JP2002154033A - 工作加工方法およびそれに用いる霧状体供給装置 - Google Patents

工作加工方法およびそれに用いる霧状体供給装置

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JP2002154033A JP2001257997A JP2001257997A JP2002154033A JP 2002154033 A JP2002154033 A JP 2002154033A JP 2001257997 A JP2001257997 A JP 2001257997A JP 2001257997 A JP2001257997 A JP 2001257997A JP 2002154033 A JP2002154033 A JP 2002154033A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速切削を行っても、切削熱により工作物の表
面が焼き入れしたように硬くなる等の問題が生じない工
作加工方法の提供をその目的とする。 【解決手段】旋盤装置で工作物を加工する際に、タレッ
ト3の内部に圧縮空気と液体とをそれぞれ別々に供給
し、それぞれ個別の状態で上記内部を通過させたのち、
上記タレット3に固定される工具保持手段1の内部に圧
縮空気と液体とをそれぞれ個別に供給し、この工具保持
手段1の内部で圧縮空気と液体とを混合させて霧状化さ
せ、この霧状体を加工工具2の外周もしくは内部を加工
工具2に沿って加工工具2の先端側に送り、この加工工
具2の先端部から加工部に噴射しながら加工するように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作物に対し切削
加工や研磨加工等を施す工作加工方法およびそれに用い
る霧状体供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、旋盤装置として、図17に示
すようなものが一般的に用いられている。この旋盤装置
は、左右に脚51を備えたベッド52上に、工作物50
の一端を把持して固定する把持部53aを備えた主軸5
3と、この主軸53に高速回転を与える回転駆動手段が
内蔵された主軸台54と、この主軸台54に対設され上
記工作物50の他端を支持する心押し台55とが取り付
けられている。また、ベッド52の左右方向(いわゆ
る、縦方向)に移動する往復台56が配設されており、
その上に、ベッド52の前後方向(いわゆる、横方向)
に移動する横送り台57が取り付けられている。そし
て、この横送り台57の上に刃物送り台58を介して刃
物台59が取り付けられており、この刃物台59に切削
工具60(図18参照)がボルト61止めされている。
【0003】このような旋盤装置では、主軸53と心押
し台55との間に支持される工作物50の外周面に切削
工具60の刃先を圧接し、この部分に切削油供給管62
(図18参照)から切削油を供給しながら工作物50を
高速回転させることにより、切削加工を行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の旋盤装置では、切削加工時に切削速度を高
速にすると、切削熱により工作物50の表面が焼き入れ
したように硬くなる等の問題が発生しており、高速切削
を行うことは難しかった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、旋盤装置で高速加工を行っても、加工部での発
熱が起こらず、従来のように、切削熱により工作物の表
面が焼き入れしたように硬くなる等の問題が起こらない
工作加工方法およびそれに用いる霧状体供給装置の提供
をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、旋盤装置で工作物を加工する際に、刃物
台の内部に圧縮空気と液体とをそれぞれ別々に供給し、
それぞれ個別の状態で上記内部を通過させたのち、上記
刃物台に固定される工具保持手段の内部に圧縮空気と液
体とをそれぞれ個別に供給し、この工具保持手段の内部
で圧縮空気と液体とを混合させて霧状化させ、この霧状
体を工具の外周もしくは内部を工具に沿って工具の先端
側に送り、この工具の先端部から加工部に噴射しながら
加工するようにした工作加工方法を第1の要旨とし、旋
盤装置に用いられる霧状体供給装置であって、刃物台
と、この刃物台に固定される工具保持手段と、この工具
保持手段に着脱自在に固定される工具とを備え、上記刃
物台の内部に、圧縮空気供給手段から圧縮空気の供給を
受ける圧縮空気用流路と、液体供給手段から液体の供給
を受ける液体用流路とを個別に設け、上記工具保持手段
の内部に、上記圧縮空気用流路に連通する第1の連通路
と、上記液体用流路に連通する第2の連通路と、これら
両連通路が合流する合流路を個別に設け、この合流路
で、第2の連通路から供給される液体を第2の連通路か
ら噴射される圧縮空気で霧状にし、この霧状体を工具の
外周もしくは内部を工具に沿って工具の先端側に送り、
この工具の先端部から噴射するように構成した霧状体供
給装置を第2の要旨とする。
【0007】すなわち、本発明の工作加工方法は、旋盤
装置に用いられる工作加工方法であって、旋盤装置で工
作物を加工する際に、刃物台の内部に圧縮空気と液体と
をそれぞれ別々に供給し、それぞれ個別の状態で上記内
部を通過させたのち、上記刃物台に固定される工具保持
手段の内部に圧縮空気と液体とをそれぞれ個別に供給し
ている。そして、この工具保持手段の内部で圧縮空気と
液体とを混合させて霧状化させ、この霧状体を工具の外
周もしくは内部を工具に沿って工具の先端側に送り、こ
の工具の先端部から加工部に噴射しながら加工するよう
にしている。このように、液体を霧状体にして加工部に
供給する場合には、加工部の狭い隙間等にも確実に霧状
体を投射して加工部での発熱を大幅に抑えることができ
るため、高速加工を行っても、加工部での発熱が起こら
なくなる。このため、旋盤装置において、マシニングセ
ンター用の工具を用い、高速加工が行えるようになる。
一方、本発明の霧状体供給装置も、旋盤装置に用いられ
る霧状体供給装置であって、この装置によっても、本発
明の工作加工方法と同様の作用・効果を奏する。なお、
本発明において、「加工部」とは、例えば、加工面や被
加工面を指す。
【0008】本発明の工作加工方法において、液体とし
て、冷却水と切削液との混合液を刃物台の内部に供給す
るようにした場合には、冷却効果および潤滑効果に優れ
る。また、本発明の霧状体供給装置において、液体用流
路に、冷却水と切削液との混合液を通すようにした場合
にも、同様に、冷却効果および潤滑効果に優れる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0010】図1〜図4は本発明の霧状体供給装置の一
実施の形態を示している。これらの図において、1は工
具保持手段であり、2は上記工具保持手段1に着脱自在
に固定される加工工具(この実施の形態では、ドリル)
である。上記工具保持手段1は、図5に示すようなタレ
ット3(刃物台)のホルダー取り付け面に着脱自在に固
定される工具ホルダー11と、この工具ホルダー11に
固定されるブッシュ12と、このブッシュ12に内嵌さ
れるチャック固定具13と、ドーナツ状の円板からなる
取り付けプレート14と、この取り付けプレート14の
中央貫通穴14aに挿通される取り付けボルト15と、
マシニングセンターで使用される加工工具ユニット16
とで構成されている。図5において、5は工作物で、6
は主軸台で、7は主軸で、8はチャックで、9は切り粉
である。
【0011】上記タレット3のホルダー取り付け面に
は、後述する一対の固定板部22の4個のボルト挿通穴
22aに対応する部分にそれぞれねじ部(図示せず)が
形成されている。また、上記タレット3には、その内部
に、モーター等を有する圧縮空気供給手段(図示せず)
から圧縮空気の供給を受ける圧縮空気用流路(図示せ
ず)と、モーター(このモーターは、上記圧縮空気供給
手段のモーターと同じであってもよい)等を有する液体
供給手段(図示せず)から液体(この実施の形態では、
冷却水と潤滑油剤との混合油)の供給を受ける液体用流
路(図示せず)とが形成されている。そして、上記圧縮
空気用流路の一端部が圧縮空気供給手段に連通している
とともに、他端部が、後述する圧縮空気流通路23の一
端部に対応する上記ホルダー取り付け面の部分に開口し
ている。また、上記液体用流路の一端部が液体供給手段
に連通しているとともに、他端部が、後述する液体流通
路24の一端部に対応する上記ホルダー取り付け面の部
分に開口している。
【0012】上記工具ホルダー11は、図6および図7
に示すように、中央貫通穴21aが形成されたホルダー
部21と、このホルダー部21から突設される一対の固
定板部22とを備えており、これら両固定板部22にそ
れぞれ2個のボルト挿通穴22aが穿設されている。そ
して、これら4個のボルト挿通穴22aに挿通された4
本のボルト(図示せず)が上記タレット3のホルダー取
り付け面に形成された4個のねじ部にボルト止めされて
いる。
【0013】また、上記工具ホルダー11には、圧縮空
気を通す圧縮空気流通路(第1の連通路)23と、上記
液体を通す液体流通路(第2の連通路)24とが穿設さ
れている。上記圧縮空気流通路23は、その一端部が、
上記圧縮空気用流路の他端部に対応する上記工具ホルダ
ー11の底面(ホルダー取り付け面に対向する面)の部
分に開口し、これにより、圧縮空気流通路23と圧縮空
気用流路とが連通している。また、上記圧縮空気流通路
23の他端部が、後述するブッシュ12の一方の連通穴
12aに対応する上記ホルダー部21の中央貫通穴21
aの部分に開口している。一方、上記液体流通路24
は、その一端部が、上記液体用流路の他端部に対応する
上記工具ホルダー11の底面の部分に開口し、これによ
り、液体流通路24と液体用流路とが連通している。ま
た、上記液体流通路24の他端部が、上記ブッシュ12
の他方の連通穴12aに対応する上記ホルダー部21の
中央貫通穴21aの部分に開口している。このような両
流通路23,24の他端部は相対峙する位置に開口して
いる。
【0014】上記ブッシュ12は、図8〜図11に示す
ように、筒状に形成されており、上記工具ホルダー11
のホルダー部21の中央貫通穴21aに内嵌される略円
筒形状の胴部25と、この胴部25の一端部に突設され
る円環状の鍔部26とからなる。上記胴部25には、一
対の貫通穴27a,27bが穿設されており、一方の貫
通穴27aは上記圧縮空気流通路23の他端部に対応す
る部分に、他方の貫通穴27bは上記液体流通路24の
他端部に対応する部分にそれぞれ穿設されている。これ
により、一方の貫通穴27aが圧縮空気流通路23に連
通し、他方の貫通穴27bが液体流通路24に連通して
いる(図1参照)。
【0015】また、上記ブッシュ12の中央貫通穴28
は、胴部25の端面から内側に向かって延びる段付き円
筒穴28aと、鍔部26の端面から内側に向かって縮径
する円錐台形状のテーパー穴28bとからなり、このテ
ーパー穴28bに、後述するチャック35が内嵌状に固
定されている。
【0016】上記チャック固定具13は、上記ブッシュ
12の中央貫通穴28の段付き円筒穴28aに内嵌する
大径部分31aと、上記段付き円筒穴28aより小径に
形成された中間部分31bと、先端にねじ部32が形成
された小径部31cとからなり、この小径部31cのね
じ部32に、後述するチャック35のねじ部35bがね
じ止めされている。また、上記中間部分31bおよび小
径部31cの内部には、小径部31cの端面から直線状
に延びる直線流路33と、この直線流路33の終端部か
ら中間部分31bの外周面に向かって相対向する方向に
分岐する二股分岐路33a,33bとが形成されてお
り、一方の二股分岐路33aが、上記ブッシュ12の一
方の貫通穴27aに対応する中間部分31bの外周面の
部分に開口し、他方の二股分岐路33bが、上記ブッシ
ュ12の他方の貫通穴27bに対応する中間部分31b
の外周面の部分に開口している。また、上記大径部分3
1aの端面には、上記取り付けボルト15のねじ部15
aにら合するねじ部34が形成されている。図12にお
いて、31dはOリング溝であり、Oリング41(図1
参照)が外嵌状に固定されている。なお、このOリング
41以外にも、工具保持手段1の適宜の個所に液漏れ防
止手段(図示せず)が設けられている。
【0017】また、工具ユニット16は、マシニングセ
ンター用として市販されているものが用いられており、
チャック35と、コレット36と、キャップ用ナット3
7とからなる。上記チャック35には、本体部38と、
この本体部38の一端面から突設される筒状部39とか
らなり、上記本体部38の外周面に、上記ブッシュ12
のテーパー穴28bに内嵌状に密着しうるテーパー面3
8aが形成されている。また、上記筒状部39の外周面
に、後述するキャップ用ナット37のねじ部37cにら
合するねじ部39aが形成されている。また、上記チャ
ック35には、上記本体部38と筒状部39とを貫通す
る中央貫通穴35aが穿設されており、この中央貫通穴
35aの一端部(チャック固定具13側の端部)に、上
記チャック固定具13のねじ部32にら合するねじ部3
5bが形成されている。
【0018】上記コレット36には、縮径用に複数本の
スリット状の割れ目36aが形成されている。また、上
記キャップ用ナット37は、上記チャック35の筒状部
39に外嵌しうる円筒形状の側壁部37aと、この側壁
部37aの前面開口を覆う前壁部37bとからなり、上
記側壁部37aの内周面に、上記チャック35の筒状部
39のねじ部39aにら合するねじ部37cが形成され
ているとともに、前壁部37bの中央に、コレット36
に係合する係合穴37dが穿設されている。図1おい
て、42はカバーであり、42aは加工工具2の挿通穴
である。
【0019】上記加工工具2には、その内部に2本の流
路40が貫通状に穿設されている。また、上記加工工具
2の外周面とコレット36のカバー42の挿通穴42a
の内周面との間には、後述する霧状化混合体が通過しう
る微小隙間が形成されている。
【0020】上記構成において、圧縮空気用流路および
液体供給手段を構成する両モータを駆動し、タレット3
の圧縮空気用流路に圧縮空気を供給し、液体用流路に液
体を供給すると、圧縮空気は圧縮空気用流路,工具ホル
ダー11の圧縮空気流通路23,ブッシュ12の一方の
貫通穴27a,ブッシュ12とチャック固定具13間の
隙間を通り、チャック固定具13の一方の二股分岐路3
3aに導入される。また、液体は、液体用流路,工具ホ
ルダー11の液体流通路24,ブッシュ12の他方の貫
通穴27b,ブッシュ12とチャック固定具13間の隙
間を通り、チャック固定具13の他方の二股分岐路33
bに導入される。この導入された圧縮空気で液体が微細
な粒子となって霧状化しながら、互いに混合する。この
霧状化混合体は、チャック固定具13の直線流路33を
通過し、その大部分が加工工具2の両流路40を通り、
加工部に噴射される。また、残りの霧状化混合体(加工
工具2の両流路40に流入しなかった霧状化混合体)
は、加工工具2の外周面とコレット36のカバー42の
挿通穴42aの内周面との間の隙間を通り、この隙間か
ら加工工具2の外周面に沿って噴射される。
【0021】上記のように、この実施の形態では、旋盤
装置において、マシニングセンターで使用される加工工
具ユニット16により、ドリル加工等を行うことができ
る。また、液体(冷却水と切削油剤との混合液)を霧状
にして加工部に投射するため、冷却効果および潤滑効果
に優れる。しかも、加工工具2の外周面とカバー42の
挿通穴42aの内周面との間の隙間から加工工具2の外
周面に沿って霧状化混合体を噴射しているため、加工工
具2の肩を保護することができる。
【0022】なお、上記実施の形態では、2本の流路4
0が穿設された加工工具2を用いているが、流路40の
本数は1本でもよいし、3本以上でもよい。また、流路
40が穿設されていない加工工具2を用いてもよい。こ
の場合には、加工工具2の外周面とコレット36の挿通
穴42aの内周面との間の隙間から加工工具2の外周面
に沿って噴射される霧状化混合体のみが加工部に供給さ
れる。
【0023】また、霧状体の種類によって、冷却効果お
よび潤滑効果が大幅に異なるため、加工条件に応じて、
液体供給手段から供給する液体中の冷却水,切削油剤の
配合割合を調節することができる。例えば、高速切削の
場合には、冷却水と切削油剤のうち水の割合が多くなる
よう水の供給量を多くして冷却効果を高め、中・低速切
削の場合には、切削油剤の割合が多くなるよう切削油剤
の供給量を多くして潤滑効果を高めることが行われる。
【0024】さらに、上記実施の形態では、冷却水とし
て水道水を用いているが、これに限定するものではな
く、純水,超純水を用いてもよい。また、切削油剤とし
てブルーベ♯LB−1(米国ITW社製)等の各種切削
油剤を用いてもよい。また、上記実施の形態では、液体
として、冷却水と切削油剤の混合液を用いているが、こ
れらの一方だけを用いても良い。
【0025】また、上記実施の形態では、液体として、
冷却水と切削油剤の混合液を供給しているが、冷却水と
切削油剤とをそれぞれ別個にチャック固定具13に供給
してもよい。
【0026】
【発明の効果】すなわち、本発明の工作加工方法は、旋
盤装置に用いられる工作加工方法であって、旋盤装置で
工作物を加工する際に、刃物台の内部に圧縮空気と液体
とをそれぞれ別々に供給し、それぞれ個別の状態で上記
内部を通過させたのち、上記刃物台に固定される工具保
持手段の内部に圧縮空気と液体とをそれぞれ個別に供給
している。そして、この工具保持手段の内部で圧縮空気
と液体とを混合させて霧状化させ、この霧状体を工具の
外周もしくは内部を工具に沿って工具の先端側に送り、
この工具の先端部から加工部に噴射しながら加工するよ
うにしている。このように、液体を霧状体にして加工部
に供給する場合には、加工部の狭い隙間等にも確実に霧
状体を投射して加工部での発熱を大幅に抑えることがで
きるため、高速加工を行っても、加工部での発熱が起こ
らなくなる。このため、旋盤装置において、マシニング
センター用の工具を用い、高速加工が行えるようにな
る。一方、本発明の霧状体供給装置も、旋盤装置に用い
られる霧状体供給装置であって、この装置によっても、
本発明の工作加工方法と同様の作用・効果を奏する。
【0027】本発明の工作加工方法において、液体とし
て、冷却水と切削液との混合液を刃物台の内部に供給す
るようにした場合には、冷却効果および潤滑効果に優れ
る。また、本発明の霧状体供給装置において、液体用流
路に、冷却水と切削液との混合液を通すようにした場合
にも、同様に、冷却効果および潤滑効果に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の霧状体供給装置の一実施の形態を示す
断面図である。
【図2】上記霧状体供給装置の要部の断面図である。
【図3】上記霧状体供給装置の正面図である。
【図4】上記霧状体供給装置の背面図である。
【図5】上記霧状体供給装置の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図6】工具ホルダーの平面図である。
【図7】上記工具ホルダーの正面図である。
【図8】ブッシュの側面図である。
【図9】上記ブッシュの背面図である。
【図10】上記ブッシュの断面図である。
【図11】上記ブッシュの要部の断面図である。
【図12】チャック固定具の側面図である。
【図13】上記チャック固定具の背面図である。
【図14】上記チャック固定具の正面図である。
【図15】上記チャック固定具の断面図である。
【図16】上記チャック固定具の要部の断面図である。
【図17】旋盤装置の説明図である。
【図18】従来の切削工具の説明図である。
【符号の説明】
1 工具保持手段 2 加工工具 3 タレット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋盤装置で工作物を加工する際に、刃物
    台の内部に圧縮空気と液体とをそれぞれ別々に供給し、
    それぞれ個別の状態で上記内部を通過させたのち、上記
    刃物台に固定される工具保持手段の内部に圧縮空気と液
    体とをそれぞれ個別に供給し、この工具保持手段の内部
    で圧縮空気と液体とを混合させて霧状化させ、この霧状
    体を工具の外周もしくは内部を工具に沿って工具の先端
    側に送り、この工具の先端部から加工部に噴射しながら
    加工するようにしたことを特徴とする工作加工方法。
  2. 【請求項2】 液体として、冷却水と切削液との混合液
    を刃物台の内部に供給するようにした請求項1記載の工
    作加工方法。
  3. 【請求項3】 旋盤装置に用いられる霧状体供給装置で
    あって、刃物台と、この刃物台に固定される工具保持手
    段と、この工具保持手段に着脱自在に固定される工具と
    を備え、上記刃物台の内部に、圧縮空気供給手段から圧
    縮空気の供給を受ける圧縮空気用流路と、液体供給手段
    から液体の供給を受ける液体用流路とを個別に設け、上
    記工具保持手段の内部に、上記圧縮空気用流路に連通す
    る第1の連通路と、上記液体用流路に連通する第2の連
    通路と、これら両連通路が合流する合流路を個別に設
    け、この合流路で、第2の連通路から供給される液体を
    第2の連通路から噴射される圧縮空気で霧状にし、この
    霧状体を工具の外周もしくは内部を工具に沿って工具の
    先端側に送り、この工具の先端部から噴射するように構
    成したことを特徴とする霧状体供給装置。
  4. 【請求項4】 液体用流路に、冷却水と切削液との混合
    液を通すようにした請求項3記載の霧状体供給装置。
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