JP2002153131A - 育苗施設の苗箱棚積み装置 - Google Patents

育苗施設の苗箱棚積み装置

Info

Publication number
JP2002153131A
JP2002153131A JP2000357956A JP2000357956A JP2002153131A JP 2002153131 A JP2002153131 A JP 2002153131A JP 2000357956 A JP2000357956 A JP 2000357956A JP 2000357956 A JP2000357956 A JP 2000357956A JP 2002153131 A JP2002153131 A JP 2002153131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
seedling boxes
shelving
loading conveyor
boxes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000357956A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4670140B2 (ja
Inventor
Koji Takeda
康志 武田
Shozo Yano
省三 矢野
Koichi Sato
宏一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2000357956A priority Critical patent/JP4670140B2/ja
Publication of JP2002153131A publication Critical patent/JP2002153131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4670140B2 publication Critical patent/JP4670140B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】緑化台車への苗箱の棚積みを能率的にする。 【解決手段】積込みコンベヤ1の終端部一側あるいは両
側に棚積み部16を配置し、棚積み部16には緑化台車
18を昇降させるリフト装置を設け、積込みコンベヤ1
の終端部側縁と棚積み部16との間に積込みコンベヤ1
の搬送方向に沿った前後方向の2枚の苗箱3を待機させ
ることのできる苗箱待機部23を設け、積込みコンベヤ
1の終端部上方には、搬送方向と直交する方向に苗箱3
を押出して苗箱待機部23を経て棚積み部16に位置し
ている緑化台車18の棚に苗箱3を押し込む前・後押し
込み装置19a,19bを設ける。従って、苗箱待機部
23に前後2枚の苗箱3,3を待機させることにより、
搬送苗箱3,3の緑化台車18への棚積みが終了しない
うちに次の苗箱3…を積込みコンベヤ1で搬送すること
ができて、緑化台車18への苗箱棚積み能率を向上させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、育苗施設の苗箱
棚積み装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】積込みコンベヤの始端部から終端部に向け
て平面視で例えば左右3枚前後2組合計6枚の苗箱を搬
送し、積込みコンベヤの終端部一側に棚積み部を配置
し、棚積み部では緑化台車を昇降させながら積込みコン
ベヤの終端部から棚積み部内の緑化台車の棚に苗箱を押
し込み、緑化台車に順次苗箱を棚積みするものが試みら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような苗箱棚積み
装置にあっては、積込みコンベヤの始端部から終端部に
向けて平面視で例えば左右3枚前後2組合計6枚の苗箱
を搬送し、積込みコンベヤ1の終端部から棚積み部の緑
化台車の棚に苗箱を押し込み段積みするのであるが、積
込みコンベヤで終端部に搬送された苗箱が緑化台車への
棚積みが終了しない間は次の苗箱を搬送することができ
ず、緑化台車への苗箱の棚積み能率が向上しないという
課題がある。
【0004】そこで、この発明はこのような課題を解消
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、積込
