JP2000124509A - 熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却装置、熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電加熱冷却装置の製造方法 - Google Patents

熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却装置、熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電加熱冷却装置の製造方法

Info

Publication number
JP2000124509A
JP2000124509A JP10304755A JP30475598A JP2000124509A JP 2000124509 A JP2000124509 A JP 2000124509A JP 10304755 A JP10304755 A JP 10304755A JP 30475598 A JP30475598 A JP 30475598A JP 2000124509 A JP2000124509 A JP 2000124509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
thermoelectric module
thermoelectric
conductive member
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10304755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3055679B2 (ja
Inventor
Kazukiyo Yamada
一清 山田
Yoshitake Ueshima
義武 上嶋
Takugun Ri
沢群 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORIKKUSU KK
Original Assignee
MORIKKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORIKKUSU KK filed Critical MORIKKUSU KK
Priority to JP10304755A priority Critical patent/JP3055679B2/ja
Publication of JP2000124509A publication Critical patent/JP2000124509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3055679B2 publication Critical patent/JP3055679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な組立性、熱交換効率、及び耐久性を発
揮する熱電モジュールジャケット及び熱電加熱冷却装置
を提供すること。 【解決手段】 熱電モジュール10と、その発熱面を面
状に支持する放熱板20と、放熱板20に固着され熱電
モジュール10を収納する枠体30と、枠体30に収容
されて熱電モジュール10の吸熱面を面状に支持し且つ
その外側周面が前記枠体30の内周面と対面する冷却板
40とを備え、枠体30は、冷却板40に当接して枠体
30の内周面及び冷却板40の外側周面とともに収容部
50を形成する張出部34を有しており、収容部50に
熱硬化性樹脂51が収納されて枠体30と冷却板40と
の間が密閉される熱電モジュールジャケット1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電モジュールを
備えた熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却装置、
熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電加熱冷
却装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、LSIやコンピュータのCP
Uの冷却装置や、保温冷蔵庫等の電子加熱冷却装置に
は、ペルチェ素子などの熱電素子を備えた熱電モジュー
ルが広く使用されている。図10は、このような従来技
術の熱電モジュールを示すものである。
【0003】この熱電モジュール100は、図10に示
すように、熱電素子110と、この熱電素子110を支
持する電気絶縁性を有する基板111とを備えている。
熱電モジュール100では、熱電素子110であるn型
熱電半導体素子12n及びp型熱電半導体素子12pが
交互に配列されており、n型熱電半導体素子12n及び
p型熱電半導体素子12pの端面間に金属電極(上側電
極板13及び下側電極板14)がハンダ付けされ、n型
熱電半導体素子12n及びp型熱電半導体素子12pが
交互に電気的に直列に接続されている。そして、金属電
極13,14にはリード線115を介して直流電源が接
続されており、この電源から電流を流すと、ペルチェ効
果により一方の端面側の金属電極13で吸熱が起こり他
方の端面側の金属電極14で発熱が起こるようになって
いる。そして、この熱電モジュール100の金属電極1
3,14がセラミックス等の熱良導性の電気絶縁性を有
する基板111にメタライズ法等により接着されて固定
されている。この熱電モジュール100は、基板111
の外側にヒートシンクとファンとの組合わせ等の熱交換
部材を配置して使用される。
