JP2002221944A - 液晶表示パネルの駆動装置、情報端末装置、液晶表示の制御方法、およびプログラム - Google Patents

液晶表示パネルの駆動装置、情報端末装置、液晶表示の制御方法、およびプログラム

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JP2002221944A
JP2002221944A JP2001017639A JP2001017639A JP2002221944A JP 2002221944 A JP2002221944 A JP 2002221944A JP 2001017639 A JP2001017639 A JP 2001017639A JP 2001017639 A JP2001017639 A JP 2001017639A JP 2002221944 A JP2002221944 A JP 2002221944A
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Takashi Tsukada
敬 塚田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネル非表示化時の画像表示部に発
生する不快な残像が、ユーザに見えてしまうことが多か
った。 【解決手段】 走査信号線を駆動するためのゲートドラ
イバと、液晶パネルにおける表示を行うために、駆動さ
れた走査信号線に対応する液晶表示素子を駆動するため
のソースドライバと、液晶パネルの全部または一部の領
域における表示を停止する際、所定の液晶表示素子に、
液晶表示素子の両端に印加されるべき電圧が所定値以下
となるような表示停止信号を書き込むための制御を行う
残像抑制制御回路19とを備え、表示停止信号の書き込
みが行われた後に、表示を停止すべき領域における表示
が停止される液晶表示パネルの駆動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、ノート
型パソコンや小型情報端末機等に用いられる情報表示
用、あるいはテレビモニター等の映像表示用としての液
晶表示パネルの駆動装置、情報端末装置、液晶表示の制
御方法、およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンや携帯用電話機等の情報
端末機の映像表示モニターとして、軽薄短小の特徴を持
つ液晶表示パネルの搭載機器が増えている。
【0003】そこで、従来のアクティブマトリックス型
液晶表示パネルの構成図である図5、および従来のアク
ティブ型液晶表示パネルの駆動装置のブロック回路図で
ある図6を主として参照しながら、従来の液晶表示装置
の構成および動作について説明する。
【0004】図5において、6は表示デ−タ信号に対応
した電圧を画素に供給する画像信号電極線(S1〜S
m)、7は線順次走査を行うための選択走査信号を供給
する走査信号電極線(X1〜Xn)、2は走査信号電極
線7からの選択走査信号により制御されるスイッチング
素子としての薄膜トランジスタ(以後、TFTと略
す)、3は画素電極を有する表示材料としての液晶表示
素子、4は液晶表示素子3に充電された画像電圧の低下
を抑制するための蓄積容量、8は液晶表示素子3に基準
となる電圧を供給するための対向電極、9は各画像信号
電極線6に画像信号電圧を供給するソースドライバ、1
0は各走査信号電極線7に線順次走査を行うための選択
走査信号を供給するゲートドライバである。
【0005】一つの表示画素は、各1個の、TFT2と
液晶表示素子3と蓄積容量4とからなる破線で囲まれた
表示画素1から形成される。また、多数の表示画素で、
アクティブマトリックス型の液晶表示パネル5が構成さ
れる。
【0006】画像信号電極線6および走査信号電極線7
は、マトリックス状に配置される。これに対して、TF
T2のソ−ス端子は画像信号電極線6に、ゲ−ト端子は
走査信号電極線7に、ドレイン端子は液晶表示素子3の
画素電極および蓄積容量4の一方の電極に接続される。
また、蓄積容量4の他方の電極は、対向電極8に接続さ
れている。また、対向電極8には、対向信号電圧Vco
mが供給されており、ソースドライバ9からの画像信号
電圧の駆動法の種類によって、直流電圧もしくは一水平
同期期間(1H)毎に極性反転させた電圧を使用する。
【0007】画像表示を行うには、ソースドライバ9よ
り、表示デ−タ信号に対応した画像信号電圧を、各画像
信号電極線6を介して各TFT2のソ−ス端子(S)に
供給する。また、画像信号電圧の供給と同期して、ゲー
トドライバ10より選択された走査信号電極線7を介し
て、選択走査信号を、各TFT2のゲ−ト端子(G)に
供給する。これにより、選択された走査信号電極線上の
各TFT2はー斉にオンし、ドレイン端子(D)より供
給される表示デ−タ信号に対応した画像信号電圧と対向
電極8に供給されている対向信号電圧Vcomとの電位
差分が、最終的な画像情報の画像表示電圧として、各液
晶表示素子3と各蓄積容量4に蓄積される。
【0008】TFT2のオフ後も、その画像情報は、次
の情報が書き込まれる1フィールド期間に渡って保持さ
れる。なお、液晶表示素子3は、この蓄積電圧量に対応
しての液晶分子の捻れ角が変化することにより、偏光板
で方向性を与えた光の透過量を制御することで、コント
ラストの高い高品位の画像を表示することができる。
【0009】一方、液晶表示パネルを駆動するための基
