JP5390986B2 - 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5390986B2
JP5390986B2 JP2009187659A JP2009187659A JP5390986B2 JP 5390986 B2 JP5390986 B2 JP 5390986B2 JP 2009187659 A JP2009187659 A JP 2009187659A JP 2009187659 A JP2009187659 A JP 2009187659A JP 5390986 B2 JP5390986 B2 JP 5390986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
action
actual
acquiring
date
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009187659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011039862A (ja
Inventor
匡彦 横田
佳代 加納
章裕 引馬
寿一 坪谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2009187659A priority Critical patent/JP5390986B2/ja
Publication of JP2011039862A publication Critical patent/JP2011039862A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5390986B2 publication Critical patent/JP5390986B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

本発明は、地域や時間毎に変化する環境に関する情報を、ユーザに提供する環境情報提供装置および環境情報提供システムに関する。
従来、中継局において収集した花粉情報を記録しておき、ユーザ端末からの要求に応じて、該ユーザ端末からの要求を中継した最寄りの中継局の花粉情報とその周囲の中継局の花粉情報とを、周辺花粉情報としてユーザ端末へ送信する情報処理システムがある(特許文献1を参照)。
また、携帯電話の発信位置を中継局によって特定し、携帯電話の位置の紫外線量に対応する日焼け等の健康情報を提供する情報処理システムがあり(特許文献2を参照)、花粉量情報を地域毎に蓄積し、花粉量段階とユーザの花粉症状段階との対応表を保持し、ユーザ指定地域における花粉量段階に対応する花粉症状段階を警報としてユーザに通知する花粉情報提供システムがある(特許文献3を参照)。
特開2001−44913号公報 特開2002−358590号公報 特開2002−157511号公報
従来、花粉の飛散量若しくは空中花粉濃度や、紫外線の量、エアロゾル量等、環境に関連する情報をセンシングし、必要に応じてユーザに通知するシステムが提案されている。このようなシステムによれば、花粉や紫外線、エアロゾル等の所定の要素を原因としてユーザに発現する現象(例えば、花粉症や、日焼け、紫外線アレルギー、喘息等)について、ユーザの現在地等に係る、現象発現の原因となる要素(例えば、花粉の飛散量若しくは空中花粉濃度や、紫外線の量、エアロゾル量等)の実測値を得ることが出来る。
しかし、従来のシステムで得られる実測値は、単にユーザの現在地における実測値であり、所定の期間(例えば、1日)におけるユーザの行動を考慮しておらず、この期間におけるユーザの正確な被曝の程度や履歴を表すものとはなっていなかった。
本発明は、上記した問題に鑑み、所定の要素が原因となってユーザに発現する現象について、この所定の要素に対する所定の期間に亘るユーザの被曝の程度および履歴を得ることを課題とする。
本発明は、ユーザの行動履歴を取得し、この行動履歴に含まれる地点・日時における所定の要素の実測値を積算することで、所定の要素が原因となってユーザに発現する現象について、この所定の要素に対する所定の期間に亘るユーザの被曝の程度および履歴を得ることを可能とした。
詳細には、本発明は、所定の要素を原因としてユーザに発現する現象に関する情報を提供するための環境情報提供装置であって、所定の期間における、ユーザの行動に係る場所
および日時を示す情報を含む行動履歴を取得する行動履歴取得手段と、前記行動履歴取得手段によって取得された、前記ユーザの行動履歴に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の実測値を取得する実測値取得手段と、前記実測値取得手段によって取得された実測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の積算量を算出する積算量算出手段と、を備える、環境情報提供装置である。
ここで、本発明にいう現象としては、例えば花粉症、日焼け、紫外線アレルギー、喘息等が挙げられ、その原因となる所定の要素としては、花粉の飛散量若しくは空中花粉濃度、紫外線量、エアロゾル量、等が挙げられる。但し、本発明に係る環境情報提供装置は、地域や時間毎に変化する環境に関する情報を提供するためのものであればよく、対象となる現象やその原因となる要素は、上記例示したものに限定されない。
また、本発明において算出される積算量は、ユーザが実際に被曝等した所定の要素の量であってもよいし、ユーザが居た場所における所定の要素の飛散量や濃度を、ユーザの被曝の程度を把握可能とするために積算したものであってもよい。積算量が算出される所定の期間は、取得したいデータに応じて任意に設定することが可能であり、例えば、1日や、1週間、1ヶ月、シーズン(例えば、花粉の飛散シーズン等)全体、等の期間が考えられる。なお、花粉の飛散シーズンの開始の基準となる日は、実施の形態に応じて適宜設定されることが好ましい。例えば、シーズン開始の基準日は、現在の年の1月1日であってもよいし、前回のシーズン終了後に初めて花粉の飛散が観測された日であってもよい。
また、ユーザの行動履歴は、ユーザによって登録されたスケジュールや、ユーザが所有する端末によって取得された位置情報等に基づいて把握することが出来る。なお、ユーザ端末が位置を特定するための具体的な情報としては、GPS(Global Positioning System)を用いて取得される位置情報や、携帯電話端末の通信に用いられる基地局の設置位置情報、無線LAN(Local Area Network)通信に用いられるアクセスポイントの設置位置情報、またはこれらの情報の組み合わせ、等を用いることが出来る。
また、本発明に係る環境情報提供装置は、前記行動履歴に含まれる場所が屋外であるか否かを判定する判定手段を更に備え、前記積算量算出手段は、前記実測値取得手段によって取得された実測値のうち、前記判定手段によって屋外であると判定された場所に係る実測値を積算してもよい。また、本発明に係る環境情報提供装置は、前記行動履歴に含まれる場所が屋外であるか否かを判定する判定手段を更に備え、前記実測値取得手段は、前記判定手段によって屋外であると判定された場所および日時における、前記所定の要素の実測値を取得してもよい。
判定手段による判定は、例えば、行動履歴に含まれる場所の位置情報と地図情報とのマッチングで判定してもよいし、行動履歴に含まれる場所の名称や属性に基づいて行われてもよいし、ユーザの移動速度に基づいて行われてもよい。例えば、移動速度がどのような範囲にあるかを判定することによって、徒歩による移動(即ち、屋外)であるか、または自動車や電車等の何らかの乗り物による移動(即ち、屋内)であるか、を判断することができる。また、ユーザの行動履歴に含まれる場所が屋外であるか否かの判定には、上述した基地局の設置位置情報やアクセスポイントの設置位置情報を補助的に用いることもできる。
