JP2002153476A - 外科用開創器および外科用開創器のブレード - Google Patents

外科用開創器および外科用開創器のブレード

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JP2002153476A JP2001294685A JP2001294685A JP2002153476A JP 2002153476 A JP2002153476 A JP 2002153476A JP 2001294685 A JP2001294685 A JP 2001294685A JP 2001294685 A JP2001294685 A JP 2001294685A JP 2002153476 A JP2002153476 A JP 2002153476A
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retractor
surgical
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surgical retractor
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Robert D Fraser
ロバート・ディー・フレイザー
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DePuy Acromed Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外科医による外科手術のための領域に対する
視覚的および物理的なアクセスを改善すると共により大
きな適合性を備えた外科用開創器および外科用開創器の
ブレードを提供する。 【解決手段】 複数の取り付け孔24が形成されている
支持フレーム12と、支持フレームにかみ合う少なくと
もひとつのブレード16,18と、ブレードを支持フレ
ームに選択的にかみ合わせるための固定要素22とを有
し、ブレードは、溝34が形成されている取り付け部分
38と、組織後退部分40とを有し、組織後退部分は、
取り付け部分と同一平面上にある第1部分42と、第1
部分に対して角度をなして配置された第2部分44とを
有し、組織後退部分の第1部分および第2部分の両方に
は開いたアクセス窓19が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医療用器具に関
するものであり、特に外科用開創器(surgical retract
or)および外科用開創器のブレード(blade)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最小限に侵襲性である(器具などを生体
内に挿入することを要する:invasive)外科手術手技
(surgical technique)が出現したものの、多くの外科
手術手順(surgical procedure)では、外科医が首尾よ
く手術を行うためには、依然として露出された外科手術
のための領域(exposed surgical field)を必要とす
る。外科医が外科手術される部位に対して得られる視界
およびアクセスのしやすさが大きいほど、好結果が得ら
れる確率が高まる。患者の体内への侵入が行われた後
に、軟組織が切開されて外科手術のための領域が更に露
出される。しかし、視覚的および物理的なアクセスを妨
げることがないように、露出された領域を器具を用いて
保持する必要がある。
【0003】外科用開創器は、露出された外科手術のた
めの領域を保ち、外科手術のための領域へのアクセスを
行うために用いられる。開創器には様々な種類があり、
異なる外科手術手順では異なる形の開創器が必要とされ
る。例えば、腰部の外科手術では、開創器は、露出され
た領域から切除された多数の大きな筋肉によって加えら
れる力に打ち勝って、視野および外科医によるアクセス
を確保するのに十分なだけの強度を有する必要がある。
更に、開創器には、外科手術のための領域のその他の軟
組織の構成要素を仕切ることが必要とされる。この必要
性により、固いブレード保持フレームに連結された中実
のブレードを備えた開創器が作られた。米国特許第5,
520,608号は、整形手術(orthopaedic surger
y)に用いることのできる開創器の湾曲した中実のブレ
ードを開示している。
【0004】外科手術の間、支持フレームに取り外し可
能に取り付けられた開創器のブレードを有するのが好都
合である。米国特許第4,421,108号の発明は、
外科用開創器のための迅速解除ラチェットホルダー(qu
