JP2007530128A - 創傷レトラクタ器具 - Google Patents

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    • A61B2017/3482Means for supporting the trocar against the body or retaining the trocar inside the body inside

Abstract

創傷レトラクタ器具(1)は創傷開口(3)内に挿入する遠位側リング部材(2)、創傷開口の外側に配置する基端側リング部材(4)、及び基端側リング部材と遠位側リング部材との間を延長する4つのストラップ部材(5)を有する。4つの各ストラップ部材は、遠位側リング部材に関して及び基端側リング部材に関して軸方向に動くことができる。遠位側リング部材は4つのスロット(6)を有し、各ストラップ部材がスロットの中を延長するように配置される。従ってスロットは、その中をストラップ部材が延長する通路として働き、このようにしてスロットが遠位側リング部材に関するストラップ部材の動きを案内する。また基端側リング部材は、基端側リング部材に関するストラップ部材の動きを案内する通路として働く4つのスロット(7)を有する。使用時には、遠位側リング部材を創傷開口内に挿入し、かつ基端側リング部材を創傷開口の外側に配置する。ここで各ストラップ部材の第2端部(10)をつかみ、引張り力を作用させて創傷開口の側部を側方へ開創する。

Description

本発明は、創傷レトラクタ器具及び創傷開口を開創する方法に関する。
本発明によれば、創傷開口内に挿入するための遠位側部材と、
前記創傷開口の外側に配置するための基端側部材と、
少なくとも前記遠位側部材と基端側部材との間を延長する連結部材とを有し、
前記連結部材の少なくとも一部分が、前記遠位側部分と基端側部分との間に配置された前記連結部材の長さを短くし、かつそれにより前記創傷開口の側部を側方へ開創するように前記基端側部材に関して動かすことができる創傷レトラクタ器具が提供される。
本発明のある実施例では、前記連結部材が少なくとも1つのストラップ部材を有する。前記連結部材は、2つまたはそれ以上のストラップ部材を有する場合がある。ある実施例では、第1のストラップ部材が第2のストラップ部材から分離されている。別の実施例では、第1のストラップ部材が第2のストラップ部材に取り付けられている。
前記連結部材はスリーブ部材を有することができる。前記スリーブ部材は、第1ストラップ部材を第2ストラップ部材に取り付ける手段を提供することができる。ある実施例では、第1ストラップ部材がスリーブ部材から第1の方向へ延長し、かつ第2ストラップ部材がスリーブ部材から第1の方向に延長している。前記ストラップ部材の周方向の寸法の合計は、スリーブ部材の周方向の寸法と実質的に等しくすることができる。前記ストラップ部材はスリーブ部材の端部に取り付けることができる。ある実施例では、第1ストラップ部材がスリーブ部材の第1端部に取り付けられ、かつ第2ストラップ部材がスリーブ部材の第1端部に取り付けられている。
ある実施例では、前記連結部材が基端側部材に関して軸方向に動かすことができる。
前記連結部材の少なくとも一部分を基端側部分に関して側方へ動くようにすることができる。ある実施例では、前記連結部材の少なくとも一部分が、基端側部分に関して創傷開口の長手方向軸と概ね直角をなす向きに動かすことができる。別の実施例では、連結部材の少なくとも一部分が、基端側部材に関して創傷開口の長手方向軸と平行をなす向きに動かすことができる。
前記連結部材の少なくとも一部分は、基端側部分に関して滑らせて動くことができるようにすることができる。
本発明のある実施例では、前記器具が基端側部材に関する連結部材の動きを案内するガイドを有する。前記ガイドは、その中を連結部材が延長可能な通路を有することができる。前記通路は、基端側部材のスロットにより提供することができる。前記通路の長手方向軸は、創傷開口の長手方向軸と概ね直角をなすようにすることができる。前記通路の長手方向軸は、創傷開口の長手方向軸と概ね平行にすることができる。
ある実施例では、前記連結部材が基端側部材に関して動かすことができる。前記器具は、遠位側部材に関する連結部材の動きを案内するガイドを有することができる。前記ガイドは、その中を連結部材が延長可能な通路を有することができる。ある実施例では、前記通路が遠位側部材のスロットにより提供される。前記通路の長手方向軸は、創傷開口の長手方向軸と実質的に直角にすることができる。前記通路の長手方向軸は、創傷開口の長手方向軸と実質的に平行にすることができる。
