ユーザの現在の行動に係る場所とし、該場所および現在日時における前記要素の実測値を取得してもよい。
なお、ユーザ端末が現在位置を特定するための具体的な情報としては、GPS(Global Positioning System)を用いて取得される位置情報や、携帯電話端末の通信に用いられる基地局の設置位置情報、無線LAN(Local Area
Network)通信に用いられるアクセスポイントの設置位置情報、またはこれらの情報の組み合わせ、等を用いることが出来る。
また、本発明において、前記通知判定用情報取得手段は、ユーザのスケジュール情報に基づいて特定された、所定の日時におけるユーザの位置を、ユーザの未来の行動に係る場所とし、該場所および前記所定の日時における前記要素の予測値を取得してもよい。
即ち、本発明に係る環境情報提供装置は、対象ユーザに対して事前に通知を行うか否かを判定するために、スケジュール情報を参照し、所定の日時においてユーザが居るであろう場所を特定する。そして、特定された場所および所定の日時における予測値を取得して、閾値と比較することで、ユーザに対する事前通知の要否を判定する。ユーザは、スケジュール情報を登録するのみで、自分の未来の行動において花粉症等の症状の発現の虞があるか否かを事前に知ることが出来る。
また、本発明において、前記通知判定用情報取得手段は、ユーザの過去の行動履歴情報に基づいて予測された、所定の日時におけるユーザの位置を、ユーザの未来の行動に係る場所とし、該場所および前記所定の日時における前記要素の予測値を取得してもよい。
このような方法によれば、ユーザによるスケジュール登録がない場合であっても、ユーザに対して事前に花粉症等の症状の発現の虞があるか否かを通知することが出来る。なお、所定の日時におけるユーザの位置は、ユーザの行動履歴に基づいてユーザ行動のパターン(時間帯と場所との組み合わせ)を特定し、未来の日時に当てはめることで予測することが出来る。なお、行動パターンは、日時の属性(平日、休日、季節等)に応じて異なるため、予測したい日時の属性を考慮してユーザの行動履歴を取得し、予測を行うことが好ましい。
更に、本発明は、コンピュータが実行する方法、又はコンピュータに実行させるプログラムとしても把握することが可能である。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、所定の要素が原因となってユーザに発現する現象について、ユーザに対して、該現象の発現の注意を促すための確度の高い情報を提供することが可能となる。
実施形態に係る環境情報提供システムの構成を示す図である。 実施形態に係るコンテンツサーバの機能構成の概略を示す図である。 実施形態においてコンテンツサーバに保持されるユーザデータベースのデータ構成を示す図である。 実施形態に係る閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る、飛散量/空中花粉濃度の予測を伴う情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る、ユーザ行動の予測および飛散量/空中花粉濃度の予測を伴う情報提供処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る環境情報提供装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、環境情報提供装置は、主に、ユーザに対して花粉症に関連する情報を提供するための環境情報提供システム1の一部として用いられるが、本発明に係る環境情報提供装置は、環境に関連する様々な情報をユーザに提供するために用いることが可能である。特に、本発明に係る環境情報提供装置は、所定の要素を原因として症状が発現するような現象の情報、例えば、日焼け、紫外線アレルギー、喘息等に関連する情報を提供するための環境情報提供システムの一部として用いられてもよい。
<システムの構成>
図1は、本実施形態に係る環境情報提供システム1の構成を示す図である。本実施形態に係る環境情報提供システム1は、センサ5と、測定データ収集装置4と、データサーバ3と、コンテンツサーバ2(本発明の環境情報提供装置に相当する)とを備え、コンテンツサーバ2は、有線および無線のネットワークを介してユーザの所持する携帯端末9と通信可能な状態となっている。
なお、本実施形態に係るコンテンツサーバ2、データサーバ3、および測定データ収集装置4は、何れも、CPU(Central Processing Unit)11a、11b、11c、RAM(Random Access Memory)13a、13b、13c、ROM(Read Only Memory)12a、12b、12c、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置14a、14b、14c、通信ユニット15a、15b、15c、等を備えるコンピュータである。