なお、上記説明した積算量算出手段では、実測値は、屋外であれば積算し、屋内であれば積算しない、という方法で積算される。しかし、このような方法に代えて、屋外であるか否かに基づいて、積算の際の重み付けを変更する方法が採用されてもよい。例えば、判定の結果屋外と判定された場所の実測値はそのまま積算し、屋内と判定された場所の実測
値は所定の係数を用いて補正した後に積算する、等の方法が採用されてよい。
また、本発明に係る環境情報提供装置は、前記所定の期間における前記現象の実際の発現状況を取得する発現状況取得手段と、前記発現状況取得手段によって取得された発現状況と、前記積算量算出手段によって算出された積算量と、を関連付けて蓄積する蓄積手段と、を更に備えてもよい。
本発明によれば、蓄積手段によって実際の発現状況と実際の積算量とが関連付けて蓄積されるため、これらの関連性を把握し、所定の要素に対する被曝の程度と症状との関連性を分析する等の目的に役立てることが可能となる。なお、前記現象の実際の発現状況は、ユーザの所有する端末等を用いて、ユーザに報告してもらうことで、取得することが出来る。
また、本発明に係る環境情報提供装置は、前記現象の発現に対して推奨される対策をユーザに対して予め通知する通知手段を更に備え、前記発生状況取得手段によって取得される前記現象の実際の発現状況には、前記通知手段によって通知された推奨対策の結果が含まれてもよい。
本発明によれば、推奨対策を予め通知し、実際の発現状況と併せて推奨対策の結果を取得することで、ユーザに対して推奨した対策の効果を確認することが出来る。
また、本発明に係る環境情報提供装置は、所定の期間における、ユーザの行動に係る場所および日時を示す情報を含む行動予定を、事前に取得する行動予定取得手段と、前記行動予定取得手段によって取得された、前記ユーザの行動予定に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の予測値を取得する予測値取得手段と、前記予測値取得手段によって取得された予測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の予測積算量を事前に算出する予測積算量算出手段と、を更に備え、前記通知手段は、前記推奨対策と共に、前記予測積算量をユーザに対して予め通知してもよい。
ユーザの行動予定は、ユーザによって登録されたスケジュールに基づいて取得されてもよいし、ユーザの行動履歴等に基づいて予測されたものが取得されてもよい。本発明によれば、ユーザの行動予定に係る予測積算量を予め算出してユーザに通知することで、予めユーザに所定の期間における被曝の程度を通知し、ユーザの注意を促すことが出来る。
更に、本発明は、コンピュータが実行する方法、又はコンピュータに実行させるプログラムとしても把握することが可能である。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、所定の要素が原因となってユーザに発現する現象について、この所定の要素に対する所定の期間に亘るユーザの被曝の程度および履歴を得ることが可能となる。
実施形態に係る環境情報提供システムの構成を示す図である。 実施形態に係るコンテンツサーバの機能構成の概略を示す図である。 実施形態においてコンテンツサーバに保持されるユーザデータベースのデータ構成を示す図である。 実施形態に係る初期登録処理およびスケジュール/行動履歴通知処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る予測量算出処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る積算量算出処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る環境情報提供装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、環境情報提供装置は、主に、ユーザに対して花粉症に関連する情報を提供するための環境情報提供システム1の一部として用いられるが、本発明に係る環境情報提供装置は、環境に関連する様々な情報をユーザに提供するために用いることが可能である。特に、本発明に係る環境情報提供装置は、所定の要素を原因として症状が発現するような現象の情報、例えば、日焼け、紫外線アレルギー、喘息等に関連する情報を提供するための環境情報提供システムの一部として用いられてもよい。
<システムの構成>
図1は、本実施形態に係る環境情報提供システム1の構成を示す図である。本実施形態に係る環境情報提供システム1は、センサ5と、測定データ収集装置4と、データサーバ3と、コンテンツサーバ2と、行動推定サーバ6と、行動履歴サーバ7と、を備え、コンテンツサーバ2は、有線および無線のネットワークを介してユーザの所持する携帯端末9と通信可能な状態となっている。
なお、本実施形態に係るコンテンツサーバ2、データサーバ3、測定データ収集装置4、行動推定サーバ6、および行動履歴サーバ7は、何れも、CPU(Central Processing Unit)11a、11b、11c、11d、11e、RAM(Random Access Memory)13a、13b、13c、13d、13e、ROM(Read Only Memory)12a、12b、12c、12d、12e、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置14a、14b、14c、14d、14e、通信ユニット15a、15b、15c、15d、15e、等を備えるコンピュータである。
センサ5は、互いに離れた複数の地点に設置されることで、該地点を含む複数の地域における環境関連情報をセンシングする。具体的には、本実施形態におけるセンサ5は、少なくとも大気中に飛散する花粉をセンシング可能な花粉センサを含む。但し、花粉の他にも、降水量や気温、湿度、気圧、風向/風速等の気象情報、紫外線、エアロゾル等、のうち何れか1つ以上をセンシング可能なセンサが更に含まれてもよい。
測定データ収集装置4は、センサ5に夫々接続されることで、センサ5によってセンシングされた各種の環境関連情報(例えば、降水量や気温、湿度、気圧、風向/風速等の気象情報、花粉の飛散量/空中花粉濃度、紫外線量、エアロゾル量、等)を測定データとして収集する。ここで、センサ5は、目的とする環境関連情報の取得に適した地点に設けられることが好ましい。例えば、花粉の飛散量/空中花粉濃度を測定するためのセンサ5は、基地局や中継函、ビルの屋上、自動販売機、ガソリンスタンド、駅、等の風通しのよい場所に設けられてよい。但し、センサ5および測定データ収集装置4の設置位置は、上記例示された場所に限定されず、ユーザの行動範囲や、スギ林等の花粉発生地に設置されることが好ましい。なお、収集された測定データは、通信のための回線網を、測定データ収集のためのネットワークとして用いてデータサーバ3へ送られる。
データサーバ3は、測定データ収集装置4によって収集及び送信された測定データを蓄
積するためのサーバである。具体的には、データサーバ3は、測定値データベースを管理するコンピュータであり、測定値データベースには、花粉の飛散量/空中花粉濃度を含む各種環境関連情報が、測定地点(センサ5の設置場所)および測定日時と関連付けられて蓄積される。また、測定値データベースに含まれる測定データは、コンテンツサーバ2からの求めに応じてデータサーバ3から提供されるか、または、データサーバ3からコンテンツサーバ2に対して自動的に提供される。
