JP2002149336A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2002149336A
JP2002149336A JP2000342411A JP2000342411A JP2002149336A JP 2002149336 A JP2002149336 A JP 2002149336A JP 2000342411 A JP2000342411 A JP 2000342411A JP 2000342411 A JP2000342411 A JP 2000342411A JP 2002149336 A JP2002149336 A JP 2002149336A
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magnetic plate
coordinate
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Michiko Endou
みち子 遠藤
Takashi Arita
隆 有田
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、薄型化された座標入力装置を提供す
る。 【解決手段】 座標入力装置10は、筐体12と、磁石
14と、4つの磁電変換素子16a〜16dと、磁性体
板18とを備える。磁石14および磁電変換素子16a
〜16dは、基板20上に配置される。磁性体板18
は、磁石14および磁電変換素子16a〜16dの上方
に対向離間して配置される。磁性体板18は、操作部2
2の下面に固着される。磁性体板18の下面中央には操
作部22の一部を構成する支持部24が固着され、支持
部24の下端部は磁石14の上面に当接している。操作
部22は、支持部24を支点とし、筐体12と摺接しな
がら任意の方向に傾動可能に設けられる。磁石14から
発生する磁束の一部は磁性体板18に導かれて磁電変換
素子16a〜16dに印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力装置に関
し、一層詳細には、格別な操作用スペースを要すること
なく入力操作を行うことができるポインティングデバイ
スに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等における入力手段
として、キーボードのほかに操作性に優れるポインティ
ングデバイスが用いられることが多い。
【0003】例えば、デスクトップタイプのコンピュー
タでは、マウスやデジタイザ等のポインティングデバイ
スを好適に用いることができる。
【0004】しかしながら、近年増大しているノートブ
ックタイプ等の携帯型コンピュータについては、屋外や
車中等テーブルのないところで使用される機会が多く、
この場合、マウスやデジタイザ等のポインティングデバ
イスを操作するスペースを確保することが困難である。
また、携帯型コンピュータの本体自体の小型化が進展し
ているため、ポインティングデバイスに対しても小型化
の要請が大きい。
【0005】さらに近年では、携帯電話にもポインティ
ングデバイスを搭載する動きがあり、この場合、搭載さ
れるポインティングデバイスは、携帯型コンピュータに
設けられるポインティングデバイスよりもさらなる小型
化が求められる。
【0006】このような、操作スペースが小さくて済み
かつ小型化されたポインティングデバイスとして、操作
部を傾斜させて傾斜角度差を検出するタイプのポインテ
ィングデバイスが提案されている。
【0007】このようなポインティングデバイスの一例
について図1〜図4を参照して説明する。
【0008】この従来例では、ポインティングデバイス
1は、およそ操作部2と、加圧部3と、座標検出部4と
から構成されている。
【0009】操作部2は、キートップ2aと、キートッ
プ2aに一端部を固定されたスティック2bと、スティ
ック2bに接合されて全体として球を形成する半球状の
ホルダ2cとから略構成されている。
【0010】加圧部3は、筐体5に沿って上下に摺動可
能なスライダ3aと、スライダ3aを常時下方に付勢す
るコイルスプリング3bとから略構成されている。
【0011】座標検出部4は、ホルダ2cの内部に設け
られたマグネット4aと、筐体5の下面に接合されたプ
リント基板6に搭載されて、ホルダ2cの下面に埋設さ
れた磁電変換素子4bとから構成される。なお、磁電変
換素子4bは、図3に示すように、マグネット4aの中
心軸線から等間隔に4個配設されている。
【0012】上記のように構成されるポインティングデ
バイス1は、キートップ2aを押圧して手動操作するこ
とにより、コイルスプリング3bの力に抗してスライダ
3aを上方に摺動させて、図2に示すように、スティッ
ク2bが任意の方向に傾動される。このとき、ホルダ2
cに内蔵されたマグネット4aもプリント基板6に取付
けられた磁電変換素子4bに対して傾斜姿勢をとること
になる。
【0013】そして、キートップ2aから手指を離す
と、収縮したコイルスプリング3bの復元力によってキ
ートップ2aは操作前の初期位置に戻り、マグネット4
aと磁電変換素子4bとの位置関係も操作前の初期状態
に戻る。
【0014】上記ポインティングデバイス1の座標検出
原理を説明する。
【0015】スティック2bがプリント基板6に対して
直立している状態(図1)の場合は、図4に実線で示す
ように、マグネット4aは4個の磁電変換素子4b(図
3中4b−1〜4b−4)に対して等間隔で離間してい
る。したがって、磁電変換素子4b−1〜4b−4に印
加される磁界はほぼ等しく、例えば、磁電変換素子4b
−1〜4b−4の磁界を検出する方向である感磁界方向
をプリント基板6に対して垂直方向とすると、磁電変換
素子4b−1〜4b−4を貫く磁束密度の感磁界方向成
分B1〜B4がほぼ等しくなり、磁電変換素子4b−1
〜4b−4の出力電圧もほぼ等しくなる。
【0016】一方、スティック2bがプリント基板6に
対して傾斜している状態(図2)の場合は、図4に破線
で示すように、マグネット4aが4個の磁電変換素子4
bに対して離間する間隔が変化する。図4の場合、マグ
ネット4aが磁電変換素子4b−1に近接し、一方、磁
電変換素子4b−3からさらに離間すると、感磁界方向
成分B1が感磁界方向成分B3よりも大きくなり、磁電
変換素子4b−1、4b−3の出力電圧もこれに応じて
変化するため、その出力差を演算することにより、傾斜
角度θを求めることができ、さらには、ディスプレイ
(座標空間)上のカーソル移動のためのX軸の座標値に
変換できる。同様に、磁電変換素子4b−2、4b−4
の出力差を演算することにより、Y軸の座標値に変換で
きる。すなわち、スティック2bが任意の方向に傾斜す
ると、その傾斜方向および傾斜角度に基づいてXY座標
値が得られる。このXY座標値をコンピュータに入力
し、ポインタまたはカーソルの移動方向、移動距離、移
動速度等を決定してディスプレイ上に表示する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のポインティングデバイスは、一層の小型化を実
現するために、例えば、磁石の寸法を小さくすると、発
生する磁界強度が小さくなり、また、磁石および磁電変
換素子の寸法を小さくすると、製作寸法誤差による装置
の特性バラツキを生じ易く、それぞれ精度のよい位置検
出を実現するうえで支障となる。また、例えば、磁石と
磁電変換素子との距離や複数の磁電変換素子間相互の距
離を小さくすると、磁石と磁電変換素子とが物理的に干
渉する、すなわち、磁石を傾けたときに磁石が磁電変換
素子に衝突することになる。
【0018】このように、従来のポインティングデバイ
スは、小型化に限界がある。
【0019】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、一層の小型化を実現することができる座標入力装
置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る座標入力装
置は、座標空間上の所定の座標点を指示するための座標
入力装置であって、筐体と、磁石と、複数の磁電変換素
子と、第1の磁性体板とを備え、該磁石および該複数の
磁電変換素子は、該第1の磁性体板と対向離間して該筐
体に固定されるとともに、該磁石は、一方の磁極面を該
第1の磁性体板に向けて配置され、該第1の磁性体板
は、該筐体に傾動可能に保持され、該複数の磁電変換素
子は、該第1の磁性体板との距離の変化に応じた異なる
電圧値を示す信号を出力するように構成され、該電圧値
を示す信号は、該座標空間上に座標点を指示することを
特徴とする(請求項1に係る発明)。
【0021】ここで、第1の磁性体板は、軟質磁性材料
からなるヨークである。以下に説明する第2、第3の磁
性体板についても同様である。
【0022】ここで、座標空間上に指示される座標点
は、XYの2座標軸によって形成される平面上の座標点
と、XYZの3座標軸によって形成される空間上の座標
点との双方を含む。
【0023】上記の発明の構成により、座標入力装置
は、従来例に比べ、第1の磁性体板を新たに設けた分だ
け装置寸法は大きくなるものの、以下の理由により、第
1の磁性体板の存在によって磁電変換素子への印加磁束
を増して所要の印加磁束を得ることができることから磁
石を磁電変換素子と対向して配置する必要がなく、ま
た、第1の磁性体板は厚みを薄く形成することができる
ため、装置全体としては、従来より、小型化を図ること
ができ、特に、薄型化を図ることができる。
【0024】磁石から発生する磁束は、一部が磁性体板
に導かれて磁電変換素子に印加される。このため、磁性
体板が傾斜すると、磁石の磁極面に近づいた側の磁性体
板の部位により多くの磁束が導かれ、その部位の下方に
ある磁電変換素子にはより大きな磁束が印加されるため
磁性体板が傾斜する前に比べて大きな出力が得られ、一
方、その逆に、磁石の磁極面に近づいた側の磁性体板の
部位と反対側の部位の下方にある磁電変換素子には磁性
体板が傾斜する前に比べて小さな出力が得られる。した
がって、2つの磁電変換素子の差動出力をとることによ
り、磁性体板の傾斜角を検出することができ、傾斜角に
従った、カーソル等の移動方向、移動速度等を入力する
ことができる。
【0025】また、本発明に係る座標入力装置は、座標
空間上の所定の座標点を指示するための座標入力装置で
あって、筐体と、磁石と、複数の磁電変換素子と、第2
の磁性体板とを備え、該複数の磁電変換素子は、該磁石
および該第2の磁性体板と対向離間して該筐体に固定さ
れ、該磁石は、該複数の磁電変換素子に対向する側とは
反対側に一方の磁極面を向けて配置されるとともに、該
一方の磁極面に該第2の磁性体板が取り付けられ、該磁
石および該第2の磁性体板は、該筐体に傾動可能に保持
され、該複数の磁電変換素子は、該第2の磁性体板との
距離の変化に応じた異なる電圧値を示す信号を出力する
ように構成され、該電圧値を示す信号は、該座標空間上
に座標点を指示することを特徴とする(請求項2に係る
発明)。
【0026】これにより、第2の磁性体板を有しない従
来の座標入力装置に比べ、磁石の厚みを薄くすることが
できるため、従来より、薄型化を図ることができる。
【0027】また、本発明に係る座標入力装置におい
て、前記複数の磁電変換素子を介して、前記第1または
第2の磁性体板の配置された側とは反対側に対向離間し
てさらに第3の磁性体板が設けられてなると(請求項3
に係る発明)、磁石の上下磁極から発生する磁束の多く
が2つの磁性体板の間の空間内に閉じ込められ、磁電変
換素子に印加されるため、より好適である。
【0028】また、この場合、前記第1または第2の磁
性体板は、前記複数の磁電変換素子に向けて屈折した縁
部を有すると(請求項4に係る発明)、縁部が他の部位
よりも磁電変換素子に近接して配置されるため、より大
きな差動出力を得ることができて好適である。
【0029】また、本発明に係る座標入力装置におい
て、前記磁石は、円柱形状であり、前記第1または第2
の磁性体板は、円盤状であり、前記複数の磁電変換素子
は該磁石の外側に配置されてなる構成とすることができ
る(請求項5に係る発明)。
【0030】また、この場合、前記磁石は、環状であ
り、前記第1または第2の磁性体板は、中央に孔部を有
する円盤状であり、前記複数の磁電変換素子は該磁石の
内側に配置されてなる構成とすることができる(請求項
6に係る発明)。
【0031】また、本発明に係る座標入力装置におい
て、前記複数の磁電変換素子は、ホール素子であると
(請求項7に係る発明)、ホール素子が小型でかつ安価
であるため、小型化された座標入力装置を低コストで製
造することができる。
【0032】この場合、前記複数の磁電変換素子は、1
つのパッケージ内に収容されてなると(請求項8に係る
発明)、より小型化された座標入力装置を得ることがで
きる。
【0033】また、本発明に係る座標入力装置におい
て、前記第1または第2の磁性体板を前記筐体に傾動可
能に保持する保持手段は、弾性部材であると(請求項9
に係る発明)、好適である。この場合、弾性部材は、エ
ラストマ材で形成することができる。
【0034】この場合、前記保持手段は、前記磁石と対
向して配置された磁石との間の反発力であると(請求項
10に係る発明)、保持手段の構造が簡単となって、装
置がより小型化されるとともに、弾性部材の場合に不可
避な繰り返し使用による疲労劣化の問題がなくて好適で
ある。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明に係る座標入力装置の好適
な実施の形態(以下、本実施の形態例という。)につい
て、図を参照して、以下に説明する。なお、本発明に係
る座標入力装置の座標検出原理は、基本的には前記した
従来例のものと同様であるため、重複する説明は省略す
る。また、以下の各図の座標入力装置は正面断面を示し
たものが大半であるが、これらの正面断面図において、
説明の便宜上、磁石および磁電変換素子等の主要部につ
いてのみハッチングを施して表示する。
【0036】まず、本実施の形態の第1の例に係る座標
入力装置について、図5を参照して、本発明の原理と併
せて説明する。
【0037】本実施の形態の第1の例に係る座標入力装
置10は、筐体12と、磁石14と、4つの磁電変換素
子16a〜16d(磁電変換素子16b、16dは図示
せず。図3の磁電変換素子4b−1〜4b−4参照。)
と、磁性体板(第1の磁性体板)18とを備える。
【0038】磁石14は、円柱状に形成され、筐体12
の底面を兼ねて設けられた基板20の上に載置されてい
る。磁石14は、この場合、N極の磁極面を図5中上方
に向けて配置されている。
【0039】磁電変換素子16a〜16dは、ホール素
子であり、磁石14を中心として四方に等距離で基板2
0上に配置されている。
【0040】磁性体板18は、軟質磁性材料を用いて薄
厚な円盤状に形成され、磁石14および磁電変換素子1
6a〜16dの上方に対向離間して配置されている。磁
性体板18は、操作部22の下面に固着されている。操
作部22は、略皿状に形成され、外縁部22aが下方に
屈折して設けられている。また、磁性体板18の下面中
央には操作部22の一部を構成する支持部24が固着さ
れ、支持部24の下端部は磁石14の上面に当接してい
る。操作部22は、支持部24を支点とし、筐体12と
摺接しながら任意の方向に傾動可能に設けられている。
【0041】上記のように構成される座標入力装置10
は、磁石14から発生する磁束が磁性体板18に導かれ
て磁電変換素子16a〜16dに印加される。
【0042】したがって、座標点を指示するために所望
の方向に操作部22を傾動して磁性体板18を傾斜状態
とすることにより、磁石14のN磁極面に近づいた側の
磁性体板の部位18aにより多くの磁束が導かれ、その
部位18aの下方にある磁電変換素子16aにはより大
きな磁束が印加される。このため磁性体板18が傾斜す
る前に比べて大きな出力が得られる。一方、その逆に、
磁性体板18の部位18aと反対側の部位18bは磁石
14のN磁極面から離れるため、部位18bの下方にあ
る磁電変換素子16cでは磁性体板18が傾斜する前に
比べて小さな出力が得られる。そして、2つの磁電変換
素子16a、16cの差動出力をとることにより、磁性
体板18の傾斜角θ1を検出することができ、傾斜角θ
1に従った、カーソル等の移動方向、移動速度等を入力
することができる。
【0043】以上説明した座標入力装置10は、従来例
に比べ、磁性体板18を新たに設けた分だけ装置寸法は
大きくなるものの、磁石14および磁電変換素子16a
〜16dを基板20上の同一面に配置し、また磁性体板
18を肉薄に形成したため、装置全体としては、従来よ
り、小型化され、特に、薄型化されている。
【0044】また、座標入力装置10は、磁電変換素子
16a〜16dが小型でかつ安価なホール素子であるた
め、小型化された座標入力装置を低コストで製造するこ
とができる。
【0045】つぎに、本実施の形態の第2の例に係る座
標入力装置について、図6、図7を参照して説明する。
【0046】第2の例を含め、以下に説明する本実施の
形態の各例は、筐体および操作部については上記第1の
例の座標入力装置10の筐体12および操作部22と同
様であるため、特に言及するものを除いて図示および説
明を省略する。なお、他の構成要素については、特に形
態を変えたものを除いて座標入力装置10と同一の参照
符号を付す。
【0047】本実施の形態の第2の例に係る座標入力装
置26は、基本構成が座標入力装置10と同じである。
【0048】座標入力装置26は、磁性体板(第1の磁
性体板)28に磁電変換素子16a〜16dに向けて屈
折した縁部28a〜28dが形成されている点が座標入
力装置10の磁性体板18と相違する。この場合、一枚
の板金を切断して縁部28a〜28dとなる部位を形成
し、その部分を直角に折り曲げることによって縁部28
a〜28dとされている。
【0049】上記のように構成される本実施の形態の第
2の例に係る座標入力装置26は、縁部28a〜28d
が他の部位28eよりも磁電変換素子16a〜16dに
近接して配置され、大きな差動出力を得ることができる
ため、同一の出力を得るときの磁石14がより小型化さ
れている。
【0050】つぎに、本実施の形態の第3の例に係る座
標入力装置について、図8を参照して説明する。
【0051】本実施の形態の第3の例に係る座標入力装
置30は、基本構成が本実施の形態の第2の例に係る座
標入力装置26と略同じである。
【0052】座標入力装置30は、磁電変換素子16a
〜16dおよび磁石14が載置された基板20の裏面
に、さらに、磁性体板(第3の磁性体板)32が設けら
れている点が座標入力装置26と相違する。
【0053】上記のように構成される本実施の形態の第
3の例に係る座標入力装置30は、磁石14の上下のN
およびS磁極から発生する磁束の多くが磁性体板28、
32間の投影空間内に閉じ込められ、磁電変換素子16
a〜16dに印加されるため、同一の出力を得るときの
磁石14がより小型化されている。
【0054】つぎに、本実施の形態の第4の例に係る座
標入力装置について、図9を参照して説明する。
【0055】本実施の形態の第4の例に係る座標入力装
置34は、図示しない筐体と、磁石36と、4つの磁電
変換素子(図示せず。)と、磁性体板(第1の磁性体
板)40とを備える点において、本実施の形態の第1の
例に係る座標入力装置10と略同一の構成要素を有す
る。
【0056】座標入力装置34は、磁石36が環状であ
る点において座標入力装置10の磁石14と相違し、4
つの磁電変換素子がパッケージ38に収容されている点
において4つの磁電変換素子16a〜16dが離間して
配置された座標入力装置10と相違し、磁性体板40が
中央に孔部40aを有する円盤状である点において座標
入力装置10の磁性体板18と相違する。
【0057】また、座標入力装置34は、磁石36の内
側の空間部にパッケージ38が配置されている点におい
て、磁石14の外側に4つの磁電変換素子16a〜16
dが配置された座標入力装置10と相違する。
【0058】上記のように構成される本実施の形態の第
4の例に係る座標入力装置34は、パッケージ38を磁
石36の内側に配置するため、座標入力装置10に比べ
てより小型化されている。
【0059】つぎに、本実施の形態の第5の例に係る座
標入力装置について、図10、図11を参照して説明す
る。
【0060】本実施の形態の第5の例に係る座標入力装
置42は、基本構成が座標入力装置34と同じである。
【0061】座標入力装置42は、磁性体板(第1の磁
性体板)44の孔部44aの周縁にパッケージ38に向
けて屈折した縁部44b〜44eが形成されている点が
座標入力装置34の磁性体板40と相違する。この場
合、一枚の板金の中央に孔を形成し、その孔の縁部分を
4つの領域に分離して直角に折り曲げることによって縁
部44b〜44eとされている。
【0062】上記のように構成される本実施の形態の第
5の例に係る座標入力装置42は、縁部44b〜44e
が他の部位44fよりもパッケージ38に近接して配置
され、大きな差動出力を得ることができるため、同一の
出力を得るときの磁石36がより小型化されている。
【0063】つぎに、本実施の形態の第6の例に係る座
標入力装置について、図12を参照して説明する。
【0064】本実施の形態の第6の例に係る座標入力装
置46は、基本構成が本実施の形態の第5の例に係る座
標入力装置42と略同じである。
【0065】座標入力装置46は、パッケージ38およ
び磁石36が載置された基板20の裏面に、さらに、磁
性体板(第3の磁性体板)47が設けられている点が座
標入力装置42と相違する。
【0066】上記のように構成される本実施の形態の第
6の例に係る座標入力装置46は、磁石36の上下のN
およびS磁極から発生する磁束の多くが磁性体板44、
47間(第1および第3の磁性体板44、47間の投影
空間内)に閉じ込められ、パッケージ38に印加される
ため、同一の出力を得るときの磁石36がより小型化さ
れている。
【0067】つぎに、本実施の形態の第7の例に係る座
標入力装置について、図13を参照して説明する。
【0068】本実施の形態の第7の例に係る座標入力装
置48は、図示しない筐体と、磁石50と、4つの磁電
変換素子(図示せず。)を収容したパッケージ52と、
磁性体板(第2の磁性体板)54とを備える点におい
て、本実施の形態の第4の例に係る座標入力装置34と
略同一の構成要素を有する。
【0069】座標入力装置48は、環状の磁石50が中
央に孔54aのある円盤状の磁性体板54の下面に取り
付けられ、1方の磁極面がパッケージ52の載置された
基板20と対向、離間して配置されている点が、座標入
力装置34と相違する。なお、パッケージ52は、磁石
50の内側空間部の投影面内に配置されている。
【0070】上記のように構成される本実施の形態の第
7の例に係る座標入力装置48は、磁性体板54のない
従来の座標入力装置と比べ、磁石50の厚みを薄くする
ことにより、小型化できる。
【0071】つぎに、本実施の形態の第8の例に係る座
標入力装置について、図14を参照して説明する。
【0072】本実施の形態の第8の例に係る座標入力装
置56は、基本構成が座標入力装置48と同じである。
【0073】座標入力装置56は、磁性体板(第2の磁
性体板)58の孔部58aの周縁にパッケージ38に向
けて屈折した縁部58b〜58e(縁部58b、58d
のみ図示。)が形成されている点が座標入力装置48の
第2の磁性体板54と相違する。この場合、一枚の板金
の中央に孔を形成し、その孔の縁部分を4つの領域に分
離して直角に折り曲げることによって縁部58b〜58
eとされている。
【0074】上記のように構成される本実施の形態の第
8の例に係る座標入力装置56は、縁部58b〜58e
が他の部位よりもパッケージ52に近接して配置され、
大きな差動出力を得ることができるため、同一の出力を
得るときの磁石50がより小型化されている。
【0075】つぎに、本実施の形態の第9の例に係る座
標入力装置について、図15を参照して説明する。
【0076】本実施の形態の第9の例に係る座標入力装
置60は、基本構成が本実施の形態の第8の例に係る座
標入力装置56と略同じである。
【0077】座標入力装置60は、パッケージ52が載
置された基板20の裏面に、さらに、磁性体板(第3の
磁性体板)62が設けられている点が座標入力装置56
と相違する。
【0078】上記のように構成される本実施の形態の第
9の例に係る座標入力装置60は、磁石50の上下の磁
極から発生する磁束の多くが磁性体板58、62間(第
2および第3の磁性体板58、62間の投影空間内)に
閉じ込められ、パッケージ52に印加されるため、同一
の出力を得るときの磁石50がより小型化されている。
【0079】つぎに、本実施の形態の第10の例に係る
座標入力装置について、図16、図17を参照して説明
する。
【0080】本実施の形態の第10の例に係る座標入力
装置64は、磁石66と、4つの磁電変換素子としての
ホール素子(図示せず。)を収容したパッケージ(一体
型ホール素子)68と、磁性体板(第1の磁性体板)7
0および磁性体板(第3の磁性体板)72とを備える。
さらに、磁性体板70を傾動可能し支持する支持手段と
して、エラストマ材からなる弾性部材74が設けられて
おり、この弾性部材74は磁石66等を収容する筐体を
兼ねる。
【0081】磁石66は、環状に形成され、N磁極側を
上方に向けて基板20の上に載置されている。磁石66
の内側空間部の基板20上にパッケージ68が載置され
ている。
【0082】基板20の裏面に磁性体板72が固着され
ている。
【0083】弾性部材74は、略環状の部材であり、上
下方向中間部に屈折部74aを有し、下端部74bは基
板20および磁石66の一部を覆うように配置され、基
板20および磁石66に固着される。
【0084】一方、弾性部材74の上端部74cに磁性
体板70が固着される。磁性体板70は、円盤状に形成
され、中央の孔部70aの周縁に垂下する環状の縁部7
0bが設けられている。縁部70b〜70eはパッケー
ジ68に近接した位置に設けられる。
【0085】磁性体板70の上面に、周回突起部22b
を当接させて略皿状の操作部22が取り付けられる。操
作部22の外周に下方に屈折して設けられた外縁部22
aは弾性部材74の上端部74cに固着される。
【0086】上記のように構成される座標入力装置64
は、操作部22の端部を指で押下すると、弾性部材74
の屈折部74aを撓ませながら、操作部22を任意の方
向に傾動させることができる。また、操作部22から指
を離すと、弾性部材74の屈折部74aの復元力によっ
て操作部22は元の水平位置に復帰する。
【0087】ここで、座標入力装置64についてさらに
詳細に説明する。
【0088】磁石66はフェライト磁石である。磁性体
板70は、厚さが0.5mm、外形12mmφ、内径3
mmφ、外縁部22aの高さ1mmの軟鉄で形成され
る。この場合、比透磁率μが1000以上の、例えば、
ニッケル、パーマロイ等の強磁性板で形成してもよい。
磁石66のN磁極面と磁性体板70の下面との距離は1
mmである。基板20は、厚さ0.6mmのプリント配
線基板である。磁性体板72は、径が12mmの円形状
で約30μmの厚さに形成されたNiメッキ層である。
【0089】上記の各部寸法で形成される座標入力装置
64は、操作部22を傾動させて、磁性体板70の外縁
部22aの図16中左端が傾動前に対して約0.6mm
ほどN磁極に近づいた場合、ホール素子の感度を150
mV/0.1T/5Vとすると、点対象の位置に配置さ
れた2つのホール素子の出力差は30mV程度となり、
これは従来例のポインティングデバイス1の操作部2を
最大に傾斜させたときの出力差と略同等である。したが
って、座標入力装置64は、極めて薄厚の形態でありな
がら、嵩だかなポインティングデバイス1と同等の性能
を得ることができる。
【0090】つぎに、本実施の形態の第11の例に係る
座標入力装置について、図18を参照して説明する。
【0091】本実施の形態の第11の例に係る座標入力
装置78は、図14に示した座標入力装置56と同様の
基板20、パッケージ52、磁石50および磁性体板
(第2の磁性体板)58の配置とされている。また、図
5に示した座標入力装置10と同様の操作部22および
筐体12の配置とされている。但し、磁性体板58は操
作部22に固着されていない。
【0092】座標入力装置78は、基板20の裏面側に
さらに環状の磁石80が設けられている。磁石80は、
S磁極を下側に向けた磁石50の側に同一極性であるS
磁極を向けて配置されている。
【0093】磁石50と磁石80との離間距離を適当に
設定することにより、座標入力装置78を操作しない状
態において、磁石50および磁石80間の反発力によっ
て磁石50を上方に浮上させる力が作用し、磁石50が
磁性体板58を介して操作部22を上方に押圧すること
により、操作部22の外縁部22aが筐体12に係合し
た状態となっている。
【0094】操作部22の端部を指で押下して上記の反
発力に打ち勝つ力を付与すると、操作部22を任意の方
向に傾動させることができる。ついで、操作部22から
指を離すと、磁石50および磁石80間の反発力によっ
て操作部22は元の水平位置に復帰する。
【0095】座標入力装置78は、磁性体板58を傾動
可能に筐体(この場合、筐体22に摺接する操作部2
2)に保持する保持手段として磁石50および磁石80
間の反発力を用いているため、保持手段の構造が簡単と
なって、装置がより小型化されるとともに、保持手段と
して弾性部材を用いた場合に不可避な繰り返し使用によ
る疲労劣化の問題がない。
【0096】
【発明の効果】請求項1、2係る座標入力装置によれ
ば、筐体と、磁石と、複数の磁電変換素子と、第1また
は第2の磁性体板とを備えるため、従来より、小型化を
図ることができ、特に、薄型化を図ることができる。
【0097】また、請求項3係る座標入力装置によれ
ば、さらに第3の磁性体板が設けられてなるため、座標
入力装置をさらに小型化することができる。
【0098】また、請求項7に係る本発明に係る座標入
力装置によれば、複数の磁電変換素子は、ホール素子で
あるため、小型化された座標入力装置を低コストで製造
することができる。また、請求項8に係る本発明に係る
座標入力装置によれば、複数の磁電変換素子は、1つの
パッケージ内に収容されてなるため、より小型化された
座標入力装置を得ることができる。
【0099】また、請求項10に係る座標入力装置によ
れば、保持手段は、磁石と対向して配置された磁石との
間の反発力であるため、装置がより小型化されるととも
に、弾性部材の場合に不可避な繰り返し使用による疲労
劣化の問題がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作部が直立した状態を説明するための従来の
ポインティングデバイスの正面断面図である。
【図2】操作部が傾動した状態を説明するための従来の
ポインティングデバイスの正面断面図である。
【図3】図1のポインティングデバイスのマグネットと
磁電変換素子との配置関係を示す図である。
【図4】図3のマグネットと磁電変換素子を側面からみ
た図である。
【図5】本実施の形態の第1の例に係る座標入力装置の
正面断面図である。
【図6】本実施の形態の第2の例に係る座標入力装置の
正面断面図である。
【図7】本実施の形態の第2の例に係る座標入力装置に
用いる磁性体板の斜視図である。
【図8】本実施の形態の第3の例に係る座標入力装置の
正面断面図である。
【図9】本実施の形態の第4の例に係る座標入力装置の
正面断面図である。
【図10】本実施の形態の第5の例に係る座標入力装置
の正面断面図である。
【図11】本実施の形態の第5の例に係る座標入力装置
に用いる磁性体板の斜視図である。
【図12】本実施の形態の第6の例に係る座標入力装置
の正面断面図である。
【図13】本実施の形態の第7の例に係る座標入力装置
の正面断面図である。
【図14】本実施の形態の第8の例に係る座標入力装置
の正面断面図である。
【図15】本実施の形態の第9の例に係る座標入力装置
の正面断面図である。
【図16】本実施の形態の第10の例に係る座標入力装
置の正面断面図である。
【図17】本実施の形態の第10の例に係る座標入力装
置の組立て分解斜視図である。
【図18】本実施の形態の第11の例に係る座標入力装
置の正面断面図である。
【符号の説明】
10、26、30、34、42、46、48、56、6
0、64、78 座標入力装置 12 筐体 14、36、50、66、80 磁石 16a〜16d 磁電変換素子 18、28、32、40、44、47、54、58、6
2、70、72 磁性体板 20 基板 22 操作部 24 支持部 38、52、68 パッケージ 74 弾性部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標空間上の所定の座標点を指示するた
    めの座標入力装置であって、 筐体と、磁石と、複数の磁電変換素子と、第1の磁性体
    板とを備え、 該磁石および該複数の磁電変換素子は、該第1の磁性体
    板と対向離間して該筐体に固定されるとともに、該磁石
    は、一方の磁極面を該第1の磁性体板に向けて配置さ
    れ、 該第1の磁性体板は、該筐体に傾動可能に保持され、 該複数の磁電変換素子は、該第1の磁性体板との距離の
    変化に応じた異なる電圧値を示す信号を出力するように
    構成され、 該電圧値を示す信号は、該座標空間上に座標点を指示す
    ることを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 座標空間上の所定の座標点を指示するた
    めの座標入力装置であって、 筐体と、磁石と、複数の磁電変換素子と、第2の磁性体
    板とを備え、 該複数の磁電変換素子は、該磁石および該第2の磁性体
    板と対向離間して該筐体に固定され、 該磁石は、該複数の磁電変換素子に対向する側とは反対
    側に一方の磁極面を向けて配置されるとともに、該一方
    の磁極面に該第2の磁性体板が取り付けられ、 該磁石および該第2の磁性体板は、該筐体に傾動可能に
    保持され、 該複数の磁電変換素子は、該第2の磁性体板との距離の
    変化に応じた異なる電圧値を示す信号を出力するように
    構成され、 該電圧値を示す信号は、該座標空間上に座標点を指示す
    ることを特徴とする座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の磁電変換素子を介して、前記
    第1または第2の磁性体板の配置された側とは反対側に
    対向離間してさらに第3の磁性体板が設けられてなるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の座標入力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1または第2の磁性体板は、前記
    複数の磁電変換素子に向けて屈折した縁部を有すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の座標
    入力装置。
  5. 【請求項5】 前記磁石は、円柱形状であり、前記第1
    または第2の磁性体板は、円盤状であり、前記複数の磁
    電変換素子は該磁石の外側に配置されてなることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の座標入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記磁石は、環状であり、前記第1また
    は第2の磁性体板は、中央に孔部を有する円盤状であ
    り、前記複数の磁電変換素子は該磁石の内側に配置され
    てなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の座標入力装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の磁電変換素子は、ホール素子
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
    記載の座標入力装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の磁電変換素子は、1つのパッ
    ケージ内に収容されてなることを特徴とする請求項1〜
    4または6のいずれか1項に記載の座標入力装置。
  9. 【請求項9】 前記第1または第2の磁性体板を前記筐
    体に傾動可能に保持する保持手段は、弾性部材であるこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の座
    標入力装置。
  10. 【請求項10】 前記第1または第2の磁性体板を前記
    筐体に傾動可能に保持する保持手段は、前記磁石と対向
    して配置された磁石との間の反発力であることを特徴と
    する請求項1〜8のいずれか1項に記載の座標入力装
    置。
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