JP2002147507A - ブレーキパッド摩耗検出装置 - Google Patents

ブレーキパッド摩耗検出装置

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JP2002147507A
JP2002147507A JP2000339183A JP2000339183A JP2002147507A JP 2002147507 A JP2002147507 A JP 2002147507A JP 2000339183 A JP2000339183 A JP 2000339183A JP 2000339183 A JP2000339183 A JP 2000339183A JP 2002147507 A JP2002147507 A JP 2002147507A
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brake pad
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elastic locking
back plate
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Tadasuke Fujiwara
忠相 藤原
Yoshiyuki Mori
義幸 森
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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    • F16D66/02Apparatus for indicating wear
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキパッドの製造工程の煩雑化を招くこ
とがなく、また、ブレーキパッドの保管性や取り扱い性
にも優れたブレーキパッド摩耗検出装置を得る。 【解決手段】 裏板22に取り付けられるプローブケー
ス24が、裏板22への結合を果たす第1の弾性係止片
31と、プローブ26の位置決め固定を行う第2の弾性
係止片34とを備え、前記第1の弾性係止片31は、前
記プローブ26の未装着状態で前記裏板22に取り付け
た時に、離脱可能に裏板22に結合される仮係止状態と
なり、この仮係止状態でプローブ26が装着されると前
記第1の弾性係止片31の弾性変位が前記プローブ26
により規制されて裏板22から離脱不可の本係止状態と
なる。また、前記第2の弾性係止片34は、プローブ2
6との係合を外す弾性変位を生じさせるための解除操作
部34cを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブレーキパッド摩耗
検出装置に関し、詳述すると、裏板に取り付けられるプ
ローブケースと、このプローブケースに装着することに
よってライニングに対し所定位置に位置決め固定される
ブレーキパッド摩耗検出用のプローブとを備え、ライニ
ングの摩耗量が所定値に達した時にプローブの先端に回
転体が接触することで一定の摩耗検出信号を出力するブ
レーキパッド摩耗検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のブレーキ装置に装備され、ブレー
キパッドのライニングの摩耗量が所定値に達した時に一
定の摩耗検出信号を出力し、ライニングの摩耗量が限界
を超える以前にブレーキパッドの交換を促す警告出力を
行うようにしたブレーキパッド摩耗検出装置が、提案さ
れている。
【0003】図7乃至図9は、このようなブレーキパッ
ド摩耗検出装置の従来例を示したものである。ここに示
したブレーキパッド摩耗検出装置10は、実公昭58−
42665号公報に開示のもので、ブレーキパッド1の
ライニング3の裏面に固着装備された裏板4に取り付け
られるプローブケース6と、このプローブケース6に装
着することによってライニング3に対し所定位置に位置
決め固定される摩耗検出用のプローブ8とを備え、不図
示の回転体(ディスクロータ)との接触でライニング3
の摩耗量が所定値に達した時にプローブ8の先端8aに
回転体が接触することで一定の摩耗検出信号を出力す
る。
【0004】ブレーキパッド1は、回転体の表面に押し
付けられて所定の摩擦力を発生するライニング3と、ラ
イニング3の裏面側に固着装備されて車体側のサポート
への取付金具等として機能する金属板製の裏板4とから
構成されており、図示はしていないが、裏板4の両側部
に突出形成された耳部が車体側のサポートのパッドガイ
ド部に吊持されることで回転体に押圧可能に支持され
る。
【0005】従来のブレーキパッド摩耗検出装置10に
おけるプローブケース6は、図8に示すように、裏板4
に形成された取付穴4aに挿通可能な円筒部6aの先端
に取付穴4aよりも径の大きなフランジ部6bを形成す
ると共に、円筒部6aの中間部に内側に突出した弾性係
止片6cを装備した構成である。このプローブケース6
は、裏板4上にライニング3を積層状態に形成する前
に、円筒部6aを裏板4の表面側から取付穴4aに挿通
し、フランジ部6bを裏板4の表面に当接させた状態に
した後、その状態で裏板4の表面にライニング3を形成
することで、図7に示すようにフランジ部6bをライニ
ング3と裏板4とで挟持させて、裏板4に固定する。
【0006】プローブ8は、プローブケース6の円筒部
6aに挿入される円柱状の本体8bの基端側外周の対向
位置に、弾性係止片6cが係合する面取り部8cを形成
したもので、先端8aがライニング3の摩耗検出位置3
aに当接するまで本体8bをプローブケース6に挿入す
ると、図7に示すように弾性係止片6cが面取り部8c
に係合して、プローブケース6に固定された状態とな
る。なお、このプローブ8は、図7に示すようにプロー
ブケース6に係合させた状態で、プローブケース6に対
して相対回転させると、面取りされていない外周面によ
って弾性係止片6cが押し戻されて、弾性係止片6cと
面取り部8cとの係合が外れ、プローブケース6から抜
き出し可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来のブレーキパッド摩耗検出装置10では、プローブケ
ース6をブレーキパッド1の製造工程で裏板4に固定す
るため、ブレーキパッド1の製造工程に、プローブケー
ス6の位置決め機構等の組み込みが必要になり、ブレー
キパッド1の製造工程が煩雑化するという問題があっ
た。また、プローブケース6がブレーキパッド1に一体
化しているため、ブレーキパッドの交換時等に、プロー
ブケース6の再利用ができないという問題もあった。ま
た、ブレーキパッド1は、その裏面にプローブケース6
が突出した形態となっているため、ブレーキパッド1を
重ねて保管することができず、大きな保管スペースが必
要になると同時に、搬送時等にプローブケース6に他の
器物が当たってプローブケース6を破損する虞があり、
保管性や取り扱い性が悪いという問題もあった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ブレーキパッドの製造工程の煩雑化を招くことがな
く、また、裏板へのプローブケースの着脱が簡単にきる
ため、ブレーキパッドの交換時等にプローブケースを簡
単に使用済みのブレーキパッドから取り外して再利用す
ることができ、更には、ブレーキパッドの保管時や搬送
時には、ブレーキパッドからプローブケースを取り外し
た状態にしておくことで、多数個のブレーキパッドの重
ねた状態での保管や搬送が可能で、ブレーキパッドの保
管性や取り扱い性を向上させることができるブレーキパ
ッド摩耗検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るブレーキパッド摩耗検出装置は、裏板に
取り付けられるプローブケースと、このプローブケース
に装着してライニングに対し所定位置に位置決め固定さ
れるブレーキパッド摩耗検出用のプローブとを備え、前
記ライニングの摩耗量が所定値に達した時に摩耗検出信
号を出力するブレーキパッド摩耗検出装置において、前
記プローブケースが、前記裏板への結合を果たす第1の
弾性係止片と、前記プローブを位置決め固定する第2の
弾性係止片とを備え、前記第1の弾性係止片は、前記プ
ローブケースを前記プローブの未装着状態で前記裏板に
取り付けた時に弾性変位によって該裏板に結合する仮係
止状態となり、この仮係止状態で前記プローブが装着さ
れると前記第1の弾性係止片の弾性変位が該プローブに
より規制されて前記裏板から離脱不可の本係止状態とな
る構成からなり、且つ、前記第2の弾性係止片は、前記
プローブとの係合を外す解除操作部を有していることを
特徴とする。
【0010】そして、上記構成によれば、ブレーキパッ
ドに組み付けられたブレーキパッド摩耗検出装置は、プ
ローブケースの解除操作部の操作によって第2の弾性係
止片とプローブとの係合を外せば、プローブケースから
プローブを取り外すことができ、また、プローブを取り
外してプローブを未装着の状態にしたプローブケース
は、プローブケースと裏板との結合を行う第1の弾性係
止片が裏板との係合を解除可能にする仮係止状態となっ
て、裏板からプローブケースを離脱させることも簡単に
できる。即ち、上記構成のブレーキパッド摩耗検出装置
は、プローブケースがブレーキパッドに一体化されてお
らず、プローブケース及びプローブのブレーキパッドへ
の着脱が、適時、簡単に行える。従って、ブレーキパッ
ドの製造工程にプローブケースの取付工程を組み込む必
要がなく、また、保管時や搬送時にはブレーキパッドか
ら取り外した状態で管理することが可能になり、ブレー
キパッドの交換時等に使用済みのブレーキパッドからプ
ローブケースを外して再利用することも可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るブレーキパッ
ド摩耗検出装置の好適な実施の形態を図面に基づいて詳
細に説明する。図1乃至図6は本発明に係るブレーキパ
ッド摩耗検出装置の一実施の形態を示したもので、図1
は本発明の一実施の形態のブレーキパッド摩耗検出装置
の組立状態の縦断面図、図2は図1のII矢視図、図3は
図1のブレーキパッド摩耗検出装置のプローブケース単
体での裏板への組み付け状態を示す縦断面図、図4は図
3のIV矢視図、図5は図4のV矢視図、図6は図4のVI
矢視図である。
【0012】この一実施の形態のブレーキパッド摩耗検
出装置20は、ディスクブレーキ装置のブレーキパッド
に装備されるもので、ブレーキパッドのライニングの裏
面に固着装備された裏板22に取り付けられるプローブ
ケース24と、このプローブケース24に装着すること
によってライニングに対し所定位置に位置決め固定され
るブレーキパッド摩耗検出用のプローブ26とを備え、
ロータとの接触でブレーキパッドのライニングの摩耗量
が所定値に達した時に一定の摩耗検出信号を出力する。
【0013】本実施の形態の場合、プローブケース24
は、裏板22に貫通形成された四角形の取付穴22aに
挿入される4片の第1の弾性係止片31と、裏板22の
裏面(図では上面)22bに当接して第1の弾性係止片
31の取付穴22aへの挿入長を規制する2片の位置決
め片32と、プローブ26の位置決め固定を行う2片の
第2の弾性係止片34と、この第2の弾性係止片34と
共にプローブ26の挿入深さを規制し、同時に、取付穴
22aへの着脱時の把持部とする一対のハンドリング部
36とを、金属板のプレス成形によって一体形成した構
成である。
【0014】なお、本実施の形態の場合、裏板22にお
ける取付穴22aの装備位置は、車体側のサポートに裏
板22を吊持させるために裏板22の両側に装備された
耳部22cである。また、図示はしていないが、裏板2
2の表面(図2では、下面)上の耳部22cを含まない
領域に、ライニングが固着装備されている(即ち、ライ
ニングの裏面に、裏板22の表面が接合している)。
【0015】4片の第1の弾性係止片31は、プローブ
26を挿通させる角筒を形成するように、対向配置され
ている。そして、各第1の弾性係止片31は、図3及び
図4に示すように、取付穴22aの略軸線方向に沿って
延出する板ばね部31aの先端に、取付穴22aの出口
端縁に引っかかる係止爪31bを装備した構造で、係止
爪31bを取付穴22aの出口端縁に係合させて、位置
決め片32と係止爪31bとで裏板22を挟持状態にす
ることで、裏板22への結合を果たす。なお、本実施の
形態の場合、位置決め片32は、裏板22の裏面に押圧
されると反発力を発生する板ばね状である。
【0016】ハンドリング部36は、図4に示すよう
に、4片の第1の弾性係止片31が構成する角筒のほぼ
対角上に対向配置されている。プローブ26を未装着の
状態で、対向しているハンドリング部36相互が互いに
接近する方向に付勢して把持すると、ハンドリング部3
6相互と同方向に対向している一対の第1の弾性係止片
31相互が内方に撓んで、取付穴22aの挿抜時の操作
力を小さくすることができる。
【0017】以上の第1の弾性係止片31は、図3及び
図4に示すように、プローブ26が未装着の状態で裏板
22に取り付けた時には、第1の弾性係止片31による
裏板22との結合が解除可能な仮係止状態となる。この
仮係止状態では、一対のハンドリング部36を把持して
抜き方向(図4の矢印(イ)方向)に所定以上の力を加
えると、各第1の弾性係止片31が取付穴22aの出口
端縁との係合を解除する方向に弾性変位して、裏板22
から離脱可能になる。そして、裏板22に仮係止状態の
プローブケース24にプローブ26が装着されると、図
1及び図2に示すように、各第1の弾性係止片31の内
面にプローブ26の外周面が当接することで、各第1の
弾性係止片31の内方への弾性変位がプローブ26によ
り規制され、裏板22から離脱不可の本係止状態となる
【0018】各第2の弾性係止片34は、プローブ26
の外周面に沿う板ばね部34aに、プローブ26の外周
に突設された突起26aと係合することでプローブ26
を係止する係止穴34bを設けた構成で、突起26aと
係止穴34bとの係合によって、プローブ26の先端2
6bがライニング3の摩耗検出位置に位置決め固定され
る。本実施の形態の場合、各第2の弾性係止片34の先
端には、プローブ26との係合を外す弾性変位を生じさ
せるための解除操作部34cが一体形成されている。
【0019】以上のブレーキパッド摩耗検出装置20
は、図1及び図2に示すように、ブレーキパッドに組み
付けられた状態では、プローブケース24の解除操作部
34cの操作によって第2の弾性係止片34とプローブ
26の突起26aとの係合を外せば、プローブケース2
4からプローブ26を取り外すことができる。そして、
プローブ26を取り外してプローブ26を未装着の状態
にしたプローブケース24は、図3及び図4に示すよう
に、プローブケース24と裏板22との結合を行う第1
の弾性係止片31が裏板22との係合を解除可能な仮係
止状態となって、裏板22からプローブケース24を離
脱させることも簡単にできる。即ち、上記構成のブレー
キパッド摩耗検出装置20は、プローブケース24がブ
レーキパッドに一体化されておらず、プローブケース2
4及びプローブ26のブレーキパッドへの着脱が、適
時、簡単に行える。従って、ブレーキパッドの製造工程
にプローブケース24の取付工程を組み込む必要がな
く、プローブケース24の取り付けがブレーキパッドの
製造工程の煩雑化を招くことがない。
【0020】また、ブレーキパッドの裏板22へのプロ
ーブケース24の着脱が簡単にできるため、ブレーキパ
ッドの交換時等にプローブケース24を簡単に使用済み
のブレーキパッドから取り外して再利用することがで
き、資源の節約を図ることができる。更には、ブレーキ
パッドの保管時や搬送時には、ブレーキパッドからプロ
