JP2001232881A - リボンカセット - Google Patents

リボンカセット

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JP2001232881A
JP2001232881A JP2000046785A JP2000046785A JP2001232881A JP 2001232881 A JP2001232881 A JP 2001232881A JP 2000046785 A JP2000046785 A JP 2000046785A JP 2000046785 A JP2000046785 A JP 2000046785A JP 2001232881 A JP2001232881 A JP 2001232881A
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ink ribbon
ribbon
core
ink
cassette
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JP2000046785A
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Mitsuo Tsushima
光男 対馬
Hitoshi Funaki
等 船木
Yoshiaki Setsu
栄彬 瀬津
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リボンカセットを小型化しインクリボンに適
正なテンションを付与させる。 【解決手段】 リボンカセット10は、第1収納部12
と、第2収納部13と、収納部12、13の側端部を繋
ぐ連結部材14とを有するカセットケース11とを備え
収納部12内に回転軸を有する円筒状の送出しコア40
と、収納部13内に、回転軸を有する円筒状の巻取りコ
ア42と、送出しコア40に巻回され、一部が巻取りコ
ア42に巻回可能な幅広なインクリボンRとを備えてい
る。収納部13の周壁部13aには巻取りコア42の回
転軸方向に沿うようにインクリボンRを導入させる略矩
形状をした巻取り口27が形成されている。巻取り口2
7に面した周壁部13aの一部には、縁部18a、縁部
13cが対向して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リボンカセットに
係り、特に、ラインプリンタに対応し、内巻、外巻のど
ちらの巻回方向でも装着可能なインクリボンを備えたリ
ボンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録紙への行ごと、または頁ご
との記録を迅速に行う記録装置として、記録紙の幅方向
に沿って発熱素子が整列配置された長尺なサーマルヘッ
ドを有するラインプリンタが使用されている。
【0003】リボンカセットは、略矩形状をしたカセッ
トケース内にインクリボンが両端側から巻回した円筒状
の巻取りコアおよび送出しコアを離間させて回転可能に
配設し、両コア間に送出しコア側から巻取りコア側へ搬
送供給されるインクリボンの搬送路を形成している。上
記送出しコアおよび巻取りコアは、その各円筒部分の内
壁に複数の爪部をそれぞれ形成していて、ラインプリン
タの駆動モータに連結して回転するボビンと嵌合するよ
うになっている。そして、ボビンの回転駆動力を複数の
爪部を介して巻取りコアおよび送出しコアに伝達して、
インクリボンを巻き取るようになっている。そして、こ
のリボンカセットを上記ラインプリンタに装着した際、
両コア間にラインプリンタのサーマルヘッドを位置さ
せ、インクリボンと記録紙を重ねた状態でサーマルヘッ
ドをプラテンに圧接させて記録紙に印刷記録するように
なっている。
【0004】使用されるインクリボンには、通常の熱溶
融転写用インクリボンと熱昇華転写用インクリボンがあ
る。この熱昇華転写用インクリボンは、所定の色のイン
クをサーマルヘッドの熱により溶融するのでなく昇華さ
せることにより記録紙に転写するものである。この熱昇
華転写用インクリボンは、インクリボンの記録紙からの
引き剥がし力が熱溶融転写用インクリボンよりも小さく
ため、インクリボンに付与するテンションが小さくても
皺にならず、記録紙に適正な印刷記録を行うことができ
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱溶融転写
用インクリボンと熱昇華用インクリボンとでは、インク
リボンの記録紙からの引き剥がし力が異なるため、1つ
のラインプリンタで適正な印刷記録を行うには、インク
リボンへのテンションをその種類に応じて付与するため
の負荷付与部材をカセットケース内に設けることが考え