コンテンツサーバ2は、ユーザが所有する携帯端末9に対して、各種のコンテンツを提供するためのサーバである。本実施形態に係るコンテンツサーバ2は、花粉飛散量/空中花粉濃度の実測値または予測値に基づいて、ユーザにアラート(警報)を送信する。
行動推定サーバ6は、携帯端末9等を用いてネットワーク経由で通知(アップロード)されたユーザのスケジュール(行動予定)を、ユーザ識別情報と関連付けて蓄積する。ユーザから通知されるスケジュールには、ユーザが訪れる予定の場所およびその場所に訪れる日時を示す情報が含まれる。また、行動推定サーバは、コンテンツサーバ2による要求を受けて、またはコンテンツサーバ2による要求に先立って、蓄積されたスケジュール、および行動履歴サーバに蓄積された行動履歴に基づいて、ユーザの行動を予測する。なお、本実施形態では、行動推定サーバ6がコンテンツサーバ2とは別に用意される例について説明するが、行動推定サーバ6によって提供される機能は、コンテンツサーバ2によって実現される機能の一部として実現されてもよい。
行動履歴サーバ7は、携帯端末9等を用いてネットワーク経由で定期的に通知(アップロード)されたユーザの行動履歴を、ユーザ識別情報と関連付けて蓄積する。行動履歴には、ユーザが訪れた場所およびその場所に訪れた日時を示す情報が含まれる。即ち、行動履歴サーバには、ユーザの携帯端末9から自動送信された、携帯端末9の現在位置情報が定期的に登録されている。行動履歴サーバは、この定期的に登録される携帯端末9の位置情報を参照することで、ユーザの行動履歴を把握することが出来る。更に、行動履歴サーバには、ユーザの過去のスケジュール情報が、行動推定サーバ等から取得されてユーザ識別情報と関連付けられて行動履歴として蓄積されている。なお、本実施形態では、行動履歴サーバ7がコンテンツサーバ2とは別に用意される例について説明するが、行動履歴サーバ7によって提供される機能は、コンテンツサーバ2によって実現される機能の一部として実現されてもよい。
本実施形態において、携帯端末9は、携帯電話網を介して通信可能な移動機であり、GPSおよび/または通信中の基地局等から取得した情報に基づいて、現在位置を特定する機能を備える。また、本実施形態において、携帯端末9には、環境情報提供システムによる情報提供サービスを受けるためのアプリケーションがインストールされており、このアプリケーションによって、携帯端末9は、コンテンツサーバとの間で情報を送受信する機能、および後述する自動トラッキング機能を有する端末として動作する。但し、ユーザの所有する端末には、通信機能を備えたその他の情報処理端末が用いられてもよい。
図2は、本実施形態に係るコンテンツサーバ2の機能構成の概略を示す図である。コンテンツサーバ2は、記憶装置14aに記録されている環境情報提供用プログラムが、RAM13aに読み出され、CPU11aによって実行されることで、保持部21と、受信部22と、実測値取得部23と、積算量算出部24と、送信部(通知部)25と、予測値取得部27と、予測積算量算出部26と、判定部28と、蓄積部29と、行動履歴取得部30と、行動予定取得部31と、発現状況取得部32と、を備える環境情報提供装置として機能する。なお、本実施形態では、環境情報提供装置の備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11aによって実行されるが、これらの機能の一部または全部は、1または複数の専用プロセッサによって実行されてもよい。
図3は、本実施形態においてコンテンツサーバ2に保持されるユーザデータベースのデータ構成を示す図である。ユーザデータベースは、コンテンツサーバ2の保持部21によって、記憶装置14aに記録されることで保持される(図1を参照)。具体的には、ユーザデータベースには、ユーザ識別情報に関連付けられて、ユーザ毎のレコードが蓄積される。ユーザレコードには、ユーザの個人情報(名前、住所、電話番号、勤務先、通勤経路等)と、従来の症状(くしゃみ、鼻水、鼻閉、目のかゆみ、むずむず等)と、従来の対策(使用している薬の種類等)と、初期症状情報(花粉の飛散シーズンにおいて初めて症状が発現した日時および場所)と、随時症状情報(花粉の飛散シーズン中に症状が発現した日時および場所)と、今期の花粉の飛散シーズンにおける積算量であるシーズン積算量と、該ユーザにとって花粉飛散量/空中花粉濃度がこの値を超えると症状が発現すると考えられる閾値と、が記録される。
<処理の流れ>
次に、本実施形態に係る環境情報提供システム1によって実行される処理の流れを、フローチャートを用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る初期登録処理およびスケジュール/行動履歴通知処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る初期登録処理は、ユーザの所有する携帯端末9から、初期登録のリクエストが送信されたことを契機として開始される。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および処理順序は、本発明を実施するための一例である。具体的な処理内容および処理順序は、本発明の実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
ステップS101およびステップS102では、初期登録のリクエストおよび初期登録に必要な情報の送受信、および初期登録処理が行われる。初期登録のリクエストには、ユーザの識別情報の他、ユーザの個人情報、花粉症における従来の症状、花粉症に対する従来の対策、等が含まれる。ユーザ所有の携帯端末9から送信された初期登録のリクエストが受信部22によって受信されると、コンテンツサーバ2は、ユーザデータベース中に、リクエストに係るユーザのレコードを作成し、リクエストに含まれる情報に基づいて、個人情報、従来の症状および従来の対策を登録する。ユーザデータベース中のレコードは、ユーザ識別情報に関連づけて記録されており、システムの要求に応じて読み出すことが可能である。初期登録が完了すると、コンテンツサーバ2は、ユーザの携帯端末9等によるスケジュール/行動履歴通知を待つ。
ステップS103およびステップS104では、スケジュール/行動履歴通知が送受信され、行動推定サーバおよび行動履歴サーバに、ユーザのスケジュール(行動予定)および行動履歴が蓄積される。ユーザは、初期登録後、自己のスケジュールを、携帯端末9等を用いてネットワーク経由でアップロードする(ステップS103)。スケジュールには、ユーザが訪れる予定の場所およびその場所に訪れる日時を示す情報が含まれる。スケジュールを受信した行動推定サーバは、ユーザから送信されたスケジュールを、ユーザ識別情報と関連付けて、ユーザの行動予定として蓄積する。また、ユーザは、初期登録後、自己の行動履歴を、携帯端末9等を用いてネットワーク経由でアップロードする(ステップ104)。行動履歴には、ユーザが訪れた場所およびその場所に訪れた日時を示す情報が含まれる。行動履歴を受信した行動履歴サーバは、ユーザから送信された行動履歴を、ユーザ識別情報と関連付けて蓄積する。
なお、本実施形態において用いられる携帯端末9には、自動トラッキング機能が搭載されており、携帯端末9は、GPSおよび/または通信中の基地局を用いて現在位置情報を自動測位し、行動履歴サーバに対してユーザの行動履歴を自動送信する。自動測位は、通
