JP2002154258A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JP2002154258A
JP2002154258A JP2000352805A JP2000352805A JP2002154258A JP 2002154258 A JP2002154258 A JP 2002154258A JP 2000352805 A JP2000352805 A JP 2000352805A JP 2000352805 A JP2000352805 A JP 2000352805A JP 2002154258 A JP2002154258 A JP 2002154258A
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recording
ink sheet
thermal head
thermistor
recording paper
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JP2000352805A
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Tomoji Chiba
友二 千葉
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクシートカセットの全体形状を小型化し
たプリンタにおいて、記録紙の搬送時のインクシートの
貼り付きの問題を解消してマシントラブルを回避するこ
とで、ユーザーの使用感を向上させることができる熱転
写プリンタを提供すること。 【解決手段】 記録環境温度またはサーマルヘッド温度
を検出する少なくとも1つのサーミスタTと、前記サー
ミスタTに接続された制御部21とを配設し、前記サー
ミスタTの検知した記録環境温度またはサーマルヘッド
温度が当該サーミスタTの設定温度以上であるか否かを
判断し、設定温度以上の温度を検出した場合には、所望
の記録を伴わない記録紙21の搬送時に、サーマルヘッ
ド5とプラテンローラ4とを圧接させ、巻き取りボビン
3を回転駆動させる制御を行ない、前記サーミスタTの
検知した記録環境温度またはサーマルヘッド温度が当該
サーミスタTの設定温度より低温である場合には、サー
マルヘッド5とプラテンローラ4とを離間させ、巻き取
りボビン3も回転駆動させずに、記録紙21の搬送のみ
を行なうように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクシートを用
いる熱転写プリンタであって、記録紙の給紙口および排
紙口を同一端面に有し、紙送りローラの正逆転により、
記録紙の記録部への供給と記録部からの排紙とを行うこ
とを特徴とする熱転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録紙への行ごとまたは頁ご
との記録を迅速に行う記録装置として、記録紙の幅方向
に沿って発熱素子が整列配置された長尺なサーマルヘッ
ドを有するラインプリンタ(以下、プリンタ)が使用さ
れており、近年においては、その小型化を図ったものが
開発されている。
【0003】この小型化を実現したプリンタPは、図2
および図3に示すように、外殻を構成するフレーム1
が、略矩形で内部が空洞の筐状に形成されている。
【0004】前記フレーム1は、金属板からなり、図3
に示す手前側に側板1aと、この側板1aと所定の間隔
を有して対向する奥側に側板1bとが配設され、側板1
a、1bに挟まれた空洞部の上方が天板1cで遮蔽され
ると共に、下方が解放されており、この解放されたフレ
ーム1の下方の一部を遮蔽するような板状の遮蔽部材2
が配設されている。
【0005】前記フレーム1の空洞内部には、後述する
インクシートカセット13を装着可能なカセット装着部
1dが設けられ、このカセット装着部1dの一部を構成
するカセット挿入ロ1eが手前側の側板1aに打ち抜き
形成されて、カセット装着部1dの一端面側が解放され
ている。このようなカセット装着部1dには、後述する
インクシートカセット13をカセット挿入口1eから着
脱可能になっている。
【0006】また、前記遮蔽部材2は、金属板からな
り、図7に示すような略矩形に形成されると共に、図5
に示すように、第1記録紙案内部2aと傾斜状の第2記
録紙案内部2bと、この第2記録紙案内部2bから図示
右方向に延びる第3記録紙案内部2cとを有し、第3記
録紙案内部2cには、図7に示すような舌片部2dが延
長形成されている。そして、第1記録紙案内部2a、第
2記録紙案内部2bには、後述する記録紙21の搬送方
向にスジ状に突出する複数のリブ2eが形成されて、遮
蔽部材2の補強、及び記録紙21との接触面積を少なく
して、記録紙21を給排紙する時の摩擦抵抗を小さくす
るようにしている。
【0007】前記カセット装着部1dには、カセット挿
入口1eが形成された側板1aと対向する奥側の側板1
bに、図示しない駆動源により、回転可能な巻き取りボ
ビン3が配設されており、この巻き取りボビン3に、後
述するインクシートカセット13の巻き取りコア20が
係合可能になっている。
【0008】また、フレーム1の互いに対向する側板1
a、1b間には、回転自在な円柱状のプラテンローラ4
が配設されている。このプラテンローラ4は、図4に示
すようなプラテン駆動軸4aにより、矢印E、F方向に
回動可能になっている。
【0009】また、図3に示すプラテンローラ4と対向
する上方には、サーマルヘッド5が配設され、このサー
マルヘッド5は、ヘッド基板5aを介して接着剤等でヘ
ッド取付台6に固着されている。このヘッド取付台6
は、図4に示すように、フレーム1の一方の側板1bに
ネジ止め(図示せず)等により片持ち支持され、その自
由端部6aが側板1aのカセット挿入口1eから若干外
側に突出するように取り付けられている。
【0010】前記サーマルヘッド5は、円柱状のプラテ
ンローラ4が対向する長手方向の位置に、複数の発熱素
子(図示せず)が並列状に形成されている。
【0011】前記フレーム1の天板1cとヘッド取付台
6との間には、所定寸法の隙間部1fが形成され、イン
クシートカセット13をカセット装着部1dに装着する
と、インクシートカセット13のシート案内部18が隙
間部1fに位置するようになっている。
【0012】また、本発明のプリンタPは、図3に示す
フレーム1の左側の空洞部を遮蔽する、樹脂材料から成
る壁部材7が配設され、この壁部材7の平坦状の下部の
左右両端部には、図4に示すように、遮蔽部材2の左右
両端部に互いに対向するように取り付けられた一対の合
成樹脂からなるガイド部材8が当接している。そして、
フレーム1は壁部材7とガイド部材8とで他方の端面が
構成されている。前記一対のガイド部材8は、図7に示
す下部に形成された給排紙口部8aから図示上方のガイ
ド部8bまで延長形成されて、図示縦長状になってい
る。また、一対のガイド部材8には、給排紙時の記録紙
21の幅方向の両端部をガイド可能な給紙溝9aと排紙
溝10aとが、排紙溝10aを下部、給紙溝9aを上部
とする2段に隣接させて給排紙口部8aにそれぞれ設け
られている。よって、前記給紙口9は上部が壁部材7の
下部で覆われ、排紙口10は、下部が遮蔽部材2の第1
記録紙案内部2aで覆われる構成とされ、フレーム1の
同一端面に設けられた給紙口9と排紙口10とで、後述
する記録紙21をサーマルヘッド5に給排紙可能になっ
ている。また、排紙溝10aは給紙溝9aより深く形成
されており、この給紙溝9a及び排紙溝10aにより、
図6に幅(供給される記録紙の幅方向。以下、同じ)寸
法Aに示す給紙口9と幅寸法Bに示す排紙口10とが区
分けされて設けられている。そして、前記給紙口9の幅
寸法Aは、記録紙21の幅寸法と略同等に形成され、排
紙口10の幅寸法Bは、給紙口9の幅寸法Aより大きく
形成されている。このように前記給紙口9の幅寸法Aを
前記記録紙21の幅寸法に対してクリアランスを狭く設
定することで、記録紙21の挿入時の斜行を防止するよ
うに構成されている。それに対し、前記排紙口10の供
給する記録紙21の幅方向の寸法は、排紙時の記録紙詰
まりを回避するために、記録紙21の幅寸法に対するク
リアランスを広く設定されている。なお、図7に示す互
いに対向するガイド部材8のガイド部8bに狭まれた部
分は、給紙口9の幅寸法Aと同じに形成されている。
【0013】また、図2に示すプラテンローラ4の右側
で、記録紙21が搬送される矢印Cの方向におけるプラ
テンローラ4の下流側に、回転可能な円柱状の紙送りロ
ーラ11が配設されている。前記紙送りローラ11に
は、回転自在の圧接ローラ12が圧接しており、紙送り
ローラ11の回転に連動して圧接ローラ12が回転する
ようになっている。
【0014】前記紙送りローラ11の駆動源としての図
示しないモータは、記録時においては紙送りローラ11
を正回転させて記録紙21を正搬送し、記録後の排紙時
においては、紙送りローラ11を逆回転させて記録紙2
1を逆搬送するように構成されている。
【0015】次に、前記プリンタPに用いるインクシー
トカセット13を図8及び図9に基づいて説明する。
【0016】インクシートカセット13は、図8に示す
ように、インクシート14を収納する略楕円形状の空洞
部を有する本体部15が形成されている。この本体部1
5には、インクシート14の両端部を巻回した回転自在
の供給コア16と巻き取りコア17とが収納されてい
る。前記本体部15は、図示手前側と奥側に互いに対向
する一対の側壁15aが形成され、図示上下に互いに対
向するケース15bとで内部が空洞になっている。ま
た、本体部15の図示下方のケース15bは、外面が本
体部15の底面15dとなるように構成されている。そ
して、インクシートカセット13をカセット装着部1d
に装着すると、底面15dとフレーム1の遮蔽部材2と
の間に、前記給紙口9と排紙口10とに連続し、記録紙
21を搬送可能とする記録紙搬送経路20が形成されて
いる。
【0017】また、図8に示す本体部15内に配設され
た供給コア16の図示右側のケース15bには、供給コ
ア16に巻回したインクシート14を、本体部15から
図示右側の外部に引き出し可能な、スリット状のシート
引き出し口15cが形成されている。このシート引き出
し口15c近傍のケース15bの外側には、三角形状の
記録紙ガイド15eが、インクシート14の矢印Gの引
き出し方向に突出形成されている。
【0018】また、図8に示す本体部15の右上部から
図示右方向の一方側に延びて形成されたシート案内部1
8を有しており、このシート案内部18は、上部に本体
部15から延長形成されたケース15bと、下部に本体
部15の一対の側壁15aを連結するシート摺接壁18
aとで構成され、このシート摺接壁18aと上部のケー
ス15bに狭まれた間に、所定の隙間寸法から成るシー
ト走行溝18bが形成されている。前記シート案内部1
8の図示右側の先端部は、シート折り返し部とされてお
り、このシート折り返し部18cには、ガイド部材とし
ての回転自在のローラ18dが配設されている。このロ
ーラ18dは剥離ローラとしての機能を兼ねる構成とな
っている。
【0019】前記シート引き出し口15cからシート折
り返し部18cに引き出されたインクシート14と、シ
ート摺接壁18aとの間は、プリンタPのフレーム1の
側板1bに片持ち支持されたヘッド取付台6が挿入可能
なヘッド挿入部19とされている。
【0020】また、図9に示すインクシートカセット1
3の右側の側壁15aには、位置決め突起23が突出形
成されており、インクシートカセット13をカセット装
着部1dに装着すると、位置決め突起23が側板1bの
位置決め孔1gに係合して、インクシートカセット13
の位置決めがなされるようになっている。
【0021】そして、前記供給コア16に巻回されたイ
ンクシート14は、巻き取りコア17の矢印E方向の回
転でシート引き出し口15cから外部に一旦引き出しさ
れて、ヘッド挿入部19の下を矢印G方向に引き回しさ
れ、シート折り返し部18cで折り返された状態から、
シート案内部18のシート摺接壁18a上を走行可能と
し、シート走行溝18bから再度、本体部15内に引き
入れられて、巻取りコア17に巻取り可能になってい
る。
【0022】なお、前記巻き取りコア17の駆動源は、
前記紙送りローラ11の駆動源としてのモータを併用
し、前記プラテンローラ4がサーマルヘッド5に圧接し
たときに、図示しないギア群を介して前記モータの駆動
力が巻き取りコア17に伝達されるように構成されてい
る。
【0023】また、記録紙21は、給紙口8の幅寸法A
と略同等の幅寸法に形成されたカット紙とされており、
記録紙21の幅寸法は公差内で若干のバラツキがある。
そして、給紙口8から給紙される記録紙21は、前端部
(図示せず)が遮蔽部材20の第1記録紙案内部2a、
第2記録紙案内部2b、第3記録紙案内部2cに案内さ
れて、プラテンローラ4上を通過して紙送りローラ11
と圧接ローラ12との間に圧接狭持可能になっている。
【0024】そして、前記インクリボカセット13を、
本発明のプリンタPのカセット装着部1dに装着する
と、図4に示すヘッド取付台6の自由端部6aがシート
カセット13のヘッド挿入部19に位置すると共に、シ
ート案内部18がヘッド取付台6とフレーム1の天板1
cとの間の隙間部1fに位置し、シート引き出し口15
5cからシート折り返し部18c側に引き出されたイン
クシート14は、ヘッド取付台6にガイドされ、サーマ
ルヘッド5とプラテンローラ4との間に位置するように
構成されている。
【0025】また、前記フレーム1と前記インクシート
カセット13の底面との間に形成される間隙は、前記記
録紙21を搬送可能とする記録紙搬送経路20として機
能させる。
【0026】そして、記録紙21へ記録を行なう場合に
は、前記プラテンローラ4を前記サーマルヘッド5から
離間させて位置させた状態で前記記録紙21を前記給紙
口9から挿入し、その前端部を記録紙搬送経路20を介
して前記サーマルヘッド5とプラテンローラ4との間隙
をも通過させて前記紙送りローラ11と圧接ローラ12
とに圧接挟持させる。
【0027】その際、記録紙21の後端部21aを給紙
口9に位置させた状態で記録を開始すると、給紙口9に
斜行して挿入された記録紙21の後端部21aが前記ク
リアランス中で規制されて歪みが発生することにより、
記録結果に悪影響が及ぶことがある。そこで、従来にお
いては、記録紙21の前端部を前記紙送りローラ11と
圧接ローラ12とで圧接挟持したあと、記録紙21の正
搬送を行い、記録紙21の後端部21aを一旦前記給紙
口9から外して記録紙搬送経路20内に収容した後で、
改めて記録紙21の逆搬送を行い、記録紙21の後端部
21aを前記給紙口9の下方に形成された排紙口10か
ら突出させるようにしつつ、記録開始位置の頭出しを行
なうように制御する。
【0028】そして、前記インクシート14の搬送経路
に位置するインクシート14と記録紙21を介して前記
サーマルヘッド5とプラテンローラ4とを圧接させ、サ
ーマルヘッド5への通電を制御する。このとき、駆動源
としてのモータを駆動させることにより、紙送りローラ
11を回転させて記録紙21の搬送を行うとともに、イ
ンクシート14の巻取りコア17を回転させてインクシ
ート14を巻取りながら前記記録紙21への記録を行な
う。また、所望の記録が終了したら、前記プラテンロー
ラ4のサーマルヘッド5への圧接を解除して、紙送りロ
ーラ11を逆転させるように図示しないモータを駆動さ
せ、前記記録紙21の後端側を前記排紙口10に向ける
ようにして逆搬送し、前記排紙口10から排出する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来におけるプリンタPの構成にあっては、記録開
始前に、記録紙21の前端部を前記紙送りローラ11と
圧接ローラ12とで圧接挟持した状態で記録紙21の正
搬送を行い、記録紙21の後端部21aを一旦前記給紙
口9から外して記録紙搬送経路20内に収容する際に、
連続駆動などを原因として、インクシートに塗布された
インクが溶融する温度(例えば動作記録環境温度で30
℃、サーマルヘッド温度で45℃)となった場合等に、
記録紙搬送経路20内に露出しているインクシート14
と記録記録紙21との貼り付きが発生し、記録紙21の
正搬送に従って前記記録紙21に貼り付いたインクシー
ト14が引き出されたり、ときには、インクシート14
が紙送りローラ11に巻き込まれ、記録動作停止のトラ
ブルの原因となることがあった。
【0030】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、インクシートカセットの全体形状を小型化したプリ
ンタにおいて、記録紙の搬送時のインクシートの貼り付
きの問題を解消してマシントラブルを回避することで、
ユーザーの使用感を向上させることができる熱転写プリ
ンタを提供することを目的とするものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の熱転写プリンタは、回転自在とされた供給コア
と巻き取りコアにインクシートの両端部を巻回して収納
するケースを有するインクシートカセットと、前記巻き
取りコアに係合する巻き取りボビンが回転自在に配設さ
れたカセット装着部、発熱素子を選択的に通電可能とさ
れたサーマルヘッド、前記サーマルヘッドに圧接可能と
されたプラテンローラ、前記サーマルヘッドおよびプラ
テンローラから構成される記録部より記録紙の搬送経路
における下流側に配設された紙送りローラおよび前記紙
送りローラに圧接可能とされた圧接ローラを備えたフレ
ームとを有するとともに、記録紙の給紙口および排紙口
を前記フレームの同一端面に形成した熱転写プリンタで
あって、記録環境温度またはサーマルヘッド温度を検出
する少なくとも1つのサーミスタと、前記サーミスタに
接続された制御部とを配設し、前記サーミスタの検知し
た記録環境温度またはサーマルヘッド温度が当該サーミ
スタの設定温度以上であるか否かを判断し、設定温度以
上の温度を検出した場合には、所望の記録を伴わない記
録紙の搬送時に、サーマルヘッドとプラテンローラとを
圧接させるとともに、巻き取りボビンを回転駆動させる
制御を行ない、前記サーミスタの検知した記録環境温度
またはサーマルヘッド温度が当該サーミスタの設定温度
より低温である場合には、サーマルヘッドとプラテンロ
ーラとを離間させ、巻き取りボビンも回転駆動させず
に、記録紙の搬送のみを行なうように制御することを特
徴とするものである。
【0032】本発明の熱転写プリンタによれば、インク
シートが記録紙に貼り付く現象が生じても、記録を伴わ
なくても巻取りボビンを回転させ、前記インクシートを
インクシートカセット内の巻取りコアに巻取ることで、
インクシートが記録紙の搬送に伴って余分に引き出され
てしまうことを防止することができる。
【0033】また、本発明は、前記インクシートカセッ
トは、前記ケースの前記インクシートの巻取り口の縁部
にインクシート案内部を延出形成し、そのインクシート
案内部の先端部に前記ケースに形成されたインクシート
の送出し口から引き出されたインクシートを前記インク
シート案内部側へ折り返すためのガイド部材を配設し、
前記送出し口と前記ガイド部材との間に引き出されたイ
ンクシートと前記インクシート案内部との間にサーマル
ヘッドを挿入して所望の記録を行うための間隙を形成し
たことを特徴とするものである。
【0034】本発明の熱転写プリンタによれば、前記ガ
イド部材を剥離ローラとして機能させ、インクシートを
ガイド部材によって記録紙から引き剥がすことができ、
より完全に、前記インクシートをインクシートカセット
内の巻取りコアに巻取ることで、インクシートが記録紙
の搬送に伴って余分に引き出されてしまうことを防止す
ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプリンタの一実施
形態を図1を参照して説明する。なお、前述の従来例と
同じ構成の部分については同符号を用いることとし、説
明を省略する。
【0036】図1に示すように、本実施形態の前記サー
マルヘッド7の近傍には、プリンタPの本体内の温度を
検出するためのサーミスタTが配設されている。
【0037】本実施形態においては、前記サーミスタT
は、前記サーマルヘッド5の温度を検出するためのサー
ミスタT1と、プリンタPの本体内の温度を検出するた
めのサーミスタT2との2つが配設されている。そし
て、各サーミスタT1,T2は、プリンタPの所望の位
置に配設された制御部24に接続されている。
【0038】本実施形態の前記制御部24は、図示しな
いメモリ、CPUなどから形成されており、前記紙送り
ローラ11の回転やサーマルヘッド5の図示しない発熱
素子の発熱を制御する他、本発明においては、前記サー
ミスタT1の検知したサーマルヘッド温度、あるいは、
サーミスタT2の検知した記録環境温度が設定温度以上
であるか否かを判断し、設定温度以上であった場合に
は、記録を伴わない記録紙21のみの搬送を禁止する制
御を行なうように構成されている。
【0039】具体的には、前記設定温度とは、インクシ
ート14の記録紙21に対する貼り付きが生じる温度を
意味し、本実施形態においては前記サーミスタT1が検
出するサーマルヘッド温度については45℃、サーミス
タT2が検出する記録環境温度については30℃とす
る。そして、前記サーミスタT1,T2のうち、いずれ
か1つでも設定温度以上であることを検出した場合に
は、前記制御部24は、記録紙21の搬送のための前記
紙送りローラ11の回転時に、必ず、サーマルヘッド7
をダウンさせ、プラテンローラ4との間にインクシート
14及び記録紙21を挟持するとともに、巻き取りボビ
ン3を回転駆動させ、インクシートカセット13内の巻
き取りコア17にインクシート14の巻取りを行なうよ
うに制御するものとされている。
【0040】次ぎに、前述のように構成された本発明の
プリンタPを用いて記録を行う場合の具体例を説明す
る。
【0041】まず、プリンタPのカセット装着部1dに
インクシートカセット13を装着し、給紙口9から記録
紙21を図1における矢印Jの給紙方向に挿入する。
【0042】すると、記録紙21は、記録紙搬送経路2
0から遮蔽部材2の第2記録紙案内部2a上を案内され
て、プラテンローラ4とインクシート14との間に搬送
され、前端部(図示せず)が紙送りローラ11と圧接ロ
ーラ12に圧接挟持される。
【0043】次に、プラテンローラ4を矢印Eのサーマ
ルヘッド5側に回動させて、インクシート14と記録紙
21とを、サーマルヘッド5に圧接挟持させる。
【0044】そして、その状態で記録紙21の前端部を
前記紙送りローラ11と圧接ローラ12とで圧接挟持し
たあと、記録紙21の正搬送を行い、記録紙21の後端
部21aを一旦前記給紙口9から外して記録紙の搬送経
路20の遮蔽部材2の第2記録紙案内部2a内に収容す
る。
【0045】このとき、本実施形態においては、前記制
御部24において、前記サーミスタT1の検知したサー
マルヘッド温度、あるいは、サーミスタT2の検知した
記録環境温度が当該サーミスタTの設定温度以上である
か否かを判断し、前記サーミスタT1,T2のうち、い
ずれかが設定温度以上を検出した場合には、前記制御部
24は、記録紙21の搬送のための前記紙送りローラ1
1の正回転時に、サーマルヘッド7をダウンさせ、プラ
テンローラ4との間にインクシートおよび記録紙を挟持
させるとともに、巻き取りボビン3を回転駆動させてイ
ンクシート14の巻取り動作を行うように制御する。
【0046】よって、仮に、インクが溶融することによ
りインクシート17が記録紙21に貼り付いても、巻取
りボビン3の回転により、前記インクシート17は、巻
き取りコア17に巻取られる際に、剥離ローラとして機
能するシート折り返し部18cに配設されたローラ18
dによって記録紙21から強制的に引き剥がされ、その
後、シート摺接壁18a上を引き回しされて、シート走
行溝18bから本体部15内に引き入れられることとな
る。このように、本実施形態においては、記録紙21に
インクシート14が密着したとしても、記録紙21を矢
印C方向に正搬送するときに、完全に記録紙21から剥
離させることができ、記録紙21の移動と一緒に引き出
されたインクシート14が紙送りローラ11に巻き付い
てしまうこともなく、マシントラブルの発生を未然に防
止することができる。
【0047】また、前記サーミスタT1の検知したサー
マルヘッド温度、あるいは、サーミスタT2の検知した
記録環境温度が当該サーミスタTの設定温度以上でない
場合には、サーマルヘッド5とプラテンローラ4とを離
間させ、巻き取りボビン3も駆動させずに、ただ、記録
紙21の搬送のみを行なうように制御する。
【0048】このようにすれば、インクシート14の搬
送も行われることはないので、インクシート14の消費
を抑えることができる。よって、本実施形態のプリンタ
によれば、記録紙の搬送時に常にインクシート14の巻
き取りを行う制御に比べて、ランニングコストを安価と
することができる。
【0049】その後、前記サーマルヘッド5に対するプ
ラテンローラ4の圧接を解除し、紙送りローラ11を図
示反時計回り方向に逆回転させて、記録紙21の後端部
21aを、前記給紙口9の下方に形成された前記排紙口
10から突出させるようにしつつ、所定の記録開始位置
の頭出しを行なうように制御する。
【0050】このようにすることで、記録紙21の後端
部21aを供給口9に位置させた状態で記録を開始する
ときに、供給口9に斜行して挿入された記録紙21の後
端部21aが前記クリアランス中で規制されて歪みを発
生させることを未然に防ぐことができる。
【0051】そして、再び、プラテンローラ4を矢印E
のサーマルヘッド5側に回動させて、インクシート14
と記録紙21とをサーマルヘッド5に圧接挟持した状態
で、サーマルヘッド5の複数の発熱素子(図示せず)を
印刷情報に基づいて選択的に発熱させると共に、前記駆
動モータを駆動させることにより紙送りローラ11を図
示時計回り方向に回転させ流ように制御して、記録紙2
1を矢印Cの搬送方向の紙送りローラ11の下流側に搬
送し、記録紙21にインクシート14のインクを転写し
て、記録紙21に所望の画像を記録する。
【0052】また、記録紙21にインクを転写した後の
インクシート14は、巻取りボビン3の回転により、巻
取りコア17に巻取られて、シート折り返し部18cか
ら、シート摺接壁18a上を引き回しされて、シート走
行溝18bから本体部15内に引き入れられる。そのた
めに、印刷中、あるいは印刷終了後において、記録紙2
1にインクシート14が密着していたとしても、記録紙
21を矢印D方向に戻すときに、記録紙21の移動と一
緒にインクシート14が引っ張れれることがなく、イン
クシート14に、たるみ等の不具合いが発生することを
防止することができる。
【0053】そして、記録紙21に所望の画像印刷が終
了後、プラテンローラ4を矢印Fのサーマルヘッド5か
ら離間する方向に回動させて、記録紙21とインクシー
ト14の圧接を解除する。
【0054】その後、紙送りローラ11を図示反時計回
り方向に逆回転させて、記録紙21を矢印D方向に戻し
て排紙を行う。
【0055】この排紙動作時において、記録紙21は、
後端部21aが略三角形状の記録紙ガイド15eの斜面
に当接して、矢印L方向の本体部15の底面15d側に
搬送され、記録紙搬送経路20から排紙口10に搬送さ
れる。
【0056】また、排紙時の記録紙21は、紙送りロー
ラ11と圧接ローラ12との圧接が解除されて、後端部
21aが排紙口10から矢印K方向に所定量だけ排紙さ
れる。そして、プリンタPから所定量排紙された記録紙
21を、操作者が手作業で、プリンタPから取り出すこ
とで、記録が完了する。
【0057】なお、例えばシアン、マゼンダ、イエロー
等の複数の色のインクを順番にだんだら状に塗布したカ
ラー印刷用のインクシートを用い、シアン、マゼンダ、
イエローの複数の色のインクを記録紙21に重ねてカラ
ー画像の記録を行うような場合であっても同様であっ
て、例えば、記録紙21の記録開始位置をサーマルヘッ
ドの位置まで搬送するような、記録を伴わない正搬送時
には、前述のような制御を行うこととする。
【0058】さらに、本発明は前記実施形態のものに限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。
【0059】例えば、前記サーミスタの配設個数は少な
くとも1つであればよく、制御部において、記録準備の
ための正搬送時に、サーマルヘッドをダウンさせてイン
クシートの巻取りを伴わせるか、サーマルヘッドをアッ
プさせたままにしておくかの判断基準とする設定温度
も、インクの溶融温度に合わせて設定することとし、前
述のサーマルヘッド温度で45℃、記録環境温度で30
°に限ることなく、製品の仕向値の環境に合わせたプリ
ンタの仕様に合わせることとする。例えば、寒冷な地域
へ出荷されるプリンタと温暖な地域へ出荷されるプリン
タとでは、インクの溶融温度自体をインクシートの構成
で調整することも可能であるが、この場合のインクの溶
融温度を考慮して設定するものとする。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る熱転写プ
リンタによれば、インクシートカセットの全体形状を小
型化したプリンタにおいて、記録紙の斜行を防止して記
録品質を安定したものとすることができるとともに、記
録紙の搬送時のインクシートの貼り付きの問題を解消し
てマシントラブルを回避することで、ユーザーの使用感
を向上させることもでき、さらには、記録紙の搬送時に
常にインクシートの巻取りを行う制御に比べて、安価な
ランニングコストとすることができる等の効果を奏する
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱転写プリンタの一実施形態に
おけるインクシートカセットを装着しない状態の正面図
【図2】 従来の熱転写プリンタの一実施形態における
インクシートカセットを装着した状態の要部断面図
【図3】 従来の熱転写プリンタの一実施形態における
インクシートカセットを装着ないた状態の正面図
【図4】 図3の左側面図
【図5】 図3の遮蔽部材の断面図
【図6】 図5の左側面図
【図7】 図5の上面図
【図8】 本発明および従来の熱転写プリンタに装着す
るインクシートカセットの要部断面図
【図9】 図8の右側面図
【符号の説明】
1 フレーム 1a 側板 1b 側板 1c 天板 1d カセット装着部 1e カセット挿入口 1f 隙間部 1g 位置決め孔 2 遮蔽部材 2a 第1記録紙案内部 2b 第2記録紙案内部 2c 第3記録紙案内部 2d 舌片部 2e リブ 3 巻き取りボビン 4 プラテンローラ 4a プラテン駆動軸 5 サーマルヘッド 5a ヘッド基板 6 ヘッド取付台 6a 自由端側 7 壁部材 8 ガイド部材 8a 給排紙口部 8b ガイド部 9 給紙口 9a 給紙溝 10 排紙口 10a 排紙溝 11 紙送りローラ 12 圧接ローラ 13 インクシートカセット 14 インクシート 15 本体部 15a 側壁 15b ケース 15c シート引出し口 15e 用紙ガイド 15d 底面 16 供給コア 17 巻き取りコア 18 シート案内部 18a シート摺接壁 18b シート走行溝 18c シート引き返し部 18d ローラ 19 ヘッド挿入部 20 記録紙搬送経路 21 記録紙 21a 後端部 22 遮蔽部材 23 位置決め突起 24 制御部 P プリンタ T サーミスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在とされた供給コアと巻き取りコ
    アにインクシートの両端部を巻回して収納するケースを
    有するインクシートカセットと、前記巻き取りコアに係
    合する巻き取りボビンが回転自在に配設されたカセット
    装着部、発熱素子を選択的に通電可能とされたサーマル
    ヘッド、前記サーマルヘッドに圧接可能とされたプラテ
    ンローラ、前記サーマルヘッドおよびプラテンローラか
    ら構成される記録部より記録紙の搬送経路における下流
    側に配設された紙送りローラおよび前記紙送りローラに
    圧接可能とされた圧接ローラを備えたフレームとを有す
    るとともに、記録紙の給紙口および排紙口を前記フレー
    ムの同一端面に形成した熱転写プリンタであって、 記録環境温度またはサーマルヘッド温度を検出する少な
    くとも1つのサーミスタと、前記サーミスタに接続され
    た制御部とを配設し、前記サーミスタの検知した記録環
    境温度またはサーマルヘッド温度が当該サーミスタの設
    定温度以上であるか否かを判断し、設定温度以上の温度
    を検出した場合には、所望の記録を伴わない記録紙の搬
    送時に、サーマルヘッドとプラテンローラとを圧接させ
    るとともに、巻き取りボビンを回転駆動させる制御を行
    ない、前記サーミスタの検知した記録環境温度またはサ
    ーマルヘッド温度が当該サーミスタの設定温度より低温
    である場合には、サーマルヘッドとプラテンローラとを
    離間させ、巻き取りボビンも回転駆動させずに、記録紙
    の搬送のみを行なうように制御することを特徴とする熱
    転写プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インクシートカセットは、前記ケー
    スの前記インクシートの巻取り口の縁部にインクシート
    案内部を延出形成し、そのインクシート案内部の先端部
    に前記ケースに形成されたインクシートの送出し口から
    引き出されたインクシートを前記インクシート案内部側
    へ折り返すためのガイド部材を配設し、前記送出し口と
    前記ガイド部材との間に引き出されたインクシートと前
    記インクシート案内部との間にサーマルヘッドを挿入し
    て所望の記録を行うための間隙を形成したことを特徴と
    する請求項1に記載の熱転写プリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179718A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toshiba Tec Corp ヘッド加圧力調整装置、画像形成装置及びヘッド加圧力調整方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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