JPH0327387Y2 - - Google Patents

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JPH0327387Y2
JPH0327387Y2 JP2228486U JP2228486U JPH0327387Y2 JP H0327387 Y2 JPH0327387 Y2 JP H0327387Y2 JP 2228486 U JP2228486 U JP 2228486U JP 2228486 U JP2228486 U JP 2228486U JP H0327387 Y2 JPH0327387 Y2 JP H0327387Y2
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JP
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cutting blade
blade support
support frames
upper frame
double
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、茶畝の両裾部分を1回の走行刈取り
操作によつて刈落しする両面裾落し機に関するも
のである。
【従来の技術】
従来、前記のような茶畝用の両面裾落し機とし
て実公昭56−43136号公報に示すものがあつた。
このような両面裾落し機を第5図によつて説明す
る。第5図において、符号1は上フレームであ
り、上フレーム1には原動機2を装着した伝動ケ
ース6,6aが固定されていると共に、把手3が
締結具4を介して締結され、把手3は締結レバー
5の操作で締結具4を緩めることにより前後反転
され、締結具4を締め付けることにより上フレー
ム1側に固定されるように構成されている。前記
上フレーム1に伝動ケース6,6aを介して左、
右刈刃支持フレーム7,7が正面ハ字状に取り付
けられ、刈刃支持フレーム7,7には原動機2で
駆動されるバリカン刈刃体8,8がそれぞれ支持
されている。すなわち、原動機2から一方の伝動
ケース6内の図示しない伝動機構に駆動力が伝達
され、この伝動機構で一方のバリカン刈刃体8が
駆動されると共に、一方の伝動ケース6内の伝動
機構からスプライン軸9、自在継手10およびス
プライン軸9を介して他方の伝動ケース6a内の
図示しない伝動機構に駆動力が伝達され、この伝
動機構で他方のバリカン刈刃体8が駆動されるよ
うになつている。また、左、右刈刃支持フレーム
7,7の対向面上部に刈刃角度調節板11,11
が固定され、これらの調節板11,11が前後に
重なる部分に形成した横長孔にボルト12が嵌挿
され、ボルト12が重なる部分の他方に設けたナ
ツト(図示せず)に締め付けられており、前記伝
動ケース6,6aは角度調節機構13,13を介
して上フレーム1に角度調節可能に締結されてい
る。したがつて、角度調節機構13,13および
ボルト12を緩めることで、左、右刈刃支持フレ
ーム7,7の開き角度をバリカン刈刃体8,8と
共に調節でき、調節後に角度調節機構13,13
およびボルト12を締め付けることで、前記刈刃
支持フレーム7,7を所要の開き角度に保持でき
る。さらに、上フレーム1の左、右方向中央部に
は車輪支持フレーム14が固定され、このフレー
ム14に設けた高さ調節杆14aに車輪15が枢
着され、車輪15は前記調節杆14aによつて高
さ方向に調節可能にされている。 以上のように構成された両面裾落し機は、茶畝
間を作業者が把手3を持つて押し、または引くこ
とで、進行させつつ、原動機2でバリカン刈刃体
8,8を駆動させ、これらの刈刃体8,8で両側
の茶畝の裾部分を刈落して整形するものである。
そして、茶畝は、断面形状がほぼ円弧状をなし平
行に等間隔で茶樹が植えられており、畝間が茶葉
の摘採をはじめ、施肥、中耕、深耕などの作業機
を円滑に使用するための重要な作業域であること
から、前述した裾刈り作業は、畝間を整然とした
所定間隔に保つために行う重要な作業である。
【考案が解決しようとする問題点】
前述したような両面裾落し機で茶畝の両側裾部
分を同時に刈落す時に、茶樹の樹勢がそれぞれ異
なり、枝の太さ、数の多少など、両側の茶畝で茶
樹の成育状態が一致しないことが多く、バリカン
刈刃体の一側に太い枝や枝数が多く存在し、刈取
り負荷が他側のバリカン刈刃体より大きくかかる
と、裾落し機の機体の前進がはばまれる形とな
り、機体を進行一側にとられ、機体にふらつきを
生じ刈跡が蛇行し、整然とした刈取りができない
ことがあるという問題点があつた。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、前述した問題点を解決して、左、右
バリカン刈刃体にかかる負荷に差があつても、機
体をふらつかせずに、直進させ、整然とした刈取
りを行うことが容易にできる両面裾落し機を提供
することを目的とするものである。 そこで本考案は、原動機を有する上フレームに
把手を設け、前記フレームに左、右1対の刈刃支
持フレームをハ字状に取り付け、これらの刈刃支
持フレームに前記原動機で駆動されるバリカン刈
刃体をそれぞれ支持させ、前記上フレームに車輪
支持フレームを介して支持した車輪を左、右刈刃
支持フレームの下部間に配設した両面裾落し機に
おいて、前記刈刃支持フレームの下端部に、後方
に突出する直進安定板をそれぞれ固定したもので
ある。
【作用】
本考案による両面裾落し機は、左、右刈刃支持
フレームの下端部に後方に突出する直進安定板を
それぞれ固定したので、茶畝の平面に刈落された
面に直進安定板が広い面積で支持されて機体が進
行することにより、機体の両側の茶畝に枝の太さ
や数の差があり、左、右刈刃支持フレームに支持
されたバリカン刈刃体にかかる負荷に差があつて
も、機体がふらついて蛇行することが抑制され、
直進性が保たれて整然とした刈取りができる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第4
図を参照して説明する。 第1図乃至第4図において、第5図と同符号は
対応する部分を示し、本実施例では左、右刈刃支
持フレーム7,7の下端部外側に直進安定板1
6,16の前端部がそれぞれ複数本のねじ17に
よつて着脱可能に締結され、直進安定板16,1
6は機体の後方に互いに平行に突出している。前
記刈刃支持フレーム7,7には直進安定板16,
16の位置を上下方向に調節するために余分のね
じ孔18がそれぞれ設けられている。なお、ねじ
17およびねじ孔18は片方の直進安定板16の
もののみを図示している。また、本実施例の前述
した以外の構成は、第5図に示した従来のものと
同様である。 本実施例の両面裾落し機は、直進安定板16,
16に挿通したねじ17を刈刃支持フレーム7,
7のねじ孔18を適宜選択して締め付けることに
より、茶畝の樹高に適合する高さに直進安定板1
6,16を固定する。この状態で、第2図、第3
図に示すように茶畝19の畝間を作業者が把手3
を持つて機体を押しながら進行させると共に、原
動機2で刈刃体8,8の2枚の刃板を上下に往復
動させて茶畝19の裾部の枝葉を平面状に刈取つ
て刈落し面20を形成する裾落し作業を行う。こ
の作業中に、直進安定板16が平面状の刈落し面
20に広い面積で支持されて機体が進行するの
で、両側の茶畝に枝の太さや数に差があつても、
機体をふらつかせることなく容易に直進させるこ
とができる。なお、本実施例の裾落し機は、第4
図に示すように、把手3を前後反転させ、刈刃支
持フレーム7,7に直進安定板16,16を上下
に反転して締め付ければ、作業者が把手3を持つ
て引きながら裾落し作業を行うことができ、この
場合でも前述した把手3を押しながら裾落し作業
を行う場合と同様に機体をふらつかせることなく
直進させることができる。 本考案において、車輪は左、右2個設けてもよ
く、また原動機からバリカン刈刃体に駆動力を伝
達する機構は必ずしも実施例のものに限られるこ
となく、適宜変更できる。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、左、右
刈刃支持フレームの下端部に、後方に突出する直
進安定板をそれぞれ固定したことにより、両側の
茶畝の枝の太さや数に差があり、左、右バリカン
刈刃体にかかる負荷に差があつても、機体をふら
つかせることなく直進させ、整然とした刈取りを
行うことが容易にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の両面裾落し機を示
す斜視図、第2図は同作業状態の斜視図、第3図
および第4図は同押し、および引き進め状態の側
面図、第5図は従来の両面裾落し機を示す斜視図
である。 1……上フレーム、2……原動機、3……把
手、4……締結具、5……締結レバー、6,6a
……伝動ケース、7……刈刃支持フレーム、8…
…バリカン刈刃体、9……スプライン軸、10…
…自在継手、11……刈刃角度調節板、12……
ボルト、13……角度調節機構、14……車輪支
持フレーム、14a……高さ調節杆、15……車
輪、16……直進安定板、17……ねじ、18…
…ねじ孔、19……茶畝、20……刈落し面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原動機を有する上フレームに把手を設け、前記
    上フレームに左、右1対の刈刃支持フレームをハ
    字状に取り付け、これらの刈刃支持フレームに前
    記原動機で駆動されるバリカン刈刃体をそれぞれ
    支持させ、前記上フレームに車輪支持フレームを
    介して支持した車輪を左、右刈刃支持フレームの
    下部間に配設した両面裾落し機において、前記刈
    刃支持フレームの下端部に、後方に突出する直進
    安定板をそれぞれ固定したことを特徴とする両面
    裾落し機。
JP2228486U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH0327387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2228486U JPH0327387Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2228486U JPH0327387Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62134338U JPS62134338U (ja) 1987-08-24
JPH0327387Y2 true JPH0327387Y2 (ja) 1991-06-13

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JP2228486U Expired JPH0327387Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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