信対象の基地局切替のタイミングや、携帯端末9に搭載された加速度センサで端末が移動したと判定されたタイミングで実行されてもよいし、定期的(例えば、5分間隔)に実行されてもよい。なお、この自動トラッキング機能は、携帯端末9において常にバックグラウンドで動作していることが好ましい。また、自動トラッキング機能は、携帯端末9に提供されるアプリケーションによって提供されてよい。このため、行動履歴サーバには、ユーザの携帯端末9から自動送信された、携帯端末9の現在位置情報が定期的に登録されている。行動履歴サーバは、この定期的に登録される携帯端末9の位置情報を参照することで、ユーザの行動履歴を把握することが出来る。但し、ユーザの現在位置情報の通知は、自動トラッキング機能によらずに、携帯端末9にインストールされたトラッキング用のアプリケーションをユーザが操作することによって行われてもよい。例えば、ユーザは、トラッキング用のアプリケーションを起動し、場所を移動する毎に、「現在位置の検出および通知」機能に割り当てられた操作を行うことで、現在位置情報を行動履歴サーバに通知することが出来る。
なお、上記説明した初期登録、スケジュール登録および行動履歴通知等における、携帯端末9とコンテンツサーバ2との間の情報送受信方法には、様々な方法を採用することが出来る。例えば、コンテンツサーバ2が提供するWebページにアクセスした携帯端末9から、CGI等の仕組みを用いて情報を送受信することとしてもよいし、電子メールを介して情報を送受信することとしてもよい。
次に、図5および図6を用いて、ユーザの行動履歴に係る花粉飛散量/空中花粉濃度の積算量を算出するための処理の流れを説明する。なお、本実施形態において、「花粉飛散量/空中花粉濃度の積算量」とは、ユーザが実際に摂取または接触した花粉の量ではなく、ユーザが居た場所における花粉の花粉飛散量/空中花粉濃度を、花粉に対するユーザの被曝の程度を把握可能とするために積算したものである。
図5は、本実施形態に係る予測量算出処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る予測量算出処理は、コンテンツサーバ2によって、一定時間毎に定期的に実行されるか、または設定日時に自動的に実行される。通常、ユーザは朝起きて日中に外出、行動し、夜に帰宅する行動パターンをとるため、本実施形態では、予測量算出処理が毎朝所定の時刻までに予測積算量および推奨対策をユーザに対して送信可能なように実行されるものとして説明する。但し、ユーザの行動パターンによっては、予測量算出処理が夜や日中の所定の時間等に実行されるように設定されていてもよい。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および処理順序は、本発明を実施するための一例である。具体的な処理内容および処理順序は、本発明の実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
ステップS201では、該当日におけるユーザの1日の行動予定が取得される。コンテンツサーバ2の行動予定取得部31は、行動推定サーバに問合せることで、該当日のユーザの行動予定を取得する。なお、行動推定サーバは、コンテンツサーバ2による要求を受けて、またはコンテンツサーバ2による要求に先立って、該当日のユーザの行動を予測する。この予測は、ステップS103で蓄積されたユーザのスケジュール、およびステップS104で蓄積されたユーザの行動履歴に基づいて行われる。具体的には、行動推定サーバは、蓄積されたユーザのスケジュール情報を参照することで、ユーザが訪れる場所およびその日時を取得する。更に、行動推定サーバは、スケジュール情報の参照によっては特定できないユーザの行動については、スケジュール情報および行動履歴に基づいて、予測する。該当日におけるユーザの1日の行動予定が取得されると、処理はステップS202へ進む。
なお、ユーザの行動履歴は、行動履歴サーバから取得できる。上記説明した通り、本実施形態では、行動履歴サーバには、ユーザの携帯端末9の、上記説明した自動トラッキン
グ機能を用いて特定された、携帯端末9の現在位置情報が継続的に登録され、ユーザ識別情報と関連付けられて行動履歴として蓄積されている。自動測位は、通信対象の基地局切替のタイミングや、携帯端末9に搭載された加速度センサで端末が移動したと判定されたタイミングで実行されてもよいし、定期的(例えば、5分間隔)に実行されてもよい。更に、行動履歴サーバには、ユーザの過去のスケジュール情報が、行動推定サーバ等から取得されてユーザ識別情報と関連付けられて行動履歴として蓄積されている。
なお、ユーザの行動(所定の日時におけるユーザの位置)は、ユーザの行動履歴に基づいてユーザ行動のパターン(時間帯と場所との組み合わせ)を特定し、未来の日時に当てはめることで予測することが出来る。行動パターンは、日時の属性(平日、休日、季節等)に応じて異なるため、予測したい日時の属性を考慮してユーザの行動履歴を取得し、行動パターンを学習して予測を行うことが好ましい。例えば、平日における1日のユーザの移動経路を、所定の期間に亘って集計することで、平日における時間帯毎に、ユーザが最も居る確率の高い場所を特定することが出来る。また、ユーザ行動の予測は、ユーザによって登録されているスケジュールも考慮して行うことが出来る。例えば、スケジュールにおいてユーザが2地点間を移動することになっている場合、2地点間の間の場所と、その場所の経過日時を予測することが出来る。
ステップS202およびステップS203では、ユーザの行動予定から特定された地域および日時における花粉飛散量/空中花粉濃度が予測される。コンテンツサーバ2の実測値取得部23は、ステップS201で取得された、ユーザが訪れる場所の、該場所を訪れる日時における花粉飛散量/空中花粉濃度を予測するために必要な情報を、データサーバ3に要求する(ステップS202)。実測値取得部23は、花粉飛散量/空中花粉濃度の予測に必要な情報として、例えば、降水量や気温、湿度、気圧、風向/風速等の気象情報(過去の情報および予報情報)、過去の花粉の飛散量/空中花粉濃度の実測値、等を要求する。データサーバ3は、コンテンツサーバ2からの情報の取得要求を受けると、測定データ収集装置4から報告されて蓄積された測定データや、気象情報を配信する外部サーバ等から取得して蓄積した過去の気象データおよび予報データ等を、コンテンツサーバ2に返信する。
そして、コンテンツサーバ2の予測値取得部27は、データサーバ3から取得した環境関連情報に基づいて、ユーザが訪れる場所の、該場所を訪れる日時における花粉飛散量/空中花粉濃度を予測する(ステップS203)。但し、花粉飛散量/空中花粉濃度の予測は、コンテンツサーバ2によって行われずに、別途設置された予測サーバ(図示は省略する)によって行われてもよい。花粉飛散量/空中花粉濃度の予測が予測サーバによって行われる場合、コンテンツサーバ2は、ユーザが訪れる場所の、該場所を訪れる日時における予測花粉飛散量/空中花粉濃度を、予測サーバから取得する。ユーザの行動予定から特定された地域および日時における花粉飛散量/空中花粉濃度が予測されると、処理はステップS204へ進む。
なお、花粉の飛散量/空中花粉濃度の予測には、従来用いられている花粉の飛散量/空中花粉濃度予測技術を用いることが出来る。例えば、前日の花粉飛散量/空中花粉濃度、発生地より飛来する花粉の量、天候に影響されて変化する飛散量/空中花粉濃度、等を合わせて考慮することで、予測される飛散量/空中花粉濃度を算出することができる。なお、発生地より飛来する花粉の量は、花粉発生地において発生した花粉の量と風向/風速とから予測することが出来る。また、天候による花粉の飛散量/空中花粉濃度への影響としては、例えば、雨天時には花粉が落下して飛散量が減るかまたは空中花粉濃度が下がる、晴天時には落下した花粉が乾燥して舞い上がり易くなる、晴天時に風が吹くと落下していた花粉が舞い上がり飛散量/空中花粉濃度が増える、等がある。なお、落下した花粉は、舞い上げられる際に一部が破壊されることで、アレルゲンを放出する。その他、飛散量/