られる。しかしながら、近年、ラインプリンタは、装置
全体の小型化・薄型化が望まれていて、このラインプリ
ンタに装着されるリボンカセットにおいても、小型化・
薄型化することが1つの課題となっていた。そのため
に、小型化・薄型化したラインプリンタに対応したリボ
ンカセットにするにも、インクリボンに応じた所定のテ
ンションを付与する負荷付与部材をカセットケース内に
設けると複雑な機構となってしまい、リボンカセット全
体の小型化・薄型化を阻害してしまうおそれがある。ま
た、負荷付与部材のないリボンカセットにした場合は、
記録紙とインクリボンとを剥離するタイミングや引き剥
がし力の加減調整が適切に行われないため、記録紙が通
常の搬送路から外れて搬送され、ジャム等の不良動作を
発生してしまい、リボンカセットによる安定した印刷記
録が難しくなるという問題が発生する。
【0006】本発明の目的は、カセット全体を小型化す
ることができ、熱溶融転写用インクリボン、熱昇華転写
用インクリボン等のいずれによるインクリボンであって
も、簡単な構造で適正なテンションを付与させて、1つ
のラインプリンタにて良好な印刷記録を行うことができ
るリボンカセットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、第1収納部と、この第1収納
部と所定の間隔を設けて配置された第2収納部と、これ
ら第1及び第2収納部の側端部を繋ぐ連結部材とを有す
るカセットケースと、第1収納部内に回転可能に設けら
れた円筒状の送出しコアと、第2収納部内に回転可能に
設けられた円筒状の巻取りコアと、送出しコアに巻回さ
れ、一部が巻取りコアに巻回可能な幅広なインクリボン
とを備え、第2収納部の周壁部には巻取りコアの回転軸
方向に沿うようにインクリボンを導入させる巻取り口が
形成され、周壁部には、巻取り口に面した第1縁部、第
2縁部が互いに対向して設けられ、インクリボンは、巻
取りコアに一方向に巻回されたときに、第1縁部に摺接
してテンションが付与され、巻取りコアに他方向に巻回
されたときに、第1及び第2縁部に摺接してそれぞれの
縁部によりテンションが付与され、巻取りコアにいずれ
の方向にもインクリボンを巻回するようにしたものであ
る。
【0008】また、第2の解決手段として、第2縁部
は、第1縁部と巻取りコアの回転軸とを含む領域内に位
置させたものである。
【0009】また、第3の解決手段として、インクリボ
ンが熱昇華転写用インクリボンのときには、巻取りコア
に一方向に巻回され、インクリボンが熱溶融転写用イン
クリボンのときには、巻取りコアに他方向に巻回され
て、熱溶融転写用インクリボンに熱昇華転写用インクリ
ボンよりも大きいテンションを付与したものである。
【0010】また、第4の解決手段として、インクリボ
ンは、熱溶融転写用インクリボンからなり、巻取りコア
に他方向に外巻きに巻回されてなるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
リボンカセット10を図面に基づいて説明する。図1及
び図2に示すように、リボンカセット10は、略矩形状
をした樹脂製のカセットケース11を有している。この
カセットケース11は、円筒状をした第1収納部12
と、この第1収納部12と所定の間隔をもって配置され
た、同じ円筒状をした第2収納部13と、これら第1及
び第2収納部12、13の各端部をそれぞれ繋ぐ一対の
連結部材14とを一体に有し、全体の断面形状が略クラ
ンク状になっている。このカセットケース11には、そ
の中央に一対の連結部材14、第1および第2収納部1
2、13に囲まれた矩形状の窓部15と、第1及び第2
収納部12、13の各一端面、およびその一端面間に配
された1つの連結部材14をそれぞれ連結して一体化し
た、略楕円状をした側板部11dとが形成されている。
第1収納部12には、その周壁部12aの一方の縁部か
ら一対の連結部材14、14に向けて延設した平板状を
した延設部12s(図3参照)が一体に形成されてい
る。
【0012】図2及び図3に示すように、一対の連結部
材14には、この一対の連結部材14間の一端部を橋架
する平板状の壁部18が設けられ、この壁部18は、第
1収納部12の周壁部12aとの間に一定の空間部17
を設けるように周壁部12aと対向配置されている。そ
して、この壁部18は、延設部12sに対して略直角に
折り曲げたように、延設部12sの先端縁部分と連続し
て一体に形成されている。図4に示すように、壁部18
の先端側の縁部(第2の支持部)18aは、丸めた形状
となっていて、後述するインクリボンR(図7参照)が
摺接する際の支持部となっている。第1収納部12は、
その周壁部12aの自由端である他方の縁部に上記延設
