JP2002156946A - 液晶表示パネルの駆動装置 - Google Patents

液晶表示パネルの駆動装置

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JP2002156946A
JP2002156946A JP2000349260A JP2000349260A JP2002156946A JP 2002156946 A JP2002156946 A JP 2002156946A JP 2000349260 A JP2000349260 A JP 2000349260A JP 2000349260 A JP2000349260 A JP 2000349260A JP 2002156946 A JP2002156946 A JP 2002156946A
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liquid crystal
crystal display
image
display
image signal
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JP2000349260A
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English (en)
Inventor
Takashi Tsukada
敬 塚田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、画面分割した液晶表示パネルの部分表
示モード切換時に残像や縦スジが発生していた。 【解決手段】 画像信号処理回路と、タイミング制御信
号発生回路と、白表示制御回路と、表示モード選択スイ
ッチ回路によって構成される駆動装置で、二画面表示分
割された液晶表示パネルの全画面表示から部分表示への
切換に際して、非表示となる画像表示部の動作期間を表
示モード選択スイッチ回路からの表示モード信号を検知
した白表示回路が(ステップ1)、画像信号処理回路と
タイミング制御信号発生回路を制御して、垂直同期信号
に同期したフィールド単位の期間において白表示書き込
みの画像信号電圧にて駆動を行った後(ステップ2)、
ゲートドライバからの走査選択電圧の供給を常時停止さ
せる(ステップ3)べく一連のサイクルをフィールド単
位で周期的にくり返すことにより制御直前の残像や縦ス
ジの発生をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パソコン
や小型情報端末機等に用いられる情報表示用、あるいは
テレビモニター等の映像表示用としての液晶表示パネル
の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンや携帯用電話機等の情報
端末機や映像表示モニターとして軽薄短小の特徴を持つ
液晶表示パネルの搭載機器が増えている。液晶表示パネ
ルの駆動について簡単に述べる。
【0003】図4は、この従来のアクティブマトリック
ス型液晶表示パネルの構成図を示す。
【0004】ここで、6は表示データ信号に対応した電
圧を画素に供給する画像信号電極線(S1〜Sm)、7
は線順次走査を行うための選択走査信号を供給する走査
信号電極線(X1〜Xn)、2は走査信号電極線7から
の選択走査信号により制御されるスイッチング素子とし
ての薄膜トランジスタ[以後、TFTと略す]、3は画
素電極を有する表示材料としての液晶表示素子、4は液
晶表示素子3に充電された画像電圧の低下を抑制するた
めの蓄積容量、8は液晶表示素子3に基準となる電圧を
供給するための対向電極、9は各画像信号電極線6に画
像信号電圧を供給するソースドライバ、10は各走査信
号電極線7に線順次走査を行うための選択走査信号を供
給するゲートドライバである。
【0005】尚、一つの表示画素は各1個のTFT2と
液晶表示素子3と蓄積容量4からなる破線で囲まれた表
示画素1から形成され、多数の表示画素でアクティブマ
トリックス型の液晶表示パネル5が構成される。
【0006】画像信号電極線6および走査信号電極線7
はマトリックス状に配置され、これに対してTFT2の
ソース端子は画像信号電極線6に、ゲート端子は走査信
号電極線7に、ドレイン端子は液晶表示素子3の画素電
極および蓄積容量4の一方の電極に接続され、蓄積容量
4の他方の電極は対向電極8に接続されている。対向電
極8には対向信号電圧Vcomが供給されており、ソー
スドライバ9からの画像信号電圧の駆動法の種類によっ
て直流電圧もしくは一水平同期期間(1H)毎に極性反
転させた電圧を使用する。
【0007】画像表示を行うには、ソースドライバ9よ
り表示データ信号に対応した画像信号電圧を各画像信号
電極線6を介して各TFT2のソース端子(S)に供給
するとともに、これと同期してゲートドライバ10より
選択された走査信号電極線7を介して選択走査信号を各
TFT2のゲート端子(G)に供給する。これにより、
選択された走査信号電極線上の各TFT2は一斉にオン
し、ドレイン端子(D)より供給される表示データ信号
に対応した画像信号電圧と対向電極8に供給されている
対向信号電圧Vcomとの電位差分が最終的な画像情報
の画像表示電圧として各液晶表示素子3と各蓄積容量4
に蓄積される。
【0008】この電圧はTFT2のオフ後もその画像情
報は次の情報が書き込まれる1フィールド期間に渡って
保持される。液晶表示素子3は、この蓄積電圧量に対応
しての液晶分子の捻れ角が変化することにより偏光板で
方向性を与えた光の透過量を制御することでコントラス
トの高い高品位の画像を表示することができる。
【0009】一方、液晶表示パネルを駆動するための基
本的な表示駆動回路は図6の様なブロック回路構成とな
る。ここでは垂直方向で2分割した2画面表示の場合を
示す。
【0010】図6において、5は液晶表示パネル、11
は液晶表示パネル5のソースドライバ9へ画像表示信号
を供給する画像表示信号制御回路、12は液晶表示パネ
ル5のソースドライバ9およびゲートドライバ10の駆
動タイミングを制御する信号を供給するタイミング制御
信号発生回路、13は液晶表示パネル5の駆動に必要な
信号源となる液晶表示用信号源である。
【0011】14は液晶表示装置に電力を供給する電
源、15は電源14から必要な電圧レベルに変換する電
圧変換回路、16は電圧変換回路15からの出力電圧供
給のオンオフ制御を行う電源スイッチ回路、17は2画
面表示制御における表示モード切換スイッチ回路、18
は対向信号電極に対向信号電圧を供給するための対向信
号電圧発生回路である。尚、対向信号電圧は水平同期期
間毎に反転する電圧もしくは直流電圧のいずれであって
もよい。
【0012】液晶表示用信号源13からの信号は画像表
示信号制御回路11とタイミング制御信号発生回路12
に供給され各々から液晶表示パネル5の表示動作に必要
な画像信号電圧およびタイミング制御信号が作られる。
液晶表示パネル5には電圧変換回路15から表示駆動に
必要な各種電圧と画像表示信号制御回路11からソース
ドライバ9へ画像信号電圧そしてタイミング制御信号発
生回路12からソースドライバ9,ゲートドライバ10
へタイミング制御信号が供給されている。
【0013】通常、電源スイッチ回路16のオン制御で
電圧変換回路15が駆動し、各制御回路や液晶表示パネ
ルに電圧供給されることにより液晶表示パネル5の表示
が行われ、一方、電源スイッチ回路16のオフ制御で電
圧変換回路15を停止させて電圧供給を止めることで液
晶表示パネル5への表示動作を終了させる。
【0014】2画面表示は図5のように液晶表示パネル
5を垂直走査方向で表示部Aと表示部Bに分ける。携帯
電話用端末表示を例にすれば、表示部Aは文字記号や受
信状態表示記号等の簡易情報表示を行うためのパーシャ
ル表示部、表示部Bは主表示として詳細な情報表示やT
V電話等の画像表示部である。表示方法としては、待機
状態等での概略情報表示時は表示部Aのみを表示させ、
全体情報表示時には表示部Aと表示部Bの両方を表示さ
せる。
【0015】前記した表示モード切換スイッチ回路17
は、この表示状態を切換えるための制御信号を発生させ
る回路であり、表示部Aのみまたは表示部A,B両方の
全画面表示のいずれかの表示モードを選択するものであ
る。特に携帯機器においては低消費電力が重視される。
そのため、表示部Aのみの表示動作時は表示部Bについ
てはゲートドライバ10から供給されるゲート選択走査
信号電圧を停止させてTFT2をオフ状態に保つことに
より液晶表示素子3への画像信号電圧の充電を行わない
ようにして表示部Bを非表示状態にさせる。
【0016】図7はこの表示モード切換制御のタイミン
グチャートである。表示モード切換スイッチ回路17で
表示モードを表示部Aのみにすると表示切換信号VMは
ハイ(Hi)になり、垂直同期信号VDに同期したタイ
ミングから画像表示信号VSを表示部Aの期間に対応し
たパーシャル表示信号のみにすると共にゲートドライバ
10からのゲート選択信号電圧をゲート選択停止信号G
SCによって、パーシャル表示を行う期間以外はロウ
