JP3445433B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3445433B2
JP3445433B2 JP05915396A JP5915396A JP3445433B2 JP 3445433 B2 JP3445433 B2 JP 3445433B2 JP 05915396 A JP05915396 A JP 05915396A JP 5915396 A JP5915396 A JP 5915396A JP 3445433 B2 JP3445433 B2 JP 3445433B2
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正明 小野村
幸江 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に係わ
り、特にヘテロ界面を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ZnSeなどのII−VI族化合物半導
体およびGaN等のナイトライドIII−V族化合物半
導体は、可視波長領域の光の波長に相当するエネルギー
と同等以上の広いバンドギャップ(ワイドギャップ)を
有し、可視発光素子材料として注目を集めている。
【0003】特に、GaAlAs,InGaAlPなど
のIII−V族化合物半導体材料による半導体レーザや
発光ダイオードの動作波長域が緑色より長い波長域であ
るのに対し、ワイドギャップII−VI族化合物半導体
およびGaN等のナイトライドIII−V族化合物半導
体はではより波長の短い青色や紫外光までの動作の可能
性がある。これは、小型、軽量、低動作電圧、高信頼性
など、従来の半導体発光素子の有する利点を短波長領域
に適用できるようになり、光ディスクの高密度化が実現
できる。また、屋外メッセージボードなどのフルカラー
化を実現できる。
【0004】ZnSeなどのワイドギャップII−VI
族化合物半導体を用いた青緑色半導体発光素子について
は、近年、電流注入型半導体レーザによる室温連続発振
や発光ダイオードの高輝度動作が報告されている。図1
4は、ワイドギャップII−VI族化合物半導体(Cd
ZnMgSeS)を用いた従来の電流注入型の青緑色半
導体レーザ装置の概略構成を示す断面図である。
【0005】図中、701はn型GaAs基板を示して
おり、このn型GaAs基板701の上には、n型Zn
MgSeSクラッド層702、n型ZnSe光ガイド層
703、CdZnSe量子井戸層704、p型ZnSe
光ガイド層705、p型ZnMgSeSクラッド層70
6、p型ZnSeS層707、p型ZnSeコンタクト
層708が順次積層されている。
【0006】このp型ZnSeコンタクト層708は化
学エッチングにより幅5μmのメサストライプ状に加工
され、絶縁物層709がメサ外部のp型ZnSeS層7
07上に形成され、表面が平坦化されている。この平坦
化された表面にはp側電極710が形成されている。p
側電極710は下からPd/Pt/Auからなる積層電
極となっている。一方n型GaAs基板701の他の主
面には、Inからなるn側電極711が設けられてい
る。
【0007】このように構成された青緑色半導体レーザ
装置によれば、室温での連続発振が行えると報告されて
いる(Room Temperature continuous operation of Blu
e-Green Laser Diodes, N. Nakayama et.al, Electroni
cs Letters,Vo1.29,No.16,pp.1488-1489(1993))。
【0008】これらの従来例では、分子線エピタキシー
法(MBE;Molecular Beam Epi-taxy)によりGaA
s基板上にZnSe,ZnMgSSeなどのII−VI
族化合物半導体を成長することにより青緑色発光を得て
いる。
【0009】また、GaNを含む窒化物系半導体レーザ
は、350nm以下までの短波長が可能で、400nm
での発振動作が報告されている。信頼性に関してもLE
Dにおいて10、000時間以上の発光寿命が確認され
ている。このように窒化物半導体系は、時世代の光ディ
スク記録用光源として必要な条件を満たす優れた特性を
持つ材料である。しかしこの材料においても動作電圧の
低減が課題となっている。このように実用的な半導体レ
ーザや発光ダイオード(LED)として必要な低電圧動
作をする半導体装置は実現されていなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のZnSe等を用
いた短波長半導体発光素子では、動作電圧が高い原因は
p型層のヘテロ界面に生じるヘテロ障壁や、p側電極と
p型半導体とのショットキ接触によるものと考えられて
いた。しかしn型層のヘテロ界面においてもバンドギャ
ップが大きいもの(例えばn−ZnSe)と小さいもの
(例えばn−GaAs)との接合においては、この部分
での電圧降下が素子の動作電圧の低減の妨げとなってい
ることが発明者らの研究により明らかになった。
【0011】これは、結晶成長の条件によってコンダク
ションバンドでのバンド不連続が大きくなり電子の注入
が妨げられることに因ると考えられる。このバンド不連
続による電子の注入の障害を改善することによりこの部
分での電圧降下を低減し、素子の低電圧動作を実現する
ことが望まれている。
【0012】また、GaNを用いたレーザにおいても基
板とGaN層の間にヘテロ障壁がある。このヘテロ障壁
の大きさは結晶の成長条件で変化し、特に低いと考えら
れていた伝導帯側のヘテロ障壁が今まで考えられていた
ものよりも大きいことが発明者らの研究により明らかに
なった。このバンド不連続によるキャリアの注入の障害
を改善することによりこの部分での電圧降下を低減し、
素子の低電圧動作を実現することが必要である。
【0013】本発明の目的は、ヘテロ界面、特にn型ヘ
テロ界面における障壁を低減することによりヘテロ界面
でのキャリアの注入を容易にし、実用的な低電圧動作を
可能とする半導体装置を提供することにある。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる半導体装
置は、n型IV族半導体層とn型IV−IV族化合物半
導体の内の1つから成る第1の半導体層と、前記第1の
半導体層上に形成された第1のn型III−V族化合物
半導体から成る第2の半導体層と、前記第1の半導体層
に接するように前記第1の半導体層と前記第2の半導体
層との間に形成され、前記第2の半導体層の不純物濃度
よりも高い8×1018cm−3上5×1019cm−3以下
n型不純物濃度を有する、第2のn型III−V族化
合物半導体から成る第3の半導体層とを具備することを
特徴とする。
【0022】前記n型IV族半導体層または前記n型I
V−IV族化合物半導体層が、Si、C、Geの内の少
なくとも1つを含むことが望ましい。前記第1および第
2のIII−V族化合物半導体層は、Ga、N、In、
Alの内の少なくとも1つを含むことが望ましい。
【0023】さらに、本発明に係わる半導体装置は、第
1のn型IV族半導体と第1のn型IV−IV族化合物
半導体層との内の1つから成る第1の半導体層と、前記
第1の半導体層上に形成されたn型III−V族化合物
半導体から成る第2の半導体層と、前記第2の半導体層
に接するように前記第1の半導体層と前記第2の半導体
層との間に形成され、前記第1の半導体層の不純物濃度
よりも高い5×1018cm−3以上8×1019cm−3
下のn型不純物濃度を有する、第2のn型IV族半導体
と第2のn型IV−IV族化合物半導体層の内の1つか
ら成る第3の半導体層と、を具備することを特徴とす
る。
【0024】前記第1および第2のn型IV族半導体層
あるいはn型IV−IV族化合物半導体層が、Si、
C、Geの内の少なくとも1つを含むことが望ましい。
前記第1のIII−V族化合物半導体層は、Ga、N、
In、Al、Nの内の1つを含むことが望ましい。
【0025】また、上記の発明を通じて、前記第3の半
導体層は、少なくとも1原子層で形成されることができ
る。III−V族化合物半導体の基板上にII−VI族
化合物半導体層を形成した半導体層装置では、n型層の
ヘテロ界面においてもバンドギャップが大きいもの(例
えばn−ZnSe)と小さいもの(例えばn−GaA
s)との接合においてはコンダクションバンドでのバン
ド不連続が大きくなり電子の注入が妨げられ、この部分
での電圧降下が素子の動作電圧の低減の妨げとなってい
ることが発明者らの研究により明らかになった。
【0026】このバンド不連続による電子の注入の障害
を、n型不純物濃度が3×1018cm-3以上1×1019
cm-3以下の高濃度n型層をヘテロ界面に挿入して、障
壁の空乏層を薄くすることにより、動作電圧の低減、及
び動作寿命の向上が図られる。
【0027】IV族半導体またはIV−IV族化合物半
導体の基板上にIII−V族化合物半導体層を形成した
半導体層装置でも、同様に接合面においてコンダクショ
ンバンドのバンド不連続が大きく、素子の動作電圧の低
減の妨げとなっている。このバンド不連続による電子の
注入の障害は、n型不純物濃度が5×1018cm-3以上
5×1019cm-3以下の高濃度n型層をヘテロ界面に挿
入して障壁の空乏層を薄くすることにより、動作電圧の
低減、及び動作寿命の向上が図られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を青色発光素
子の製造方法を実施例として示しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係わる半導体発光素子(半導体レーザ素子)の構造を示
す断面図である。
【0029】図1において、まず、分子線エピタキシー
法(MBE)により、n型GaAs基板101上に、厚
さ100nm、ドナー濃度2×1018cm-3のn型Ga
Asバッファ層102、厚さ100nm、ドナー濃度6
×1018cm-3のZnSeなどからなるII−VI族化
合物半導体バッファ層103を順次成長させた。
【0030】この処理された半導体基板上に、厚さ2μ
m、ドナー濃度1×1018cm-3のCl(塩素)ドープ
n型MgZnSeSクラッド層104、厚さ100n
m、ドナー濃度1×1018cm-3のClドープn型Zn
SeS下部光ガイド層105、厚さ10nmのアンドー
プCdZnScS単一量子井戸活性層106、厚さ10
0nm、アクセプター濃度1×1018cm-3のNドープ
p型ZnSeS上部光ガイド層107、厚さ1μm、ア
クセプター濃度1×1018cm-3のN(窒素)ドープp
型MgZnSeSクラッド層108、厚さ10nm、ア
クセプター濃度1×1018cm-3のNドープp型ZnS
eS酸化防止層109、厚さ0.5μm、ドナー濃度1
×1018cm-3のClドープn型ZnSeS電流阻止層
110を、基板温度300℃において順次成長させた。
【0031】各層の成長後は基板温度をすみやかに室温
まで下げ、被処理基板をMBE成長炉から取り出した。
p型MgZnSeS上部クラッド層108の上にp型Z
nSeS層109を介してn型ZnSeS層110を形
成することにより、電流狭窄のための窓構造を形成する
ために、n型ZnSeS層110をエッチングしても、
p型MgZnSeS層上部クラッド層108を空気中に
晒すことによる酸化を防止できた。
【0032】次に、n型ZnSeS電流阻止層110上
にフォトレジストなどによるマスクを形成し、化学エッ
チングによりp型ZnSeS酸化防止層109に至る幅
10μmの電流注入用開口部を形成した。
【0033】その後マスクを除去、さらに硫化物処理を
施した後、開口部のp型ZnSeS酸化防止層109お
よびn型ZnSeS電流阻止層110上にはMBE法で
厚さ2μm、アクセプター濃度1×1018cm-3のNド
ープp型ZnSeSクラッド層111を速やかに形成し
た。
【0034】続いてアクセプター濃度1×1018cm-3
のNドープp型ZnSeからアクセプター濃度1×10
18cm-3のNドープp型ZnTeまで傾斜的に組成を変
化させた厚さ100nmのコンタクト層112を基板温
度300℃で成長させた。さらに温度を速やかに室温ま
で下げてから、電子ビーム蒸着法によりPt/Ti/P
t/Auから成るp側電極113を形成した。
【0035】MBEの工程では、表面にさらされている
p型ZnSeS酸化防止層109のアニールによるアク
セプター濃度低下を防止するため、成長開始温度250
℃に達した階段で直ちに成長を開始した。尚、室温から
成長温度に達する迄の時間は3分であった。蒸着中の基
板温度は150℃以下とした。
【0036】コンタクト層112の上に電極113を形
成した後、400℃、10秒程度のアニールを行った。
短時間のアニールでPtをp型コンタクト層中に進入さ
せることにより、p型コンタクト層のアクセプター濃度
を低下させずに、接触面積を増やす効果を得ることがで
きた。p型コンタクト層の濃度を低下させないために
は、バリアメタルとなるTiとZnSe層の間にあるP
tの量を最適化する必要があり、p型コンタクト層と接
するPt層の厚さを10nm以下とすることが重要であ
った。
【0037】さらに、n型GaAs基板101側にはT
i/Auからなるn側電極114を形成した。図1の半
導体レーザを、共振器長500μmとなるようにへき開
し、p側電極側113を融着面として銅製のヒートシン
クにIn半田を用いてマウントし、その特性を評価し
た。その結果、波長520nm、閾値電流20mA、動
作電圧2.8Vで室温において連続発振が認められた。
また、連続動作の最高発振温度は70℃であった。さら
に、動作温度40℃、動作光出力3mWにおいて、10
000時間以上の動作が確認された。
【0038】上記の発光素子において、n+ 型ZnSe
バッファ層103のドナー濃度を変化させた場合の動作
電圧の変化を図2に示す。3×1018cm-3以上のドナ
ー濃度領域で、高濃度ドーピングによる空乏層が薄くな
る効果が現れ、動作電圧が低くなり、特に5×1018
-3以上のドナー濃度では約2.8Vとほぼ理想的な動
作電圧が実現できている。3×1018cm-3より低い濃
度の場合には、電子の注入がn型GaAs/ZnSe界
面で阻害され、動作電圧が高くなる。ドナー濃度が1×
1019cm-3以上の領域は、結晶性が急激に劣化し、発
光素子として使用不能な領域となる。
【0039】図3にはn+ 型ZnSeバッファ層103
のドナー濃度を変化させた場合の動作寿命を示す。3×
1018cm-3以上1×1019cm-3以下のドナー濃度領
域で動作寿命は10000時間を超える動作寿命が得ら
れている。この領域より低い場合には動作時の発熱によ
り素子の劣化がおこり、高い場合にはn+ 型ZnSe層
の結晶が成長時にすでに劣化していて、この欠陥が動作
時に素子の劣化へと波及することがわかった。
【0040】これらのことからn+ 型ZnSe層のドナ
ー濃度は3×1018cm-3以上1×1019cm-3以下で
あることが望ましい。さらに望ましくは5×1018cm
-3以上1×1019cm-3であることが動作電圧の点から
望ましい。
【0041】この実施形態では高ドナー濃度層として高
濃度が得易いZnSe層を用いたが、Zn,Cd,H
g,O,S,Se,Te,Poを含んだものでもよく、
Zn,Seを含んでいなくても良い。
【0042】また、基板としてGaAs基板を用いてそ
の上に格子定数が近い値を有する層を成長しているが、
基板としてはInP基板、GaP基板、Si基板、Ge
基板、InGaP基板、InGaAs基板など導電性で
導電型が制御できるn型基板であればよく、その上に成
長する高ドナー濃度層はこの基板に対して格子整合して
いてもしていなくても良い。
【0043】また、高濃度ドナー層(ZnSe)は、M
BE法により原子レベルの制御を行って、1原子層以上
の膜厚に形成してもよい。このような薄い膜厚であって
も充分その目的を達成することができる。 (第2の実施形態)図4は本発明の第2の実施形態に係
わる半導体レーザの断面図である。本実施形態は、第1
の実施形態の基板側に障壁低減層をさらに加えて、動作
寿命の改良を図ったものである。すなわち、図1に示し
た構造のn型GaAsバッファ層102とn+ 型ZnS
e高濃度バッファ層103の間に厚さ100nm、ドナ
ー濃度5×1018cm-3のn型InGaP障壁低減層4
03を挿入した構造となっている。
【0044】まず、分子線エピタキシー法(MBE)に
より、n型GaAs基板401上に、厚さ100nm、
ドナー濃度2×1018cm-3のn型GaAsバッファ層
402、厚さ100nmドナー濃度5×1018cm-3
GaAs層に格子整合したn型InGaP障壁緩和層4
03、厚さ100nm、ドナー濃度1×1018cm-3
ZnSeなどからなるII−VI族化合物半導体バッフ
ァ層404を順次成長させた。
【0045】この処理された半導体基板上に、さらに厚
さ2μm、ドナー濃度1×1018cm-3のCl(塩素)
ドープn型MgZnSeSクラッド層405、厚さ10
0nm、ドナー濃度1×1018cm-3のClドープn型
ZnSeS下部光ガイド層406、厚さ10nmのアン
ドープCdZnSeS単一量子井戸活性層407、厚さ
100nm、アクセプター濃度1×1018cm-3のNド
ープp型ZnSeS上部光ガイド層408、厚さ1μ
m、アクセプター濃度1×1018cm-3のN(窒素)ド
ープp型MgZnSeSクラッド層409、厚さ10n
m、アクセプター濃度1×1018cm-3のNドープp型
ZnSeS酸化防止層410、厚さ0.5μm、ドナー
濃度1×1018cm-3のClドープn型ZnSeS電流
防止層411を、基板温度300℃において成長させ
た。
【0046】この作成方法は、GaAsバッファ層40
2成長後にn型InGaP障壁緩和層403を成長する
以外は、第1の実施例と同様である。n型ZnSeS電
流防止層411上にフォトレジストなどによるマスクを
形成し、化学エッチングによりp型ZnSeS酸化防止
層410に至る幅10μmの電流注入のための開口部を
形成した。
【0047】マスクを除去し、さらに硫化物処理を施し
た後、速やかに、開口部のp型ZnSeS酸化防止層4
10およびn型ZnSeS電流防止層411上にMBE
法で厚さ2μm、アクセプター濃度1×1018cm-3
Nドープp型ZnSeSクラッド層412、アクセプタ
ー濃度1×1018cm-3のNドープp型ZnSeからア
クセプター濃度1×1019cm-3のNドープp型ZnT
eまで傾斜的に組成を変化させた厚さ100nmのコン
タクト層413を、基板温度300℃で成長させた。そ
の後速やかに室温まで下げてから電子ビーム蒸着法によ
りPt/Ti/Pt/Auから成るp側電極414を形
成した。
【0048】MBEの工程では、表面にさらされている
p型ZnSeS酸化防止層410のアニールによるアク
セプター濃度低下を防止するため、成長開始温度250
℃に達した段階で成長を直ちに開始した。尚、室温から
成長温度に達する迄の時間は3分でああった。蒸着中の
基板温度は150℃以下とした。
【0049】電極金属414の形成後、400℃、10
秒程度のアニールを行った。短時間のアニールでPtを
p型コンタクト層中に進入させることにより、p型コン
タクト層のアクセプター濃度を低下させずに、接触面積
を増やす効果が得られた。p型コンタクト層の濃度を低
下させないためには、バリアメタルとなるTiとZnS
e層の間にあるPtの量を最適化する必要があり、p型
コンタクト層と接するPt層の厚さを10nm以下とす
ることが重要であった。
【0050】さらに、n型GaAs基板401側にはT
i/Auからなるn側電極415を形成した。上記構造
の半導体レーザを、第1の実施例と同様に共振器長50
0μmにへき開し、p側電極側414を融着面として銅
製のヒートシンクにIn半田を用いてマウントし、その
特性を評価した。その結果、波長520nm、閾値電流
20mA、動作電圧2.8Vで室温において連続発振が
認められた。また、連続動作の最高発振温度は70℃で
あった。さらに、動作温度40℃、動作光出力3mWに
おいて、10、000時間以上の動作が確認された。
【0051】上記の発光素子において、n+ 型ZnSe
層のドナー濃度を変化させた場合の動作電圧の変化を図
5に示す。5×1017cm-3以上1×1019cm-3以下
のドナー濃度領域で約2.8Vとほぼ理想的な動作電圧
が実現できている。第1の実施例に比較して、動作電圧
を低くする濃度領域が濃度の低い方に広がっている。こ
の濃度領域よりドナー濃度が低い場合には、電子の注入
がn型InGaP/ZnSe界面で阻害され電圧が高く
なり、高い場合にはn+ 型ZnSeの結晶性が低下し電
圧が高くなる。
【0052】図6にはn+ 型ZnSe層のドナー濃度を
変化させた場合の動作寿命を示す。5×1017cm-3
上1×1019cm-3以下のドナー濃度領域で動作寿命は
10、000時間を超える動作寿命が得られているが、
特に1×1018cm-3付近では100、000時間程度
の素子寿命が得られる。前記濃度領域よりドナー濃度が
低い場合には動作時の発熱により素子の劣化がおこり、
高い場合にはn+ 型ZnSe層の結晶が成長時にすでに
劣化していて、この欠陥が動作時に素子の劣化へと波及
することが分かった。動作寿命を長くするためには、n
+ 型ZnSe層のドナー濃度は8×1017cm-3以上2
×1018cm-3以下であることが望ましい。
【0053】このように、InGaP層403を導入す
ることによって動作寿命がさらに延びた原因は、高濃度
のInGaP層403により空乏層が薄くなり、動作電
圧が低減された効果の他に、次のような効果が考えられ
る。
【0054】n型GaAs層とn型ZnSe層とのバン
ドギャップの中間のバンドギャップの値を持つInGa
P層を入れたことによって、コンダクションバンドエッ
ジの不連続段差が低減され、n型ZnSeの濃度が低い
場合でも電子の注入が容易になる。n型ZnSeの不純
物濃度を低くできることにより、ZnSeの結晶性が良
くなる。これにより結晶中の欠陥が減り動作寿命が延び
る。
【0055】また、n型ZnSe層の成長が、初期段階
においてInGaP層上の方がGaAs層上よりも良好
であり、この結果n型ZnSe層全体さらにはこの上に
成長しているすべての層について、InGaP上の方が
欠陥が少ないことがわかった。これにより動作時に生じ
る劣化が抑えられていることが、実験結果から明らかに
なった。
【0056】この実施形態ではn型不純物として塩素を
用いたがGa、臭素、よう素等n型導電性を待たせるも
のであればいずれでも良く、特にGaは、Ga系の基板
が使用された場合には、基板との整合性から見てより好
ましい。これは塩素と違い、Gaはn型ZnSe層を成
長させる初期段階において成長表面のGaAs層やIn
GaP層の表面を荒らさないためである。
【0057】また、この実施形態ではn型障壁緩和層と
してInGaPを用いたが、InAlP,InGaAl
P,ZnTeSe,CdZnSe,ZnSe/ZnTe
超格子などであってもよい。これらは、電子の注入を妨
げる障壁が存在するヘテロ界面を形成する2半導体のバ
ンドギャップ値の中間の値を持つ半導体材料である。ま
たは超格子等で、前記2半導体のバンドギャップ値に対
し等価的に中間の値を持つ半導体材料であってもよい。
【0058】また、上記実施形態においては、基板側に
高不純物濃度で、かつヘテロ界面を形成する2つの材料
のコンダクションバンドエッジの中間的な値を有する半
導体層を形成したが、基板側にはコンダクションバンド
エッジが中間的な半導体層、発光層から見て基板と反対
側(P側電極コンタクト層側)に不純物濃度5×1018
cm-3以上の高不純物濃度バッファ層を設けても良い。
【0059】具体的には、上記第2の実施形態において
コンタクト層413を、例えば膜厚100nm、アクセ
プタ濃度1×1019cm-3のNドープp型ZnSe層と
してもよい。 (第3の実施形態)図7は、本発明の第3の実施形態に
係わる青色半導体レーザー装置の断面図である。本実施
形態は、IV−IV族の半導体基板にIII−V族の化
合物半導体層を成長させた例である。
【0060】参照番号800はn型SiC基板、801
はSiドープ、不純物濃度8×1018cm-3、厚さ1μ
mのn+ 型GaN高濃度不純物層、802はSiドー
プ、不純物濃度3〜5×1018cm-3、厚さ4μmのn
型GaN層、803はSiドープ、不純物濃度5×10
17cm-3、厚さ0.3μmのn型GaNクラッド層、8
04はアンドープ、厚さ0.1μmのIn0.2 Ga0.8
N活性層、805はMgドープ、不純物濃度5×1017
cm-3、厚さ0.3μmのp型GaNクラッド層、80
6はMgドープ、不純物濃度1〜3×1018cm-3、厚
さ0.1μmのp型GaNコンタクト層、808はp側
電極、809はn側電極である。
【0061】層801から806までの結晶成長はCV
D法により行った。この後、コンタクト層806の上部
にSiO2 マスク807を形成し、ストライプ状の開口
部をエッチングにより形成した。
【0062】次にp側電極808を全面に形成し、開口
部を通じてコンタクト層806と接続した。なお、結晶
成長法は、第1の実施例と同様にMBE法であってもよ
い。MBE法を使用すれば、1原子層レベルの膜厚とす
ることができる。
【0063】上記構造の半導体レーザーをウェハよりへ
き開により切りとり、p側電極808を接着面として銅
製のヒートシンクにIn半田によりマウントした上で、
その特性を評価した。その結果、閾値30mAで室温で
連続発振した。発振波長は420nm,動作電圧は4V
であった。
【0064】図8に動作電圧と光出力の関係を、従来技
術と比較して示す。従来の素子では8Vの動作電圧であ
ったものが、本発明では動作電圧が4Vと大幅に改善さ
れた。また、抵抗成分による発熱がなく、これにより発
光効率が従来のものに比べて2倍以上良くなった。
【0065】上記の発光素子において、n+ 型GaN高
濃度層801のドナー濃度を変化させた場合の動作電圧
の変化を図9に示す。5×1018cm-3以上のドナー濃
度領域で、高濃度ドーピングによる空乏層が薄くなる効
果が現れ、動作電圧が低くなり、約4.0Vとほぼ理想
的な動作電圧が実現できている。5×1018cm-3より
低い濃度の場合には、電子の注入がn型SiC/GaN
界面で阻害され、動作電圧が高くなる。ドナー濃度が5
×1019cm-3以上の領域は、結晶性が急激に劣化し、
発光素子として使用不能な領域となる。
【0066】図10にはn+ 型GaN高濃度層801の
ドナー濃度を変化させた場合の動作寿命を示す。5×1
18cm-3以上5×1019cm-3以下のドナー濃度領域
で動作寿命は10、000時間を超える動作寿命が得ら
れている。この領域より低い場合には動作時の発熱によ
り素子の劣化がおこり、高い場合にはn+ 型GaN層の
結晶が成長時にすでに劣化していて、この欠陥が動作時
に素子の劣化へと波及する。
【0067】これらのことからn+ 型GaN層801の
ドナー濃度は5×1018cm-3以上5×1019cm-3
下であることが望ましい。さらに望ましくは8×1018
cm-3以上5×1019cm-3であることが動作電圧の点
から望ましい。 (第4の実施形態)図11は、本発明の第4の実施形態
に係わる青色半導体レーザ装置の模式的な断面図であ
る。本実施形態は、IV族基板上に、IV−IV族高濃
度バッファ層を介してIII−V族の層を成長させる例
である。
【0068】n型シリコン基板1000の上に、不純物
濃度8×1018cm-3、厚さ1μmのn+ 型SiC高不
純物濃度バッファ層1001、Siドープ、不純物濃度
1×1019cm-3、厚さ4μmのn型GaNバッファ層
1002、Siドープ、不純物濃度5×1017cm-3
厚さ0.3μmのn型Al0.5 Ga0.5 Nクラッド層1
003、Siドープ、厚さ0.1μmのGaN光閉じ込
め層1004、Siドープ、厚さ10nmのIn0.1
0.9 N活性層1005、Siドープ、厚さ0.1μm
のGaN光閉じ込め層1006、Mgドープ、不純物濃
度5×1017cm-3、厚さ0.3μmのp型Al0.5
0.5 Nクラッド層1007、Siドープ、厚さ0.1
μmのGaN電流狭窄層1008を、MBE法により順
次形成した。
【0069】電流狭窄層1008まで形成したところ
で、被処理基板を成長室より搬出し、電流狭窄層100
8上にマスク(不図示)を形成した。このマスクを用い
て、電流狭窄層上の1部をストライプ状にエッチングに
より除去した。
【0070】その後マスクを除去して被処理基板を再び
成長室に搬入し、Mgドープ、不純物濃度1〜3×10
18cm-3、厚さ0.1μmのGaNコンタクト層100
9を形成した。次にp側電極1010とn側電極101
1を形成して半導体レーザ素子を完成する。
【0071】上記構造の半導体レーザーをウェハからへ
き開により切りとり、p側電極1010を接着面として
銅製のヒートシンクにIn半田によりマウントした後、
その特性を評価した。
【0072】その結果、閾値10mAで80℃まで連続
発振が認められた。発振波長は375nm,動作電圧は
4V、基板横モードで発振し、5000時間までの安定
動作も確認された。上記安定動作が得られるn+ 型Si
C高不純物濃度バッファ層1001の不純物濃度範囲
は、図12,13に示すように、5×1018cm-3以上
8×1019cm-3以下であった。
【0073】この構造では、SiC高濃度不純物層がヘ
テロ界面の空乏層厚を低減したために低電圧での動作が
可能となった。上記の実施形態ではSi基板を用いた
が、C,Ge、SiGe、GeC、GeSiC基板でも
良い。また、高不純物濃度層としてSiCを用いたが、
Si、Ge等のIV族半導体を用いても良い。
【0074】また2つの半導体の界面について述べた
が、半導体と金属の界面で半導体側を高濃度にした場合
にも、同じように動作電圧低減の効果がある。また、上
記実施形態では発光層に対して基板側の層構造について
述べたが、発光層に対して基板とは反対側の層構造(上
部電極コンタクト構造)に本発明を適用することもでき
る。
【0075】上記4つの実施例では、n型ヘテロ構造を
有する光半導体素子について素子構造および性能につい
て説明したが、本発明は光半導体素子に限られるもので
はなく、バイポーラトランジスタなどのトランジスタや
ダイオードにも適用できる。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明ではヘテロ
界面に高濃度不純物層を挿入するか、あるいはヘテロ界
面にバンド不連続を低減する層を挿入することにより、
ヘテロ界面でのキャリアの注入を容易にしている。これ
により、動作電圧の低減と動作寿命の向上が図られ、よ
り高い信頼性を有する半導体装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる半導体レーザ
の概略構造を示す断面図
【図2】第1の実施形態に係わる半導体レーザの高濃度
層のドナー濃度と動作電圧の関係を示す図
【図3】第1の実施形態に係わる半導体レーザの高濃度
層のドナー濃度と動作寿命の関係を示す図
【図4】本発明の第2の実施形態に係わる半導体レーザ
の概略構造を示す断面図
【図5】第2の実施形態に係わる半導体レーザの高濃度
層のドナー濃度と動作電圧の関係を示す図
【図6】第2の実施形態に係わる半導体レーザの高濃度
層のドナー濃度と動作寿命の関係を示す図
【図7】本発明の第3の実施形態に係わる半導体レーザ
の概略構造を示す断面図
【図8】第3の実施形態に係わる半導体レーザの動作電
圧と光出力の関係を、従来技術と比較して示す図
【図9】第3の実施形態に係わる半導体レーザの高濃度
層のドナー濃度と動作電圧の関係を示す図
【図10】第3の実施形態に係わる半導体レーザの高濃
度層のドナー濃度と動作寿命の関係を示す図
【図11】本発明の第4の実施形態に係わる半導体レー
ザの概略構造を示す断面図
【図12】第4の実施形態に係わる半導体レーザの高濃
度層のドナー濃度と動作電圧の関係を示す図
【図13】第4の実施形態に係わる半導体レーザの高濃
度層のドナー濃度と動作寿命の関係を示す図
【図14】従来の青色発光素子の概略構造を示す断面図
【符号の説明】
101 … n−GaAs基板 102 … n−GaAsバッファ層 103 … n+ −ZnSe層 104 … n−MgZnSSeクラッド層 105 … n−ZnSSe下部ガイド層 106 … アンドープCdZnSeS単一量子井戸活
性層 107 … p−ZnSeS上部ガイド層 108 … p−MgZnSeSクラッド層 109 … p−ZnSeS酸化防止層 110 … n−ZnSeS電流阻止層 111 … n−ZnSeSクラッド層 112 … コンタクト層 113 … p側電極 114 … n側電極
フロントページの続き (72)発明者 ピーター・パーブルック 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 石川 正行 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式 会社東芝川崎事業所内 (56)参考文献 特開 平7−170023(JP,A) 特開 平5−218565(JP,A) 特開 平7−66503(JP,A) 特開 平7−249821(JP,A) 特開 平5−335619(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 H01S 5/00 - 5/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n型IV族半導体層とn型IV−IV族
    化合物半導体層との内の1つから成る第1の半導体層
    と、 前記第1の半導体層上に形成された第1のn型III−
    V族化合物半導体から成る第2の半導体層と、前記第1の半導体層に接するように 前記第1の半導体層
    と前記第2の半導体層との間に形成され、前記第2の半
    導体層の不純物濃度よりも高い8×1018cm−3以上
    5×1019cm−3以下のn型不純物濃度を有する、第
    2のn型III−V族化合物半導体から成る第3の半導
    体層と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1のn型IV族半導体と第1のn型I
    V−IV族化合物半導体層との内の1つから成る第1の
    半導体層と、 前記第1の半導体層上に形成されたn型III−V族化
    合物半導体から成る第2の半導体層と、前記第2の半導体層に接するように 前記第1の半導体層
    と前記第2の半導体層との間に形成され、前記第1の半
    導体層の不純物濃度よりも高い5×1018cm−3以上
    8×1019cm−3以下のn型不純物濃度を有する、第
    2のn型IV族半導体と第2のn型IV−IV族化合物
    半導体層の内の1つから成る第3の半導体層と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 n型SiCから成る第1の半導体層と、 前記第1の半導体層上に形成されたn型GaNから成る
    第2の半導体層と、 前記第1の半導体層に接するように前記第1の半導体層
    と前記第2の半導体層との間に形成され、前記第2の半
    導体層の不純物濃度よりも高い8×1018cm−3以上
    5×1019cm−3以下のn型不純物濃度を有する、n
    型GaNから成る第3の半導体層と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 n型Siから成る第1の半導体層と、 前記第1の半導体層上に形成されたn型GaNから成る
    第2の半導体層と、 前記第2の半導体層に接するように前記第1の半導体層
    と前記第2の半導体層との間に形成され、前記第1の半
    導体層の不純物濃度よりも高い5×1018cm−3以上
    8×1019cm−3以下のn型不純物濃度を有する、n
    型SiCから成る第3の半導体層と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
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