JP2002154022A - ボルト&ワッシャー組付装置 - Google Patents

ボルト&ワッシャー組付装置

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JP2002154022A
JP2002154022A JP2000348634A JP2000348634A JP2002154022A JP 2002154022 A JP2002154022 A JP 2002154022A JP 2000348634 A JP2000348634 A JP 2000348634A JP 2000348634 A JP2000348634 A JP 2000348634A JP 2002154022 A JP2002154022 A JP 2002154022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表裏を有するワッシャーをその表裏を揃えて
ボルトに組み付けることができる新規なボルト&ワッシ
ャー組付装置の提供。 【解決手段】 表裏を有するワッシャー1をその表裏を
揃えて横臥状態で一つずつ供給するワッシャー供給部3
と、上記ボルト2をその頭部を逆さに立てた状態で一つ
ずつ供給するボルト供給部4と、このボルト供給部4か
ら供給されたボルト2の軸部に上記ワッシャー1をその
上方から落下させて組み付ける組付け部5とを備える。
これによって、表裏を有するワッシャー1を自動的にそ
の表裏を揃えてボルト2に組み付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表裏を有するワッ
シャーをその表裏を揃えてボルトに組み付けるためのボ
ルト&ワッシャー組付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ボルトに対してワッシャーを組み付けるには、一つずつ
手作業によって行われているのが現状であるが、大量の
ボルトを必要とする機械組立工場等においてはその作業
は膨大なものとなることから、近年では大量のボルトと
ワッシャーを自動的かつ効率的に組み付けるための装置
が各種提案されている(特公平6−47216号等)。
【0003】しかしながら、これら従来のボルトワッシ
ャー組合わせ装置は、単にボルトの軸部に対して所定サ
イズのワッシャーをはめ込んで自動的に組み合わせるだ
けのものであり、表裏を有するワッシャーに対しては対
応することはできない。
【0004】すなわち、例えば図12に示すように、締
結後の脱落や空回り等を防止するために、予めその片面
(表面)側に接着層sが設けられて表裏を有するワッシ
ャー1の場合には、単にボルト2の軸部に対してワッシ
ャー1をはめ込むだけでなく、その表裏を一致させては
め込む必要があり、このような表裏を有するワッシャー
の場合にあっては、従来の組合わせ装置をそのまま使用
することは不可能であった。
【0005】そこで、本発明はこのような課題を有効に
解決するために案出されたものであり、その目的は、表
裏を有するワッシャーをその表裏を揃えてボルトに組み
付けることができる新規なボルト&ワッシャー組付装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のボルト&ワッシャー組付装置は、請求項1に
示すように、表裏を有するワッシャーをボルトに組み付
けるための装置において、上記ワッシャーをその表裏を
揃えて横臥状態で一つずつ供給するワッシャー供給部
と、上記ボルトをその頭部を逆さに立てた状態で一つず
つ供給するボルト供給部と、このボルト供給部から供給
されたボルトの軸部に上記ワッシャーをその上方から落
下させて組み付ける組付け部とを備えたものである。
【0007】すなわち、ワッシャー供給部から供給され
る横臥状態のワッシャーをボルト供給部から供給される
逆さ状態のボルト側に組み付けるに際して、予めワッシ
ャー供給部においてワッシャーの表裏を揃えるようにし
たことから、表裏のあるワッシャーであってもその表裏
がバラバラになることなく、常に表裏を一致させて自動
的にボルトに組み付けることができる。
【0008】ここで、ワッシャーの表裏を揃えることが
できるワッシャー供給部としては、具体的には請求項2
に示すように、ワッシャーを垂直に立てた状態で斜め下
方に転動させながら上記組付け部側へ案内すべくワッシ
ャー案内レールと、そのワッシャー案内レールから落下
するワッシャーをその表裏を揃えて上記組付け部側に横
臥状態にして供給する表裏反転機構とを備えたものであ
り、これによって確実にワッシャーの表裏を揃えて供給
することができる。
【0009】さらに、この表裏反転機構の具体的構成と
しては、請求項3に示すように、上記ワッシャー案内レ
ール端部から垂直に落下するワッシャーを通過させて横
臥状態に変換すべく下端部が水平方向に湾曲した一対の
変換通路をほぼハの字形に組み合わせてなる表裏反転部
材と、この表裏反転部材の変換通路のいずれか一方を選
択して上記ワッシャーを通過させるべくその表裏反転部
材を揺動させるアクチュエーターと、落下直前のワッシ
ャーの表裏を検出して上記アクチュエーターを作動する
表裏検出センサーとを備えたものである。すなわち、こ
の表裏検出センサーで落下直前のワッシャーの表裏を検
出した後、その表裏状況に応じてアクチュエータが表裏
反転部材を作動し、変換通路のいずれか一方側にワッシ
ャーを落下させることによって、供給時の表裏状況に拘
わらず、その表面または裏面が常に揃った状態で組付け
部側に供給することができる。
【0010】また、請求項4に示すように、上記ワッシ
ャー案内レールの落下端部に、上記ワッシャーを一時的
に係留させると共に、その係留されたワッシャーを所定
のタイミングで落下させるワッシャー係留機構を備える
ことによってワッシャー案内レールに複数のワッシャー
を纏めて流した場合でも一つずつ確実にその表裏を検出
できると共に、これを最適のタイミングで表裏反転機構
側に落下させることができる。
【0011】さらに、請求項5に示すように、上記ワッ
シャー案内レールの所定の位置に、そのワッシャー案内
レール内のワッシャーの有無を検出するワッシャー検出
センサーを備え、このワッシャー検出センサーの検出情
報に応じて上記ワッシャー取出し手段を作動させるよう
にすれば、常にワッシャー案内レール内に一定量のワッ
シャーを供給できる。
【0012】一方、上記ボルト供給部としては、請求項
6に示すように、ボルトをその頭部が上方になった状態
で斜め下方に滑り落としながら上記組付け部側へ案内す
るボルト案内レールと、そのボルト案内レール端部から
落下するボルトを上下逆さ状態にして上記組付け部側に
供給すべくガイド管とを備えたものである。
【0013】このため、ボルト側にあってはその頭部を
上方にした状態でボルト案内レールを滑り落ちながらそ
の端部から落下する際にその重量の重い頭部側からガイ
ド管内に入り込み、そのガイド管をさらに落下すること
によって頭部が下向きになるように完全に上下逆になっ
た状態で組付け部側に供給することができる。
【0014】また、請求項7に示すように、このボルト
供給部においても、そのボルト案内レールの傾斜下端部
に、上記ボルトを一時的に係留させると共に、その係留
されたボルトを所定のタイミングで落下させるボルト係
留機構を備えることによって、請求項4と同様にボルト
案内レールに複数のボルトを纏めて流した場合でもこれ
を最適のタイミングで組付け部側に供給することができ
る。
【0015】加えて、請求項8に示すように、上記ボル
ト案内レールの所定の位置に、そのボルト案内レール内
のボルトの有無を検出するボルト検出センサーを備え、
このボルト検出センサーの検出情報に応じて上記ボルト
取出し手段を作動させるようにすれば、常にボルト案内
レール内に一定量のボルトを供給できる。
【0016】他方、上記組付け部としては、請求項9に
示すように、上記ワッシャー供給部から供給されたワッ
シャーを横臥状態で上記ボルト供給部方向へ移動させる
ワッシャー移動機構と、上記ボルト供給部からその頭部
を下方にして立てた状態で供給されたボルトをその状態
で上記ワッシャー供給部方向へ移動させるボルト移動機
構とを上下段違いに備えたものである。
【0017】このため、ボルト移動レール側から頭部を
下向きにして立てた状態でそのままボルトをワッシャー
供給部方向へ移動させた後、ワッシャー移動レール側か
ら横臥状態のワッシャーをボルト供給部方向へ移動さ
せ、その端部からボルトの軸部側へ落下させることで、
予め表裏が揃えられたワッシャーをボルトに対して表裏
を一致させて組み付けることができる。
【0018】そして、上記ワッシャーとして具体的に
は、請求項10に示すように、片面側にのみ接着層が設
けられているものが用いられ、この接着層側が表面、あ
るいは裏面側として統一されることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施する好適一形
態を添付図面を参照しながら説明する。
【0020】図1は、本発明に係るボルト&ワッシャー
組付装置の実施の一形態を示したものである。
【0021】図示するように、このボルト&ワッシャー
組付装置は、上述したように表裏が明確なワッシャー1
を一つずつ順に供給するワッシャー供給部3と、このワ
ッシャー1を組み付けるボルト2を一つずつ順に供給す
るボルト供給部4と、このボルト供給部4から供給され
た一本のボルト2に対して一つのワッシャー1を組み付
ける組付け部5とから主に構成されている。尚、これら
ワッシャー供給部3、ボルト供給部4、組付け部5はそ
れぞれ架台6に一体的に据え付けられた状態となってお
り、また、図中、7はこれらワッシャー供給部3,ボル
ト供給部4,組付け部5の後述する各機構を制御するた
めの制御部、8は組付け部5で組み付けられたボルト&
ワッシャーを回収する回収ケースである。
【0022】先ず、このワッシャー供給部3は、多量の
ワッシャー1が纏めて投入されたワッシャーホッパー9
と,このワッシャーホッパー9内のワッシャー1を立て
た状態で取り出すワッシャー取出し機構10(図5参
照)と、このワッシャー取出し機構10で取り出された
ワッシャー1をそのまま立てた状態で組付け部5側へ転
動させて案内するワッシャー案内レール11と、そのワ
ッシャー案内レール11端部から落下するワッシャー1
をその表裏を揃えて組付け部5側に横臥状態にして供給
する表裏反転機構12とから構成されている。
【0023】この表裏反転機構12は、図2に示すよう
に、ワッシャー案内レール11の端部から落下するワッ
シャー1を通過させて横臥状態に変換すべくハの字形の
表裏反転部材13と、この表裏反転部材13の支持軸1
4を軸として左右に揺動させるアクチュエーター15
と、ワッシャー案内レール11の端部から落下直前のワ
ッシャー1の表裏を検出してそのアクチュエーター15
を作動する表裏検出センサー16とから構成されてお
り、この表裏検出センサー16で落下直前のワッシャー
1の表裏を検出し、その判別結果に応じてアクチュエー
タ15が表裏反転部材13を揺動させ、その表裏反転部
材13を構成する一対の変換通路17、18のいずれか
一方側にワッシャー1を落下させることによって落下直
前のワッシャー1の表裏状況に拘わらず、その表面又は
裏面が常に揃った状態でワッシャー1が組付け部5側に
供給されるようになっている。
【0024】すなわち、図3に示すように、この表裏反
転部材13を構成する一対の変換通路17,18は、そ
れぞれ落下してきたワッシャー1をそのまま垂直に通過
させる垂直部分17a、18aの下方を軸支部14の外
側にそれぞれ緩やかに湾曲させると共に、さらにその湾
曲部分17b,18bの下部にその中心部分に傾斜した
傾斜部分17c、18cを備えたものであり、図4に示
すように、垂直部分17a、18aから垂直に落下して
きたワッシャー1を湾曲部分17b,18bで水平に横
臥させた後、その傾斜部分17c、18cで折り返して
その真下に落下させるようになっている。
【0025】従って、例えば、図4(1)に示すよう
に、この表裏反転部材13にワッシャー1を落下させる
に際してその表面、すなわち、接着層sが設けられてい
る面が図中左側である場合には、アクチュエーター15
によって変換通路17側が投下位置の直下になるように
表裏反転部材13を揺動させた後、その変換通路17側
にワッシャー1を投下すると、図示矢印に示す如くこの
変換通路17側に投下されたワッシャー1はその湾曲部
分17bで表面側が上方になるように左側に流れ、横臥
状態になった後、そのまま傾斜部分17cで折り返して
表裏反転部材13の直下に落下することとなる。また、
図4(2)に示すように、その表面が反対向きである場
合は、再びアクチュエーター15によって変換通路18
側が投下位置の直下になるように表裏反転部材13を揺
動させた後、その変換通路18側にワッシャー1を投下
すると、図示矢印に示す如くこの変換通路18側に投下
されたワッシャー1はその湾曲部分18bで表面側が上
方になるように右側に流れ、横臥状態になった後、その
まま傾斜部分18cで折り返して同じく表裏反転部材1
3の直下に落下することとなる。
【0026】表裏検出センサー16は、例えば、ファイ
バーセンサー等から構成されており、図2に示すように
落下直前のワッシャー1の片面(露出面)側に光を照射
し、その反射率を検知して表裏を判別するようにしたも
のである。例えば、接着層sが形成されているワッシャ
ー1の表面は光の反射率が低いことから検知された反射
率が低い場合には、それが表面であると判別でき、反対
に接着層sが形成されていない裏面は金属光沢によって
光反射率が高いことから、検知された反射率が高い場合
には、裏面であると判別することができる。そして、こ
の判別信号は制御部7を介してアクチュエーター15の
作動部19側に送られ、作動部19からアクチュエータ
ー15を任意に作動するようになっている。尚、このア
クチュエーター15としては、表裏反転部材13を任意
のタイミングで交互に揺動制御できるものであれば特に
限定されるものでなく、例えば、高圧エアーによって作
動するエアーシリンダや液圧によって作動する油圧シリ
ンダ等から構成されている。
【0027】この表裏反転部材13にワッシャー1を投
下するワッシャー案内レール11は、図5に示すよう
に、ワッシャーホッパー9から表裏反転部材13に亘っ
て傾斜した金属板20に沿ってワッシャー1が転動する
案内溝21を形成すると共に、図2に示すようにその案
内溝21側にアクリル板または透明ガラス等の透明板2
2を重ね合わせたものであり、ワッシャーホッパー9か
ら送られてきたワッシャー1をその案内溝21内のワッ
シャー1の途中での脱落を防止し、かつその表裏状況が
目視及び表裏検出センサー16で容易に検知できるよう
になっている。
【0028】また、図2に示すように、このワッシャー
案内レール11の落下端部には、ワッシャー係留機構2
3が設けられており、落下直前のワッシャー1を一時的
に係留し、所定のタイミングで落下させるようになって
いる。尚、上述したような表裏検出センサー16による
ワッシャー1の表裏の判別は、このワッシャー係留機構
23で一時的に係留された位置で行われるようになって
いる。
【0029】ワッシャーホッパー9に設けられたワッシ
ャー取出し機構10は、図5及び図6に示すように、ワ
ッシャーホッパー9の内壁面に沿って昇降する取出板2
4と、この取出板24を昇降動するアクチュエーター2
5と、ワッシャー案内レール11内のワッシャー1の有
無を検知するワッシャー検出センサー26とから主に構
成されており、ワッシャー検出センサー26による信号
に応じて制御部7がアクチュエーター25を作動し、ワ
ッシャーホッパー9内に乱雑に投入されたワッシャー1
の一部を取出板24の昇降によって垂直に立てた状態で
取り出した後、これをワッシャー案内レール11側に供
給するようになっている。すなわち、この取出板24の
上縁部は、図5に示すように、ワッシャー案内レール1
1の傾斜角とほぼ一致するように斜め方向に傾斜すると
共に、図6に示すようにその内壁側に切欠き25が形成
されており、図6(1)に示すように、この取出板24
を一旦ワッシャーホッパー9の底部まで降下させた後、
図6(2)に示すように、この取出板24をそのまま垂
直上方に上昇させることで図5に示すようにワッシャー
ホッパー9内のワッシャー1の一部をその上縁部に沿っ
て垂直に立てた状態で取り出し、そのままワッシャー案
内レール11の案内溝21側に転げ落とすことができる
ようになっている。尚、図5に示すように、このワッシ
ャー案内レール11の上流側端部には、さらにもう一つ
のワッシャー検出センサー27が設けられており、この
ワッシャー検出センサー27からのワッシャー存在信
号、すなわち、ワッシャー案内レール11内がワッシャ
ー1で満杯状態である場合には、ワッシャー取出し機構
10を停止させることができるようになっている。
【0030】次に、ボルト供給部4は、図7及び図8に
示すように、ボルト2をその頭部が上方になった状態で
斜め下方に滑り落としながら上記組付け部側へ案内する
ボルト案内レール28と、そのボルト案内レール28の
端部から落下するボルト2を上下逆さ状態にして上記組
付け部5側に供給すべくガイド管29と、このボルト案
内レール28にボルトホッパー30内のボルト2を取り
出して供給するボルト取出し機構31とから主に構成さ
れている。
【0031】このボルト案内レール28は、図7に示す
ように直線状をした一対の金属ロッド32,32を一定
の間隔、すなわち、ボルト2の軸部よりやや広く、かつ
ボルト2の頭部よりも狭い間隔で平行に配列したもので
あり、図示するようにその間にボルト2の軸部をを落し
込むと共に、その頭部を下面側を両側から支持しながら
その端部からガイド管29側に滑り落とすことでボルト
2を上下逆さ状態で落下させるようになっている。すな
わち、図示するように、ボルト2をその頭部が上方にな
った状態でそのまま斜め下方に落下させると、ガイド管
29側に到達する前に重量の大きい頭部が下方に反転
し、そのままガイド管29側に落下することとなる。
尚、この金属ロッド32,32は図中点線で示した金属
フレーム33によって斜めかつ平行に支持されるように
なっている。
【0032】そして、このガイド管29は、垂直管部2
9aの上端が漏斗状に広がった状態となっていることか
ら、ボルト案内レール28から落下したボルト2は、上
下が逆さになった後、そのまま漏斗部29bから垂直管
部29a側に落下し、その下端部から上下逆さに立った
状態で組付け部5側に案内されることになる。
【0033】また、このボルト案内レール28の落下端
部には、ボルト2を一時的に係留しておくためのボルト
係留機構34が設けられており、上記ワッシャー案内レ
ール11の係留機構23と同様に、落下直前のボルト2
を一時的に係留し、所定のタイミングで落下させるよう
になっている。すなわち、このボルト係留機構34は、
最下端部のボルト2を係留する第一係留ピン35と、そ
の上流側のボルト2を係留する第二係留ピン36をレー
ル28の横断方向前後にずらして配置すると共にアクチ
ュエータ37によってそれぞれ同時に出没自在としたも
のであり、これら第一及び第二係留ピン35,36を同
時に突出させると、最下端部のボルト2の係留が解かれ
ると同時に次のボルト2が第二係留ピン36によって係
留され、反対に、これら第一及び第二係留ピン35,3
6を同時に引っ込めると、第二係留ピン36で係留され
ていたボルト2の係留が解かれて最下端部まで滑り落ち
て第一係留ピン35に係留されることで、ボルト案内レ
ール2上のボルトを一時的に係留すると共に、任意のタ
イミングで一つずつ落下させることができるようになっ
ている。
【0034】また、ボルトホッパー30内のボルト2を
取り出すボルト取出し機構31は、図8及び図9に示す
ように、ボルトホッパー30内の中央部を上下に縦断す
るように上下動するボルト取出部材38と、このボルト
取出部材38を作動させるアクチュエーター39とから
主に構成されており、ボルトホッパー30内に乱雑に投
入された多量のボルトの一部をボルト取出部材38で取
り出し、そのままボルト案内レール28側に供給するよ
うになっている。すなわち、このボルト取出部材38
は、図8及び図9に示すように、上縁部が下方に湾曲し
た一対の取出板40,40を上述したボルト案内レール
28の金属ロッド32,32と同じ間隔を隔てて重ね合
わせると共に、その端部をボルト案内レール28側に揺
動自在に軸支したものであり、図8(1)に示すよう
に、そのボルト取出部材38の上縁部をボルトホッパー
30の底部側に揺動させた後、そのまま上方に揺動させ
ることによって同図(2)及び図9に示すように、ボル
トホッパー30内のボルト2の一部がその頭部を上方に
した状態でボルト取出部材38の上縁部に沿って配列す
るように取り出され、そのまま、図8(3)に示すよう
に、ボルト案内レール28側に滑り落ちることとなる。
尚、このボルト取出し機構31側にも、ボルト案内レー
ル28上のボルトの有無を検知するボルト検知センサー
41等が備えられており、ボルト供給部と同様にこのボ
ルト検知センサー41の検出信号に応じて間欠的に作動
するようになっている。
【0035】一方、組付け部5は、図10に示すよう
に、上述したワッシャー供給部3から表裏が揃えられて
供給されたワッシャー1を横臥状態で上記ボルト供給部
4方向へ移動させるワッシャー移動機構42と、上記ボ
ルト供給部4からその頭部を下方にして立てた状態で供
給されたボルト2をその状態で上記ワッシャー供給部3
方向へ移動させるボルト移動機構43とから主に構成さ
れている。
【0036】このワッシャー移動機構42は、ワッシャ
ー供給部3の表裏反転部材13の下部に位置するワッシ
ャー側ベース44上を図示しないアクチュエータによっ
てボルト供給部4のガイド管29側にスライドするスラ
イド板45に、表裏反転部材13を落下してきたワッシ
ャー1を収容する楕円穴46を備えたものであり(図2
参照)、図10(1)から(3)に示すように、表裏反
転部材13で表裏が揃えられたワッシャー1をこの楕円
穴46内に落下収容した後、そのベース44端部までス
ライド移動させ、その端部からその下段に位置するボル
ト側ベース47上に落下させるようになっている。ま
た、ボルト移動機構43は、このボルト側ベース47上
を図示しない他のアクチュエータによって表裏反転部材
13側にスライドするスライド板48の先端に、ガイド
管29を落下してきたボルト2を上下逆さに立てた状態
で押し出す係合溝49を備えたものであり(図7参
照)、図10(1)から(3)に示すように、ガイド管
29を落下してきたボルト2を上下逆さに立てた状態で
そのまま、そのボルト側ベース47上をスライド移動さ
せ、その端部に位置決めするようになっている。
【0037】すなわち、図10(1)から(3)に示す
ように、ボルト側ベース47上に落下してきたボルト2
をスライド板48でそのボルト側ベース47の端部まで
スライド移動させた後、ワッシャー側ベース44上に落
下してきたワッシャー1をスライド板45によって横臥
状態のままそのワッシャー側ベース44から落下させる
と、図11に示すように、このワッシャー1がボルト2
の軸部にはまり込むように落下することでワッシャー1
がボルト2に組み付けられることになる。
【0038】そして、図示するように、このボルト2と
ワッシャー1とが組み付けられるボルト側ベース47端
部には落下穴50とこの落下穴50を開閉する開閉蓋5
1が設けられており、ワッシャー1とボルト2を組み付
けた後、他のアクチュエータ52を作動して開閉蓋51
を開くことでそのワッシャー1が組み付けられたボルト
2を図1に示すボルト回収ケース8内に落下させて収容
することになる。
【0039】このように本発明のボルト&ワッシャー組
付装置は、表裏を有するワッシャー1をその表裏を揃え
て横臥状態で一つずつ供給するワッシャー供給部3と、
このワッシャー1が組み付けられるボルト2をその頭部
を逆さに立てた状態で一つずつ供給するボルト供給部4
と、このボルト供給部4から供給されたボルト2の軸部
に上記ワッシャー1をその上方から落下させて組み付け
る組付け部5とを備えたものであることから、従来装置
では不可能であった、表裏を有するワッシャー1をその
表裏を揃えて確実に組み付けることが可能となり、従
来、手作業に頼わざるを得なかった表裏ワッシャー1の
組み付け作業労力及び時間を大幅に軽減することができ
る。
【0040】尚、本実施の形態にあっては、ボルト案内
レール28上をボルト2が斜め下方に滑り落ちるに際し
て、ボルト頭部が浮いてしまい、相互に重なりあって引
っかかってしまったり、あるいは、一旦係留した後にそ
の係留を解除してもレールとの摩擦抵抗によりスムーズ
に滑り落ちないといったことがある。そのため、このボ
ルト案内レール28上にこれと平行になるようにさらに
ロッドを付設してボルト2の浮き上りを防止したり、ま
た、ボルト案内レール28の端部に係留解除と同時にボ
ルト2に高圧エアーを吹き付けるノズル等をさらに付け
加えるようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、従来装置
では不可能であった、表裏を有するワッシャーをその表
裏を揃えて確実に組み付けることが可能となり、従来、
手作業に頼わざるを得なかった表裏ワッシャー1の組み
付け作業労力及び時間を大幅に軽減することができる等
といった優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボルト&ワッシャー組付装置の実
施の一形態を示す概略斜視図である。
【図2】ワッシャー供給部の供給先端付近を示す部分斜
視図である。
【図3】ワッシャー供給部の表裏反転部材の構造及びそ
の作用を示す説明図である。
【図4】ワッシャー供給部の表裏反転部材によるワッシ
ャ反転作用を示す説明図である。
【図5】ワッシャー供給部のワッシャー案内レール及び
ワッシャーホッパーを示す説明図である。
【図6】図5中A−A線断面図である。
【図7】ボルト供給部の供給先端付近を示す部分斜視図
である。
【図8】ボルト供給部のボルト取出し機構の作用を示す
説明図である。
【図9】図8(2)中A−A線断面図である。
【図10】組付け部の構成及び作用を示す説明図であ
る。
【図11】ボルトとワッシャーとの組付け状態を示す説
明図である。
【図12】表裏を有するワッシャーの一例及びこれを組
み付けた状態のボルトを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ワッシャー 2 ボルト 3 ワッシャー供給部 4 ボルト供給部 5 組付け部 9 ワッシャーホッパー 10 ワッシャー取出し機構 11 ワッシャー案内レール 12 表裏反転機構 13 表裏反転部材 15 アクチュエーター 16 表裏検出センサー 17,18 変換通路 28 ボルト案内レール 29 ガイド管 31 ボルト取出し機構 42 ワッシャー移動機構 43 ボルト移動機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏を有するワッシャーをボルトに組み
    付けるための装置において、上記ワッシャーをその表裏
    を揃えて横臥状態で一つずつ供給するワッシャー供給部
    と、上記ボルトをその頭部を逆さに立てた状態で一つず
    つ供給するボルト供給部と、このボルト供給部から供給
    されたボルトの軸部に上記ワッシャーをその上方から落
    下させて組み付ける組付け部とを備えたことを特徴とす
    るボルト&ワッシャー組付装置。
  2. 【請求項2】 上記ワッシャー供給部は、ワッシャーを
    垂直に立てた状態で斜め下方に転動させながら上記組付
    け部側へ案内すべくワッシャー案内レールと、そのワッ
    シャー案内レール端部から落下するワッシャーをその表
    裏を揃えて上記組付け部側に横臥状態にして供給する表
    裏反転機構とを備えたことを特徴とする請求項1に記載
    のボルト&ワッシャー組付装置。
  3. 【請求項3】 上記表裏反転機構は、上記ワッシャー案
    内レール端部から垂直に落下するワッシャーを通過させ
    て横臥状態に変換すべく下端部が水平方向に湾曲した一
    対の変換通路をほぼハの字形に組み合わせてなる表裏反
    転部材と、この表裏反転部材の変換通路のいずれか一方
    を選択して上記ワッシャーを通過させるべくその表裏反
    転部材を揺動させるアクチュエーターと、落下直前のワ
    ッシャーの表裏を検出して上記アクチュエーターを作動
    する表裏検出センサーとを備えたことを特徴とする請求
    項2に記載のボルト&ワッシャー組付装置。
  4. 【請求項4】 上記案内レールの落下端部に、上記ワッ
    シャーを一時的に係留させると共に、その係留されたワ
    ッシャーを所定のタイミングで落下させるワッシャー係
    留機構を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載
    のボルト&ワッシャー組付装置。
  5. 【請求項5】 上記ワッシャー案内レールの所定の位置
    に、そのワッシャー案内レール内のワッシャーの有無を
    検出するワッシャー検出センサーを備えたことを特徴と
    する請求項2から4のいずれかに記載のボルト&ワッシ
    ャー組付装置。
  6. 【請求項6】 上記ボルト供給部は、ボルトをその頭部
    が上方になった状態で斜め下方に滑り落としながら上記
    組付け部側へ案内するボルト案内レールと、そのボルト
    案内レール端部から落下するボルトを上下逆さ状態にし
    て上記組付け部側に供給すべくガイド管とを備えたこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のボルト&
    ワッシャー組付装置。
  7. 【請求項7】 上記ボルト案内レールの傾斜下端部に、
    上記ボルトを一時的に係留させると共に、その係留され
    たボルトを所定のタイミングで落下させるボルト係留機
    構を備えたことを特徴とする請求項6に記載のボルト&
    ワッシャー組付装置。
  8. 【請求項8】 上記ボルト案内レールの所定の位置に、
    そのボルト案内レール内のボルトの有無を検出するボル
    ト検出センサーを備えたことを特徴とする請求項6又は
    7に記載のボルト&ワッシャー組付装置。
  9. 【請求項9】 上記組付け部は、上記ワッシャー供給部
    から供給されたワッシャーを横臥状態で上記ボルト供給
    部方向へ移動させるワッシャー移動機構と、上記ボルト
    供給部からその頭部を下方にして立てた状態で供給され
    たボルトをその状態で上記ワッシャー供給部方向へ移動
    させるボルト移動機構とを上下段違いに備えたことを特
    徴とする請求項1に記載のボルト&ワッシャー組付装
    置。
  10. 【請求項10】上記ワッシャーは、表面側に接着層が設
    けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    に記載のボルト&ワッシャー組付装置。
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