JP2002156059A - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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JP2002156059A
JP2002156059A JP2000352836A JP2000352836A JP2002156059A JP 2002156059 A JP2002156059 A JP 2002156059A JP 2000352836 A JP2000352836 A JP 2000352836A JP 2000352836 A JP2000352836 A JP 2000352836A JP 2002156059 A JP2002156059 A JP 2002156059A
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JP
Japan
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valve
casing
stopper
check valve
valve body
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Application number
JP2000352836A
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English (en)
Inventor
Takashi Maruno
孝 丸野
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体を安定に保持し、騒音を削減した逆止弁
を提供する。 【解決手段】 円筒状のケーシング2と、同ケーシング
内に配設され中央に挿通孔3aを形成した弁座3と、同
弁座3の一側に配設され、離間されるか当接される弁部
4aを一端に有し、円柱状の中央部4bの外周に複数の
螺旋状の案内リブ4cを前記ケーシング2の内壁に沿っ
て冷媒の流れ方向に向け前記ケーシング2の内壁と摺動
自在に形成するとともに、該各々の案内リブ4cの間に
前記冷媒の流通路4eを形成した弁体4と、前記ケーシ
ング2内壁の前記弁体4他端の案内リブ4c近傍に形成
した環状のストッパ5とからなる逆止弁1において、前
記弁体4の中央部4b他端の外周に、螺子一山の一部を
放射状に切り欠いた複数の係止リブ4dを形成するとと
もに、同係止リブ4dに対応する螺子孔状の係止孔5a
を前記ストッパ5の中央に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は逆止弁に係り、詳し
くは冷凍サイクルに用いられる逆止弁の弁体及び弁座の
防振構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図1(a)は、従来の逆止弁の巻線を巻
装する前の固定子の一例を示す正面図、(b)は側面
図、(c)は背面図、図5は、従来の逆止弁の固定子の
一例を示す図1(b)のAAに対応する断面図、図6
は、従来の逆止弁の固定子の一例を示す図5のCCに対
応する要部拡大断面図である。
【0003】従来、逆止弁は、実開昭60−99470
に開示されているように、圧縮機が停止した後、逆止弁
上下の圧力差がなくなってきたとき、弁体がフロート状
態となり、過負荷状態で冷媒が通過すると不安定な運動
を起こし騒音を発生するため、この騒音を低減するため
に、前記弁体の外周部に冷媒の流れ方向にらせん状のヒ
レを形成することにより、旋回運動を起こさせ、前記逆
止弁内を流れる冷媒の状態を安定にして騒音を低下させ
ていた。
【0004】しかしながら、前記弁体は、前記逆止弁内
に固定されておらず、前記逆止弁内にフロート状態のま
まであるので、液冷媒の発泡などの影響により十分に騒
音を削減できないおそれがあり問題となっていた。
【0005】このため、より一層の騒音を削減できる構
造にした逆止弁が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、騒音を削減した逆止弁を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、円筒状のケーシングと、同ケーシング内に配設さ
れ、中央に挿通孔を形成した弁座と、同弁座の一側に配
設され、冷媒の流れが順方向のときに、その圧力により
離間され、冷媒の流れが逆方向のときに、当接される弁
部を一端に有し、円柱状の中央部の外周に複数の螺旋状
の案内リブを前記ケーシングの内壁に沿って冷媒の流れ
方向に向け前記ケーシングの内壁と摺動自在に形成する
とともに、該各々の案内リブの間に前記冷媒の流通路を
形成した弁体と、前記ケーシング内壁の前記弁体他端の
案内リブ近傍に形成した環状のストッパとからなる逆止
弁において、前記弁体の中央部他端の外周に、螺子一山
の一部を放射状に切り欠いた複数の係止リブを形成する
とともに、同係止リブに対応する螺子孔状の係止孔を前
記ストッパの中央に形成してなるようにする。
【0008】そして、前記ストッパの係止孔を、複数山
分形成してなるようにする。
【0009】また、前記ストッパの係止孔の内径を、外
側から前記弁体の係止リブ側に向かい徐々に大きくして
なるようにする。
【0010】一方、前記ケーシング内壁に、前記弁体の
弁部が前記弁座の挿通孔に当接される位置に対応し、前
記弁体の案内リブの一側と当接する案内リブストッパを
形成してなるようにする。
【0011】さらに、前記案内リブストッパの当接面と
なる前記案内リブの一側に緩衝部材を添着してなるよう
にする。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
による逆止弁の開弁時を示す一部切欠き断面図、図2
は、本発明による逆止弁の閉弁時を示す一部切欠き断面
図、図3は、本発明による逆止弁の弁体を示す斜視図で
ある。図において、1は逆止弁、2はケーシング、3は
弁座、3aは挿通孔、4は弁体、4aは弁部、4bは中
央部、4cは案内リブ、4dは係止リブ、4eは流通
路、5はストッパ、5aは係止孔、6は案内リブストッ
パ、7は緩衝部材を示す。
【0013】本発明による逆止弁1は、円筒状のケーシ
ング2と、同ケーシング内に配設され中央に挿通孔3a
を形成した弁座3と、同弁座3の一側に、冷媒の流れが
順方向のときに、その圧力により離間され、冷媒の流れ
が逆方向のときに、当接される弁部4aを一端に有し、
円柱状の中央部4bの外周に複数の螺旋状の案内リブ4
cを前記ケーシング2の内壁に沿って冷媒の流れ方向に
向け前記ケーシング2の内壁と摺動自在に形成するとと
もに、該各々の案内リブ4cの間に前記冷媒の流通路4
eを形成した弁体4と、前記ケーシング2内壁の前記弁
体4他端の案内リブ4c近傍に形成した環状のストッパ
5とから構成される。
【0014】ここで、前記弁体4の中央部4b他端の外
周に、螺子一山の一部を放射状に切り欠いた複数の係止
リブ4dを形成するとともに、同係止リブ4dに対応す
る螺子孔状の係止孔5aを前記ストッパ5の中央に形成
している。
【0015】そして、前記ストッパ5の係止孔5aを、
複数山分形成している。また、前記ストッパ5の係止孔
5aの内径を、外側から前記弁体4の係止リブ4d側に
向かい徐々に大きくしている。
【0016】一方、前記ケーシング2内壁に、前記弁体
4の弁部4aが前記弁座3の挿通孔3aに当接される位
置に対応し、前記弁体4の案内リブ4cの一側と当接す
る案内リブストッパ6を形成している。さらに、前記案
内リブストッパ6の当接面となる前記案内リブ4cの一
側に、緩衝部材7を添着している。
【0017】次いで、この実施例の場合の作用、効果に
ついて説明する。前記弁体4の中央部4b他端の外周
に、螺子一山の一部を放射状に切り欠いた複数の係止リ
ブ4dを形成するとともに、同係止リブ4dに対応する
螺子孔状の係止孔5aを前記ストッパ5の中央に形成し
ているので、圧縮機(図示せず)が停止した後、前記逆
止弁1上下の圧力差がなくなってきたとき、前記弁体4
がフロート状態となっても、螺旋状の前記案内リブ4c
により前記弁体4を冷媒の流れの中で回転させることに
より、前記係止リブ4dを前記係止孔5aに係止させて
いるので、液冷媒の発泡などの影響を受けず、前記逆止
弁1の振動・騒音を削減することができる。
【0018】また、前記ストッパ5の係止孔5aを、複
数山分形成しているので、確実に前記係止リブ4dを前
記係止孔5aに係止させることができる。
【0019】さらに、前記ストッパ5の係止孔5aの内
径を、外側から前記弁体4の係止リブ4d側に向かい徐
々に大きくしているので、多少の弁体4の回転中の軸ズ
レが発生しても、前記係止リブ4dを前記係止孔5aに
係止させる最初の位置が容易に決まり、係止を確実にす
ることができる。
【0020】一方、前記ケーシング2内壁に、前記弁体
4の弁部4aが前記弁座3の挿通孔3aに当接される位
置に対応し、前記弁体4の案内リブ4cの一側と当接す
る案内リブストッパ6を形成しているので、前記逆止弁
1の閉弁時にも圧力変動などの影響を受け難く、前記弁
体4を安定に固定できる。
【0021】さらに、前記案内リブストッパ6の当接面
となる前記案内リブ4cの一側に緩衝部材7を添着して
いるので、閉弁の際の前記案内リブ4cと案内リブスト
ッパ6の衝撃音を削減できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明においては、円筒状
のケーシングと、同ケーシング内に配設され、中央に挿
通孔を形成した弁座と、同弁座の一側に配設され、冷媒
の流れが順方向のときに、その圧力により離間され、冷
媒の流れが逆方向のときに、当接される弁部を一端に有
し、円柱状の中央部の外周に複数の螺旋状の案内リブを
前記ケーシングの内壁に沿って冷媒の流れ方向に向け前
記ケーシングの内壁と摺動自在に形成するとともに、該
案内リブの間に前記冷媒の流通路を形成した弁体と、前
記ケーシング内壁の前記弁体他端の案内リブ近傍に形成
した環状のストッパとからなる逆止弁において、前記弁
体の中央部他端の外周に、螺子一山の一部を放射状に切
り欠いた複数のの係止リブを形成するとともに、同係止
リブに対応する螺子孔状の係止孔を前記ストッパの中央
に形成してなるようにした。この結果、液冷媒の発泡な
どの冷媒の状態による振動などの影響にも十分に対処で
き、騒音を削減した逆止弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による逆止弁の開弁時を示す一部切欠き
断面図である。
【図2】本発明による逆止弁の閉弁時を示す一部切欠き
断面図である。
【図3】本発明による逆止弁の弁体を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 逆止弁 2 ケーシング 3 弁座 3a 挿通孔 4 弁体 4a 弁部 4b 中央部 4c 案内リブ 4d 係止リブ 4e 流通路 5 ストッパ 5a 係止孔 6 案内リブストッパ 7 緩衝部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のケーシングと、 同ケーシング内に配設され、中央に挿通孔を形成した弁
    座と、同弁座の一側に配設され、冷媒の流れが順方向の
    ときに、その圧力により離間され、冷媒の流れが逆方向
    のときに、当接される弁部を一端に有し、円柱状の中央
    部の外周に複数の螺旋状の案内リブを前記ケーシングの
    内壁に沿って冷媒の流れ方向に向け前記ケーシングの内
    壁と摺動自在に形成するとともに、該各々の案内リブの
    間に前記冷媒の流通路を形成した弁体と、 前記ケーシング内壁の前記弁体他端の案内リブ近傍に形
    成した環状のストッパとからなる逆止弁において、 前記弁体の中央部他端の外周に、螺子一山の一部を放射
    状に切り欠いた複数の係止リブを形成するとともに、同
    係止リブに対応する螺子孔状の係止孔を前記ストッパの
    中央に形成してなることを特徴とする逆止弁。
  2. 【請求項2】 前記ストッパの係止孔を、複数山分形成
    してなることを特徴とする請求項1記載の逆止弁。
  3. 【請求項3】 前記ストッパの係止孔の内径を、外側か
    ら前記弁体の係止リブ側に向かい徐々に大きくしてなる
    ことを特徴とする請求項2記載の逆止弁。
  4. 【請求項4】 前記ケーシング内壁に、前記弁体の弁部
    が前記弁座の挿通孔に当接される位置に対応し、前記弁
    体の案内リブの一側と当接する案内リブストッパを形成
    してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の
    逆止弁。
  5. 【請求項5】 前記案内リブストッパの当接面となる前
    記案内リブの一側に緩衝部材を添着してなることを特徴
    とする請求項4記載の逆止弁。
JP2000352836A 2000-11-20 2000-11-20 逆止弁 Pending JP2002156059A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009281492A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 En Otsuka Pharmaceutical Co Ltd 逆止弁、3方弁、及び流動性物質移送具
JP2010138927A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Saginomiya Seisakusho Inc 逆止弁
KR101681453B1 (ko) * 2016-06-03 2016-12-12 채희동 와류발생기를 구비하는 체크밸브

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