ある実施例では、前記連結部材が遠位側部材と基端側部材との間を二層で延長する。前記連結部材は、遠位側部材の少なくとも一部分に巻き付けることができる。ある実施例では、連結部材の第1端部が基端側部材に関して固定される。連結部材の第2端部は基端側部材に関して動くようにすることができる。ある実施例では、連結部材が、第1層において第1端部から遠位側に遠位側部材まで延長し、かつ第2層において遠位側部材から基端側に第2端部まで延長し、第2層が第1層の放射方向外側にある。別の実施例では、第1部材が、第1層において第1端部から遠位側に遠位側部材まで延長し、かつ第2層において遠位側部材から基端側に第2端部まで延長し、第2層が第1層の放射方向内側にある。
ある実施例では、前記器具が、基端側部材に関して連結部材を所定位置にセルフロックするように形成される。
更に別の実施例では、連結部材が遠位側部材に関して固定される。
連結部材は、遠位側部材と基端側部材との間を単一層で延長することができる。
ある実施例では、連結部材の少なくとも一部分が、基端側部材に関して連結部材の少なくとも一部分を動かすようにつかむことができる。連結部材のつかみ部分は、創傷開口の外側に配置されるように形成することができる。
別の実施例では、前記器具が、基端側部材に関して連結部材を所定位置に解放可能に固定するロックを有する。前記ロックは、雌型凹みと協働させて係合するための雄型突起を有することができる。
ある実施例では、基端側部材が雄型突起を有し、かつ連結部材が雌型凹みを有する。前記ロックは複数の雌型凹みを有することができる。
別の実施例では、前記ロックが、連結部材と解放可能に固定されて基端側部材に対して係合可能な係合部材を有する。前記係合部材はクランプを有することができる。
別の実施例では前記器具が、開創された創傷開口を保護するプロテクタを有する。前記プロテクタは、開創された創傷開口を覆うスリーブ部材を有することができる。前記スリーブ部材は遠位側部材に取り付けることができる。ある実施例では、スリーブ部材の第1端部が遠位側部材に固定され、かつスリーブ部材の第2端部が創傷開口の外側に配置されるように形成されている。
基端側部材はリングで構成することができる。遠位側部材はリングで構成することができる。前記リングは実質的に円形とすることができる。前記リングは実質的に正方形とすることができる。
ある実施例では、連結部材が、基端側部材及び/または遠位側部材の周辺部の周りに間隔をおいて配置された複数のストラップ部材を有する。
本発明の別の側面では、創傷開口を開創する方法であって、
遠位側部材、基端側部材、及び少なくとも前記遠位側部材と前記基端側部材との間を延長する連結部材を有する創傷レトラクタ器具を提供する過程と、
前記遠位側部材を前記創傷開口内に挿入し、かつ前記基端側部材を前記創傷開口の外側に配置する過程と、
前記連結部材の少なくとも一部分を前記基端側部材に関して動かして、前記遠位側部材と前記基端側部材との間に配置された前記連結部材の長さを短くし、かつそれにより前記創傷開口の側部を側方へ開創する過程とからなる方法が提供される。
ある実施例では、連結部材の少なくとも一部分を基端側部材に関して側方へ動かす。連結部材の少なくとも一部分は、連結部材の少なくとも一部分を、基端側部材に関して創傷開口の長手方向軸と直角をなす向きに動かすことができる。
別の実施例では、連結部材の少なくとも一部分を、基端側部材に関して創傷開口の長手方向軸と平行をなす向きに動かす。連結部材の少なくとも一部分を基端側部材に関して滑らせて動かすことができる。
前記方法は、連結部材の少なくとも一部分をつかみ、かつ連結部材に力を作用させて、基端側部材に関して連結部材の少なくとも一部分を動かす過程を有することができる。ある実施例では、前記創傷開口の側部を側方へ開創した後に連結部材を解放する。
ある実施例では、前記方法が、基端側部材に関して連結部材の動きを案内する過程を有する。
別の実施例では、前記方法が、遠位側部材に関して連結部材を動かす過程を有する。前記方法は、遠位側部材に関する連結部材の動きを案内する過程を有することができる。
ある実施例では、創傷開口の側部を側方へ開創した後に連結部材を基端側部材に関して所定位置に固定する。ある実施例では、前記創傷レトラクタ器具が連結部材を基端側部材に関して所定位置にセルフロックする。