空中花粉濃度の予測には様々な方法が採用されてよい。花粉飛散量/空中花粉濃度の予測が終了すると、処理はステップS204へ進む。なお、本実施形態では、コンテンツサーバ2が予測に必要な環境関連情報を取得し、所定の場所、日時の花粉飛散量/空中花粉濃度を予測することとしているが、このような方法に代えて、コンテンツサーバ2が予測飛散量/空中花粉濃度を外部の予報サーバから取得することとしてもよい。
ステップS204では、予測された1日の行動における花粉飛散量/空中花粉濃度の積算量が算出される。コンテンツサーバ2の予測積算量算出部26は、ステップS203で予測された花粉飛散量/空中花粉濃度を積算することで、ユーザが1日の行動において訪れる地域の、ユーザが訪れる日時における予測の花粉飛散量/空中花粉濃度の合計を算出する。
ここで、本実施形態では、コンテンツサーバ2の予測積算量算出部26は、ユーザが訪れる場所が屋外であると推定される場合のみ、該当地域・日時の花粉飛散量/空中花粉濃度を積算する。例えば、コンテンツサーバ2は、ユーザの行動予定として登録された場所の名称や対応する地図情報に基づいて、ユーザが訪れる場所が屋外であるか否かを判断することが出来る。コンテンツサーバ2は、ユーザが訪れる場所が屋外である判断した場合、ステップS203で予測された花粉飛散量/空中花粉濃度のうち、該当場所・日時分を積算する。これに対して、コンテンツサーバ2は、ユーザが訪れる場所が屋内である判断した場合、ステップS203で予測された花粉飛散量/空中花粉濃度のうち、該当場所・日時分を積算しない。予測された1日の行動における花粉飛散量/空中花粉濃度の積算量が算出されると、処理はステップS205へ進む。
ステップS205では、予測の積算量に応じてユーザに提案する推奨対策が取得される。コンテンツサーバ2には、予め予測された積算量に応じてユーザに提案される推奨対策のデータベースが構築されており、コンテンツサーバ2は、ステップS204における予測積算量の結果に応じて、このデータベースから、ユーザに提案する推奨対策を取得する。なお、ここでいう推奨対策には、推奨される予防法、治療法、および予防/治療のために使用される薬剤等が含まれる。
ユーザの花粉に対する敏感度は、花粉の飛散開始後徐々に上がっていくと考えられ、症状が発現する飛散量/空中花粉濃度は徐々に低い値になっていくことが考えられる。また、アレルギー症状の強さは一定ではなく、時間(長期または短期)の経過とともに変動することがあり得る。この場合、症状が発現する飛散量/空中花粉濃度が変動する可能性がある。このため、取得される推奨対策は、シーズン積算量に応じて変更されることが好ましい。
なお、ユーザの行動履歴やスケジュール、その他登録された個人情報等に基づいて、ユーザの状況を取得することが可能な場合には、ユーザの状況に応じて通知される推奨対策が補正されてもよい。例えば、行動履歴やスケジュールに基づいて、ユーザの睡眠時間が不足していると判断出来る場合や、ユーザが現在通院していると判断出来る場合には、ユーザの体調が万全でないと推測出来るため、通知される推奨対策の内容を、通常時に通知されるものとは異なるものとする補正が行われてもよい。ユーザに提案する推奨対策が取得されると、処理はステップS206へ進む。
ステップS206では、花粉飛散量/空中花粉濃度の予測積算量および推奨対策が、ユーザに対して送信される。コンテンツサーバ2の送信部25は、ステップS204で算出された、1日の行動における花粉飛散量/空中花粉濃度の予測積算量と、ステップS205で取得された、ユーザに提案される推奨対策と、を、ユーザの携帯端末9に対して送信する。その後、本フローチャートに示された処理は終了する。
ユーザは、携帯端末9に送信された予測積算量によって、その日1日の花粉飛散量/空中花粉濃度の状況を知ることが出来、症状の発現の予防等に役立てることが出来る。また、コンテンツサーバ2より送信された通知には、推奨対策も含まれているため、ユーザは、推奨対策を実際に試してみることで、症状の発現を抑えることも可能である。なお、日中におけるユーザの実際の行動は、上記図4のステップS104で説明した通り、携帯端末9に備えられた自動トラッキング機能によって行動履歴サーバに送信され、蓄積される。
図6は、本実施形態に係る積算量算出処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る積算量算出処理は、コンテンツサーバ2によって、一定時間毎に定期的に実行されるか、または設定日時に自動的に実行される。通常、ユーザは朝起きて日中に外出、行動し、夜に帰宅する行動パターンをとるため、本実施形態では、積算量算出処理がユーザの帰宅後となる時間帯に毎晩実行されるように設定されているものとして説明する。但し、ユーザの行動パターンによっては、積算量算出処理が朝や日中の所定の時間等に実行されるように設定されていてもよい。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および処理順序は、本発明を実施するための一例である。具体的な処理内容および処理順序は、本発明の実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
ステップS301では、該当日におけるユーザの行動履歴が取得される。コンテンツサーバ2の行動履歴取得部30は、行動履歴サーバに問合せることで、該当日のユーザの行動履歴を取得する。上記説明した通り、本実施形態では、行動履歴サーバには、ユーザの携帯端末9の、上記説明した自動トラッキング機能を用いて特定された、携帯端末9の現在位置情報が継続的に登録され、ユーザ識別情報と関連付けられて行動履歴として蓄積されている。また、行動履歴サーバには、ユーザの過去のスケジュール情報が、行動推定サーバ等から取得されてユーザ識別情報と関連付けられて行動履歴として蓄積されている。その後、処理はステップS302へ進む。
ステップS302では、ユーザの行動履歴に含まれる地域の、ユーザが該地域に居た日時の花粉飛散量/空中花粉濃度の実測値が取得される。コンテンツサーバ2の実測値取得部23は、取得されたユーザの行動履歴に含まれる地域、日時の花粉飛散量/空中花粉濃度を、データサーバ3に要求する。データサーバ3は、コンテンツサーバ2からの花粉飛散量/空中花粉濃度の取得要求を受けると、該当する地域を含む地点に設置されたセンサ5から測定データを収集する測定データ収集装置4から報告された、ユーザが該地域に居た日時の花粉飛散量/空中花粉濃度の実測値を、コンテンツサーバ2に返信する。コンテンツサーバ2は、データサーバ3によって送信された花粉飛散量/空中花粉濃度を、ユーザの行動履歴に含まれる地域の、ユーザが該地域に居た日時の花粉飛散量/空中花粉濃度として取得する。コンテンツサーバ2は、該当日のユーザの行動履歴として蓄積されている全ての地域、日時について花粉飛散量/空中花粉濃度の取得を行う。その後、処理はステップS303へ進む。
ステップS303では、1日の実際の行動履歴における花粉飛散量/空中花粉濃度の積算量が算出され、併せて今期の花粉の飛散シーズンにおける積算量(以下、シーズン積算量と称する)が算出される。コンテンツサーバ2の積算量算出部24は、ステップS302で取得された花粉飛散量/空中花粉濃度を積算することで、ユーザが1日の行動において訪れた地域の、ユーザが訪れた日時における花粉飛散量/空中花粉濃度の合計を算出する。なお、算出されたシーズン積算量は、ユーザ識別情報と関連付けられて、ユーザデータベースに記録される。
ここで、本実施形態では、コンテンツサーバ2の積算量算出部24は、ユーザが訪れた
地域が屋外であると推定される場合のみ、該当地域・日時の花粉飛散量/空中花粉濃度を積算する。例えば、コンテンツサーバ2の判定部28は、行動履歴における位置情報に示された場所を地図情報において特定し、地図情報で参照された場所に付与されている属性を参照することで、ユーザが訪れた場所が屋外であるか否かを判定する。例えば、位置情報に示された場所が、地図情報上において道路、公園、屋外スペース等である場合には、屋外であると判定できるし、電車、地下鉄、ビル内等である場合には、屋内であると判定できる。なお、この際、基地局情報やアクセスポイント情報を補助的に用いることで、屋外であるか否かの判定の精度を高めてもよい。
また、コンテンツサーバ2の判定部28は、行動履歴における2地点間の距離と移動にかかった時間とに基づいて、ユーザの移動速度を算出し、算出された移動速度に基づいて、ユーザが訪れた場所が屋外であるか否かを判定することも出来る。の判定部28は、算出された移動速度が、ユーザの移動手段が徒歩であると推定できる範囲内であり、且つ基地局情報等から移動経路が地下街等ではないと推定出来る場合には、該当する日時においてユーザは屋外に居たと判断する。これに対して、コンテンツサーバ2は、ユーザの移動手段が徒歩であると推定できる範囲内にない場合(自動車や電車等の何らかの乗り物を用いて移動していたと推定できる場合)や、基地局情報等から移動経路が地下街等であると推定出来る場合には、該当する日時においてユーザは屋内に居たと判断する。
該当する日時においてユーザが屋外に居たと判断された場合、積算量算出部24は、ステップS302で取得された花粉飛散量/空中花粉濃度のうち、該当場所・日時分を積算する。一方、該当する日時においてユーザが屋内に居たと判断された場合、積算量算出部24は、ステップS302で取得された花粉飛散量/空中花粉濃度のうち、該当場所・日時分を積算しない。積算量の算出が完了すると、処理はステップS304へ進む。なお、本実施形態では、ユーザの行動履歴に係る地域・日時の花粉飛散量/空中花粉濃度の実測値を一旦取得した後に、該当地域が屋外であるか否かを判定し、積算することとしているが、このような処理順序に代えて、実測値の取得前に該当地域が屋外であるか否かの判定を行い、屋外であると判定された地域についてのみ該当日時の花粉飛散量/空中花粉濃度の実測値を取得し、積算することとしてもよい。
ステップS304では、翌日以降、花粉の飛散シーズン終了までのユーザの行動予定が取得される。コンテンツサーバの行動予定取得部312は、行動推定サーバに問合せることで、翌日以降、花粉の飛散シーズン終了までのユーザの行動予定を取得する。なお、行動推定サーバは、コンテンツサーバ2による要求を受けて、またはコンテンツサーバ2による要求に先立って、翌日以降、花粉の飛散シーズン終了までのユーザの行動を予測する。この予測の具体的な方法は、ステップS201において説明したものと概略同様であるため、説明を省略する。その後、処理はステップS305へ進む。
ステップS305およびステップS306では、翌日以降、花粉の飛散シーズン終了までのユーザの行動に係る地域および日時における花粉飛散量/空中花粉濃度が予測される。なお、花粉飛散量/空中花粉濃度の予測方法は、ステップS202およびステップS203において説明したものと概略同様であるため、説明を省略する。その後、処理はステップS307へ進む。
ステップS307では、翌日以降、花粉の飛散シーズン終了までのユーザの行動予定における花粉飛散量/空中花粉濃度の積算量が算出される。コンテンツサーバ2の予測積算量算出部26は、ステップS306で予測された花粉飛散量/空中花粉濃度を積算することで、翌日以降、花粉の飛散シーズン終了までのユーザの行動予定において訪れる地域の、ユーザが訪れる日時における予測の花粉飛散量/空中花粉濃度の合計を算出する。なお、ここで、ユーザが訪れる場所が屋外であると推定される場合のみ、該当地域・日時の花
粉飛散量/空中花粉濃度が積算されることは、ステップS204と同様である。その後、処理はステップS308へ進む。
ステップS308では、算出された積算量およびアンケートが送信される。コンテンツサーバ2の送信部25は、ステップS303で算出された1日分の積算量並びにシーズン積算量、ステップS307で算出された残りシーズン分の予測積算量、およびユーザに対するアンケート、を含む情報を、ユーザの携帯端末9に対して送信することで、算出された積算量およびアンケートを、ユーザに通知する。ここで、アンケートには、「該当日の1日の症状」、「ユーザが実施した対策」および「対策の効果」、を回答させる項目が含まれる。その後、処理はステップS309へ進む。
ステップS309およびステップS310では、ユーザによって回答されたアンケートが受信され、算出された積算量と関連付けて蓄積される。ユーザは、携帯端末9を用いて、ステップS308で送信されたアンケートに対して回答し、携帯端末9は、ユーザによって回答されたアンケート結果を、コンテンツサーバ2に送信する(ステップS309)。コンテンツサーバ2の発現状況取得部32によってアンケート結果が受信されると、コンテンツサーバ2の蓄積部29は、受信されたアンケート結果を、ステップS303で算出された1日分の積算量並びにシーズン積算量、およびステップS307で算出された残りシーズン分の予測積算量と関連付けて、記憶装置14aに蓄積する。ここで、アンケート結果には、「該当日の1日の症状」、「ユーザが実施した対策」および「対策の効果」等の発現状況が含まれる。このため、本実施形態によれば、ユーザの実際の被曝の履歴および程度と、ユーザの症状との関係を把握し、更に、症状とユーザが実施した対策との関係を把握することが出来る。また、ユーザが実施した対策が、ステップS206で通知された推奨対策であった場合、推奨した対策と、その効果の程度を把握し、今後ユーザに提案する推奨対策の精度を高めるために分析すべき情報を得ることが出来る。その後、本フローチャートに示された処理は終了する。
本実施形態に係る環境情報提供システムによれば、花粉に対するユーザの被曝の正確且つ詳細な履歴を得ることが出来る。本実施形態では、実際の症状等を含むアンケート結果と実際の積算量とが関連付けて蓄積されるため、これらの関連性を把握し、花粉に対する被曝の程度と症状との関連性を分析する等の目的に役立てることが可能となる。特に、実際の発現状況および積算量と併せて薬剤等の効果を取得することで、臨床試験の精度向上にも寄与することが出来る。また、これらの情報に基づいて、医療機関等によるカウンセリング等のサービスを提供することも可能である。
なお、本実施形態に係る環境情報提供システムは、上記説明した処理によって蓄積したユーザの症状、予防策、薬剤等の効果を、インターネット上のWebサイト等において毎日公開する。このようにすることで、ユーザは、効果のある予防策や薬剤の情報を、実際の対策結果に基づく信頼性の高い情報として得ることが出来る。
1 環境情報提供システム
2 コンテンツサーバ(環境情報提供装置)
22 受信部
23 実測値取得部
24 積算量算出部
25 送信部(通知部)
26 予測積算量算出部
27 予測値取得部
28 判定部
29 蓄積部
30 行動履歴取得部
31 行動予定取得部
32 発現状況取得部

Claims (11)

  1. 所定の要素を原因としてユーザに発現する現象に関する情報を提供するための環境情報提供装置であって、
    所定の期間における、ユーザの行動に係る場所および日時を示す情報を含む行動履歴を取得する行動履歴取得手段と、
    前記行動履歴取得手段によって取得された、前記ユーザの行動履歴に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の実測値を取得する実測値取得手段と、
    前記実測値取得手段によって取得された実測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の積算量を算出する積算量算出手段と、