(Lo)にしてTFT2のゲート端子に通常供給される
ゲート選択信号電圧を止めている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような液晶表示パ
ネルの駆動にあっては、図5で示すように表示部BでS
の文字表示を行っている時の全画面表示から表示部Aの
みの表示モードに切り換えた場合、表示部Bの画像表示
動作を停止させると直前の画像信号電圧が液晶表示素子
に蓄積された状態で終了するので、この蓄積された画像
信号電圧が放電されるまでの間、Sの表示文字の画面は
徐々に画像表示が消えていく残像現象が発生する。
【0018】また、画像表示状態から電源を立ち下げた
場合も画像表示動作が単時間で停止するので表示モード
切換時と同様に直前に蓄積された画像信号電圧が自然放
電されるまでの間、残像が生じるなど表示品位の著しい
低下をもたらす。特に反射型液晶表示パネルにあっては
外光の反射を利用して画面表示を行うので、この残像は
消滅するまで見えてしまう。
【0019】更に、表示部Aの最終ラインに書き込まれ
た画像信号電圧あるいは表示部Bの非表示化期間に書き
込まれた画像信号電圧のレベルにより非表示化された表
示部Bに縦方向の線状の表示が生じる。この表示の不具
合は、縦スジとも呼称される。以下縦スジと略記する。
長時間動作を行うとその縦スジが焼き付いてしまう現象
が起こる。
【0020】これは、液晶パネル5の画像信号電極線6
の浮遊容量に書き込まれた画像信号電圧が蓄積状態で保
持されることにより非表示化されている表示部Bの液晶
素子に対してリーク電流が流れ込み電位蓄積が起こるた
めと推測される。この現象は表示モード切換時点より数
十ミリ秒から数百ミリ秒という比較的長い時間かかった
後に現れ、特に液晶表示素子の電圧に対する光透過率の
変化率が大きい中間調表示レベルの画像信号電圧で顕著
な傾向がある。
【0021】本発明は係る点に鑑み、非表示化時の画像
表示部に対して発生する残像および縦スジを抑制するこ
とを目的としたものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、画像信号電極と走査信号電極とで構成され
るマトリックス状の電極と、前記画像信号電極に画像信
号電圧を供給するソースドライバと、前記走査信号電極
に走査選択電圧を供給するゲートドライバと、前記画像
信号電圧および前記走査選択電圧で制御される前記各マ
トリックス状の電極の領域内に設けられた液晶表示素子
群とを備えた液晶表示パネルを駆動する駆動装置であっ
て、画像信号系を制御する画像信号処理回路と、前記液
晶表示パネルの駆動タイミング信号を制御するタイミン
グ制御信号発生回路と、前記画像信号処理回路を、また
は前記画像信号処理回路と前記タイミング制御信号発生
回路とを、制御する白表示制御回路とを備え、前記液晶
表示パネルが画像を表示している状態から画像表示を停
止する状態に移るさい、前記白表示制御回路が、前記画
像信号処理回路を制御して、前記液晶表示素子に対し
て、その液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の画像信号電
圧を与えさせることを特徴とする液晶表示パネルの駆動
装置である。
【0023】第2の本発明(請求項2に対応)は、画像
信号電極と走査信号電極とで構成されるマトリックス状
の電極と、前記画像信号電極に画像信号電圧を供給する
ソースドライバと、前記走査信号電極に走査選択電圧を
供給するゲートドライバと、前記画像信号電圧および前
記走査選択電圧で制御される前記各マトリックス状の電
極の領域内に設けられた液晶表示素子群とを備えた液晶
表示パネルを駆動する駆動装置であって、画像信号系を
制御する画像信号処理回路と、前記液晶表示パネルの駆
動タイミング信号を制御するタイミング制御信号発生回
路と、前記画像信号処理回路および前記タイミング制御
信号発生回路を制御する白表示制御回路とを備え、前記
液晶表示パネルが垂直方向に複数個に分割された画像表
示部を有しており、前記複数個の画像表示部の全てが画
像を表示している状態から、前記複数個の画像表示部の
うちのいずれかが画像表示を停止する状態に移るさい、
前記白表示制御回路が、前記画像信号処理回路を制御し
て、前記画像表示を停止する状態に移る前記画像表示部
の前記液晶表示素子に対して、その液晶表示素子の閾値
電圧近傍以下の画像信号電圧を与えさせることを特徴と
する液晶表示パネルの駆動装置である。
【0024】第3の本発明(請求項3に対応)は、前記
複数個の画像表示部のうちのいずれかが画像表示を停止