別の実施例では、前記方法が連結部材を基端側部材に関して所定位置に解放可能に固定する過程を有する。連結部材は、雄側突起を雌型凹みに係合させることによって、基端側部材に関して所定位置に解放可能に固定することができる。連結部材は、係合部材を連結部材に固定し、かつ前記係合部材を基端側部材に対して係合させることによって、連結部材を基端側部材に関して所定位置に解放可能に固定することができる。
前記方法は、開創された創傷開口を保護する過程を有することができる。前記方法は、連結部材と創傷開口の側部との間にプロテクタを配置する過程を有することができる。ある実施例では、連結部材と創傷開口の側部との間にプロテクタを配置する前記過程を、遠位側部材を創傷開口内に挿入した後に行う。ある実施例では、前記プロテクタが遠位側部材を有する創傷開口内に挿入される。前記プロテクタは、創傷開口内から回収されて、連結部材と創傷開口の側部との間に配置することができる。
本発明は、添付図面を参照しつつ、単なる実施例として以下に記載される実施態様の詳細な説明からより明確に理解することができる。
添付図面に関し、最初に図1乃至図3には、本発明による創傷レトラクタ器具1が示されている。器具1は、創傷開口3内に挿入するための遠位側リング部材2と、創傷開口3の外側に配置するための基端側リング部材4と、基端側リング部材4と遠位側リング部材2との間を延長する連結部材とを備える。この実施例では、前記連結部材が、遠位側リング部材2に関して及び基端側リング部材に関して軸方向に動くことができる4つの分離されたストラップ部材4の形態に設けられている。図1に示すように、遠位側リング部材2及び基端側リング部材4は実質的に円形である。
遠位側リング部材2は4つのスロット6を有し、各ストラップ部材5がスロット6を通して延長するように配置されている(図1)。各ストラップ部材5は、スロット6の中を通したストラップ部材5を滑らせることによって、遠位側部材2に関して動かすことができる。このようにスロット6は、その中をストラップ部材5が延長し得る通路として働き、このようにして遠位側リング部材2に関するストラップ部材5の動きが案内される。図2及び図3に示すように、各スロット6の長手方向軸は、創傷開口3の長手方向軸A−Aと概ね直角をなす。
基端側リング部材4は同様に4つのスロット7を有し、各ストラップ部材5がスロット7の中を延長させて配置されている(図1)。各ストラップ部材5は、スロット7の中にストラップ部材5を滑らせることによって、基端側部材4に関して動かすことができる。このようにスロット7は、その中をストラップ部材5が延長し得る通路として働き、かつこのようにしてスロット7により基端側リング部材4に関するストラップ部材5の動きが案内される。図2及び図3に示すように、各スロット7の長手方向軸は、創傷開口3の長手方向軸A−Aと概ね垂直をなす。
各ストラップ部材5の第1端部8は基端側リング部材4に固着され、各ストラップ部材5が遠位側リング部材2と基端側リング部材4との間を二層で延長している。特に、各ストラップ部材5が、第1層9において基端側リング部材4に固定された第1端部8から遠位側に遠位側リング部材2に向けて延長している。遠位側リング部材2において、各ストラップ部材5はスロット6を通して輪にされる。次に各ストラップ部材5は第2層11において遠位側リング部材2から基端側にストラップ部材5の第2端部10まで延長している。図2及び図3に示すように、第2層11は第1層9の放射方向外側に配置され、第2層11が創傷開口3の側部を押している(図3)。
4つのストラップ部材5は、遠位側リング部材2の周辺部に及び基端側リング部材4の周辺部に周方向に等間隔で配置されている。このようにして均等な開創力が創傷開口3の側部に加えられる。
使用時には、遠位側リング部材2を創傷開口3内に挿入し、かつ基端側リング部材4を創傷開口3の外側に配置する。次に各ストラップ部材5の第2端部をつかみ、引張り力を各第2端部10に作用させて、図3に示すように、各第2端部10を側方へ、基端側リング部材4から離れてスロット7の長手方向軸と平行をなす放射方向外向きに引っ張る。この引張り作用により、各ストラップ部材5は、図3に矢印で示すように、遠位側リング部材2のスロット6の中を滑らせるようにしてかつ基端側リング部材4のスロット7の中を滑らせるようにして軸方向に引っ張る。
その結果、遠位側リング部材2と基端側リング部材4との間に配置された各ストラップ部材5の長さが短くなり、かつ最初に遠位側リング部材2が上向きに基端側リング部材4に向けて引っ張られる。遠位側リング部材4が腹膜12の内面に達すると、各ストラップ部材5を更に引くことによって、遠位側リング部材2と基端側リング部材4との間に配置された各ストラップ部材5の長さは、創傷開口3の側部を側方へ開創することにより短くなる(図3)。創傷開口3の側部を側方へ開創した後、各ストラップ部材5の第2端部10を解放することができる。
ストラップ部材5を引いて創傷開口3を開創すると、スロット6により遠位側リング部材2に関するストラップ部材5の動きが案内され、かつスロット7により基端側リング部材4に関するストラップ部材5の動きが案内される。このようにして、スロット6,7により外科医はストラップ部材5をより高度に制御することができる。
創傷レトラクタ器具1はセルフロック式である。従って、引張り力を解放すると、ストラップ部材5は、創傷開口3を開創した状態で所定位置に固定した状態に維持される(図3)。
図4乃至図6は、図1乃至図3の器具1と類似する、本発明による別の創傷レトラクタ器具20を示しており、図4乃至図6の類似要素には同じ参照符号が付されている。
この実施例では、器具20が、開創された創傷開口3を覆う円筒形のフィルム状スリーブ部材21を有し、開創された創傷開口3を保護している。スリーブ部材21の第1端部は、第1端部22を遠位側リング部材2に固着することによって遠位側リング部材2に取り付けられている。リング23はスリーブ部材21の第2端部24に設けられる。
使用時には、遠位側リング部材2及びスリーブ部材21が共に創傷開口3内に挿入される。次にリング23をつかみ、かつ創傷開口3から引き戻し、図6に示すように、基端側リング部材4と腹膜12との間で創傷開口3の外側に配置する。このようにして、スリーブ部材21を創傷開口3内から回収し、かつストラップ部材5と創傷開口3の側部との間に配置する。ここで、図1乃至図3に関連して上述したように、創傷開口3の開創を行うことができる。このようにスリーブ部材21は、図6に示すように、開創された創傷開口3を覆うように働き、開創された創傷開口3を保護する。
別の実施例では、スリーブ部材21を遠位側リング部材から分離して設けることができることが理解される。
図7及び図8には、図1及び図3の器具1に類似する、本発明による更に別の創傷レトラクタ器具25が示されており、図7及び図8の類似要素には同じ参照符号が付されている。
この実施例では、各スロット6の長手方向軸及び各スロット7の長手方向軸7が、創傷開口3の長手方向軸A−Aと概ね平行をなす。創傷開口3を開創するためには、図8に示すように、ストラップ部材5を上向きに基端側リング部材4から離れてスロット7の長手方向軸と平行に引っ張る。
図9及び図10は、図1乃至図3の器具1に類似する、本発明による別の創傷レトラクタ器具30を示しており、図9及び図10の類似要素には同じ参照符号が付されている。
この実施例では、各スロット7の長手方向軸が創傷開口3の長手方向軸A−Aと鋭角、例えば45度の角度を作る。創傷開口3を開創するためには、図10に示すように、ストラップ部材5を上向きに基端側リング部材4から離れてスロット6の長手方向軸と平行に引く。
各スロット6の長手方向軸及び/または各スロット7の長手方向軸は、創傷開口3の長手方向軸A−Aに関してあらゆる適当な角度に配置できることが理解される。
図11及び図12に関し、図1乃至図3の器具1に類似する、本発明による別の創傷レトラクタ器具35が示されており、図11及び図12の類似要素には同じ参照符号が付されている。
この実施例では、遠位側リング部材2にスロットが設けられていない。その代わりに、各ストラップ部材5は遠位側リング部材2の全体に巻き付けられている。このようにして、遠位側リング部材2がストラップ部材5と関連付けられている。
図3及び図4には、図1乃至図3の器具1に類似する、本発明による別の創傷レトラクタ器具40が示されており、図13及び図14の類似要素には同じ参照符号が付されている。
この実施例では、各ストラップ部材5の第2層11が第1層9の放射方向内側に配置され、第1層9が創傷開口3の側部を押している(図14)。創傷開口3を開創するためには、図14に示すように、ストラップ部材5を側方へ基端側リング部材4から離れてスロット7の長手方向軸と平行をなす放射方向内向きに引く。
