JP2002147888A - 熱電変換デバイス及びその製造方法 - Google Patents

熱電変換デバイス及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性能が高く製造も容易な熱電変換デバ
イスのシール構造を提供する。 【解決手段】 ペルチェ効果を利用した熱電変換回路3
が、2枚の金属製の熱交換板5、7の間に挟み込まれて
いる。熱交換板5、7の外縁部の間に挟み込まれたOリ
ング13が、熱交換板5、7の外縁部間の隙間を全周に
わたりシールする。熱電変換回路3を外部電源に接続す
るためのコネクタ27が、熱交換板5に穿たれた透穴2
5に挿通される。コネクタ27に外嵌されたOリング3
5が、コネクタ27が透穴25に挿入されるとき、自ず
と、コネクタ27と透穴25との隙間をシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体のペルチェ
効果又はゼーベック効果を利用した熱電変換デバイスに
関し、特に、外部からデバイス内部への水分侵入を防ぐ
ためのシール構造、及びデバイス内部と外部との間の電
気的接続構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の熱電変換デバイスは、一般に、
例えば特開平6−207762号に示すように、多数の
P型半導体素子とN形半導体素子を2次元マトリックス
状に配列し且つ電気的に直列接続してなる熱電変換回路
が、2枚の板の間に挟み込まれたサンドイッチ構造を有
しており、その熱電変換回路からの2本のリード線が、
板の外へ引き出されて外部の電源に接続できるようにな
っている。この熱電変換デバイスは、それに直流電流を
流すと、一側の板で吸熱し、他側の板で放熱するという
ヒートポンプの機能を奏し、或いは、一側の板を加熱
し、他側の板を冷却することで、直流電力を発生する。
【0003】この熱電変換デバイスがよく使われる分野
は冷却装置である。そのため、デバイス外部での結露な
どによる水分が、デバイス内部の熱電変換回路に侵入し
ないよう、デバイスの外周の隙間(典型的には、2枚の
板の外縁部間の隙間)にシールを施す必要がある。
【0004】この観点において、特開平6−20776
2号に開示された熱電変換デバイスでは、2枚の板の外
縁部間の隙間に、全周にわたってOリングが挟み込ま
れ、その2枚の板はOリングと密着するようボルトで締
め付けられている。加えて、Oリングの外周の2枚の板
の間にできた溝に全周にわたって接着剤が充填されてい
る。このOリングと接着剤を併用した2重のシール構造
によって、2枚の板の外縁部間の隙間が確実にシールさ
れる。さらに、一方の板にこれを貫通する透穴が形成さ
れており、この透穴に、熱電変換回路からのリード線が
通されている。そして、透穴とリード線との間の隙間
は、そこに接着剤が充填されてシールされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−20776
2号に開示された熱電変換デバイスは、透穴とリード線
との間の隙間のシールに関して、それを作る工程に細心
の注意が必要であり、時間がかかり、工程管理が面倒で
あるという問題がある。すなわち、その工程は、透穴に
リード線を通し、透穴とリード線との間の隙間に接着剤
を充填し、そして、接着剤を固化させるというステップ
からなる。ここで、接着剤を充填してからそれが完全に
固化するまでの間は、リード線に触れたり振動させたり
しないよう、デバイスを静かに置いておかなければなら
ない。そうしないと、リード線が透穴内で動いて、接着
剤とリード線との間などに隙間ができてしまい、完全な
シールを作ることができなくなる。そのため、この従来
の熱電変換デバイスのシール構造は、これを実際に工場
で効率的な製造するには向かない。
【0006】従って、本発明の目的は、シール性能が高
く製造も容易な熱電変換デバイスのシール構造を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に従う、熱電変換
回路を2枚の板の間に挟み込んでなる熱電変換デバイス
は、熱電変換回路の外周を包囲するようにして、2枚の
板の外縁部の間の隙間をシールする外縁シール部材と、
2枚の板のうちの少なくとも一方の板に形成された、そ
の板を内側面から外側面へと貫通する透穴と、その透穴
に挿通され、一端が熱電変換回路に接続された、熱電変
換回路を外部電源に接続するためのコネクタと、そのコ
ネクタが透穴に挿入されて規定位置に固定されるとき、
自ずと、そのコネクタと透穴との隙間をシールするよう
になったコネクタシール部材とを備える。
【0008】この熱電変換デバイスは、デバイス内部の
熱電変換回路を外部電源に接続するためのコネクタを有
し、このコネクタは、熱電変換回路を挟んだ板を貫通す
る透穴に挿通されている。このコネクタと透穴との隙間
をシールするためのコネクタシール部材は、コネクタを
透穴に挿入して規定位置に固定する過程で、自ずと、コ
ネクタと透穴との隙間をシールするように構成されてい
る。そのため、このデバイスの製造工程では、コネクタ
を透穴に挿入して規定位置の固定すれば、自ずと、コネ
クタと透穴との間のシールが完成するので、製造が容易
でシール性能も高い。
【0009】コネクタシール部材として、例えば、コネ
クタに外嵌されたOリングを用いることができる。この
Oリングは、透穴に挿入して規定位置に固定する過程
で、自ずと、コネクタの表面と透穴の内周面とに密着し
て、又はコネクタの表面と透穴周囲の板表面とに密着し
て、両者間の隙間をシールする。このようにシールの作
業は簡単であるとともに、Oリング自体の持つシール性
能は高いから、良好なシール効果が得られる。
【0010】好適な一つの実施形態では、コネクタの透
穴に挿入された部分は、透穴の内径とほぼ同じ外径をも
っている。そのため、コネクタを透穴に挿入したとき
に、コネクタが透穴内で不必要にガタつくことがなく、
そのことは、作業の簡単化と、シール性能の向上に寄与
する。また、コネクタの透穴に挿入された部分が、透穴
の内径とほぼ同じ外径をもつ場合には、コネクタシール
部材として、Oリングに代えて、シールテープを用いる
ことができる。すなわち、コネクタの透穴に挿入される
部分の外周に、シールテープを適当量巻いた上で、その
部分を透穴に挿入すれば、それでシールが完成する。コ
ネクタの透穴に挿入される部分と透穴は、雄螺子と雌螺
子で螺合するようになっていてもよい。
【0011】ある好適な実施形態では、透穴が上記板を
その内側面から外側の側面へ貫通していて、そこに挿通
されたコネクタはこの熱電変換デバイスの側面から外へ
出ている。
【0012】本発明に従う熱電変換デバイスは、次のス
テップからなる方法で製造することができる。すなわ
ち、その製造方法は、熱電変換回路を2枚の板の間に挟
み込むステップと、外縁シール部材を用いて、熱電変換
回路の外周を包囲するように、2枚の板の外縁部の間の
隙間をシールするステップと、2枚の板のうちの少なく
とも一方の板に、その板を内側面から外側面へと貫通す
る透穴を形成するステップと、熱電変換回路を外部電源
に接続するためのコネクタを、その透穴に挿通し規定位
置に固定するするステップと、コネクタの一端を、熱電
変換回路に接続するステップと、コネクタを透穴に挿通
し規定位置に固定する際に、コネクタシール部材を、自
ずと、コネクタと透穴との隙間をシールするように用い
るステップとを備える。なお、これらのステップは、上
に記述した順序で行われる必要はなく、熱電変換デバイ
スの具体的な構造や製造上の都合などに応じて異なる順
序で行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の実施形態
にかかる熱電変換デバイスの平面図である。図2は、同
熱電変換デバイスを図1のA‐A線で切断した断面図で
ある。
【0014】図1及び図2に示すように、この熱電変換
デバイス1は、長方形の平面形状をもつ熱電変換回路板
3が、それよりも一回り大きいサイズの長方形の平面形
状をもつ2枚の金属製の熱交換板5、7の間に挟み込ま
れたサンドイッチ構造体をもつ。このサンドイッチ構造
体の中央層をなす熱電変換回路板3は、(その具体的な
内部構成は当業者に周知であるため図示してないが)2
次元マトリックス状に配置された多数のP型半導体素子
とN形半導体素子が、それらを電気的に直列接続するた
めの多数のパターン電極が内側面にプリント、貼付又は
溶射形成された2枚の絶縁フィルム9、11の間に挟み
込まれて、各素子と各パターン電極とが半田付けされて
なるものである。熱電変換回路板3の2枚の絶縁フィル
ム9、11の外側面は、2枚の熱交換板5、7の内側面
と密着している。
【0015】熱電変換回路板3の平面領域より外側の平
面領域に位置する2枚の熱交換板5、7の外縁部の内側
面間には、全周にわたりOリング13が挟み込まれてい
る。よって、このOリング13は、熱電変換回路板3の
外周を完全に包囲している。そして、2枚の熱交換板
5、7は、その外縁部や中央部などの複数箇所にて、ボ
ルト15、15、…により、互いに近づく方向へ十分な
力で締め付けられている。よって、Oリング13は2枚
の熱交換板5、7の間で適度に押し潰され、Oリング1
3の外表面は熱交換板5、7の外縁部の内側面にしっか
りと密着している。その結果、Oリング13は、2枚の
熱交換板5、7の外縁部の間の隙間をシールし、外部の
水分が内側の熱電変換回路板3の存在する空間に入り込
むことを防止する。なお、特開平6−207762号に
開示されているように、Oリング13の外側の熱交換板
5、7間の隙間に、さらに接着剤を充填したり、或い
は、そのOリング13の外側の隙間に更に追加のOリン
グを嵌め込むなどして、2重のシール構造を作ることも
可能であるが、本件発明者らの研究によれば、そうした
ことをせずとも、1つのOリング13だけで実用上十分
なシール性能が得られる。
【0016】この実施形態では、一例として、2枚の熱
交換板5、7のうち、図2で下側に位置する熱交換板5
を吸熱に用い、その内部には、冷却されるべき流体の通
る流体通路17が蛇行して走っている。参照番号19、
21の部材は、流体通路17の入口と出口のパイプであ
る。また、図2で上側に位置する熱交換板7は、放熱に
用いられ、その外側面には外気へ放熱するためのフィン
23が取り付けられている。或いは、これとは逆の使い
方、すなわち、上側の熱交換板7のフィン23で外気か
ら吸熱し、下側の熱交換板5内の流体通路17に冷却液
を流して、冷却液へ放熱することもできる。
【0017】平面領域においてOリング13よりも内側
で且つ熱電回路板3よりも外側に位置する下側の熱交換
板5の2箇所にそれぞれ透穴25、25が穿たれてお
り、各透穴25は熱交換板5を内側面から外側面へ(図
中上下方向へ)と直線的に貫通している。そして、この
2つの透穴25、25内には、熱電回路板3をデバイス
外部の電源へ接続するための2つのコネクタ27、27
がそれぞれ挿入されている。
【0018】図3は、この透穴25とコネクタ27の構
造をより詳細に示した断面図である。
【0019】図3に示すように、透穴25は、外側寄り
(図中下側寄り)の部分で大きい内径を有し、内側寄り
(図中上側寄り)の部分で小さい内径を有している。こ
の透穴25に挿入されたコネクタ27は、透穴25の小
さい方の内径よりも明らかに小さい外径をもつ金属製の
電極棒29と、この電極棒29に外嵌され2つの電気絶
縁材料製の絶縁カラー31、33とを有する。この2つ
の絶縁カラー31、33間には所定の間隔がおかれてい
る。この2つの絶縁カラー31、33の外径は、透穴2
5の大きい方の内径と実質的に同じである(透穴25へ
の挿入を可能にするための極微小な遊び分だけ小さいに
過ぎない)か、又は透穴25内で不必要にガタつかない
程度で僅かに小さい。さらに、2つの絶縁カラー31、
33の間に位置する電極棒29外周の溝に、Oリング3
5が嵌め込まれている。また、電極棒29の一方の先端
には、この電極棒29を熱電変換回路板13に電気的に
接続するための金属製のリード板37が半田付けされて
いる。
【0020】上記構成のコネクタ27は、前もって、1
つのユニット部品として製造される。その製造におい
て、電極棒29と絶縁カラー31、33とは、互いに密
着状態で固着される。コネクタ27は全体的に、剛体で
あり、実質的に変形しない(つまり、特開平6−207
762号に開示された単なるリード線(電線)のような
フレキシブルなものではない)。こうしてユニット部品
化された剛体のコネクタ27は、熱電変換デバイス1の
組み立て工程において、熱交換板5の外側から透穴25
内に、リード板37の付いた方の端部を先にして挿入さ
れる。図示のように、先方の絶縁カラー33が透穴25
の内径の縮まる段差部に当たったところで、挿入が完了
する。そして、電極棒29の先端のリード板37は、熱
電変換回路板3の一方の絶縁基板1上の所定のパターン
電極(電源入力用の電極、図示省略)に半田付けされ
る。
【0021】図示のようにコネクタ27が透穴25に完
全に挿入されると、絶縁カラー31、33は透穴25の
内径の大きい部分にほぼぴったりと嵌り込む。また、そ
の挿入の際、電極棒29に外嵌されたOリング35が、
自ずと、適度に押し潰されて透穴25の内周面と電極棒
29の外周面と絶縁カラー31、33の端面とにしっか
りと密着する。それにより、Oリング35は、透穴25
とコネクタ27間の隙間をシールし外部の水分のデバイ
ス内部へ侵入を防止する。ここでも、透穴25とコネク
タ27の間を更に接着剤でシールしたり、或いは、更に
追加のOリングを嵌め込むなどして、2重のシール構造
を作ることも可能であるが、前述した通り、本件発明者
らの研究によれば、そうしたことをせずとも、1つのO
リング35だけで実用上十分なシール性能が得られる。
【0022】上述したコネクタ27を透穴25に挿入す
る工程では、先方の絶縁カラー33と透穴25の段差部
との当接により、コネクタ27の透穴25内での軸方向
の位置決めが自動的になされる。また、絶縁カラー3
1、33の外周面と透穴25の内周面との当接、又はO
リング36の弾性力によって、コネクタ27の透穴25
内での位置決めも自動的になされる。こうした自動的な
位置決め機能は、作業工程を簡単にすると共に、コネク
タ27が透穴25内でガタつくことを防止して、上述し
たOリング35によるシール効果を確実なものにする。
また、コネクタ27を透穴25に挿入するだけで、Oリ
ング35が自ずとシールを形成することも、作業工程を
簡単にする。
【0023】以上の説明から分るように、上記の実施形
態にかかる熱電変換デバイス1は、製造が容易であると
ともに、確実なシール効果をもつ。
【0024】以下に、図4〜図8を参照して、本発明の
他の幾つかの実施形態を説明する。なお、以下の説明で
は、上に説明した最初の実施形態の構成要素と(形状な
どが多少異なっていても)実質的に同じ機能をもち、且
つ、ことさら説明せずとも当業者が理解できる構成要素
については、最初の実施形態の説明で用いたと同じ参照
番号を図面上で付して、重複した説明を省略する。
【0025】図4は、本発明の第2の実施形態にかかる
熱電デバイス100の外部電源との接続のための部分の
断面図である。
【0026】この熱電デバイス100では、下側の熱交
換板5に穿たれた透穴25に、外部電源との接続のため
のコネクタ105の一部分を構成する被覆電線101が
挿通されており、この被覆電線101のデバイス100
内部に入っている先端部の芯線117は、熱電変換回路
板13の一方の絶縁基板11上の電源入力用パターン電
極(図示省略)に半田付けされている。また、被覆電線
101の熱交換板5外へ出ている方の先端部の芯線10
3には、コネクタ105の先端側部分を構成する金属製
の電極棒107が半田付けされている。この電極棒10
7の基端部には、外嵌された電気絶縁材料製のフランジ
109が外嵌されている。コネクタ105は、前もって
ユニット部品として作られており、その電極棒107と
フランジ109とは密着状態で固着されている。
【0027】コネクタ105のフランジ109の裏側に
位置する部分に、Oリング111が外嵌されており、コ
ネクタ105の被覆電線101を透穴25に挿入する
と、Oリング111はフランジ109と熱交換板5との
間に挟まれるようになる。そして、電極棒107だけを
外ヘ出す穴をもったコネクタカバー113が、電極棒1
05に外側から被せられて、ボルト115、115、…
により熱交換板5に固定され、それにより、コネクタ1
05のフランジ109を外側から強い力で熱交換板5に
押しつけ、コネクタ105を規定位置に固定している。
この固定を行なう際、Oリング111が自ずと、フラン
ジ109と熱交換板5の間で適度に押し潰されて、フラ
ンジ109と熱交換板5の透穴25の入口周囲の表面に
密着し、それにより、電極棒105と透穴25との間の
隙間をシールし、外部からの水分の内部への侵入を防止
する。
【0028】図5は、本発明の第3の実施形態にかかる
熱電デバイス200の外部電源との接続のための部分の
断面図である。
【0029】この熱電デバイス200では、下側の熱交
換板5に穿たれた透穴25の内面に、雌螺子201が形
成され、この雌螺子201に螺子ボルト203が螺入さ
れている。螺子ボルト203の雄螺子205の周囲に
は、それが雌螺子201に螺入される前に、公知のシー
ルテープ(図示省略)が巻かれている。従って、螺子ボ
ルト203を透穴25に螺入する際、シールテープが、
自ずと、螺子ボルト203と透穴25との間の隙間をシ
ールし、外部からの水分の内部への侵入を防止する。
【0030】螺子ボルト203の中央には、その中心軸
に沿って透穴207が貫通し、この透穴207に被覆電
線209が挿通されている。被覆電線209のデバイス
200内部に入った先端部の芯線211は、熱電変換回
路板13の一方の絶縁基板11上の電源入力用パターン
電極(図示省略)に半田付けされている。被覆電線20
9のデバイス200外に出ている側の先端部の芯線21
3には、リング電極215がかしめ又は半田付けにより
取り付けられている。
【0031】上述した螺子ボルト201と被覆電線20
9とにより、外部電源との接続のためのコネクタ217
が構成される。このコネクタ217は、前もって1つの
ユニット部品として作られている。螺子ボルト201の
透穴207の内径は一定であり、被覆電線209の外径
は、透穴207の内径と実質的に同一である。透穴20
7の内面と被覆電線209の外面とは密着状態で固着さ
れている。
【0032】図6は、本発明の第4の実施形態にかかる
熱電デバイス300の外部電源との接続のための部分の
断面図である。
【0033】この熱電変換デバイス300では、外部電
源との接続のためのコネクタ303が、デバイス300
の側面から横へ出ている。すなわち、下側の熱交換板5
に、その内側の上面から外側の側面へと貫通する断面L
字形の透穴301が穿たれており、この透穴301にコ
ネクタ303が挿通されている。コネクタ303は、透
穴301の横穴部分に挿通された電極棒305と、デバ
イス300内部の熱電変換回路板3に接続されたリード
板307と、上記電極棒305のデバイス300内部に
入った先端部と上記リード板307の先端部とをスペー
サナット311を介して結合し固定する螺子ボルト30
9とを有する。
【0034】電極棒305の透穴301に挿入された部
分には、2つの絶縁カラー313、315が外嵌されて
おり、さらに、この2つの絶縁カラー313、315の
間の位置に、Oリング317が外嵌されている。絶縁カ
ラー313、315の外径は、それが挿入されている透
穴301の横穴部分の内径とほぼ同じであるため、コネ
クタ303が透穴301内で不必要にガタつくことはな
い。Oリング317は、電極棒305と一緒に透穴30
1に挿入されるとき、自ずと、電極棒305の外周面と
透穴301の内周面とに密着して、両者間の隙間をシー
ルする。
【0035】電極棒305の熱交換板5の外へ出ている
部分の先端には穴319が穿たれており、この穴319
に、被覆電線321の末端の芯線323が挿し込まれて
いる。電極棒305と被覆電線321の結合部は、熱収
縮チューブ323によりフレキシブルな状態で、外れな
いよう止められている。
【0036】図7は、本発明の第5の実施形態にかかる
熱電デバイス400の外部電源との接続のための部分の
断面図である。
【0037】この熱電変換デバイス400でも、外部電
源との接続のためのコネクタ403が、デバイス400
の側面から横へ出ている。すなわち、下側の熱交換板5
に、その内側の上面から外側の側面へと貫通する断面L
字形の透穴401が穿たれており、この透穴401にコ
ネクタ403が挿通されている。コネクタ403は、透
穴401の横穴部分に挿通された電極棒405と、この
電極棒405のデバイス400内部に入った先端部に半
田付けされるとともにデバイス400内部の熱電変換回
路板3に接続されたリード板307とを有する。
【0038】電極棒405の透穴401に挿入された部
分には、Oリング409と絶縁カラー411が外嵌され
ている。絶縁カラー411の外径は、それが挿入されて
いる透穴401の横穴部分の内径とほぼ同じであるた
め、コネクタ403が透穴401内で不必要にガタつく
ことはない。Oリング409は、電極棒405と一緒に
透穴401に挿入されるとき、自ずと、電極棒405の
外周面と透穴401の内周面とに密着して、両者間の隙
間をシールする。電極棒405の熱交換板5の外へ出て
いる部分の先端には穴413が穿たれており、そこに、
図6の場合と同様に被覆電線を結合できる。
【0039】図8は、本発明の第6の実施形態にかかる
熱電デバイス500の外部電源との接続のための部分の
断面図である。
【0040】この熱電変換デバイス500は、一点鎖線
で示す中心線について実質的に上下対称の構成を有して
いる。すなわち、中央の熱交換板5の一方の側に、この
熱交換板5と別の熱交換板7Aとの間に一つの熱電変換
回路板3Aを挟んだ構造があり、また、中央の熱交換板
5の反対側にも、この熱交換板5と更に別の熱交換板7
Bとの間にもう一つの熱電変換回路板3Bを挟んだ構造
がある。そして、中央の熱交換板5は、例えば、吸熱
(又は放熱)に用いられ、その内部には冷却されるべき
流体(又は冷却を行う流体)の流れる通路(図示省略)
が形成されている。また、両側の熱交換板7A,7B
は、例えば、放熱(又は吸熱)に用いられ、その外側表
面には放熱フィン(又は吸熱フィン)23A,23Bが
取り付けられている。
【0041】図中最も下側の熱交換下側の熱交換板7A
に、その内側の上面から外側の側面へと貫通する断面L
字形の透穴501が穿たれており、この透穴501に、
下側の熱電変換回路板3Aを外部電源へ接続するための
コネクタ503が挿通されている。このコネクタ503
は、透穴501の横穴部分に挿通された電極棒505
と、デバイス500内部の熱電変換回路板3Aに接続さ
れたリード板507と、上記電極棒505のデバイス5
00内部に入った先端部と上記リード板507の先端部
とを絶縁スペーサ511、513を介して結合し固定す
る螺子ボルト509とを有する。
【0042】電極棒505の透穴501に挿入された部
分には、2つの絶縁カラー515、517が外嵌されて
おり、さらに、この2つの絶縁カラー515、517の
間の位置に、Oリング519が外嵌されている。絶縁カ
ラー515、517の外径は、それが挿入されている透
穴501の横穴部分の内径とほぼ同じであるため、コネ
クタ503が透穴501内で不必要にガタつくことはな
い。Oリング519は、電極棒505と一緒に透穴50
1に挿入されるとき、自ずと、電極棒505の外周面と
透穴501の内周面とに密着して、両者間の隙間をシー
ルする。
【0043】透穴501の入口にちょうど当たる電極棒
305の部分に、絶縁スペーサ521が外嵌され、その
外側からC形の留め金523が電極棒305に外嵌され
ており、その留め金523によって、コネクタ503は
規定位置に固定される。電極棒305のデバイス500
外部へ出た部分の周囲には雄螺子525が切られてお
り、そこに電線などをナットで結合できるようになって
いる。
【0044】図中最も上側の熱交換板7Bにも、図示し
てないが、上記と同様の構造で、上側の熱電変換回路板
3Bを外部電源へ接続するためのコネクタが取り付けら
れている。なお、上側の熱電変換回路板3Bと下側の熱
交換回路板3Aとがデバイス500内部で(例えば、中
央の熱交換板5を貫通した電気配線などによって)電気
的に接続されている場合には、当然、上側の熱交換板7
Bにコネクタを設ける必要はない。
【0045】以上、本発明の幾つかの実施形態を説明し
たが、上記の実施形態はあくまで本発明の説明のための
例示であり、本発明を上記実施形態にのみ限定する趣旨
ではない。従って、本発明は、上記実施形態以外の様々
な形態でも実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる熱電変換デバ
イスの平面図。
【図2】同熱電変換デバイスを図1のA‐A線で切断し
た断面図。
【図3】透穴25とコネクタ27の構造をより詳細に示
した断面図。
【図4】本発明の第2の実施形態にかかる熱電デバイス
100の外部電源との接続のための部分の断面図。
【図5】本発明の第3の実施形態にかかる熱電デバイス
200の外部電源との接続のための部分の断面図。
【図6】本発明の第4の実施形態にかかる熱電デバイス
300の外部電源との接続のための部分の断面図。
【図7】本発明の第5の実施形態にかかる熱電デバイス
400の外部電源との接続のための部分の断面図。
【図8】本発明の第6の実施形態にかかる熱電デバイス
500の外部電源との接続のための部分の断面図。
【符号の説明】
1、100、200、300、400、500、 熱電
変換デバイス 3 熱電変換回路板 5、7 熱交換板 25、301、401、501 透穴 27、105、217、303、403、503 コネ
クタ、 13、35、111、317、409、519 Oリン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電変換回路を2枚の板の間に挟み込ん
    でなる熱電変換デバイスにおいて、 前記熱電変換回路の外周を包囲するようにして、前記2
    枚の板の外縁部の間の隙間をシールする外縁シール部材
    と、 前記2枚の板のうちの少なくとも一方の板に形成され
    た、前記板を内側面から外側面へと貫通する透穴と、 前記透穴に挿通され、一端が前記熱電変換回路に接続さ
    れた、前記熱電変換回路を外部電源に接続するためのコ
    ネクタと、 前記コネクタが前記透穴に挿入され規定位置に固定され
    るとき、自ずと、前記コネクタと前記透穴との隙間をシ
    ールするようになったコネクタシール部材とを備えた熱
    電変換デバイス。
  2. 【請求項2】 前記コネクタシール部材が、前記コネク
    タに外嵌され、前記コネクタの表面と、前記透穴の内周
    面又は前記透穴の周囲の前記板の表面とに密着するOリ
    ングである請求項1記載の熱電変換デバイス。
  3. 【請求項3】 前記コネクタの前記透穴に挿入された部
    分が、前記透穴の内径とほぼ同じ外径をもつ請求項1記
    載の熱電変換デバイス。
  4. 【請求項4】 前記透穴が、前記板をその内側面から外
    側の側面へ貫通している請求項1記載の熱電変換デバイ
    ス。
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