JP2002147664A - パイプ連結器 - Google Patents

パイプ連結器

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    • F16L17/04Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between outer surface of pipe and inner surface of sleeve or socket with longitudinally split or divided sleeve
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプを端部と端部とを向き合わせた関係で
流体密に連結する方法、及びパイプ端部を互いに近接し
た状態に維持するユニバーサルパイプ連結器を提供す
る。 【解決手段】 ユニバーサルパイプ連結器(10、1
0’)は、パイプ(13、14)の端部(13b、14
b)を整合すると同時にこれらのパイプを流体密シーリ
ング関係に引込む。ユニバーサルパイプ連結器は、パイ
プを所定位置に保持するため、摩擦係合カラー(60、
61)又は固定係合カラー(12、15)を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、パイ
プ連結器に関し、更に詳細には、ユニバーサルパイプ連
結器、及び高圧又は低圧のいずれかが加わったパイプ又
は様々な材料で形成されたパイプと流体密圧力シールを
形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプ連結器は当該技術分野で周知であ
り、一般的には、二つのパイプを端部と端部とを向き合
わせた関係で保持するために二つのパイプの端部に取り
付けられる部材を含む。一つの種類のパイプ連結器は、
パイプの外部と噛み合い係合するための歯を備えた部材
を使用する。この場合、これらの歯は互いに向かって引
っ張られてパイプを端部と端部とを向き合わせた関係で
保持する。別の種類の連結器は、各パイプの端部の近く
に環状溝を形成した後、フランジを備えた部材を溝内に
配置する必要がある。次いで、フランジ部材を互いに引
っ張ってパイプを端部と端部とを向き合わせた関係に置
く。一般的にはパイプの端部は、ガスケットでシールさ
れる。これらの種類の従来技術の連結器は、両方とも、
パイプの一体性を破る表面破壊作用を使用し、パイプに
作用する応力を高めることによってパイプを弱くするか
或いはパイプの厚さを減じることにより破損の可能性が
ある弱い領域をパイプに形成する。本発明の一態様は、
改良ユニバーサルパイプ連結器、及びパイプの一体性を
損なうことなくパイプを端部と端部とを向き合わせたシ
ーリング関係にする方法を提供する。
【0003】パイプの一体性が破られないようにするこ
とは特定のパイプについては重要であるが、連結された
パイプの内部流体圧力及び連結されたパイプの材料の方
が重要な場合もある。例えば、特定の場合では、68
9.47kPa(1000psi)を越える内部パイプ
圧力に耐える高圧パイプ連結器が必要とされる。更に他
の用途では、僅か数psiしか加わらないパイプを連結
するためのパイプ連結器が必要とされる。本発明は、高
圧又は低圧のパイプ圧力並びに中間のパイプ圧力で使用
するのに適したユニバーサルパイプ連結器を提供する。
本発明の一実施例では、ユニバーサル連結器は、パイプ
を、必要な連結条件に適したカラーによって保持された
状態で、端部と端部とを向き合わせた関係で整合する。
例えば、パイプの内部圧力が高い場合には、パイプの外
部にしっかりと固定されたカラーを使用できる。パイプ
の内部圧力が低い場合には、パイプと圧縮的に係合して
パイプを摩擦により連結状態に保持するための弾性カラ
ーを使用できる。パイプの圧縮が中間範囲である場合に
は、連結器が係合するまで通常はパイプ外面と係合しな
い歯を備えた第3カラーを使用できる。後者の実施例で
は、ユニバーサルパイプ連結器により、歯を備えたカラ
ーをパイプと噛み合い係合させることによってパイプ連
結器が高い内部圧力に変えることができるようにする。
かくして、パイプの作動圧力範囲を知ることによって、
ユニバーサル連結器を適当なパイプカラーと組み合わせ
て使用することにより、端部と端部とを向き合わせたシ
ーリング関係を、任意の数の様々な圧力条件について、
特別のパイプ連結器を使用する必要なしに提供できる。
【0004】パイプの連結で遭遇する別の困難は、異な
る材料でできたパイプを互いに連結する必要がある場合
が多いということである。例えば、プラスチックPVC
パイプ又はポリエチレンパイプは、大抵の場合、金属パ
イプに連結する必要がある。一般的には異なる材料でで
きたパイプを連結するには特別の連結器が必要とされ
る。本発明は、連結されるパイプの各々について適当な
保持カラーを選択することによって、異なる材料ででき
たパイプを使用者が連結できるようにすることにより、
異なる材料でできたパイプを連結する上で使用するため
のユニバーサルパイプ連結器を提供する。
【0005】パイプを端部と端部とを向き合わせた関係
で連結することと関連した別の困難は、パイプが不整合
になることによって連結部から漏れが生じ易いというこ
とである。本実施例では、ユニバーサル連結器は、一つ
のパイプについて各連結部材に設けられた二つの整合
面、及び第2パイプについて同じ連結部材に設けられた
二つの異なる整合面を含み、前記整合面の各々は互いに
整合し、これによって、二つのパイプ端部を連結器内で
固定するとき、これらのパイプが互いに整合する。
【0006】かくして、本発明のユニバーサル連結器に
より、使用者は異なる材料でできたパイプを連結でき、
並びに低圧流体、中間圧流体、又は高圧流体を支持する
パイプを連結できる。
【0007】米国特許第4,611,839号は、傾斜
端面を含むセグメント状パイプ連結部材を示す。米国特
許第4,461,498号は、溝付きパイプ又はパイプ
の外面に食い込む部材のいずれかを使用する連結部材を
示す。
【0008】米国特許第4,838,582号は、環状
シーリング部材を含む可撓性膨張連結器を示す。米国特
許第4,552,434号は、パイプの外面に溝を備え
た、多数のキーを持つパイプ連結器を開示する。
【0009】米国特許第5,813,705号は、パイ
プの外面に切り込んだ溝を使用するスナップ作用パイプ
連結器を開示する。米国特許第5,578,900号
は、パイプの外面に切り込んだ溝を使用するスナップ作