図15及び図16には、本発明による更に別の創傷レトラクタ器具45が示されている。この実施例では、遠位側リング部材2にスロットが設けられておらず、かつ各ストラップ部材5の第1端部8が遠位側リング部材2に固着されている。各ストラップ部材5は、遠位側リング部材2と基端側リング部材4との間を単一層で延長している。
これに加えて、創傷レトラクタ器具45はセルフロック式ではない。その代わりに、器具45は4個のクランプ46を有する。各クランプ46は、ストラップ部材45に沿って所望の位置でストラップ部材5に解放可能に固定することができる。創傷開口3が開創されている時、各クランプ46は、基端側リング部材4に対して係合する位置でストラップ部材5に固定される(図16)。このようにして、ストラップ部材5は、基端側リング部材4に関して所定位置で解放可能に固定され、かつ創傷開口3はこのように開創された形で解放可能に固定される。
図17及び図18に関し、図15及び図16の器具45に類似する、本発明による別の創傷レトラクタ器具50が示されており、図17及び図18の類似要素には同じ参照符号が付されている。
この実施例では、基端側リング部材4が4つの雄型突起51を有し、かつ各ストラップ部材5が複数の雌型凹み開口52を有する。各雄型突起51は、開口52と雄型突起51が協働して係合するために、ストラップ部材5の開口52の1つに挿入される(図18)。このようにして、ストラップ部材5は基端側リング部材4に関して所定位置に固定され、従って創傷開口3が開創された形態で固定される。
図19は、図11及び図12の器具35に類似する、本発明による別の創傷レトラクタ器具55を示しており、図19乃至図21の類似要素には同じ参照符号が付されている。この実施例では、器具55が2つのストラップ部材を有し、基端側リング部材4にはスロットが設けられていない。
適当な数の1つまたは複数のストラップ部材5を本発明による創傷レトラクタ器具に設けて、創傷開口3の所望の開創を実現できることが理解される。
図20乃至図21(a)には、図19の器具55に類似する、本発明による更に別の創傷レトラクタ器具155が示されており、図20乃至図21(a)の類似要素には同じ参照符号が付されている。
この実施例では、基端側リング部材4と遠位側リング部材2との間を延長する連結部材が、スリーブ部材156及び2つのストラップ部材5の形態で設けられている。2つのストラップ部材5はスリーブ部材156の端部から同じ向きに延長している。
スリーブ部材156の第1端部8は基端側リング部材4に固着されて、第1層9において遠位側リング部材に向けて延長している。遠位側リング部材2では、スリーブ部材156が遠位側リング部材156の全体に巻き付けられている。2つのストラップ部材がスリーブ部材5の端部に取り付けられ、第2層11においてスリーブ部材156の端部から基端側に第2端部10まで延長している。
図20に示すように、2つのストラップ部材5が、本実施例では取り付け手段を提供するスリーブ部材156によって、1つに取り付けられている。
スリーブ部材156の周方向の寸法は、図20に示すように、2つのストラップ部材5の周方向の寸法の合計と実質的に等しい。
創傷レトラクタ器具155はセルフロック式で、創傷開口3を側方へ開創された状態に維持する。
創傷開口3を開創された形態に維持するために、各ストラップ部材5の第2端部10は、基端側リング部材4のスロットに通す必要がなく、または基端側リング部材4に引っ掛ける必要がなく、または他のいかなる方法にせよ、基端側リング部材4に対して係合させる必要がない。創傷レトラクタ器具155は、ストラップ部材5の第2端部10が基端側リング部材4に係合しない場合でさえ、セルフロック式である。
創傷開口3の側部を側方へ開創した後、創傷開口3の外側にある各ストラップ部材5の第2層11の部分は余分である。この各ストラップ部分の外側の部分は、創傷開口3を開創された状態に維持することに貢献していないが、従って必要に応じて、例えばこの外側部分を切断することによって取り除くことができる。
ストラップ部材5の第2端部10は、創傷開口3の長手方向軸A−Aと概ね平行をなす向きに動かして、図20及び図21に示すように、創傷開口3の側部を側方へ開創することができる。
別の実施例では、ストラップ部材5の第2端部10を側方へ動かして、図21(a)に示すように、創傷開口3の側部を側方へ開創することができる。この場合、第2端部10は創傷開口3の長手方向軸A−Aと実質的に垂直をなす向きに動かす。