    前記行動履歴に含まれる場所が屋外であるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記積算量算出手段は、前記実測値取得手段によって取得された実測値のうち、前記判定手段によって屋外であると判定された場所に係る実測値を積算する、
    環境情報提供装置。
  2. 所定の要素を原因としてユーザに発現する現象に関する情報を提供するための環境情報提供装置であって、
    所定の期間における、ユーザの行動に係る場所および日時を示す情報を含む行動履歴を取得する行動履歴取得手段と、
    前記行動履歴取得手段によって取得された、前記ユーザの行動履歴に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の実測値を取得する実測値取得手段と、
    前記実測値取得手段によって取得された実測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の積算量を算出する積算量算出手段と、
    前記行動履歴に含まれる場所が屋外であるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記実測値取得手段は、前記判定手段によって屋外であると判定された場所および日時における、前記所定の要素の実測値を取得する、
    環境情報提供装置。
  3. 前記所定の期間における前記現象の実際の発現状況を取得する発現状況取得手段と、
    前記発現状況取得手段によって取得された発現状況と、前記積算量算出手段によって算出された積算量と、を関連付けて蓄積する蓄積手段と、
    を更に備える、請求項1に記載の環境情報提供装置。
  4. 前記現象の発現に対して推奨される対策をユーザに対して予め通知する通知手段を更に備え、
    前記発生状況取得手段によって取得される前記現象の実際の発現状況には、前記通知手段によって通知された推奨対策の結果が含まれる、
    請求項に記載の環境情報提供装置。
  5. 所定の期間における、ユーザの行動に係る場所および日時を示す情報を含む行動予定を、事前に取得する行動予定取得手段と、
    前記行動予定取得手段によって取得された、前記ユーザの行動予定に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の予測値を取得する予測値取得手段と、
    前記予測値取得手段によって取得された予測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の予測積算量を事前に算出する予測積算量算出手段と、
    を更に備え、
    前記通知手段は、前記推奨対策と共に、前記予測積算量をユーザに対して予め通知する、
    請求項に記載の環境情報提供装置。
  6. 前記所定の期間における前記現象の実際の発現状況を取得する発現状況取得手段と、
    前記発現状況取得手段によって取得された発現状況と、前記積算量算出手段によって算出された積算量と、を関連付けて蓄積する蓄積手段と、
    を更に備える、請求項2に記載の環境情報提供装置。
  7. 前記現象の発現に対して推奨される対策をユーザに対して予め通知する通知手段を更に備え、
    前記発生状況取得手段によって取得される前記現象の実際の発現状況には、前記通知手段によって通知された推奨対策の結果が含まれる、
    請求項6に記載の環境情報提供装置。
  8. 所定の期間における、ユーザの行動に係る場所および日時を示す情報を含む行動予定を、事前に取得する行動予定取得手段と、
    前記行動予定取得手段によって取得された、前記ユーザの行動予定に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の予測値を取得する予測値取得手段と、
    前記予測値取得手段によって取得された予測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の予測積算量を事前に算出する予測積算量算出手段と、
    を更に備え、
    前記通知手段は、前記推奨対策と共に、前記予測積算量をユーザに対して予め通知する、
    請求項7に記載の環境情報提供装置。
  9. 所定の要素を原因としてユーザに発現する現象に関する情報を提供するために、コンピュータが、
    所定の期間における、ユーザの行動に係る場所および日時を示す情報を含む行動履歴を
    取得する行動履歴取得ステップと、
    前記行動履歴取得ステップにおいて取得された、前記ユーザの行動履歴に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の実測値を取得する実測値取得ステップと、
    前記実測値取得ステップにおいて取得された実測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の積算量を算出する積算量算出ステップと、
    前記行動履歴に含まれる場所が屋外であるか否かを判定する判定ステップと、
    を実行し、
    前記積算量算出ステップでは、前記実測値取得ステップにおいて取得された実測値のうち、前記判定ステップにおいて屋外であると判定された場所に係る実測値が積算される、
    環境情報提供方法。
  10. 所定の要素を原因としてユーザに発現する現象に関する情報を提供するために、コンピュータを、
    所定の期間における、ユーザの行動に係る場所および日時を示す情報を含む行動履歴を取得する行動履歴取得手段と、
    前記行動履歴取得手段によって取得された、前記ユーザの行動履歴に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の実測値を取得する実測値取得手段と、
    前記実測値取得手段によって取得された実測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の積算量を算出する積算量算出手段と、
    前記行動履歴に含まれる場所が屋外であるか否かを判定する判定手段と、
    として機能させ、
    前記積算量算出手段は、前記実測値取得手段によって取得された実測値のうち、前記判定手段によって屋外であると判定された場所に係る実測値を積算する、
    環境情報提供プログラム。
  11. 所定の現象がユーザに発現する原因となる所定の要素の量または濃度を測定するセンサと、
    1以上の前記センサと接続され、前記センサによって測定された前記所定の要素の実測値を収集するデータ収集装置と、
    前記センサによって測定され、前記データ収集装置によって収集された前記所定の要素の実測値を蓄積するデータサーバ装置と、
    ユーザに対して前記現象についての情報を提供するための環境情報提供装置と、を備え、
    前記環境情報提供装置は、
    所定の期間における、ユーザの行動に係る場所および日時を示す情報を含む行動履歴を取得する行動履歴取得手段と、
    前記行動履歴取得手段によって取得された、前記ユーザの行動履歴に含まれる場所および日時における、前記所定の要素の実測値を取得する実測値取得手段と、
    前記実測値取得手段によって取得された実測値を積算することで、前記所定の期間における前記ユーザに係る前記所定の要素の積算量を算出する積算量算出手段と、
    前記行動履歴に含まれる場所が屋外であるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記積算量算出手段は、前記実測値取得手段によって取得された実測値のうち、前記判定手段によって屋外であると判定された場所に係る実測値を積算する、
    環境情報提供システム。
JP2009187659A 2009-08-13 2009-08-13 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム Expired - Fee Related JP5390986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009187659A JP5390986B2 (ja) 2009-08-13 2009-08-13 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009187659A JP5390986B2 (ja) 2009-08-13 2009-08-13 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011039862A JP2011039862A (ja) 2011-02-24
JP5390986B2 true JP5390986B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=43767554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009187659A Expired - Fee Related JP5390986B2 (ja) 2009-08-13 2009-08-13 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5390986B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5345027B2 (ja) * 2009-09-04 2013-11-20 ウェザー・サービス株式会社 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム
WO2012124259A1 (ja) * 2011-03-14 2012-09-20 株式会社ニコン 情報端末、情報提供サーバ及び制御プログラム
WO2013002155A1 (ja) * 2011-06-27 2013-01-03 日本電気株式会社 行動推奨装置、行動推奨システム、行動推奨方法およびプログラム
CN109621331A (zh) * 2018-12-13 2019-04-16 深圳壹账通智能科技有限公司 辅助健身方法、装置及存储介质、服务器
JP6793301B1 (ja) 2019-08-22 2020-12-02 株式会社日曜発明ギャラリー 健康関連対策情報システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001067403A (ja) * 1999-08-25 2001-03-16 Care Network:Kk 在宅健康管理システム
JP2004516462A (ja) * 2000-12-15 2004-06-03 ヌーリー テクノロジーズ リミテッド 位置に基づいた気象ナウキャストシステム及び方法
JP2002251484A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Fujitsu Ltd ユーザ固有のソフトウェアプロセスを用いた気象情報システム
JP3861136B2 (ja) * 2001-04-19 2006-12-20 いであ株式会社 医学気象予報配信システム、医学気象予報配信方法、医学気象予報配信プログラム
JP2002358590A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 携帯電話を利用した個人紫外線の情報処理方法およびシステム
US20060289779A1 (en) * 2003-10-09 2006-12-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Uv radiation detection and warning apparatus and method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011039862A (ja) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Liu et al. A survey of mobile crowdsensing techniques: A critical component for the internet of things
JP2011033400A (ja) 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム
JP5390986B2 (ja) 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム
JP5914598B2 (ja) 情報提供サーバ及びプログラム
JP5345027B2 (ja) 環境情報提供装置、システム、方法およびプログラム
US9510156B2 (en) Mobile device alert generation system and method
US10111042B2 (en) Modeling significant locations
CN104471434B (zh) 用于移动设备中的电力保存的位置预测
JP4262129B2 (ja) 気象予測システム
US20150350828A1 (en) Determining a size of a significant user location
US20110022443A1 (en) Employment inference from mobile device data
Zhuang et al. Airsense: A portable context-sensing device for personal air quality monitoring
US20200088545A1 (en) Sensor information management systems and methods
CN103649770A (zh) 移动设备的位置估计
JP2012032968A (ja) 情報収集システム、情報処理装置、サーバ装置、情報収集方法およびプログラム
JP2010121953A (ja) センサー内蔵携帯機器、二酸化炭素濃度測定・開示システム、そのシステム用サーバー、そのサーバー用プログラム及び携帯機器用プログラム
KR20190018129A (ko) 유동인구계수장치 및 유동인구분석시스템
KR20180076084A (ko) 미세먼지 대응 장치 및 방법
KR102134010B1 (ko) 환경의 영향에 기초한 건강 정보를 제공하기 위한 방법 및 서버
JP7272522B2 (ja) データ分析装置、データ分析システム、データ分析方法およびデータ分析プログラム
JP2019139654A (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP6692377B2 (ja) 算出装置、算出方法及び算出プログラム
JP6664583B2 (ja) 情報制御装置、情報制御方法及び情報制御プログラム
JP2012018574A (ja) 曝露量推定システム及び曝露量推定方法
JP6945613B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees