JP2002151735A - ウェハボンディングへテロ構造を含む発光半導体デバイス - Google Patents

ウェハボンディングへテロ構造を含む発光半導体デバイス

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JP2002151735A
JP2002151735A JP2001320214A JP2001320214A JP2002151735A JP 2002151735 A JP2002151735 A JP 2002151735A JP 2001320214 A JP2001320214 A JP 2001320214A JP 2001320214 A JP2001320214 A JP 2001320214A JP 2002151735 A JP2002151735 A JP 2002151735A
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active region
semiconductor device
light emitting
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Michael R Krames
アール クレイムス マイケル
Christopher P Kocot
ピー ココット クリストファー
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Lumileds LLC
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Lumileds LLC
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    • H01L33/32Materials of the light emitting region containing only elements of group III and group V of the periodic system containing nitrogen

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリア閉じ込めを向上させる発光半導
体デバイスを提供する。 【解決手段】 発光半導体デバイスを形成する方法は、
活性領域を含む層のスタックを作成する工程と、キャリ
ア閉じ込め半導体を含む構造を上記スタックにウェハボ
ンディングする工程とを含む。発光半導体デバイスは、
第1伝導型を有する第1半導体により形成される第1キ
ャリア閉じ込め層と、活性領域と、上記活性領域と上記
第1キャリア閉じ込め層との間に設けられるウェハボン
ディング界面とを含む。発光半導体デバイスは、さら
に、第2伝導型を有する第2半導体により形成される第
2キャリア閉じ込め層を含み、上記活性領域は、上記第
1キャリア閉じ込め層と上記第2キャリア閉じ込め層と
の間に設けられる。ウェハボンディングされる閉じ込め
層によって、キャリア閉じ込めおよびデバイス性能が向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(技術分野)本発明は、広く発光半導体デ
バイスに関し、より詳細には、キャリア閉じ込め層を含
む発光半導体デバイスに関する。
【0002】(背景技術)図1に示すように、従来のA
xGayInzP発光ダイオード(LED)1は、N型
ドープ半導体基体2と、N型ドープ閉じ込め層4と、活
性領域6と、P型ドープ閉じ込め層8と、選択的に設け
られた伝導性の窓層10と、基体2に電気的に接続され
たN型コンタクト12と、P型ドープ閉じ込め層8に電
気的に接続されたP型コンタクト14とを含む。化学式
AlxGayInzPにおいて、0≦x≦1、0≦y≦
1、0≦z≦1、および、x+y+z=1が成り立つ。
コンタクト12およびコンタクト14に対して適切な順
方向バイアスを印加することにより、N型ドープ閉じ込
め層4から活性領域6に対して電子を注入することがで
き、かつ、P型閉じ込め層8から活性領域6に対して正
孔を注入することができる。活性領域6において電子と
正孔とが放射的に再結合することにより、発光が起こ
る。
【0003】本明細書で用いるように、「P型閉じ込め
層」および「電子閉じ込め層」という用語は、半導体へ
テロ構造における活性領域に電子を少なくとも部分的に
閉じ込める半導体層のことをいう。同様に、「N型閉じ
込め層」および「正孔閉じ込め層」とは、本明細書で
は、半導体へテロ構造における活性領域に正孔を少なく
とも部分的に閉じ込める半導体層のことをいう。
【0004】図2は、図1に示した従来のAlxGay
zP―LED1における活性領域6ならびに閉じ込め
層4および8により特徴付けられるヘテロ構造の従来方
式により計算されたバンド構造を示す図である。図2の
横軸は、活性領域6ならびに閉じ込め層4および8に対
して垂直となるように測定されたLED1内の位置であ
り、距離が0となる位置は任意に選択される。図2にお
ける例では、N型閉じ込め層4はN型AlInPにより
形成され、P型閉じ込め層8はP型AlInPにより形
成され、活性領域6は(Al0.3Ga0.70.5In0.5
により形成されている。閉じ込め層4と活性領域6との
間の界面、ならびに、活性領域6と閉じ込め層8との間
の界面は、それぞれ、点線16および18で示されてい
る。図2の縦軸は、閉じ込め層4および8ならびに活性
領域6に対して約2.1ボルトの順方向バイアスを印加
した際の、伝導帯端部20のエネルギーおよび価電子帯
端部22のエネルギーを示している。縦軸においてエネ
ルギーが0となる位置は任意に選択される。
【0005】伝導帯端部20および価電子帯端部22の
両方のエネルギーは、LEDにおける位置とともに変化
する。具体的には、P型閉じ込め層8における伝導帯端
部20のエネルギーは、活性領域6におけるものより高
いので、伝導帯20には界面18において位置エネルギ
ーバリア(電子バリア24)が生ずる。活性領域6に注
入された電子のうち一部分のみしか電子バリア24を乗
り越えてP型閉じ込め層8に拡散しないので、注入され
た電子の一部分は、電子バリア24によって活性領域6
に閉じ込められる。この結果、活性領域6における電子
の濃度は、P型閉じ込め層8が存在することにより増加
する。このP型閉じ込め層8は、電子閉じ込め層とも称
される。同様に、活性領域6における価電子帯端部22
のエネルギーは、N型閉じ込め層4におけるものより高
いので、注入された正孔の一部分を活性領域6に閉じ込
める界面16には、位置エネルギーバリア(正孔バリア
26)が生ずる。
【0006】電子および正孔を活性領域6に閉じ込める
ことにより、活性領域6における電子および正孔の濃度
が増加するので、これらが放射的に再結合する割合も増
加する。また、活性領域6から逃れてくる電子および正
孔は、通常、閉じ込め層4および8において非放射的に
再結合する。よって、LEDの内部量子効率は、電子お
よび正孔が活性領域6に閉じ込められる度合に大きく依
存する。
【0007】従来のAlxGayInzP―LEDでは、
N型閉じ込め層4、活性領域6およびP型閉じ込め層8
については、例えば、有機金属化学気相成長法(MOC
VD)により成長させる。閉じ込め層4および8を成長
させることが可能な材料を選択する際には、低転位密度
を有する閉じ込め層を設けるために活性領域6に格子整
合させて成長させる必要があることにより、制限を受け
る。加えて、下方に存在する層を劣化させない温度で、
閉じ込め層4および8を成長させる必要がある。Alx
GayInzP活性領域6に格子整合して成長させること
が可能な最良の電子閉じ込め層は、添字xが約0.7か
ら約1の範囲をとる(AlXGa1-X0.5In0.5P層で
ある。
【0008】不運にも、活性領域6からP型閉じ込め層
8に対して電子が漏れることにより、従来のAlxGay
InzP―LEDの内部量子効率が著しく制限されるこ
とがありうる。このような電子の漏れは、AlxGay
zPシステムの活性領域における伝導帯と、例えば、
P型(AlXGa1-X0.5In0.5P(xは約0.7〜約
1)の電子閉じ込め層における伝導帯と、の間における
比較的小さなずれに起因して生ずる。図1に示した従来
のLED1では、例えば、(Al0.3Ga0.7 0.5In
0.5Pの活性領域6における伝導帯と、P型AlInP
の電子閉じ込め層8における伝導帯と、の間における比
較的小さなずれによって、熱電子放出により電子が逃れ
てくる、約0.2エレクトロンボルト(eV)の電子バ
リア層24が生ずる。さらに、より短い波長の発光を実
現するために、活性領域6におけるアルミニウム分率を
増加させているので、電子バリア24は減少し、電子の
漏れがこれに応じて増加している。この結果、従来のA
xGayInzP―LEDの内部量子効率は、特に、短
い発光波長で、さらに、約25℃より高い温度におい
て、不本意にも低下している。
【0009】同様に、正孔が正孔バリア26の上の活性
領域6からN型閉じ込め層4に対して漏れていることに
より、従来のAlxGayInzP―LEDの性能が劣化
している。このことは、このAlxGayInzP―LE
Dが薄い活性領域6を有する場合、または、このAlx
GayInzP―LEDが高注入電流により動作している
場合に顕著である。
【0010】キャリア閉じ込めを向上させる発光半導体
デバイスが必要とされている。
【0011】(発明の開示)発光半導体デバイスを形成
する方法は、活性領域を含む層のスタックを作成する工
程と、キャリア閉じ込め層半導体層を含む構造を上記ス
タックにウェハボンディングする工程とを含む。一実施
形態では、上記キャリア閉じ込め層は、上記活性領域に
ウェハボンディングされる。別の実施形態では、少なく
とも1つのスペーサ層は、上記キャリア閉じ込め層と上
記活性領域との間に設けられる。
【0012】本発明の1態様によれば、発光半導体デバ
イスは、第1伝導型を有する第1半導体により形成され
る第1キャリア閉じ込め層と、活性領域と、上記活性領
域と上記第1キャリア閉じ込め層との間に設けられるウ
ェハボンディング界面と、を含む。上記発光半導体デバ
イスは、さらに、第2伝導型を有する第2半導体により
形成される第2キャリア閉じ込め層を含み、上記活性領
域は、上記第1キャリア閉じ込め層と上記第2キャリア
閉じ込め層との間に設けられる。上記活性領域は、(A
xGa1-x0.5In0.5Pおよびその他のAlxGay
zP(これらに限定されない)を含む材料により形成
される。
【0013】一実施例では、上記ウェハボンディング界
面は、上記活性領域と上記第1キャリア閉じ込め層との
界面である。別の実施例では、少なくとも1つのスペー
サ層は、上記第1キャリア閉じ込め層と上記活性領域と
の間に設けられ、上記ウェハボンディング界面は、スペ
ーサ層と上記第1キャリア閉じ込め層との間の界面、ス
ペーサ層と上記活性領域との間の界面、または、2つの
スペーサ層の間の界面である。上記第1キャリア閉じ込
め層は、SiC,AlP、AlN、GaN、II−VI半導
体、および、ダイアモンド(これらに限定されない)を
含む群から選択される半導体を含んだP型またはN型の
半導体を含むことができる。スペーサ層は、InGa
P、AlInP、(AlxGa1-x0.5In0.5P、およ
び、その他のAlxGayInzP(これらに限定されな
い)を含む群から選択される半導体を含む、P型、N
型、または、ドーピングされない半導体を含むことがで
きる。
【0014】本発明の別の態様によれば、発光半導体デ
バイスは、P型伝導性を有する第1半導体層と、N型伝
導性を有する第2半導体層と、上記第1半導体層と上記
第2半導体層との間に設けられる活性領域と、上記活性
領域と上記第1半導体層または上記第2半導体層のいず
れかとの間に設けられるウェハボンディング界面と、を
含む。上位第1半導体層の伝導帯端部は、上記活性領域
の伝導帯端部より高いエネルギーを有し、上記第2半導
体層の価電子帯端部は、上記活性領域の価電子帯端部よ
り低いエネルギーを有する。上記活性領域は、上記のよ
うに列挙した材料により形成されうる。上記第1半導体
層および上記第2半導体層は、上記第1キャリア閉じ込
め層に適したような上記のように列挙した、それぞれ、
P型およびN型半導体(これらに限定されない)を含む
ことができる。
【0015】本発明の実施形態にかかる発光半導体デバ
イスは、電子および正孔の上記活性領域に対する閉じ込
めを向上させることができる。このように閉じ込めを向
上させることにより、内部量子効率および温度依存性を
改善し、かつ、例えば上記活性領域の厚さを最適化して
さらにデバイス性能を向上させることができる。
【0016】(発明を実施するための最良の形態)図3
Aを参照するに、本発明の実施形態では、半導体層12
8がスタック100にウェハボンディングされて、発光
半導体デバイスでの用途に適したヘテロ構造における電
子閉じ込め層が形成される。半導体層128は、一実施
形態では、P型SiCの層である。図3Aにおける例で
は、スタック100は、基体102と、N型閉じ込め層
104と、活性領域106とを含む。基体102は、例
えばN型GaAs基体である。一実施形態では、N型閉
じ込め層104は、有機金属化学気相成長法(MOCV
D)または分子線エピタキシー(MBE)により基体1
02に成長かつ格子整合させた、約0.5〜約2.0μm
の厚さを有するAlInPの層である。活性領域106
は、例えば、MOCVDによりN型閉じ込め層104に
成長かつ格子整合させた、1つ以上の(AlXGa1-X
0.5In0.5Pの層である。一実施例では、活性領域10
6の全厚さは、約0.005μm〜約0.75μmであ
る。
【0017】層128を活性領域106に接触させ、層
128およびスタック100の温度を上げ、かつ、層1
28およびスタック100をともに圧縮することによ
り、層128は、スタック100にウェハボンディング
される。好ましくは、活性領域106およびN型閉じ込
め層104に損傷を与えないようにするために、層12
8およびスタック100の温度を、約1000℃より低
い温度に抑える。層128をスタック100にウェハボ
ンディングする処理については、例えば、米国特許第
5,502,316号および第5,376,580号に開示
された装置を用いて、実行することができる。この装置
の内容すべては、参照することにより本明細書に含めら
れる。また、この装置は、例えば、(AlXGa1-X
0.5In0.5P―LEDにGaP基体をボンディングする
ために以前用いられている。
【0018】図3Bを参照するに、本発明の一実施形態
にかかるLED101は、図3Aを参照して上述したよ
うな、基体102と、N型閉じ込め層104と、活性領
域106とを含む(様々な図面における同様の参照番号
は、様々な実施形態における同一部分を示す)。LED
101は、また、層128をウェハボンディング界面1
30における活性領域106に上述したようにウェハボ
ンディングすることにより形成された、電子閉じ込め層
108を含む。N型コンタクト112およびP型コンタ
クト114は、それぞれ、基体102および電子閉じ込
め層108に電気的に接続されている。コンタクト11
2とコンタクト114との間に適切な順方向バイアスを
印加することにより、活性領域106は発光する。当業
者の1人であれば、活性領域106と電子閉じ込め層1
08との間の界面と、図1における活性領域6とP型閉
じ込め層8との間の界面のような、ある層と該層に成長
させた別の層との間の界面とを、例えばウェハボンディ
ングされた界面(ウェハボンディング界面)130にお
ける転位の性質および量、ならびに、この界面の近くに
おける転位の性質および量によって、区別することがで
きる。
【0019】一実施例では、電子閉じ込め層108すな
わち層128は、層128を容易に扱い、かつ、電子閉
じ込め層108とP型コンタクト114との間に低抵抗
を有する電気接触を容易に形成するために、好ましく
は、50μmより厚く、さらに好ましくは、200μm
より厚くする。別の実施例では、電子閉じ込め層108
すなわち層128を約500オングストローム(Å)程
度に薄くしてもよい。一実施例では、層128を、最初
は電子閉じ込め層108の所望の厚さより厚くし、スタ
ック100にウェハボンディングした後に、所望の厚さ
にまで薄くする。半導体層128は、例えば、半導体材
料により形成されたウェハもしくはブロック、または、
基体の上にエピタキシャル成長させた半導体層のよう
な、層のスタックの上にある半導体層であってもよい。
半導体層128は複数の層を含んでいてもよい。
【0020】図3Aおよび図3Bは、スタック100お
よびLED101用の特定の構造を示しているが、本発
明にかかる発光ダイオードは、スタック100およびL
ED101に示すものより多い層または少ない層を含ん
でもよい。例えば、閉じ込め層104および108は、
それぞれ、複数の層を含んでもよい。また、一実施形態
では、N型閉じ込め層104の上には、基体102を設
けずに、N型コンタクト112を直接設ける。別の実施
例では、基体102は、GaAs以外の材料により形成
される。例えば、一実施例では、N型閉じ込め層104
および活性領域106を、GaAs犠牲基体に格子整合
させ成長させる。このGaAs犠牲基体は、この後、除
去されかつN型閉じ込め層104にウェハボンディング
されるGaP基体102に置き換えられる。別の実施例
では、基体102は伝導性がなく、N型コンタクト11
2がN型閉じ込め層104の一部分に設けられる。別の
実施例では、基体102は、実質的に、活性領域106
が発した光に対してほぼ透明である。N型閉じ込め層1
04は、例えば、活性領域106を形成する材料のもの
より大きいアルミニウムモル分率xを有する(Alx
1-x0.5In0.5Pに限らずこれを含む材料により、
形成されうる。
【0021】様々な図面に示したスタック100および
LED101の様々な構成要素のサイズが、一定の縮尺
に基づいて描かれていないことに注意されたい。
【0022】図4は、本発明の実施形態にかかるLED
191における活性領域106ならびに閉じ込め層10
4および108により特徴付けられるへテロ構造の従来
方式により計算されたバンド構造を示す図である。図2
と同様に、図4の横軸は、活性領域106ならびに閉じ
込め層104および108に対して垂直となるように測
定されたLED101内の位置を示す。図4の例では、
N型閉じ込め層104はN型AlInPにより形成さ
れ、電子閉じ込め層108はP型SiCにより形成さ
れ、活性領域106は(Al0.3Ga0.70.5In0.5
により形成される。閉じ込め層104と活性領域106
との間の界面は点線116により示され、活性領域10
6と閉じ込め層108との間のウェハボンディング界面
は、点線130により示されている。図2と同様に、図
4の縦軸は、閉じ込め層104および108ならびに活
性領域106に約2.1ボルトの順方向バイアスを印加
した際の、伝導帯端部120のエネルギーおよび価電子
帯端部122のエネルギーを示す。SiC電子閉じ込め
層108における伝導帯端部120のエネルギーは、活
性領域領域106におけるものより高いので、ウェハボ
ンディング界面130に約0.6eVの電子バリア12
4が生ずる。当業者の1人であれば、このバリアの大き
さがSiC電子閉じ込め層108におけるアクセプタの
濃度により影響を受ける、ということを理解できる。同
様に、活性領域106における価電子帯端部122のエ
ネルギーは、N型閉じ込め層104におけるものより高
いので、界面116に正孔バリア126が生ずる。
【0023】本実施形態に基づいて形成されたLED1
01におけるSiC電子閉じ込め層108と活性領域1
06とをウェハボンディングした界面に関連する電子バ
リア124は、図1に示した従来のLED1における活
性領域6とP型閉じ込め層8との界面に関連する電子バ
リア24より、実質的に大きい。この結果、電子は、従
来のLED1における活性領域6によりも、本実施形態
に基づいて形成されたLED101における活性領域1
06に効果的に閉じ込められる。
【0024】このように向上した電子閉じ込めによっ
て、本発明の本実施形態に基づいて形成されたヘテロ構
造および発光デバイスに対して、非常に多くの利点が分
け与えられる。例えば、ウェハボンディングされたSi
C電子閉じ込め層108に起因して閉じ込めが向上する
ことにより、電子の熱電子放出が低減されることに起因
して活性領域106における電子の濃度が増加し、この
結果、活性領域106において電子と正孔とが放射的に
再結合する確率がより高くなる。よって、本実施形態に
基づいて形成されたAlxGayInzP−LEDの内部
量子効率は、従来のAlxGayInzP−LEDに比べ
て、特に短い発光波長において向上する。
【0025】加えて、本実施の形態に基づいて形成され
たAlxGayInzP−LEDの内部量子効率は、従来
のAlxGayInzP−LEDのそれに比べて、その温
度依存性が向上している。従来のAlxGayInzP−
LEDの内部量子効率は、該LEDの温度を約25℃〜
約100℃にまで上げた際には、通常、2つ以上の要因
によって減退する。このように減退するのは、従来方式
のようなLEDにおけるエネルギーの電子バリアが比較
的低いのに対して熱電子放出の割合が大きいことに起因
する。電子の閉じ込めが向上した結果、本実施形態に基
づいて形成されたAlxGayInzP−LEDの内部量
子効率は、温度に対してほとんど敏感でない。よって、
本実施形態に基づいて形成されたAlxGayInzP−
LEDを、従来方式のようなLEDよりも、高い電流密
度(これにより発熱量がより大きくなる)ひいては高い
出力電気(output power)で動作させることができる。
【0026】さらに、従来のAlxGayInzP−LE
Dにおける活性領域は、電子の漏れを許容レベルにまで
低減するのに十分な程度に厚いものでなければならな
い。約600nmより小さい波長の光を発する従来のA
xGayInzP−LEDでは、例えば、活性領域の厚
さは、一般的には少なくとも500Å、より一般的には
2μmである。本発明の本実施形態に基づいて形成され
たAlxGayInzP−LEDの電子閉じ込めが向上し
たことにより、このような制限は緩和される。この結
果、本実施形態における活性領域106の厚さを、さら
にLED101の内部量子効率を増加させるように最適
化することができる。
【0027】本実施形態の利点は、SiC電子閉じ込め
層108を(AlXGa1-X0.5In0.5Pの活性領域1
06にウェハボンディングすることにより得られる。S
iCをAlxGayInzPシステムに格子整合させるこ
とができないので、従来のエピタキシャル成長方法によ
りSiC電子閉じ込め層のようなものを設けることが非
常に難しい、ということに注意されたい。さらに、この
ような成長方法は、LEDにおいて下方に位置する層に
対して損傷を与えうる。
【0028】別の実施形態では、電子閉じ込め層108
は、SiC以外の材料により形成された層128を活性
領域106にウェハボンディングすることにより形成さ
れる。好ましくは、電子閉じ込め層108を形成する材
料は、活性領域106における伝導帯端部よりエネルギ
ーの高い伝導帯端部を有し、かつ、活性領域106にお
ける価電子帯端部にエネルギーが等しいかこれよりエネ
ルギーが低い価電子帯端部を有する、電子構造を持って
いる。伝導帯端部および価電子帯端部をこのように設け
ることによって、電子閉じ込め層108から活性領域1
06に正孔を注入することに対する重要なバリアをウェ
ハボンディング界面130に発生させることなく、活性
領域106から電子閉じ込め層108(電子バリア12
4)に電子が拡散することに対するバリアをウェハボン
ディング界面130に設けることができる。加えて、好
ましくは、比較的低い電気抵抗(≦0.1[Ohms/cm2
好ましくは≦0.001[Ohms/cm2])を有するウェハ
ボンディング界面を形成し、かつ、同様に低い抵抗を有
する、P型コンタクト114に対する電気的接触を形成
するために、ウェハボンディングされた電子閉じ込め層
108を形成する材料を、ドーピングによりP型伝導性
にすることができ、約1000℃より小さい温度で活性
領域106にウェハボンディングすることができる。電
子閉じ込め層108に対する上述した要件を満たすこと
が可能な材料は、SiCだけでなく、CdSe、Cd
S、ZnSe、ZnSおよびダイヤモンドのような、A
lP、AlN、GaN、II−IV半導体(これらに限定さ
れない)を含む。ウェハボンディングされた電子閉じ込
め層108における上述した要件を満たす材料を用いる
実施形態によれば、ウェハボンディングされたSiC電
子閉じ込め層108を用いる実施形態を参照して上述し
たものと同様な利点が得られる。
【0029】本発明の様々な実施形態によれば、比較的
厚い(例えば、200μmより厚い)ウェハボンディン
グされた電子閉じ込め層108を、高速にかつ低コスト
で形成することができる、というさらなる利点が得られ
る。対照的に、厚い電子閉じ込め層をエピタキシャル成
長させることが仮に可能であるとしても、このように成
長させる際には、通常、長い成長時間が必要となり、ひ
いては製造スループットが制限される。
【0030】ウェハボンディングされた電子閉じ込め層
108が約50μmより薄いような実施形態では、P型
コンタクト114に低抵抗を有する電気的接触を容易に
形成し、かつ、ウェハボンディング前の層128を容易
に取り扱うことができるようにするために、電子閉じ込
め層108とP型コンタクト114との間に別の半導体
層を設けることが望ましい。好ましくは、この付加的な
半導体層は、価電子帯端部のエネルギーが電子閉じ込め
層108の価電子帯のエネルギーとほぼ同じかこれより
低く、これにより電子閉じ込め層108からP型コンタ
クト114に正孔を注入することに対して重要なバリア
を生じさせないような、材料により形成される。
【0031】上述したウェハボンディング処理は、電子
閉じ込め層108および活性領域106に欠陥を生じさ
せるかもしれない。このような欠陥の一部分は、大きさ
は限られかつウェハボンディング界面130に局在する
ものであるが、電子およびまたは正孔のトラップ(trap
s)をもたらし、この結果、非放射的に再結合する場所
として機能する。低電流密度では、このようなトラップ
によって、本発明の実施形態に基づいて形成されたLE
Dの内部量子効率が低くなりうる。しかしながら、この
ようなトラップは高電流密度では飽和する。一実施例で
は、ウェハボンディングされる電子閉じ込め層108を
形成する材料を、このようなトラップの形成を最小化す
るように選択する。
【0032】ウェハボンディング界面に関連した欠陥に
ついての、LEDの性能に対する影響は、界面と活性領
域との間に間隔をあけることにより低減されうる。例え
ば本発明の別の実施形態にかかる図5Aを参照するに、
発光半導体デバイスでの用途に適したヘテロ構造におい
て電子閉じ込め層を形成するために、半導体層128を
スタック132にウェハボンディングする。先に説明し
た実施形態のように、一実施例では、半導体層128は
P型SiCにより形成される層である。図5Aの例で
は、スタック132は、図3Aに示したスタック100
に関して先に説明したような、基体102と、N型閉じ
込め層104と、活性領域106とを含む。加えて、ス
タック132は、また、例えばMOCVDにより活性領
域106に格子整合させ成長させるP型スペーサ層13
4を含む。
【0033】層128をP型スペーサ層134に接触さ
せて配置し、層128およびスタック132の温度を上
げ、かつ、層128とスタック132をともに圧縮する
ことにより、上述した実施形態で用いたものとほぼ同様
のウェハボンディング処理で、層128はスタック13
2にボンディングされる。
【0034】図5Bを参照するに、本発明の実施形態に
基づいて得られるLED133は、基体102と、N型
閉じ込め層104と、活性領域106と、P型スペーサ
層134とを含む。LED133は、また、層128を
P型スペーサ層134にウェハボンディング界面136
でウェハボンディングすることにより形成された閉じ込
め層108と、基体102および電子閉じ込め層108
のそれぞれに電気的に接続されたN型コンタクト112
とP型コンタクト114と、を含む。
【0035】図5Aおよび図5Bは、スタック132お
よびLED133についての特定の構造を示している
が、本発明にかかるヘテロ構造およびLEDについて
は、スタック100およびLED101を参照して上述
したように、スタック132およびLED133の構
造、ならびに、スタック132およびLED133にお
ける層の組成を様々に変更しても実現することができ
る。
【0036】好ましくは、P型スペーサ層134を形成
する材料は、活性領域領域106の伝導帯端部とほぼ同
じかこれより高いエネルギーの伝導帯端部と、活性領域
106の価電子帯と電子閉じ込め層108の価電子帯端
部との間の界面と同じエネルギーの価電子帯端部と、を
有する。伝導帯端部および価電子帯端部をこのように好
ましく設けることにより、P型スペーサ層134におけ
る伝導帯端部または価電子帯端部いずれかに井戸が生ず
るのを防ぐとともに、P型スペーサ層134のまたは該
スペーサ層134の近くの価電子帯端部における正孔バ
リアが生ずるのを防ぐこと、または、該正孔バリアを低
減するができる。しかしながら、伝導帯および価電子帯
端部における浅い井戸、および、P型スペーサ層134
のまたは該スペーサ層134の近くの小さな正孔バリア
によっては、本発明の実施形態に基づいて形成されたL
ED133の性能はほとんど劣化しない。加えて、好ま
しくは、比較的に低い電気抵抗を有するウェハボンディ
ング界面を形成するために、P型スペーサ層134を形
成する材料を、ドーピングによりP型伝導性にすること
ができ、約1000℃より低い温度で電子閉じ込め層1
08にウェハボンディングすることができる。一実施例
では、P型スペーサ層を形成する材料は、ウェハボンデ
ィング界面136にまたは該界面136の近くに電子お
よび正孔のトラップが形成されるのを最小化するように
選択される。P型スペーサ層134についての上記要件
を満たすことが可能な材料は、InGaPおよびAlI
nPのような(AlxGa1-x0.5In0.5P材料(この
材料に限定されない)を含む。
【0037】電子閉じ込め層108と活性領域106と
の間に間隔を空けることにより、本発明の実施形態に基
づいて形成されたLEDの性能に対する、ウェハボンデ
ィング界面136での電子および正孔のトラップによる
効果は低減されるが、P型スペーサ層134の厚さが増
加するにつれて、層108における電子閉じ込め効果が
低下する。この結果、P型スペーサ層134の厚さは、
好ましくは、P型スペーサ層134を形成する材料にお
ける電子拡散長とほぼ等しくするか、または、該電子拡
散長より小さくする。当業者の1人であれば、所定の半
導体材料における電子拡散長が、この材料において電子
が移動する距離の平均にほぼ等しい、ということを理解
できる。例えば、InGaPにおける電子拡散長は2μ
mである。よって、P型スペーサ層134の厚さは、通
常約2μmである。
【0038】図6は、約2.1ボルトの順方向バイアス
という条件のもとでの、本発明の一実施形態にかかるL
ED133における、N型閉じ込め層104と、活性領
域106と、P型スペーサ層134と、電子閉じ込め層
108とにより特徴付けられるへテロ構造の従来方式に
より計算されたバンド構造を示す図である。図6の例で
は、N型閉じ込め層104はN型AlInPにより形成
され、活性領域106は(Al0.3Ga0.70.5In0.5
Pにより形成され、P型スペーサ層134はP型InG
aPにより形成され、電子閉じ込め層108はP型Si
Cにより形成される。N型閉じ込め層104と活性領域
106との間の界面は、点線116により示され、活性
領域106とP型スペーサ層134との間の界面は点線
138により示され、P型スペーサ層134と電子閉じ
込め層108との間のウェハボンディング界面は点線1
30により示されている。図6の例におけるSiC電子
閉じ込め層108は、図4の例におけるSiC電子閉じ
込め層108より高いアクセプタ濃度を有する、という
ことに注意されたい。
【0039】図7および図8は、同様に、約2.1ボル
トの順方向バイアスという条件のもとでの、本発明の別
の実施形態にかかるLED133における、N型閉じ込
め層104と、活性領域106と、P型スペーサ層13
4と、電子閉じ込め層108とにより特徴付けられるへ
テロ構造の従来方式により計算されたバンド構造を示す
図である。図7の例では、P型スペーサ層134はP型
(Al0.6Ga0.40. 5In0.5Pにより形成される。図
8の例では、P型スペーサ層134はP型AlInPに
より形成される。図7および図8におけるN型閉じ込め
層104、活性領域106および電子閉じ込め層108
は、図6の例と同一のものである。
【0040】図6、図7および図8の例はすべて、対応
する実施形態に基づいて形成されたLED133におけ
る電子閉じ込めを都合よく向上させることになる、大き
な電子バリア124を示す。また、3つの例すべてに
は、ウェハボンディング界面136にまたは該界面13
6の近くに小さな正孔バリア140が示されている。
【0041】図6の例では、正孔バリア140はわずか
0.13eVである。しかしながら、P型InGaPに
より形成されたP型スペーサ層134におけるバンドギ
ャップは、活性領域106のバンドギャップより小さ
い。この結果、P型InGaPにより形成されたP型ス
ペーサ層134は、活性領域106が発した光の一部を
吸収し、より長い波長を有する光を再び発する。このよ
うな吸収は、P型スペーサ層134が十分に薄い場合に
は、ほんのわずかでしかない。よって、P型InGaP
により形成されたP型スペーサ層134を用いる実施形
態では、P型スペーサ層の厚さは、好ましくは約1μm
より小さくし、より好ましくは約100Åより小さくす
る。このような吸収を担うスペーサ層の厚さは、通常、
装置の性能を最適化するように選択される。この装置の
性能は、上記スペーサ層における吸収、ウェハボンディ
ング界面に関する欠陥、および、上記スペーサ層の厚さ
に対する閉じ込め効果の依存性による影響を受ける。当
業者の1人であれば、上記実施形態における活性領域1
06の(Al0.3Ga0.70.5In0.5PのようなAl x
GayInzP半導体材料に含まれるアルミニウムが、電
子トラップとして機能する欠陥を酸素に形成させうる、
ということを理解できる。P型InGaPにより形成さ
れたP型スペーサ層134にアルミニウムが存在しなけ
れば、スタック132の取り扱いが容易になり、LED
133におけるウェハボンディング界面136における
または該界面136の近くにおける電子トラップの数が
都合よく低下する。
【0042】図7および図8の例は、それぞれ、約0.
16eVおよび約0.19eVの正孔バリア140を示
す。図7におけるP型(Al0.6Ga0.40.5In0.5
スペーサ層134、および、図8におけるP型AlIn
Pスペーサ層134の両方は、活性領域106より大き
なバンドギャップを有する結果、活性領域106が発す
る光に対して実質的に透明である。しかしながら、両方
の例におけるスペーサ層は、アルミニウムを含むので、
酸素に電子トラップを形成させる。
【0043】本発明の別の実施形態にかかる図9Aを参
照するに、発光半導体デバイスでの用途に適したヘテロ
構造においてN型閉じ込め層を形成するために、半導体
層142はスタック144にウェハボンディングされ
る。一実施例では、半導体層142はN型AlPにより
形成される層である。図9Aの例では、スタック144
は、電子閉じ込め層108と、P型スペーサ層134
と、活性領域106とを含む。電子閉じ込め層108
は、ウェハボンディング界面136でP型スペーサ層1
34にウェハボンディングされる。一実施例では、ウェ
ハボンディングされた電子閉じ込め層108はP型Si
Cにより形成され、活性領域106は(AlxGa1-x
0.5In0.5Pにより形成される1つ以上の層を含む。
【0044】一実施形態では、犠牲基体の上に活性領域
10を成長させ、活性領域106の上にP型スペーサ層
134を成長させ、電子閉じ込め層108をP型スペー
サ層134にウェハボンディングし、この後、上記犠牲
基体を除去することにより、スタック144は形成され
る。別の実施形態では、P型スペーサ層134はなく、
犠牲基体を除去する前に、活性領域106は電子閉じ込
め層108にウェハボンディングされる。別の実施形態
では、P型スペーサ層はなく、活性領域106および電
子閉じ込め層108の両方は従来の成長技術により形成
され、スタック144はウェハボンディング界面を含ま
ない。スタック144は、電子閉じ込め層108の上方
に設けられた基体層を選択的に含む。
【0045】上述した実施形態で用いたものとほぼ同様
のウェハボンディング処理により、層142はスタック
144にボンディングされる。図9Bを参照するに、本
発明の実施形態に基づいて得られるLED146は、ウ
ェハボンディング界面150で活性領域106にウェハ
ボンディングされたN型閉じ込め層148と、活性領域
106の上に設けられたP型スペーサ層134と、ウェ
ハボンディング界面136でP型スペーサ層134にウ
ェハボンディングされた電子閉じ込め層108と、N型
閉じ込め層148に電気的に接続されたN型コンタクト
と、電子閉じ込め層108に電気的に接続されたP型コ
ンタクトとを含む。別の実施形態では、LED146は
基体層(substrate and superstrate layers)を選択的
に含む。
【0046】一実施例では、層142を容易に取り扱う
ことができるようにするため、かつ、N型閉じ込め層1
48とN型コンタクト112との間に低抵抗を有する電
気的接触を容易に形成できるようにするために、N型閉
じ込め層148すなわち層142の厚さは、好ましくは
約50μmより大きく、さらに好ましくは約200μm
より大きくする。別の実施例では、N型閉じ込め層14
8すなわち層142を約500オングストローム(Å)
の厚さにすることができる。一実施例では、層142
を、最初は、N型閉じ込め層148の所望の厚さより厚
くし、スタック144にウェハボンディングした後に、
所望の厚さまでに薄くする。半導体層142は、例え
ば、半導体材料により形成されるウェハもしくはブロッ
ク、または、基体の上にエピタキシャル成長させた半導
体層のような、層のスタックの上にある半導体層であっ
てもよい。半導体層142は複数の層を含んでいてもよ
い。
【0047】図10は、約2.1ボルトの順方向バイア
スという条件のもとでの、本発明の一実施形態にかかる
LED146における、N型閉じ込め層148と、活性
領域106と、P型スペーサ層134と、電子閉じ込め
層108とにより特徴付けられるへテロ構造の従来方式
により計算されたバンド構造を示す図である。図10の
例では、N型閉じ込め層148はN型AlPにより形成
され、活性領域106は(Al0.3Ga0.70.5In0.5
Pにより形成され、P型スペーサ層134はP型InG
aPにより形成され、電子閉じ込め層108はP型Si
Cにより形成される。N型閉じ込め層148と活性領域
106との間のウェハボンディング界面は点線150に
より示され、活性領域106とP型スペーサ層134と
の間の界面は点線138により示され、P型スペーサ層
と電子閉じ込め層108との間のウェハボンディング界
面は点線136により示されている。
【0048】図10の例では、N型AlP閉じ込め層1
48と活性領域106とのウェハボンディング界面に関
連する約0.74eVの正孔バリア126は、図2の従
来例に示した約0.08eVの正孔バリア26より実質
的に大きい。この結果、正孔は、従来のLED1におけ
る活性領域6によりも、本発明の一実施形態に基づいて
形成されたLED146における活性領域106に効果
的に閉じ込められる。このように向上した正孔閉じ込め
によって、高注入電流で動作する、または、薄い活性領
域106を有する、本発明の一実施形態にかかるAlx
GayInzP−LEDの性能が向上する。P型スペーサ
層134と電子閉じ込め層108との間のウェハボンデ
ィング界面136に関連する電子バリア124によっ
て、上述したように電子閉じ込めが都合よく向上する。
【0049】他の実施形態では、N型閉じ込め層148
は、AlP以外の材料により形成された層142を活性
領域106にウェハボンディングすることにより、形成
される。好ましくは、N型閉じ込め層148を形成する
材料は、活性領域106における伝導帯端部よりエネル
ギーの高い伝導帯端部を有し、かつ、活性領域106に
おける価電子帯端部よりエネルギーの低い価電子帯端部
を有する。伝導帯端部および価電子帯端部をこのように
設けることによって、活性領域106に電子を注入する
ことに対する重要なバリアをウェハボンディング界面1
50に発生させることなく、活性領域106からN型閉
じ込め層148に正孔が拡散することに対するバリア1
26をウェハボンディング界面150に設けることがで
きる。加えて、好ましくは、比較的低い電気抵抗を有し
かつ欠陥がほとんどないウェハボンディング界面を形成
するために、ウェハボンディングされたN型閉じ込め層
148を形成する材料を、ドーピングによりN型伝導性
にすることができ、かつ、約1000℃より低い温度で
活性領域106にウェハボンディングすることができ
る。N型閉じ込め層148についての上述した要件を満
たすことが可能な材料は、AlPだけでなく、CdS
e、CdS、ZnSeおよびダイヤモンドのような、S
iC、AlN、GaN、II−VI半導体を含む(この半導
体に限定されない)。
【0050】ウェハボンディング界面150に関連した
欠陥についての、LED146の性能に対する影響は、
ウェハボンディングボンディング界面と活性領域との間
に間隔をあけることにより低減されうる。例えば、別の
実施形態にかかる図11Aを参照するに、発光半導体デ
バイスでの用途に適したヘテロ構造においてN型閉じ込
め層を形成するために、層142をスタック154にボ
ンディングする。先に示した実施形態のように、一実施
例では、層142はN型AlPにより形成される層であ
る。図11Aの例では、スタック154は、電子閉じ込
め層108と、P型スペーサ層134と、活性領域10
6と、N型スペーサ層156とを含む。電子閉じ込め層
108は、ウェハボンディング界面136においてP型
スペーサ層134にウェハボンディングされる。一実施
例では、N型スペーサ層156は、例えばMOCVDに
より活性領域106に格子整合させ成長させたN型Al
InPの層である。
【0051】層142は、上述したものとほぼ同様なウ
ェハボンディング処理により、スタック154にボンデ
ィングされる。図11Bを参照するに、一実施形態に基
づいて得られるLED158は、ウェハボンディング界
面160でN型スペーサ層156にウェハボンディング
されたN型閉じ込め層148と、活性領域106と、ウ
ェハボンディング界面136で電子閉じ込め層108に
ウェハボンディングされたP型スペーサ層134と、N
型閉じ込め層148に電気的に接続されたN型コンタク
ト112と、電子閉じ込め層108に電気的に接続され
たP型コンタクト114と、を含む。別の実施形態で
は、スタック154およびLED158の構造および組
成は、例えばスタック144およびLED146を参照
して先に説明したように変化する。
【0052】好ましくは、N型スペーサ層156を形成
する材料は、N型閉じ込め層148の伝導帯端部のエネ
ルギーと活性領域106の伝導帯端部のエネルギーとの
中間のエネルギーとなる伝導帯端部を有し、かつ、活性
領域106にエネルギーが等しいかこれよりエネルギー
が大きい価電子帯端部を有する、電子構造を持ってい
る。伝導帯端部および価電子帯端部をこのように設ける
ことによって、伝導帯端部または価電子帯端部のいずれ
かに井戸が発生することを防ぐとともに、伝導帯端部に
おいて、または、N型スペーサ層156の近くにおいて
電子バリアが生ずるのを防ぐこと、または、該電子バリ
アを低減することができる。加えて、好ましくは、比較
的に低い電気抵抗を有するウェハボンディング界面を形
成するために、N型スペーサ層156を形成する材料
を、ドーピングによりN型伝導性にすることができ、約
1000℃より低い温度でN型電子閉じ込め層148に
ウェハボンディングボンディングすることができる。一
実施例では、N型スペーサ層156を形成する材料は、
ウェハボンディング界面160にまたは該界面160の
近くに電子および正孔のトラップが形成されるのを最小
化するように選択される。N型スペーサ層156につい
ての上記要件を満たすことが可能な材料は、AlInP
だけではなく、InGaPおよびその他の(AlXGa
1-X0.5In0.5P材料(これらの材料に限定されな
い)を含む。
【0053】N型スペーサ層156の厚さは、好ましく
は、スペーサ層156を形成する材料における正孔拡散
長とほぼ等しくするか、または、該正孔拡散長より小さ
くする。よって、N型スペーサ層156は、通常、約
0.5μmより小さい。
【0054】図12は、約2.1ボルトの順方向バイア
スという条件のもとでの、本発明の一実施形態にかかる
LED158における、N型閉じ込め層148と、N型
スペーサ層156と、活性領域106と、P型スペーサ
層134と、電子閉じ込め層108とにより特徴付けら
れるへテロ構造の従来方式により計算されたバンド構造
を示す図である。図12の例では、N型閉じ込め層14
8はN型AlPにより形成され、N型スペーサ層156
はAlInPにより形成され、活性領域106は(Al
0.3Ga0.70.5In0.5Pにより形成され、P型スペー
サ層134はP型InGaPにより形成され、電子閉じ
込め層108はP型SiCにより形成される。N型閉じ
込め層148とN型スペーサ層156との間のウェハボ
ンディング界面は点線160により示され、N型スペー
サ層156と活性領域106との間の界面は点線162
により示され、活性領域106とP型スペーサ層134
との間の界面は点線138により示され、P型スペーサ
層134と電子閉じ込め層108との間のウェハボンデ
ィング界面は点線136により示されている。
【0055】図12の例では、電子バリア124および
正孔バリア126によって、上述したようにキャリア閉
じ込めが都合よく向上する。正孔バリア140によって
は、LED158の性能はほとんど劣化しない。
【0056】図9A、図9B、図11Aおよび図11B
の例では、ウェハボンディング界面136と活性領域1
06との間、ならびに、ウェハボンディング界面156
と活性領域106との間には、それぞれスペーサ層13
4および156により間隔があけられる。しかしなが
ら、別の実施形態では、活性領域106とキャリア閉じ
込め層との間に設けられるスペーサ層は、活性領域10
6にウェハボンディングされる。後者の実施形態では、
スペーサ層は、閉じ込め層と活性領域106との間に間
隔をあけるものであるが、ウェハボンディング界面の機
械的強度および伝導性を向上させるとともに、酸化のよ
うな化学的反応が、例えば、ウェハボンディング処理の
前に閉じ込め層の表面に生ずることを防ぐ。
【0057】例えば一実施形態にかかる図13Aを参照
するに、ヘテロ構造においてN型スペーサ層およびN型
閉じ込め層を形成するために、層142に設けられるN
型スペーサ層156をスタック164にウェハボンディ
ングする。スタック164は、電子閉じ込め層108に
設けられ、かつ、ウェハボンディング界面166で活性
領域106にウェハボンディングされるP型スペーサ層
134を含む。スペーサ層156および134について
は、例えばMOCVDまたはMBEにより、それぞれ、
層142および電子閉じ込め層108に成長させること
ができる。活性領域106については、例えば、活性領
域106がP型スペーサ層134にウェハボンディング
された後に除去される犠牲基体の上に形成することがで
きる。
【0058】N型スペーサ層156は、上述したものと
ほぼ同様なウェハボンディング処理により、活性領域1
06にウェハボンディングされる。図13Bを参照する
に、一実施形態に基づいて得られるLED168は、N
型閉じ込め層148に設けられ、かつ、ウェハボンディ
ング界面170で活性領域106にウェハボンディング
されるN型スペーサ層156と、電子閉じ込め層108
に設けられ、かつ、ウェハボンディング界面166で活
性領域106にウェハボンディングされるP型スペーサ
層134と、N型閉じ込め層148および電子閉じ込め
層108のそれぞれに電気的に接続されるN型コンタク
ト112およびP型コンタクト114とを含む。
【0059】スタック164およびLED168を形成
する材料は、別の実施形態を参照して先に説明したよう
に選択される。よって、LED168は、別の実施形態
について説明したものと同様の利点を得ることができ
る。また、図13Aおよび図13Bは、活性領域106
にウェハボンディングされるP型スペーサ層134およ
びN型スペーサ層156の両方を示しているが、別の実
施例では、スペーサ層135および156のうちの1つ
しか存在しないか、または、スペーサ層134および1
56の両方が存在するが、1つのスペーサのみしか活性
領域106にウェハボンディングされない。
【0060】別の実施形態では、活性領域106に設け
られるスペーサ層は、閉じ込め層に設けられるスペーサ
層にウェハボンディングされる。互いにウェハボンディ
ングされ、かつ、活性領域106と閉じ込め層との間に
設けられた2つのスペーサ層を用いる結果として、機械
的強度および伝導性を向上させ、かつ、酸化のような化
学的反応が、例えば、ウェハボンディング処理の前に閉
じ込め層の表面に生ずることを防ぐことができる。例え
ば、一実施形態にかかる図14Aを参照するに、ヘテロ
構造においてN型スペーサ層およびN型閉じ込め層を形
成するために、層142の上に設けられるN型スペーサ
層178をスタック172にウェハボンディングする。
スタック172は、電子閉じ込め層108に設けられる
P型スペーサ層174と、ウェハボンディング界面17
6でP型スペーサ層174にウェハボンディングされ、
かつ、電子閉じ込め層106に設けられるP型スペーサ
層134と、活性領域106に設けられるN型スペーサ
層156とを含む。スタック172については、例え
ば、スタック164について説明したものと同様の方法
により形成することができる。
【0061】N型スペーサ層178は、上述したものと
ほぼ同様のウェハボンディング処理により、N型スペー
サ層156にウェハボンディングされる。図14Bを参
照するに、一実施形態に基づいて得られるLED180
は、N型閉じ込め層148の上に設けられ、かつ、ウェ
ハボンディング界面182でN型スペーサ層156にウ
ェハボンディングされるN型スペーサ層178と、N型
スペーサ層156とP型スペーサ層134との間に設け
られる活性領域106と、ウェハボンディング界面17
6でP型スペーサ層134にウェハボンディングされ、
かつ、電子閉じ込め層108に設けられるP型スペーサ
層174と、N型コンタクト112と、P型コンタクト
114とを含む。
【0062】図14Aおよび図14Bは、P型スペーサ
層174とN型スペーサ層178の両方を示している
が、別の実施例では、スペーサ層174および178の
うちの一方しか存在しない。N型スペーサ層156およ
び178の全厚さは、好ましくは、これらを形成する材
料における約正孔拡散長より小さい。同様に、P型スペ
ーサ層134および174の全厚さは、好ましくは、こ
れらを形成する材料における約電子拡散長より小さい。
【0063】スタック172およびLED180におけ
る様々な層を形成する材料は、別の実施形態を参照して
先に説明したものと同様に選択される。互いにウェハボ
ンディングされる2つのスペーサ層については、同一の
材料または互いに異なる材料により形成することができ
る。互いにウェハボンディングされる2つのP型スペー
サ層を形成する材料は、好ましくは、正孔を活性領域1
06に注入することに対する重要なバリアが、これらの
界面にまたは該界面の近くに生じないように、選択され
る。同様に、互いにウェハボンディングされるN型スペ
ーサ層を形成する材料は、好ましくは、電子を活性領域
106に注入することに対する重要なバリアがこれらの
界面にまたは該界面の近くに生じないように、選択され
る。よって、LED180は、別の実施形態について説
明したものと同様の利点を得ることができる。
【0064】特定の実施形態を用いて本発明を説明して
きたが、本発明は、別記請求項の範囲内に含まれるあら
ゆる変形および変更を含むものである。例えば、スペー
サ層134、156、174および178のそれぞれに
ついては、超格子等における複数の層を含むことができ
る。さらに、スペーサ層は、通常、直近の閉じ込め層と
同一の伝導型を有し、この結果、様々な図面ではN型お
よびP型の名称がつけられているが、別の実施形態で
は、スペーサ層134、156、174および178
は、直近の閉じ込め層とは逆の方法でドーピングされな
かったりドーピングされたりする。このようなドーピン
グされなかったり、または、逆にドーピングされるスペ
ーサ層の伝導性は、例えば、トンネル効果により発生し
うる。加えて、ヘテロ構造および発光ダイオードの活性
領域については、AlxGayInzN、AlxGay
s、AlSbおよびInxGayAszPのようなII−VI
材料およびIII―V材料に限らずこれらを含む任意の化
合物半導体材料により、本発明の実施形態に基づいて形
成することができる。このような実施形態では、N型お
よびP型のウェハボンディングされた閉じ込め層は、例
えば、適切な電子および正孔バリアを生ずるバンド端部
構造を有するように選択され、かつ、CdSe、Cd
S、ZnSe、ZnS、ダイアモンドのような、Al
P、SiC、AlN、GaNといったII―IV半導体、お
よび、合金またはこれらの混合物を含みうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のAlxGayInzP−LEDの概略図
【図2】図1に示す従来のAlxGayInzP−LED
の一部分におけるバンド構造の概略図
【図3A】本発明の一実施形態にかかる互いにウェハボ
ンディングされる層およびスタックの概略図
【図3B】本発明の一実施形態にかかるウェハボンディ
ングされた電子閉じ込め層を含む発光ダイオードの概略
【図4】本発明の一実施形態にかかる図3Bに示すLE
Dの一部分における電子バンド構造の概略図
【図5A】本発明の別の実施形態にかかる相互にウェハ
ボンディングされるP型スペーサ層を含む層およびスタ
ックの概略図
【図5B】本発明の一実施形態にかかるP型スペーサ層
にウェハボンディングされる電子閉じ込め層を含む発光
ダイオードの概略図
【図6】本発明の一実施形態にかかるInGaPのP型
スペーサ層を含む図5Bに示すLEDの一部分における
電子バンド構造の概略図
【図7】本発明の一実施形態にかかる(Al0.6
0.40.5InPのP型スペーサ層を含む図5Bに示す
LEDの一部分における電子バンド構造の概略図
【図8】本発明の一実施形態にかかるAlInPのP型
スペーサ層を含む図5Bに示すLEDの一部分における
電子バンド構造の概略図
【図9A】本発明の別の実施形態にかかる互いにウェハ
ボンディングされる電子閉じ込め層を含む層およびスタ
ックの概略図
【図9B】本発明の一実施形態にかかるウェハボンディ
ングされるN型閉じ込め層を含む発光ダイオードの概略
【図10】本発明の一実施形態にかかる図9Bに示すL
EDの一部分における電子バンド構造の概略図
【図11A】本発明の一実施形態にかかる互いにウェハ
ボンディングされるN型スペーサ層を含む層およびスタ
ックの概略図
【図11B】本発明の一実施形態にかかるN型スペーサ
層にウェハボンディングされるN型閉じ込め層を含む発
光ダイオードの概略図
【図12】本発明の一実施形態にかかるAlInPのN
型スペーサ層を含む図11Bに示すLEDの一部分にお
ける電子バンド構造の概略図
【図13A】本発明の一実施形態にかかる互いにウェハ
ボンディングされる2つのスタックの概略図
【図13B】本発明の一実施形態にかかる閉じ込め層に
設けられ、かつ、活性領域にウェハボンディングされる
スペーサ層を含む発光ダイオードの概略図
【図14A】本発明の別の実施形態にかかる互いにウェ
ハボンディングされる2つのスタックの概略図
【図14B】本発明の一実施形態にかかる互いにウェハ
ボンディングされるスペーサ層を含む発光ダイオードの
概略図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー ピー ココット アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94306 パロ アルト ロマ ヴェルデ アヴェニュー 622 Fターム(参考) 5F041 AA03 CA04 CA34 CA40 CA77

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1伝導型を有する第1半導体により形
    成される第1キャリア閉じ込め層と、 活性領域と、 前記活性領域と前記第1キャリア閉じ込め層との間に設
    けられるウェハボンディング界面と、を具備することを
    特徴とする発光半導体デバイス。
  2. 【請求項2】 前記活性領域は、AlxGayInz
    (0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=
    1)を具備することを特徴とする請求項1に記載の発光
    半導体デバイス。
  3. 【請求項3】 前記活性領域は、(AlxGa1-x0.5
    In0.5P(0≦x≦1)を具備することを特徴とする
    請求項1に記載の発光半導体デバイス。
  4. 【請求項4】 前記ウェハボンディング界面は、前記活
    性領域と前記第1キャリア閉じ込め層との間の界面であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の発光半導体デバイ
    ス。
  5. 【請求項5】 前記第1半導体は、P型SiC、P型A
    lP、P型AlN、P型GaN、P型II―VI半導体、お
    よび、P型ダイアモンドを含む群から選択される半導体
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の発光半導
    体デバイス。
  6. 【請求項6】 N型AlxGayInzP(0≦x≦1、
    0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=1)を含む第2
    キャリア閉じ込め層を具備し、 前記活性領域は、前記第1キャリア閉じ込め層と前記第
    2キャリア閉じ込め層との間に設けられることを特徴と
    する請求項5に記載の発光半導体デバイス。
  7. 【請求項7】 前記第1半導体は、N型SiC、N型A
    lP、N型AlN、N型GaN、N型II―VI半導体、お
    よび、N型ダイアモンドを含む群から選択される半導体
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の発光半導
    体デバイス。
  8. 【請求項8】 P型AlxGayInzP(0≦x≦1、
    0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=1)、P型Si
    C、P型AlN、P型GaN、P型II―VI半導体、およ
    び、P型ダイアモンドを含む群から選択される半導体を
    備えた第2キャリア閉じ込め層を具備し、 前記活性領域は、前記第1キャリア閉じ込め層と前記第
    2キャリア閉じ込め層との間に設けられることを特徴と
    する請求項7に記載の発光半導体デバイス。
  9. 【請求項9】 前記活性領域と前記第1キャリア閉じ込
    め層との間に設けられる第1スペーサ層を具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の発光半導体デバイス。
  10. 【請求項10】 前記第1スペーサ層は、AlxGay
    zP(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y
    +z=1)を具備することを特徴とする請求項9に記載
    の発光半導体デバイス。
  11. 【請求項11】 前記第1スペーサ層は、(AlxGa
    1-x0.5In0.5P(0≦x≦1)を具備することを特
    徴とする請求項9に記載の発光半導体デバイス。
  12. 【請求項12】 前記第1スペーサ層は、P型InGa
    P、P型AlInP、および、P型AlInPを含む群
    から選択される材料を具備することを特徴とする請求項
    9に記載の発光半導体デバイス。
  13. 【請求項13】 前記ウェハボンディング界面は、前記
    第1スペーサ層と前記第1キャリア閉じ込め層との間の
    界面であることを特徴とする請求項9に記載の発光半導
    体デバイス。
  14. 【請求項14】 前記ウェハボンディング界面は、前記
    第1スペーサ層と前記活性領域との間の界面であること
    を特徴とする請求項9に記載の発光半導体デバイス。
  15. 【請求項15】 前記活性領域と前記第1キャリア閉じ
    込め層との間に設けられる第2スペーサ層を具備し、 前記ウェハボンディング界面は、前記第1スペーサ層と
    前記第2スペーサ層との間の界面であることを特徴とす
    る請求項9に記載の発光半導体デバイス。
  16. 【請求項16】 第2伝導型を有する第2半導体により
    形成される第2キャリア閉じ込め層を具備し、 前記活性領域は、前記第1キャリア閉じ込め層と前記第
    2キャリア閉じ込め層との間に設けられることを特徴と
    する請求項1に記載の発光半導体デバイス。
  17. 【請求項17】 前記活性領域と前記第2キャリア閉じ
    込め層との間に設けられる別のウェハボンディング界面
    を具備することを特徴とする請求項16に記載の発光半
    導体デバイス。
  18. 【請求項18】 前記第1キャリア閉じ込め層に電気的
    に接続される第1コンタクトと、 前記第2キャリア閉じ込め層に電気的に接続される第2
    コンタクトと、を具備することを特徴とする請求項16
    に記載の発光半導体デバイス。
  19. 【請求項19】 N型(Alx1Ga1-x10.5In0.5
    (0≦x1≦1)を含む第1半導体層と、 P型SiC、P型AlP、P型AlN、および、P型G
    aNを含む群から選択される材料を具備する第2半導体
    層と、 前記第1半導体層と前記第2半導体層との間に設けられ
    る(Alx2Ga1-x2 0.5In0.5P(0≦x2≦1)を
    含む活性領域と、 前記第1半導体層に電気的に接続される第1コンタクト
    と、 前記第2半導体層に電気的に接続される第2コンタクト
    と、 前記活性領域と前記第2半導体層との間に設けられるウ
    ェハボンディング界面と、を具備することを特徴とする
    発光半導体デバイス。
  20. 【請求項20】 P型伝導性を有する第1半導体層と、 N型伝導性を有する第2半導体層と、 前記第1半導体層と前記第2半導体層との間に設けられ
    る活性領域と、 前記活性領域と、前記第1半導体層および前記第2半導
    体層の一方との間に設けられるウェハボンディング界面
    と、を具備し、 前記第1半導体層の伝導帯端部は、前記活性領域の伝導
    帯端部よりも高いエネルギーを有し、 前記第2半導体層の価電子帯端部は、前記活性領域の価
    電子帯端部よりも低いエネルギーを有する、ことを特徴
    とする発光半導体デバイス。
  21. 【請求項21】 前記活性領域は、AlxGayInz
    (0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=
    1)を具備することを特徴とする請求項20に記載の発
    光半導体デバイス。
  22. 【請求項22】 前記活性領域は、(AlxGa1-x
    0.5In0.5P(0≦x≦1)を具備することを特徴とす
    る請求置20に記載の発光半導体デバイス。
  23. 【請求項23】 前記ウェハボンディング界面は、前記
    活性領域と前記第1半導体層との間の界面、および、前
    記活性領域と前記第2半導体層との間の界面の一方であ
    ることを特徴とする請求項20に記載の発光半導体デバ
    イス。
  24. 【請求項24】 前記ウェハボンディング界面は、前記
    活性領域と前記第1半導体層との間に設けられ、 前記第1半導体層は、P型SiC、P型AlP、P型A
    lN、P型GaN、P型II―VI半導体、および、P型ダ
    イアモンドを含む群から選択される半導体を具備するこ
    とを特徴とする請求項20に記載の発光半導体デバイ
    ス。
  25. 【請求項25】 前記ウェハボンディング界面は、前記
    活性領域と前記第2半導体層との間に設けられ、 前記第2半導体層は、P型SiC、N型AlP、N型A
    lN、N型GaN、N型II―VI半導体、および、N型ダ
    イアモンドを含む群から選択される半導体を具備するこ
    とを特徴とする請求項20に記載の発光半導体デバイ
    ス。
  26. 【請求項26】 前記活性領域と前記第1半導体層との
    間に設けられるスペーサ層を具備することを特徴とする
    請求項20に記載の発光半導体デバイス。
  27. 【請求項27】 前記スペーサ層は、AlxGayInz
    P(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z
    =1)を具備することを特徴とする請求項26に記載の
    発光半導体デバイス。
  28. 【請求項28】 前記活性領域と前記第2半導体層との
    間に設けられるスペーサ層を具備することを特徴とする
    請求項20に記載の発光半導体デバイス。
  29. 【請求項29】 前記スペーサ層は、AlxGayInz
    P(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z
    =1)を具備することを特徴とする請求項28に記載の
    発光半導体デバイス。
  30. 【請求項30】 前記ウェハボンディング界面は、前記
    活性領域と前記第1半導体層との間に設けられ、 前記活性領域と前記第2半導体層との間に設けられる別
    のウェハボンディング界面を具備することを特徴とする
    請求項20に記載の発光半導体デバイス。
  31. 【請求項31】 前記第1半導体層に電気的に接続され
    るP型コンタクトと、 前記第2半導体層に電気的に接続されるN型コンタクト
    と、を具備することを特徴とする請求項20に記載の発
    光半導体デバイス。
  32. 【請求項32】 発光半導体デバイスを形成する方法で
    あって、 活性領域を含む層のスタックを作製する工程と、 第1伝導型を有する第1半導体により形成される第1キ
    ャリア閉じ込め層を含む構造を前記スタックにウェハボ
    ンディングする工程と、を具備することを特徴とする方
    法。
  33. 【請求項33】 前記活性領域は、AlxGayInz
    (0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=
    1)を具備することを特徴とする請求項32に記載の方
    法。
  34. 【請求項34】 前記第1半導体は、SiC、AlP、
    AlN、GaN、II−VI半導体、および、ダイアモンド
    を含む群から選択される半導体を具備することを特徴と
    する請求項32に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記ウェハボンディングする工程は、
    前記第1キャリア閉じ込め層を前記活性領域にウェハボ
    ンディングする工程を具備することを特徴とする請求項
    32に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記ウェハボンディングする工程は、
    前記第1キャリア閉じ込め層の直近に設けられるスペー
    サ層を前記活性領域にウェハボンディングする工程を具
    備することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記スタックは、前記活性領域の直近
    に設けられるスペーサ層を具備し、 前記ウェハボンディングする工程は、前記第1キャリア
    閉じ込め層を前記スペーサ層にウェハボンディングする
    工程を具備することを特徴とする請求項32に記載の方
    法。
  38. 【請求項38】 前記スタックは、前記活性領域の直近
    に設けられる第1スペーサ層を具備し、 前記ウェハボンディングする工程は、前記第1キャリア
    閉じ込め層の直近に設けられる第2スペーサ層を前記第
    1スペーサ層にウェハボンディングする工程を具備する
    ことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記スタックは、第2伝導型を有する
    第2半導体により形成される第2キャリア閉じ込め層を
    具備することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記作製する工程は、前記第2キャリ
    ア閉じ込め層を前記活性領域にウェハボンディングする
    工程を具備することを特徴とする請求項39に記載の方
    法。
  41. 【請求項41】 前記作製する工程は、前記第2キャリ
    ア閉じ込め層を、前記活性領域の直近に設けられるスペ
    ーサ層にウェハボンディングする工程を具備することを
    特徴とする請求項39に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記作製する工程は、前記第2キャリ
    ア閉じ込め層の直近に設けられるスペーサ層を前記活性
    領域にウェハボンディングする工程を具備することを特
    徴とする請求項39に記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記作製する工程は、前記第2キャリ
    ア閉じ込め層の直近に設けられるスペーサ層を、前記活
    性領域の直近に設けられる別のスペーサ層にウェハボン
    ディングする工程を具備することを特徴とする請求項3
    9に記載の方法。
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