JP2002153114A - 両面裾刈り機 - Google Patents
両面裾刈り機Info
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- JP2002153114A JP2002153114A JP2000354600A JP2000354600A JP2002153114A JP 2002153114 A JP2002153114 A JP 2002153114A JP 2000354600 A JP2000354600 A JP 2000354600A JP 2000354600 A JP2000354600 A JP 2000354600A JP 2002153114 A JP2002153114 A JP 2002153114A
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- JP
- Japan
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- cutting blade
- double
- sided
- reaping
- support frame
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- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 走行安定性を確保できる構成を備えた両面裾
刈り機を提供する。 【解決手段】 原動機1を有する上フレーム3にハンド
ル12を設け、該上フレーム3から左右一対の刈刃支持
フレーム4を垂下させた状態で設け、該刈刃支持フレー
ム4において上記原動機1により駆動されるレシプロ刈
刃5をそれぞれ支持し、上記上支持フレーム3に車輪支
持フレーム6を介して支持して車輪9を上記左右一対の
刈刃支持フレーム4の下部間に配置して畝間を走行可能
な両面裾刈り機において、上記レシプロ刈刃5は、上記
畝間両側に位置する樹木に対して食い込み勝手となる角
度(θ)に指向させて設けられていることを特徴する。
刈り機を提供する。 【解決手段】 原動機1を有する上フレーム3にハンド
ル12を設け、該上フレーム3から左右一対の刈刃支持
フレーム4を垂下させた状態で設け、該刈刃支持フレー
ム4において上記原動機1により駆動されるレシプロ刈
刃5をそれぞれ支持し、上記上支持フレーム3に車輪支
持フレーム6を介して支持して車輪9を上記左右一対の
刈刃支持フレーム4の下部間に配置して畝間を走行可能
な両面裾刈り機において、上記レシプロ刈刃5は、上記
畝間両側に位置する樹木に対して食い込み勝手となる角
度(θ)に指向させて設けられていることを特徴する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茶畝の両裾部分を1回
の走行刈取り操作により裾落としが可能な両面裾刈り機
に関する。
の走行刈取り操作により裾落としが可能な両面裾刈り機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、茶畝の畝間をはさんだ両裾部を同
時に刈り落とす両面裾刈り機が種々提案されている(例
えば、実開昭54−160660号公報、実開昭55−
63627号公報、実開昭55−121619号公
報)。これら公報に開示されている両面裾刈り機は、原
動機を有する上フレームにハンドルを設け、上フレーム
から左右一対の刈刃支持フレームを垂下させた状態に設
け、この両刈刃支持フレームに上記原動機を駆動される
レシプロ刈刃体をそれぞれ支持させ、上記上フレームに
車輪支持フレームを介して支持した車輪を左右の刈刃体
の下部間に配設した構成を有し、作業者がハンドルを以
て一輪の車輪を転動させながら畝間間での例えば、茶樹
の裾部を刈り取る作業を行えるようになっている。
時に刈り落とす両面裾刈り機が種々提案されている(例
えば、実開昭54−160660号公報、実開昭55−
63627号公報、実開昭55−121619号公
報)。これら公報に開示されている両面裾刈り機は、原
動機を有する上フレームにハンドルを設け、上フレーム
から左右一対の刈刃支持フレームを垂下させた状態に設
け、この両刈刃支持フレームに上記原動機を駆動される
レシプロ刈刃体をそれぞれ支持させ、上記上フレームに
車輪支持フレームを介して支持した車輪を左右の刈刃体
の下部間に配設した構成を有し、作業者がハンドルを以
て一輪の車輪を転動させながら畝間間での例えば、茶樹
の裾部を刈り取る作業を行えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】両面裾刈り機を操作す
る場合には、作業者がハンドルを握って機体を前方に押
しながらあるいはハンドルおよび車輪の方向を反転して
ハンドルを握って機体を引っ張りながら後進状態で走行
させながら茶樹の裾落としを行うのが一般的である。し
かし、作業者自ら機体の走行安定性を維持しながら操作
するのには労力負担が大きく疲労度が高くなる虞があ
る。特に、一対のレシプロ刈刃は互いに平行した状態で
刃先が方向付けられており、作業者は左右の茶樹の裾刈
り位置に刈刃を位置させることになるので、常に刈刃の
どちらかに抵抗が多くかかり、これにより舵を取られて
走行安定性が損ねられることになる。
る場合には、作業者がハンドルを握って機体を前方に押
しながらあるいはハンドルおよび車輪の方向を反転して
ハンドルを握って機体を引っ張りながら後進状態で走行
させながら茶樹の裾落としを行うのが一般的である。し
かし、作業者自ら機体の走行安定性を維持しながら操作
するのには労力負担が大きく疲労度が高くなる虞があ
る。特に、一対のレシプロ刈刃は互いに平行した状態で
刃先が方向付けられており、作業者は左右の茶樹の裾刈
り位置に刈刃を位置させることになるので、常に刈刃の
どちらかに抵抗が多くかかり、これにより舵を取られて
走行安定性が損ねられることになる。
【0004】本発明の目的は、上記従来の両面裾刈り機
における問題に鑑み、走行安定性を確保できる構成を備
えた両面裾刈り機を提供することにある。
における問題に鑑み、走行安定性を確保できる構成を備
えた両面裾刈り機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原動機を有する上フレームにハンドルを設け、該上フレ
ームから左右一対の刈刃支持フレームを垂下させた状態
で設け、該刈刃支持フレームにおいて上記原動機により
駆動されるレシプロ刈刃をそれぞれ支持し、上記上支持
フレームに車輪支持フレームを介して支持して車輪を上
記左右一対の刈刃支持フレームの下部間に配置して畝間
を走行可能な両面裾刈り機において、上記レシプロ刈刃
は、上記畝間両側に位置する樹木に対して食い込み勝手
となる角度に指向させて設けられていることを特徴とし
ている。
原動機を有する上フレームにハンドルを設け、該上フレ
ームから左右一対の刈刃支持フレームを垂下させた状態
で設け、該刈刃支持フレームにおいて上記原動機により
駆動されるレシプロ刈刃をそれぞれ支持し、上記上支持
フレームに車輪支持フレームを介して支持して車輪を上
記左右一対の刈刃支持フレームの下部間に配置して畝間
を走行可能な両面裾刈り機において、上記レシプロ刈刃
は、上記畝間両側に位置する樹木に対して食い込み勝手
となる角度に指向させて設けられていることを特徴とし
ている。
【0006】請求項2記載の発明は、上記レシプロ刈刃
が、上記刈刃支持フレーム側に位置する基部よりも上記
樹木の枝に対向する刃先が畝間幅方向で外側に位置する
角度に指向されていることを特徴としている。
が、上記刈刃支持フレーム側に位置する基部よりも上記
樹木の枝に対向する刃先が畝間幅方向で外側に位置する
角度に指向されていることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、上記原動機近傍の
上フレームには、原動機により駆動される発電機が設け
られ、上記車輪支持フレームには上記発電機により発電
された電力で駆動するモータが設けられ、上記発電機は
上記上フレームにおける上記刈刃支持フレーム間の中心
位置に配置されていることを特徴としている。
上フレームには、原動機により駆動される発電機が設け
られ、上記車輪支持フレームには上記発電機により発電
された電力で駆動するモータが設けられ、上記発電機は
上記上フレームにおける上記刈刃支持フレーム間の中心
位置に配置されていることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1および2記載の発明では、左右一対で
設けられているレシプロ刈刃が裾刈り対象の樹木に対し
て食い込み勝手となる角度で指向させてあるので、刃先
先端が樹木の枝に食い込みやすくなる。これにより、機
体の走行方向を一々左右の樹木の枝に位置決めしなくて
も刃先に枝が入りやすくなることで直進走行に対する安
定性を向上させることができる。
設けられているレシプロ刈刃が裾刈り対象の樹木に対し
て食い込み勝手となる角度で指向させてあるので、刃先
先端が樹木の枝に食い込みやすくなる。これにより、機
体の走行方向を一々左右の樹木の枝に位置決めしなくて
も刃先に枝が入りやすくなることで直進走行に対する安
定性を向上させることができる。
【0009】請求項3記載の発明では、原動機の動力を
車輪の駆動力にも適用することができ、しかも、車輪駆
動のための電力を生じる発電機が刈刃支持フレーム間の
中心位置に設けてあるので、走行時での重量バランスの
変化が小さく走行安定性を確保できると共に、走行時で
の労力負担を軽減することができる。
車輪の駆動力にも適用することができ、しかも、車輪駆
動のための電力を生じる発電機が刈刃支持フレーム間の
中心位置に設けてあるので、走行時での重量バランスの
変化が小さく走行安定性を確保できると共に、走行時で
の労力負担を軽減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面において本発明の実施
の形態を説明する。図1において符号1は原動機であ
り、原動機1は、遠心クラッチ機構を内蔵したクラッチ
ケース2を介して上フレームを兼ねる伝動ケース(クラ
ンクケース)3の後面側に取り付けられて機体に搭載さ
れている。伝動ケース3の下部には刈刃支持フレーム4
がその上端を取り付けられて垂下させた状態で設けら
れ、刈刃支持フレーム4にはレシプロ刈刃5が往復動可
能に支持されている。伝動ケース3における後面の一部
には車輪支持フレーム6が設けられている。車輪支持フ
レーム6には、伸縮可能な高さ調整フレーム7が挿嵌さ
れており、車輪支持フレーム6側に設けられている調整
レバー8による締結を解除されることで高さ調整フレー
ム8が伸張量を調整できるようになっている。高さ調整
フレーム8の下部には一輪の車輪9が軸支され車輪9
は、モータ10に連動するベルト11を介して回転駆動
されるようになっている。
の形態を説明する。図1において符号1は原動機であ
り、原動機1は、遠心クラッチ機構を内蔵したクラッチ
ケース2を介して上フレームを兼ねる伝動ケース(クラ
ンクケース)3の後面側に取り付けられて機体に搭載さ
れている。伝動ケース3の下部には刈刃支持フレーム4
がその上端を取り付けられて垂下させた状態で設けら
れ、刈刃支持フレーム4にはレシプロ刈刃5が往復動可
能に支持されている。伝動ケース3における後面の一部
には車輪支持フレーム6が設けられている。車輪支持フ
レーム6には、伸縮可能な高さ調整フレーム7が挿嵌さ
れており、車輪支持フレーム6側に設けられている調整
レバー8による締結を解除されることで高さ調整フレー
ム8が伸張量を調整できるようになっている。高さ調整
フレーム8の下部には一輪の車輪9が軸支され車輪9
は、モータ10に連動するベルト11を介して回転駆動
されるようになっている。
【0011】図1および図2において伝動ケース3の後
面には、ハンドル12がその中心部を上下方向に揺動可
能に取り付けられており、ハンドル12は、回転中心位
置に設けられている調整レバー13(図1参照)の締結
状態を緩めることでハンドル12を上下方向に揺動させ
ることができる。
面には、ハンドル12がその中心部を上下方向に揺動可
能に取り付けられており、ハンドル12は、回転中心位
置に設けられている調整レバー13(図1参照)の締結
状態を緩めることでハンドル12を上下方向に揺動させ
ることができる。
【0012】ハンドル12には、原動機1用のスロット
ルレバー13およびクラッチレバー14が設けられてい
る。クラッチレバー14は、車輪9のベルト11に対す
る駆動力の断接制御を行うものであり、車輪9の車軸と
この近傍に配置されているモータ10の出力軸との間に
掛け渡されたベルト11の張力調整を行うテンションレ
バー15との間に図示しないワイヤを介して連結されて
いる。
ルレバー13およびクラッチレバー14が設けられてい
る。クラッチレバー14は、車輪9のベルト11に対す
る駆動力の断接制御を行うものであり、車輪9の車軸と
この近傍に配置されているモータ10の出力軸との間に
掛け渡されたベルト11の張力調整を行うテンションレ
バー15との間に図示しないワイヤを介して連結されて
いる。
【0013】伝動ケース3には、図3に示すように、原
動機1に連動可能な駆動歯車16を支持している駆動軸
17およびこの駆動軸17と平行する従動軸18が配置
されており、駆動軸17に有する駆動歯車16に噛み合
う従動歯車19を介して駆動軸17と従動軸18とが連
動するようになっている。従動軸18には、駆動用傘歯
車20が設けられ、駆動用傘歯車20には左右一対のレ
シプロ刈刃5を駆動する一対のクランク運動軸21,2
1’に設けられている傘歯車22,22’が噛み合って
いる。駆動軸17にはモータ駆動用傘歯車23が設けら
れており、このモータ駆動用傘歯車23には伝動ケース
3の中心部、換言すれば、刈刃支持フレーム4間の中心
に位置させて設けられた発電機24の回転軸に取り付け
られているる傘歯車25が噛み合っている。
動機1に連動可能な駆動歯車16を支持している駆動軸
17およびこの駆動軸17と平行する従動軸18が配置
されており、駆動軸17に有する駆動歯車16に噛み合
う従動歯車19を介して駆動軸17と従動軸18とが連
動するようになっている。従動軸18には、駆動用傘歯
車20が設けられ、駆動用傘歯車20には左右一対のレ
シプロ刈刃5を駆動する一対のクランク運動軸21,2
1’に設けられている傘歯車22,22’が噛み合って
いる。駆動軸17にはモータ駆動用傘歯車23が設けら
れており、このモータ駆動用傘歯車23には伝動ケース
3の中心部、換言すれば、刈刃支持フレーム4間の中心
に位置させて設けられた発電機24の回転軸に取り付け
られているる傘歯車25が噛み合っている。
【0014】発電機24は、原動機1からの駆動により
回転することができ、車輪9を駆動するモータ10への
給電が行えるようになっている。しかも、発電機24
は、図4に示すように、レシプロ刈刃5を支持している
刈刃支持フレーム4間の中心位置に配置されているの
で、重量バランスを均衡化させている。図3中、符号P
1,P1’は刈刃開き角度調整部材を示しており、これ
ら刈刃開き角度調整部材P1,P1’は伝動ケース3の
上部に位置する締結保持されているフレーム上部支持ブ
ラケットP2(図1参照)とともに、調整レバーP3,
P4の締結保持解除により畝間幅方向に拡縮調整できる
ようになっている。
回転することができ、車輪9を駆動するモータ10への
給電が行えるようになっている。しかも、発電機24
は、図4に示すように、レシプロ刈刃5を支持している
刈刃支持フレーム4間の中心位置に配置されているの
で、重量バランスを均衡化させている。図3中、符号P
1,P1’は刈刃開き角度調整部材を示しており、これ
ら刈刃開き角度調整部材P1,P1’は伝動ケース3の
上部に位置する締結保持されているフレーム上部支持ブ
ラケットP2(図1参照)とともに、調整レバーP3,
P4の締結保持解除により畝間幅方向に拡縮調整できる
ようになっている。
【0015】刈刃支持フレーム4によって支持されてい
るレシプロ刈刃5は、図5に示すように、互いに平行す
るのでなく、刈刃支持フレーム4側に相当する基部より
も刃先が畝間幅方向で外側に位置するように、換言すれ
ば、刃先が外側に向いた状態で指向する角度で設けられ
ている。つまり、図5において、矢印で示す機体の進行
方向に対して、逆向きのハ字状をなす角度θを持たせて
傾いている。これにより、レシプロ刈刃5は、畝間両側
に位置する茶樹などの樹木(便宜上符号Wで示す)に対
して食い込み勝手となるような角度により指向させてあ
る。
るレシプロ刈刃5は、図5に示すように、互いに平行す
るのでなく、刈刃支持フレーム4側に相当する基部より
も刃先が畝間幅方向で外側に位置するように、換言すれ
ば、刃先が外側に向いた状態で指向する角度で設けられ
ている。つまり、図5において、矢印で示す機体の進行
方向に対して、逆向きのハ字状をなす角度θを持たせて
傾いている。これにより、レシプロ刈刃5は、畝間両側
に位置する茶樹などの樹木(便宜上符号Wで示す)に対
して食い込み勝手となるような角度により指向させてあ
る。
【0016】本実施例は以上のような構成であるから、
裾刈り時には、高さ調整フレーム7および刈刃開き角度
調整部材P1,P1’およびフレーム上部支持ブラケッ
トP2の位置調整によってレシプロ刈刃5の位置決めを
行ったうえで、クラッチレバー14の操作により車輪9
を転動させて自走させることができる。
裾刈り時には、高さ調整フレーム7および刈刃開き角度
調整部材P1,P1’およびフレーム上部支持ブラケッ
トP2の位置調整によってレシプロ刈刃5の位置決めを
行ったうえで、クラッチレバー14の操作により車輪9
を転動させて自走させることができる。
【0017】レシプロ刈刃5は、機体が進行するとその
刃先の角度によって茶樹などの樹木に食い込みやすくな
る。これにより、作業者は畝間両側に位置する茶樹など
の樹木Wの適切な裾刈り位置に向けてレシプロ刈刃5を
位置決できるように機体の向きを変えなくても外向きと
なっているレシプロ刈刃5の刃先に樹木の枝が入りやす
くなるので、機体をふらつかせるようなこともなく走行
安定性を良好に保つことができる。なお、本発明は、上
述した実施例に上げたような1輪式の両面裾刈機だけで
なく、走行方向前後に車輪を配置した2輪式の構成を対
象とすることも可能であり、さらに、上記実施例に挙げ
たモータ駆動に限らず、作業者による手押し方式の場合
を対象とすることも可能である。
刃先の角度によって茶樹などの樹木に食い込みやすくな
る。これにより、作業者は畝間両側に位置する茶樹など
の樹木Wの適切な裾刈り位置に向けてレシプロ刈刃5を
位置決できるように機体の向きを変えなくても外向きと
なっているレシプロ刈刃5の刃先に樹木の枝が入りやす
くなるので、機体をふらつかせるようなこともなく走行
安定性を良好に保つことができる。なお、本発明は、上
述した実施例に上げたような1輪式の両面裾刈機だけで
なく、走行方向前後に車輪を配置した2輪式の構成を対
象とすることも可能であり、さらに、上記実施例に挙げ
たモータ駆動に限らず、作業者による手押し方式の場合
を対象とすることも可能である。
【0018】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
左右一対で設けられているレシプロ刈刃が裾刈り対象の
樹木に対して食い込み勝手となる角度で指向させてある
ので、刃先先端が樹木の枝に食い込みやすくなる。これ
により、機体の走行方向を一々左右の樹木の枝に位置決
めしなくても刃先に枝が入りやすくなることで直進走行
に対する安定性を向上させることが可能となる。
左右一対で設けられているレシプロ刈刃が裾刈り対象の
樹木に対して食い込み勝手となる角度で指向させてある
ので、刃先先端が樹木の枝に食い込みやすくなる。これ
により、機体の走行方向を一々左右の樹木の枝に位置決
めしなくても刃先に枝が入りやすくなることで直進走行
に対する安定性を向上させることが可能となる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、原動機の動
力を車輪の駆動力にも適用することができ、しかも、車
輪駆動のための電力を生じる発電機が刈刃支持フレーム
間の中心位置に設けてあるので、走行時での重量バラン
スの変化が小さく走行安定性を確保できると共に、走行
時での労力負担を軽減することが可能となる。
力を車輪の駆動力にも適用することができ、しかも、車
輪駆動のための電力を生じる発電機が刈刃支持フレーム
間の中心位置に設けてあるので、走行時での重量バラン
スの変化が小さく走行安定性を確保できると共に、走行
時での労力負担を軽減することが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態を説明するための実施例に
よる両面裾刈機の側面図である。
よる両面裾刈機の側面図である。
【図2】図1中、符号(2)で示す方向の矢視図であ
る。
る。
【図3】図1に示した両面裾刈り機に用いられる伝動ケ
ースの構成を説明するための分解斜視図である。
ースの構成を説明するための分解斜視図である。
【図4】図1中、符号(4)で示す方向の矢視図であ
る。
る。
【図5】図1に示した両面裾刈り機に用いられるレシプ
ロ刈刃の取り付け構成を説明するための平面視的な模式
図である。
ロ刈刃の取り付け構成を説明するための平面視的な模式
図である。
1 原動機 3 伝動ケース 4 刈刃支持フレーム 5 レシプロ刈刃 9 車輪 12 ハンドル 24 発電機 θ レシプロ刈刃の傾斜角度
Claims (3)
- 【請求項1】 原動機を有する上フレームにハンドルを
設け、該上フレームから左右一対の刈刃支持フレームを
垂下させた状態で設け、該刈刃支持フレームにおいて上
記原動機により駆動されるレシプロ刈刃をそれぞれ支持
し、上記上支持フレームに車輪支持フレームを介して支
持して車輪を上記左右一対の刈刃支持フレームの下部間
に配置して畝間を走行可能な両面裾刈り機において、 上記レシプロ刈刃は、上記畝間両側に位置する樹木に対
して食い込み勝手となる角度に指向させて設けられてい
ることを特徴とする両面裾刈機。 - 【請求項2】 請求項1記載の両面裾刈り機において、 上記レシプロ刈刃は、上記刈刃支持フレーム側に位置す
る基部よりも上記樹木の枝に対向する刃先が畝間幅方向
で外側に位置する角度に指向されていることを特徴とす
る両面裾刈機。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の両面裾刈り機に
おいて、 上記原動機近傍の上フレームには、原動機により駆動さ
れる発電機が設けられ、上記車輪支持フレームには上記
発電機により発電された電力で駆動するモータが設けら
れ、上記発電機は上記上フレームにおける上記刈刃支持
フレーム間の中心位置に配置されていることを特徴とす
る両面裾刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000354600A JP2002153114A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 両面裾刈り機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000354600A JP2002153114A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 両面裾刈り機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002153114A true JP2002153114A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=18827156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000354600A Pending JP2002153114A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 両面裾刈り機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002153114A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102648678A (zh) * | 2012-05-17 | 2012-08-29 | 浙江格瑞斯实业有限公司 | 一种直流采茶机 |
CN102668812A (zh) * | 2012-05-17 | 2012-09-19 | 浙江格瑞斯实业有限公司 | 直流采茶机 |
CN112243724A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-01-22 | 广东电网有限责任公司 | 一种用于清除架空线路树障的设备 |
CN114190184A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-18 | 浙江川崎茶业机械有限公司 | 一种电动茶树修剪机 |
-
2000
- 2000-11-21 JP JP2000354600A patent/JP2002153114A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102648678A (zh) * | 2012-05-17 | 2012-08-29 | 浙江格瑞斯实业有限公司 | 一种直流采茶机 |
CN102668812A (zh) * | 2012-05-17 | 2012-09-19 | 浙江格瑞斯实业有限公司 | 直流采茶机 |
CN112243724A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-01-22 | 广东电网有限责任公司 | 一种用于清除架空线路树障的设备 |
CN114190184A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-18 | 浙江川崎茶业机械有限公司 | 一种电动茶树修剪机 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091215 |