【0004】しかし、上述のような熱電モジュール10
0においては、一方の基板111が吸熱により冷却さ
れ、他方の基板111が放熱により温度上昇し、熱ひず
みにより半導体素子12n,12pと金属電極13,1
4との間の接合が外れてしまう場合がある。また、熱電
素子110が基板111により挟持されているため、熱
交換部材に対する熱交換能力が減少されてしまうおそれ
もある。
【0005】そのため、従来より、特開平9−3213
48号公報に記載されるような、熱電素子110を含む
熱電加熱冷却装置(熱変換装置)が提案されている。こ
の熱変換装置においては、図11に示すように、熱交換
部材である第2熱交換器140が平板部140aと凸条
部140bを有しており、その凸条部140bの上に膜
状の電気絶縁材を介して熱電素子110が接着固定され
ている。平板部140aには第2ケース体(枠体)13
0が固定され、凸状部140bと第2ケース体130と
の間に接着剤収容部150が形成されている。更に、熱
電素子110には、熱交換部材である、フィンを有する
第1熱交換器120が、上方から非固定で面接されてお
り、この第1熱交換器120の下方に、断面略L字型の
第1ケース体(枠体)160がその一方の腕の全面を固
定されている。そして、この第1ケース体160の他方
の腕の端部が接着剤収容部150に入り込み、接着剤収
容部150に収容された接着剤により固定されている。
【0006】この図11に示す従来技術の熱変換装置で
は、熱電素子110の一面が非固定となっているので、
熱ひずみによる影響が少なく、半導体素子12n,12
pと金属電極13,14との間の接合が外れ難くなって
いる。また、熱電素子110が膜状の絶縁材のみを介し
て熱交換部材120、140に固定されているため、熱
交換の効率が比較的良好である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の熱変換
装置では、熱電素子110の他面側は固定されており、
大きな熱ひずみに対しては、半導体素子12n,12p
と金属電極13,14との接合がはずれるおそれがあ
る。更に、第1ケース体160の他方の腕は、端部のみ
が接着剤収容部150に入り込み支持されているだけな
ので、この部分に荷重がかたよった場合に、機械的強度
が弱い場合がある。また、この熱変換装置では、接着剤
を接着剤収容部150に収容した後に、第1熱交換器1
20と第1ケース体160との組み立て体をかぶせる組
み立て工程が必要となる。そして、このように、接着剤
を収容した後に、他の工程があると、時間管理や取り扱
いが難しなってしまう問題点もある。
【0008】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、簡単に組み立てられ、熱交換効率
が良好であり、熱ひずみ及び負荷に対して良好な耐久性
を発揮できる熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却
装置、熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電
加熱冷却装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、通電により熱を発生する発熱面と通電
により熱を吸収する吸熱面とを有する熱電モジュール
と、前記発熱面及び前記吸熱面のうちの一方を、面状に
支持する第1の熱良導性部材と、前記第1の熱良導性部
材に固着され前記熱電モジュールを収納する枠体と、少
なくともその一部が前記枠体に収容されて前記発熱面及
び前記吸熱面のうちの他方を面状に支持する第2の熱良
導性部材と、前記枠体の内周面と前記第2の熱良導性部
材の前記枠体と対向する外側周面との間を密閉する密閉
手段とを備える熱電モジュールジャケットを提供するこ
とにより、前記目的を達成する。
【0010】本発明の熱電モジュールジャケットにおい
ては、第1の熱良導性部材、熱電モジュール、枠体及び
第2の熱良導性部材が、全て他の部材に面状に支持され
ているので、外部からの負荷が狭い範囲に集中すること
がなく、良好な機械強度が得られる。更に、各部材を組
み立てた後の工程において、枠体の内周面と第2の熱良
導性部材の枠体と対向する外周面との間を密閉手段によ
り密閉するという簡単な手法により組み立てることがで
きる。また、熱電モジュールが熱膨張、収縮による伸縮
が可能な状態で支持されるため、熱ひずみの影響を受け
ることがなく、半導体素子等の熱電素子対を接続する電
極が熱ひずみによりはずれることが回避できるからであ
る。更に、第1の熱良導性部材及び第2の熱良導性部材
として熱交換部材を用いることにより、良好な熱効率を
得ることができる。
【0011】本発明は、前記本発明の熱電モジュールジ
ャケットと、この熱電モジュールジャケットからの発熱
を放出させるための放熱装置とを備えた熱電加熱冷却装
置を提供することにより、前記目的を達成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の熱電モジュールジャケットの一実施形態の概略構成
を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)を図
中矢印A方向から見た一部破断正面図であり、(c)は
(a)におけるB−B線断面図である。
【0013】本実施形態の熱電モジュールジャケット1
は、図1に示すように、熱電モジュール10と、熱電モ
ジュール10を面状に支持する第1の熱良導性材として
の放熱板20と、放熱板20に固着され熱電モジュール
10を収納する枠体30と、第2の熱良導性部材として
の冷却板40とを備えている。
【0014】図2は本実施形態の熱電モジュールジャケ
ットの熱電モジュール10を模式的に示す図である。こ
の図2に示すように、熱電モジュール10は、仕切板1
1に対してp型熱電半導体素子12pとn型熱電半導体
素子12nが貫通した状態で固定された構造を有する。
p型熱電半導体素子12pとn型熱電半導体素子12n
の上面には銅板などで構成された上側電極板13が、下
面には銅板などで構成された下側電極板14が、いずれ
もハンダにより接合されており、これらの電極板(上側
電極板13及び下側電極板14)により、p型熱電半導
体素子12pとn型熱電半導体素子12nとが交互に電
気的に直列に接合されている。上側電極板13及び下側
電極板14の表面にはメッキによりニッケル層が形成さ
れている。このニッケル層は、電極を構成する銅などの
分子が熱電半導体素子(p型熱電半導体素子12p及び
n型熱電半導体素子12n)に拡散してしまうことを防
止する拡散防止層として機能する。直列の接合の両端の
電極板14の両端にはリード線が接続されており、電源
から電流を所定の方向に供給されると、ペルチェ効果に
より上側電極板13で吸熱が起こり下側電極板14で発
熱が起こるようになっている。尚、電流を逆方向に供給
することにより、下側電極板14で吸熱作用を、上側電
極板13で発熱作用を生じさせることも可能である。
【0015】図1(b)及び(c)に示す放熱板20
は、アルミニウム製の板状部材の少なくとも一方の面を
熱良導性電気絶縁層で覆ってなっている。この熱良導性
電気絶縁層は、厚さが数十〜数百μm、好ましくは15
〜100μmである。また、熱良導性電気絶縁層の材料
としては、例えばエポキシ系樹脂に熱良導性フィラーを
添加したもの、フッ素樹脂コート剤、シリコン系熱伝導
性接着剤等を使用することができる。そしてこの放熱板
20の熱良導性電気絶縁層側に、シリコーングリスなど
の熱伝導性グリスを介して熱電モジュール10が面状に
支持されている。放熱板20の熱良導性電気絶縁層側の
面の周縁部には、枠体30をねじ留め固定するための固
定ねじ穴21と、冷却板40を付勢し熱電モジュール1
0をシリコーングリスに密着させる与圧ねじ留めのため
の与圧ねじ穴22が穿設されている。また、熱良導性電
気絶縁層と反対側の面の周縁部には、この放熱板20に
ヒートパイプ等の熱交換部材を留め付けたり、この放熱
板20を他の装置等に固定配置するための留め付け用穴
(図示されず)が穿設されている。
【0016】枠体30は、プラスチック製であって、図
1(b)及び(c)に示すように、中空部に熱電モジュ
ール10を収容する四角筒状の壁部31と、この壁部3
1の一端部から外側に張り出した固定部32と、壁部3
1と固定部32との間に並立され壁部31と固定部32
とを補強するリブ33と、壁部31から熱電モジュール
10の上方において壁部31と略垂直に内側に張り出し
た張出部34とを備えている。固定部32には固定孔3
2aが放熱板20の固定ねじ穴21に対応して穿設され
ており、この固定孔32aと固定ねじ穴21にねじが挿
通されることにより、固定部32が放熱板20に固定さ
れている。壁部31の内周面には、張出部34の上方
(放熱板20と逆側)において張出部34に沿って、こ
の内周面を一周する内周溝35が形成されている。
【0017】また、図1(b)に示すように、枠体30
には、固定部32を貫通して中空部と外方とを連通する
2つの通路36,36(うち1つは図示されず)が形成
されており、熱電モジュール10のリード線がこの通路
36を通って、外部の電源に接続されるようになってい
る。そして、図1(b)及び(c)に示すように、それ
ぞれの通路36は、固定部32の天面(放熱板20と逆
側の面)と連通孔37,37により連通されている。更
に、図1(c)に示すように、枠体30には、放熱板2
0側の表面に中空部から所定距離分奥まった位置を一周
するOリング用溝38が形成されており、このOリング
用溝38にOリング39が嵌め込まれて枠体30と放熱
板20との間が密封されている。
【0018】冷却板40は、アルミニウム製の板状部材
の一端面を熱良導性電気絶縁層で覆ってなっている。こ
の熱良導性電気絶縁層は、厚さが数十〜数百μm、好ま
しくは15〜100μmである。また、熱良導性電気絶
縁層の材料としては、例えばエポキシ系樹脂に熱良導性
フィラーを添加したもの、フッ素樹脂コート剤、シリコ
ン系熱伝導性接着剤等を使用することができる。そして
この一端面側が蓋部として枠体30の中空部内に収納さ
れ、シリコングリースを介して熱電モジュール10と面
状に接して熱電モジュール10を覆っている。
【0019】この冷却板40の外周は枠体30の張出部
34の内周と対応した大きさとなっており、冷却板40
の外周面と枠体30の張出部34とが当接している。冷
却板40の外周面には、張出部34との当接部の上方に
この当接部に沿ってこの外周面を一周する外周溝41が
形成されており、外枠30の内周溝35と対向してい
る。またこの冷却板40には、放熱板20の与圧ねじ穴
22と対応する位置に座繰り部42が形成され、この座
繰り部42に与圧ねじ孔43が形成されており、与圧ね
じ穴22と与圧ねじ孔43には断熱用リング44を介し
てねじが挿通されて、この冷却板40を放熱板20側に
押圧し、熱電モジュール10をシリコーングリスに密着
させるようになっている。そして、外枠30の内周面と
張出部34、及び冷却板40の外周面により収容部50
が形成され、この収容部50が密閉手段としての硬化性
樹脂51で満たされている。この硬化性樹脂51は座繰
り部42においては与圧ねじ孔43の上方まで至り与圧
ねじ孔43及びねじを覆っている。