用パイプ連結器を開示する。
【0010】米国特許第4,471,979号は、連結
部材と係合するために半径方向突出部が形成された薄壁
パイプを開示する。米国特許第4,702,499号
は、パイプに半径方向圧力を加えるヒンジ付きパイプ連
結器を開示する。
【0011】米国特許第4,886,304号は、パイ
プと係合するための溶接部材を備えた連結部材を開示す
る。米国特許第5,476,292号は、パイプの外部
を把持するための圧縮部材を持つパイプ連結器を示す。
【0012】米国特許第4,561,678号は、各パ
イプに設けられた周溝に嵌着するパイプ連結セグメント
を示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】簡単に述べると、本発
明は、パイプを端部と端部とを向き合わせて流体密に連
結する方法、及びユニバーサルパイプ連結器を提供す
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のユニバーサルパ
イプ連結器は、一実施例では、非破壊的パイプカラーを
含み、このカラーは、パイプ端部を整合すると同時に、
パイプ端部をパイプ端部周囲に流体密圧力シールを形成
する周囲シールと密封関係に引き込むとき、パイプ端部
の一体性を維持する。別の実施例では、摩擦カラー、収
縮性カラー、又はこれらの両方によって、パイプを端部
と端部とを向き合わせた密封関係に維持する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1Aを参照すると、一部がパイ
プ13上に位置決めされており且つ一部がパイプ14上
に位置決めされた二部品ユニバーサル連結器の連結部材
に参照番号10が附してある。パイプ14は、流体密シ
ーリング構成をなしてパイプ13に接合される。パイプ
13は、外面13a及び接合端13bを有し、この接合
端13bは、第2パイプ14の接合端14bに関して端
部と端部とを向き合わせた関係で位置決めされる。同様
に、パイプ14は外面14a及び接合端14bを有し、
この接合端14bは、パイプ13の接合端13bに関し
て端部と端部とを向き合わせた関係で位置決めされる。
【0016】弾性環状シーリングリング28がパイプ1
3及び14の周囲に亘って延びている。このシーリング
リング28は、三角形形状の環状脚部28a及び28b
を有し、これらの脚部は、末広がりの即ち未シール状態
で中央環状シール28cの両側に示してある。中央環状
シールは、両パイプ13及び14の端部上に延びてい
る。環状シーリング部材28は、連結部材10の内部に
沿って延びるトラフ19内に閉じ込められる。環状シー
リング部材28は、ゴム等の弾性材料から製造され、圧
縮によりパイプの接合端13a及び14aに亘って流体
密シールを形成できる。
【0017】第1ブローアウトストップ30及び第2ブ
ローアウトストップ30’が環状シーリング部材28か
ら半径方向外方に延びている。これらのブローアウトス
トップ30及び30’は、全体にU字形状をなしてお
り、半径方向外方に突出した延長部を備えている。
【0018】図4のAは、第1面30a、及び二つの側
面30c及び30bを持つ全体にU字形状のブローアウ
トストップ30の更に詳細な図を示す。ブローアウトス
トップを二つの連結部材の接合部のところで互いに対し
て位置決めできる機械的整合ガイド30dがブローアウ
トストップ30から垂直方向上方に延びている。図1の
Aは、ブローアウトストップ30、30’が、シーリン
グ部材28で互いに対角方向で向き合って配置されてお
り、ブローアウトストップ30の整合ガイド30dがボ
ルトパッド11と近接して位置決めされており、ブロー
アウトストップ30’の整合ガイド30d’がボルトパ
ッド11aと近接して位置決めされていることを示す。
【0019】図4のBは、シーリングリング66(図4
のC参照)の曲率半径とほぼ同じ曲率半径Rを備えた第
1湾曲面30a’’を持つ全体にU字形状のブローアウ
トストップ30’’の別の好ましい実施例を示す。ブロ
ーアウトストップ30’’は二つの側面30c’’及び
30b’’を有し、部分的にシーリングリング66’の
側部に沿って延びる。ブローアウトストップ30’’
は、ブローアウトストップ30と同様であるが、機械的
整合ガイド30dを備えていない。
【0020】図4のCは、環状シール66の外部上で周
方向に位置決めされたブローアウトストップ30’’を
示す、ブローアウトストップ30’’の部分斜視図であ
る。環状シール66は、変形例のブローアウトストップ
30’’を使用するという点で環状シール28と異な
る。図4のCに示す実施例では、使用者は、ブローアウ
トストップ30’’を連結部材の接合部と視角的に整合
する。同じブローアウトストップ30’’’をブローア
ウトストップ30’’の直径方向反対側に配置すること
により、一方のブローアウトストップを位置決めする
と、他方のブローアウトストップが正しい位置に自動的
に位置決めされる。
【0021】図4のDは、ブローアウトストップ3
0’’及び環状シール66を示す断面図であり、ブロー
アウトストップ30’’が環状シール66の外面に沿っ
て横方向及び半径方向の両方向で埋め込まれており、ブ
ローアウトストップ30’’の外面は、シール66の外
面と同延である。
【0022】図4のEは、互いに環状シール66上で対
角的に向き合って配置されたブローアウトストップ3
0’’及びブローアウトストップ30’’’の断面図で
ある。環状シール66は、環状シール28と同様であ
り、中央シーリング部材66c及び脚部66a及び66
bを含む。
【0023】図5及び図6を参照すると、図5は、環状
シーリング部材28内でのブローアウトストップ30及
び30’の対角位置決めを示す環状シーリング部材28
の一部断面図を示す。
【0024】図6は、シーリング部材から半径方向外方
に延びる整合ガイド30d及び30d’を示す断面図で
ある。三角形シーリング脚部28a及び28bは中央シ
ール28cから末広がりをなすように示してある。環状
シーリング脚部28a及び28bは、三角形シーリング
脚部の周縁が半径方向内方に中央シール28cを越えて
突出した凹状底部領域を持つように示してある。圧縮状
態では、脚部28a及び28bの周縁部が、異なるパイ
プの外面に対して密接し、この際、中央シールが二つの
パイプの接合端間の隙間を包囲し、シーリング脚部28
a及び28bと協働して二つのパイプを互いに対して圧
縮シールし、図1のBに示す流体密シールを形成する。