ーブケース24を取り外した状態にしておくことで、多
数個のブレーキパッドを重ねた状態にしての保管や搬送
が可能で、ブレーキパッドの保管性や取り扱い性を向上
させることができる。
【0021】なお、本実施の形態は、ディスクブレーキ
装置のブレーキパッドにブレーキパッド摩耗検出装置を
装備する場合であったが、本発明のブレーキパッド摩耗
検出装置は、ドラムブレーキ装置におけるブレーキシュ
ーの摩耗検出にも応用可能であることは、言うまでもな
い。また、本実施の形態の場合は、裏板22に装備され
る取付穴22aを四角形に設定すると共に、そこに嵌合
させるプローブケース24も、4片の第1の弾性係止片
31を角筒状に対向配置しているため、特別に回り止め
用の係合構造を装備しなくても、裏板22とプローブケ
ース24との間の相対回転を防止することができ、プロ
ーブケース24の取付向きが統一されるため、ブレーキ
パッド摩耗検出装置のブレーキパッドへの着脱操作を容
易にすることができる。
【0022】なお、以上の第1及び第2の弾性係止片の
装備数や具体的な係止構造等は、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で適宜に設計変更可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明のブレーキパッド摩耗検出装置に
よれば、ブレーキパッドに組み付けられた状態では、プ
ローブケースの解除操作部の操作によって第2の弾性係
止片とプローブとの係合を外せば、プローブケースから
プローブを取り外すことができ、プローブを取り外して
プローブを未装着の状態にしたプローブケースは、プロ
ーブケースと裏板との結合を行う第1の弾性係止片が裏
板との係合を解除可能な仮係止状態となって、裏板から
プローブケースを離脱させることも簡単にできる。即
ち、上記構成のブレーキパッド摩耗検出装置は、プロー
ブケースがブレーキパッドに一体化されておらず、プロ
ーブケース及びプローブのブレーキパッドへの着脱が、
適時、簡単に行える。従って、ブレーキパッドの製造工
程にプローブケースの取付工程を組み込む必要がなく、
プローブケースの取り付けがブレーキパッドの製造工程
の煩雑化を招くことがない。
【0024】また、ブレーキパッドの裏板へのプローブ
ケースの着脱が簡単にきるため、ブレーキパッドの交換
時等にプローブケースを簡単に使用済みのブレーキパッ
ドから取り外して再利用することができ、資源の節約を
図ることができる。更には、ブレーキパッドの保管時や
搬送時には、ブレーキパッドからプローブケースを取り
外した状態にしておくことで、ブレーキパッド相互を重
ねた状態での保管や搬送が可能で、ブレーキパッドの保
管性や取り扱い性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキパッド摩耗検出装置の一
実施の形態の組立状態の縦断面図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図1のブレーキパッド摩耗検出装置のプローブ
ケース単体での裏板への組み付け状態を示す縦断面図で
ある。
【図4】図3のIV矢視図である。
【図5】図4のV矢視図である。
【図6】図4のVI矢視図である。
【図7】従来のブレーキパッド摩耗検出装置の構造を示
す縦断面図である。
【図8】図7に示したプローブケースの斜視図である。
【図9】図7に示したプローブの斜視図である。
【符号の説明】
20 ブレーキパッド摩耗検出装置 22 裏板 22a 取付穴 22b 裏面 24 プローブケース 26 プローブ 31 第1の弾性係止片 31b 係止爪 32 位置決め片 34 第2の弾性係止片 34b 係止穴 34c 解除操作部 36 ハンドリング部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏板に取り付けられるプローブケース
    と、このプローブケースに装着してライニングに対し所
    定位置に位置決め固定されるブレーキパッド摩耗検出用
    のプローブとを備え、前記ライニングの摩耗量が所定値
    に達した時に摩耗検出信号を出力するブレーキパッド摩
    耗検出装置において、 前記プローブケースが、前記裏板への結合を果たす第1
    の弾性係止片と、前記プローブを位置決め固定する第2
    の弾性係止片とを備え、 前記第1の弾性係止片は、前記プローブケースを前記プ
    ローブの未装着状態で前記裏板に取り付けた時に弾性変
    位によって該裏板に結合する仮係止状態となり、この仮
    係止状態で前記プローブが装着されると前記第1の弾性
    係止片の弾性変位が該プローブにより規制されて前記裏
    板から離脱不可の本係止状態となる構成からなり、 且つ、前記第2の弾性係止片は、前記プローブとの係合
    を外す解除操作部を有していることを特徴とするブレー
    キパッド摩耗検出装置。
JP2000339183A 2000-11-07 2000-11-07 ブレーキパッド摩耗検出装置 Pending JP2002147507A (ja)

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