センサ5は、互いに離れた複数の地点に設置されることで、該地点を含む複数の地域における環境関連情報をセンシングする。具体的には、本実施形態におけるセンサ5は、少なくとも大気中に飛散する花粉をセンシング可能な花粉センサを含む。但し、花粉の他にも、降水量や気温、湿度、気圧、風向/風速等の気象情報、紫外線、エアロゾル等、のうち何れか1つ以上をセンシング可能なセンサが更に含まれてもよい。
測定データ収集装置4は、センサ5に夫々接続されることで、センサ5によってセンシングされた各種の環境関連情報(例えば、降水量や気温、湿度、気圧、風向/風速等の気象情報、花粉の飛散量/空中花粉濃度、紫外線量、エアロゾル量、等)を測定データとして収集する。ここで、センサ5は、目的とする環境関連情報の取得に適した地点に設けられることが好ましい。例えば、花粉の飛散量/空中花粉濃度を測定するためのセンサ5は、基地局や中継函、ビルの屋上、自動販売機、ガソリンスタンド、駅、等の風通しのよい場所に設けられてよい。但し、センサ5および測定データ収集装置4の設置位置は、上記例示された場所に限定されず、ユーザの行動範囲や、スギ林等の花粉発生地に設置されることが好ましい。なお、収集された測定データは、通信のための回線網を、測定データ収集のためのネットワークとして用いてデータサーバ3へ送られる。
データサーバ3は、測定データ収集装置4によって収集及び送信された測定データを蓄積するためのサーバである。具体的には、データサーバ3は、測定値データベースを管理するコンピュータであり、測定値データベースには、花粉の飛散量/空中花粉濃度を含む各種環境関連情報が、測定地点(センサ5の設置場所)および測定日時と関連付けられて蓄積される。また、測定値データベースに含まれる測定データは、コンテンツサーバ2からの求めに応じてデータサーバ3から提供されるか、または、データサーバ3からコンテンツサーバ2に対して自動的に提供される。
コンテンツサーバ2は、ユーザが所有する携帯端末9に対して、各種のコンテンツを提供するためのサーバである。本実施形態に係るコンテンツサーバ2は、花粉飛散量/空中花粉濃度の実測値または予測値に基づいて、ユーザにアラート(警報)を送信することで、本発明に係る環境情報提供装置として機能する。
本実施形態において、携帯端末9は、携帯電話網を介して通信可能な移動機であり、GPSおよび/または通信中の基地局等から取得した情報に基づいて、現在位置を特定する機能を備える。また、本実施形態において、携帯端末9には、環境情報提供システムによる情報提供サービスを受けるためのアプリケーションがインストールされており、このアプリケーションによって、携帯端末9は、コンテンツサーバとの間で情報を送受信する機能、および後述する自動トラッキング機能を有する端末として動作する。但し、ユーザの所有する端末には、通信機能を備えたその他の情報処理端末が用いられてもよい。
図2は、本実施形態に係るコンテンツサーバ2の機能構成の概略を示す図である。コンテンツサーバ2は、記憶装置14aに記録されている環境情報提供用プログラムが、RAM13aに読み出され、CPU11aによって実行されることで、保持部21と、受信部22と、情報取得部23と、閾値更新部24と、送信部25と、ユーザ行動予測部26と、飛散量/濃度予測部27と、判定部28と、を備える環境情報提供装置として機能する。なお、本実施形態では、環境情報提供装置の備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11aによって実行されるが、これらの機能の一部または全部は、1または複数の専用プロセッサによって実行されてもよい。
図3は、本実施形態においてコンテンツサーバ2に保持されるユーザデータベースのデータ構成を示す図である。ユーザデータベースは、コンテンツサーバ2の保持部21によって、記憶装置14aに記録されることで保持される(図1を参照)。具体的には、ユーザデータベースには、ユーザ識別情報に関連付けられて、ユーザ毎のレコードが蓄積される。ユーザレコードには、ユーザの個人情報(名前、住所、電話番号等)と、従来の症状(くしゃみ、鼻水、鼻閉、目のかゆみ、むずむず等)と、従来の対策(使用している薬の種類等)と、初期症状情報(シーズンにおいて初めて症状が発現した日時および場所)と、随時症状情報(シーズン中に症状が発現した日時および場所)と、該ユーザにとって花粉飛散量/空中花粉濃度がこの値を超えると症状が発現すると考えられる閾値と、が記録される。
<処理の流れ>
次に、本実施形態に係る環境情報提供システム1によって実行される処理の流れを、フローチャートを用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る閾値設定処理は、ユーザの所有する携帯端末9から、初期登録のリクエストが送信されたことを契機として開始される。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および処理順序は、本発明を実施するための一例である。具体的な処理内容および処理順序は、本発明の実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