みコンベヤ1の始端部から終端部に向けて複数の苗箱
3,3,…並列して搬送できる構成とし、積込みコンベ
ヤ1の終端部一側あるいは両側に緑化台車18を昇降さ
せながら苗箱3の棚積みをする棚積み部16を配置し、
積込みコンベヤ1の終端部側縁と棚積み部16との間に
積込みコンベヤ1の苗箱3,3を待機させることのでき
る苗箱待機部23を設け、積込みコンベヤ1の終端部上
方には、搬送方向と交差する方向に苗箱3を押出して苗
箱待機部23を経て棚積み部16に位置している緑化台
車18の棚に苗箱3を押し込み棚積みできる押し込み装
置19a,19bを設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】この発明は、平面視で例えば左
右3枚前後2組合計6枚の苗箱3,3,…を積込みコン
ベヤ1の始端側から終端側に搬送し、積込みコンベヤ1
の終端部から棚積み部16に位置している緑化台車18
に苗箱3の棚積みするにあたり、積込みコンベヤ1と棚
積み部16との間に苗箱待機部23を設けて、積込みコ
ンベヤ1の搬送方向に沿った前後2枚の苗箱3,3を待
機させることができるので、搬送した苗箱3,3が緑化
台車18への棚積みが終了しないうちに、次の苗箱3,
3,…を積込みコンベヤ1で搬送することができて、積
込みコンベヤ1での苗箱3の搬送能率を高め緑化台車1
8への苗箱3の棚積みを能率的に行なうことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
例の形態について説明する。まず、図1〜図3に基づき
苗箱棚積み装置の一実施例について説明する。積込みコ
ンベヤ1はパレット2に段積みした苗箱3,3,…を始
端側から終端側に搬送する構成であり、積込みコンベヤ
1の終端部に対向させてパレットスタッカ4を配置して
いる。この実施例では、パレット2には平面視で左右2
枚前後3組の合計6枚の苗箱3,3,…を一段として段
積みする構成である。
【0008】積込みコンベヤ1の中途部左右一側にロボ
ット台5を配置し、ロボット台5に苗箱保持装置6を有
する苗箱積替えロボット7を搭載し、苗箱積替えロボッ
ト7の近くに制御盤8を配置している。この苗箱積替え
ロボット7は例えば図3に示すように次のように構成さ
れている。機体にはロボットアーム9を旋回及び昇降回
動自在に設け、ロボットアーム9の先端にフレーム10
を縦軸回りに旋回自在に取り付け、フレーム10には挟
持シリンダ11,11の伸縮により苗箱3の長手方向両
端部を挟持あるいは開放することのできる対をなす挟持
片12,12を6組設けている(図3では2組省略して
いる。)。また、苗箱受けシリンダ13,13の伸縮に
より、左右2枚前後3組の合計6枚の苗箱3,3,…の
下面を支える対をなす苗箱受け体14,14を前後に2
組設けている。
【0009】積込みコンベヤ1の中途部左右他側には、
リフト式移動テーブル15を配置し、リフト式移動テー
ブル15の上方には、苗箱2を左右の棚積み部16,1
6に向けて押し出す前側押し込み装置19a及び後側押
し込み装置19bを設けている。また、リフト式移動テ
ーブル15の前後両側に棚積み部16,16を配置し、
棚積み部16,16の3個所に位置決めガイド17,1
7,…を夫れ夫れ設けて、緑化台車18を所定位置に位
置させ、緑化台車18の棚に苗箱3,3,…を押し込み
棚積みする構成である。なお、棚積み部16には緑化台
車18に棚積みされた苗箱3に灌水する灌水装置21を
設けている。なお、緑化台車18に代えて、出芽用台車
や積替え用台車に苗箱3を棚積みするものに応用しても
よい。
【0010】苗箱3,3,…を段積みしたパレット2が
積込みコンベヤ1により搬送されて、苗箱積替えロボッ
ト7の側方まで到達すると、積込みコンベヤ1は停止す
る。次いで、苗箱積替えロボット7の苗箱保持装置6に
より最上段6枚の苗箱3,3,…を保持し、リフト式移
動テーブル15に載せ替える。
【0011】即ち、制御盤8に内装している制御部の指
令により、ロボットアーム9を旋回及び昇降させて、一
対の挟持片12,12により苗箱3の長手方向両端部を
挟持して所定高さに苗箱3を持ち上げ、次いで、苗箱受
けシリンダ13を短縮させて開放している苗箱受け体1
4,14の間隔を狭めて、苗箱3の下面を受け苗箱3を
落下防止状態とする。次いで、ロボットアーム9を操作