【0025】ブローアウトストップは、金属等の剛性材
料でできており、連結部材間の非支持領域を横切って周
方向に延びるようになっている。図3を参照すると、こ
の図には非支持領域が示してある。非支持領域は、連結
部材10又は連結部材10’のいずれによっても環状シ
ール28が支持されない領域である。非支持領域は、参
照符号「s」を附した幅を有する。非支持領域が存在す
る理由は、連結部材の周方向長さが全半円よりも僅かに
小さく、そのため連結部材の各々を互いに接合したと
き、内部開口部が完全な円を形成しないということであ
る。整合ガイド30及び整合ガイド30’が隙間を横切
って延びるようにブローアウトストップを配置すること
によって、ブローアウトストップは中央に位置決めさ
れ、環状シール28に圧力が加わったときに環状シール
28用の半径方向支持体を提供し、これにより、連結器
の環状シール28の耐圧性能を大幅に向上する。
【0026】図3は、パイプ13及び14の周囲の略半
分に亘って延びる連結部材10、及び同様にパイプ13
及び14の周囲の略半分に亘って延び且つ連結部材10
と噛み合うが参照符号「s」を附した上述の隙間を残す
連結部材10’を示す。図1のA及び図3に示す連結部
材10は、フランジ即ちボルトパッド11を一端に含
み、フランジ即ちボルトパッド11aを反対端に含み、
そのため、連結部材10を同じ連結部材10’と整合
し、二つのパイプを、パイプを端部と端部とを向き合わ
せた関係で、流体密シーリング状態に保持するための連
結器を提供できる。フランジ11をボルト穴26及び2
7が貫通している。同様に、フランジ11aをボルト穴
26a及び27aが貫通している。図3は、ボルト50
及び52を示す。
【0027】図1のAを参照すると、連結部材10の内
部には二組の半円筒形のパイプ整合面が配置されてい
る。これらの整合面のうちの第1の組は一方のパイプ用
であり、第2の組は他方のパイプ用であり、これらの整
合面の各々は互いに同軸に整合して配置されている。第
1の組は、第1円形パイプ整合面11f及び第2円形パ
イプ整合面21aを含み、これらの整合面の各々の曲率
半径は、接合されるべきパイプの外部と実質的に同じ曲
率半径を有する。第2の組は、第1円形パイプ整合面1
1e及び第2円形パイプ整合面20aを含み、これらの
整合面の各々の曲率半径もまた、パイプの外部と実質的
に同じ曲率半径を有する。これらの整合面の各々が互い
に同軸に整合した状態で位置決めされるため、パイプ
は、同軸に整合した状態に保持される。例えば、パイプ
14が二つの整合面21a及び11fと係合することに
より、パイプ14は第1軸線と整合した状態に維持さ
れ、パイプ13が二つの整合面11e及び20aと係合
することにより、パイプ13は第2軸線と整合した状態
に維持され、そして全ての整合面が互いに同軸に整合し
ているため、パイプ13及び14は互いに同軸に整合し
た状態に維持される。かくして、シーリング状態(二つ
の連結部材を図3に示すように互いに合わせた状態)で
は、パイプ整合面11e及び20aがパイプ表面13a
と係合し、同様にパイプ整合面11f及び21aがパイ
プ表面14aと係合し、パイプ13及び14を互いに同
軸に整合した状態に保持する。
【0028】パイプ14の外面14aには、ウェルドメ
ント(weldment)15aによってパイプ14に
固定された剛性環状カラー15が配置されている。ウェ
ルドメント15aは、パイプ14の接合端14bに面す
るカラー15の側部に位置決めされている。同様に、外
面13aには、ウェルドメント12aによってパイプ1
3に固定された剛性環状カラー12が配置されている。
ウェルドメント12aは、パイプ13の接合端13bに
面する。カラー12及びカラー15をパイプの外部に固
定するけれども、これらはパイプ上に表面破壊係合を提
供しない。即ち、カラー12又は15のウェルドメント
は、実際にパイプの強度に寄与でき、パイプに環状溝を
形成することによって、又は歯をパイプに食い込ませる
ことによって生じるようにパイプを弱めることがない。
かくして、本発明によれば、薄壁パイプでも連結でき、
場合によっては薄壁パイプをカラー12及び15によっ
て強化できる。
【0029】図1のAは、パイプ13及び14を端部と
端部とを向き合わせた関係で連結し且つシールする前の
予備連結状態で連結部材10を示す。図1のAに示す状
態では、環状シーリング部材28は、連結部材10のト
ラフ19b内で弛緩した状態で示してある。弛緩状態で
は、三角形形状の環状脚部28a及び28bは、中央環
状シール28cから遠ざかる方向に末広がりになった状
態で示してある。
【0030】図1のAと同様の図1のBを参照する。図
1のBは、連結部材10が連結状態で示してあり、即ち
シーリング部材28が環状トラフ19内で押し縮められ
ていて末広がりの脚部28a及び28bが中央環状シー
ル28cと圧縮係合されていること以外は図1のAと同
様である。この状態では、パイプ端部13b及び14b
は、流体又は粒子がパイプ13及び14の端部から漏出
できないようにシールされている。連結状態では、パイ
プの半周の長さに僅かに足りない長さに亘って各々延び
る二つの連結部材10及び10’’(図3参照)を、ボ
ルトパッド11及び11a(図3参照)を通って延びる
ボルトによって、互いに向かって押圧する。しかしなが
ら、連結部材の各々の長さがパイプの半周の長さにほん
の僅かに足りないため、図3に参照符号「s」で示す隙
間が二つの連結部材のボルトパッドを離間する。高圧状
態では、隙間は環状シール28に非支持領域を形成す
る。ブローアウトストップを、環状シーリング部材28
に、このブローアウトストップが隙間を横切って延びる
ように配置することにより、シーリング部材28が破れ
る恐れなしに高圧流体を取り扱うことができる。
【0031】図1のAは、連結部材10が、カラー12
を越えて軸線方向外方に延びる第1半周脚部20を含む
ことが示してある。この脚部20は、カラー12の係合
面12b用のカラー係合面22を有する。同様に、連結
部材10は、カラー15を越えて軸線方向外方に延びる
第2半周脚部21を含む。この脚部21は、カラー15
の係合面15b用のカラー係合面23を有する。図1の
Aに示す位置では、脚部20のカラー係合面22がカラ
ー表面12bと係合し、脚部20のカラー係合面23が
カラー表面15bの面と係合し、パイプ13及び14を
端部と端部とを向き合わせた状態に保持する。即ち、パ
イプ13及び14は図示のように僅かな隙間を置いて離
間されているのがよいが、これらのパイプ13及び14