部12sと対向配置された平板状の延設片12tを一体
に設けている。また、周壁部12aの延設片12tと壁
部18間は、後述する送出しコア40に巻回されたイン
クリボンRを記録位置に送出すための送出し口21とな
っている。
【0013】図2及び図3に示すように、上記第1収納
部12には、側板部11dに対向し、円筒状の周壁部1
2aの他端面に円形の側面部12bが設けられ、この側
面部12bに同じ円形状をした開口部20が形成されて
いる。その側面部12bの表面には、少なくとも1つ以
上の凹状をした切欠き部22a,22b,22cが規則
正しく配列されていて、リボンカセット10に収納され
たインクリボンRの種類を識別するようになっている。
第2収納部13には、その周壁部13aの両端側の外周
面に外方に突出した一対のガイド突起24、24が設け
られていて、これらガイド突起24、24によってその
周壁部13aの一部を平坦形状に形成している。
【0014】図4に示すように、第2収納部13は、そ
の円筒状をした周壁部13aに長手方向に沿って略矩形
状をした巻取り口27が形成されて、この巻取り口27
から後述する巻取りコア42に巻回するインクリボンR
を導入するようになっている。この巻取り口27に面し
た、周壁部13aの径の大きい側の縁部には、帯状をし
た突条部(第1縁部)26が外方に突設していて、その
突条部26の両端が各連結部材14と一体に連結してい
る。これに対して、この巻取り口27に面した、周壁部
13aの径の小さい側の縁部(第2縁部)13cには、
その先端部が延設されていて、上記突条部(第1縁部)
26に対して、僅かに内方に入り込む渦巻き状となるよ
うに互いに対向して配置している。すなわち、縁部(第
2縁部)13cを突条部(第1縁部)26と巻取りコア
42の回転軸とを含む領域内に位置させている。また、
第2収納部13には、第1収納部12と同様に側板部1
1dと対向し、その周壁部13aの他端面に円形の側面
部13bが設けられ、この側面部13bに同じ円形状を
した開口部28が形成されている。
【0015】次に、このような外観を構成するカセット
ケース11は、図5に示すように、1つの下ケース32
と、2つの上ケース(第1の上ケース33および第2の
上ケース34)との3部品から構成されている。下ケー
ス32は、中央に上記窓部15が形成されていて、その
両側に半円筒状をした第1の半円筒部32aと、同じく
半円筒状をした第2の半円筒部32bと、これら第1及
び第2の半円筒部32a,32b間を繋ぐ上記一対の連
結部材14と、上記側板部11dとを有している。そし
て、上記一対の連結部材14によって、これら第1およ
び第2の半円筒部32a,32b間が繋がれている。し
たがって、上記第1収納部12は、下ケース32の一部
(第1の半円筒部32a)と、その上半分を構成する上
記第1の上ケース33とで構成されていて、上記第2収
納部13は、下ケース32の他部(上記第2の半円筒部
32b)と、その上半分を構成する上記第2の上ケース
34とで構成されている。
【0016】さらに、下ケース32には、回転可能な金
属製のシャフト(第1の支持部)19が側板部11d及
び側面部(下半分)12bを橋架して取付けられてい
て、このシャフト19が上記延設部12sに対向して沿
うように配置されている。第1の半円筒部32aの周壁
部内壁には、側板部11dに対向して、U字溝を備えた
扇形状をした第1の支持壁32jが一体に立設されてい
る。この第1の支持壁32jと側板部11dとの間に
は、モールド成形により第1の半円筒部32aの周壁部
から内方に切り起こされた、弾性を有するモールド片
(図示せず)が立設されている。
【0017】他方、上記第1の半円筒部32a側面部1
2b側の周壁部内壁には、U字状をした第2の支持壁3
2kが上記側面部12bと一定の間隔をもって一体に形
成されている。そして、第2の支持壁32kの壁面部に
は、第1の支持壁32jと対向して、係合突起(図示せ
ず)が突設されている。同様に、第2の半円筒部32b
にも、側板部11d側の周壁部内壁にU字溝を備えた第
3の支持壁32pが、側面部13b側の周壁部内壁に第
4の支持壁32qがそれぞれ設けられている。そして、
第2の半円筒部32bは、側板部11dと第3の支持壁
32pとの間の周壁部内壁に、モールド片(図示せず)
を切り起こして弾性を有して設けられている。上記第4
の支持壁32qの壁面部にも、図示しない係合突起が第
2の支持壁32kの係合突起と同様に設けられている。
【0018】次に、上記第1の上ケース33は、その周
壁部の両端縁に弾性を有する係合爪33d、33eがそ
れぞれ設けられている。上記第2の上ケース34は、そ
の周壁部の両端縁に、上記ガイド突起24と隣接して、
弾性を有する係合爪34d、34dが設けられている。