ステップS101およびステップS102では、初期登録のリクエストおよび初期登録に必要な情報の送受信、および初期登録処理が行われる。初期登録のリクエストには、ユーザの識別情報の他、ユーザの個人情報、花粉症における従来の症状、花粉症に対する従来の対策、等が含まれる。ユーザ所有の携帯端末9から送信された初期登録のリクエストが受信部22によって受信されると、コンテンツサーバ2は、ユーザデータベース中に、リクエストに係るユーザのレコードを作成し、リクエストに含まれる情報に基づいて、個人情報、従来の症状および従来の対策を登録する。ユーザデータベース中のレコードは、ユーザ識別情報に関連づけて記録されており、システムの要求に応じて読み出すことが可能である。初期登録が完了すると、コンテンツサーバ2は、ステップS103の初期報告を待つ。
ステップS103からステップS106では、初期報告が送受信され、ユーザに対して花粉症の症状が現れる可能性が高いことを通知するアラートのための閾値が設定される。ユーザは、初期登録後、くしゃみ、鼻水、鼻閉、目のかゆみ、むずむず等の初期症状が、現在の年の1月1日以降で最初に発現した発現日時および発現場所を示す情報を含む初期報告を、ユーザの識別情報とともに携帯端末9からコンテンツサーバ2に送信する(ステップS103)。なお、本実施形態では、初期報告の基準となる日を1月1日としているが、これに代えて、花粉症シーズンの開始日や、花粉の飛散開始日を、初期報告の基準となる日としてもよい。
なお、初期症状の発現直後に初期報告が行われる場合には、携帯端末9は、初期報告に含まれる発現日時として、現在日時を自動的に設定し、発現場所として、携帯端末9に搭載されたGPSまたは通信中の基地局によって特定された現在位置を自動的に設定してもよい。但し、初期症状の発現が一定時間以上過去である場合には、ユーザは、携帯端末9において初期症状の発現場所および発現日時を入力し、コンテンツサーバ2へ送信する操作を行う。
コンテンツサーバ2の受信部22は、携帯端末9から送信された初期報告を受信する(ステップS104)。そして、コンテンツサーバ2の情報取得部23は、初期報告に含まれる、初期症状が発現した日時及び場所を検索キーとして、データサーバ3に花粉飛散量/空中花粉濃度の実測値を要求する(ステップS105)。即ち、情報取得部23は、データサーバ3に対して、ユーザの初期症状が発現した場所の、発現日時における花粉飛散量/空中花粉濃度のデータを要求する。要求を受けたデータサーバ3は、測定値データベースから、要求に係る場所及び日時の花粉飛散量/空中花粉濃度を読み出し、コンテンツサーバ2に送信する。
コンテンツサーバ2は、初期症状が発現した場所の、発現日時における花粉飛散量/空中花粉濃度をデータサーバ3から取得すると、ユーザデータベースにおける、ステップS104で受信したユーザのレコードに、データサーバ3から取得した花粉飛散量/空中花粉濃度を、該当するユーザに花粉症の症状が発現する花粉飛散量/空中花粉濃度の閾値として記録する(ステップS106)。また、コンテンツサーバ2は、ユーザデータベースにおける、ステップS104で受信したユーザのレコードに、初期症状情報として、初期報告に含まれる発現日時および発現場所を記録する。閾値の初期設定が完了すると、以後、コンテンツサーバ2は、ステップS107の随時報告に応じて、随時症状の記録及び閾値の更新を行う。
ステップS107からステップS111では、随時報告が送受信され、閾値が更新される。ユーザは、初期報告後、くしゃみ、鼻水、鼻閉、目のかゆみ、むずむず等の随時症状が発現すると、携帯端末9を用いて、随時症状が発現した日時および場所を示す情報を含
む随時報告を、ユーザの識別情報とともにコンテンツサーバ2に送信する(ステップS107)。なお、随時症状の発現直後に随時報告が行われる場合に、現在日時を自動的に発現日時として設定し、現在位置をGPSまたは通信中の基地局によって特定し、自動的に発現場所として設定してもよいことは、初期報告の場合と同様である。
コンテンツサーバ2の受信部22は、携帯端末9から送信された随時報告を受信する(ステップS108)。そして、コンテンツサーバ2は、随時報告のユーザ識別情報が示すユーザのレコードに、随時症状情報として、随時報告に含まれる発現日時および発現場所を記録する。また、コンテンツサーバ2の情報取得部23は、随時報告に含まれる、随時症状が発現した日時及び場所を検索キーとして、データサーバ3に対して、ユーザの随時症状が発現した場所の、発現日時における花粉飛散量/空中花粉濃度の実測値を要求する(ステップS109)。要求を受けたデータサーバ3は、測定値データベースから、要求に係る場所及び日時の花粉飛散量/空中花粉濃度を読み出し、コンテンツサーバ2に送信する。