する状態に移るさい、前記白表示制御回路が、前記画像
表示を停止する状態に移る前記画像表示部の前記液晶表
示素子に対して、その液晶表示素子の閾値電圧近傍以下
の画像信号電圧を与えさせる動作と、前記ゲートドライ
バからの前記走査選択電圧の供給を所定の期間停止させ
る動作とを周期的に繰り返して行わせるように、前記画
像信号処理回路を制御することを特徴とする第2の本発
明に記載の液晶表示パネルの駆動装置である。
【0025】第4の本発明(請求項4に対応)は、前記
液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の画像信号電圧を与え
させる期間が1フィールド期間または1フレーム期間で
あるとともに、その期間が奇数個のフィールド期間また
はフレーム期間で構成される周期毎に生じることを特徴
とする第3の本発明に記載の液晶表示パネルの駆動装置
である。
【0026】第5の本発明(請求項5に対応)は、前記
液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の画像信号電圧を与え
させる期間が連続する2フィールド期間または2フレー
ム期間であるとともに、その期間が奇数個のフィールド
期間またはフレーム期間で構成される第1の期間と、偶
数個のフィールド期間またはフレーム期間で構成される
第2の期間との繰り返しの、前記第1の期間および前記
第2の期間の初めから実質上同じ時間経ったタイミング
で生じ、さらに前記連続する2フィールド期間または2
フレーム期間には極性が反対の電圧が与えられることを
特徴とする第3の本発明に記載の液晶表示パネルの駆動
装置である。
【0027】本発明は前記した駆動装置により、表示モ
ードの切換時に切換直前の非表示部における残像および
縦スジを強制的に白表示書き込み制御を行うことにより
抑制するものである。
【0028】第6の本発明(請求項6に対応)は、第1
から第5のいずれかの本発明に記載の液晶表示パネルの
駆動装置と、画像信号電極と走査信号電極とで構成され
るマトリックス状の電極と、前記画像信号電極に画像信
号電圧を供給するソースドライバと、前記走査信号電極
に走査選択電圧を供給するゲートドライバと、前記画像
信号電圧および前記走査選択電圧で制御される前記各マ
トリックス状の電極の領域内に設けられた液晶表示素子
群とを有する液晶表示パネルとを備えたことを特徴とす
る液晶表示装置である。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
る液晶表示パネルの駆動装置での残像/縦スジ抑制制御
に関する制御シーケンスである。尚、液晶表示パネルと
しては、液晶素子に電圧が印加されない時には白表示状
態となるいわゆるノーマリーホワイト型を想定する。表
示モードの切換は表示モード選択切換スイッチ回路17
(図2参照)で行われ、ここより出力される表示切換信
号VMがハイ(Hi)かロウ(Lo)かをVM検知部で
判定(ステップ1)し、VM=Lo時は表示部A,Bの
両方による全面画像表示となり通常の表示駆動が行われ
る。
【0030】一方、VM=Hi時は表示部Aのみの表示
モードになり、表示部Aにパーシャル表示を行った後、
表示部Bの期間おいて表示部Bの全ラインに対し1フィ
ールド期間について強制的に白表示制御を行う(ステッ
プ2)。つまり、表示動作を停止させる表示部Bの全ラ
インに対し強制的に、液晶表示素子の実質上閾値電圧以
下の画像信号電圧を与える。
【0031】これにより、表示モード切換直前に表示部
Bの液晶表示素子3が画像表示データに対応して蓄積し
ていた電位は白表示の画像信号電圧の供給により一瞬に
して液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の電位になるので
白表示に変わる。それ以降の表示部Bのフィールド期間
については、ゲートドライバ10のゲート選択電圧の停
止制御をタイミングコントローラ回路12に与えること
により、以降の表示部Bは画像信号の書き込みを禁止す
るので残像のない非表示状態を保つことができる。
【0032】次に縦スジの抑制であるが、前記したよう
に縦スジは表示モード切換後、数十ミリ秒から数百ミリ
秒で見えてくる。例えば縦スジの現れる時間を170ミ
リ秒程度(垂直同期期間を1/60秒とすると約10フ
ィールド)の場合、マージンを取って7フィールド期間
毎に白表示制御を行わせる様に白表示制御のインターバ
ル期間(n=Fo)をプリセットさせることにより、プ
リセット値のフィールド期間までは表示部Bは常にゲー
ト選択電圧の停止状態になっている。このようなシーケ
ンス制御を行うことで、表示部Bが縦スジを発生する前
に白表示書き込みをして液晶表示素子を絶えずリフレッ
シュさせて表示としての縦スジが浮きでないように抑制
することができる。
【0033】このように、インターバル期間をとって白
表示制御を行うことで、縦スジ抑制制御のための消費電
力を必要な期間のみの書き込み駆動制御により最小限に
留めた少電力駆動にすることができる。
【0034】次に、図1のシーケンス制御を行うための
具体的な説明をする。図2に本発明の残像/縦スジ抑制
制御の表示駆動回路のブロック回路図の実施例を示す。
図6の従来例との相違は表示モード選択スイッチ回路1
7の状態を検知し画像表示信号制御回路11,タイミン
グ制御信号発生回路12を制御する白表示書込制御回路
19が設けられたことである。また図3は、その主な制
御信号のタイミングチャートを示したものでA方式とB
方式の2種類を示してある。以下に詳細な動作説明をす
る。
【0035】まず、図2の白表示書込制御回路19への
制御用入出力信号であるが、表示モード切換時は表示モ
ード選択スイッチ回路17から表示切換信号VMが入力
され、画像部A,Bの両画面表示時はロウ(Lo)、画
像部Aのみのパーシャル表示時はハイ(Hi)となる。
この表示切換信号VMのハイ(Hi)を検知すると図3
のA方式の場合では、1フィールド(1F)周期の垂直
同期信号VDに同期したタイミングから画像表示信号制
御回路11に対して白表示制御信号WSCを送り、この
間の画像表示信号VSの出力を白表示信号WSにする。
【0036】白表示信号WSのレベルは液晶表示素子の
充電電圧を閾値電圧近傍以下の電位にすることで、液晶
表示パネルの非駆動時の透過または反射時の輝度と同じ
くできる。
【0037】この図3のA方式は、7フィールド周期で
1フィールド(1F)期間について表示部Bを白表示書
き込み期間としている。7フィールド周期に関わらず奇
数フィールド周期にすることで白書き込み時の画像信号
電圧の極性は常に…→+→−→+→…(あるいは…→−
→+→−→…)となり確実な交流駆動化により液晶表示
素子の信頼性を保っている。表示部Bの期間に関して、
白書き込み制御以外は、ゲートドライバ10から走査信
号電極線7に供給されていたゲート選択電圧を停止させ
るようにタイミング制御信号発生回路12からゲート選
択停止信号GSCをゲートドライバ10に送る。
【0038】これにより、表示部Bの期間は常にゲート
選択電圧が供給されなくなるので表示部BのTFTは全
てオフ状態(図1のステップ3)となり、液晶表示素子
は殆ど蓄積電圧のない白表示された電位で保持される。
しかし、TFTのオフ期間が長くなってくると前記した
ように縦スジが現れるのでその前に適当なリフレッシュ
周期(ここでは7フィールド周期)で白表示書き込みを
行うことで抑制できる。
【0039】また図3のB方式は白表示制御を2フィー
ルド連続して行うやり方で基本的な制御動作はA方式と
同様である。2フィールド連続により交流駆動化は完結
するが、リフレッシュ周期が偶数フィールドであると白
書き込み時の画像信号電圧の極性は…→+・−→+・−
→…(あるいは…→−・+→−・+→…)となり常にく
り返し極性が同じになるためインターバル期間は常に−
(または+)の状態になるので、極性の偏りが起こりう
る。
【0040】そのため、リフレッシュ周期をNとN−1
(あるいはN+1)というような奇数と偶数フィールド
期間のくり返しにした方が…→+・−→−・+→+・−
→…(あるいは…→−・+→+・−→−・+→…)とな
りインターバル期間の極性も交流化されるため、この方
が液晶表示素子の信頼性の面で好ましい。この図では7
フィールドと8フィールド周期の交互のくり返しの例で
示してある。
【0041】ここでは画像表示信号VSについて、表示
部Aのパーシャル表示期間以外の表示部Bの制御動作期
間中の画像信号電圧はセンター値の直流電圧に設定した
状態で示したが、前記した様にこの間はゲート選択電圧
を停止させているため表示書き込み動作がなされないの
で画像信号電圧の状態に対する制約は特にない。
【0042】また、液晶表示パネルの分割表示例として
2分割表示時の場合を示したが、これ以上の複数分割表
示であっても、表示モード切換にて非表示化させたい表
示部がある時には残像や縦スジ問題がありうるので、本
発明はこれらに対しても有効であることはいうまでもな
い。
【0043】更に、液晶表示パネルとしてノーマリーホ
ワイト型について述べたが、液晶表示素子に電圧印加の