して保持した苗箱3,3,…をリフト式移動テーブル1
5に運ぶ。
【0012】次いで、挟持シリンダ11を伸長して一対
の挟持片12,12の間隔を広げて苗箱3の挟持を開放
し、次いで、苗箱受けシリンダ13を伸長して苗箱受け
体14,14の間隔を広げて苗箱3の下面から開放し、
リフト式移動テーブル15に合計6枚の苗箱3,3,…
を載替える。
【0013】次いで、リフト式移動テーブル15に載替
えられた左右3枚前後2組の合計6枚の苗箱3,3,…
を次のように棚積みする。即ち、前側押し込み装置19
aを左側に移動して、左側の棚積み部16に待機してい
る緑化台車18の前側の棚に左側の1枚の苗箱3を棚積
みし、次いで、前側押し込み装置19aを右側に移動し
て、2枚の苗箱3,3を右側の棚積み部16に待機して
いる緑化台車18の前側の棚に棚積みする。
【0014】また、後側押し込み装置19bを同様に作
動して、1枚の苗箱3を左側の棚積み部16に待機して
いる緑化台車18の後側の棚に棚積みし、後側押し込み
装置19bにより2枚の苗箱3,3を右側の棚積み部1
6に待機している緑化台車18の後側の棚に棚積みす
る。
【0015】このようにして、左右の緑化台車18,1
8の一段に合計8枚の苗箱3,3,…の棚積みが終了す
ると、リフト式移動テーブル15を一段ずつ上昇あるい
は下降させて順次次の棚に苗箱3を棚積みしていく。次
に、図4及び図5に示す実施例について説明する。
【0016】積込みコンベヤ1の始端部両側に、苗箱
3,3,…の段積みされたパレット2載置用のパレット
載置部20,20を設け、パレット2には平面視で左右
3枚前後2組の合計6枚の苗箱3,3,…を一段として
段積みする構成としている。積込みコンベヤ1の中途部
上方に、前記6枚の苗箱3,3,…を載替える苗箱積替
えロボット7を配置し、積込みコンベヤ1の終端部一側
に棚積み部16を配置している。
【0017】棚積み部16には緑化台車18を載せるこ
とのできるリフト床面が設けられていて、積込みコンベ
ヤ1の終端部から緑化台車18の棚に左右2枚前後2組
の合計4枚の苗箱3,3,…が棚積みされると、リフト
床面が一段ずつ上昇あるいは下降して、緑化台車18の
棚に苗箱3,3,…を順次棚積みする構成である。積込
みコンベヤ1の終端部側縁と棚積み部16との間に、積
込みコンベヤ1の搬送方向に沿った前後2枚の苗箱3を
待機させることのできる苗箱待機部23を設けている。
また、積込みコンベヤ1の終端部上方には、搬送方向に
対して直交する方向に苗箱3を押出し、苗箱待機部23
を経て棚積み部16に位置している緑化台車18の棚に
苗箱3を押し込み棚積みする前・後押し込み装置19
a,19bを設けている。
【0018】次に、図5に基づき苗箱の棚積みについて
説明する。図5(1)に示すように、積込みコンベヤ1
の始端部に積替えられた苗箱3,3,…は、左右3枚前
後2組の合計6枚が終端部に搬送されストッパにより所
定位置で停止される。次いで、図5(2)に示すよう
に、前後二列の苗箱3,3,…は前・後押し込み装置1
9a,19bにより棚積み部16に向けて押し出され、
押し込み方向上手側の4枚は緑化台車18の棚に押し込
まれ、下手側の2枚は苗箱待機部23に押し込まれ待機
状態となり、前・後押し込み装置19a,19bを初期
移動位置に復帰させる。
【0019】次いで、図5(3)に示すように、積込み
コンベヤ1の始端部に次の6枚の苗箱3,3,…が載替
えられ、次いで、図5(4)に示すように、積込みコン
ベヤ1の終端側に苗箱3,3,…は搬送され所定位置で
停止する。この状態では、苗箱3,3,…は左右方向4
枚の前後2列で合計8枚の苗箱3,3,…が位置するこ
ととなる。次いで、図5(5)に示すように、前・後押
し込み装置19a,19bにより押し込み、苗箱待機部
23に待機している苗箱を先頭にして押し込み方向上手
側の2枚2組の合計4枚の苗箱3,3,…が緑化台車1
8に棚積みされ、下手側の2枚2組の合計4枚の苗箱
3,3,…は、前側の2枚が苗箱待機部23に押し込ま
れ、後側の2枚は積込みコンベヤ1の一側に移動した状
態で停止し、前・後押し込み装置19a,19bを初期
移動位置に復帰させる。
【0020】次いで、図5(6)及び(7)に示すよう
に、棚積み部16の緑化台車18を一段リフトし、前・
後押し込み装置19a,19bにより残りの2枚2組の
合計4枚の苗箱3,3,…を押し込み、緑化台車18の