【0020】図3は、本実施形態の熱電モジュールジャ
ケット1の製造方法を示す説明図であり、(a)、
(b)、(c)は平面図であり図1の(a)に相当する
図、(d)、(e)、(f)はそれぞれ(a)、
(b)、(c)に対応する断面図であり、図1の(c)
に相当する図である。上述の構成を有する本実施形態の
熱電モジュールジャケット1は、以下のように組み立て
ることができる。まず、放熱板20の一面に熱良導性電
気絶縁層を形成する(1)。熱良導性電気絶縁層は、上
述の熱良導性絶縁層の材料を噴霧又は塗布等をすること
により形成することができる。更に、熱良導性絶縁層上
に熱伝導性グリスを一定の厚みに塗布する(2) 。続
いて、熱電モジュール10を放熱板20上に面接させる
(3)。
【0021】次に、枠体30にOリングを嵌め込んでか
らこの枠体30を放熱板20の上に設置する。このと
き、枠体30の中空部に熱電モジュール10が配置さ
れ、枠体30の2つの通路がそれぞれに熱電モジュール
10のリード線を覆うように配置し、リード線を通路を
介して枠体30の外側に露出させる。また、放熱板20
の固定ねじ穴21と枠体30の固定孔32aとを重ね
る。そして、固定ねじ穴21及び固定孔32aにねじを
螺合して枠体30を放熱板20にねじ留めする(6)。
続いて冷却板40の一面に放熱板20と同様の熱良導性
電気絶縁層を形成し、さらに熱導電性グリスを一定の厚
みに塗布する。塗布面を下にして枠体30の中空部に挿
入し、熱電モジュール10に面接させ、また、放熱板2
0の与圧ねじ穴21と冷却板40の与圧ねじ孔43を重
ねる(7)。これにより、冷却板40と枠体30の張出
部34とが接触し、冷却板40の外周面と枠体30の張
出部34上面及び壁部31の内周面により収容部50が
形成される。
【0022】次に、放熱板20の与圧ねじ穴22及び冷
却板40の与圧ねじ孔43にねじを螺合する(8)。こ
れにより、冷却板40が放熱板20側に押圧され、放熱
板20と冷却板40に塗布された熱伝導性グリスとの密
着性が高められる。
【0023】その後、上方から収容部50に硬化性樹脂
51を充填する(10)。更に、枠体30の上面に開口
されている連通孔37からも硬化性樹脂51を充填する
(11)。そして硬化性樹脂51を加熱等により硬化さ
せる。これにより、枠体30と冷却板40との間及び通
路36が密閉され、本実施形態の熱電モジュールジャケ
ットの組立が終了する。
【0024】本実施形態では、放熱板20、熱電モジュ
ール10、枠体30及び冷却板40が、接着剤層やシリ
コーングリスを介して全て他の部材と面状に対向して積
み重ねられている。従って、本実施形態によると、外部
からの負荷が狭い範囲に集中してかかることがなく、負
荷に対して良好な強度が得られる。本実施形態による
と、熱電モジュール10はその両面が挟み付けられて支
持されているだけであり、ねじや接着剤により直接固定
されていないため、長さ方向及び幅方向幅方向には伸縮
可能であり、熱膨張や収縮による悪影響を受けない。例
えば、放熱板20側と冷却板40側との間で発生する熱
ひずみにより熱電モジュール10の電極板13,14が
半導体素子12n,12pからはずれることがない。
【0025】本実施形態によると、枠体30と冷却板4
0とにより収容部50が形成されているので、全ての部
材を組み立てた後に、枠体30と冷却板40との間を上
方から収容部50に硬化性樹脂を流し込み硬化させて枠
体30と冷却板40の間を密閉することができ、組み立
て工程中の取り扱いが容易である。特に本実施形態にお
いては、枠体に収容される第2の熱良導性部材が第1の
熱良導性部材の上方に配置されかつ枠体から側外方には
み出す部分がないので、収容部50に上方から容易に硬
化性樹脂を流し込むことができる。本実施形態による
と、張出部34の上方において枠体30の内周面と放熱
板20の外周面に周面回り方向に溝(内周溝35及び外
周溝41)が対向して形成されており、硬化性樹脂51
がこれらの溝に入り込んで硬化してくさび効果を発揮す
るので、一層、取り付け使用状態での外部からの押圧
力、引張力、ねじり力などの負荷に対して良好な強度が
得られる。
【0026】本実施形態によると、枠体30と冷却板4
0との間は硬化性樹脂51により密封され、枠体30と
放熱板20との間はOリングにより密封され、リード線
を収容する通路36が硬化性樹脂51により密封されて
いるため、良好な耐湿性を得ることができる。本実施形
態によると、張出部34の上方において枠体30の内周
面と放熱板20の外周面に溝(内周溝35及び外周溝4
1)が形成されているため、外部から張出部34下方の
熱電モジュール10までの沿面距離が長く、この点から
も良好な耐湿性を得ることができる。
【0027】本実施形態によると、熱電モジュール10
の半導体素子12n,12pが仕切板11により保持さ
れているので、非固定状態においても半導体素子12
n,12pと電極板13,14との相対的な位置が良好
に保持される。本実施形態によると、熱電モジュール1
0がセラミック樹脂等の固定部材を介さずに放熱板20
や冷却板40に極薄いシリコーングリス層を介して面接
しているので、良好な熱効率を得ることができる。
【0028】次に、本発明の熱電加熱冷却装置の一実施
形態について説明する。図4は、本発明の熱電加熱冷却
装置の一実施形態としての熱電冷却装置の概略構成を示
す図であり、(a)は熱電モジュールジャケット1側を
正面としたときの側面図、(b)は(a)の図中矢印M
方向から見た平面図である。この図4に示すように、本
実施形態の熱電冷却装置は、上述の熱電モジュールジャ
ケット1と、放熱装置としての放熱器6とを備えてい