の各々は、パイプ13及び14にしっかりと固定された
カラー12及び15と夫々係合した脚部20及び21に
よって、互いから軸線方向に離間されないようになって
いる。連結部材10が、脚部20及び21が固定位置に
位置決めされた剛体であるため、図1のAに示すユニバ
ーサル連結器は一対の連結部材10及び10’(図3参
照)を使用してパイプ13及び14を端部と端部とを向
き合わせた関係に保持する。この際、保持カラー12及
び15はパイプの一体性を損なわない。これは、これら
の保持カラー12及び15がパイプ13及び14の噛み
合い係合部を形成することも各パイプに環状凹所を設け
ることも必要としないためである。
【0032】カラー15の取り付け方法を例示するた
め、パイプ14の端部の周囲に位置決めされた三つのカ
ラー整合ガイド70、70’、及び70’’を示す図9
を参照されたい。これらのカラー整合ガイドの各々は、
カラー15をパイプ14の接合端から離間された位置に
保持する。カラー15を整合ガイド70、70’、及び
70’’によって所定位置に保持した状態で、ウェルド
メント15aをカラー15及びパイプ14に固定し、カ
ラー15を軸線方向ストップに形成できる。パイプ14
が金属製である場合には、ガス溶接又はアーク溶接等を
使用する溶接手順でウェルドメントをパイプに溶接でき
る。溶接は、パイプの外部に亘って部分的に行ってもよ
いし、パイプの全周に亘って行ってもよい。所望であれ
ば、適当な接着剤を使用してカラー15を所定位置に固
定できる。同様に、パイプがプラスチック製である場合
には、カラー15は、接着剤ウェルドメントによって固
定できる。かくして、カラーをパイプに固定する方法に
は、パイプの材料の種類、及びパイプが耐える必要があ
る条件に応じて、様々な技術が含まれるということは理
解されよう。外方に突出するウェルドメントを使用する
場合、カラーと係合する連結部材の脚部と干渉しないよ
うにウェルドメントをパイプの接合端の方に配置できる
ということを指摘しなければならない。
【0033】かくして、本発明では、パイプに溝を切っ
た場合に生じるような強度低下をパイプに生ぜずに端部
と端部とを向き合わせた連結部を形成できる。同様に、
連結器10によって加えられる圧力がパイプ13及び1
4の周囲に亘って均等に分配されるため、一対のパイプ
を端部と端部とを向き合わせた関係で保持するため、パ
イプの外部と噛み合い係合する歯によりパイプに及ぼさ
れる局所的な圧縮噛み合い圧力が減少し、これらが破れ
ることがない。
【0034】かくして、一つの特徴では、本発明は、第
1周囲パイプ整合面11e及び第2周囲パイプ整合面1
1f、軸線方向位置を維持するための第1カラー係合脚
部20及び第2カラー係合脚部21、及びシーリングト
ラフ19を備えた第1連結部材10を含む。この連結部
材と隣接して連結部材10’が位置決めされる。この連
結部材10’もまた、同じ第1周囲パイプ整合面、同じ
第2周囲パイプ整合面、軸線方向位置を維持するための
同じ第1カラー係合脚部及び同じ第2カラー係合脚部、
及び同じシーリングトラフを有する。シーリングトラフ
内には弾性環状シール28が配置される。この環状シー
ルは、弛緩状態では、シーリングトラフが形成する凹所
よりも大きく、そのため第1及び第2の連結部材10、
10’を互いに引き付けたとき、環状シールが圧縮さ
れ、第1パイプ13の接合端13b及び第1パイプ14
の接合端14bの周囲に流体密シールを形成し、これに
よりその周囲に流体密シールを形成すると同時に連結部
材10、10’が協働し、軸線方向位置を維持する。
【0035】図7及び図8は、第1部材71及び第2部
材72を含む連結器カラー整合ガイド70を示す。前記
部材71及び72が、通常は、互いに向かって閉鎖して
これらの部材72及び71をパイプ表面14aと近接し
て保持するように、第1部材71は、第2部材72に弾
性的に連結されている。連結器カラー整合ガイド70
は、この連結器カラー整合ガイドがカラー15をパイプ
14の端部14bから所定距離のところに維持できるよ
うに連結器カラー整合ガイド70に配置されたカラー整
合凹所79を更に含む。
【0036】図7、図8、図9、及び図1のAを参照す
ると、第1パイプを第2パイプに端部と端部とを向き合
わせた関係で接合する方法は、 1.第1カラー12を第1パイプの接合端と近接した所
定距離のところに配置する工程、 2.第2カラー15を第2パイプの接合端と近接した所
定距離のところに配置する工程、 3.弾性環状シール28を第1パイプの接合端及び第2
パイプの接合端に被せる工程、 4.第1連結部材10を第1パイプ及び弾性環状シール
28の周囲に配置する工程、 5.第2連結部材10’を第2パイプ14及び弾性環状
シール28の周囲に、及び第2カラー15及び第1カラ
ー12上に配置する工程、及び 6.第1連結部材10を第2連結部材10’に向かって
押し縮め、弾性環状シール28を接合端13b、14b
の周囲に流体密シールさせ、この際、第1及び第2の連
結部材10、10’が第1パイプ13及び第2パイプ1
4を押圧し、互いに同軸に整合させる工程を含む。
【0037】図10を参照すると、低圧連結に適した変
形例の二部品ユニバーサル連結器に参照番号10が附し
てある。この連結器10は、剛性保持カラーの代わり
に、第1弾性グリップ保持カラー又はリング60及び第
2弾性グリップ保持カラー又はリング61を有する。連
結器10は、一部がパイプ13上に位置決めされ、パイ
プ13に流体密シーリング構成をなして接合されるべき
パイプ14上に一部が位置決めされる。図1のAに示す
連結器10は、パイプ13及び14に設けられた剛性カ
ラー12及び15を使用するが、図10に示す連結器1
0は、弾性摩擦グリップカラー60及び61を使用す
る。これらのカラー60及び61は、押し縮められてパ
イプの端部と摩擦係合し、これらのパイプが互いから軸
線方向に離間しないように横方向に拘束する。
【0038】図11は、一対の同じ摩擦弾性摩擦グリッ
プリング又はカラー60及び61を示す。グリップカラ
ー61は、パイプ13又は14の外径とほぼ同じか或い
は僅かに小さい内径D1 を有し、その結果、グリップカ
ラー61はパイプ13の外部と摩擦係合する。同様に、
グリップカラー60は、パイプ13又は14の外径とほ
ぼ同じか或いは僅かに小さい内径D1 を有し、その結
果、グリップカラー60はパイプ14の外部と摩擦係合
する。グリップカラー61の外径D2 は、延長脚部20
とパイプ12の外面との間に形成される凹所よりも大き
く、そのため、連結器10及びこれと対応する部品をパ
イプ13の端部の周囲で圧縮したとき、グリップカラー
61が圧縮され、パイプ13と摩擦係合し、これによっ
て、パイプ13に沿って横方向に移動しないようにす
る。
【0039】図12は、パイプ14及び13の夫々での
環状グリップカラー60及び61の位置を示す。環状グ
リップカラー60及び61を適正に離間するため、図7
及び図8に示す整合ガイドを使用できる。この実施例で
は、グリップカラー60及び61をパイプ13及び14
に固定する必要がない。これは、リングとパイプの表面
との間の摩擦力を使用して連結器をパイプに固定するた
めである。
【0040】図12を参照すると、連結器11をパイプ
14に連結する前に第1環状弾性グリップカラー60を
パイプ14に沿って摺動させることによって、カラー6
0をパイプ14の周囲に配置する。グリップカラー60
は、軸線方向脚部21とパイプ14の外面との間に形成
された環状トラフ23の内部形状とぴったりと適合した
外形を有する。環状トラフ23及びグリップカラー60
の形状をぴったりと適合させる理由は、グリップカラー
60をパイプ14に対して圧縮することによって、グリ
ップカラー60をパイプ14と高度に摩擦係合させるた
めである。同様に、外面13aには、連結器11aをパ
イプ13上に配置する前にカラー61をパイプ13上に
配置することによってパイプ13に固定された環状弾性
グリップカラー61が配置されている。同様に、グリッ
プカラー61は、軸線方向脚部20とパイプ13の外面
との間に形成された環状トラフ22の内部形状とぴった
りと適合した外形を有する。グリップカラー60及び6
1は、摩擦特性を持つゴム等の弾性材料から製造され
る。本発明では、ゴム等の材料でできたグリップカラー
は、変位に対して横方向弾性抵抗を提供し、連結器70
をパイプ13及び14上に保持するのを補助する。
【0041】図10を参照すると、連結部材10は、シ
ーリング部材66が環状トラフ19内で押し縮められた
連結状態で示してある。シーリング部材66は、末広が
りの脚部66a及び66bを押し縮め、中央環状シール
66cと係合させることにより漏れを阻止する。この状
態では、パイプ端部13b及び14bはシールされてお
り、流体又は粒子がパイプ13及び14の端部から漏出
できない。連結状態では、パイプの約半周に亘って延び
る二つの連結部材の各々を、ボルトパッド11及び11
aに通したボルトによって互いに向かって合わせるとい
うことは理解されるべきである。
【0042】環状シーリング部材66には、第1ブロー
アウトストップ30’’及び第2ブローアウトストップ
30’’’が配置される。これらのブローアウトストッ
プ30’’及び30’’’は、図10の低圧連結器と関
連して示してあるけれども、特定の状態では、パッド内
部の圧力が非支持シーリング部材を破るには不十分であ
るため、ブローアウトストップを必要としない。
【0043】図10の連結器の作動では、パイプと連結
部材との係合は、図1のAに示す連結器10の係合と同
じである。即ち、対応する連結器(図示せず)を、パイ
プ連結器10のフランジに配置されたボルト開口部に通
したボルトによって、連結器10に向かって移動するの
である。連結器を互いに向かって移動することにより環
状シーリング部材66を押し縮め、流体密シールを提供
する。更に、連結器10の円筒形整合面11e、11
g、20a及び21aによって、パイプ13及び14の
端部を軸線方向で整合させる。パイプ13をパイプ14
に関して軸線方向で拘束するため、グリップカラー60
及び61を押し縮める。即ち、延長脚部21がグリップ
カラー60をパイプ14の外面に対して押し縮め、延長
脚部20がグリップカラー61をパイプ13の外面に対
して押し縮める。ゴム等の摩擦材料を使用することによ
り、半径方向に圧縮すると、パイプ13及び14が横方
向で高度に摩擦係合し、かくしてパイプの離間に抵抗す
る。
【0044】かくして、一つの特徴では、低圧条件で連
結器を使用することによって二つのパイプを連結するプ
ロセスは、ボルト等を使用して連結器を互いに圧縮する
という点で、高圧条件で連結器10及び10’を使用す
ることによって二つのパイプ連結するためのプロセスと
同じである。図1のAに示すパイプに固定する必要があ
る剛性環状カラー12及び15を使用する代わりに、図
10の実施例は、摩擦グリップカラー60及び61を使
用する。ひとたび連結器がパイプの周囲で互いに整合さ
れ且つ締め付けられると、締め付け作用により環状弾性
摩擦グリップカラー60及び61がパイプに対して押し
縮められ、パイプ13及び14に沿った横方向変位に対
して摩擦抵抗を発生する。
【0045】図10乃至図12を参照すると、低圧シー
ルを用いて第1パイプを第2パイプに端部と端部とを向
き合わせた関係で接合する方法は、 1.第1弾性グリップカラー61を第1パイプの接合端
から所定距離のところに配置する工程、 2.第2弾性グリップカラー60を第2パイプの接合端
から所定距離のところに配置する工程、 3.弾性環状シール66を第1パイプの接合端及び第2
パイプの接合端に被せる工程、 4.第1連結部材10を第1パイプ13及び弾性環状シ
ール66の周囲に配置する工程、 5.第2連結部材を第2パイプ14及び弾性環状シール
66の周囲に、及び第2シーリングカラー60及び第1
シーリングカラー61上に配置する工程、及び 6.第1連結部材10を第2連結部材に向かって押し縮
めることによって弾性環状シール66を押圧し、接合端
13b及び14bの周囲で流体密シールを形成すると同
時に、第1及び第2の連結部材により第1パイプ13及
び第2パイプ14を互いに同軸に整合させる工程を含
む。延長脚部20及び21の半径方向内方への圧縮によ
り弾性グリップリング60及び61を押し縮め、パイプ
14のパイプ13に関する軸線方向変位に対して大きな
摩擦抵抗を発生する。
【0046】図13乃至図15は、二部品保持カラー8
0を持つユニバーサル連結器の連結部材10を示す。二
部品保持カラー80は、半周脚部20が形成する環状凹
所内に弾性カラー82によって弾性的に支持された半径
方向に収縮性の第1半円形部材81、及び半周脚部21
が形成する環状凹所内に弾性カラー85によって弾性的
に支持された半径方向に収縮性の第2半円形部材84を
含む。脚部20及び21の内部の半径は、R3 で示され
る。図13に示す実施例では、保持カラー81は、パイ
プ13に対して垂直方向な平面内に支持され、保持カラ
ーの一方の面が脚部20に向かって配置され、他方の面
が弾性部材82によって横方向に支持される。これによ
り外周縁81aは脚部20の内周面20cと接触した状
態に置かれる。
【0047】半径方向に収縮性の部材81及び84を含
むカラーの関係を理解するため、図14を参照しなけれ
ばならない。図14は、第1半円形部材81a及び81
a’を含む半径方向に収縮性の部材81の正面図を示
す。半径方向に収縮性の半円形部材81a及び81a’
の各々には、連結器をパイプと係合させるときにこれら
の部材81a及び81a’が半径方向に収縮できるよう
にする半径方向逃がし81cが設けられている。即ち、
部材81a及び81a’に形成された細長い逃がし81
cは、部材81a及び81a’の他の部分よりも弱い周
囲ブリッジ81gによって支持された円弧状区分を形成
する。従って、力矢印Fで示す半径方向内方への圧縮力
により、円弧状区分を半径方向内方に変形させることに
より、内側縁部81eをパイプの外部と係合させる。図
14に示す実施例では、パイプの外面と半径方向で係合
するため、歯を備えていない円形の内面81bが設けら
れている。半径方向距離R1 は、中央から内側縁部81
eまでの距離であり、半径方向距離R2 は、中央から外
側縁部81fまでの距離である。フランジを連結器10
上で締め付けることによって半径方向距離R3 が減少す
るに従って、半径方向距離R1 が減少し、部材81a及
び81a’がパイプの外面と係合し、横方向変位を阻止
する。この構成は、部分的には、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニル等の材料でできたプラスチックパイプに適して
いる。これは、内側縁部がパイプの外面と収縮性を以て
係合し、パイプを連結器内に維持するためである。
【0048】図14は、歯を備えていない収縮性保持カ
ラーの正面図を示すが、図15は、半径方向歯88を持
つ第1半円形部材89a及び半径方向歯88を持つ第2
半円形部材89a’を備えた収縮性保持カラー89の正
面図を示す。半径方向に収縮性の保持カラー89は、半
径方向歯88が設けられていることを除くと、半径方向
に収縮性の81と同じである。歯88を使用することに
よって、様々な材料及び様々な圧力でカラーを使用でき
る。即ち、収縮性保持カラー89を半径方向に収縮する
ことによって、歯88をパイプの表面に食い込ませてこ
れと係合させる。収縮性保持カラー89は、滑り易い外
面を持つパイプ表面について特に適しており、これによ
ってプラスチックパイプで使用するのに適したものとな
っている。
【0049】かくして、連結器10は、図1のAに示す
しっかりと固定されたカラー12、図10に示す弾性圧
縮可能なカラー61等の摩擦係合可能なカラー、図14
に示す半径方向に収縮性のカラー81、又は図15に示
す半径方向に収縮性のカラー89とともに使用できる。
パイプの材料又は作動圧力範囲に従って保持カラーを選
択することによって、様々な種類のパイプ並びに様々な
圧力条件を含む様々な連結条件で本発明のユニバーサル
連結器を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1のAは、二つのパイプ及び末広状態のシー
リング脚部を持つシーリング部材上に位置決めした二部
品ユニバーサル連結器の一方の部品、及び各パイプにし
っかりと固定した保持カラーを示す断面図であり、図1
のBは、連結器をパイプに押し付けてシーリング部材を
シーリング位置に置いた、図1のAの断面図である。
【図2】二つのパイプに接合された連結器の平面図であ
る。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図4のAは、ブローアウトストップの斜視図で
あり、図4のBは、ブローアウトストップの変形例の斜
視図であり、図4のCは、環状シールでの図4のBのブ
ローアウトストップの部分斜視図であり、図4のDは、
図4のBのブローアウトストップを備えたシーリング部
材の断面図であり、図4のEは、図4のBのブローアウ
トストップを備えたシーリング部材の断面図である。
【図5】シーリング部材での図4のBのブローアウトス
トップの位置を明らかにする、環状シーリング部材の部
分断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った断面図である。
【図7】別のパイプに接合されるべきパイプ上で環状保
持カラーを正確に位置決めするための連結器カラー整合
ガイドの概略図である。
【図8】パイプに取り付けられた図7の連結器カラー整
合ガイドを示す、部分断面図である。
【図9】環状保持カラーを保持するためにパイプの端部
に取り付けられた三つの連結器カラー整合ガイドを、環
状カラーを所定位置に保持するために環状カラー及びパ
イプに対して形成した一連のウェルドメントとともに示
す、パイプの端面図である。
【図10】シーリング位置にあるシーリング部材上に位
置決めした二部品連結器の変形例の断面図である。
【図11】図10の連結器で使用するための弾性環状保
持カラーの斜視図である。
【図12】二つのパイプに装着した図11の弾性環状保
持カラーの概略図である。
【図13】二つのパイプ、及び図1のAの二部品ユニバ
ーサル連結器の一方の部品を、弾性カラーによって支持
された収縮性保持カラーとともに示す断面図である。
【図14】歯を持たない収縮性保持カラーの正面図であ
る。
【図15】半径方向歯を持つ収縮性保持カラーの正面図
である。
【符号の説明】
10 連結部材 13、14 パイプ 13a、14a 外面 13b、14b 接合端 19 トラフ 28 弾性環状シーリングリング 28a、28b 環状脚部 28c 中央環状シール 30 ブローアウトストップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H015 DA02 3J040 AA01 AA11 EA02 FA05

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非表面破壊パイプ連結器において、 第1パイプの接合端に前記第1パイプの円筒形表面を破
    壊せずに固定するための第1カラー、 第2パイプの接合端に前記第2パイプの円筒形表面を破
    壊せずに固定するための第2カラー、 パイプ整合面及びカラー係合脚部を持ち、シーリングト
    ラフが形成された第1連結部材、 パイプ整合面及びカラー係合脚部を持ち、シーリングト
    ラフが形成された第2連結部材、及び中央シール及びこ
    の中央シールの各側に設けられた横脚部を有し、前記第
    1及び第2の連結部材の前記シーリングトラフが形成す
    る凹所よりも大きく、前記第1及び第2の連結部材を互
    いに向かって引っ張ったときに押し縮められて前記第1
    パイプの前記接合端及び前記第2パイプの前記接合端の
    周囲に流体密シールを形成し、これにより、前記第1カ
    ラー係合脚部が前記第1カラーによって軸線方向に変位
    しないように拘束され且つ前記第2カラー係合脚部が前
    記第1部材の前記第2カラーによって軸線方向に変位し
    ないように拘束された状態で周囲に流体密シールを形成
    し、これにより第1パイプ及び第2パイプの軸線方向位
    置を維持する、弾性環状シールを含む、連結器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の連結器において、前記
    弾性環状シールは、前記弾性環状シールの高圧強化を行
    うため、少なくとも一つのブローアウトストップを含
    む、連結器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の連結器において、前記
    弾性環状シールの前記横脚部は全体に三角形形状であ
    る、連結器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の連結器において、前記
    連結部材パイプ整合面の各々の曲率半径は、前記第2パ
    イプに端部と端部とを向き合わせた関係で接合されるべ
    き第1パイプの曲率半径とほぼ同じである、連結器。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の連結器において、前記
    連結部材の各々にフランジが設けられている、連結器。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の連結器において、少な
    くとも二つのボルトが前記連結部材の前記フランジの各
    々を通って延びている、連結器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の連結器において、前記
    連結部材の各々は、前記第1パイプの半周に僅かに満た
    ない長さに亘って周方向に延びており、前記連結部材が
    連結状態にあるとき、前記連結部材間に隙間を形成す
    る、連結器。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の連結器において、前記
    第1カラーは、前記第1カラーを前記第1カラー係合脚
    部で押し縮めることによって前記第1パイプに摩擦によ
    って固定されており、前記第2カラーは、前記第2カラ
    ーを前記第2カラー係合脚部で押し縮めることによって
    前記第2パイプに摩擦によって固定されている、連結
    器。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の連結器において、前記
    第1カラーは第1パイプにしっかりと固定されており、
    前記第2カラーは第2パイプにしっかりと固定されてい
    る、連結器。
  10. 【請求項10】 第1パイプを第2パイプに端部と端部
    とを向き合わせた関係でパイプの一体性を損なうことな
    く接合する方法において、 第1カラーを非表面破壊状態で第1パイプの接合端近く
    で所定距離のところに配置する工程、 第2カラーを非表面破壊状態で第2パイプの接合端近く
    で所定距離のところに配置する工程、 弾性環状シールを第1パイプの接合端及び第2パイプの
    接合端上に配置する工程、 第1連結部材を前記第1パイプ及び前記弾性環状シール
    の周囲に配置する工程、 第2連結部材を前記第2パイプ及び前記弾性環状シール
    の周囲に及び前記第2カラー及び前記第1カラー上に配
    置する工程、及び前記第1連結部材を前記第2連結部材
    に向かって押し縮め、前記弾性環状シールにより前記接
    合端の周囲で流体密シールを形成し、前記第1及び第2
    の連結部材が前記第1及び第2のパイプを同時に押圧
    し、これらのパイプを互いに同軸に整合させる工程を含
    む、方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法において、連
    結カラー整合ガイドを使用し、前記第1カラーを前記第
    1パイプ上に位置決めする工程を含む、方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の方法において、少
    なくとも三つの連結カラー整合ガイドを使用し、前記第
    1カラーを前記第1パイプ上に位置決めする、方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の方法において、前
    記第1カラー及び前記第2カラーは前記第1パイプに溶
    接される、方法。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の方法において、前
    記第1カラー及び前記第2カラーは、前記第2パイプに
    摩擦で固定されている、方法。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載の方法において、一
    組のボルトを使用して前記第1連結部材を前記第2連結
    部材に向かって押し縮める、方法。
  16. 【請求項16】 連結器カラー整合ガイドにおいて、 第1部材、 前記第1部材が弾性的に連結された第2部材であって、
    前記第1及び第2の部材は、通常は互いに向かって閉鎖
    されて前記第1及び第2の部材をパイプ表面と近接して
    弾性的に保持する、第2部材、及び前記連結器カラー整
    合ガイドがカラーをパイプの端部から所定距離のところ
    に維持できるように前記カラー整合ガイドに配置された
    カラー整合凹所を含む、連結器カラー整合ガイド。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の連結器カラー整合
    ガイドにおいて、前記連結器カラー整合ガイドは、ポリ
    マープラスチック製である、連結器カラー整合ガイド。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の連結器カラー整合
    ガイドにおいて、前記連結器カラー整合ガイドを掴むた
    めのフィンガループを含む、連結器カラー整合ガイド。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の連結器カラー整合
    ガイドにおいて、前記連結器カラー整合ガイドをパイプ
    上に取り付けるのを容易にする傾斜面が前記部材の一方
    に設けられている、連結器カラー整合ガイド。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載の連結器カラー整合
    ガイドにおいて、前記連結器カラー整合ガイドは単一の
    材料部片を含む、連結器カラー整合ガイド。
  21. 【請求項21】 請求項16に記載の連結器カラー整合
    ガイドにおいて、前記部材の一方が接触頂部を含む、連
    結器カラー整合ガイド。
  22. 【請求項22】 請求項16に記載の連結器カラー整合
    ガイドにおいて、前記カラー整合凹所は四角形形状を有
    する、連結器カラー整合ガイド。
  23. 【請求項23】 パイプ連結器において、 第1周囲パイプ整合面及び第2周囲パイプ整合面を持つ
    第1連結部材であって、この第1連結部材の軸線方向位
    置を維持するための第1カラー係合脚部及び第2カラー
    係合脚部を有し、シーリングトラフを備えた第1連結部
    材、 第1周囲パイプ整合面及び第2周囲パイプ整合面を持つ
    第2連結部材であって、前記第1連結部材及び前記第2
    連結部材を合わせたとき、接合されるべき一組のパイプ
    を互いに同軸に整合させ、前記第2連結部材の軸線方向
    位置を維持するための第1カラー係合脚部及び第2カラ
    ー係合脚部を有し、シーリングトラフを備えた第2連結
    部材、及び弾性環状シールであって、前記第1連結部材
    の前記シーリングトラフ及び前記第2連結部材の前記シ
    ーリングトラフが形成する凹所よりも前記環状シールが
    大きい弛緩状態を有し、そのため、前記第1及び第2の
    連結部材を互いに引き付けたときに前記弾性環状シール
    が圧縮されて流体密シールを形成し、この際、前記カラ
    ー係合脚部が前記第1連結部材及び前記第2連結部材の
    軸線方向位置を維持する、弾性環状シールを含む、パイ
    プ連結器。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載のパイプ連結器にお
    いて、第1パイプと非破壊的方法で摩擦係合するための
    第1カラー、及び第2パイプと非破壊的方法で摩擦係合
    するための第2カラーを含む、パイプ連結器。
  25. 【請求項25】 ユニバーサルパイプ連結器において、 第1周囲パイプ整合面を持つ第1連結部材であって、第
    1カラー係合脚部を有し、第2周囲パイプ整合面が設け
    られ、前記第2カラー係合脚部が保持カラートラフを形
    成する、第1連結部材、 第1周囲パイプ整合面を持つ第2連結部材であって、前
    記第1連結部材は第1カラー係合脚部を有し、第2周囲
    パイプ整合面が設けられ、前記第1連結部材及び前記第
    2連結部材の各々は、互いに同軸に整合して配置された
    幾何学的中央軸線を有し、前記第2連結部材は第1カラ
    ー係合脚部を有し、この第2カラー係合脚部が保持カラ
    ートラフを形成する、第2連結部材、 第1保持カラーであって、前記第1カラー係合脚部の半
    径方向変位によって前記第1保持カラーに加えられた摩
    擦係合により第1パイプに固定できる第1保持カラー、 第2保持カラーであって、前記第2カラー係合脚部の半
    径方向変位によって前記第2保持カラーに加えられた摩
    擦係合により第2パイプに固定でき、その結果、前記第
    1連結部材及び前記第2連結部材が前記第1パイプ及び
    前記第2パイプを端部と端部とを向き合わせて整合した
    関係で保持できる第2保持カラー、及び前記第1パイプ
    及び前記第2パイプの接合部に亘って延び、流体が前記
    接合部を通って漏出しないようにする周囲シールを含
    む、ユニバーサルパイプ連結器。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載のユニバーサルパイ
    プ連結器において、前記第1保持カラーは歯を含む、ユ
    ニバーサルパイプ連結器。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載のユニバーサルパイ
    プ連結器において、前記第1保持カラーは、前記第2保
    持カラーと異なる、ユニバーサルパイプ連結器。
  28. 【請求項28】 請求項25に記載のユニバーサルパイ
    プ連結器において、前記第1パイプは金属パイプであ
    り、前記第2パイプはポリマープラスチックである、ユ
    ニバーサルパイプ連結器。
  29. 【請求項29】 請求項25に記載のユニバーサルパイ
    プ連結器において、前記第1保持カラーは、前記第1保
    持カラーを半径方向力に応じて半径方向に収縮させる変
    形可能な周囲ブリッジを含む、ユニバーサルパイプ連結
    器。
  30. 【請求項30】 請求項25に記載のユニバーサルパイ
    プ連結器において、前記第1保持カラーは、半径方向に
    延びる歯を備えた内周縁を含む、ユニバーサルパイプ連
    結器。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載のユニバーサルパイ
    プ連結器において、前記第1保持カラーを前記第1脚部
    の前記トラフ内で半径方向に収縮可能な位置に保持する
    弾性部材を含む、ユニバーサルパイプ連結器。
  32. 【請求項32】 請求項25に記載のユニバーサルパイ
    プ連結器において、前記第1保持カラーは、実質的に半
    円形の二つの区分を含む、ユニバーサルパイプ連結器。
  33. 【請求項33】 請求項25に記載のユニバーサルパイ
    プ連結器において、前記第1連結部材の前記第2周囲整
    合面は、前記第2カラー係合脚部に配置されている、ユ
    ニバーサルパイプ連結器。
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