次の棚に積み込んでいく。この実施例では、平面視で左
右3枚前後2組の合計6枚の苗箱3,3,…をパレット
2に段積みしている状態から、苗箱積替えロボット7に
より積込みコンベヤ1に一挙に載替え、積込みコンベヤ
1の終端部から棚積み部16の緑化台車18に棚積みす
るにあたり、積込みコンベヤ1と棚積み部16との間に
苗箱待機部23を設けて、積込みコンベヤ1の搬送方向
に沿った前後2枚の苗箱3,3を待機させることができ
るので、積込みコンベヤ1の苗箱搬送を能率化し、緑化
台車18への苗箱棚積み能率を向上させることができ
る。
【0021】次に、図6〜図8に示す実施例について説
明する。図6に示すように、積込みコンベヤ1の終端部
の左右両側に棚積み部16,16を配置し、この棚積み
部16,16には前記実施例と同様に緑化台車18を位
置させて、積込みコンベヤ1の終端部から緑化台車18
の棚に左右2枚前後2組の合計4枚の苗箱3,3,…を
順次棚積みする構成としている。積込みコンベヤ1の終
端部側縁と左右の棚積み部16,16との間に、積込み
コンベヤ1の搬送方向に沿った前後2枚の苗箱3,3を
待機させることのできる苗箱待機部23,23をそれぞ
れ設け、積込みコンベヤ1の終端部上方には、搬送方向
に対して直交する左右両方向に苗箱3を押出し、苗箱待
機部23,23を経て棚積み部16,16に位置してい
る緑化台車18の棚に苗箱3を押し込み棚積みする前・
後押し込み装置19a,19bを設けている。
【0022】しかして、左右一方の棚積み部16の緑化
台車18に苗箱の棚積みが終了し満杯となると、他側方
の棚積み部16の緑化台車18に苗箱の棚積みするもの
である。従って、棚積み部16の緑化台車18の交換時
にも積込みコンベヤ1の苗箱搬送を能率化し、緑化台車
18の棚に苗箱3を能率的に棚積みすることができる。
【0023】なお、図7(1)〜(7)は積込みコンベ
ヤ1から一側の棚積み部16の緑化台車18への苗箱棚
積み状態を示す平面図であり、図8(1)〜(7)は積
込みコンベヤ1から他側の棚積み部16の緑化台車18
への苗箱棚積み状態を示す平面図である。
【0024】次に、図9及び図10に示す実施例につい
て説明する。積込みコンベヤ1の終端部には搬送方向に
対向させて棚積み部16を配置し、この棚積み部16に
は前記実施例と同様に緑化台車18を位置させている。
積込みコンベヤ1の終端部に搬送された左右2枚前後3
組の合計6枚の苗箱3,3,…を搬送方向に押し出し、
緑化台車18の棚に順次棚積みする構成である。積込み
コンベヤ1の終端部上方には、搬送方向に沿って苗箱
3,3,…を押出し、棚積み部16に位置している緑化
台車18の棚に苗箱3を押し込み棚積みする左・右押出
し装置24,24を設けて、終端部に搬送された苗箱
3,3,…は、その上手側の左右2枚前後2組の合計4
枚の苗箱3,3,…から順次緑化台車18に棚積みされ
ていく。
【0025】なお、この棚積み部16に緑化台車18を
送り込んだりあるいは退出したりするにあたり、緑化台
車18を積込みコンベヤ1の搬送方向に対して直交する
方向に移動させて行なう構成としてもよい。次に、図1
0に基づき苗箱3の緑化台車18の棚への棚積みについ
て説明する。
【0026】図10(1)に示すように、積込みコンベ
ヤ1の始端部に積替えられた苗箱3,3,…は、左右2
枚前後3組の合計6枚で終端部に搬送され、上手側の左
・右前側ストッパ25,25により上手側の左右2枚前
後2組の合計4枚の苗箱3,3,…が所定位置で停止さ
れ、また、下手側の左・右後側ストッパ26,26によ
り下手側の左右2枚1組の合計2枚の苗箱3,3,…が
所定位置で停止される。
【0027】次いで、図10(2)に示すように、左・
右前側ストッパ25,25、左・右後側ストッパ26,
26を退避させて、苗箱3,3,3…を左・右押出し装
置24,24により押出し、上手側の左右2枚前後2列
合計4枚の苗箱3,3,…を緑化台車18の棚に押し込
み棚積みし、次いで、下手側の2枚の苗箱3,3を左・
右前側ストッパ25,25で所定の待機位置に停止させ
る。
【0028】次いで、図10(3)に示すように、積込
みコンベヤ1の始端部に次の6枚の苗箱3,3,…が載
替えられ終端部に搬送される。すると、搬送されてきた
上手側の左右2枚の1列目の苗箱3,3は終端部で待機
している前記苗箱3,3に当接して停止し、合計8枚の
苗箱3,3,…が終端部に送られたこととなる。