る。放熱器6は、2つのフレーム部材61,61と、こ
の2つのフレーム部材61,61間に配設されたヒート
パイプ62と、ヒートパイプ62の間を亘るように併設
されたフィンと、ファン64とを備えている。
【0029】フレーム部材61は、それぞれ、板状部6
1aとこの板状部61aの各縁部から直角に延設された
リム部61bとよりなっており、2つのフレーム部材6
1のリム部61bどうしがそれぞれ対向した状態で向き
合って配設されている。このフレーム部材61の板状部
61aには留め付け用のねじ孔が形成されており、フレ
ーム部材61そのうちの一枚は、そのねじ孔と熱電モジ
ュールジャケット1の放熱板20の留め付け用穴23と
にねじが螺合されることにより、放熱板20にねじ留め
固定されている。ヒートパイプ62は、複数の管が互い
に隣接して扁平となった状態で、2枚のフレーム部材の
板状部間を複数回往復するようにU字状に折曲形成され
ており、冷却板40からの吸熱をフレーム部材61を介
して伝達するようになっている。ファン64は、ヒート
パイプ62周囲の空気を吸引し外部に放出するようにな
っている。
【0030】本実施形態の熱電冷却装置では、放熱器6
により放熱板20側で発生する熱を放出して冷却板40
側において熱電モジュール10を効率よく作動させるこ
とができる。本実施形態の熱電冷却装置は、上述の方法
により熱電モジュールジャケット1を組み立てた後、こ
の熱電モジュールジャケット1と一枚のフレーム部材6
1とをねじ留めし、続いて放熱器6を組み立てることに
より製造することができる。
【0031】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、各部材の形状、大きさ、材料、製造手
順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変
更が可能である。例えば、上述の実施形態においては、
熱電モジュールジャケット1の張出部34は枠体30に
形成され配設されているが、これに代えて冷却板40に
張出部を配設し、枠体30に当接させてもよい。また、
枠体30と冷却板40の両方に張出部を配設して突き合
わせる構造としてもよい。また、上述の実施形態におい
ては、熱電モジュールジャケット1の熱電モジュール1
0として、半導体素子12n,12pが仕切板11によ
り支持されているものが用いられているがこれに限られ
るものではなく、仕切板が無く、半導体素子12n,1
2pは電極板13,14により支持されるものとしても
よい。
【0032】上述の実施形態においては、熱電モジュー
ルジャケット1の収容部50に硬化性樹脂51を収容す
ることにより枠体30と放熱板20との間を密封してい
るが、この硬化性樹脂51は熱硬化性樹脂に限らず光硬
化性樹脂やパッキンを収容してもよい。
【0033】上述の実施形態の熱電冷却装置では、放熱
器6としてヒートパイプ式の空冷タイプの放熱装置が用
いられているが、図5に示すように、これにかえて液冷
板62’と組合せ、液冷式の熱電モジュールジャケット
を形成してもよい。液冷式の熱電モジュールジャケット
の場合、図6に示すように、放熱装置61’と、液冷式
の熱電モジュールジャケット1側に設置される液冷板6
2’との間をパイプ63’により連接して冷媒を循環さ
せることが可能となり、放熱装置61’を熱電モジュー
ルジャケット1と離れたところに設置することができ
る。この他に、ヒートシンクとファンの組合せ等のあら
ゆる放熱器との組合せも可能である。
【0034】上述の実施形態では、放熱板20側にのみ
放熱器6が配設されているが、図7に示すように、冷却
板20側にも同様の放熱器(第2の放熱器7)を配設し
て、効率良く熱電モジュールジャケット1の冷却板20
側から冷却された空気を排出可能としてもよい。このよ
うに第2の放熱器7を配設した場合、図8及び図9に示
すように、熱電モジュールジャケット1及び第2の放熱
器7と、他の部分とを、この熱電冷却装置により冷却さ
れる被冷却装置NのケーシングCを介して配置すること
ができる。図8及び図9の示す設置例においては、第2
の放熱器7は被冷却装置N内に配置されている。またこ
の例においては、第2の放熱器7にダクト71が配設さ
れており、このダクト71を介して冷風が被冷却装置N
内の冷却したい部分に直接導入されるようになってい
る。
【0035】上述の実施形態では、熱電モジュールジャ
ケット1の組み立てにおいて、枠体30と放熱板20と
の接合面にOリングを使用しているが、これに代えてま
たはこれとともに枠体30の放熱板20側の端面にシー
ル性接着剤を塗布しておいてもよい。また上述の実施形
態では、熱伝導性グリスは放熱板20と冷却板40に塗
布sれているが、これに代えて、熱電モジュール10の
両面に一定の厚みに塗布しておいてもよい。
【0036】上述の実施形態では、熱電加熱冷却装置の
組み立てにおいて、熱電モジュールジャケット1を組み
立てた後に、この熱電モジュールジャケット1に放熱器
6を組み付けていっているが、逆に、予め組み立てた放
熱器6に、放熱板20を直接放熱器と接合し、熱電モジ
ュールジャケット1を組み付けていってもよい。こうす
ることにより、さらに熱伝達ロスを少なくすることがで
きる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る熱変
換装置、電子加熱冷却装置、熱電モジュールジャケット
の製造方法、及び熱電加熱冷却装置の製造方法によれ
ば、良好な組立性と熱交換効率、及び、熱ひずみや負荷
に対する良好な耐久性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱電モジュールジャケットの一実施形
態の概略構成を示す図である。
【図2】図1の熱電モジュールジャケットの熱電モジュ
ールを模式的に示す図である。
【図3】図1の熱電モジュールジャケットの組立方法を
示す説明図である。
【図4】本発明の熱電加熱冷却装置の一実施形態の概略
構成を示す図である。
【図5】本発明の熱電加熱冷却装置のその他の実施形態
の概略構成を示す図である。
【図6】本発明の熱電加熱冷却装置のその他の実施形態
の概略構成を示す図である。
【図7】本発明の熱電加熱冷却装置のその他の実施形態
の概略構成を示す図である。
【図8】図7に示す熱電加熱冷却装置の設置例を示す図
である。
【図9】図8の設置例を図8の裏側から見た図である。
【図10】従来技術の熱電モジュールの概略構成を示す
図である。
【図11】従来技術の熱電加熱冷却装置の概略構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 熱電モジュールジャケット 6 放熱器 7 第2の放熱器 10 熱電モジュール 11 仕切板 12n n型熱電半導体素子 12p p型熱電半導体素子 13 上側電極板 14 下側電極板 20 放熱板 21 固定ねじ穴 22 与圧ねじ穴 23 留め付け用穴 30 枠体 31 壁部 32 固定部 32a 固定孔 33 リブ 34 張出部 35 内周溝 36 通路 37 連通孔 38 Oリング用溝 39 Oリング 40 冷却板 41 外周溝 42 座繰り部 43 与圧ねじ孔 50 収容部 61 フレーム部材 61a 板状部 61b リム部 62 ヒートパイプ 64 ファン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月14日(1999.12.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、通電により熱を発生する発熱面と通電
により熱を吸収する吸熱面とを有する熱電モジュール
と、前記発熱面及び前記吸熱面のうちの一方を、面状に
支持する第1の熱良導性部材と、前記第1の熱良導性部
材に固着され前記熱電モジュールを収納する枠体と、少
なくともその一部が前記枠体に収容されて前記発熱面及
び前記吸熱面のうちの他方を面状に支持し、前記枠体か
ら側外方にはみ出す部分がない第2の熱良導性部材と、
前記枠体の内周面と前記第2の熱良導性部材の前記枠体
と対向する外側周面との間を密閉する硬化性樹脂とを備
えた熱電モジュールジャケットであって、前記枠体及び
前記第2の熱良導性部材のうちの少なくとも一方は、他
方に向けて張出して前記他方に当接する張出部を備えて
おり、前記張出部の上面は、前記枠体の前記内周面及び
前記第2の熱良導性部材の前記外側周面とともに前記硬
化性樹脂の収容部を形成することにより、前記目的を達
成する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明の熱電モジュールジャケットにおい
ては、第1の熱良導性部材、熱電モジュール、枠体及び
第2の熱良導性部材が、全て他の部材に面状に支持され
ているので、外部からの負荷が狭い範囲に集中すること
がなく、良好な機械強度が得られる。更に、各部材を組
み立てた後の工程において、枠体の内周面と第2の熱良
導性部材の枠体と対向する外周面との間を密閉手段によ
り密閉するという簡単な手法により組み立てることがで
きる。また、熱電モジュールが熱膨張、収縮による伸縮
が可能な状態で支持されるため、熱ひずみの影響を受け
ることがなく、半導体素子等の熱電素子対を接続する電
極が熱ひずみによりはずれることが回避できるからであ
る。更に、第1の熱良導性部材及び第2の熱良導性部材
として熱交換部材を用いることにより、良好な熱効率を
得ることができる。また、収容部を、張出部の上面と枠
体の前記内周面と第2の熱良導性部材の外側周面で形成
すると共に、第2の熱良導性部材は枠体から側外方には
み出す部分がないので、収容部に上方から容易に硬化性
樹脂を流し込むことができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により熱を発生する発熱面と通電に
    より熱を吸収する吸熱面とを有する熱電モジュールと、 前記発熱面及び前記吸熱面のうちの一方を、面状に支持
    する第1の熱良導性部材と、 前記第1の熱良導性部材に固着され前記熱電モジュール
    を収納する枠体と、 少なくともその一部が前記枠体に収容されて前記発熱面
    及び前記吸熱面のうちの他方を面状に支持する第2の熱
    良導性部材と、 前記枠体の内周面と前記第2の熱良導性部材の前記枠体
    と対向する外側周面との間を密閉する密閉手段とを備え
    ることを特徴とする熱電モジュールジャケット。
  2. 【請求項2】 前記第1の熱良導性部材及び前記第2の
    熱良導性部材のうちの少なくとも一方は、熱膨張、収縮
    による伸縮が可能な状態で前記熱電モジュールを面状に
    支持することを特徴とする請求項1に記載の熱電モジュ
    ールジャケット。
  3. 【請求項3】 前記枠体及び前記第2の熱良導性部材の
    うちの少なくとも一方は、他方に向けて張出して前記他
    方に当接する張出部を備えており、 前記密閉手段は硬化性樹脂であり、 前記張出部は、前記枠体の前記内周面及び前記第2の熱
    良導性部材の前記外側周面とともに前記密閉手段の収容
    部を形成することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の熱電モジュールジャケット。
  4. 【請求項4】 前記枠体の前記内周面及び前記第2の熱
    良導性部材の前記外側周面のうちの少なくとも一方に、
    その周回り方向に穿設された溝部を備えることを特徴と
    する請求項3に記載の熱電モジュールジャケット。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちのいずれか
    1の請求項に記載の熱電モジュールジャケットと、 前記熱電モジュールジャケットからの発熱を放出させる
    ための放熱装置とを備えたことを特徴とする熱電加熱冷
    却装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の熱良導性部材の上に前記熱電
    モジュールを載置して前記第1の熱良導性部材に前記熱
    電モジュールの前記発熱面及び前記吸熱面のうちの前記
    一方を面状に支持させる第1の工程と、 前記第1の工程の後に、前記第1の熱良導性部材の上に
    前記枠体を固着して前記熱電モジュールを収納させる第
    2の工程と、 前記第2の工程の後に、前記熱電モジュールの上に前記
    第2の熱良導性部材を載置し該第2の熱良導性部材の前
    記一部を前記枠体に収容して前記熱電モジュールの前記
    発熱面及び前記吸熱面のうちの前記他方を面状に支持さ
    せる第3の工程と、 前記第3の工程の後に、前記密閉手段により前記枠体の
    前記内周面と前記第2の熱良導性部材の前記外側周面と
    の間を密閉する第4の工程とを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の熱電モジュールジャケットについての熱
    電モジュールジャケットの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の熱電モジュールジャケ
    ットの製造方法と、 前記第1の熱良導性部材または前記第2の熱良導性部材
    に前記放熱装置を取り付ける放熱装置取り付け工程とを
    含むことを特徴とする請求項5に記載の熱電加熱冷却装
    置についての熱電加熱冷却装置の製造方法。
JP10304755A 1998-10-12 1998-10-12 熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却装置、熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電加熱冷却装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3055679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10304755A JP3055679B2 (ja) 1998-10-12 1998-10-12 熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却装置、熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電加熱冷却装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10304755A JP3055679B2 (ja) 1998-10-12 1998-10-12 熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却装置、熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電加熱冷却装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000124509A true JP2000124509A (ja) 2000-04-28
JP3055679B2 JP3055679B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=17936846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10304755A Expired - Fee Related JP3055679B2 (ja) 1998-10-12 1998-10-12 熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却装置、熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電加熱冷却装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3055679B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139264A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Komatsu Electronics Inc 熱交換装置
JP2007184416A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Tohoku Okano Electronics:Kk 熱電変換モジュール
WO2013157417A1 (ja) * 2012-04-17 2013-10-24 キーナスデザイン株式会社 熱移動ユニットおよび温度調節装置
KR20190012854A (ko) * 2017-07-28 2019-02-11 엘지이노텍 주식회사 냉온장치
KR20200102093A (ko) * 2019-02-21 2020-08-31 주식회사 에이프로템 액체 열전달 매체를 이용한 냉난방 장치
KR20200112346A (ko) * 2019-03-22 2020-10-05 주식회사 에이프로템 열전소자를 이용한 다지점 접촉형 냉각 및 가열 장치

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139264A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Komatsu Electronics Inc 熱交換装置
JP2007184416A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Tohoku Okano Electronics:Kk 熱電変換モジュール
TWI627374B (zh) * 2012-04-17 2018-06-21 日商基納斯設計股份有限公司 熱移動單元以及溫度調節裝置
US20150107272A1 (en) * 2012-04-17 2015-04-23 Keenusdesign Corporation Heat transfer unit and temperature adjustment device
JPWO2013157417A1 (ja) * 2012-04-17 2015-12-21 キーナスデザイン株式会社 熱移動ユニットおよび温度調節装置
US9528729B2 (en) 2012-04-17 2016-12-27 Keenusdesign Corporation Heat transfer unit and temperature adjustment device
WO2013157417A1 (ja) * 2012-04-17 2013-10-24 キーナスデザイン株式会社 熱移動ユニットおよび温度調節装置
KR20190012854A (ko) * 2017-07-28 2019-02-11 엘지이노텍 주식회사 냉온장치
KR102385208B1 (ko) * 2017-07-28 2022-04-11 엘지이노텍 주식회사 냉온장치
US11374159B2 (en) 2017-07-28 2022-06-28 Lg Innotek Co., Ltd. Cooling/warming device
KR20200102093A (ko) * 2019-02-21 2020-08-31 주식회사 에이프로템 액체 열전달 매체를 이용한 냉난방 장치
KR102228038B1 (ko) * 2019-02-21 2021-03-15 주식회사 에이프로템 액체 열전달 매체를 이용한 냉난방 장치
KR20200112346A (ko) * 2019-03-22 2020-10-05 주식회사 에이프로템 열전소자를 이용한 다지점 접촉형 냉각 및 가열 장치
KR102228042B1 (ko) * 2019-03-22 2021-03-15 주식회사 에이프로템 열전소자를 이용한 다지점 접촉형 냉각 및 가열 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3055679B2 (ja) 2000-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3241270B2 (ja) 熱電変換装置
TWI244740B (en) Electronic module heat sink mounting arrangement
EP1333234A1 (en) Thermoelectric heat pump
JP2006234362A (ja) 熱交換器及び熱交換器の製造方法
KR101017452B1 (ko) 반도체 패키지
JP2003101277A (ja) 発熱素子冷却用構造体及びその製造方法
JP2001183025A (ja) 熱交換器
JP2006245479A (ja) 電子部品冷却装置
JP4039339B2 (ja) 浸漬式両面放熱パワーモジュール
JP2008034792A (ja) 熱電変換装置およびその製造方法
JP2000058930A (ja) 熱電素子およびその製造方法
JP2010135697A (ja) 積層モジュール構造
JP2005191502A (ja) 電子部品冷却装置
JP2006032850A (ja) 熱電変換モジュール
JP2005045960A (ja) 電力変換装置
JP5392196B2 (ja) 半導体装置
JP3055679B2 (ja) 熱電モジュールジャケット、熱電加熱冷却装置、熱電モジュールジャケットの製造方法、及び熱電加熱冷却装置の製造方法
JP2004247684A (ja) 放熱板および放熱装置
JP2007184416A (ja) 熱電変換モジュール
JP2001165525A (ja) 熱電加熱冷却装置
JP3920403B2 (ja) 熱電変換装置
JP2001053342A (ja) 熱電加熱・冷却装置
KR20100003494A (ko) 플렉시블 열전도체 밴드 와이어를 이용한 열전냉각장치
JP2006140390A (ja) パワー半導体装置
JP3512691B2 (ja) 熱電素子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080414

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140414

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees