JP2002153822A - 振分装置及びそれを用いた品質検査機器 - Google Patents
振分装置及びそれを用いた品質検査機器Info
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- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
- B07C—POSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
- B07C5/00—Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
- B07C5/36—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution
- B07C5/361—Processing or control devices therefor, e.g. escort memory
- B07C5/362—Separating or distributor mechanisms
-
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- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
- B07C—POSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
- B07C5/00—Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
- B07C5/36—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution
- B07C5/363—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution by means of air
- B07C5/365—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution by means of air using a single separation means
- B07C5/366—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution by means of air using a single separation means during free fall of the articles
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/52—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
- B65G47/525—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices using fluid jets
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノズルから物品に吹き付けられるエアの流れ
を規制するカバーを備えることによって、搬送経路上の
物品に対して適切にエアを吹き付け、該物品を確実に振
り分けることができる振分装置及びそれを用いた品質検
査機器を提供することを課題とする。 【解決手段】 一対の搬送ベルト２３，２３で搬送され
る所定の物品Ｘにエアを吹き付ける偏平とされた先端部
３１ａを有するノズル３１を、エアを吹き付ける方向の
前後方向の端部が開口し、且つ前方開口部３２ａがノズ
ル３１の先端部３１ａより前方に位置するノズルカバー
３２で覆う。そして、搬送ベルト２３，２３の上方を上
部カバー８で覆うと共に、これら搬送ベルト２３，２３
を挟んでノズルカバー３２と対向する位置に、上方前方
及び下方後方の端部が開口した振分カバー３３を備え
て、ノズルカバー３２から振分カバー３３までに亘る連
続したエアの通路を形成する。
を規制するカバーを備えることによって、搬送経路上の
物品に対して適切にエアを吹き付け、該物品を確実に振
り分けることができる振分装置及びそれを用いた品質検
査機器を提供することを課題とする。 【解決手段】 一対の搬送ベルト２３，２３で搬送され
る所定の物品Ｘにエアを吹き付ける偏平とされた先端部
３１ａを有するノズル３１を、エアを吹き付ける方向の
前後方向の端部が開口し、且つ前方開口部３２ａがノズ
ル３１の先端部３１ａより前方に位置するノズルカバー
３２で覆う。そして、搬送ベルト２３，２３の上方を上
部カバー８で覆うと共に、これら搬送ベルト２３，２３
を挟んでノズルカバー３２と対向する位置に、上方前方
及び下方後方の端部が開口した振分カバー３３を備え
て、ノズルカバー３２から振分カバー３３までに亘る連
続したエアの通路を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送途中の物品を
搬送経路上において、正常品と不良品等に振り分ける振
分装置及びそれを用いた品質検査機器に関し、物品選別
技術の分野に属する。
搬送経路上において、正常品と不良品等に振り分ける振
分装置及びそれを用いた品質検査機器に関し、物品選別
技術の分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、特開平５−１８０７２５号公報
に開示されているように、スナック菓子等のような食品
の包装においては、通常包装後に包装物品の重量検査や
金属混入のチェック等の品質検査が行われ、この検査に
基づいて、例えば正常品と不良品とに振り分けられるよ
うになっている。その場合、包装機で包装された物品を
出荷作業部等に搬送するコンベア等の搬送経路上に、包
装物品に対する重量等の検査装置と振分装置とが設置さ
れ、物品の搬送過程中に、重量等の検査装置による検査
結果に基づいて、該振分装置によって、例えば不良品に
ついては搬送経路外に排出し、正常品についてはそのま
ま通過させることにより、物品が振り分けられるように
なっている。
に開示されているように、スナック菓子等のような食品
の包装においては、通常包装後に包装物品の重量検査や
金属混入のチェック等の品質検査が行われ、この検査に
基づいて、例えば正常品と不良品とに振り分けられるよ
うになっている。その場合、包装機で包装された物品を
出荷作業部等に搬送するコンベア等の搬送経路上に、包
装物品に対する重量等の検査装置と振分装置とが設置さ
れ、物品の搬送過程中に、重量等の検査装置による検査
結果に基づいて、該振分装置によって、例えば不良品に
ついては搬送経路外に排出し、正常品についてはそのま
ま通過させることにより、物品が振り分けられるように
なっている。
【０００３】ところで、この種の振分装置として、コン
ベアにより高速搬送される不良品と判定された包装物品
にエアを吹き付けることにより、該物品を搬送経路外に
排出するようにして、処理の高速化が図られるようにし
たものがある。その場合、振分装置は、例えば、エアを
圧縮エアとして供給するためのコンプレッサと、コンベ
アの搬送経路側方に配設されたノズルと、上記コンプレ
ッサの近傍に設けられた電磁弁とを有し、この電磁弁の
開動作によってノズルに供給された圧縮エアが、該ノズ
ルから搬送経路側方位置より搬送経路上の物品に向かっ
て吹き付けられるように構成されている。
ベアにより高速搬送される不良品と判定された包装物品
にエアを吹き付けることにより、該物品を搬送経路外に
排出するようにして、処理の高速化が図られるようにし
たものがある。その場合、振分装置は、例えば、エアを
圧縮エアとして供給するためのコンプレッサと、コンベ
アの搬送経路側方に配設されたノズルと、上記コンプレ
ッサの近傍に設けられた電磁弁とを有し、この電磁弁の
開動作によってノズルに供給された圧縮エアが、該ノズ
ルから搬送経路側方位置より搬送経路上の物品に向かっ
て吹き付けられるように構成されている。
【０００４】これにより、上記重量等の検査装置により
不良品と判定された包装物品が、振分装置のノズルが設
けられている位置までコンベアにより搬送されてきたと
きには、上記電磁弁を開くことにより圧縮エアがノズル
に供給され、該ノズルからエアが物品に吹き付けられて
該物品を搬送経路外に排出させ、また、正常品が搬送さ
れてきたときには、そのままコンベアにより搬送するよ
うになっている。
不良品と判定された包装物品が、振分装置のノズルが設
けられている位置までコンベアにより搬送されてきたと
きには、上記電磁弁を開くことにより圧縮エアがノズル
に供給され、該ノズルからエアが物品に吹き付けられて
該物品を搬送経路外に排出させ、また、正常品が搬送さ
れてきたときには、そのままコンベアにより搬送するよ
うになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な振分装置によると、例えば、図６に示すように、コン
ベアＡにより搬送されてきたおかき、ビスケット、キャ
ンディ等が包装された軽量小袋状の物品Ｘを振り分ける
場合、ノズルＢから物品Ｘに吹き付けられるエアによっ
て、通常物品ＸはコンベアＡ上から矢印ｙ方向に排出さ
れ、振り分けられる。しかしながら、ノズルＢから物品
Ｘに吹き付けられるエアは通常方向性を有していなく、
例えば、吹き付けられるエアが物品Ｘに揚力を発生させ
るように当たることにより、物品Ｘは矢印ｚ方向に浮上
したのち再びコンベアＡ上に落下したり、あるいは、吹
き付けられるエアが物品Ｘの搬送方向に沿った端部に当
たることにより、コンベアＡ上で回転する等、物品Ｘが
正常に振り分けられないという問題が生じることがあ
る。この問題は、エアが吹き付けられる物品Ｘの一側面
が平面状でないことの多い、上記軽量小袋状の物品Ｘに
おいて懸念される。
な振分装置によると、例えば、図６に示すように、コン
ベアＡにより搬送されてきたおかき、ビスケット、キャ
ンディ等が包装された軽量小袋状の物品Ｘを振り分ける
場合、ノズルＢから物品Ｘに吹き付けられるエアによっ
て、通常物品ＸはコンベアＡ上から矢印ｙ方向に排出さ
れ、振り分けられる。しかしながら、ノズルＢから物品
Ｘに吹き付けられるエアは通常方向性を有していなく、
例えば、吹き付けられるエアが物品Ｘに揚力を発生させ
るように当たることにより、物品Ｘは矢印ｚ方向に浮上
したのち再びコンベアＡ上に落下したり、あるいは、吹
き付けられるエアが物品Ｘの搬送方向に沿った端部に当
たることにより、コンベアＡ上で回転する等、物品Ｘが
正常に振り分けられないという問題が生じることがあ
る。この問題は、エアが吹き付けられる物品Ｘの一側面
が平面状でないことの多い、上記軽量小袋状の物品Ｘに
おいて懸念される。
【０００６】そこで、本発明は、以上のような現状に鑑
み、ノズルから物品に吹き付けられるエアの流れを規制
するカバーを備えることによって、搬送経路上の物品に
対して適切にエアを吹き付け、該物品を確実に振り分け
ることができる振分装置及びそれを用いた品質検査機器
を提供することを課題とする。
み、ノズルから物品に吹き付けられるエアの流れを規制
するカバーを備えることによって、搬送経路上の物品に
対して適切にエアを吹き付け、該物品を確実に振り分け
ることができる振分装置及びそれを用いた品質検査機器
を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の各発明は次のように構成したことを特徴とす
る。
め、本願の各発明は次のように構成したことを特徴とす
る。
【０００８】まず、本願の請求項１に記載の発明は、搬
送手段により搬送される物品にエアを吹き付けることに
よって、所定の物品を搬送経路の側方に排出する振分装
置において、上記物品の搬送経路の側方に配置され、上
記物品にエアを吹き付けるノズルと、該ノズルによるエ
ア吹き付け方向の前後方向の端部が開口し、且つ、前方
の開口部がノズル先端より前方に位置するノズルを覆う
ノズルカバーとを備えたことを特徴とする。
送手段により搬送される物品にエアを吹き付けることに
よって、所定の物品を搬送経路の側方に排出する振分装
置において、上記物品の搬送経路の側方に配置され、上
記物品にエアを吹き付けるノズルと、該ノズルによるエ
ア吹き付け方向の前後方向の端部が開口し、且つ、前方
の開口部がノズル先端より前方に位置するノズルを覆う
ノズルカバーとを備えたことを特徴とする。
【０００９】この発明によれば、ノズルによるエア吹き
付け方向の前後方向の端部が開口したノズルを覆うノズ
ルカバーを備えたことにより、ノズルからエアが吹き出
されると、このエアによってノズルカバーの後方の開口
部からエアが該ノズルカバー内に引き込まれ、該ノズル
カバーに案内されて前方の開口部より上記ノズルから吹
き出されるエアと共に吹き出されるようになる。したが
って、ノズルから吹き出されるエアに、ノズルカバーの
後方の開口部から引き込まれて前方の開口部から吹き出
されるエアが付加されるので、ノズルから吹き出される
エアの量が少なくても物品を振り分けるに足りる量のエ
アを確保することができるようになる。
付け方向の前後方向の端部が開口したノズルを覆うノズ
ルカバーを備えたことにより、ノズルからエアが吹き出
されると、このエアによってノズルカバーの後方の開口
部からエアが該ノズルカバー内に引き込まれ、該ノズル
カバーに案内されて前方の開口部より上記ノズルから吹
き出されるエアと共に吹き出されるようになる。したが
って、ノズルから吹き出されるエアに、ノズルカバーの
後方の開口部から引き込まれて前方の開口部から吹き出
されるエアが付加されるので、ノズルから吹き出される
エアの量が少なくても物品を振り分けるに足りる量のエ
アを確保することができるようになる。
【００１０】また、ノズルカバーの前方の開口部をノズ
ル先端より前方に位置させることにより、ノズルから吹
き出されるエア及びノズルカバー後方の開口部より引き
込まれて前方の開口部から吹き出されるエアの流れは、
該ノズルカバーの前方の開口部によって上記エアの流れ
の方向が規制されるようになる。したがって、物品に対
して方向性を有するエアの流れが得られることになるの
で、このエアを所定の物品に吹き付けることによって、
該物品を確実に振り分けることができるようになる。
ル先端より前方に位置させることにより、ノズルから吹
き出されるエア及びノズルカバー後方の開口部より引き
込まれて前方の開口部から吹き出されるエアの流れは、
該ノズルカバーの前方の開口部によって上記エアの流れ
の方向が規制されるようになる。したがって、物品に対
して方向性を有するエアの流れが得られることになるの
で、このエアを所定の物品に吹き付けることによって、
該物品を確実に振り分けることができるようになる。
【００１１】次に、請求項２に記載の発明は、上記請求
項１に記載の発明において、少なくともノズルカバーが
配置された位置で、搬送経路の上方に、上記ノズルカバ
ーの上面と連続するように、上部カバーを備えたことを
特徴とする。
項１に記載の発明において、少なくともノズルカバーが
配置された位置で、搬送経路の上方に、上記ノズルカバ
ーの上面と連続するように、上部カバーを備えたことを
特徴とする。
【００１２】この発明によれば、ノズルカバーの前方の
開口部から吹き出される方向性を有するエアの流れが、
搬送経路の上方においても確保されることにより、物品
を一層確実に振り分けることができるようになる。
開口部から吹き出される方向性を有するエアの流れが、
搬送経路の上方においても確保されることにより、物品
を一層確実に振り分けることができるようになる。
【００１３】さらに、請求項３に記載の発明は、上記請
求項１または請求項２に記載の発明において、ノズルカ
バーと搬送経路を挟んで対向する位置に、振り分けられ
た物品の周囲を覆う振分カバーを備えたことを特徴とす
る。
求項１または請求項２に記載の発明において、ノズルカ
バーと搬送経路を挟んで対向する位置に、振り分けられ
た物品の周囲を覆う振分カバーを備えたことを特徴とす
る。
【００１４】この発明によれば、振り分けられた物品が
上記振分カバーに案内されることにより、例えば回収箱
等に確実に投入されるようになる。そして、ノズルカバ
ーの前方の開口部から吹き出される方向性を有するエア
の流れがこの振分カバーの位置まで確保されることによ
り、物品を一層確実に振り分けることができるようにな
る。
上記振分カバーに案内されることにより、例えば回収箱
等に確実に投入されるようになる。そして、ノズルカバ
ーの前方の開口部から吹き出される方向性を有するエア
の流れがこの振分カバーの位置まで確保されることによ
り、物品を一層確実に振り分けることができるようにな
る。
【００１５】また、請求項４に記載の発明は、上記請求
項１から請求項３に記載の発明のいずれかにおいて、ノ
ズルのエア吹出口を、搬送経路に平行な方向の寸法が長
い偏平としたことを特徴とする。
項１から請求項３に記載の発明のいずれかにおいて、ノ
ズルのエア吹出口を、搬送経路に平行な方向の寸法が長
い偏平としたことを特徴とする。
【００１６】この発明によれば、ノズルから搬送経路に
対して幅広い状態でエアが吹き出されることにより、例
えば、ノズルからエアが吹き出される時期と物品の位置
とのタイミングが適正な条件から多少ずれたとしても、
物品を確実に振り分けることができるようになる。さら
に、ノズルのエア吹出口が偏平とされたことにより、該
ノズルからエアが吹き出される際、ノズルカバーの後方
の開口部からより効果的にエアが引き込まれるようにな
る。
対して幅広い状態でエアが吹き出されることにより、例
えば、ノズルからエアが吹き出される時期と物品の位置
とのタイミングが適正な条件から多少ずれたとしても、
物品を確実に振り分けることができるようになる。さら
に、ノズルのエア吹出口が偏平とされたことにより、該
ノズルからエアが吹き出される際、ノズルカバーの後方
の開口部からより効果的にエアが引き込まれるようにな
る。
【００１７】そして、請求項５に記載の発明は、搬送手
段により搬送される物品にエアを吹き付けることによっ
て、所定の物品を搬送経路の側方に排出する振分装置を
用いた品質検査機器において、上記物品の搬送経路の側
方に配置され、上記物品にエアを吹き付けるノズルと、
該ノズルによるエア吹き付け方向の前後方向の端部が開
口し、且つ、前方の開口部がノズル先端より前方に位置
するノズルを覆うノズルカバーとを備えたことを特徴と
する。
段により搬送される物品にエアを吹き付けることによっ
て、所定の物品を搬送経路の側方に排出する振分装置を
用いた品質検査機器において、上記物品の搬送経路の側
方に配置され、上記物品にエアを吹き付けるノズルと、
該ノズルによるエア吹き付け方向の前後方向の端部が開
口し、且つ、前方の開口部がノズル先端より前方に位置
するノズルを覆うノズルカバーとを備えたことを特徴と
する。
【００１８】この発明によれば、例えば、物品の重量を
検査する重量チェッカ、フィルム包装された物品のシー
ル性を検査するシールチェッカ、物品内の金属を検出す
る金属検出器、ソフトＸ線により金属ならびに金属以外
の異物を検出するＸ線検出装置、物品の割れや欠け等の
形状異常を検査する形状検査装置等の品質検査機器に、
上記請求項１に記載の発明による振分装置を備えたこと
により、これら検査機器によって異常と検査された物品
を確実に振り分けることができるようになる。したがっ
て、これら検査処理の信頼性が向上する。
検査する重量チェッカ、フィルム包装された物品のシー
ル性を検査するシールチェッカ、物品内の金属を検出す
る金属検出器、ソフトＸ線により金属ならびに金属以外
の異物を検出するＸ線検出装置、物品の割れや欠け等の
形状異常を検査する形状検査装置等の品質検査機器に、
上記請求項１に記載の発明による振分装置を備えたこと
により、これら検査機器によって異常と検査された物品
を確実に振り分けることができるようになる。したがっ
て、これら検査処理の信頼性が向上する。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
振分装置を用いた品質検査機器としての重量チェッカに
ついて、図面に基づき説明する。
振分装置を用いた品質検査機器としての重量チェッカに
ついて、図面に基づき説明する。
【００２０】図１及び図２に示すように、この重量チェ
ッカ１は、本体フレーム２上面の支持台３上に、上流側
から下流側に向かって、取込コンベア４と、計量コンベ
ア５と、振分装置６とを配設し、さらに、上記計量コン
ベア５の側面視奥方に操作盤７を配置した構成で、例え
ば、該重量チェッカ１の上流側の包装機（図示せず）か
ら供給された包装済み物品Ｘを取込コンベア４で矢印ａ
で示すように下流側の計量コンベア５へ搬送し、該計量
コンベア５に備えられたロードセル等で構成される重量
検出器５ａによって計量コンベア５上に搬送されてくる
物品Ｘの重量を計量し、さらに下流側の振分装置６でこ
の計量結果に応じて物品Ｘを正常品、不良品等に振り分
けるようになっている。
ッカ１は、本体フレーム２上面の支持台３上に、上流側
から下流側に向かって、取込コンベア４と、計量コンベ
ア５と、振分装置６とを配設し、さらに、上記計量コン
ベア５の側面視奥方に操作盤７を配置した構成で、例え
ば、該重量チェッカ１の上流側の包装機（図示せず）か
ら供給された包装済み物品Ｘを取込コンベア４で矢印ａ
で示すように下流側の計量コンベア５へ搬送し、該計量
コンベア５に備えられたロードセル等で構成される重量
検出器５ａによって計量コンベア５上に搬送されてくる
物品Ｘの重量を計量し、さらに下流側の振分装置６でこ
の計量結果に応じて物品Ｘを正常品、不良品等に振り分
けるようになっている。
【００２１】また、上記取込コンベア４の下流側部分か
ら、計量コンベア５、及び振分装置６に亘る搬送経路の
上方には、上部カバー８がヒンジ８ａ，８ａを介して開
閉可能に設けられ、そして、取込コンベア４の下流側部
分から、計量コンベア５、及び振分装置６の上流側部分
に亘る両側方には、一対のサイドカバー９，９が設けら
れている。こうすることにより、搬送経路上の物品Ｘ
は、例えば重量チェッカ１周辺の風等の外乱による影響
が軽減されるので、良好に搬送されると共に適正に計量
されることになる。
ら、計量コンベア５、及び振分装置６に亘る搬送経路の
上方には、上部カバー８がヒンジ８ａ，８ａを介して開
閉可能に設けられ、そして、取込コンベア４の下流側部
分から、計量コンベア５、及び振分装置６の上流側部分
に亘る両側方には、一対のサイドカバー９，９が設けら
れている。こうすることにより、搬送経路上の物品Ｘ
は、例えば重量チェッカ１周辺の風等の外乱による影響
が軽減されるので、良好に搬送されると共に適正に計量
されることになる。
【００２２】そして、本発明の特徴部である上記振分装
置６には、支持台３の上方に、計量コンベア５から受け
渡される物品Ｘを下流側に搬送する搬送機構１１と、重
量検出器５ａによる計量結果に応じて、例えば、正常品
は素通りさせて矢印ｂ方向へ排出し、一方、不良品は矢
印ｃ方向へ振り分けるエア吹き付け式の振分機構１２と
が配置されている。
置６には、支持台３の上方に、計量コンベア５から受け
渡される物品Ｘを下流側に搬送する搬送機構１１と、重
量検出器５ａによる計量結果に応じて、例えば、正常品
は素通りさせて矢印ｂ方向へ排出し、一方、不良品は矢
印ｃ方向へ振り分けるエア吹き付け式の振分機構１２と
が配置されている。
【００２３】また、上記振分装置６の下方には、図示し
ないコンプレッサ等からの圧縮エアを所定圧力で供給す
るレギュレータ１３が配設されている。
ないコンプレッサ等からの圧縮エアを所定圧力で供給す
るレギュレータ１３が配設されている。
【００２４】さらに、上記振分装置６の下流側には、こ
の振分装置６を素通りする物品Ｘを矢印ｂ方向へ排出す
る排出シュート１４が、振分装置６に取り付けられたブ
ラケット１４ａ，１４ａに支持されている。
の振分装置６を素通りする物品Ｘを矢印ｂ方向へ排出す
る排出シュート１４が、振分装置６に取り付けられたブ
ラケット１４ａ，１４ａに支持されている。
【００２５】次に、図３、図４及び図５に基づいて、上
記振分装置６につき詳しく説明する。
記振分装置６につき詳しく説明する。
【００２６】まず、上記搬送機構１１には、上流側に駆
動ローラ２１、下流側に従動ローラ２２が設けられ、こ
れらローラ２１，２２間に、物品Ｘを搬送する一対の搬
送ベルト２３，２３が平行に巻き掛けられている。ま
た、該搬送ベルト２３，２３は、天板２４によって弛ま
ないように支持されている。
動ローラ２１、下流側に従動ローラ２２が設けられ、こ
れらローラ２１，２２間に、物品Ｘを搬送する一対の搬
送ベルト２３，２３が平行に巻き掛けられている。ま
た、該搬送ベルト２３，２３は、天板２４によって弛ま
ないように支持されている。
【００２７】そして、支持台３の上面に、搬送方向に沿
って一側方に固定フレーム２５が立設されており、該固
定フレーム２５の上部には上記駆動ローラ２１と天板２
４とが取り付けられている。
って一側方に固定フレーム２５が立設されており、該固
定フレーム２５の上部には上記駆動ローラ２１と天板２
４とが取り付けられている。
【００２８】さらに、図３に示すように、上記固定フレ
ーム２５の下部にはモータ２６が配設され、このモータ
２６の出力軸２６ａと同軸に組み付けられたプーリ２７
と、上記駆動ローラ２１と同軸に組み付けられたプーリ
２８との間にタイミングベルト２９が巻き掛けられてお
り、上記モータ２６が駆動することによって搬送ベルト
２３，２３が走行し、該搬送ベルト２３，２３上に載置
された物品Ｘが上流側から下流側へ搬送されるようにな
っている。
ーム２５の下部にはモータ２６が配設され、このモータ
２６の出力軸２６ａと同軸に組み付けられたプーリ２７
と、上記駆動ローラ２１と同軸に組み付けられたプーリ
２８との間にタイミングベルト２９が巻き掛けられてお
り、上記モータ２６が駆動することによって搬送ベルト
２３，２３が走行し、該搬送ベルト２３，２３上に載置
された物品Ｘが上流側から下流側へ搬送されるようにな
っている。
【００２９】次に、上記振分機構１２には、正面視右側
に所定の物品Ｘにエアを吹き付けるノズル３１を覆うノ
ズルカバー３２と、上方が上部カバー８で覆われた搬送
ベルト２３，２３を挟んでノズルカバー３２と対向する
位置に、エアで振り分けられた物品Ｘを矢印ｃ方向に案
内する振分カバー３３とが備えられており、上記上部カ
バー８を介してノズルカバー３２から振分カバー３３に
亘り、連続したエアの通路が形成されている。
に所定の物品Ｘにエアを吹き付けるノズル３１を覆うノ
ズルカバー３２と、上方が上部カバー８で覆われた搬送
ベルト２３，２３を挟んでノズルカバー３２と対向する
位置に、エアで振り分けられた物品Ｘを矢印ｃ方向に案
内する振分カバー３３とが備えられており、上記上部カ
バー８を介してノズルカバー３２から振分カバー３３に
亘り、連続したエアの通路が形成されている。
【００３０】上記ノズルカバー３２は、支持台３から立
設する取付フレーム３４の正面視右上部の屈曲部３４ａ
に固定されており（図４参照）、搬送機構１１で搬送さ
れる物品Ｘに対して前後方向の端部が開口し、該ノズル
カバー３２の前方開口部３２ａは、このノズルカバー３
２内にブラケット３５を介して固定位置調整可能に固定
されたノズル３１の先端部３１ａより前方に位置してい
る。そして、ノズルカバー３２は、前方開口部３２ａが
上部カバー８の一方の縁部より少し内方に入り込むよう
に設置されている。
設する取付フレーム３４の正面視右上部の屈曲部３４ａ
に固定されており（図４参照）、搬送機構１１で搬送さ
れる物品Ｘに対して前後方向の端部が開口し、該ノズル
カバー３２の前方開口部３２ａは、このノズルカバー３
２内にブラケット３５を介して固定位置調整可能に固定
されたノズル３１の先端部３１ａより前方に位置してい
る。そして、ノズルカバー３２は、前方開口部３２ａが
上部カバー８の一方の縁部より少し内方に入り込むよう
に設置されている。
【００３１】また、上記ノズル３１の先端部３１ａは、
搬送ベルト２３，２３の搬送面に平行な方向の寸法が長
い偏平とされており、且つ搬送方向に整列した多数の圧
縮エアの吹出口で構成されている。なお、該ノズル３１
によるエアの吹付方向は、図例では搬送ベルト２３，２
３の搬送面に略水平となるよう、上記ブラケット３５を
介してノズルカバー３２に固定されているが、搬送され
る物品Ｘの形態や包装内容物に応じて、エアの吹付方向
が搬送面に対して斜めとなるようにすることもできる。
搬送ベルト２３，２３の搬送面に平行な方向の寸法が長
い偏平とされており、且つ搬送方向に整列した多数の圧
縮エアの吹出口で構成されている。なお、該ノズル３１
によるエアの吹付方向は、図例では搬送ベルト２３，２
３の搬送面に略水平となるよう、上記ブラケット３５を
介してノズルカバー３２に固定されているが、搬送され
る物品Ｘの形態や包装内容物に応じて、エアの吹付方向
が搬送面に対して斜めとなるようにすることもできる。
【００３２】一方、搬送ベルト２３，２３を挟んで上記
ノズルカバー３２と対向する位置に備えられた振分カバ
ー３３は、上記取付フレーム３４の正面視左上方の傾斜
部３４ｂに固定されており（図４参照）、搬送機構１１
で搬送される物品Ｘに対して上方前方及び下方後方の端
部が開口している。そして、上記振分カバー３３は、上
方前方の開口部３３ａが上部カバー８の他方の縁部より
少し内方に入り込むように、上記取付フレーム３４に固
定されている。また、振分カバー３３の下方後方の開口
部３３ｂは、例えば、その下方に配置された図示しない
回収箱等に振り分けられた物品Ｘを案内するようになっ
ている。
ノズルカバー３２と対向する位置に備えられた振分カバ
ー３３は、上記取付フレーム３４の正面視左上方の傾斜
部３４ｂに固定されており（図４参照）、搬送機構１１
で搬送される物品Ｘに対して上方前方及び下方後方の端
部が開口している。そして、上記振分カバー３３は、上
方前方の開口部３３ａが上部カバー８の他方の縁部より
少し内方に入り込むように、上記取付フレーム３４に固
定されている。また、振分カバー３３の下方後方の開口
部３３ｂは、例えば、その下方に配置された図示しない
回収箱等に振り分けられた物品Ｘを案内するようになっ
ている。
【００３３】また、上記取付フレーム３４の内方には、
上記レギュレータ１３（図１参照）に配管３６を介して
接続された電磁弁３７が配置されており、さらに、該電
磁弁３７に配管３８を介してノズル３１が接続されてい
る。その場合、上記電磁弁３７は、ノズル３１に近い箇
所に配置されているので、開閉動作の応答性が良好であ
ると共に、ノズル３１までのエア圧力のロスが低減され
る。
上記レギュレータ１３（図１参照）に配管３６を介して
接続された電磁弁３７が配置されており、さらに、該電
磁弁３７に配管３８を介してノズル３１が接続されてい
る。その場合、上記電磁弁３７は、ノズル３１に近い箇
所に配置されているので、開閉動作の応答性が良好であ
ると共に、ノズル３１までのエア圧力のロスが低減され
る。
【００３４】そして、上記取付フレーム３４の正面視手
前側と奥方側には、サイドプレート３９，３９（図４に
手前側のみ図示）が取り付けられており、取付フレーム
３４の内方に配置された電磁弁３７を保護している。
前側と奥方側には、サイドプレート３９，３９（図４に
手前側のみ図示）が取り付けられており、取付フレーム
３４の内方に配置された電磁弁３７を保護している。
【００３５】次に、本実施の形態に係る重量チェッカ１
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【００３６】まず、例えば、上流側の包装機より取込コ
ンベア４に供給された包装済み物品Ｘが矢印ａ方向に搬
送され、さらに計量コンベア５に受け渡されると、重量
検出器５ａによる重量検査が行われる。
ンベア４に供給された包装済み物品Ｘが矢印ａ方向に搬
送され、さらに計量コンベア５に受け渡されると、重量
検出器５ａによる重量検査が行われる。
【００３７】重量検査が行われたのち、物品Ｘは計量コ
ンベア５から振分装置６に受け渡される。この振分装置
６においては、該物品Ｘが所定の目標重量に対して所定
の許容範囲内にある正常品である場合には、例えば、図
示しないコントロールユニットは電磁弁３７を開動作さ
せる制御信号を出力しないので、上記物品Ｘに対してノ
ズル３１からエアは吹き付けられない。これにより、正
常品である上記物品Ｘは搬送機構１１の搬送ベルト２
３，２３上に載置されて搬送されたのち、排出シュート
１４により矢印ｂ方向へ排出される（図５参照）。
ンベア５から振分装置６に受け渡される。この振分装置
６においては、該物品Ｘが所定の目標重量に対して所定
の許容範囲内にある正常品である場合には、例えば、図
示しないコントロールユニットは電磁弁３７を開動作さ
せる制御信号を出力しないので、上記物品Ｘに対してノ
ズル３１からエアは吹き付けられない。これにより、正
常品である上記物品Ｘは搬送機構１１の搬送ベルト２
３，２３上に載置されて搬送されたのち、排出シュート
１４により矢印ｂ方向へ排出される（図５参照）。
【００３８】一方、上記物品Ｘが所定の目標重量に対し
て所定の許容範囲外にある不良品、例えば、重量が過剰
もしくは不足の不良品である場合には、上記コントロー
ルユニットは電磁弁３７を開動作させる制御信号を出力
するので、上記物品Ｘに対してノズル３１からエアが吹
き付けられる。これにより、不良品である上記物品Ｘは
矢印ｃで示すように、搬送ベルト２３，２３の一側方に
備えられた振分カバー３３へ向けて排出されることにな
る（図５参照）。
て所定の許容範囲外にある不良品、例えば、重量が過剰
もしくは不足の不良品である場合には、上記コントロー
ルユニットは電磁弁３７を開動作させる制御信号を出力
するので、上記物品Ｘに対してノズル３１からエアが吹
き付けられる。これにより、不良品である上記物品Ｘは
矢印ｃで示すように、搬送ベルト２３，２３の一側方に
備えられた振分カバー３３へ向けて排出されることにな
る（図５参照）。
【００３９】その場合、上記ノズル３１をノズルカバー
３２で覆い、且つ該ノズルカバー３２の前後方向の端部
３２ａ，３２ｂを開口させたことにより、ノズル３１か
ら吹出されるエアによってノズルカバー３２の後方開口
部３２ｂからエアが該ノズルカバー３２内に引き込ま
れ、該ノズルカバー３２に案内されて前方開口部３２ａ
より上記ノズル３１から吹き出されるエアと共に吹き出
される。したがって、ノズル３１から吹き出されるエア
に、ノズルカバー３２の後方開口部３２ｂから引き込ま
れて前方開口部３２ａから吹き出されるエアが付加され
るので、ノズル３１から吹き出されるエアの量が少なく
ても物品を振り分けるに足りる量のエアを確保すること
ができる。その結果、ノズル３１に供給される圧縮エア
の圧力を低くすることができるので、例えば、圧縮エア
供給系統の小型化が可能となる。
３２で覆い、且つ該ノズルカバー３２の前後方向の端部
３２ａ，３２ｂを開口させたことにより、ノズル３１か
ら吹出されるエアによってノズルカバー３２の後方開口
部３２ｂからエアが該ノズルカバー３２内に引き込ま
れ、該ノズルカバー３２に案内されて前方開口部３２ａ
より上記ノズル３１から吹き出されるエアと共に吹き出
される。したがって、ノズル３１から吹き出されるエア
に、ノズルカバー３２の後方開口部３２ｂから引き込ま
れて前方開口部３２ａから吹き出されるエアが付加され
るので、ノズル３１から吹き出されるエアの量が少なく
ても物品を振り分けるに足りる量のエアを確保すること
ができる。その結果、ノズル３１に供給される圧縮エア
の圧力を低くすることができるので、例えば、圧縮エア
供給系統の小型化が可能となる。
【００４０】また、ノズルカバー３２の前方開口部３２
ａをノズル３１の先端部３１ａより前方に位置させ、且
つノズルカバー３２の前方開口部３２ａを搬送ベルト２
３，２３の上方を覆う上部カバー８の一方の縁部より少
し内方に入り込むように配置した上で、搬送ベルト２
３，２３を挟んで上記ノズルカバー３２と対向する位置
に備えた振分カバー３３の上方前方開口部３３ａを、上
記上部カバー８の他方の縁部より少し内方に入り込むよ
うに設置したことによって、ノズル３１から吹き出され
るエア及びノズルカバー３２の後方開口部３２ｂより引
き込まれて前方開口部３２ａから吹き出されるエアの流
れは方向が規制されると共に、この方向性を有するエア
の流れがノズルカバー３２から振分カバー３３までに亘
って連続して確保される。その結果、物品Ｘに対して方
向性を有するエアの流れが得られることになるので、こ
のエアを所定の物品Ｘに吹き付けることによって、該物
品Ｘを確実に振り分けることができるようになり、振分
カバー３３の下方後方開口部３３ｂを介して、物品Ｘを
例えば回収箱等に案内することができる。
ａをノズル３１の先端部３１ａより前方に位置させ、且
つノズルカバー３２の前方開口部３２ａを搬送ベルト２
３，２３の上方を覆う上部カバー８の一方の縁部より少
し内方に入り込むように配置した上で、搬送ベルト２
３，２３を挟んで上記ノズルカバー３２と対向する位置
に備えた振分カバー３３の上方前方開口部３３ａを、上
記上部カバー８の他方の縁部より少し内方に入り込むよ
うに設置したことによって、ノズル３１から吹き出され
るエア及びノズルカバー３２の後方開口部３２ｂより引
き込まれて前方開口部３２ａから吹き出されるエアの流
れは方向が規制されると共に、この方向性を有するエア
の流れがノズルカバー３２から振分カバー３３までに亘
って連続して確保される。その結果、物品Ｘに対して方
向性を有するエアの流れが得られることになるので、こ
のエアを所定の物品Ｘに吹き付けることによって、該物
品Ｘを確実に振り分けることができるようになり、振分
カバー３３の下方後方開口部３３ｂを介して、物品Ｘを
例えば回収箱等に案内することができる。
【００４１】そして、上記ノズル３１の先端部３１ａ
を、搬送ベルト２３，２３の搬送面に平行な方向の寸法
を長い偏平としたことにより、幅広い状態でエアが吹き
出されるので、ノズル３１からエアが吹き出される時期
と物品Ｘの位置とのタイミングが適正な条件から多少ず
れたとしても、物品Ｘを確実に振り分けることができ
る。
を、搬送ベルト２３，２３の搬送面に平行な方向の寸法
を長い偏平としたことにより、幅広い状態でエアが吹き
出されるので、ノズル３１からエアが吹き出される時期
と物品Ｘの位置とのタイミングが適正な条件から多少ず
れたとしても、物品Ｘを確実に振り分けることができ
る。
【００４２】なお、上記実施の形態においては、品質検
査機器として重量チェッカ１を使用した場合について詳
しい説明をしたが、シールチェッカ、金属検出器、Ｘ線
検査装置、形状検査装置等の品質検査機器に使用した場
合においても、上記同様、これら検査機器において検査
された物品を、検査結果に応じて確実に振り分けること
ができるようになる。
査機器として重量チェッカ１を使用した場合について詳
しい説明をしたが、シールチェッカ、金属検出器、Ｘ線
検査装置、形状検査装置等の品質検査機器に使用した場
合においても、上記同様、これら検査機器において検査
された物品を、検査結果に応じて確実に振り分けること
ができるようになる。
【００４３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
振分装置及びそれを用いた品質検査機器において、所定
の物品Ｘを確実に振り分けることができる。その上で、
例えば圧縮エア供給系統の小型化が可能となる。本発明
は、重量チェッカ、シールチェッカ、金属検出器、Ｘ線
検出装置、形状検査装置等の各種品質検査機器への適用
に広く好適であり、これら検査機器への信頼性がさらに
向上する。
振分装置及びそれを用いた品質検査機器において、所定
の物品Ｘを確実に振り分けることができる。その上で、
例えば圧縮エア供給系統の小型化が可能となる。本発明
は、重量チェッカ、シールチェッカ、金属検出器、Ｘ線
検出装置、形状検査装置等の各種品質検査機器への適用
に広く好適であり、これら検査機器への信頼性がさらに
向上する。
【図１】 本発明の実施の形態に係る振分装置を用いた
重量チェッカの概略側面図である。
重量チェッカの概略側面図である。
【図２】 同じく概略平面図である。
【図３】 振分装置の一部破断要部拡大側面図である。
【図４】 同じく一部破断要部拡大正面図である。
【図５】 同じく一部破断要部拡大平面図である。
【図６】 従来のエア吹き付けによる物品の振り分けに
おける問題を説明するための図である。
おける問題を説明するための図である。
１ 重量チェッカ（品質検査機器） ６ 振分装置 ８ 上部カバー １１ 搬送機構 １２ 振分機構 ３１ ノズル ３２ ノズルカバー ３３ 振分カバー Ｘ 物品
Claims (5)
- 【請求項１】 搬送手段により搬送される物品にエアを
吹き付けることによって、所定の物品を搬送経路の側方
に排出する振分装置であって、上記物品の搬送経路の側
方に配置され、上記物品にエアを吹き付けるノズルと、
該ノズルによるエア吹き付け方向の前後方向の端部が開
口し、且つ、前方の開口部がノズル先端より前方に位置
するノズルを覆うノズルカバーとが備えられていること
を特徴とする振分装置。 - 【請求項２】 少なくともノズルカバーが配置された位
置で、搬送経路の上方に、上記ノズルカバーの上面と連
続するように、上部カバーが備えられていることを特徴
とする請求項１に記載の振分装置。 - 【請求項３】 ノズルカバーと搬送経路を挟んで対向す
る位置に、振り分けられた物品の周囲を覆う振分カバー
が備えられていることを特徴とする請求項１または請求
項２に記載の振分装置。 - 【請求項４】 ノズルのエア吹出口は、搬送経路に平行
な方向の寸法が長い偏平とされていることを特徴とする
請求項１から請求項３のいずれかに記載の振分装置。 - 【請求項５】 搬送手段により搬送される物品にエアを
吹き付けることによって、所定の物品を搬送経路の側方
に排出する振分装置を用いた品質検査機器であって、上
記物品の搬送経路の側方に配置され、上記物品にエアを
吹き付けるノズルと、該ノズルによるエア吹き付け方向
の前後方向の端部が開口し、且つ、前方の開口部がノズ
ル先端より前方に位置するノズルを覆うノズルカバーと
が備えられていることを特徴とする品質検査機器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000352316A JP2002153822A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 振分装置及びそれを用いた品質検査機器 |
| US09/984,737 US20020060174A1 (en) | 2000-11-20 | 2001-10-31 | Sorting device and quality inspection apparatus using the same |
| CN01138597.9A CN1212961C (zh) | 2000-11-20 | 2001-11-20 | 分类装置以及采用此分类装置的质量检验设备 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000352316A JP2002153822A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 振分装置及びそれを用いた品質検査機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002153822A true JP2002153822A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=18825236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000352316A Pending JP2002153822A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 振分装置及びそれを用いた品質検査機器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020060174A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002153822A (ja) |
| CN (1) | CN1212961C (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010094652A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Yamato Scale Co Ltd | 検査振分装置 |
| JP2016047509A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | 株式会社イシダ | 振分装置 |
| JP7412028B1 (ja) | 2022-08-16 | 2024-01-12 | 株式会社 システムスクエア | 検査選別装置及び選別装置 |
| JP7420758B2 (ja) | 2021-02-19 | 2024-01-23 | アンリツ株式会社 | 物品排除装置および物品検査システム |
| JP7425008B2 (ja) | 2021-03-05 | 2024-01-30 | アンリツ株式会社 | 物品排除装置および物品検査システム |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE60318032T2 (de) * | 2002-04-04 | 2008-11-20 | Monsanto Technology Llc | Automatisiertes system zum aufnehmen, wägen und sortieren von teilchenförmigem material |
| JP2004279583A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Seiko Epson Corp | ユニットの分別判定装置および分別判定方法 |
| CN102615053A (zh) * | 2012-01-18 | 2012-08-01 | 烟台市亨利不干胶印刷有限公司 | 柔版机添加质检剔次装置 |
| USD822084S1 (en) * | 2014-02-21 | 2018-07-03 | Buhler Sortex Ltd | Machine for sorting or classifying particulate product |
| CN104670526B (zh) * | 2014-12-17 | 2017-01-18 | 广东立高食品有限公司 | 果馅自动化包装生产线及其包装方法 |
| EP3486640B1 (en) * | 2017-11-17 | 2020-06-03 | Mettler-Toledo, LLC | Radiographic inspection system with reject bin |
| CN107963434B (zh) * | 2017-11-17 | 2019-07-26 | 莱芜职业技术学院 | 传动装置 |
-
2000
- 2000-11-20 JP JP2000352316A patent/JP2002153822A/ja active Pending
-
2001
- 2001-10-31 US US09/984,737 patent/US20020060174A1/en not_active Abandoned
- 2001-11-20 CN CN01138597.9A patent/CN1212961C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010094652A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Yamato Scale Co Ltd | 検査振分装置 |
| JP2016047509A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | 株式会社イシダ | 振分装置 |
| JP7420758B2 (ja) | 2021-02-19 | 2024-01-23 | アンリツ株式会社 | 物品排除装置および物品検査システム |
| JP7425008B2 (ja) | 2021-03-05 | 2024-01-30 | アンリツ株式会社 | 物品排除装置および物品検査システム |
| JP7412028B1 (ja) | 2022-08-16 | 2024-01-12 | 株式会社 システムスクエア | 検査選別装置及び選別装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1212961C (zh) | 2005-08-03 |
| CN1354118A (zh) | 2002-06-19 |
| US20020060174A1 (en) | 2002-05-23 |
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