JPH05305927A - シート状部材の重ね合わせ器および該重ね合わせ器を使用した重量検査装置 - Google Patents

シート状部材の重ね合わせ器および該重ね合わせ器を使用した重量検査装置

Info

Publication number
JPH05305927A
JPH05305927A JP35506291A JP35506291A JPH05305927A JP H05305927 A JPH05305927 A JP H05305927A JP 35506291 A JP35506291 A JP 35506291A JP 35506291 A JP35506291 A JP 35506291A JP H05305927 A JPH05305927 A JP H05305927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
inlet
outlet
members
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35506291A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Iwasaki
俊哉 岩▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Cement Co Ltd
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Cement Co Ltd filed Critical Nihon Cement Co Ltd
Priority to JP35506291A priority Critical patent/JPH05305927A/ja
Publication of JPH05305927A publication Critical patent/JPH05305927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量機等の小型化を可能にしたシート状部材
の重ね合わせ器および該重ね合わせ器を使用して小型化
を図った重量検査装置を提供すること。 【構成】 本発明のシート状部材の重ね合わせ器では、
出口の輻が入口に対して略1/2の輻に形成された扇状
の搬送路を有し、かつ該搬送路の両側にガイド壁を有す
るシュート本体と、該シュート本体の輻方向略半部を占
め、入口端を上記搬送路の入口に合致させ、出口端を上
記搬送路よりも所定の高さに維持させた上段シュート部
分とを備え、偶数のシート状部材が横に並んで上記入口
に移送された場合に、上記シート状部材の半数を上記搬
送路に導くとともに、上記シート状部材の他の半数を上
記上段シュート部分に導き、該上段シュート部分上のシ
ート状部材を上記上段シュート部分の出口端で、上記搬
送路上のシート状部材上に落下させて重ね合わせるよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート状部材の重ね合わ
せ器および該重ね合わせ器を使用した重量検査装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】パッケージ食品の製造工場では、パッケ
ージされた食品(シート状部材)が数列になってコンベ
アで搬送される場合がある。そして、これらの食品は横
に並んだ数個づつ計量機によって計量され、それらが適
正重量範囲にない場合には、搬送ラインから排除され
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記計量
は、食品をベルトコンベア上に載せた状態、即ち食品が
数個横並びになった状態で行われる。したがって、計量
機の検出プレートは、コンベアベルトとほぼ同じ輻を必
要とし、計量機が大型になってしまう。
【0004】そこで、本発明の目的は、計量機等の小型
化を可能にしたシート状部材の重ね合わせ器および該重
ね合わせ器を使用して小型化を図った重量検査装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のシート状部材の
重ね合わせ器では、出口の輻が入口に対して略1/2の
輻に形成された扇状の搬送路を有し、かつ該搬送路の両
側にガイド壁を有するシュート本体と、該シュート本体
の輻方向略半部を占め、入口端を上記搬送路の入口に合
致させ、出口端を上記搬送路よりも所定の高さに維持さ
せた上段シュート部分とを備え、偶数のシート状部材が
横に並んで上記入口に移送された場合に、上記シート状
部材の半数を上記搬送路に導くとともに、上記シート状
部材の他の半数を上記上段シュート部分に導き、該上段
シュート部分上のシート状部材を上記上段シュート部分
の出口端で、上記搬送路上のシート状部材上に落下させ
て重ね合わせるようにしている。
【0006】また、本発明の重量検査装置では、上記シ
ート状部材の重ね合わせ器の入口を第1コンベアの下流
端に接続するとともに、上記重ね合わせ器の出口を第2
のコンベアの上流端に接続し、さらに上記第2のコンベ
アに搬送物計量機を配設している。
【0007】
【作用】上記本発明のシート状部材の重ね合わせ器で
は、入口の輻の中央から一方側ガイド壁までのシート状
部材が上段シュート部分に導かれ、出口附近で、搬送路
に導かれた他のシート状部材上に案内される。そして、
その出口附近で上段シュート部分に導かれたシート状部
材が上記他のシート状部材の上に落下して重ねられる。
【0008】上記本発明の重量検査装置では、重ね合わ
せ器を通過したシート状部材は、重ね合わされて列が1
/2列になる。したがって、第2のコンベアの輻は1/
2で済み、搬送物計量機の検出プレートの輻も1/2で
済む。
【0009】
【実施例】図1乃至図3は本発明に係るシート状部材の
重量検査装置を示している。
【0010】この重量検査装置は、パッケージされて4
列になって搬送されて来るシート状部材、例えば、パッ
ケージされた食品等を搬送中に重ね合わせて2列にし、
横に並んだ2列,2段の計4個づつを計量して、それが
適正重量範囲にない場合に、搬送ラインから排除するも
のである。
【0011】この重量検査装置では、搬送ラインの上流
側に配置される輻の広いベルトコンベア1と下流側に配
置される輻が略1/2のベルトコンベア2との間に重ね
合わせ器3を介在させ、ベルトコンベア2の下流端に選
別機4を配設するとともに、上記ベルトコンベアの途中
に計量機5を配設している。
【0012】重ね合わせ器3は、入口31の輻がコンベ
ア1のベルト輻とほぼ同じに形成され、出口32の輻が
コンベア2のベルト輻と同じに形成されている。この重
ね合わせ器3は、搬送路33の両側にガイド壁34,3
5を備えている。また、この重ね合わせ器3は、一方の
側壁34に上段シュート部分36が固着されている。上
段シュート部分36は、搬送路33の輻方向略半部を覆
うように配置され、入口端37は搬送路33の入口31
に面一になるように固着され、出口端38は搬送路33
から適宜高さに維持されている。
【0013】ベルトコンベア2は、2つのベルトコンベ
ア21,22によって構成され、それぞれのモータ2
3,24によって駆動される。そして、コンベア22の
側方には計量機5が設置されており、該計量機5の検出
プレート51は、コンベア22のベルト25の下方に延
設されている。
【0014】選別機4は、ベルトコンベア41の上流端
をブラケット42に対して回動自在に支持させるととも
に、ベルトコンベア41とブラケット42との間にエア
シリンダ43を介在させている。そして、この選別機4
では、エアシリンダ43を作動させることによって、ベ
ルトコンベア41を水平状態と傾斜状態の2つの態様を
得る。また、この選別機4のベルトコンベア41は、ブ
ラケット42に設置したモータ44によって駆動され
る。
【0015】上記重量検査装置の作用は、以下のとおり
である。パッケージされた食品等のシート状部材A,
B,C,Dが図示しないパッケージ機からベルトコンベ
ア1のベルト11上に排出される。コンベア1のベルト
11上のシート状部材A,B,C,Dは重ね合わせ器3
の入口31まで搬送される。
【0016】入口31まで搬送されたシート状部材A,
B,C,Dのうち部材A,Bはシュート部分36に導か
れ、他の部材C,Dは搬送路33に導かれる。部材A,
Bはシュート部分36上で、出口端38へ移動しなが
ら、ガイド壁34によってベルトコンベア2方向へ案内
され、また部材C,Dも搬送路33上で、出口32へ移
動しながら、ガイド壁35によってベルトコンベア2方
向へ案内される。そして、部材A,Bがシュート部分3
6の出口端38に達すると、部材C,Dもシュート部分
36の出口端38の下方に達する。部材A,Bは出口端
38から部材C,D上に落下し、部材Aは部材Cに重な
り、部材Bは部材Dに重なる。
【0017】このようにして、重ね合わされた部材A,
Cと部材B,Dはベルトコンベア2によって計量機5の
検出プレート51まで搬送され、そこで計量される。
【0018】計量機5での計量が適正重量範囲内である
ならば、ベルトコンベア41は水平状態に維持され、部
材A,B,C,Dは次の工程、例えば、梱包工程等へ搬
送される。また、計量が適正重量範囲外ならば、エアシ
リンダ43が作動され、ベルトコンベア41は一点鎖線
で示したように、傾斜される。したがって、部材A,
B,C,Dは廃棄工程等へ排出される。なお、ベルトコ
ンベア41上の部材A,B,C,Dが排出されると、エ
アシリンダ43が作動され、ベルトコンベア41は、再
び水平状態に復帰される。
【0019】なお、上記実施例では、4列のシート状部
材A,B,C,Dを重ね合わせ器によって列にする場合
について示したが、2列を1列にしたり、6列を3列に
することもできる。
【0020】また、上記実施例では、シュート部分36
の出口端38の輻を搬送路33の出口32の略1/2に
しているが、出口32の輻と同じにしてもよい。
【0021】さらに、上記実施例では、シュート部分3
6の出口端38を搬送路33の出口32より上流側の位
置に止めてある。これは、搬送路33上のシート状部材
C,Dがベルトコンベア2上に移る際に、大きく傾き、
それによってシート状部材C,Dの後端部がシュート部
分36に当る虞れがあるために、その個所を逃してい
る。このような虞れがなけれは、シュート部分36の出
口38は、ベルトコンベア2上まで臨ませてもよい。
【0022】さらに、また上記実施例では、シート状部
材A,B,C,Dとしてパッケージされた食品を示した
が、互いに重ね合わせることのできるものであれば適用
することができる。
【0023】
【発明の効果】上記したように、本発明に係るシート状
部材の重ね合わせ器は、入口まで達した偶数列のシート
状部材の半数をシュート部分に捕捉し、該シュート部分
によって、他の半数のシート状部材上に案内し、そこで
他の半数のシート状部材上に落下させて重ね合わせる。
したがって、構造が簡単で、確実に重ね合わせることが
できる。
【0024】また、本発明に係る重量検査装置では、偶
数列で搬送されて来たシート状部材は、重ね合わせ器を
通過することによって半数列になり、その状態で計量機
まで送られる。したがって、重ね合わせ器から計量機ま
でのコンベアのベルト輻は半分で済み、かつ計量機の検
出プレートの輻も小さくて済み、装置の小型化が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート状部材の重ね合わせ器を使
用した重量検査装置の概念的な正面図である。
【図2】本発明に係るシート状部材の重ね合わせ器を使
用した重量検査装置の概念的な平面図である。
【図3】本発明に係るシート状部材の重ね合わせ器を示
した概念的な斜視図である。
【符号の説明】
1,2 ベルトコンベア 21,22 ベルトコンベア 23,24 モータ 25 ベルト 3 重ね合わせ器 31 入口 32 出口 33 搬送路 34,35 側壁 36 上段シュート部分 37 入口端 38 出口端 4 選別機 41 ベルトコンベア 42 ブラケット 43 エアシリンダ 44 モータ 5 計量機 51 検出プレート A,B,C,D シート状部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01G 11/00 H 15/00 B 7809−2F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出口の輻が入口に対して略1/2の輻に
    形成された扇状の搬送路を有し、かつ該搬送路の両側に
    ガイド壁を有するシュート本体と、該シュート本体の輻
    方向略半部を占め、入口端を上記搬送路の入口に合致さ
    せ、出口端を上記搬送路よりも所定の高さに維持させた
    上段シュート部分とを備え、偶数のシート状部材が横に
    並んで上記入口に移送された場合に、上記シート状部材
    の半数を上記搬送路に導くとともに、上記シート状部材
    の他の半数を上記上段シュート部分に導き、該上段シュ
    ート部分上のシート状部材を上記上段シュート部分の出
    口端で、上記搬送路上のシート状部材上に落下させて重
    ね合わせるようにしたことを特徴とするシート状部材の
    重ね合わせ器。
  2. 【請求項2】 上記シート状部材の重ね合わせ器の入口
    を第1のコンベアの下流端に接続するとともに、上記重
    ね合わせ器の出口を第2のコンベアの上流端に接続し、
    さらに上記第2のコンベアに搬送物計量機を配設したこ
    とを特徴とする重量検査装置。
JP35506291A 1991-12-20 1991-12-20 シート状部材の重ね合わせ器および該重ね合わせ器を使用した重量検査装置 Pending JPH05305927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35506291A JPH05305927A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 シート状部材の重ね合わせ器および該重ね合わせ器を使用した重量検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35506291A JPH05305927A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 シート状部材の重ね合わせ器および該重ね合わせ器を使用した重量検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05305927A true JPH05305927A (ja) 1993-11-19

Family

ID=18441718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35506291A Pending JPH05305927A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 シート状部材の重ね合わせ器および該重ね合わせ器を使用した重量検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05305927A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437314A1 (en) * 2003-01-08 2004-07-14 Studio Tecnico Commerciale Morelli & C. S.a.s. Method and apparatus for automatic palletizing of objects
JP2006347671A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Omori Mach Co Ltd 棒状物品段積み装置
US7210681B2 (en) 2002-10-30 2007-05-01 Fujifilm Corporation Paper discharge unit and printing apparatus employing the paper discharge unit
JP2009255986A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Hochland Natec Gmbh 包装された食品スライスを積層させる方法及びデバイス
KR101236066B1 (ko) * 2011-04-18 2013-02-22 서정설 어묵 포장용 자동적재장치
CN103723467A (zh) * 2012-10-11 2014-04-16 贵州中烟工业有限责任公司 烟丝生产线中的烟丝运输机构
EP3786091A1 (de) * 2019-08-30 2021-03-03 Siemens Aktiengesellschaft Speichervorrichtung für transportgüter und speicherverfahren

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7210681B2 (en) 2002-10-30 2007-05-01 Fujifilm Corporation Paper discharge unit and printing apparatus employing the paper discharge unit
EP1437314A1 (en) * 2003-01-08 2004-07-14 Studio Tecnico Commerciale Morelli & C. S.a.s. Method and apparatus for automatic palletizing of objects
JP2006347671A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Omori Mach Co Ltd 棒状物品段積み装置
JP2009255986A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Hochland Natec Gmbh 包装された食品スライスを積層させる方法及びデバイス
KR101236066B1 (ko) * 2011-04-18 2013-02-22 서정설 어묵 포장용 자동적재장치
CN103723467A (zh) * 2012-10-11 2014-04-16 贵州中烟工业有限责任公司 烟丝生产线中的烟丝运输机构
EP3786091A1 (de) * 2019-08-30 2021-03-03 Siemens Aktiengesellschaft Speichervorrichtung für transportgüter und speicherverfahren
US11325791B2 (en) 2019-08-30 2022-05-10 Siemens Aktiengesellschaft Storage apparatus for transport goods and storage method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5802803A (en) Case packer
US5253762A (en) Stacking, counting and sorting device for flexible, planar food products
US20060070927A1 (en) Bun laner
JPH05305927A (ja) シート状部材の重ね合わせ器および該重ね合わせ器を使用した重量検査装置
US5048694A (en) Apparatus for processing card-like articles
JPS59167408A (ja) 充填袋物整列装置
JP2002153822A (ja) 振分装置及びそれを用いた品質検査機器
JPH10152107A (ja) ブリスターストリップ用の操作装置
KR102402122B1 (ko) 가공식품 적층장치
JP2008013227A (ja) 搬送装置およびこれを備えた箱詰め装置
JPH08188231A (ja) 物品の搬送装置
US4330064A (en) Broken package culling system
JP3649779B2 (ja) 果菜物搬送帯
JPH09301305A (ja) 箱詰め装置
JP3218357B2 (ja) 重量選別機
JPH02180116A (ja) 硬貨包装機における硬貨供給装置
JPH08188230A (ja) 物品の反転装置
JPH08627B2 (ja) 物品供給装置
JPH0485238A (ja) 印刷不良品の振分装置
JPH08258959A (ja) 小物物品の整列搬送装置
JP3512131B2 (ja) 箱詰め装置
JP2023094298A (ja) カートン区分方法,カートン振分方法
JPH0720788B2 (ja) ベニヤ単板の多連型自動堆積装置
JP2023094296A (ja) カートン検査方法
JPH02193807A (ja) 集積包装における包装体の集積移送装置