JP2002149593A - 階層バスシステム - Google Patents

階層バスシステム

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JP2002149593A
JP2002149593A JP2000347630A JP2000347630A JP2002149593A JP 2002149593 A JP2002149593 A JP 2002149593A JP 2000347630 A JP2000347630 A JP 2000347630A JP 2000347630 A JP2000347630 A JP 2000347630A JP 2002149593 A JP2002149593 A JP 2002149593A
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bridge
bridge memory
peripheral circuit
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JP2000347630A
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裕司 ▲高▼井
Yuji Takai
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な制御をすることなく、上位バスから下
位バスへアクセスする際の遅延が小さい階層バスシステ
ムを提供する。 【解決手段】 上位バス制御手段21は、下位バス12
へ直接アクセスすることなく、ブリッジメモリ31にデ
ータを書き込む。下位バス制御手段22は、上位バス制
御手段21がブリッジメモリ31にデータを書き込む
と、その書き込まれたデータをブリッジメモリ31から
読み出し、周辺回路50に対して書き込むライトアクセ
スを行う。リードアクセスを行う場合、上位バス制御手
段21は、下位バス12へ直接アクセスすることなく、
周辺回路50のリードアクセス対象アドレスのデータ
を、このアドレスに対応付けられたブリッジメモリ31
のアドレスから読み出して、上位バス11に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
用いられるバスシステムに関し、特に、バスが階層化さ
れたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、階層バスシステムにおいて各
バス間のアクセスの高速化を実現する方法が考案されて
いる。例えば、特開平9−128346号公報に開示さ
れているように、CPU(central processing unit)
が接続された上位バスの動作をスプリット動作可能と
し、バス間を接続するバスブリッジにブリッジキャッシ
ュを備え、上位バスからの下位バスへのリードアクセス
のアクセス遅延を小さくする方法がある。
【0003】図5はこのような従来の階層バスシステム
のブロック図である。図5の階層バスシステムは、上位
バス91と、下位バス92と、バスブリッジ93と、キ
ャッシュ94と、CPU95と、周辺回路96とを備え
ている。
【0004】バスブリッジ93は、上位バス91と下位
バス92との間を接続し、キャッシュ94は、下位バス
92に接続される周辺回路96のデータをキャッシュす
る。このため、CPU95が周辺回路96のデータを読
み出す際に、キャッシュ94のデータを読み出して、上
位バス91から下位バス92へのリードアクセスの遅延
を小さくすることができる。また、バスブリッジ93に
ライトバッファを備え、上位バス91から下位バス92
へのライトアクセスの遅延を小さくすることも行われて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の階層
バスシステムには次のような問題がある。
【0006】(1)上位バスから下位バスへのリードア
クセスを行い、データを読み出す際に、バスブリッジの
キャッシュにデータが存在しない場合には、下位バスに
リードアクセスを行い、読み出したデータをキャッシュ
にリフィルする動作を行うので、アクセスに遅延が発生
する。
【0007】(2)この場合、キャッシュにデータが用
意されるまで、1つのバスマスタにより上位バスが占有
されてしまう。これを防ぐためには上位バスの動作をス
プリット動作可能とする必要があり、バスシステムの制
御全体が複雑化してしまう。
【0008】本発明は、前記問題点を鑑み、複雑な制御
をすることなく、上位バスから下位バスへアクセスする
際の遅延が小さい階層バスシステムを提供することを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明が講じた手段は、階層バスシステム
として、CPUと、前記CPUがアクセスする周辺回路
と、前記CPUが接続された上位バスと、前記周辺回路
が接続された下位バスと、前記上位バスと前記下位バス
との間を接続するバスブリッジと、前記バスブリッジに
接続されたブリッジメモリとを備え、前記バスブリッジ
は、前記CPUが前記周辺回路に書き込むべきデータで
ある第1のデータと、前記周辺回路がその外部から入力
されることなく、当該周辺回路自身に書き込んだデータ
である第2のデータとを前記ブリッジメモリに記憶さ
せ、前記CPUが前記周辺回路から読み出すべき前記第
1及び第2のデータを前記ブリッジメモリから読み出
し、前記上位バスに出力し、前記下位バスを介して前記
第1のデータを前記周辺回路に書き込むものである。
【0010】請求項1の発明によると、キャッシュミス
によるオーバーヘッドがないので、上位バスから下位バ
スへの遅延が小さいアクセスが可能となる。また、キャ
ッシュ動作を行ったり、上位バスをスプリットバスアク
セス化する必要がなく、階層バスシステムの制御を容易
に行うことができる。
【0011】また、請求項2の発明では、請求項1に記
載の階層バスシステムにおいて、前記バスブリッジは、
前記第1のデータを前記ブリッジメモリに書き込み、前
記第1及び第2のデータを前記ブリッジメモリから読み
出し、前記上位バスに出力する上位バス制御手段と、前
記上位バス制御手段が前記第1のデータを前記ブリッジ
メモリに書き込んだ場合に、前記第1のデータを前記ブ
リッジメモリから読み出し、前記周辺回路に書き込まれ
るように前記下位バスに出力し、前記周辺回路が前記第
2のデータを前記ブリッジメモリに書き込まれるように
前記下位バスに対して出力した場合に、前記第2のデー
タを前記ブリッジメモリに書き込む下位バス制御手段と
を有し、前記周辺回路は、データ記憶手段と、前記下位
バス制御手段が前記下位バスに出力した前記第1のデー
タを、前記データ記憶手段に書き込むバスライト手段
と、前記第2のデータが前記データ記憶手段に書き込ま
れた場合に、前記第2のデータを前記データ記憶手段か
ら読み出し、前記ブリッジメモリに書き込まれるように
前記下位バスに対して出力するデータプッシュ手段とを
有することを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、上位バスの動作
と下位バスの動作とが独立であるため、バスを動作させ
る際に駆動しなければならない負荷が小さく、低消費電
力、低スリュー、高速アクセス可能なバスシステムを実
現することができる。
【0013】また、請求項3の発明では、請求項1に記
載の階層バスシステムにおいて、中間バスと、前記中間
バスと前記下位バスとの間を接続する中間バスブリッジ
と、前記中間バスブリッジに接続された中間ブリッジメ
モリとを更に備え、前記バスブリッジは、前記中間バス
を介して前記下位バスとの間でデータを転送するもので
あって、前記バスブリッジは、前記第1のデータを前記
ブリッジメモリに書き込み、前記第1及び第2のデータ
を前記ブリッジメモリから読み出し、前記上位バスに出
力する上位バス制御手段と、前記上位バス制御手段が前
記第1のデータを前記ブリッジメモリに書き込んだ場合
に、前記第1のデータを前記ブリッジメモリから読み出
し、前記周辺回路に書き込まれるように前記中間バスに
出力し、前記周辺回路が前記第2のデータを前記ブリッ
ジメモリに書き込まれるように前記下位バスに対して出
力した場合に、前記第2のデータを前記ブリッジメモリ
に書き込む上位中間バス制御手段とを有し、前記中間バ
スブリッジは、前記上位中間バス制御手段が前記中間バ
スに出力した前記第1のデータを、前記中間ブリッジメ
モリに書き込む中間バス制御手段と、前記中間バス制御
手段が前記第1のデータを前記中間ブリッジメモリに書
き込んだ場合に、前記第1のデータを前記中間ブリッジ
メモリから読み出し、前記周辺回路に書き込まれるよう
に前記下位バスに出力し、前記周辺回路が前記第2のデ
ータを前記ブリッジメモリに書き込まれるように前記下
位バスに対して出力した場合に、前記第2のデータを前
記中間ブリッジメモリに書き込む下位バス制御手段と、
前記第2のデータが前記中間ブリッジメモリに書き込ま
れた場合に、前記第2のデータを前記中間ブリッジメモ
リから読み出し、前記ブリッジメモリに書き込まれるよ
うに前記中間バスに対して出力するデータプッシュ手段
とを有し、前記周辺回路は、データ記憶手段と、前記下
位バス制御手段が前記下位バスに出力した前記第1のデ
ータを、前記データ記憶手段に書き込むバスライト手段
と、前記第2のデータが前記データ記憶手段に書き込ま
れた場合に、前記第2のデータを前記データ記憶手段か
ら読み出し、前記ブリッジメモリに書き込まれるように
前記下位バスに対して出力するデータプッシュ手段とを
有することを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によると、3階層以上のバ
スを有する階層バスシステムにおいても、上位バスから
下位バスへの遅延が小さいアクセスが可能となる。
【0015】また、請求項4の発明では、請求項2又は
3に記載の階層バスシステムにおいて、前記周辺回路
は、割込み信号生成手段を更に有し、前記割込み信号生
成手段は、前記データ記憶手段が記憶するデータに基づ
いて前記CPUに割込みをすべきであると判断した場合
であって、かつ、前記周辺回路が有するデータプッシュ
手段が出力した前記第2のデータが前記ブリッジメモリ
に書き込まれたことを示す信号を、当該データプッシュ
手段が出力している場合に、前記CPUに対して割込み
信号を出力することを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によると、割込み処理時に
おいて、ブリッジメモリが記憶するデータは周辺回路が
実際に記憶するデータと同じであるので、CPUは、ブ
リッジメモリを参照して割込み処理をすることができ
る。
【0017】また、請求項5の発明では、請求項1に記
載の階層バスシステムにおいて、前記バスブリッジは、
割込み信号生成手段を有し、前記割込み信号生成手段
は、前記ブリッジメモリが記憶するデータに基づいて前
記CPUに割込みをすべきであると判断した場合に、前
記CPUに対して割込み信号を出力することを特徴とす
る。
【0018】請求項5の発明によると、割込み検出を簡
単に行うことができる。また、バスブリッジにおいて、
バスシステム全体を対象に割込み検出を行うことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0020】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る階層バスシステムのブロック図である。
図1の階層バスシステムは、上位バス11と、下位バス
12と、バスブリッジ20と、ブリッジメモリ31と、
CPU41と、周辺回路50とを備えている。バスブリ
ッジ20は、上位バス制御手段21と下位バス制御手段
22とを備えている。周辺回路50は、データプッシュ
手段51と、バスライト手段52と、データ記憶手段5
3と、内部アクセス手段54とを備えている。
【0021】CPU41及び上位バス制御手段21は上
位バス11に接続されている。また、下位バス制御手段
22、データプッシュ手段51及びバスライト手段52
は下位バス12に接続されている。
【0022】上位バス制御手段21及び下位バス制御手
段22は、それぞれブリッジメモリ31との間でデータ
の入出力ができるようになっている。ブリッジメモリ3
1は、周辺回路50のデータ記憶手段53が記憶するデ
ータを全て記憶することができる容量を持っている。ブ
リッジメモリ31は、データ記憶手段53のアドレスの
それぞれに対応したアドレスを持っている。
【0023】データプッシュ手段51はデータ記憶手段
53からのデータの読み出し、バスライト手段52はデ
ータ記憶手段53へのデータの書き込みを行う。内部ア
クセス手段54は、データ記憶手段53との間でデータ
の読み出し及び書き込みを行う。周辺回路50は、例え
ばメモリ装置、入出力装置である。
【0024】以下、図1の階層バスシステムの動作につ
いて説明する。まず、上位バス11に接続されたCPU
41が下位バス12に接続された周辺回路50にデータ
を書き込むライトアクセスについて説明する。
【0025】CPU41は、周辺回路50に書き込むべ
きデータ(第1のデータ)を、上位バス11を介して上
位バス制御手段21に書き込む。上位バス制御手段21
は、下位バス12へ直接アクセスすることなく、ブリッ
ジメモリ31にデータを書き込む。このとき、データが
書き込まれるブリッジメモリ31のアドレスは、周辺回
路50のデータ記憶手段53のライトアクセス対象アド
レスに対応したアドレスである。
【0026】下位バス制御手段22は、上位バス制御手
段21がブリッジメモリ31にデータを書き込むと、そ
の書き込まれたデータをブリッジメモリ31から読み出
し、ブリッジメモリ31におけるこのデータのアドレス
に対応する周辺回路50に対し、このデータを書き込む
ライトアクセスを行う。すなわち、下位バス制御手段2
2は、ブリッジメモリ31に書き込まれたデータが下位
バス12及びバスライト手段52を経由してデータ記憶
手段53に書き込まれるように、このデータを下位バス
12に出力する。
【0027】バスライト手段52は、下位バス制御手段
22からのライトアクセスを受けると、データ記憶手段
53のライトアクセス対象アドレスにデータを書き込
む。したがって、ブリッジメモリ31は、データ記憶手
段53に新たに書き込まれたデータと同じデータを記憶
することになる。
【0028】次に、周辺回路50の内部でデータ記憶手
段53のデータを更新した場合、すなわち、周辺回路5
0がその外部からデータを入力されることなく、データ
記憶手段53にデータを書き込んだ場合について説明す
る。
【0029】内部アクセス手段54は、周辺回路50の
外部から入力されることなく、周辺回路50の内部で処
理をして得たデータ(第2のデータ)をデータ記憶手段
53へ書き込むと、内部ライトアクセス信号WAをデー
タプッシュ手段51に出力する。
【0030】データプッシュ手段51は、内部アクセス
手段54がデータ記憶手段53にデータを書き込んだこ
とを、内部ライトアクセス信号WAによって確認する
と、そのデータのアドレスに対応するブリッジメモリ3
1のアドレスのデータを更新するためのプッシュアクセ
スを、ブリッジメモリ31に対して行う。すなわち、デ
ータプッシュ手段51は、データ記憶手段53に書き込
まれたデータが下位バス12及び下位バス制御手段22
を経由してブリッジメモリ31に書き込まれるように、
このデータを下位バス12に出力する。
【0031】下位バス制御手段22は、データプッシュ
手段51からのプッシュアクセスを受けると、ブリッジ
メモリ31のプッシュアクセス対象アドレスのデータを
更新する。したがって、ブリッジメモリ31は、データ
記憶手段53に新たに書き込まれたデータを記憶するこ
とになる。
【0032】次に、上位バス11に接続されたCPU4
1が下位バス12に接続された周辺回路50のデータを
読み出すリードアクセスについて説明する。
【0033】CPU41は、周辺回路50のデータを読
み出すリードアクセスを周辺回路50に対して行う。既
に説明したように、ブリッジメモリ31は、周辺回路5
0が記憶する最新のデータを記憶するようになってい
る。このため、上位バス制御手段21は、CPU41か
らの周辺回路50へのリードアクセスを受けると、下位
バス12へ直接アクセスすることなく、周辺回路50の
リードアクセス対象アドレスのデータを、このアドレス
に対応付けられたブリッジメモリ31のアドレスから読
み出して、上位バス11に出力する。CPU41は、こ
のデータを上位バス11から受け取り、リードアクセス
が終了する。
【0034】以上のように、ブリッジメモリ31は、周
辺回路50のデータ記憶手段53のデータを保持するよ
うになっている。したがって、上位バス11に接続され
たCPU41から、下位バス12に接続された周辺回路
50にアクセスしたい場合には、その代わりにブリッジ
メモリ31に対してアクセスすればよく、アクセス先の
データを遅延なく直ちに参照することができる。上位バ
ス11からブリッジメモリ31にはオーバヘッドなくア
クセス可能であるので、バスブリッジにキャッシュやラ
イトバッファを組み込んだ場合よりも高速なバスアクセ
スを実現することができる。また、上位バス11をスプ
リットバスアクセス可能にする必要がないので、バスの
回路規模が小さくて済む。
【0035】なお、下位バス12に周辺回路が複数接続
されている場合には、ブリッジメモリ31は、各周辺回
路のデータ記憶手段が記憶するデータを全て記憶するこ
とができる容量を持つようにし、かつ、各データ記憶手
段のアドレスのそれぞれに対応したアドレスを持つよう
にすればよい。
【0036】図2はCPU41への割込み制御を行うよ
うに構成された階層バスシステムのブロック図である。
図2の階層バスシステムは、図1の階層バスシステムの
周辺回路50に代えて周辺回路150を備えている。周
辺回路150は、図1の周辺回路50において、データ
プッシュ手段51をデータプッシュ手段151で置き換
え、更に割込み信号生成手段55を備えたものである。
【0037】データプッシュ手段151は、ブリッジメ
モリ31へのプッシュアクセス中には、プッシュアクセ
ス完了信号PEを停止している。このプッシュアクセス
が終了したことを下位バス制御手段22から下位バス1
2を経由して通知されると、データプッシュ手段151
は、プッシュアクセス完了信号PEを割込み信号生成手
段55に出力する。この他、データプッシュ手段151
は、データプッシュ手段51と同様の動作を行う。
【0038】割込み信号生成手段55は、プッシュアク
セス完了信号PEが入力されている場合であって、デー
タ記憶手段53から入力されるデータに基づいて割込み
をすべきであると判断した場合には、割込み信号INT
1をCPU41に対して出力する。CPU41は、割込
み信号INT1を受け取ると割込み処理ルーチンを実行
し割込み処理を行う。
【0039】CPU41に割込み信号INT1が出力さ
れるときには、プッシュアクセスが完了しているので、
図1を参照して説明したように、ブリッジメモリ31が
記憶する周辺回路50に関するデータは最新のデータに
更新されている。このため、割込み処理時においてCP
U41が参照するブリッジメモリ31のデータは、デー
タ記憶手段53のデータと矛盾しない。したがって、C
PU41は、割込み処理時にブリッジメモリ31のデー
タを参照することができ、処理を高速化することができ
る。
【0040】図3はCPU41への割込み制御を行うよ
うに構成された階層バスシステムの他の構成例を示すブ
ロック図である。図3の階層バスシステムは、図1の階
層バスシステムのバスブリッジ20に代えてバスブリッ
ジ120を備えている。バスブリッジ120は、図1の
バスブリッジ20に、更に割込み信号生成手段23を備
えたものである。
【0041】割込み信号生成手段23は、ブリッジメモ
リ31から入力されるデータに割込み信号発生条件が成
立し、割込みをすべきであると判断した場合に、割込み
信号INT2をCPU41に出力する。CPU41は、
割込み信号INT2を受け取ると、割込み処理ルーチン
を実行し、割込み処理を行う。
【0042】このように、割込み信号生成手段23を有
するバスブリッジ120を用いた場合においても、図1
を参照して説明したように、ブリッジメモリ31の周辺
回路50に関するデータは、CPU41に割込み信号I
NT2が出力されるときには最新のデータに更新されて
いる。このため、割込み処理時においてCPU41が参
照するブリッジメモリ31のデータは、データ記憶手段
53のデータと矛盾しない。したがって、CPU41
は、割込み処理時にブリッジメモリ31のデータを参照
することができ、処理を高速化することができる。
【0043】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
バスの階層が2階層の場合について説明したが、本実施
形態では、3階層の場合について説明する。
【0044】図4は本発明の第2の実施形態に係る階層
バスシステムのブロック図である。図4の階層バスシス
テムは、上位バス11と、下位バス12と、中間バス1
3と、バスブリッジ220と、ブリッジメモリ231
と、中間バスブリッジ320と、中間ブリッジメモリ3
31と、CPU41,42と、周辺回路250,350
とを備えている。
【0045】上位バス11と中間バス13との間を接続
するバスブリッジ220は、上位バス制御手段221と
上位中間バス制御手段222とを備えている。中間バス
13と下位バス12との間を接続する中間バスブリッジ
320は、中間バス制御手段321と、下位バス制御手
段322と、データプッシュ手段323とを備えてい
る。周辺回路250は、データプッシュ手段251と、
バスライト手段252と、データ記憶手段253と、内
部アクセス手段254とを備えている。周辺回路350
は、図1の周辺回路50と同様であるので、その詳細な
説明は省略する。
【0046】CPU41,42は、それぞれ上位バス1
1及び中間バス13に接続されており、接続されたバス
を経由してライトアクセス及びリードアクセスを行う。
上位バス制御手段221は上位バス11に接続されてい
る。上位中間バス制御手段222、中間バス制御手段3
21、データプッシュ手段323及び周辺回路350は
中間バス13に接続されている。下位バス制御手段32
2及び周辺回路250は下位バス12に接続されてい
る。
【0047】上位バス制御手段221及び上位中間バス
制御手段222は、それぞれブリッジメモリ231との
間でデータの入出力ができるようになっている。また、
中間バス制御手段321及び下位バス制御手段322
は、それぞれ中間ブリッジメモリ331との間でデータ
の入出力ができるようになっている。データプッシュ手
段323は中間ブリッジメモリ331からデータの読み
出しを行う。
【0048】ブリッジメモリ231は、これよりも下位
のバス、すなわち、中間バス13及び下位バス12にそ
れぞれ接続された周辺回路250及び350が持つデー
タを全て記憶することができる容量を持っている。ブリ
ッジメモリ231は、周辺回路250及び350のデー
タ記憶手段のアドレスのそれぞれに対応したアドレスを
持っている。
【0049】同様に、中間ブリッジメモリ331は、こ
れよりも下位のバス、すなわち、下位バス12に接続さ
れた周辺回路250が持つデータを全て記憶することが
できる容量を持っている。中間ブリッジメモリ331
は、周辺回路250のデータ記憶手段のアドレスのそれ
ぞれに対応したアドレスを持っている。
【0050】以下、図4の階層バスシステムの動作につ
いて説明する。まず、上位バス11に接続されたCPU
41が下位バス12に接続された周辺回路250にデー
タを書き込むライトアクセスについて説明する。
【0051】CPU41は、周辺回路250に書き込む
べきデータ(第1のデータ)を、上位バス11を介して
上位バス制御手段221に書き込む。上位バス制御手段
221は、下位バス12へ直接アクセスすることなく、
ブリッジメモリ231にデータを書き込む。このとき、
データが書き込まれるアドレスは、周辺回路250のデ
ータ記憶手段253のライトアクセス対象アドレスに対
応したアドレスである。
【0052】上位中間バス制御手段222は、上位バス
制御手段221がブリッジメモリ231にデータを書き
込むと、その書き込まれたデータをブリッジメモリ23
1から読み出し、ブリッジメモリ231におけるこのデ
ータのアドレスに対応する周辺回路250に対し、この
データを書き込むライトアクセスを行う。すなわち、上
位中間バス制御手段222は、ブリッジメモリ231に
書き込まれたデータが中間バス13及び下位バス12を
経由してデータ記憶手段253に書き込まれるように、
このデータを中間バス13に出力する。
【0053】中間バス制御手段321は、上位中間バス
制御手段222からのライトアクセスを受けると、中間
ブリッジメモリ331にライトアクセス対象データを書
き込む。このとき、データが書き込まれるアドレスは、
周辺回路250のデータ記憶手段253のライトアクセ
ス対象アドレスに対応したアドレスである。
【0054】下位バス制御手段322は、中間バス制御
手段321が中間ブリッジメモリ331にデータを書き
込むと、その書き込まれたデータを中間ブリッジメモリ
331から読み出し、中間ブリッジメモリ331におけ
るこのデータのアドレスに対応する周辺回路250に対
し、このデータを書き込むライトアクセスを行う。すな
わち、下位バス制御手段322は、中間ブリッジメモリ
331に書き込まれたデータが下位バス12及びバスラ
イト手段252を経由してデータ記憶手段253に書き
込まれるように、このデータを下位バス12に出力す
る。
【0055】バスライト手段252は、下位バス制御手
段322からのライトアクセスを受けると、データ記憶
手段253のライトアクセス対象アドレスにデータを書
き込む。したがって、ブリッジメモリ231は、周辺回
路250のデータ記憶手段253に新たに書き込まれた
データと同じデータを記憶することになる。
【0056】次に、周辺回路250の内部でデータ記憶
手段253のデータを更新した場合、すなわち、周辺回
路250がその外部からデータを入力されることなくデ
ータ記憶手段253にデータを書き込んだ場合について
説明する。
【0057】内部アクセス手段254は、周辺回路25
0の外部から入力されることなく、周辺回路250の内
部で処理をして得たデータ(第2のデータ)をデータ記
憶手段253へ書き込むと、内部ライトアクセス信号W
Aをデータプッシュ手段251に出力する。
【0058】データプッシュ手段251は、内部アクセ
ス手段254がデータ記憶手段253にデータを書き込
んだことを、内部ライトアクセス信号WAによって確認
すると、そのデータのアドレスに対応するブリッジメモ
リ231のアドレスのデータを更新するためのプッシュ
アクセスを、ブリッジメモリ231に対して行う。すな
わち、データプッシュ手段251は、データ記憶手段2
53に書き込まれたデータが下位バス12及び中間バス
13を経由してブリッジメモリ231に書き込まれるよ
うに、このデータを下位バス12に出力する。
【0059】下位バス制御手段322は、データプッシ
ュ手段251からのプッシュアクセスを受けると、中間
ブリッジメモリ331にこのデータを書き込む。このと
き、データが書き込まれるアドレスは、内部アクセス手
段254によってデータが書き込まれたデータ記憶手段
253のアドレスに対応したアドレスである。
【0060】データプッシュ手段323は、下位バス制
御手段322が中間ブリッジメモリ331にデータを書
き込むと、その書き込まれたデータを中間ブリッジメモ
リ331から読み出し、そのデータのアドレスに対応す
るブリッジメモリ231のアドレスのデータを更新する
ためのプッシュアクセスを、ブリッジメモリ231に対
して行う。すなわち、データプッシュ手段323は、中
間ブリッジメモリ331に書き込まれたデータが中間バ
ス13を経由してブリッジメモリ231に書き込まれる
ように、このデータを中間バス13に出力する。
【0061】上位中間バス制御手段222は、データプ
ッシュ手段323からのプッシュアクセスを受けると、
ブリッジメモリ231のプッシュアクセス対象アドレス
のデータを更新する。したがって、ブリッジメモリ23
1は、データ記憶手段253に新たに書き込まれたデー
タを記憶することになる。
【0062】次に、上位バス11に接続されたCPU4
1が下位バス12に接続された周辺回路250のデータ
を読み出すリードアクセスについて説明する。
【0063】CPU41は、周辺回路250のデータを
読み出すリードアクセスを周辺回路250に対して行
う。既に説明したように、ブリッジメモリ231は、周
辺回路250が記憶する最新のデータを記憶するように
なっている。このため、上位バス制御手段221は、C
PU41からのリードアクセスを受けると、下位バス1
2へ直接アクセスすることなく、周辺回路250のリー
ドアクセス対象アドレスのデータを、このアドレスに対
応付けられたブリッジメモリ231のアドレスから読み
出して、上位バス11に出力する。CPU41は、この
データを上位バス11から受け取り、リードアクセスが
終了する。
【0064】CPU41が、中間バス13に接続された
周辺回路350との間でデータの書き込み及び読み出し
を行うライトアクセス及びリードアクセスは、第1の実
施形態で周辺回路50について説明したものと同様なの
で、ここではその説明を省略する。
【0065】このように、3階層のバスを有する階層バ
スシステムにおいて、中間バス13と下位バス12との
間に中間バスブリッジ320を備え、中間バスブリッジ
320にデータプッシュ手段323を備えることによ
り、ブリッジメモリ231のデータが更新され、ブリッ
ジメモリ231は周辺回路250のデータ記憶手段25
3のデータを保持することができる。
【0066】したがって、上位バス11に接続されたC
PU41から、下位バス12に接続された周辺回路25
0にアクセスしたい場合には、その代わりにブリッジメ
モリ231に対してアクセスすればよく、アクセス先の
データを遅延なく直ちに参照することができる。上位バ
ス11からブリッジメモリ231にはオーバヘッドなく
アクセス可能であるので、高速なバスアクセスを実現す
ることができる。
【0067】CPU42の動作は、第1の実施形態にお
けるCPU41の動作と同様である。バスブリッジ22
0が上位バス11に対するCPU42のアクセスを禁止
するため、上位バス11へのアクセスは発生しない。例
えば、上位バス11の割り当てアドレスをアクセス禁止
アドレスに設定することにより、このようなアクセスを
禁止することができる。
【0068】なお、中間バスブリッジ320と下位バス
12との間に更に中間バス、中間バスブリッジ及び中間
ブリッジメモリを備えることにより、4階層以上の階層
バスシステムを構成することも容易に実現可能である。
【0069】また、第2の実施形態においても、図2及
び図3の階層バスシステムと同様に割込み信号生成手段
を備え、割込み制御を行うようにしてもよい。
【0070】また、以上の各実施形態において、各バス
には複数のCPU及び複数の周辺回路を接続してもよ
い。バスに複数の周辺回路を接続した場合には、そのバ
スと上位のバスとの間のバスブリッジに接続されたバス
メモリは、それよりも下位のバスに接続された周辺回路
全てのデータを記憶することができるようにし、各周辺
回路のデータのアドレスのそれぞれがバスメモリの異な
るアドレスに対応するようにすればよい。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、バスブ
リッジにキャッシュを設ける必要がなく、上位バスの動
作をスプリット動作させる必要がなくなるので階層バス
システムの制御が容易になる。また、各バスの動作は独
立しているため、低消費電力、信号立ち上がりが速い低
スリュー、高速アクセス可能という特徴を持ったバスシ
ステムを実現することが可能となる。
【0072】更に、バスの階層が3階層よりも多い大規
模な階層バスシステムにおいても、上位のバスから下位
のバスへ遅延のないアクセスが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る階層バスシステ
ムのブロック図である。
【図2】CPUへの割込み制御を行うように構成された
階層バスシステムのブロック図である。
【図3】CPUへの割込み制御を行うように構成された
階層バスシステムの他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る階層バスシステ
ムのブロック図である。
【図5】従来の階層バスシステムのブロック図である。
【符号の説明】
11 上位バス 12 下位バス 13 中間バス 20,120,220 バスブリッジ 21,221 上位バス制御手段 22,322 下位バス制御手段 23,55 割込み信号生成手段 31,231 ブリッジメモリ 41,42 CPU 50,150,250,350 周辺回路 51,151,251,323 データプッシュ手段 52,252 バスライト手段 53,253 データ記憶手段 54,254 内部アクセス手段 222 上位中間バス制御手段 320 中間バスブリッジ 321 中間バス制御手段 331 中間ブリッジメモリ INT1,INT2 割込み信号 WA 内部ライトアクセス信号 PE プッシュアクセス完了信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU(central processing unit)
    と、 前記CPUがアクセスする周辺回路と、 前記CPUが接続された上位バスと、 前記周辺回路が接続された下位バスと、 前記上位バスと前記下位バスとの間を接続するバスブリ
    ッジと、 前記バスブリッジに接続されたブリッジメモリとを備
    え、 前記バスブリッジは、 前記CPUが前記周辺回路に書き込むべきデータである
    第1のデータと、前記周辺回路がその外部から入力され
    ることなく、当該周辺回路自身に書き込んだデータであ
    る第2のデータとを前記ブリッジメモリに記憶させ、前
    記CPUが前記周辺回路から読み出すべき前記第1及び
    第2のデータを前記ブリッジメモリから読み出し、前記
    上位バスに出力し、前記下位バスを介して前記第1のデ
    ータを前記周辺回路に書き込む階層バスシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の階層バスシステムにお
    いて、 前記バスブリッジは、 前記第1のデータを前記ブリッジメモリに書き込み、前
    記第1及び第2のデータを前記ブリッジメモリから読み
    出し、前記上位バスに出力する上位バス制御手段と、 前記上位バス制御手段が前記第1のデータを前記ブリッ
    ジメモリに書き込んだ場合に、前記第1のデータを前記
    ブリッジメモリから読み出し、前記周辺回路に書き込ま
    れるように前記下位バスに出力し、前記周辺回路が前記
    第2のデータを前記ブリッジメモリに書き込まれるよう
    に前記下位バスに対して出力した場合に、前記第2のデ
    ータを前記ブリッジメモリに書き込む下位バス制御手段
    とを有し、 前記周辺回路は、 データ記憶手段と、 前記下位バス制御手段が前記下位バスに出力した前記第
    1のデータを、前記データ記憶手段に書き込むバスライ
    ト手段と、 前記第2のデータが前記データ記憶手段に書き込まれた
    場合に、前記第2のデータを前記データ記憶手段から読
    み出し、前記ブリッジメモリに書き込まれるように前記
    下位バスに対して出力するデータプッシュ手段とを有す
    ることを特徴とする階層バスシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の階層バスシステムにお
    いて、 中間バスと、 前記中間バスと前記下位バスとの間を接続する中間バス
    ブリッジと、 前記中間バスブリッジに接続された中間ブリッジメモリ
    とを更に備え、 前記バスブリッジは、 前記中間バスを介して前記下位バスとの間でデータを転
    送するものであって、 前記バスブリッジは、 前記第1のデータを前記ブリッジメモリに書き込み、前
    記第1及び第2のデータを前記ブリッジメモリから読み
    出し、前記上位バスに出力する上位バス制御手段と、 前記上位バス制御手段が前記第1のデータを前記ブリッ
    ジメモリに書き込んだ場合に、前記第1のデータを前記
    ブリッジメモリから読み出し、前記周辺回路に書き込ま
    れるように前記中間バスに出力し、前記周辺回路が前記
    第2のデータを前記ブリッジメモリに書き込まれるよう
    に前記下位バスに対して出力した場合に、前記第2のデ
    ータを前記ブリッジメモリに書き込む上位中間バス制御
    手段とを有し、 前記中間バスブリッジは、 前記上位中間バス制御手段が前記中間バスに出力した前
    記第1のデータを、前記中間ブリッジメモリに書き込む
    中間バス制御手段と、 前記中間バス制御手段が前記第1のデータを前記中間ブ
    リッジメモリに書き込んだ場合に、前記第1のデータを
    前記中間ブリッジメモリから読み出し、前記周辺回路に
    書き込まれるように前記下位バスに出力し、 前記周辺回路が前記第2のデータを前記ブリッジメモリ
    に書き込まれるように前記下位バスに対して出力した場
    合に、前記第2のデータを前記中間ブリッジメモリに書
    き込む下位バス制御手段と、 前記第2のデータが前記中間ブリッジメモリに書き込ま
    れた場合に、前記第2のデータを前記中間ブリッジメモ
    リから読み出し、前記ブリッジメモリに書き込まれるよ
    うに前記中間バスに対して出力するデータプッシュ手段
    とを有し、 前記周辺回路は、 データ記憶手段と、 前記下位バス制御手段が前記下位バスに出力した前記第
    1のデータを、前記データ記憶手段に書き込むバスライ
    ト手段と、 前記第2のデータが前記データ記憶手段に書き込まれた
    場合に、前記第2のデータを前記データ記憶手段から読
    み出し、前記ブリッジメモリに書き込まれるように前記
    下位バスに対して出力するデータプッシュ手段とを有す
    ることを特徴とする階層バスシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の階層バスシステ
    ムにおいて、 前記周辺回路は、割込み信号生成手段を更に有し、 前記割込み信号生成手段は、 前記データ記憶手段が記憶するデータに基づいて前記C
    PUに割込みをすべきであると判断した場合であって、
    かつ、前記周辺回路が有するデータプッシュ手段が出力
    した前記第2のデータが前記ブリッジメモリに書き込ま
    れたことを示す信号を、当該データプッシュ手段が出力
    している場合に、前記CPUに対して割込み信号を出力
    することを特徴とする階層バスシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の階層バスシステムにお
    いて、 前記バスブリッジは、割込み信号生成手段を有し、 前記割込み信号生成手段は、 前記ブリッジメモリが記憶するデータに基づいて前記C
    PUに割込みをすべきであると判断した場合に、前記C
    PUに対して割込み信号を出力することを特徴とする階
    層バスシステム。
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