【0019】次に、送出しコア40及び巻取りコア42
は、ともに同じ大きさをした樹脂製の略円筒部材からな
り、中央に設けられた筒状の基部40a、42aと、一
端に設けられ、基部40a,42aの外径よりも径の小
さな小径部40b,42bと、他端に設けられ、基部4
0a,42aよりも径の大きな大径部40c、42cと
からなっている。そして、これら大径部40c、42c
には、基部40a,42aとの境に鍔状をしたフランジ
部40d、42dが設けられていて、このフランジ部4
0d、42dの外方側表面部には、複数の矩形状をした
矩形溝40e,42eがそれぞれ形成され、軸の周囲に
均等な放射状に配列されている。そして、送出しコア4
0の基部40aには、インクリボンRが巻回されるよう
になっていて、そのインクリボンRの先端側縁部が巻取
りコア42の基部42aにその回転軸を中心として巻回
されるようになっている。第2及び第4の支持壁32
k、32qの各係合突起と、送出しコア40、巻取りコ
ア42の各矩形溝40e,42eとが噛合うことによ
り、未使用時、例えば、リボンカセット10を運搬する
ときに、各コア40、42に巻回されたインクリボンR
のたるみを防止して、カセットケース11に擦れたりし
て、品質が低下しないようにしている。
【0020】次に、図7に示すように、カセットケース
11の第1収納部12に収納された送出しコア40には
インクリボンRが巻回している。インクリボンは、一般
に、PET(ポリエチレンテレフタレート)等を基体と
した樹脂フィルムと、この樹脂フィルム上に塗布され
た、インクの堅牢性が比較的高い熱昇華性インクや価格
が安く、通常使用する熱溶融性インク等からなるインク
層とから構成されている。また、インクリボンには、そ
の使用方法の種類で、インク層のインクが剥離して1回
しか使用できないワンタイムインクリボン、またはラン
ニングコスト低減を目的に、同一箇所を繰返して使用可
能なマルチタイムインクリボン等がある。また、インク
リボンには、その使用用途では、主にモノクロ印刷に使
用するためのブラックのみのインク層を有するものや、
カラー印刷に使用するためのY(イエロー)、M(マゼ
ンダ)、C(シアン)等を樹脂フィルムの長手方向に順
次備えてマルチカラーにしたものがある。
【0021】上記リボンカセット10のインクリボンR
には、インクの堅牢性が高く、記録紙からの引き剥がし
力が小さくてもよい熱昇華性インクを有する熱昇華転写
用インクリボンRaが用いられている。上記インクリボ
ンR(熱昇華転写用インクリボンRa)は、その一部が
送出しコア40から導出され、シャフト19にて略直角
に折り曲げられ、送出し口21を通じて外部に導出して
いる。そして、このインクリボンRaの一部は、壁部1
8の縁部18aにて窓部15側に略直角に折り曲げられ
て、インク層が塗布された表面をカセットケース11の
下方側に位置させ、樹脂フィルムである背面を窓部15
側に位置させて窓部15内に露出している。
【0022】さらに、インクリボンRaの一部は、第2
収納部13の巻取り口27から導入され、巻取りコア4
2の基部42aに図7の時計回り方向に巻回している。
そのため、突条部26にはインクリボンRaの背面が摺
接している。上記突条部26には、このインクリボンR
aの一部が緩やかな角度で摺接し、窓部15内に露出し
たインクリボンRaにかかるテンションが比較的小さく
なっている。なお、縁部13cにはインクリボンRaの
表面(インク層)が僅かに触れていてもよい。そして、
巻取りコア42が図7の時計周り方向に回転駆動するこ
とにより、インクリボンRaは、印刷記録によりインク
が抜けたインク層が内側となり、樹脂フィルムが外側と
なる、いわゆる内巻きにて巻回されている。
【0023】次に、図8に示すように、リボンカセット
10’は、第2収納部13に収納された巻取りコア42
にインクリボンRが図示反時計周り方向に巻回されてい
て、図7に示すリボンカセット10と比べて、巻取りコ
ア42に巻回されたインクリボンRの巻回方向が逆方向
となっている点に違いがある。また、このリボンカセッ
ト10’には、低ランニングコストで、印刷記録時間の
短い熱溶融性インクを有する熱溶融転写用インクリボン
Rbが用いられている。その他の構成については上述し
たリボンカセット10と同じである。
【0024】リボンカセット10’は、巻取りコア42
を図8の反時計周り方向に回転駆動することにより、巻
回されたインクリボンRbは、印刷記録によりインクが
抜けたインク層が外側となり、樹脂フィルムが内側に位
置する、いわゆる外巻きにて巻回されている。このリボ
ンカセット10’は、インクリボンR(Rb)が、その
巻取り口27に面した突条部26、縁部13cにて急峻
な角度で折り曲げられた状態になっていて、上述したリ
ボンカセット10と比べて、インクリボンRにかかるテ
ンションを比較的大きくしている。
【0025】次に、上記リボンカセット10(10’)
を装着する被装着部であるラインプリンタ50の概略構
造を図9及び図10に基づいて説明する。ラインプリン
タ50は、本体50aと、この本体50a内に、リボン
カセット10を収納するカセット収納部51と、印刷機
構部52と給紙部53とを有している。カセット収納部
51は、その外観形状がリボンカセット10のカセット
ケース11の形状に合せた収納形状となっている。リボ
ンカセット10がカセット収納部51に収納されると、
カセットケース11内の係合突起と各コア40、42の
矩形溝40e、42eとの噛合いが解除され、図示しな
い回転駆動機構によって、その送出しコア40および巻
取りコア42を回転可能にする。
【0026】また、カセット収納部51内には、リボン
カセット10の各切欠き部22a,22b,22cの平
凹面部分のいずれかと当接または非当接することによっ
て、ラインプリンタ50に設けられた検出用スイッチが
ON,OFFして、装着したリボンカセット10の種類
を識別するようになっている。給紙部53には、複数枚
の記録紙54を収納する用紙トレー55が設けられてい
る。用紙トレー55の上方には、本体50aに回転可能
に取付けた給紙ローラ56が設けられている。この給紙
ローラ56が、用紙トレー55内に収納された記録紙5
4の最上部を圧接しながら回転して、記録紙54を1枚
ずつ図示した矢印B方向へ搬送するようになっている。
【0027】印刷機構部52には、回転可能なローラタ
イプのプラテン58が設けられ、このプラテン58と対
向配置させて接離可能なサーマルヘッド60が矢印C方
向に移動可能に設けられいる。このサーマルヘッド60
は、複数の発熱素子からなり、インクリボンRの幅とほ
ぼ同じ大きさとなるようにこれら発熱素子を配列してい
る。印刷機構部52には、プラテン58に近接して、回
転可能な紙送りローラ62と、この紙送りローラ62に
圧接しながら回転可能な圧接ローラ64とが設けられて
いる。本体50aには、これら紙送りローラ62及び圧
接ローラ64と、給紙ローラ56との間に、搬送された
記録紙54の搬送方向をガイドする弓状のガイド片66
が揺動可能に設けられている。
【0028】次に、ラインプリンタ50に上記リボンカ
セット10を装着して、印刷記録する動作を説明する。
図9に示すように、先ず、ラインプリンタ50のカセッ
ト収納部51内に所望の色のインクリボンR(熱昇華転
写用インクリボンRa)を備えた上記リボンカセット1
0を下ケース32側を上にして挿着する。次に、複数の
印刷情報から所望の印刷情報を選択して、その選択後
に、用紙トレー55内に収納されている記録紙54の最
上部の前方(図9の右側)を給紙ローラ56に圧接した
状態で、給紙ローラ56を回転駆動させる。
【0029】給紙ローラ56を回転させて、一番上の記
録紙54を用紙搬送方向(図中の矢印B)へ搬送させ
て、紙送りローラ62と、この紙送りローラ62に圧接
する圧接ローラ64との間にガイド片66によって下方
に押えられながら、記録紙54を移動させる。続いて、
記録紙54は、紙送りローラ62と圧接ローラ64とで
圧接挟持されながら、紙送りローラ62を図示時計回り
方向に回転させることにより、離間状態にあるプラテン
58とサーマルヘッド60との間に搬送される。サーマ
ルヘッド60と記録紙54との間には、所望の色の熱昇
華性インクを含んだインク層が塗布されたインクリボン
R(Ra)がカセットケース11の窓部15内にそのイ
ンク層を下側にして配置する。
【0030】次に、サーマルヘッド60の発熱素子が形
成された部分に記録紙54の印刷開始位置を位置合わせ
した状態で、紙送りローラ62と給紙ローラ56の回転
を停止する。インクリボンR(Ra)は、シャフト19
と壁部18の縁部18aによって、クランク状にその走
行路(搬送路)が形成され、続いて突条部26に摺接す
ることにより、サーマルヘッド60に対向する部分に一
定のテンションが付与されている。次に、サーマルヘッ
ド60をプラテン58側に移動(図示、矢印C方向)さ
せて、インクリボンR(Ra)と記録紙54とを重ねた
状態にして、それらをプラテン58に圧接する。上述し
た所望の印刷情報にしたがって、サーマルヘッド60の
発熱素子を選択的に比較的高い温度で発熱させ、熱昇華
によりインクリボンR(Ra)から剥離した熱昇華性イ
ンクを記録紙54に転写して所定の形状に印刷記録を行
う。
【0031】次に、所定の色のインクにより記録紙54
に1行または数行分を印刷記録した後、記録紙54から
インクリボンR(Ra)が剥離され、図示しない駆動機
構によりリボンカセット10の巻取りコア42を回転駆
動する。このとき、サーマルヘッド60はプラテン58
から離間して元の位置に戻っている。所定の印字形状に
インクが剥離されたインクリボンR(Ra)を突条部2
6に摺接させて、巻取り口27を通って、巻取りコア4
2に図示時計周り方向(いわゆる内巻き)に巻回する。
次の行を印刷記録するためには、記録紙54を図示F方
向に搬送するとともに、プラテン58に記録紙54、イ
ンクリボンR(Ra)を重ねて、加熱したサーマルヘッ
ド60に圧接、離間を繰返して印刷記録を行う。
【0032】なお、モノクロ印刷に使用されるマルチタ
イムのインクリボンRにあっては、同じ箇所のインク層
を数回使用するために、インクリボンRを一度巻取りコ
ア42に巻回した後、一旦その巻取りコア42を逆方向
に回転させて、巻取りコア42に巻回されたインクリボ
ンR(Ra)を巻き戻して行う。
【0033】次に、1枚の記録紙54に所定の色のイン
クにより印刷記録した後、紙送りローラ62が図示反時
計回り方向に回転することにより、記録紙54は、回転
する圧接ローラ64に弾接しながら搬送され、先端が下
方に下がった位置にあるガイド片66の上面部分に摺接
しながら、図9の矢印H方向へ排出される。
【0034】熱昇華転写用インクリボンRaのインク
は、濃度階調表現が優れ、写真画像等のカラー印刷記録
に適する。このカラー印刷記録にあっては、紙送りロー
ラ62を図9に示す時計回り方向に回転させて1つの色
のインクにて印刷記録した後、図示H方向に記録紙54
を搬送し、再びプラテン58とサーマルヘッド60間に
記録紙54を逆搬送する。巻取りコア42にインクリボ
ンRを巻回して、使用した色と異なるインクをサーマル
ヘッド60とプラテン58間に配置した状態で、プラテ
ン58にインクリボンR及び記録紙54をサーマルヘッ
ド60で圧接して、異なる色のインクにて上記記録紙5
4の印刷開始位置から記録紙54に印刷記録を行う。こ
のとき、記録紙54は、インクリボンRのインクの色を
変えるたびに上記搬送、逆搬送の動作が繰返し行われ、
インクリボンRは、突条部26の縁部26aに摺接しな
がら、送出しコア40から巻取りコア42へ走行されて
巻回される。こうして、異なる色のインクを分けて印刷
記録した記録紙54は、最後に、紙送りローラ62を図
15に示す反時計回り方向に回転させることにより、同
じくガイド片66の上方に摺動しながらラインプリンタ
50の外に排出される。
【0035】次に、上記ラインプリンタ50に熱溶融転
写用インクリボンRbを備えたインクリボン10’を装
着したときの動作を説明する。なお、上述した熱昇華転
写用インクリボンRaを備えたリボンカセット10を装
着したときと同じ動作については、重複するので説明を
省略する。図10に示すように、サーマルヘッド60と
記録紙54との間には、リボンカセット10’から所望
の色の熱溶融性インクが塗布されたインクリボンR(R
b)がカセットケース11の窓部15内に一部露出して
配置されている。
【0036】このインクリボンR(Rb)は、シャフト
19と壁部18の縁部18aによって、クランク状にそ
の走行路(搬送路)が形成され、窓部15内に露出(図
1参照)されていて、さらにインクリボンR(Rb)
は、突条部26と縁部13cとによって急峻に摺接し、
巻取りコア42に図示の反時計方向(いわゆる外巻き)
に巻回される。そして、サーマルヘッド60に対向する
インクリボンR(Rb)の一部分に、熱昇華転写用イン
クリボンRaを備えた上記リボンカセット10のものよ
りも高い一定のテンションが付加される。インクリボン
Rと記録紙54とを重ねた状態で、サーマルヘッド60
をプラテン58側に移動(図示、矢印C方向)させて、
それらをプラテン58に圧接するとき、サーマルヘッド
60の発熱素子を選択的に比較的低い温度で発熱させ、
インクリボンRの熱溶融性インクを熱溶融にて記録紙5
4に転写して所望の印刷記録を行う。このとき、選択的
に発熱されるサーマルヘッド60は、熱昇華転写用イン
クリボンRaの場合と違い、その1/3程の熱量にて行
うことができ、印刷記録の時間も短くすることができ
る。
【0037】所望の色のインクを用いて印刷記録を行っ
た後、記録紙54からインクリボンRが剥離され、図示
しない駆動機構によってリボンカセット10の巻取りコ
ア42が回転駆動する。その印字形状にインクが剥離さ
れたインクリボンRは、突条部26、縁部13cに順次
摺接しながら、巻取り口27を通ってカセットケース1
1の第2収納部13内の巻取りコア42にさらに外巻き
にて巻回される。
【0038】以上のようにリボンカセット10、10’
を構成することにより、次のような効果を奏する。 1)巻取り口27に面した周壁部13aの突条部26、
縁部13cとの間に位置するインクリボンRにそのイン
クリボンRの種類に応じた一定のテンションを付与させ
ることができる。さらに、巻取りコア42に内巻きに巻
回された熱昇華転写用インクリボンRaが突条部26に
摺接することにより、また、熱溶融転写用インクリボン
Rbが突条部26、縁部13cに順次摺接して、巻取り
コア42に外巻きに巻回することにより、付与されるテ
ンションの大きさが異なり、熱溶融転写用インクリボン
Rbが熱昇華転写用インクリボンRaよりも大きな値の
テンションが付与される。そのため、記録紙54とイン
クリボンRの転写後の引き剥がし力が必要な熱溶融転写
用インクリボンRbであっても、安定した印刷記録を行
うことができる。また、巻取りコア42にインクリボン
Rを内巻き、外巻きの両方の巻き方が可能なので、用途
に応じて1つのラインプリンタ50にて、熱溶融、熱昇
華の異なる印刷記録を簡単な構造で行うことができる。
【0039】2)熱溶融転写用インクリボンRbを巻取
りコア42に外巻きに巻回したことにより、ブラックイ
ンクをマルチタイムで使用するとき等、走行方向とは逆
の方向に熱溶融転写用インクリボンRbを僅かに走行さ
せるとき、巻取りコア42に巻回されたインクリボン同
士の樹脂フィルムの背面とインク層のインク面とがくっ
ついてスムーズに剥がれない、いわゆるブロッキングの
問題が発生せず、安定した印刷記録を行うことができ
る。
【0040】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、
その主旨を逸脱しない範囲内において変更して実施する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように説明してきた本発明のリボ
ンカセットは、第1収納部と、この第1収納部と所定の
間隔を設けて配置された第2収納部と、これら第1及び
第2収納部の側端部を繋ぐ連結部材とを有するカセット
ケースと、第1収納部内に回転可能に設けられた円筒状
の送出しコアと、第2収納部内に回転可能に設けられた
円筒状の巻取りコアと、送出しコアに巻回され、一部が
巻取りコアに巻回可能な幅広なインクリボンとを備え、
第2収納部の周壁部には巻取りコアの回転軸方向に沿う
ようにインクリボンを導入させる巻取り口が形成され、
周壁部には、巻取り口に面した第1縁部、第2縁部が互
いに対向して設けられ、インクリボンは、巻取りコアに
一方向に巻回されたときに、第1縁部に摺接してテンシ
ョンが付与され、巻取りコアに他方向に巻回されたとき
に、第1及び第2縁部に摺接してそれぞれの縁部により
テンションが付与され、巻取りコアにいずれの方向にも
インクリボンを巻回するようにしたことにより、インク
リボンに必要とされる所望のテンションをインクリボン
を巻取りコアにいずれかの方向に巻回することで簡単に
付与することができ、簡単な構造で安定した印刷記録を
行うことができる。
【0042】また、第2縁部は、第1縁部と巻取りコア
の回転軸とを含む領域内に位置させたことにより、イン
クリボンに付与されるテンションを大きく、且つ確実に
することができ、インクリボンの記録紙との引き剥がし
力を強めることができるので、より一層安定した印刷記
録を行うことができる。
【0043】また、インクリボンが熱昇華転写用インク
リボンのときには、巻取りコアに一方向に巻回され、イ
ンクリボンが熱溶融転写用インクリボンのときには、巻
取りコアに他方向に巻回されて、熱溶融転写用インクリ
ボンに熱昇華転写用インクリボンよりも大きいテンショ
ンを付与したことにより、引き剥がし力の必要な熱溶融
転写用インクリボン、引き剥がし力が小さくてよい熱昇
華転写用インクリボンに対応した所定のテンションが1
つのリボンカセットにて達成することができ、安定した
印刷記録を行うことができる。
【0044】また、インクリボンは、熱溶融転写用イン
クリボンからなり、巻取りコアに他方向に外巻きに巻回
されてなることにより、巻取りコアに巻回されたインク
リボン同士がスムーズに剥がれるので、いわゆるブロッ
キングの問題を発生しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るリボンカセットの全
体斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るリボンカセットの全
体斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るリボンカセットの一
側面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るリボンカセットの縦
断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るリボンカセットの分
解斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るリボンカセットから
上ケースを取外した状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る、内巻きに巻回した
インクリボンを備えたリボンカセットの縦断面図であ
る。
【図8】本発明の一実施形態に係る、外巻きに巻回した
インクリボンを備えたリボンカセットの縦断面図であ
る。
【図9】図7に示すリボンカセットを装着する被装着部
の構成、及びこの被装着部にリボンカセットを装着した
際の動作状態を示す説明図である。
【図10】図8に示すリボンカセットを装着する被装着
部の構成、及びこの被装着部にリボンカセットを装着し
た際の動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 リボンカセット 11 カセットケース 12 第1収納部 12a 周壁部 13 第2収納部 13a 周壁部 14 連結部材 13c 縁部(第2縁部) 21 送出し口 26 突条部(第1縁部) 27 巻取り口 40 送出しコア 42 巻取りコア R インクリボン Ra 熱昇華転写用インクリボン Rb 熱溶融転写用インクリボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C068 AA02 AA06 AA08 AA15 EE02 EE98 FF01 FF03 FF12 HH04 HH12 HH14 HH20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1収納部と、この第1収納部と所定の
    間隔を設けて配置された第2収納部と、これら第1及び
    第2収納部の側端部を繋ぐ連結部材とを有するカセット
    ケースと、前記第1収納部内に回転可能に設けられた円
    筒状の送出しコアと、前記第2収納部内に回転可能に設
    けられた円筒状の巻取りコアと、前記送出しコアに巻回
    され、一部が前記巻取りコアに巻回可能な幅広なインク
    リボンとを備え、 前記第2収納部の周壁部には前記巻取りコアの回転軸方
    向に沿うように前記インクリボンを導入させる巻取り口
    が形成され、 前記周壁部には、前記巻取り口に面した第1縁部、第2
    縁部が互いに対向して設けられ、 前記インクリボンは、前記巻取りコアに一方向に巻回さ
    れたときに、前記第1縁部に摺接してテンションが付与
    され、前記巻取りコアに他方向に巻回されたときに、前
    記第1及び第2縁部に摺接してそれぞれの縁部によりテ
    ンションが付与され、前記巻取りコアにいずれの方向に
    も前記インクリボンを巻回可能にしたことを特徴とする
    リボンカセット。
  2. 【請求項2】 前記第2縁部は、前記第1縁部と前記巻
    取りコアの回転軸とを含む領域内に位置させたことを特
    徴とする請求項1記載のリボンカセット。
  3. 【請求項3】 前記インクリボンが熱昇華転写用インク
    リボンのときには、前記巻取りコアに前記一方向に巻回
    され、前記インクリボンが熱溶融転写用インクリボンの
    ときには、前記巻取りコアに前記他方向に巻回されて、
    前記熱溶融転写用インクリボンに前記熱昇華転写用イン
    クリボンよりも大きいテンションを付与したことを特徴
    とする請求項1または2のいずれかに記載のリボンカセ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記インクリボンは、熱溶融転写用イン
    クリボンからなり、前記巻取りコアに前記他方向に外巻
    きに巻回されてなることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載のリボンカセット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9013529B2 (en) 2012-03-29 2015-04-21 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Thermal printer and method for detecting the winding direction of the ink ribbon

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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