JP2002151822A - 可撓性配線基板の接続構造及びその接続方法、電子部品並びに電子機器 - Google Patents

可撓性配線基板の接続構造及びその接続方法、電子部品並びに電子機器

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JP2002151822A
JP2002151822A JP2000342906A JP2000342906A JP2002151822A JP 2002151822 A JP2002151822 A JP 2002151822A JP 2000342906 A JP2000342906 A JP 2000342906A JP 2000342906 A JP2000342906 A JP 2000342906A JP 2002151822 A JP2002151822 A JP 2002151822A
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Hidekazu Sato
英一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材との接続信頼性が高い可撓性配線基板の
接続構造及びその接続方法、電子部品並びに電子機器を
提供することにある。 【解決手段】 可撓性配線基板の接続方法は、接合部1
6を含む第1の配線14がベース基板12に形成され、
ベース基板12の端部を含み接合部16を有する第1の
部分20と、第1の部分20に接続された第2の部分2
2と、第2の部分22に接続された第3の部分24と、
を含み、第1の配線14が20第1の部分から第2の部
分22に至るまで連続してなる可撓性配線基板10を使
用し、第1の配線14が外側になる向きに屈曲させて第
1の部分20と第2の部分22とを重ねる第1工程と、
治具40を第2の部分22に押し当て、加熱することに
より接合部16を第2の配線が形成された部材30に接
合する第2工程と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性配線基板の
接続構造及びその接続方法、電子部品並びに電子機器に
関する。
【0002】
【発明の背景】液晶の表示装置などでは、TAB(Tape
Automated Bonding)やFPC(Flexible Printed Cir
cuit)と呼ばれる可撓性配線基板にドライバICが搭載
され、可撓性配線基板の端部が液晶パネルに接続され
る。可撓性配線基板は、異方性導電材料などで液晶パネ
ルに接着されることが多い。
【0003】しかし、接続時の加熱によって、可撓性配
線基板が大きく熱膨張してしまい、液晶パネルと正確な
位置で接続できない場合があった。そして、正確な位置
で接続できないことによって、接続後に可撓性配線基板
が液晶パネルから剥離する場合があった。また、接続時
の熱によって、液晶パネルの各部品が熱ストレスを受け
ることがあった。
【0004】また、液晶パネルなどに接続された可撓性
配線基板は、基板の有する応力や外部から加えられた機
械的ストレスにより剥離することがあった。
【0005】本発明はこの問題点を解決するためのもの
であり、その目的は、部材との接続信頼性が高い可撓性
配線基板の接続構造及びその接続方法、電子部品並びに
電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る可撓
性配線基板の接続方法は、接合部を含む第1の配線がベ
ース基板に形成され、前記ベース基板の端部を含み前記
接合部を有する第1の部分と、前記第1の部分に接続さ
れた第2の部分と、前記第2の部分に接続された第3の
部分と、を含み、前記第1の配線が前記第1の部分から
前記第2の部分に至るまで連続してなる可撓性配線基板
を使用し、前記第1の配線が外側になる向きに屈曲させ
て前記第1の部分と前記第2の部分とを重ねる第1工程
と、治具を前記第2の部分に押し当て、加熱することに
より前記接合部を第2の配線が形成された部材に接合す
る第2工程と、を含む。
【0007】本発明によれば、治具を第2の部分に押し
当て加熱するので、第1の部分を直接高温に加熱しなく
て済む。これによって、第1の部分の過度の熱膨張を抑
えて、正確な位置で接合部を接合できる。また、第1の
部分の過度の熱膨張を抑えることで、その後のストレス
で可撓性配線基板が部材から剥離することを防止でき
る。
【0008】(2)この可撓性配線基板の接続方法にお
いて、前記第2工程で、前記第1の部分と前記第2の部
分との間に、前記第1の配線よりも熱伝導率の低いシー
トを介在させて行ってもよい。
【0009】これによれば、より一層、第1の部分の過
度の熱膨張を抑えることができる。
【0010】(3)この可撓性配線基板の接続方法にお
いて、前記第2工程で、前記第1の部分を前記部材の端
部に配置し、かつ、前記第3の部分を前記部材の端部か
ら外側に延出させてもよい。
【0011】(4)この可撓性配線基板の接続方法にお
いて、前記第3の部分に半導体チップが設けられてもよ
い。
【0012】(5)本発明に係る可撓性配線基板の接続
方法は、接合部を含む第1の配線がベース基板に形成さ
れ、前記ベース基板の端部を含み前記接合部を有する第
1の部分と、前記第1の部分に接続された第2の部分
と、を含む可撓性配線基板を使用し、前記第1の部分の
前記ベース基板の前記端部を第2の配線が形成された部
材の端部側に配置し、前記第2の部分を前記部材の中央
側に配置し、前記第1の部分に治具を押し当て、加熱す
ることにより前記接合部を前記部材に接合する工程を含
む。
【0013】本発明によれば、第2の部分は部材の中央
側に配置されるので、治具の輻射熱による周囲の温度上
昇を抑制することができる。これによって、例えば回路
部材の各部品などに熱ストレスを与えることを防止でき
る。
【0014】(6)この可撓性配線基板の接続方法にお
いて、前記接合部を接合する工程は、前記第1の部分に
対して前記第2の部分を立ち上げて行ってもよい。
【0015】(7)この可撓性配線基板の接続方法にお
いて、前記第2の部分を、前記第1の部分から斜めに立
ち上げてもよい。
【0016】(8)この可撓性配線基板の接続方法にお
いて、前記接合部を接合する工程後に、前記第2の部分
を前記第1の部分に重ねて、前記第2の部分の一部を前
記部材の外側に延出させる工程をさらに含んでもよい。
【0017】これによれば、製品となる第2の部分を利
用して、治具の輻射熱を遮るので可撓性配線基板を無駄
なく使用できる。
【0018】(9)この可撓性配線基板の接続方法にお
いて、前記部材は、前記端部を避けた領域に他の部材を
搭載してなり、前記接合部を接合する工程で、前記他の
部材と前記治具とを遮るように前記第2の部分を配置し
てもよい。
【0019】(10)この可撓性配線基板の接続方法に
おいて、前記第2の部分に半導体チップが設けられても
よい。
【0020】(11)この可撓性配線基板の接続方法に
おいて、前記接合部を、ロウ材によって前記部材に接合
してもよい。
【0021】(12)この可撓性配線基板の接続方法に
おいて、前記第1の部分を、接着部材を介して接着して
もよい。
【0022】(13)この可撓性配線基板の接続方法に
おいて、前記接着部材は、接着剤に導電粒子が分散され
た異方性導電材料であり、前記接合部を、前記導電粒子
を介して前記部材に接合してもよい。
【0023】(14)本発明に係る可撓性配線基板の接
続構造は、上記方法で接着されてなる。
【0024】(15)本発明に係る可撓性配線基板の接
続構造は、接合部を含む配線がベース基板に形成され、
前記ベース基板の端部を含み前記接合部を有する第1の
部分と、前記第1の部分に接続され前記第1の部分に重
ねられた第2の部分と、前記第2の部分に接続された第
3の部分と、を含む可撓性配線基板と、端部で前記接合
部と接合された回路部材と、を含み、前記第3の部分
は、前記回路部材の端部から外側に延出され、かつ、前
記回路部材における前記接合部が接合された面とは反対
の面に対向するように配置されている。
【0025】本発明によれば、第1の部分に第2の部分
が重ねられ、第2の部分に接続する第3の部分が回路部
材の外側に延出して、回路部材における第1の部分とは
反対の面に対向するように配置されている。このため、
第2の部分又は第3の部分によって、第1の部分が回路
部材から剥がれるように作用する応力を妨げる方向に、
第1の部分を押さえることができる。したがって、可撓
性配線基板が回路部材から剥離することを防止でき、両
者の接続部の信頼性を高めることができる。
【0026】(16)この可撓性配線基板の接続構造に
おいて、前記配線は、前記第3の部分に設けられた他の
接合部を有し、前記回路部材が積層されて、前記回路部
材における前記接合部との接合面と同一方向を向く面
で、前記他の接合部と接合された他の回路部材をさらに
含んでもよい。
【0027】これによれば、可撓性配線基板は、回路部
材の内側で他の回路部材と接続され、各回路部材は積層
して配置される。これによって、可撓性配線基板の他の
回路部材との接続部を、各回路部材で挟むことができ
る。したがって、可撓性配線基板と各回路部材との接続
信頼性を高めることができる。さらに、各回路部材を積
層しても、全体の平面面積を小さくできる。また、両者
を接続する可撓性配線基板を同一方向を向く面で接着で
きるので、各回路部材の外側の面同士で接着するよりも
可撓性配線基板を短くすることができる。
【0028】(17)この可撓性配線基板の接続構造に
おいて、前記ベース基板の一方の面に前記配線が形成さ
れてもよい。
【0029】(18)この可撓性配線基板の接続構造に
おいて、前記第2の部分上に、前記可撓性配線基板の剥
離を規制する支持部材が設けられてもよい。
【0030】これによって、可撓性配線基板と第1の回
路部材との剥離を防止できる。
【0031】(19)この可撓性配線基板の接続構造に
おいて、少なくとも前記第2の部分又は前記第3の部分
のいずれか一方に半導体チップが設けられてもよい。
【0032】(20)この可撓性配線基板の接続構造に
おいて、前記接合部は、ロウ材によって前記回路部材に
接合されてもよい。
【0033】(21)この可撓性配線基板の接続構造に
おいて、前記第1の部分は、接着部材によって接着され
てもよい。
【0034】(22)この可撓性配線基板の接続構造に
おいて、前記接着部材は、接着剤に導電粒子が分散され
た異方性導電材料であり、前記接合部は、前記導電粒子
を介して前記回路部材に接合されてもよい。
【0035】(23)本発明に係る電子部品は、上記可
撓性配線基板の接続構造を含む。
【0036】(24)本発明に係る電子機器は、上記可
撓性配線基板の接続構造を含む。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。ただし、本発明は、
以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0038】(第1の実施の形態)図1〜図6は、本発
明を適用した第1の実施の形態に係る可撓性配線基板の
接続方法を説明するための図である。
【0039】図1及び図2に示すように、可撓性配線基
板10を用意する。可撓性配線基板10は、ベース基板
12と、接合部(例えば第1の接合部16)を含む複数
の配線14(第1の配線)と、を含む。配線14はベー
ス基板12に形成される。接合部(例えば第1の接合部
16)は、配線(第2の配線)が形成された部材(例え
ば回路部材)と接合するための配線14の一部である。
例えば、複数の配線14は、第1及び第2の接合部1
6、18を有してもよい。
【0040】可撓性配線基板10は、FPC(Flexible
Printed Circuit)と呼ばれるフレキシブル基板であっ
てもよく、TAB技術が適用される場合にはTAB用基
板(フィルムキャリアテープ)であってもよい。あるい
は、これらに限定されず、COF(Chip On Film)用基
板あってもよい。
【0041】可撓性配線基板10には、図示しない半導
体チップが一部(図2では省略部)に設けられていても
よい。TAB技術が適用される場合は、可撓性配線基板
10に半導体チップの外形以上の大きさのデバイスホー
ルが形成され、その内側に半導体チップが配置される。
あるいは、デバイスホールが半導体チップの外形よりも
小さく形成され、その内側に半導体チップの一部が配置
されてもよい。また、可撓性配線基板10がCOF用基
板である場合には、可撓性配線基板10上に半導体チッ
プがフェースダウンボンディングされる。
【0042】ベース基板12は、フレキシブル性を有す
る。ベース基板12は、ポリイミド樹脂で形成されるこ
とが多いがそれ以外の周知の材料を使用してもよい。ベ
ース基板12の外形は、矩形をなしてもよく、あるいは
複数の四角形が組み合わせられた形状をなしてもよい。
【0043】複数の配線14は、ベース基板12の一方
の面に形成されることが多いが、両方の面に形成されて
もよい。複数の配線14は、箔状に形成された銅系材料
をエッチングすることにより形成してもよい。複数の配
線14が所定の形状で引き廻されることで、図2に示す
ようにベース基板12に1つの配線パターンが形成され
る。可撓性配線基板10は、配線パターンが図示しない
接着剤を介してベース基板12に接着されて3層基板を
なしてもよい。あるいは、可撓性配線基板10は、接着
剤なしで配線パターンがベース基板12上に直接形成さ
れて2層基板をなしてもよい。
【0044】複数の配線14は、半導体チップが設けら
れる領域(図2では省略部)から、一方の側(例えば図
2の省略部の左側)とそれとは異なる側(例えば図2の
省略部の右側)に形成される。TAB技術が適用される
場合には、複数の配線14は、デバイスホールの内側に
一部が突出する。そして、突出する一部(インナーリー
ド)が半導体チップの電極(多くの場合はバンプ)に圧
着される。また、可撓性配線基板10がCOF用基板で
ある場合には、半導体チップは、ベース基板12上に搭
載され、ベース基板12にて支持される配線14の一部
と電気的に接続する。半導体チップと配線14との電気
的接続には、Au−Snなどの共晶接合、Au−Auや
ロウ材の溶融による金属接合、異方性導電材料などの導
電ペーストなどを使用してもよい。また、半導体チップ
の少なくとも一部は、耐湿性向上のため樹脂で覆われる
ことが多い。
【0045】複数の配線14を含む1つの配線パターン
は、ベース基板12上にて1つ又は2つ以上の方向(多
くの場合は1方向)に延長して形成される。例えば、図
2に示すように、配線パターンは半導体チップの搭載領
域を間に挟んで1方向に延びて形成されてもよい。ある
いは、配線パターンは一部で直角に曲がって2方向に
(L字状に)延びて形成されてもよい。なお、各配線1
4は、例えば配線パターンの延長方向が1方向であって
も、必要に応じて屈曲して形成されてもよい。こうする
ことで、複数の配線14のピッチを自由に変換すること
ができる。
【0046】可撓性配線基板10の平面形状は、複数の
配線14の全体形状(配線パターン)を含む輪郭で打ち
抜かれた形状であればよい。なお、配線パターンの延長
方向は、図2に示すようにベース基板12の長手方向で
あってもよく、あるいは短手方向であってもよい。
【0047】複数の第1及び第2の接合部16、18
は、可撓性配線基板10の外部接続用の入出力端子であ
る。例えば、第1の接合部16は出力端子として液晶パ
ネルに電気的に接続され、第2の接合部18は入力端子
としてマザーボード(プリント配線基板)に電気的に接
続されてもよい。第1の接合部16又は第2の接合部1
8は、ベース基板12にて支持されてもよく、あるいは
アウターリードホール(図示しない)上をまたいで形成
されてもよい。配線14のうち少なくとも第1及び第2
の接合部16、18には、接合を良好にするためにスズ
又はハンダメッキされる。なお、本実施の形態におい
て、第2の接合部18は、必ずしも必要ではなく形成さ
れていなくてもよい。
【0048】可撓性配線基板10は、第1の部分20
と、第2の部分22と、第3の部分24と、を含む。各
部分は、ベース基板12の一部を含み、互いに接続され
一体的に形成されている。
【0049】第1〜第3の部分20、22、24は、1
つ又は2つ以上の方向(多くの場合は1方向)に延長し
て接続される。すなわち、配線パターンの延長方向と同
一方向に第1〜第3の部分20、22、24は接続され
る。
【0050】図2に示すように、第2の部分22は、第
1の部分20と、第3の部分24と、に接続される。す
なわち、第1の部分20は第2の部分22に接続され、
第3の部分24は第2の部分22に接続される。言い換
えると、第1の部分20は、第2の部分22を介して第
3の部分24に接続される。
【0051】例えば、図2に示すように、第3の部分2
4は、第1の部分20とは反対側(180度反転する
側)で第2の部分22に接続されてもよい。すなわち、
可撓性配線基板10は、一直線に延びる形状をなしても
よい。この場合に、第1〜第3の部分20、22、24
は、図2に示すように可撓性配線基板10の長手方向に
並んでもよく、あるいは短手方向に並んで配置されても
よい。
【0052】あるいは、第3の部分24は、第1の部分
20が接続された側とは90度回転する側で第2の部分
22に接続されてもよい。すなわち、可撓性配線基板1
0はL字形状をなしてもよい。
【0053】図2に示すように、第1〜第3の部分2
0、22、24の各形状は矩形をなし、それぞれの平行
端部が連続して、矩形をなす可撓性配線基板10の一対
の平行辺をなしてもよい。あるいは、第1〜第3の部分
20、22、24は、矩形以外の四角形(台形など)を
なしてもよく、それ以外の形状であってもよい。
【0054】第1の部分20は、ベース基板12の端部
を含む。詳しくは、第1の部分20は、第2の部分22
が接続された側とは反対側にベース基板12の端部を有
する。
【0055】図2に示す例では、第1の部分20は第1
の接合部16を有し、第3の部分24に第2の接合部1
8を有する。第1の接合部16は第1の部分20の端部
に設けられ、第2の接合部18は第3の部分24の端部
に設けられることが多い。なお、図示する例では第3の
部分24に半導体チップが配置される。
【0056】各配線14は、第1の部分20から第2の
部分22に至るまで連続して設けられる。そして、各配
線14は、第2の部分22から第3の部分24に至るま
で連続して形成される。すなわち、第1の接合部16を
有する第1の部分20から第2の接合部18を有する第
3の部分24に至るまで連続して延びる。
【0057】本実施の形態では、一例として、上述の可
撓性配線基板10を液晶パネル30(回路部材)に接続
する方法を説明する。第1の部分20は、少なくとも第
1の接合部16において液晶パネル30に接続される。
第2の部分22は、第1の部分20に重ねられる部分で
あり、治具(例えば加熱治具40)で押し当てられる。
第3の部分24は、第2の部分22から液晶パネル30
の外側に延出される。なお、第3の部分24の第2の接
合部18は、図示しない他の回路部材(例えばマザーボ
ード)に接続されてもよい。
【0058】(第1工程)図1に示すように、可撓性配
線基板10を屈曲させて重ねる。詳しくは、第2の部分
22と第1の部分20とを重ねる。可撓性配線基板10
は、重ねたときに配線14の形成された面が外側になる
向きに屈曲させる。配線14がベース基板12の片面に
形成される場合には、可撓性配線基板10を配線14が
形成されない面同士を対向させる向きに屈曲させる。
【0059】第2の部分22の大きさは、第1の部分2
0の外形以上の大きさを有してもよい。そして、第2の
部分22は、第1の部分20を覆ってもよい。例えば、
第2の部分22は、第1の部分20と並ぶ方向とは直交
する方向の幅において、第1の部分20の幅以上の大き
さを有してもよい。この場合に、図2に示すように第2
の部分22は、第1の部分20の幅と同一の幅で延設さ
れてもよい。第2の部分22で第1の部分20の全部を
覆うことで、第2の部分22に加熱治具40を押し当て
るときに、加熱治具40を第1の部分20に接触させる
ことがない。したがって、第1の部分20を過度に熱膨
張させることがない。
【0060】こうして、可撓性配線基板10には、第1
の部分20に第2の部分22が積み重ねられた重なり部
分26が形成される。そして、第1の部分20と第2の
部分22との接続部からなる屈曲部28が形成される。
屈曲部28は、配線14が形成された外側の面が湾曲し
てもく、あるいは折れ曲がっていてもよいが、第1の部
分20と第2の部分22とを接続している。
【0061】第1の接合部16を液晶パネル30に接合
するために、可撓性配線基板10と、液晶パネル30
と、を位置合わせする。位置合わせは、第1の部分20
と第2の部分22とを重ねた後であってもよく、重ねる
前であってもよい。いずれにしても、第1の接合部16
を接合するときに、第2の部分22は第1の部分20に
重ねられている。
【0062】ここで、液晶パネル30は、配線パターン
31が形成された下層ガラス基板32と、シール剤33
で接着され下層ガラス基板32と対をなす上層ガラス基
板34と、上層及び下層ガラス基板32、34の間の液
晶層36と、を含む。また、上層ガラス基板34の外側
の面には偏光板35が形成されている。なお、下層ガラ
ス基板32は、一部において上層ガラス基板34からは
み出している。
【0063】図示する例では、可撓性配線基板10を下
層ガラス基板32に接続する。詳しくは、第1の部分2
0における第1の接合部16を下層ガラス基板32にお
ける上層ガラス基板34からはみ出す部分に接続する。
こうして、可撓性配線基板10に設けられた半導体チッ
プと、液晶パネル30と、を電気的に接続して、液晶パ
ネル30を駆動させることができる。この形態によれ
ば、半導体チップの不良が発生した場合には、可撓性配
線基板10を廃棄すればよいので、液晶パネル30を無
駄に廃棄させずに済む。
【0064】第1の部分20は、下層ガラス基板32の
端部に配置することが好ましい。下層ガラス基板32の
端部であれば、可撓性配線基板10を他の回路部材に接
続するために外側に引き出す分の長さ(第3の部分24
の長さ)を短くできる。
【0065】図1に示す例では、第1の部分20を、接
着部材を介して下層ガラス基板32に配置する。接着部
材は、可撓性配線基板10を液晶パネル30に機械的に
接続するためのものである。接着部材は、可撓性配線基
板10の第1の部分20、液晶パネル30の下層ガラス
基板32と、の少なくともいずれか一方に設ければよ
い。接着部材は、異方性導電材料50であってもよい。
これによれば、可撓性配線基板10と液晶パネル30と
の電気的接続と、両者の機械的接続と、の両方を同時に
図ることができる。
【0066】異方性導電材料50は、接着剤(バイン
ダ)に導電粒子52(導電フィラー)が分散されたもの
で、分散剤が添加される場合もある。異方性導電材料の
接着剤として、熱硬化性の接着剤が使用されることが多
い。異方性導電材料は、可撓性配線基板10側の配線パ
ターン(第1の接合部16)と、液晶パネル30側の配
線パターン31と、の間で押しつぶされて、導電粒子5
2によって両者間での電気的導通を図るようになってい
る。異方性導電材料は、シート状の異方性導電膜(AC
F)であってもよく、液状又はゲル状の異方性導電ペー
スト(ACP)であってもよい。なお、接着部材は、熱
で接着力を発現させるものであればその材料は限定され
ない。
【0067】あるいは、接着部材なしで第1の部分20
を下層ガラス基板32に配置してもよい。この場合に、
第1の接合部16を、例えばロウ材(ハンダを含む)に
よって下層ガラス基板32の配線パターン31に接合し
てもよい。ロウ材としてハンダを使用する場合には、予
め第1の接合部16をハンダメッキしてもよい。
【0068】(第2工程)次に、第1の接合部16を下
層ガラス基板32の配線パターン31に接合する。例え
ば図3に示すように、可撓性配線基板10の第1の部分
20を、液晶パネル30の下層ガラス基板32に接着し
てもよい。異方性導電材料50を使用した場合には、接
着剤(バインダ)によって第1の部分20と下層ガラス
基板32とを機械的に接続し、導電粒子52によって第
1の接合部16と配線パターン31とを接合する。
【0069】本工程は、第1及び第2の部分20、22
の重なり部分26に加熱治具40を加熱することで行
う。詳しくは、加熱治具40を重なり部分26の第2の
部分22に押し当てる。すなわち、加熱治具40で第2
の部分22を加熱し、かつ、下層ガラス基板32を向く
方向に加圧する。第2の部分22には、第1の部分20
に至るように連続して複数の配線14が形成されている
ので、第2の部分22を加熱治具40で接触すれば各配
線14を介して熱伝導させて、第1の部分20を加熱す
ることができる。
【0070】加熱治具40は、ヒータを内蔵してもよ
く、外部に熱源を有するものであってもよい。加熱治具
40は、可撓性配線基板10に押し当てる部分において
約270〜300℃に加熱される。加熱治具40は、重
なり部分26の平面視において、複数の第1の接合部1
6を含む範囲で第2の部分22に押し当てることが好ま
しい。これによって、複数の第1の接合部16を同時に
加圧することができる。
【0071】加熱治具40は、第2の部分22において
各配線14に接触させる。この場合に、各配線14の少
なくとも一部分と接触し、かつ、複数の配線14の全て
と接触させることが好ましい。こうすることで、複数の
配線14を介して、加熱治具40の熱を複数の第1の接
合部16に熱伝導させることができる。また、ベース基
板12を構成する材料(例えばポリイミド樹脂)より
も、複数の配線14を構成する材料(例えば銅)の熱膨
張係数が低いので、可撓性配線基板10の熱膨張による
反りを抑えることができる。
【0072】異方性導電材料50の接着剤は、複数の配
線14を介した熱伝導によって、その接着力が発現す
る。しかも、第1の部分20と第2の部分22との屈曲
部28による複数の配線14の屈曲形状によって、異方
性導電材料50の接着剤を屈曲部28の少なくとも一部
に至るまで吸い上げることができる。詳しくは、配線1
4の熱伝導によって、屈曲部28の第2の部分22に近
い上部が第1の部分20に近い下部よりも高温に加熱さ
れ、接着剤が屈曲部28の上部に向かって吸い上がる。
これによって、接着部材を重なり部分26の側端部に至
るまで設けることができる。したがって、剥離しやすい
第1の部分20の端部付近で、液晶パネル30との接着
面積を大きくすることで両者の接着強度を高めることが
できる。
【0073】第3の部分24は、液晶パネル30(下層
ガラス基板32)の端部から外側を向く方向に延出させ
る。可撓性配線基板10の平面図において、第1〜第3
の部分20、22、24が一方向に並ぶ場合には、第1
の部分20と第2の部分22との屈曲部28を液晶パネ
ル30の中央側に向かせて配置し、かつ、第3の部分2
4を液晶パネル30の端部側に配置して外側に延出させ
る。言い換えると、第1の部分20は、第2の部分22
と接続する側とは反対側を液晶パネル30の端部側に配
置する。また、可撓性配線基板10が第1〜第3の部分
20、22、24によって2方向に延びる場合でも、第
3の部分24は液晶パネル30の端部側に配置して外側
に延出される。
【0074】これによれば、各配線14を介して熱伝導
させるので、第1の部分20を直接高温に加熱しなくて
も可撓性配線基板10を液晶パネル30に接続すること
ができる。これによって、熱膨張係数の差によって生じ
る両者の位置ずれを最小限に留めることができる。すな
わち、第1の部分20の第1の接合部16と、液晶パネ
ル30の配線パターン31と、を正確な位置でボンディ
ングすることができる。また、第1の部分20の過度の
熱膨張を抑えることで、接続後のストレスで可撓性配線
基板10が液晶パネル30から剥離することを防止でき
る。
【0075】図4は、本実施の形態の第2工程における
変形例を示す図である。本変形例では、加熱治具40で
加熱する前に、重なり部分26の第1の部分20と第2
の部分22との間にシート60を介在させる。
【0076】シート60は、配線14よりも熱伝導率の
低い部材であってもよい。これによって、加熱治具40
で第1の部分20のベース基板12に、より一層熱を伝
導させにくくすることができ、第1の部分20の過度の
熱膨張を抑えることができる。例えば、シート60は、
ベース基板10(例えばポリイミド樹脂)を構成する材
料からなる部材であってもよい。また、シート60は、
断熱部材であってもよく、周知の断熱材を使用してもよ
い。
【0077】シート60の外形は、第1の部分20の外
形以上の大きさをなすことが好ましい。シート60は、
重なり部分26の第1及び第2の部分20、22の間に
何も介在させない場合よりも、熱が上下方向に伝導しに
くい部材であればよく、その材料は限定されない。
【0078】本実施の形態によれば、加熱治具40によ
る影響を少なくすることで、可撓性配線基板10と回路
部材(例えば液晶パネル30)との接続部分の信頼性を
高めることができる。
【0079】図5は、本実施の形態における可撓性配線
基板の接続構造を示す図である。図6は、本実施の形態
における可撓性配線基板の接続構造の変形例を示す図で
ある。可撓性配線基板の接続構造は、上述の方法で接続
されたものであってもよい。以下の記載では、接続方法
において説明した構成及び効果と重複する部分は省略す
る。
【0080】図5及び図6に示す例では、可撓性配線基
板の接続構造は、第1及び第2の接合部16、18を含
む複数の配線がベース基板12に形成されてなる可撓性
配線基板10(70)と、第1の接合部16と電気的に
接続された第1の回路部材(例えば液晶パネル30)
と、第2の接合部18と電気的に接続された第2の回路
部材(例えばマザーボード62)と、を含む。第1及び
第2の回路部材は、互いに積層されて配置される。例え
ば、液晶パネル30は、マザーボード62(プリント配
線基板)上に実装される。そして、下層ガラス基板32
における配線パターン31が形成された面と、マザーボ
ード62における配線パターン64が形成された面と、
は同一方向を向いて配置される。
【0081】可撓性配線基板10は、第1〜第3の部分
20、22、24を有する。第1の部分20は第1の接
合部16を有し、第3の部分24は第2の接合部18を
有する。そして、第1の部分20は液晶パネル30に接
続され、第3の部分24はマザーボード62に接続され
る。詳しくは、第1の接合部16は下層ガラス基板32
の配線パターン31に電気的に接続され、第2の接合部
18はマザーボード62の配線パターン64に電気的に
接続される。なお、可撓性配線基板10(70)は、ベ
ース基板12の一方の面に複数の配線14が形成されて
もよい。
【0082】図5に示す例では、可撓性配線基板70
は、第2の部分22に半導体チップ66が搭載されてい
る。すなわち、第1及び第2の部分20、22によって
形成される重なり部分26上に半導体チップ66が搭載
される。半導体チップ66は第2の部分22にフェース
ダウンボンディングされ、両者の間にはアンダーフィル
材として樹脂68が設けられている。半導体チップ66
は、上述の方法で説明した内容を適用することができ
る。なお、樹脂68は、例えば、導電粒子を含む異方性
導電材料であってもよい。
【0083】第3の部分24は、第2の部分22に接続
され、液晶パネル30の下層ガラス基板32の外側に延
出されている。そして、第3の部分24には、1つ又は
2つ以上の屈曲部が形成されて、第2の接合部18を含
む部分がマザーボード62に接続される。第3の部分2
4の一部は、複数の配線14が形成された面がマザーボ
ード62の面に対向して配置される。
【0084】例えば、図5に示すように、第3の部分2
4は、第1の屈曲部25が形成され、第1の屈曲部25
よりも第3の部分24が延出する方向の先に第2の屈曲
部27が形成されてもよい。第1及び第2の屈曲部2
5、27によって、下層ガラス基板32の側端部を巻き
込んで、第3の部分24の一部は下層ガラス基板32の
第1の部分20が接続された面と反対側に配置される。
詳しくは、第1の屈曲部25によって、第3の部分24
における第1及び第2の屈曲部25、27の間の部分
は、下層ガラス基板32の厚さ方向に延びる。そして、
第2の屈曲部27によって、第3の部分24における第
2の屈曲部27より先の部分は、マザーボード62の面
にほぼ平行な方向に延びる。すなわち、第1及び第2の
屈曲部25、27は、同一方向に回転する向きにそれぞ
れほぼ直角に曲がっている。
【0085】あるいは、第3の部分24は、1つの屈曲
部が形成されて、複数の配線14が形成された面をマザ
ーボード62に対向して配置されてもよい。この屈曲部
は、湾曲して又は折れ曲がって形成される。
【0086】そして、第3の部分24における第2の接
合部18を含む部分は、マザーボード62に接続され
る。第3の部分24は、接着部材(例えば異方性導電材
料50)によって接着されてもよい。第2の接合部18
は、第3の部分24の端部に形成される。
【0087】図5に示すように、マザーボード62にお
ける第3の部分24が接続される領域は、下層ガラス基
板32が積層される領域の内側である。すなわち、可撓
性配線基板70は、液晶パネル30(第1の回路部材)
の内側で、マザーボード62(第2の回路部材)と接続
される。これによって、第3の部分24のマザーボード
62との接続部は、液晶パネル30とマザーボード62
とで挟み込まれる。そのため、可撓性配線基板70の剥
離を防止できる。さらに、液晶パネル30とマザーボー
ド62とを積層しても、可撓性配線基板70とマザーボ
ード62との接続部を含む領域に液晶パネル30を積層
できるので、全体の平面面積を小さくできる。また、両
者を接続する可撓性配線基板70を同一方向を向く面で
接続できるので、各回路部材の外側の面同士で接続する
よりも可撓性配線基板70を短くすることができる。
【0088】図6に示す例では、可撓性配線基板10
は、第3の部分24に半導体チップ66が搭載されてい
る。半導体チップ66は、下層ガラス基板32における
第1の部分20とは反対の面に巻き込まれる、第3の部
分24の一部に搭載する。半導体チップ66は、第3の
部分24の配線14の延長方向の先端部を除く部分に搭
載される。そして、第3の部分24の先端部には第2の
接合部18が形成され、第3の部分24の第2の接合部
18を含む部分がマザーボード62に接続される。
【0089】図6に示す例では、第2の部分22上に、
可撓性配線基板10の剥離を規制する支持部材74が設
けられている。支持部材74は、液晶パネル30のフレ
ームの一部である。これによって、第2の部分22が第
1の部分20から離れる方向に作用する応力を抑えて、
第1の部分20の剥離を防止することができる。
【0090】なお、半導体チップ66は、第2の部分2
2もしくは第3の部分24のいずれか一方、あるいはそ
れらの両方に搭載されてもよい。また、半導体チップ6
6は、各部分に1つ又は複数搭載される。
【0091】本実施の形態における可撓性配線基板の接
続構造によれば、第1の部分20に第2の部分22が重
ねられ、第2の部分22に接続する第3の部分24が回
路部材の外側に延出して回路部材における第1の部分2
0とは反対の面に巻き込まれている。このため、第2の
部分22又は第3の部分24によって、第1の部分20
が回路部材から剥がれるように作用する応力を妨げる方
向に、第1の部分20を押さえることができる。したが
って、可撓性配線基板10(70)が回路部材から剥離
することを防止でき、両者の接続部の信頼性を高めるこ
とができる。
【0092】なお、本実施の形態において、可撓性配線
基板10(70)は、第2の回路部材(例えばマザーボ
ード62)と接続されることは必ずしも必要でない。す
なわち、可撓性配線基板の接続構造は、接合部(例えば
第1の接合部16)を含む配線14がベース基板12に
形成された可撓性配線基板と、端部で接合部(例えば第
1の接合部16)と接合された回路部材(例えば液晶パ
ネル30)と、を含むものであってもよい。そして、可
撓性配線基板10(70)の第3の部分24は、回路部
材(例えば液晶パネル30)の端部から外側に延出さ
れ、かつ、回路部材(例えば液晶パネル30)における
接合部(例えば第1の接合部16)が接合された面とは
反対の面に巻き込まれている。つまり、可撓性配線基板
10(70)の巻き込まれた部分が他の回路部材(例え
ばマザーボード62)と接続されなくても、第2の部分
22又は第3の部分24によって、第1の部分20が回
路部材から剥がれるように作用する応力を妨げる方向
に、第1の部分20を押さえることができる。
【0093】また、本実施の形態における可撓性配線基
板の接続構造は、上述の方法にて説明したように、第1
の部分20と第2の部分22との接続部が屈曲されてい
る。そして、接着部材(例えば異方性導電材料50)
は、接続部の屈曲面に沿って吸い上げられている。した
がって、可撓性配線基板10と液晶パネル30の接着面
積を大きくして確実に両者を接着できる。さらに、接着
部材が吸い上げられることで、接着部分の耐湿性が向上
する。
【0094】なお、以上の説明では、可撓性配線基板の
接続構造を含む電子部品として液晶パネル30を含む部
品を示したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、後述するインクジェットヘッドを含む部品
であってもよい。
【0095】(第2の実施の形態)図7及び図8は、本
発明を適用した第2の実施の形態に係る可撓性配線基板
の接続方法を説明するための図である。本実施の形態で
は、上述の実施の形態(変形例を含む)を可能な限り適
用することができ、重複する記載は省略する。以下に説
明する例では、可撓性配線基板10をインクジェットヘ
ッド80に電気的に接続する。
【0096】インクジェットヘッド80は、静電アクチ
ュエータの構造を有し、詳しくはマイクロマシニング技
術による微細加工技術を用いて形成された微小構造のア
クチュエータを有する。このような微小構造のアクチュ
エータとしては、その駆動源として静電気力を用いてい
る。インクジェットヘッド80は、静電気力を利用して
ノズル82からインク液滴84を吐出させる。なお、図
7はインクジェットヘッド80の断面を含む図であり、
図8はインクジェットヘッド80の内部構造を説明する
ための平面図である。
【0097】詳しく説明すると、ノズル82に連通する
インク流路86の底面が、弾性変形可能な振動子となる
振動板88として形成され、振動板88には所定の間隔
でガラス基板90が対向して配置され、ガラス基板90
上には配線パターン92が形成されている。そして、配
線パターン92に電圧を印加すると、配線パターン92
と振動板88の間に静電気力が発生し、振動板88はガ
ラス基板90側に静電吸引されて振動する。この振動板
88の振動によって、インク流路86の内圧変動でノズ
ル82からインク液滴84が吐出される。
【0098】インクジェットヘッド90は、インク流路
86が形成されたシリコン基板94を挟んで、上側にシ
リコン製のノズルプレート96が配置され、下側にホウ
珪酸ガラス製のガラス基板90が配置されることで3層
構造をなしている。
【0099】3層構造の中央部に配置されたシリコン基
板94には、独立した複数のインク室98と、各インク
室98に連通する共通インク室100と、各インク室9
8と共通インク室100とを接続するインク供給路10
2と、がエッチングによって溝として形成される。これ
らの溝は、ノズルプレート96によって塞がれ、各部分
が区画形成されている。また、シリコン基板94におけ
るこれらの溝が形成された面とは反対の面には、エッチ
ングによって、各インク室98ごとに独立した振動室1
04が形成されている。
【0100】なお、共通インク室100には、図示しな
いインクタンクからインクを供給するためのインク供給
口106が形成されている。
【0101】ノズルプレート96には、各インク室98
に対応する位置にノズル82が形成され、ノズル82は
各インク室98に連通する。そして、各インク室98ご
とに形成された振動室104によって、各ノズル82か
らインク液滴84が吐出する。
【0102】なお、封止部108は、ガラス基板90の
配線パターン92と、シリコン基板94と、の間に形成
される隙間を封止するためのものである。
【0103】図7に示すように、このようなインクジェ
ットヘッド80におけるガラス基板90に、可撓性配線
基板10を接続してもよい。本実施の形態でも、上述の
効果を得ることができる。なお、以上に説明したインク
ジェットヘッド80の構成は一例であり、これに限定さ
れるものではない。
【0104】(第3の実施の形態)図9(A)及び図9
(B)は、本発明を適用した第3の実施の形態に係る可
撓性配線基板の接続方法を説明するための図である。本
実施の形態では、上述の実施の形態(変形例を含む)を
可能な限り適用することができ、重複する記載は省略す
る。
【0105】本実施の形態では、可撓性配線基板110
を使用する。可撓性配線基板110は、接合部(例えば
第1の接合部116)を含む配線114と、ベース基板
112と、を含む。そして、可撓性配線基板110は、
互いに接続された第1及び第2の部分120、122を
含み、第1の部分120は第1の接合部116を有す
る。なお、第2の部分122は第2の接合部(図示しな
い)を有してもよい。また、各配線114は、第1及び
第2の部分120、122に連続して形成されてもよ
い。
【0106】第2の部分122には半導体チップ66が
設けられてもよい。この場合に、半導体チップ66と第
2の部分122との間は樹脂68が設けられてもよい。
【0107】以下に説明する例では、可撓性配線基板1
10を液晶パネル30に接続する方法を示すが、液晶パ
ネル30に替えてインクジェットヘッド80などに接続
してもよい。
【0108】図9(A)に示すように、可撓性配線基板
110を屈曲させて、第2の部分122を第1の部分1
20から立ち上げる。詳しくは、第2の部分122を、
液晶パネル30の下層ガラス基板32上にほぼ平坦に配
置される第1の部分120から、一定の角度を以って立
ち上げる。第2の部分122は、第1の部分120から
斜めに立ち上げてもよく、あるいは垂直に立ち上げても
よい。第2の部分122は、屈曲する前の第2の部分1
22から、一定の角度(例えば約45度〜90度)で立
ち上げられてもよい。あるいは、第1の部分120か
ら、一定の角度(例えば約90度〜135度)で立ち上
げられているということもできる。
【0109】第1の接合部16を液晶パネル30に接合
するために、可撓性配線基板110と、液晶パネル30
と、を位置合わせする。位置合わせは、第2の部分12
2を第1の部分120から立ち上げた後であってもよ
く、立ち上げる前であってもよい。いずれにしても、第
1の部分120に加熱治具40を押し当てるときに、第
2の部分122は第1の部分120から立ち上げられて
いる。
【0110】第1の部分120は、液晶パネル30にお
ける下層ガラス基板32の端部に接続することが好まし
い。そして、第2の部分122を下層ガラス基板32の
中央側に向けて配置する。ここで、下層ガラス基板32
の中央側には、上層ガラス基板34と間に挟まれた液晶
36、又は上層ガラス基板34の面に形成された偏光板
35などが配置されている。すなわち、第2の部分12
2を、下層ガラス基板32の中央側に配置された各部品
への輻射熱(放射熱)を遮る作用を有するように立ち上
げておく。
【0111】図9(A)に示すように、第1の部分12
0を加熱治具40で加熱して、第1の接合部116を液
晶パネル30に接合する。第1の接合部116は、ロウ
材によって接合してもよく、あるいは導電粒子52を介
して接合してもよい。図示する例では、異方性導電材料
50によって第1の部分120を液晶パネル30に接着
する。
【0112】加熱治具40は、第1の部分120におけ
る第1の接合部116が形成された面とは反対側に押し
当てる。これによって、ロウ材を溶融させることがで
き、あるいは接着部材(例えば異方性導電材料50)の
接着力を発現させることができる。そして、第1の部分
120を加熱するときには、第2の部分122が立ち上
げられているので、これにより加熱治具40の輻射熱を
遮ることができる。
【0113】第2の部分122は、下層ガラス基板32
の中央側の各部品を覆うように立ち上げられてもよい。
言い換えると、第2の部分122は、第1の部分120
に接触する加熱治具40の周囲を覆うように立ち上げ
る。これによって、各部品に与えられる熱ストレスによ
るダメージを減らすことができる。なお、熱ストレスか
ら保護するための各部品は、樹脂からなる部品であって
もよい。
【0114】第1の部分120を加熱するときに、図9
(A)に示す例とは別に、第2の部分122に断熱作用
を有するシート(図示しない)を設けてもよい。シート
は、ベース基板112を構成する材料(例えばポリイミ
ド樹脂)であってもよい。
【0115】次に、図9(B)に示すように、第2の部
分122を第1の部分120に重ねる。そして、第2の
部分122の一部は第1の部分120に重ねられ、第2
の部分122の他の部分は液晶パネル30の外側に延出
される。これによれば、製品となる第2の部分122を
遮熱板として利用するので、可撓性配線基板110を無
駄なく使用できる。
【0116】本実施の形態によれば、第2の部分122
を遮熱板として立ち上げた状態で第1の部分120を加
熱するので、加熱治具の輻射熱による周囲の温度上昇を
抑制することができる。これによって、例えば液晶パネ
ル30の各部品に熱ストレスを与えることを防止でき
る。
【0117】本発明を適用した可撓性配線基板の接続構
造を有する電子機器として、図10にはパーソナルコン
ピュータ200、図11には携帯電話300が示されて
いる。なお、パーソナルコンピュータ200及び携帯電
話300は、上述の液晶パネル30を有する。そして、
図12には、上述のインクジェットヘッド80を有する
インクジェットプリンタ400が示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る可撓性配線基板の接続方法を示す図である。
【図2】図2は、本発明を適用した第1の実施の形態に
おいて使用する可撓性配線基板を示す図である。
【図3】図3は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る可撓性配線基板の接続方法を示す図である。
【図4】図4は、本発明を適用した第1の実施の形態の
変形例に係る可撓性配線基板の接続方法を示す図であ
る。
【図5】図5は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る可撓性配線基板の接続構造を含む電子部品を示す図
である。
【図6】図6は、本発明を適用した第1の実施の形態の
変形例に係る可撓性配線基板の接続構造を含む電子部品
を示す図である。
【図7】図7は、本発明を適用した第2の実施の形態に
係る可撓性配線基板の接続構造を含む電子部品を示す図
である。
【図8】図8は、本発明を適用した第2の実施の形態に
係る可撓性配線基板の接続構造を含む電子部品を説明す
るための図である。
【図9】図9(A)及び図9(B)は、本発明を適用し
た第3の実施の形態に係る可撓性配線基板の接続方法を
示す図である。
【図10】図10は、本発明を適用した実施の形態に係
る可撓性配線基板の接続構造を含む電子機器を示す図で
ある。
【図11】図11は、本発明を適用した実施の形態に係
る可撓性配線基板の接続構造を含む電子機器を示す図で
ある。
【図12】図12は、本発明を適用した実施の形態に係
る可撓性配線基板の接続構造を含む電子機器を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 可撓性配線基板 12 ベース基板 14 配線 16 第1の接合部 18 第2の接合部 20 第1の部分 22 第2の部分 24 第3の部分 26 重なり部分 28 屈曲部 30 液晶パネル 40 加熱治具 50 異方性導電材料 52 導電粒子 60 シート 62 マザーボード 70 可撓性配線基板 80 インクジェットヘッド 110 可撓性配線基板 112 ベース基板 114 配線 116 第1の接合部 120 第1の部分 122 第2の部分

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合部を含む第1の配線がベース基板に
    形成され、前記ベース基板の端部を含み前記接合部を有
    する第1の部分と、前記第1の部分に接続された第2の
    部分と、前記第2の部分に接続された第3の部分と、を
    含み、前記第1の配線が前記第1の部分から前記第2の
    部分に至るまで連続してなる可撓性配線基板を使用し、
    前記第1の配線が外側になる向きに屈曲させて前記第1
    の部分と前記第2の部分とを重ねる第1工程と、 治具を前記第2の部分に押し当て、加熱することにより
    前記接合部を第2の配線が形成された部材に接合する第
    2工程と、 を含む可撓性配線基板の接続方法。
  2. 【請求項2】 請求項2記載の可撓性配線基板の接続方
    法において、 前記第2工程で、前記第1の部分と前記第2の部分との
    間に、前記第1の配線よりも熱伝導率の低いシートを介
    在させて行う可撓性配線基板の接続方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の可撓性配
    線基板の接続方法において、 前記第2工程で、前記第1の部分を前記部材の端部に配
    置し、かつ、前記第3の部分を前記部材の端部から外側
    に延出させる可撓性配線基板の接続方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の可撓性配線基板の接続方法において、 前記第3の部分に半導体チップが設けられた可撓性配線
    基板の接続方法。
  5. 【請求項5】 接合部を含む第1の配線がベース基板に
    形成され、前記ベース基板の端部を含み前記接合部を有
    する第1の部分と、前記第1の部分に接続された第2の
    部分と、を含む可撓性配線基板を使用し、前記第1の部
    分の前記ベース基板の前記端部を第2の配線が形成され
    た部材の端部側に配置し、前記第2の部分を前記部材の
    中央側に配置し、前記第1の部分に治具を押し当て、加
    熱することにより前記接合部を前記部材に接合する工程
    を含む可撓性配線基板の接続方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の可撓性配線基板の接続方
    法において、 前記接合部を接合する工程は、前記第1の部分に対して
    前記第2の部分を立ち上げて行う可撓性配線基板の接続
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の可撓性配線基板の接続方
    法において、 前記第2の部分を、前記第1の部分から斜めに立ち上げ
    る可撓性配線基板の接続方法。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7のいずれかに記載
    の可撓性配線基板の接続方法において、 前記接合部を接合する工程後に、 前記第2の部分を前記第1の部分に重ねて、前記第2の
    部分の一部を前記部材の外側に延出させる工程をさらに
    含む可撓性配線基板の接続方法。
  9. 【請求項9】 請求項5から請求項8のいずれかに記載
    の可撓性配線基板の接続方法において、 前記部材は、前記端部を避けた領域に他の部材を搭載し
    てなり、 前記接合部を接合する工程で、前記他の部材と前記治具
    とを遮るように前記第2の部分を配置する可撓性配線基
    板の接続方法。
  10. 【請求項10】 請求項5から請求項9のいずれかに記
    載の可撓性配線基板の接続方法において、 前記第2の部分に半導体チップが設けられた可撓性配線
    基板の接続方法。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載の可撓性配線基板の接続方法において、 前記接合部を、ロウ材によって前記部材に接合する可撓
    性配線基板の接続方法。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載の可撓性配線基板の接続方法において、 前記第1の部分を、接着部材を介して接着する可撓性配
    線基板の接続方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の可撓性配線基板の接
    続方法において、 前記接着部材は、接着剤に導電粒子が分散された異方性
    導電材料であり、 前記接合部を、前記導電粒子を介して前記部材に接合す
    る可撓性配線基板の接続方法。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13のいずれかに
    記載の方法で接続された可撓性配線基板の接続構造。
  15. 【請求項15】 接合部を含む配線がベース基板に形成
    され、前記ベース基板の端部を含み前記接合部を有する
    第1の部分と、前記第1の部分に接続され前記第1の部
    分に重ねられた第2の部分と、前記第2の部分に接続さ
    れた第3の部分と、を含む可撓性配線基板と、 端部で前記接合部と接合された回路部材と、 を含み、 前記第3の部分は、前記回路部材の端部から外側に延出
    され、かつ、前記回路部材における前記接合部が接合さ
    れた面とは反対の面に対向するように配置された可撓性
    配線基板の接続構造。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の可撓性配線基板の接
    続構造において、 前記配線は、前記第3の部分に設けられた他の接合部を
    有し、 前記回路部材が積層されて、前記回路部材における前記
    接合部との接合面と同一方向を向く面で、前記他の接合
    部と接合された他の回路部材をさらに含む可撓性配線基
    板の接続構造。
  17. 【請求項17】 請求項15又は請求項16に記載の可
    撓性配線基板の接続構造において、 前記ベース基板の一方の面に前記配線が形成された可撓
    性配線基板の接続構造。
  18. 【請求項18】 請求項15から請求項17のいずれか
    に記載の可撓性配線基板の接続構造において、 前記第2の部分上に、前記可撓性配線基板の剥離を規制
    する支持部材が設けられた可撓性配線基板の接続構造。
  19. 【請求項19】 請求項15から請求項18のいずれか
    に記載の可撓性配線基板の接続構造において、 少なくとも前記第2の部分又は前記第3の部分のいずれ
    か一方に半導体チップが設けられた可撓性配線基板の接
    続構造。
  20. 【請求項20】 請求項15から請求項19のいずれか
    に記載の可撓性配線基板の接続構造において、 前記接合部は、ロウ材によって前記回路部材に接合され
    た可撓性配線基板の接続構造。
  21. 【請求項21】 請求項15から請求項19のいずれか
    に記載の可撓性配線基板の接続構造において、 前記第1の部分は、接着部材によって接着された可撓性
    配線基板の接続構造。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の可撓性配線基板の接
    続構造において、 前記接着部材は、接着剤に導電粒子が分散された異方性
    導電材料であり、 前記接合部は、前記導電粒子を介して前記回路部材に接
    合された可撓性配線基板の接続構造。
  23. 【請求項23】 請求項14から請求項22のいずれか
    に記載の可撓性配線基板の接続構造を含む電子部品。
  24. 【請求項24】 請求項14から請求項22のいずれか
    に記載の可撓性配線基板の接続構造を含む電子機器。
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