図22に関し、図19の器具55に類似する、本発明による更に別の創傷レトラクタ器具56が示されており、図22の類似要素には同じ参照符号が付されている。
この実施例では、遠位側リング部材2及び基端側リング部材4が実質的に正方形をなしている。正方形は、特に遠位側リング部材2のバンチング(広がらずにひとまとまりになること)を防止する働きをする。
遠位側リング部材に及び/または基端側リング部材4は様々な異なる形態で提供し得ることが理解される。
更に、遠位側リング部材2にヒンジ手段を設けて、創傷開口3への挿入を容易にするために、遠位側リング部材2を崩して高さの低い形態にすることが容易になることが理解される。本発明は、添付図面に関連して上述した実施例に限定されるものでなく、その構成及び詳細において様々に変化させることができる。
本発明による創傷レトラクタ器具を示す斜視図。 図1の器具の側面断面図。 図1の器具の使用状態における側面断面図。 本発明による別の創傷レトラクタ器具の図1に類似の斜視図。 図4の創傷レトラクタ器具の図2に類似の側面断面図。 図4の器具の図3に類似の側面断面図。 本発明による更に別の創傷レトラクタ器具の図2に類似の側面断面図。 図7の器具の図3に類似の側面断面図。 本発明による別の創傷レトラクタ器具の図2に類似の側面断面図。 図9の器具の図3に類似の側面断面図。 本発明による更に別の創傷レトラクタ器具の使用状態における側面断面図。 本発明による更に別の創傷レトラクタ器具の使用状態における側面断面図。 本発明による別の創傷レトラクタ器具の図2と同様の側面断面図。 図13の器具の図3に類似の側面断面図。 本発明による別の創傷レトラクタ器具の図2に類似の側面断面図。 図15の器具の図3に類似の側面断面図。 本発明による更に別の創傷レトラクタ器具の図2に類似の側面断面図。 図17の器具の図3に類似の側面断面図。 本発明による別の創傷レトラクタ器具の斜視図。 本発明による別の創傷レトラクタ器具の使用状態における斜視図。 本発明による別の創傷レトラクタ器具の使用状態における斜視図。 図20の器具の使用状態における別の斜視図。 本発明による更に別の創傷レトラクタ器具の斜視図。

Claims (74)

  1. 創傷開口内に挿入するための遠位側部材と、
    前記創傷開口の外側に配置するための基端側部材と、
    少なくとも前記遠位側部材と基端側部材との間を延長する連結部材とを有し、
    前記連結部材の少なくとも一部分が、前記遠位側部分と基端側部分との間に配置された前記連結部材の長さを短くし、かつそれにより前記創傷開口の側部を側方へ開創するように前記基端側部材に関して動かすことができる創傷レトラクタ器具。
  2. 前記連結部材が少なくとも1つのストラップ部材を有する請求項1に記載の器具。
  3. 前記連結部材が2つまたはそれ以上のストラップ部材を有する請求項2に記載の器具。
  4. 第1ストラップ部材が第2ストラップ部材から分離されている請求項3に記載の器具。
  5. 第1ストラップ部材が第2ストラップ部材に取り付けられている請求項3に記載の器具。
  6. 前記連結部材がスリーブ部材を有する請求項1乃至5のいずれかに記載の器具。
  7. 前記スリーブ部材により前記第1ストラップ部材が前記第2ストラップ部材に取り付けられている請求項6に記載の器具。
  8. 前記第1ストラップ部材が前記スリーブ部材から第1の方向へ延長し、かつ前記第2ストラップ部材が前記スリーブ部材から前記第1の方向に延長している請求項6または7に記載の器具。
  9. 前記ストラップ部材の周方向の寸法の合計が前記スリーブ部材の周方向の寸法と等しい請求項6乃至8のいずれかに記載の器具。
  10. 前記ストラップ部材が前記スリーブ部材の端部に取り付けられている請求項6乃至8のいずれかに記載の器具。
  11. 前記第1ストラップ部材が前記スリーブ部材の第1端部に取り付けられ、かつ前記第2ストラップ部材が前記スリーブ部材の前記第1端部に取り付けられている請求項10に記載の器具。
  12. 前記連結部材の少なくとも一部分が前記基端側部材に関して軸方向に動かすことができる請求項1乃至11のいずれかに記載の器具。
  13. 前記連結部材の少なくとも一部分が前記基端側部材に関して側方へ動かすことができる請求項1乃至12のいずれかに記載の器具。
  14. 前記連結部材の少なくとも一部分が、前記基端側部材に関して創傷開口の長手方向軸と直角をなす向きに動かすことができる請求項13に記載の器具。
  15. 前記連結部材の少なくとも一部分が、前記基端側部材に関して創傷開口の長手方向軸と平行をなす向きに動かすことができる請求項1乃至12のいずれかに記載の器具。
  16. 前記連結部材の少なくとも一部分が前記基端側部材に関して滑らせて動かすことができる請求項1乃至15のいずれかに記載の器具。
  17. 前記基端側部材に関する前記連結部材の動きを案内するガイドを有する請求項1乃至16のいずれかに記載の器具。
  18. 前記ガイドが、その中を前記連結部材が延長可能な通路を有する請求項17に記載の器具。
  19. 前記通路が前記基端側部材のスロットにより提供される請求項18に記載の器具。
  20. 前記通路の長手方向軸が創傷開口の長手方向軸と直角をなす請求項18または19に記載の器具。
  21. 前記通路の長手方向軸が創傷開口の長手方向軸と平行をなす請求項18または19に記載の器具。
  22. 前記連結部材が前記遠位側部材に関して動かすことができる請求項1乃至21のいずれかに記載の器具。
  23. 前記遠位側部材に関する前記連結部材の動きを案内するガイドを有する請求項22に記載の器具。
  24. 前記ガイドが、その中を前記連結部材が延長可能な通路を有する請求項23に記載の器具。
  25. 前記通路が前記遠位側部材のスロットにより提供される請求項24に記載の器具。
  26. 前記通路の長手方向軸が創傷開口の長手方向軸と直角をなす請求項24または25に記載の器具。
  27. 前記通路の長手方向軸が前記創傷開口の長手方向軸と平行をなす請求項24または25に記載の器具。
  28. 前記連結部材が前記遠位側部材と前記基端側部材との間を二層で延長する請求項1乃至27のいずれかに記載の器具。
  29. 前記連結部材が前記遠位側部材の少なくとも一部分に巻き付けられている請求項1乃至28のいずれかに記載の器具。
  30. 前記連結部材の第1端部が前記基端側部材に関して固定されている請求項1乃至29のいずれかに記載の器具。
  31. 前記連結部材の第2端部が前記基端側部材に関して動かすことができる請求項30に記載の器具。
  32. 前記連結部材が、第1層において前記第1端部から遠位側に前記遠位側部材まで延長し、かつ第2層において前記遠位側部材から基端側に前記第2端部まで延長し、前記第2層が前記第1層の放射方向外側にある請求項31に記載の器具。
  33. 前記第1部材が、第1層において前記第1端部から遠位側に前記遠位側部材まで延長し、かつ第2層において前記遠位側部材から基端側に前記第2端部まで延長し、前記第2層が前記第1層の放射方向内側にある請求項31に記載の器具。
  34. 前記連結部材を前記基端側部材に関して所定位置にセルフロックさせるように形成した請求項1乃至33のいずれかに記載の器具。
  35. 前記連結部材が前記遠位側部材に関して固定される請求項1乃至21のいずれかに記載の器具。
  36. 前記連結部材が前記遠位側部材と前記基端側部材との間を単一層で延長する請求項1乃至27のいずれかに記載の器具。
  37. 前記連結部材の少なくとも一部分が、前記基端側部材に関して前記連結部材の少なくとも一部分を動かすようにつかむことができる請求項1乃至36のいずれかに記載の器具。
  38. 前記連結部材のつかみ部が創傷開口の外側に位置するように形成されている請求項37に記載の器具。
  39. 前記連結部材を前記基端側部材に関して所定位置に解放可能に固定するロックを有する請求項1乃至38のいずれかに記載の器具。
  40. 前記ロックが、雌型凹みと協働して係合するための雄型突起を有する請求項39に記載の器具。
  41. 前記基端側部材が前記雄型突起を有し、かつ前記連結部材が前記雌型凹みを有する請求項40に記載の器具。
  42. 前記ロックが複数の雌型凹みを有する請求項40または41に記載の器具。
  43. 前記ロックが、前記連結部材に解放可能に固定されて前記基端側部材に対して係合し得る係合部材を有する請求項39に記載の器具。
  44. 前記係合部材がクランプを有する請求項43に記載の器具。
  45. 開創された創傷開口を保護するプロテクタを有する請求項1乃至44のいずれかに記載の器具。
  46. 前記プロテクタが、開創された創傷開口を覆うスリーブ部材を有する請求項45に記載の器具。
  47. 前記スリーブ部材が前記遠位側部材に取り付けられている請求項46に記載の器具。
  48. 前記スリーブ部材の第1端部が前記遠位側部材に固定され、かつ前記スリーブ部材の第2端部が創傷開口の外側に配置されるように形成されている請求項47に記載の器具。
  49. 前記基端側部材がリングからなる請求項1乃至48のいずれかに記載の器具。
  50. 前記遠位側部材がリングからなる請求項1乃至49のいずれかに記載の器具。
  51. 前記リングが円形である請求項49または50に記載の器具。
  52. 前記リングが正方形である請求項49または50に記載の器具。
  53. 前記連結部材が、前記基端側部材及び/または前記遠位側部材の周辺部の周りに間隔をおいて配置された複数のストラップ部材を有する請求項1乃至52のいずれかに記載の器具。
  54. 創傷開口を開創する方法であって、
    遠位側部材、基端側部材、及び少なくとも前記遠位側部材と前記基端側部材との間を延長する連結部材を有する創傷レトラクタ器具を提供する過程と、
    前記遠位側部材を前記創傷開口内に挿入し、かつ前記基端側部材を前記創傷開口の外側に配置する過程と、
    前記連結部材の少なくとも一部分を前記基端側部材に関して動かして、前記遠位側部材と前記基端側部材との間に配置された前記連結部材の長さを短くし、かつそれにより前記創傷開口の側部を側方へ開創する過程とからなる方法。
  55. 前記連結部材の少なくとも一部分を前記基端側部材に関して軸方向に動かす請求項55に記載の方法。
  56. 前記連結部材の少なくとも一部分を前記基端側部材に関して側方へ動かす請求項55または56に記載の方法。
  57. 前記連結部材の少なくとも一部分を、前記基端側部材に関して前記創傷開口の長手方向軸と直角をなす向きに動かす請求項57に記載の方法。
  58. 前記連結部材の少なくとも一部分を、前記基端側部材に関して前記創傷開口の長手方向軸と平行をなす向きに動かす請求項55または56に記載の方法。
  59. 前記連結部材の少なくとも一部分を前記基端側部材に関して滑らせて動かす請求項55乃至59のいずれかに記載の方法。
  60. 前記連結部材の少なくとも一部分をつかみ、かつ前記連結部材に力を作用させて、前記基端側部材に関して前記連結部材の少なくとも一部分を動かす過程を有する請求項55乃至60のいずれかに記載の方法。
  61. 前記創傷開口の側部を側方へ開創した後に前記連結部材を解放する過程を有する請求項61に記載の方法。
  62. 前記基端側部材に関する前記連結部材の動きを案内する過程を有する請求項55乃至62のいずれかに記載の方法。
  63. 前記遠位側部材に関して前記連結部材を動かす過程を有する請求項55乃至63のいずれかに記載の方法。
  64. 前記遠位側部材に関する前記連結部材の動きを案内する過程を有する請求項64に記載の方法。
  65. 前記創傷開口の側部を側方へ開創した後に前記連結部材を前記基端側部材に関して所定位置に固定する請求項55乃至65のいずれかに記載の方法。
  66. 前記創傷レトラクタ器具により前記連結部材を前記基端側部材に関して所定位置に固定する請求項66に記載の方法。
  67. 前記基端側部材に関して所定位置に前記連結部材を解放可能に固定する過程を有する請求項66に記載の方法。
  68. 雄型突起を雌型凹みに係合させることによって前記連結部材を前記基端側部材に関して所定位置に解放可能に固定する請求項68に記載の方法。
  69. 係合部材を前記連結部材に固定し、かつ前記係合部材を前記基端側部材に対して係合させることによって、前記連結部材を前記基端側部材に関して所定位置に解放可能に固定する請求項68に記載の方法。
  70. 開創された前記創傷開口を保護する過程を有する請求項55乃至70のいずれかに記載の方法。
  71. 前記連結部材と創傷開口の前記側部との間にプロテクタを配置する過程を有する請求項71に記載の方法。
  72. 前記連結部材と前記創傷開口の前記側部との間にプロテクタを配置する前記過程を、前記遠位側部材を前記創傷開口内に挿入した後に行う請求項72に記載の方法。
  73. 前記遠位側部材を有する前記創傷開口内に前記プロテクタを挿入する請求項73に記載の方法。
  74. 前記プロテクタを前記創傷開口内から回収して、該プロテクタを前記連結部材と前記創傷開口の側部との間に配置する請求項74に記載の方法。
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