本的な表示駆動回路は、図6に示されている。なお、こ
こでは、垂直方向で2分割した2画面表示の場合を示
す。
【0010】図6において、5は液晶表示パネル、11
は液晶表示パネル5のソースドライバ9(図5参照)へ
画像表示信号を供給する画像表示信号制御回路、12は
液晶表示パネル5のソースドライバ9およびゲートドラ
イバ10の駆動タイミングを制御する信号を供給するタ
イミングコントロール回路、13は液晶表示パネル5の
駆動に必要な信号源となる液晶表示用信号源、14は液
晶表示装置に電力を供給する電源、15は電源14から
必要な電圧レベルに変換する電圧変換回路、16は電圧
変換回路15からの出力電圧供給のオンオフ制御を行う
電源スイッチ回路、17は2画面表示制御における表示
モード切換スイッチ回路、18は対向信号電極に対向信
号電圧を供給するための対向信号電圧発生回路である。
【0011】なお、対向信号電圧は、水平同期期間毎に
反転する電圧もしくは直流電圧のいずれであってもよ
い。
【0012】液晶表示用信号源13からの信号は、画像
表示信号制御回路11とタイミングコントロール回路1
2に供給され、各々から、液晶表示パネル5の表示動作
に必要な画像信号電圧およびタイミング制御信号が作ら
れる。
【0013】液晶表示パネル5には、電圧変換回路15
からの、表示駆動に必要な各種電圧が供給される。ま
た、画像表示信号制御回路11からソースドライバ9
(図5参照)への画像信号電圧、そしてタイミングコン
トロール回路12からソースドライバ9,ゲートドライ
バ10(図5参照)へのタイミング制御信号が、供給さ
れている。
【0014】通常、電源スイッチ回路16のオン制御で
電圧変換回路15が駆動し、各制御回路や液晶表示パネ
ルに電圧供給されることにより、液晶表示パネル5の表
示が行われる。また、電源スイッチ回路16のオフ制御
で電圧変換回路15を停止させて、電圧供給を止めるこ
とで、液晶表示パネル5への表示動作を終了させる。
【0015】つぎに、液晶表示パネルの分割表示におけ
る残像現象の説明図である図7を参照しながら、液晶表
示パネル5上における2画面表示について説明する。
【0016】2画面表示は、図7に示されているよう
に、液晶表示パネル5を垂直走査方向で表示部Aと表示
部Bに分ける。携帯電話用端末表示を例にすれば、表示
部Aは文字記号や受信状態表示記号等の簡易情報表示を
行うためのパーシャル表示部、表示部Bは主表示として
詳細な情報表示やTV電話等の画像表示部である。
【0017】表示方法としては、待機状態等での概略情
報表示時は表示部Aのみを表示させ、全体情報表示時に
は表示部Aと表示部Bの両方を表示させる。
【0018】表示モード切換スイッチ回路17は、この
表示状態を切換えるための制御信号を発生させる回路で
あり、表示部Aのみの表示、または表示部A,B両方の
全画面表示のいずれかの表示モードを選択するものであ
る。
【0019】特に携帯機器においては低消費電力が重視
されるため、表示部Aのみの表示動作時は、表示部Bに
ついてはゲートドライバ10から供給されるゲート選択
走査信号電圧を停止させて、TFT2をオフ状態に保
つ。これにより、液晶表示素子3への画像信号電圧の充
電を行わないようにして、表示部Bを非表示状態にさせ
る。
【0020】また、従来の表示モード切換制御のタイミ
ングチャートである図8に示されているように、表示モ
ード切換スイッチ回路17で表示モードを表示部Aのみ
にすると、表示切換信号VMはハイ(Hi)になる。そ
して、垂直同期信号VDに同期したタイミングから、画
像表示信号VSを表示部Aの期間に対応したパーシャル
表示信号のみにする。これと共に、ゲートドライバ10
からのゲート選択信号電圧を、ゲート選択停止信号GS
Cによって、パーシャル表示を行う期間以外はロウ(L
o)とし、TFT2のゲート端子に通常は供給されるゲ
ート選択信号電圧を止めている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば、図7に示すように表示部Bで文字Aの表示を行って
いる時に、全画面表示から表示部Aのみの表示モードに
切り換えた場合、表示部Bでは、画像表示動作を停止さ
せるため、直前の画像信号電圧が液晶表示素子に蓄積さ
れた状態で、表示を終了することになる。そして、この
蓄積された画像信号電圧が放電されるまでの間、表示部
Bでは、徐々に画像表示が消えていく残像現象が発生し
てしまう。
【0022】また、画像表示状態から電源を立ち下げた
場合にも、画像表示動作が単時間で停止するので、表示
モード切換時と同様に、直前に蓄積された画像信号電圧
が放電されるまでの間に残像が生じるなど、表示品位の
著しい低下が避けられない。
【0023】特に、液晶表示パネルが反射型液晶表示パ
ネルであるときには、外光の反射を利用して画面表示を
行うので、これらの残像は、完全に消滅するまでの長い
期間にわたってユーザの目に見えてしまう。
【0024】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、たとえば、非表示化時の画像表示部に対して発生
する残像を抑制することができる液晶表示パネルの駆動
装置、情報端末装置、液晶表示の制御方法、およびプロ
グラムを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、走査信号線と画像信号線とがマトリックス
状に配置され、所定の位置に液晶表示素子が設けられた
液晶パネルの駆動装置であって、前記走査信号線を駆動
するための走査信号線駆動手段と、前記液晶パネルにお
ける表示を行うために、前記駆動された走査信号線に対
応する液晶表示素子を駆動するための液晶表示素子駆動
手段と、前記液晶パネルの全部または一部の領域におけ
る前記表示を停止する際、所定の前記液晶表示素子に、
前記液晶表示素子の両端に印加されるべき電圧が所定値
以下となるような表示停止信号を書き込むための制御を
行う表示停止信号書き込み制御手段とを備え、前記表示
停止信号の書き込みが行われた後に、前記表示を停止す
べき領域における表示が停止される液晶表示パネルの駆
動装置である。
【0026】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
表示を停止すべき領域とは、前記液晶パネルの、前記液
晶表示素子が設けられた全領域であり、前記所定の前記
液晶表示素子とは、前記液晶パネルに設けられた前記液
晶表示素子の全部または一部である第一の本発明の液晶
表示パネルの駆動装置である。
【0027】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
表示を停止すべき領域とは、前記液晶パネルの一部であ
る第一の領域であり、前記所定の前記液晶表示素子と
は、前記第一の領域を少なくとも含む領域に対応する液
晶表示素子である第一の本発明の液晶表示パネルの駆動
装置である。
【0028】第四の本発明(請求項4に対応)は、前記
液晶パネルは、前記第一の領域および第二の領域を有し
ており、前記第二の領域は、前記表示を継続すべき領域
であり、前記第一の領域を少なくとも含む領域とは、前
記第一の領域および前記第二の領域を併せた領域であ
り、前記第二の領域に対しては、前記表示停止信号の書
き込みが行われた後に、前記表示を継続するための表示
信号の書き込みが行われる第三の本発明の液晶表示パネ
ルの駆動装置である。
【0029】第五の本発明(請求項5に対応)は、第一
から第四の何れかの本発明の液晶表示パネルの駆動装置
を用いた情報端末装置である。
【0030】第六の本発明(請求項6に対応)は、走査
信号線と画像信号線とがマトリックス状に配置され、所
定の位置に液晶表示素子が設けられた液晶パネルの前記
走査信号線を駆動し、前記液晶パネルにおける表示を行
うために、前記駆動された走査信号線に対応する液晶表
示素子を駆動し、前記液晶パネルの全部または一部の領
域における前記表示を停止する際、所定の前記液晶表示
素子に、前記液晶表示素子の両端に印加されるべき電圧
が所定値以下となるような表示停止信号を書き込むため
の制御を行い、前記表示停止信号の書き込みを行った後
に、前記表示を停止すべき領域における表示を停止する
液晶表示の制御方法である。
【0031】第七の本発明(請求項7に対応)は、前記
表示を停止すべき領域とは、前記液晶パネルの、前記液
晶表示素子が設けられた全領域であり、前記所定の前記
液晶表示素子とは、前記液晶パネルに設けられた前記液
晶表示素子の全部または一部である第六の本発明の液晶
表示の制御方法である。
【0032】第八の本発明(請求項8に対応)は、前記
表示を停止すべき領域とは、前記液晶パネルの一部であ
る第一の領域であり、前記所定の前記液晶表示素子と
は、前記第一の領域を少なくとも含む領域に対応する液
晶表示素子である第六の本発明の液晶表示の制御方法で
ある。
【0033】第九の本発明(請求項9に対応)は、前記
液晶パネルは、前記第一の領域および第二の領域を有し
ており、前記第二の領域は、前記表示を継続すべき領域
であり、前記第一の領域を少なくとも含む領域とは、前
記第一の領域および前記第二の領域を併せた領域であ
り、前記第二の領域に対しては、前記表示停止信号の書
き込みを行った後に、前記表示を継続するための表示信
号の書き込みを行う第八の本発明の液晶表示の制御方法
である。
【0034】第十の本発明(請求項10に対応)は、第
一の本発明の液晶表示パネルの駆動装置の、前記走査信
号線を駆動するための走査信号線駆動手段と、前記液晶
パネルにおける表示を行うために、前記駆動された走査
信号線に対応する液晶表示素子を駆動するための液晶表
示素子駆動手段と、前記液晶パネルの全部または一部の
領域における前記表示を停止する際、所定の前記液晶表
示素子に、前記液晶表示素子の両端に印加されるべき電
圧が所定値以下となるような表示停止信号を書き込むた
めの制御を行う表示停止信号書き込み制御手段との全部
または一部としてコンピュータを機能させるためのプロ
グラムである。
【0035】第十一の本発明(請求項11に対応)は、
第六の本発明の液晶表示の制御方法の、走査信号線と画
像信号線とがマトリックス状に配置され、所定の位置に
液晶表示素子が設けられた液晶パネルの前記走査信号線
を駆動するステップと、前記液晶パネルにおける表示を
行うために、前記駆動された走査信号線に対応する液晶
表示素子を駆動するステップと、前記液晶パネルの全部
または一部の領域における前記表示を停止する際、所定
の前記液晶表示素子に、前記液晶表示素子の両端に印加
されるべき電圧が所定値以下となるような表示停止信号
を書き込むための制御を行うステップと、前記表示停止
信号の書き込みを行った後に、前記表示を停止すべき領
域における表示を停止するステップとの全部または一部
をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下では、本発明にかかる実施の
形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0037】はじめに、本実施の形態における液晶表示
装置のブロック回路図である図2を参照しながら、本発
明の液晶表示パネルの駆動装置を利用した、本実施の形
態の液晶表示装置の構成について説明する。なお、図6
における従来の手段と同一の手段には、図2において同
一の符号を附した。
【0038】本実施の形態の液晶表示装置は、前述した
従来の液晶表示装置(図6参照)と類似した構成を有し
ている。ただし、本実施の形態の液晶表示装置は、表示
モード選択スイッチ回路17および電源スイッチ回路1
6の状態を検知し、画像表示信号制御回路11,タイミ
ングコントロール回路12、および電圧変換回路15を
制御するための残像抑制制御回路19を備えている。
【0039】なお、本発明の走査信号線駆動手段はゲー
トドライバ10(図5参照)を含む手段に対応し、本発
明の液晶表示素子駆動手段はソースドライバ9(図5参
照)を含む手段に対応し、本発明の表示停止信号書き込
み制御手段は残像抑制制御回路19に対応する。また、
本発明の液晶表示パネルの駆動装置は、残像抑制制御回
路19を含む手段に対応する。
【0040】つぎに、本実施の形態の液晶表示装置の残
像抑制制御に関する制御シーケンスの説明図である図1
を参照しながら、本実施の形態の液晶表示装置の動作に
ついて説明する。なお、本実施の形態の液晶表示装置の
動作について説明しながら、本発明の液晶表示の制御方
法の一実施の形態についても説明する。
【0041】まず、表示モード選択切換時における制御
動作について述べる。なお、本実施の形態の液晶表示パ
ネルとしては、液晶素子に電圧が印加されない時には白
表示状態となる、いわゆるノーマリーホワイト型を想定
している。
【0042】表示モードの切換は、表示モード選択切換
スイッチ回路17で行われ、ここより出力される表示切
換信号VMがハイ(Hi)かロウ(Lo)かを、残像抑
制制御回路19のVM検知部で判定する。
【0043】VM=Lo時は、表示部A,Bの両方によ
る全面画像表示となり、通常の表示駆動がなされ、特に
残像抑制制御は行われない。
【0044】一方、VM=Hi時は、表示部Aのみの表
示モードになり、残像抑制制御回路19が動作する。そ
こで、この場合について、以下で具体的に説明する。
【0045】VM=Hiになると、表示モードの切換直
後の、表示部Bの表示を行うための期間において、フィ
ールド単位で強制的に白表示制御を行う。基本的には、
画像表示信号制御回路11(図2参照)に対する画像信
号電圧を、この間では白表示レベルにする。
【0046】これにより、表示モード切換直前に、表示
部Bの液晶表示素子3が画像表示データに対応して蓄積
していた電位は、白表示の画像信号電圧の供給により、
一瞬にして液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の電位にな
るので、白表示に変わる。
【0047】その後、表示部Bの期間においては、ゲー
トドライバ10(図5参照)のゲート選択電圧の停止制
御をタイミングコントローラ回路12に与えることによ
り、以降の表示部Bは、画像信号の書き込みを禁止す
る。したがって、残像のない非表示状態を保つことがで
きる。
【0048】なお、この方法は電源立ち下げ時の残像抑
制にも有効であるので、これについて以下で具体的に説
明する。
【0049】電源スイッチ回路16により、電圧変換回
路15(図2参照)のオンオフを制御するための電源ス
イッチ信号PSを残像抑制制御回路19に送り、電圧変
換回路15の状態を検知する。そして、電源スイッチ信
号PSがハイ(Hi)かロウ(Lo)かを、残像抑制制
御回路19(図2参照)のPS検知部で判断する。
【0050】PS=Hi時は、電源オン状態の判断のも
と、前述の表示モード選択スイッチ回路17に対応した
制御がなされる。
【0051】一方、電源立ち下げによって電源オフ制御
となるPS=Lo時は、表示モードが(表示部A、表示
部Bの表示状態)に関わらず、全画像表示期間におい
て、フィールド単位で強制的に白表示制御を行う。
【0052】これにより、電源立ち下げ直前に表示部
A,Bの液晶表示素子3が画像表示データに対応して蓄
積していた電位は、白表示の画像信号電圧の供給によ
り、一瞬にして液晶表示素子の閾値電圧近傍以下の電位
になる。したがって、表示部A,Bは、白表示に変わ
る。
【0053】その後、表示部A,Bの表示を行うための
期間にゲートドライバ10のゲート選択電圧の停止制御
をタイミングコントローラ回路12に与えることによ
り、以降の表示部A,Bは、画像信号の書き込みを禁止
するので、残像のない非表示状態を保つ。
【0054】そして、最後に、電圧変換制御信号PSC
(図2参照)をロウ(Lo)にして、電圧変換回路15
からの電源電圧VCCの供給を止め、液晶表示パネル駆
動装置全体の駆動動作を停止する。
【0055】このように、電源立ち下げ時においても、
同様な白表示書き込み制御を行うことで、残像の残らな
い状態が実現できる。
【0056】なお、以上の説明においては、ゲート選択
電圧の停止制御を行ってから、電圧変換回路停止制御を
行うやり方を示したが、これに限らず、電圧変換回路停
止制御で、電源電圧VCCが降下して表示駆動動作がで
きなくなる間まで、常に白表示書き込み制御を行う制御
でもよい。ただし、ゲート選択電圧の停止制御の制御信
号はロウ(Lo)でできるため、電源立ち下げによる電
源電圧VCCの降下に対しても安定した制御動作を保持
できるゲート選択電圧の停止制御を行った方が、より確
実な残像抑制制御が可能である。
【0057】つぎに、表示モード切換時における主な制
御信号のタイミングチャートである図3、および電源立
ち下げ時における主な制御信号のタイミングチャートで
ある図4を参照しながら、残像抑制制御回路19(図2
参照)への制御用入出力信号について、より詳しく説明
する。なお、はじめに、図3を参照しながら、表示モー
ド切換時の残像抑制について説明し、つぎに、図4を参
照しながら、電源立ち下げ時の残像抑制について説明す
る。
【0058】表示モード切換時の残像抑制では、表示モ
ード選択スイッチ回路17から残像抑制制御回路19
へ、表示切換信号VMが入力される。なお、表示切換信
号VMは、表示部A,Bの両画面表示時はロウ(L
o)、表示部Aのみのパーシャル表示時はハイ(Hi)
となる。
【0059】残像抑制制御回路19は、この表示切換信
号VMのハイ(Hi)を検知すると、図3のAで示すよ
うに、1フィールド(1F)周期の垂直同期信号VDに
同期したタイミングで、画像表示信号制御回路11に対
して白表示制御信号WSCを送り、この間の画像表示信
号VSの出力を白表示信号WSにする。
【0060】白表示信号WSのレベルは、液晶表示素子
の充電電圧を閾値電圧近傍以下の電位にすることで、液
晶表示パネルの非駆動時の透過または反射時の輝度と同
じ程度にできる。
【0061】なお、図3に示されているように、ここで
は、液晶表示素子に対して確実な交流化駆動をさせるた
めに、偶数フィールドの2フィールド(2F)に渡って
白表示期間とした。ただし、実際には、表示モード切換
時の直後でのみ白表示制御を行うので、フィールド単位
期間であれば、偶数フィールドにより交流駆動化がなさ
れなかったとしても、特に信頼性に影響のないことを、
ライフテストで確認している。よって、白表示制御をフ
ィールド単位で1フィールド(1F)以上行うことで、
問題なく白表示化を行うことができる。
【0062】このような制御によって、表示部Bで表示
されていた表示モード切換直前の画像は、瞬時に白表示
状態になる。
【0063】この後、次フィールドになると、表示部A
のパーシャル表示期間以外の表示部Bの表示を行うため
の期間については、ゲートドライバ10から走査信号電
極線7に供給されていたゲート選択電圧を停止させるよ
うに、タイミングコントロール回路12から、ゲート選
択停止信号GSCを、ゲートドライバ10に送る。これ
により、表示部Bの表示を行うための期間には、常にゲ
ート選択電圧が供給されなくなるので、表示部BのTF
Tは全てオフ状態となる。
【0064】したがって、液晶表示素子は、殆ど蓄積電
圧のない白表示された電位で保持され、一度の白表示書
き込みだけで残像のない非表示化された白表示画面にす
ることができる。また、表示部Bは、常時ゲート選択電
圧が供給されないので、液晶表示素子の画像信号電圧の
充放電動作もなく、液晶表示パネルの消費電力も下げる
ことができる。
【0065】以上においては、図3のAに示されている
ように、白表示制御信号WSCを表示部A,Bの両方に
対して行った場合について説明した。このような場合に
は、一時的であるが、パーシャル表示を行っている表示
部Aも、白表示となる。
【0066】なお、図3のBは、白表示制御を表示部B
に対してのみ行う場合のタイミングチャートであるが、
この場合における基本動作は、上述した白表示制御信号
WSCを表示部A,Bの両方に対して行う場合と同じで
ある。ただし、表示部Aの表示を行うための期間におい
ても、パーシャル表示信号が送られるため、前述したよ
うな、白表示による一瞬の乱れは生じない。
【0067】つぎに、電源立ち下げ時の残像抑制につい
て述べる。
【0068】電源立ち下げ時の残像抑制では、電源スイ
ッチ回路16(図2参照)から残像抑制制御回路19
へ、電源スイッチ信号PSが入力される。なお、電源ス
イッチ信号PSは、電源オン時はハイ(Hi),電源オ
フ時はロウ(Lo)となる。
【0069】残像抑制制御回路19は、電源スイッチ回
路16により電源オフ動作に入ると、電源スイッチ信号
PSのロウ(Lo)を検知する。そして、残像抑制制御
回路19は、図4に示すように、1フィールド(1F)
周期の垂直同期信号VDに同期したタイミングで、画像
表示信号制御回路11に対して、表示部Aの表示を行う
ための期間であるか、表示部Bの表示を行うための期間
であるかに関係なく、全期間に渡って白表示制御信号W
SCを送り、この間の画像表示信号VSの出力を、白表
示信号WSにする。
【0070】なお、前述したように、白表示信号WSの
レベルは、液晶表示素子の充電電圧を閾値電圧近傍以下
の電位にすることで、液晶表示パネルの非駆動時の透過
または反射時の輝度と同じ程度にできる。また、交流駆
動化を偶数フィールドで行わなくとも、フィールド単位
で1フィールド(1F)以上の白表示制御を行うこと
で、問題なく白表示化を行うことができる。
【0071】このような制御によって、全画像部(表示
部AおよびB)で表示されていた表示モード切換直前の
画像は、瞬時に白表示状態になる。
【0072】この後の次フィールド以降については、ゲ
ートドライバ10から走査信号電極線7の全ラインに供
給されていたゲート選択電圧を停止させるように、タイ
ミングコントロール回路12から、ゲート選択停止信号
GSCを、ゲートドライバ10に送る。これにより、常
にゲート選択電圧が供給されなくなるので、TFTは全
てオフ状態となる。そして、液晶表示素子は、殆ど蓄積
電圧のない白表示された電位で保持され、一度の白表示
書き込みだけで、残像のない非表示化された白表示画面
にすることができる。
【0073】このゲート選択停止信号GSCの制御の
後、残像抑制制御回路19から電圧変換回路15に送ら
れている電源変換制御信号PSCをロウ(Lo)にし
て、電源変換回路15から各制御回路に供給されている
電源電圧VCCの供給を停止させ、液晶表示パネルの表
示駆動動作を終わることになる。
【0074】なお、以上の説明においては、白表示制御
の後にゲート選択電圧の停止制御を行ってから、電圧変
換回路停止制御を行うやり方を示したが、これに限ら
ず、電圧変換回路停止制御で電源電圧VCCが低下して
表示駆動動作ができなくなる間まで、常に白表示書き込
み制御を行う制御も考えられる。ただし、この間の白表
示動作が一時的に不安定になる恐れがあることを考慮す
ると、ゲート選択電圧の停止制御の制御信号はロウ(L
o)レベルでの制御で行えるため、電源立ち下げによる
電源電圧VCCの降下があっても安定した制御動作の保
持ができるゲート選択電圧の停止制御を行った方が、よ
り確実な残像抑制制御が可能である。
【0075】また、残像抑制制御回路17の制御動作中
における画像表示信号VSの本来の表示期間以外につい
て、画像信号電圧はセンター値の直流電圧に設定した状
態で示したが、前述した様に、この間はゲート選択電圧
を停止させているため表示書き込み動作がなされないの
で、画像信号電圧の状態に対する制約は特にない。
【0076】また、液晶表示パネルの分割表示例として
2分割表示時の場合を示したが、これ以上の複数分割表
示であっても、表示モード切換にて非表示化させたい表
示部がある時には残像問題がありうるので、本発明はこ
れらに対しても有効であることはいうまでもない。
【0077】また、液晶表示パネルとしてノーマリーホ
ワイト型について述べたが、液晶表示素子に電圧印加の
ない時に黒表示となるノーマリーブラック型の液晶表示
パネルの場合も、残像抑制制御に関しては同様な制御で
実現でき、白表示書き込みが黒表示書き込みと言い方が
変わるだけである。
【0078】このように、本発明は、たとえば、液晶表
示パネルと、画像信号系を制御する画像信号処理回路
と、前記液晶表示パネルの駆動タイミング信号を制御す
るタイミング信号発生回路と、前記液晶表示パネル,画
像信号処理回路,タイミング信号発生回路に電力を供給
する電源部と、前記電源部の開閉制御する電源スイッチ
回路と、前記画像信号処理回路および前記タイミング信
号発生回路を制御する残像抑制回路と前記残像抑制回路
に表示モード信号を送る表示モード選択スイッチ回路に
よって構成される駆動装置で、かつ前記液晶表示パネル
を垂直同期期間に対し画像表示部A期間と画像表示部B
期間に分割した二画面表示制御をさせるにあたり、前記
画像表示部A,Bの両画面表示から画像表示部Aまたは
画像表示部Bのみへの前記表示モード選択スイッチ回路
の切換時に少なくとも垂直同期信号に同期したフィール
ド単位の期間において白表示書き込みの画像信号電圧に
て駆動を行った後、対象表示モード外の画像表示部の期
間に関して前記ゲートドライバからの走査選択電圧の供
給を常時停止させるべく、表示モード信号を検知した前
記残像抑制回路により前記画像信号処理回路と前記タイ
ミング信号発生回路を制御したことを特徴とする液晶表
示パネルの駆動装置である。
【0079】また、本発明は、たとえば、電源スイッチ
回路による電源供給の立ち下げ動作時に、前記残像抑制
回路の制御により前記画像信号処理回路および前記タイ
ミング信号発生回路から前記液晶表示パネルに供給され
る画像信号を少なくとも垂直同期信号に同期したフィー
ルド単位の期間において白表示書き込みの画像信号電圧
にて駆動した後、前記ゲートドライバからの走査選択電
圧の供給を停止させ、その後電源の供給停止を行ったこ
とを特徴とする液晶表示パネルの駆動装置である。
【0080】また、本発明は、たとえば、前記した駆動
装置により、表示モードの切換時に切換直前の表示画像
の残像および電源立ち下げ時の直前の表示画像の残像を
強制的に白表示書き込み制御を行うことにより残像抑制
を行うものである。
【0081】また、本発明は、たとえば、本発明の液晶
表示パネルの駆動装置を用いた情報端末装置である。
【0082】なお、本発明の表示停止信号の書き込み
は、前述した本実施の形態においては、表示部Bに対応
する液晶表示素子、または表示部AおよびBに対応する
液晶表示素子に対して行われた。しかし、これに限ら
ず、本発明の表示停止信号の書き込みは、要するに、所
定の液晶表示素子に対して行われればよい。たとえば、
本発明の表示を停止すべき領域が、液晶パネルの、液晶
表示素子が設けられた全領域である場合、表示停止信号
の書き込みは、(1)全領域に対応する液晶表示素子に
対して行われてもよいし、(2)液晶パネルの中央部付
近の、表示品位に大きな影響を与える領域に対応する液
晶表示素子に対してのみ行われてもよい。
【0083】また、本発明の、表示を停止すべき領域に
おける表示の停止は、前述した本実施の形態において
は、液晶表示パネル5が垂直方向で表示部Aと表示部B
に分けられていたため(図7参照)、(1)表示を停止
すべき領域が表示部Bであるときには、表示部Bに対応
する走査信号線の駆動を停止することによって行われ、
(2)表示を停止すべき領域が表示部AおよびBである
ときには、表示部AおよびBに対応する走査信号線の駆
動を停止することによって行われた。しかし、これに限
らず、表示を停止すべき領域における表示の停止は、表
示を停止すべき領域に対応する走査信号線および/また
は画像信号線の駆動を停止することによって行われても
よい。たとえば、液晶表示パネル5が水平方向で表示部
A’と表示部B’に分けられている場合、表示部B’に
対応する表示の停止は、表示部B’に対応する画像信号
線の駆動を停止することによって行われてもよい。
【0084】本発明は、上述した本発明の液晶表示パネ
ルの駆動装置、情報端末装置の全部または一部の手段
(または、装置、素子、回路、部など)の機能をコンピ
ュータにより実行させるためのプログラムであって、コ
ンピュータと協働して動作するプログラムである。
【0085】本発明は、上述した本発明の液晶表示の制
御方法の全部または一部のステップ(または、工程、動
作、作用など)の動作をコンピュータにより実行させる
ためのプログラムであって、コンピュータと協働して動
作するプログラムである。
【0086】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部など)、本発明の一部のステップ
(または、工程、動作、作用など)は、それらの複数の
手段またはステップの内の幾つかの手段またはステップ
を意味する、あるいは一つの手段またはステップの内の
一部の機能または一部の動作を意味するものである。ま
た、本発明のプログラムを記録した、コンピュータに読
みとり可能な記録媒体も本発明に含まれる。また、本発
明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読
み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働
して動作する態様であっても良い。また、本発明のプロ
グラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュ
ータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作す
る態様であっても良い。また、記録媒体としては、RO
M等が含まれ、伝送媒体としては、インターネット等の
伝送媒体、光・電波・音波等が含まれる。
【0087】なお、本発明の構成は、ソフトウェア的に
実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
【0088】以上説明したように、本発明によれば、画
面分割して表示モードを切換える時の切換直前の画像の
残像および電源立ち下げ時の立ち下げ直前の画像の残像
に対して、表示モード切換直後および電源立ち下げ直後
に強制的に白表示書き込み制御を行った後、液晶パネル
のゲート選択電圧の供給を停止させることにより、残像
の発生を一瞬にしてなくして残像の発生を抑制するもの
で特に反射型液晶表示パネルにあっては著しい表示品位
の向上をもたらすなど、その効果は大なるものである。
【0089】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、たとえば、非表示化時の画像表示部に対して
発生する残像を抑制することができるという長所を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における液晶表示装置の残
像抑制制御に関する制御シーケンスの説明図
【図2】本発明の実施の形態における液晶表示装置のブ
ロック回路図
【図3】本発明の実施の形態における表示モード切換時
における主な制御信号のタイミングチャート
【図4】本発明の実施の形態における電源立ち下げ時に
おける主な制御信号のタイミングチャート
【図5】従来のアクティブマトリックス型液晶表示パネ
ルの構成図
【図6】従来のアクティブ型液晶表示パネルの駆動装置
のブロック回路図
【図7】液晶表示パネルの分割表示における残像現象の
説明図
【図8】従来の表示モード切換制御のタイミングチャー
【符号の説明】
5 液晶表示パネル 11 画像表示信号制御回路 12 タイミングコントロール回路 15 電圧変換回路 16 電源スイッチ回路 17 表示モード選択スイッチ回路 19 残像抑制制御回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査信号線と画像信号線とがマトリック
    ス状に配置され、所定の位置に液晶表示素子が設けられ
    た液晶パネルの駆動装置であって、 前記走査信号線を駆動するための走査信号線駆動手段
    と、 前記液晶パネルにおける表示を行うために、前記駆動さ
    れた走査信号線に対応する液晶表示素子を駆動するため
    の液晶表示素子駆動手段と、 前記液晶パネルの全部または一部の領域における前記表
    示を停止する際、所定の前記液晶表示素子に、前記液晶
    表示素子の両端に印加されるべき電圧が所定値以下とな
    るような表示停止信号を書き込むための制御を行う表示
    停止信号書き込み制御手段とを備え、 前記表示停止信号の書き込みが行われた後に、前記表示
    を停止すべき領域における表示が停止される液晶表示パ
    ネルの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記表示を停止すべき領域とは、前記液
    晶パネルの、前記液晶表示素子が設けられた全領域であ
    り、 前記所定の前記液晶表示素子とは、前記液晶パネルに設
    けられた前記液晶表示素子の全部または一部である請求
    項1記載の液晶表示パネルの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記表示を停止すべき領域とは、前記液
    晶パネルの一部である第一の領域であり、 前記所定の前記液晶表示素子とは、前記第一の領域を少
    なくとも含む領域に対応する液晶表示素子である請求項
    1記載の液晶表示パネルの駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記液晶パネルは、前記第一の領域およ
    び第二の領域を有しており、 前記第二の領域は、前記表示を継続すべき領域であり、 前記第一の領域を少なくとも含む領域とは、前記第一の
    領域および前記第二の領域を併せた領域であり、 前記第二の領域に対しては、前記表示停止信号の書き込
    みが行われた後に、前記表示を継続するための表示信号
    の書き込みが行われる請求項3記載の液晶表示パネルの
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れかに記載の液晶表
    示パネルの駆動装置を用いた情報端末装置。
  6. 【請求項6】 走査信号線と画像信号線とがマトリック
    ス状に配置され、所定の位置に液晶表示素子が設けられ
    た液晶パネルの前記走査信号線を駆動し、 前記液晶パネルにおける表示を行うために、前記駆動さ
    れた走査信号線に対応する液晶表示素子を駆動し、 前記液晶パネルの全部または一部の領域における前記表
    示を停止する際、所定の前記液晶表示素子に、前記液晶
    表示素子の両端に印加されるべき電圧が所定値以下とな
    るような表示停止信号を書き込むための制御を行い、 前記表示停止信号の書き込みを行った後に、前記表示を
    停止すべき領域における表示を停止する液晶表示の制御
    方法。
  7. 【請求項7】 前記表示を停止すべき領域とは、前記液
    晶パネルの、前記液晶表示素子が設けられた全領域であ
    り、 前記所定の前記液晶表示素子とは、前記液晶パネルに設
    けられた前記液晶表示素子の全部または一部である請求
    項6記載の液晶表示の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記表示を停止すべき領域とは、前記液
    晶パネルの一部である第一の領域であり、 前記所定の前記液晶表示素子とは、前記第一の領域を少
    なくとも含む領域に対応する液晶表示素子である請求項
    6記載の液晶表示の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記液晶パネルは、前記第一の領域およ
    び第二の領域を有しており、 前記第二の領域は、前記表示を継続すべき領域であり、 前記第一の領域を少なくとも含む領域とは、前記第一の
    領域および前記第二の領域を併せた領域であり、 前記第二の領域に対しては、前記表示停止信号の書き込
    みを行った後に、前記表示を継続するための表示信号の
    書き込みを行う請求項8記載の液晶表示の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の液晶表示パネルの駆動
    装置の、前記走査信号線を駆動するための走査信号線駆
    動手段と、前記液晶パネルにおける表示を行うために、
    前記駆動された走査信号線に対応する液晶表示素子を駆
    動するための液晶表示素子駆動手段と、前記液晶パネル
    の全部または一部の領域における前記表示を停止する
    際、所定の前記液晶表示素子に、前記液晶表示素子の両
    端に印加されるべき電圧が所定値以下となるような表示
    停止信号を書き込むための制御を行う表示停止信号書き
    込み制御手段との全部または一部としてコンピュータを
    機能させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の液晶表示の制御方法
    の、走査信号線と画像信号線とがマトリックス状に配置
    され、所定の位置に液晶表示素子が設けられた液晶パネ
    ルの前記走査信号線を駆動するステップと、前記液晶パ
    ネルにおける表示を行うために、前記駆動された走査信
    号線に対応する液晶表示素子を駆動するステップと、前
    記液晶パネルの全部または一部の領域における前記表示
    を停止する際、所定の前記液晶表示素子に、前記液晶表
    示素子の両端に印加されるべき電圧が所定値以下となる
    ような表示停止信号を書き込むための制御を行うステッ
    プと、前記表示停止信号の書き込みを行った後に、前記
    表示を停止すべき領域における表示を停止するステップ
    との全部または一部をコンピュータに実行させるための
    プログラム。
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