コンテンツサーバ2の判定部28は、随時症状が発現した場所の、発現日時における花粉飛散量/空中花粉濃度をデータサーバ3から取得すると、データサーバ3から取得した花粉飛散量/空中花粉濃度と、該当するユーザのレコードに設定されている現在の閾値と、を比較する(ステップS110)。取得した花粉飛散量/空中花粉濃度(即ち、最新の随時報告においてユーザに症状が現れた場合の実際の花粉飛散量/空中花粉濃度)が、現在の閾値以上である場合、閾値の更新は行われない。これに対して、取得した花粉飛散量/空中花粉濃度が、現在の閾値よりも小さい場合、コンテンツサーバ2の閾値更新部24は、取得した花粉飛散量/空中花粉濃度をもって、閾値を更新する(ステップS111)。この更新処理以降も、コンテンツサーバ2は、ユーザの携帯端末9から随時報告が受信される度に閾値の更新の要否を判定し、必要であれば閾値の更新を行う。但し、実施の形態によっては、現在の閾値との比較を行うことなく、最新の発現場所、発現日時における花粉飛散量/空中花粉濃度をもって、閾値の更新を行うこととしてもよい。
ユーザの花粉に対する敏感度は、花粉の飛散開始後徐々に上がっていくと考えられ、症状が発現する飛散量/空中花粉濃度は徐々に低い値になっていくことが考えられる。また、アレルギー症状の強さは一定ではなく、時間(長期または短期)の経過とともに変動することがあり得る。この場合、症状が発現する飛散量/空中花粉濃度が変動する可能性がある。このような問題に対して、本実施形態に係る環境情報提供装置によれば、随時報告の結果に従って閾値を更新することで、常に最新のユーザの敏感度に対応したアラートの要否判定およびアラート送信をすることが可能である。但し、常に低い方の閾値が採用される場合、体調が通常時と比較して悪い状態にあるときに行った随時報告によって、閾値が必要以上に低く設定されてしまう虞がある。このため、コンテンツサーバ2は、携帯端末9から送信される閾値リセット要求や閾値変更要求等を受け付けることで、閾値の初期化または変更を行ってもよい。
なお、上記説明した初期登録、初期報告および随時報告等における、携帯端末9とコンテンツサーバ2との間の情報送受信方法には、様々な方法を採用することが出来る。例えば、コンテンツサーバ2が提供するWebページにアクセスした携帯端末9から、CGI等の仕組みを用いて情報を送受信することとしてもよいし、電子メールを介して情報を送受信することとしてもよい。
次に、図5から図7を用いて、ユーザの携帯端末9に対してアラート通知を行うための情報提供処理の流れを説明する。
図5は、本実施形態に係る情報提供処理の流れを示すフローチャートである。本実施形
態に係る情報提供処理は、コンテンツサーバ2によって、一定時間毎に定期的に実行されるか、または設定日時に自動的に実行される。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および処理順序は、本発明を実施するための一例である。具体的な処理内容および処理順序は、本発明の実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
ステップS201およびステップS202では、ユーザの現在地が取得され、ユーザの現在地における花粉飛散量/空中花粉濃度が取得される。本実施形態において用いられる携帯端末9には、自動トラッキング機能が搭載されており、携帯端末9は、GPSおよび/または通信中の基地局を用いて現在位置情報を自動測位し、コンテンツサーバ2に対して自動送信する。自動測位は、通信対象の基地局切替のタイミングや、携帯端末9に搭載された加速度センサで端末が移動したと判定されたタイミングで実行されてもよいし、定期的(例えば、5分間隔)に実行されてもよい。なお、この自動トラッキング機能は、携帯端末9において常にバックグラウンドで動作していることが好ましい。また、自動トラッキング機能は、携帯端末9に提供されるアプリケーションによって提供されてよい。そして、コンテンツサーバ2には、ユーザの携帯端末9から自動送信された、携帯端末9の現在位置情報が定期的に登録されている。コンテンツサーバ2は、この定期的に登録される携帯端末9の位置情報を参照することで、ユーザの現在位置を取得する(ステップS201)。但し、ユーザの現在位置情報の通知は、自動トラッキング機能によらずに、携帯端末9にインストールされたトラッキング用のアプリケーションをユーザが操作することによって行われてもよい。例えば、ユーザは、トラッキング用のアプリケーションを起動し、場所を移動する毎に、「現在位置の検出および通知」機能に割り当てられた操作を行うことで、現在位置情報をコンテンツサーバ2に通知することが出来る。
コンテンツサーバ2の情報取得部23は、取得されたユーザの現在位置が含まれる地域の現在の花粉飛散量/空中花粉濃度を、データサーバ3に要求する(ステップS202)。データサーバ3は、コンテンツサーバ2からの花粉飛散量/空中花粉濃度の取得要求を受けると、該当する地域を含む地点に設置されたセンサ5から測定データを収集する測定データ収集装置4から報告された、最新の花粉飛散量/空中花粉濃度を、コンテンツサーバ2に返信する。コンテンツサーバ2は、データサーバ3によって送信された花粉飛散量/空中花粉濃度を、ユーザの現在地における現在の花粉飛散量/空中花粉濃度として取得する。その後、処理はステップS203へ進む。
ステップS203およびステップS204では、アラートの送信要否が判定され、必要であればアラートが送信される。ステップS202において、ユーザの現在地における現在の花粉飛散量/空中花粉濃度が取得されると、コンテンツサーバ2の判定部28は、ユーザの閾値をユーザデータベースから読み出し、この閾値と、取得した花粉飛散量/空中花粉濃度と、を比較する(ステップS203)。比較の結果、取得された花粉飛散量/空中花粉濃度が閾値を下回る場合、アラートは送信されず、本フローチャートに示された処理は終了する。これに対して、取得された花粉飛散量/空中花粉濃度が閾値以上である場合、コンテンツサーバ2の送信部25は、花粉症の症状がユーザに発現する可能性が高いことを知らせるためのアラートを作成し、該当ユーザの携帯端末9に対して送信する(ステップS204)。アラートが送信されると、本フローチャートに示された処理は終了する。なお、本フローチャートに示された処理は、定期的に(例えば、1時間おきに)繰り返し実行される。
なお、コンテンツサーバ2によって作成されるアラートには、場所と日時が示され、更に、ユーザに対して、花粉症の症状が発現する虞があることを通知するメッセージが含まれる。但し、アラートの具体的な内容には、実施の形態に応じて最適と考えられるものが適宜用いられてよい。
本実施形態に係る環境情報提供装置によれば、ユーザの現在地における花粉の飛散量/空中花粉濃度と、ユーザにおいて花粉症の症状が発現する閾値と、を比較して、現在地・現在日時でユーザに症状が発現する虞があるか否かを判定し、ユーザに通知を送信することが出来る。また、図4に示された処理によって、判定のための閾値は常に最新の状態に保たれているため、ユーザの現在の状態(体調等)に即したアラートを行うことが可能である。なお、上記説明した情報提供処理では、ユーザの現在位置における現在時刻の飛散量/空中花粉濃度に基づいてアラートの要否が判定されたが、これに代えて、ユーザが予め登録した地点の現在の花粉飛散量/空中花粉濃度に基づいてアラートの要否を判定することとしてもよい。
また、図5を用いて説明した情報提供処理では、ユーザに対して現時点の飛散量/空中花粉濃度に係るアラート通知を行うこととしているが、このようなアラートに代えて、ユーザの未来の行動、即ち、現在よりも一定時間以上未来の日時においてユーザが居ると考えられる場所について、ユーザに対して事前にアラート通知を行うこととしてもよい。このような事前アラート通知を行うための情報提供処理について、以下、図6および図7を用いて説明する。
図6は、本実施形態に係る、飛散量/空中花粉濃度の予測を伴う情報提供処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る情報提供処理は、コンテンツサーバ2によって、一定時間毎に定期的に実行されるか、または設定日時に自動的に実行される。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および処理順序は、本発明を実施するための一例である。具体的な処理内容および処理順序は、本発明の実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
ステップS301では、ユーザの行動予定が取得される。本実施形態では、コンテンツサーバ2には、ユーザの携帯端末9やPCにおいて入力されたユーザのスケジュール(行動予定)情報が、ネットワーク経由でアップロードされ、ユーザ識別情報と関連付けられて蓄積されている。コンテンツサーバ2は、この蓄積されたユーザのスケジュール情報を参照することで、ユーザが訪れる場所およびその日時を取得する(ステップS301)。その後、処理はステップS302へ進む。
ステップS302およびステップS303では、ユーザのスケジュール情報から特定された地点および日時における花粉飛散量/空中花粉濃度が予測される。コンテンツサーバ2の情報取得部23は、ステップS301で取得された、ユーザが訪れる場所の、該場所を訪れる日時における花粉飛散量/空中花粉濃度を予測するために必要な情報を、データサーバ3に要求する(ステップS302)。情報取得部23は、花粉飛散量/空中花粉濃度の予測に必要な情報として、例えば、降水量や気温、湿度、気圧、風向/風速等の気象情報(過去の情報および予報情報)、過去の花粉の飛散量/空中花粉濃度、等を要求する。データサーバ3は、コンテンツサーバ2からの情報の取得要求を受けると、測定データ収集装置4から報告されて蓄積された測定データや、気象情報を配信する外部サーバ等から取得して蓄積した過去の気象データおよび予報データ等を、コンテンツサーバ2に返信する。そして、コンテンツサーバ2の飛散量/濃度予測部27は、データサーバ3から取得した環境関連情報に基づいて、ユーザが訪れる場所の、該場所を訪れる日時における花粉飛散量/空中花粉濃度を予測する。但し、花粉飛散量/空中花粉濃度の予測は、コンテンツサーバ2によって行われずに、別途設置された予測サーバ(図示は省略する)によって行われてもよい。花粉飛散量/空中花粉濃度の予測が予測サーバによって行われる場合、コンテンツサーバ2は、ユーザが訪れる場所の、該場所を訪れる日時における予測花粉飛散量/空中花粉濃度を、予測サーバから取得する。
なお、花粉の飛散量/空中花粉濃度の予測には、従来用いられている花粉の飛散量/空
中花粉濃度予測技術を用いることが出来る。例えば、前日の花粉飛散量/空中花粉濃度、発生地より飛来する花粉の量、天候に影響されて変化する飛散量/空中花粉濃度、等を合わせて考慮することで、予測される飛散量/空中花粉濃度を算出することができる。なお、発生地より飛来する花粉の量は、花粉発生地において発生した花粉の量と風向/風速とから予測することが出来る。また、天候による花粉の飛散量/空中花粉濃度への影響としては、例えば、雨天時には花粉が落下して飛散量が減るかまたは空中花粉濃度が下がる、晴天時には落下した花粉が乾燥して舞い上がり易くなる、晴天時に風が吹くと落下していた花粉が舞い上がり飛散量/空中花粉濃度が増える、等がある。なお、落下した花粉は、舞い上げられる際に一部が破壊されることで、アレルゲンを放出する。その他、飛散量/空中花粉濃度の予測には様々な方法が採用されてよい。花粉飛散量/空中花粉濃度の予測が終了すると、処理はステップS304へ進む。なお、本実施形態では、コンテンツサーバ2が予測に必要な環境関連情報を取得し、所定の場所、日時の花粉飛散量/空中花粉濃度を予測することとしているが、このような方法に代えて、コンテンツサーバ2が予測飛散量/空中花粉濃度を外部の予報サーバから取得することとしてもよい。
ステップS304およびステップS305では、アラートの送信要否が判定され、必要であればアラートが送信される。ステップS303において、ユーザが訪れる場所の、該場所を訪れる日時における花粉飛散量/空中花粉濃度が予測されると、コンテンツサーバ2の判定部28は、ユーザの閾値をユーザデータベースから読み出し、この閾値と、予測された花粉飛散量/空中花粉濃度と、を比較する(ステップS304)。比較の結果、予測された花粉飛散量/空中花粉濃度が閾値を下回る場合、アラートは送信されず、本フローチャートに示された処理は終了する。これに対して、予測された花粉飛散量/空中花粉濃度が閾値以上である場合、コンテンツサーバ2の送信部25は、花粉症の症状がユーザに発現する可能性が高いことを知らせるためのアラートを作成し、該当ユーザの携帯端末9に対して送信する(ステップS305)。アラートが送信されると、本フローチャートに示された処理は終了する。
図7は、本実施形態に係る、ユーザ行動の予測および飛散量/空中花粉濃度の予測を伴う情報提供処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る情報提供処理は、コンテンツサーバ2によって、一定時間毎に定期的に実行されるか、または設定日時に自動的に実行される。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および処理順序は、本発明を実施するための一例である。具体的な処理内容および処理順序は、本発明の実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
ステップS401では、ユーザの行動が予測される。本実施形態では、コンテンツサーバ2には、ユーザの携帯端末9の、上記説明した自動トラッキング機能を用いて特定された、携帯端末9の現在位置情報が継続的に登録され、ユーザ識別情報と関連付けられて行動履歴として蓄積されている。自動測位は、通信対象の基地局切替のタイミングや、携帯端末9に搭載された加速度センサで端末が移動したと判定されたタイミングで実行されてもよいし、定期的(例えば、5分間隔)に実行されてもよい。更に、コンテンツサーバ2には、ユーザの携帯端末9やPCにおいて入力されたユーザの過去のスケジュール情報が、ネットワーク経由でアップロードされ、ユーザ識別情報と関連付けられて行動履歴として蓄積されている。コンテンツサーバ2のユーザ行動予測部26は、ユーザ識別情報に基づいて、蓄積されたユーザの行動履歴情報を参照することで、現在日時よりも一定時間以上未来においてユーザが訪れる場所およびその日時を予測する(ステップS401)。その後、処理はステップS402へ進む。
なお、ユーザの行動(所定の日時におけるユーザの位置)は、ユーザの行動履歴に基づいてユーザ行動のパターン(時間帯と場所との組み合わせ)を特定し、未来の日時に当てはめることで予測することが出来る。行動パターンは、日時の属性(平日、休日、季節等
)に応じて異なるため、予測したい日時の属性を考慮してユーザの行動履歴を取得し、行動パターンを学習して予測を行うことが好ましい。例えば、平日における一日のユーザの移動経路を、所定の期間に亘って集計することで、平日における時間帯毎に、ユーザが最も居る確率の高い場所を特定することが出来る。また、ユーザ行動の予測は、ユーザによって登録されているスケジュールも考慮して行うことが出来る。例えば、スケジュールにおいてユーザが2地点間を移動することになっている場合、2地点間の間の場所と、その場所の経過日時を予測することが出来る。
ステップS402およびステップS403では、予測された地点および日時における花粉飛散量/空中花粉濃度が予測される。コンテンツサーバ2の情報取得部23は、ステップS401で予測された、ユーザが訪れる場所の、該場所を訪れる日時における花粉飛散量/空中花粉濃度を予測するために必要な情報を、データサーバ3に要求する(ステップS402)。なお、飛散量/空中花粉濃度の予測処理の内容は、図6に示したステップS302およびステップS303について説明した予測処理と概略同様であるため、説明を省略する。花粉飛散量/空中花粉濃度の予測が終了すると、処理はステップS404へ進む。なお、予測飛散量/空中花粉濃度を外部の予報サーバ等から取得してもよいことは、図6を用いて説明した処理と同様である。
ステップS404およびステップS405では、アラートの送信要否が判定され、必要であればアラートが送信される。アラートの送信要否の判定処理、およびアラートの送信処理の内容は、図6に示したステップS304およびステップS305について説明した処理と概略同様であるため、説明を省略する。アラートが送信されると、本フローチャートに示された処理は終了する。
上記説明した環境情報提供装置によれば、ユーザの未来の行動、即ち、現在よりも一定時間以上未来の日時においてユーザが居ると考えられる場所について、ユーザに対して事前にアラート通知を行うことが可能となる。また、ユーザによってスケジュールが登録されていないような場合であっても、自動的に蓄積されたユーザの行動履歴に基づいてユーザの行動を予測することで、ユーザに対して事前にアラート通知を行うことが出来る。
なお、上記説明した実施形態では、保持部21によって保持された閾値がそのまま用いられるが、ユーザの行動履歴やスケジュール、その他登録された個人情報等に基づいて、ユーザの状況を取得することが可能な場合には、ユーザの状況に応じて閾値が補正されてもよい。例えば、行動履歴やスケジュールに基づいて、ユーザの睡眠時間が不足していると判断出来る場合や、ユーザが現在通院していると判断出来る場合には、ユーザの体調が万全でないと推測出来るため、閾値を下げる補正が行われてもよい。
1 環境情報提供システム
2 コンテンツサーバ(環境情報提供装置)
22 受信部
23 情報取得部
24 閾値更新部
25 送信部
26 ユーザ行動予測部
27 飛散量/濃度予測部
28 判定部

Claims (10)

  1. 所定の要素を原因とする現象がユーザに発現するか否かを判断するための、該所定の要素の閾値をユーザ毎に保持する保持手段と、
    ユーザにおいて実際に前記現象が発現した際の、発現場所および発現日時を含む現象発現報告を受信する受信手段と、
    前記現象発現報告に示された発現場所および発現日時における、前記要素の実測値を取得する閾値設定用情報取得手段と、
    前記閾値設定用情報取得手段によって取得された前記要素の実測値に基づいて、前記保持手段によって保持されている、前記現象発現報告に係るユーザに関連付けられた前記閾値を更新する閾値更新手段と、
    ユーザの現在または未来の行動に係る場所および日時における、前記要素の実測値または予測値を取得する通知判定用情報取得手段と、
    前記通知判定用情報取得手段によって取得された実測値または予測値が、前記行動に係るユーザに関連付けられた前記閾値以上である場合に、該ユーザが所持する端末に対して、前記現象についての通知を送信する送信手段と、
    を備える、環境情報提供装置。
  2. 前記閾値更新手段は、前記閾値設定用情報取得手段によって取得された前記要素の実測値を、前記保持手段によって現在保持されている前記閾値と比較して、取得された実測値が該閾値より低い場合に、取得された実測値を新たな閾値として閾値を更新する、
    請求項1に記載の環境情報提供装置。
  3. 前記通知判定用情報取得手段は、ユーザが所持する端末によって特定された現在位置を、ユーザの現在の行動に係る場所とし、該場所および現在日時における前記要素の実測値を取得する、
    請求項1または2に記載の環境情報提供装置。
  4. 前記通知判定用情報取得手段は、ユーザのスケジュール情報に基づいて特定された、所定の日時におけるユーザの位置を、ユーザの未来の行動に係る場所とし、該場所および前記所定の日時における前記要素の予測値を取得する、
    請求項1または2に記載の環境情報提供装置。
  5. 前記通知判定用情報取得手段は、ユーザの過去の行動履歴情報に基づいて予測された、所定の日時におけるユーザの位置を、ユーザの未来の行動に係る場所とし、該場所および前記所定の日時における前記要素の予測値を取得する、
    請求項1または2に記載の環境情報提供装置。
  6. 所定の要素を原因とする現象がユーザに発現するか否かを判断するための、該所定の要素の閾値がユーザ毎に記録された記憶装置に接続された、コンピュータが、
    ユーザにおいて実際に前記現象が発現した際の、発現場所および発現日時を含む現象発現報告を受信する受信ステップと、
    前記現象発現報告に示された発現場所および発現日時における、前記要素の実測値を取得する閾値設定用情報取得ステップと、
    前記閾値設定用情報取得ステップにおいて取得された前記要素の実測値に基づいて、前記記憶装置に記録されている、前記現象発現報告に係るユーザに関連付けられた前記閾値を更新する閾値更新ステップと、
    ユーザの現在または未来の行動に係る場所および日時における、前記要素の実測値または予測値を取得する通知判定用情報取得ステップと、
    前記通知判定用情報取得ステップにおいて取得された実測値または予測値が、前記行動
    に係るユーザに関連付けられた前記閾値以上である場合に、該ユーザが所持する端末に対して、前記現象についての通知を送信する送信ステップと、
    を実行する、環境情報提供方法。
  7. 前記閾値更新ステップでは、前記閾値設定用情報取得ステップにおいて取得された前記要素の実測値を、前記記憶装置に現在記録されている前記閾値と比較して、取得された実測値が該閾値より低い場合に、取得された実測値を新たな閾値として閾値が更新される、
    請求項6に記載の環境情報提供方法。
  8. 所定の要素を原因とする現象がユーザに発現するか否かを判断するための、該所定の要素の閾値がユーザ毎に記録された記憶装置に接続された、コンピュータを、
    ユーザにおいて実際に前記現象が発現した際の、発現場所および発現日時を含む現象発現報告を受信する受信手段と、
    前記現象発現報告に示された発現場所および発現日時における、前記要素の実測値を取得する閾値設定用情報取得手段と、
    前記閾値設定用情報取得手段によって取得された前記要素の実測値に基づいて、前記記憶装置に記録されている、前記現象発現報告に係るユーザに関連付けられた前記閾値を更新する閾値更新手段と、
    ユーザの現在または未来の行動に係る場所および日時における、前記要素の実測値または予測値を取得する通知判定用情報取得手段と、
    前記通知判定用情報取得手段によって取得された実測値または予測値が、前記行動に係るユーザに関連付けられた前記閾値以上である場合に、該ユーザが所持する端末に対して、前記現象についての通知を送信する送信手段と、
    として機能させるための、環境情報提供用プログラム。
  9. 前記閾値更新手段は、前記閾値設定用情報取得手段によって取得された前記要素の実測値を、前記記憶装置に現在記録されている前記閾値と比較して、取得された実測値が該閾値より低い場合に、取得された実測値を新たな閾値として閾値を更新する、
    請求項8に記載の環境情報提供用プログラム。
  10. 所定の現象がユーザに発現する原因となる所定の要素の量または濃度を測定するセンサと、
    1以上の前記センサと接続され、前記センサによって測定された前記所定の要素の実測値を収集するデータ収集装置と、
    前記センサによって測定され、前記データ収集装置によって収集された前記所定の要素の実測値を蓄積するデータサーバ装置と、
    ユーザに対して前記現象についての情報を提供するための環境情報提供装置と、を備え、
    前記環境情報提供装置は、
    前記所定の現象がユーザに発現するか否かを判断するための、前記所定の要素の閾値をユーザ毎に保持する保持手段と、
    ユーザにおいて実際に前記現象が発現した際の、発現場所および発現日時を含む現象発現報告を受信する受信手段と、
    前記現象発現報告に示された発現場所および発現日時における、前記要素の実測値を前記データサーバより取得する閾値設定用情報取得手段と、
    前記閾値設定用情報取得手段によって取得された前記要素の実測値に基づいて、前記保持手段によって保持されている、前記現象発現報告に係るユーザに関連付けられた前記閾値を更新する閾値更新手段と、
    ユーザの現在または未来の行動に係る場所および日時における、前記要素の実測値または予測値を取得する通知判定用情報取得手段と、
    前記通知判定用情報取得手段によって取得された実測値または予測値が、前記行動に係るユーザに関連付けられた前記閾値以上である場合に、該ユーザが所持する端末に対して、前記現象についての通知を送信する送信手段と、
    を備える、環境情報提供システム。
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