ない時に黒表示となるノーマリーブラック型の液晶表示
パネルの場合も白表示書き込み制御に関しては同様な制
御で実現でき、白表示書き込みが黒表示書き込みと言い
方が変わるだけである。
【0044】また、上述した実施の形態では、「フィー
ルド」についての表示制御を述べたが、「フレーム」に
ついても「フィールド」と同様に表示制御をすることが
できる。
【0045】上述した実施の形態では、表示部Aおよび
表示部Bを有する液晶表示パネルを例にとり、表示部A
および表示部Bの双方に画像表示させていた状態から、
表示部Bのみ画像表示動作を停止させる場合に、その表
示部Bの全ラインに対し1フィールド期間、強制的に白
表示制御を行って、表示部Bの残像発生を抑制させる動
作を示した。
【0046】これ以外にも、電源をオンからオフにした
時に表示部Aもしくは表示部A,Bの画像表示動作が停
止に移る場合にも、その表示部Aもしくは表示部A,B
の全ラインに対し1フィールド期間、強制的に白表示制
御を行うと、表示部Aもしくは表示部A,Bの残像発生
を抑制することができる。なお、白表示制御とは、液晶
表示素子の閾値電圧近傍以下の画像信号電圧を与える制
御を意味する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、画像表示状態から画像非表示状態に移る
液晶表示パネルに発生する残像を抑制する液晶表示パネ
ルの駆動装置を提供することができる。
【0048】また、本発明は、垂直方向に複数の画像表
示部を有する液晶表示パネルのいずれかの画像表示部が
画像表示状態から画像非表示状態に移るさい、その画像
非表示状態に移った画像表示部に発生する縦スジを抑制
する液晶表示パネルの駆動装置を提供することができ
る。
【0049】このように、全画面表示状態から画面分割
して一方を表示、他方を非表示とした時に表示モードを
切換えた時の非表示部にて切換直前の残像および縦スジ
の発生を抑制するもので特に反射型液晶表示パネルにあ
っては著しい表示品位の向上をもたらすなど、その効果
は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態での表示モードの切換時に
おける白表示書込制御回路の制御シーケンス動作を示す
説明図
【図2】本発明の実施の形態での残像および縦スジ抑制
制御を行う液晶表示パネルの駆動装置のブロック回路図
【図3】本発明の実施の形態での図2の液晶表示パネル
の駆動装置での表示モード切換時の残像および縦スジ抑
制制御に関する主なタイミングチャート図
【図4】一般的なアモルファスTFTによるアクティブ
型液晶表示パネルの構成図
【図5】液晶表示パネルの分割表示における残像および
縦スジ現象の説明図
【図6】従来のアクティブ型液晶表示パネルの駆動装置
におけるブロック回路図
【図7】図6の液晶表示パネルの駆動装置に関する分割
表示における主な制御信号のタイミングチャート
【符号の説明】
5 液晶表示パネル 11 画像表示信号制御回路 12 タイミング制御信号発生回路 17 表示モード選択スイッチ回路 19 白表示書込制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 623 G09G 3/20 623C Fターム(参考) 2H093 NA22 NC02 NC09 NC11 NC16 NC59 ND12 5C006 AA01 AA11 AA22 AC21 AC22 AC24 AF67 BB16 BC03 BC16 BF46 FA34 5C080 AA10 BB05 CC03 DD01 FF11 JJ01 JJ02 JJ04 JJ07 KK02 KK43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号電極と走査信号電極とで構成さ
    れるマトリックス状の電極と、前記画像信号電極に画像
    信号電圧を供給するソースドライバと、前記走査信号電
    極に走査選択電圧を供給するゲートドライバと、前記画
    像信号電圧および前記走査選択電圧で制御される前記各
    マトリックス状の電極の領域内に設けられた液晶表示素
    子群とを備えた液晶表示パネルを駆動する駆動装置であ
    って、 画像信号系を制御する画像信号処理回路と、 前記液晶表示パネルの駆動タイミング信号を制御するタ
    イミング制御信号発生回路と、 前記画像信号処理回路を、または前記画像信号処理回路
    と前記タイミング制御信号発生回路とを、制御する白表
    示制御回路とを備え、 前記液晶表示パネルが画像を表示している状態から画像
    表示を停止する状態に移るさい、前記白表示制御回路
    が、前記画像信号処理回路を制御して、前記液晶表示素
    子に対して、その液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の画
    像信号電圧を与えさせることを特徴とする液晶表示パネ
    ルの駆動装置。
  2. 【請求項2】 画像信号電極と走査信号電極とで構成さ
    れるマトリックス状の電極と、前記画像信号電極に画像
    信号電圧を供給するソースドライバと、前記走査信号電
    極に走査選択電圧を供給するゲートドライバと、前記画
    像信号電圧および前記走査選択電圧で制御される前記各
    マトリックス状の電極の領域内に設けられた液晶表示素
    子群とを備えた液晶表示パネルを駆動する駆動装置であ
    って、 画像信号系を制御する画像信号処理回路と、 前記液晶表示パネルの駆動タイミング信号を制御するタ
    イミング制御信号発生回路と、 前記画像信号処理回路および前記タイミング制御信号発
    生回路を制御する白表示制御回路とを備え、 前記液晶表示パネルが垂直方向に複数個に分割された画
    像表示部を有しており、前記複数個の画像表示部の全て
    が画像を表示している状態から、前記複数個の画像表示
    部のうちのいずれかが画像表示を停止する状態に移るさ
    い、 前記白表示制御回路が、前記画像信号処理回路を制御し
    て、前記画像表示を停止する状態に移る前記画像表示部
    の前記液晶表示素子に対して、その液晶表示素子の閾値
    電圧近傍以下の画像信号電圧を与えさせることを特徴と
    する液晶表示パネルの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個の画像表示部のうちのいずれ
    かが画像表示を停止する状態に移るさい、 前記白表示制御回路が、前記画像表示を停止する状態に
    移る前記画像表示部の前記液晶表示素子に対して、その
    液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の画像信号電圧を与え
    させる動作と、前記ゲートドライバからの前記走査選択
    電圧の供給を所定の期間停止させる動作とを周期的に繰
    り返して行わせるように、前記画像信号処理回路を制御
    することを特徴とする請求項2に記載の液晶表示パネル
    の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の
    画像信号電圧を与えさせる期間が1フィールド期間また
    は1フレーム期間であるとともに、その期間が奇数個の
    フィールド期間またはフレーム期間で構成される周期毎
    に生じることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示パ
    ネルの駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の
    画像信号電圧を与えさせる期間が連続する2フィールド
    期間または2フレーム期間であるとともに、その期間が
    奇数個のフィールド期間またはフレーム期間で構成され
    る第1の期間と、偶数個のフィールド期間またはフレー
    ム期間で構成される第2の期間との繰り返しの、前記第
    1の期間および前記第2の期間の初めから実質上同じ時
    間経ったタイミングで生じ、さらに前記連続する2フィ
    ールド期間または2フレーム期間には極性が反対の電圧
    が与えられることを特徴とする請求項3に記載の液晶表
    示パネルの駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の液晶
    表示パネルの駆動装置と、 画像信号電極と走査信号電極とで構成されるマトリック
    ス状の電極と、前記画像信号電極に画像信号電圧を供給
    するソースドライバと、前記走査信号電極に走査選択電
    圧を供給するゲートドライバと、前記画像信号電圧およ
    び前記走査選択電圧で制御される前記各マトリックス状
    の電極の領域内に設けられた液晶表示素子群とを有する
    液晶表示パネルとを備えたことを特徴とする液晶表示装
    置。
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