【0029】次いで、図10(4)に示すように、左・
右前側ストッパ25,25を解除して、左・右押出し装
置24,24により上手側に待機している左右2枚前後
2組の合計4枚の苗箱3,3,…を緑化台車18の次の
棚に棚積みし、後続の左右2枚前後2組の合計4枚の苗
箱3,3,…を左・右前側ストッパ25,25で停止し
待機させる。
【0030】次いで、図10(5)に示すように、緑化
台車18をリフトして次の棚を押し込み位置に移動さ
せ、次いで、図10(6)に示すように、左・右前側ス
トッパ25,25を解除し、待機している左右2枚前後
2組の合計4枚の苗箱3,3,…を左・右押出し装置2
4,24により押し込み、緑化台車18の次の棚に積み
込んでいく。
【0031】次に、図11〜図13に示す実施例につい
て説明する。この実施例は播種施設の床土エレベータ2
7を利用して、床土供給装置28からこぼれた残土を容
易に回収しようとするものである。搬送コンベヤ29の
上方には床土供給装置28、鎮圧・均平装置30、第1
灌水装置31、点播型播種装置32及び繰出型播種装置
33、第2灌水装置34、覆土供給装置35が上手側か
ら下手側にかけて順次設置されている。
【0032】これにより、移送上手側の搬送コンベヤ2
9の始端部に載せられた苗箱3には、最初に床土が詰め
られ、次いで鎮圧・均平され、次いで、播種され、次い
で、灌水・覆土されて、播種作業が終了する。床土供給
装置28のホッパ28a上方には床土タンク36を設
け、覆土供給装置35のホッパ35aの上方には覆土タ
ンク37を設けている。床土供給装置28から苗箱3に
供給されこぼれた床土は下方の床土回収ホッパ38に回
収され、回収された床土はシュート39を経て床土エレ
ベータ27の下部に供給される構成である。また、覆土
供給装置35の下方にも覆土回収ホッパ40が設けられ
ていて、覆土中に苗箱3からこぼれた床土が覆土回収ホ
ッパ40に回収され、下方の回収箱41に回収される。
【0033】床土エレベータ27により揚穀された床土
は、床土供給樋42を経て横送りベルト搬送装置43に
供給され、横送りベルト搬送装置43を正転あるいは逆
転させて、床土タンク36あるいは覆土タンク37に床
土を供給する構成である。図12及び図13に示すよう
に、床土エレベータ27における床土供給樋42の中途
部には、残土回収ホッパ44を接続し、残土回収ホッパ
44の下部にはシャッタ45を設けると共に、残土回収
ホッパ44の下部に残土流下筒46を接続している。
【0034】しかして、床土供給装置28で苗箱3に床
土を供給した後にすぐ第1灌水装置31により灌水する
場合には、残土回収ホッパ44のシャッタ45を開口状
態とする。すると、床土供給装置28からこぼれ灌水に
より濡れた残土は、床土エレベータ27で揚穀されて、
床土供給樋42の中途部から残土回収ホッパ44、残土
流下筒46を経てフレコン47に回収され、濡れた残土
が再度床土供給装置28へ循環して供給されるのを防止
し、床土供給装置28のトラブルを未然に防止できる。
また、濡れた残土を高い位置から取り出すことができ
て、フレコン47等の大きな容器への回収が容易とな
る。
【0035】また、播種後の苗箱3に灌水する場合に
は、残土回収ホッパ44のシャッタ45を閉鎖状態とす
る。すると、床土供給装置28からこぼれたが灌水され
ない乾いている残土は、床土エレベータ27で揚穀され
て、床土供給樋42から横送りベルト搬送装置43を経
て床土タンク36に循環供給され、再度床土供給装置2
8から苗箱3に供給され床詰めされる。
【0036】次に、図14に基づき床土供給装置28の
他の実施例について説明する。床土供給装置28の上部
には床土ホッパ28aを設け、床土ホッパ28aの下方
には床土を薄い層にして繰り出し苗箱3に供給する床土
供給ベルト48を設け、苗箱3に供給された余分の床土
を掻き落とすブラシ49を設けている。このブラシ49
はフレームに回動自在に軸支されているアーム50の先
端部に回転自在に取り付けられている。また、このアー
ム50には棒状のブラシスクレーパ51を位置調節自在
に取り付け、ブラシ49の上部外周部にブラシスクレー
パ51を接触させ付着した床土を落下させる構成であ
る。このようにブラシ49及びブラシスクレーパ51の
取り付けられているアーム50は、高さ調節装置52に
よりブラシ49の高さを調節できる構成である。