ick-release ratcheting holder)の一例である。開創
器のブレードを所定の位置に保持するためのその他の機
構は、米国特許第4,424,724号、同第4,46
7,791号、同第5,375,481号、同第5,6
16,117号、および同第5,893,831号に開
示されている。
【0005】したがって、外科医による外科手術のため
の領域に対する視覚的および物理的なアクセスを改善す
ると共により大きな適合性(flexibility)を備えた外
科用開創器が必要とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな従来技術の課題を解決するためのもので、外科医に
よる外科手術のための領域に対する視覚的および物理的
なアクセスを改善すると共により大きな適合性(flexib
ility)を備えた外科用開創器および外科用開創器のブ
レードを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、整形手術お
よび脊椎手術(spinal surgery)を含む外科手術手順の
ために有用な開創器および開創器のブレードを提供す
る。ある実施の形態では、この発明の開創器のブレード
は、複数の取り付け孔を備えた水平方向の支持部材を含
む支持フレームと共に用いられる。この開創器は、支持
フレームの選択された位置にかみ合うことができる少な
くともひとつのブレードを更に含む。開創器のブレード
は、外科的創傷(surgical wound)への視覚的および物
理的なアクセスの両方を容易にする開いたアクセス窓を
含む。
【0008】この発明の開創器のブレードは、長手方向
に延在する溝を備えた実質的に長寸で水平方向の取り付
け部分を有する。この開創器のブレードは、取り付け部
分の末端に一体的に設けられた組織後退部分を更に有す
る。この組織後退部分は、取付け部分と同一平面にある
第1部分と、第1部分に対して角度をなして設けられた
第2部分とを有する。開いたアクセス窓は、実質的に中
央に形成されると共に開創器の組織後退部分の第1部分
および第2部分の両方に配置されている。ブレードの組
織後退部分の第2部分は、好ましくは、第1部分に対し
て角度をなして配置されている。第2部分が第1部分に
対して配置される角度は、約45度乃至135度までの
範囲内である。
【0009】開創器のブレードは、ブレードが所望の位
置で支持フレームとかみ合うようにするための固定機構
を更に有する。ある実施の形態では、開創器のブレード
を支持フレームにかみ合わせるために取り付けねじが用
いられる。クランプ装置などのその他の固定機構もまた
開創器のブレードを支持フレームに固定するために用い
ることができる。
【0010】この発明の上述されたおよびその他の特徴
は、以下の詳細な説明及び添付された図面からより十分
に理解される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1には、この発明の外科用開創
器10が示されている。開創器10は、当業者によく知
られている方法で手術台(図示せず)に取付けられてい
る。開創器10は、患者14の上に好ましくは吊り下げ
られているフレーム12と、開創器の普通のブレード1
6と、開創器のアクセス窓19を備えたブレード18と
を含む。開創器10は、開創器を所望の位置に固定して
支持するために支柱(図示せず)もしくは支柱に類似し
た要素に連結される支持アーム20を更に含む。
【0012】図1乃至図3および図6には、つまみねじ
(thumb screw)などのひとつもしくは複数の固定要素
22を更に含むこの発明の開創器10が示されていて、
固定要素22は組織を後退させるように所望の位置で開
創器のブレード16,18をフレーム12に固定するの
に有効である。ある実施の形態では、支持フレーム12
は、中央の開口21を備えた4つの辺部を有する実質的
に長方形の物体である。フレーム12の各辺部12a,
12b,12c,12dは、内向きのねじ山が設けられ
ているのが好ましいひとつもとくは複数の取り付け孔2
4を含む。取り付け孔24は、固定要素22のねじ山が
設けられたシャフト26と螺合するように適合されてい
る。実質的に正方形もしくは長方形として図示されてい
るが、フレーム12を構成する向かい合う辺部12a,
12b,12c,12dは、平行でなくてもよいことが
理解される。すなわち、フレーム12は円形または楕円
形の形状であってもよく、実質的にO形またはD形であ
ってもよい。
【0013】ある実施の形態では、辺部12b,12d
に形成された取り付け孔24は、辺部12b,12dが
延在する方向と平行に配列されていて、開創器のブレー
ド16が辺部12b,12dの長手方向(図3に示すx
方向)に沿って様々な位置に配置できるようにされてい
る。図3に最もよく示されているように、辺部12a,
12cは、各々、辺部12a,12cの両側に辺部12
a,12cと直角に延在するフランジ28を含む。この
実施の形態では、取り付け孔24は、辺部12b,12
dに形成された取り付け孔24と実質的に平行な方向に
沿って配列されるようにフランジ28に配置されてい
る。フランジ28が設けられていることにより、開創器
のブレード18がフレーム12にしっかりと取り付けら
れ、さらに開創器のブレード18がx方向(図3)に沿
った様々な位置に配置されるようになる。所望に応じ
て、辺部12a,12cには辺部12a,12cが延在
する方向と平行に追加の取り付け孔24aが設けられ
る。取り付け孔24aが設けられていることにより、ブ
レード16,18をy方向に沿った様々な位置に配置で
きる。開創器の普通のブレード16およびアクセス窓を
備えたブレード18の各々が、辺部12a,12b,1
2c,12dに取付けられることは、当業者には容易に
理解される。
【0014】フレーム12の寸法は、さまざまな外科手
術の用途に応じて変えられる。取り付け孔24の個数お
よび寸法も変えられる。ある実施の形態では、辺部12
a乃至12dの長さは約100mm乃至500mmまで
の範囲内である。ある実施の形態では、フレーム12は
正方形または長方形で、中央の開口21の寸法は約80
mm×150mm乃至約300mm×450mmまでの
範囲内である。フランジ28は、好ましくは約20mm
乃至60mmまでの範囲内の長さLf に亘って延在す
る。辺部およびフランジに設けられた取り付け孔24の
個数も変えられる。おおまかにいって、各辺部には約5
個乃至10個の取り付け孔24,24aが設けられ、フ
ランジ28には約3個乃至6個の取り付け孔24が設け
られる。ある実施の形態では、取り付け孔はフレーム全
体に亘って配置される。
【0015】図4,図5および図7には、フレーム1
2’が3つの辺部を備えた部材からなる他の実施の形態
が示されていて、このフレーム12’は実質的にC形で
あることが特徴とされる。図示されているように、フレ
ーム12’は、長い辺部12a’と、向かい合う短い辺
部12b’,12c’とを有する。長い辺部12a’
は、好ましくは、長い辺部12a’と平行な方向に配列
された複数の取り付け孔24’を含む。短い辺部12
b’,12c’は、各々、長い辺部12a’と平行な方
向に延在するフランジ28’を含む。フランジ28’
は、好ましくは、長い辺部12a’に形成された取り付
け孔24’が配列された方向と平行な方向に配列された
複数の取り付け孔24’を含む。
【0016】フレーム12’の寸法も変えることができ
ることは当業者には理解される。長い辺部12a’の長
さは約150mm乃至500mmまでの範囲内にあり、
短い辺部12b’,12c’の長さは約100mm乃至
300mmまでの範囲内にある。フランジ28’の長さ
f はフランジ28の長さと同様である。更に、フラン
ジ28’に含まれる取り付け孔24’の個数は、フラン
ジ28に含まれる取り付け孔24の個数と同じでも異な
ってもよい。
【0017】開創器の普通のブレード16は、図3に示
すように、取り付け部分41および組織後退部分43を
含む形式のものであってよい。取り付け部分41は実質
的に水平に配置されていて、組織後退部分43は取り付
け部分41に対して角度をなして配置されている。組織
後退部分43は、取り付け部分41に対して約45度乃
至135度までの範囲内の角度をなして配置され、より
好ましくは約90度の角度をなして配置される。取り付
け部分41は、以下に開創器のブレード18に関して説
明されるねじ座位置(screw nesting position)36を
備えた溝34を更に含む。上述されたように、辺部12
b,12dに取り付け孔24を配列することにより(ブ
レード16を辺部12b,12dに取り付けるための選
択を行うことを前提とする)、ブレード16がx方向に
沿った様々な位置に取り付けられるようになる。y方向
に沿ったブレード16の位置は、固定要素22に対して
溝34のねじ座位置36を位置決めすることにより調整
される。
【0018】固定要素22はブレード16の取り付け部
分41およびブレード18の取り付け部分38をフレー
ム12に固定するために用いられる。例示するために、
固定要素22はヘッド27とシャフト26とを有するつ
まみねじ(thumb screw)として図示されている。好ま
しくは、シャフト26は外向きのねじ山29を有し、固
定要素22が、取り付け孔24,24aに形成された内
向きのねじ山31とかみ合うようにされている。当業者
には、固定要素22のシャフト26は取り付け孔24に
嵌合される適切な寸法を有するものでなければならない
ことが理解される。
【0019】この発明の開創器のブレード18は、外科
手術の行われる部位に対する外科医の視覚的および物理
的なアクセスを増加させながら組織を効果的に後退させ
ることを可能にするという特徴を含む。図8乃至図11
には、図示するために実質的に水平に配置された取り付
け部分38と隣接する組織後退部分40とを有するブレ
ード18が示されている。取り付け部分38は長寸の溝
34を含む。ある実施の形態では、長寸の溝34は、複
数のねじ座位置36を画定する帆立貝状の周縁部(scal
loped perimeter)を有する。すなわち、図9および図
10に最もよく示されているように、溝34は複数の隣
接するねじ座位置36a,36b,36c,...を含
む。
【0020】ブレード18の組織後退部分40は、取り
付け部分38と同一平面上にある第1部分42と、第1
部分42に対して角度をなして配置された第2部分44
とを含む。開いたアクセス窓19は、組織後退部分40
の第1部分42および第2部分44の両方に形成されて
いる。好ましくは、アクセス窓19は第1部分42およ
び第2部分44の実質的に中央に配置されている。ある
実施の形態では、取り付け部分38および組織後退部分
40の一方もしくは両方のすくなくとも一部分が変形可
能(malleable)であり、外科医が組織を後退させるの
を最も良好に実施するためにブレードを変形できるよう
にされている。選択的な変形可能性は、材料の選択、お
よび/または、変形可能性が必要とされる箇所(「曲げ
領域」)により薄い材料を用いることにより達成され
る。
【0021】上述されたように、ブレード18の組織後
退部分40の第2部分44は、第1部分42に対して角
度をなして配置されている。第2部分44の配置される
角度は、約45度乃至135度までの範囲内にあり、よ
り好ましくは約90度である。ブレードが変形可能なあ
る実施の形態では、第2部分44の配置される角度は外
科医によって選択的に変更される。
【0022】アクセス窓19は、組織後退部分40の第
1部分42および第2部分44の両方にまたがって形成
されているので、図11に示すように3次元の形状を有
する。アクセス窓19は、ほぼ水平な部分(第1部分4
2から形成された)およびほぼ垂直な部分(第2部分4
4から形成された)の両方を有する実質的に長方形の形
状を有するという特徴がある。
【0023】当業者には、所望の外科的用途に応じて開
創器のブレード18の寸法が変更されることが理解され
る。図8乃至図10には、ブレード18の水平方向に延
在する部分の長さLH は、約40mm乃至300mmま
での範囲内であり、垂直方向に延在する部分の長さLV
は、約15mm乃至100mmまでの範囲内である。組
織後退部分40の長さは、約20mm乃至200mmま
での範囲内である。ブレード18の最も広い部分の幅
(W2 )は、約30mm乃至200mmまでの範囲内で
ある。例示されているように、ブレード18の取り付け
部分38の一部分は、幅W2 よりもわずかに狭い。この
一部分の幅(W1 )は約10mm乃至100mmまでの
範囲内にあり、幅W1 の部分はブレード18の取り付け
部分38の主な部分にわたって延在する。取り付け部分
38の最も狭い部分(幅W1 の部分)の長さLH1は図8
に示すように定義され、約20mm乃至250mmまで
の範囲内である。
【0024】上述されたように、溝34は長寸の形状で
あり、おおまかにいって、その長さ(LS )は約20m
m乃至200mmまでの範囲内にある。溝34の幅(W
S )は、約3mm乃至10mmまでの範囲内にある。
【0025】アクセス窓19は、好ましくは約5mm乃
至90mmまでの範囲内の幅(WW)を有する。組織後
退部分40の第1部分42のアクセス窓19の長さ(L
W1)は約15mm乃至195mmまでの範囲内にあり、
組織後退部分40の第2部分44のアクセス窓19の長
さ(LW2)は約40mm乃至300mmまでの範囲内に
ある。組織後退部分40の第2部分44の長さ(LV
は約20mm乃至250mmまでの範囲内にある。
【0026】図11は、この発明の開創器のブレード1
8の利点を模式的に示している図である。ブレード18
はその他のブレードと共に組織を後退させるのに有効で
あるとともに、外科医による視覚的および物理的なアク
セスが、アクセス窓19を設けたことにより、向上され
た。すなわち、外科用器具46がアクセス窓19を通し
て挿入されて所望の位置に到達し、また、さらに組織を
後退するために用いられ、もしくはアクセス窓に隣接し
た組織を操作するために用いられる。
【0027】当業者には、この発明の開創器の構成要素
がひとつもしくは複数の生体適合性の金属または合金も
しくは高分子材料から作られることが理解される。例示
としての金属はチタンであり、例示としての合金には限
定を意図するものではないがステンレス鋼(例えば、3
16LVMステンレス鋼)、チタン−バナジウム−アル
ミニウム合金(例えば、約90重量%のチタンと、約6
重量%のアルミニウムと、約4重量%のバナジウムとを
含む合金)、コバルト−クロム合金、コバルト−クロム
−モリブデン合金、およびコバルト−ニッケル−クロム
−モリブデン合金がある。生体適合性の高分子材料もま
たこの発明に用いられる材料に含まれる。そのような高
分子材料の例としては、ナイロン(nylon)、ポリエー
テルエーテルケトン(polyetherether ketone:PEE
K)、ポリエーテルアリールケトン(polyetheraryl ke
tone:PEAK)、およびポリスルホン(polysulfon
e)がある。
【0028】当業者には、上述された実施の形態に基づ
いてこの発明のその他の特徴および利点を適切に理解で
きる。したがって、この発明は、特許請求の範囲によっ
て規定された以外は、これまで特定して例示され記載さ
れたものに限定されるものではない。寸法についても記
載されているが、それらの寸法は変更可能であり、例示
を目的として記載されたものであることが理解される。
【0029】この発明の具体的な実施態様は以下の通り
である。 (1)上記支持フレームが、開いた内側部分を備えた4
つの辺部からなる実質的に四角形の部材からなることを
特徴とする請求項1記載の外科用開創器。 (2)上記支持フレームの上記4つの辺部が一体的に形
成されていて、上記複数の取り付け孔が上記4つの辺部
の各々に互いに隣接して形成されていることを特徴とす
る実施態様(1)記載の外科用開創器。 (3)上記支持フレームの上記4つの辺部の少なくとも
一つが、上記辺部と一体的に形成された取り付けフラン
ジを有し、上記取り付けフランジは、上記取り付けフラ
ンジが一体的に形成された辺部と実質的に直交する方向
に沿って配置されていることを特徴とする実施態様
(2)記載の外科用開創器。 (4)上記支持フレームが、上記支持フレームの向かい
合う上記辺部に一体的に形成された第1の取り付けフラ
ンジと第2の取り付けフランジとを有することを特徴と
する実施態様(3)記載の外科用開創器。 (5)上記取り付けフランジの各々が複数の取り付け孔
を有し、上記複数の取り付け孔が上記取り付けフランジ
に平行な配列で互いに隣接して延在することを特徴とす
る実施態様(4)記載の外科用開創器。
【0030】(6)上記第1の取り付けフランジおよび
上記第2の取り付けフランジの各々が、約20mm乃至
60mmまでの範囲内の長さを有することを特徴とする
実施態様(5)記載の外科用開創器。 (7)上記支持フレームが、長い辺部と、第1の短い辺
部および第2の短い辺部とからなる実質的にC形の形状
を有し、上記長い辺部は、上記長い辺部と平行な配列で
上記長い辺部に沿って間隔を置いて互いに隣接して配置
された複数の取り付け孔を有し、上記第1の短い辺部は
上記長い辺部の一方の端部から延出し、上記第2の短い
辺部は上記長い辺部の他方の端部から延出し、上記第1
の短い辺部および上記第2の短い辺部は、各々、少なく
ともひとつの取り付け孔を有することを特徴とする請求
項1記載の外科用開創器。 (8)上記第1の短い辺部および上記第2の短い辺部
は、各々、上記支持フレームの上記長い辺部の上記複数
の取り付け孔に実質的に直交した配列で配置された複数
の取り付け孔を有することを特徴とする実施態様(7)
記載の外科用開創器。 (9)上記第1の短い辺部および上記第2の短い辺部
は、各々、上記短い辺部に一体的に形成されると共に上
記長い辺部と実質的に平行に配置された取り付けフラン
ジを有することを特徴とする実施態様(7)記載の外科
用開創器。 (10)上記取り付けフランジの各々が複数の取り付け
孔を有し、上記複数の取り付け孔が上記取り付けフラン
ジに平行な配列で互いに隣接して延在することを特徴と
する実施態様(9)記載の外科用開創器。
【0031】(11)上記取り付け孔が内向きのねじ山
を有することを特徴とする請求項1記載の外科用開創
器。 (12)上記取り付け部分の少なくとも一部が、約30
mm乃至200mmまでの範囲内の幅を有することを特
徴とする請求項1記載の外科用開創器。 (13)上記溝が、約20mm乃至200mmまでの範
囲内の長さと、約3mm乃至10mmまでの範囲内の幅
とを有することを特徴とする請求項1記載の外科用開創
器。 (14)上記組織後退部分の上記第1部分が、約30m
m乃至100mmまでの範囲内の幅を有することを特徴
とする請求項1記載の外科用開創器。 (15)上記取り付け部分と上記組織後退部分の上記第
1部分との合計の長さが、約40mm乃至300mmま
での範囲内であることを特徴とする実施態様(14)記
載の外科用開創器。
【0032】(16)上記組織後退部分の上記第2部分
の長さが、約20mm乃至250mmまでの範囲内であ
ることを特徴とする請求項1記載の外科用開創器。 (17)上記開いたアクセス窓が、上記組織後退位置の
上記第1部分から上記第2部分まで連続して延在するこ
とを特徴とする請求項1記載の外科用開創器。 (18)上記組織後退部分の上記第1部分での上記開い
たアクセス窓の長さが、約15mm乃至195mmまで
の範囲内であることを特徴とする実施態様(17)記載
の外科用開創器。 (19)上記組織後退部分の上記第2部分での上記開い
たアクセス窓の長さが、約40mm乃至300mmまで
の範囲内であることを特徴とする実施態様(17)記載
の外科用開創器。 (20)上記組織後退部分の上記第2部分が、上記組織
後退部分の上記第1部分に対して約90度の角度をなし
て延在することを特徴とする請求項1記載の外科用開創
器。
【0033】(21)上記少なくともひとつの固定要素
が、つまみねじからなることを特徴とする請求項1記載
の外科用開創器。 (22)上記溝が、複数のねじ座位置を画定する帆立貝
状の周縁部を有することを特徴とする請求項1記載の外
科用開創器。 (23)上記少なくともひとつの固定要素が、ヘッドお
よびシャフトを備えた取り付けねじからなることを特徴
とする請求項1記載の外科用開創器。 (24)上記少なくともひとつのブレードの各々の少な
くとも一部分が変形可能であることを特徴とする請求項
1記載の外科用開創器。 (25)固定要素とかみ合うための上記ひとつまたは複
数の位置が、上記開創器のブレードの上記第1部分に形
成された取り付け溝に設けられていることを特徴とする
請求項2記載の外科用開創器のブレード。
【0034】(26)上記溝が、固定要素とかみ合うた
めの複数の位置を画定する帆立貝状の周縁部を有するこ
とを特徴とする請求項2記載の外科用開創器のブレー
ド。 (27)上記第2部分が、組織と係合して上記組織を後
退させるように適合されていることを特徴とする請求項
2記載の外科用開創器のブレード。 (28)上記第1の方向が水平方向であり、上記第2の
方向が垂直方向であることを特徴とする実施態様(2
7)記載の外科用開創器のブレード。 (29)上記第1部分が上記第2部分に対して角度をな
して配置されていることを特徴とする実施態様(27)
記載の外科用開創器のブレード。 (30)上記第1部分が上記第2部分に対して約45度
乃至135度までの範囲内の角度をなして配置されてい
ることを特徴とする実施態様(29)記載の外科用開創
器のブレード。
【0035】(31)上記第2部分の上記第2区分が中
実であることを特徴とする実施態様(29)記載の外科
用開創器のブレード。 (32)上記溝が長寸の形状を有することを特徴とする
実施態様(31)記載の外科用開創器のブレード。 (33)上記第1部分が、複数のねじ座位置を画定する
帆立貝状の周縁部を備えた長寸の取り付け溝を更に有す
ることを特徴とする請求項3記載の外科用開創器のブレ
ード。 (34)上記第2部分が、組織と係合して上記組織を後
退させるように適合されていることを特徴とする請求項
3記載の外科用開創器のブレード。 (35)上記第1部分が上記第2部分に対して角度をな
して配置されていることを特徴とする実施態様(34)
記載の外科用開創器のブレード。 (36)上記第1部分が上記第2部分に対して約45度
乃至135度までの範囲内の角度をなして配置されてい
ることを特徴とする実施態様(35)記載の外科用開創
器のブレード。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ブレ
ードにアクセス窓を設けたので、組織を有効に後退させ
ながら、外科医による視覚的および物理的なアクセスが
向上される効果がある。
【0037】この発明によれば、フレームに複数の取り
付け孔を設けたので、フレームと平行な方向に沿ったブ
レードの位置を外科手術の用途に応じて様々に変更でき
る効果がある。
【0038】この発明によれば、ブレードの溝に複数の
ねじ座位置を設けたので、フレームと直交する方向に沿
ったブレードの位置を外科手術の用途に応じて様々に変
更できる効果がある。
【0039】この発明によれば、フレームにフランジを
設けたので、ブレードをフレームに確実に固定できる効
果がある。
【0040】この発明によれば、ブレードを変形可能と
したので、ブレードの形を外科手術の用途に応じて様々
に変更できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】外科手術手順の間に使用中のこの発明のある実
施の形態の開創器の斜視図である。
【図2】図1の開創器の斜視図である。
【図3】図2の開創器の分解斜視図である。
【図4】この発明の他の実施の形態の開創器の斜視図で
ある。
【図5】図4の開創器の分解斜視図である。
【図6】この発明のある実施の形態の開創器の一部の平
面図である。
【図7】この発明の他の実施の形態の開創器の一部の平
面図である。
【図8】この発明に有用な開創器のブレードの側面図で
ある。
【図9】図8の開創器のブレードの平面図である。
【図10】図9の線10−10に沿った開創器のブレー
ドの断面図である。
【図11】外科用器具を伴ったこの発明の開創器の斜視
図である。
【符号の説明】
10 外科用開創器 12 フレーム 12’ フレーム 12a,12b,12c,12d 辺部 12a’,12b’,12c’ 辺部 14 患者 16 ブレード 18 ブレード 19 アクセス窓 20 支持アーム 21 開口 22 固定要素 24 取り付け孔 24’ 取り付け孔 26 シャフト 27 ヘッド 28 フランジ 28’ フランジ 34 溝 36 ねじ座位置 36a,36b,36c ねじ座位置 38 取り付け部分 40 組織後退部分 41 取り付け部分 42 第1部分 43 組織後退部分 44 第2部分 46 外科用器具
フロントページの続き (71)出願人 599054950 3303 Carnegie Avenue, Cleveland, Ohio, U.S.A. Fターム(参考) 4C060 AA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取り付け孔が形成されていると共
    に概ね水平に配置された支持部材を備えた支持フレーム
    と、 上記支持フレームに選択された位置でかみ合う少なくと
    もひとつの開創器のブレードであって、上記少なくとも
    ひとつの開創器のブレードが、長手方向に延在する溝が
    形成されていると共に実質的に長寸の水平に配置された
    取り付け部分と、上記取り付け部分の末端に一体的に設
    けられた組織後退部分とを有し、上記組織後退部分が、
    上記取り付け部分と同一平面上にある第1部分と、上記
    第1部分に対して角度をなして配置された第2部分とを
    有し、上記組織後退部分の上記第1部分および上記第2
    部分の両方の実質的に中央には開いたアクセス窓が形成
    されている、上記少なくともひとつの開創器のブレード
    と、 上記少なくともひとつの開創器のブレードを上記支持フ
    レームに選択的にかみ合わせるための少なくともひとつ
    の固定要素とを有することを特徴とする外科用開創器。
  2. 【請求項2】 外科用開創器のブレードであって、 第1の方向に延在する実質的に平坦な長寸の第1部分で
    あって、固定要素とかみ合うためのひとつもしくは複数
    の位置と、上記外科用開創器のブレードに形成されて開
    口を提供する開いたアクセス窓とを含む上記第1部分
    と、 上記第1部分と一体的に設けられ、第2の方向に延在す
    る実質的に平坦な長寸の第2部分であって、上記開いた
    アクセス窓が形成されて開口が提供された第1区分と、
    上記第1区分と隣接し上記第1区分と一体的に設けられ
    た第2区分とを備えた上記第2部分とを有することを特
    徴とする外科用開創器のブレード。
  3. 【請求項3】 外科用開創器のブレードであって、 第1の方向に延在する実質的に平坦な長寸の第1部分で
    あって、上記外科用開創器のブレードに形成されて開口
    を提供する開いたアクセス窓とを含む上記第1部分と、 上記第1部分と一体的に設けられ、第2の方向に延在す
    る実質的に平坦な長寸の第2部分であって、上記開いた
    アクセス窓が形成されて開口が提供された第1区分と、
    上記第1区分と隣接し上記第1区分と一体的に設けられ
    た第2区分とを備えた上記第2部分とを有することを特
    徴とする外科用開創器のブレード。
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