【0037】しかして、苗箱3の高さが変更された場合
には、調節装置52によりアーム50の回動高さを調節
し、ブラシ49の高さを調節する。すると、ブラシスク
レーパ51の高さもブラシ49と共に高さ調節されて、
常にブラシ49に接触しながらブラシ49に付着した床
土を確実に落下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体の平面図である。
【図2】 全体の側面図である。
【図3】 要部の平面図である。
【図4】 要部の平面図である。
【図5】 作用状態を示す要部の平面図である。
【図6】 要部の平面図である。
【図7】 作用状態を示す要部の平面図である。
【図8】 作用状態を示す要部の平面図である。
【図9】 要部の平面図である。
【図10】 作用状態を示す要部の平面図である。
【図11】 全体の側面図である。
【図12】 全体の正面図である。
【図13】 要部の側面図である。
【図14】 要部の側面図、平面図である。
【符号の説明】
1 積込みコンベヤ 2 パレット 3 苗箱 4 パレットスタッカ 5 ロボット台 6 苗箱保持装置 7 苗箱積替えロボット 8 制御盤 9 ロボットアーム 10 フレーム 11 挟持シリンダ 12 挟持片 13 苗箱受けシリンダ 14 苗箱受け体 15 リフト式移動テーブル 16 棚積み部 17 位置決めガイド 18 緑化台車 19a,19b 左・右前側押出し装置 20 パレット載置部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B027 ND03 NE09 TA04 TA22 TC07 TC09 TC13 TC15 TC18 TC19 TC25 UA04 UA08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積込みコンベヤ1の始端部から終端部
    に向けて複数の苗箱3,3,…並列して搬送できる構成
    とし、積込みコンベヤ1の終端部一側あるいは両側に緑
    化台車18を昇降させながら苗箱3の棚積みをする棚積
    み部16を配置し、積込みコンベヤ1の終端部側縁と棚
    積み部16との間に積込みコンベヤ1の苗箱3,3を待
    機させることのできる苗箱待機部23を設け、積込みコ
    ンベヤ1の終端部上方には、搬送方向と交差する方向に
    苗箱3を押出して苗箱待機部23を経て棚積み部16に
    位置している緑化台車18の棚に苗箱3を押し込み棚積
    みできる押し込み装置19a,19bを設けたことを特
    徴とする育苗施設の苗箱棚積み装置。
JP2000357956A 2000-11-24 2000-11-24 育苗施設の苗箱棚積み装置 Expired - Fee Related JP4670140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000357956A JP4670140B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 育苗施設の苗箱棚積み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000357956A JP4670140B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 育苗施設の苗箱棚積み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002153131A true JP2002153131A (ja) 2002-05-28
JP4670140B2 JP4670140B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=18829945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000357956A Expired - Fee Related JP4670140B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 育苗施設の苗箱棚積み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4670140B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61127521A (ja) * 1984-11-27 1986-06-14 Iseki & Co Ltd 苗箱段積装置
JPH0319625A (ja) * 1989-06-16 1991-01-28 Iseki & Co Ltd 苗箱の取出し装置
JPH03129008U (ja) * 1990-04-11 1991-12-25
JPH1132582A (ja) * 1997-07-16 1999-02-09 Iseki & Co Ltd 苗箱の積替装置
JPH11243776A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Bio Oriented Technol Res Advancement Inst 接ぎ木苗一時貯留装置
JP2000326917A (ja) * 1999-05-13 2000-11-28 Daiwa Sekkei Kk 瓶の箱詰め装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61127521A (ja) * 1984-11-27 1986-06-14 Iseki & Co Ltd 苗箱段積装置
JPH0319625A (ja) * 1989-06-16 1991-01-28 Iseki & Co Ltd 苗箱の取出し装置
JPH03129008U (ja) * 1990-04-11 1991-12-25
JPH1132582A (ja) * 1997-07-16 1999-02-09 Iseki & Co Ltd 苗箱の積替装置
JPH11243776A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Bio Oriented Technol Res Advancement Inst 接ぎ木苗一時貯留装置
JP2000326917A (ja) * 1999-05-13 2000-11-28 Daiwa Sekkei Kk 瓶の箱詰め装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4670140B2 (ja) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2721796C (en) Displaceable lift truck equipped with releasable engaging means for making up a mixed pack of slab material and method associated therewith
JPH0646900B2 (ja) 育苗施設
JP2002153131A (ja) 育苗施設の苗箱棚積み装置
JP2001151347A (ja) 苗箱段積み装置
JP3849327B2 (ja) 育苗箱積替装置
JP2000044058A (ja) 育苗箱播種段積装置
JP6424471B2 (ja) 育苗箱段積み装置
JPS63273422A (ja) 苗箱の積替え装置
JP2831913B2 (ja) 育苗箱移し換え施設
JPH08205623A (ja) 苗補給装置
JPH10164988A (ja) 播種システム
JP3391603B2 (ja) 育苗箱供給・回収機
JP4029686B2 (ja) 播種施設
JP3285756B2 (ja) 苗箱回収機
JP2869313B2 (ja) 播種プラント
JP3533432B2 (ja) 育苗箱の積層装置
JPH1154A (ja) 容器配列装置
JPH09136718A (ja) パレット出し入れ装置
JP3413908B2 (ja) 苗箱集配機
JP3479371B2 (ja) 苗補給装置
JP3561936B2 (ja) 苗箱搬送装置
JPS63262333A (ja) 搬送台車の回収装置
JPH01294119A (ja) 苗箱の積重ね装置
JP3245405B2 (ja) 容器配列装置
JPH0322924A (ja) 苗箱の積替え装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110103

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees